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JP2005511752A - 抗バクテリア剤として有効なエリスロマイシンの6−O−アシルケトーリド(ketolide)誘導体 - Google Patents

抗バクテリア剤として有効なエリスロマイシンの6−O−アシルケトーリド(ketolide)誘導体 Download PDF

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JP2005511752A
JP2005511752A JP2003551156A JP2003551156A JP2005511752A JP 2005511752 A JP2005511752 A JP 2005511752A JP 2003551156 A JP2003551156 A JP 2003551156A JP 2003551156 A JP2003551156 A JP 2003551156A JP 2005511752 A JP2005511752 A JP 2005511752A
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JP2003551156A
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ヘニンガー,トツド・シー
マシーラグ,マーク・ジエイ
テナクーン,マノミ・エイ
スー,シアオドング
Original Assignee
オーソ−マクニール・フアーマシユーチカル・インコーポレーテツド
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Abstract

【化1】
Figure 2005511752

式(I)の6−O−アシルケトーリド抗バクテリア剤であって、式中、R、R、R、R、W、X、X’、YおよびY’は本明細書に記載のとおりであり、そこでそれらの置換基は説明に示された意味をもつ。これらの化合物は抗バクテリア剤として有効である。

Description

関連出願との関係
本出願は双方が引用により本明細書に取り入れられている、2002年6月28日出願の仮出願第60/392.513号および2001年12月5日出願の第60/338,566号明細書の35U.S.C.§119(e)下の権利を主張する。
本発明は抗菌作用を有するマクロライド化合物、それらの化合物を含有する医薬組成物およびそれらの化合物によるバクテリア感染症を処置する方法の分野に関する。
エリスロマイシンはグラム−陽性およびグラム−陰性菌により惹起されるバクテリア感染症を処置そして予防するために広く使用される周知の抗バクテリア剤である。しかし、酸性環境中でのそれらの低い溶解度のために、それらはしばしば、乏しい、かつ異常な経口吸収のような副作用を担持する。他の抗バクテリア剤のように、エリスロマイシンに対して耐性もしくは不十分な感受性を有する菌種(bacterial strains)が長い間に発生し、コミュニティ獲得肺炎、上気道および下気道感染症、皮膚および軟組織感染症、髄膜炎、病院獲得肺感染症並びに骨および関節の感染症のような疾患を罹患する患者に認められる。特に問題を提起する病原菌にはメチシリン−耐性黄色葡萄球菌(MRSA)、バンコマイシン−耐性腸内球菌(VRE)およびペニシリン−およびマクロライド−耐性肺炎連鎖球菌が含まれる。従って、改善された抗菌作用および/もしくは様々な標的微生物、特にエリスロマイシン−耐性種に対して予期されなかった選択性を有する新規のエリスロマイシン誘導体化合物を特定するための継続的努力が要望される。
以下の引用は抗菌作用を有するものと開示された様々なエリスロマイシン誘導体に関する:
特許文献1およびBrain等に対する特許文献2はとりわけグラム−陽性菌しかしまた幾つかのグラム−陰性菌に「抗バクテリア性を有する」ものと記載された抗バクテリア活性の6−カルバメートエリスロマイシン誘導体を開示している(特許文献1および2参照)。
すべてAgouridas等に対する特許文献3、4および5は、それらすべてが抗生物質として有効であると記載されている、式
Figure 2005511752
[ここで、置換基はそれぞれの引用文献中に記載されたとおりである]
のもののようなエリスロマイシン化合物を開示している(特許文献3、4および5参照)。
Or等に対する特許文献6および特許文献7(Or等)はエリスロマイシンAおよび6−O−アシルエリスロマイシンAに比較して増加した酸安定性を有し、グラム陰性菌およびマクロライド耐性グラム陽性菌に対して増加した活性を有すると記載された6−O−置換ケトーライド(ketolides)を開示している(特許文献6および7を参照)。
特許文献8(Or等)はバクテリア感染症の処置および予防に有効であると記載された3環式エリスロマイシン誘導体を開示している(特許文献8参照)。
特許文献9(Phan等)は抗菌作用を有すると記載されている、式
Figure 2005511752
[ここで置換基はそれぞれの引用文献中に記載のとおりである]
の2−ハロ−6−O−置換ケトーライド誘導体を開示している(特許文献9参照)。
特許文献10(Or等)は抗菌作用を有する6,11−架橋エリスロマイシン誘導体を開示している(特許文献10参照)。
特許文献11(Phan等)は哺乳動物の感染の処置および予防のための抗バクテリア剤として有効な6−O−カルバメートケトーライド誘導体を開示している(特許文献11参照)。
Kaneko等に対する特許文献12は哺乳動物における抗バクテリアおよび抗原生動物剤として有効な以下の式
Figure 2005511752
[ここで、置換基は引用文献に記載のとおりである]
のマクロライド化合物を開示している(特許文献12参照)。
KanekoおよびMcMillenに対する特許文献13は抗バクテリア、抗原生動物および/もしくはプロキネティック剤(prokinetic agents)として有効な新規のエリスロマイシン誘導体を開示している(特許文献13参照)。
Dirlam等に対する特許文献14は哺乳動物(ヒトを含む)、魚および鳥における抗バクテリアおよび抗原生動物剤として有効である13−メチル−エリスロマイシン誘導体を開示している(特許文献14参照)。
Ma等に対する特許文献15はバクテリア感染症を処置するのに有効なC−2修飾エリスロマイシン誘導体を開示している(特許文献15参照)。
Hlasta等に対する特許文献16は抗感染作用を有し、バクテリアおよび原生動物感染症の処置に有効な一連のエリスロマイシンケトーライドを開示している(特許文献16参照)。
Hlasta等に対する特許文献17はバクテリアおよび原生動物感染症の処置、そして胃腸運動に関与する他の症状の処置に有効なエリスロマイシン類似体を開示している(特許文献17参照)。
Or等に対する特許文献18は抗菌作用を有する多環式エリスロマイシン化合物を開示している(特許文献18参照)。
Or等に対する特許文献19は抗菌作用を有する3’−N−修飾6−O−置換エリスロマイシンケトーライド化合物を開示している(特許文献19参照)。
欧州特許第216,169号明細書 米国特許第4,826,820号明細書 米国特許第5,444,051号明細書 米国特許第5,561,118号明細書 米国特許第5,770,579号明細書 米国特許第5,866,549号明細書 国際公開第98/09978号パンフレット 国際公開第97/17356号パンフレット 国際公開第99/21871号パンフレット 国際公開第99/21864号パンフレット 国際公開第00/75156号パンフレット 欧州特許第1146051号明細書 欧州特許第1114826号明細書 国際公開第00/71557号パンフレット 米国特許第6,355,620号明細書 国際公開第02/032918号パンフレット 国際公開第00/062783号パンフレット 米国特許第5,922,683号明細書 米国特許第6,034,069号明細書
本発明は式1:
Figure 2005511752
[式中、
は水素、ハロゲンおよびヒドロキシから成る群から選択され、
Zは−NH−(CH−、−(CH−、−O−(CH−、−NH−C−Cアルケニル−、−C−Cアルケニル−、−O−C−Cアルケニル−、NH−C−Cアルキニル−、−C−Cアルキニル−および−O−C−Cアルキニル−から成る群から選択され、ここでnは0〜5の整数である、
は水素、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択され、
は水素、C−C10アルキル、C−C10−アルケニル、C−C10−アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、アリール(C−C10)アルキル、アリール(C−C10)アルケニル、アリール(C−C10)アルキニル、ヘテロシクロ(C−C10)アルキル、ヘテロシクロ(C−C10)アルケニルおよびヘテロシクロ(C−C10)アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、各アルキルもしくはアルコキシ基に1〜6炭素原子を含むアルコキシアルキルおよび、各アルキルもしくはチオアルキル基に1〜6炭素原子を含むアルキルチオアルキルから成る群から選択され、
は水素もしくはヒドロキシ保護基であり、
Wは
(1)式
Figure 2005511752
(ここで、
およびRは水素、CN、−C(NH)CHR1011、ニトロ、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−SO、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択され、ここで
およびRは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、アラルキル、ヘテロアラルキルおよびヘテロシクロアルキルから成る群から独立に選択され、そして
10およびR11は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択されるか、もしくはR10およびR11が、それらが結合している原子と一緒になって、場合により置換された4〜8員炭素環式環を形成し、ここで、置換基がC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択される)
の置換ピロール、
(2)−OR
(ここで、
はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキルおよびC−C−シクロアルケニルから成る群から独立に選択される)、
(3)−NR10OR11
(ここで、
10およびR11は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択されるか、もしくはR10およびR11が、それらが結合している原子と一緒になって、場合により置換された5〜8員複素環式環を形成し、ここで置換基はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択される)、
(4)−NR12NR1314
(ここで、
12、R13およびR14は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択されるか、または
12およびR13が、それらが結合している窒素と一緒になって、場合により置換された5〜8員複素環式環を形成し、ここで置換基がC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択されるか、または
13およびR14が、それらが結合している窒素と一緒になって、場合により置換された3〜8員複素環式環もしくは場合により置換された5〜10員ヘテロアリール環を形成し、ここで置換基がC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択される)、
(5)−NR15N=CHR13a
(ここで、
15は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択され、そして
13aはC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択される)、
(6)−NR10NR11C(O)R16
(ここで、
16は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択される)、
(7)−NR10NR11C(O)OR17
(ここで、
17はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択される)、
(8)−NR10NR11C(O)NR1819
(ここで、
18およびR19は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択されるか、またはR18およびR19が、それらが結合している窒素と一緒になって、場合により置換された3〜8員複素環式環もしくは場合により置換された5〜10員ヘテロアリール環を形成し、ここで置換基がC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択される)、
(9)−NR10NR21SO20
(ここで、
20はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択され、そして
21は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、C−C−アシル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択される)、
(10)−SR
(ここで、
はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキルおよびC−C−シクロアルケニル、から成る群から独立に選択される)、
(11)−CHR1011
(ここで、
10およびR11は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択されるか、もしくはR10およびR11が、それらが結合している原子と一緒になって、場合により置換された4〜8員炭素環式環を形成し、ここで置換基はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択される)、
(12)式
Figure 2005511752
(式中、
22およびR23は水素、−C(O)OR、−C(O)NR、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択され、ここで
およびRは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、アラルキル、ヘテロアラルキルおよびヘテロシクロアルキルから成る群から独立に選択される)、
の置換ピラゾール、
から成る群から選択され、
XおよびX’は、それらが結合する炭素原子と一緒にC=O、C=NRもしくはC=NORを形成し、ここでRは水素、アルキル、アルケニルおよびアルキニルから独立に選択される、そして
YおよびY’は、それらが結合する炭素原子と一緒にC=O、−CHOH、C=NRもしくはC=NORを形成し、ここでRは水素、アルキル、アルケニルおよびアルキニルから独立に選択される]、
の化合物またはそれらの光学異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体もしくはラセミ混合物、または医薬として許容できるそれらの塩、エステルもしくはプロドラッグを提供する。
以上の式の化合物はヒトおよび動物のような被験者におけるバクテリア感染症の処置のための抗バクテリア剤として有効である。
本発明はまた、バクテリア感染により誘起されたもしくはそれに起因した状態を有する被験者を処置する方法に関し、治療的有効量の式1の化合物を前記被験者に投与することを含んで成る方法に関する。
本発明は更に、被験者がバクテリア感染により誘起されたもしくはそれに起因した状態を罹患することを予防する方法に関し、予防的有効量の式1の化合物を被験者に投与することを含んで成る方法に関する。
他の目的および利点は以下の明細書の考察から当業者には明白になるであろう。
前記の説明に対して、特定の定義が以下のように適用される。
別記されない限り、本明細書中で使用される標準命名法に従って、指定された側鎖の末端部分を最初に記載し、次に結合地点に向かって隣接官能基を記載する。
別記されない限り、「アルキル」、「アルケニル」および「アルキニル」の用語は、単独で使用されようと、置換基の一部として使用されようと、1〜8、もしくはこの範囲内のあらゆる数の炭素原子を有する直鎖および分枝鎖を含む。「アルキル」の用語は直鎖もしくは分枝鎖炭化水素を表わす。「アルケニル」は少なくとも1個の炭素−炭素二重結合をもつ直鎖もしくは分枝鎖炭化水素を表わす。「アルキニル」は少なくとも1個の炭素−炭素三重結合を有する直鎖もしくは分枝鎖炭化水素を表わす。アルキル基には例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、3−(2−メチル)ブチル、2−ペンチル、2−メチルブチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、2−ヘキシルおよび2−メチルペンチルが含まれる。「アルコキシ」基は前記の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基から形成される酸素エーテルである。「シクロアルキル」基は3〜8環炭素、そして好ましくは5〜7環炭素を含む。「シクロアルケニル」基は5〜8環炭素および少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を含む。アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルおよびアルコキシ基は、それらに限定はされないが、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アルコキシ、オキソ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、CN、ニトロ、−OCOR、−OR、−SR、−SOR、−SO、−COOR、−NR、−CONRab、−OCONR、−NHCOR、−NHCOORおよび−NHCONRを含む群の1種もしくは複数の物質で独立に置換されることができ、ここで、RおよびRはH、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、アラルキル、ヘテロアラルキルおよびヘテロシクロアルキルから独立に選択される。「アラルキル」、「ヘテロアラルキル」および「ヘテロシクロアルキル」はそれぞれ、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクロで置換されたアルキル基である。「アリールアルケニル」、「ヘテロアリールアルケニル」および「ヘテロシクロアルケニル」はそれぞれ、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクロで置換されたアルケニル基である。「アリールアルキニル」、「ヘテロアリールアルキニル」および「ヘテロシクロアルキニル」はそれぞれ、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクロで置換されたアルキニル基である。
本明細書で使用される「アシル」の用語は、単独で使用されようと、置換基の一部として使用されようと、ヒドロキシル基の除去により有機酸から誘導される2〜6炭素原子を有する有機基(分枝もしくは直鎖)を意味する。本明細書で使用される「Ac」の用語は、単独で使用されようと、置換基の一部として使用されようと、アセチルを意味する。
「ハロ」もしくは「ハロゲン」の用語は、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨードを意味する。(モノ−、ジ−、トリ−およびペル−)ハロ−アルキル基はその上の水素原子のハロゲンによる独立した置換物により置換されたアルキル基である。
「アリール」もしくは「Ar」は単独で使用されようと、置換基の一部として使用されようと、それらに限定はされないが、フェニル、1−もしくは2−ナフチル等を含む炭素環式芳香族基である。炭素環式芳香族基はハロゲン、OH、CN、メルカプト、ニトロ、アミノ、C−C−アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキル−アミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、(モノ−、ジ−、トリ−およびペル−)ハロ−アルキル、ホルミル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、C−C−アルキル−CO−O−、C−C−アルキル−CO−NH−もしくはカルボキサミドによるその上の1〜3水素原子の独立した置換物により置換することができる。具体的なアリール基には例えばフェニル、ナフチル、ビフェニル、フルオロフェニル、ジフルオロフェニル、ベンジル、ベンゾイルオキシフェニル、カルボエトキシフェニル、アセチルフェニル、エトキシフェニル、フェノキシフェニル、ヒドロキシフェニル、カルボキシフェニル、トリフルオロメチルフェニル、メトキシエチルフェニル、アセタミドフェニル、トリル、キシリル、ジメチルカルバミルフェニル等が含まれる。「Ph」もしくは「PH」はフェニルを意味する。
「ヘテロアリール」は、単独で使用されようと置換基の一部として使用されようと、その1個の環原子がS、OおよびNから選択され、0〜3環原子がS、OおよびNから独立に選択される更なるヘテロ原子であり、そして残りの環原子が炭素である5〜10環原子を有する環式の完全に不飽和の基を表わす。その基はどの環原子を介しても分子の残りに結合することができる。典型的なヘテロアリール基には例えば、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、トリアジニル、オキサジアゾリル、チエニル、フラニル、キノリニル、イソキノリニル、インドリル、イソチアゾリル、N−オキソ−ピリジル、1,1−ジオキソチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチエニル、キノリニル−N−オキシド、ベンズイミダゾリル、ベンゾピラニル、ベンズイソチアゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾジアジニル、ベンゾフラザニル、インダゾリル、インドリジニル、ベンゾフリル、シンノリニル、キノキサリニル、ピロロピリジニル、フロピリジニル(例えばフロ[2,3−c]ピリジニル、フロ[3,2−b]ピリジニルもしくはフロ[2,3−b]ピリジニル)、イミダゾピリジニル(例えばイミダゾ[4,5−b]ピリジニルもしくはイミダゾ[4,5−c]ピリジニル),ナフチリジニル、フタラジニル、プリニル、ピリドピリジル、キナゾリニル、チエノフリル、チエノピリジルおよびチエノチエニルが含まれる。ヘテロアリール基はハロゲン、OH、CN、メルカプト、ニトロ、アミノ、C−C−アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキル−アミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、(モノ−、ジ−、トリ−およびペル−)ハロ−アルキル、ホルミル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、C−C−アルキル−CO−O−、C−C−アルキル−CO−NH−もしくはカルボキサミドによるその上の1〜3水素原子の独立した置換物により置換することができる。ヘテロアリールはモノ−オキソで置換されて、例えば4−オキソ−1H−キノリンを与えることができる。
「複素環」、「複素環式」および「ヘテロシクロ」の用語は、少なくとも1個の炭素原子含有環中に少なくとも1個のヘテロ原子を有する、例えば3〜7−員単環式、7〜11−員二環式もしくは10〜15−員の三環式環系である、場合によっては置換された、完全飽和の、一部飽和のもしくは非芳香族環式基を表わす。ヘテロ原子を含む複素環基の各環はそこで窒素および硫黄ヘテロ原子はまた場合によっては酸化されることもできる、窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選択される1、2もしくは3ヘテロ原子を有することができる。窒素原子は場合によっては第四級化されることができる。複素環基はあらゆるヘテロ原子もしくは炭素原子に結合することができる。
典型的単環式複素環基には、ピロリジニル、オキセタニル、ピラゾリニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、テトラヒドロフリル、ピペリジニル、ピペラジニル、2−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、2−オキソピロリジニル、4−ピペリドニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロチオピラニルスルホン、モルホニリル、チオモルホリニル、チオモルホリニルスルホキシド、チオモルホリニルスルホン、1,3−ジオキソラン、ジオキサニル、チエタニル、チイラニル、2−オキシアゼピニル、アゼピニル等が含まれる。典型的二環式複素環基には、キヌクリジニル、テトラヒドロイソキノリニル、ジヒドロイソインドリル、ジヒドロキナゾリニル(例えば、3,4−ジヒドロ−4−オキソ−キナゾリニル)、ジヒドロベンゾフリル、ジヒドロベンゾチエニル、ベンゾチオピラニル、ジヒドロベンゾチオピラニル、ジヒドロベンゾチオピラニルスルホン、ベンゾピラニル、ジヒドロベンゾピラニル、インドリニル、クロモニル、クマリニル、イソクロマニル、イソインドリニル、ピペロニル、テトラヒドロキノリニル等が含まれる。複素環基はOH、CN、メルカプト、ニトロ、アミノ、C−C−アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキル−アミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、(モノ−、ジ−、トリ−およびペル−)ハロ−アルキル、ホルミル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、C−C−アルキル−CO−O−、C−C−アルキル−CO−NH−もしくはカルボキサミドによるその上の1〜3水素原子の独立した置換物により置換することができる。
炭素原子の指定番号(例えばC1−8)は、アルキルもしくはシクロアルキル部分中の炭素原子数もしくは、アルキルがその前置根として現れる、より大きい置換基のアルキル部分を独立に意味することとする。
別記されない限り、1分子中の具体的な位置のあらゆる置換基もしくは変化物の定義はその分子のいずれの他の部分におけるその定義とも独立であることが意図される。本発明の化合物上の置換基および置換パターンは、化学的に安定で、本明細書に示された方法のみならずまた当該技術分野で周知の方法により容易に合成することができる化合物を提供するように、当業者により選択されることができることが理解される。
「ヒドロキシ保護基」の用語はこれらの目的のために当該技術分野で知られた基を表わす。一般に使用されるヒドロキシ保護基は例えば、引用により本明細書に取り込まれている、T.H.Greene and P.G.M.Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis, 2nd edition,John Wiley & Sons,New York(1991)に開示されている。代表的ヒドロキシ保護基は、それらに限定はされないが、テトラヒドロピラニル、ベンジル、メチルチオメチル、エチルチオメチル、フェニルスルホニル、トリフェニルメチル、三置換シリル(例えば、トリメチルシリル、トリエチルシリル、トリブチルシリル、トリ−イソプロピルシリル、t−ブチルジメチルシリル、トリ−t−ブチルシリル、メチルジフェニルシリル、エチルジフェニルシリル、t−ブチルジフェニルシリル)、アシルおよびアロイル(例えば、アセチル、ピバロイル、ベンゾイル、4−メトキシベンゾイルおよび4−ニトロベンゾイル)、アルコキシカルボニル(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルおよびベンジルオキシカルボニル)が含まれる。
本発明に従う化合物が少なくとも1個のステレオジェン中心を有する場合には、それらは従ってエナンチオマーとして存在することができる。化合物が2個以上のステレオジェン中心を有する場合には、それらは更に、ジアステレオマーとして存在することができる。更に、化合物に対する幾つかの結晶形態は多形体として存在することができ、従って、本発明に包含されることが意図される。更に、幾つかの化合物は水(すなわち水和物)もしくは一般の有機溶媒と溶媒和を形成することができ、それらの溶媒和もまた、本発明の範囲内に包含されることが意図される。
本発明の幾つかの化合物は、トランスおよびシス異性体をもつことができる。更に、本発明に従う化合物の製法が立体異性体の混合物を与える場合には、これらの異性体は分取クロマトグラフィーのような通常の方法により分離することができる。化合物は単一の立体異性体としてまたは幾つかの可能な立体異性体の混合物としてのラセミ形態で調製することができる。非−ラセミ形態は合成もしくは分離のいずれかにより得ることができる。化合物は例えば、塩形成によるジアステレオマー対の形成のような標準法によりそれらの構成成分のエナンチオマーに分離することができる。化合物はまた、キラル補助剤への共有結合、その後のクロマトグラフィーによる分離および/もしくは結晶学的分離、およびキラル補助剤の除去により分離することができる。あるいはまた、化合物をキラルクロマトグラフィーを使用して分離することができる。
「医薬として許容できる塩」の節は、遊離塩基の所望の薬理学的活性を有し、かつ生物学的にもしくはその他で望ましくないことがない、遊離塩基の1種もしくは複数の塩を意味する。これらの塩は無機もしくは有機酸から誘導することができる。無機酸の例は塩酸、硝酸、臭化水素酸、硫酸もしくはリン酸である。有機酸の例は酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、乳酸、ピルビン酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、サリチル酸等である。適した塩は更に、KOH、NaOH、Ca(OH)、Al(OH)、ピペリジン、モルホリン、エチルアミン、トリエチルアミン等のような無機もしくは有機塩基のものである。
様々な量の水を含有する化合物の水和形態、例えば水和物、半水和物およびセスキ水和物形態は本発明の範囲内に包含される。本発明はまた、本発明の化合物のプロドラッグをその範囲内に包含する。概括的に、これらのプロドラッグはインビボで必要な化合物に容易に転化可能な化合物の官能誘導体であろう。従って、本発明の処置法において、「投与すること」の用語は、具体的に開示された化合物による、もしくは具体的には開示することができないが、患者に投与後にインビボで明記された化合物に転化する化合物による、記載された様々な障害の処置を包含することとする。適切なプロドラッグ誘導体の選択および調製の通常の方法は例えば、”Design of Prodrugs” ed.H.Bundgaard,Elsevier,1985に記載されている。
「被験体」の用語には、限定されずに、あらゆる動物もしくは人工的に修飾された動物が含まれる。具体的な態様として、被験体はヒトである。
「薬剤耐性の」もしくは「薬剤耐性」の用語はその定常的、有効濃度において、抗生物質のような現在利用できる抗微生物剤の存在下で生存するための微生物の特徴を表わす。
本発明に記載の化合物はそれらの新規の構造による抗菌作用を有し、ヒトおよび動物のバクテリア感染症の処置のための抗バクテリア剤として有効である。
が水素であり、Zが−(CH−(ここでnは0である)である、式1の化合物は本発明の好ましい態様である。
Wが前記の(1)、(2)、(3)もしくは(4)の基から選択される式1の化合物は本発明の他の好ましい態様である。
がエチルである式1の化合物は本発明の更に他の好ましい態様である。
が水素である式1の化合物は本発明の更に他の態様である。Rはまたアシルおよびアロイルから選択することができる。
が水素であり、Zが−(CH−(ここでnは0である)であり、Wが前記の(1)、(2)、(3)もしくは(4)の基から選択され、Rがエチルであり、そしてRが水素である式1の化合物はまた本発明の更にまた好ましい態様である。
式1の化合物の特に好ましい態様は、式1’:
Figure 2005511752
[ここでR、R、RおよびWは前記のとおりである]
を有する化合物である。
がHおよびFから成る群から選択される式1’の化合物は本発明の好ましい態様である。
がエチルである式1’の化合物も本発明の好ましい態様である。
がHおよびアシルから成る群から選択される式1’の化合物は本発明の更に他の好ましい態様である。
Wが前記のような(1)、(2)、(3)、(4)、(10)、(11)および(12)の基から成る群から選択される式1’の化合物もまた本発明の好ましい態様である。
がHであり、Rがエチルである式1’の化合物は本発明の更に他の好ましい態様である。
がFであり、Rがエチルである式1’の化合物は本発明の更に他の好ましい態様である。
がHであり、Rがエチルであり、そしてRがHである式1’の化合物も本発明の好ましい態様である。
Wが前記のような(1)および(2)の基から成る群から選択される式1’の化合物は更に他の本発明の好ましい態様である。
本発明は更に本発明の化合物の調製法を提供する。
式1の化合物は当該技術分野で周知のエリスロマイシンおよびエリスロマイシン誘導体のような容易に入手できる出発物質から調製することができる。本発明の化合物を調製するための代表的方法はスキーム1〜13に概説される。
Figure 2005511752
スキーム1は本発明の化合物への、2’,4”−ジアセチル−6−カルバミル−11,12−ジデオキシ−11,12−イミノカルボニルオキシエリスロマイシンA(VI)および2’−アセチル−6−カルバミル−11,12−ジデオキシ−3−O−デスクラジノシル−11,12−イミノカルボニルオキシエリスロマイシンA(VII)前駆体の合成法を具体的に示す。
エリスロマイシンAは2〜48時間、−20℃〜37℃の範囲内の温度で、適当な溶媒(例えばメチレンクロリド、クロロホルムもしくはテトラヒドロフラン(THF))中で、第三級アミン塩基(例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンもしくはピリジン)およびアシル化触媒(例えば4−(ジメチルアミノ)ピリジン(DMAP))の存在下で無水酢酸で処理されて、2’,4”,11−トリアセチルエルスロマイシンA(I)を与える。10,11−アンヒドロ誘導体(II)は1〜24時間、−78℃〜80℃の範囲内の温度で、不活性溶媒(例えばTHF、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン(DME)もしくはジメチルホルムアミド(DMF))中で塩基とのIの処理により容易に得ることができる。離脱反応を実施するのに適した塩基にはそれらに限定はされないが、ナトリウムヘキサメチルジシラジド、カリウムヘキサメチルジシラジド、リチウムジイソプロピルアミド(LDA)、リチウムテトラメチルピペリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデス−7−エン(DBU)およびテトラメチルグアニジンが含まれる。Hauske,J.R.and Kostek,G.,J.Org.Chem.1982,47,1595に記載のようなエチレンカーボネートによるエリスロマイシンAの11,12−環式カーボネート誘導体への転化、次にテトラメチルグアニジンによる脱離を含む2’,4”−ジアセチル−10,11−アンヒドロエリスロマイシンAの合成のそれに代わる方法が利用可能であることは当業者には明白であろう。次に第三級アミン塩基の存在下で無水酢酸により、2’および4”−ヒドロキシ基の選択的保護を容易に実施することができる。同様に、それに代わる保護基戦略を使用することができる。例えばエリスロマイシンAを前記と同様な条件下で無水安息香酸、無水プロピオン酸もしくは無水酢酸ギ酸で処理して2’,4”,11−トリアシル化エリスロマイシンA誘導体を得て、次に脱離すると、対応する10,11−アンヒドロ化合物を与えることができる。
一旦適切に保護された10,11−アンヒドロ誘導体を得ると、双方の第三級ヒドロキシル基の誘導化は1〜24時間、−20℃〜37℃の範囲内の温度で、不活性溶媒(例えばメチレンクロリド、クロロホルムもしくはTHF)中でトリクロロアセチルイソシアネートによる処理により実施されて、ジ−(N−トリクロロアセチル)カルバメート誘導体(III)を得ることができる。N−トリクロロアセチルカルバメート官能基は20℃〜80℃の範囲内の温度で1〜24時間、水性溶媒混合物(例えばメタノール/水)中で、適当な塩基(例えばトリエチルアミン)との処理により、対応する第一級カルバメート(primary carbamates)に加水分解されることができる。この転化を実施するためには、それに代わる塩基(例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウム)を同様に使用することができる。それらの反応条件下で、12−位に形成された第一級カルバメートはα,β−不飽和ケトンの求電子11−位への自然のMichael付加を実施し、2’−アセトキシ基が対応するヒドロキシルに加水分解して、環式カルバメート誘導体(IV)を与える。化合物IVは一般的にC10−位におけるメチルエピマーの混合物として単離され、それは1〜24時間、−78℃〜80℃の範囲内の温度で、適当な溶媒(例えばTHF、ジオキサン、DME、DMFもしくはt−ブタノール)中で、平衡化塩基(equilibrating base)(例えばカリウムt−ブトキシド、テトラメチルグアニジンもしくはDBU)との処理により所望のC10−β−メチルエピマー(V)に容易に転化されることができる。VIを与えるための2’−ヒドロキシル基の再保護は2〜48時間、−20℃〜37℃の範囲内の温度で、適当な溶媒(例えばメチレンクロリド、クロロホルムもしくはTHF)中で第三級アミン塩基(例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンもしくはピリジン)および場合によってはアシル化触媒(例えばDMAP)の存在下で無水酢酸との処理により実施することができる。糖のヒドロキシルの直角保護(orthogonal protection)方法もまた、それに代る試薬(例えば無水安息香酸、ベンジルクロロギ酸塩、ヘキサメチルジシラザンもしくはトリアルキルシリルクロリド)とのVの処理により使用することができることは理解される。最後に、クラジノース糖の選択的除去をアルコールおよび水の存在下で、酸(例えば塩酸、硫酸、クロロ酢酸およびトリフルオロ酢酸)とのVIの反応により実施して、VIIを与えることができる。反応時間は具体的には−10℃〜37℃の範囲内の温度で0.5〜24時間である。
Figure 2005511752
スキーム2は式VIIIおよびIXの化合物並びに式1aの本発明の化合物の合成を表わす。VIIの3−ヒドロキシ基を酸化して化合物VIIIを生成することは−20℃〜37℃の範囲内の温度で、1〜24時間、適当な溶媒(例えばメチレンクロリド)中でピリジニウムトリフルオロアセテートの存在下でジメチルスルホキシド(DMSO)およびカルボジイミド(例えば1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI))により実施することができる。酸化のそれに代わる方法はN−クロロスクシンイミドおよびジメチルスルフィド複合体を含み、次に第三級アミン塩基、Dess−Martinペリオジナンもしくはオキサリルクロリド/DMSOにより処理、次に第三級アミン塩基による処理が続く。化合物VIIIの2’−アセチル基の除去は−20℃〜60℃の範囲内の温度で2〜48時間、メタノールによるエステル交換により容易に実施されて化合物IXを生成する。2’−アセチル基の脱保護の代わりの方法にはアルカリ金属ヒドロキシドもしくはアルカリ金属カーボネート(例えば水酸化ナトリウムもしくは炭酸カリウム)の存在下での加水分解またはメタノール中でのアンモニアによるアンモニア分解が含まれる。式1aの化合物は酸の存在下で適当に置換された1,4−ジアルデヒドもしくはその同等物とのIXの反応により得ることができる。1,4−ジアルデヒドの同等物には2、5−ジアルコキシテトラヒドロフラン、1,4−ジアルデヒドモノアセタールおよび1,4−ジアルデヒドジアセタールが含まれる。この転化を実施するのに好ましい酸は−20℃〜100℃において適当な溶媒(例えばアセトニトリル、メチレンクロリドもしくはトルエン)中のトリフルオロ酢酸である。反応は具体的には2〜96時間実施される。好ましい1,4−ジアルデヒドもしくはそれらの同等物には、2−ホルミル−4,4−ジメトキシブタンニトリル、テトラヒドロ−2,5−ジメトキシ−3−フランカルボキシアルデヒド、テトラヒドロ−2,5−ジメトキシ−3−フランカルボン酸メチルエステルおよびテトラヒドロ−2,5−ジメトキシ−3−フランカルボン酸エチルエステルが含まれる。
Figure 2005511752
式1aの化合物はヒドラジン、ヒドロキシルアミンおよびアルコールとのピロールの置換により本発明の他の化合物に転化させることができる。この転化に好ましい基剤は、それらに限定はされないが、シアノ、ホルミルおよびアルコキシカルボニルを含む電子吸引基(electron−withdrawing groups)でピロールが置換されたものである。特に好ましい基剤はR=CNで、R=Hである化合物1aである。スキーム3は化合物1aの、式1b、1cおよび1d(ここでR、R10、R11、R12、R13およびR14は前記に定義のとおりである)の化合物への転化を示す。式1bの化合物は0.5〜72時間、−20℃〜120℃の範囲内の温度で、適当な溶媒(例えばアセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドもしくはテトラヒドロフラン)中でヒドラジンもしくは適当に置換されたヒドラジンとの1aの反応により調製することができる。式1cの化合物は0.5〜72時間、−20℃〜120℃の範囲内の温度で、適当な溶媒(例えばアセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドもしくはテトラヒドロフラン)中でヒドロキシルアミンもしくは適当に置換されたヒドロキシルアミンとの1aの反応により調製することができる。式1bおよび1cの化合物の調製に使用されるヒドラジンおよびヒドロキシルアミンは酸付加塩の形態にあることができ、その場合には、反応は好ましくは塩基(例えばピリジン、トリエチルアミンもしくはアルカリ金属カーボネート)の存在下で実施される。式1dの化合物は0.5〜72時間、−20℃〜120℃の範囲内の温度で、適当な溶媒(例えばアセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドもしくはテトラヒドロフラン)中で適当な塩基(例えばDBU、DBN、tert−ブチルテトラメチルグアニジン、水素化ナトリウム、水素化カリウムもしくはアルキルリチウム)の存在下で、適当に置換されたアルコールと1aの反応により調製することができる。前以て形成されたアルカリもしくはアルカリ土類アルコキシドも式1dの化合物の調製に適した試薬である。
Figure 2005511752
スキーム3に記載のようにヒドラジンとの化合物1aの反応により得られる式1eの化合物は更に、例えばスキーム4に示すような本発明の他の化合物に転化させることができる。化合物1eは0.5〜72時間、−20℃〜120℃の範囲内の温度で、適当な溶媒(それらに限定はされないが、メタノール、エタノール、アセトニトリル、THFもしくはジクロロメタンを含む)中で、そして好ましくは、酸触媒(例えば酢酸、トリフルオロ酢酸もしくは塩酸)の存在下で、適当に置換されたアルデヒド、R13aCHOとの反応により式1fの化合物に転化させることができる。更に、前記と同様な条件下で、1eの1,3−ジアルデヒドもしくは1,3−ジアルデヒド同等物(例えば2,5−ジアルコキシテトラヒドロフラン)との反応が、場合によっては置換されたピロールを生成する。化合物1fは、トリフルオロ酢酸中の酸触媒(例えば酢酸、トリエチルシラン)の存在下のナトリウムシアノボロヒドリドおよび、貴金属触媒(例えば炭素上パラジウム)の存在下の水素を含む、様々な還元剤による処理により式1gの化合物に転化させることができる。式1gの化合物への化合物1eの転化はまた、式1fの中間化合物の単離をせずに実施することもできる。化合物1eの式1gの化合物への転化の好ましい方法は、0.5〜24時間、溶媒としてのメタノール中での酢酸の存在下での適当に置換されたアルデヒドによる処理および、その後のナトリウムシアノボロヒドリドおよび必要に応じて更なる酢酸を添加して、0.5〜72時間の期間後に式1gの化合物を生成することから成る。化合物1eの式1gの化合物への直接的転化において、アルデヒドの反応性および使用されるアルデヒドの当量数に応じて、これらも本発明の化合物でもあるR13aおよびR14aが同一である式1hの化合物を単離することもできる。更に、R13aおよびR14aが必ずしも同一ではない式1hの化合物は例えば、メタノール中の酢酸およびナトリウムシアノボロヒドリドの存在下で、式1gの化合物のアルデヒド、R14aCHOとの反応により調製することができる。化合物1eの式1hの化合物への転化はまた、式1gの中間化合物の単離なしに実施することもできる。例えば、化合物1eは0.5〜24時間、溶媒としてのメタノール中の酢酸の存在下で、適当に置換されたアルデヒドR13aCHOで処理し、次にナトリウムシアノボロヒドリドおよび、必要に応じて更なる酢酸を添加することができる。0.5〜72時間の反応後に、第2の適当に置換されたアルデヒドR14aCHOを、場合によっては更なる酢酸および更なるナトリウムシアノボロヒドリドの存在下で添加して、0.5〜72時間の期間後、式1hの化合物を生成する。更に、ジアルデヒドが使用される場合には、R13aおよびR14aが結合して環を形成している式1hの化合物を調製することができる。例えば、トリエチルシランおよびトリフルオロ酢酸の存在下で1,5−ジアルデヒドもしくは1,5−ジアルデヒド同等物(例えば3,4−ジヒドロ−2−アルコキシ−2H−ピランとの化合物1eの反応がR13aおよびR14aが結合してピペリジン環を形成している式1hの化合物を生成する。
Figure 2005511752
14aが離脱基に転化させることができる官能基を含む場合には、適当な条件下で、複素環を形成するためのアルファ−窒素原子との分子内反応が生じることができる。これはスキーム5に示される。例えば、nが1〜3の整数である式1j’の化合物は1〜24時間、0℃〜60℃の範囲内の温度で、適当な還元剤(例えばナトリウムシアノボロヒドリド)および酸触媒(例えば酢酸)の存在下でのジアルデヒドとの化合物1k’の反応により得ることができる。この転化を実施するために適当なジアルデヒドには例えば、グルタルアルデヒド、ブタンジアールおよびマロンジアルデヒドが含まれる。あるいはまた、適当なジアルデヒド同等物(例えば3,4−ジヒドロ−2−メトキシ−2H−ピラン、2,5−ジメトキシテトラヒドロフランもしくは1,1,3,3−テトラメトキシプロパン)を使用することができる。式1j’の化合物の式1k’の複素環への転化は1〜120時間、−20℃〜60℃の範囲内の温度で、塩基の存在下で不活性溶媒中で適当なスルホニルクロリド(例えばp−トルエンスルホニルクロリドもしくはメタンスルホニルクロリド)との反応により実施することができる。この転化を実施するのに適当な塩基には、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンもしくはピリジンが含まれる。適当な溶媒にはそれらに限定はされないが、メチレンクロリド、クロロホルムもしくはテトラヒドロフランが含まれる。
Figure 2005511752
スキーム6は前記の方法により調製された式1iの化合物の式1k、1l、1mおよび1nの本発明の更なる化合物への転化法を示す。これらの幾つかの転化に対しては2’−ヒドロキシの誘導体化が所望の転化と同時に起るかも知れない。適切な場合には、下記に詳述されるように、2’−誘導化合物は対応する2’−ヒドロキシ化合物に転化されることができる。
式1iの化合物は第三級アミンの存在下での、過剰なアシル化剤との反応、次に前記の方法による2’−ヒドロキシの脱アシル化(例えば−20℃〜60℃の範囲内の温度で2〜48時間、メタノールとのエステル交換)により、式1kの化合物に転化されて式1kの化合物を生成することができる。あるいはまた、式1kの化合物を1〜48時間、−20℃〜60℃の範囲内の温度で、不活性溶媒(例えばジクロロメタン、テトラヒドロフランもしくはトルエン)中で、場合によってはアミン塩基(例えばピリジン)の存在下で、アシル化剤(アシル化剤の反応性に応じて1〜4当量)との反応により式1iの化合物から直接調製することができる。アシル化剤には活性化剤(例えばジシクロヘキシルカルボジイミド、EDCl、BOP−Cl、BOP、PyBOP等)の存在下の酸ハロゲン化物、酸無水物および酸が含まれる。式1iの化合物は第三級アミンの存在下での過剰カルボニル化剤との反応、次に−20℃〜60℃の範囲内の温度で2〜48時間メタノールとのエステル交換のような前記の方法により2’−ヒドロキシの脱アシル化により式1lの化合物に転化させて、式1lの化合物を生成することができる。あるいはまた、式1lの化合物は1〜48時間、−20℃〜60℃の範囲内の温度で、不活性溶媒(例えばジクロロメタン、テトラヒドロフランもしくはトルエン)中で、場合によってはアミン塩基(例えばピリジン)の存在下でカルボニル化剤(カルボニル化剤の反応性に応じて1〜1.5当量)との反応により、式1iの化合物から直接、調製することができる。カルボニル化剤にはクロロホルメート、フルオロホルメート、アジドホルメートおよびピロカルボネートが含まれる。式1iの化合物は、1〜120時間、−20℃〜60℃の範囲内の温度で、不活性溶媒(例えばジクロロメタン、テトラヒドロフランもしくはトルエン)中で、第三級アミンの存在下でのカルバモイルクロリドとの、または場合によってはアミン塩基(例えばピリジン)の存在下でのイソシアネート(カルバモイルクロリドもしくはイソシアネートの反応性に応じて1〜1.5当量)との反応により式1mの化合物に転化させることができる。式1iの化合物は1〜48時間、−20℃〜60℃の範囲内の温度で、不活性溶媒(例えばジクロロメタン、テトラヒドロフランもしくはトルエン)中で場合によってはアミン塩基(例えばピリジン)の存在下でスルホニルクロリドもしくは無水スルホン酸(スルホニルクロリドもしくは無水スルホン酸の反応性に応じて1〜1.5当量)との反応により式1nの化合物に転化させることができる。
Figure 2005511752
21’がC−Cアシルである式1m’の化合物はアミン塩基(例えばピリジン)の存在下での過剰アシル化剤との反応、次に−20℃〜60℃の範囲内の温度で2〜48時間、メタノールとのエステル交換のような前記の方法による2’−ヒドロキシルの脱アシル化、を伴なう2段階法で式1l’の化合物から調製することができる(スキーム7)。
Figure 2005511752
スキーム8はArがアリールもしくはヘテロアリールである、式1o’のN−アルコキシカルバメート化合物の代りの合成法を表わす。式1n’の化合物(O−アリルヒドロキシルアミンとの式1aの化合物の反応によりスキーム3に示したように調製)は、20℃〜120℃の範囲内の温度で、2〜72時間、Pd(0)もしくはPd(II)触媒、ホスフィンリガンドおよびアミンもしくは無機塩基の存在下でアリールもしくはヘテロアリールハロゲン化物もしくはトリフラート(ArX)を使用してHeck反応条件下で、式1o’の化合物に転化させることができる。この転化を実施するのに適したパラジウム触媒には例えば、パラジウム(II)アセテート、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)等が含まれる。適したホスフィンリガンドには例えばトリフェニルホスフィン、トリ−o−トリルホスフィン等が含まれる。適した塩基には第三級アミン(例えばトリエチルアミン)、ナトリウムもしくはカリウムアセテート、および重炭酸ナトリウムが含まれる。適した溶媒には、それらに限定はされないが、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリルおよびジメチルスルホキシドが含まれる。
Figure 2005511752
スキーム9はR10がC−C−アルキル、C−C−アルケニルおよびC−C−アルキニルであり、R11が前記のとおりである、式1cのN−アルコキシカルバメート化合物の合成法を示す。式1p’の化合物(適当に置換されたヒドロキシルアミンとの式1aの化合物の反応により調製された)は0℃〜100℃の範囲内の温度で2〜72時間、適切な溶媒(例えばアセトニトリル、メチレンクロリドもしくはトルエン)中で還元剤および酸触媒の存在下で適当に置換されたアルデヒドとの反応により式1cの化合物に転化させることができる。この転化を実施するために好ましい還元剤はトリエチルシランである。好ましい酸触媒はトリフルオロ酢酸である。
Figure 2005511752
分子中に存在する官能基が所望の選択の転化物と相容性であると仮定すると、本発明の化合物に導く合成シークエンスの段階の順序は変更することができることは当業者には明
白であろう。これはW’が
Figure 2005511752
以外のWである、スキーム10に示される。例えば、化合物VIIは化合物IXの化合物1aへの転化(スキーム2)に前記のものと類似の条件下で化合物1oに転化することができる。化合物VIIIの化合物IXへの転化(スキーム2)に記載のような化合物1oの2’−アセチル基の除去は化合物1pを提供する。次に化合物1pはスキーム3〜9に前記のものと類似の方法により式1qの化合物に転化させることができる。あるいはまた、化合物1oの3−ヒドロキシルの、化合物1rのケトンへの酸化をスキーム2のVIIのVIIIへの類似の転化に記載のように実施することができる。1rの2’−アセチル基の脱保護は化合物IXへの化合物VIIIの転化に記載のように(スキーム2)容易に実施されて、式1aの化合物を提供する。次に化合物1aをスキーム3〜9に前記のように式1sの化合物に転化させることができる。
Figure 2005511752
スキーム11は本発明の化合物(1a)の調製の代りの経路を表わす。2〜96時間、−20℃〜100℃の範囲内の温度で適当な溶媒(例えばアセトニトリル、メチレンクロリドもしくはトルエン)中で酸(例えばトリフルオロ酢酸)の存在下で、適当に置換された1,4−ジアルデヒドもしくはその同等物との化合物VIの反応はクラジノース糖の同時の除去およびピロールの形成をもたらして、化合物1oを与える。1,4−ジアルデヒドの同等物には2,5−ジアルコキシテトラヒドロフラン、1,4−ジアルデヒドモノアセタールおよび1,4−ジアルデヒドジアセタールが含まれる。次に化合物1oの化合物1aへの転化は前記の方法(スキーム10)に従う。
Figure 2005511752
1aがハロゲンである、スキーム12は式VIIIの化合物が式1vの化合物に転化されることができる方法を示す。
化合物VIIIのフッ素化は多数のフッ素化試薬(例えば、塩基の存在下のN−フルオロベンゼンスルホンイミド、塩基の存在下の1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス[テトラフルオロボレート](SELECTFLUORTM)、ギ酸中10%のF、3,5−ジクロロ−1−フルオロピリジニウムテトラフルオロボレート、3,5−ジクロロ−1−フルオロピリジニウムトリフラート、(CFSONF、塩基の存在下のN−フルオロ−N−メチル−p−トルエンスルホンアミド、N−フルオロピリジニウムトリフラート、および塩基の存在下のN−フルオロペルフルオロピペリジンを含む)のうちのいずれか1種により実施されて、R1aがFであるXを与えることができる。VIIIの塩素化は酢酸の存在下で、塩基、塩素もしくは次亜塩素酸ナトリウムの存在下で、塩基、スルフリルクロリド、チオニルクロリド、トリフルオロメタンスルホニルクロリドの存在下で、ヘキサクロロエタンにより実施されて、R1aがClであるXを与えることができる。R1aがBrであるXを与えるために適当な臭素化剤にはピリジニウムヒドロブロマイドペルブロマイド、酢酸中の臭素、塩基の存在下のN−ブロモスクシンイミド、塩基の存在下の1,2−ジブロモエタンもしくは塩基の存在下の四臭化炭素が含まれると考えられる。R1aがIであるXを与えるために適当なヨウ素化剤には塩基の存在下のN−ヨードスクシンイミドもしくはヨウ素が含まれる。
ハロゲン化誘導体Xの式1vの対応する化合物への転化は非ハロゲン化化合物につき前記のものと類似の合成経路をとおって実施することができる。例えば、2〜96時間、−20℃〜100℃の範囲内の温度で適当な溶媒(例えばアセトニトリル、メチレンクロリドもしくはトルエン)中で酸(例えばトリフルオロ酢酸)の存在下での、式Xの化合物の適当に置換された1,4−ジアルデヒドもしくはその同等物との反応が式1tの化合物を与える。1,4−ジアルデヒドの同等物には2,5−ジアルコキシテトラヒドロフラン、1,4−ジアルデヒドモノアセタールおよび1,4−ジアルデヒドジアセタールが含まれる。式1tの化合物の2’−アセチル基の脱保護は化合物VIIIの化合物IXへの転化(スキーム2)につき記載されように容易に実施されて、式1uの化合物を提供する。次に式1uの化合物をスキーム3〜9に前記のものと類似の方法により式1vの化合物に転化させることができる。
Figure 2005511752
再度、段階の順序を変更することにより、式1t’の化合物は適したフッ素化剤との適当に保護された前駆体の反応、及び次の脱保護により得ることができることは当業者に明白であろう。これはスキーム13に示され、そこでW”は
Figure 2005511752
もしくは−NR12NR1314(ここでR13もしくはR14は水素である)以外のWである。例えば式1q’の化合物は2〜48時間、−20℃〜37℃の範囲内の温度で、適当な溶媒(例えばメチレンクロリド、クロロホルムもしくはTHF)中で第三級アミン塩基(例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンもしくはピリジン)および場合によってはアシル化触媒(例えばDMAP)の存在下で無水酢酸との反応により式1r’の化合物に転化させることができる。式VIIIの化合物の式Xの化合物への転化につき記載されたようにR1aがフルオロである式1r’の化合物のフッ素化(スキーム12)は式1s’の化合物を提供する。
最後に−20℃〜60℃の範囲内の温度での2〜48時間の、メタノールとのエステル交換のような前記の方法による2’−ヒドロキシルの脱アシル化は式1t’の化合物を与える。
Figure 2005511752
Figure 2005511752
スキーム14Aおよび14Bは化合物VIIIを式XIおよびXIIの2α−および2β−フルオロ誘導体に転化させることができる方法を表わす。化合物VIIIのフッ素化は本明細書で前記のように実施することができる。2α−フルオロ誘導体XIへの化合物VIIIの転化のための試薬組み合わせ物にはSELECTFLUORおよびDMF中のナトリウムヘキサメチルジシラジドおよびN−フルオロベンゼンスルホンイミドおよびTHF中のカリウムt−ブトキシドが含まれる。具体的には、反応は5分間〜24時間、−78℃〜−60℃で実施される。化合物VIIIの2β−フルオロ誘導体XIIへの転化のための試薬組み合わせ物にはN−フルオロベンゼンスルホンイミドおよびDMF中水素化ナトリウムが含まれる。具体的にはこの反応は1〜24時間、0℃〜20℃で実施される。
フッ素化誘導体XIおよびXIIの本発明の対応する化合物1yおよび1b’への転化はそれぞれ、前記に類似の合成経路をとおって達成することができる。例えば式XIもしくはXIIの化合物の、2〜96時間、−20℃〜100℃の範囲内の温度での、適当な溶媒(例えばアセトニトリル、メチレンクロリドもしくはトルエン)中での酸(例えばトリフルオロ酢酸)の存在下での適当に置換された1,4−ジアルデヒドもしくはその同等物との反応によりそれぞれ、式1wもしくは1zの化合物を提供する。1,4−ジアルデヒドの同等物には2,5−ジアルコキシテトラヒドロフラン、1,4−ジアルデヒドモノアセタールおよび1,4−ジアルデヒドジアセタールが含まれる。式1wもしくは1zの化合物の2’−アセチル基の脱保護は化合物VIIIの化合物IXへの転化(スキーム2)に記載のように容易に実施されて、それぞれ、式1xもしくは1a’の化合物を提供する。次に式1xもしくは1a’の化合物を、スキーム3〜9に前記のものと類似の方法によりそれぞれ、式1yもしくは1b’の化合物に転化させることができる。
有機合成の当業者により、ハロゲン化反応は合成シークエンスの、後の段階でも実施することができることは理解されよう。例えば化合物1rのハロゲン化(スキーム10)は対応する2−ハロ誘導体1tを与え、それは同様にスキーム12に示したように本発明の化合物に転化させることができる。
Figure 2005511752
アルケニルもしくはアルキニル官能性を含む化合物は対応する飽和化合物に転化させることができる。例えばスキーム15に示すように、1c’のような置換O−プロペニルカーボネート誘導体を対応する置換O−プロピルカーボネート化合物(1d’)に転化させることができる。具体的にはこの転化は、そこでオレフィンが15分間〜24時間、20℃〜60℃の範囲内の温度で適当な溶媒(例えばメタノールもしくはエタノール)中で適当な触媒(例えば炭素上パラジウム)の存在下で、アンモニウムホルメートと反応される、触媒移動水素化により実施される。二重結合の還元の他の方法、例えば貴金属触媒(例えばパラジウムもしくは白金)の存在下での水素との処理もしくはジイミドとの反応も適用できる。類似のO−プロペニルカーボネートも同様に類似の条件下で対応するO−プロペニルカーボネートもしくはO−プロピルカーボネートに還元されることができることは当業者に明白であろう。
Figure 2005511752
スキーム16は本発明の幾つかの化合物の調製に使用される特定のアリールアセトアルデヒドおよびヘテロアリールアセトアルデヒド(XV)の製法を表わす。本方法ではアリールもしくはヘテロアリールアルデヒドXIIIが適当な溶媒中で(メトキシメチレン)トリフェニルホスホランと反応させられて、対応するエノールエーテルXIVを形成する。(メトキシメチレン)トリフェニルホスホラン試薬は概括的に強塩基(例えばアルキルリチウム、アルカリ金属水素化物もしくはアルカリ金属アミド)との対応するホスホニウム塩の反応によりインサイチューで生成される。この転化に好ましい塩基はナトリウムヘキサメチルジシラジドである。次にエノールエーテルを酸水溶液での処理により所望のアルデヒドXVに加水分解する。加水分解段階は単離されたエノールエーテルに対して実施することができるか、あるいはまたエノールエーテルを含む反応溶液を酸水溶液で直接処理して加水分解を実施することができる。
Figure 2005511752
スキーム17は本発明の幾つかの化合物の調製に使用される特定のアルコール(XVII)の調製法を表わす。この方法において、アルデヒドXVIがアルコールXVIIに還元される。好ましい還元剤はアルコール性溶媒(例えばメタノールもしくはエタノール)中のナトリウムホウ水素化物である。もう1つの好ましい還元剤は不活性溶媒(例えばジクロロメタン、トルエンもしくはテトラヒドロフラン)中のジイソブチルアルミニウム水素化物である。アルデヒドをアルコールに還元するための多数の方法が周知であり、その方法が分子中に存在するかも知れない他の官能基と相容性である場合には、これらのどの方法も適切であることができることは当業者に明白であろう。
本発明の化合物の調製に使用される特定のアルコールはアルケンを含む。アルケンが3置換されている化合物を含むこれらのアルケニルアルコールは当該技術分野で周知の方法により生成することができる。その方法はまた、アルケン置換基の1個がハロゲンである時、そして特にアルケン置換基がフッ素である時にアルケニルアルコールの調製に対して当該技術分野で周知である。更に、フッ素化を含む3置換の、アルケニル酸、エステルおよびアルデヒドの調製方法が当該技術分野で周知であり、そこでこれらの化合物は典型的な水素化物還元剤(例えばナトリウムもしくはリチウムホウ水素化物、リチウムアルミナム水素化物、ジイソブチルアルミナム水素化物)および当該技術分野で周知の多数のその他による還元により所望のアルコールに容易に転化される。本発明に関するフッ素化アルケンの調製に周知の当該技術分野で周知の例を与える参考文献には、それらに限定はされないが、Synlett 1998,777;J.Chem.Soc.Chem.Comm.1989,1493;およびJ.Chem.Soc.Chem.Comm.1985,961が含まれる。更に、フッ素化アルケニルアルコールを含むアルケニルアルコールの調製の幾つかの例は参照例として包含されている。
Figure 2005511752
スキーム18は本発明の幾つかの化合物の調製に使用される特定のヒドロキシルアミン(XX)の調製法を表わす。この方法において、最初にアルコールXVIIIをフタルイミド誘導体XIXに転化させる。この転化の好ましい方法はトリフェニルホスフィンおよびジエチルアゾジカルボキシレートの存在下でN−ヒドロキシフタルイミドとのアルコールの処理を伴なう。次にフタルイミド化合物XIXをヒドラジンとの反応によりヒドロキシルアミンXXに転化される。その方法は例えばJ.Med.Chem.1997,40,2363中に、より詳細に記載されている。
Figure 2005511752
スキーム19は本発明の幾つかの化合物の調製に使用される特定のチオール(XXIII)の調製法を表わす。この方法において、アルキルハロゲン化物XXIを最初にチオールアセテート誘導体XXIIに転化させる。この転化の好ましい方法は0℃〜100℃の温度で、1〜24時間、適当な溶媒(例えばN,N−ジメチルアセトアミド(DMA))中でのカリウムチオールアセテートとのアルキルブロマイドの反応を伴なう。次にチオールアセテートXXIIを0℃〜60℃の範囲内の温度で、1〜24時間、適当な溶媒(例えばメタノール)中で塩基水溶液との処理により対応するチオールXXIIIに転化させる。チオールアセテートをチオールに還元する多数の方法が周知であり、その方法が分子中に存在するかも知れない他の官能基と相容性である場合には、これらの方法のいずれもが適切であることができることは当業者に明白であろう。
Figure 2005511752
スキーム20はRが前記に定義のとおりの式1e’のチオカルボネート化合物の、適当な塩基(例えばDBU、DBN、tert−ブチルテトラメチルグアニジン、ナトリウム水素化物、カリウム水素化物もしくはアルキルリチウム)の存在下で適当に置換されたチオールとの1aの反応による調製を表わす。この反応は0.5〜72時間、−20℃〜120℃の範囲内の温度で、適当な溶媒(例えばアセトニトリル、ジメチルホルムアミドもしくはテトラヒドロフラン)中で実施される。この転化の好ましい基剤は1aのピロールが、それらに限定はされないが、シアノ、ホルミルおよびアルコキシカルボニルを含む電子吸引性基で置換されているものである。特に好ましい基剤はR=CNであり、かつR=Hの化合物1aである。前以て形成されたアルカリもしくはアルカリ土類金属チオラートもまた、式1a’の化合物の調製に適する試薬である。
Figure 2005511752
スキーム21は式1f’および1g’の本発明の化合物の合成を表わす。式1f’の化合物は、場合によっては酸の存在下で適当に置換されたβ−ジカルボニル化合物もしくはその同等物との1eの反応により得ることができる。β−ジカルボニル化合物の同等物には例えば、β−ジカルボニル化合物のモノケタールもしくはモノアセタール、β−ジカルボニル化合物のジケタールもしくはジアセタール、β−アルコキシもしくはβ−アミノ−α,β−不飽和カルボニル化合物およびα,β−アセチレンカルボニル化合物が含まれる。この転化を実施するために好ましい酸は−20℃〜100℃における適当な溶媒(例えばアセトニトリル、メチレンクロリドもしくはトルエン)中のトリフルオロ酢酸である。反応混合物は場合によっては反応中に生成されることができるアルコールもしくは水を除去するための分子ふるいのような吸着剤を含むことができる。具体的には、反応は15分〜24時間に実施される。好ましい1,3−ジカルボニル化合物もしくはそれらの同等物には1,3−マロンジアルデヒド、1,1,3,3−テトラメトキシプロパンおよび3,3−ジメトキシプロパナールが含まれる。
式1f’の化合物は炭素求核試薬(例えばグリニヤル試薬、有機リチウム物質もしくは有機クプレート(organocuprates)とのピラゾールの置換により式1g’のエステルに転化させることができる。炭素求核試薬の好ましい群はグリニヤル試薬である。この転化に好ましい基剤はピラゾール環が未置換でR21およびR22=Hである1f’の誘導体である。具体的にはこの反応は5分間〜24時間、−78℃〜65℃の範囲内の温度で、不活性溶媒(例えばTHF、エーテル、ジオキサンもしくはトルエン)中で実施される。
Figure 2005511752
スキーム22は本発明の化合物1i’(ここで、Rは水素、−C(O)NR、−SO、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールもしくはヘテロアリールである)の化合物の、本発明の化合物1h’(ここで、Rは水素、−C(O)NR、−SO、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールもしくはヘテロアリールである)の化合物の適当に置換された有機金属試薬(例えばグリニヤル試薬もしくは有機リチウム物質)との反応による合成を表わす。この転化に好ましい有機金属試薬の群はグリニヤル試薬である。具体的にはこの転化は5分間〜24時間、−78℃〜25℃の範囲内の温度で不活性溶媒(例えばTHF、エーテル、ジオキサンもしくはトルエン)中で実施される。
がアシル以外のヒドロキシル保護基である本発明の化合物は、市販されているかもしくは既知の方法により生成することができるかいずれかの適当な試薬により、前記のスキームで示されたものと類似の方法により調製することができる。
がエチル以外の基である本発明の化合物は、それらに限定はされないが、引用によりすべてを本明細書に取り込まれている、国際公開第99/35157号、第00/63783号、第00/63224号および第00/63225号パンフレットを含む様々な刊行物に記載のように、出発物質として修飾エリスロマイシン誘導体で出発することにより調製することができる。
−Zが水素以外の基である本発明の化合物は、双方が引用によりすべてを本明細書に取り込まれている、国際公開第00/75156号パンフレットおよび欧州特許第1146051号明細書に記載のように調製された出発物質により出発することにより調製することができる。
これらの化合物は感受性および薬剤耐性グラム陽性およびグラム陰性菌に対する抗微生物活性を有する。とりわけそれらはヒトおよび動物におけるバクテリア感染症の処置に対する広域抗バクテリア剤として有用である。これらの化合物は黄色葡萄球菌(S.arureus)、表皮菌(S.Epidermidis)、肺炎双球菌(S.pneumoniae)、化膿菌(S.pyogenes)、腸内球菌(Enterococcus spp.)、カタル性モラキセラ(Moraxella catarrhalis)およびインフルエンザ菌(H.influenzae)に特に活性である。これらの化合物はコミュニティー−獲得肺炎、上気道および下気道感染症、皮膚および軟組織感染症、髄膜炎、病院−獲得感染症並びに骨および関節の感染症の処置に特に有用である。
最少阻止濃度(MIC)は当該技術分野で広範に使用されたるンビトロの抗菌活性の指標であった。化合物のインビトロ抗微生物活性は臨床実験室標準(NCCLS)のための国立委員会(National Committee for Clinical Laboratory Standards)からの試験法に従って微量希釈ブロス法により測定した。この方法は引用により本明細書に取り入れられている、NCCLSの文書M7−A4,Vol.17,No.2,”Methods for Dilution Antimicrobial Susceptibility Test for Bacteria that Grow Aerobically−−Fourth Edition(好気性に生育するバクテリアの希釈抗菌感受性試験法)”に記載されている。
この方法において、カチオン調整されたMueller−Hintonブロス中に薬剤の2倍連続希釈物を微量希釈トレーのウェルに添加する。試験生物体は、それをウェルに添加後の試験生物体の最終濃度が約5×10CFU/ウェルであるように活性生育ブロス培養液の濁度を調整することにより調製される。
微量希釈トレーの接種後、トレーを35℃で16〜20時間インキュベートして、次に読み取る。MICは試験生物体の生育を完全に阻止する試験化合物の最少濃度である。試験化合物を含むウェル中の生育量を各トレーに使用された生育−対照ウェル(試験化合物を含まない)中の生育量と比較する。表1に示すように、本発明の化合物は様々なグラム陽性およびグラム陰性病原菌に対して試験され、試験された生物体により、広範な活性をもたらした。
次の表1は本発明の幾つかの化合物の生物学的活性(MIC、μg/mL)を示す。
Figure 2005511752
Figure 2005511752
本発明は更に、動物に、本発明の化合物単独で、もしくは本発明に従う医薬の形態のもう1種の抗バクテリア剤との混合物として投与することを含んで成る、温血動物のバクテリア感染症を処置する、または他の抗バクテリア剤の活性を高めもしくは増強する方法を提供する。
化合物が前記効用に対して使用される時に、それらは1種もしくは複数の医薬として許容できる担体、例えば溶媒、希釈剤等と組み合わせることができ、錠剤、カプセル、分散末剤、顆粒もしくは、例えば約0.5%〜5%の懸濁剤を含む懸濁物、例えば約10%〜50%の糖を含むシロップ剤および、例えば約20%〜50%のエタノールを含むエリキシル等のような形態で経口投与、または滅菌注射液もしくは、等張溶媒中に約0.5〜5%の懸濁剤を含む懸濁物の形態で非経口投与することができる。これらの医薬調製物は担体と組み合わせて、例えば、約0.5%〜約90%までの、より通常には5%と60重量%の間の有効成分含むことができる。
局所適用のための組成物は皮膚科学的に許容できる担体と混合された、治療的に有効濃度の本発明の化合物を含む、液剤、クリームもしくはゲル剤の形態を採ることができる。
経口投与形態の組成物を調製する際には、あらゆる通常の医薬媒体を使用することができる。有効成分の本性および所望の投与の具体的な形態に適切であるように、固形担体には、デンプン、ラクトース、ジカルシウムホスフェート、微細結晶セルロース、蔗糖およびカオリンが含まれ、他方液体担体には、滅菌水、ポリエチレングリコール、非イオン界面活性剤および食用油(例えばコーン、ピーナツおよびゴマ油)が含まれる。医薬組成物の調製に通常使用される補助剤(例えば香り付け剤、着色剤、保存剤および抗酸化剤、例えばビタミンE、アスコルビン酸、BHTおよびBHA)を有利に含むことができる。
調製および投与の容易さの見地から好ましい医薬組成物は固形組成物、特に錠剤および固形物充填もしくは液体充填カプセルである。化合物の経口投与が好ましい。これらの有効化合物はまた、非経口もしくは腹腔内投与することができる。遊離塩基もしくは薬理学的に許容できる塩としてのこれらの有効化合物の液剤もしくは懸濁物はヒドロキシプロピルセルロースのような界面活性剤と適当に混合された水中に調製することができる。分散物はまた、グリセロール、液体ポリエチレングリコールおよび油中のそれらの混合物中に調製することができる。貯蔵および使用の通常の条件下で、これらの調製物は微生物の成長を阻止するための保存剤を含むことができる。
注射の使用に適する医薬形態には滅菌水溶液もしくは分散液および滅菌注射液もしくは分散物のその場の調製のための滅菌粉末が含まれる。すべての場合に、その形態は滅菌でなければならず、容易なシリンジ使用可能性が存在する程度に流体でなければならない。それは製造および貯蔵の条件下で安定でなければならず、バクテリアおよびカビのような微生物の汚染作用に対して保存されなければならない。担体は例えば水、エタノール、ポリオール(例えばグリセロール、プロピレングリコールおよび液体ポリエチレングリコール)、それらの適した混合物および植物油を含む溶媒もしくは分散媒体であることができる。
使用される有効成分の有効用量は、使用される具体的な化合物、投与方法および処置される症状の重篤度に応じて変動することができる。しかし、概括的に、1日に2〜4回の分服量でもしくは維持放出形態で投与することができる本発明の化合物は約0.1mg/kg〜約400mg/動物の体重1kgの1日用量で投与されると満足な結果を得る。大部分の大型哺乳動物に対しては、1日の総投与量は約0.07g〜7.0g、好ましくは約100mg〜2000mgである。内用(internal use)に適する投与形態は固形のもしくは液体の医薬として許容できる担体との均一な混合物として、約100mg〜1200mgの有効化合物を含んで成る。この用量計画は最適な治療応答をもたらすように調整することができる。例えば、1日に幾回に分割された用量を投与することができるし、もしくは治療状況の緊急性により示されるように比例して用量を減少させることができる。
前記の医薬組成物および薬剤(medicaments)の製造は当該技術分野で周知のあらゆる方法、例えば1種もしくは複数の有効成分を1種もしくは複数の希釈剤と混合して、医薬組成物(例えば顆粒)を形成し、次に組成物を薬剤(例えば錠剤)に形成することにより、実施される。
以下の実施例は本発明の代表的化合物の化学合成を詳細に説明する。方法は具体的例示であり、本発明はそれらが表わす化学反応および条件により限定されるものと解釈してはならない。これらの反応においては、得られる収量を最適化することは試みられず、反応時間、温度、溶媒および/もしくは試薬の変更が収量を増加することができることは当業者には明白であると考えられる。
実施例1 化合物IX
段階A
トリエチルアミン(42.0mL、301ミリモル)、DMAP(0.6g、4.9ミリモル)および無水酢酸(28.5mL、302ミリモル)をエリスロマイシン(36.7g、50ミリモル)の0℃の懸濁液(250mLのジクロロメタン中)に添加した。混合物を室温に放置して暖め、18時間撹拌した。メタノール(10mL)を添加し、5分間撹拌を継続した。混合物をエーテル(750mL)で希釈し、飽和NaHSO水溶液、水および生理食塩水(各500mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、そして濃縮すると、無色発泡体として主題化合物を与えた。物質を更なる精製をせずに次の段階に使用した。MS 860(M+H)
段階B
ナトリウムヘキサメチルジシラジド(THF中1.0M、60.0mL、60.00ミリモル)を段階Aからの化合物(50.0ミリモル)の0℃の溶液(500mLのTHF中)に25分にわたり添加した。0℃で2時間後、混合物を水(250mL)および生理食塩水(250mL)で希釈し、酢酸エチル(3×250mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(MgSO)、濃縮した。物質を更なる精製をせずに次の段階に使用した。所望の場合には、クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により純粋な物質を得ることができた。MS 800(M+H)
段階C
トリクロロアセチルイソシアネート(18.0mL、151ミリモル)を段階Bからの化合物(50ミリモル)の0℃溶液(350mLのジクロロメタン中)に20分間にわたり添加した。0℃で3時間後、反応物をメタノール(30mL)の添加によりクエンチし、濃縮した。残留物をメタノール(450mL)、水(45mL)およびトリエチルアミン(18mL)の混合物中に溶解し、2時間還流加熱し、濃縮した。残留物を酢酸エチル(500mL)に溶解し、飽和NaHCO水溶液(250mL)および生理食塩水(250mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮した。生成されたC−10エピマーの混合物を0℃でTHF(500mL)に溶解し、カリウムt−ブトキシド(THF中1.0M、60.0mL、60.0ミリモル)を15分間にわたり添加した。生成された混合物を6時間、0℃〜15℃で撹拌した。飽和NaHCO水溶液(250mL)を添加し、大部分のTHFを真空除去し、生成された溶液を酢酸エチル(3×250mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を生理食塩水(250mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮した。その物質を更なる精製をせずに次の段階に使用した。所望の場合には、クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により純粋物質を得ることができた。MS 844(M+H)
段階D
段階Cからの化合物(50ミリモル)、トリエチルアミン(13.0mL、93.3ミリモル)および無水酢酸(8.8mL、93.3ミリモル)の溶液(250mLのジクロロメタン中)を室温で20時間撹拌した。溶液を飽和NaHCO水溶液(2×250mL)および生理食塩水(250mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮した。物質を更なる精製をせずに次の段階に使用した。MS 886(M+H)
段階E
段階Dからの化合物(50ミリモル)を1.2NのHCl(400mL)およびエタノール(160mL)に溶解し、室温で20時間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、10%NaOHで塩基性にし、酢酸エチル(3×300mL)で抽出した。合わせた有機層を水(300mL)および生理食塩水(300mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮した。クロマトグラフィーによる精製(SiO,94:6:0.5ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により、無色の固体として主題化合物10.4g(エリスロマイシンに基づいて30%)を収集した。MS 686(M+H)
段階F
EDCl(3.92g、20.45ミリモル)を段階Eからの化合物(2.00g、2.92ミリモル)およびジメチルスルホキシド(3.70mL、52.14ミリモル)の溶液(10mLのジクロロメタン中)に0℃で添加した。ピリジニウムトリフルオロアセテート(3.94g、20.40ミリモル)の溶液(10mLのジクロロメタン中)を10分間にわたり添加し、生成された溶液を0℃で2時間撹拌し、次に水(2mL)でクエンチした。5分後、混合物をジクロロメタン(50mL)で希釈し、水(50mL)および生理食塩水(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮した。物質を更に精製せずに次の段階に使用した。所望の場合には、クロマトグラフィー(SiO,96:4:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により純粋物質を得ることができた。MS 684(M+H)
段階G
段階Fからの粗生成物をメタノール(20mL)中に24時間静置し、次に濃縮した。クロマトグラフィーによる精製(SiO,94:6:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により無色固体としての主題化合物1.39g(74%)を与える。MS 642(M+H)
実施例2 化合物2(式1a:R はHであり、R はHである)
化合物IX(1.00g、1.56ミリモル)、2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン(0.40mL、3.09ミリモル)およびトリフルオロ酢酸(0.60mL、7.79ミリモル)の溶液(10mLのCHCN中)を室温で24時間撹拌した。水(5mL)を添加し、溶液を20時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(75mL)で希釈し、飽和NaHCO水溶液(50mL)および生理食塩水(50mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィーによる精製(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により主題化合物550mg(51%)を与えた。MS 692(M+H)
実施例3 化合物3(式1a:R はC(O)Hであり、R はHである)
化合物IX(500mg、0.78ミリモル)、2,5−ジメトキシ−3−テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(625mg、3.90ミリモル)およびトリフルオロ酢酸(0.60mL、7.79ミリモル)の溶液(5mLのCHCN中)を室温で18時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、飽和NaHCO水溶液(25mL)および生理食塩水(25mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィーによる精製(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により主題化合物255mg(45%)を与えた。MS 720(M+H)
実施例4 化合物4(式1a:R はCNであり、R はHである)
化合物IX(5.00g、7.79ミリモル)、2−ホルミル−4,4−ジメトキシブタンニトリル(5.40g、34.36ミリモル,参照例68に記載のように調製)およびトリフルオロ酢酸(6.0mL、77.88ミリモル)の溶液(40mLのCHCN中)を60℃で24時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(250mL)で希釈し、飽和NaHCO水溶液(250mL)、水(250mL)および生理食塩水(250mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィーによる精製(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により主題化合物3.00g(54%)を与えた。MS 717(M+H)
実施例5 化合物5(式1b:R 12 はHであり、R 13 はHであり,R 14 はHである)
方法A
ヒドラジン(105μL、3.34ミリモル)を化合物4(475mg、0.66ミリモル)の溶液(5mLのCHCN中)に添加し、生成された溶液を30分間撹拌した。クロマトグラフィーによる濃縮および精製(SiO,94:6:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により主題化合物346mg(80%)を与えた。MS 657(M+H)
方法B
ヒドラジン(110μL、3.50ミリモル)を化合物3(500mg、0.69ミリモル)の溶液(2.5mLのDMSO中)に添加し、生成された溶液を室温で24時間撹拌した。追加のヒドラジン(110μL、3.50ミリモル)を添加し、室温での撹拌を4時間継続した。反応混合物を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を水(2×30mL)および生理食塩水(30mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮した。クロマトグラフィーによる精製(SiO,94:6:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により主題化合物136mg(30%)を与えた。MS 657(M+H)
実施例6 化合物6(式1d:R は(2E)−3−フェニル−2−プロペニルである)
化合物4(25mg、0.035ミリモル)をシンナミルアルコール(26mg、0.19ミリモル)およびDBU(26μL、0.17ミリモル)の混合物(0.25mLのCHCN中)に添加し、生成された溶液を90分間室温で撹拌した。溶液を酢酸エチル(10mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCO水溶液および生理食塩水(各10ml)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィーによる精製(SiO,96:4:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により主題化合物11mg(42%)を与えた。MS 759(M+H)
実施例7 化合物7(式1d:R は(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペニルである)
DBU(420μL、2.81ミリモル)を(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール(600mg、2.83ミリモル、参照例65に記載のように調製)の溶液(4.5mLのTHFおよび0.5mLのDMSO中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(500mg、0.70ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(50mL)で希釈し、10%NHCl水溶液(50mL−廃棄した)で洗浄し、1.2NのHCl(3×10mL)で抽出した。合わせた酸抽出物を0℃に冷却し、10%NaOH水溶液で塩基性にし、酢酸エチル(3×25mL)で抽出した。合わせた有機層を生理食塩水(50mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィーによる精製(SiO,96:4:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により主題化合物243mg(42%)を与えた。MS 837(M+H)
実施例8−285 化合物8〜285
実施例7の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールに対して式ROHの試薬を置換することを除いて実施例7の方法に従い、Rが表中に記載のものである、式1dの以下の表中に示した化合物8〜48を調製することができる。
Figure 2005511752
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実施例286 化合物286(式1d:R は4−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]ブチル)である)
化合物137(63mg、0.074ミリモル)、10%Pd/C(30mg)およびアンモニウムホルメート(47mg、0.074ミリモル)の混合物(1mLのメタノール中)を室温で20分間撹拌した。シーライトをとおす濾過により固形物を除去し、濾紙を更なるメタノールですすぎ、濾液を濃縮した。クロマトグラフィーによる精製(SiO,96:4:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により主題化合物43mg(68%)を与えた。MS 853(M+H)
実施例287 化合物287(式1d:R は5−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]ペンチル)である)
主題化合物を実施例286の化合物137の代りに化合物138を置換することにより実施例286に類似の方法により調製する。MS 867(M+H)
実施例288 化合物288(式1y:W’はOR であり、R は(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]プロペニル)である)
段階A
化合物7(100mg、0.12ミリモル)、トリエチルアミン(35μL、0.25ミリモル)および無水酢酸(23μL、0.24ミリモル)の混合物(1mLのジクロロメタン中)を室温で18時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタン(15mL)で希釈し、飽和NaHCO水溶液(10mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。MS 879(M+H)
段階B
ナトリウムヘキサメチルジシラジド(THF中1.0M、180μL、0.18ミリモル)を段階Aからの生成物(0.12ミリモル)の溶液(1.5mLのDMF中)に−60℃で滴下した。混合物を−60℃で30分間撹拌し、次にSELECTFLUORTM(51mg、0.14ミリモル)を添加した。生成された混合物を−60℃で10分間撹拌し、次に酢酸エチル(15mL)および10%NHCl水溶液(10mL)で希釈した。有機層を飽和NaHCO水溶液(10mL)および生理食塩水(10mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。MS 897(M+H)
段階C
段階Bからの物質を18時間メタノール中に静置し、次に濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,96:4:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により主題化合物66mg(65%)を与えた。MS 855(M+H)
実施例289〜569 化合物289〜569
実施例288の方法に類似の方法により、W’がORであり、Rが表中に記載のとおりである式1yの次表に示される化合物289〜569を調製することができる。
Figure 2005511752
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実施例570 化合物570(式1c:R 10 はHであり、R 11 はフェニルメチルである)
O−ベンジルヒドロキシルアミン(22mg、0.18ミリモル)および化合物4(25mg、0.070ミリモル)の混合物(0.25mLのDMSO中)を18時間60℃に加熱した。溶液を酢酸エチル(15mL)で希釈し、水(2×10mL)および生理食塩水(10mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により主題化合物8.3mg(32%)を与えた。MS 748(M+H)
実施例571〜619 化合物571〜619
実施例570のO−ベンジルヒドロキシルアミンに対して式R11ONHの試薬を置換することを除いて、実施例570の方法に従って、R10がHであり、R11が表に記載のものである式1cの、次表に示した化合物571〜619を調製することができる。
Figure 2005511752
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実施例620 化合物620(式1o’:Arは3−キノリニルである)
段階A
実施例570のO−ベンジルヒドロキシルアミンに対してO−アリルヒドロキシルアミン塩酸の試薬を置き換えることを除いて実施例570の方法に従い、R10がHであり、R11が2−プロペニルである式1cの化合物を調製することができる。
段階B
段階Aの化合物(90mg、0.13ミリモル)、トリ−o−トリルホスフィン(4mg、0.013ミリモル)およびトリエチルアミン(53mg、0.52ミリモル)(3mLのDMF中)を5分間窒素で脱気した。パラジウムアセテート(2mg、0.0065ミリモル)および3−ブロモキノリン(81mg、0.39ミリモル)を添加した。反応混合物を100℃で24時間加熱した。水(10mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。有機層を収集し、乾燥し、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により主題化合物18mg(17%)を与えた。MS 825(M+H)
実施例621 化合物621(式1c:R 10 はCH であり、R 11 は2−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]エチルである)
化合物571(100mg、0.12ミリモル)およびパラホルムアルデヒド(36mg、1.2ミリモル)をアセトニトリル1mLに溶解した。この反応混合物に、TFA(120μL、1.2ミリモル)、次にトリエチルシラン(240μL、1.2ミリモル)を添加した。反応混合物を24時間60℃に加熱した。飽和NaHCOを添加し、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥し、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製およびその後のHPLC分離により主題化合物6mg(6%)を与えた。MS 855(M+H)
実施例622 化合物622(式1y:W’はNR 10 OR 11 であり、R 10 はHであり、R 11 は(2E)−3−[(4−(2−ピリミジニル)フェニル)]−2−プロペニルである)
段階A
化合物605(30mg、0.034ミリモル)を実施例1、段階Dに類似の方法により、その2’−アセテート誘導体に転化させた。
段階B
ナトリウムヘキサメチルジシラジド(THF中1.0M、51μL、0.051ミリモル)を−60℃で段階Aからの生成物(0.034ミリモル)の溶液(1mLのDMF中)に滴下した。混合物をこの温度で20分間撹拌し、次にSELECTFLUORTM(15mg、0.041ミリモル)を添加した。生成された混合物を−60℃で1時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水および生理食塩水で洗浄し、濃縮した。この物質をメタノール中で24時間静置し、次に濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により主題化合物18mg(62%)を与えた。MS 870(M+H)
実施例623 化合物623(式1y:W’はNR 10 OR 11 であり、R 10 はHであり、R 11 は3−(3−キノリニル)−2−プロピニルである)
実施例605の化合物に対して実施例618の化合物を置き換えることにより、主題化合物を実施例622に類似の方法により調製した。MS 841(M+H)
実施例624 化合物624(式1b:R 12 はHであり、R 13 はフェニルであり、R 14 はHである)
フェニルヒドラジン(70μL、0.71ミリモル)を化合物4(50mg、0.070ミリモル)の溶液(0.5mLのDMSO中)に添加し、生成された溶液を5日間撹拌した。溶液を酢酸エチル(10mL)で希釈し、水および生理食塩水(各5mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,96:4:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により主題化合物15mg(29%)を与えた。MS 733(M+H)
実施例625 化合物625(式1b:R 12 はHであり、R 13 はフェニルメチルであり、R 14 はHである)
化合物5(50mg、0.076ミリモル)、ベンズアルデヒド(9μL、0.089ミリモル)および酢酸(18μL、0.31ミリモル)の混合物(0.5mLのメタノール中)を室温で1時間撹拌した。ナトリウムシアノボロヒドリド(19mg、0.30ミリモル)、次に少量のブロモクレゾールグリーンを添加し、次に溶液の色の黄色が消えなくなるまで、酢酸を滴下した。室温で18時間後、溶液を酢酸エチル(15mL)で希釈し、1NのNaOH、水および生理食塩水(各10mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により主題化合物40mg(70%)を与えた。MS 747(M+H)
実施例626 化合物626(式1b:R 12 はHであり、R 13 は2−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]エチルであり、R 14 はHである)
化合物5(200mg、0.30ミリモル)、4−(2−ピリミジニル)ベンゼンアセトアルデヒド(72mg、0.36ミリモル、参考例64に記載のように調製)および酢酸(75μL、1.31ミリモル)の混合物(2mLのメタノール中)を室温で1時間撹拌した。ナトリウムシアノボロヒドリド(80mg、1.27ミリモル)、次に少量のブロモクレゾールグリーンを添加し、次に溶液の色の黄色が消えなくなるまで、酢酸を滴下した。室温で18時間後、溶液を酢酸エチル(30mL)で希釈し、1NのNaOHおよび生理食塩水(各15mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NH4OH)による精製により主題化合物186mg(72%)を与えた。MS 839(M+H)
実施例627〜743 化合物627〜743
実施例625のベンズアルデヒドに対して以下の試薬を置換することを除いて、実施例625の方法に従い、R12がHであり、R14がHであり、そしてR13が表中に記載のような式1bの表中に示した化合物627〜743を調製することができる。
Figure 2005511752
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Figure 2005511752
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実施例744 化合物744(式1b:R 12 はHであり、R 13 は(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペニルであり、R 14 はCH である)
化合物5(50mg、0.076ミリモル)、(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール(17mg、0.081ミリモル、参照例29に記載のように調製)および酢酸(18μL、0.31ミリモル)の混合物(0.5mLのメタノール中)を室温で1時間撹拌した。ナトリウムシアノボロヒドリド(20mg、0.32ミリモル)、次に少量のブロモクレゾールグリーンを添加し、次に溶液の色の黄色が消えなくまで、酢酸を滴下した。室温で18時間後、ホルムアルデヒド(37重量%溶液、12μL、0.16ミリモル)およびナトリウムシアノボロヒドリド(10mg、0.16ミリモル)、次に少量のブロモクレゾールグリーンを添加し、次に溶液の黄色の色が消えなくなるまで酢酸を滴下した。2時間後、溶液を酢酸エチル(15mL)で希釈し、1NのNaOH、水および生理食塩水(各10mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により物質25mgを与え、それをHPLC(C18カラム、10〜90%CHCN/HO+0.1%TFA)により更に精製した。凍結乾燥画分をジクロロメタン中に取り、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮すると、主題化合物8.3mg(13%)を与えた。MS 865(M+H)
実施例745〜802 化合物745〜802
実施例744の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナールに対して下記の試薬を置換することを除いて、実施例744の方法に従い、R12がHであり、R14がCHであり、そしてR13が表中に記載のような式1bの、次表中に示した化合物745〜802を調製することができる。
Figure 2005511752
Figure 2005511752
Figure 2005511752
実施例803 化合物803(式1b:R 12 はHであり、R 13 は2−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]エチルであり、R 14 はCH である)
ナトリウムシアノボロヒドリド(19mg、0.30ミリモル)を化合物626(50mg、0.060ミリモル)、ホルムアルデヒド(37重量%溶液、12μL、0.16ミリモル)および酢酸(15μL、0.26ミリモル)の混合物(0.5mLのメタノール中)に添加し、生成された溶液を室温で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(15mL)で希釈し、1NのNaOH、水および生理食塩水(各10mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により主題化合物38mg(75%)を与えた。MS 853(M+H)
実施例804 化合物804(式1b:R 12 はHであり、R 13 は2−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]エチルであり、R 14 はCH CH である)
ナトリウムシアノボロヒドリド(19mg、0.30ミリモル)を化合物626(50mg、0.060ミリモル)、アセトアルデヒド(10μL、0.18ミリモル)および酢酸(15μL、0.26ミリモル)の混合物(0.5mLのメタノール中)に添加し、生成された溶液を室温で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(15mL)で希釈し、1NのNaOH、水および生理食塩水(各10mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により主題化合物41mg(79%)を与えた。MS 867(M+H)
実施例805 化合物805(式1b:R 12 はHであり、R 13 は(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペニルであり、R 14 はHである)および化合物806(式1b:R 12 はHであり、R 13 は(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペニルであり、R 14 は(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペニルである)
化合物5(100mg、0.15ミリモル)、(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール(37mg、0.18ミリモル、参照例29に記載のとおりに調製)および酢酸(35μL、0.61ミリモル)の混合物(1mLのメタノール中)を室温で1時間撹拌した。ナトリウムシアノボロヒドリド(THF中1.0M、0.61mL、0.61ミリモル)、次に少量のブロモクレゾールグリーンを添加し、次に溶液の黄色の色が消えなくなるまで、酢酸を滴下した。18時間後、固形のナトリウムシアノボロヒドリド(20mg、0.32ミリモル)を添加し、混合物を96時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(15mL)で希釈し、1NのNaOH、水、生理食塩水(各10ml)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により化合物の混合物47mg(70%)を与えた。この混合物を更にHPLC(C18カラム、10〜90%CHCN/HO+0.1%TFA)により精製した。凍結乾燥画分をジクロロメタン中に取り、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮すると、化合物235(14mg、MS 851(M+H))および化合物236(10mg、MS 1045(M+H))を与えた。
実施例806 化合物807および808
Figure 2005511752
化合物5(50mg、0.076ミリモル)、2−ブトキシ−3,4−ジヒドロ−4−フェニル−2H−ピラン(90mg、0.39ミリモル、参照例67に記載のとおりに調製)、トリエチルシラン(125μL、0.78ミリモル)およびトリフルオロ酢酸(60μL、0.78ミリモル)の混合物(0.5mLのアセトニトリル中)を室温で1時間撹拌した。反応混合物を酢酸(15mL)で希釈し、飽和NaHCO水溶液(10mL)および生理食塩水(10mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により化合物807(MS 801(M+H))の15mg(25%)および化合物808(MS 796(M+H))の15mg(25%)を与えた。化合物807を更にクロマトグラフィー(SiO,98.5:1.5アセトニトリル/濃NHOH)により精製すると、8mg(13%)を与えた。
実施例807 化合物809[式1n:R 11 はHであり、R 20 は4−メチルフェニルである]
室温の化合物5(150mg、0.23ミリモル)の溶液(2mLのジクロロメタン中)に、p−トルエンスルホニルクロリド(48mg、0.25ミリモル)を添加した。反応混合物を1晩撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(medium pressure liquid chromatography)(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物123mg(66%)を与えた。MS 811(M+H)
実施例808 化合物810[式1m’:R 10 はHであり、R 20 は4−メチルフェニルであり、R 21’ はアセチルである]
段階A
無水酢酸(0.1mL)を化合物809(54mg、0.07ミリモル)の溶液(0.3mLのピリジン中)に添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。過剰なピリジンおよび無水酢酸を真空除去じ、残留物をジクロロメタンに溶解し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、生成物50mg(83%)を与えた。MS 895(M+H)
段階B
段階Aからの生成物(20mg、0.02ミリモル)をMeOH(1mL)中で室温で18時間撹拌した。溶媒を真空蒸発させ、粗生成物を中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物15mg(79%)を与えた。MS 853(M+H)
実施例809 化合物811[式1n:R 13 はHであり、R 20 は4−(1H−ピラゾール−1−イル)−フェニルである]
室温の化合物5(100mg、0.15ミリモル)の溶液(1.2mLのジクロロメタン中)に、4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンゼンスルホニルクロリド(51mg、0.21ミリモル)を添加した。反応混合物を1晩撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物45mg(35%)を与えた。MS 863(M+H)
実施例810 化合物812(式1k:R 13 はHであり、R 16 はメチルである)
方法A
無水酢酸(32μL、0.33ミリモル)を0℃で化合物5(200mg、0.30ミリモル)の溶液(3mLのジクロロメタン中)に滴下した。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物186mg(88%)を与えた。MS 699(M+H)
方法B
化合物5(25mg、38μモル)の溶液(0.3mLのジクロロメタン中)にアセチルクロリド(3μL、45μモル)を室温で滴下した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物17mg(63%)を与えた。MS 699(M+H)
方法C
無水酢酸(0.1mL、1.06ミリモル)を室温で化合物5(50mg、0.08ミリモル)の溶液(0.3mLのピリジン中)に添加した。反応混合物を室温で4時間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。生成された生成物をメタノール(1mL)中で1晩撹拌し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物23mg(66%)を与えた。MS 699(M+H)
実施例811 化合物813(式1k:R 13 はHであり、R 16 はフェニルである)
無水安息香酸(135mg、0.60ミリモル)を化合物5(100mg、0.15ミリモル)の溶液(0.8mLのジクロロメタンおよび0.8mLのピリジン中)に室温で添加した。反応混合物を室温で18時間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。生成された生成物をメタノール(3mL)中で7時間還流し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物52mg(45%)を与えた。MS 761(M+H)
実施例812 化合物814(式1l:R 13 はHであり、R 17 はベンジルである)
ベンジルクロロホルメート(16μL、114μモル)を化合物5(50mg、76μモル)の溶液(0.7mLのジクロロメタン中)に室温で添加した。反応混合物を1晩撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物31mg(52%)を与えた。MS 791(M+H)
実施例813 化合物815(式1m:R 13 はHであり、R 18 はMeであり、R 19 はフェニルである)
N−メチル−N−フェニルカルバモイルクロリド(34mg、0.19ミリモル)を化合物5(100mg、0.15ミリモル)の溶液(2mLのジクロロメタン中)に室温で添加した。反応混合物を室温で4日間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物56mg(47%)を与えた。MS 790(M+H)
実施例814 化合物816(式1h:R 13a 、R 14a は−(CH −である)
室温の化合物5(100mg、0.15ミリモル)の溶液(1mLのメタノール中)にグルタルアルデヒド(水中50重量%、84mg)および酢酸(0.1mL)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、ナトリウムシアノボロヒドリド(100mg、1.61ミリモル)、次に少量のブロモクレゾールグリーンを添加し、次に溶液の黄色が消失しなくなるまで、酢酸を滴下した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物55mg(50%)を与えた。MS 725(M+H)
実施例815 化合物817[式1b:R 12 はMeであり、R 13 は(4−ピラジニルフェニル)メチルであり、R 14 はHである]および化合物776[式1b:R 12 はHであり、R 13 は(4−ピラジニルフェニル)メチルであり、R 14 はMeである]
段階A:R12がHであり、R13がHであり、R14がMeである式1bの化合物およびR12がMeであり、R13がHであり、R14がHである式1bの化合物
0℃の化合物4(800mg、1.11ミリモル)の溶液(ジクロロメタン中)にメチルヒドラジン(0.30mL、5.55ミリモル)の溶液を滴下した。反応混合物を0℃で更に15分間、室温で1時間撹拌し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物の1:1混合物550mg(67%)を与えた。MS 671(M+H)
段階B:化合物817および化合物776
室温の段階Aからの化合物の1:1混合物(100mg、0.15ミリモル)の溶液(1mLのメタノール中)に4−ピラジニルベンズアルデヒド(27mg、0.15ミリモル、参照例17に記載のとおりに調製)および酢酸(0.1mL)を添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌し、ナトリウムシアノボロヒドリド(50mg、0.80ミリモル)、次に少量のブロモクレゾールグリーンを添加し、次に溶液の黄色が消えなくなるまで酢酸を滴下した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物の1:1混合物46mg(44%)を与えた[MS 839(M+H)]。この混合物を逆走HPLC(C18カラム、30〜70%CHCN/HO+0.1%TFA)により分離した。凍結乾燥画分をジクロロメタン中に取り、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮すると、化合物817の10mgおよび化合物776の10mgを与えた。
実施例816 化合物818{式1b:R 12 はMeであり、R 13 は[4−(2−ピリジニル)フェニル]メチルであり、R 14 はHである}および化合物786{式1b:R 12 はHであり、R 13 は[4−(2−ピリジニル)フェニル]メチルであり、R 14 はMeである}
主題化合物を、4−ピラジニルベンズアルデヒドに対して4−(2−ピリジニル)ベンズアルデヒドを置換することにより、実施例815に類似の方法により調製した。MS 838(M+H)
実施例817 化合物819[式1b:R 12 はMeであり、R 13 は(4−ピラジニルフェニル)メチルであり、R 14 はMeである]および化合物776[式1b:R 12 はHであり、R 13 は(4−ピラジニルフェニル)メチルであり、R 14 はMeである]
室温の実施例815の段階Aからの化合物(100mg、0.15ミリモル)の1:1混合物の溶液(1mLのメタノール中)に4−ピラジニルベンズアルデヒド(50mg、0.30ミリモル、参照例17に記載のように調製)および酢酸(0.1mL)を添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌し、ナトリウムシアノボロヒドリド(50mg、0.80ミリモル)、次に少量のブロモクレゾールグリーンを添加し、次に溶液の黄色が消えなくなるまで酢酸を滴下した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。この粗反応混合物の溶液(1mLのメタノール中)にホルムアルデヒド(HO中37重量%、0.1mL)および酢酸(0.1mL)を添加した。反応混合物を室温で15分間撹拌し、ナトリウムシアノボロヒドリド(50mg、0.80ミリモル)、次に少量のブロモクレゾールグリーンを添加し、次に溶液の黄色が消えなくなるまで酢酸を滴下した。反応混合物を室温で30分間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製により、主題化合物の1:1混合物76mgを与えた。この混合物を逆走HPLC(C18カラム、30〜70%CHCN/HO+0.1%TFA)により分離した。凍結乾燥画分をジクロロメタン中に取り、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮すると、化合物776の15mg[(M+H)839]および化合物816の15mg[(M+H)853]を与えた。
実施例818 化合物820[式1b:R 12 はMeであり、R 13 は2−(4−ピラジニルフェニル)エチルであり、R 14 はHである]および化合物751(式1b:R 12 はHであり、R 13 は2−(4−ピラジニルフェニル)エチルであり、R 14 はMeである]
主題化合物を、4−ピラジニルベンズアルデヒドに対して4−ピラジニルベンゼンアセトアルデヒド(参照例420に記載のとおりに調製)を置換することにより、実施例815に類似の方法により調製した。MS 853(M+H)
実施例819 化合物821[式1b:R 12 はMeであり、R 13 は2−(4−ピラジニルフェニル)エチルであり、R 14 はMeである]および化合物751[式1b:R 12 はHであり、R 13 は2−(4−ピラジニルフェニル)エチルであり、R 14 はMeである]
主題化合物を、4−ピラジニルベンズアルデヒドに対して4−ピラジニルベンゼンアセトアルデヒド(参照例420に記載のとおりに調製)を置換することにより、実施例817に類似の方法により調製した。化合物821、MS 867(M+H)および化合物751、MS 853(M+H)
実施例820 化合物822[式1j’:R 13a は2−(4−ピラジニルフェニル)メチルであり、nは3である]
室温の化合物751(120mg、0.14ミリモル)(1mLのメタノール中)にグルタルアルデヒド(水中50重量%、50μL)および酢酸(0.1mL)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、ナトリウムシアノボロヒドリド(50mg、0.81ミリモル)、次に少量のブロモクレゾールグリーンを添加し、次に溶液の黄色が消えなくなるまで酢酸を滴下した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮すると、主題化合物120mg(91%)を与えた。MS 925(M+H)
実施例821 化合物823[式1k’:R 13a は2−(4−ピラジニルフェニル)メチルであり、nは3である]
室温の化合物822(100mg、0.11ミリモル)(1.4mLのジクロロメタン中)にp−トルエンスルホニルクロリド(27mg、0.14ミリモル)およびトリエチルアミン(39μL、0.28ミリモル)を添加した。反応混合物を室温で4日間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物60mg(61%)を与えた。MS 907(M+H)
実施例822 化合物824{式1b:R 12 はHであり、R 13 、R 14 はそれらが結合している窒素と一緒になって3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]ピロールである}
トリフルオロ酢酸(61μL、0.80ミリモル)を化合物5(39mg、0.06ミリモル)および2−[4−(テトラヒドロ−2,5−ジメトキシ−3−フラニル)フェニル]ピリミジン(24mg、0.08ミリモル、参照例441に記載のとおりに調製)の溶液(1mLのアセトニトリル中)に室温で添加した。反応混合物を55℃で3時間撹拌し、室温に冷却し、飽和NaHCO水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物22mg(70%)を与えた。MS 861(M+H)
実施例823 化合物825[式1f:R 13a は4−(2−ピリミジニル)フェニルである]
室温の化合物5(100mg、0.15ミリモル)の溶液(1mLのメタノール中)に4−(2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド(34mg、0.18ミリモル、国際公開第9828264号パンフレットに記載のとおりに調製)および酢酸(50μL)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物43mg(34%)を与えた。MS 823(M+H)
実施例824 化合物826{式1f:R 13a は4−(2−ピリミジニル)フェニル]メチルである}
室温の化合物5(100mg、0.15ミリモル)の溶液(1mLのメタノール中)に4−(2−ピリミジニル)ベンゼンアセトアルデヒド(40mg、0.20ミリモル、実施例64に記載のとおりに調製)および酢酸(50μL)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物48mg(38%)を与えた。MS 837(M+H)
実施例825 化合物827{式1f:R 13a は2−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]エテニルである}
室温の化合物5(100mg、0.15ミリモル)の溶液(1mLのメタノール中)に(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール(32mg、0.15ミリモル、参照例29に記載のとおりに調製)および酢酸(50μL)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物41mg(32%)を与えた。MS 849(M+H)
実施例826 化合物828{式1t’:W’は1−メチル−1−[2−(4−ピラジニルフェニル)エチル]ヒドラジニルである}
段階A
室温の化合物751(106mg、0.12ミリモル)(1mLのジクロロメタン中)に無水酢酸(113μL、1.20ミリモル)およびトリエチルアミン(333μL、2.40ミリモル)を添加した。反応物を室温で1時間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、飽和NHCl水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、生成物82mg(74%)を与えた。MS 895(M+H)
段階B
窒素下の段階Aからの生成物(82mg、0.09ミリモル)(1mLのDMF中)を−60℃に冷却し、NaHMDS(420μL、0.42ミリモル、THF中1M溶液)を滴下した。反応物を−60℃で30分間撹拌し、SELECTFLUORTMを添加し、混合物を更に20分間撹拌し、飽和NHCl水溶液でクエンチし、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。粗反応混合物を室温で18時間メタノール中で撹拌し、真空濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、生成物29mg(36%)を与えた。MS 871(M+H)
実施例827 化合物829{式1t’:W’は1−メチル−1−[2−(4−ピリダジニルフェニル)エチル]ヒドラジニルである}
化合物751に対して化合物752を置き換えることを除いて、実施例826に使用された方法に従うことにより主題化合物を調製した。MS 871(M+H)
実施例828 化合物830(式1e’:R は(2E)−3−フェニル−2−プロペニルである)
DBU(64mg、0.42ミリモル)を(2E)−3−フェニル−2−プロペン−1−チオール(63mg、0.42ミリモル、参照例473に記載のとおりに調製)の溶液(1mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(100mg、0.14ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物13mg(12%)を与えた。MS 775(M+H)
実施例829 化合物831(式1e’:R はフェニルメチルである)
DBU(78mg、0.51ミリモル)をベンジルメルカプタン(63mg、0.51ミリモル)の溶液(2mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(120mg、0.17ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NH4OH)により精製すると、主題化合物26mg(20%)を与えた。MS 749(M+H)
実施例830 化合物832(式1e’:R は2−プロペニルである)
DBU(320mg、2.1ミリモル)をアリルメルカプタン(156mg、2.1ミリモル)の溶液(2.5mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(500mg、0.7ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(60mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物133mg(27%)を与えた。MS 699(M+H)
実施例831 化合物833(式1e’:R は(2E)−3−[(4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペニルである)
DBU(110μL、0.75ミリモル)を(2E)−3−[(4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−チオール(170mg、0.75ミリモル、参照例472に記載のとおりに調製)の溶液(2mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(180mg、0.25ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,96:4:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物96mg(45%)を与えた。MS 854(M+H)
実施例832 化合物834(式1e’:R は[4−(2−ピリミジニル)フェニル]メチルである)
DBU(75μL、0.5ミリモル)を4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタンチオール(100mg、0.5ミリモル、参照例464に記載のとおりに調製)の溶液(2mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(180mg、0.25ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製および次のHPLC分離により、主題化合物26mg(13%)を与えた。MS 828(M+H)
実施例833 化合物835(式1e’:R は2−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]エチルである)
DBU(55μL、0.37ミリモル)を4−(2−ピリミジニル)ベンゼンエタンチオール(80mg、0.37ミリモル、参照例465に記載のとおりに調製)の溶液(2mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(132mg、0.18ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製およびその後のHPLCによる分離により、主題化合物10mg(7%)を与えた。MS 842(M+H)
実施例834 化合物836(式1e’:R は[4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]エチルである)
DBU(40μL、0.27ミリモル)を4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゼンエタンチオール(55mg、0.27ミリモル、参照例466に記載のとおりに調製)の溶液(1mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(100mg、0.14ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製およびその後のHPLCによる分離により、主題化合物7mg(6%)を与えた。MS 831(M+H)
実施例835 化合物837(式1e’:R は(2E)−3−(3−キノリニル)−2−プロペニルである)
DBU(40μL、0.27ミリモル)を(2E)−3−(3−キノリニル)−2−プロペン−1−チオール(54mg、0.27ミリモル、参照例467に記載のとおりに調製)の溶液(1mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(100mg、0.14ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物6mg(6%)を与えた。MS 827(M+H)
実施例836 化合物838(式1e’:R は3−キノリニルメチルである)
DBU(94μL、0.63ミリモル)を3−キノリンメタンチオール(110mg、0.63ミリモル、参照例468に記載のとおりに調製)の溶液(2mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(225mg、0.32ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製およびその後のHPLC分離により、主題化合物27mg(11%)を与えた。MS 800(M+H)
実施例837 化合物839(式1e’:R は[5−(2−ピリジニル)−2−チエニル]メチルである)
DBU(140μL、0.92ミリモル)を5−(2−ピリジニル)−2−チオフェンメタンチオール(190mg、0.92ミリモル、参照例469に記載のとおりに調製)の溶液(2mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(220mg、0.31ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NH4OH)による精製およびその後のHPLC分離により、主題化合物23mg(9%)を与えた。MS 833(M+H)
実施例838 化合物840(式1e’:R は[4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]メチルである)
DBU(120μL、0.84ミリモル)を4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゼンメタンチオール(160mg、0.84ミリモル、参照例470に記載のとおりに調製)の溶液(2mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(200mg、0.28ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製およびその後のHPLC分離により、主題化合物20mg(9%)を与えた。MS 816(M+H)
実施例839 化合物841(式1e’:R は[1−(2−ピリミジニル)−1H−イミダゾール−4−イル]メチルである)
DBU(120μL、0.84ミリモル)を1−(2−ピリミジニル)−1H−イミダゾール−4−メタンチオール(160mg、0.84ミリモル、参照例471に記載のとおりに調製)の溶液(2mLのTHF中)に添加し、混合物を室温で5分間撹拌し、次に0℃に冷却した。化合物4(200mg、0.28ミリモル)を添加し、生成された溶液を0℃で3時間撹拌した。溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、10%NHCl水溶液、飽和NaHCOおよび生理食塩水で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濃縮した。クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)による精製およびその後のHPLC分離により、主題化合物32mg(14%)を与えた。MS 817(M+H)
実施例840 化合物842(式1f’:R 22 およびR 23 はHである)
1,1,3,3−テトラメトキシプロパン(0.49mL、2.94ミリモル)、トリフルオロ酢酸(0.45mL、6.1ミリモル)および4Å分子ふるい(2.0g)を化合物5(1.280g、1.96ミリモル)の溶液(8mLのジクロロメタン中)に添加した。この混合物をシール培養試験官中で30分間60℃に加熱した。反応混合物を室温に冷却し、ジクロロメタンで希釈し、分子ふるいを濾去した。濾液を飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物854mg(63%)を与えた。MS 693(M+H)
実施例841 化合物843(式1g’:R 19 はフェニルであり、R 11 はHである)
室温で窒素下の化合物842(100mg、0.15ミリモル)の溶液(0.5mLのTHF中)にベンジルマグネシウムクロリド(THF中2.0M、0.22mL、0.45ミリモル)の溶液を滴下した。反応混合物を室温で5分間撹拌し、飽和NHCl水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで3回抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物46mg(45%)を与えた。MS 717(M+H)
実施例842 化合物844(式1g’:R 10 は3−フェニルエチルであり、R 11 はHである)
マグネシウム粉末(240mg、10ミリモル)の懸濁物(5mLのTHF中)に1−ブロモ−3−フェニルプロパン(1.68mL、11ミリモル)を滴下した。ジブロモエタン1滴を滴下し、すべてのマグネシウム粉末が溶解するまで(30分間)反応混合物を室温で撹拌した。別のフラスコ中の化合物842(80mg、0.12モル)の室温溶液(1mLのTHF中)に前記の調製されたグリニヤル溶液(1mL、2ミリモル)を滴下した。この混合物を室温で15分間撹拌し、飽和NHCl水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで3回抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物20mg(23%)を与えた。MS 745(M+H)
実施例843 化合物845(式1i’:R はHであり、R 10 はフェニルであり、R 11 はHである)
室温で窒素下の化合物4(195mg、0.27ミリモル)の溶液(2.0mLのTHF中)にベンジルマグネシウムクロリド(THF中2.0M、0.54mL、1.08ミリモル)の溶液を滴下した。反応混合物を室温で5分間撹拌し、飽和NHCl水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで3回抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物46mg(回収した出発物質の33%)を与えた。MS 809(M+H)
実施例844 化合物846(式1i’:R はHであり、R 10 は2−フェニルエチルであり、R 11 はHである)
マグネシウム粉末(240mg、10ミリモル)の懸濁物(5mLのTHF中)に1−ブロモ−3−フェニルプロパン(1.68mL、11ミリモル)を滴下した。ジブロモエタン1滴を滴下し、すべてのマグネシウム粉末が溶解するまで(30分間)反応混合物を室温で撹拌した。別のフラスコ中の化合物4(165mg、0.23モル)の室温溶液(1mLのTHF中)に前記の調製されたグリニヤル溶液(2mL、4ミリモル)を滴下した。この混合物を室温で4時間撹拌し、飽和NHCl水溶液で注意してクエンチし、ジクロロメタンで3回抽出し、NaSOで乾燥し、真空濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO,95:5:0.2ジクロロメタン/メタノール/濃NHOH)により精製すると、主題化合物51mg(回収出発物質の43%)を与えた。MS 837(M+H)
参考実施例1
4−フェニルブタナール
4−フェニルブタノール(700mg、4.66ミリモル)をジクロロメタン(35mL)中のDess−Martin試薬(2.40g、5.66モル)の溶液に加えた。室温で30分の後、溶液を10%水性Naでクエンチし、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、9:1ヘキサン/酢酸エチル)による精製により標題の化合物を得た。MS149(M+H)
参考実施例2
4−ピリジンプロパナール
4−ピリジンプロパノール(0.60ml、4.65ミリモル)をジクロロメタン(30mL)中のDess−Martin試薬(2.37g、5.58モル)の溶液に加えた。室温で60分の後、溶液を10%水性Naでクエンチし、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、4:1ヘキサン/酢酸エチル)による精製により標題の化合物を得た。MS136(M+H)
参考実施例3
3−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒド
ジクロロメタン(20mL)中の3−ホルミルフェニルボロン酸(2.00g、13.34ミリモル)、ピラゾール(0.46g、6.67ミリモル))、酢酸銅(II)(1.82g、10.01ミリモル)、ピリジン(1.10mL、13.34ミリモル)及び粉末状4Aモレキュラーシーブ(2.5g)の混合物を空気雰囲気下に24時間撹拌した。次いで混合物をセライトを通してろ過し。ろ過した固体をメタノールで洗浄し、そして一緒にしたろ液を濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、3:1ヘキサン/酢酸エチル)による精製により標題の化合物を得た。MS173(M+H)
参考実施例4
4−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒド
DMF(8mL)中の4−メチルピラゾール(1.98g、24.11ミリモル)の溶液をDMF(6mL)中の水素化ナトリウム(油中60%、0.97g、24.25ミリモル)に加え、そして得られる混合物を室温で2時間撹拌した。4−フルオロベンズアルデヒド(1.26g、7.45ミリモル)を滴下により加えそして得られる混合物を80℃に3時間加熱した。反応混合物を氷水中に注ぎそして酢酸エチルで抽出した。一緒にした有機層を水及びブラインで洗浄し。乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、4:1ヘキサン/酢酸エチル)、次いでヘキサンからの再結晶により精製して標題の化合物を得た。MS187(M+H)
参考実施例5
3−メトキシ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒド
DMF(20mL)中の4−フルオロ−3−メトキシベンズアルデヒド)2.00g、12.98ミリモル)、ピラゾール(1.32g、19.39ミリモル)及び粉末状KCO(2.68g、19.39ミリモル)の混合物を120℃に20時間加熱した。冷却した反応混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、水(3×200mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、4:1ヘキサン/酢酸エチル)による精製により標題の化合物1.52g(58%)が黄色油として得られた。MS203(M+H)
参考実施例6
3−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒド
参考実施例5の4−フルオロ−3−メトキシベンズアルデヒドを3,4−ジフルオロベンズアルデヒドで置き換えることにより参考実施例5に類似した方法により標題の化合物を製造した。MS191(M+H))
参考実施例7
3−フルオロ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンズアルデヒド 参考実施例5の4−フルオロ−3−メトキシベンズアルデヒド及びピラゾールをそれぞれ3,4−ジフルオロベンズアルデヒド及び1,2,4−トリアゾールで置き換えることにより参考実施例5に類似した方法により標題の化合物を製造した。MS192(M+H))
参考実施例8
2−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒド
段階A:2−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンゾニトリル
エタノール(20mL)中の2−フルオロ−4−ヒドラジンベンゾニトリル(3.03g、20.05ミリモル、米国特許第5,006,148号に記載の如くして製造された)、マロンアルデヒドビス(ジエチル)アセタール(4.80mL、20.02ミリモル)及び濃HCl(1mL)の混合物を1時間加熱還流した。室温に冷却すると、反応混合物は凝固した。水(40mL)を加えそして混合物を0℃に冷却しそして10%NaOHにより塩基性にした。固体をろ過により除去し、水で洗浄しそして真空内で乾燥して、標題の化合物3.59g(96%)が淡褐色固体として得られた。
段階B:2−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒド
−78℃のトルエン(100mL)中の段階Aからの化合物(1.88g、10.04ミリモル)の激しく撹拌された懸濁液に水素化ジイソブチルアルミニウム(トルエン中1.0M、11.0mL、11.00モル)を10分間にわたって滴下により加えた。−78℃で1時間後、メタノール(1mL)を加え、混合物を5分間撹拌し、次いで1.2N HCl(100mL)と酢酸エチル(100mL)の撹拌された冷(0℃)混合物に注いだ。室温で30分間撹拌した後、層を分離しそして水性層を追加の酢酸エチル(100mL)で抽出した。一緒にした有機層を飽和水性NaHCO(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。IPAから再結晶し、次いでクロマトグラフィー(SiO、ジクロロメタン)により標題の化合物1.25g(65%)が無色固体として得られた。MS191(M+H)
参考実施例9
4−(2−ピリミジニルオキシ)ベンズアルデヒド
水素化ナトリウム(油中60%、1.44g、36.00ミリモル)をDMF(16mL)中の4−ヒドロキシベンズアルデヒド(4.40g、36.03ミリモル)の0℃溶液に加えた。0℃で20分間撹拌した後、混合物を室温に加温させそしてDMF(8mL)中の2−クロロピリミジン(4.12g、35.97ミリモル)の溶液を加えた。得られる混合物を18時間100℃に加熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を酢酸エチルに溶解し、水及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮して、標題の化合物6.20g(86%)を得た。MS201(M+H)
参考実施例10
1−(2−ピリミジニル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサルデヒド
参考実施例9の4−ヒドロキシベンズアルデヒドを1H−イミダゾール−4−カルボキサルデヒドで置き換えることにより参考実施例9に類似した方法により標題の化合物を製造した。MS175(M+H)
参考実施例11
3−(2−ピリジニル)ベンズアルデヒド
2M水性NaCO(5mL)及びメタノール(5mL)中の3−ホルミルフェニルボロン酸(1.14g、7.60ミリモル)の溶液をトルエン(10mL)中の2−ブロモピリジン(1.00g、6.33ミリモル)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.22g、0.19ミリモル)の溶液に加えそしてこの混合物を18時間加熱還流した。冷却された反応混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、4:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物1.03g(89%)を得た。MS184(M+H)
参考実施例12
3−(2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド
水(15mL)中のNaCO(4.74g、44.72ミリモル)及び3−ホルミルフェニルボロン酸(3.40g、22.67ミリモル)の混合物をDME(30mL)中の2−ブロモピリミジン(3.00g、18.87ミリモル)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.72g、0.62ミリモル)の溶液に加えそして混合物を24時間加熱還流した。冷却した反応混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、1:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物2.20g(63%)を得た。MS185(M+H)
参考実施例13
4−(4−メトキシ−2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド
トルエン(40mL)中の2−クロロ−4−メトキシピリミジン(2.90g、20.06ミリモル、Tetrahedron 1997,53,11595に記載の如くして製造された)、4−ホルミルフェニルボロン酸(3.90g、26.01ミリモル)及び[1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン]パラジウム(II)ジクロリド(0.60g、0.99ミリモル)の溶液に、1M水性NaCO(20mL)及びエタノール(10mL)を加え、そしてこの混合物を18時間加熱還流した。冷却した反応混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、4:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物1.80g(42%)を得た。MS215(M+H)
参考実施例14
4−(4−メチル−2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド
参考実施例12の3−ホルミルフェニルボロン酸及び2−ブロモピリジンをそれぞれ4−ホルミルフェニルボロン酸及び2−ブロモ−4−メチルピリミジン(Helv.Chim.Acta 1992,75,1621に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例12に類似した方法により標題の化合物を製造した。MS199(M+H)
参考実施例15
2−フルオロ−4−(2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド
段階A:
ジメチルスルホキシド(70mL)及び4−ブロモ−2−フルオロベンズアルデヒド(2.44g、12.02ミリモル)を、酢酸カリウム(3.54g、36.07ミリモル)、ビス(ピナコラト)ジボロン(3.36g、13.23ミリモル)及び[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(294mg、0.36ミリモル)の混合物に加えた。混合物を18時間80℃に加熱した。冷却した反応混合物をベンゼンで希釈し、水で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。この物質を更に精製することなく次の段階で使用した。
段階B:
参考実施例12の3−ホルミルフェニルボロン酸を段階Aの生成物で置き換えることにより参考実施例12に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS203(M+H)
参考実施例16
4−(3−ピリダジニル)ベンズアルデヒド
参考実施例13の2−クロロ−4−メトキシピリミジンを3−クロロピリダジン(WO9724124に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例13に類似した方法により標題の化合物を製造した。MS185(M+H)
参考実施例17
4−ピラジニルベンズアルデヒド
参考実施例13の2−クロロ−4−メトキシピリミジンをクロロピラジンで置き換えることにより参考実施例13に類似した方法により標題の化合物を製造した。MS185(M+H)
参考実施例18
4−(4−ピリミジニル)ベンズアルデヒド
参考実施例13の2−クロロ−4−メトキシピリミジンを4−クロロピリミジン塩酸塩(WO9821188に記載の如くして製造した)で置き換えることにより参考実施例13に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS185(M+H)
参考実施例19
4−(5−ニトロ−2−ピリジニル)ベンズアルデヒド
参考実施例11の3−ホルミルフェニルボロン酸及び2−ブロモピリジンをそれぞれ4−ホルミルフェニルボロン酸及び2−ブロモ−5−ニトロピリジンで置き換えることにより参考実施例11に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS229(M+H)
参考実施例20
3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2−プロピナール
段階A:3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2−プロピン−1− オール
TEA(20mL)中の1−(4−ブロモフェニル)−1H−ピラゾール(Bull.Soc.Chim.Fr.1996,2832に記載の如くして製造された)(2.24g、10.04ミリモル)、Pd(PhP)Cl(180mg、0.26ミリモル)及びヨウ化銅(I)(95mg、0.50ミリモル)の混合物を5分間撹拌し、プロパルギルアルコール(0.70mL、12.02ミリモル)を加えそして混合物を48時間80℃に加熱した。揮発分を蒸発させ、酢酸エチル(50mL)及び水(50mL)を残留物に加えそして混合物をセライトのパッドを通してろ過した。ろ液からの有機層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、3:2ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物0.73g(37%)が褐色固体として得られた。MS199(M+H)
段階B:3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2−プロピナール
アセトン(40mL)中の段階Aからの化合物A(0.71g、3.58ミリモル)及びMnO(3.10g、35.66ミリモル)の混合物を3時間加熱還流した。冷却した反応混合物をセライトを通してろ過しそしてろ液を濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、6:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物0.19g(27%)がオフホワイトな固体として得られた。MS197(M+H)
参考実施例21
3−(3−キノリニル)−2−プロピナール
ジクロロメタン(10mL)中の3−(3−キノリニル)−2−プロピン−1−オール(J.Med.Chem.1996,39,3179に記載の如くして製造された)及びDess−Martin試薬(1.00g、2.36ミリモル)の混合物を室温で1.5時間撹拌した。溶液を飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、1:4ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物258mg(72%)が得られた。MS182(M+H)
参考実施例22
(2E)−3−[6−(1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−2−プロペナール
段階A:5−ブロモ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン
ピラゾール(2.05g、30.11モル)をDMF(40mL)中の水素化ナトリウム(油中60%、1.20g、30.00ミリモル)に分量して加え、得られる混合物を室温で1時間撹拌した。2,5−ジブロモピリジン(4.75g、20.05ミリモル)を加えそして混合物を2時間100℃に加熱した。氷水(100mL)を冷却した反応混合物に加えそして沈殿した固体をろ過により除去しそして風乾した。ヘキサンからの再結晶により標題の化合物3.31g(74%)が黄褐色(tan)固体として得られた。MS224(M+H)
段階B:メチル(2E)−3−([6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−2−プロペノエート
DMF(8mL)中の段階Aからの化合物(450mg、2.01ミリモル)及びトリ(o−トリル)ホスフィン(123mg、0.40ミリモル)を0℃に冷却しそして窒素で15分間パージした。TEA(0.56mL、4.02ミリモル)及びアクリル酸メチル(0.36mL、4.00ミリモル)を加えそして5分間パージを続けた。酢酸パラジウム(45mg、0.20ミリモル)を加えそして24時間120℃に加熱した。冷却した反応混合物をエーテル(50mL)で希釈しそして水(2×25mL)及びブライン(25mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、4:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物356mg(77%)が得られた。MS230(M+H)
段階C:(2E)−3−[6−(1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−2−プロペン−1−オール
DIBAL(トルエン中の1.0M溶液、3.10mL、3.10ミリモル)を−78℃のトルエン(10mL)及びジクロロメタン(4mL)中の段階Bからの化合物(350mg、1.53ミリモル)の懸濁液に滴下により加えそして混合物をその温度で2時間撹拌した。メタノール(1mL)を加え、混合物を酢酸エチル(20mL)及び10%水性酒石酸カリウムナトリウム(20mL)の撹拌している混合物に注ぎそして室温で1時間撹拌した。有機層をブライン(20mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、1:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物185mg(59%)が得られた。MS202(M+H)
段階D:(2E)−3−[6−(1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−2−プロペナール
アセトン(15mL)中の段階Cからの化合物(185mg、0.92ミリモル)及びMnO(1.60g、18.40ミリモル)の混合物を1時間加熱還流した。冷却した反応混合物をセライトを通してろ過しそしてろ液を濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、2:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物78mg(43%)が得られた。MS200(M+H)
参考実施例23
(2E)−3−(6−ブロモ−3−ピリジニル)−2−プロペナール
2−プロピルマグネシウムクロリド)THF中2.0M、5.00mL、10.00ミリモル)を室温でTHF(5.0mL)中の2,5−ジブロモピリジン(2.37g、10.00ミリモル)の溶液に加えた。得られる褐色の懸濁液を1時間撹拌し、次いで0℃に冷却した。3−ジメチルアミノアクロレイン(95%、1.30mL、12.36ミリモル)を加え、混合物を室温に加温しそして2時間撹拌した。2N HClを加えそして5分間混合物を0℃に冷却した。沈殿した固体をろ過により除去しそして酢酸エチル(75mL)と10%NaOH(25mL)とに分配した。酢酸エチル層をブライン(25mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。酢酸エチルからの再結晶により標題の化合物550mg(26%)が輝褐色フレークとして得られた。MS211(M+H)
参考実施例24
(2E)−3−[4−(3−ピリジニル)フェニル]−2−プロペナール
2M水性NaCO(1mL)及びメタノール(1mL)中の3−ピリジニルボロン酸(148mg、1.20ミリモル)の溶液をトルエン(2mL)中の4−ブロモシンナムアルデヒド(211mg、1.00ミリモル、Tetrahedron 1998,54,10761に記載の如くして製造された)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(35mg、0.030ミリモル)の溶液に加え、この混合物を36時間加熱還流した。冷却した反応混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、1:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物が得られた。MS210(M+H)
参考実施例25
(2E)−3−[2−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−1イル)フェニル]−2−プロペナール
ジクロロメタン(30mL)及び飽和水性KCO(30mL)中の2−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒド(1.06g、5.57ミリモル、参考実施例8に記載の如くして製造された)、(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(3.60g、8.39ミリモル)及びTDA−1(1.80mL、5.63ミリモル)の混合物を20時間加熱還流した。層を分離しそして水性層をジクロロメタン(2×15mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)そして濃縮した。THF(15mL)及び10%HCl(15mL)を加えそして混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、沈殿した固体をろ過により除去し、水で洗浄しそして真空内で乾燥した。IPAからの再結晶により標題の化合物0.84g(70%)が黄褐色針状晶として得られた。MS217(M+H)
参考実施例26
(2E)−3−[3−メトキシ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2 −プロペナール
ジクロロメタン(35mL)及び飽和水性KCO(35mL)中の3−メトキシ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒド(1.52g、7.52ミリモル、参考実施例5に記載の如くして製造された)、(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(4.85g、11.30ミリモル及びTDA−1(2.40mL、7.50ミリモル)の混合物を18時間加熱還流した。層を分離しそして水性層をジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。THF(20mL)及び10%HCl(20mL)を加えそして混合物を室温で1時間撹拌した。。反応混合物を0℃に冷却し、10%NaOHで塩基性にしそして酢酸エチル(3×25mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、2:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物1.47g(86%)が黄色固体として得られた。MS229(M+H)
参考実施例27
(2E)−3−(6−キノキサリニル)−2−プロペナール
ジクロロメタン(20mL)及び飽和水性KCO(20mL)中の6−キノキサリンカルボキサルデヒド(0.62g、3.92ミリモル、Photochem.Photobiol.1991,54,7に記載の如くして製造された)、(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(2.50g、5.82ミリモル)及びTDA−1(1.20mL、3.75ミリモル)の混合物を4時間加熱還流した。層を分離しそして水性層をジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)そして濃縮した。THF(10mL)及び10%HCl(10mL)を加えそして混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、沈殿した固体をろ過により除去し、水で洗浄しそして真空内で乾燥して、標題の化合物0.47g(65%)が黄褐色の固体として得られた。MS185(M+H)
参考実施例28
(2E)−3−(6−キノリニル)−2−プロペナール
ジクロロメタン(50mL)及び飽和水性KCO(50mL)中の6−キノリンカルボキサルデヒド(1.58g、10.05ミリモル、米国特許第5,559,256号に記載の如くして製造された)、(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(6.45g、15.02ミリモル)及びTDA−1(3.20mL、10.00ミリモル)の混合物を5時間加熱還流した。層を分離しそして水性層をジクロロメタン(2×25mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。THF(25mL)及び10%HCl(25mL)を加えそして混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、10%NaOHで塩基性にしそして酢酸エチル(3×25mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、1:1ヘキサン/酢酸エチル+0.2%トリエチルアミン)により黄色固体が得られ、これを酢酸エチル(20mL)と10%HCl(15mL)とに分配した。水性層を酢酸エチル(2×20mL)で洗浄し、次いで10%NaOHで塩基性にした。沈殿した固体をろ過により集め、水で洗浄しそして真空内で乾燥して標題の化合物1.20g(65%)が淡黄色固体として得られた。MS184(M+H)
参考実施例29
(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール
ジクロロメタン(50mL)及び飽和水性KCO(50mL)中の4−(2−ピリミジニル)−ベンズアルデヒド(1.83g、9.94ミリモル、WO9828264に記載の如くして製造された)、(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(6.45g、15.02ミリモルム及びTDA−1(3.20mL、10.00ミリモル)の混合物を20時間加熱還流した。層を分離しそして水性層をジクロロメタン(2×25mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。THF(25mL)及び10%HCl(25mL)を加えそして混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、沈殿した固体をろ過により除去し、水で洗浄しそして風乾した。2−プロパノールからの再結晶により標題の化合物1.20g(57%)が淡黄色固体として得られた。MS211(M+H)
参考実施例30
(2E)−3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2−プロペナール ジクロロメタン(50mL)及び飽和水性KCO(50mL)中の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒド(J.Med.Chem.1998,41,2390に記載の如くして製造された)(1.65g、9.58ミリモル)、(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(6.45g、15.02ミリモル及びTDA−1(3.20mL、10.00ミリモル)の混合物を20時間加熱還流した。層を分離しそして水性層をジクロロメタン(2×25mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。THF(25mL)及び10%HCl(25mL)を加えそして混合物を室温で1時間撹拌した。。反応混合物を0℃に冷却し、10%NaOHで塩基性にしそして酢酸エチル(3×25mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、3:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物1.69g(89%)が黄色固体として得られた。MS199(M+H)
参考実施例31
(2E)−3−[6−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ピリジニル]−2−プロペナール及び(2E,4E)−5−[6−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ピリジニル]−2,4−ペンタジエナール
段階A:
DMF(7mL)中の1,2,4−トリアゾール(1.55g、22.35ミリモル)の溶液をDMF(7mL)中の水素化ナトリウム(油中60%、0.90g、22.50ミリモル)に加えそして得られる混合物を室温で2時間撹拌した。2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−6−フルオロピリジン(1.26g、7.45ミリモル、J.Med.Chem.1998,41,5070に記載の如くして製造された)を滴下により加えそして得られる混合物を3時間80℃に加熱した。反応混合物を氷水に注ぎそして酢酸エチルで抽出した。一緒にした有機層を水及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。得られた残留物をギ酸(12mL)及び水(3mL)の混合物に溶解し、CuSO・5HO(0.19g、0.76ミリモル)を加えそして混合物を5時間65℃に加熱した。反応混合物を濃縮し、10%水性NaOHでpH>10に希釈しそして酢酸エチルで抽出した。一緒にした有機抽出物を希薄水性水酸化アンモニウム及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。この物質を更に精製することなく次の段階で使用した。
段階B:
ジクロロメタン(20mL)及び飽和水性KCO(20mL)中の段階Aからの生成物(0.80g、4.59ミリモル)、(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(3.00g、6.99ミリモル)及びTDA−1(2.00mL、6.25ミリモル)の混合物を20時間加熱還流した。層を分離しそして水性層をジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)そして濃縮した。THF(10mL)及び10%HCl(10mL)を加えそして混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、10%NaOHで塩基性にしそして酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。一緒にした有機層を水(20mL)及びブライン(20mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、2:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して3−[6−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ピリジニル]−2−プロペナール[MS201(M+H)]及び5−[6−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ピリジニル]−2,4−ペンタジエナール[MS227(M+H)]の分離できない混合物0.40g(43%)が得られた。
参考実施例32
(2E)−3−[4−(2−ピリジニル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(2−ピリジニル)−ベンズアルデヒドで置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS210(M+H)
参考実施例33
(2E)−3−[4−(4−ピリジニル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(4−ピリジニル)−ベンズアルデヒド(WO9828264に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS210(M+H)
参考実施例34
(2E)−3−[4−(5−ピリミジニル)フェニル−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(5−ピリミジニル)−ベンズアルデヒド(WO9828264に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS211(M+H)
参考実施例35
(2E)−3−[4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−ベンズアルデヒド(J.Med Chem.1998,41,2390に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS200(M+H)
参考実施例36
(2E)−3−[4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−ベンズアルデヒド(J.Med Chem.1998,41,2390に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS200(M+H)
参考実施例37
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(1H−イミダゾール−1−イル)−ベンズアルデヒド(J.Med Chem.1998,41,2390に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS199(M+H)
参考実施例38
(2E)−3−[4−キノリニル)]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−キノリンカルボキサルデヒドで置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS184(M+H)
参考実施例39
(2E)−3−[3−(2−ピリジニル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを3−(2−ピリジニル)ベンズアルデヒド(参考実施例11に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS210(M+H)
参考実施例40
(2E)−3−[3−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを3−(2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド(参考実施例12に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS211(M+H)
参考実施例41
(2E)−3−[4−(4−メチル−2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(4−メチル−2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド(参考実施例14に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS225(M+H)
参考実施例42
(2E)−3−[3−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2−プロペナール 参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを3−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒド(参考実施例3に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS199(M+H)
参考実施例43
(2E)−3−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−ベンズアルデヒド(J.Med.Chem.1998,41,2390に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS213(M+H)
参考実施例44
(2E)−3−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−ベンズアルデヒド(J.Med.Chem.1998,41,2390に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS213(M+H)
参考実施例45
(2E)−3−[4−(5−ニトロ−2−ピリジニル)フェニル]−2−プロペナール 参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(5−ニトロ−2−ピリジニル)ベンズアルデヒド(参考実施例19に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS255(M+H)
参考実施例46
(2E)−3−(8−キノリニル)−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを8−キノリンカルボキサルデヒド(J.Am.Chem.Soc.1997,119,8891に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS184(M+H)
参考実施例47
(2E)−3−(7−キノリニル)−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを7−キノリンカルボキサルデヒド(J.Med.Chem.1993,36,3308に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS184(M+H)
参考実施例48
(2E)−3−[6−(1H−ピラゾール−1−イル)−2−ピリジニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを6−(1H−ピラゾール−1−イル)−2−ピリジンカルボキサルデヒド(J.Med.Chem.1998,41,5070に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS200(M+H)
参考実施例49
(2E)−3−(4−イソキノリニル)−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−イソキノリンカルボキサルデヒドで置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS184(M+H)
参考実施例50
(2E)−3−[3−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを3−フルオロ−4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒド(参考実施例6に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS217(M+H)
参考実施例51
(2E)−3−[3−フルオロ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを3−フルオロ−4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンズアルデヒド(参考実施例7に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS218(M+H)
参考実施例52
(2E)−3−[5−(2−ピリジニル)−2−チエニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを5−(2−ピリジニル)−2−チオフェンカルボキサルデヒド(J.Chem.Soc.,Perkin Trans.2 1998,437に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS216(M+H)
参考実施例53
(2E,4E)−5−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2,4−ペンタジエナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2−プロペナール(参考実施例30に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS225(M+H)
参考実施例5
(2E)−3−(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−2−プロペナール 参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イルカルボキサルデヒド(Synth.Commun.1998,28,1299記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS199(M+H)
参考実施例55
(2E)−3−[4−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒド(参考実施例4に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS213(M+H)
参考実施例56
(2E)−3−[4−(4−メトキシ−2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(4−メトキシ−2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド(参考実施例13に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS241(M+H)
参考実施例57
(2E)−3−(4−ピラジニルフェニル)−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−ピラジニルベンズアルデヒド(参考実施例17に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS211(M+H)
参考実施例58
(2E)−3−[4−(4−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(4−ピリミジニル)ベンズアルデヒド(参考実施例18に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS211(M+H)
参考実施例59
(2E)−3−[4−(2−ピリミジニルオキシ)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(2−ピリミジニルオキシ)ベンズアルデヒド(参考実施例9に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS227(M+H)
参考実施例60
(2E)−3−[2−フルオロ−4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを2−フルオロ−4−(2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド(参考実施例15に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS229(M+H)
参考実施例61
(2E)−3−[4−(3−ピリダジニル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(3−ピリダジニル)ベンズアルデヒド(参考実施例16に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS211(M+H)
参考実施例62
(2E)−3−[1−(2−ピリミジニル)−1H−イミダゾール−4−イル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを1−(2−ピリミジニル)−1H−イミダゾール−4−カルボキサルデヒド(参考実施例10に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS201(M+H)
参考実施例63
[[4−(2−ピリミジニル)フェニル]メトキシ]アセトアルデヒド
段階A:4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノール
参考実施例12の3−ホルミルフェニルボロン酸を4−(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸で置き換えることにより参考実施例12に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS187(M+H)
段階B:[[4−(2−ピリミジニル)フェニル]メトキシ]アセトアルデヒド
DMF(4mL)中の段階Aからの生成物(559mg、3.00ミリモル)の溶液を0℃の水素化ナトリウム(鉱油中60%、144mg、3.60ミリモル)の懸濁液に滴下により加えた。溶液を0℃で30分間撹拌し、ブロモアセトアルデヒドジエチルアセタール(0.55mL、3.66ミリモル)及びテトラブチルアンモニウムヨージド(111mg、0.30ミリモル)を加えそして得られる混合物を70℃で12時間撹拌した。追加の水素化ナトリウム(鉱油中60%、70mg、1.75ミリモル)及びブロモアセトアルデヒドジエチルアセタール(0.55mL、3.66ミリモル)を加えそして70℃での加熱を12時間続けた。反応混合物を濃縮し、残留物を水で希釈しそして酢酸エチルで抽出し、一緒にした有機層を乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、1:1ヘキサン/酢酸エチル)による精製により得られた物質をエタノール(2mL)及び10%水性HCl(10mL)に吸収させそして12時間撹拌した。反応混合物を水性NaOHで塩基性にし、酢酸エチルで抽出し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、1:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物80mg(12%)が得られた。MS229(M+H)
参考実施例64
4−(2−ピリミジニル)ベンゼンアセトアルデヒド
ナトリウムヘキサメチルジシラジド(THF中1.0M、2.65mL、2.65ミリモル)を0℃のTHF(13mL)中のメトキシメチルトリフェニルホスホニウムクロリド(0.93g、2.71ミリモル)の懸濁液に加え、そしてこの赤橙色混合物を0℃で15分間撹拌した。THF(5mL)中の4−(2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド(250mg、1.36ミリモル、WO9828264に記載の如くして製造された)の溶液を加えそして撹拌を0℃で1時間続けた。10%水性HCl(13mL)を加えそして混合物を1時間50℃に加熱した。次いで反応混合物を0℃に冷却しそして固体NaCOを溶液が塩基性になるまで注意深く加えた。混合物を酢酸エチル(2×25mL)で抽出しそして一緒にした有機抽出物をブライン(2×25mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、2:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物141mg(52%)が得られた。MS199(M+H)
参考実施例65
(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール
ジクロロメタン(100mL)中の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール(2.50g、11.89ミリモル、参考実施例29に記載の如くして製造された)の−78℃の懸濁液にDIBAL(THF中1.0M、18.0mL)を10分間にわたり加えた。得られる懸濁液を−78℃で30分間撹拌し、メタノール(2mL)を注意深く加えそして撹拌を−78℃で5分間続けた。混合物を10%水性クエン酸(300mL)及びジクロロメタン(200mL)の混合物に注ぎそして1時間撹拌した。有機層を分離し、飽和水性NaHCO(200mL)及びブライン(200mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、セライトを通してろ過しそして濃縮した。得られる物質をエーテルで摩砕しそして真空中で乾燥して標題の化合物2.08g(82%)を得た。MS213(M+H)
参考実施例66
(2E)−3−[4−(3−ピリダジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール
室温水浴中に維持されたエタノール(5mL)中の(2E)−3−[4−(3−ピリダジニル)フェニル]−2−プロペナール(400mg、1.90ミリモル、参考実施例61に記載の如くして製造された)の懸濁液にホウ水素化ナトリウム(90mg、2.38ミリモル)を加えた。20分後、反応を水(10mL)でクエンチし、10分間撹拌し、次いで濃縮してエタノールを除去した。固体をろ過により除去し、水で洗浄しそして真空中で乾燥して標題の化合物360mg(89%)を得た。MS213(M+H)
参考実施例67
2−ブトキシ−3,4−ジヒドロ−4−フェニル−2H−ピラン
シンナムアルデヒド(0.66g、4.99ミリモル)、ブチルビニルエーテル(1.30mL、10.05ミリモル)及びYb(fod)(265mg、0.25ミリモル)のニート混合物(neat mixture)を室温で72時間撹拌し、次いで18時間50℃に加熱した。クロマトグラフィー(SiO、95:5ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物0.89g(77%)が得られた。MS233(M+H)
参考実施例68
2−ホルミル−4,4−ジメトキシブタンニトリル
リチウムジイソプロピルアミドモノ(テトラヒドロフラン)(シクロヘキサン中1.5M、22.0mL、33.0ミリモル)を−30℃でTHF(100mL)に加えそして得られる溶液を10分間撹拌した後、3−シアノプロピオンアルデヒドジメチルアセタール(3.90mL、29.90ミリモル)を5分間にわたり滴下により加えた。15分後、ギ酸メチル(2.80ミリモル、45.42ミリモル)を加えそして得られる溶液を−20℃〜−15℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)でクエンチしそしてエーテル(2×50mL、廃棄される)で洗浄した。水性相を10%HClで酸性化しそしてエーテル(3×50mL)で抽出した。一緒にしたエーテル抽出物をブライン(3×50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。残留物をジクロロメタンに溶解し、留出して痕跡量のTHFを除去して、標題の化合物2.28g(49%)が淡黄色油として得られた。
参考実施例69
4−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド
エタノール(4mL)中の2M水性NaCO(7mL)及び4−ホルミルフェニルボロン酸(1.35g、9.0ミリモル)の懸濁液を、トルエン(15mL)中の2−クロロ−5−フルオロピリミジン(922mg、7.0ミリモル、Org.Prep.Proc.Int.1995,27,600に記載の如くして製造された)及び[1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン]パラジウム(II)ジクロリド(0.209g、0.35ミリモル)の溶液に加えた。反応混合物を6時間加熱還流し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、NaSOで乾燥しそして真空中で濃縮した。中圧(medium pressure)液体クロマトグラフィー(SiO:20:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物732mg(52%)を得た。MS203(M+H)
参考実施例70
4−(5−エチル−2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド
エタノール(5mL)中の飽和水性NaCO(10mL)及び4−ホルミルフェニルボロン酸(1.80g、12.0ミリモル)の懸濁液を、トルエン(20mL)中の2−クロロ−5−エチルピリミジン(1.20mL、10.0ミリモル)及び[1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン]パラジウム(II)ジクロリド(0.300g、0.5ミリモル)の溶液に加えた。反応混合物を5時間加熱還流し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、NaSOで乾燥しそして真空中で濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO:3:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物1.62g(76%)を得た。MS213(M+H)
参考実施例71
2−フェニル−5−ピリミジンカルボキシアルデヒド
−100℃のTHF(15mL)中の5−ブロモ−2−フェニルピリミジン(850mg、3.65ミリモル、Org.lett.2002,4,513に記載の如くして製造された)の溶液に、n−BuLi(1.60mL、4.00ミリモル、ヘキサン中の2.5M溶液)を滴下により加えた。反応混合物を−100℃で15分間撹拌し、そしてギ酸メチル(0.26mL、4.20ミリモル)を滴下により加えた。反応混合物を−100℃で更に15分間撹拌し、ジエチルエーテル(4.50mL、4.50ミリモル)中の1MHCl溶液で注意深くクエンチし、室温に加温しそして真空中で濃縮した。粗反応混合物をジクロロメタンと飽和水性NaHCOとに分配し、有機層をNaSOで乾燥しそして真空中で濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO:4:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物226mg(34%)を得た。MS185(M+H)
参考実施例72
4−(2−チアゾリル)ベンズアルデヒド
水(60mL)中のNaHCO(3.83g、45.6ミリモル)及び4−ホルミルフェニルボロン酸(2.69g、18.0ミリモル)の混合物をDME(60mL)中の2−ブロモチアゾール(2.50g、15.2ミリモル)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(500mg、0.43ミリモル)の溶液に加えた。反応混合物を18時間加熱還流し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、NaSOで乾燥しそして真空中で濃縮した。ヘキサン/酢酸エチルから2回の逐次の再結晶により標題の化合物998mg(35%)が得られた。MS190)M+H)
参考実施例73
4−(2−オキサゾリル)ベンズアルデヒド
段階A:2−(4−メチルフェニル)オキサゾール
ポリリン酸(20g)、ビニレンカーボネート(5.73mL、90.0ミリモル)及びp−トルアミド(12.2g、90.0ミリモル)を一緒にしそして2時間170℃で加熱した。反応混合物を〜80℃に冷却させ、水(〜100mL)を注意深く加え、そして〜10分間撹拌した。この混合物を3回酢酸エチルで抽出し、一緒にした有機抽出物をNaSOで乾燥しそして真空中で濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO:97:3ヘキサン/アセトン)により精製して標題の化合物6.41g(45%)を得た。MS160(M+H)
段階B:4−(2−オキサゾリル)ベンズアルデヒド
四塩化炭素(300mL)中の2−(4−メチルフェニル)オキサゾール(6.41g、40.3ミリモル)及びN−ブロモスクシンイミド(14.7g、82.6ミリモル)に、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(500mg、3.1ミリモル)を加えそして反応混合物を100℃で12時間加熱した。反応混合物を0℃に冷却し、ガラス濾過器を通してろ過しそして真空中で濃縮した。この粗反応混合物に95%エタノール(300mL)及び硝酸銀(15.1g、88.8ミリモル)を加えそして反応混合物を4時間還流し、室温に冷却し、ガラス濾過器を通してろ過しそして真空中で濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO:10:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物880mg(13%、2段階)を得た。MS174(M+H)
参考実施例74
4−(3−イソオキサゾリル)ベンズアルデヒド
参考実施例73の段階Bの2−(4−メチルフェニル)オキサゾールを3−(4−メチルフェニル)イソオキサゾール(J.Organomet.Chem.1966,6,598に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例73の段階Bに類似した方法で標題の化合物を製造する。MS174(M+H)
参考実施例75
4−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンズアルデヒド
参考実施例73の段階Bの2−(4−メチルフェニル)オキサゾールを3−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール(Bull.Chem.Soc.Jpn.1978,51,1484に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例73の段階Bに類似した方法で標題の化合物を製造する。MS175(M+H)
参考実施例76
4−(1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ベンズアルデヒド
段階A:5−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール
10.2mL(0.0510モル)の5NNaOH、ジオキサン(50mL)及び70%水性酢酸(100mL)の混合物中のヒドロキシルアミン塩酸塩3.54g(0.0510モル)の溶液に、N−[(ジメチルアミノ)メチレン]−4−メチルベンズアミド(J.Chem.Soc.Perkin.Trans.1 1989,589に記載の如くして製造された)6.79g(0.0424)を加える。混合物を90℃で1.5時間撹拌し、そして生成物を冷却された反応混合物から単離する。MS161(M+H)
段階B:4−(1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ベンズアルデヒド
参考実施例73の段階Bの2−(4−メチルフェニル)オキサゾールを上記段階Aからの5−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾールで置き換えることにより参考実施例73の段階Bに類似した方法で標題の化合物を製造する。MS175(M+H)
参考実施例77
4−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンズアルデヒド
段階A:ジメトキシメチル安息香酸ヒドラジド
室温のジクロロメタン(120mL)中の4−(ジメトキシメチル)安息香酸(11.0g、56.4ミリモル、Teterahedron 1998,54,15679−15690に記載の如くして製造された)の溶液にトリエチルアミン(11.8mL、84.6ミリモル)を加えた。反応混合物を−40℃に冷却し、ギ酸エチル(6.7mL、70.0ミリモル)を滴下により加えそして撹拌を−40℃で30分間続けた。ヒドラジン(8.85mL、282ミリモル)を加えそして反応混合物を室温に加温しそして更に1時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄し、NaSOで乾燥しそして真空中で濃縮して標題の化合物9.06g(77%)が得られ、これを更に精製することなく次の段階で使用した。MS211(M+H)
段階B:2−[4−(ジメトキシメチル)フェニル]−1,3,4−オキサジアゾール オルトギ酸メチル(20mL)を段階Aからの生成物(9.06g、43.1ミリモル)に加え、この混合物をディーン−シュターク条件(Dean−stark conditions)下に48時間加熱した。過剰のオルトギ酸メチルを真空中で除去し、残留物を中圧液体クロマトグラフィー(SiO:3:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物5.26g(56%)を得た。MS221(M+H)
段階C:4−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンズアルデヒド
室温のテトラヒドロフラン/水(2mL)の1:1混合物中の段階Bからの生成物(175mg、0.80ミリモル)に、p−トルエンスルホン酸(50mg、0.3ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌しそしてジクロロメタンと飽和水性NaHCOとに分配した。有機層をNaSOで乾燥しそして真空中で濃縮して標題の生成物100mg(72%)が得られ、これを更に精製することなく使用した。MS175(M+H)
参考実施例78
(2E)−3−[4−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを4−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンズアルデヒド(参考実施例77に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS201(M+H)
参考実施例79
(2E)−3−[4−(5−オキサゾリル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを4−(5−オキサゾリル)ベンズアルデヒド(J.Med.Chem.1998,41,2390に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS200(M+H)
参考実施例80
(2E)−3−[4−(3−イソオキサゾリル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを4−(3−イソオキサゾリル)ベンズアルデヒド(参考実施例74に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS200(M+H)
参考実施例81
(2E)−3−[4−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを4−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(参考実施例75に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS201(M+H)
参考実施例82
(2E)−3−[4−(1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを4−(1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ベンズアルデヒド(参考実施例76に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS201(M+H)
参考実施例83
(2E)−3−[4−(2−チエニル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを4−(2−チエニル)ベンズアルデヒド(J.Med.Chem.1998,41,2390に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS215(M+H)
参考実施例84
(2E)−3−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−2−イル)−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−2−カルボキサルデヒドで置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS187(M+H)
参考実施例85
(2E)−3−[2,2′−ビチオフェン]−5−イル−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを[2,2′−ビチオフェン]−5−カルボキサルデヒドで置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS221(M+H)
参考実施例86
5−(2−ピリミジニル)−2−チオフェンカルボキサルデヒド
水(15mL)中のNaCO(3.16g)及び5−ホルミル−2−チオフェンボロン酸(2.4g、15.1ミリモル)の混合物をDME(30mL)中の2−ブロモピリミジン(2g、12.58ミリモル)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(480mg、0.46ミリモル)の溶液に加えそして混合物を24時間加熱還流した。冷却した反応混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、1:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して標題の化合物620mg(26%)を得た。MS191(M+H)
参考実施例87
5−ピラジニル−2−チオフェンカルボキサルデヒド
参考実施例86の2−ブロモピリミジンを2−クロロピラジンで置き換えることにより参考実施例86に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS191(M+H)
参考実施例88
(2E)−3−[5−(2−ピリミジニル)−2−チエニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを5−(2−ピリミジニル)−2−チオフェンカルボキサルデヒド(参考実施例86に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS217(M+H)
参考実施例89
(2E)−3−(5−ピラジニル−2−チエニル)−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを5−ピラジニル−2−チオフェンカルボキサルデヒド(参考実施例87に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS217(M+H)
参考実施例90
4−(2−ピリミジニル)−2−チオフェンカルボキサルデヒド
水(15mL)中のNaCO(3.16g)及び5−ホルミル−3−チオフェンボロン酸(2.4g、15.1ミリモル)の混合物をDME(30mL)中の2−ブロモピリミジン(2g、12.58ミリモル)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(480mg、0.46ミリモル)の溶液に加えそして混合物を24時間加熱還流する。冷却した反応混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮する。クロマトグラフィーにより精製して標題の化合物を得る。MS191(M+H)
参考実施例91
4−(2−ピリジニル)−2−チオフェンカルボキサルデヒド
参考実施例90の2−ブロモピリミジンを2−ブロモピリジンで置き換えることにより参考実施例90に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS190(M+H)
参考実施例92
4−ピラジニル−2−チオフェンカルボキサルデヒド
参考実施例90の2−ブロモピリミジンをクロロピラジンで置き換えることにより参考実施例90に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS191(M+H)
参考実施例93
5−(2−ピリミジニル)−3−チオフェンカルボキサルデヒド
参考実施例15の4−ブロモ−2−フルオロベンズアルデヒドを5−ブロモ−3−チオフェンカルボキサルデヒド(J.Chem.Pharm.Bull,1999,47,1393に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例15に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS191(M+H)
参考実施例94
5−(2−ピリジニル)−3−チオフェンカルボキサルデヒド
参考実施例15の4−ブロモ−2−フルオロベンズアルデヒド及び2−ブロモピリミジンをそれぞれ5−ブロモ−3−チオフェンカルボキサルデヒド(J.Chem.Pharm.Bull,1999,47,1393に記載の如くして製造された)及び2−ブロモピリジンで置き換えることにより参考実施例15に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS190(M+H)
参考実施例95
5−ピラジニル−3−チオフェンカルボキサルデヒド
参考実施例15の4−ブロモ−2−フルオロベンズアルデヒド及び2−ブロモピリミジンをそれぞれ5−ブロモ−3−チオフェンカルボキサルデヒド(J.Chem.Pharm.Bull,1999,47,1393に記載の如くして製造された)及びクロロピラジンで置き換えることにより参考実施例15に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS191(M+H)
参考実施例96
(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)−2−チエニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを4−(2−ピリミジニル)−2−チオフェンカルボキサルデヒド(参考実施例90に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS217(M+H)
参考実施例97
(2E)−3−[4−(2−ピリジニル)−2−チエニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを4−(2−ピリジニル)−2−チオフェンカルボキサルデヒド(参考実施例91に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS216(M+H)
参考実施例98
(2E)−3−(4−ピラジニル−2−チエニル)−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを4−ピラジニル−2−チオフェンカルボキサルデヒド(参考実施例92に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS217(M+H)
参考実施例99
(2E)−3−[5−(2−ピリミジニル)−3−チエニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを5−(2−ピリミジニル)−3−チオフェンカルボキサルデヒド(参考実施例93に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS217(M+H)
参考実施例100
(2E)−3−[5−(2−ピリジニル)−3−チエニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを5−(2−ピリジニル)−3−チオフェンカルボキサルデヒド(参考実施例94に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS216(M+H)
参考実施例101
(2E)−3−(5−ピラジニル−3−チエニル)−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを5−ピラジニル−3−チオフェンカルボキサルデヒド(参考実施例95に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS217(M+H)
参考実施例102
(2E)−3−(2−キノキサリニル)−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンズアルデヒドを2−キノキサリンカルボキサルデヒド(J.Chem.Soc.1956,2052に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS185(M+H)
参考実施例103
(2E)−3−[4−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)フェニル]−2−プロペナール
参考実施例30の4−(1H−ピラゾール−1−イル)−ベンズアルデヒドを4−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)−ベンズアルデヒド(WO98/03476に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例30に類似した方法により標題の化合物を製造した。MS200(M+H)
参考実施例104
(2E)−3−[4−(2−ピリジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール
(2E)−3−[4−(2−ピリジニル)フェニル]−2−プロペナール(500mg、2.4ミリモル、参考実施例32に記載の如くして製造された)を0℃のTHF(10mL)及びメタノール(10mL)に溶解した。ホウ水素化ナトリウム(109mg、2.9ミリモル)を加えそして混合物を0℃で30分間撹拌した。反応混合物を濃縮した。水(10mL)を加えそして混合物を酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。有機層を集め、乾燥しそして濃縮した。MS212(M+H)
参考実施例105〜126
参考実施例104の(2E)−3−[4−(2−ピリジニル)フェニル]−2−プロペナールを適当なアルデヒドで置き換えることにより参考実施例104の方法で、下表に列挙された参考実施例105〜126の化合物を製造する。
Figure 2005511752
参考実施例127〜154
参考実施例65の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナールを適当なアルデヒドで置き換えることにより参考実施例65の方法で、下表に列挙された参考実施例127〜154の化合物を製造する。
Figure 2005511752
参考実施例155
4−(2−ピリミジニル)ベンゼンプロパノール
メタノール(5mL)中の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール(300mg、1.41ミリモル、参考実施例65に記載の如くして製造された)、ギ酸アンモニウム(445mg、7.06ミリモル)及び10%Pd/C(100mg)の混合物を室温で1時間撹拌した。固体をセライトを通すろ過により除去しそして追加のメタノール(20mL)で洗浄した。ろ液を濃縮しそして残留物を酢酸エチル(30mL)中に吸収させ、水(20mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、1:1ジクロロメタン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物240mg(79%)が無色の油として得られた。MS215(M+H)
参考実施例156〜170
参考実施例155の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを適当なアルケンで置き換えることにより参考実施例155の方法で、下表に列挙された参考実施例156〜170の化合物を製造する。
Figure 2005511752
参考実施例171
(2Z)−2−フルオロ−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール
段階A:(2Z)−2−フルオロ−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン酸エチルエステル
トリエチル−2−フルオロ−2−ホスホノアセテート(1.55mL、7.64ミリモル)をTHF(20mL)中のMgBr(1.68g、9.12ミリモル)の懸濁液に加えた。得られる混合物を0℃に冷却し、トリエチルアミン(1.20mL、8.61ミリモル)を加えそして撹拌を0℃で1時間続けた。THF(10mL)中の4−(2−ピリミジニル)ベンズアルデヒド(1.00g、5.43ミリモル、WO9828264に記載の如くして製造された)の溶液をカニューレを介して加えそして追加の量のTHF(5mL)を使用してトランスファーフラスコ及びカニューレをすすいだ。得られる混合物を0℃で3時間撹拌し、10%水性塩化アンモニウム(5mL)でクエンチしそして小さな容積に濃縮した。濃縮物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、10%水性塩化アンモニウム、飽和水性NaHCO及びブライン(各々50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、3:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物1.27gがそのE異性体との3:1混合物として得られた。2−プロパノールからの再結晶により、E異性体約1%を含有する標題の化合物0.76g(51%)が得られた。MS273(M+H)
段階B:(2Z)−2−フルオロ−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール
水素化ジイソブチルアルミニウム(THF中1.0M溶液、5.5mL、5.50ミリモル)を塩化メチレン(15mL)中の段階Aからの生成物(500mg、1.84ミリモル)の0℃溶液に滴下により加えた。得られる溶液を0℃で10分間撹拌し、メタノール(0.25mL)により、続いて15%水性ロッシェル塩(20mL)でクエンチし、そして室温で4時間撹拌させた。層を分離しそして水性層を塩化メチレン(20mL)で抽出した。一緒にした有機層を乾燥し(MgSO)そして濃縮して標題の化合物415mg(98%)が無色の固体として得られたMS231(M+H)
参考実施例172〜234
参考実施例171の4−(2−ピリミジニル)ベンズアルデヒドを適当なアルデヒドで置き換えることにより参考実施例171の方法で、下表に列挙された参考実施例172〜234の化合物を製造する。
Figure 2005511752
Figure 2005511752
参考実施例235
[4−(3−ヒドロキシ−1−プロピニル]フェニル]ボロン酸
4−ヨードフェニルボロン酸(19.83g、80.01モル)及びPd(PhP)(0.93g、0.80ミリモル)の混合物にピロリジン(100mL)を加え、この混合物を5分間撹拌して溶液を得た。この溶液を0℃に冷却しそしてプロパルギルアルコール(9.4mL、161.5ミリモル)を加えた。得られる溶液を0℃で1時間及び室温で18時間撹拌し、次いで真空中で濃縮した。残留物を2N NaOH(200mL)で希釈し、ジクロロメタン(2×100mL)で洗浄し、0℃に冷却しそして10%HClで酸性化した。沈殿した固体をろ過により単離し、水で洗浄しそして真空中で乾燥して、標題の化合物12.76g(91%)が黄褐色固体として得られた。MS175(M−H)
参考実施例236
[4−(4−ヒドロキシ−1−ブチニル]フェニル]ボロン酸
参考実施例235のプロパルギルアルコールを3−ブチン−1−オールで置き換えることにより参考実施例235に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS189(M−H)
参考実施例237
[4−(5−ヒドロキシ−1−ペンチニル)フェニル]ボロン酸
参考実施例235のプロパルギルアルコールを4−ペンチン−1−オールで置き換えることにより参考実施例235に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS203(M−H)
参考実施例238
[4−[(1E)−3−1−プロペニル]フェニル]ボロン酸
THF(50mL)中の[4−(3−ヒドロキシ−1−プロピニル)フェニル]ボロン酸(1.06mg、6.02ミリモル、参考実施例235に記載の如くして製造された)の溶液に水素化リチウムアルミニウム(THF中1.0M溶液、19.0mL、09.0ミリモル)を10分間にわたって激しく撹拌しながら滴下により加えた。得られる懸濁液を3時間加熱還流し、0℃に冷却し、水(2mL)で注意深くクエンチし、10分間撹拌しそして真空中で濃縮乾固した。水(20mL)を残留物に加え、混合物を0℃に冷却し、20%HSO(10mL)で酸性化しそして0℃で10分間撹拌した。固体をろ過により除去し、水で洗浄しそして風乾させた。水から再結晶させて、標題の化合物0.70g(69%)が無色の結晶として得られた。MS177(M−H)
参考実施例239
3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロピン−1−オール
エチレングリコールジメチルエーテル(25mL)中の2−ブロモピリミジン(1.00g、6.29ミリモル)及びPd(PhP)(220mg、0.19ミリモル)の混合物を10分間撹拌し、水(25mL)中の炭酸水素ナトリウム(1.58g、18.81ミリモル)及び[4−(3−ヒドロキシ−1−プロピニル)フェニル]ボロン酸(1.32g、7.50ミリモル、参考実施例235に記載の如くして製造された)のスラリーを加え、そして混合物を4時間加熱還流した。冷却した反応混合物を塩化メチレン(100mL)で希釈しそして水(100mL)で洗浄した。水性層をジクロロメタン(25mL)で抽出しそして一緒にした有機層を乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、3:2ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物1.04g(79%)が黄色固体として得られた。MS211(M+H)
参考実施例240
4−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−3−ブチン−1−オール
参考実施例239の[4−(3−ヒドロキシ−1−プロピニル)フェニル]ボロン酸を[4−(4−ヒドロキシ−1−ブチニル)フェニル]ボロン酸(参考実施例236に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例239に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS225)(M+H)
参考実施例241
5−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−4−ペンチン−1−オール
参考実施例239の[4−(3−ヒドロキシ−1−プロピニル)フェニル]ボロン酸を[4−(5−ヒドロキシ−1−ペンチニル)フェニル]ボロン酸(参考実施例237に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例239に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS239(M+H)
参考実施例242〜247
参考実施例239の2−ブロモピリミジンを適当な臭素化又はヨウ素化された複素環で置き換えることにより参考実施例239の方法で、下表に列挙された参考実施例242〜247の化合物を製造する。
Figure 2005511752
参考実施例248
3−(4−ピラジニルフェニル)−2−プロピン−1−オール
トルエン(20mL)中の[1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン]パラジウム(II)ジクロリド(0.30g、0.50ミリモル)及び[4−(3−ヒドロキシ−1−プロピニル)フェニル]ボロン酸(1.85g、10.51ミリモル、参考実施例235に記載の如くして製造された)の混合物に、クロロピラジン(0.78mL、8.73ミリモル)、1M水性NaCO(10mL)及びエタノール(5mL)を順次に加え、そして得られる混合物を3時間加熱還流した。冷却した反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈しそして有機層を分離し、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、97:3ジクロロメタン/メタノール)、続いて第二クロマトグラフィー(SiO、1:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物1.22g(66%)が無色の固体として得られた。MS211(M+H)
参考実施例249〜255
参考実施例248のクロロピラジンを適当な塩素化複素環で置き換えることにより参考実施例248の方法で、下表に列挙された参考実施例249〜255の化合物を製造する。
Figure 2005511752
参考実施例256〜293
参考実施例20の1−(4−ブロモフェニル)−1H−ピラゾールを適当な臭素化もしくはヨウ素化された化合物で置き換えることにより参考実施例20の段階Aの方法で、下表に列挙された参考実施例256〜293の化合物を製造する。
Figure 2005511752
参考実施例294
3−[3−(2−ピリジニル)−5−イソオキサゾリル]−2−プロピン−1−オール 8mLのトリエチルアミン中の2−(5−ヨード−3−イソオキサゾリル)ピリジン(WO0232919に記載の如くして製造された、1.38g、5ミリモル)及びジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(35mg、0.05ミリモル)の溶液を窒素で脱ガスした。プロパルギルアルコール(560mg、10ミリモル)を加え、この混合物を65℃で16時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、濃縮して溶媒を除去した。残留物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、飽和NaHCO、水及びブラインで洗浄した。有機層を乾燥しそして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、1:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物220mg(22%)得られた。MS201(M+H)
参考実施例295
(2E)−3−[4−(5−ブロモ−2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール
トルエン(5mL)中の5−ブロモ−2−ヨードピリミジン(0.57g、2.00ミリモル)、Pd(PhP)(23mg、0.020ミリモル)及び[4−[(1E)−3−ヒドロキシ−1−プロペニル]フェニル]ボロン酸(360mg、2.02ミリモル、参考実施例238に記載の如くして製造された)の混合物に2M水性NaCO(2mL)を加え、そして得られる混合物を24時間加熱還流した。冷却した反応混合物を酢酸エチル(20mL)で希釈し、そして有機層を分離し、ブライン(10mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、3:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物104mg(18%)が黄色の固体として得られた。MS291、293(M+H)
参考実施例296
(2E)−3−[4−(5−エチル−2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール
トルエン(4mL)中の2−クロロ−5−エチルピリミジン(0.30mL、2.47ミリモル)、[1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン]パラジウム(II)ジクロリド(61mg、0.10ミリモル)及び、[4−[(1E)−3−ヒドロキシ−1−プロペニル]フェニル]ボロン酸(360mg、2.02ミリモル、参考実施例238に記載の如くして製造された)の混合物に、1M水性NaCO(2mL)及びエタノール(1mL)を順次に加え、そして得られる混合物を18時間加熱還流した。冷却した反応混合物を酢酸エチル(10mL)で希釈し、そして有機層を分離し、ブライン(10mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、3:2ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物220mg(45%)が黄色の固体として得られた。MS241(M+H)
参考実施例297〜299
参考実施例296の2−クロロ−5−エチルピリミジンを適当な塩素化された複素環で置き換えることにより参考実施例296の方法で、下表に列挙された参考実施例297〜299の化合物を製造する。
Figure 2005511752
参考実施例300
[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロピナール
ジクロロメタン(15mL)中のDess−Martin試薬(1.59g、3.75ミリモル)及び3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロピン−1−オール(525mg、2.50ミリモル、参考実施例239に記載の如くして製造された)の混合物を室温で30分間撹拌した。水性10%Na(25mL)及び水性飽和NaHCO(15mL)を加え、混合物を5分間撹拌し、層を分離しそして水性層をジクロロメタン(10mL)で抽出した。一緒にした有機層を乾燥し(MgSO)そして濃縮して、標題の化合物465mg(89%)が黄色固体として得られた。MS209(M+H)
参考実施例301〜356
参考実施例300の[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロピン−1−オールを適当なアルコールで置き換えることにより参考実施例300の方法で、下表に列挙された参考実施例301〜356の化合物を製造する。
Figure 2005511752
Figure 2005511752
参考実施例357
(2Z)−3−フルオロ−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール
段階A:(2Z)−3−フルオロ−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール
3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロピナール(210mg、1.01ミリモル、参考実施例300に記載の如くして製造された)及びテトラブチルアンモニウムジハイドロジェントリフルオリド(1,2−ジクロロエタン中50重量%、1.8g、3.0ミリモル)の混合物を4時間110℃に加熱した。冷却した反応混合物を酢酸エチル(30mL)で希釈し、水性飽和NaHCO(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄しそしてSiO(5g)のプラグを通してろ過した。SiOプラグを追加の酢酸エチル(30mL)ですすぎ、そして一緒にしたろ液を濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、97:3ジクロロメタン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物116mg(51%)が無色の固体として得られた。MS229(M+H)。(2Z)−3−クロロ−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペナール(10mg、4%、MS245,247(M+H)及び回収された出発物質(15mg、7%)も単離された。
段階B:(2Z)−3−フルオロ−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール
水素化ジイソブチルアルミニウム(THF中1.0M溶液、0.7mL、0.70ミリモル)を塩化メチレン(5mL)中の段階Aからの生成物(108mg、0.47ミリモル)の0℃懸濁液に滴下により加えた。得られる溶液を0℃で10分間撹拌し、メタノール(0.2mL)により、続いて15%水性ロッシェル塩(10mL)でクエンチし、そして室温で2時間撹拌させた。層を分離しそして水性層を塩化メチレン(10mL)で抽出した。一緒にした有機層を乾燥し(MgSO)そして濃縮して標題の化合物106mg(97%)が無色の固体として得られた。MS231(M+H)
参考実施例358〜417
参考実施例357の[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロピナールを適当なアルキナールで置き換えることにより参考実施例357の方法で、下表に列挙された参考実施例358〜417の化合物を製造する。
Figure 2005511752
Figure 2005511752
参考実施例418
(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−ブテン−1−オール
段階A:(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−ブテン酸エチル エステル
2−(4−ブロモフェニル)ピリミジン(0.59g、2.51ミリモル、米国特許第5,780,473号に記載の如くして製造された)、トリ−t−ブチルホスホニウムテトラフルオロボレート(36mg、0.12ミリモル)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(57mg、0.062ミリモル)の混合物にジオキサン(2mL)を加えた。N−メチルジシクロヘキシルアミン(0.64mL、2.99ミリモル)及びクロトン酸エチル(0.62mL、4.99ミリモル)を加え、この混合物を室温で18時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、シリカゲルの小さなプラグを通してろ過し、、このプラグを追加の酢酸エチルで洗浄し、一緒にしたろ液を濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、5:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物0.47g(70%)がオフホワイトな固体として得られた。MS269(M+H)
段階B:(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−ブテン−1−オ ール
水素化ジイソブチルアルミニウム(THF中1.0M溶液、3.4mL、3.40ミリモル)を塩化メチレン(10mL)中の段階Aからの生成物(300mg、1.12ミリモル)の0℃溶液に滴下により加えた。得られる溶液を0℃で20分間撹拌し、メタノール(0.2mL)により、続いて15%水性ロッシェル塩(20mL)及びジクロロメタン(10mL)でクエンチし、そして室温で18時間撹拌させた。層を分離しそして水性層を塩化メチレン(10mL)で抽出した。一緒にした有機層をブライン(20mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO)そして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、3:2ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物221mg(87%)がオフホワイトな固体として得られた。MS227(M+H)
参考実施例419
(2E)−3−(2−フェニル−5−ピリミジニル)−2−プロペン−1−オール
段階A:(2E)−3−(2−フェニル−5−ピリミジニル)−2−プロペン酸メチ ルエステル
5−ブロモ−2−フェニルピリミジン(310mg、1.32ミリモル、Org.Lett.2002,4,513に記載の如くして製造された)、トリ−t−ブチルホスホニウムテトラフルオロボレート(11mg、0.038ミリモル)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(18mg、0.020ミリモル)の混合物にジオキサン(1.3mL)を加えた。N−メチルジシクロヘキシルアミン(0.31mL、1.45ミリモル)及びアクリル酸メチル(0.24mL、2.67ミリモル)を加え、この混合物を室温で72時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、シリカゲルの小さなプラグを通してろ過し、このプラグを追加の酢酸エチルで洗浄し、一緒にしたろ液を濃縮した。残留物を5:1ヘキサン/酢酸エチルで摩砕しそして固体をろ過し、真空中で乾燥して、標題の化合物178mg(56%)がオフホワイトな固体として得られた。MS241(M+H)
段階B:(2E)−3−(2−フェニル−5−ピリミジニル)−2−プロペン−1− オール
水素化ジイソブチルアルミニウム(THF中1.0M溶液、2.1mL、2.10ミリモル)を塩化メチレン(5mL)中の段階Aからの生成物(165mg、0.69ミリモル)の0℃溶液に滴下により加えた。得られる溶液を0℃で15分間撹拌し、メタノール(0.5mL)により、続いて15%水性ロッシェル塩(15mL)及びジクロロメタン(5mL)でクエンチし、そして室温で18時間撹拌させた。層を分離しそして水性層を塩化メチレン(5mL)で抽出した。一緒にした有機層を乾燥し(MgSO)そして濃縮して、標題の化合物140mg(96%)が無色の固体として得られた。MS213(M+H)
参考実施例420
4−ピラジニルベンゼンアセトアルデヒド
段階A:2−[4−[(E)−2−メトキシエテニル]フェニル]−ピラジン
−10℃のTHF(20mL)中のメトキシメチルトリフェニルホスホニウムクロリド(3.72g、1080ミリモル)の懸濁液にナトリウムヘキサメチルジシラジド(1080mL、10.80ミリモル、THF中1.0M)を加え、そしてこの赤橙色混合物を−10℃で15分間撹拌した。THF(3mL)中の4−ピラジニルベンズアルデヒド(1.00g、5.43ミリモル)、参考実施例17に記載の如くして製造された)の溶液を滴下により加えそして撹拌を−10℃で1時間続けた。反応混合物を飽和水性NHClでクエンチし、酢酸エチルで抽出し、有機層をNaSOで乾燥しそして真空中で濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO、3:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物(E:Z=1:1)820mg(71%)が得られた。MS213(M+H)
段階B:4−ピラジニルベンゼンアセトアルデヒド
室温のジクロロメタン(5mL)中の段階Aからの生成物(175mg、0.82ミリモル)及び固体NaHCO(100mg、1.18ミリモル)の懸濁液にヨードトリメチルシラン(0.46mL、3.30ミリモル)を滴下により加えた。反応混合物を室温で18時間撹拌し、飽和水性NaHCOで注意深くクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、NaSOで乾燥しそして真空中で濃縮して標題の化合物110mg(68%)を得た。生成物はそのH NMRスペクトルにより判定して>95%の純度であった。これを更に精製することなく次の段階において直ちに使用した。MS199(M+H)
参考実施例421〜440
参考実施例420の4−ピラジニルベンズアルデヒドを適当なアルデヒドで置き換えることにより参考実施例420の方法で、下表に列挙された参考実施例421〜440の下記の化合物を製造した。
Figure 2005511752
参考実施例441
2−[4−(テトラヒドロ−2,5−ジメトキシ−3−フラニル)フェニル]ピリミジ
段階A:2−[4−(3−フラニル)フェニル]ピリミジン
DME(30mL)中の2−(4−ブロモ−フェニル)ピリミジン(1.30g、5.55ミリモル、米国特許第5,780,473号に記載の如くして製造された)及びテトラキス(トリフェニルホスィン)パラジウム(693mg、0.60ミリモル)の溶液に、2M水性NaCO(10mL、20ミリモル)及びエタノール(8mL)中の3−フランボロン酸(672mg、6ミリモル)の懸濁液を加えた。反応混合物を18時間還流し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和水性NaHCO及びブラインで洗浄し、NaSOで乾燥しそして真空中で濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO、3:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物793mg(65%)が得られた。MS223(M+H)
段階B:2−[4−(2,5−ジヒドロ−2,5−ジメトキシ−3−フラニル)フェニ ル]ピリミジン
−10℃のメタノール(0.8mL)及びベンゼン(0.8mL)中の3−[4−(ピリミジン−2−イル)フェニル]フラン及びNaCO(46mg、0.44ミリモル)のスラリーに、臭素(22μL、0.41ミリモル)を滴下により加えた。反応混合物を−10℃で1時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、ろ過しそして真空中で濃縮した。中圧液体クロマトグラフィー(SiO、2:1ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、標題の化合物95mg(75%)が得られた。MS285(M+H)
段階C:2−[4−(テトラヒドロ−2,5−ジメトキシ−3−フラニル)フェニル] ピリミジン
メタノール(1mL)中の2,5−ジヒドロ−2,5−ジメトキシ−3−[4−(ピリミジン−2−イル)フェニル]フラン(70mg、0.25ミリモル)、10%Pd/C(20mg)及びギ酸アンモニウム(46mg、0.75ミリモル)の混合物を一夜撹拌した。反応混合物をガラス濾過器を通してろ過し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を酢酸エチルと飽和水性NaHCOに分配し、有機層をNaSOで乾燥しそして真空中で濃縮して、標題の化合物60mg(85%)が得られ、このものを更に精製することなく使用した。MS287(M+H)
参考実施例442〜447
参考実施例104の(2E)−3−[4−(2−ピリジニル)フェニル]−2−プロペナールを適当なアルデヒドで置き換えることにより参考実施例104の方法で、下表に列挙された参考実施例442〜447の化合物を製造する。
Figure 2005511752
参考実施例448
2−[4−(1E)−3−(アミノオキシ)−1−プロペニル]フェニル]ピリミジ
段階A:THF(50mL)中の(2E)−3−[(4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール(1.06g、5ミリモル、参考実施例65に記載の如くして製造された)、トリフェニルホスィン(1.6g、6ミリモル)及びN−ヒドロキシフタルイミド(1.0g、6ミリモル)の撹拌された懸濁液に、DEAD(0.95mL、6ミリモル)を0℃で滴下により加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。沈殿を集めそして更に精製することなく次の反応で直接使用した。
段階B:段階Aからの粗生成物を10mLのジクロロメタンに溶解しそして1当量のメチルヒドラジンを滴下により加えた。反応の進行をTLCにより追跡した。反応の後、沈殿をろ過しそしてろ液を濃縮した。クロマトグラフィー(SiO、酢酸エチル/ヘキサン=3/1)により精製して、標題の化合物500mg(45%)が得られた。MS228(M+H)
参考実施例449
O−(2−フェニルエチル)ヒドロキシルアミン
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールをフェニルエチルアルコールで置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS138(M+H)
参考実施例450
O−(3−フェニルプロピル)−ヒドロキシルアミン
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを3−フェニル−1−プロパノールで置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS152(M+H)
参考実施例451
2−[4−[2−(アミノオキシ)エチル]フェニル]ピリミジン
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを4−(2−ピリミジニル)ベンゼンエタノール(参考実施例442に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS216(M+H)
参考実施例452
2−[4−[(アミノオキシ)メチル]フェニル]ピリミジン
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノール(参考実施例63の段階Aに記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS202(M+H)
参考実施例453
2−[4−[2−(アミノオキシ)エチル]フェニル]ピラジン
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを4−ピラジニルベンゼンメタノール(参考実施例443に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS216(M+H)
参考実施例454
2−[4−[(1E)−3−(アミノオキシ)−1−プロペニル]フェニル]ピラジン 参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを(2E)−3−(4−ピラジニルフェニル)−2−プロペン−1−オール(参考実施例132に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS228(M+H)
参考実施例455
3−[(1E)−3−(アミノオキシ)−1−プロペニル]ピリジン
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを(2E)−(3−ピリジニル)−2−プロペン−1−オール(J.Med.Chem.1997,40,1845に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS151(M+H)
参考実施例456
2−[3−[(1E)−3−(アミノオキシ)−1−プロペニル]フェニル]ピリミジ
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを(2E)−3−[3−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール(参考実施例129に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS228(M+H)
参考実施例457
2−[4−[(1E)−3−(アミノオキシ)−1−プロペニル]フェニル]ピリジ
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを(2E)−3−[4−(2−ピリジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール(参考実施例104に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS227(M+H)
参考実施例458
3−[3−(アミノオキシ)−1−プロピニル]キノリン
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを3−(3−キノリニル)−2−プロピン−1−オール(J.Med.Chem.1996,39,3176に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS199(M+H)参考実施例459
3−[4−[(1E)−3−(アミノオキシ)−1−プロペニル]フェニル]ピリダジ
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを(2E)−3−[4−(3−ピリダジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール(参考実施例66に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS228(M+H)
参考実施例460
1−[4−[(1E)−3−(アミノオキシ)−1−プロペニル]フェニル]−1H− ピラゾール
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを(2E)−3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−2−プロペン−1−オール(参考実施例133に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS216(M+H)
参考実施例461
2−[4−[3−(アミノオキシ)−1−プロピニル]フェニル]ピリミジン
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロピン−1−オール(参考実施例239に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS226(M+H)
参考実施例462
2−[4−[(アミノオキシ)メチル]フェニル]ピラジン
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを4−ピラジニルベンゼンメタノール(参考実施例126に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS202(M+H)
参考実施例463
2−[4−[3−(アミノオキシ)−1−プロピニル]フェニル]ピラジン
参考実施例448の(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オールを3−(4−ピラジニルフェニル)−2−プロピン−1−オール(参考実施例248に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例448に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS226(M+H)
参考実施例464
4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタンチオール
段階A:
4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノール(400mg、2.15ミリモル、参考実施例63の段階Aに記載の如くして製造された)を0℃のジクロロメタン(8mL)に溶解した。この溶液に、PBr(580mg、2.15ミリモル)を滴下により加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。メタノール(0.5mL)を加えそして混合物を5分間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。残留物を酢酸エチル(30mL)に溶解しそして冷5%水性NaHCOで洗浄した。有機層を乾燥しそして濃縮した。粗生成物(450mg)を更に精製することなく次の段階で直接使用した。
段階B:
段階Aからの生成物(450mg、1.8ミリモル)を3mLのN.N−ジメチルアセトアミドに溶解した。チオ酢酸カリウム(250mg、2.2ミリモル)を加えそして反応混合物を室温で4時間撹拌した。水(10mL)を加えそして混合物をジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。有機層を一緒にし、乾燥しそして濃縮した。クロマトグラフィー(SiO:酢酸エチル/ヘキサン=1/2)により精製して、標題の化合物300mg(68%)が得られた。MS245(M+H)
段階C:
段階Bからの生成物(130mg、0.53ミリモル)を10mLのメタノールに溶解した。溶液をNで脱ガスした。水性炭酸カリウム(水6mL中の0.45g)を加えそして混合物を室温で3時間撹拌した。メタノールを蒸発させ、続いて塩化メチレン(3×10mL)で抽出して、生成物(100mg、93%)を得た。MS203(M+H)
参考実施例465
4−(2−ピリミジニル)ベンゼンエタンチオール
参考実施例464の4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノールを4−(2−ピリミジニル)ベンゼンエタノール(参考実施例442に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例464に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS217(M+H)
参考実施例466
4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゼンエタンチオール
参考実施例464の4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノールを4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゼンエタノール(参考実施例445に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例464に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS206(M+H)
参考実施例467
(2E)−3−(3−キノリニル)−2−プロペン−1−チオール
参考実施例464の4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノールを(2E)−3−(3−キノリニル)−2−プロペン−1−オール(参考実施例138に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例464に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS202(M+H)
参考実施例468
3−キノリンメタンチオール
参考実施例464の4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノールを3−キノリンメタノール(Tetrahedron 2000,56,2239に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例464に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS176(M+H)
参考実施例469
5−(2−ピリジニル)−2−チオフェンメタンチオール
参考実施例464の4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノールを5−(2−ピリジニル)−2−チオフェンメタノール(参考実施例444に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例464に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS208(M+H)
参考実施例470
4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゼンメタンチオール
参考実施例464の4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノールを4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゼンメタノール(参考実施例446に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例464に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS192(M+H)
参考実施例471
1−(2−ピリミジニル)−1H−イミダゾール−4−メタンチオール
参考実施例464の4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノールを1−(2−ピリミジニル)−1H−イミダゾール−4−メタノール(参考実施例447に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例464に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS193(M+H)
参考実施例472
(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−チオール 参考実施例464の4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノールを(2E)−3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロペン−1−オール(参考実施例65に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例464に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS229(M+H)
参考実施例473
(2E)−3−フェニル−2−プロペン−1−チオール
参考実施例464の4−(2−ピリミジニル)ベンゼンメタノールを(2E)−3−フェニル−2−プロペン−1−オールで置き換えることにより参考実施例464に類似した方法で標題の化合物を製造した。MS151(M+H)
参考実施例474
3−(2−ピリジニル)−5−イソオキサゾールカルボキサルデヒド
参考実施例300の3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロピン−1−オールを3−(2−ピリジニル)−5−イソオキサゾールメタノール(J.Org.Chem.2000,65,2225に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例300に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS175(M+H)
参考実施例475
(2Z)−3−フルオロ−3−[3−(2−ピリジニル)−5−イソオキサゾリル]−2−プロペン−1−オール
参考実施例171の4−(2−ピリミジニル)ベンズアルデヒドを3−(2−ピリジニル)−5−イソオキサゾールカルボキサルデヒド(参考実施例474に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例171に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS171(M+H)
参考実施例476
3−[3−(2−ピリジニル)−5−イソオキサゾリル]−2−プロピナール
参考実施例300の3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロピン−1−オールを3−[3−(2−ピリジニル)−5−イソオキサゾリル]−2−プロピン−1−オール(参考実施例294に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例300に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS199(M+H)
参考実施例477
(2Z)−2−フルオロ−3−[3−(2−ピリジニル)−5−イソオキサゾリル]−2−プロペン−1−オール
参考実施例357の3−[4−(2−ピリミジニル)フェニル]−2−プロピナールを3−[3−(2−ピリジニル)−5−イソオキサゾリル]−2−プロピン−1−オール(参考実施例294に記載の如くして製造された)で置き換えることにより参考実施例357に類似した方法で標題の化合物を製造する。MS221(M+H)
本発明を特にその上記態様に関して詳細に説明してきた。上記態様及び実施例は本発明の範囲及び精神を説明するために与えられる。これらの態様及び実施例は他の態様及び実施例を当業者に明らかにするであろう。これらの他の態様及び実施例は本発明に包含される。変更及び修正は本発明の精神及び範囲内で行うことができ、それ故、本発明は特許請求の範囲により限定されるべきであることは理解されるであろう。

Claims (57)


  1. Figure 2005511752
    [式中、
    は水素、ハロゲンおよびヒドロキシから成る群から選択され、
    Zは−NH−(CH−、−(CH−、−O−(CH−、−NH−C−Cアルケニル−、−C−Cアルケニル−、−O−C−Cアルケニル−、NH−C−Cアルキニル−、−C−Cアルキニル−および−O−C−Cアルキニル−から成る群から選択され、ここでnは0〜5の整数である、
    は水素、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択され、
    は水素、C−C10アルキル、C−C10−アルケニル、C−C10−アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、アリール(C−C10)アルキル、アリール(C−C10)アルケニル、アリール(C−C10)アルキニル、ヘテロシクロ(C−C10)アルキル、ヘテロシクロ(C−C10)アルケニルおよびヘテロシクロ(C−C10)アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、各アルキルもしくはアルコキシ基に1〜6炭素原子を含むアルコキシアルキルおよび、各アルキルもしくはチオアルキル基に1〜6炭素原子を含むアルキルチオアルキルから成る群から選択され、
    は水素もしくはヒドロキシ保護基であり、
    Wは
    (1)式
    Figure 2005511752
    (ここで、
    およびRは水素、CN、−C(NH)CHR1011、ニトロ、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−SO、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択され、ここで
    およびRは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、アラルキル、ヘテロアラルキルおよびヘテロシクロアルキルから成る群から独立に選択され、そして
    10およびR11は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択されるか、もしくはR10およびR11が、それらが結合している原子と一緒になって、場合により置換された4〜8員炭素環式環を形成し、ここで置換基はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択される)
    の置換ピロール、
    (2)−OR
    (ここで、
    はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキルおよびC−C−シクロアルケニルから成る群から独立に選択される)、
    (3)−NR10OR11
    (ここで、
    10およびR11は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択されるか、もしくはR10およびR11が、それらが結合している原子と一緒になって、場合により置換された5〜8員複素環式環を形成し、ここで、置換基はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択される)、
    (4)−NR12NR1314
    (ここで、
    12、R13およびR14は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択されるか、または
    12およびR13が、それらが結合している窒素と一緒になって、場合により置換された5〜8員複素環式環を形成し、ここで置換基がC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択されるかまたは
    13およびR14が、それらが結合している窒素と一緒になって、場合により置換された3〜8員複素環式環もしくは場合により置換された5〜10員ヘテロアリール環を形成し、ここで置換基がC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択される)、
    (5)−NR15N=CHR13a
    (ここで、
    15は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択され、そして
    13aはC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択される)、
    (6)−NR10NR11C(O)R16
    (ここで、
    16は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択される)、
    (7)−NR10NR11C(O)OR17
    (ここで、
    17はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択される)、
    (8)−NR10NR11C(O)NR1819
    (ここで、
    18およびR19は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択されるか、またはR18およびR19が、それらが結合している窒素と一緒になって、場合により置換された3〜8員複素環式環もしくは場合により置換された5〜10員ヘテロアリール環を形成し、ここで置換基がC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択される)、
    (9)−NR10NR21SO20
    (ここで、
    20はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択され、そして
    21は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、C−Cアシル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択される)、
    (10)−SR
    (ここで、
    はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキルおよびC−C−シクロアルケニル、から成る群から独立に選択される)、
    (11)−CHR1011
    (ここで、
    10およびR11は水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択されるか、もしくはR10およびR11が、それらが結合している原子と一緒になって、場合により置換された4〜8員炭素環式環を形成し、ここで置換基がC−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から選択される)、
    (12)式
    Figure 2005511752
    (式中、
    22およびR23は水素、−C(O)OR、−C(O)NR、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから成る群から独立に選択され、ここで
    およびRは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロ、アラルキル、ヘテロアラルキルおよびヘテロシクロアルキルから成る群から独立に選択される)、
    の置換ピラゾール、
    から成る群から選択され、
    XおよびX’は、それらが結合する炭素原子と一緒にC=O、C=NRもしくはC=NORを形成し、ここでRは水素、アルキル、アルケニルおよびアルキニルから独立に選択される、そして
    YおよびY’は、それらが結合する炭素原子と一緒にC=O、−CHOH、C=NRもしくはC=NORを形成し、ここでRは水素、アルキル、アルケニルおよびアルキニルから独立に選択される]、
    の化合物もしくは光学異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体もしくはそれらのラセミ混合物、または医薬として許容できるそれらの塩、エステルもしくはプロドラッグ。
  2. 請求項1の化合物および医薬として許容できる担体を含んで成る医薬組成物。
  3. バクテリア感染により誘起されたもしくはそれに起因した状態を有する被験者を処置する方法であって、治療的有効量の請求項1に記載の式Iの化合物を前記被験者に投与することを含んで成る方法。
  4. 被験者がバクテリア感染により誘起されたもしくはそれに起因した状態を罹患することを予防する方法であって、予防的有効量の請求項1に記載の式1の化合物を被験者に投与することを含んで成る方法。
  5. 前記状態がコミュニティ獲得肺炎、上気道および下気道感染症、皮膚および軟組織感染症、髄膜炎、病院獲得肺感染症並びに骨および関節の感染症から選択される、請求項3もしくは4の方法。
  6. 前記バクテリアが黄色葡萄球菌(S.arureus)、表皮菌(S.Epidermidis)、肺炎双球菌(S.pneumoniae)、腸内球菌(Enterococcus spp.)、カタル性モラキセラ(Moraxella catarrhalis)およびインフルエンザ菌(H.influenzae)から選択される請求項3もしくは4の方法。
  7. 前記バクテリアがグラム−陽性球菌である請求項3もしくは4の方法。
  8. 前記グラム−陽性球菌が抗生物質耐性である、請求項3の方法。
  9. 前記グラム−陽性球菌がエリスロマイシン−耐性である、請求項8の方法。

  10. Figure 2005511752
    [式中、R、R、RおよびRは前記に定義のとおりである]
    を有する化合物の調製法であって、
    a)式
    Figure 2005511752
    を有する化合物を適当に置換された1,4−ジアルデヒドもしくは1,4−ジアルデヒド同等物および酸で処理すること、並びに
    b)Rがヒドロキシ保護基である時には、場合によっては2’−ヒドロキシ基を脱保護すること、
    を含んで成る方法。

  11. Figure 2005511752
    [式中、R、RおよびRは前記に定義のとおりである]
    を有する化合物の調製法であって、
    a)式
    Figure 2005511752
    [式中、RおよびRは前記に定義のとおりである]
    を有する化合物を塩基の存在下で式ROHのアルコールで処理すること、および
    b)Rがヒドロキシ保護基である時には、場合によっては2’−ヒドロキシ基を脱保護すること、
    を含んで成る方法。

  12. Figure 2005511752
    [式中、R、R、R10およびR11は前記に定義のとおりである]
    を有する化合物の調製法であって、
    a)式
    Figure 2005511752
    [式中、RおよびRは前記に定義のとおりである]
    を有する化合物を式
    Figure 2005511752
    を有する化合物で処理すること、および
    b)Rがヒドロキシ保護基である時には、場合によっては2’−ヒドロキシ基を脱保護すること、
    を含んで成る方法。

  13. Figure 2005511752
    [式中、R、R、R12、R13およびR14は前記に定義のとおりである]
    を有する化合物の調製法であって、
    a)式
    Figure 2005511752
    [RおよびRは前記に定義のとおりである]
    を有する化合物をヒドラジンまたはモノ−、ジ−もしくはトリ−置換ヒドラジンで処理すること、
    b)場合によっては段階(a)の生成物[ここで、R13もしくはR14の少なくとも1個は水素である]をアルデヒド、酸触媒および還元剤で処理すること、
    c)場合によっては段階(b)の生成物[ここで、RもしくはR14のいずれかは水素である]をアルデヒド、酸触媒および還元剤で処理すること、
    d)Rがヒドロキシ保護基である時には、場合によっては2’−ヒドロキシ基を脱保護すること、
    を含んで成る方法。

  14. Figure 2005511752
    [ここで、R、RおよびRが前記に定義のとおりである]
    を有する化合物の調製法であって、
    a)式
    Figure 2005511752
    を有する化合物を適当に置換された1,4−ジアルデヒドもしくは1,4−ジアルデヒド同等物および酸で処理すること、および
    b)段階(a)で得られた化合物を塩基の存在下でを式ROHのアルコール(ここで、Rは前記に定義のとおりである)で処理すること、
    c)Rがヒドロキシ保護基である時には、場合によっては2’−ヒドロキシ基を脱保護すること、
    を含んで成る方法。

  15. Figure 2005511752
    [ここで、R、R、R10およびR11は前記に定義のとおりである]
    を有する化合物の調製法であって、
    a)式
    Figure 2005511752
    を有する化合物を適当に置換された1,4−ジアルデヒドもしくは1,4−ジアルデヒド同等物および酸で処理すること、
    b)段階(a)で得られた化合物を式
    Figure 2005511752
    を有する化合物で処理すること、および
    c)Rがヒドロキシ保護基である時には、場合によっては2’−ヒドロキシ基を脱保護すること、
    を含んで成る方法。

  16. Figure 2005511752
    [ここで、R、R、R12、R13およびR14は前記に定義のとおりである]
    を有する化合物の調製法であって、
    a)式
    Figure 2005511752
    を有する化合物を適当に置換された1,4−ジアルデヒドもしくは1,4−ジアルデヒド同等物および酸で処理すること、
    b)段階(a)の生成物をヒドラジンまたはモノ−、ジ−もしくはトリ−置換ヒドラジンで処理すること、
    c)場合によっては段階(b)の生成物[ここで、R13もしくはR14の少なくとも1個は水素である]をアルデヒド、酸触媒および還元剤で処理すること、
    d)場合によっては段階(d)の生成物[ここで、R13もしくはR14のいずれかは水素である]をアルデヒド、酸触媒および還元剤で処理すること、
    e)Rがヒドロキシ保護基である時には、場合によっては2’−ヒドロキシ基を脱保護すること、
    を含んで成る方法。
  17. が水素であり、Zが−(CH−であり、そしてnが0である、請求項1の化合物。
  18. Wが請求項1に記載の(1)、(2)、(3)および(4)の基から成る群から選択される、請求項1の化合物。
  19. がエチルである、請求項1の化合物。
  20. が水素、アシルもしくはアロイルである、請求項1の化合物。
  21. が水素であり、Zが−(CH−であり、nが0であり、Wが請求項1記載の基(1)、(2)、(3)および(4)から成る群から選択され、Rがエチルであり、そしてRが水素である、請求項1の化合物。
  22. 式1’:
    Figure 2005511752
    [ここでR、R、RおよびWが請求項1に定義されたとおりである]
    を有する請求項1の化合物。
  23. がHおよびFから成る群から選択される、請求項22の化合物。
  24. がエチルである、請求項22の化合物。
  25. がHおよびアシルから成る群から選択される、請求項22の化合物。
  26. Wが請求項1記載の基(1)、(2)、(3)、(4)、(10)、(11)および(12)から成る群から選択される、請求項22の化合物。
  27. がHであり、Rがエチルである、請求項22の化合物。
  28. がFであり、Rがエチルである、請求項22の化合物。
  29. がHおよびFから成る群から選択され、Rがエチルであり、そしてRがHである、請求項22の化合物。
  30. Wが請求項1記載の基(1)、(2)、(3)、(4)、(10)、(11)および(12)から成る群から選択される、請求項29の化合物。
  31. Wが基(2)であり、RがC−C−アルケニルおよびC−C−アルキニルから成る群から独立に選択される、請求項30の化合物。
  32. −C−アルケニルもしくはC−C−アルキニルがアリールもしくはヘテロアリールで置換されている、請求項31の化合物。
  33. アリールもしくはヘテロアリールがヘテロアリールで置換されている、請求項32の化合物。
  34. がフルオロおよび、アリールもしくはヘテロアリールから成る群から選択される置換基で置換されたC−C−アルケニルである、請求項31の化合物。
  35. アリールもしくはヘテロアリールがヘテロアリールで置換されている、請求項34の化合物。

  36. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  37. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  38. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  39. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  40. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  41. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  42. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  43. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  44. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  45. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  46. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  47. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  48. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  49. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  50. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  51. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  52. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  53. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  54. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  55. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  56. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。

  57. Figure 2005511752
    を有する請求項1の化合物。
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