1.概観
部分的に、本開示は、TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドの細胞外ドメインおよびTGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの細胞外ドメインを含むヘテロ多量体の複合体、少なくとも2種の異なるTGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドの細胞外ドメインを含むヘテロ多量体の複合体、少なくとも2種の異なるTGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの細胞外ドメインを含むヘテロ多量体の複合体、このようなヘテロ多量体の複合体を作製する方法、ならびにそれらの使用に関する。本明細書で記載される通り、一部の実施形態では、ヘテロ多量体の複合体は、ALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6およびALK7から選択されるTGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドの細胞外ドメインを含み得る。同様に、一部の実施形態では、これらのヘテロ多量体の複合体は、ActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよびMISRIIから選択されるTGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの細胞外ドメインを含み得る。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、ホモ多量体の複合体の対応する試料と比べて、変更されたTGFβスーパーファミリーリガンド結合特異性/プロファイルを有する(例えば、ActRIIB:ActRIIBホモ二量体の複合体またはALK4:ALK4ホモ二量体の複合体と比較した、ActRIIB:ALK4ヘテロ二量体)。
TGF-βスーパーファミリーは、TGF-ベータ、アクチビン、nodal、骨形成タンパク質(BMP)、増殖分化因子(GDF)および抗ミュラー管ホルモン(AMH)を含む、30種を超える分泌因子で構成されている。例えば、Weissら(2013年)Developmental Biology、2巻(1号):47~63頁を参照されたい。脊椎動物および無脊椎動物の両方に見出されるこのスーパーファミリーのメンバーは、多様な組織で遍在性に発現され、発生段階最初期において、動物の生涯を通して機能する。実際に、TGF-βスーパーファミリータンパク質は、幹細胞自己再生、原腸形成、分化、器官形態形成および成体組織恒常性の重要なメディエーターである。この遍在性の活性と一貫して、異常なTGF-ベータスーパーファミリーシグナル伝達は、例えば、自己免疫性疾患、心血管疾患、線維症性疾患およびがんを含む、広範囲のヒト病理に関連する。
TGF-ベータスーパーファミリーのリガンドは、同じ二量体構造を共有し、その構造において、一方の単量体の中心3-1/2ターン・ヘリックスは、他方の単量体のベータ-ストランドによって形成される凹面表面に接して詰まっている。TGF-ベータファミリーメンバーの大部分は、分子間ジスルフィド結合によってさらに安定化される。このジスルフィド結合は、2個の他のジスルフィド結合によって形成される環を横切り、「システインノット」モチーフと呼ばれているものを生成する。例えば、Linら(2006年)Reproduction 132巻:179~190頁およびHinckら(2012年)FEBS Letters 586巻:1860~1870頁を参照されたい。
TGF-ベータスーパーファミリーシグナル伝達は、I型およびII型セリン/スレオニンキナーゼ受容体のヘテロマーの複合体によって媒介され、これは、リガンド刺激により下流のSMADタンパク質(例えば、SMADタンパク質1、2、3、5および8)をリン酸化および活性化する。例えば、Massague(2000年)Nat. Rev. Mol. Cell Biol.1巻:169~178頁を参照されたい。これらのI型およびII型受容体は、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメインおよび予測されるセリン/スレオニンキナーゼ特異性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。一般に、I型受容体は、細胞内シグナル伝達を媒介する一方、II型受容体は、TGF-ベータスーパーファミリーリガンドの結合に必要とされる。IおよびII型受容体は、リガンド結合後に安定した複合体を形成し、II型受容体によるI型受容体のリン酸化をもたらす。
TGF-ベータファミリーは、これが結合するI型受容体およびこれが活性化するSmadタンパク質に基づき、2つの系統発生上の分岐に分けることができる。1つは、より最近になって進化した分岐であり、これは、例えば、Smad2および3を活性化するI型受容体を介してシグナル伝達する、TGF-ベータ、アクチビン、GDF8、GDF9、GDF11、BMP3およびnodalを含む[Hinck(2012年)FEBS Letters 586巻:1860~1870頁]。他方の分岐は、スーパーファミリーのより遠縁のタンパク質を含み、例えば、Smad1、5および8を介してシグナル伝達する、BMP2、BMP4、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF1、GDF5、GDF6およびGDF7を含む。
TGF-ベータアイソフォームは、TGF-ベータスーパーファミリーの創設メンバーであり、そのうち、哺乳動物には、TGF-ベータ1、TGF-ベータ2およびTGF-ベータ3と命名される3種の公知アイソフォームが存在する。成熟した生物活性TGF-ベータリガンドは、ホモ二量体として機能し、主にI型受容体ALK5を介してシグナル伝達するが、その上、内皮細胞ではALK1を介してシグナル伝達することも判明した。例えば、Goumansら(2003年)Mol Cell 12巻(4号):817~828頁を参照されたい。TGF-ベータ1は、最も豊富な、遍在性に発現されるアイソフォームである。TGF-ベータ1は、創傷治癒において重要な役割を有することが公知であり、構成的に活性なTGF-ベータ1導入遺伝子を発現するマウスは、線維症を発症する。例えば、Clouthierら(1997年)J Clin. Invest.100巻(11号):2697~2713頁を参照されたい。TGF-ベータ1は、T細胞活性化およびT調節性細胞の維持にも関与する。例えば、Liら(2006年)Immunity 25巻(3号):455~471頁を参照されたい。TGF-ベータ2発現は、ヒト神経膠芽腫細胞において最初に記載されており、胚性神経系のニューロンおよび大グリア細胞において発生する。TGF-ベータ2は、Tリンパ球のインターロイキン-2依存性成長を抑制することが公知である。TGF-ベータ3は、ヒト横紋筋肉腫細胞株から最初に単離され、その後、肺腺癌および腎臓癌細胞株において見出された。TGF-ベータ3は、口蓋および肺形態形成に重要であることが公知である。例えば、Kubiczkovaら(2012年)Journal of Translational Medicine 10巻:183頁を参照されたい。
アクチビンは、TGF-ベータスーパーファミリーのメンバーであり、卵胞刺激ホルモンの分泌の調節因子として最初に発見されたが、その後、様々な生殖性および非生殖性の役割が特徴付けられた。2種の近縁のβサブユニットのホモ/ヘテロ二量体(それぞれβAβA、βBβBおよびβAβB)である、3種の主要アクチビン型(A、BおよびAB)が存在する。ヒトゲノムは、肝臓で主に発現されるアクチビンCおよびアクチビンEもコードし、βCまたはβEを含有するヘテロ二量体型も公知である。TGF-ベータスーパーファミリーにおいて、アクチビンは、卵巣および胎盤細胞におけるホルモン産生を刺激し、ニューロン細胞生存を支持し、細胞型に応じて細胞周期進行にプラスにまたはマイナスに影響を与え、少なくとも両生類胚における中胚葉分化を誘導することができる、特有かつ多機能性の因子である。例えば、DePaoloら(1991年)Proc Soc Ep Biol Med.198巻:500~512頁;Dysonら(1997年)Curr Biol.7巻:81~84頁;およびWoodruff(1998年)Biochem Pharmacol.55巻:953~963頁を参照されたい。いくつかの組織において、アクチビンシグナル伝達は、その関連するヘテロ二量体、インヒビンによって拮抗される。例えば、下垂体からの卵胞刺激ホルモン(FSH)分泌の調節において、アクチビンは、FSH合成および分泌を促進するが、インヒビンは、FSH合成および分泌を低減させる。アクチビン生物活性を調節するおよび/またはアクチビンに結合することができる他のタンパク質は、フォリスタチン(FS)、フォリスタチン関連タンパク質(FSRP;FLRGまたはFSTL3としても公知)およびα2-マクログロブリンを含む。
本明細書で記載される通り、「アクチビンA」に結合する薬剤は、単離されたβAサブユニットの文脈であるか、二量体の複合体(例えば、βAβAホモ二量体またはβAβBヘテロ二量体)としてであるかにかかわらず、βAサブユニットに特異的に結合する薬剤である。ヘテロ二量体複合体(例えば、βAβBヘテロ二量体)の場合、「アクチビンA」に結合する薬剤は、βAサブユニット内に存在するエピトープに特異的であるが、複合体の非βAサブユニット(例えば、複合体のβBサブユニット)内に存在するエピトープには結合しない。同様に、「アクチビンA」に拮抗(阻害)する本明細書で開示される薬剤は、単離されたβAサブユニットの文脈であるか、二量体の複合体(例えば、βAβAホモ二量体またはβAβBヘテロ二量体)としてであるかにかかわらず、βAサブユニットにより媒介される1つまたは複数の活性を阻害する薬剤である。βAβBヘテロ二量体の場合、「アクチビンA」を阻害する薬剤は、βAサブユニットの1つまたは複数の活性を特異的に阻害するが、複合体の非βAサブユニット(例えば、複合体のβBサブユニット)の活性は阻害しない薬剤である。この原理は、「アクチビンB」、「アクチビンC」および「アクチビンE」に結合するおよび/またはこれらを阻害する薬剤にも適用される。「アクチビンAB」、「アクチビンAC」、「アクチビンAE」、「アクチビンBC」または「アクチビンBE」に拮抗する本明細書で開示される薬剤は、βAサブユニットにより媒介される1つまたは複数の活性およびβBサブユニットにより媒介される1つまたは複数の活性を阻害する薬剤である。同じ原理が、「アクチビンAC」、「アクチビンAE」、「アクチビンBC」または「アクチビンBE」に結合するおよび/またはこれを阻害する薬剤に適用される。
Nodalタンパク質は、中胚葉および内胚葉誘導および形成、ならびにその後の、初期胚発生における心臓および胃などの軸構造の組織化における機能を有する。発生中の脊椎動物胚における背側組織が、脊索および脊索前板の軸構造に主に寄与する一方で、これが、周囲の細胞をリクルートして、非軸胚性構造を形成することが実証された。Nodalは、I型およびII型受容体の両方ならびにSMADタンパク質として公知の細胞内エフェクターを介してシグナル伝達すると思われる。研究は、ActRIIAおよびActRIIBが、nodalに対するII型受容体として機能するとの考えを支持する。例えば、Sakumaら(2002年)Genes Cells.2002年、7巻:401~12頁を参照されたい。Nodalリガンドが、その補因子(例えば、CriptoまたはCryptic)と相互作用して、SMAD2をリン酸化するアクチビンI型およびII型受容体を活性化することが示唆される。Nodalタンパク質は、中胚葉形成、前側パターン形成(anterior patterning)および左右軸特異化(left-right axis specification)を含む、初期脊椎動物胚に決定的な多くの事象に関係づけられる。実験的証拠は、nodalシグナル伝達が、アクチビンおよびTGF-ベータに特異的に応答することを以前に示したルシフェラーゼレポーターである、pAR3-Luxを活性化することを実証した。しかし、nodalは、骨形成タンパク質に特異的に応答性のレポーターである、pTlx2-Luxを誘導することができない。近年の結果は、nodalシグナル伝達が、TGF-ベータおよびアクチビンによるシグナル伝達も媒介するSMAD2およびSMAD3によって媒介されることの直接的な生化学的証拠を提供する。さらなる証拠は、細胞外タンパク質CriptoまたはCrypticが、nodalシグナル伝達に必要とされることを示し、これにより、nodalシグナル伝達は、アクチビンまたはTGF-ベータシグナル伝達と区別される。
BMPおよびGDFは共に、TGF-ベータスーパーファミリーの特徴的なフォールドを共有するシステインノットサイトカインのファミリーを形成する。例えば、Riderら(2010年)Biochem J.、429巻(1号):1~12頁を参照されたい。このファミリーは、例えば、BMP2、BMP4、BMP6、BMP7、BMP2a、BMP3、BMP3b(GDF10としても公知)、BMP4、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8、BMP8a、BMP8b、BMP9(GDF2としても公知)、BMP10、BMP11(GDF11としても公知)、BMP12(GDF7としても公知)、BMP13(GDF6としても公知)、BMP14(GDF5としても公知)、BMP15、GDF1、GDF3(VGR2としても公知)、GDF8(ミオスタチンとしても公知)、GDF9、GDF15およびデカペンタプレジックを含む。BMPにその名前を与えることになった骨形成を誘導する能力に加えて、BMP/GDFは、広範囲の組織の発生における形態形成活性を表示する。BMP/GDFホモおよびヘテロ二量体は、I型およびII型受容体二量体の組合せと相互作用して、複数の可能なシグナル伝達複合体を産生して、2つの競合するセットのSMAD転写因子の一方の活性化をもたらす。BMP/GDFは、高度に特異的かつ局在化した機能を有する。これらは、BMP/GDF発現の発生上の制限、および高いアフィニティーでサイトカインに結合するいくつかの特異的BMPアンタゴニストタンパク質の分泌によるものを含む、いくつかの仕方で調節される。不思議なことに、いくつかのこれらのアンタゴニストは、TGF-ベータスーパーファミリーリガンドに似ている。
増殖分化因子-8(GDF8)は、ミオスタチンとしても公知である。GDF8は、骨格筋量(skeletal muscle mass)の負の調節因子であり、発生中および成体の骨格筋において高度に発現される。トランスジェニックマウスにおけるGDF8ヌル変異は、骨格筋の著しい肥大および過形成を特徴とする。例えば、McPherronら、Nature (1997年)387巻:83~90頁を参照されたい。同様の骨格筋量増大は、ウシおよび際だったことにヒトにおけるGDF8の天然に存在する変異において明らかである。例えば、Ashmoreら(1974年)Growth、38巻:501~507頁;SwatlandおよびKieffer、J. Anim. Sci.(1994年)38巻:752~757頁;McPherronおよびLee、Proc. Natl. Acad. Sci. USA(1997年)94巻:12457~12461頁;Kambadurら、Genome Res.(1997年)7巻:910~915頁;ならびにSchuelkeら(2004年)N Engl J Med、350巻:2682~8頁を参照されたい。研究は、ヒトにおけるHIV感染に関連する筋消耗(muscle wasting)が、GDF8タンパク質発現の増大を伴うことも示した。例えば、Gonzalez-Cadavidら、PNAS(1998年)95巻:14938~43頁を参照されたい。加えて、GDF8は、筋肉特異的酵素(例えば、クレアチンキナーゼ)の産生をモジュレートし、筋芽細胞の細胞増殖をモジュレートすることができる。例えば、国際特許出願公開番号WO00/43781)を参照されたい。GDF8プロペプチドは、成熟GDF8ドメイン二量体に非共有結合により結合し、その生物学的活性を不活性化することができる。例えば、Miyazonoら(1988年)J. Biol. Chem.、263巻:6407~6415頁;Wakefieldら(1988年)J. Biol. Chem.、263巻;7646~7654頁;およびBrownら(1990年)Growth Factors、3巻:35~43頁を参照されたい。GDF8または構造的に関連するタンパク質に結合し、それらの生物学的活性を阻害する他のタンパク質は、フォリスタチンおよび潜在的に、フォリスタチン関連タンパク質を含む。例えば、Gamerら(1999年)Dev. Biol.、208巻:222~232頁を参照されたい。
BMP11としても公知のGDF11は、マウス発生の際に尾芽、肢芽、上顎および顎弓、ならびに後根神経節において発現される分泌タンパク質である。例えば、McPherronら(1999年)Nat. Genet.、22巻:260~264頁;およびNakashimaら(1999年)Mech. Dev.、80巻:185~189頁を参照されたい。GDF11は、中胚葉および神経組織の両方のパターン形成において特有の役割を果たす。例えば、Gamerら(1999年)Dev Biol.、208巻:222~32頁を参照されたい。GDF11は、発生中のニワトリ肢における軟骨形成および筋形成の負の調節因子であることが示された。例えば、Gamerら(2001年)Dev Biol.、229巻:407~20頁を参照されたい。筋肉におけるGDF11の発現も、GDF8と同様の仕方での筋肉成長の調節におけるその役割を示唆する。加えて、脳におけるGDF11の発現は、GDF11が、神経系の機能に関係する活性も保有し得ることを示唆する。興味深いことに、GDF11は、嗅上皮における神経発生を阻害することが判明した。例えば、Wuら(2003年)Neuron.、37巻:197~207頁を参照されたい。したがって、GDF11は、筋肉疾患および神経変性疾患(例えば、筋委縮性側索硬化症)など、疾患の処置におけるインビトロおよびインビボ適用を有し得る。
骨原性タンパク質-1(OP-1)とも呼ばれるBMP7は、軟骨および骨形成を誘導することが周知である。加えて、BMP7は、多様な生理的過程を調節する。例えば、BMP7は、上皮骨形成の現象の原因となる骨誘導性因子の場合もある。BMP7が、カルシウム調節および骨恒常性における役割を果たすことも判明する。アクチビンと同様に、BMP7は、II型受容体、ActRIIAおよびActRIIBに結合する。しかし、BMP7およびアクチビンは、ヘテロマー受容体複合体へと別個のI型受容体をリクルートする。観察された主要なBMP7 I型受容体は、ALK2であったが、アクチビンは、ALK4(ActRIIB)に排他的に結合した。BMP7およびアクチビンは、別個の生物学的応答を誘発し、異なるSMAD経路を活性化した。例えば、Macias-Silvaら(1998年)J Biol Chem. 273巻:25628~36頁を参照されたい。
ミュラー管阻害物質(MIS)としても公知の抗ミュラー管ホルモン(AMH)は、TGF-ベータファミリー糖タンパク質である。1つのAMH関連II型受容体が同定され、AMHRIIまたは代替的にMISRIIと命名された。AMHは、ヒト男性胚におけるミュラー管の退縮を誘導する。AMHは、生殖年齢の女性において発現され、サイクルまたは妊娠により上下しないが、卵母細胞の含量および質の両方が減少するにつれて漸減することが判明し、AMHが、卵巣生理学のバイオマーカーとして機能し得ることを示唆する。例えば、Zecら(2011年)Biochemia Medica 21巻(3号):219~30頁を参照されたい。
ACVRLK1として代替的に公知のACVRL1遺伝子の産物であるアクチビン受容体様キナーゼ-1(ALK1)は、その発現が内皮細胞に主に制限されるI型受容体である。例えば、OMIMエントリ601284を参照されたい。ALK1は、BMP9およびBMP10など、TGF-ベータファミリーリガンドの結合によって活性化され、ALK1シグナル伝達は、発生および病的な血管形成の両方の調節において決定的である。ALK1発現は、初期マウス発生における血管発生および血管新生の部位と重複し、ALK1ノックアウトマウスは、重篤な血管異常のために胎生期11.5日目前後で死ぬ(例えば、CunhaおよびPietras(2011年)Blood 117巻(26号):6999~7006頁を参照されたい)。ALK1発現は、肝星細胞および軟骨細胞など、他の細胞型においても記載された。その上、ALK1は、アクチビン受容体様キナーゼ-2(ALK2)と共に、間葉系幹細胞におけるBMP9誘導性骨原性シグナル伝達に重要であることが判明した。例えば、CunhaおよびPietras(2011年)Blood 117巻(26号):6999~7006頁を参照されたい。
ActRIAまたはACVRLK2として代替的に公知のACVR1遺伝子の産物であるALK2は、アクチビンおよびBMPに結合することが示されたI型受容体である。ALK2ノックアウトマウスは、原腸形成の直後に死ぬため、ALK2は、胚発生に決定的である。例えば、Mishinaら(1999年)Dev Biol.213巻:314~326頁およびOMIMエントリ102576を参照されたい。ALK2における構成的に活性な変異は、進行性骨化性線維形成異常(FOP)に関連する。FOPは、筋肉、腱および靱帯を含む線維性組織を自発的にまたは損傷時に骨化させる、稀な遺伝的障害である。ALK2のコドン206におけるアルギニンからヒスチジンへの変異は、ヒトにおけるFOPに関連する天然に存在する変異である。この変異は、リガンドの結合なしで、ALK2を経たBMP特異的シグナル伝達を誘導する。例えば、Fukudaら(2009年)J Biol Chem.284巻(11号):7149~7156頁およびKaplanら(2011年)Ann N.Y. Acad Sci.1237巻:5~10頁を参照されたい。
ACVRLK3として代替的に公知のBMPR1A遺伝子の産物であるアクチビン受容体様キナーゼ-3(ALK3)は、BMPファミリーにおける複数のリガンドの効果を媒介するI型受容体である。遍在性組織発現を有するいくつかのI型受容体とは異なり、ALK3は、より特殊化された機能性と一貫して、制限されたパターンの発現を表示する。例えば、ten Dijke(1993年)Oncogene、8巻:2879~2887頁およびOMIMエントリ601299を参照されたい。ALK3は一般に、BMP2、BMP4、BMP7およびBMPファミリーの他のメンバーに対する高アフィニティー受容体として認識される。BMP2およびBMP7は、造骨性分化の強力な刺激因子であり、現在、脊椎固定およびある特定の偽関節骨折において骨形成を誘導するように臨床的に使用されている。ALK3は、骨芽細胞におけるBMP2およびBMP4シグナル伝達の媒介における重要な受容体として考慮される。例えば、Laveryら(2008年)J. Biol. Chem.283巻:20948~20958頁を参照されたい。ホモ接合型ALK3ノックアウトマウスは、胚発生初期(ほぼ9.5日目)に死ぬが、骨芽細胞においてALK3のコンディショナルな破壊を保有する成体マウスは、骨量増大を呈示することが近年報告されたが、新たに形成された骨は、組織崩壊の証拠を示した。例えば、Kamiya(2008年)J. Bone Miner. Res.、23巻:2007~2017頁;およびKamiya(2008年)Development 135巻:3801~3811頁を参照されたい。この知見は、臨床使用における骨を作る薬剤としての、BMP2およびBMP7(ALK3のリガンド)の有効性とは驚くべき対照をなす。
ACVRLK4として代替的に公知のACVR1B遺伝子の産物であるアクチビン受容体様キナーゼ-4(ALK4)は、アクチビン、nodalおよびGDFを含むいくつかのTGF-ベータファミリーリガンドのシグナルを伝達するI型受容体である。ALK4変異は、膵がんに関連し、ドミナントネガティブ切断型ALK4アイソフォームの発現は、ヒト下垂体腫瘍において高度に発現される。例えば、Tsuchidaら(2008年)Endocrine Journal 55巻(1号):11~21頁およびOMIMエントリ601300を参照されたい。
TGFBR1遺伝子の産物であるアクチビン受容体様キナーゼ-5(ALK5)は、大部分の細胞型で広く発現される。TGF-ベータ、アクチビンおよびGDF-8を含むいくつかのTGF-ベータスーパーファミリーリガンドは、ALK5を経てシグナル伝達し、下流のSmad2およびSmad3を活性化する。ALK5が欠乏しているマウスは、卵黄嚢および胎盤の血管発生における重篤な欠損を呈示し、循環赤血球細胞を欠き、妊娠中期に死ぬ。このような胚は、正常な造血能を有したが、内皮細胞の増殖および不適切な遊走を増強したことが判明した。よって、ALK5依存性シグナル伝達は、血管新生に重要であるが、造血前駆細胞の発生および機能的造血発生には重要でない。例えば、Larssonら(2001年)The EMBO Journal、20巻(7号):1663~1673頁およびOMIMエントリ190181を参照されたい。内皮細胞において、ALK5は、協同的にかつALK1シグナル伝達とは反対に作用する。ALK5は、細胞遊走および増殖を阻害し、特に、ALK1の反対の効果である。例えば、Goumansら(2003年)Mol Cell 12巻(4号):817~828頁を参照されたい。その上、ALK5は、筋肉成長を負に調節すると考えられる。筋ジストロフィーのマウスモデルの筋肉におけるALK5のノックダウンは、線維症を減少させ、筋肉成長に関連する遺伝子の発現を増大させることが判明した。例えば、Kemaladewiら(2014年)Mol Ther Nucleic Acids 3巻、e156頁を参照されたい。
アクチビン受容体様キナーゼ-6(ALK6)は、BMPR1B遺伝子の産物であり、この遺伝子の欠乏は、ヒトおよびマウスの両方における軟骨異形成(chrondodysplasia)および肢欠損に関連する。例えば、Demirhanら(2005年)J Med Genet.42巻:314~317頁を参照されたい。ALK6は、発生中の骨格の至るところで広く発現され、マウスにおける軟骨形成に必要とされる。例えば、Yiら(2000年)Development 127巻:621~630頁およびOMIMエントリ603248を参照されたい。
アクチビン受容体様キナーゼ-7(ALK7)は、ACVR1C遺伝子の産物である。ALK7ヌルマウスは、生存可能で生殖能力があり、骨格または肢の形成異常を表示しない。ALK7を介したGDF3シグナル伝達は、インスリン感受性および肥満における役割を果たすと思われる。これは、Alk7ヌルマウスが、脂肪蓄積低減および食事誘導性肥満に対する抵抗性を示すという結果によって支持される。例えば、Anderssonら(2008年)PNAS 105巻(20号):7252~7256頁を参照されたい。ALK7媒介性Nodalシグナル伝達は、種々の異なるがん細胞株において腫瘍促進および腫瘍抑制効果の両方を有することに関係づけられた。例えば、De Silvaら(2012年)Frontiers in Endocrinology 3巻:59頁およびOMIMエントリ608981を参照されたい。
本明細書で使用される用語「ActRII」は、II型アクチビン受容体のファミリーを指す。このファミリーは、ACVR2A遺伝子によってコードされるアクチビン受容体IIA型(ActRIIA)、およびACVR2B遺伝子によってコードされるアクチビン受容体IIB型(ActRIIB)の両方を含む。ActRII受容体は、アクチビン、GDF8(ミオスタチン)、GDF11、ならびにBMPのサブセット、特に、BMP6およびBMP7を含む、種々のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体である。ActRII受容体は、筋肉および神経筋障害(例えば、筋ジストロフィー、筋委縮性側索硬化症(ALS)および筋委縮)、望まれない骨/軟骨成長、脂肪組織障害(例えば、肥満)、代謝性障害(例えば、2型糖尿病)ならびに神経変性障害を含む、種々の生物学的障害に関係づけられる。例えば、Tsuchidaら(2008年)Endocrine Journal 55巻(1号):11~21頁、Knopfら、U.S.8,252,900ならびにOMIMエントリ102581および602730を参照されたい。
TGFBR2遺伝子によってコードされるトランスフォーミング増殖因子ベータ受容体II(TGFBRII)は、TGF-ベータリガンドに結合し、下流のSmad2およびSmad3エフェクターを活性化することが公知のII型受容体である。例えば、Hinck(2012年)FEBS Letters 586巻:1860~1870頁およびOMIMエントリ190182を参照されたい。TGFBRIIを介したTGF-ベータシグナル伝達は、T細胞増殖、T調節性細胞の維持および前軟骨(precartilaginous)幹細胞の増殖において決定的である。例えば、Liら(2006年)Immunity 25巻(3号):455~471頁およびChengら、Int. J. Mol. Sci.2014年、15巻、12665~12676頁を参照されたい。
BMPR2遺伝子によってコードされる骨形成タンパク質受容体II(BMPRII)は、ある特定のBMPリガンドに結合すると考えられるII型受容体である。場合によっては、BMPRIIへの効率的なリガンド結合は、適切なTGFBR I型受容体の存在に依存する。例えば、Rosenzweigら(1995年)PNAS 92巻:7632~7636頁を参照されたい。BMPRIIにおける変異は、ヒトにおける肺高血圧に関連する。OMIMエントリ600799を参照されたい。
抗ミュラー管ホルモンII型受容体として代替的に公知のAMHR2遺伝子の産物であるミュラー管阻害物質受容体II(MISRII)は、II型TGF-ベータ受容体である。MISRIIは、MISリガンドに結合するが、シグナル伝達のために、ALK3またはALK6などの適切なI型受容体の存在を必要とする。例えば、Hinck(2012年)FEBS Letters 586巻:1860~1870頁およびOMIMエントリ600956を参照されたい。MISRIIは、ヒトにおける性分化に関与し、ヒトの男性におけるミュラー管退縮に必要とされる。AMHは、生殖年齢の女性において発現され、サイクルまたは妊娠により上下しないが、卵母細胞の含量および質の両方が減少するにつれて漸減することが判明し、AMHが、卵巣生理学のバイオマーカーとして機能し得ることを示唆する。例えば、Zecら(2011年)Biochemia Medica 21巻(3号):219~30頁およびOMIMエントリ600956を参照されたい。
ある特定の態様では、本開示は、1つまたは複数のTGFβスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、ミュラー管阻害物質(MIS)およびレフティー)によって惹起される細胞内シグナル伝達(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達)に拮抗するための、a)TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド(例えば、ALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6およびALK7)の細胞外ドメインおよびTGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド(例えば、ActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよびMISRII)の細胞外ドメインを含むヘテロ多量体の複合体、b)少なくとも2種のTGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド(例えば、ALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6およびALK7)の細胞外ドメインを含むヘテロ多量体の複合体、ならびに少なくとも2種のTGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド(例えば、ActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよびMISRII)の細胞外ドメインを含むヘテロ多量体の複合体、好ましくは、可溶性のヘテロ多量体の複合体の使用に関する。本明細書で記載される通り、このようなアンタゴニストのヘテロ多量体の複合体は、例えば、筋肉損失、不十分な筋肉成長、神経変性、骨損失、低減した骨密度および/または石灰化、不十分な骨成長、肥満などの代謝性障害、ならびに貧血などの赤血球細胞障害に関連する様々な障害/状態の処置または予防において有用となり得る。
特に、本開示のデータは、TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドの細胞外ドメインおよびTGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの細胞外ドメインを含むヘテロ多量体の複合体が、その対応するホモ多量体の複合体と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有することを実証する。
本明細書中で使用される用語は、一般に、本開示の文脈の範囲内で、かつ、各々の用語が使用される特定の文脈において、当該分野におけるその通常の意味を有する。本開示の組成物および方法、ならびに、これらの作製方法および使用方法の記載において、専門家にさらなる案内を提供するために、特定の用語が以下または本明細書中の他の場所で論じられている。用語の任意の使用の範囲および意味は、それが使用される特定の文脈から明らかである。
用語「ヘテロマー」または「ヘテロ多量体」は、少なくとも第1のポリペプチドおよび第2のポリペプチドを含む複合体であり、第2のポリペプチドは、第1のポリペプチドとは、アミノ酸配列が少なくとも1個のアミノ酸残基異なる。ヘテロマーは、第1および第2のポリペプチドによって形成された「ヘテロ二量体」を含み得る、または第1および第2のポリペプチドに加えたポリペプチドが存在する、より高次の構造を形成することができる。ヘテロ多量体の例示的な構造は、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ヘテロ二量体は、本明細書において、X:Yまたは同等にX-Yと命名されており、この場合、Xは、第1のポリペプチドを表し、Yは、第2のポリペプチドを表す。より高次のヘテロマーおよびオリゴマー構造は、本明細書において、対応する様式で命名されている。ある特定の実施形態では、ヘテロ多量体は、組換え(例えば、1つまたは複数のポリペプチド構成要素が、組換えタンパク質の場合もある)、単離および/または精製されている。
「相同」は、そのあらゆる文法的な形態および語の綴りのバリエーションにおいて「共通する進化的起源」を有する2つのタンパク質間の関係を指し、同じ生物種のスーパーファミリーからのタンパク質ならびに異なる生物種からの相同タンパク質を含む。このようなタンパク質(およびこれをコードする核酸)は、%同一性の観点であれ、特定の残基もしくはモチーフおよび保存された位置の存在によるものであれ、その配列類似性によって反映されるように、配列の相同性を有する。しかし、一般的な用法およびこの出願において、用語「相同」は、「高度に」のような副詞で修飾されるとき、配列の類似性を指す場合があり、そして、共通する進化の起源に関連していてもしていなくてもよい。
用語「配列類似性」は、そのあらゆる文法上の形式において、共通の進化的起源を共有しても共有なくてもよい核酸またはアミノ酸配列の間の同一性または一致の程度を指す。
参照ポリペプチド(またはヌクレオチド)配列に関する「パーセント(%)配列同一性」は、配列を整列し、必要であればギャップを導入して、配列同一性の一部としていかなる保存的置換も考慮せずに、最大パーセント配列同一性を達成した後に、参照ポリペプチド(ヌクレオチド)配列におけるアミノ酸残基(または核酸)と同一である、候補配列におけるアミノ酸残基(または核酸)のパーセンテージとして規定される。パーセントアミノ酸配列同一性を決定する目的のアラインメントは、当業者の技能範囲内の様々な仕方で、例えば、BLAST、BLAST-2、ALIGNまたはMegalign(DNASTAR)ソフトウェアなど、公開されたコンピュータソフトウェアを使用して達成することができる。当業者は、比較されている配列の全長にわたる最大アラインメントの達成に必要とされるいずれかのアルゴリズムを含む、配列の整列に適切なパラメータを決定することができる。しかし、本明細書における目的のため、%アミノ酸(核酸)配列同一性の値は、配列比較コンピュータプログラムALIGN-2を使用して作成される。ALIGN-2配列比較コンピュータプログラムは、Genentech,Inc.によって著作され、ソースコードは、米国著作権局(U.S. Copyright Office)、Washington D.C.、20559においてユーザー文書により提出され、そこでは、米国著作権登録番号(U.S. Copyright Registration No.)TXU510087にて登録されている。ALIGN-2プログラムは、Genentech,Inc.、South San Francisco、Calif.から公開されている、あるいはソースコードからコンパイルすることができる。ALIGN-2プログラムは、デジタルUNIX(登録商標) V4.0Dを含むUNIX(登録商標)オペレーティング・システムにおける使用のためにコンパイルされるべきである。あらゆる配列比較パラメータは、ALIGN-2プログラムによって設定され、変動させない。
「刺激する(agonize)」は、そのあらゆる文法上の形式において、タンパク質および/または遺伝子を活性化する(例えば、該タンパク質の遺伝子発現を活性化もしくは増幅することにより、または活性状態に入るように不活性タンパク質を誘導することにより)、またはタンパク質および/または遺伝子の活性を増大する過程を指す。
「拮抗する」は、そのあらゆる文法上の形式において、タンパク質および/または遺伝子を阻害する(例えば、該タンパク質の遺伝子発現を阻害もしくは減少させることにより、または不活性状態に入るように活性タンパク質を誘導することにより)、またはタンパク質および/または遺伝子の活性を減少させる過程を指す。
本明細書で使用される通り、他に断りがなければ、「Xに実質的に結合しない」は、薬剤が、「X」に対して約10-7、10-6、10-5、10-4またはこれ超を超えるKDを有し(例えば、KDの決定に使用したアッセイによって検出不能な結合)、「X」が、タンパク質または核酸など、指定の薬剤であることを意味するように意図される。
本明細書および特許請求の範囲を通して、数値に関連して使用される用語「約」および「およそ」は、当業者にとって精通し許容される、精度の間隔を表示する。一般に、このような精度の間隔は、±10%である。代替的に、および特に、生物系において、用語「約」および「およそ」は、所定の値の1桁以内の、好ましくは≦5倍、より好ましくは≦2倍の値を意味することができる。
本明細書で開示される数的範囲は、範囲を規定する数を包括する。
用語「a(単数の)」および「an(単数の)」は、この用語が使用されている文脈がそれ以外を明らかに指示しない限り、複数の指示対象を含む。用語「a(単数の)」(または「an(単数の)」)ならびに用語「1つまたは複数」および「少なくとも1つ」は、本明細書において互換的に使用することができる。さらに、「および/または」は、本明細書に使用される場合、他の特色または構成要素を含むまたは含まない、この2つまたはそれを超える指定の特色または構成要素のそれぞれの具体的な開示として解釈するべきである。したがって、本明細書において「Aおよび/またはB」などの語句において使用される用語「および/または」は、「AおよびB」、「AまたはB」、「A」(単独)および「B」(単独)を含むように意図される。同様に、「A、Bおよび/またはC」などの語句において使用される用語「および/または」は、次の態様のそれぞれを包含するように意図される:A、BおよびC;A、BまたはC;AまたはC;AまたはB;BまたはC;AおよびC;AおよびB;BおよびC;A(単独);B(単独);ならびにC(単独)。
本明細書を通して、単語「を含む(comprise)」、または「を含む(comprises)」もしくは「を含む(comprising)」などの変化形は、言及されている整数または整数の群の包含を含意するが、他のいかなる整数または整数の群の除外も含意しないものとして理解されるであろう。
2.TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体およびII型受容体複合体
ある特定の態様では、本開示は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド(例えば、本明細書で記載されるタンパク質、例えば、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463、464、18、19、136、138、173、174、421、422、465、466、22、23、115、117、175、176、407、408、467、468、26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、470、30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、472、34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、474、38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476など、ヒトまたは他の種由来のALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6およびALK7タンパク質)および1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド(例えば、本明細書で記載されるタンパク質、例えば、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451、452、1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453、454、46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、456、50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、458、42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462)など、ヒトまたは他の種由来のActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよびMISRIIタンパク質)を含むヘテロ多量体の複合体;少なくとも2種の異なるTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド(例えば、本明細書で記載されるタンパク質、例えば、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463、464、18、19、136、138、173、174、421、422、465、466、22、23、115、117、175、176、407、408、467、468、26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、470、30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、472、34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、474、38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476など、ヒトまたは他の種由来のALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6およびALK7タンパク質)を含むヘテロ多量体の複合体;ならびに少なくとも2種の異なるTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド(例えば、本明細書で記載されるタンパク質、例えば、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451、452、1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453、454、46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、456、50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、458、42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462)など、ヒトまたは他の種由来のActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよびMISRIIタンパク質)を含むヘテロ多量体の複合体に関し、これらは一般に本明細書において、「ヘテロ多量体の複合体」または「ヘテロ多量体」と称される。好ましくは、ヘテロ多量体は、可溶性である、例えば、ヘテロ多量体は、少なくとも1つのTGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドの可溶性部分および少なくとも1つのTGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの可溶性部分(ドメイン)を含む。一般に、TGFβスーパーファミリーI型およびII型受容体の細胞外ドメインは、I型およびII型受容体の可溶性部分に対応する。したがって、一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体は、TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドの細胞外ドメイン(例えば、1つまたは複数のALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6および/またはALK7受容体細胞外ドメイン)および/またはTGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの細胞外ドメイン(例えば、1つまたは複数のActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよび/またはMISRII受容体細胞外ドメイン)を含む。ALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6、ALK7、ActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよびMISRIIの例示的な細胞外ドメインは、本明細書に開示されており、このような配列、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態は、本開示の発明に従って使用することができる(例えば、ヘテロ多量体組成物およびその使用)。本開示のヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびより高次のオリゴマー構造を含む。例えば、図1、図2および図15~図17を参照されたい。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
3-フィンガートキシンフォールド(three-finger toxin fold)として公知の明確な構造モチーフは、I型およびII型受容体によるリガンド結合に重要であり、各単量体の受容体の細胞外ドメイン内の変動的な位置に位置する10、12または14個の保存されたシステイン残基によって形成される。例えば、Greenwaldら(1999年)Nat Struct Biol 6巻:18~22頁;Hinck(2012年)FEBS Lett 586巻:1860~1870頁を参照されたい。これらの保存されたシステインの最外部によって境界を画定される、TGFβスーパーファミリー受容体のコアリガンド結合性ドメインは、配列番号1(ActRIIB前駆体)の29~109位;配列番号9(ActRIIA前駆体)の30~110位;配列番号14(ALK1前駆体)の34~95位;配列番号18(ALK2前駆体)の35~99位;配列番号22(ALK3前駆体)の61~130位;配列番号26および83(ALK4前駆体)の34~101位;配列番号30および87(ALK5前駆体)の36~106位;配列番号34(ALK6アイソフォームB前駆体)の32~102位;配列番号38、305および309(ALK7前駆体)の28~92位;配列番号42(TGFBRIIアイソフォームB前駆体)の51~143位;配列番号46および71(BMPRII前駆体)の34~123位;配列番号50、75および79(MISRII前駆体)の24~116位;配列番号67(TGFBRIIアイソフォームA前駆体)の44~168位;ならびに配列番号91(ALK6アイソフォームA前駆体)の62~132位に対応する。これらのシステインにより境界を画定されたコア配列に隣接する構造的により秩序的でないアミノ酸は、必ずしもリガンド結合を変更することなく、いずれかの末端において1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36または37残基、切断することができる。N末端および/またはC末端切断型のための例示的な細胞外ドメインは、配列番号2、3、5、6、10、11、15、19、23、27、31、35、39、43、47、51、68、72、76、80、84、88、92、302、306、310および313を含む。
好ましい実施形態では、本開示のヘテロ多量体は、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティーが挙げられるがこれらに限定されない、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合する、および/またはその活性を阻害(拮抗)する。特に、本開示のヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGFβスーパーファミリーリガンドによって惹起されるシグナル伝達(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達)の拮抗に使用することができ、これは、例えば、本明細書で記載されるものなど、細胞ベースのアッセイを使用して決定することができる。本明細書で記載される通り、このようなアンタゴニストのヘテロ多量体の複合体は、例えば、筋肉損失、不十分な筋肉成長、神経変性、骨損失、低減した骨密度および/または石灰化、不十分な骨成長、および/または肥満に関連する様々な障害/状態の処置または予防において有用となり得る。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する(例えば、ALK4:ActRIIBヘテロ二量体vs.対応するActRIIBまたはALK4ホモ二量体)。
本明細書で使用される用語「ActRIIB」は、任意の種由来のアクチビン受容体IIB型(ActRIIB)タンパク質と、変異誘発または他の修飾によるこのようなActRIIBタンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるActRIIBの参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。ActRIIBファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「ActRIIBポリペプチド」は、ActRIIBファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。このような改変体ActRIIBポリペプチドの例は、本開示を通して、ならびに参照によりそれらの全体を本明細書に組み込む国際特許出願公開番号WO2006/012627、WO2008/097541およびWo2010/151426に提供されている。本明細書で記載されるあらゆるActRIIB関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下記に示すヒトActRIIB前駆体タンパク質配列(配列番号1)の番号付けに基づく。
ヒトActRIIB前駆体タンパク質配列を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線により指し示す;細胞外ドメインは、太字フォントで指し示し;潜在的な内在性N結合型グリコシル化部位は、二重の下線により指し示す。
プロセシングされた(成熟)細胞外ActRIIBポリペプチド配列を次に示す:
一部の実施形態では、タンパク質は、N末端に「SGR…」配列を有する状態で産生することができる。細胞外ドメインのC末端「テイル」は、単一の下線によって指し示す。「テイル」を欠失した配列(Δ15配列)を次に示す:
配列番号1の64位にアラニンを有するActRIIBの形態(A64)も、文献に報告されている。例えば、Hildenら(1994年)Blood、83巻(8号):2163~2170頁を参照されたい。本出願人らは、A64置換を有するActRIIBの細胞外ドメインを含むActRIIB-Fc融合タンパク質が、アクチビンおよびGDF11に対し相対的に低いアフィニティーを有することを確かめた。対照的に、64位にアルギニンを有する同じActRIIB-Fc融合タンパク質(R64)は、低ナノモル濃度から高ピコモル濃度範囲内のアクチビンおよびGDF11に対するアフィニティーを有する。したがって、R64を有する配列は、本開示におけるヒトActRIIBの「野生型」参照配列として使用される。
64位にアラニンを有するActRIIBの形態を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントによって指し示す。
代替的A64形態のプロセシングされた(成熟)細胞外ActRIIBポリペプチド配列を次に示す:
一部の実施形態では、タンパク質は、N末端に「SGR…」配列を有する状態で産生することができる。細胞外ドメインのC末端「テイル」は、単一の下線によって指し示す。「テイル」を欠失した配列(Δ15配列)を次に示す:
ヒトActRIIB前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号7)、これは、ActRIIB前駆体のアミノ酸1~513をコードする、Genbank参照配列NM_001106.3のヌクレオチド25~1560を表す。示されている配列は、64位にアルギニンを提供し、そして代わりにアラニンを提供するように修飾することができる。シグナル配列に下線を引く。
プロセシングされた細胞外ヒトActRIIBポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す(配列番号8)。示されている配列は、64位にアルギニンを提供し、そして代わりにアラニンを提供するように修飾することができる。
ヒトActRIIB細胞外ドメインおよびヒトActRIIA細胞外ドメインのアミノ酸配列のアラインメントは、図3に例証されている。このアラインメントは、ActRIIリガンドに直接的に接触すると考えられる両方の受容体内のアミノ酸残基を指し示す。例えば、複合的ActRII構造は、ActRIIBリガンド結合性ポケットが、残基Y31、N33、N35、L38からT41、E47、E50、Q53からK55、L57、H58、Y60、S62、K74、W78からN83、Y85、R87、A92およびE94からF101によって部分的に定義されることを指し示した。これらの位置において、保存的変異が許容されるであろうことが予想される。
加えて、ActRIIBは、脊椎動物の間で十分に保存されており、細胞外ドメインの大きな区間(stretch)が完全に保存されている。例えば、図4は、様々なActRIIBオルソログと比較した、ヒトActRIIB細胞外ドメインの多重配列アラインメントを描写する。ActRIIBに結合するリガンドの多くも高度に保存されている。したがって、これらのアラインメントから、正常なActRIIBリガンド結合活性に重要な、リガンド結合性ドメイン内の重要なアミノ酸位置を予測すると共に、正常なActRIIBリガンド結合活性を有意に変更することのない、置換に寛容である可能性があるアミノ酸位置を予測することが可能である。したがって、現在開示されている方法に従って有用な活性ヒトActRIIB改変体ポリペプチドは、別の脊椎動物ActRIIBの配列由来の対応する位置に1つまたは複数のアミノ酸を含み得る、またはヒトまたは他の脊椎動物配列における残基と同様の残基を含み得る。限定を意味するものではないが、次の例は、活性ActRIIB改変体を定義するこのアプローチを例証する。ヒト細胞外ドメイン(配列番号2)におけるL46は、ツメガエル(xenopus)ActRIIB(配列番号505)においてバリンであるため、この位置は、変更することができ、任意選択で、V、IもしくはFなどの別の疎水性残基またはAなどの非極性残基に変更することができる。ヒト細胞外ドメインにおけるE52は、ツメガエルではKであり、この部位が、E、D、K、R、H、S、T、P、G、YおよびおそらくAなど、極性残基も含む多種多様な変化に寛容となり得ることを指し示す。ヒト細胞外ドメインにおけるT93は、ツメガエルではKであり、この位置では幅広い構造変種が許容され、S、K、R、E、D、H、G、P、GおよびYなど、極性残基が好まれることを指し示す。ヒト細胞外ドメインにおけるF108は、ツメガエルではYであり、したがって、YまたはI、VもしくはLなどの他の疎水性基が許容される筈である。ヒト細胞外ドメインにおけるE111は、ツメガエルではKであり、D、R、KおよびHを含む荷電残基ならびにQおよびNがこの位置に許容されるであろうことを指し示す。ヒト細胞外ドメインにおけるR112は、ツメガエルではKであり、RおよびHを含む塩基性残基がこの位置に許容されることを指し示す。ヒト細胞外ドメインにおける119位のAは、相対的に十分には保存されておらず、齧歯類ではP、ツメガエルではVとして出現することから、この位置では基本的にいかなるアミノ酸も許容される筈である。
さらに、ActRIIタンパク質は、構造および機能的な特徴の観点から、特に、リガンド結合に関して当技術分野で特徴付けされている[Attisanoら(1992年)Cell 68巻(1号):97~108頁;Greenwaldら(1999年)Nature Structural Biology 6巻(1号):18~22頁;Allendorphら(2006年)PNAS 103巻(20号:7643~7648頁;Thompsonら(2003年)The EMBO Journal 22巻(7号):1555~1566頁;ならびに米国特許第7,709,605号、同第7,612,041号および同第7,842,663号]。本明細書の教示に加えて、これらの参考文献は、1つまたは複数の正常な活性(例えば、リガンド結合活性)を保持するActRIIB改変体を生成する仕方についてのガイダンスを十分に提供する。
例えば、3-フィンガートキシンフォールドとして公知の明確な構造モチーフは、I型およびII型受容体によるリガンド結合に重要であり、各単量体の受容体の細胞外ドメイン内の変動的な位置に位置する保存されたシステイン残基によって形成される[Greenwaldら(1999年)Nat Struct Biol 6巻:18~22頁;およびHinck(2012年)FEBS Lett 586巻:1860~1870頁]。したがって、これらの保存されたシステインの最外部によって境界を画定されるヒトActRIIBのコアリガンド結合性ドメインは、配列番号1(ActRIIB前駆体)の29~109位に対応する。したがって、これらのシステインにより境界を画定されたコア配列に隣接する構造的により秩序的でないアミノ酸は、必ずしもリガンド結合を変更することなく、N末端において約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27もしくは28残基、および/またはC末端において約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24もしくは25残基、切断することができる。N末端および/またはC末端切断型のための例示的なActRIIB細胞外ドメインは、配列番号2、3、5および6を含む。
Attisanoらは、ActRIIBの細胞外ドメインのC末端におけるプロリンノットの欠失が、アクチビンに対する受容体のアフィニティーを低減したことを示した。本配列番号1のアミノ酸20~119を含有するActRIIB-Fc融合タンパク質である「ActRIIB(20-119)-Fc」は、プロリンノット領域および完全膜近傍ドメインを含むActRIIB(20-134)-Fcと比べて、GDF11およびアクチビンへの低減した結合を有する(例えば、米国特許第7,842,663号を参照されたい)。しかし、ActRIIB(20-129)-Fcタンパク質は、プロリンノット領域が破壊されていても、野生型と比べて同様の、ただし幾分低減した活性を保持する。
したがって、アミノ酸134、133、132、131、130および129(配列番号1に関して)で停止するActRIIB細胞外ドメインは全て、活性であると予想されるが、134または133で停止する構築物が、最も活性となり得る。同様に、残基129~134(配列番号1に関して)のいずれかにおける変異は、リガンド結合アフィニティーを大幅に変更するとは予想されない。これを支持して、P129およびP130(配列番号1に関して)の変異が、リガンド結合を実質的に減少させないことが当技術分野で公知である。したがって、本開示のActRIIBポリペプチドは、アミノ酸109(最終システイン)もの短さで終わることができるが、109および119でまたはその間(例えば、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118または119)で終わる形態は、低減したリガンド結合を有すると予想される。アミノ酸119(本配列番号1に関して)は、十分には保存されていないため、容易に変更または切断される。128(配列番号1に関して)またはそれより後で終わるActRIIBポリペプチドは、リガンド結合活性を保持する筈である。配列番号1に関して119および127でまたはその間(例えば、119、120、121、122、123、124、125、126または127)で終わるActRIIBポリペプチドは、中等度の結合能力を有するであろう。臨床または実験設定に応じて、これらの形態のうちいずれかが、使用に望ましくなるであろう。
ActRIIBのN末端において、アミノ酸29またはそれ以前(配列番号1に関して)から始まるタンパク質が、リガンド結合活性を保持するであろうことが予想される。アミノ酸29は、最初のシステインを表す。24位(配列番号1に関して)におけるアラニンからアスパラギンへの変異は、リガンド結合に実質的に影響することなく、N結合型グリコシル化配列を導入する[米国特許第7,842,663号]。これは、アミノ酸20~29に対応する、シグナル切断ペプチドおよびシステイン架橋領域の間の領域における変異が、十分に許容されることを確認する。特に、20、21、22、23および24位(配列番号1に関して)から始まるActRIIBポリペプチドは、一般的なリガンド結合活性を保持する筈であり、25、26、27、28および29位(配列番号1に関して)から始まるActRIIBポリペプチドも、リガンド結合活性を保持すると予想される。例えば、米国特許第7,842,663号において、驚くべきことに、22、23、24または25から始まるActRIIB構築物が、最も活性を有するであろうことが実証された。
まとめると、ActRIIBの活性部分(例えば、リガンド結合性部分)の一般式は、配列番号1のアミノ酸29~109を含む。したがって、ActRIIBポリペプチドは、例えば、配列番号1のアミノ酸20~29のうちのいずれか1つに対応する残基から始まり(例えば、アミノ酸20、21、22、23、24、25、26、27、28または29のうちのいずれか1つから始まる)、配列番号1のアミノ酸109~134のうちのいずれか1つに対応する位置で終わる(例えば、アミノ酸109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133または134のうちのいずれか1つで終わる)ActRIIBの部分に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むか、これから本質的になるか、またはこれからなることができる。他の例として、配列番号1の20~29(例えば、20、21、22、23、24、25、26、27、28または29位のうちのいずれか1つ)または21~29(例えば、21、22、23、24、25、26、27、28または29位のうちのいずれか1つ)位から始まり、配列番号1の119~134(例えば、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133または134位のうちのいずれか1つ)、119~133(例えば、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132または133位のうちのいずれか1つ)、129~134(例えば、129、130、131、132、133または134位のうちのいずれか1つ)または129~133(例えば、129、130、131、132または133位のうちのいずれか1つ)位で終わるポリペプチドが挙げられる。他の例として、配列番号1の20~24(例えば、20、21、22、23または24位のうちのいずれか1つ)、21~24(例えば、21、22、23または24位のうちのいずれか1つ)または22~25(例えば、22、22、23または25位のうちのいずれか1つ)位から始まり、配列番号1の109~134(例えば、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133または134位のうちのいずれか1つ)、119~134(例えば、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133または134位のうちのいずれか1つ)または129~134(例えば、129、130、131、132、133または134位のうちのいずれか1つ)位で終わる構築物が挙げられる。これらの範囲内の改変体、特に、配列番号1の対応する部分に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一性を有する改変体も考慮される。
本明細書で記載される変種は、様々な仕方で組み合わせることができる。一部の実施形態では、ActRIIB改変体は、リガンド結合性ポケットにおける1、2、5、6、7、8、9、10または15個以下の保存的アミノ酸変化、ならびにリガンド結合性ポケットにおける40、53、55、74、79および/または82位におけるゼロ、1つまたは複数の非保存的変更を含む。可変性が特に十分に許容され得る結合性ポケットの外側の部位は、細胞外ドメイン(上に記す通り)のアミノおよびカルボキシ末端、ならびに42~46および65~73位(配列番号1に関して)を含む。65位におけるアスパラギンからアラニンへの変更(N65A)は、A64バックグラウンドにおけるリガンド結合を実際に改善するため、R64バックグラウンドにおけるリガンド結合に有害効果がないと予想される[米国特許第7,842,663号]。この変化はおそらく、A64バックグラウンドにおけるN65のグリコシル化を排除し、これにより、この領域における有意な変化が許容される可能性があることを実証する。R64A変化は、十分に許容されないが、R64Kは、十分に許容されるため、Hなど、別の塩基性残基が64位において許容され得る[米国特許第7,842,663号]。その上、当技術分野に記載されている変異誘発プログラムの結果は、ActRIIBには、保存することが有益なことが多いアミノ酸位置が存在することを指し示す。配列番号1に関して、このような位置として、80位(酸性または疎水性アミノ酸)、78位(疎水性、特にトリプトファン)、37位(酸性、特にアスパラギン酸またはグルタミン酸)、56位(塩基性アミノ酸)、60位(疎水性アミノ酸、特にフェニルアラニンまたはチロシン)が挙げられる。したがって、本開示は、ActRIIBポリペプチドにおいて保存され得るアミノ酸のフレームワークを提供する。保存することが望ましくなり得る他の位置を次に示す:52位(酸性アミノ酸)、55位(塩基性アミノ酸)、81位(酸性)、98(極性または荷電、特にE、D、RまたはK)、これらは全て配列番号1に対してのものである。
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。好ましくは、本開示に従った使用のためのActRIIBポリペプチドは、可溶性である(例えば、ActRIIBの細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示に従った使用のためのActRIIBポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合する。したがって、一部の実施形態では、本開示に従った使用のためのActRIIBポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドの活性を阻害(拮抗)する(例えば、Smadシグナル伝達の阻害)。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体は、配列番号1のアミノ酸20~29に対応する残基から始まり(例えば、アミノ酸20、21、22、23、24、25、26、27、28または29のうちのいずれか1つから始まる)、配列番号1のアミノ酸109~134に対応する位置で終わる(例えば、アミノ酸109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133または134のうちのいずれか1つで終わる)ActRIIBの部分に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むか、これから本質的になるか、またはこれからなる、少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のヘテロ多量体は、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。他の好ましい実施形態では、本開示のヘテロ多量体は、配列番号1のアミノ酸25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちのいずれか1つのアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、97%、98%、99%または100%同一である少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。ある特定の実施形態では、本開示のヘテロ多量体は、配列番号1のL79に対応するアミノ酸位置が酸性アミノ酸ではない(すなわち、天然に存在するDもしくはEアミノ酸残基または人工の酸性アミノ酸ではない)、少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。
ある特定の実施形態では、本開示は、ActRIIAポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「ActRIIA」は、任意の種由来のアクチビン受容体IIA型(ActRIIA)タンパク質、および変異誘発または他の修飾によるこのようなActRIIAタンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるActRIIAの参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。ActRIIAファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「ActRIIAポリペプチド」は、ActRIIAファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。このような改変体ActRIIAポリペプチドの例は、本開示を通して、および参照によりその全体を本明細書に組み込む国際特許出願公開番号WO2006/012627に提供されている。本明細書で記載されるあらゆるActRIIA関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下記に示すヒトActRIIA前駆体タンパク質配列(配列番号9)の番号付けに基づく。
ヒトActRIIA前駆体タンパク質配列を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し;細胞外ドメインは、太字フォントで指し示し;潜在的な内在性N結合型グリコシル化部位は、二重の下線によって指し示す。
プロセシングされた細胞外ヒトActRIIAポリペプチド配列を次に示す:
細胞外ドメインのC末端「テイル」は、単一の下線によって指し示す。「テイル」を欠失した配列(Δ15配列)を次に示す:
ヒトActRIIA前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号12)、これは、Genbank参照配列NM_001616.4のヌクレオチド159~1700に対応する。シグナル配列に下線を引く。
プロセシングされた細胞外ActRIIAポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
活性(例えば、リガンド結合性)ActRIIAポリペプチドの一般式は、配列番号9のアミノ酸30から開始し、アミノ酸110で終わるポリペプチドを含む一般式である。したがって、本開示のActRIIAポリペプチドは、配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるポリペプチドを含み得る。任意選択で、本開示のActRIIAポリペプチドは、配列番号9のアミノ酸12~82、任意選択で、配列番号9に関して、それぞれ1~5(例えば、1、2、3、4または5)または3~5(例えば、3、4または5)に及ぶ位置から始まり、110~116(例えば、110、111、112、113、114、115または116)または110~115(例えば、110、111、112、113、114または115)に及ぶ位置で終わるアミノ酸に、少なくとも80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であり、リガンド結合性ポケットにおける1、2、5、10または15個以下の保存的アミノ酸変化、ならびにリガンド結合性ポケットにおける40、53、55、74、79および/または82位におけるゼロ、1つまたは複数の非保存的変更を含むポリペプチドを含む。
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのActRIIAポリペプチド(例えば、ActRIIAポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、ActRIIAの細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのActRIIAポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号9、10、11、118、120、409または410のうちいずれか1つのアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号9、10、11、118、120、409または410のうちいずれか1つのアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、TGFBRIIポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「TGFBRII」は、任意の種由来のトランスフォーミング増殖因子-ベータ受容体II(TGFBRII)タンパク質、および変異誘発または他の修飾によりこのようなタンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるTGFBRIIの参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。TGFBRIIファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「TGFBRIIポリペプチド」は、TGFBRIIファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。本明細書で記載されるあらゆるTGFBRII関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下のヒトTGFBRII前駆体タンパク質配列(配列番号42)の番号付けに基づく。
正準ヒトTGFBRII前駆体タンパク質配列(NCBI Ref Seq NP_003233.4)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外TGFBRIIポリペプチド配列を次に示す:
TGFBRII前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号44)、これは、Genbank参照配列NM_003242.5のヌクレオチド383~2083に対応する。シグナル配列に下線を引く。
プロセシングされた細胞外TGFBRIIポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
TGFBRIIの選択的アイソフォームであるアイソフォームA(NP_001020018.1)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外TGFBRIIポリペプチド配列(アイソフォームA)を次に示す:
TGFBRII前駆体タンパク質(アイソフォームA)をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号69)、これは、Genbank参照配列NM_001024847.2のヌクレオチド383~2158に対応する。シグナル配列に下線を引く。
プロセシングされた細胞外TGFBRIIポリペプチド(アイソフォームA)をコードする核酸配列を次に示す:
TGFβRIIアイソフォームCにおいて天然に存在する通り(Konradら、BMC Genomics 8巻:318頁、2007年)、前述のTGFβRIIアイソフォーム(配列番号42、43、67および68)のいずれも、TGFβRII ECDのC末端付近に位置するグルタミン酸残基ペア(配列番号42の151および152位;配列番号43の129および130位;配列番号67の176および177位;または配列番号68の154および155位)の間に36アミノ酸(配列番号95)の挿入を取り込むことができる。
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのTGFBRIIポリペプチド(例えば、TGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、TGFBRIIの細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのTGFBRIIポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、上述の配列番号95の挿入ありまたはなしの配列番号42、43、67または68のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号95の挿入ありまたはなしの配列番号42、43、67または68のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、BMPRIIポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「BMPRII」は、任意の種由来の骨形成タンパク質受容体II型(BMPRII)タンパク質、および変異誘発または他の修飾によるこのようなBMPRIIタンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるBMPRIIの参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。BMPRIIファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「BMPRIIポリペプチド」は、BMPRIIファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。本明細書で記載されるあらゆるBMPRII関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下のヒトBMPRII前駆体タンパク質配列(配列番号46)の番号付けに基づく。
正準ヒトBMPRII前駆体タンパク質配列(NCBI Ref Seq NP_001195.2)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外BMPRIIポリペプチド配列を次に示す:
BMPRII前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号48)、これは次の通り、Genbank参照配列NM_001204.6のヌクレオチド1149~4262である。シグナル配列に下線を引く。
細胞外BMPRIIポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
BMPRIIの選択的アイソフォームであるアイソフォーム2(GenBank:AAA86519.1)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外BMPRIIポリペプチド配列(アイソフォーム2)を次に示す:
ヒトBMPRII前駆体タンパク質(アイソフォーム2)をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号73)、これは、Genbank参照配列U25110.1のヌクレオチド163~1752に対応する。シグナル配列に下線を引く。
細胞外BMPRIIポリペプチド(アイソフォーム2)をコードする核酸配列を次に示す:
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのBMPRIIポリペプチド(例えば、BMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、BMPRIIの細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのBMPRIIポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号46、47、71、72、121、123、411または412のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号46、47、71、72、121、123、411または412のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、MISRIIポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「MISRII」は、任意の種由来のミュラー管阻害物質受容体II型(MISRII)タンパク質、および変異誘発または他の修飾によるこのようなMISRIIタンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるMISRIIの参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。MISRIIファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「MISRIIポリペプチド」は、MISRIIファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。本明細書で記載されるあらゆるMISRII関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下のヒトMISRII前駆体タンパク質配列(配列番号50)の番号付けに基づく。
正準ヒトMISRII前駆体タンパク質配列(NCBI Ref Seq NP_065434.1)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外MISRIIポリペプチド配列を次に示す:
MISRII前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号52)、これは、Genbank参照配列NM_020547.2のヌクレオチド81~1799に対応する。シグナル配列に下線を引く。
細胞外ヒトMISRIIポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
ヒトMISRII前駆体タンパク質配列の選択的アイソフォームであるアイソフォーム2(NCBI Ref Seq NP_001158162.1)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外MISRIIポリペプチド配列(アイソフォーム2)を次に示す:
MISRII前駆体タンパク質(アイソフォーム2)をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号77)、これは、Genbank参照配列NM_001164690.1のヌクレオチド81~1514に対応する。シグナル配列に下線を引く。
プロセシングされた可溶性(細胞外)ヒトMISRIIポリペプチド(アイソフォーム2)をコードする核酸配列を次に示す:
ヒトMISRII前駆体タンパク質配列の選択的アイソフォームであるアイソフォーム3(NCBI Ref Seq NP_001158163.1)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外MISRIIポリペプチド配列(アイソフォーム3)を次に示す:
ヒトMISRII前駆体タンパク質(アイソフォーム3)をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号81)、これは、Genbank参照配列NM_001164691.1のヌクレオチド81~1514に対応する。シグナル配列に下線を引く。
プロセシングされた可溶性(細胞外)ヒトMISRIIポリペプチド(アイソフォーム3)をコードする核酸配列を次に示す:
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのMISRIIポリペプチド(例えば、MISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、MISRIIの細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのMISRIIポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号50、51、75、76、79または80のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号50、51、75、76、79または80のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのMISRIIポリペプチドからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、ALK1ポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「ALK1」は、任意の種由来のアクチビン受容体様キナーゼ-1タンパク質、および変異誘発または他の修飾によるこのようなALK1タンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるALK1の参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。ALK1ファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「ALK1ポリペプチド」は、ALK1ファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。本明細書で記載されるあらゆるALK1関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下のヒトALK1前駆体タンパク質配列(配列番号14)の番号付けに基づく。
ヒトALK1前駆体タンパク質配列(NCBI Ref Seq NP_000011.2)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK1ポリペプチド配列を次に示す:
ヒトALK1前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号16)、これは、Genbank参照配列NM_000020.2のヌクレオチド284~1792に対応する。シグナル配列に下線を引く。
プロセシングされた細胞外ALK1ポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのALK1ポリペプチド(例えば、ALK1ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、ALK1の細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのALK1ポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号14、15、124、126、413または414のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号14、15、124、126、413または414のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK1ポリペプチドからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、ALK2ポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「ALK2」は、任意の種由来のアクチビン受容体様キナーゼ-2タンパク質、および変異誘発または他の修飾によりこのようなALK2タンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるALK2の参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。ALK2ファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「ALK2ポリペプチド」は、ALK2ファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。本明細書で記載されるあらゆるALK2関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下のヒトALK2前駆体タンパク質配列(配列番号18)の番号付けに基づく。
ヒトALK2前駆体タンパク質配列(NCBI Ref Seq NP_001096.1)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK2ポリペプチド配列を次に示す:
ヒトALK2前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号20)、これは、Genbank参照配列NM_001105.4のヌクレオチド431~1957に対応する。シグナル配列に下線を引く。
細胞外ALK2ポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのALK2ポリペプチド(例えば、ALK2ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、ALK2の細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのALK2ポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号18または19のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号18または19のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK2ポリペプチドからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、ALK3ポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「ALK3」は、任意の種由来のアクチビン受容体様キナーゼ-3タンパク質、および変異誘発または他の修飾によるこのようなALK3タンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるALK3の参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。ALK3ファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「ALK3ポリペプチド」は、ALK3ファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。本明細書で記載されるあらゆるALK3関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下のヒトALK3前駆体タンパク質配列(配列番号22)の番号付けに基づく。
ヒトALK3前駆体タンパク質配列(NCBI Ref Seq NP_004320.2)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK3ポリペプチド配列を次に示す:
ヒトALK3前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号24)、これは、Genbank参照配列NM_004329.2のヌクレオチド549~2144に対応する。シグナル配列に下線を引き、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
細胞外ヒトALK3ポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
活性(例えば、リガンド結合性)ALK3ポリペプチドの一般式は、配列番号22のアミノ酸位置25~31のうちいずれか(すなわち、25、26、27、28、29、30または31位)から始まり、配列番号22のアミノ酸位置140~152のうちいずれか(すなわち、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151または152)で終わるポリペプチドを含む一般式である。その教示全体を参照により本明細書に組み込む、米国特許第8,338,377号を参照されたい。
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのALK3ポリペプチド(例えば、ALK3ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、ALK3の細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのALK3ポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号22のアミノ酸位置25~31のうちいずれか(すなわち、25、26、27、28、29、30または31位)から始まり、配列番号22のアミノ酸位置140~153のうちいずれか(すなわち、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151または152)で終わるアミノ酸を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号22、23、115、117、407または408のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号22、23、115、117、407または408のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK3ポリペプチドからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、ALK4ポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「ALK4」は、任意の種由来のアクチビン受容体様キナーゼ-4タンパク質、および変異誘発または他の修飾によるこのようなALK4タンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるALK4の参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。ALK4ファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「ALK4ポリペプチド」は、ALK4ファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。本明細書で記載されるあらゆるALK4関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下のヒトALK4前駆体タンパク質配列(配列番号26)の番号付けに基づく。
正準ヒトALK4前駆体タンパク質配列(NCBI Ref Seq NP_004293)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ヒトALK4ポリペプチド配列を次に示す:
ALK4前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号28)、これは、Genbank参照配列NM_004302.4のヌクレオチド78~1592に対応する。シグナル配列に下線を引き、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
細胞外ALK4ポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
ヒトALK4前駆体タンパク質配列の選択的アイソフォームであるアイソフォームC(NCBI Ref Seq NP_064733.3)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK4ポリペプチド配列(アイソフォームC)を次に示す:
ALK4前駆体タンパク質(アイソフォームC)をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号85)、これは、Genbank参照配列NM_020328.3のヌクレオチド78~1715に対応する。シグナル配列に下線を引き、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
細胞外ALK4ポリペプチド(アイソフォームC)をコードする核酸配列を次に示す:
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのALK4ポリペプチド(例えば、ALK4ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、ALK4の細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのALK4ポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号26、27、83、84、104、106、403または404のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号26、27、83、84、104、106、403または404のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK4ポリペプチドからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、ALK5ポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「ALK5」は、任意の種由来のアクチビン受容体様キナーゼ-5タンパク質、および変異誘発または他の修飾によるこのようなALK4タンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるALK5の参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。ALK5ファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「ALK5ポリペプチド」は、ALK5ファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。本明細書で記載されるあらゆるALK5関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下記のヒトALK5前駆体タンパク質配列(配列番号30)の番号付けに基づく。
正準ヒトALK5前駆体タンパク質配列(NCBI Ref Seq NP_004603.1)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK5ポリペプチド配列を次に示す:
ALK5前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号32)、これは、Genbank参照配列NM_004612.2のヌクレオチド77~1585に対応する。シグナル配列に下線を引き、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
細胞外ヒトALK5ポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
ヒトALK5前駆体タンパク質配列の選択的アイソフォームであるアイソフォーム2(NCBI Ref Seq XP_005252207.1)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK5ポリペプチド配列(アイソフォーム2)を次に示す:
ヒトALK5前駆体タンパク質(アイソフォーム2)をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号89)、これは、Genbank参照配列XM_005252150.1のヌクレオチド77~1597に対応する。シグナル配列に下線を引き、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK5ポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのALK5ポリペプチド(例えば、ALK5ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、ALK5の細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのALK5ポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号30、31、87または88のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号30、31、87または88のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK5ポリペプチドからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、ALK6ポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「ALK6」は、任意の種由来のアクチビン受容体様キナーゼ-6タンパク質、および変異誘発または他の修飾によるこのようなALK6タンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるALK6の参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。ALK6ファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「ALK6ポリペプチド」は、ALK6ファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。本明細書で記載されるあらゆるALK6関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下記のヒトALK6前駆体タンパク質配列(配列番号34)の番号付けに基づく。
正準ヒトALK6前駆体タンパク質配列(NCBI Ref Seq NP_001194.1)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK6ポリペプチド配列を次に示す:
ALK6前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号36)、これは、Genbank参照配列NM_001203.2のヌクレオチド275~1780に対応する。シグナル配列に下線を引き、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK6ポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
ヒトALK6前駆体タンパク質配列の選択的アイソフォームであるアイソフォーム2(NCBI Ref Seq NP_001243722.1)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK6ポリペプチド配列(アイソフォーム2)を次に示す:
ヒトALK6前駆体タンパク質(アイソフォーム2)をコードする核酸配列を下記に示し、これは、Genbank参照配列NM_001256793.1のヌクレオチド22~1617に対応する。シグナル配列に下線を引き、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK6ポリペプチドをコードする核酸配列を次に示す:
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのALK6ポリペプチド(例えば、ALK6ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、ALK6の細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのALK6ポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号34、35、91または92のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号34、35、91または92のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK6ポリペプチドからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、ALK7ポリペプチドを含むタンパク質複合体に関する。本明細書で使用される用語「ALK7」は、任意の種由来のアクチビン受容体様キナーゼ-7タンパク質、および変異誘発または他の修飾によるこのようなALK7タンパク質に由来する改変体のファミリーを指す。本明細書におけるALK7の参照は、現在同定された形態のうちのいずれか1つを参照するものと理解される。ALK7ファミリーのメンバーは一般に、システインに富む領域を備えるリガンド結合性細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、および予測されるセリン/スレオニンキナーゼ活性を有する細胞質ドメインで構成された膜貫通タンパク質である。
用語「ALK7ポリペプチド」は、ALK7ファミリーメンバーの任意の天然に存在するポリペプチドのほか、有用な活性を保持するその任意の改変体(変異体、フラグメント、融合物、およびペプチド模倣物形態を含む)を含むポリペプチドを含む。本明細書で記載されるあらゆるALK7関連ポリペプチドのアミノ酸の番号付けは、他に特段の指定がなければ、下記のヒトALK7前駆体タンパク質配列(配列番号38)の番号付けに基づく。
ヒトALK7の4種の天然に存在するアイソフォームについて記載されている。正準ヒトALK7アイソフォーム1前駆体タンパク質の配列(NCBI Ref Seq NP_660302.2)を次に示す:
シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示し、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK7アイソフォーム1ポリペプチド配列を次に示す:
ヒトALK7アイソフォーム1前駆体タンパク質をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号40)、これは、Genbank参照配列NM_145259.2のヌクレオチド244~1722に対応する。シグナル配列に下線を引き、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
プロセシングされた細胞外ALK7ポリペプチド(アイソフォーム1)をコードする核酸配列を次に示す:
ヒトALK7、アイソフォーム2の選択的アイソフォームのアミノ酸配列(NCBI Ref Seq NP_001104501.1)は、次の通りそのプロセシングされた形態で示し(配列番号301)、配列中、細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
細胞外ALK7ポリペプチド(アイソフォーム2)のアミノ酸配列を次に示す:
プロセシングされたALK7ポリペプチド(アイソフォーム2)をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号303)、これは、NCBI参照配列NM_001111031.1のヌクレオチド279~1607に対応する。細胞外ドメインは、太字フォントで指し示す。
細胞外ALK7ポリペプチド(アイソフォーム2)をコードする核酸配列を次に示す(配列番号304):
選択的ヒトALK7前駆体タンパク質、アイソフォーム3のアミノ酸配列(NCBI Ref Seq NP_001104502.1)を次の通りに示し(配列番号305)、配列中、シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示す。
プロセシングされたALK7ポリペプチド(アイソフォーム3)のアミノ酸配列を次に示す(配列番号306)。このアイソフォームは、膜貫通ドメインを欠き、したがって、その全体が可溶性であると提唱されている(Robertsら、2003年、Biol Reprod 68巻:1719~1726頁)。後述する通り、配列番号306のN末端改変体が予測される。
プロセシングされていないALK7ポリペプチド前駆体タンパク質(アイソフォーム3)をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号307)、これは、NCBI参照配列NM_001111032.1のヌクレオチド244~1482に対応する。シグナル配列は、実線の下線によって指し示す。
プロセシングされたALK7ポリペプチド(アイソフォーム3)をコードする核酸配列を次に示す(配列番号308):
選択的ヒトALK7前駆体タンパク質、アイソフォーム4のアミノ酸配列(NCBI Ref Seq NP_001104503.1)を次の通りに示し(配列番号309)、配列中、シグナルペプチドは、単一の下線によって指し示す。
プロセシングされたALK7ポリペプチド(アイソフォーム4)のアミノ酸配列を次に示す(配列番号310)。ALK7アイソフォーム3と同様に、アイソフォーム4は、膜貫通ドメインを欠き、したがって、その全体が可溶性であると提唱されている(Robertsら、2003年、Biol Reprod 68巻:1719~1726頁)。後述する通り、配列番号310のN末端改変体が予測される。
プロセシングされていないALK7ポリペプチド前駆体タンパク質(アイソフォーム4)をコードする核酸配列を下記に示し(配列番号311)、これは、NCBI参照配列NM_001111033.1のヌクレオチド244~1244に対応する。シグナル配列は、実線の下線によって指し示す。
プロセシングされたALK7ポリペプチド(アイソフォーム4)をコードする核酸配列を次に示す(配列番号312):
ラットにおける全長ALK7(アイソフォーム1)(NCBI参照配列NP_620790.1を参照)のシグナル配列、ならびにヒトおよびラットALK7の間の高度な配列同一性に基づき、ヒトALK7アイソフォーム1のプロセシングされた形態は、次に示す通りのものであることが予測される(配列番号313)。
配列番号39が、N末端において1、2、3、4、5、6または7アミノ酸だけ切断され、配列番号313が、N末端において1または2アミノ酸だけ切断された、プロセシングされたALK7アイソフォーム1の活性改変体が予測される。配列番号313と一貫して、ヒトALK7アイソフォーム3(配列番号306)およびヒトALK7アイソフォーム4(配列番号310)のプロセシングされた形態において、ロイシンがN末端アミノ酸であることがさらに予想される。
ある特定の実施形態では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む、少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体に関する。好ましくは、本開示の発明に従った使用のためのALK7ポリペプチド(例えば、ALK7ポリペプチドを含むヘテロ多量体の複合体およびその使用)は、可溶性である(例えば、ALK7の細胞外ドメイン)。他の好ましい実施形態では、本開示の発明に従った使用のためのALK7ポリペプチドは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号38、39、112、114、301、302、305、306、309、310、313、405または406のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、配列番号38、39、112、114、301、302、305、306、309、310、313、405または406のアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一である少なくとも1つのALK7ポリペプチドからなるか、またはこれから本質的になる。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ActRIIBヘテロ多量体は、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIBポリペプチドは、酸性アミノ酸(例えば、天然に存在するDもしくはEアミノ酸または人工の酸性アミノ酸)を含まない。好ましくは、本開示のALK1:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはActRIIBの細胞外ドメインを含む)。他の実施形態では、本開示のALK1:ActRIIBヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびActRIIBホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。I一部の実施形態では、本開示のALK2:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:ActRIIBヘテロ多量体は、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIBポリペプチドは、酸性アミノ酸(例えば、天然に存在するDもしくはEアミノ酸または人工の酸性アミノ酸)を含まない。好ましくは、本開示のALK2:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK2および/またはActRIIBの細胞外ドメインを含む)。他の実施形態では、本開示のALK2:ActRIIBヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK2およびActRIIBホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK2:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK3:ActRIIBヘテロ多量体は、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK3:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIBポリペプチドは、酸性アミノ酸(例えば、天然に存在するDもしくはEアミノ酸または人工の酸性アミノ酸)を含まない。好ましくは、本開示のALK3:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK3および/またはActRIIBの細胞外ドメインを含む)。他の実施形態では、本開示のALK3:ActRIIBヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK3およびActRIIBホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK3:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK4:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26または83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK4:ActRIIBヘテロ多量体は、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK4:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIBポリペプチドは、酸性アミノ酸(例えば、天然に存在するDもしくはEアミノ酸または人工の酸性アミノ酸)を含まない。好ましくは、本開示のALK4:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK4および/またはActRIIBの細胞外ドメインを含む)。他の実施形態では、本開示のALK4:ActRIIBヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK4:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK4およびActRIIBホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK4:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK4:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK5:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30または87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK5:ActRIIBヘテロ多量体は、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK5:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIBポリペプチドは、酸性アミノ酸(例えば、天然に存在するDもしくはEアミノ酸または人工の酸性アミノ酸)を含まない。好ましくは、本開示のALK5:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK5および/またはActRIIBの細胞外ドメインを含む)。他の実施形態では、本開示のALK5:ActRIIBヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK5:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK5およびActRIIBホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK5:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK5:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK6:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK6:ActRIIBヘテロ多量体は、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK6:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIBポリペプチドは、酸性アミノ酸(例えば、天然に存在するDもしくはEアミノ酸または人工の酸性アミノ酸)を含まない。好ましくは、本開示のALK6:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK6および/またはActRIIBの細胞外ドメインを含む)。他の実施形態では、本開示のALK6:ActRIIBヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK6:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK6およびActRIIBホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK6:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK6:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK7:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305および309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK7:ActRIIBヘテロ多量体は、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK7:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIBポリペプチドは、酸性アミノ酸(例えば、天然に存在するDもしくはEアミノ酸または人工の酸性アミノ酸)を含まない。好ましくは、本開示のALK7:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK7および/またはActRIIBの細胞外ドメインを含む)。他の実施形態では、本開示のALK7:ActRIIBヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK7:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK7およびActRIIBホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK7:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK7:ActRIIBヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:ActRIIAヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはActRIIAの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ActRIIAヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびActRIIAホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK2:ActRIIAヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK2および/またはActRIIAの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ActRIIAヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK2およびActRIIAホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK2:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK3:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK3:ActRIIAヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK3および/またはActRIIAの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ActRIIAヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK3およびActRIIAホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK3:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK4:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26または83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK4:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK4:ActRIIAヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK4および/またはActRIIAの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK4:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK4:ActRIIAヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK4およびActRIIAホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK4:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK4:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK5:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30または87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK5:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK5:ActRIIAヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK5および/またはActRIIAの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK5:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK5:ActRIIAヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK5およびActRIIAホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK5:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK5:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK6:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。6一部の実施形態では、本開示のALK6:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。 好ましくは、本開示のALK6:ActRIIAヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK6および/またはActRIIAの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK6:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK6:ActRIIAヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK6およびActRIIAホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK6:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK6:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK7:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305または309のアミノ酸28~93に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK7:ActRIIAヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK7:ActRIIAヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK7および/またはActRIIAの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK7:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK7:ActRIIAヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK7およびActRIIAホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK7:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK7:ActRIIAヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168または配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはTGFBRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびTGFBRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK2:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168または配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK2:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK2および/またはTGFBRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK2:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK2:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK2およびTGFBRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK2:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK2:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。[
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK3:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK3:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168または配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK3:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK3および/またはTGFBRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK3:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK3:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK3およびTGFBRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK3:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK3:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK4:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26もしくは83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK4:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168または配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK4:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK4および/またはTGFBRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK4:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK4:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK4およびTGFBRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK4:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK4:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK5:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30もしくは87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK5:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168または配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK5:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK5および/またはTGFBRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK5:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK5:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK5およびTGFBRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK5:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK5:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK6:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK6:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168または配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK6:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK6および/またはTGFBRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK6:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK6:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK6およびTGFBRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK6:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK6:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK7:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305もしくは309のアミノ酸28~93に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK7:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168または配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK7:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK7および/またはTGFBRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK7:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK7:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK7およびTGFBRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK7:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK7:TGFBRIIヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75もしくは79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK2:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75もしくは79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK2:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK2および/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK2:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK2:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK2およびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK2:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK2:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK3:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK3:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75もしくは79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK3:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK3および/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK3:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK3:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK3およびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK3:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK3:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK4:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26もしくは83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK4:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75もしくは79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK4:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK4および/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK4:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK4:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK4およびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK4:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK4:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK5:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30もしくは87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK5:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75もしくは79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK5:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK5および/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK5:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK5:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK5およびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK5:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK5:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK6:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK6:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75もしくは79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK6:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK6および/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK6:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK6:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK6およびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK6:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK6:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK7:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305もしくは309のアミノ酸28~93に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK7:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75もしくは79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK7:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK7および/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK7:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK7:MISRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK7およびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK7:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK7:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46もしくは71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:BMPRIIヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはBMPRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:BMPRIIヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:BMPRIIヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびBMPRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK2:BMPRIIヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46もしくは71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK2:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK2および/またはBMPRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK2:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK2:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK2およびBMPRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK2:BMPRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK2:BMPRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK3:BMPRIIヘテロ多量体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK3:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46もしくは71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK3:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK3および/またはBMPRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK3:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK3:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK3およびBMPRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK3:BMPRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK3:BMPRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK4:BMPRIIヘテロ多量体は、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26もしくは83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK4:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46もしくは71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK4:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK4および/またはBMPRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK4:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK4:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK4およびBMPRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK4:BMPRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK4:BMPRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK5:BMPRIIヘテロ多量体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30もしくは87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK5:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46もしくは71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK5:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK5および/またはBMPRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK5:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK5:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK5およびBMPRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK5:BMPRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK5:BMPRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK6:BMPRIIヘテロ多量体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK6:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46もしくは71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK6:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK6および/またはBMPRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK6:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK6:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK6およびBMPRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK6:BMPRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK6:BMPRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK7:BMPRIIヘテロ多量体は、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305もしくは309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK7:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46もしくは71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK7:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、可溶性である(例えば、ALK7および/またはBMPRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK7:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK7:BMPRIIヘテロ多量体の複合体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK7およびBMPRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK7:BMPRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK7:BMPRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはALK2の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびALK2ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはALK2の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびALK2ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK2ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK3ヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK3ヘテロ多量体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:ALK3ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはALK3の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK3ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK3ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびALK3ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:ALK3ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK3ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、配列番号6、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26もしくは83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはALK4の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびALK4ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、配列番号26、27、83、84、10、106、177、178、403、404、469および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26もしくは83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはALK4の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびALK4ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK4ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK5ヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK5ヘテロ多量体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30もしくは87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:ALK5ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはALK5の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK5ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK5ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびALK5ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:ALK5ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK5ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK6ヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK6ヘテロ多量体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:ALK6ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはALK6の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK6ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK6ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびALK6ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:ALK6ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK6ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK1ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463および464のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK1ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305もしくは309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK1:ALK7ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK1および/またはALK7の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK7ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK1:ALK7ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK1およびALK7ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK1:ALK7ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK1:ALK7ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK3ヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK3ヘテロ多量体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK2:ALK3ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK2および/またはALK3の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ALK3ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK3ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK2およびALK3ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK2:ALK3ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ALK3ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK4ヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK4ヘテロ多量体は、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26もしくは83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK2:ALK4ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK2および/またはALK4の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ALK4ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK4ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK2およびALK4ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK2:ALK4ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ALK4ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK5ヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK5ヘテロ多量体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30もしくは87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK2:ALK5ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK2および/またはALK5の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ALK5ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK5ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK2およびALK5ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK2:ALK5ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ALK5ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK6ヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK6ヘテロ多量体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および4748のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK2:ALK6ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK2および/またはALK6の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ALK6ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK6ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK2およびALK6ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK2:ALK6ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ALK6ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK2ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465および466のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK2ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号38、3、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305もしくは309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK2:ALK7ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK2および/またはALK7の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ALK7ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK2:ALK7ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK2およびALK7ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK2:ALK7ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK2:ALK7ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK4ヘテロ多量体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK4ヘテロ多量体は、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26もしくは83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK3:ALK4ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK3および/またはALK4の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ALK4ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK4ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK3およびALK4ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK3:ALK4ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ALK4ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK5ヘテロ多量体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK5ヘテロ多量体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30もしくは87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK3:ALK5ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK3および/またはALK5の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ALK5ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK5ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK3およびALK5ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK3:ALK5ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ALK5ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK6ヘテロ多量体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK6ヘテロ多量体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK3:ALK6ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK3および/またはALK6の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ALK6ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK6ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK3およびALK6ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK3:ALK6ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ALK6ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK3ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK3ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305もしくは309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK3:ALK7ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK3および/またはALK7の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ALK7ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK3:ALK7ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK3およびALK7ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK3:ALK7ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK3:ALK7ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK4:ALK5ヘテロ多量体は、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26もしくは83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK4:ALK5ヘテロ多量体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30もしくは87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK4:ALK5ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK4および/またはALK5の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK4:ALK5ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK4:ALK5ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK4およびALK5ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK4:ALK5ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK4:ALK5ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK4:ALK6ヘテロ多量体は、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26もしくは83のアミノ酸34~101もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK4:ALK6ヘテロ多量体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473および474のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK4:ALK6ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK4および/またはALK6の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK4:ALK6ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK4:ALK6ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK4およびALK6ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK4:ALK6ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK4:ALK6ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK4ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK4:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号26もしくは83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK4ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK4:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305もしくは309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK4:ALK7ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK4および/またはALK7の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK4:ALK7ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK4:ALK7ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK4およびALK7ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK4:ALK7ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK4:ALK7ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK5:ALK6ヘテロ多量体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30もしくは87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK5:ALK6ヘテロ多量体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK5:ALK6ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK5および/またはALK6の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK5:ALK6ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK5:ALK6ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK5およびALK6ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK5:ALK6ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK5:ALK6ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK5ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK5:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号30もしくは87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK5ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK5:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305もしくは309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK5:ALK7ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK5および/またはALK7の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK5:ALK7ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK5:ALK7ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK5およびALK7ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK5:ALK7ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK5:ALK7ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK6ポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のALK6:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号34のアミノ酸32~102もしくは配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK6ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のALK6:ALK7ヘテロ多量体は、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号38、305もしくは309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのALK7ポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のALK6:ALK7ヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ALK6および/またはALK7の細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のALK6:ALK7ヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のALK6:ALK7ヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ALK6およびALK7ホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のALK6:ALK7ヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のALK6:ALK7ヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:ActRIIBヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:ActRIIBヘテロ多量体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号1のアミノ酸29~109または配列番号1の25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のActRIIA:ActRIIBヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ActRIIAおよび/またはActRIIBの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のActRIIA:ActRIIBヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:ActRIIBヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ActRIIAおよびActRIIBホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のActRIIA:ActRIIBヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIA:ActRIIBヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:BMPRIIヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:BMPRIIヘテロ多量体は、配列番号6、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46および71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のActRIIA:BMPRIIヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ActRIIAおよび/またはBMPRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のActRIIA:BMPRIIヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:BMPRIIヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ActRIIAおよびBMPRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のActRIIA:BMPRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIA:BMPRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168または配列番号42の51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のActRIIA:TGFBRIIヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ActRIIAおよび/またはTGFBRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のActRIIA:TGFBRIIヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:TGFBRIIヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ActRIIAおよびTGFBRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のActRIIA:TGFBRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIA:TGFBRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIAポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIAポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75および79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のActRIIA:MISRIIヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ActRIIAおよび/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のActRIIA:MISRIIヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のActRIIA:MISRIIヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ActRIIAおよびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のActRIIA:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIA:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のActRIIB:BMPRIIヘテロ多量体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号1のアミノ酸29~109または配列番号1の25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のActRIIB:BMPRIIヘテロ多量体は、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46および71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のActRIIB:BMPRIIヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ActRIIBおよび/またはBMPRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のActRIIB:BMPRIIヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のActRIIB:BMPRIIヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ActRIIBおよびBMPRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のActRIIB:BMPRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIB:BMPRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のActRIIB:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号1のアミノ酸29~109または配列番号1の25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のActRIIB:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168もしくは配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のActRIIB:TGFBRIIヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ActRIIBおよび/またはTGFBRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のActRIIB:TGFBRIIヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のActRIIB:TGFBRIIヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ActRIIBおよびTGFBRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のActRIIB:TGFBRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIB:TGFBRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのActRIIBポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のActRIIB:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453および454のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号1のアミノ酸29~109または配列番号1の25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのActRIIBポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のActRIIB:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75および79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のActRIIB:MISRIIヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、ActRIIBおよび/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のActRIIB:MISRIIヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のActRIIB:MISRIIヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、ActRIIBおよびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のActRIIB:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のActRIIB:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のBMPRII:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46もしくは71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のBMPRII:TGFBRIIヘテロ多量体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168もしくは配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のBMPRII:TGFBRIIヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、BMPRIIおよび/またはTGFBRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のBMPRII:TGFBRIIヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のBMPRII:TGFBRIIヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、BMPRIIおよびTGFBRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のBMPRII:TGFBRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のBMPRII:TGFBRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのBMPRIIポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のBMPRII:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、および456のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号46もしくは71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのBMPRIIポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のBMPRII:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75および79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のBMPRII:MISRIIヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、BMPRIIおよび/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のBMPRII:MISRIIヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のBMPRII:MISRIIヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、BMPRIIおよびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のBMPRII:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のBMPRII:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
ある特定の態様では、本開示は、そのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチド、ならびにそのフラグメント、機能的改変体および修飾形態を含む少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含むヘテロ多量体に関する。一部の実施形態では、本開示のTGFBRII:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号67のアミノ酸44~168もしくは配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのTGFBRIIポリペプチドを含む。一部の実施形態では、本開示のTGFBRII:MISRIIヘテロ多量体は、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457および458のうちいずれか1つのアミノ酸配列または配列番号50、75もしくは79のアミノ酸24~116もしくは配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる少なくとも1つのMISRIIポリペプチドを含む。好ましくは、本開示のTGFBRII:MISRIIヘテロ多量体は、可溶性である(例えば、TGFBRIIおよび/またはMISRIIの細胞外ドメインを含む)。他の好ましい実施形態では、本開示のTGFBRII:MISRIIヘテロ多量体は、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合するおよび/またはその活性(例えば、Smad2/3および/またはSmad1/5/8シグナル伝達の誘導)を阻害(拮抗)する。一部の実施形態では、本開示のTGFBRII:MISRIIヘテロ多量体は、その対応するホモ多量体の複合体(すなわち、TGFBRIIおよびMISRIIホモ多量体)と比較して、異なるリガンド結合特異性/プロファイルを有する。本開示のTGFBRII:MISRIIヘテロ多量体は、例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造を含む。ある特定の好ましい実施形態では、本開示のTGFBRII:MISRIIヘテロ多量体は、ヘテロ二量体である。
一部の実施形態では、本開示は、治療有効性または安定性(例えば、貯蔵寿命およびインビボにおけるタンパク質分解に対する抵抗性)の増強などの目的のために、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド(例えば、ALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6およびALK7)および/またはTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド(例えば、ActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよびMISRII)の構造を修飾することによる機能的改変体の作製を考慮する。改変体は、アミノ酸置換、欠失、付加またはこれらの組み合わせによって産生することができる。例えば、イソロイシンもしくはバリンによるロイシンの、グルタミン酸によるアスパラギン酸の、セリンによるスレオニンの単離された置き換え、または構造的に関連するアミノ酸によるアミノ酸の同様の置き換え(例えば、保存的変異)が、その結果得られる分子の生物学的活性に重大な影響を有さないと予想することは妥当である。保存的置き換えは、その側鎖が関係するアミノ酸ファミリー内で行われる置き換えである。本開示のポリペプチドのアミノ酸配列の変化が、機能的ホモログをもたらすか否かは、改変体ポリペプチドが、野生型ポリペプチドと同様の様式で細胞における応答を生じる能力、または例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティーを含む1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合する能力を評価することにより容易に決定することができる。
一部の実施形態では、本開示は、治療有効性または安定性の増強(例えば、貯蔵寿命の増大および/またはタンパク質分解に対する抵抗性の増大)などの目的のために、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドおよび/またはTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの構造を修飾することによる機能的改変体の作製を考慮する。
ある特定の実施形態では、本開示は、ポリペプチドのグリコシル化を変更することができるような、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド(例えば、ALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6およびALK7)および/またはTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド(例えば、ActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよびMISRII)受容体の特異的な変異を考慮する。このような変異は、O結合型またはN結合型グリコシル化部位など、1つまたは複数のグリコシル化部位を導入または排除することができるように選択され得る。アスパラギン結合型グリコシル化認識部位は一般に、適切な細胞グリコシル化酵素によって特異的に認識されるトリペプチド配列、アスパラギン-X-スレオニンまたはアスパラギン-X-セリン(配列中、「X」は、任意のアミノ酸である)を含む。変更は、ポリペプチドの配列への1つまたは複数のセリンまたはスレオニン残基の付加またはこれによる置換によって作製することもできる(O結合型グリコシル化部位のため)。グリコシル化認識部位の第1または第3のアミノ酸位置の一方または両方における種々のアミノ酸置換または欠失(および/または第2の位置におけるアミノ酸欠失)は、修飾されたトリペプチド配列における非グリコシル化をもたらす。ポリペプチドにおける炭水化物部分の数を増大する別の手段は、ポリペプチドへのグリコシドの化学的または酵素によるカップリングによる。使用したカップリング様式に応じて、糖(複数可)は、(a)アルギニンおよびヒスチジン;(b)遊離カルボキシル基;(c)システイン中など、遊離スルフヒドリル基;(d)セリン、スレオニンもしくはヒドロキシプロリン中など、遊離ヒドロキシル基;(e)フェニルアラニン、チロシンもしくはトリプトファン中など、芳香族残基;または(f)グルタミンのアミド基に取り付けることができる。ポリペプチドに存在する1つまたは複数の炭水化物部分の除去は、化学的におよび/または酵素により達成することができる。化学的脱グリコシル化は、例えば、化合物トリフルオロメタンスルホン酸または等価な化合物へのポリペプチドの曝露が関与し得る。この処理は、アミノ酸配列をインタクトにしたままで、連結糖(N-アセチルグルコサミンまたはN-アセチルガラクトサミン)を除く大部分のまたは全ての糖の切断をもたらす。ポリペプチドにおける炭水化物部分の酵素による切断は、Thotakuraら[Meth. Enzymol.(1987年)138巻:350頁]によって記載されている種々のエンドおよびエキソグリコシダーゼの使用によって達成することができる。哺乳動物、酵母、昆虫および植物細胞は全て、ペプチドのアミノ酸配列によって影響され得る異なるグリコシル化パターンを導入することができるため、ポリペプチドの配列は、必要に応じて、使用した発現系の種類に応じて調整することができる。一般に、ヒトにおける使用のための本開示のTGF-ベータスーパーファミリーIおよびII型受容体複合体は、HEK293またはCHO細胞株など、適切なグリコシル化をもたらす哺乳動物細胞株において発現させることができるが、他の哺乳動物発現細胞株も同様に、有用であると予想される。
本開示は、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド(例えば、ALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6およびALK7)および/またはTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド(例えば、ActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよびMISRII)の変異体、特に、コンビナトリアル変異体のセット、ならびに切断型変異体を生成する方法をさらに考慮する。コンビナトリアル変異体のプールは、機能的に活性な(例えば、リガンド結合性)TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体配列の同定に特に有用である。このようなコンビナトリアルライブラリーをスクリーニングする目的は、例えば、変更された薬物動態または変更されたリガンド結合など、変更された特性を有するポリペプチド改変体を生成することとなり得る。種々のスクリーニングアッセイを下に示し、このようなアッセイを使用して、改変体を評価することができる。例えば、TGF-ベータスーパーファミリーIおよびII型受容体複合体改変体は、TGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合する能力、TGF-ベータスーパーファミリー受容体へのTGF-ベータスーパーファミリーリガンドの結合を防止する能力、および/またはTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに起因するシグナル伝達に干渉する能力に関してスクリーニングすることができる。
本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の活性は、例えば、細胞ベースのまたはin vivoアッセイにおいて検査することもできる。例えば、筋肉細胞における筋肉産生に関与する遺伝子の発現またはタンパク質の活性におけるヘテロ多量体の複合体の効果を評価することができる。これは、必要に応じて、1つまたは複数の組換えTGF-ベータスーパーファミリーリガンドタンパク質(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)の存在下で行うことができ、細胞は、TGF-ベータスーパーファミリーIおよびII型受容体複合体ならびに任意選択で、TGF-ベータスーパーファミリーリガンドを産生することができるようにトランスフェクトすることができる。同様に、本開示のヘテロ多量体の複合体は、マウスまたは他の動物に投与することができ、当技術分野で認識されている方法を使用して、筋肉形成および強度など、1つまたは複数の測定値を評価することができる。同様に、ヘテロ多量体またはその改変体の活性は、例えば、本明細書で記載されるアッセイおよび当技術分野で周知のアッセイによって、骨芽細胞、脂肪細胞および/またはニューロン細胞において、これらの細胞の成長におけるいずれかの効果に関して検査することができる。このような細胞株においてSMAD応答性レポーター遺伝子を使用して、下流のシグナル伝達における効果をモニターすることができる。
参照TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体と比べて増大した選択性または全般的に増大した効力を有する、コンビナトリアル由来の改変体を生成することができる。このような改変体は、組換えDNA構築物から発現されると、遺伝子療法プロトコールにおいて使用することができる。同様に、変異誘発は、対応する無修飾TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体とは劇的に異なる細胞内半減期を有する改変体を生じることができる。例えば、変更されたタンパク質は、無修飾ポリペプチドのタンパク質分解または破壊さもなければ不活性化をもたらす他の細胞過程に対してより安定またはより不安定のいずれかにすることができる。このような改変体およびこれをコードする遺伝子を利用して、ポリペプチドの半減期をモジュレートすることにより、ポリペプチド複合体レベルを変更することができる。例えば、短い半減期は、より一過性の生物学的効果を生じることができ、誘導性発現系の一部の場合、細胞内の組換えポリペプチド複合体レベルのより緊密な制御を可能にすることができる。Fc融合タンパク質において、変異をリンカー(あるとすれば)および/またはFc部分において生じさせて、例えば、免疫原性、半減期および溶解性を含む、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の1つまたは複数の活性を変更することができる。
コンビナトリアルライブラリーは、それぞれ潜在的TGF-ベータスーパーファミリーIおよび/またはII型受容体配列の少なくとも部分を含むポリペプチドのライブラリーをコードする遺伝子の縮重ライブラリーとして産生することができる。例えば、潜在的TGF-ベータスーパーファミリーIおよび/またはII型受容体をコードするヌクレオチド配列の縮重セットが、個々のポリペプチドとしてまたは代替的により大型の融合タンパク質のセットとして(例えば、ファージディスプレイ用)発現可能となるように、合成オリゴヌクレオチドの混合物は、遺伝子配列へと酵素によりライゲーションすることができる。
縮重オリゴヌクレオチド配列から潜在的ホモログのライブラリーを生成することができる、多くの仕方が存在する。縮重遺伝子配列の化学合成は、自動DNA合成機で行うことができ、続いて合成遺伝子は、発現のための適切なベクターへとライゲーションすることができる。縮重オリゴヌクレオチドの合成は、当技術分野で周知である。例えば、Narang、SA(1983年)Tetrahedron 39巻:3頁;Itakuraら(1981年)Recombinant DNA、Proc. 3rd ClevelおよびSympos.Macromolecules、AG Walton編、Amsterdam:Elsevier、273~289頁;Itakuraら(1984年)Annu. Rev. Biochem.53巻:323頁;Itakuraら(1984年)Science 198巻:1056頁;Ikeら(1983年)Nucleic Acid Res.11巻:477頁を参照されたい。このような技法は、他のタンパク質の定向進化(directed evolution)において用いられてきた。例えば、Scottら(1990年)Science 249巻:386~390頁;Robertsら(1992年)PNAS USA 89巻:2429~2433頁;Devlinら(1990年)Science 249巻:404~406頁;Cwirlaら(1990年)PNAS USA 87巻:6378~6382頁;ならびに米国特許第5,223,409号、同第5,198,346号および同第5,096,815号を参照されたい。
代替的に、他の形態の変異誘発を利用して、コンビナトリアルライブラリーを生成することができる。例えば、アラニンスキャニング変異誘発[例えば、Rufら(1994年)Biochemistry 33巻:1565~1572頁;Wangら(1994年)J. Biol. Chem.269巻:3095~3099頁;Balintら(1993年)Gene 137巻:109~118頁;Grodbergら(1993年)Eur. J. Biochem.218巻:597~601頁;Nagashimaら(1993年)J. Biol. Chem.268巻:2888~2892頁;Lowmanら(1991年)Biochemistry 30巻:10832~10838頁;およびCunninghamら(1989年)Science 244巻:1081~1085頁を参照されたい]、リンカースキャニング変異誘発[例えば、Gustinら(1993年)Virology 193巻:653~660頁;およびBrownら(1992年)Mol. Cell Biol.12巻:2644~2652頁;McKnightら(1982年)Science 232巻:316頁を参照されたい]、飽和変異誘発[例えば、Meyersら(1986年)Science 232巻:613頁を参照されたい];PCR変異誘発[例えば、Leungら(1989年)Method Cell Mol Biol 1巻:11~19頁を参照されたい];または化学的変異誘発を含むランダム変異誘発[例えば、Millerら(1992年)A Short Course in Bacterial Genetics、CSHL Press、Cold Spring Harbor、NY;およびGreenerら(1994年)Strategies in Mol Biol 7巻:32~34頁を参照されたい]を使用してスクリーニングすることにより、例えば、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を生成し、ライブラリーから単離され得る。特にコンビナトリアル設定におけるリンカースキャニング変異誘発が、切断(生物活性)型のTGF-ベータスーパーファミリーIおよび/またはII型受容体ポリペプチドを同定するための魅力的な方法である。
点変異および切断によって作製されたコンビナトリアルライブラリーの遺伝子産物をスクリーニングするため、また、付け加えて言えば、ある特定の特性を有する遺伝子産物のcDNAライブラリーをスクリーニングするための広範囲の技法が当技術分野で公知である。このような技法は一般に、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体のコンビナトリアル変異誘発によって生成された遺伝子ライブラリーの迅速なスクリーニングに適応可能であろう。大型の遺伝子ライブラリーをスクリーニングするために最も広く使用されている技法は典型的に、複製可能な(replicable)発現ベクターへと遺伝子ライブラリーをクローニングするステップと、その結果得られるベクターライブラリーにより適切な細胞を形質転換するステップと、所望の活性の検出が、その産物が検出された遺伝子をコードするベクターの相対的に容易な単離を容易にする条件下で、コンビナトリアル遺伝子を発現させるステップとを含む。好ましいアッセイは、TGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)結合アッセイおよび/またはTGF-ベータスーパーファミリーリガンド媒介性細胞シグナル伝達アッセイを含む。
ある特定の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーIおよびII型ヘテロ多量体の複合体は、TGF-ベータスーパーファミリーIおよび/またはII型受容体ポリペプチド内に天然に存在する任意の翻訳後修飾に加えて、翻訳後修飾をさらに含み得る。このような修飾としては、アセチル化、カルボキシル化、グリコシル化、リン酸化、脂質化(lipidation)およびアシル化が挙げられるがこれらに限定されない。結果として、TGF-ベータスーパーファミリーIおよびII型ヘテロ多量体の複合体は、ポリエチレングリコール、脂質、多糖類または単糖類、およびホスフェートなど、非アミノ酸要素を含み得る。このような非アミノ酸要素の、ヘテロ多量体の複合体の機能性に対する影響は、他のヘテロ多量体の複合体改変体について本明細書に記載されるようにして試験され得る。本開示のポリペプチドが、ポリペプチドの新生形態を切断することによって細胞内で生成される場合、翻訳後プロセシングも、タンパク質の正確な折り畳みおよび/または機能にとって重要となり得る。様々な細胞(例えば、CHO、HeLa、MDCK、293、WI38、NIH-3T3またはHEK293)が、このような翻訳後の活性のための特定の細胞機構(cellular machinery)および特徴的な機構(mechanism)を有し、TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチド、ならびにこれらを含むヘテロ多量体の正確な修飾およびプロセシングを保証するように選択され得る。
ある特定の態様では、本明細書で開示されるポリペプチドは、少なくとも1つのII型受容体ポリペプチドと共有結合または非共有結合により会合した、少なくとも1つのTGF-ベータスーパーファミリーI型ポリペプチドを含むタンパク質複合体を形成することができる。好ましくは、本明細書で開示されるポリペプチドは、ヘテロ二量体の複合体を形成するが、ヘテロ三量体、ヘテロ四量体およびさらなるオリゴマー構造(例えば、図1、図2および図15~図17を参照されたい)などが挙げられるがこれらに限定されない、より高次のヘテロ多量体の複合体(ヘテロ多量体)も含まれる。一部の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドは、少なくとも1つの多量体化ドメインを含む。本明細書で開示される通り、用語「多量体化ドメイン」は、少なくとも第1のポリペプチドおよび少なくとも第2のポリペプチドの間の共有結合または非共有結合相互作用を促進するアミノ酸またはアミノ酸の配列を指す。本明細書で開示されるポリペプチドは、多量体化ドメインへと共有結合または非共有結合により接続することができる。好ましくは、多量体化ドメインは、第1のポリペプチド(例えば、TGF-ベータスーパーファミリーI型ポリペプチド)および第2のポリペプチド(例えば、TGF-ベータスーパーファミリーII型ポリペプチド)の間の相互作用を促進して、ヘテロ多量体形成(例えば、ヘテロ二量体形成)を促進し、任意選択で、ホモ多量体形成(例えば、ホモ二量体形成)を妨げるまたは他の仕方で不利にし、これにより、所望のヘテロ多量体(例えば、図2を参照されたい)の収量を増大する。
当技術分野で公知の多くの方法を使用して、本開示のTGF-ベータスーパーファミリー複合体を生成することができる。例えば、第1のポリペプチド(例えば、TGF-ベータスーパーファミリーI型ポリペプチド)および第2のポリペプチド(例えば、TGF-ベータスーパーファミリーII型ポリペプチド)の間にジスルフィド結合が形成されるように、第1のポリペプチドにおいて、遊離チオールが、第2のポリペプチドにおける別の遊離チオール含有残基と相互作用するように、システインなどの遊離チオール含有残基により天然に存在するアミノ酸を置き換えることにより、天然に存在しないジスルフィド結合を構築することができる。ヘテロ多量体形成を促進するための相互作用の追加的な例としては、Kjaergaardら、WO2007147901に記載されているようなイオン性相互作用;Kannanら、U.S.8,592,562に記載されているような静電ステアリング(electrostatic steering)効果;Christensenら、U.S.20120302737に記載されているようなコイルドコイル相互作用;PackおよびPlueckthun(1992年)Biochemistry 31巻:1579~1584頁に記載されているようなロイシンジッパー;およびPackら(1993年)Bio/Technology 11巻:1271~1277頁に記載されているようなヘリックス・ターン・ヘリックスモチーフが挙げられるがこれらに限定されない。例えば、化学的架橋、ペプチドリンカー、ジスルフィド架橋などによる共有結合により、またはアビジン-ビオチンもしくはロイシンジッパー技術などによるアフィニティー相互作用により、様々なセグメントの連結を得ることができる。
ある特定の態様では、多量体化ドメインは、相互作用ペアの一方の構成要素を含み得る。一部の実施形態では、本明細書で開示されるポリペプチドは、第2のポリペプチドと共有結合または非共有結合により会合した第1のポリペプチドを含むタンパク質複合体を形成することができ、第1のポリペプチドは、TGF-ベータスーパーファミリーI型ポリペプチドのアミノ酸配列および相互作用ペアの第1のメンバーのアミノ酸配列を含み;第2のポリペプチドは、TGF-ベータスーパーファミリーII型ポリペプチドのアミノ酸配列および相互作用ペアの第2のメンバーのアミノ酸配列を含む。相互作用ペアは、相互作用して複合体、特に、ヘテロ二量体の複合体を形成する任意の2つのポリペプチド配列の場合もあるが、実効性のある実施形態は、ホモ二量体の複合体を形成することができる相互作用ペアを用いることもできる。相互作用ペアの一方のメンバーは、例えば、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463、464、18、19、136、138、173、174、421、422、465、466、22、23、115、117、175、176、407、408、467、468、26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、470、30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、472、34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、474、38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、476、9、10、11、118、120、151、152、409、410、451、452、1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453、454、46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、456、50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、458、42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462.のうちいずれか一配列に、少なくとも80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むか、これから本質的になるか、またはこれからなるポリペプチド配列を含む、本明細書で記載されるTGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ポリペプチドに融合されていてよい。相互作用ペアは、増大された血清半減期など、改善された特性/活性を付与するように、または改善された特性/活性をもたらす別の部分が取り付けられるアダプターとして作用するように選択され得る。例えば、ポリエチレングリコール部分を、相互作用ペアの一方または両方の構成要素に取り付けて、改善された血清半減期など、改善された特性/活性をもたらすことができる。
相互作用ペアの第1および第2のメンバーは、非対称ペアとなることができ、これは、ペアのメンバーが、自己会合するよりもむしろ、互いと優先的に会合することを意味する。したがって、非対称相互作用ペアの第1および第2のメンバーは、会合して、ヘテロ二量体の複合体(例えば、図2を参照されたい)を形成することができる。代替的に、相互作用ペアは、ガイドされなくてよく、これは、ペアのメンバーが、実質的な優先度なしで、互いと会合しても自己会合してもよく、よって、同じまたは異なるアミノ酸配列を有することができることを意味する。したがって、ガイドされない相互作用ペアの第1および第2のメンバーは、会合して、ホモ二量体の複合体またはヘテロ二量体の複合体を形成することができる。任意選択で、相互作用ペア(例えば、非対称ペアまたはガイドされない相互作用ペア)の第1のメンバーは、相互作用ペアの第2のメンバーと共有結合により会合する。任意選択で、相互作用ペア(例えば、非対称ペアまたはガイドされない相互作用ペア)の第1のメンバーは、相互作用ペアの第2のメンバーと非共有結合により会合する。
具体例としては、本開示は、免疫グロブリンのCH1、CH2もしくはCH3ドメインまたはFcドメインなど、免疫グロブリンの定常ドメインを含むポリペプチドに融合された、TGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ポリペプチドを含む融合タンパク質を提供する。ヒトIgG1、IgG2、IgG3およびIgG4に由来するFcドメインが、本明細書に提供される。CDCまたはADCC活性のいずれかを減少させる他の変異が公知であり、まとめると、これらの改変体のいずれかが、本開示に含まれ、本開示のヘテロ多量体の複合体の有利な構成要素として使用することができる。任意選択で、配列番号208のIgG1 Fcドメインは、Asp-265、Lys-322およびAsn-434(対応する全長IgG1に従って番号付け)など、残基に1つまたは複数の変異を有する。ある特定の場合において、これらの変異のうち1つまたは複数(例えば、Asp-265変異)を有する変異体Fcドメインは、野生型Fcドメインと比べて、Fcγ受容体への低減した結合能力を有する。他の場合において、これらの変異のうち1つまたは複数(例えば、Asn-434変異)を有する変異体Fcドメインは、野生型Fcドメインと比べて、MHCクラスI関連Fc受容体(FcRN)への増大した結合能力を有する。
ヒトIgG1のFc部分(G1Fc)に使用することができる天然のアミノ酸配列の例を下記に示す(配列番号208)。点線の下線は、ヒンジ領域を指し示し、実線の下線は、天然に存在する改変体を有する位置を指し示す。部分的に、本開示は、配列番号208に対し、70%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一性を有するアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になるポリペプチドを提供する。G1Fcにおける天然に存在する改変体は、配列番号208において使用される番号付け方式に従ったE134DおよびM136Lを含むであろう(Uniprot P01857を参照)。
ヒトIgG2のFc部分(G2Fc)に使用することができる天然のアミノ酸配列の例を下記に示す(配列番号209)。点線の下線は、ヒンジ領域を指し示し、二重の下線は、配列におけるデータベースの矛盾が存在する位置を指し示す(UniProt P01859に従う)。部分的に、本開示は、配列番号209に対し、70%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一性を有するアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になるポリペプチドを提供する。
ヒトIgG3のFc部分(G3Fc)に使用することができるアミノ酸配列の2つの例を下記に示す。G3Fcにおけるヒンジ領域は、他のFc鎖におけるヒンジ領域の最大4倍の長さとなることができ、同様の17残基セグメントに先行される3つの同一15残基セグメントを含有する。下記に示される第1のG3Fc配列(配列番号210)は、単一15残基セグメントからなる短いヒンジ領域を含有する一方、第2のG3Fc配列(配列番号211)は、全長ヒンジ領域を含有する。いずれの場合でも、点線の下線は、ヒンジ領域を指し示し、実線の下線は、UniProt P01859に従った天然に存在する改変体を有する位置を指し示す。部分的に、本開示は、配列番号210および211に対し、70%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一性を有するアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になるポリペプチドを提供する。
配列番号210において使用される番号付け方式に変換された場合、G3Fc(例えば、Uniprot P01860を参照)における天然に存在する改変体は、E68Q、P76L、E79Q、Y81F、D97N、N100D、T124A、S169N、S169del、F221Yを含み、本開示は、これらの変種のうち1つまたは複数を含有するG3Fcドメインを含む融合タンパク質を提供する。加えて、ヒト免疫グロブリンIgG3遺伝子(IGHG3)は、異なるヒンジ長を特徴とする構造的多型を示す[Uniprot P01859を参照]。特に、改変体WISは、V領域の大部分およびCH1領域の全てを欠いている。これは、ヒンジ領域に通常存在する11個に加えて、7位に余分な鎖間ジスルフィド結合を有する。改変体ZUCは、V領域の大部分、CH1領域の全ておよびヒンジの一部を欠く。改変体OMMは、対立遺伝子型または別のガンマ鎖サブクラスを表すことができる。本開示は、これらの改変体のうち1つまたは複数を含有するG3Fcドメインを含む追加的な融合タンパク質を提供する。
ヒトIgG4のFc部分(G4Fc)に使用することができる天然のアミノ酸配列の例を下記に示す(配列番号212)。点線の下線は、ヒンジ領域を指し示す。部分的に、本開示は、配列番号212に対し、70%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一性を有するアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になるポリペプチドを提供する。
Fcドメインにおける種々の操作された変異が、G1Fc配列(配列番号208)に関して本明細書に提示されており、G2Fc、G3FcおよびG4Fcにおける類似の変異は、図5におけるG1Fcとそれらとのアラインメントに由来することができる。不等なヒンジ長のため、アイソタイプアラインメント(図5)に基づく類似のFc位置は、配列番号208、209、210および212において異なるアミノ酸数を保持する。番号付けが、Uniprotデータベースと同様にIgG1重鎖定常ドメイン全体(C
H1、ヒンジ、C
H2およびC
H3領域からなる)を包含する場合、ヒンジ、C
H2およびC
H3領域からなる免疫グロブリン配列(例えば、配列番号208、209、210、211または212)における所定のアミノ酸位置が、同じ位置とは異なる番号によって同定されるであろうと認めることもできる。例えば、ヒトG1Fc配列(配列番号208)、ヒトIgG1重鎖定常ドメイン(Uniprot P01857)およびヒトIgG1重鎖における選択されたC
H3位置の間の対応を次に示す。
単一細胞株からの非対称の免疫グロブリンに基づくタンパク質の大規模産生において生じる問題は、「鎖会合課題」として公知である。二重特異性抗体の産生において顕著に直面するように、鎖会合課題は、単一細胞株において異なる重鎖および/または軽鎖が産生される場合に、固有に生じる複数の組み合わせの中から所望の多重鎖タンパク質を効率的に産生するという難題に関係する[例えば、Kleinら(2012年)mAbs 4巻:653~663頁を参照]。この問題は、同じ細胞内で2種の異なる重鎖および2種の異なる軽鎖が産生される場合に最も喫緊となり、この場合、1種のみが典型的に望まれるときに、総計16通りの可能な鎖組み合わせ(これらのいくつかは同一であるが)が存在する。にもかかわらず、同じ原理が、2種の異なる(非対称)重鎖のみを取り込む所望の多重鎖融合タンパク質の収量縮小の原因である。
単一細胞株においてFc含有融合ポリペプチド鎖の所望のペア形成を増加させて、許容される収量で好ましい非対称融合タンパク質を産生する様々な方法が、当該分野で公知である[例えば、Klein et al (2012) mAbs 4:653-663; および Spiess et al (2015) Molecular Immunology 67(2A): 95-106参照]。Fc含有鎖の所望のペア形成を得るための方法として、電荷に基づくペア形成(静電ステアリング)、「ノブ・ホール型(knobs-into-holes)」立体ペア形成、SEEDbodyペア形成、およびロイシンジッパーベースのペア形成が挙げられるがこれらに限定されない。例えば、Ridgwayら(1996年)Protein Eng 9巻:617~621頁;Merchantら(1998年)Nat Biotech 16巻:677~681頁;Davisら(2010年)Protein Eng Des Sel 23巻:195~202頁;Gunasekaranら(2010年);285巻:19637~19646頁;Wranikら(2012年)J Biol Chem 287巻:43331~43339頁;US5932448;WO1993/011162;WO2009/089004およびWO2011/034605を参照されたい。本明細書で記載される通り、これらの方法を使用して、TGF-ベータスーパーファミリーI型およびII型受容体ポリペプチド、少なくとも2種の異なるTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド、および少なくとも2種の異なるTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドを含むヘテロ二量体を生成することができる。図15~図17を参照されたい。
例えば、特異的なポリペプチドの間の相互作用を促進することのできる一手段は、Arathoonら、U.S.7,183,076およびCarterら、U.S.5,731,168に記載されているような突起・空洞型(protuberance-into-cavity)(ノブ・ホール型)相補的領域を作出することによる。「突起」は、より大型の側鎖(例えば、チロシンまたはトリプトファン)により、第1のポリペプチド(例えば、第1の相互作用ペア)の界面から小型のアミノ酸側鎖を置き換えることによって構築される。突起と同一または同様のサイズの相補的な「空洞」は、より小型の側鎖(例えば、アラニンまたはスレオニン)により大型アミノ酸側鎖を置き換えることにより、第2のポリペプチド(例えば、第2の相互作用ペア)の界面に任意選択で作製される。適切に配置され適切な寸法を有する突起または空洞が、第1または第2のポリペプチドのいずれかの界面に存在する場合、隣接する界面にそれぞれ対応する空洞または突起を作出することのみが必要とされる。
中性pH(7.0)において、アスパラギン酸およびグルタミン酸は、負に荷電しており、リシン、アルギニンおよびヒスチジンは、正に荷電している。これらの荷電した残基を使用して、ヘテロ二量体形成を促進し、それと同時に、ホモ二量体形成を妨げることができる。誘引性相互作用は、反対の電荷の間で生じ、反発性相互作用は、同様の電荷の間で起こる。部分的に、本明細書で開示されるタンパク質複合体は、荷電した界面残基の部位特異的変異誘発を行うことにより、ヘテロ多量体形成(例えば、ヘテロ二量体形成)を促進するために誘引性相互作用を、また、任意選択で、ホモ二量体形成(例えば、ホモ二量体形成)を妨げるために反発性相互作用を利用する。
例えば、IgG1 CH3ドメイン界面は、ドメイン-ドメイン相互作用に関与する4つの特有の荷電残基ペアを含む:Asp356-Lys439’、Glu357-Lys370’、Lys392-Asp399’およびAsp399-Lys409’[第2の鎖における残基番号付けは、(’)によって指し示す]。IgG1 CH3ドメインにおける残基を指定するためにここで使用されている番号付けスキームが、KabatのEU番号付けスキームに一致することに留意されたい。CH3-CH3ドメイン相互作用に存在する2回対称のため、各特有の相互作用は、構造において2回表されるであろう(例えば、Asp-399-Lys409’およびLys409-Asp399’)。野生型配列において、K409-D399’は、ヘテロ二量体およびホモ二量体形成の両方を好む。第1の鎖における電荷極性をスイッチする単一変異(例えば、K409E;正電荷から負電荷)は、第1の鎖のホモ二量体の形成に好ましくない相互作用をもたらす。好ましくない相互作用は、同じ電荷(負-負;K409E-D399’およびD399-K409E’)の間に起こる反発性相互作用のために生じる。第2の鎖における電荷極性をスイッチする同様の変異(D399K’;負から正)は、第2の鎖のホモ二量体形成に好ましくない相互作用(K409’-D399K’およびD399K-K409’)をもたらす。しかし、それと同時に、これら2個の変異(K409EおよびD399K’)は、ヘテロ二量体形成に好ましい相互作用(K409E-D399K’およびD399-K409’)をもたらす。
ヘテロ二量体形成およびホモ二量体抑止(discouragement)における静電ステアリング効果は、例えば、Arg355およびLys360を含む第2の鎖における反対に荷電した残基とペア形成してもしなくてもよい、追加的な荷電残基の変異によってさらに増強され得る。下表は、単独でまたは組み合わせて使用して、本明細書で開示されるポリペプチド複合体のヘテロ多量体形成を増強することができる可能な電荷変化変異を収載する。
一部の実施形態では、相互作用が静電的に好ましくなくなるように、本願の融合タンパク質におけるCH3-CH3界面を構成する1つまたは複数の残基は、荷電したアミノ酸により置き換えられる。例えば、界面における正荷電したアミノ酸(例えば、リシン、アルギニンまたはヒスチジン)は、負に荷電したアミノ酸(例えば、アスパラギン酸またはグルタミン酸)により置き換えられる。代替的に、または前述の置換と組み合わせて、界面における負荷電したアミノ酸は、正荷電したアミノ酸により置き換えられる。ある特定の実施形態では、アミノ酸は、所望の電荷特徴を有する天然に存在しないアミノ酸により置き換えられる。負に荷電した残基(AspまたはGlu)をHisに変異させることが、側鎖体積の増大をもたらし、これが、立体問題を引き起こし得ることに留意されたい。さらに、Hisプロトンドナーおよびアクセプター型は、局在化した環境に依存する。これらの問題は、設計戦略による考慮に入れるべきである。界面残基は、ヒトおよびマウスIgGサブクラスにおいて高度に保存されているため、本明細書で開示される静電ステアリング効果は、ヒトおよびマウスIgG1、IgG2、IgG3およびIgG4に適用することができる。この戦略は、CH3ドメイン界面における無荷電残基から荷電残基への修飾へと拡張することもできる。
部分的に、本開示は、電荷ペア形成(静電ステアリング)に基づいて相補的となるように操作されたFc配列を使用して、非対称Fc含有ポリペプチド鎖の所望のペア形成を提供する。静電相補性を有するFc配列のペアの一方は、任意選択のリンカーありまたはなしで、構築物のTGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ポリペプチドに任意に融合して、TGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型融合ポリペプチドを生成することができる。この単鎖は、第1のFcと相補的なFc配列と共に最適な細胞において共発現(coexpress)させて、所望の多重鎖構築物(例えば、TGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ヘテロマー複合体)の生成に有利に働くことができる。静電ステアリングに基づくこの例において、配列番号200[ヒトG1Fc(E134K/D177K)]および配列番号201[ヒトG1Fc(K170D/K187D)]は、操作されたアミノ酸置換に二重の下線が引かれた相補的Fc配列の例であり、構築物のTGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型受容体ポリペプチドは、配列番号200または配列番号201のいずれかに融合することができるが、これらの両方には融合できない。天然のhG1Fc、天然のhG2Fc、天然のhG3Fcおよび天然のhG4Fcの間の高度なアミノ酸配列同一性を考慮すると、hG2Fc、hG3FcまたはhG4Fcにおける対応する位置のアミノ酸置換(図5を参照)が、下記の相補的hG1Fcペア(配列番号200および201)の代わりに使用することができる相補的Fcペアを生成するであろうと認めることができる。
部分的に、本開示は、立体相補性のために操作されたFc配列を使用した、非対称Fc含有ポリペプチド鎖の所望のペア形成を提供する。部分的に、本開示は、立体相補性の例としてノブ・ホール型ペア形成を提供する。立体相補性を有するFc配列のペアの一方は、任意選択のリンカーありまたはなしで、構築物のTGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ポリペプチドに任意に融合して、TGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型融合ポリペプチドを生成することができる。この単鎖は、第1のFcと相補的なFc配列と共に最適な細胞において共発現されて、所望の多重鎖構築物の生成に有利に働くことができる。ノブ・ホール型ペア形成に基づくこの例において、配列番号202[ヒトG1Fc(T144Y)]および配列番号203[ヒトG1Fc(Y185T)]は、操作されたアミノ酸置換に二重の下線が引かれた相補的Fc配列の例であり、構築物のTGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ポリペプチドは、配列番号202または配列番号203のいずれかに融合することができるが、これらの両方には融合できない。天然のhG1Fc、天然のhG2Fc、天然のhG3Fcおよび天然のhG4Fcの間の高度なアミノ酸配列同一性を考慮すると、hG2Fc、hG3FcまたはhG4Fcにおける対応する位置のアミノ酸置換(図5を参照)が、下の相補的hG1Fcペア(配列番号202および203)の代わりに使用することができる相補的Fcペアを生成するであろうと認めることができる。
操作されたジスルフィド結合と組み合わせたノブ・ホール型ペア形成に基づくFc相補性の例は、配列番号204[hG1Fc(S132C/T144W)]および配列番号205[hG1Fc(Y127C/T144S/L146A/Y185V)]に開示されている。これらの配列における操作されたアミノ酸置換には二重の下線が引かれ、構築物のTGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ポリペプチドは、配列番号204または配列番号205のいずれかに融合することができるが、これらの両方には融合できない。天然のhG1Fc、天然のhG2Fc、天然のhG3Fcおよび天然のhG4Fcの間の高度なアミノ酸配列同一性を考慮すると、hG2Fc、hG3FcまたはhG4Fcにおける対応する位置のアミノ酸置換(図5を参照)が、下記の相補的hG1Fcペア(配列番号204および205)の代わりに使用することができる相補的Fcペアを生成するであろうと認めることができる。
部分的に、本開示は、ヒトIgGおよびIgA C
H3ドメインの指状嵌合型(interdigitating)β-ストランドセグメントを生成するように操作されたFc配列を使用した、非対称Fc含有ポリペプチド鎖の所望のペア形成を提供する。このような方法は、SEEDbody融合タンパク質の形成を可能にするストランド交換操作ドメイン(strand-exchange engineered domain)(SEED)C
H3ヘテロ二量体の使用を含む[例えば、Davisら(2010年)Protein Eng Design Sel 23巻:195~202頁を参照]。SEEDbody相補性を有するFc配列のペアの一方は、任意選択のリンカーありまたはなしで、構築物のTGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ポリペプチドに任意に融合して、TGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型融合ポリペプチドを生成することができる。この単鎖は、第1のFcと相補的なFc配列と共に最適な細胞において共発現されて、所望の多重鎖構築物の生成に有利に働くことができる。SEEDbody(Sb)ペア形成に基づくこの例において、配列番号206[hG1Fc(Sb
AG)]および配列番号207[hG1Fc(Sb
GA)]は、IgA Fcに由来する操作されたアミノ酸置換に二重の下線が引かれた相補的IgG Fc配列の例であり、構築物のTGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ポリペプチドは、配列番号206または配列番号207のいずれかに融合することができるが、これらの両方には融合できない。天然のhG1Fc、天然のhG2Fc、天然のhG3Fcおよび天然のhG4Fcの間の高度なアミノ酸配列同一性を考慮すると、hG1Fc、hG2Fc、hG3FcまたはhG4Fcの対応する位置におけるアミノ酸置換(図5を参照)が、下記の相補的IgG-IgAペア(配列番号206および207)において使用することができるFc単量体を生成するであろうと認めることができる。
部分的に、本開示は、Fc C
H3ドメインのC末端に取り付けられた切断可能なロイシンジッパードメインによる、非対称Fc含有ポリペプチド鎖の所望のペア形成を提供する。ロイシンジッパーの取り付けは、ヘテロ二量体抗体重鎖の優先的アセンブリを引き起こすのに十分である。例えば、Wranikら(2012年)J Biol Chem 287巻:43331~43339頁を参照されたい。本明細書で開示される通り、ロイシンジッパー形成ストランドに取り付けられたFc配列のペアの一方は、任意選択のリンカーありまたはなしで、構築物のTGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ポリペプチドに任意に融合して、TGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型融合ポリペプチドを生成することができる。この単鎖は、相補的ロイシンジッパー形成ストランドに取り付けられたFc配列と共に、最適な細胞において共発現させて、所望の多重鎖構築物の生成を支持することができる。精製後の細菌エンドプロテイナーゼLys-Cによる構築物のタンパク分解性消化は、ロイシンジッパードメインを放出させ、その構造が天然のFcと同一であるFc構築物をもたらすことができる。ロイシンジッパーペア形成に基づくこの例において、配列番号213[hG1Fc-Ap1(酸性)]および配列番号214[hG1Fc-Bp1(塩基性)]が、相補的IgG Fc配列の例であり、この配列中、操作された相補的ロイシンジッパー配列に下線を引いており、構築物のTGF-ベータスーパーファミリーI型またはII型ポリペプチドは、配列番号213または配列番号214のいずれかに融合され得るが、両方には融合できない。天然のhG1Fc、天然のhG2Fc、天然のhG3Fcおよび天然のhG4Fcの間の高度なアミノ酸配列同一性を考慮すると、任意選択のリンカーありまたはなしで、hG1Fc、hG2Fc、hG3FcまたはhG4Fcに取り付けられたロイシンジッパー形成配列(図5を参照)が、下記の相補的ロイシンジッパー形成ペア(配列番号213および214)において使用することができるFc単量体を生成するであろうと認めることができる。
上述の通り、単一細胞株においてFc含有融合ポリペプチド鎖の所望のペア形成を増大させて、許容される収量で好ましい非対称融合タンパク質を産生する、様々な方法が当技術分野で公知である[Kleinら(2012年)mAbs 4巻:653~663頁;およびSpiessら(2015年)Molecular Immunology 67巻(2A号):95~106頁]。加えて、本明細書で記載されるヘテロ多量体は、TGF-ベータスーパーファミリーI型またはTGF-ベータスーパーファミリーII型ポリペプチドのいずれかを含む重鎖および軽鎖融合タンパク質の組み合わせを使用して生成することができる。例えば、一部の実施形態では、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドのポリペプチドは、リンカードメインありまたはなしで、CH1ドメインの少なくとも部分を含む免疫グロブリン重鎖(IgG1、IgG2、IgG3、IgG4、IgM、IgA1またはIgA2)に融合されていてよい。同様に、TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドは、リンカードメインありまたはなしで、軽鎖定常ドメイン(CL)の少なくとも部分を含む免疫グロブリン軽鎖(カッパーまたはラムダ)に融合されていてよい。代替的な実施形態では、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドは、リンカードメインありまたはなしで、CH1ドメインの少なくとも部分を含む免疫グロブリン重鎖(IgG1、IgG2、IgG3、IgG4、IgM、IgA1またはIgA2)に融合されていてよく、TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドは、リンカードメインありまたはなしで、軽鎖定常ドメイン(CL)の少なくとも部分を含む免疫グロブリン軽鎖(カッパーまたはラムダ)に融合されていてよい。この設計は、軽鎖とヘテロ二量体化する重鎖の天然の能力を活用する。特に、重鎖および軽鎖のヘテロ二量体化は、CH1とCLの間で起こり、これは一般に、ジスルフィド架橋を介したこの2ドメインの共有結合連結によって安定化される。全長重鎖またはヒンジ領域を含む重鎖の少なくとも部分を用いる構築物は、2本の「軽鎖」および2本の「重鎖」を含む抗体様分子を生じることができる。図16を参照されたい。この設計の潜在的な利点は、天然に存在するTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド-リガンド-TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド複合体にさらに似せて模倣することができ、匹敵する単一ヘテロ二量体よりも高い、リガンドに対するアフィニティーを表示し得ることである。一部の実施形態では、この設計は、例えば、CH1ドメイン、およびヒンジドメインの一部または全体を含む切断型(F(ab’)2様分子を生じる)、ならびにCH1ドメインまたはそのフラグメントのみを含む切断型(Fab様分子を生じる)を含む、様々な重鎖切断型を取り込むことにより修飾することができる。図16Gを参照されたい。このようなヘテロ多量体構築物を設計するための様々な方法は、その内容全体を参照により本明細書に組み込む、US2009/0010879、Kleinら[(2012年)mAbs 4巻:653~663頁]およびSpiessら[(2015年)Molecular Immunology 67巻(2A号):95~106頁]に記載されている。
一部の実施形態では、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド-CL:TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド-CH1ヘテロ二量体ペアを含む複合体の少なくとも1つの分枝、およびTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド-CL:TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドr-CH1ヘテロ二量体ペアを含む少なくとも第2の分枝を含む抗体様ヘテロ二量体を生成することが望ましい。例えば、図16Bを参照されたい。このようなヘテロ二量体の複合体は、例えば、重鎖および軽鎖非対称ペア形成技術の組み合わせを使用して生成することができる[Spiessら(2015年)Molecular Immunology 67巻(2A号):95~106頁]。例えば、CrossMab技術において[Schaeferら(2011年)Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A.108巻:11187~11192頁]、軽鎖の誤ったペア形成は、ドメインクロスオーバーを使用して克服され、重鎖は、ノブ・ホール型を使用してヘテロ二量体化される[Merchantら(1998年)Nat. Biotechnol.16巻:677~681頁]。ドメインクロスオーバーのため、可変ドメインまたは定常ドメインのいずれかが、軽鎖および重鎖の間で取り替えられて、可変ドメインの構造的および機能的な完全性を保存しつつ、同族軽鎖ペア形成を駆動する2本の非対称Fab腕を作製する[Fennら(2013年)PLoS ONE 8巻:e61953頁]。軽鎖の誤ったペア形成を克服するための代替的アプローチは、直交性のFab界面を有する重鎖および軽鎖を設計することである[Lewis(2014年)Nat. Biotechnol.32巻:191~198頁]。これは、VH/VLおよびCH1/CL界面における変異を同定するための、X線結晶学と組み合わせた、計算的モデリング[Dasら(2008年)Annu. Rev. Biochem.77巻:363~382頁]によって達成された。この方法論を使用して生成されるヘテロ二量体のため、VH/VLおよびCH1/CL界面の両方において変異を作出して、重鎖/軽鎖の誤ったペア形成を最小化することが必要となり得る。設計された直交性Fab界面を、重鎖ヘテロ二量体化戦略と併せて使用して、単一宿主細胞における効率的なIgG産生を容易にすることができる。静電ステアリングを使用して直交性Fab界面を生成して、このようなヘテロ二量体の構築を容易にすることもできる。ペプチドリンカーを使用して、「LUZ-Y」[Wranikら(2012年)J. Biol. Chem.287巻:43331~43339頁]として公知の形式で、軽鎖および重鎖の同族ペア形成を確実にすることができ、その形式によると、重鎖ヘテロ二量体化は、ロイシンジッパーを使用して達成され、ロイシンジッパーはその後、インビトロでタンパク質分解によって除去することができる。
代替的に、ヘテロ多量体は、本明細書で記載される1つまたは複数の単鎖リガンドトラップを含み得、これは任意選択で、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドまたはTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドのほか、追加的なTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド単鎖リガンドトラップと共有結合または非共有結合により会合されていてよい[US2011/0236309およびUS2009/0010879]。図12を参照されたい。本明細書で記載される通り、単鎖リガンドトラップは、多価となるために、コイルドコイルFcドメインなど、任意の多量体化ドメインへの融合を必要としない。一般に、本開示の単鎖リガンドトラップは、少なくとも1つのTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドドメインおよび1つのTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドドメインを含む。TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドおよびTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドドメインは、一般に、本明細書において、結合ドメイン(BD)と称され、任意選択で、リンカー領域によって接続することができる。
例えば、一態様では、本開示は、次の構造を有するポリペプチドを含むヘテロ多量体を提供する:
(<BD1>-リンカー1)k-[<BD2>-リンカー2-{<BD3>-リンカー3}f]n-(<BD4>)m-(リンカー4-BD5>d)h
(式中、nおよびhは独立して、1を超えるまたはこれに等しく;d、f、mおよびkは独立して、ゼロに等しいまたはこれを超え;BD1、BD2、BD3、BD4およびBD5は独立して、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドまたはTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドドメインであり、BD1、BD2、BD3およびBD4のうち少なくとも1つは、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドドメインであり、BD1、BD2、BD3およびBD4のうち少なくとも1つは、TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドドメインであり、リンカー1、リンカー2、リンカー3およびリンカー4は独立して、ゼロを超えるまたはこれに等しい)。一部の実施形態では、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド単鎖トラップは、少なくとも2種の異なるTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドを含む。一部の実施形態では、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド単鎖トラップは、少なくとも2種の異なるTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドポリペプチドを含む。一部の実施形態では、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド単鎖トラップは、少なくとも2種の異なるリンカーを含む。d、f、h、k、mおよびnに選択された値に応じて、ヘテロ多量体構造は、様々な組み合わせで多数の反復単位を含み得る、または相対的に単純な構造の場合もある。
別の態様では、本開示は、次の構造を有するポリペプチドを含むヘテロ多量体を提供する:
<BD1>-リンカー1-<BD2>
さらに別の態様では、本開示は、次の構造を有するポリペプチドを含むヘテロ多量体を提供する:
<BD1>-(リンカー2-<BD2>)n
(式中、nは、1を超えるまたはこれに等しい)。
本発明の別の態様は、次の構造を有するポリペプチドを含むヘテロ多量体を提供する:
(<BD1>-リンカー1-<BD1>)f-リンカー2-(<BD2>-リンカー3-<BD3>)g
(式中、fおよびgは、1を超えるまたはこれに等しい)。
BD2およびBD3が同じであり、fおよびgが同数である実施形態では、これは、リンカーの差により、リンカー2の周りの実質的に鏡面の対称構造をもたらし得る。BD2がBD3とは異なる、および/またはfおよびgが異なる数である実例では、異なる構造が産生されるであろう。本明細書における開示および当技術分野の知識を踏まえて、適した結合ドメイン、リンカーおよび反復頻度を選択することは、当業者の技能範囲内である。本開示に従ったこのような単鎖リガンドトラップの特異的な非限定例は、図18に模式的に表す。
リンカー(1、2、3および4)は、同じであっても異なっていてもよい。リンカー領域は、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドおよびTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの構造化されたリガンド結合性ドメインとは別個のセグメントを提供することから、結合ドメインを化学修飾する必要なく、アクセサリー分子(例えば、ペグ化部分など、安定性の増大に有用な分子)へのコンジュゲーションに使用することができる。リンカーは、目的のリガンドの受容体またはTGF-βスーパーファミリーにおける別の受容体の細胞外部分における天然の構造不定の領域の配列への保存的修飾と同じであり得るかまたはこれに由来し得る構造不定のアミノ酸配列を含み得る。他の実例では、このようなリンカーは、組成および起源が完全に人工の場合もあるが、目的のリガンドの極めて近傍に置かれたときに静電的または立体的な妨害の合併症(complication)に遭遇する見込みが低い構造不定の可撓性リンカーを提供するために選択されるアミノ酸を含有するであろう。そのように結合した両方の結合ドメインにより、リガンドが、結合ドメインの一方のみの結合によって結合されるよりも高いアフィニティーで結合されるように、リンカーのNおよびC末端のそれぞれに位置する結合ドメインが、その天然リガンドにおけるその天然の結合部位に結合することを可能にする場合、リンカーの長さは、許容されると考慮されるであろう。場合によっては、天然または人工起源のいずれかのリンカーにおけるアミノ酸残基の数は、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドおよび/またはTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドリガンドにおける2つの結合部位への同時(架橋)結合に要求される最小の距離に等しいまたはこれを超えるように選択される。例えば、かついかなる様式であっても限定することを望まないが、リンカーの長さは、約1~10アミノ酸、10~20アミノ酸、18~80アミノ酸、25~60アミノ酸、35~45アミノ酸の間、またはいずれか他の適した長さの場合もある。
リンカーは、ポリペプチドの精製を容易にするように設計することができる。選択される正確な精製スキームは、いかなる修飾が必要とされているか決定し、例えば、かつ限定することを望まないが、Hisタグなど、精製「タグ」の付加が考慮されるであろう;他の例では、リンカーは、カーゴまたはアクセサリー分子の付加を容易にするための領域を含み得る。このような付加が、リンカーの構造不定の性質に影響を与える、または潜在的な静電もしくは立体に関する懸念を導入する場合、リンカーの長さへの適切な増大が為されて、2個の結合ドメインが、リガンドにおけるそれぞれの部位に結合することができることを確実にするであろう。本明細書における方法および教示を踏まえて、当業者であればこのような決定を慣例的に下すことができる。
加えて、本設計は、他のカーゴ分子(例えば、蛍光分子のような造影剤(imaging agent))、トキシンなどの連結を可能にする。例えば、かついかなる様式であっても限定することを望まないが、単鎖ポリペプチドは、1つまたは複数のカーゴおよび/またはアクセサリー分子(本明細書において、R1、R2、R3、R4などとまとめて呼ばれる)を付加するように修飾することができる:
利用できるR置換基の一般論を限定することなく、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9は、存在してもしなくてもよい;存在する場合、これらは、同じであっても異なっていてもよく、独立して、次のうち1つまたは複数の場合もある:標的化のための融合タンパク質、例えば、抗体フラグメント(例えば、単鎖Fv)および/または単一ドメイン抗体(sdAb)など、ただし、これらに限定されるものではない;放射線療法剤および/または造影剤、例えば、放射性核種(radionuceotide)(例えば、123I、111In、18F、64C、68Y、124I、131I、90Y、177Lu、57Cu、213Bi、211At)、蛍光色素(例えば、Alexa Fluor、Cy色素)および/または蛍光タンパク質タグ(例えば、GFP、DsRed)、ただし、これらに限定されるものではない;化学療法のための細胞傷害性薬剤、例えば、ドキソルビシン、カリチアマイシン、マイタンシノイド誘導体(例えば、DM1、DM4)、トキシン(例えば、切断型PseudomonasエンドトキシンA、ジフテリア(diphteria)トキシン)、ただし、これらに限定されるものではない;ナノ粒子に基づくキャリア、例えば、ポリエチレングリコール(PEG)、薬物にコンジュゲートされたポリマー、ナノキャリアもしくは造影剤(例えば、ポリマー、N-(2-ヒドロキシル(hydorxyl)プロピル)メタクリルアミド(HPMA)、グルタミン酸、PEG、デキストラン)、ただし、これらに限定されるものではない;薬物(例えば、ドキソルビシン、カンプトテシン、パクリタキセル、プラチネート(palatinate)、ただし、これらに限定されるものではない);ナノキャリア、例えば、ナノシェルもしくはリポソーム、ただし、これらに限定されるものではない;造影剤、例えば、超常磁性酸化鉄(Supermagnetic Iron Oxide)(SPIO)、ただし、これに限定されるものではない;デンドリマー;および/またはリガンド精製、濃縮もしくは隔離における使用のための固体支持体(例えば、ナノ粒子、不活性樹脂、適したシリカ支持体)。
一般に、立体的または静電的な合併症を引き起こし得るため、全ての可能な位置にカーゴまたはアクセサリー分子を有することは好ましくないであろう。しかし、結合ドメイン間のリンカーをモデリングし、分子動的シミュレーションを行って、本明細書に教示されている通り、リンカーならびにTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドおよびTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの間の分子力学エネルギーを実質的に最小化し、立体的および静電的な不適合性を低減することにより、構造におけるいずれか所定の位置(単数または複数)にカーゴまたはアクセサリー分子を付加することの効果は、本明細書における開示を踏まえて慣例的に決定することができる。
結合ドメインよりも薬剤のリンカー部分にカーゴまたはアクセサリー分子を付加して、結合機能における干渉の見込みを低減させることが好ましくなる場合がある。しかし、結合ドメインへの付加は可能であり、場合によっては望ましくなることがあり、このような付加の効果は、本明細書で記載される通り、提唱されている付加により結合剤およびリンカーをモデリングすることにより、慣例的に予め決定することができる。
コンジュゲーション方法論は、一級アミン、スクシニミジル(NHS)エステルおよびスルフヒドリル(sulfhydral)反応基など、共通の反応基を介したコンジュゲーションを可能にする市販のキットを使用して実行することができる。いくつかの非限定例を次に示す:Alexa Fluor 488タンパク質標識キット(Molecular Probes、Invitrogen検出技術)およびペグ化キット(Pierce Biotechnology Inc.)。
ある特定の態様では、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド単鎖トラップは、1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドまたはTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド、および追加的なTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド単鎖リガンドトラップと共有結合または非共有結合により会合して、本明細書で記載される方法に従って使用することができるより高次のヘテロ多量体を形成することができる。例えば、図19を参照されたい。例えば、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド単鎖リガンドトラップは、本明細書で記載される多量体化ドメインをさらに含み得る。一部の実施形態では、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド単鎖リガンドトラップは、Ig免疫グロブリンの定常ドメインを含む。このような免疫グロブリン定常ドメインは、少なくとも1つの単鎖TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドトラップを含む対称または非対称の複合体を促進するように選択され得る。
ある特定の態様では、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド単鎖トラップまたはこのようなトラップの組み合わせは、TGF-ベータスーパーファミリーアンタゴニストとして使用して、本明細書で記載されるTGF-ベータスーパーファミリー障害または疾患(例えば、腎臓疾患および/または代謝性障害もしくは状態)を処置または予防することができる。
所望の機能性と一貫したいずれかの様式で、融合タンパク質(例えば、免疫グロブリンFc融合タンパク質)の異なるエレメントを配置することができることが理解される。例えば、TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドドメインは、異種ドメインに対してC末端に置くことができる、あるいは代替的に、異種ドメインは、TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドドメインに対してC末端に置くことができる。TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドドメインならびに異種ドメインは、融合タンパク質において隣接している必要はなく、追加的なドメインまたはアミノ酸配列が、いずれかのドメインに対してCもしくはN末端に、またはドメイン間に含まれていてよい。
例えば、TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体融合タンパク質は、式A-B-Cに示されているアミノ酸配列を含み得る。B部分は、TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドドメインに対応する。AおよびC部分は独立して、ゼロ、1つ、または2つ以上のアミノ酸となることができ、AおよびC部分の両方は、存在する場合、Bに対して異種である。Aおよび/またはC部分は、リンカー配列を介してB部分に取り付けることができる。リンカーは、グリシン(例えば、2~10、2~5、2~4、2~3個のグリシン残基)またはグリシンおよびプロリン残基に富むことができ、例えば、スレオニン/セリンおよびグリシンの単一配列、またはスレオニン/セリンおよび/またはグリシンの反復配列、例えば、GGG(配列番号58)、GGGG(配列番号59)、TGGGG(配列番号60)、SGGGG(配列番号61)、TGGG(配列番号62)またはSGGG(配列番号63)単体(singlet)または反復を含有することができる。ある特定の実施形態では、TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体融合タンパク質は、式A-B-Cに示されているアミノ酸配列を含み、式中、Aは、リーダー(シグナル)配列であり、Bは、TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドドメインからなり、Cは、in vivo安定性、in vivo半減期、取込み/投与、組織局在化もしくは分布、タンパク質複合体の形成、および/または精製のうち1つまたは複数を増強するポリペプチド部分である。ある特定の実施形態では、TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体融合タンパク質は、式A-B-Cに示されているアミノ酸配列を含み、式中、Aは、TPAリーダー配列であり、Bは、TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドドメインからなり、Cは、免疫グロブリンFcドメインである。好ましい融合タンパク質は、配列番号100、102、104、106、112、114、115、117、118、120、121、123、124、126、127、129、401、402、403、404、405、406、407、408、409、410、411、412、413、414、415および416のうちいずれか一配列に示されているアミノ酸配列を含む。
一部の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリー受容体ヘテロ多量体の複合体は、所望の特性を付与することができるような、1つまたは複数の異種部分(ドメイン)をさらに含む。例えば、一部の融合ドメインは、アフィニティークロマトグラフィーによる融合タンパク質の単離に特に有用である。このような融合ドメインの周知の例としては、ポリヒスチジン、Glu-Glu、グルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)、チオレドキシン、プロテインA、プロテインG、免疫グロブリン重鎖定常領域(Fc)、マルトース結合タンパク質(MBP)またはヒト血清アルブミンが挙げられるがこれらに限定されない。アフィニティー精製の目的では、グルタチオン、アミラーゼおよびニッケルまたはコバルトがコンジュゲートされた樹脂のような、アフィニティークロマトグラフィーのための関連するマトリクスが使用される。このようなマトリクスの多くは、Pharmacia GST精製システムおよび(HIS6)融合パートナーと共に有用なQIAexpress(商標)システム(Qiagen)のような、「キット」の形態で利用可能である。別の例としては、融合ドメインは、リガンドトラップポリペプチドの検出を容易にするように選択され得る。このような検出ドメインの例としては、種々の蛍光タンパク質(例えば、GFP)、ならびに、「エピトープタグ」(これは、特定の抗体に利用可能な、通常は短いペプチド配列である)が挙げられる。特定のモノクローナル抗体に容易に利用可能な周知のエピトープタグとしては、FLAG、インフルエンザウイルスヘマグルチニン(HA)およびc-mycタグが挙げられる。いくつかの場合、融合ドメインは、関連のプロテアーゼが融合タンパク質を部分的に消化し、それによって、そこから組換えタンパク質を解放させることを可能にする、第Xa因子またはトロンビンのためのもののようなプロテアーゼ切断部位を有する。解放されたタンパク質は、次いで、その後のクロマトグラフィーによる分離によって融合ドメインから単離され得る。
ある特定の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドは、ポリペプチドを安定化することができる1つまたは複数の修飾を含有する。例えば、このような修飾は、ポリペプチドのin vitro半減期を増強する、ポリペプチドの循環半減期を増強する、および/またはポリペプチドのタンパク質分解を低減する。このような安定化修飾として、融合タンパク質(例えば、TGF-ベータスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドドメインならびにスタビライザードメインを含む融合タンパク質を含む)、グリコシル化部位の修飾(例えば、本開示のポリペプチドへのグリコシル化部位の付加を含む)、および炭水化物部分の修飾(例えば、本開示のポリペプチドからの炭水化物部分の除去を含む)が挙げられるがこれらに限定されない。本明細書で使用される用語「スタビライザードメイン」は、融合タンパク質の場合と同様の融合ドメイン(例えば、免疫グロブリンFcドメイン)を指すだけではなく、炭水化物部分などの非タンパク質性修飾またはポリエチレングリコールなどの非タンパク質性部分も含む。
好ましい実施形態では、本明細書で記載される方法に従って使用されるべきTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、単離されたポリペプチド複合体である。本明細書で使用される、単離されたタンパク質(またはタンパク質複合体)またはポリペプチド(またはポリペプチド複合体)は、その天然の環境の構成要素から分離されたものである。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体の複合体は、例えば、電気泳動(例えば、SDS-PAGE、等電点電気泳動(IEF)、キャピラリー電気泳動)またはクロマトグラフィー(例えば、イオン交換または逆相HPLC)によって決定される、95%、96%、97%、98%または99%を超える純度まで精製される。抗体純度の評価方法は、当技術分野で周知である[例えば、Flatmanら(2007年)J. Chromatogr. B 848巻:79~87頁を参照されたい]。一部の実施形態では、本開示のヘテロ多量体調製物は、TGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドホモ多量体および/またはTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドホモ多量体を実質的に含まない。例えば、一部の実施形態では、ヘテロ多量体調製物は、約10%、9%、8%、7%、5%、4%、3%、2%未満または1%未満のTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドホモ多量体を含む。一部の実施形態では、ヘテロ多量体調製物は、約10%、9%、8%、7%、5%、4%、3%、2%未満または1%未満のTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドホモ多量体を含む。一部の実施形態では、ヘテロ多量体調製物は、約10%、9%、8%、7%、5%、4%、3%、2%未満または1%未満のTGF-ベータスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドホモ多量体、および約10%、9%、8%、7%、5%、4%、3%、2%未満または1%未満のTGF-ベータスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドホモ多量体を含む。
ある特定の実施形態では、本開示のTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチド、ならびにそのヘテロ多量体の複合体は、種々の当技術分野で公知の技法によって産生することができる。例えば、本開示のポリペプチドは、Bodansky, M.、Principles of Peptide Synthesis、Springer Verlag、Berlin(1993年)およびGrant G. A.(編)、Synthetic Peptides: A User’s Guide、W. H. Freeman and Company、New York(1992年)に記載されている技法など、標準タンパク質化学技法を使用して合成することができる。加えて、自動ペプチド合成機が市販されている(例えば、Advanced ChemTech Model 396; Milligen/Biosearch 9600を参照されたい)。代替的に、それらのフラグメントまたは改変体を含む、本開示のポリペプチドおよび複合体は、当技術分野で周知の通り、様々な発現系[例えば、E.coli、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞、COS細胞、バキュロウイルス]を使用した組換えにより産生することができる。さらなる実施形態では、本開示の修飾または無修飾ポリペプチドは、例えば、プロテアーゼ、例えば、トリプシン、サーモリシン、キモトリプシン、ペプシンまたはペア形成した塩基性アミノ酸変換酵素(PACE)を使用することによる、組換えによって産生された全長TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドの消化によって産生することができる。コンピュータ解析(市販のソフトウェア、例えば、MacVector、Omega、PCGene、Molecular Simulation,Inc.を使用)を使用して、タンパク分解性切断部位を同定することができる。
本開示のTGF-ベータI型受容体ポリペプチド:TGF-ベータII型受容体ポリペプチドヘテロ多量体に結合するリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)に結合および拮抗する抗体に関して、抗体の第1の部分が、結合に関してI型受容体と競合するような、このようなリガンドのエピトープに結合する第1の部分を含み、抗体の第2の部分が、結合に関してII型受容体と競合するような、このようなリガンドのエピトープに結合する第2の部分を含む二特異性抗体として抗体を設計することができることが考慮される。この様式において、単一のリガンドを標的化する二特異性抗体を設計して、ALK7:ActRIIBヘテロ多量体によって付与され得る二重のI型-II型受容体結合遮断を模倣することができる。同様に、2種またはそれを超える抗体の組み合わせを使用して、同じ効果を達成することができることが考慮され、この組み合わせでは、第1の抗体が、結合に関してI型受容体と競合するように、少なくとも第1の抗体が、このようなリガンドのエピトープに結合し、第2の抗体が、結合に関してII型受容体と競合するように、少なくとも第2の抗体が、このようなリガンドのエピトープに結合する。
B.TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドをコードする核酸
ある特定の実施形態では、本開示は、本明細書で開示される、TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体(そのフラグメント、機能的改変体および融合タンパク質を含む)をコードする単離核酸および/または組換え核酸を提供する。例えば、配列番号12は、天然に存在するヒトActRIIA前駆体ポリペプチドをコードする一方、配列番号13は、ActRIIAの成熟した細胞外ドメインをコードする。対象核酸は、一本鎖でもよく、二本鎖でもよい。このような核酸は、DNA分子でもよく、RNA分子でもよい。これらの核酸は、例えば、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体複合体を作製するための方法において使用することができる。
本明細書で使用される、単離された核酸(複数可)は、その天然の環境の構成要素から分離された核酸分子を指す。単離された核酸は、核酸分子を通常含有する細胞に含有された核酸分子を含むが、核酸分子は、染色体外にまたはその天然の染色体位置とは異なる染色体位置に存在する。
ある特定の実施形態では、本開示のTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドをコードする核酸は、配列番号7、8、12、13、16、17、20、21、24、25、28、29、32、33、36、37、40、41、44、45、48、49、52、53、69、70、73、74、77、78、81、82、85、86、89、90、93、94、303、304、307、308、311、312、101、105、113、116、119、122、125、128、131、134、137、140および143のうちのいずれか一配列の改変体である核酸を含むと理解されている。改変体ヌクレオチド配列は、対立遺伝子改変体を含む、1つまたは複数のヌクレオチド置換、付加または欠失によって異なる配列を含み、したがって、配列番号7、8、12、13、16、17、20、21、24、25、28、29、32、33、36、37、40、41、44、45、48、49、52、53、69、70、73、74、77、78、81、82、85、86、89、90、93、94、303、304、307、308、311、312、101、105、113、116、119、122、125、128、131、134、137、140および143のうちのいずれか一配列において指定されたヌクレオチド配列とは異なるコード配列を含むであろう。
ある特定の実施形態では、本開示のTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドは、配列番号7、8、12、13、16、17、20、21、24、25、28、29、32、33、36、37、40、41、44、45、48、49、52、53、69、70、73、74、77、78、81、82、85、86、89、90、93、94、303、304、307、308、311、312、101、105、113、116、119、122、125、128、131、134、137、140および143に、少なくとも80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一である単離配列または組換え核酸配列によってコードされる。当業者は、配列番号7、8、12、13、16、17、20、21、24、25、28、29、32、33、36、37、40、41、44、45、48、49、52、53、69、70、73、74、77、78、81、82、85、86、89、90、93、94、303、304、307、308、311、312、101、105、113、116、119、122、125、128、131、134、137、140および143に相補的な配列に、少なくとも80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%または99%同一である核酸配列も、本開示の範囲内にあることを察知するであろう。さらなる実施形態では、本開示の核酸配列は、単離され得る、組換えとなり得る、および/または異種ヌクレオチド配列と融合され得る、あるいはDNAライブラリー中に存在し得る。
他の実施形態では、本開示の核酸は、配列番号7、8、12、13、16、17、20、21、24、25、28、29、32、33、36、37、40、41、44、45、48、49、52、53、69、70、73、74、77、78、81、82、85、86、89、90、93、94、303、304、307、308、311、312、101、105、113、116、119、122、125、128、131、134、137、140および143において指定されたヌクレオチド配列、配列番号7、8、12、13、16、17、20、21、24、25、28、29、32、33、36、37、40、41、44、45、48、49、52、53、69、70、73、74、77、78、81、82、85、86、89、90、93、94、303、304、307、308、311、312、101、105、113、116、119、122、125、128、131、134、137、140および143の相補体配列、またはこれらのフラグメントに、高度にストリンジェントな条件下でハイブリダイズするヌクレオチド配列も含む。当業者は、DNAのハイブリダイゼーションを促進する適切なストリンジェンシー条件が変更され得ることを容易に理解する。例えば、約45℃における6.0×塩化ナトリウム/クエン酸ナトリウム(SSC)でのハイブリダイゼーションの後に、50℃における2.0×SSCの洗浄を行い得る。例えば、洗浄工程における塩濃度は、50℃における約2.0×SSCの低ストリンジェンシーから、50℃における約0.2×SSCの高ストリンジェンシーまで選択され得る。さらに、洗浄工程における温度は、室温(約22℃)の低ストリンジェンシー条件から、約65℃の高ストリンジェンシー条件まで上昇され得る。温度と塩の両方が変更されても、温度または塩濃度が一定に保たれ、他の変数が変更されてもよい。一実施形態では、本開示は、室温における6×SSCとその後の室温で2×SSCでの洗浄の低ストリンジェンシー条件下でハイブリダイズする核酸を提供する。
遺伝子コードにおける縮重に起因して配列番号7、8、12、13、16、17、20、21、24、25、28、29、32、33、36、37、40、41、44、45、48、49、52、53、69、70、73、74、77、78、81、82、85、86、89、90、93、94、303、304、307、308、311、312、101、105、113、116、119、122、125、128、131、134、137、140および143に示される核酸と異なる単離された核酸もまた、本開示の範囲内である。例えば、多数のアミノ酸が1より多いトリプレットによって示される。同じアミノ酸を特定するコドンまたは同義語(例えば、CAUおよびCACはヒスチジンに対する同義語である)は、タンパク質のアミノ酸配列に影響を及ぼさない「サイレント」変異を生じ得る。しかしながら、哺乳動物細胞の中には、本主題のタンパク質のアミノ酸配列に変化をもたらすDNA配列の多型が存在することが予想される。当業者は、天然の対立遺伝子改変に起因して、所与の種の個体間に、特定のタンパク質をコードする核酸の1または複数のヌクレオチド(約3~5%までのヌクレオチド)におけるこれらのバリエーションが存在し得ることを理解する。任意およびあらゆるこのようなヌクレオチドのバリエーションと、結果として生じるアミノ酸の多型とは、本開示の範囲内である。
特定の実施形態では、本開示の組換え核酸は、発現構築物において1または複数の調節性ヌクレオチド配列に作動可能に連結され得る。調節性のヌクレオチド配列は、一般に、発現のために使用される宿主細胞に対して適切なものである。種々の宿主細胞について、多数のタイプの適切な発現ベクターおよび適切な調節性配列が当該分野で公知である。代表的には、上記1または複数の調節性ヌクレオチド配列としては、プロモーター配列、リーダー配列もしくはシグナル配列、リボソーム結合部位、転写開始配列および転写終結配列、翻訳開始配列および翻訳終結配列、ならびに、エンハンサー配列もしくはアクチベーター配列が挙げられ得るがこれらに限定されない。当該分野で公知の構成的もしくは誘導性のプロモーターが、本開示によって企図される。プロモーターは、天然に存在するプロモーター、または、1つより多くのプロモーターの要素を組み合わせたハイブリッドプロモーターのいずれかであり得る。発現構築物は、プラスミドのようにエピソーム上で細胞中に存在し得るか、または、発現構築物は、染色体中に挿入され得る。一部の実施形態では、発現ベクターは、形質転換された宿主細胞の選択を可能にするために、選択可能なマーカー遺伝子を含む。選択可能なマーカー遺伝子は、当該分野で周知であり、そして、使用される宿主細胞により変化する。
本開示のある特定の態様では、本主題の核酸は、TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドをコードし、そして、少なくとも1つの調節性配列に作動可能に連結されたヌクレオチド配列を含む発現ベクターにおいて提供される。調節性配列は当該分野で認識され、そして、TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドの発現を誘導するように選択される。したがって、用語、調節性配列は、プロモーター、エンハンサーおよび他の発現制御エレメントを含む。例示的な調節性配列は、Goeddel;Gene Expression Technology:Methods in Enzymology、Academic Press、San Diego、CA(1990年)に記載される。例えば、作動可能に連結されたときにDNA配列の発現を制御する広範な種々の発現制御配列のいずれかが、TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドをコードするDNA配列を発現させるためにこれらのベクターにおいて使用され得る。このような有用な発現制御配列としては、例えば、SV40の初期および後期プロモーター、tetプロモーター、アデノウイルスもしくはサイトメガロウイルスの前初期プロモーター、RSVプロモーター、lacシステム、trpシステム、TACもしくはTRCシステム、T7 RNAポリメラーゼによってその発現が誘導されるT7プロモーター、ファージλの主要なオペレーターおよびプロモーター領域、fdコートタンパク質の制御領域、3-ホスホグリセリン酸キナーゼもしくは他の糖分解酵素のプロモーター、酸性ホスファターゼのプロモーター(例えば、Pho5)、酵母α-接合因子(mating factor)のプロモーター、バキュロウイルス系の多角体プロモーター、ならびに、原核生物もしくは真核生物の細胞、または、そのウイルスの遺伝子の発現を制御することが公知である他の配列、ならびにこれらの種々の組み合わせが挙げられる。発現ベクターの設計は、形質転換される宿主細胞の選択および/または発現されることが所望されるタンパク質のタイプのような要因に依存し得ることが理解されるべきである。さらに、ベクターのコピー数、コピー数を制御する能力およびベクターによってコードされる任意の他のタンパク質(例えば、抗生物質マーカー)の発現もまた考慮されるべきである。
本開示の組換え核酸は、クローニングされた遺伝子またはその一部を、原核生物細胞、真核生物細胞(酵母、鳥類、昆虫または哺乳動物)のいずれか、または両方において発現させるために適切なベクター中に連結することによって生成され得る。組換えTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドの生成のための発現ビヒクルとしては、プラスミドおよび他のベクターが挙げられる。例えば、適切なベクターとしては、以下のタイプのプラスミドが挙げられる:原核生物細胞(例えば、E.coli)における発現のための、pBR322由来のプラスミド、pEMBL由来のプラスミド、pEX由来のプラスミド、pBTac由来のプラスミドおよびpUC由来のプラスミド。
いくつかの哺乳動物発現ベクターは、細菌中でのベクターの増殖を促進するための原核生物の配列と、真核生物細胞において発現される1または複数の真核生物の転写単位との両方を含む。pcDNAI/amp、pcDNAI/neo、pRc/CMV、pSV2gpt、pSV2neo、pSV2-dhfr、pTk2、pRSVneo、pMSG、pSVT7、pko-neoおよびpHyg由来のベクターは、真核生物細胞のトランスフェクションに適切な哺乳動物発現ベクターの例である。これらのベクターのいくつかは、原核生物細胞および真核生物細胞の両方における複製および薬物耐性選択を容易にするために、細菌プラスミド(例えば、pBR322)からの配列を用いて改変される。あるいは、ウシパピローマウイルス(BPV-1)またはエプスタイン-バーウイルス(pHEBo、pREP由来およびp205)のようなウイルスの誘導体が、真核生物細胞におけるタンパク質の一過的な発現のために使用され得る。他のウイルス(レトロウイルスを含む)発現系の例は、遺伝子治療送達系の説明において以下に見出され得る。プラスミドの調製および宿主生物の形質転換において用いられる種々の方法は、当該分野で周知である。原核生物細胞および真核生物細胞の両方についての他の適切な発現系、ならびに、一般的な組換え手順、例えば、Molecular Cloning A Laboratory Manual、3rd Ed.、Sambrook、FritschおよびManiatis編(Cold Spring Harbor Laboratory Press、2001年)を参照のこと。いくつかの場合において、バキュロウイルス発現系を用いて組換えポリペプチドを発現させることが望ましくあり得る。このようなバキュロウイルス発現系の例としては、pVL由来のベクター(例えば、pVL1392、pVL1393およびpVL941)、pAcUW由来のベクター(例えば、pAcUWl)およびpBlueBac由来のベクター(例えば、β-galを含むpBlueBac III)が挙げられる。
好ましい実施形態では、ベクターは、CHO細胞における本主題のTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドの生成のために設計される(例えば、Pcmv-Scriptベクター(Stratagene,La Jolla,Calif.)、pcDNA4ベクター(Invitrogen,Carlsbad,Calif.)およびpCI-neoベクター(Promega,Madison,Wisc))。明らかであるように、本主題の遺伝子構築物は、例えば、タンパク質(融合タンパク質または改変体タンパク質を含む)を生成するため、精製のために、培養物において増殖させた細胞において本主題のTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドの発現を引き起こすために使用され得る。
本開示はまた、1または複数の本主題のTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドのコード配列を含む組換え遺伝子をトランスフェクトされた宿主細胞に関する。宿主細胞は、任意の原核生物細胞または真核生物細胞であり得る。例えば、本開示のTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドは、E.coliのような細菌細胞、昆虫細胞(例えば、バキュロウイルス発現系を用いる)、酵母細胞または哺乳動物細胞[例えば、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞株]において発現され得る。他の適切な宿主細胞は、当業者に公知である。
したがって、本開示はさらに、対象のTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドを産生する方法に関する。例えば、TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドをコードする発現ベクターでトランスフェクトされた宿主細胞は、TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドの発現を起こすことが可能な適切な条件下で培養され得る。ポリペプチドは、ポリペプチドを含む細胞および培地の混合物から分泌および単離され得る。代替的に、TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドは、収集し溶解した細胞から得られる細胞質または膜画分から単離され得る。細胞培養物は、宿主細胞、培地および他の副産物を含む。細胞培養に適切な培地は、当技術分野で周知である。対象のポリペプチドは、タンパク質を精製するための当技術分野で公知の技法であって、イオン交換クロマトグラフィー、ゲル濾過クロマトグラフィー、限外濾過、電気泳動、TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドの特定のエピトープに特異的な抗体による免疫アフィニティー精製、ならびにTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドに融合されたドメインに結合する薬剤によるアフィニティー精製(例えば、プロテインAカラムを使用して、TGFβスーパーファミリーI型受容体-Fcおよび/またはII型受容体-Fc融合タンパク質を精製することができる)を含む技法を使用して、細胞培養培地、宿主細胞またはこれらの両方から単離することができる。一部の実施形態では、TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドは、その精製を容易とするドメインを含有する融合タンパク質である。
一部の実施形態では、精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成される:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。TGFβスーパーファミリーI型受容体-Fcおよび/またはII型受容体-Fc融合タンパク質は、サイズ排除クロマトグラフィーによって決定される>90%、>95%、>96%、>98%または>99%、およびSDS PAGEによって決定される>90%、>95%、>96%、>98%または>99%の純度まで精製することができる。純度の標的レベルは、哺乳動物の系、特に、非ヒト霊長類、齧歯類(マウス)およびヒトにおける望ましい結果の達成に十分なレベルとなるべきである。
別の実施形態では、精製用リーダー配列(例えば、組換えTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドの所望の部分のN末端に位置するポリ-(His)/エンテロキナーゼ切断部位の配列)をコードする融合遺伝子は、Ni2+金属樹脂を用いる親和性クロマトグラフィーによる、発現された融合タンパク質の精製を可能にし得る。その後、精製用リーダー配列は、引き続いて、エンテロキナーゼでの処理によって除去され、精製TGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチドを提供し得る。例えば、Hochuliら、(1987年)J.Chromatography 411巻:177頁;およびJanknechtら、(1991)PNAS USA 88巻:8972頁を参照のこと。
融合遺伝子を作製するための技術は周知である。本質的には、異なるポリペプチド配列をコードする種々のDNAフラグメントの接合は、ライゲーションのための平滑末端もしくは突出(staggered)末端、適切な末端を提供するための制限酵素消化、必要に応じた粘着末端のフィルイン(filling-in)、所望されない接合を回避するためのアルカリ性ホスファターゼ処理、および酵素によるライゲーション、を用いる従来の技術に従って行われる。別の実施形態では、融合遺伝子は、自動DNA合成装置を含む従来の技術によって合成され得る。あるいは、遺伝子フラグメントのPCR増幅は、2つの連続した遺伝子フラグメント間の相補的なオーバーハング(overhang)を生じるアンカープライマーを用いて行われ得、これらのフラグメントは、その後、キメラ遺伝子配列を生じるようにアニーリングされ得る。例えば、Current Protocols in Molecular Biology、Ausubelら編、John Wiley & Sons:1992年を参照のこと。
4.スクリーニングアッセイ
ある特定の態様では、本開示は、TGFβスーパーファミリー受容体のアゴニストまたはアンタゴニストである化合物(薬剤)を同定するための、TGFβスーパーファミリーI型およびII型受容体ヘテロ多量体の複合体の使用に関する。このスクリーニングにより同定された化合物を検査して、骨、軟骨、筋肉、脂肪および/またはニューロンなどの組織をモジュレートするその能力を評価し、インビボまたはインビトロにおける組織成長をモジュレートする能力を評価することができる。これらの化合物は、例えば、動物モデルにおいて検査することができる。
TGFβスーパーファミリーリガンドシグナル伝達(例えば、SMAD2/3および/またはSMAD1/5/8シグナル伝達)を標的化することにより、組織成長をモジュレートするための治療剤をスクリーニングするための多数のアプローチが存在する。ある特定の実施形態では、化合物のハイスループットスクリーニングを行って、選択された細胞株におけるTGFβスーパーファミリー受容体媒介性効果を撹乱する薬剤を同定することができる。ある特定の実施形態では、アッセイが行われて、TGFβスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)など、その結合パートナーへのTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の結合を特異的に阻害または低減する化合物をスクリーニングおよび同定する。代替的に、アッセイを使用して、TGFβスーパーファミリーリガンドなど、その結合パートナーへのTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の結合を増強する化合物を同定することができる。さらなる実施形態では、化合物は、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体と相互作用するその能力によって同定することができる。
種々のアッセイ形式が十分であり、本開示を踏まえると、本明細書に明確に記載されていないアッセイであっても、当業者によって理解されるであろう。本明細書で記載される通り、本発明の被験化合物(薬剤)は、任意のコンビナトリアル化学方法によって作製することができる。代替的に、対象化合物は、in vivoまたはin vitroで合成された天然に存在する生体分子の場合もある。組織成長のモジュレーターとして作用するその能力に関して検査しようとする化合物(薬剤)は、例えば、細菌、酵母、植物もしくは他の生物によって産生することができる(例えば、天然の産物)、化学的に産生することができる(例えば、ペプチド模倣物を含む小分子)、または組換えにより産生することができる。本発明によって考慮される被験化合物は、非ペプチジル有機分子、ペプチド、ポリペプチド、ペプチド模倣物、糖、ホルモンおよび核酸分子を含む。ある特定の実施形態では、被験薬剤は、約2,000ダルトン未満の分子量を有する有機小分子である。
本開示の被験化合物は、単一の別々の実体として提供することができる、またはコンビナトリアル化学によって作製されるなど、より複雑性の大きいライブラリーにおいて提供することができる。このようなライブラリーは、例えば、アルコール、アルキルハライド、アミン、アミド、エステル、アルデヒド、エーテルおよび他のクラスの有機化合物を含み得る。試験系への被験化合物の提示は、特に、初期スクリーニング工程において、単離された形態または化合物の混合物のいずれかの場合もある。任意選択で、化合物は、他の化合物により任意選択で誘導体化し、化合物の単離を容易にする誘導体化基を有し得る。誘導体化基の非限定例として、ビオチン、フルオレセイン、ジゴキシゲニン(digoxygenin)、緑色蛍光タンパク質、同位体、ポリヒスチジン、磁気ビーズ、グルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)、光活性化可能なクロスリンカーまたはこれらのいずれかの組み合わせが挙げられる。
化合物および天然抽出物のライブラリーを検査する多くの薬物スクリーニングプログラムにおいて、所定の期間で調査される化合物の数を最大化するためには、ハイスループットアッセイが望ましい。精製または半精製タンパク質により得ることができるものなど、無細胞系において行われるアッセイは、被験化合物によって媒介される分子標的における変更の迅速な発生および相対的に容易な検出を可能にするために生成され得るという点において、「一次」スクリーニングとして好ましいことが多い。さらに、被験化合物の細胞毒性またはバイオアベイラビリティの効果は一般に、in vitro系において無視することができ、その代わりにこのアッセイは、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体およびその結合パートナー(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)の間の結合アフィニティーの変更において顕在化され得る、分子標的における薬物の効果に主に焦点が置かれている。
単に例証するために、本開示の例示的なスクリーニングアッセイにおいて、アッセイの意図に適切であるように、目的の化合物は、通常、TGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合することができる、単離および精製されたTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体と接触させられる。次いで、化合物およびTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の混合物へと、適切なTGF-ベータスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)を含有する組成物が添加される。ヘテロ多量体-スーパーファミリーリガンド複合体の検出および定量化は、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体およびその結合タンパク質の間の複合体形成の阻害(または増強)における化合物の有効性を決定するための手段を提供する。化合物の有効性は、種々の濃度の被験化合物を使用して得られるデータから用量応答曲線を作成することにより評価することができる。さらに、対照アッセイを行って、比較のためのベースラインを提供することもできる。例えば、対照アッセイにおいて、単離および精製されたTGF-ベータスーパーファミリーリガンドが、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を含有する組成物に添加され、ヘテロ多量体-リガンド複合体の形成が、被験化合物の非存在下で定量化される。一般に、反応物を混合することができる順序を変動させてよく、同時に混合してよいことが理解されるであろう。さらに、精製されたタンパク質の代わりに、細胞抽出物およびライセートを使用して、適した無細胞アッセイ系を提供することができる。
別のタンパク質へのTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の結合は、種々の技法によって検出することができる。例えば、複合体の形成のモジュレーションは、例えば、放射標識された(例えば、32P、35S、14Cまたは3H)、蛍光標識された(例えば、FITC)または酵素により標識されたTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体および/またはその結合タンパク質など、検出可能に標識されたタンパク質を使用して、イムノアッセイによって、あるいはクロマトグラフィー検出によって定量化することができる。
ある特定の実施形態では、本開示は、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体およびその結合タンパク質の間の相互作用の程度の直接的または間接的な測定における、蛍光偏光アッセイおよび蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)アッセイの使用を考慮する。さらに、光導波路(例えば、PCT公開WO96/26432および米国特許第5,677,196号を参照されたい)、表面プラズモン共鳴(SPR)、表面電荷センサおよび表面力センサ(surface force sensor)に基づく検出方式など、他の検出方式が、本開示の多くの実施形態と適合性である。
さらに、本開示は、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体およびその結合パートナーの間の相互作用を破壊または増強する薬剤を同定するための、「ツーハイブリッドアッセイ」としても公知の、相互作用トラップアッセイの使用を考慮する。例えば、米国特許第5,283,317号;Zervosら(1993年)Cell 72巻:223~232頁;Maduraら(1993年)J Biol Chem 268巻:12046~12054頁;Bartelら(1993年)Biotechniques 14巻:920~924頁;およびIwabuchiら(1993年)Oncogene 8巻:1693~1696頁)を参照されたい。特異的な実施形態では、本開示は、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体およびその結合タンパク質の間の相互作用を解離させる化合物(例えば、小分子またはペプチド)を同定するための、リバースツーハイブリッド系(reverse two-hybrid system)の使用を考慮する[例えば、VidalおよびLegrain(1999年)Nucleic Acids Res 27巻:919~29頁;VidalおよびLegrain(1999年)Trends Biotechnol 17巻:374~81頁;ならびに米国特許第5,525,490号;同第5,955,280号;および同第5,965,368号を参照されたい]。
ある特定の実施形態では、対象化合物は、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体と相互作用するその能力によって同定される。化合物およびTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の間の相互作用は、共有結合または非共有結合の場合もある。例えば、このような相互作用は、光架橋、放射標識リガンド結合およびアフィニティークロマトグラフィーを含む、in vitroの生化学的方法を使用して、タンパク質レベルで同定することができる。例えば、Jakoby WBら(1974年)Methods in Enzymology 46巻:1頁を参照されたい。ある特定の場合において、化合物は、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体に結合する化合物を検出するためのアッセイなど、機構に基づくアッセイにおいてスクリーニングすることができる。これは、固相または液相結合事象を含み得る。代替的に、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体をコードする遺伝子は、レポーター系(例えば、β-ガラクトシダーゼ、ルシフェラーゼまたは緑色蛍光タンパク質)と共に細胞にトランスフェクトし、好ましくは、ハイスループットスクリーニングによって、またはライブラリーの個々のメンバーにより、ライブラリーに対してスクリーニングすることができる。他の機構に基づく結合アッセイ;例えば、自由エネルギーの変化を検出する結合アッセイを使用することができる。結合アッセイは、ウェル、ビーズもしくはチップへと固定された、または固定化された抗体によって捕捉された標的により行うことができる、あるいはキャピラリー電気泳動によって分離することができる。結合された化合物は、比色定量エンドポイントまたは蛍光もしくは表面プラズモン共鳴を通常使用して検出することができる。
5.例示的な治療的使用
ある特定の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせを使用して、TGFβスーパーファミリー受容体(例えば、ALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6、ALK7、ActRIIA、ActRIIB、BMPRII、TGFBRIIおよびMISRII)および/またはTGFβスーパーファミリーリガンド(例えば、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティー)の異常活性に関連する疾患または状態を処置または予防することができる。これらの疾患、障害または状態は一般に、本明細書において、「TGFβスーパーファミリー関連状態」または「TGFβスーパーファミリー関連障害」と称される。ある特定の実施形態では、本発明は、本明細書で記載される治療有効量のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせを個体に投与することにより、それを必要とする個体を処置または予防する方法を提供する。本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体のいずれかは潜在的に、本明細書で開示される治療的使用のために個々にまたは組み合わせて用いることができる。これらの方法は特に、例えば、齧歯類、霊長類およびヒトを含む、哺乳動物の治療的処置および予防的処置を目的とする。
本明細書で使用される通り、障害または状態を「予防する」治療薬は、統計学的試料において、無処置対照試料と比べて処置された試料における障害もしくは状態の発生を低減する、または無処置対照試料と比べて障害もしくは状態の1つもしくは複数の症状の発病を遅延させるもしくはその重症度を低減する化合物を指す。本明細書で使用される用語「処置する」は、確立された後の状態の好転(amelioration)または排除を含む。いずれの場合でも、予防または処置は、医師または他の医療提供者によって提供される診断および治療剤の投与の意図した結果において識別することができる。
TGFβスーパーファミリー受容体-リガンド複合体は、組織成長のほか、種々の構造の適正な形成などの早期発生プロセスにおいて、または性的発育、下垂体ホルモンの生成、ならびに骨および軟骨の創出を含む、1つもしくは複数の発生後能において不可欠の役割を果たす。したがって、TGFβスーパーファミリー関連状態/障害は、異常な組織成長および発生の欠損を含む。加えて、TGFβスーパーファミリー関連状態として、炎症、アレルギー、自己免疫性疾患、感染性疾患および腫瘍など、細胞成長および分化の障害が挙げられるがこれらに限定されない。
例示的なTGFβスーパーファミリー関連状態は、神経筋障害(例えば、筋ジストロフィーおよび筋委縮)、うっ血性閉塞性肺疾患(およびCOPDに関連する筋消耗)、筋消耗症候群、筋肉減少症、悪液質、脂肪組織障害(例えば、肥満)、2型糖尿病(NIDDM、成人発症型糖尿病)および骨変性疾患(例えば、骨粗鬆症)を含む。他の例示的なTGFβスーパーファミリー関連状態は、筋肉変性(musculodegenerative)および神経筋障害、組織修復(例えば、創傷治癒)、神経変性疾患(例えば、筋委縮性側索硬化症)ならびに免疫性障害(例えば、リンパ球の異常な増殖または機能に関係する障害)を含む。
ある特定の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせは、筋ジストロフィーの処置の一部として使用される。用語「筋ジストロフィー」とは、骨格筋、ならびに、ある場合には、心臓および呼吸筋の段階的な筋力低下および劣化を特徴とする、変性性筋疾患の群を指す。筋ジストロフィーは、筋肉の微視的変化と共に始まる、進行性の筋消耗および筋力低下を特徴とする遺伝性障害である。筋肉が経時的に変性するにつれて、個人の筋強度は減衰する。本主題のTGFβスーパーファミリーヘテロダイマー複合体を含むレジメンで処置され得る、例示的な筋ジストロフィーとして、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)、ベッカー型筋ジストロフィー(BMD)、エメリー-ドレイフス型筋ジストロフィー(EDMD)、肢帯型筋ジストロフィー(LGMD)、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHまたはFSHD)(ランドゥジー-デジェリン型としてもまた公知である)、筋強直性ジストロフィー(MMD)(スタイナート病としてもまた公知である)、眼咽頭型筋ジストロフィー(OPMD)、遠位型筋ジストロフィー(DD)、先天性筋ジストロフィー(CMD)が挙げられる。
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は、フランスの神経学者である、Guillaume Benjamin Amand Duchenneにより、1860年代において、最初に記載された。ベッカー型筋ジストロフィー(BMD)は、DMDのこの変化形について1950年代に最初に記載したドイツの医師であるPeter Emil Beckerに因んで名付けられた。DMDは、男性において最も高頻度の遺伝性疾患の1つであり、3,500人中1人の少年に影響を及ぼす。DMDは、X染色体の短腕部に位置するジストロフィン遺伝子が欠損すると生じる。男性が保有するX染色体のコピーは、1つだけであるので、男性が有するジストロフィン遺伝子のコピーも1つだけである。ジストロフィンタンパク質を伴わないと、筋肉は、収縮および弛緩の周期において容易に損傷する。疾患の早期では、筋肉は、再生により代償されるが、後に、筋前駆細胞は、進行する損傷に追いつけなくなり、健常筋肉は、非機能的な線維脂肪性組織で置きかえられる。
BMDは、ジストロフィン遺伝子における異なる変異から生じる。BMD患者は、いくらかのジストロフィンを有するが、量が不十分であるか、または質が不良である。いくらかのジストロフィンの存在することで、BMD患者の筋肉は、DMD患者の筋肉と同等の重度または迅速な変性からは保護される。
動物における研究は、GDF8シグナル伝達経路の阻害が、DMDおよびBMD患者における疾患の種々の側面を有効に処置し得ることを指し示す(Bogdanovichら、2002年、Nature 420巻:418~421頁;Pistilliら、2011年、Am J Pathol 178巻:1287~1297頁)。したがって、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、GDF8阻害剤(アンタゴニスト)として作用することができ、DMDおよびBMD患者におけるin vivoでGDF8および/または関連するTGFβスーパーファミリーリガンドによるシグナル伝達を遮断する代替手段を構成する。
同様に、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、筋肉成長を必要とする他の疾患状態において筋量を増加させる有効な手段を提供することができる。例えば、ルーゲーリック病または運動ニューロン疾患とも呼ばれる筋委縮性側索硬化症(ALS)は、骨格筋収縮の開始に必要とされる中枢神経系の構成要素である運動ニューロンを攻撃する慢性、進行性および治癒不能のCNS障害である。ALSでは、運動ニューロンは劣化し、最終的に死滅し、個人の脳は、完全な機能および覚醒(alert)を正常に保つが、筋肉収縮の開始は、脊髄レベルで遮断されている。ALSを発症する個体は典型的に、40~70歳の間であり、変性する最初の運動ニューロンは、腕部または脚部を神経支配する運動ニューロンである。ALS患者は、歩行が困難な場合があり、物を落とし、倒れ、呂律が回らなくなり、制御不能に笑ったり泣いたりする場合がある。疾患が進行するにつれて、四肢における筋肉は、不使用のため委縮し始める。この筋力低下は消耗性となり、患者は最終的に、車椅子を必要とし、寝たきりになる。大半のALS患者は、疾患発病から3~5年で、呼吸不全、または肺炎のような人工呼吸器支援による合併症で死ぬ。
TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による筋量増加の促進は、筋消耗疾患患者に利益をもたらすこともできる。Gonzalez-Cadavidら(上記参照)は、GDF8発現が、ヒトにおける除脂肪体重と逆相関すること、また、GDF8遺伝子の発現増加が、AIDS消耗症候群の男性における体重減少に関連することを報告した。AIDS患者におけるGDF8の機能を阻害することにより、AIDSの少なくともある特定の症状を、完全消失させないにせよ、緩和することができ、こうして、AIDS患者における生活の質を著明に改善することができる。
GDF8機能の損失は、栄養摂取の縮小によらない脂肪損失にも関連するため(Zimmersら、上記参照;McPherronおよびLee、上記参照)、対象TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、肥満および2型糖尿病の発症を遅くするまたは予防するための治療剤としてさらに使用することができる。
がん食欲不振-悪液質症候群は、がんの最も衰弱性かつ生命にかかわる側面にある。この症候群は、死亡時にがん患者のおよそ80%に存在する、多くの種類のがんに共通の特色であり、不十分な生活の質および化学療法に対する不十分な応答のみならず、匹敵する腫瘍を有するが体重減少していない患者よりも短い生存時間の原因にもなる。発病前体重の5パーセントを超える不随意性の体重減少が、6ヶ月間の期間内に起こる場合、悪液質が典型的にがん患者において疑われる。食欲不振、脂肪および筋肉組織の消耗ならびに心理的窮迫に伴い、悪液質が、がんおよび宿主の間の複雑な相互作用から生じる。がん悪液質は、サイトカイン産生、脂質動員およびタンパク質分解誘導因子の放出、ならびに中間代謝の変更に影響を与える。食欲不振が一般的であるが、食物摂取減少単独では、がん患者に観察される体組成の変化を説明することができず、栄養摂取の増加は、消耗性症候群を反転することができない。現在、悪液質過程(cachexic process)を制御または反転するための処置は存在しない。成体マウスにおけるGDF8の全身性過剰発現は、ヒト悪液質症候群に観察されるものと類似の著明な筋肉および脂肪損失を誘導することが判明したため(Zimmersら、上記参照)、対象のTGFβスーパーファミリーヘテロダイマー複合体医薬組成物は、筋肉成長が望まれる悪液質症候群の症状の予防、処置または軽減に有益に使用することができる。上述の通り筋肉損失の予防、処置または軽減に有用なヘテロマーの複合体の例は、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcである。
ある特定の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせは、骨および/または軟骨形成を誘導する、骨損失を予防する、骨石灰化を増加させる、骨の脱灰を予防する、および/または骨密度を増加させる方法において使用することができる。TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、骨粗鬆症の発症に対する保護対策として、無症状性低骨密度と診断された患者において有用となり得る。
一部の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせは、ヒトおよび他の動物における骨折および軟骨欠損の治癒における医学的有用性を見出すことができる。対象方法および組成物は、閉鎖骨折および開放骨折の低減と共に、人工関節の固定改善における予防的用途を有することもできる。骨原性薬剤によって誘導されるde novo骨形成は、先天性である、外傷誘導性であるまたは腫瘍学的切除に起因する頭蓋顔面欠損の修復に有用であり、美容形成外科においても有用である。さらに、本発明の方法および組成物は、歯周病の処置および他の歯修復プロセスにおいて使用することができる。ある特定の場合において、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせは、骨形成細胞を誘引するため、骨形成細胞の成長を刺激するため、または骨形成細胞前駆体の分化を誘導するための環境を提供することができる。本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、骨粗鬆症の処置において有用となり得る。さらに、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、軟骨欠損の修復および変形性関節症の予防/反転において使用することができる。上述の通り、骨形成の誘導、骨損失の予防、骨石灰化の増加、骨の脱灰の予防、および/または骨密度の増加に有用なヘテロマーの複合体の例は、ActRIIB-Fc:ALK3-FcおよびActRIIB-Fc:ALK4-Fcである。
Rosenら(編)Primer on the Metabolic Bone Diseases and Disorders of Mineral Metabolism、第7版、American Society for Bone and Mineral Research、Washington D.C.(参照により本明細書に組み込む)は、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせによる処置に供することができる骨障害に関する広範な記述を提供する。部分的なリストは、本明細書に提供されている。本発明の方法および組成物は、骨粗鬆症(続発性骨粗鬆症を含む)、副甲状腺機能亢進、慢性腎臓疾患ミネラル骨障害(chronic kidney disease mineral bone disorder)、性ホルモン欠乏もしくは消失(例えば、アンドロゲンおよび/またはエストロゲン)、グルココルチコイド処置、関節リウマチ、重篤な熱傷、副甲状腺機能亢進、高カルシウム血症、低カルシウム血症、低リン酸血症、骨軟化症(腫瘍誘導性骨軟化症を含む)、高リン酸血症、ビタミンD欠乏、副甲状腺機能亢進(家族性副甲状腺機能亢進を含む)および偽性上皮小体機能低下症、骨への腫瘍転移、腫瘍もしくは化学療法の結果としての骨損失、骨および骨髄の腫瘍(例えば、多発性骨髄腫)、虚血性骨障害、歯周病および口腔骨損失、クッシング病、パジェット病、甲状腺中毒症、慢性下痢状態もしくは吸収不良、尿細管性アシドーシス、または神経性食欲不振症など、骨損失を特徴とするか、またはこれを引き起こす状態に適用することができる。本発明の方法および組成物は、偽関節骨折、他の点で治癒を遅くする骨折、胎児および新生児骨異形成(例えば、低カルシウム血症、高カルシウム血症、カルシウム受容体欠損およびビタミンD欠乏)、骨壊死(顎骨壊死を含む)ならびに骨形成不全症を含む、骨形成または治癒の不全を特徴とする状態に適用することもできる。その上、同化効果は、このようなアンタゴニストに、骨損傷または侵食に関連する骨痛を縮小させるであろう。吸収抑制効果の結果として、このようなアンタゴニストは、造骨性腫瘍転移(例えば、原発性前立腺または乳がんに関連)、骨原性骨肉腫、大理石骨病、進行性骨幹異形成、骨内膜性骨増殖症(endosteal hyperostosis)、骨斑紋症およびメロレオストーシスなど、異常骨形成の障害の処置に有用となり得る。処置することができる他の障害は、線維性異形成および軟骨異形成を含む。
別の特異的な実施形態では、本開示は、骨折、ならびに軟骨および/または骨欠損、または歯周病に関係する他の状態を修復するための治療方法および組成物を提供する。本発明は、創傷治癒および組織修復のための治療方法および組成物をさらに提供する。創傷の種類として、熱傷、切開および潰瘍が挙げられるがこれらに限定されない。例えば、PCT公開番号WO84/01106を参照されたい。このような組成物は、薬学的に許容されるビヒクル、キャリアまたはマトリクスとの混合物における、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体のうち少なくとも1つの治療有効量を含む。
一部の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせは、骨粗鬆症、副甲状腺機能亢進、クッシング病、甲状腺中毒症、慢性下痢状態もしくは吸収不良、尿細管性アシドーシス、または神経性食欲不振症など、骨損失を引き起こす状態に適用することができる。低体重であり、セデンタリー・ライフスタイルを送る女性であることは、骨粗鬆症のリスク因子である(骨折リスクを生じる、骨塩密度(bone mineral density)の損失)ことが一般的に認められる。しかし、骨粗鬆症は、ある特定の薬物療法の長期使用に起因する場合もある。薬物または別の医学的状態に起因する骨粗鬆症は、続発性骨粗鬆症として公知である。クッシング病において、身体によって産生される過剰量のコルチゾールは、骨粗鬆症および骨折をもたらす。続発性骨粗鬆症に関連する最も一般的な薬物療法は、副腎によって天然に産生されるホルモンである、コルチゾールのように作用する薬物の1クラスである、副腎皮質ステロイドである。適切なレベルの甲状腺ホルモンが、骨格の発達に必要とされるが、過剰な甲状腺ホルモンは、時間をわたり骨量を減少し得る。アルミニウムを含有する制酸薬は、腎臓に問題を有するヒト、特に、透析を受けているヒトが高用量で服用する場合、骨損失をもたらし得る。続発性骨粗鬆症を引き起こし得る他の薬物療法は、発作予防に使用されるフェニトイン(Dilantin)およびバルビツレート;関節炎、がんおよび免疫障害のいくつかの形態のための薬物であるメトトレキセート(Rheumatrex、Immunex、Folex PFS);いくつかの自己免疫性疾患の処置および器官移植患者における免疫系の抑制に使用される薬物であるシクロスポリン(Sandimmune、Neoral);前立腺がんおよび子宮内膜症の処置に使用される黄体化ホルモン放出ホルモンアゴニスト(Lupron、Zoladex);抗凝固薬物療法であるヘパリン(Calciparine、Liquaemin);ならびに高コレステロールの処置に使用されるコレスチラミン(Questran)およびコレスチポール(Colestid)を含む。がん療法に起因する骨損失は、広く認識されており、がん療法誘導性骨損失(CTIBL)と名付けられる。骨転移は、骨の中に空洞を作製し得るが、これは、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による処置によって補正され得る。骨損失は、歯肉陥凹に位置する細菌がトキシンおよび有害酵素を産生する慢性感染症である、歯肉疾患に起因する場合もある。
さらなる実施形態では、本開示は、異常なまたは望まれない骨成長に関連する疾患または障害を処置するための方法および治療剤を提供する。例えば、先天性障害の進行性骨化性線維形成異常(FOP)の患者は、自発的なまたは組織外傷に応答した、軟部組織における進行性異所性の骨成長を患い、生活の質に大きな影響がある。その上、異常骨成長は、人工股関節置換手術後に起こる場合があり、これにより、外科的転帰が台無しになる。これは、病的骨成長のより一般的な例であり、対象方法および組成物が治療上有用になり得る状況である。同じ方法および組成物が、他の形態の異常骨成長(例えば、外傷、熱傷または脊髄傷害後の骨の病的成長)の処置、および転移性前立腺がんまたは骨肉腫に関連して見られる異常骨成長に関連する望ましくない状態の処置または予防に有用となり得る。
ある特定の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせを使用して、がん患者における骨形成を促進することができる。ある特定の腫瘍(例えば、前立腺、乳房、多発性骨髄腫または副甲状腺機能亢進を引き起こすいずれかの腫瘍)を有する患者は、腫瘍誘導性骨損失、骨転移および治療剤による骨損失の高いリスクがある。このような患者は、骨損失または骨転移の証拠がなくても、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体または複合体の組み合わせにより処置することができる。患者は、骨損失または骨転移の証拠に関してモニターすることもでき、指標がリスク増加を示唆する場合、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体で処置することができる。一般に、DEXAスキャンが用いられて、骨密度の変化を評価するが、骨リモデリングの指標を使用して、骨転移の見込みを評価することができる。血清マーカーをモニターすることができる。骨特異的アルカリホスファターゼ(BSAP)は、骨芽細胞に存在する酵素である。BSAPの血中レベルは、骨転移および骨リモデリング増加をもたらす他の状態を有する患者において増加される。オステオカルシンおよびプロコラーゲンペプチドも、骨形成および骨転移に関連する。BSAPの増加は、前立腺がんに起因する骨転移を有する患者と、より低い程度であるが、乳がんからの骨転移において検出された。BMP7レベルは、骨に転移した前立腺がんにおいて高いが、膀胱、皮膚、肝臓または肺がんによる骨転移では高くない。I型カルボキシ末端テロペプチド(ICTP)は、骨の吸収の際に形成されるコラーゲンにおいて見出される架橋である。骨は、絶えず破壊され再形成されているため、ICTPは、身体中の至るところで見出されるであろう。しかし、骨転移の部位では、このレベルは、正常骨の区域よりも有意に高くなるであろう。ICTPは、前立腺、肺および乳がんによる骨転移において高レベルで見出された。別のコラーゲン架橋であるI型N末端テロペプチド(NTx)は、骨ターンオーバーの際にICTPと共に産生される。NTxの量は、肺、前立腺および乳がんを含む、多くの異なる種類のがんに起因する骨転移において増加される。また、NTxのレベルは、骨転移の進行と共に増加する。したがって、このマーカーを使用して、転移の検出および疾患程度の測定の両方を行うことができる。吸収の他のマーカーは、ピリジノリンおよびデオキシピリジノリンを含む。吸収マーカーまたは骨転移マーカーのいかなる増加も、患者におけるTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせによる治療法の必要を指し示す。
本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせは、他の骨活性医薬剤と共同に投与することができる。共同投与(conjoint administration)は、単一の共製剤(co-formulation)の投与によって、同時投与によって、または別々の時点における投与によって達成することができる。TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、他の骨活性剤と共に投与される場合に、特に有利になり得る。患者は、共同で、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を与え、カルシウムサプリメント、ビタミンD、適切な運動および/または場合により他の薬物療法を服用することの恩恵を被ることができる。他の薬物療法の例として、ビスホスホネート(アレンドロネート、イバンドロネートおよびリセドロネート)、カルシトニン、エストロゲン、副甲状腺ホルモンおよびラロキシフェンが挙げられる。ビスホスホネート(アレンドロネート、イバンドロネートおよびリセドロネート)、カルシトニン、エストロゲンおよびラロキシフェンは、骨リモデリングサイクルに影響を与え、吸収抑制薬物療法として分類される。骨リモデリングは、2つの別個のステージからなる:骨吸収および骨形成。吸収抑制薬物療法は、骨リモデリングサイクルの骨吸収部分を遅くするまたは停止するが、サイクルの骨形成部分を遅くしない。結果として、骨吸収よりも速い速度で新たな形成が続き、骨密度が時間をわたり増加することができる。副甲状腺ホルモンの一形態であるテリパラチドは、骨リモデリングサイクルにおける骨形成の速度を増加させる。アレンドロネートは、閉経後骨粗鬆症の予防(1日当たり5mgまたは35mgを1週間に1回)および処置(1日当たり10mgまたは70mgを1週間に1回)の両方のために承認されている。アレンドロネートは、骨損失を低減させ、骨密度を増加させ、脊椎、手首および股関節骨折のリスクを低減する。アレンドロネートは、また、これらの薬物療法(すなわち、プレドニゾンおよびコルチゾン)の長期使用の結果としての男性および女性におけるグルココルチコイド誘導性骨粗鬆症の処置、ならびに男性における骨粗鬆症の処置に承認されている。アレンドロネートおよびビタミンDは、閉経後の女性における骨粗鬆症の処置(70mgを1週間に1回およびビタミンD)、および骨粗鬆症男性における骨量を改善するための処置に承認されている。イバンドロネートは、閉経後骨粗鬆症の予防および処置に承認されている。月に1回の丸剤(150mg)として服用する場合、イバンドロネートは、毎月同日に服用するべきである。イバンドロネートは、骨損失を低減し、骨密度を増加させ、脊椎骨折のリスクを低減する。リセドロネートは、閉経後骨粗鬆症の予防および処置に承認されている。毎日(5mg用量)または毎週(35mg用量または35mg用量とカルシウム)服用する場合、リセドロネートは、骨損失を遅くし、骨密度を増加させ、脊椎および非脊椎骨折のリスクを低減する。リセドロネートは、また、これらの薬物療法(すなわち、プレドニゾンまたはコルチゾン)の長期使用に起因するグルココルチコイド誘導性骨粗鬆症を予防および/または処置するための、男性および女性による使用に承認されている。カルシトニンは、カルシウム調節および骨代謝に関与する天然に存在するホルモンである。閉経を過ぎて5年間を超えた女性において、カルシトニンは、骨損失を遅くし、脊椎骨密度を増加させ、また、骨折に関連する疼痛を軽減し得る。カルシトニンは、脊椎骨折のリスクを低減する。カルシトニンは、注射(50~100IUを毎日)または鼻スプレー(200IUを毎日)として利用できる。
患者は、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせ、および追加的な骨活性薬物療法を共同に与えることの恩恵を被ることもできる。エストロゲン療法(ET)/ホルモン療法(HT)は、骨粗鬆症の予防に承認されている。ETは、骨損失を低減し、脊椎および股関節の両方において骨密度を増加させ、閉経後の女性における股関節および脊椎骨折のリスクを低減することが示された。ETは、最も一般的には、低用量のおよそ0.3mgを毎日または標準用量のおよそ0.625mgを毎日送達する丸剤または皮膚パッチの形態で投与され、70歳より後に開始した場合であっても有効である。エストロゲンを単独で服用する場合、子宮内層のがん(子宮内膜がん)を発症する女性のリスクを増加し得る。このリスクを排除するために、医療提供者は、インタクトな子宮を有する女性のために、ホルモンのプロゲスチンをエストロゲンと組み合わせて処方する(ホルモン補充療法またはHT)。ET/HTは、閉経症状を軽減し、骨の健康に有益な効果を有することが示された。副作用は、腟出血、乳房圧痛、気分障害および胆嚢疾患を含む場合がある。ラロキシフェン1日60mgは、閉経後骨粗鬆症の予防および処置に承認されている。これは、その潜在的な不利益を伴わずにエストロゲンの有益な効果をもたらすように開発された、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)と呼ばれる薬物クラスに由来する。ラロキシフェンは、骨量を増加させ、脊椎骨折のリスクを低減する。ラロキシフェンが、股関節および他の非脊椎骨折のリスクを低減し得ることを実証するためのデータは、未だ利用することができない。副甲状腺ホルモンの一形態であるテリパラチドは、閉経後の女性および骨折リスクが高い男性における骨粗鬆症の処置に承認されている。この薬物療法は、新たな骨形成を刺激し、骨塩密度を有意に増加させる。閉経後の女性において、脊椎、股関節、足、肋骨および手首における骨折低減が注目された。男性において、脊椎における骨折低減が注目されたが、他の部位における骨折低減を評価するには不十分なデータしかなかった。テリパラチドは、最大24ヶ月間における毎日の注射として自己投与される。
他の実施形態では、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせは、動物における体脂肪含量の調節、およびそれに関係する状態、特に、それに関係する健康を損なう状態の処置または予防に使用することができる。本発明に従うと、体重を調節(制御)するということは、体重の低減もしくは増加、体重増加速度の低減もしくは増加、または体重減少速度の増加もしくは低減を指すことができ、体重を積極的に維持すること、または体重を有意に変化させないこと(例えば、そうしなければ体重を増加または減少し得る外部または内部の影響に対し)も含む。本開示の一実施形態は、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせを、それを必要とする動物(例えば、ヒト)に投与することによる体重の調節に関する。
一部の実施形態では、本開示のTGFβスーパーファミリーヘテロダイマー複合体またはTGFβスーパーファミリーヘテロダイマー複合体の組み合わせは、動物における体重の低減および/または体重増加の低減に、より具体的には、肥満のリスクがあるまたはこれを患う患者における肥満の処置または好転に使用することができる。別の特異的な実施形態では、本発明は、体重を増加または保持することができない動物(例えば、消耗性症候群の動物)を処置するための方法および化合物を対象にする。このような方法は、体重および/または質量の増加に、または体重および/または質量減少の低減に、または望ましくなく低い(例えば、不健康な)体重および/または質量に関連するもしくはこれに起因する状態の改善に有効である。加えて、高コレステロールの障害(例えば、高コレステロール血症または脂質異常症(dislipidemia))は、本開示のTGFβスーパーファミリーヘテロダイマー複合体またはTGFβスーパーファミリーヘテロダイマー複合体の組み合わせにより処置することができる。
ある特定の態様では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせを使用して、それを必要とする被験体における赤血球レベルを増加させ、貧血を処置もしくは予防し、および/または無効な赤血球生成を処置もしくは予防することができる。ある特定の態様では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせは、赤血球レベルを増加させるための従来の治療アプローチ、特に、多因子起源の貧血の処置に使用されるアプローチと組み合わせて使用することができる。赤血球レベルを増加させるための従来の治療アプローチは、例えば、赤血球輸血、1つまたは複数のEPO受容体アクチベーターの投与、造血幹細胞移植、免疫抑制性生物製剤および薬物(例えば、副腎皮質ステロイド)を含む。ある特定の実施形態では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせを使用して、それを必要とする被験体における無効な赤血球生成および/または無効な赤血球生成に関連する障害を処置または予防することができる。ある特定の態様では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせは、貧血または無効な赤血球生成障害を処置または予防するための従来の治療アプローチ、特に、多因子起源の貧血の処置に使用されるアプローチと組み合わせて使用することができる。
一般に、本開示に記載されている疾患または状態の処置または予防は、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせを「有効量」で投与することにより達成される。薬剤の有効量は、必要な投薬量および期間で、所望の治療または予防的結果の達成に有効な量を指す。本開示の薬剤の「治療有効量」は、個体の疾患状態、年齢、性別および体重、ならびに個体において所望の応答を誘発する薬剤の能力などの因子に応じて変動し得る。「予防有効量」は、必要な投薬量および期間で、所望の予防的結果の達成に有効な量を指す。
ある特定の実施形態では、EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせを使用して、健康な個体および選択された患者集団における赤血球、ヘモグロビンまたは網状赤血球レベルを増加させることができる。適切な患者集団の例として、貧血患者など、望ましくなく低い赤血球またはヘモグロビンレベルを有する患者集団、および大手術または相当な失血をもたらし得る他の手技を受けようとしている患者など、望ましくなく低い赤血球またはヘモグロビンレベルを発症するリスクがある患者集団が挙げられる。一実施形態では、適切な赤血球レベルを有する患者は、TGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体またはTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の組み合わせにより処置されて、赤血球レベルを増加させ、次いで血液が採取され、輸血で後に使用するために貯蔵される。
EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、本開示の1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して、貧血患者における赤血球レベル、ヘモグロビンレベルおよび/またはヘマトクリットレベルを増加させることができる。ヒトにおけるヘモグロビンおよび/またはヘマトクリットレベルを観察する場合、適切な年齢および性別カテゴリーにとって正常に満たないレベルは、貧血を指し示すことができるが、個体の変動が考慮に入れられる。例えば、10~12.5g/dl、典型的には約11.0g/dlのヘモグロビンレベルは、健康な成人における正常範囲内であると考慮されるが、治療法の観点から、より低い標的レベルが、より少ない心血管副作用を引き起こし得る[例えば、Jacobsら(2000年)Nephrol Dial Transplant 15巻、15~19頁を参照されたい]。代替的に、ヘマトクリットレベル(細胞によって占有される血液試料の容量のパーセンテージ)は、貧血の尺度として使用することができる。健康な個体のヘマトクリットレベルは、成人男性で約41~51%、成人女性で35~45%に及ぶ。ある特定の実施形態では、患者は、赤血球、ヘモグロビンおよび/またはヘマトクリットの標的レベルへと患者を回復することを意図する投薬レジメンにより処置することができる。ヘモグロビンおよびヘマトクリットレベルは、個人間で変動するため、最適には、標的ヘモグロビンおよび/またはヘマトクリットレベルは、患者毎に個別化することができる。
貧血は、組織傷害、感染および/または慢性疾患、特にがんを有する患者において頻繁に観察される。一部の被験体において、貧血は、低いエリスロポエチンレベルおよび/または骨髄におけるエリスロポエチンに対する不適切な応答によって識別される[例えば、Adamson(2008年)Harrison’s Principles of Internal Medicine、第17版;McGraw Hill、New York、628~634頁を参照されたい]。貧血の潜在的な原因は、例えば、失血、栄養学的欠乏(例えば、タンパク質の食事性摂取低減)、薬物療法反応、骨髄に関連する種々の問題、および多くの疾患を含む。より具体的には、貧血は、例えば、骨髄移植;固形腫瘍(例えば、乳がん、肺がんおよび結腸がん);リンパ系の腫瘍(例えば、慢性リンパ球白血病、非ホジキンリンパ腫およびホジキンリンパ腫);造血系の腫瘍(例えば、白血病、骨髄異形成症候群および多発性骨髄腫);放射線療法;化学療法(例えば、白金含有レジメン);関節リウマチ、他の炎症性関節炎(arthritides)、全身性エリテマトーデス(SLE)、急性または慢性皮膚疾患(例えば、乾癬)、炎症性腸疾患(例えば、クローン病および潰瘍性大腸炎)が挙げられるがこれらに限定されない、炎症性および自己免疫性疾患;特発性または先天性状態を含む、急性または慢性腎疾患または不全;急性または慢性肝臓疾患;急性または慢性出血;患者の同種抗体もしくは自己抗体のためにおよび/または宗教的な理由(例えば、一部のエホバの証人)から赤血球の輸血が不可能な状況;感染(例えば、マラリアおよび骨髄炎);例えば、鎌状赤血球症(貧血)、サラセミアを含む異常ヘモグロビン症;薬物使用または乱用(例えば、アルコール濫用);輸血を回避する何らかの原因による貧血を有する小児患者;ならびに循環過負荷に関する懸念により輸血を受けることができない高齢患者または貧血による根底にある心肺疾患を有する患者を含む、種々の障害および状態に関連付けられた[例えば、Adamson(2008年)Harrison’s Principles of Internal Medicine、第17版;McGraw Hill、New York、628~634頁を参照されたい]。一部の実施形態では、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して、本明細書で開示される障害または状態のうち1つまたは複数に関連する貧血を処置または予防することができる。
多くの因子が、がん関連の貧血に寄与し得る。そのいくつかは、疾患プロセスそれ自体、ならびにインターロイキン-1、インターフェロン-ガンマおよび腫瘍壊死因子などの炎症性サイトカインの生成に関連する[Bronら(2001年)Semin Oncol 28巻(追補8号):1~6頁]。その効果のうち、炎症は、重要な鉄調節ペプチドのヘプシジンを誘導し、これにより、マクロファージからの鉄排出を阻害し、一般に、赤血球生成のための鉄利用能を限定する[例えば、Ganz(2007年)J Am Soc Nephrol 18巻:394~400頁を参照されたい]。種々の経路による失血も、がん関連の貧血に寄与し得る。がん進行による貧血の有病率は、がん型により変動し、前立腺がんにおける5%から多発性骨髄腫における最大90%に及ぶ。がん関連の貧血は、疲労および生活の質低減、処置有効性低減、ならびに死亡率増加を含む、患者にとって深刻な結果を有する。一部の実施形態では、EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して、がん関連の貧血を処置することができる。
低増殖性貧血は、骨髄の原発性機能障害または不全に起因し得る。低増殖性貧血は、慢性疾患の貧血、腎臓疾患の貧血、代謝低下状態に関連する貧血、およびがんに関連する貧血を含む。これらの種類のそれぞれにおいて、内在性エリスロポエチンレベルは、観察される貧血の程度に対して不適切に低い。他の低増殖性貧血は、初期鉄欠乏性貧血、および骨髄への損傷に起因する貧血を含む。これらの種類において、内在性エリスロポエチンレベルは、観察される貧血の程度に対して適切に上昇される。顕著な例は、がんおよび/または化学療法薬またはがん放射線療法に起因する骨髄抑制となるであろう。臨床治験の幅広い審査は、化学療法後の患者の100%において軽度貧血が起こり得るが、このような患者の最大80%においてより重篤な貧血が起こり得ることを見出した[例えば、Groopmanら(1999年)J Natl Cancer Inst 91巻:1616~1634頁を参照されたい]。骨髄抑制薬は、例えば:1)ナイトロジェンマスタード(例えば、メルファラン)およびニトロソウレア(例えば、ストレプトゾシン)など、アルキル化剤;2)葉酸アンタゴニスト(例えば、メトトレキセート)、プリンアナログ(例えば、チオグアニン)およびピリミジンアナログ(例えば、ゲムシタビン)など、代謝拮抗薬;3)アントラサイクリン(例えば、ドキソルビシン)など、細胞傷害性抗生物質;4)キナーゼ阻害剤(例えば、ゲフィチニブ);5)タキサン(例えば、パクリタキセル)およびビンカアルカロイド(例えば、ビノレルビン)など、有糸分裂阻害剤;6)モノクローナル抗体(例えば、リツキシマブ);ならびに7)トポイソメラーゼ阻害剤(例えば、トポテカンおよびエトポシド)を含む。加えて、低代謝速度をもたらす状態は、軽度から中等度の低増殖性貧血を産生し得る。このような状態の中でもとりわけ、内分泌欠乏状態が挙げられる。例えば、貧血は、アジソン病、甲状腺機能低下症、副甲状腺機能亢進、または去勢したもしくはエストロゲンで処置した男性において起こり得る。一部の実施形態では、EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して、過剰増殖貧血を処置することができる。
慢性腎臓疾患は、低増殖性貧血に関連することがあり、貧血の程度は、重症度において腎機能障害のレベルと共に変動する。このような貧血は主に、エリスロポエチンの不適切な産生および赤血球生存の低減によるものである。慢性腎臓疾患は通常、末期(ステージ5)疾患へと数年間または数十年間の期間にわたって徐々に進行し、この末期時点において、透析または腎臓移植が患者生存に必要とされる。貧血は多くの場合、このプロセスにおける初期に発症し、疾患が進行するにつれて悪化する。腎臓疾患の貧血の臨床的結果は、十分に記録されており、左心室肥大、認知機能不良、生活の質低減、および免疫機能変更の発症を含む[例えば、Levinら(1999年)Am J Kidney Dis 27巻:347~354頁;Nissenson(1992年)Am J Kidney Dis 20巻(追補1号):21~24頁;Revickiら(1995年)Am J Kidney Dis 25巻:548~554頁;Gafterら(1994年)Kidney Int 45巻:224~231頁を参照されたい]。一部の実施形態では、EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して、急性または慢性腎疾患または不全に関連する貧血を処置することができる。
外傷または分娩後出血など、十分な容量の急性失血に起因する貧血は、急性出血後貧血として公知である。他の血液成分と共にRBCの比例した枯渇が存在するため、急性失血は最初に、貧血を伴わない血液量減少を引き起こす。しかし、血液量減少は、血管外から血管区画へと流体をシフトする生理学的機構を迅速に誘発し、これは、血液希釈および貧血をもたらすであろう。慢性の場合、失血は、身体の鉄貯蔵を徐々に枯渇させ、最終的に鉄欠乏をもたらす。一部の実施形態では、EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して、急性失血に起因する貧血を処置することができる。
鉄欠乏性貧血は、中間ステージとして負の鉄バランスおよび鉄欠乏性赤血球生成を含む増加する鉄欠乏の段階的進行における最終ステージである。鉄欠乏は、妊娠、不適切な食事、腸管吸収不良、急性または慢性炎症、および急性または慢性失血などの状態において例証される通り、鉄需要の増加、鉄摂取の減少または鉄損失の増加に起因し得る。この種類の軽度から中等度の貧血により、骨髄は低増殖性のままとなり、RBC形態は大部分が正常である;しかし、軽度貧血であっても、一部の小球性低色素性RBCをもたらすことができ、重篤な鉄欠乏性貧血への移行は、骨髄の過剰増殖ならびにますます蔓延した小球性および低色素性RBCを伴う[例えば、Adamson(2008年)Harrison’s Principles of Internal Medicine、第17版;McGraw Hill、New York、628~634頁を参照されたい]。鉄欠乏性貧血に適切な治療法は、その原因および重症度に依存し、主要な従来の選択肢として、経口鉄調製物、非経口的鉄製剤およびRBC輸血がある。一部の実施形態では、EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して、慢性鉄欠乏を処置することができる。
骨髄異形成症候群(MDS)は、骨髄系血液細胞の無効な産生および急性骨髄性白血病への変換のリスクを特徴とする、血液学的状態の多様なまとまりである。MDS患者において、血液幹細胞は、健康な赤血球、白血球または血小板へと成熟しない。MDS障害は、例えば、不応性貧血、環状鉄芽球を伴う不応性貧血、過剰芽細胞を伴う不応性貧血、変換における過剰芽細胞を伴う不応性貧血、多系列異形成を伴う不応性血球減少、および単離された5q染色体異常に関連する骨髄異形成症候群を含む。これらの障害は、造血細胞の含量および質の両方における不可逆的欠損として顕在化するため、大部分のMDS患者は、慢性貧血を患う。したがって、MDS患者は最終的に、赤血球レベルを増加させるための輸血および/または増殖因子(例えば、エリスロポエチンまたはG-CSF)による処置を必要とする。しかし、多くのMDS患者は、このような治療法の頻度による副作用を発症する。例えば、高頻度赤血球輸血を受ける患者は、余分な鉄の集積による組織および器官損傷を呈示し得る。したがって、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して、MDSを有する患者を処置することができる。ある特定の実施形態では、MDSを患う患者は、EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して処置することができる。他の実施形態では、MDSを患う患者は、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体、ならびに例えば、サリドマイド、レナリドマイド、アザシチジン(azacitadine)、デシタビン、エリスロポエチン、デフェロキサミン、抗胸腺細胞グロブリンおよびフィルグラスチム(filgrastrim)(G-CSF)を含むMDSを処置するための1つまたは複数の追加的な治療剤の組み合わせを使用して処置することができる。
鉄動態研究[例えば、Rickettsら(1978年)Clin Nucl Med 3巻:159~164頁を参照されたい]に基づいて再生不良性貧血、出血または末梢溶血から本来識別されて、無効な赤血球生成は、成熟RBCの産生が、骨髄に存在する赤血球(erythroid)前駆体(赤芽球)の数を考慮して予想されるものに満たない貧血の多様な群を説明する[Tannoら(2010年)Adv Hematol 2010巻:358283頁]。このような貧血において、組織低酸素は、成熟RBCの無効な産生のため、エリスロポエチンレベル上昇にもかかわらず持続する。エリスロポエチンレベル上昇が、赤芽球の大規模拡大を駆動し、髄外赤血球生成による脾腫(脾臓腫脹)[例えば、Aizawaら(2003年)Am J Hematol 74巻:68~72頁を参照されたい]、赤芽球誘導性骨病理[例えば、Di Matteoら(2008年)J Biol Regul Homeost Agents 22巻:211~216頁を参照されたい]、および治療的RBC輸血の非存在であっても組織鉄過負荷[例えば、Pippardら(1979年)Lancet 2巻:819~821頁を参照されたい]を潜在的にもたらすという、悪循環が最終的に生じる。よって、赤血球新生有効性(erythropoietic effectiveness)をブーストすることにより、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、上述の悪循環を打破し、これにより、根底にある貧血のみならず、エリスロポエチンレベル上昇、脾腫、骨病理および組織鉄過負荷の関連する合併症も軽減することができる。一部の実施形態では、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して、貧血およびEPOレベル上昇、ならびに脾腫、赤芽球誘導性骨病理、鉄過負荷およびそれらの付随する病理などの合併症を含む、無効な赤血球生成を処置または予防することができる。脾腫により、このような病理は、胸部または腹部疼痛および網内系過形成を含む。髄外造血発生は、脾臓のみならず、潜在的に他の組織においても髄外造血偽腫瘍の形態で起こり得る[例えば、Musallamら(2012年)Cold Spring Harb Perspect Med 2巻:a013482頁を参照されたい]。赤芽球誘導性骨病理により、付随する病理は、低骨塩密度、骨粗鬆症および骨痛を含む[例えば、Haidarら(2011年)Bone 48巻:425~432頁を参照されたい]。鉄過負荷により、付随する病理は、ヘプシジン抑制および食事性鉄の過吸収[例えば、Musallamら(2012年)Blood Rev 26巻(追補1号):S16~S19頁を参照されたい]、複数の内分泌障害および肝臓線維症/硬変[例えば、Galanelloら(2010年)Orphanet J Rare Dis 5巻:11頁を参照されたい]、ならびに鉄過負荷心筋症[Lekawanvijitら、2009年、Can J Cardiol 25巻:213~218頁]を含む。
無効な赤血球生成の最も一般的な原因は、インタクトなアルファ-およびベータ-ヘモグロビン鎖の産生の不均衡が、赤芽球成熟におけるアポトーシス増加をもたらす、遺伝性異常ヘモグロビン症であるサラセミア症候群である[例えば、Schrier(2002年)Curr Opin Hematol 9巻:123~126頁を参照されたい]。サラセミアはまとめると、世界中でとりわけ最も高頻度の遺伝的障害であり、変化する疫学的パターンは、米国および世界中の両方で高まりつつある公衆衛生問題に寄与すると予測される[Vichinsky(2005年)Ann NY Acad Sci 1054巻:18~24頁]。サラセミア症候群は、その重症度に従って命名される。よって、α-サラセミアは、α-軽症型サラセミア(α-サラセミア形質としても公知;2つの影響されるα-グロビン遺伝子)、ヘモグロビンH症(3つの影響されるα-グロビン遺伝子)およびα-重症型サラセミア(胎児水腫としても公知;4つの影響されるα-グロビン遺伝子)を含む。β-サラセミアは、β-軽症型サラセミア(β-サラセミア形質としても公知;1つの影響されるβ-グロビン遺伝子)、β-中間型サラセミア(2つの影響されるβ-グロビン遺伝子)、ヘモグロビンEサラセミア(2つの影響されるβ-グロビン遺伝子)およびβ-重症型サラセミア(クーリー貧血としても公知;β-グロビンタンパク質の完全な非存在をもたらす2つの影響されるβ-グロビン遺伝子)を含む。β-サラセミアは、複数の器官に影響を与え、相当な罹患率および死亡率に関連し、現在、生涯にわたるケアを必要とする。鉄キレート化と組み合わせた定期的な輸血の使用により、β-サラセミア患者における平均余命は、近年増加したが、輸血および鉄の過剰な胃腸吸収の両方に起因する鉄過負荷は、心臓疾患、血栓症、性腺機能低下症、甲状腺機能低下症、糖尿病、骨粗鬆症および骨減少症など、重大な合併症を引き起こす場合がある[例えば、Rundら(2005年)N Engl J Med 353巻:1135~1146頁を参照されたい]。ある特定の実施形態では、EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体を使用して、サラセミア症候群を処置または予防することができる。
一部の実施形態では、EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、サラセミア症候群に加えて無効な赤血球生成の障害の処置に使用することができる。このような障害は、鉄芽球性貧血(siderblastic anemia)(遺伝性または後天性);赤血球異形成貧血(IおよびII型);鎌状赤血球貧血;遺伝性球状赤血球症;ピルビン酸キナーゼ欠乏;葉酸欠乏(先天性疾患、摂取減少または必要量増加による)、コバラミン欠乏(先天性疾患、悪性貧血、吸収不良、膵不全症または摂取減少による)、ある特定の薬物または未解明の原因(先天性赤血球異形成貧血、不応性巨赤芽球性貧血または赤白血病)などの状態に潜在的に起因する、巨赤芽球性貧血;例えば、骨髄線維症(骨髄化生)および骨髄癆を含む骨髄癆性貧血;先天性造血性ポルフィリン症;ならびに鉛中毒を含む。
ある特定の実施形態では、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、無効な赤血球生成のための支持療法と組み合わせて使用することができる。このような治療法は、貧血を処置するための赤血球または全血のいずれかによる輸血を含む。慢性または遺伝性貧血において、鉄恒常性のための正常な機構は、反復的な輸血によって圧倒され、最終的に、心臓、肝臓および内分泌腺など、重要組織における毒性および潜在的に致死的な鉄蓄積をもたらす。よって、無効な赤血球生成を慢性的に患う患者のための支持療法は、尿および/または糞便における鉄排泄を促進し、これにより、組織鉄過負荷を予防または反転するための、1つまたは複数の鉄キレート化分子による処置も含む[例えば、Hershko(2006年)Haematologica 91巻:1307~1312頁;Caoら(2011年)Pediatr Rep 3巻(2号):e17頁を参照されたい]。有効な鉄キレート化剤は、ヒドロキシルラジカルおよび酸化産物の触媒性の産生により大部分の鉄毒性を説明する可能性がある、非トランスフェリン結合鉄の酸化型である第二鉄を選択的に結合および中和することができる筈である[例えば、Espositoら(2003年)Blood 102巻:2670~2677頁を参照されたい]。これらの薬剤は、構造的に多様であるが、全て、1:1(六座薬剤(hexadentate agent))、2:1(三座(tridentate))または3:1(二座(bidentate))の化学量論で個々の鉄原子を有する中和性八面体配位錯体を形成することができる酸素または窒素ドナー原子を保有する[Kalinowskiら(2005年)Pharmacol Rev 57巻:547~583頁]。一般に、有効な鉄キレート化剤は、また、相対的に低分子量(例えば、700ダルトン未満)であり、罹患組織にアクセスできるよう、水および脂質の両方に溶解性を有する。鉄キレート化分子の具体例として、毎日の非経口的投与を必要とする細菌起源の六座薬剤であるデフェロキサミン、ならびに経口活性の合成薬剤デフェリプロン(二座)およびデフェラシロクス(三座)が挙げられる。2種の鉄キレート化剤の同日投与からなる併用療法は、キレート化単独療法に無応答性の患者と共に、デフェロキサミン(dereroxamine)単独による不十分な患者服薬遵守の問題の克服における見込みを示す[Caoら(2011年)Pediatr Rep 3巻(2号):e17頁;Galanelloら(2010年)Ann NY Acad Sci 1202巻:79~86頁]。
本明細書で使用される「と組み合わせて」または「共同投与」は、身体において第2の治療法が依然として有効となるような、任意の形態の投与を指す(例えば、2種の化合物は、患者において同時に有効であり、これは、この2種の化合物の相乗効果を含み得る)。有効性は、血液、血清または血漿における薬剤の測定可能な濃度に相関しなくてもよい。例えば、異なる治療化合物は、同じ製剤または別々の製剤中のいずれかで、随伴的または逐次的のいずれかで、異なるスケジュールで投与することができる。よって、このような処置を受ける個体は、異なる治療法の組み合わせた効果の恩恵を被ることができる。1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、1つまたは複数の他の追加的な薬剤または支持療法と同時発生的に、その前に、またはその後に投与することができる。一般に、各治療剤は、この特定の薬剤のために決定された用量および/または時間スケジュールで投与されるであろう。レジメンにおいて用いるための特定の組み合わせは、治療法および/または達成されるべき所望の治療効果と本開示のアンタゴニストとの適合性を考慮に入れるであろう。
ある特定の実施形態では、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、無効な赤血球生成のためのヘプシジンまたはヘプシジンアゴニストと組み合わせて使用することができる。主に肝臓において産生される循環ポリペプチドであるヘプシジンは、吸収性腸細胞、肝細胞およびマクロファージに局在化する鉄排出タンパク質であるフェロポーチンの分解を誘導するその能力を理由として、鉄代謝のマスター調節因子と考慮される。大まかに言って、ヘプシジンは、細胞外鉄の利用能を低減するため、ヘプシジンアゴニストは、無効な赤血球生成の処置において有益となり得る[例えば、Nemeth(2010年)Adv Hematol 2010巻:750643頁を参照されたい]。この見解は、β-サラセミアのマウスモデルにおけるヘプシジン発現増加の有益な効果によって支持される[Gardenghiら(2010年)J Clin Invest 120巻:4466~4477頁]。
EPO受容体アクチベーターと任意選択で組み合わせた、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、普通より小さい(小球性)、特大の(大球性)、いびつな形のまたは異常な色の(低色素性)RBCによって部分的に特徴付けられる、障害性RBC成熟の貧血の処置にも適切となるであろう。
ある特定の実施形態では、本開示は、治療有効量の1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体およびEPO受容体アクチベーターを個体に投与することによって、それを必要とする個体における貧血を処置または予防する方法を提供する。ある特定の実施形態では、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、EPO受容体アクチベーターと組み合わせて使用して、EPOの有害効果に対し感受性である患者におけるこれらのアクチベーターの要求される用量を低減することができる。これらの方法は、患者の治療的および予防的処置に使用することができる。
1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、EPO受容体アクチベーターと組み合わせて使用して、特に、EPO受容体アクチベーターのより低い用量範囲で、赤血球の増加を達成することができる。これは、公知オフターゲット効果および高用量のEPO受容体アクチベーターに関連するリスクの低減において有益となり得る。EPOの主要有害効果は、例えば、ヘマトクリットまたはヘモグロビンレベルの過剰な増加および赤血球増加症を含む。ヘマトクリットレベル上昇は、高血圧(より具体的には、高血圧の増悪)および血管血栓症をもたらし得る。そのうちいくつかは高血圧に関係する、報告されたEPOの他の有害効果は、頭痛、インフルエンザ様症候群、シャントの閉塞、血栓症による心筋梗塞および大脳痙攣、高血圧性脳症、ならびに赤血球血液細胞無形成(red cell blood cell aplasia)である。例えば、Singibarti(1994年)J. Clin Investig 72巻(追補6号)、S36~S43頁;Horlら(2000年)Nephrol Dial Transplant 15巻(追補4号)51~56頁;Delantyら(1997年)Neurology 49巻、686~689頁;およびBunn(2002年)N Engl J Med 346巻(7号)522~523頁)を参照されたい。
もし本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体が、EPOとは異なる機構によって作用するであるのであれば、これらのアンタゴニストは、EPOに十分に応答しない患者における赤血球およびヘモグロビンレベルの増加に有用となり得る。例えば、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、正常から増加用量のEPO(>300IU/kg/週)の投与が、標的レベルまでヘモグロビンレベルの増加をもたらさない患者に有益となり得る。不適切なEPO応答を有する患者は、あらゆる種類の貧血において見出されるが、より多数の非応答者は、がん患者および末期腎疾患患者において特に頻繁に観察された。EPOに対する不適切な応答は、構成的(EPOによる初回処置において観察)または後天的(EPOによる反復処置において観察)のいずれかとなり得る。
ある特定の実施形態では、本開示は、患者における1つまたは複数の血液学的パラメーターを測定することによって、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体により処置された患者、またはこれにより処置される候補である患者を管理するための方法を提供する。血液学的パラメーターを使用して、本開示のアンタゴニストにより処置される候補である患者に適切な投薬を評価する、処置の際の血液学的パラメーターをモニターする、1つもしくは複数の本開示のアンタゴニストによる処置の際に投薬量を調整するべきかどうかを評価する、および/または1つもしくは複数の本開示のアンタゴニストの適切な維持用量を評価することができる。血液学的パラメーターのうち1つまたは複数が、正常レベルの外側にある場合、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による投薬は、低減、遅延または終結することができる。
本明細書に提供されている方法に従って測定することができる血液学的パラメーターは、例えば、赤血球レベル、血圧、鉄貯蔵、および当技術分野で認識される方法を使用して、赤血球レベル増加と相関する体液中に見出される他の作用物質を含む。このようなパラメーターは、患者由来の血液試料を使用して決定することができる。赤血球レベル、ヘモグロビンレベルおよび/またはヘマトクリットレベルの増加は、血圧増加を引き起こすことができる。
一実施形態では、1つまたは複数の血液学的パラメーターが、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体により処置される候補である患者の正常範囲の外側または正常の高い側にある場合、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の投与の開始は、血液学的パラメーターが、天然にまたは治療介入により正常または許容されるレベルに戻るまで、遅延することができる。例えば、候補患者が、高血圧性または前高血圧性である場合、患者の血圧を低減するために、患者を降圧剤により処置することができる。例えば、利尿薬、アドレナリン作動性阻害剤(アルファ遮断薬およびベータ遮断薬を含む)、血管拡張薬、カルシウムチャネル遮断薬、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤またはアンジオテンシンII受容体遮断薬を含む、個々の患者の状態に適切な任意の降圧剤を使用することができる。血圧は、食事および運動レジメンを使用して代替的に処置することができる。同様に、候補患者が、正常よりも低いまたは正常の低い側にある鉄貯蔵を有する場合、患者の鉄貯蔵が正常または許容されるレベルに戻るまで、患者は、食事および/または鉄サプリメントの適切なレジメンにより処置することができる。正常よりも高い赤血球レベルおよび/またはヘモグロビンレベルを有する患者のため、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の投与は、レベルが正常または許容されるレベルに戻るまで、遅延することができる。
ある特定の実施形態では、1つまたは複数の血液学的パラメーターが、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体により処置される候補である患者における正常範囲の外側または正常の高い側にある場合、投与の開始は、遅延されなくてよい。しかし、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の投薬の投薬量または頻度は、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の投与により生じる血液学的パラメーターの許容できない増加のリスクを低減するであろう量に設定することができる。代替的に、望ましくないレベルの血液学的パラメーターに取り組む治療剤と、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体とを組み合わせる治療レジメンを、患者のために開発することができる。例えば、患者が、上昇した血圧を有する場合、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体および降圧剤の投与が関与する治療レジメンを設計することができる。所望の鉄貯蔵に満たないものを有する患者のため、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体および鉄補給の治療レジメンを開発することができる。
一実施形態では、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体により処置される候補である患者のために、1つまたは複数の血液学的パラメーターのベースラインパラメーター(複数可)を確立することができ、該患者のために確立される適切な投薬レジメンは、このベースライン値(複数可)に基づく。代替的に、患者の病歴に基づく確立されたベースラインパラメーターを使用して、患者に適切な投薬レジメンを通知することができる。例えば、健康な患者が、定義された正常範囲を上回る確立されたベースライン血圧読み取り値を有する場合、患者の血圧を、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による処置に先立つ母集団にとって正常と考慮される範囲に収める必要がない場合がある。1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による処置に先立つ1つまたは複数の血液学的パラメーターの患者ベースライン値は、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による処置における血液学的パラメーターに対するいずれかの変化をモニターするための関連する比較値として使用することもできる。
ある特定の実施形態では、1つまたは複数の血液学的パラメーターは、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体により処置されている患者において測定される。血液学的パラメーターを使用して、処置中の患者をモニターし、1つもしくは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による投薬または別の治療剤による追加的な投薬の調整または終結を可能にすることができる。例えば、本開示の1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の投与が、血圧、赤血球レベルもしくはヘモグロビンレベルの増加または鉄貯蔵の低減をもたらす場合、1つまたは複数の血液学的パラメーターにおける1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の効果を減少させるために、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の用量は、量または頻度を低減することができる。1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の投与が、患者にとって有害である1つまたは複数の血液学的パラメーターの変化をもたらす場合、血液学的パラメーター(複数可)が許容されるレベルに戻るまで一時的に、あるいは永続的に、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の投薬を終結することができる。同様に、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の用量または投与頻度を低減した後に、1つまたは複数の血液学的パラメーターが、許容される範囲内に収まらない場合、投薬を終結することができる。1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による投薬の低減または終結の代替として、またはそれに加えて、患者に、例えば、降圧剤または鉄サプリメントなど、血液学的パラメーター(複数可)における望ましくないレベルに取り組む追加的な治療剤を投薬することができる。例えば、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体により処置されている患者が、上昇した血圧を有する場合、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による投薬を同じレベルで続けることができ処置レジメンに降圧剤が加えられる、1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による投薬を低減する(例えば、量および/または頻度において)ことができ処置レジメンに降圧剤が加えられる、あるいは1つまたは複数の本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体による投薬を終結することができ患者を降圧剤により処置することができる。
6.医薬組成物
ある特定の態様では、本開示のTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体は、単独で、または医薬製剤(治療用組成物または医薬組成物とも称される)の構成要素として投与することができる。医薬製剤は、その中に含有される活性成分(例えば、本開示の薬剤)の生物学的活性が有効となることを可能にし、製剤が投与されることになる被験体にとって許容できないほどに毒性がある追加的な構成要素を含有しないような形態の調製物を指す。対象化合物は、ヒト医療または獣医科医療における使用のための、任意の好都合な方式による投与のために製剤化することができる。例えば、本開示の1つまたは複数の薬剤は、薬学的に許容されるキャリアと共に製剤化することができる。薬学的に許容されるキャリアは、被験体にとって一般に無毒性である活性成分以外の、医薬製剤中の成分を指す。薬学的に許容されるキャリアとして、緩衝液、賦形剤、安定化剤および/または保存料が挙げられるがこれらに限定されない。一般に、本開示における使用のための医薬製剤は、被験体に投与されるときに、発熱物質不含の生理的に許容される形態である。上述の通りの製剤に任意選択で含まれていてよい、本明細書で記載される薬剤以外の治療上有用な薬剤は、本開示の方法において、対象薬剤と組み合わせて投与することができる。
ある特定の実施形態では、組成物は、非経口的に[例えば、静脈内(I.V.)注射、動脈内注射、骨内注射、筋肉内注射、髄腔内注射、皮下注射または皮内注射により]投与されるであろう。非経口的投与に適する医薬組成物は、1つもしくは複数の薬学的に許容される無菌等張性水性もしくは非水性溶液、分散物、懸濁物もしくはエマルジョン、または使用直前に無菌注射用溶液もしくは注射用分散物に再構成され得る無菌粉末と組み合わせて、1つまたは複数の本開示の薬剤を含み得る。注射用溶液または注射用分散物は、抗酸化剤、緩衝液、静菌剤、懸濁剤、増粘剤、または製剤を意図されるレシピエントの血液と等張にする溶質を含有し得る。本開示の医薬製剤中で利用され得る、適切な水性および非水性のキャリアの例として、水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールなど)、植物油(例えば、オリーブ油)、注射用有機エステル(例えば、オレイン酸エチル)およびこれらの適切な混合物が挙げられる。適正な流動性は、例えば、コーティング材料(例えば、レシチン)の使用により、分散物の場合には必要とされる粒子径の維持により、および界面活性剤の使用により維持することができる。
一部の実施形態では、本開示の治療方法は、医薬組成物を、インプラントまたはデバイスから、全身投与する工程、または局所投与する工程を含む。さらに、医薬組成物は、標的組織部位(例えば、骨髄または筋肉)への送達のための形態で、封入されているか、または注射される場合がある。ある特定の実施形態では、本開示の組成物は、本開示の薬剤のうち1つまたは複数を標的組織部位(例えば、骨髄または筋肉)に送達し得、成長中の組織のための構造を提供し得、そして最適には身体内へと吸収され得るマトリクスを含み得る。例えば、マトリクスは、1つまたは複数の本開示の薬剤のゆっくりとした放出を提供し得る。このようなマトリクスは、他の移植医療用途に現在使用される材料から形成され得る。
マトリクス材料の選択は、次のうち1つまたは複数に基づくことができる:生体適合性、生分解性、機械的特性、美容上の外観および界面の特性。対象組成物の特定の用途が、適切な製剤を定義するであろう。組成物のための可能性のあるマトリクスは、生分解性でかつ既知組成の硫酸カルシウム、リン酸三カルシウム、ヒドロキシアパタイト、ポリ乳酸およびポリ酸無水物であり得る。他の可能性のある材料は、生分解性でかつ生物学的に十分に規定されており、例えば、骨または皮膚コラーゲンを含む。さらに別のマトリクスは、純粋なタンパク質または細胞外マトリクスの成分から構成される。他の可能性のあるマトリクスは、非生分解性でかつ化学的に規定されたものであり、例えば、焼結ヒドロキシアパタイト、バイオガラス、アルミン酸塩または他のセラミクスを含む。マトリクスは、上述の種類の材料の任意の組み合わせで構成されていてよく、例えば、ポリ乳酸およびヒドロキシアパタイトまたはコラーゲンおよびリン酸三カルシウムを含む。バイオセラミクスは、組成(例えば、カルシウム-アルミン酸-リン酸(calcium-aluminate-phosphate))中で変化され得、孔径、粒子径、粒子の形状および生分解性のうち1つまたは複数を変更するように加工され得る。
ある特定の実施形態では、本開示の医薬組成物は、外用に投与することができる。「外用適用」または「外用に」は、例えば、皮膚、創傷部位および粘膜を含む体表面と医薬組成物との接触を意味する。外用医薬組成物は、種々の適用形態を有することができ、典型的には、組成物の外用投与により組織の付近にまたはそれと直接的接触して置かれるように適応された薬物含有層を含む。外用投与に適した医薬組成物は、液体、ゲル、クリーム、ローション、軟膏、泡、ペースト、パテ、半固体または固体として組み合わせて製剤化された、1つまたは複数の本開示のTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体ポリペプチド複合体を含み得る。液体、ゲル、クリーム、ローション、軟膏、泡、ペーストまたはパテ形態の組成物は、標的組織に組成物を展着、噴霧、塗抹、軽く叩くまたは圧延する(rolling)ことにより適用することができる。組成物は、無菌包帯剤、経皮パッチ、硬膏および絆創膏に含浸させてもよい。パテ、半固体または固体形態の組成物は、変形可能となり得る。これは、弾性であっても非弾性(例えば、可撓性または剛性)であってもよい。ある特定の態様では、組成物は、複合材の一部を形成し、繊維、微粒子または同じまたは異なる組成を有する複数の層を含み得る。
液体形態の外用組成物は、薬学的に許容される溶液、エマルジョン、マイクロエマルジョンおよび懸濁物を含み得る。活性成分(複数可)に加えて、液体剤形は、例えば、水もしくは他の溶媒、可溶化剤および/または乳化剤[例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコールまたは1,3-ブチレングリコール、油(例えば、綿実油、アメリカホドイモ(groundnut)油、トウモロコシ油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油およびゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフリルアルコール、ポリエチレングリコール、ソルビタンの脂肪酸エステル、およびこれらの混合物]を含む、当技術分野で一般的に使用されている不活性希釈剤を含有し得る。
外用ゲル、クリーム、ローション、軟膏、半固体または固体組成物は、多糖、合成ポリマーまたはタンパク質に基づくポリマーなど、1つまたは複数の増粘剤を含み得る。本発明の一実施形態では、本明細書におけるゲル化剤は、適切に無毒性であり、所望の粘性を付与するゲル化剤である。増粘剤は、次のもののポリマー、コポリマーおよび単量体を含み得る:ビニルピロリドン、メタクリルアミド、アクリルアミドN-ビニルイミダゾール、カルボキシビニル、ビニルエステル、ビニルエーテル、シリコーン、ポリエチレンオキシド、ポリエチレングリコール、ビニルアルコール、アクリル酸ナトリウム、アクリレート、マレイン酸、NN-ジメチルアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、アクリルアミド、アクリロイルモルホリン、プルロニック、コラーゲン、ポリアクリルアミド、ポリアクリレート、ポリビニルアルコール、ポリビニレン、ポリビニルシリケート、糖(例えば、スクロース、グルコース、グルコサミン、ガラクトース、トレハロース、マンノースまたはラクトース)により置換されたポリアクリレート、アクリルアミドプロパン(acylamidopropane)スルホン酸、テトラメトキシオルトシリケート、メチルトリメトキシオルトシリケート、テトラアルコキシオルトシリケート、トリアルコキシオルトシリケート、グリコール、プロピレングリコール、グリセリン、多糖類、アルギネート、デキストラン、シクロデキストリン、セルロース、修飾セルロース、酸化セルロース、キトサン、キチン、グアー、カラゲナン、ヒアルロン酸、イヌリン、デンプン、修飾デンプン、アガロース、メチルセルロース、植物ガム、ヒアルロナン(hylaronan)、ヒドロゲル、ゼラチン、グリコサミノグリカン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ペクチン、低メトキシルペクチン(low-methoxy pectin)、架橋デキストラン、デンプン-アクリロニトリルグラフトコポリマー、デンプンナトリウムポリアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシルエチルアクリレート、ポリビニレン、ポリエチルビニルエーテル、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリアルカノエート(polyalkanoate)、ポリ乳酸、ポリラクテート、ポリ(3-ヒドロキシブチレート)、スルホン化ヒドロゲル、AMPS(2-アクリルアミド-2-メチル-1-プロパンスルホン酸)、SEM(スルホエチルメタクリレート)、SPM(スルホプロピルメタクリレート)、SPA(スルホプロピルアクリレート)、N,N-ジメチル-N-メタクリロキシエチル-N-(3-スルホプロピル)アンモニウムベタイン、メタクリル酸(methacryllic acid)アミドプロピル-ジメチルアンモニウムスルホベタイン、SPI(イタコン酸-ビス(1-プロピルスルホン酸(sulfonizacid)-3)エステル二カリウム塩)、イタコン酸、AMBC(3-アクリルアミド-3-メチルブタン酸)、ベータ-カルボキシエチルアクリレート(アクリル酸二量体)および無水マレイン酸-メチルビニルエーテルポリマー、これらの誘導体、これらの塩、これらの酸、ならびにこれらの組み合わせ。ある特定の実施形態では、本開示の医薬組成物は、既定量の本開示の化合物および任意選択で1つまたは複数の他の活性成分をそれぞれ含有する、例えば、カプセル、カシェ剤、丸剤、錠剤、ロゼンジ(スクロースおよびアカシアまたはトラガントなどの矯味矯臭基剤(flavored basis)を使用する)、散剤、顆粒剤、水性もしくは非水性液体中の溶液もしくは懸濁物、水中油型もしくは油中水の液体エマルジョン、あるいはエリキシル剤もしくはシロップまたは香錠(pastille)(ゼラチンおよびグリセリン、またはスクロースおよびアカシアなどの不活性基剤を使用する)として、および/またはうがい薬の形態で経口投与することができる。本開示の化合物および任意選択で1つまたは複数の他の活性成分は、ボーラス、舐剤またはペーストとして投与することもできる。
経口投与のための固体剤形(例えば、カプセル、錠剤、丸剤、糖衣錠、散剤および顆粒剤)において、1つまたは複数の本開示の化合物は、例えば、クエン酸ナトリウム、リン酸二カルシウム、充填剤または増量剤(例えば、デンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトールおよびケイ酸)、結合剤(例えば、カルボキシメチルセルロース、アルギネート、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、スクロースおよびアカシア)、保湿剤(humectant)(例えば、グリセロール)、崩壊剤(例えば、アガー-アガー、炭酸カルシウム、ジャガイモまたはタピオカデンプン、アルギン酸、シリケートおよび炭酸ナトリウム)、溶解遅延剤(solution retarding agent)(例えば、パラフィン)、吸収加速剤(例えば、四級アンモニウム化合物)、湿潤剤(例えば、セチルアルコールおよびモノステアリン酸グリセロール)、吸着剤(例えば、カオリンおよびベントナイトクレイ)、滑沢剤(例えば、滑石、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウム)、着色剤、およびこれらの混合物を含む、1つまたは複数の薬学的に許容されるキャリアと混合され得る。カプセル、錠剤および丸剤の場合、医薬製剤(組成物)は、緩衝剤も含み得る。同様の種類の固体組成物も、例えば、ラクトースまたは乳糖および高分子量ポリエチレングリコールを含む、1つまたは複数の賦形剤を使用して、軟質充填ゼラチンカプセル中および硬質充填ゼラチンカプセル中の充填剤として利用することができる。
医薬組成物の経口投与のための液体剤形は、薬学的に許容されるエマルジョン、マイクロエマルジョン、溶液、懸濁物、シロップおよびエリキシル剤を含み得る。活性成分(複数可)に加えて、液体剤形は、例えば、水もしくは他の溶媒、可溶化剤および/または乳化剤[例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコールまたは1,3-ブチレングリコール、油(例えば、綿実油、アメリカホドイモ油、トウモロコシ油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油およびゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフリルアルコール、ポリエチレングリコール、ソルビタンの脂肪酸エステル、およびこれらの混合物]を含む、当技術分野で一般的に使用される不活性希釈剤を含有し得る。不活性希釈剤に加えて、経口製剤は、例えば、湿潤剤、乳化剤および懸濁剤、甘味剤、矯味矯臭剤、着色剤、芳香剤、保存剤、ならびにこれらの組み合わせを含む、アジュバントも含み得る。
懸濁物は、活性化合物に加えて、例えば、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビトール、ソルビタンエステル、微結晶性セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド(aluminum metahydroxide)、ベントナイト、アガー-アガー、トラガント、およびこれらの組み合わせを含む懸濁剤を含有し得る。
微生物の活動および/または成長の予防は、例えば、パラベン、クロロブタノールおよびフェノールソルビン酸を含む、種々の抗細菌剤および抗真菌剤の包含によって確実にすることができる。
ある特定の実施形態では、例えば、糖または塩化ナトリウムを含む等張化剤を組成物中に組み入れることも望ましいと考えられる。加えて、注射可能な医薬形態の吸収の延長も、例えば、吸収を遅延させる薬剤、モノステアリン酸アルミニウムおよびゼラチンを組み入れることにより、もたらすことができる。
投与レジメンは、本開示の薬剤のうち1つまたは複数の作用を修飾する種々の因子について考慮する主治医によって決定されることが理解される。赤血球形成を促進するTGF-ベータスーパーファミリーヘテロ多量体の複合体の場合、種々の因子として、患者の赤血球数、ヘモグロビンレベル、所望の標的赤血球数、患者の年齢、患者の性別、患者の食事、低下した赤血球レベルに寄与し得る任意の疾患の重症度、投与の時間、および他の臨床因子を挙げることができるがこれらに限定されない。最終組成物への他の公知活性薬剤の追加も、投薬量に影響を与え得る。進行は、赤血球レベル、ヘモグロビンレベル、網状赤血球レベル、および造血プロセスの他の指標のうち1つまたは複数の定期的評価によってモニターすることができる。
ある特定の実施形態では、本開示は、本開示の薬剤のうち1つまたは複数のin vivo産生のための遺伝子療法も提供する。このような治療法は、上に収載されている障害のうち1つまたは複数を有する細胞または組織への薬剤配列の導入により、その治療効果を達成するであろう。薬剤配列の送達は、例えば、キメラウイルスなどの組換え発現ベクターまたはコロイド分散系を使用することにより達成することができる。本開示の薬剤配列のうち1つまたは複数の好ましい治療送達は、標的化リポソームの使用である。
本明細書中で教示されるような遺伝子治療に利用され得る種々のウイルスベクターとしては、アデノウイルス、ヘルペスウイルス、ワクシニア、または、RNAウイルス(例えば、レトロウイルス)が挙げられる。レトロウイルスベクターは、マウスもしくはトリのレトロウイルスの誘導体であり得る。単一の外来遺伝子が挿入され得るレトロウイルスベクターの例としては、以下が挙げられるがこれらに限定されない:モロニーマウス白血病ウイルス(MoMuLV)、ハーベーマウス肉腫ウイルス(HaMuSV)、マウス乳腺癌ウイルス(MuMTV)およびラウス肉腫ウイルス(RSV)。多数のさらなるレトロウイルスベクターが多数の遺伝子を組み込み得る。これらのベクターは全て、形質導入された細胞が同定および生成され得るように、選択マーカーについての遺伝子を移送または組み込み得る。レトロウイルスベクターは、例えば、糖、糖脂質またはタンパク質を付着させることによって、標的特異的とされ得る。好ましい標的化は、抗体を用いて達成される。当業者は、本開示の1つまたは複数の薬剤を含むレトロウイルスベクターの標的特異的な送達を可能にするために、特定のポリヌクレオチド配列がレトロウイルスゲノム中に挿入され得るか、または、ウイルスエンベロープに付着され得ることを認識する。
あるいは、組織培養細胞は、従来のリン酸カルシウムトランスフェクション法によって、レトロウイルスの構造遺伝子(gag、polおよびenv)をコードするプラスミドを用いて直接トランスフェクトされ得る。これらの細胞は、次いで、関心のある遺伝子を含むベクタープラスミドでトランスフェクトされる。得られた細胞は、培養培地中にレトロウイルスベクターを放出する。
本開示の薬剤のうち1つまたは複数のための別の標的化送達系は、コロイド分散系である。コロイド分散系としては、例えば、高分子複合体、ナノカプセル、ミクロスフェア、ビーズ、および脂質ベースの系(水中油エマルジョン、ミセル、混合型ミセルおよびリポソームを含む)が挙げられる。ある特定の実施形態では、本開示の好ましいコロイド系は、リポソームである。リポソームは、in vitroおよびin vivoで送達ビヒクルとして有用な人工の膜小胞である。RNA、DNAおよびインタクトなビリオンが、水性の内部に封入され得、そして生物学的に活性な形態で細胞へと送達され得る。例えば、Fraleyら(1981年)Trends Biochem. Sci.、6巻:77頁を参照されたい。リポソームビヒクルを用いた効率的な遺伝子移入のための方法は、当技術分野で公知である。例えば、Manninoら(1988年)Biotechniques、6巻:682頁、1988年を参照されたい。
リポソームの組成は、通常、ステロイド(例えば、コレステロール)を含み得るリン脂質の組み合わせである。リポソームの物理的特徴は、pH、イオン強度および二価カチオンの存在に依存する。例えば、ホスファチジル化合物(例えば、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルコリン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルエタノールアミン、スフィンゴ脂質、セレブロシドおよびガングリオシド)、卵ホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルコリンおよびジステアロイルホスファチジルコリンを含む、他のリン脂質または他の脂質も使用され得る。例えば、器官特異性、細胞特異性および細胞小器官特異性に基づく、リポソームの標的化もまた可能であり、当技術分野で公知である。
本発明について全般的に記載してきたが、次の実施例を参照することにより、より容易に理解できるであろう。この実施例は、単に本発明のある特定の実施形態を例証する目的で含まれており、本発明の限定を意図するものではない。
(実施例1)
ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の生成
本出願人らは、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインに対して各々別々に融合される、ヒトActRIIBおよびヒトALK4の細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロマーの複合体を構築した。この個々の構築物は、それぞれ、ActRIIB-Fc融合ポリペプチドおよびALK4-Fc融合ポリペプチドと呼ばれ、各々の配列を下に示す。
ActRIIB-Fc:ALK4-Fcホモ二量体の複合体とは対照的に、ActRIIb-FcまたはALK4-Fcヘテロマーの複合体の形成を促進するための方法論は、非対称ヘテロマーの複合体の形成をガイドするために、Fcドメインのアミノ酸配列に変更を導入することである。Fcドメインを使用して非対称相互作用ペアを作製するための多くの異なるアプローチが、本開示に記載されている。
1つのアプローチにおいて、それぞれ、配列番号100~102および104~106のActRIIB-FcおよびALK4-Fcポリペプチド配列において例証されている通り、一方のFcドメインが、相互作用面にカチオン性アミノ酸を導入するように変更されているが、他方のFcドメインは、相互作用面にアニオン性アミノ酸を導入するように変更されている。ActRIIB-Fc融合ポリペプチドおよびALK4-Fc融合ポリペプチドは、各々、組織プラスミノゲン活性化因子(TPA)リーダー:
MDAMKRGLCCVLLLCGAVFVSP (配列番号98)
を用いる。
ActRIIB-Fcポリペプチド配列(配列番号100)を下に示す。
このリーダー(シグナル)配列およびリンカーには下線を引く。可能性のあるホモ二量体の複合体のいずれでもなく、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の形成を促進するため、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンにより置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、ActRIIB融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号100のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシン(K)が取り除かれてもよい。
このActRIIB-Fc融合タンパク質は、以下の核酸配列(配列番号101)によってコードされる。
成熟ActRIIB-Fc融合ポリペプチド(配列番号102)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
相補的な形態のALK4-Fc融合ポリペプチド(配列番号104)は、以下の通りである。
リーダー配列およびリンカー配列には、下線を引く。上記の配列番号100および102のActRIIB-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、2アミノ酸置換(リシンをアスパラギン酸により置き換える)を上記の二重下線で指し示す通りALK4-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号104のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端でリシンが付加されてもよい。
このALK4-Fc融合タンパク質は、以下の核酸(配列番号105)によってコードされる:
成熟ALK4-Fc融合タンパク質配列(配列番号106)は以下の通りであり、任意選択でC末端でリシンが付加されてもよい。
それぞれ配列番号102および配列番号106のActRIIB-FcおよびALK4-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進するための別のアプローチでは、Fcドメインを、それぞれ配列番号401~402および403~404のActRIIB-FcおよびALK4-Fcポリペプチド配列に図示されるように、相補的な疎水性相互作用および追加の分子間ジスルフィド結合を導入するように変更する。ActRIIB-Fc融合ポリペプチドおよびALK4-Fc融合ポリペプチドは各々、組織プラスミノゲン活性化因子(TPA)リーダーを用いる:MDAMKRGLCCVLLLCGAVFVSP (配列番号98)
ActRIIB-Fcポリペプチド配列(配列番号401)を以下に示す:
リーダー(シグナル)配列およびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を融合タンパク質のFcドメインに導入することができる。配列番号401のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
成熟ActRIIB-Fc融合ポリペプチドは、以下の通りである:
相補的な形態のALK4-Fc融合ポリペプチド(配列番号403)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。上記の配列番号401および402のActRIIB-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りALK4融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号403のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK4-Fc融合タンパク質配列は以下の通りであり、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号402および配列番号404のActRIIB-FcおよびALK4-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIB-Fc:ALK4-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例2)
ActRIIB-Fcホモ二量体およびALK4-Fcホモ二量体と比較したActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、ActRIIB-FcおよびALK4-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体、ActRIIB-Fcホモ二量体、およびALK4-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(kd)を灰色の陰影で示す。
リガンド解離速度は特に、リガンドトラップを評価するための重要なパラメータである。in vivoで投与された可溶性受容体-Fcタンパク質は、リガンドの天然の受容体と常に競合する。TGFベータスーパーファミリーの内因性のリガンドが典型的には、細胞表面で同族受容体に結合するとき、多段階のシグナル伝達プロセスが、誘発され、これは、分子時間スケールで比較的遅い。天然の受容体は、リガンドから部分的には緩徐に解離する。なぜならリガンド結合事象から細胞内シグナルを生じさせるにはかなりの時間が必要であるからである。可溶性受容体-Fcタンパク質がリガンドに対して有効に競合するためには、リガンドとのその複合体についての解離速度は、天然の受容体とのリガンド複合体についての解離速度と同等であるか、またはそれより遅い必要がある。リガンド結合は、動的プロセスであり、ある程度の割合のリガンドは常に未結合形態にあるので、受容体-Fcタンパク質の用量が標的リガンドをできる限り長く捕捉することが治療上重要である。より多くの捕捉されたリガンドのために結合平衡をシフトさせる1つの方法は、阻害剤の濃度(用量レベル)を増大させることであるが、これは耐容性および安全性を低減させるオフターゲット効果を生じさせ得る。好ましいアプローチは、リガンド結合選択性と組み合わせた、より遅いリガンド解離速度(より長い捕捉時間)を有する阻害剤を使用して、より低濃度の阻害剤でリガンド拮抗作用の有効レベルを達成することである。
これらの比較結合データは、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体が、ActRIIB-Fcホモ二量体またはALK4-Fcホモ二量体のいずれかに対して変更された結合プロファイル/選択性を有することを実証する。ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、いずれかのホモ二量体と比較してアクチビンBに対する結合の増強を示し、ActRIIB-Fcホモ二量体で観察されるアクチビンA、GDF8、およびGDF11への強力な結合を保持し、BMP9、BMP10およびGDF3に対する結合の実質的な低減を呈示する。特に、BMP9は、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体に対して観察可能なアフィニティーが低いかまたは全く見られないが、このリガンドはActRIIB-Fcホモ二量体に強く結合する。ActRIIB-Fcホモ二量体と同様に、ヘテロ二量体は、BMP6への中間レベルの結合を保持する。図6を参照のこと。
したがって、これらの結果は、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体が、ActRIIB-Fcホモ二量体と比較して、アクチビンA、アクチビンB、GDF8およびGDF11のより選択的なアンタゴニストであることを実証する。したがって、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、そのような選択的拮抗作用が有利である特定の適用において、ActRIIB-Fcホモ二量体よりも有用であろう。例としては、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンAC、GDF8およびGDF11のうちの1つまたは複数の拮抗作用を保持するが、BMP9、BMP10およびBMP6のうち1つまたは複数の拮抗作用を最小にすることが望ましい治療的な適用が挙げられる。
(実施例3)
ActRIIB-Fcホモ二量体と比較したマウスにおけるActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の活性プロファイル
ホモ二量体およびヘテロ二量体の複合体をマウスで試験して、in vivoでのそれらの活性プロファイルの差異を調査した。野生型C57BL/6マウスに、ActRIIB-Fcホモ二量体(10mg/kg)、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体(3または10mg/kg)、またはビヒクル(リン酸緩衝食塩水、PBS)を週2回、約10週齢から開始して4週間、皮下に投与した(1群あたりn=9匹のマウス)。ALK4-Fcホモ二量体は、表面プラズモン共鳴によって決定される無細胞条件下で、高アフィニティーでリガンドに結合することができないために、in vivoでは試験しなかった。研究のエンドポイントには以下を含んだ:体重;ベースラインおよび研究完了時(4週間)で核磁気共鳴(NMR)によって決定される総除脂肪質量および全脂肪質量(total adipose mass);ベースラインおよび4週間での二重エネルギーX線吸収測定法(dual energy x-ray absorptiometry)(DEXA)によって決定される総骨塩密度;ならびに4週間で決定された腓腹筋、大腿直筋および胸筋の重量。
研究結果は上の表にまとめる。予期されるように、ActRIIB-Fcホモ二量体は、GDF8およびアクチビン阻害の公知の効果と多く一致する体組成の著しい変化を引き起こした。ActRIIB-Fcホモ二量体による野生型マウスの処置は、ビヒクル処置した対照と比較して、研究の経過にわたって体重増加を2倍を超えて増大させた。この正味の体重増加に伴って、ビヒクルと比較して総除脂肪質量および総骨塩密度の有意な増大、ならびに全脂肪質量の有意な低減があった。除脂肪質量(典型的にはマウスの体重の約70%)は脂肪質量(典型的には体重の約10%)よりかなり大きいので、除脂肪組織および脂肪組織における正規化された(パーセンテージベース)変化は、絶対変化に対する対応が異なるということが認識されるべきである。腓腹筋、大腿部および胸筋を含めて検査された個々の骨格筋は全てが、ActRIIB-Fcホモ二量体を用いた処置の経過にわたってビヒクル対照と比較して重量が有意に増大した。
ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、2つの複合体の異なるリガンド選択性にもかかわらず、ActRIIB-Fcホモ二量体のものと著しく類似したある特定の効果を生じた。上記の表に示されるように、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体を10mg/kgの用量レベルで用いるマウスの処置は、列挙した全てのエンドポイントに関して同じ用量レベルでのActRIIB-Fcホモ二量体の効果と一致、ほぼ一致、またはその効果を超えた。3mg/kgのActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の効果は、10mg/kgと比較していくつかのエンドポイントについて軽度に減弱され、したがって、用量-効果関係の証拠が得られた。
したがって、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、ActRIIB-Fcホモ二量体のものに非常に類似した、骨格筋および骨に対する有益な同化作用、ならびに脂肪組織に対する異化作用を発揮する。しかしながら、ActRIIBホモ二量体とは異なり、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、BMP9およびBMP10に対して低アフィニティーまたは一過性の結合のみを呈示し、したがって血管新生のようなそれらのリガンドによって媒介されるプロセスを同時に阻害しない。この新規な選択性は、例えば、筋肉および骨に対する刺激効果、ならびに脂肪に対する阻害効果を必要とするが、血管新生の変更を必要としない患者を処置するのにおいて有用である。
(実施例4)
ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の生成
出願人らは、それぞれ、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインに融合される、ヒトActRIIBおよびヒトALK3の細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロマーの複合体を構築した。個々の構築物は、それぞれ、ActRIIB-FcおよびALK3-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのActRIIB-Fc:ALK3-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
第1のアプローチでは、ActRIIB-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号100~102として実施例1に上記で提供される。
相補的ALK3-Fc融合タンパク質は、TPAリーダーを用い、かつ、以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号115のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
このALK3-Fc融合タンパク質は、以下の核酸(配列番号116)によってコードされる。
成熟ALK3-Fc融合タンパク質配列は以下の通りであり(配列番号117)、任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号102および配列番号117のActRIIB-FcおよびALK3-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK3-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
それぞれ、配列番号401~402および407~408のActRIIB-FcおよびALK3-Fcポリペプチド配列に図示される、非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進するための別のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するために変更する。ActRIIB-Fc融合ポリペプチド配列は、実施例1に考察されている。
相補的な形態のALK3-Fc融合ポリペプチド(配列番号407)は、以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。上記の配列番号401および402のActRIIB-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りALK3融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号407のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK3-Fc融合タンパク質配列(配列番号408)は以下の通りであり、かつ任意選択でC末端からリシン(K)が取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号402および配列番号408のActRIIB-FcおよびALK3-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK3-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なA ActRIIB-Fc:ALK3-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。 (実施例5)
ActRIIB-Fcホモ二量体およびALK3-Fcホモ二量体と比較したActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、ActRIIB-FcおよびALK3-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体、ActRIIB-Fcホモ二量体、およびALK3-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(k
d)を灰色の陰影で示す。
これらの比較結合データは、ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体が、ActRIIB-Fcホモ二量体またはALK3-Fcホモ二量体のいずれかに対して変更された結合プロファイル/選択性を有することを実証する。ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体は、例外的に高いアフィニティーでBMP2およびBMP4に結合し、どちらのホモ二量体と比較しても、BMP5、BMP6、BMP7、GDF5、GDF6およびGDF7への大幅に増強された結合を表示する。ActRIIBホモ二量体と比較して、ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体は、アクチビンA、アクチビンB、BMP10、GDF8およびGDF11への低減した結合を表示し、また、より優れた程度までこれらのリガンドの間を、特に、アクチビンAおよびアクチビンBの間を識別する。加えて、高いアフィニティーでBMP9およびGDF3に結合するActRIIB-Fcホモ二量体の能力は、ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体には存在しない。図7を参照のこと。
したがって、これらの結果は、ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体が、アクチビンB、GDF5/GDF6/GDF7リガンドのサブファミリー、および最も顕著にはBMP9を除くいくつかの重要なBMPリガンドの選択的阻害剤であることを実証する。したがって、ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体は、そのような選択的拮抗作用が有利である特定の適用において、ActRIIB-Fcホモ二量体またはALK3-Fcホモ二量体のいずれよりも有用であろう。例としては、BMP2、BMP4、BMP5、およびBMP6またはアクチビンBの拮抗作用を保持するが、異化筋効果を伴う1つまたは複数のリガンド(例えば、アクチビンAおよびGDF8)、または血管新生効果を有するリガンド(例えば、BMP9およびBMP10)の拮抗作用を最小化することが望ましい治療的な適用が挙げられる。
(実施例6)
ActRIIB-Fcホモ二量体およびALK3-Fcホモ二量体と比較したマウスにおけるActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の活性プロファイル
ホモ二量体およびヘテロ二量体の複合体を、マウスで試験して、in vivoでのそれらの活性プロファイルの差異を調査した。野生型C57BL/6マウスに、ActRIIB-Fcホモ二量体(10mg/kg)、ALK3-Fcホモ二量体(10mg/kg)、ActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体(3または10mg/kg)、またはビヒクル(リン酸緩衝食塩水、PBS)を用いて、10週齢で開始して6.5週(46日)の間、週に2回、腹腔内に投与した(1群あたりn=5匹のマウス)。研究エンドポイントには、体重、ベースラインおよび研究完了時(6.5週間)の核磁気共鳴(NMR)で決定された全脂肪質量、ならびにベースラインおよび6.5週に二重エネルギーX線吸収測定法(DEXA)で決定した総骨塩密度を含んだ。
研究結果は上の表にまとめる。予想されたように、ActRIIB-Fcホモ二量体は、全てビヒクルと比較して、体重および総骨塩密度を有意に増大させ、かつ全脂肪質量を有意に低減させた。また、予想どおり、ALK3-Fcホモ二量体は、ビヒクルと比較して総骨塩密度を有意に増大させたが、ActRIIB-Fcホモ二量体とは異なり、体重も、または全脂肪質量のいずれも有意に変更しなかった。ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体は、とりわけ、ActRIIB-Fcホモ二量体またはALK3-Fcホモ二量体のいずれかと異なる活性プロファイルを示した。いずれの用量レベルでもActRIIB-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体を用いたマウスの処置は、ホモ二量体の少なくともいずれかと同様に骨塩密度を有意に増大させた。しかし、ALK3-Fcホモ二量体とは異なり、ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体は、脂肪質量を有意に低減させ、そしてActRIIB-Fcホモ二量体とは異なり、ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体は、体重を変更することなく脂肪質量を有意に低減させた。したがって、ActRIIB-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体は、脂肪組織への潜在的に有益な効果を伴って、骨に有益な効果を発揮する。この新規な選択性は、例えば、骨に対する刺激効果および脂肪に対する阻害効果を必要とするが、体重の変化は必要としない患者の処置において有用であろう。
(実施例7)
ActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体の生成
出願人らは、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれ融合される、ヒトActRIIBおよびヒトALK7の細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロマーの複合体を構築した。個々の構築物は、それぞれ、ActRIIB-FcおよびALK7-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのALK7-Fc:ActRIIB-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
第1のアプローチでは、ActRIIB-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号100~102として実施例1に上記で提供される。
この相補的なALK7-Fc融合タンパク質は、TPAリーダーを用い、これは以下の通りである(配列番号112):
シグナルおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号112のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
このALK7-Fc融合タンパク質は、以下の核酸(配列番号113)によってコードされる:
成熟ALK7-Fc融合タンパク質配列(配列番号114)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号102および配列番号114のActRIIB-FcおよびALK7-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK7-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
それぞれ、配列番号401~402および405~406のActRIIB-FcおよびALK7-Fcポリペプチド配列に図示される、非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進するための別のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するために変更する。ActRIIB-Fc融合ポリペプチド配列は、実施例1に考察されている。
相補的な形態のALK7-Fc融合ポリペプチド(配列番号405)は、以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。上記の配列番号401および402のActRIIB-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りALK7融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。さらに、FcドメインのC末端リシン残基は欠失させることができる。配列番号405のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK7-Fc融合タンパク質配列(配列番号406)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号402および配列番号406のActRIIB-FcおよびALK7-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK7-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIB-Fc:ALK7-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。 (実施例8)
ActRIIB-Fcホモ二量体およびALK7-Fcホモ二量体と比較したActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、ActRIIB-FcおよびALK7-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。ActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体、ActRIIB-Fcホモ二量体、およびALK7-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(k
d)を灰色の陰影で示す。
これらの比較結合データは、ActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体が、ActRIIB-Fcホモ二量体またはALK7-Fcホモ二量体のいずれと比較しても異なる結合プロファイルを有することを実証する。興味深いことに、ActRIIB-Fcホモ二量体(アクチビンA、BMP10、GDF8およびGDF11)に対して強い結合を有する5つのリガンドのうちの4つは、ActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体への結合の低減を呈し、例外は、このヘテロ二量体に緊密な結合を保持しているアクチビンBである。図8を参照のこと。
したがって、これらの結果は、ActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体が、ActRIIB-Fcホモ二量体と比較してアクチビンBのより選択的なアンタゴニストであることを実証する。したがって、ActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体は、そのような選択的拮抗作用が有利である特定の適用において、ActRIIB-Fcホモ二量体よりも有用であろう。例としては、アクチビンBの拮抗作用を保持するが、アクチビンA、GDF3、GDF8、GDF11、BMP9、またはBMP10のうちの1つまたは複数の拮抗作用を最小にすることが望ましい治療的な適用が挙げられる。
(実施例9)
ActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体の生成
出願人は、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合される、ヒトActRIIBおよびヒトALK2の細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロマーの複合体を構築した。個々の構築物は、それぞれ、ActRIIB-FcおよびALK2-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのActRIIB-Fc:ALK2-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
第1のアプローチにおいて、ActRIIB-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号100~102として実施例1に提供される。
相補的ALK2-Fc融合タンパク質は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである(配列番号136):
シグナルおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号136のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
このALK2-Fc融合タンパク質は、以下の核酸(配列番号137)によってコードされる:
成熟ALK2-Fc融合タンパク質配列(配列番号138)は以下の通りであり、かつ任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号102および配列番号138のActRIIB-FcおよびALK2-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK2-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
それぞれ、配列番号401~402および421~422のActRIIB-FcおよびALK2-Fcポリペプチド配列に図示される、非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進するための別のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するために変更する。ActRIIB-Fc融合ポリペプチド配列は、実施例1に考察されている。
相補的な形態のALK2-Fc融合ポリペプチド(配列番号421)は、以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。上記の配列番号401および402のActRIIB-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りALK2融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。さらに、FcドメインのC末端リシン残基は欠失させることができる。配列番号421のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK2-Fc融合ポリペプチド(配列番号422)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号402および配列番号422のActRIIB-FcおよびALK2-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK2-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIB-Fc:ALK2-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例10)
ActRIIB-Fcホモ二量体およびALK2-Fcホモ二量体と比較したActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、ActRIIB-FcおよびALK2-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。ActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体、ActRIIB-Fcホモ二量体、およびALK2-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(k
d)を灰色の陰影で示す。
これらの比較結合データは、ActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体が、ActRIIB-Fcホモ二量体またはALK2-Fcホモ二量体のいずれとも異なるリガンド結合プロファイルを呈示することを実証する。ActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体は、アクチビンBに対する優先的かつ強力な結合を呈示し、したがって、ActRIIB-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体に似ている(実施例8を参照のこと)。しかし、ActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体は、ActRIIB-Fc:ALK7-Fcとは、ActRIIB-Fcホモ二量体の特徴であるBMP9に対する緊密な結合を保持することによって部分的に異なり、一方、ActRIIB-Fc:ALK7-Fcは、BMP9に、たとえあったとしても極めて弱く結合する。試験したリガンドで、ALK2-Fcホモ二量体に結合するものはなかった。図9を参照のこと。
これらの結果は、ActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体が、ActRIIB-Fcホモ二量体と比較してアクチビンBのより選択的なアンタゴニストであることを実証する。したがって、ActRIIB-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体は、そのような選択的拮抗作用が有利である特定の適用において有用であろう。例としては、主にアクチビンBの拮抗作用を保持し、BMP9、GDF8、およびGDF11の二次的な拮抗作用を補うことが望ましい治療的な適用が挙げられる。
(実施例11)
ActRIIB-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の生成
出願人は、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれ融合される、ヒトActRIIBおよびヒトALK5の細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIB-Fc:ALK5-Fcヘテロマーの複合体を構築した。個々の構築物は、それぞれ、ActRIIB-FcおよびALK5-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのActRIIB-Fc: ALK5-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
第1のアプローチにおいて、ActRIIB-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号100~102として実施例1に提供される。
相補的ALK5-Fc融合タンパク質は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである(配列番号139):
シグナルおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIB-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号139のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
このALK5-Fc融合タンパク質は、以下の核酸(配列番号140)によってコードされる:
成熟ALK5-Fc融合タンパク質配列(配列番号141)は以下の通りであり、かつ任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号102および配列番号141のActRIIB-FcおよびALK5-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK5-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
それぞれ、配列番号401~402および423~424のActRIIB-FcおよびALK5-Fcポリペプチド配列に図示される、非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進するための別のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するために変更する。ActRIIB-Fc融合ポリペプチド配列は、実施例1に考察されている。
相補的な形態のALK5-Fc融合ポリペプチド(配列番号423)は、以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。上記の配列番号401および402のActRIIB-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りALK5融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。さらに、FcドメインのC末端リシン残基は欠失させることができる。配列番号423のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK5-Fc融合ポリペプチド(配列番号424)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号402および配列番号424のActRIIB-FcおよびALK5-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK5-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIB-Fc:ALK5-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例12)
ActRIIB-Fcホモ二量体およびALK5-Fcホモ二量体と比較したActRIIB-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のActRIIB-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、ActRIIB-FcおよびALK5-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。ActRIIB-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体、ActRIIB-Fcホモ二量体、およびALK5-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(k
d)を灰色の陰影で示す。
(実施例13)
ActRIIB-Fc:ALK6-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトActRIIBおよびヒトALK6の細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIB-Fc:ALK6-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ActRIIB-FcおよびALK6-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのActRIIB-Fc: ALK6-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
第1のアプローチでは、ActRIIB-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号100~102として実施例1に上記で提供される。
相補的なALK6-Fc融合タンパク質は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである(配列番号142):
シグナルおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIB-Fc:ALK6-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号142のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
このALK6-Fc融合タンパク質は、以下の核酸(配列番号143)によってコードされる:
成熟ALK6-Fc融合タンパク質配列(配列番号144)は以下の通りであり、かつ任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号102および配列番号144のActRIIB-FcおよびALK6-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK6-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
それぞれ、配列番号401~402および425~426のActRIIB-FcおよびALK6-Fcポリペプチド配列に図示される、非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進するための別のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するために変更する。ActRIIB-Fc融合ポリペプチド配列は、実施例1に考察されている。
相補的な形態のALK6-Fc融合ポリペプチド(配列番号425)は、以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。上記の配列番号401および402のActRIIB-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りALK6融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。さらに、FcドメインのC末端リシン残基は欠失させることができる。配列番号425のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK6-Fc融合タンパク質配列(配列番号426)は以下の通りであり得、かつ任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号402および配列番号426のActRIIB-FcおよびALK6-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIB-Fc:ALK6-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIB-Fc:ALK6-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例14)
ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の生成
本出願人らは、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインに対して各々別々に融合される、ヒトActRIIAおよびヒトALK4の細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロマーの複合体を構築した。この個々の構築物は、それぞれ、ActRIIA-Fc融合ポリペプチドおよびALK4-Fc融合ポリペプチドと呼ばれる
ヘテロマーのActRIIA-Fc:ALK4-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。第1のアプローチでは、一方のFcドメインを、相互作用面にカチオン性アミノ酸を導入するように変更し、一方で他方のFcドメインを、相互作用面にアニオン性アミノ酸を導入するように変更する。
ActRIIA-Fcポリペプチド配列(配列番号118)を以下に示す:
リーダー配列およびリンカー配列には下線を付している。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなく、ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、ActRIIA融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号118のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
このActRIIA-Fc融合タンパク質は、以下の核酸配列(配列番号119)によってコードされる:
成熟ActRIIA-Fc融合ポリペプチド(配列番号120)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
第1のアプローチでは、相補的ALK4-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号104~106として実施例1に上記で提供される。
それぞれ配列番号120および配列番号106のActRIIA-FcおよびALK4-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:ALK4-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進する第2のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するように変更する。
ActRIIA-Fcポリペプチド配列(配列番号409)を下に示す:
リーダー配列およびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を融合タンパク質のFcドメインに導入することができる。配列番号409のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
成熟ActRIIA-Fc融合ポリペプチド(配列番号410)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
この第2のアプローチでは、相補的ALK4-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号403~404として実施例1に上記で提供される。
それぞれ配列番号410および配列番号404のActRIIA-FcおよびALK4-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:ALK4-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIA-Fc:ALK4-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例15)
ActRIIA-Fcホモ二量体およびALK4-Fcホモ二量体と比較したActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、ActRIIA-FcおよびALK4-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体、ActRIIA-Fcホモ二量体、およびALK4-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(k
d)を灰色の陰影で示す。
これらの比較結合データは、ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体が、ActRIIA-FcまたはALK4-Fcホモ二量体のいずれかに対する変更された結合プロファイル/選択性を有することを実証する。例えば、ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、アクチビンABおよびGDF11への強い結合を保持しつつ、ActRIIA-Fcホモ二量体と比較して、アクチビンAへの増強された結合、特に、アクチビンACへの増強された結合を呈示する。加えて、ActRIIA-Fcホモ二量体に対し最高のアフィニティーを有するリガンドであるアクチビンBは、ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体に対し低減したアフィニティー(依然として高いアフィニティー範囲内ではあるが)を表示する。ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、ActRIIA-Fcホモ二量体と比較して、BMP10への著しく低減した結合も呈示する。図10を参照のこと。
これらの結果は、ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体がActRIIA-Fcホモ二量体よりもアクチビンBに対するアクチビンAおよびアクチビンABのより選択的なアンタゴニストであることが示されている。さらに、ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、ActRIIA-Fcホモ二量体と比較して、アクチビンACに対するアフィニティーが実質的に増加し、BMP10に対するアフィニティーが大幅に低減している。したがって、ActRIIA-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、そのような選択的拮抗作用が有利である特定の適用において、ActRIIA-Fcホモ二量体より有用であろう。例としては、アクチビンBよりもアクチビンAおよび/またはアクチビンABに優先的に拮抗し、アクチビンACの強力な阻害を得る一方、BMP10の阻害を避けることが望ましい治療的な適用が挙げられる。
(実施例16)
BMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体の生成
本出願人らは、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインに対して各々別々に融合される、ヒトBMPRIIおよびヒトALK1の細胞外ドメインを含む、可溶性BMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロマーの複合体を構築した。この個々の構築物は、それぞれ、BMPRII-Fc融合ポリペプチドおよびALK1-Fc融合ポリペプチドと呼ばれ、各々の配列を下に示す。
ヘテロマーのBMPRII-Fc:ALK1-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。第1のアプローチでは、一方のFcドメインを、相互作用面にカチオン性アミノ酸を導入するように変更し、一方で他方のFcドメインを、相互作用面にアニオン性アミノ酸を導入するように変更する。
BMPRII-Fcポリペプチド配列(配列番号121)を以下に示す:
このリーダー配列およびリンカーには下線を引く。可能性のあるホモ二量体の複合体のいずれでもなく、BMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体の形成を促進するため、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンにより置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、BMPRII-Fc融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号121のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
このBMPRII-Fc融合タンパク質は、以下の核酸配列(配列番号122)によってコードされる:
成熟BMPRII-Fc融合ポリペプチド(配列番号123)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
相補的な形態のALK1-Fc融合ポリペプチド(配列番号124)は、以下の通りである:
T リーダー配列およびリンカー配列には、下線を引く。上記の配列番号121および123のBMPRII-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、2アミノ酸置換(リシンをアスパラギン酸により置き換える)を上記の二重下線で指し示す通りALK1-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号124のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端でリシンが付加されてもよい。
このALK1-Fc融合タンパク質は以下の核酸(配列番号125)によってコードされる:
成熟ALK1-Fc融合タンパク質配列(配列番号126)は以下の通りであり、かつ任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ配列番号123および配列番号126のBMPRII-FcおよびALK1-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、BMPRII-Fc:ALK1-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進する第2のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するように変更する。
BMPRII-Fcポリペプチド配列(配列番号411)を以下に示す:
リーダー配列およびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくBMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を融合タンパク質のFcドメインに導入することができる。配列番号411のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
成熟BMPRII-Fc融合ポリペプチド(配列番号412)は以下の通りであり、かつ任意選択でC末端からリシン(K)が取り除かれてもよい。
相補的な形態のALK1-Fc融合ポリペプチド(配列番号413)は、以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。上記の配列番号411および412のBMPRII-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りALK1融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号413のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK1-Fc融合ポリペプチド(配列番号414)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号412および配列番号414のBMPRII-FcおよびALK1-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、BMPRII-Fc:ALK1-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なBMPRII-Fc:ALK1-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例17)
BMPRII-Fcホモ二量体およびALK1-Fcホモ二量体と比較したBMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のBMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、BMPRII-FcおよびALK1-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。BMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体、BMPRII-Fcホモ二量体、およびALK1-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(k
d)を灰色の陰影で示す。
これらの比較結合データは、BMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体が、BMPRII-Fcホモ二量体のものとは異なるが、ALK1-Fcホモ二量体のものと類似の結合プロファイル/選択性を有することを実証する。例えば、BMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体は、大部分は、ALK1-Fcホモ二量体に特徴的なBMP9およびBMP10への強い結合を保持する;しかし、ヘテロ二量体は、このホモ二量体により提示されない、BMP9を上回るBMP10に対する中程度の選択性を表示する。同様にALK1-Fcホモ二量体とは異なり、BMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体は、BMPRII-Fcホモ二量体よりもおよそ10倍速い解離速度ではあるが、BMP15に結合する。また、ALK1-Fcホモ二量体とは異なり、BMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体は、BMPRII-Fcホモ二量体よりも約1桁小さいアフィニティーではあるが、BMP15に結合する。図11を参照のこと。したがって、BMPRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体は、BMP9および特にBMP10の選択的拮抗作用が例えば血管新生の阻害のために有利である特定の治療的適用において、またはBMP15の拮抗作用が有利である適用においても、予期せぬことに有用である。
(実施例18)
BMPRII-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体の生成
本出願人らは、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインに対して各々別々に融合される、ヒトBMPRIIおよびヒトALK2の細胞外ドメインを含む、可溶性BMPRII-Fc:ALK2-Fcヘテロマーの複合体を構築した。この個々の構築物は、それぞれ、BMPRII-Fc融合ポリペプチドおよびALK2-Fc融合ポリペプチドと呼ばれ、各々の配列を下に示す。
ヘテロマーのBMPRII-Fc:ALK2-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。第1のアプローチでは、一方のFcドメインを、相互作用面にカチオン性アミノ酸を導入するように変更し、一方で他方のFcドメインを、相互作用面にアニオン性アミノ酸を導入するように変更する。BMPRII-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号121~123として実施例16に上記で提供される。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなく、BMPRII-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、実施例16に示されるように、BMPRII-Fc融合タンパク質のFcドメインに2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を導入してもよい。配列番号121および123のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンを取り除いてもよい。
相補的ALK2-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号136~138として実施例9に提供される。配列番号121および123のBMPRII-Fc融合ポリペプチドによるヘテロ二量体形成をガイドするために、実施例9に示されるように、ALK2-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸でリシンを置き換える)を導入してもよい。配列番号136および138のアミノ酸配列には、任意選択で、C末端にリシンが付加されていてもよい。
それぞれ配列番号123および配列番号138のBMPRII-FcおよびALK2-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、BMPRII-Fc:ALK2-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進する第2のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するように変更する。BMPRII-Fc融合ポリペプチド配列(配列番号411~412)を実施例16に考察する。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくBMPRII-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を実施例16で示すBMPRII-FcポリペプチドのFcドメインに導入することができる。配列番号411および412のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
相補的なALK2-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列(配列番号421~422)は、実施例9に考察する。配列番号411から412のBMPRII-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、実施例9で指し示す通りALK2融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号421~422のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号412および配列番号422のBMPRII-FcおよびALK2-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、BMPRII-Fc:ALK2-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なBMPRII-Fc:ALK2-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。 (実施例19)
BMPRII-Fcホモ二量体およびALK2-Fcホモ二量体と比較したBMPRII-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のBMPRII-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、BMPRII-FcおよびALK2-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。BMPRII-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体、BMPRII-Fcホモ二量体、およびALK2-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(k
d)を灰色の陰影で示す。
(実施例20)
BMPRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の生成
本出願人らは、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインに対して各々別々に融合される、ヒトBMPRIIおよびヒトALK3の細胞外ドメインを含む、可溶性BMPRII-Fc:ALK3-Fcヘテロマーの複合体を構築した。この個々の構築物は、それぞれ、BMPRII-Fc融合ポリペプチドおよびALK3-Fc融合ポリペプチドと呼ばれ、各々についての配列を本明細書に提供する。
ヘテロマーのBMPRII-Fc:ALK3-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。第1のアプローチでは、一方のFcドメインを、相互作用面にカチオン性アミノ酸を導入するように変更し、一方で他方のFcドメインを、相互作用面にアニオン性アミノ酸を導入するように変更する。BMPRII-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号121~123として実施例16に上記で提供される。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなく、BMPRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、実施例16に示されるように、BMPRII-Fc融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号121および123のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンを取り除いてもよい。
相補的ALK3-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号115~117として実施例4に提供される。上記の配列番号121および123のBMPRII-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、2アミノ酸置換(リシンをアスパラギン酸により置き換える)を実施例4で指し示す通りALK3-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号115および117のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端でリシンが付加されてもよい。
それぞれ配列番号123および配列番号117のBMPRII-FcおよびALK3-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、BMPRII-Fc:ALK3-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進する第2のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するように変更する。BMPRII-Fc融合ポリペプチド配列(配列番号411~412)は、実施例16に考察する。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくBMPRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を実施例16で示すBMPRII-FcポリペプチドのFcドメインに導入することができる。配列番号411および412のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
相補的なALK3-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列(配列番号407~408)は、実施例4に考察する。配列番号411から412のBMPRII-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、実施例4で指し示す通りALK3融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号403のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。配列番号407および408のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号412および配列番号408のBMPRII-FcおよびALK3-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、BMPRII-Fc:ALK3-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なBMPRII-Fc:ALK3-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例21)
BMPRII-Fcホモ二量体およびALK3-Fcホモ二量体と比較したBMPRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のBMPRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、BMPRII-FcおよびALK3-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。BMPRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体、BMPRII-Fcホモ二量体、およびALK3-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(k
d)を灰色の陰影で示す。
これらの比較結合データは、BMPRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体が、BMPRII-Fcホモ二量体のものとは明らかに異なり、ALK3-Fcホモ二量体のものとも異なるリガンド結合選択性を有することを実証する。BMPRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体は、ALK3-Fcホモ二量体よりもはるかに強くBMP6に結合し、これはほぼ10倍遅い解離速度を反映している。したがって、BMP2およびBMP4への結合でその変化はほとんどないので、BMPRII-Fc:ALK3ヘテロ二量体は、BMP2、BMP4、およびBMP6の共同阻害剤(joint inhibitor)とみなすことができる。この結合プロファイルは、ALK3-Fcホモ二量体のものと対照的であり、ALK3-Fcホモ二量体がBMP4およびBMP2に例外的に強く結合することにより、BMP6を含む中間レベルの結合を有する4つのリガンドと比較して、このリガンドペアに対して高度に選択的であると同定される。図12を参照のこと。したがって、BMPRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体は、BMP2、BMP4、およびBMP6の共同拮抗作用(joint antagonism)が有利である特定の治療的な適用において予想外に有用であろう。
(実施例22)
BMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の生成
本出願人らは、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインに対して各々別々に融合される、ヒトBMPRIIおよびヒトALK4の細胞外ドメインを含む、可溶性BMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロマーの複合体を構築した。この個々の構築物は、それぞれ、BMPRII-Fc融合ポリペプチドおよびALK4-Fc融合ポリペプチドと呼ばれ、各々についての配列を本明細書に提供する。
ヘテロマーのBMPRII-Fc:ALK4-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。第1のアプローチでは、一方のFcドメインを、相互作用面にカチオン性アミノ酸を導入するように変更し、一方で他方のFcドメインを、相互作用面にアニオン性アミノ酸を導入するように変更する。BMPRII-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号121~123として実施例16に上記で提供される。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなく、BMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、実施例16に示すように、BMPRII-Fc融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号121および123のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
相補的ALK4-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号104~106として実施例1に提供される。上記の配列番号121および123のBMPRII-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、2アミノ酸置換(リシンをアスパラギン酸により置き換える)を実施例1で指し示す通りALK4-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号104および106のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端でリシンが付加されてもよい。
それぞれ配列番号123および配列番号106のBMPRII-FcおよびALK4-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、BMPRII-Fc:ALK4-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進する第2のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するように変更する。BMPRII-Fc融合ポリペプチド配列(配列番号411および412)を実施例16に考察する。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくBMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を実施例16で示すBMPRII-FcポリペプチドのFcドメインに導入することができる。配列番号411および412のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
相補的なALK4-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列(配列番号403および404)は、実施例1に考察する。配列番号411および412のBMPRII-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、実施例1で指し示す通りALK4融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号403および404のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号412および配列番号404のBMPRII-FcおよびALK4-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、BMPRII-Fc:ALK4-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なBMPRII-Fc:ALK4-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例23)
BMPRII-Fcホモ二量体およびALK4-Fcホモ二量体と比較したBMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のBMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、BMPRII-FcおよびALK4-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。BMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体、BMPRII-Fcホモ二量体、およびALK4-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(k
d)を灰色の陰影で示す。
これらの比較結合データは、BMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体が、BMPRII-Fcホモ二量体またはALK4-Fcホモ二量体のいずれかのリガンド結合選択性とは異なるリガンド結合選択性を有することを実証した。BMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、いくつかのアクチビンリガンドを高強度または中強度で結合することによって両方のホモ二量体と異なり、弱くしかBMP15と結合しないので、BMPRII-Fcホモ二量体とは異なる。最も顕著なことに、BMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、ヘテロ二量体リガンドアクチビンABに強くかつ優先的に結合する。図13を参照のこと。したがって、BMPRII-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体は、アクチビンA、アクチビンB、特にアクチビンABの拮抗作用が有利であり、BMP15(排卵に深く関与する)の拮抗作用を避けなければならないある特定の治療的な適用において、予想外に有用であろう。
(実施例24)
TGFβRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体の生成
出願人らは、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーでFcドメインに各々が別々に融合されている、ヒトTGFβRIIおよびヒトALK1の短い(正準)アイソフォームの細胞外ドメインを含む、可溶性TGFβRII-Fc:ALK1-Fcヘテロマーの複合体を構築した。個々の構築物は、それぞれTGFβRIISHORT-Fc融合ポリペプチドおよびALK1-Fc融合ポリペプチドと呼ばれ、それぞれの配列は本明細書に提供される。
ヘテロマーのTGFβRIIshort-Fc:ALK1-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。第1のアプローチでは、一方のFcドメインを、相互作用面にカチオン性アミノ酸を導入するように変更し、一方で他方のFcドメインを、相互作用面にアニオン性アミノ酸を導入するように変更する。
TGFβRII
SHORT-Fcポリペプチド配列(配列番号127)は以下に示す:
このリーダー配列およびリンカーには下線を引く。可能性のあるホモ二量体の複合体のいずれでもなく、TGFβRIIshort-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体の形成を促進するため、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンにより置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、TGFβRIIshort-Fc融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号127のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
このTGFβRII
SHORT-Fc融合タンパク質は、以下の核酸配列(配列番号128)によってコードされる:
成熟TGFβRII
short-Fc融合ポリペプチド(配列番号129)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
相補的ALK1-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号124~126として実施例16に提供される。上記の配列番号127および129のTGFβRIIshort-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、2アミノ酸置換(リシンをアスパラギン酸により置き換える)を実施例16で指し示す通りALK1-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号124および126のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端でリシンが付加されてもよい。
それぞれ配列番号129および配列番号126のTGFβRIISHORT-FcおよびALK1-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、TGFβRIIshort-Fc:ALK1-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
上記のALK1-Fcポリペプチド(配列番号126)が、短いアイソフォームの細胞外ドメインの代わりに、TGFβRIIの長い(A)アイソフォーム(TGFβRII
LONG)の細胞外ドメインを含む、Fc融合タンパク質とペア形成している、改変体TGFβRII-Fc:ALK1-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。
TGFβRII
LONG-Fcポリペプチド配列(配列番号130)を以下に示す:
リーダー配列およびリンカー配列には、下線を引く。可能性のあるホモ二量体の複合体のいずれでもなく、TGFβRIILONG-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、TGFβRIILONG-Fc融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号130のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
このTGFβRII
LONG-Fc融合タンパク質は、以下の核酸配列(配列番号131)によってコードされる:
成熟TGFβRII
long-Fc融合ポリペプチド(配列番号132)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進する第2のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するように変更する。
TGFβRII
SHORT-Fcポリペプチド配列(配列番号415)は下に示す:
リーダー配列およびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくTGFβRIIshort-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を融合タンパク質のFcドメインに導入することができる。配列番号415のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
成熟TGFβRIIshort-Fc融合ポリペプチド(配列番号416)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
相補的なALK1-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列(配列番号413および414)は、実施例16に考察する。配列番号415および416のTGFβRIIshort-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、実施例16で指し示す通りALK1融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号413および414のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号416および配列番号414のTGFβRIIshort-FcおよびALK1-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、TGFβRII-Fc:ALK1-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
上記のALK1-Fcポリペプチド(配列番号414)が、短いアイソフォームの細胞外ドメインの代わりに、TGFβRIIの長い(A)アイソフォーム(TGFβRIILONG)の細胞外ドメインを含む、Fc融合タンパク質とペア形成している、改変体TGFβRII-Fc:ALK1-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。
TGFβRII
LONG-Fcポリペプチド配列(配列番号417)は下に示す:
リーダー配列およびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくTGFβRII
long-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を融合タンパク質のFcドメインに導入することができる。配列番号417のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
成熟TGFβRII
long-Fc融合ポリペプチド(配列番号418)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号418および配列番号414のTGFβRIIlong-FcおよびALK1-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、TGFβRIIlong-Fc:ALK1-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なTGFβRII-Fc:ALK1-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例25)
TGFβRII-Fcホモ二量体およびALK1-Fcホモ二量体と比較した、TGFβRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイル
Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用して、上記のTGFβRII
short-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性を、TGFβRII
short-FcおよびALK1-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較した。TGFβRII
short-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体、TGFβRII
short-Fcホモ二量体、およびALK1-Fcホモ二量体は、独立して、抗Fc抗体を使用してシステムに捕捉した。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(k
d)を灰色の陰影で示す。
(実施例26)
TGFβRII
SHORT-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の生成
本出願人らは、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインに対して各々別々に融合される、ヒトTGFβRIIの短い(正準)アイソフォームおよびヒトALK5の細胞外ドメインを含む、可溶性TGFβRIIshort-Fc:ALK5-Fcヘテロマーの複合体を構築した。この個々の構築物は、それぞれ、TGFβRIIshort-Fc融合ポリペプチドおよびALK5-Fc融合ポリペプチドと呼ばれ、各々の配列を本明細書に提供する。
ヘテロマーのTGFβRIIshort-Fc:ALK5-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。第1のアプローチでは、一方のFcドメインを、相互作用面にカチオン性アミノ酸を導入するように変更し、一方で他方のFcドメインを、相互作用面にアニオン性アミノ酸を導入するように変更する。TGFβRIISHORT-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号127~129として実施例24に上記で提供される。可能性のあるホモ二量体の複合体のいずれでもなく、TGFβRIISHORT-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置換する)を、実施例24に示されるように、TGFβRIISHORT-Fc融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号127および129のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
相補的ALK5-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号139~141として実施例11に提供される。上記の配列番号127および129のTGFβRIIshort-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、2アミノ酸置換(リシンをアスパラギン酸により置き換える)を実施例11で指し示す通りALK5-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号139および141のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端でリシンが付加されてもよい。
それぞれ配列番号129および配列番号141のTGFβRIIshort-FcおよびALK5-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、TGFβRIIshort-Fc:ALK5-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進する第2のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するように変更する。TGFβRIISHORT-Fc融合ポリペプチド配列(配列番号415~416)は実施例24に考察される。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくTGFβRIIshort-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を実施例24で示すTGFβRIIshort-Fcポリペプチド融合タンパク質のFcドメインに導入することができる。配列番号415~416のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
相補的なALK5-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列(配列番号423~424)は、実施例11に考察する。配列番号415~416のTGFβRIIshort-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、実施例11で指し示す通りALK5融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号423~424のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号416および配列番号424のTGFβRIIshort-FcおよびALK5-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、TGFβRIIshort-Fc:ALK5-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なTGFβRIIshort-Fc:ALK5-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例27)
TGFβRIILONG-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の生成
出願人は、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーでFcドメインに対して各々が別々に融合されている、ヒトTGFβRIIの長い(A)アイソフォームの細胞外ドメインおよびヒトALK5の細胞外ドメインを含む、可溶性TGFβRIILONG-Fc:ALK5-Fcヘテロマーの複合体を構築した。個々の構築物は、それぞれTGFβRIILONG-Fc融合ポリペプチドおよびALK5-Fc融合ポリペプチドと呼ばれ、それぞれについての配列は本明細書に提供される。
ヘテロマーのTGFβRIIlong-Fc:ALK5-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。第1のアプローチでは、一方のFcドメインを、相互作用面にカチオン性アミノ酸を導入するように変更し、一方で他方のFcドメインを、相互作用面にアニオン性アミノ酸を導入するように変更する。TGFβRIILONG-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号130~132として実施例24に上記で提供される。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなく、TGFβRIILONG-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、実施例24に示されるように、TGFβRIILONG-Fc融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号130および132のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
相補的ALK5-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号139~141として実施例11に提供される。リーダー配列およびリンカー配列には、下線を引く。上記の配列番号130および132のTGFβRIIlong-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、2アミノ酸置換(リシンをアスパラギン酸により置き換える)を実施例11で指し示す通りALK5-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号139および142のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端でリシンが付加されてもよい。
それぞれ配列番号132および配列番号141のTGFβRIIlong-FcおよびALK5-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、TGFβRIIlong-Fc:ALK5-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
非対称Fc融合タンパク質を使用するヘテロ多量体の複合体の形成を促進する第2のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するように変更する。TGFβRIILONG-Fc融合ポリペプチド配列(配列番号417~418)は、実施例24に考察する。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくTGFβRIIlong-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を実施例24で示すTGFβRIIlong-FcポリペプチドのFcドメインに導入することができる。配列番号417~418のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
相補的なALK5-Fc融合ポリペプチドのポリペプチド配列(配列番号423~424)は、実施例11に考察する。配列番号417~418のTGFβRIIlong-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、実施例11で指し示す通りALK5融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号423~424のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号418および配列番号424のTGFβRIIlong-FcおよびALK5-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、TGFβRIIlong-Fc:ALK5-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なTGFβRIIlong-Fc:ALK5-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例28)
TGFβRII-Fcホモ二量体およびALK5-Fcホモ二量体と比較したTGFβRII-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の活性プロファイル
実施例26~27に記載のTGFβRII
SHORT-Fc:ALK5-FcおよびTGFβRII
LONG-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の複合体のリガンド結合選択性をTGFβRII
SHORT-FcおよびALK5-Fcホモ二量体の複合体のリガンド結合選択性と比較するために、Biacore(商標)ベースの結合アッセイを使用した。ヘテロマーのタンパク質複合体またはホモマーのタンパク質複合体は、抗Fc抗体を使用してこのシステムで独立して捕捉された。リガンドを注入して、捕捉された受容体タンパク質の上を流させた。結果を下の表にまとめており、ここでは有効リガンドトラップを最も良く示すリガンド解離速度(kd)を灰色の陰影で示す。
これらの比較結合データは、TGFβRII-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体のリガンド結合プロファイルが、TGFβRII-Fcホモ二量体のものと、およびいずれのリガンドにも結合しなかったALK5-Fcホモ二量体からのものと顕著に異なることを実証する。平衡解離定数(KD)に基づいて、TGFβRII-Fcホモ二量体は、TGFβ1よりもはるかに高いアフィニティーでTGFβ1およびTGFβ3に結合したが、3つのTGFβリガンドの解離速度は類似していた。対照的に、TGFβRII-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体は、TGFβ1/TGFβ3よりもTGFβ2に対して高い選択性を示した。特に、TGFβRIILONG-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体は、TGFβRII-Fcホモ二量体より約5桁高いアフィニティーおよび約4桁遅い解離速度でTGFβ2に結合した。TGFβRIILONG-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体はまた、短いアイソフォームを含むヘテロ二量体よりも強くTGFβ2に結合した。図14を参照のこと。TGFβRII-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体のいずれもが、これらのTGFβRII-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体を、TGFβRII-Fc:ALK1-Fcヘテロ二量体と区別する、BMP9またはBMP10に結合することはできなかった(データ示さず)(実施例25を参照のこと)。2つのTGFβRII-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体のセンソグラム(sensogram)は、かなりの割合の各タンパク質が不活性であることを示唆する低シグナル振幅を呈示した。
表面プラズモン共鳴によって得られたこれらのデータをよりよく解釈するために、A549細胞におけるレポーター遺伝子アッセイを使用して、TGFβRII融合タンパク質がTGFβ1、TGFβ2、およびTGFβ3の活性を阻害する能力を決定した。このアッセイは、レポータープラスミドpGL3(CAGA)12-ホタルルシフェラーゼ(Dennlerら、1998年、EMBO 17巻:3091~3100頁)およびpRLCMV-ウミシイタケルシフェラーゼ(後者はトランスフェクション効率を照査するため)でトランスフェクトしたヒト肺癌細胞株に基づいている。TGFβ応答遺伝子(例えば、PAI-1)のプロモーターにCAGAモチーフが存在するので、このベクターは、SMAD2およびSMAD3を介してシグナル伝達する因子に一般的に使用されるものである。
アッセイの最初の日に、A549細胞(ATCC(登録商標):CCL-185(商標))を48ウェルプレートに、6.5×104細胞/ウェルで分配し、一晩インキュベートした。全てのインキュベーションは、別段明記しない限り、組織培養インキュベーター中37℃および5%CO2で行った。2日目に、10μgのpGL3(CAGA)12-ホタルルシフェラーゼ、100ngのpRLCMV-ウミシイタケルシフェラーゼ、30μLのX-tremeGENE9(Roche Applied Science)および970μLのOptiMEM(Invitrogen)を含有する溶液を、30分間、室温でプレインキュベートし、次いで、0.1%BSAを補充した24mLのイーグル最小必須培地(EMEM、ATCC(登録商標))に添加した。培地を平板培養した細胞から除去し、このトランスフェクション混合物を一晩のインキュベーションの間、細胞に適用した(500μl/ウェル)。3日目に、培地を除去し、細胞を、以下に記載するように調製したリガンドおよび阻害剤の混合物と共に一晩インキュベートした。
試験物質の連続希釈物を、48ウェルプレートで200μL容量のアッセイ緩衝液(EMEM+0.1%BSA)中で作成した。試験リガンドを含む等容量のアッセイ緩衝液を添加して、以前に決定されたEC50に等しい最終リガンド濃度を得た。ヒトTGFβ1、TGFβ2およびTGFβ3は、PeproTechから得た。試験溶液を30分間インキュベートした後、250μLの混合物をトランスフェクトした細胞に添加した。各濃度の試験物質を二連で決定した。試験溶液で一晩インキュベートした後、細胞をリン酸緩衝食塩水ですすぎ、次に受動溶解緩衝液(Promega E1941)で溶解して、-70℃で一晩保存した。4日目および最終日に、プレートを穏やかに振盪しながら室温に温めた。細胞ライセートを、化学発光プレート(96ウェル)に移し、二重ルシフェラーゼレポーターアッセイ系(Promega E1980)由来の試薬を用いてルミノメーターで分析して、正規化したルシフェラーゼ活性を決定した。
このアッセイを使用して、TGFβRIIリガンドによる細胞シグナル伝達を阻害するTGFβRII融合タンパク質改変体の能力を比較した。結果を以下の表に示す。
TGFβRII-Fcホモ二量体を用いた結果は、野生型TGFβRIISHORT-FcおよびTGFβRIILONG-Fcホモ二量体に関する以前の報告と一致した(del Reら、J Biol Chem 279巻:22765頁、2004年)。この実験では、TGFβRIISHORT-Fcホモ二量体は、TGFβ1およびTGFβ3を強力に阻害したが、10nMまでのホモ二量体濃度ではTGFβ2を阻害することはできなかった。この知見は、TGFβRII-Fcホモ二量体へのTGFβ2結合の低アフィニティーと一致するが、その遅い解離速度と奇妙にも矛盾する(上記結合結果を参照のこと)。対照的に、TGFβRII-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体は、細胞環境において、3つのTGFβリガンド全てを強力に阻害した。したがって、TGFβRII-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体は、TGFβ2の優先的な拮抗作用(またはTGFβ1、TGFβ2、およびTGFβ3の組み合わせた拮抗作用)が有利である特定の治療的適用において予想外に有用であろう。
(実施例29)
MISRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーでFcドメインにそれぞれ別々に融合され得る、ヒトMISRIIおよびヒトALK3の細胞外ドメインを含む、可溶性MISRII-Fc:ALK3-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、MISRII-Fc融合ポリペプチドおよびALK3-Fc融合ポリペプチドと呼ばれる。
ヘテロマーのMISRII-Fc:ALK3-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。第1のアプローチでは、一方のFcドメインを、相互作用面にカチオン性アミノ酸を導入するように変更し、一方で他方のFcドメインを、相互作用面にアニオン性アミノ酸を導入するように変更する。
MISRII-Fcポリペプチド配列(配列番号133)は下に示す:
このリーダー配列およびリンカーには下線を引く。可能性のあるホモ二量体の複合体のいずれでもなく、MISRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の形成を促進するため、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンにより置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、MISRII融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号133のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟MISRII-Fc融合ポリペプチド(配列番号135)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
第1のアプローチでは、相補的ALK3-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号115~117として実施例4に上記で提供される。
それぞれ配列番号135および配列番号117のMISRII-FcおよびALK3-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、MISRII-Fc:ALK3-Fを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。同様のヘテロマーの複合体は、上記のALK3-Fcタンパク質(配列番号117)を、MISRIIアイソフォーム2の細胞外ドメインまたはMISRIIアイソフォーム3の細胞外ドメインを、MISRIIアイソフォーム1の細胞外ドメインの代わりに含む、Fc融合タンパク質と、ペア形成させることによって生成してもよい。
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する第2のアプローチでは、Fcドメインを、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入するように変更してもよい。
MISRII-Fcポリペプチド配列(配列番号419)は下に示す:
リーダー配列およびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれかではなくMISRII-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、上の二重の下線で指し示す通り、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインにより、また、スレオニンをトリプトファン(trytophan)により置き換える)を融合タンパク質のFcドメインに導入することができる。配列番号419のアミノ酸配列は任意選択で、C末端からリシンを除去して提供することができる。
成熟MISRII-Fc融合ポリペプチド(配列番号420)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
この第2のアプローチでは、相補的ALK3-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号407~408として実施例4に上記で提供される。
それぞれ配列番号420および配列番号408のMISRII-FcおよびALK3-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、MISRII-Fc:ALK3-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。同様のヘテロマーの複合体は、上記のALK3-Fcタンパク質(配列番号408)を、MISRIIアイソフォーム2の細胞外ドメインまたはMISRIIアイソフォーム3の細胞外ドメインを、上記のMISRIIアイソフォーム1の細胞外ドメインの代わりに含む、Fc融合タンパク質とペア形成させることによって生成してもよい。
様々なMISRII-Fc:ALK3-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例30)
ActRIIA-Fc:ActRIIB-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトActRIIAおよびヒトActRIIBの細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIA-Fc:ActRIIB-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ActRIIA-FcおよびActRIIB-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのActRIIA-Fc:ActRIIB-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチでは、ActRIIA-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号118~120として実施例14に上記で提供される。
相補的なActRIIB-Fc融合タンパク質(配列番号153)のポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIA-Fc:ActRIIB-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号153のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ActRIIB-Fc融合タンパク質配列(配列番号154)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ、配列番号120および配列番号154のActRIIA-FcおよびActRIIB-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:ActRIIB-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ(reverse electrostatic approach)
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに両方とも連結される。この実施例では、ActRIIA-Fc融合タンパク質(配列番号151)の代替ポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである。
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIA-Fc:ActRIIB-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号151のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ActRIIA-Fc融合タンパク質配列(配列番号152)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
ActRIIB-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号100~102として実施例1に提供する。
それぞれ、配列番号152および配列番号102のActRIIA-FcおよびActRIIB-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:ActRIIB-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ActRIIA-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号409~410として実施例14に提供する。
相補的な形態のActRIIB-Fc融合ポリペプチド(配列番号453)は以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。配列番号409~410のActRIIA-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りActRIIB-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号453のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ActRIIB-Fc融合タンパク質配列(配列番号454)は、以下の通りであり、かつ任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号410および配列番号454のActRIIA-FcおよびActRIIB-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:ActRIIB-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ActRIIA-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列(配列番号451)は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである。
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。配列番号401~402のActRIIB-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りActRIIA-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号451のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ActRIIA-Fc融合タンパク質配列(配列番号452)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
ActRIIB-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号401~402として実施例1に提供する。
それぞれ配列番号452および配列番号402のActRIIA-FcおよびActRIIB-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:ActRIIB-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIA-Fc:ActRIIB-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例31)
ActRIIA-Fc:BMPRII-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトActRIIAおよびヒトBMPRII細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIA-Fc:BMPRII-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ActRIIA-FcおよびBMPRII-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのActRIIA-Fc:BMPRII-Fcの形成を実施例30に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチにおいて、ActRIIA-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号118~120として実施例14に提供される。
相補的なBMPRII-Fc融合タンパク質(配列番号155)のポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである。
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIA-Fc:BMPRII-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号155のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟BMPRII-Fc-Fc融合タンパク質配列(配列番号156)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ、配列番号120および配列番号156のActRIIA-FcおよびBMPRII-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:BMPRII-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ActRIIA-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列は、配列番号151~152として実施例30に提供される。
BMPRII-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号121~123として実施例16に提供される。
それぞれ、配列番号152および配列番号123のActRIIA-FcおよびBMPRII-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:BMPRII-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ActRIIA-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号409~410として実施例14に提供する。
相補的な形態のBMPRII-Fc融合ポリペプチド(配列番号455)は、以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。配列番号409~410のActRIIA-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りBMPRII-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号455のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟BMPRII-Fc融合タンパク質配列(配列番号456)は以下の通りであり、かつ任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号410および配列番号456のActRIIA-FcおよびBMPRII-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:BMPRII-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ActRIIA-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列を、配列番号451~452として実施例30に提供する。
BMPRII-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号411~412として実施例16に提供される。
それぞれ配列番号452および配列番号412のActRIIA-FcおよびBMPRII-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:BMPRII-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIA-Fc:BMPRII-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例32)
ActRIIA-Fc:MISRII-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトActRIIAおよびMISRIIの細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIA-Fc:MISRII-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ActRIIA-FcおよびMISRII-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのActRIIA-Fc:MISRII-Fcの形成を実施例30に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチにおいて、ActRIIA-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号118~120として実施例14に提供される。
相補的なMISRII-Fc融合タンパク質(配列番号161)のポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIA-Fc:MISRII-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号161のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟MISRII-Fc融合タンパク質配列(配列番号162)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ、配列番号120および配列番号162のActRIIA-FcおよびMISRII-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:MISRII-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ActRIIA-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列は、配列番号151~152として実施例30に提供される。
MISRII-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号133および135として実施例29に提供される。
それぞれ、配列番号152および配列番号135のActRIIA-FcおよびMISRII-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:MISRII-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ActRIIA-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号409~410として実施例14に提供する。
相補的な形態のMISRII-Fc融合ポリペプチド(配列番号457)は、以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。配列番号409~410のActRIIA-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りMISRII-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号457のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟MISRII-Fc融合タンパク質配列(配列番号458)は以下の通りであり、かつ任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号410および配列番号458のActRIIA-FcおよびMISRII-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:MISRII-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ActRIIA-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列を、配列番号451~452として実施例30に提供する。
MISRII-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号419~420として実施例29に提供される。
それぞれ配列番号452および配列番号420のActRIIA-FcおよびMISRII-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:MISRII-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIA-Fc:MISRII-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例33)
ActRIIA-Fc:TGFβRIISHORT-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトActRIIAおよびヒトTGFβRIIshortの細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIA-Fc:TGFβRIIshort-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ActRIIA-FcおよびTGFβRIIshort-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのActRIIA-Fc:TGFβRIIshort-Fcの形成を実施例30に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチにおいて、ActRIIA-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号118~120として実施例14に提供される。
相補的なTGFβRII
SHORT-Fc融合タンパク質(配列番号157)のポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIA-Fc: TGFβRIIshort-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号157のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟TGFβRII
short-Fc融合タンパク質配列(配列番号158)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ、配列番号120および配列番号158のActRIIA-FcおよびTGFβRIIshort-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:TGFβRIIshort-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ActRIIA-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列は、配列番号151~152として実施例30に提供される。
TGFβRIIshort-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号127~129として実施例24に提供される。
それぞれ、配列番号152および配列番号129のActRIIA-FcおよびTGFβRIIshort-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:TGFβRIIshort-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ActRIIA-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号409~410として実施例14に提供する。
相補的な形態のTGFβRII
SHORT-Fc融合ポリペプチド(配列番号459)は、以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。配列番号409~410のActRIIA-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りTGFβRIIshort-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号459アミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟TGFβRII
SHORT-Fc融合タンパク質配列(配列番号460)は以下の通りであり、かつ任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号410および配列番号460のActRIIA-FcおよびTGFβRIIshort-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:TGFβRIIshort-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。
この実施例では、ActRIIA-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列(配列番号451)を、配列番号451~452として実施例30に提供する。
TGFβRIISHORT-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号415~416として実施例24に提供される。
それぞれ配列番号452および配列番号416のActRIIA-FcおよびTGFβRIIshort-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:TGFβRIIshort-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIA-Fc:TGFβRIIshort-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例34)
ActRIIA-Fc:TGFβRIILONG-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトActRIIAおよびヒトTGFβRIIlongの細胞外ドメインを含む、可溶性ActRIIA-Fc:TGFβRIIlong-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ActRIIA-FcおよびTGFβRIIlong-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのActRIIA-Fc:TGFβRIIlong-Fcの形成を実施例30に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチにおいて、ActRIIA-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号118~120として実施例14に提供される。
相補的なTGFβRII
LONG-Fc融合タンパク質(配列番号159)のポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくActRIIA-Fc:TGFβRIIlong-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(アスパラギン酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号159のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟TGFβRII
long-Fc融合タンパク質配列(配列番号160)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ、配列番号120および配列番号160のActRIIA-FcおよびTGFβRIIlong-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:TGFβRIIlong-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ActRIIA-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列は、配列番号151~152として実施例30に提供される。
TGFβRIIlong-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号130~132として実施例24に提供される。
それぞれ、配列番号152および配列番号132のActRIIA-FcおよびTGFβRIIlong-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:TGFβRIIlong-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ActRIIA-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号409~410として実施例14に提供する。
相補的な形態のTGFβRII
LONG-Fc融合ポリペプチド(配列番号461)は、以下の通りである:
リーダー配列およびリンカーには、下線を引く。配列番号409~410のActRIIA-Fc融合ポリペプチドとのヘテロ二量体形成をガイドするために、4個のアミノ酸置換を、上記の二重下線で指し示す通りActRIIB-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに導入してもよい。配列番号461のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟TGFβRII
long-Fc融合ポリペプチド(配列番号462)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号410および配列番号462のActRIIA-FcおよびTGFβRIIlong-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc: TGFβRIIlong-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ActRIIA-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列を、配列番号451~452として実施例30に提供する。
TGFβRIILONG-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号417~418として実施例24に提供される。
それぞれ配列番号452および配列番号418のActRIIA-FcおよびTGFβRIIlong-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ActRIIA-Fc:TGFβRIIlong-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なActRIIA-Fc:TGFβRIIlong-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例35)
2つのII型受容体を含む追加のヘテロ二量体の生成
2つのII型受容体の細胞外ドメインを含む、さらなるヘテロ二量体タンパク質複合体の形成は、実施例30に記載されたものと同様のアプローチによってガイドされ得る。これらの改変体ヘテロ二量体のアミノ酸配列番号は、以下の表に開示されており、これは、完全性のためにまた、2つのII型受容体を含むことが既に考察されたヘテロ二量体も含む(実施例30~34)。実施例30~34に開示されているように、各受容体-Fc融合タンパク質のC末端リシンは、任意選択で含まれていてもよく、または省略されてもよい。
それぞれの場合において、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれ融合されている、2つの異なるII型受容体の細胞外ドメイン(ECD)を含む、可溶性ヘテロマーの複合体を生成してもよい。それぞれの場合において、融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、改変体ヘテロマーのタンパク質複合体を生じさせてもよい。それぞれの場合において、種々のヘテロマーの複合体の精製は、例えば、任意の順序で、以下のうちの3つまたはそれ超を含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成し得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィー、および陽イオン交換クロマトグラフィー。ウイルス濾過および緩衝液交換により精製を完了することができた。
(実施例36)
ALK1-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトALK1およびヒトALK2の細胞外ドメインを含む、可溶性ALK1-Fc:ALK2-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ALK1-FcおよびALK2-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのALK1-Fc:ALK2-Fcの形成を実施例1に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチでは、ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号124~126として実施例16に上記で提供される。
相補的なALK2-Fc融合タンパク質(配列番号173)のポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくALK1-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号173のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
成熟ALK2-Fc融合タンパク質配列は以下の通りであり(配列番号174)、任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号126および配列番号174のALK1-FcおよびALK2-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK2-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに両方とも連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替のポリペプチド配列(配列番号171)は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである。
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくALK1-Fc:ALK2-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号171のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
成熟ALK1-Fc融合タンパク質配列は以下の通りであり(配列番号172)、かつ任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
ALK2-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号136~138として実施例9に提供される。
それぞれ、配列番号172および配列番号138のALK1-FcおよびALK2-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK2-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号413~414として実施例16に提供する。
相補的な形態のALK2-Fc融合ポリペプチド(配列番号465)は、以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。配列番号413~414のALK1-Fc融合ポリペプチドによるヘテロ二量体形成をガイドするために、上記の二重下線で指し示す通り、ALK2-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインで、およびスレオニンをトリプトファンで置き換える)を導入してもよい。配列番号465のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK2-Fc融合ポリペプチド(配列番号466)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号414および配列番号466のALK1-FcおよびALK2-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK2-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列(配列番号463)は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである。
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。配列番号421~422のALK2-Fc融合ポリペプチドによるヘテロ二量体形成をガイドするために、上記の二重下線で指し示す通り、ALK1-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインで、およびスレオニンをトリプトファンで置き換える)を導入してもよい。配列番号463のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK1-Fc融合タンパク質配列(配列番号464)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
ALK2-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号421~422として実施例9に提供される。
それぞれ配列番号464および配列番号422のALK1-FcおよびALK2-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK2-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なALK1-Fc:ALK2-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例37)
ALK1-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトALK1およびヒトALK3の細胞外ドメインを含む、可溶性ALK1-Fc:ALK3-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ALK1-FcおよびALK3-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのALK1-Fc:ALK3-Fcの形成を実施例36に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチにおいて、ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号124~126として実施例16に提供される。
相補的なALK3-Fc融合タンパク質(配列番号175)のポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくALK1-Fc:ALK3-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号175のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
成熟ALK3-Fc融合タンパク質配列は以下の通りであり(配列番号176)、かつ任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号126および配列番号176のALK1-FcおよびALK3-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK3-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列は、配列番号171~172として実施例36に提供される。
ALK3-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号115~117として実施例4に提供される。
それぞれ、配列番号172および配列番号117のALK1-FcおよびALK3-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK3-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号413~414として実施例16に提供する。
相補的な形態のALK3-Fc融合ポリペプチド(配列番号467)は、以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。配列番号413~414のALK1-Fc融合ポリペプチドによるヘテロ二量体形成をガイドするために、上記の二重下線で指し示す通り、ALK3-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインで、およびスレオニンをトリプトファンで置き換える)を導入してもよい。配列番号467のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK3-Fc融合ポリペプチド(配列番号468)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号414および配列番号468のALK1-FcおよびALK3-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK3-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列を、配列番号463~464として実施例36に提供する。
ALK3-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号407~408として実施例4に提供される。
それぞれ配列番号464および配列番号408のALK1-FcおよびALK3-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK3-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なALK1-Fc:ALK3-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例38)
ALK1-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトALK1およびヒトALK4の細胞外ドメインを含む、可溶性ALK1-Fc:ALK4-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ALK1-FcおよびALK4-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのALK1-Fc:ALK4-Fcの形成を実施例36に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチにおいて、ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号124~126として実施例16に提供される。
相補的なALK4-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列(配列番号177)は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくALK1-Fc:ALK4-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号177のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
成熟ALK4-Fc融合タンパク質配列は以下の通りであり(配列番号178)、かつ任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号126および配列番号178のALK1-FcおよびALK4-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK4-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列は、配列番号171~172として実施例36に提供される。
ALK4-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号104~106として実施例1に提供される。
それぞれ、配列番号172および配列番号106のALK1-FcおよびALK4-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK4-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号413~414として実施例16に提供する。
相補的な形態のALK4-Fc融合ポリペプチド(配列番号469)は、以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。配列番号413~414のALK1-Fc融合ポリペプチドによるヘテロ二量体形成をガイドするために、上記の二重下線で指し示す通り、ALK4-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインで、およびスレオニンをトリプトファンで置き換える)を導入してもよい。配列番号469のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK4-Fc融合ポリペプチド(配列番号470)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号414および配列番号470のALK1-FcおよびALK4-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK4-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列を、配列番号463~464として実施例36に提供する。
ALK4-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号403~404として実施例1に提供される。
それぞれ配列番号464および配列番号404のALK1-FcおよびALK4-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK4-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なALK1-Fc:ALK4-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例39)
ALK1-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトALK1およびヒトALK5の細胞外ドメインを含む、可溶性ALK1-Fc:ALK5-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ALK1-FcおよびALK5-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのALK1-Fc:ALK5-Fcの形成を実施例36に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチにおいて、ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号124~126として実施例16に提供される。相補的なALK5-Fc融合タンパク質(配列番号179)のポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくALK1-Fc:ALK5-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号179のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
成熟ALK5-Fc融合タンパク質配列は以下の通りであり(配列番号180)、かつ任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号126および配列番号180のALK1-FcおよびALK5-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK5-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列は、配列番号171~172として実施例36に提供される。
ALK5-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号139~141として実施例11に提供される。
それぞれ、配列番号172および配列番号141のALK1-FcおよびALK5-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK5-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号413~414として実施例16に提供する。
相補的な形態のALK5-Fc融合ポリペプチド(配列番号471)は、以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。配列番号413~414のALK1-Fc融合ポリペプチドによるヘテロ二量体形成をガイドするために、上記の二重下線で指し示す通り、ALK5-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインで、およびスレオニンをトリプトファンで置き換える)を導入してもよい。配列番号471のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK5-Fc融合ポリペプチド(配列番号472)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号414および配列番号472のALK1-FcおよびALK5-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK5-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列を、配列番号463~464として実施例36に提供する。
ALK5-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号423~424として実施例16に提供される。
それぞれ配列番号464および配列番号424のALK1-FcおよびALK5-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK5-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なALK1-Fc:ALK5-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例40)
ALK1-Fc:ALK6-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトALK1およびヒトALK6の細胞外ドメインを含む、可溶性ALK1-Fc:ALK6-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ALK1-FcおよびALK6-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのALK1-Fc:ALK6-Fcの形成を実施例36に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチにおいて、ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号124~126として実施例16に提供される。
相補的なALK6-Fc融合タンパク質(配列番号181)のポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくALK1-Fc:ALK6-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号181のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
成熟ALK6-Fc融合タンパク質配列は以下の通りであり(配列番号182)、かつ任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号126および配列番号182のALK1-FcおよびALK6-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK6-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列は、配列番号171~172として実施例36に提供される。
ALK6-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号142~144として実施例13に提供される。
それぞれ、配列番号172および配列番号144のALK1-FcおよびALK6-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK6-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号413~414として実施例16に提供する。
相補的な形態のALK6-Fc融合ポリペプチド(配列番号473)は、以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。配列番号413~414のALK1-Fc融合ポリペプチドによるヘテロ二量体形成をガイドするために、上記の二重下線で指し示す通り、ALK6-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインで、およびスレオニンをトリプトファンで置き換える)を導入してもよい。配列番号473のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK6-Fc融合ポリペプチド(配列番号474)は以下の通りであり、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号414および配列番号474のALK1-FcおよびALK6-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK6-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列を、配列番号463~464として実施例36に提供する。
ALK6-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号425~426として実施例13に提供される。
それぞれ配列番号464および配列番号426のALK1-FcおよびALK6-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK6-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なALK1-Fc:ALK6-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例41)
ALK1-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体の生成
細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれが融合され得る、ヒトALK1およびヒトALK7の細胞外ドメインを含む、可溶性ALK1-Fc:ALK7-Fcヘテロマーの複合体を生成してもよい。個々の構築物は、それぞれ、ALK1-FcおよびALK7-Fcと呼ばれる。
ヘテロマーのALK1-Fc:ALK7-Fcの形成を実施例36に記載されたものと同様のアプローチによってガイドしてもよい。
静電気的アプローチ
第1のアプローチにおいて、ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号124~126として実施例16に提供される。
相補的なALK7-Fc融合タンパク質(配列番号183)のポリペプチド配列は、TPAリーダーを用い、かつ以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。可能なホモ二量体の複合体のいずれでもなくALK1-Fc:ALK7-Fcヘテロ二量体の形成を促進するために、2個のアミノ酸置換(酸性アミノ酸をリシンで置き換える)を、上記の二重下線で指し示す通り、融合タンパク質のFcドメインに導入してもよい。配列番号183のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端にリシンが付加されてもよい。
成熟ALK7-Fc融合タンパク質配列は、以下の通りであると予想され(配列番号184)、かつ任意選択でC末端にリシンが付加されてもよい。
それぞれ、配列番号126および配列番号184のALK1-FcおよびALK7-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK7-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆静電気的アプローチ
逆のアプローチでは、受容体細胞外ドメインは、上記の第1のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列は、配列番号171~172として実施例36に提供される。
ALK7-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列およびそれをコードする核酸配列は、配列番号112~114として実施例7に提供される。
それぞれ、配列番号172および配列番号114のALK1-FcおよびALK7-Fc融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK7-Fcを含む、改変体ヘテロマーの複合体を生じてもよい。
疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用したヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。ALK1-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号413~414として実施例16に提供する。
相補的な形態のALK7-Fc融合ポリペプチド(配列番号475)は、以下の通りである:
リーダーおよびリンカー配列には、下線を引く。配列番号413~414のALK1-Fc融合ポリペプチドによるヘテロ二量体形成をガイドするために、上記の二重下線で指し示す通り、ALK7-Fc融合ポリペプチドのFcドメインに、2個のアミノ酸置換(セリンをシステインで、およびスレオニンをトリプトファンで置き換える)を導入してもよい。配列番号475のアミノ酸配列は、任意選択で、C末端からリシンが取り除かれてもよい。
成熟ALK7-Fc融合タンパク質配列(配列番号476)は、以下の通りであると予想され、任意選択でC末端からリシンが取り除かれてもよい。
それぞれ配列番号414および配列番号476のALK1-FcおよびALK7-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK7-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
逆疎水性アプローチ
非対称Fc融合タンパク質を使用してヘテロ多量体の複合体の形成を促進する別のアプローチでは、Fcドメインを変更して、直前に記載したように、相補的な疎水性相互作用およびさらなる分子間ジスルフィド結合を導入する。しかし、このアプローチにおける受容体細胞外ドメインは、上記のアプローチと比較して、Fc相互作用ペアの反対のメンバーに連結される。この実施例では、ALK1-Fc融合タンパク質の代替的なポリペプチド配列を、配列番号463~464として実施例36に提供する。
ALK7-Fc融合タンパク質のポリペプチド配列は、配列番号405~406として実施例7に提供される。
それぞれ配列番号464および配列番号406のALK1-FcおよびALK7-Fcタンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、ALK1-Fc:ALK7-Fcを含むヘテロマーの複合体を生じさせてもよい。
様々なALK1-Fc:ALK7-Fc複合体の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
(実施例42)
2つのI型受容体を含むさらなるヘテロ二量体の生成
2つのI型受容体の細胞外ドメインを含む、さらなるヘテロ二量体タンパク質複合体の形成は、実施例36に記載されたアプローチと同様のアプローチによってガイドしてもよい。これらの改変体ヘテロ二量体のアミノ酸配列番号は、以下の表に開示されており、これは、完全性のためにまた、2つのI型受容体を含むことが既に考察されたヘテロ二量体も含む(実施例36~41)。実施例36~41に開示されているように、各受容体-Fc融合タンパク質のC末端リシンは、任意選択で含まれていてもよく、または省略されてもよい。
それぞれの場合、細胞外ドメインとFcドメインとの間に位置するリンカーを用いてFcドメインにそれぞれ融合されている、2つの異なるI型受容体の細胞外ドメインを含む、可溶性ヘテロマーの複合体を生成してもよい。それぞれの場合において、融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、改変体のヘテロマーのタンパク質複合体を生じさせてもよい。それぞれの場合において、種々のヘテロマーのタンパク質複合体の精製は、例えば、任意の順序で、以下のうちの3つまたはそれ超を含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成し得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィー、および陽イオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができた。
(実施例43)
I型受容体およびII型受容体を含む追加のヘテロ二量体の生成
I型受容体およびII型受容体の細胞外ドメインを含む、追加のヘテロ二量体のタンパク質複合体の形成は、実施例1に記載されたアプローチと同様のアプローチによってガイドされ得る。これらの改変体ヘテロ二量体のアミノ酸配列番号は、以下の表に開示されており、これは、完全性のためにまた、I型受容体およびII型受容体を含むことが既に考察されたヘテロ二量体も含む(実施例1~29)。実施例1~29に開示されているように、各受容体-Fc融合タンパク質のC末端リシンは、任意選択で含まれていてもよく、または省略されてもよい。
いずれの場合も、細胞外ドメインおよびFcドメインの間に位置するリンカーを用いて各々、Fcドメインに融合される、I型受容体およびII型受容体の細胞外ドメインを含む、可溶性ヘテロマーの複合体を生成してもよい。いずれの場合も、融合タンパク質を共発現させ、CHO細胞株から精製して、改変体ヘテロマーのタンパク質複合体を生じてもよい。各々の場合において、様々なヘテロマータンパク質の精製は、例えば、次のうち3種またはそれ超を任意の順序で含む一連のカラムクロマトグラフィー工程によって達成され得る:プロテインAクロマトグラフィー、Qセファロースクロマトグラフィー、フェニルセファロースクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーおよびカチオン交換クロマトグラフィー。精製は、ウイルス濾過および緩衝液交換により完了することができる。
その全体として、これらの実施例は、I型およびII型受容体ポリペプチドが、ヘテロマーの複合体の文脈に置かれた場合、いずれかの型のホモマーの複合体に比べて変更された選択性を示す新規な結合ポケットを形成し、これによって治療剤としての可能性のある用途のための新規なタンパク質薬剤の形成が可能になることを実証する。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチド、任意選択で、TGFβスーパーファミリーI型受容体の細胞外ドメイン、およびTGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチド、任意選択で、TGFβスーパーファミリーII型受容体の細胞外ドメインを含む組換えヘテロ多量体の複合体であって、前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK1、ALK2、ALK3、ALK4、ALK5、ALK6およびALK7から選択され、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIA、ActRIIB、TGFBRII、BMPRIIおよびMISRIIから選択される、組換えヘテロ多量体の複合体。
(項目2)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK1ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIAポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目3)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK2ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIAポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目4)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK3ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIAポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目5)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK4ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIAポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目6)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK5ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIAポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目7)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK6ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIAポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目8)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK7ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIAポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目9)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK1ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIBポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目10)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK2ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIBポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目11)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK3ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIBポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目12)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK4ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIBポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目13)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK5ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIBポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目14)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK6ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIBポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目15)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK7ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、ActRIIBポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目16)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK1ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、TGFBRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目17)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK2ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、TGFBRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目18)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK3ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、TGFBRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目19)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK4ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、TGFBRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目20)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK5ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、TGFBRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目21)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK6ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、TGFBRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目22)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK7ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、TGFBRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目23)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK1ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、BMPRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目24)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK2ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、BMPRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目25)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK3ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、BMPRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目26)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK4ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、BMPRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目27)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK5ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、BMPRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目28)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK6ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、BMPRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目29)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK7ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、BMPRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目30)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK1ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、MISRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目31)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK2ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、MISRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目32)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK3ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、MISRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目33)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK4ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、MISRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目34)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK5ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、MISRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目35)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK6ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、MISRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目36)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、ALK7ポリペプチドであり、前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、MISRIIポリペプチドである、項目1に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目37)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号15の配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目2、9、16、23または30のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目38)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号15のアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目2、9、16、23または30のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目39)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号19の配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目3、10、17、24または31のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目40)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号19のアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目3、10、17、24または31のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目41)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22の配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目4、11、18、25または32のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目42)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目4、11、18、25または32のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目43)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号23の配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目4、11、18、25または32のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目44)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号23のアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目4、11、18、25または32のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目45)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号27、84、104、106、403および404から選択される配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目5、12、19、26または33のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目46)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号27、84、104、106、403および404から選択されるアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目5、12、19、26または33のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目47)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号31または88の配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目6、13、20、27または34のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目48)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号31または88のアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目6、13、20、27または34のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目49)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号35または92の配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目7、14、21、28または35のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目50)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号35または92のアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目7、14、21、28または35のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目51)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号39、112、114、302、306、310、313、405および406から選択される配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目8、15、22、29または36のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目52)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号39、112、114、302、306、310、313、405および406から選択されるアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目8、15、22、29または36のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目53)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号10または11から選択される配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目2から8のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目54)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号10または11から選択されるアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目2から8のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目55)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号2、3、5、6、100、102、401および402から選択される配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目9から15のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目56)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号2、3、5または6から選択される配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含み、配列番号1のL79に対応する位置が、酸性アミノ酸(すなわち、DまたはEアミノ酸残基)である、項目9から15のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目57)
前記ActRIIBポリペプチドが配列番号2、3、5、6、100、102、401および402から選択されるアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目9から15のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目58)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号2、3、5または6から選択されるアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になり、配列番号1のL79に対応する位置が、酸性アミノ酸(すなわち、DまたはEアミノ酸残基)である、項目9から15のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目59)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目9から15のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目60)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含み、配列番号1のL79に対応する位置が、酸性アミノ酸(すなわち、DまたはEアミノ酸残基)である、項目9から15のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目61)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸25~131に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目9から15のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目62)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸25~131に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含み、配列番号1のL79に対応する位置が、酸性アミノ酸(すなわち、DまたはEアミノ酸残基)である、項目9から15のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目63)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号43、68、129または416の配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目16から22のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目64)
前記TGFBRIIポリペプチドが配列番号43、68、129または416のアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目16から22のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目65)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号47、72、123または412の配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目23から29のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目66)
前記BMPRIIポリペプチドが配列番号47、72、123または412のアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目23から29のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目67)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号51、76または80の配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目30から36のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目68)
前記MISRIIポリペプチドが配列番号51、76または80のアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目30から36のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目69)
ヘテロ二量体である、項目1から68のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目70)
TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドの前記細胞外ドメインが、少なくとも1個の異種部分、任意選択で、相互作用ペアの第1のメンバーまたは第2のメンバーをさらに含む融合タンパク質である、項目1から69のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目71)
TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの前記細胞外ドメインが、少なくとも1個の異種部分、任意選択で、相互作用ペアの第1のメンバーまたは第2のメンバーをさらに含む融合タンパク質である、項目1から70のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目72)
前記異種部分が、IgG重鎖由来の定常領域を含む、項目70または71に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目73)
IgG重鎖由来の前記定常領域が、免疫グロブリンFcドメインである、項目72に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目74)
前記異種部分が、配列番号200から212のうちのいずれか一配列から選択される配列に、少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%または99%同一であるアミノ酸配列を含む、項目72または73に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目75)
前記免疫グロブリンFcドメインが、配列番号200から212のうちのいずれか一配列から選択されるアミノ酸配列を含むか、これからなるか、またはこれから本質的になる、項目73に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目76)
前記免疫グロブリンFcドメインが、ヘテロ二量体形成を促進する1つまたは複数のアミノ酸変異を含む、項目73から75のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目77)
前記免疫グロブリンFcドメインが、ホモ二量体形成を阻害する1つまたは複数のアミノ酸変異を含む、項目73から76のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目78)
TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドの前記細胞外ドメインが、グリコシル化アミノ酸、ペグ化アミノ酸、ファルネシル化アミノ酸、アセチル化アミノ酸、ビオチン化アミノ酸、脂質部分にコンジュゲートされたアミノ酸、および有機誘導体化剤にコンジュゲートされたアミノ酸から選択される1つまたは複数の修飾されたアミノ酸残基を含む、項目1から77のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目79)
TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドの前記細胞外ドメインが、グリコシル化アミノ酸、ペグ化アミノ酸、ファルネシル化アミノ酸、アセチル化アミノ酸、ビオチン化アミノ酸、脂質部分にコンジュゲートされたアミノ酸、および有機誘導体化剤にコンジュゲートされたアミノ酸から選択される1つまたは複数の修飾されたアミノ酸残基を含む、項目1から78のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目80)
前記TGFβスーパーファミリーI型受容体ポリペプチドが、グリコシル化されており、CHO細胞における前記I型受容体ポリペプチドの発現から得ることができるグリコシル化パターンを有する、項目78に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目81)
前記TGFβスーパーファミリーII型受容体ポリペプチドが、グリコシル化されており、CHO細胞における前記I型受容体ポリペプチドの発現から得ることができるグリコシル化パターンを有する、項目79に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目82)
次の特徴:
i)少なくとも10
-7
MのK
D
でTGF-ベータスーパーファミリーリガンドに結合すること;ならびに
ii)細胞におけるTGFβスーパーファミリーI型および/またはII型受容体媒介性シグナル伝達を阻害すること
のうち1つまたは複数を有している、項目1から81のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目83)
BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティーのうち1つまたは複数に結合する、項目1から82のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目84)
細胞ベースのアッセイにおいて1つまたは複数のTGF-ベータスーパーファミリーリガンドの活性を阻害する、項目1から83のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目85)
前記TGF-ベータスーパーファミリーリガンドが、BMP2、BMP2/7、BMP3、BMP4、BMP4/7、BMP5、BMP6、BMP7、BMP8a、BMP8b、BMP9、BMP10、GDF3、GDF5、GDF6/BMP13、GDF7、GDF8、GDF9b/BMP15、GDF11/BMP11、GDF15/MIC1、TGF-β1、TGF-β2、TGF-β3、アクチビンA、アクチビンB、アクチビンC、アクチビンE、アクチビンAB、アクチビンAC、アクチビンAE、アクチビンBC、アクチビンBE、nodal、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、ニュールツリン、アルテミン、パーセフィン、MISおよびレフティーから選択される、項目84に記載のヘテロ多量体の複合体。
(項目86)
項目1から85のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体、および薬学的に許容されるキャリアを含む医薬調製物。
(項目87)
筋肉損失または不十分な筋肉成長に関連する障害を有する患者を処置するための方法であって、それを必要とする患者に、有効量の項目1から85のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体を投与する工程を含む、方法。
(項目88)
前記患者が、筋委縮を有する、項目87に記載の方法。
(項目89)
前記患者が、筋ジストロフィーを有する、項目87に記載の方法。
(項目90)
前記筋ジストロフィーが、デュシェンヌ型筋ジストロフィーである、項目89に記載の方法。
(項目91)
前記患者が、若年期であり、処置が、デュシェンヌ型筋ジストロフィーと診断された日付の1~5年間以内に始まる、項目90に記載の方法。
(項目92)
前記筋ジストロフィーが、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーである、項目89に記載の方法。
(項目93)
前記患者が、筋委縮性側索硬化症を有する、項目87に記載の方法。
(項目94)
前記患者が、筋委縮性側索硬化症と診断された後に処置を受ける、項目93に記載の方法。
(項目95)
前記障害が、がんまたはがん療法に関連する悪液質である、項目87に記載の方法。
(項目96)
神経変性に関連する障害を有する患者を処置するための方法であって、それを必要とする前記患者に、有効量の項目1から85のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体を投与する工程を含む、方法。
(項目97)
前記障害が、筋委縮性側索硬化症である、項目96に記載の方法。
(項目98)
被験体における体脂肪含量を減少させるため、または体脂肪含量の増大速度を低減させるための方法であって、それを必要とする被験体に、有効量の項目1から85のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体を投与する工程を含む、方法。
(項目99)
被験体における望ましくない体重増加に関連する障害を処置するための方法であって、それを必要とする被験体に、有効量の項目1から85のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体を投与する工程を含む、方法。
(項目100)
前記障害が、肥満、インスリン非依存性真性糖尿病(NIDDM)、心血管疾患、高血圧、変形性関節症、脳卒中、呼吸器問題および胆嚢疾患から選択される、項目99に記載の方法。
(項目101)
患者におけるコレステロールおよび/またはトリグリセリドを低減させるための方法であって、それを必要とする対象患者に、有効量の項目1から85のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体を投与する工程を含む、方法。
(項目102)
筋肉減少症を処置するための方法であって、それを必要とする患者に、有効量の項目1から85のいずれか一項に記載のヘテロ多量体の複合体を投与する工程を含む、方法。
(項目103)
ALK1ポリペプチドおよびActRIIAポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目104)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目103に記載のヘテロ多量体。
(項目105)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸21~135に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目103に記載のヘテロ多量体。
(項目106)
前記ActRIIAポリペプチドが、
a)配列番号9のアミノ酸21~30のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29または30)から始まり、
b)配列番号9のアミノ酸110~135のうちのいずれか1つ(例えば、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134または135)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目103に記載のヘテロ多量体。
(項目107)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目103から106のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目108)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目103から106のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目109)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14のアミノ酸22~118に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目103から106のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目110)
前記ALK1ポリペプチドが、
a)配列番号14のアミノ酸22~34のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号14のアミノ酸95~118のうちのいずれか1つ(例えば、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、および118)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目103から106のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目111)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463、および464のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目103から106のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目112)
ALK2ポリペプチドおよびActRIIAポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目113)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目112に記載のヘテロ多量体。
(項目114)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸21~135に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目112に記載のヘテロ多量体。
(項目115)
前記ActRIIAポリペプチドが、
a)配列番号9のアミノ酸21~30のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29または30)から始まり、
b)配列番号9のアミノ酸110~135のうちのいずれか1つ(例えば、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134または135)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目112に記載のヘテロ多量体。
(項目116)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目112から115のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目117)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目112から115に記載のヘテロ多量体。
(項目118)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18のアミノ酸21~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目112から115のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目119)
前記ALK2ポリペプチドが、
a)配列番号18のアミノ酸21~35のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、および35)から始まり、
b)配列番号18のアミノ酸99~123のうちのいずれか1つ(例えば、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、および123)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目112から115のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目120)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目112から115のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目121)
ALK3ポリペプチドおよびActRIIAポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目122)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目121に記載のヘテロ多量体。
(項目123)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸21~135に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目121に記載のヘテロ多量体。
(項目124)
前記ActRIIAポリペプチドが、
a)配列番号9のアミノ酸21~30のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29または30)から始まり、
b)配列番号9のアミノ酸110~135のうちのいずれか1つ(例えば、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134または135)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目121に記載のヘテロ多量体。
(項目125)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目121から124のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目126)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目121から124に記載のヘテロ多量体。
(項目127)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸24~152に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目121から124に記載のヘテロ多量体。
(項目128)
前記ALK3ポリペプチドが、
a)配列番号22のアミノ酸24~61のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、および61)から始まり、
b)配列番号22のアミノ酸130~152のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、および152)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目121から124に記載のヘテロ多量体。
(項目129)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目121から124に記載のヘテロ多量体。
(項目130)
ALK4ポリペプチドおよびActRIIAポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目131)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目130に記載のヘテロ多量体。
(項目132)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸21~135に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目130に記載のヘテロ多量体。
(項目133)
前記ActRIIAポリペプチドが、
a)配列番号9のアミノ酸21~30のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29または30)から始まり、
b)配列番号9のアミノ酸110~135のうちのいずれか1つ(例えば、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134または135)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目130に記載のヘテロ多量体。
(項目134)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目130から133のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目135)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26または83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目130から133に記載のヘテロ多量体。
(項目136)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26または83のアミノ酸23~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目130から133に記載のヘテロ多量体。
(項目137)
前記ALK4ポリペプチドが、
a)配列番号26または83のアミノ酸23~34のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34)から始まり、
b)配列番号26または83のアミノ酸101~126のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目130から133に記載のヘテロ多量体。
(項目138)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目130から133のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目139)
ALK5ポリペプチドおよびActRIIAポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目140)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目139に記載のヘテロ多量体。
(項目141)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸21~135に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目139に記載のヘテロ多量体。
(項目142)
前記ActRIIAポリペプチドが、
a)配列番号9のアミノ酸21~30のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29または30)から始まり、
b)配列番号9のアミノ酸110~135のうちのいずれか1つ(例えば、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134または135)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目139に記載のヘテロ多量体。
(項目143)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目139から142のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目144)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30または87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目139から142に記載のヘテロ多量体。
(項目145)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30または87のアミノ酸25~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目139から142に記載のヘテロ多量体。
(項目146)
前記ALK5ポリペプチドが、
a)配列番号30または87のアミノ酸25~36のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、および36)から始まり、
b)配列番号30または87のアミノ酸106~126のうちのいずれか1つ(例えば、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目139から142に記載のヘテロ多量体。
(項目147)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目139から142に記載のヘテロ多量体。
(項目148)
ALK6ポリペプチドおよびActRIIAポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目149)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148に記載のヘテロ多量体。
(項目150)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸21~135に、少なくと
も70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148に記載のヘテロ多量体。
(項目151)
前記ActRIIAポリペプチドが、
a)配列番号9のアミノ酸21~30のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29または30)から始まり、
b)配列番号9のアミノ酸110~135のうちのいずれか1つ(例えば、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134または135)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148に記載のヘテロ多量体。
(項目152)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148から151のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目153)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34のアミノ酸32~102に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148から151に記載のヘテロ多量体。
(項目154)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34のアミノ酸14~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148から151に記載のヘテロ多量体。
(項目155)
前記ALK6ポリペプチドが、
a)配列番号34のアミノ酸14~32のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、および32)から始まり、
b)配列番号34のアミノ酸102~126のうちのいずれか1つ(例えば、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148から151に記載のヘテロ多量体。
(項目156)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148から151に記載のヘテロ多量体。
(項目157)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148から151に記載のヘテロ多量体。
(項目158)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号91のアミノ酸26~156に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148から151に記載のヘテロ多量体。
(項目159)
前記ALK6ポリペプチドが、
a)配列番号34のアミノ酸14~32のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、および32)から始まり、
b)配列番号34のアミノ酸102~126のうちのいずれか1つ(例えば、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目148から151に記載のヘテロ多量体。
(項目160)
ALK7ポリペプチドおよびActRIIAポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目161)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸30~110に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目160に記載のヘテロ多量体。
(項目162)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9のアミノ酸21~135に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目160に記載のヘテロ多量体。
(項目163)
前記ActRIIAポリペプチドが、
a)配列番号9のアミノ酸21~30のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29または30)から始まり、
b)配列番号9のアミノ酸110~135のうちのいずれか1つ(例えば、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134または135)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目160に記載のヘテロ多量体。
(項目164)
前記ActRIIAポリペプチドが、配列番号9、10、11、118、120、151、152、409、410、451および452のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目160から163のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目165)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、305または309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目160から163に記載のヘテロ多量体。
(項目166)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、305または309のアミノ酸21~133に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目160から163に記載のヘテロ多量体。
(項目167)
前記ALK7ポリペプチドが、
a)配列番号38、305または309のアミノ酸21~28のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、および28)から始まり、
b)配列番号38、305または309のアミノ酸92~133のうちのいずれか1つ(例えば、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、および133)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目160から163に記載のヘテロ多量体。
(項目168)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目160から163に記載のヘテロ多量体。
(項目169)
ALK1ポリペプチドおよびActRIIBポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目170)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目169に記載のヘテロ多量体。
(項目171)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目169に記載のヘテロ多量体。
(項目172)
前記ActRIIBポリペプチドが、
a)配列番号1のアミノ酸20~29のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基20、21、22、23、24、25、26、27、28、または29)から始まり、
b)配列番号1のアミノ酸109~134のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、または 134)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目169に記載のヘテロ多量体。
(項目173)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453、および454のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目172のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目174)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目169から172に記載のヘテロ多量体。
(項目175)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14のアミノ酸22~118に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目169から172に記載のヘテロ多量体。
(項目176)
前記ALK1ポリペプチドが、
a)配列番号14のアミノ酸22~34のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号14のアミノ酸95~118のうちのいずれか1つ(例えば、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、および118)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目169から172に記載のヘテロ多量体。
(項目177)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463、および464のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目169から172に記載のヘテロ多量体。
(項目178)
ALK2ポリペプチドおよびActRIIBポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目179)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目178に記載のヘテロ多量体。
(項目180)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目178に記載のヘテロ多量体。
(項目181)
前記ActRIIBポリペプチドが、
a)配列番号1のアミノ酸20~29のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基20、21、22、23、24、25、26、27、28、または29)から始まり、
b)配列番号1のアミノ酸109~134のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、または 134)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目178に記載のヘテロ多量体。
(項目182)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453、および454のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目178のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目183)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目178から182に記載のヘテロ多量体。
(項目184)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18のアミノ酸21~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目178から182に記載のヘテロ多量体。
(項目185)
前記ALK2ポリペプチドが、
a)配列番号18のアミノ酸21~35のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、および35)から始まり、
b)配列番号18のアミノ酸99~123のうちのいずれか1つ(例えば、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、および123)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目178から182に記載のヘテロ多量体。
(項目186)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目178から182に記載のヘテロ多量体。
(項目187)
ALK3ポリペプチドおよびActRIIBポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目188)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目187に記載のヘテロ多量体。
(項目189)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目187に記載のヘテロ多量体。
(項目190)
前記ActRIIBポリペプチドが、
a)配列番号1のアミノ酸20~29のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基20、21、22、23、24、25、26、27、28、または 29)から始まり、
b)配列番号1のアミノ酸109~134のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、または 134)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目187に記載のヘテロ多量体。
(項目191)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453、および454のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目187のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目192)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目187から190に記載のヘテロ多量体。
(項目193)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸24~152に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目187から190に記載のヘテロ多量体。
(項目194)
前記ALK3ポリペプチドが、
a)配列番号22のアミノ酸24~61のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、および61)から始まり、
b)配列番号22のアミノ酸130~152のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、および152)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目187から190に記載のヘテロ多量体。
(項目195)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目187~190に記載のヘテロ多量体。
(項目196)
ALK4ポリペプチドおよびActRIIBポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目197)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目196に記載のヘテロ多量体。
(項目198)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目196に記載のヘテロ多量体。
(項目199)
前記ActRIIBポリペプチドが、
a)配列番号1のアミノ酸20~29のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基20、21、22、23、24、25、26、27、28、または 29)から始まり、
b)配列番号1のアミノ酸109~134のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、または 134)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目196に記載のヘテロ多量体。
(項目200)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453、および454のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目196のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目201)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26または83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目196から200に記載のヘテロ多量体。
(項目202)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26または83のアミノ酸23~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目130から133に記載のヘテロ多量体。
(項目203)
前記ALK4ポリペプチドが、
a)配列番号26または83のアミノ酸23~34のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34)から始まり、
b)配列番号26または83のアミノ酸101~126のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目196から200に記載のヘテロ多量体。
(項目204)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目196から200に記載のヘテロ多量体。
(項目205)
ALK5ポリペプチドおよびActRIIBポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目206)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目205に記載のヘテロ多量体。
(項目207)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目205に記載のヘテロ多量体。
(項目208)
前記ActRIIBポリペプチドが、
a)配列番号1のアミノ酸20~29のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基20、21、22、23、24、25、26、27、28、または 29)から始まり、
b)配列番号1のアミノ酸109~134のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、または 134)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目205に記載のヘテロ多量体。
(項目209)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453、および454のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目205のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目210)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30または87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目205から209に記載のヘテロ多量体。
(項目211)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30または87のアミノ酸25~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目205から209に記載のヘテロ多量体。
(項目212)
前記ALK5ポリペプチドが、
a)配列番号30または87のアミノ酸25~36のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、および36)から始まり、
b)配列番号30または87のアミノ酸106~126のうちのいずれか1つ(例えば、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目205から209に記載のヘテロ多量体。
(項目213)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目205から209に記載のヘテロ多量体。
(項目214)
ALK6ポリペプチドおよびActRIIBポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目215)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214に記載のヘテロ多量体。
(項目216)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214に記載のヘテロ多量体。
(項目217)
前記ActRIIBポリペプチドが、
a)配列番号1のアミノ酸20~29のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基20、21、22、23、24、25、26、27、28、または 29)から始まり、
b)配列番号1のアミノ酸109~134のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、または 134)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214に記載のヘテロ多量体。
(項目218)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453、および454のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目219)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34のアミノ酸32~102に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214から218に記載のヘテロ多量体。
(項目220)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34のアミノ酸14~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214から218に記載のヘテロ多量体。
(項目221)
前記ALK6ポリペプチドが、
a)配列番号34のアミノ酸14~32のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、および32)から始まり、
b)配列番号34のアミノ酸102~126のうちのいずれか1つ(例えば、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214から218に記載のヘテロ多量体。
(項目222)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214から218に記載のヘテロ多量体。
(項目223)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214から218に記載のヘテロ多量体。
(項目224)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号91のアミノ酸26~156に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214から218に記載のヘテロ多量体。
(項目225)
前記ALK6ポリペプチドが、
a)配列番号34のアミノ酸14~32のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、および32)から始まり、
b)配列番号34のアミノ酸102~126のうちのいずれか1つ(例えば、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目214から218に記載のヘテロ多量体。
(項目226)
ALK7ポリペプチドおよびActRIIBポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目227)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸29~109に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目226に記載のヘテロ多量体。
(項目228)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸25~131に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目226に記載のヘテロ多量体。
(項目229)
前記ActRIIBポリペプチドが、
a)配列番号1のアミノ酸20~29のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基20、21、22、23、24、25、26、27、28、または 29)から始まり、
b)配列番号1のアミノ酸109~134のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、または 134)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目226に記載のヘテロ多量体。
(項目230)
前記ActRIIBポリペプチドが、配列番号1、2、3、4、5、6、100、102、153、154、401、402、453、および454のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目226のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目231)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、305または309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目226から230に記載のヘテロ多量体。
(項目232)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、305または309のアミノ酸21~133に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目226から230に記載のヘテロ多量体。
(項目233)
前記ALK7ポリペプチドが、
a)配列番号38、305または309のアミノ酸21~28のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、および28)から始まり、
b)配列番号38、305または309のアミノ酸92~133のうちのいずれか1つ(例えば、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、および133)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目226から230に記載のヘテロ多量体。
(項目234)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目226から230に記載のヘテロ多量体。
(項目235)
ALK1ポリペプチドおよびBMPRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目236)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目235に記載のヘテロ多量体。
(項目237)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸27~150に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目235に記載のヘテロ多量体。
(項目238)
前記BMPRIIポリペプチドが、
a)配列番号46または71のアミノ酸27~34のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号46または71のアミノ酸123~150のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、および150)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目235に記載のヘテロ多量体。
(項目239)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、および456のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目235のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目240)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目235から239に記載のヘテロ多量体。
(項目241)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14のアミノ酸22~118に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目235から239に記載のヘテロ多量体。
(項目242)
前記ALK1ポリペプチドが、
a)配列番号14のアミノ酸22~34のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号14のアミノ酸95~118のうちのいずれか1つ(例えば、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、および118)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目235から239に記載のヘテロ多量体。
(項目243)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463、および464のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目235から239に記載のヘテロ多量体。
(項目244)
ALK2ポリペプチドおよびBMPRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目245)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目244に記載のヘテロ多量体。
(項目246)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸27~150に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目244に記載のヘテロ多量体。
(項目247)
前記BMPRIIポリペプチドが、
a)配列番号46または71のアミノ酸27~34のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号46または71のアミノ酸123~150のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、および150)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目244に記載のヘテロ多量体。
(項目248)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、および456のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目244のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目249)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目244から248に記載のヘテロ多量体。
(項目250)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18のアミノ酸21~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目244から248に記載のヘテロ多量体。
(項目251)
前記ALK2ポリペプチドが、
a)配列番号18のアミノ酸21~35のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、および35)から始まり、
b)配列番号18のアミノ酸99~123のうちのいずれか1つ(例えば、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、および123)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目244から248に記載のヘテロ多量体。
(項目252)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目244から248に記載のヘテロ多量体。
(項目253)
ALK3ポリペプチドおよびBMPRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目254)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目253に記載のヘテロ多量体。
(項目255)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸27~150に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目253に記載のヘテロ多量体。
(項目256)
前記BMPRIIポリペプチドが、
a)配列番号46または71のアミノ酸27~34のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号46または71のアミノ酸123~150のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、および150)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目253に記載のヘテロ多量体。
(項目257)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、および456のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目253のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目258)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目253から257に記載のヘテロ多量体。
(項目259)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸24~152に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目253から257に記載のヘテロ多量体。
(項目260)
前記ALK3ポリペプチドが、
a)配列番号22のアミノ酸24~61のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、および61)から始まり、
b)配列番号22のアミノ酸130~152のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、および152)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目253から257に記載のヘテロ多量体。
(項目261)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目253から257に記載のヘテロ多量体。
(項目262)
ALK4ポリペプチドおよびBMPRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目263)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目262に記載のヘテロ多量体。
(項目264)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸27~150に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目262に記載のヘテロ多量体。
(項目265)
前記BMPRIIポリペプチドが、
a)配列番号46または71のアミノ酸27~34のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号46または71のアミノ酸123~150のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、および150)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目262に記載のヘテロ多量体。
(項目266)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、および456のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目262のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目267)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26または83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目262から266に記載のヘテロ多量体。
(項目268)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26または83のアミノ酸23~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目262から266に記載のヘテロ多量体。
(項目269)
前記ALK4ポリペプチドが、
a)配列番号26または83のアミノ酸23~34のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34)から始まり、
b)配列番号26または83のアミノ酸101~126のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目262から266に記載のヘテロ多量体。
(項目270)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目262から266に記載のヘテロ多量体。
(項目271)
ALK5ポリペプチドおよびBMPRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目272)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目271に記載のヘテロ多量体。
(項目273)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸27~150に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目271に記載のヘテロ多量体。
(項目274)
前記BMPRIIポリペプチドが、
a)配列番号46または71のアミノ酸27~34のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号46または71のアミノ酸123~150のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、および150)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目271に記載のヘテロ多量体。
(項目275)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、および456のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目271のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目276)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30または87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目271から275に記載のヘテロ多量体。
(項目277)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30または87のアミノ酸25~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目271から275に記載のヘテロ多量体。
(項目278)
前記ALK5ポリペプチドが、
a)配列番号30または87のアミノ酸25~36のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、および36)から始まり、
b)配列番号30または87のアミノ酸106~126のうちのいずれか1つ(例えば、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目271から275に記載のヘテロ多量体。
(項目279)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目271から275に記載のヘテロ多量体。
(項目280)
ALK6ポリペプチドおよびBMPRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目281)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280に記載のヘテロ多量体。
(項目282)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸27~150に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280に記載のヘテロ多量体。
(項目283)
前記BMPRIIポリペプチドが、
a)配列番号46または71のアミノ酸27~34のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号46または71のアミノ酸123~150のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、および150)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280に記載のヘテロ多量体。
(項目284)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、および456のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目285)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34のアミノ酸32~102に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280から284に記載のヘテロ多量体。
(項目286)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34のアミノ酸14~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280から284に記載のヘテロ多量体。
(項目287)
前記ALK6ポリペプチドが、
a)配列番号34のアミノ酸14~32のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、および32)から始まり、
b)配列番号34のアミノ酸102~126のうちのいずれか1つ(例えば、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280から284に記載のヘテロ多量体。
(項目288)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280から284に記載のヘテロ多量体。
(項目289)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280から284に記載のヘテロ多量体。
(項目290)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号91のアミノ酸26~156に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280から284に記載のヘテロ多量体。
(項目291)
前記ALK6ポリペプチドが、
a)配列番号34のアミノ酸14~32のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、および32)から始まり、
b)配列番号34のアミノ酸102~126のうちのいずれか1つ(例えば、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280から284に記載のヘテロ多量体。
(項目292)
ALK7ポリペプチドおよびBMPRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目293)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸34~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280に記載のヘテロ多量体。
(項目294)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46または71のアミノ酸27~150に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目292に記載のヘテロ多量体。
(項目295)
前記BMPRIIポリペプチドが、
a)配列番号46または71のアミノ酸27~34のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号46または71のアミノ酸123~150のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、および150)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目292に記載のヘテロ多量体。
(項目296)
前記BMPRIIポリペプチドが、配列番号46、47、71、72、121、123、155、156、411、412、455、および456のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目292のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目297)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、305または309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目292から296に記載のヘテロ多量体。
(項目298)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、305または309のアミノ酸21~133に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目292から296に記載のヘテロ多量体。
(項目299)
前記ALK7ポリペプチドが、
a)配列番号38、305または309のアミノ酸21~28のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、および28)から始まり、
b)配列番号38、305または309のアミノ酸92~133のうちのいずれか1つ(例えば、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、および133)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目292から296に記載のヘテロ多量体。
(項目300)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目292から296に記載のヘテロ多量体。
(項目301)
ALK1ポリペプチドおよびTGFBRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目302)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸44~163に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301に記載のヘテロ多量体。
(項目303)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸23~191に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301に記載のヘテロ多量体。
(項目304)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301に記載のヘテロ多量体。
(項目305)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301に記載のヘテロ多量体。
(項目306)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸23~166に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301に記載のヘテロ多量体。
(項目307)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301に記載のヘテロ多量体。
(項目308)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目309)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301から308に記載のヘテロ多量体。
(項目310)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14のアミノ酸22~118に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301から308に記載のヘテロ多量体。
(項目311)
前記ALK1ポリペプチドが、
a)配列番号14のアミノ酸22~34のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号14のアミノ酸95~118のうちのいずれか1つ(例えば、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、および118)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301から308に記載のヘテロ多量体。
(項目312)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463、および464のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目301から308に記載のヘテロ多量体。
(項目313)
ALK2ポリペプチドおよびTGFBRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目314)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸44~163に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目313に記載のヘテロ多量体。
(項目315)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸23~191に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目313に記載のヘテロ多量体。
(項目316)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目313に記載のヘテロ多量体。
(項目317)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目313に記載のヘテロ多量体。
(項目318)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸23~166に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目313に記載のヘテロ多量体。
(項目319)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目313に記載のヘテロ多量体。
(項目320)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目313のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目321)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目313から320に記載のヘテロ多量体。
(項目322)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18のアミノ酸21~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目313から320に記載のヘテロ多量体。
(項目323)
前記ALK2ポリペプチドが、
a)配列番号18のアミノ酸21~35のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、および35)から始まり、
b)配列番号18のアミノ酸313~320のうちのいずれか1つ(例えば、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、および123)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目313から320に記載のヘテロ多量体。
(項目324)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目244から248に記載のヘテロ多量体。
(項目325)
ALK3ポリペプチドおよびTGFBRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目326)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸44~163に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325に記載のヘテロ多量体。
(項目327)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸23~191に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325に記載のヘテロ多量体。
(項目328)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325に記載のヘテロ多量体。
(項目329)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325に記載のヘテロ多量体。
(項目330)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸23~166に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325に記載のヘテロ多量体。
(項目331)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325に記載のヘテロ多量体。
(項目332)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目333)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325から332に記載のヘテロ多量体。
(項目334)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸24~152に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325から332に記載のヘテロ多量体。
(項目335)
前記ALK3ポリペプチドが、
a)配列番号22のアミノ酸24~61のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、および61)から始まり、
b)配列番号22のアミノ酸130~152のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、および152)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325から332に記載のヘテロ多量体。
(項目336)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目325から332に記載のヘテロ多量体。
(項目337)
ALK4ポリペプチドおよびTGFBRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目338)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸44~163に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337に記載のヘテロ多量体。
(項目339)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸23~191に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337に記載のヘテロ多量体。
(項目340)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337に記載のヘテロ多量体。
(項目341)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337に記載のヘテロ多量体。
(項目342)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸23~166に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337に記載のヘテロ多量体。
(項目343)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337に記載のヘテロ多量体。
(項目345)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目346)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26または83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337から345に記載のヘテロ多量体。
(項目347)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26または83のアミノ酸23~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337から345に記載のヘテロ多量体。
(項目348)
前記ALK4ポリペプチドが、
a)配列番号26または83のアミノ酸23~34のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34)から始まり、
b)配列番号26または83のアミノ酸101~126のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337から345に記載のヘテロ多量体。
(項目349)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目337から345に記載のヘテロ多量体。
(項目350)
ALK5ポリペプチドおよびTGFBRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目351)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸44~163に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350に記載のヘテロ多量体。
(項目352)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸23~191に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350に記載のヘテロ多量体。
(項目353)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350に記載のヘテロ多量体。
(項目354)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350に記載のヘテロ多量体。
(項目355)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸23~166に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350に記載のヘテロ多量体。
(項目356)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350に記載のヘテロ多量体。
(項目357)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目358)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30または87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350から357に記載のヘテロ多量体。
(項目359)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30または87のアミノ酸25~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350から357に記載のヘテロ多量体。
(項目360)
前記ALK5ポリペプチドが、
a)配列番号30または87のアミノ酸25~36のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、および36)から始まり、
b)配列番号30または87のアミノ酸106~126のうちのいずれか1つ(例えば、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350から357に記載のヘテロ多量体。
(項目361)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目350から357に記載のヘテロ多量体。
(項目362)
ALK6ポリペプチドおよびTGFBRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目363)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸44~163に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362に記載のヘテロ多量体。
(項目364)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸23~191に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362に記載のヘテロ多量体。
(項目365)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362に記載のヘテロ多量体。
(項目366)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362に記載のヘテロ多量体。
(項目367)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸23~166に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362に記載のヘテロ多量体。
(項目368)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362に記載のヘテロ多量体。
(項目369)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目370)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34のアミノ酸32~102に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362から369に記載のヘテロ多量体。
(項目371)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34のアミノ酸14~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362から369に記載のヘテロ多量体。
(項目372)
前記ALK6ポリペプチドが、
a)配列番号34のアミノ酸14~32のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、および32)から始まり、
b)配列番号34のアミノ酸102~126のうちのいずれか1つ(例えば、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362から369に記載のヘテロ多量体。
(項目373)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362から369に記載のヘテロ多量体。
(項目374)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362から369に記載のヘテロ多量体。
(項目375)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号91のアミノ酸26~156に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362から369に記載のヘテロ多量体。
(項目376)
前記ALK6ポリペプチドが、
a)配列番号34のアミノ酸14~32のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、および32)から始まり、
b)配列番号34のアミノ酸102~126のうちのいずれか1つ(例えば、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目362から369に記載のヘテロ多量体。
(項目377)
ALK7ポリペプチドおよびTGFBRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目378)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸44~163に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377に記載のヘテロ多量体。
(項目379)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号67のアミノ酸23~191に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377に記載のヘテロ多量体。
(項目380)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377に記載のヘテロ多量体。
(項目381)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸51~143に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377に記載のヘテロ多量体。
(項目382)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42のアミノ酸23~166に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377に記載のヘテロ多量体。
(項目383)
前記TGFBRIIポリペプチドが、
a)配列番号67のアミノ酸23~44のいずれか1つ(例えば、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43 または 44)から始まり、
b)配列番号67のアミノ酸163~191のいずれか1つ(例えば、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190 または 191)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377に記載のヘテロ多量体。
(項目384)
前記TGFBRIIポリペプチドが、配列番号42、43、67、68、127、129、130、132、157、158、159、160、415、416、417、418、459、460、461、および462のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目385)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、305または309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377から384に記載のヘテロ多量体。
(項目386)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、305または309のアミノ酸21~133に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377から384に記載のヘテロ多量体。
(項目387)
前記ALK7ポリペプチドが、
a)配列番号38、305または309のアミノ酸21~28のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、および28)から始まり、
b)配列番号38、305または309のアミノ酸92~133のうちのいずれか1つ(例えば、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、および133)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377から384に記載のヘテロ多量体。
(項目388)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目377から384に記載のヘテロ多量体。
(項目389)
ALK1ポリペプチドおよびMISRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目390)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目389に記載のヘテロ多量体。
(項目391)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸17~149に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目389に記載のヘテロ多量体。
(項目392)
前記MISRIIポリペプチドが、
a)配列番号50、75または79のアミノ酸17~24のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基17、18、19、20、21、22、23、および24)から始まり、
b)配列番号50、75または79のアミノ酸116~149のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基116、117、118、119、120、121、122 123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、および149)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目389に記載のヘテロ多量体。
(項目393)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、および458のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目389のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目394)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14のアミノ酸34~95に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目389から394のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目395)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14のアミノ酸22~118に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目389から394に記載のヘテロ多量体。
(項目396)
前記ALK1ポリペプチドが、
a)配列番号14のアミノ酸22~34のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、および34)から始まり、
b)配列番号14のアミノ酸95~118のうちのいずれか1つ(例えば、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、および118)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目389から394に記載のヘテロ多量体。
(項目397)
前記ALK1ポリペプチドが、配列番号14、15、124、126、171、172、413、414、463、および464のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目389から394に記載のヘテロ多量体。
(項目398)
ALK2ポリペプチドおよびMISRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目399)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目398に記載のヘテロ多量体。
(項目400)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸17~149に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目398に記載のヘテロ多量体。
(項目401)
前記MISRIIポリペプチドが、
a)配列番号50、75または79のアミノ酸17~24のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基17、18、19、20、21、22、23、および24)から始まり、
b)配列番号50、75または79のアミノ酸116~149のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基116、117、118、119、120、121、122 123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、および149)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目398に記載のヘテロ多量体。
(項目402)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、および458のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目398のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目403)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18のアミノ酸35~99に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目398から402に記載のヘテロ多量体。
(項目404)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18のアミノ酸21~123に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目398から402に記載のヘテロ多量体。
(項目405)
前記ALK2ポリペプチドが、
a)配列番号18のアミノ酸21~35のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、および35)から始まり、
b)配列番号18のアミノ酸99~123のうちのいずれか1つ(例えば、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、および123)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目398から402に記載のヘテロ多量体。
(項目406)
前記ALK2ポリペプチドが、配列番号18、19、136、138、173、174、421、422、465、および466のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目398から402に記載のヘテロ多量体。
(項目407)
ALK3ポリペプチドおよびMISRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目408)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目407に記載のヘテロ多量体。
(項目409)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸17~149に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目407に記載のヘテロ多量体。
(項目410)
前記MISRIIポリペプチドが、
a)配列番号50、75または79のアミノ酸17~24のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基17、18、19、20、21、22、23、および24)から始まり、
b)配列番号50、75または79のアミノ酸116~149のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基116、117、118、119、120、121、122 123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、および149)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目407に記載のヘテロ多量体。
(項目411)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、および458のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目407のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目412)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸61~130に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目407から411に記載のヘテロ多量体。
(項目413)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22のアミノ酸24~152に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目407から411に記載のヘテロ多量体。
(項目414)
前記ALK3ポリペプチドが、
a)配列番号22のアミノ酸24~61のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、および61)から始まり、
b)配列番号22のアミノ酸130~152のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、および152)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目407から411に記載のヘテロ多量体。
(項目415)
前記ALK3ポリペプチドが、配列番号22、23、115、117、175、176、407、408、467、および468のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目407から411に記載のヘテロ多量体。
(項目416)
ALK4ポリペプチドおよびMISRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目417)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目416に記載のヘテロ多量体。
(項目418)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸17~149に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目416に記載のヘテロ多量体。
(項目419)
前記MISRIIポリペプチドが、
a)配列番号50、75または79のアミノ酸17~24のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基17、18、19、20、21、22、23、および24)から始まり、
b)配列番号50、75または79のアミノ酸116~149のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基116、117、118、119、120、121、122 123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、および149)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目416に記載のヘテロ多量体。
(項目420)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、および458のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目416のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目421)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26または83のアミノ酸34~101に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目416から420に記載のヘテロ多量体。
(項目422)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26または83のアミノ酸23~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目416から420に記載のヘテロ多量体。
(項目423)
前記ALK4ポリペプチドが、
a)配列番号26または83のアミノ酸23~34のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34)から始まり、
b)配列番号26または83のアミノ酸101~126のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わるポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目416から420に記載のヘテロ多量体。
(項目424)
前記ALK4ポリペプチドが、配列番号26、27、83、84、104、106、177、178、403、404、469、および470のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目416から420に記載のヘテロ多量体。
(項目425)
ALK5ポリペプチドおよびMISRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目426)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目425に記載のヘテロ多量体。
(項目427)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸17~149に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目425に記載のヘテロ多量体。
(項目428)
前記MISRIIポリペプチドが、
a)配列番号50、75または79のアミノ酸17~24のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基17、18、19、20、21、22、23、および24)から始まり、
b)配列番号50、75または79のアミノ酸116~149のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基116、117、118、119、120、121、122 123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、および149)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目425に記載のヘテロ多量体。
(項目429)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、および458のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目425のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目430)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30または87のアミノ酸36~106に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目425から429に記載のヘテロ多量体。
(項目431)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30または87のアミノ酸25~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目425から429に記載のヘテロ多量体。
(項目432)
前記ALK5ポリペプチドが、
a)配列番号30または87のアミノ酸25~36のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、および36)から始まり、
b)配列番号30または87のアミノ酸106~126のうちのいずれか1つ(例えば、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目425から429に記載のヘテロ多量体。
(項目433)
前記ALK5ポリペプチドが、配列番号30、31、87、88、139、141、179、180、423、424、471、および472のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目425から429に記載のヘテロ多量体。
(項目434)
ALK6ポリペプチドおよびMISRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目435)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目434に記載のヘテロ多量体。
(項目436)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸17~149に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目434に記載のヘテロ多量体。
(項目437)
前記MISRIIポリペプチドが、
a)配列番号50、75または79のアミノ酸17~24のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基17、18、19、20、21、22、23、および24)から始まり、
b)配列番号50、75または79のアミノ酸116~149のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基116、117、118、119、120、121、122 123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、および149)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目434に記載のヘテロ多量体。
(項目438)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、および458のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目434のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目439)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34のアミノ酸32~102に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目280から284に記載のヘテロ多量体。
(項目440)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34のアミノ酸14~126に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目434から439に記載のヘテロ多量体。
(項目441)
前記ALK6ポリペプチドが、
a)配列番号34のアミノ酸14~32のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、および32)から始まり、
b)配列番号34のアミノ酸102~126のうちのいずれか1つ(例えば、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目434から439に記載のヘテロ多量体。
(項目442)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号34、35、91、92、142、144、181、182、425、426、473、および474のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目434から439に記載のヘテロ多量体。
(項目443)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号91のアミノ酸62~132に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目434から439に記載のヘテロ多量体。
(項目444)
前記ALK6ポリペプチドが、配列番号91のアミノ酸26~156に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目434から439に記載のヘテロ多量体。
(項目445)
前記ALK6ポリペプチドが、
a)配列番号34のアミノ酸14~32のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、および32)から始まり、
b)配列番号34のアミノ酸102~126のうちのいずれか1つ(例えば、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、および126)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目434から439に記載のヘテロ多量体。
(項目446)
ALK7ポリペプチドおよびMISRIIポリペプチドを含む、組換えヘテロ多量体。
(項目447)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸24~116に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目446に記載のヘテロ多量体。
(項目448)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、75または79のアミノ酸17~149に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目446に記載のヘテロ多量体。
(項目449)
前記MISRIIポリペプチドが、
a)配列番号50、75または79のアミノ酸17~24のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基17、18、19、20、21、22、23、および24)から始まり、
b)配列番号50、75または79のアミノ酸116~149のいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基116、117、118、119、120、121、122 123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、および149)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目446に記載のヘテロ多量体。
(項目450)
前記MISRIIポリペプチドが、配列番号50、51、75、76、79、80、133、135、161、162、419、420、457、および458のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目446のいずれか一項に記載のヘテロ多量体。
(項目451)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、305または309のアミノ酸28~92に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目446から450に記載のヘテロ多量体。
(項目452)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、305または309のアミノ酸21~133に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目446から450に記載のヘテロ多量体。
(項目453)
前記ALK7ポリペプチドが、
a)配列番号38、305または309のアミノ酸21~28のうちのいずれか1つ(例えば、アミノ酸残基21、22、23、24、25、26、27、および28)から始まり、
b)配列番号38、305または309のアミノ酸92~133のうちのいずれか1つ(例えば、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、および133)で終わる
ポリペプチドに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目446から450に記載のヘテロ多量体。
(項目454)
前記ALK7ポリペプチドが、配列番号38、39、301、302、305、306、309、310、313、112、114、183、184、405、406、475、および476のいずれか1つに、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目446から450に記載のヘテロ多量体。
(項目455)
ALK1ポリペプチドおよび少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドを含む組換えヘテロ多量体であって、前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK1ポリペプチドではない、組換えヘテロ多量体。
(項目456)
前記ALK1ポリペプチドが、本明細書に開示されているALK1配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目455に記載のヘテロ多量体。
(項目457)
ALK1ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK2ポリペプチド、ALK3ポリペプチド、ALK4ポリペプチド、ALK5ポリペプチド、ALK6ポリペプチドおよびALK7ポリペプチドからなる群より選択される、項目455または456に記載のヘテロ多量体。
(項目458)
ALK1ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、
a)本明細書に開示されているALK2配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK2ポリペプチド、
b)本明細書に開示されているALK3配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK3ポリペプチド、
c)本明細書に開示されているALK4配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK4ポリペプチド、
d)本明細書に開示されているALK5配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK5ポリペプチド、
e)本明細書に開示されているALK6配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK6ポリペプチド、
f)本明細書に開示されているALK7配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK7ポリペプチド、
からなる群より選択される、項目457に記載のヘテロ多量体。
(項目459)
ALK2ポリペプチドおよび少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドを含む組換えヘテロ多量体であって、前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK2ポリペプチドではない、組換えヘテロ多量体。
(項目460)
前記ALK2ポリペプチドが、本明細書に開示されているALK2配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目459に記載のヘテロ多量体。
(項目461)
ALK2ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK3ポリペプチド、ALK4ポリペプチド、ALK5ポリペプチド、ALK6ポリペプチドおよびALK7ポリペプチドからなる群より選択される、項目459または460に記載のヘテロ多量体。
(項目462)
ALK2ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、
a)本明細書に開示されているALK3配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK3ポリペプチド、
b)本明細書に開示されているALK4配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK4ポリペプチド、
c)本明細書に開示されているALK5配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK5ポリペプチド、
d)本明細書に開示されているALK6配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK6ポリペプチド、
e)本明細書に開示されているALK7配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK7ポリペプチド、
からなる群より選択される、項目461に記載のヘテロ多量体。
(項目463)
ALK3ポリペプチドおよび少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドを含む組換えヘテロ多量体であって、前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK3ポリペプチドではない、組換えヘテロ多量体。
(項目464)
前記ALK3ポリペプチドが、本明細書に開示されているALK3配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目463に記載のヘテロ多量体。
(項目465)
ALK3ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK4ポリペプチド、ALK5ポリペプチド、ALK6ポリペプチドおよびALK7ポリペプチドからなる群より選択される、項目463または464に記載のヘテロ多量体。
(項目466)
ALK3ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、
a)本明細書に開示されているALK4配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK4ポリペプチド、
b)本明細書に開示されているALK5配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK5ポリペプチド、
c)本明細書に開示されているALK6配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK6ポリペプチド、
d)本明細書に開示されているALK7配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK7ポリペプチド、
からなる群より選択される、項目465に記載のヘテロ多量体。
(項目467)
ALK4ポリペプチドおよび少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドを含む組換えヘテロ多量体であって、前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK4ポリペプチドではない、組換えヘテロ多量体。
(項目468)
前記ALK4ポリペプチドが、本明細書に開示されているALK4配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目467に記載のヘテロ多量体。
(項目469)
ALK4ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK5ポリペプチド、ALK6ポリペプチドおよびALK7ポリペプチドからなる群より選択される、項目467または468に記載のヘテロ多量体。
(項目470)
ALK4ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、
a)本明細書に開示されているALK5配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK5ポリペプチド、
b)本明細書に開示されているALK6配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK6ポリペプチド、
c)本明細書に開示されているALK7配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK7ポリペプチド、
からなる群より選択される、項目469に記載のヘテロ多量体。
(項目471)
ALK5ポリペプチドおよび少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドを含む組換えヘテロ多量体であって、前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK5ポリペプチドではない、組換えヘテロ多量体。
(項目472)
前記ALK5ポリペプチドが、本明細書に開示されているALK5配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目471に記載のヘテロ多量体。
(項目473)
ALK5ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK6ポリペプチドおよびALK7ポリペプチドからなる群より選択される、項目471または472に記載のヘテロ多量体。
(項目474)
ALK5ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、
a)本明細書に開示されているALK6配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK6ポリペプチド、
b)本明細書に開示されているALK7配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むALK7ポリペプチド、
からなる群より選択される、項目473に記載のヘテロ多量体。
(項目475)
ALK6ポリペプチドおよび少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドを含む組換えヘテロ多量体であって、前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK6ポリペプチドではない、組換えヘテロ多量体。
(項目476)
前記ALK6ポリペプチドが、本明細書に開示されているALK6配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目475に記載のヘテロ多量体。
(項目477)
ALK6ポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータI型受容体ポリペプチドが、ALK7ポリペプチドである、項目475または476に記載のヘテロ多量体。
(項目478)
ALK7ポリペプチドが、本明細書に開示されているALK7配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列である、項目477に記載のヘテロ多量体。
(項目479)
前記ActRIIAポリペプチドおよび少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドを含む組換えヘテロ多量体であって、前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、ActRIIAポリペプチドではない、組換えヘテロ多量体。
(項目480)
前記ActRIIAポリペプチドが、本明細書に開示されているActRIIA配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目479に記載のヘテロ多量体。
(項目481)
ActRIIAポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、ActRIIBポリペプチド、BMPRIIポリペプチド、TGFBRIIポリペプチドおよびMISRIIポリペプチドからなる群から選択される、項目479または480に記載のヘテロ多量体。
(項目482)
ActRIIAポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、
a)本明細書に開示されているActRIIB配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むActRIIBポリペプチド、
b)本明細書に開示されているBMPRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むBMPRIIポリペプチド、
c)本明細書に開示されているTGFBRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むTGFBRIIポリペプチド、
d)本明細書に開示されているMISRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むMISRIIポリペプチド、
からなる群より選択される、項目481に記載のヘテロ多量体。
(項目483)
ActRIIBポリペプチドおよび少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドを含む組換えヘテロ多量体であって、前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、ActRIIBポリペプチドではない、組換えヘテロ多量体。
(項目484)
前記ActRIIBポリペプチドが、本明細書に開示されているActRIIB配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目483に記載のヘテロ多量体。
(項目485)
ActRIIBポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、BMPRIIポリペプチド、TGFBRIIポリペプチドおよびMISRIIポリペプチドからなる群から選択される、項目483または484に記載のヘテロ多量体。
(項目486)
ActRIIBポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、
b)本明細書に開示されているBMPRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むBMPRIIポリペプチド、
c)本明細書に開示されているTGFBRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むTGFBRIIポリペプチド、
d)本明細書に開示されているMISRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むMISRIIポリペプチド、
からなる群より選択される、項目485に記載のヘテロ多量体。
(項目487)
BMPRIIポリペプチドおよび少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドを含む組換えヘテロ多量体であって、前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、BMPRIIポリペプチドではない、組換えヘテロ多量体。
(項目488)
前記BMPRIIポリペプチドが、本明細書に開示されているBMPRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目487に記載のヘテロ多量体。
(項目489)
BMPRIIポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、TGFBRIIポリペプチドおよびMISRIIポリペプチドからなる群から選択される、項目487または488に記載のヘテロ多量体。
(項目490)
BMPRIIポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、
a)本明細書に開示されているTGFBRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むTGFBRIIポリペプチド、
b)本明細書に開示されているMISRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含むMISRIIポリペプチド、
からなる群より選択される、項目489に記載のヘテロ多量体。
(項目491)
TGFBRIIポリペプチドおよび少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドを含む組換えヘテロ多量体であって、前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、TGFBRIIポリペプチドではない、組換えヘテロ多量体。
(項目492)
前記TGFBRIIポリペプチドが、本明細書に開示されていTGFBRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目491に記載のヘテロ多量体。
(項目493)
TGFBRIIポリペプチドではない前記少なくとも1個の追加的なTGF-ベータII型受容体ポリペプチドが、MISRIIポリペプチドである、項目491または492に記載のヘテロ多量体。
(項目494)
前記MISRIIポリペプチドが、本明細書に開示されているMISRII配列(例えば、配列番号)に、少なくとも70%、75%、80%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%同一であるアミノ酸配列である、項目493に記載のヘテロ多量体。
(項目495)
表:「II型:II型受容体ヘテロ二量体」に記載されている組換えヘテロ多量体。
(項目460)
表:「I型:I型受容体ヘテロ二量体」に記載されている組換えヘテロ多量体。
(項目461)
表:「I型:II型受容体ヘテロ二量体」に記載されている組換えヘテロ多量体。