WO2017069257A1 - 太陽電池素子、太陽電池モジュールおよび太陽電池素子の製造方法 - Google Patents
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Definitions
- each of the first semiconductor layer 7 and the second semiconductor layer 8 in the semiconductor layer 3 forms Si—H bonds and Si—H 2 bonds.
- the number of Si—H bonds may be larger than the number of Si—H 2 bonds. As a result, the number of dangling bonds in the first semiconductor layer 7 can be reduced, and the power generation efficiency of the solar cell element 1 can be improved.
- the number of Si—H 2 bonds may be larger than the number of Si—H bonds.
- FIG. 3 shows a solar cell element 1 according to the second embodiment of the present invention.
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Abstract
本発明の実施形態にかかる太陽電池素子は、結晶質の半導体基板と、前記半導体基板上に積層されている非晶質の第1半導体層と、前記第1半導体層上に積層されている非晶質の第2半導体層と、を備えている。また、前記第1半導体層における半導体材料の原子の密度は、前記第2半導体層における前記半導体材料の原子の密度よりも大きい。
Description
本発明は、太陽電池素子、太陽電池モジュールおよび太陽電池素子の製造方法に関する。
従来、太陽電池基板にパッシベーション膜を設けた太陽電池が知られている。例えば、特開2012-142456号公報には、パッシベーション膜に非晶質半導体層を使用している太陽電池が記載されている。
本発明の実施形態にかかる太陽電池素子は、結晶質の半導体基板と、前記半導体基板上に積層されている非晶質の第1半導体層と、前記第1半導体層上に積層されている非晶質の第2半導体層と、を備えている。また、前記第1半導体層における半導体材料の原子の密度は、前記第2半導体層における前記半導体材料の原子の密度よりも大きい。
<太陽電池>
以下に、本発明の実施形態にかかる太陽電池素子について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面では直交座標系(X,Y,Z)を定義し、以下の説明ではZ軸方向の正側を上方とする。また、図面において「上方」は、実際の太陽電池素子における「受光側」である。
以下に、本発明の実施形態にかかる太陽電池素子について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面では直交座標系(X,Y,Z)を定義し、以下の説明ではZ軸方向の正側を上方とする。また、図面において「上方」は、実際の太陽電池素子における「受光側」である。
<第1の実施形態>
図1に、太陽電池素子を上下方向に切断したときの、太陽電池素子の断面を示す。図2に、太陽電池素子の一部を拡大した断面を示す。
図1に、太陽電池素子を上下方向に切断したときの、太陽電池素子の断面を示す。図2に、太陽電池素子の一部を拡大した断面を示す。
太陽電池素子1は、太陽光の光エネルギーを電気エネルギーに変換する機能を有している。太陽電池素子1は、半導体基板2と、半導体基板2の両主面(上下面)のそれぞれに配置されている非晶質の半導体層3と、半導体層3上に配置されている電極4とを有している。
半導体基板2は、光を受けてキャリアを発生させる機能を有している。半導体基板2は、例えば、板状である。また、半導体基板2の平面形状は、例えば、矩形状である。半導体基板2は、結晶質の基板である。半導体基板2は、例えば、シリコン(Si)の多結晶または単結晶から形成される。
半導体基板2は、一導電型の第1領域5と、他導電型の第2領域6とを有している。第1領域5と第2領域6とは接触しており、第1領域5と第2領域6との境界ではpn接合が形成されている。そのため、第1領域5と第2領域6との境界に光が入射することによって、半導体基板2内にはキャリアが発生する。なお、本例では、一導電型をn型とし、他導電型をp型として説明するが、一導電型をp型とし、他導電型をn型としても構わない。
本実施形態にかかる半導体基板2は、層状の第1領域5および層状の第2領域6を有している。言い換えれば、半導体基板2は、第1領域5であるn型層および第2領域6であるp型層を有している。そして、p型層(第2領域6)はn型層(第1領域5)に積層されている。
第1領域5は、例えば、n型の不純物が拡散しているシリコン(Si)層である。シリコン(Si)に対するn型の不純物は、例えば、リン(P)またはアンチモン(Sb)などである。
第2領域6は、例えば、p型の不純物が拡散しているシリコン(Si)層である。シリコン(Si)に対するp型の不純物は、例えばボロン(B)またはガリウム(Ga)などである。
半導体基板2は、従来から周知の方法で形成することができる。
半導体層3は、いわゆるパッシベーション層である。具体的には、半導体層3は、半導体基板2を保護したり、半導体基板2で発生したキャリアの消滅を低減したりする機能を有する。
半導体層3は、半導体基板2の主面に配置されている第1半導体層7と、第1半導体層7の主面に配置されている第2半導体層8とを有している。第1半導体層7および第2半導体層8は、半導体基板2と同一の半導体材料を有している。すなわち、本実施形態にかかる半導体基板2はシリコン(Si)基板であることから、第1半導体層7および第2半導体層8はシリコン(Si)原子を含んでいる。
また、第1半導体層7および第2半導体層8(半導体層3)は、非晶質の状態である。すなわち、本実施形態にかかる第1半導体層7および第2半導体層8(半導体層3)は、アモルファスシリコン(a-Si)層である。
そして、第1半導体層7における半導体材料の原子の密度は、第2半導体層8における半導体材料の原子の密度よりも大きい。すなわち、本実施形態にかかる太陽電池素子1では、第1半導体層7のシリコン(Si)原子の密度は、第2半導体層8のシリコン(Si)原子の密度よりも大きい。
なお、第1半導体層7における半導体材料(本例ではシリコン(Si))の原子の密度は、例えば、2.2g/cm3以上である。また、第2半導体層8の半導体材料(本例ではシリコン(Si))の原子の密度は、例えば、1.8g/cm3以上2.1g/cm3以下である。第1半導体層7および第2半導体層8の半導体材料の原子の密度は、例えば、X線反射率法によって測定することができる。
ここで、従来、例えば半導体基板と電極との間に非晶質半導体層が介在している場合、半導体基板と非晶質半導体層との組成の違いに起因して、半導体基板と非晶質半導体層との界面における電気抵抗が大きくなるおそれがあった。そのため、太陽電池素子から取り出す電流が小さくなり、太陽電池素子の発電効率が低下するおそれがあった。
これに対して、本開示の太陽電池素子1は、第1半導体層7および第2半導体層8が上記の構成を有している。すなわち、第1半導体層7は、シリコン(Si)原子の数が多い。そのため、半導体基板2との境界部における半導体層3の組成を、結晶質の半導体基板2の組成に近づけることができる。言い換えれば、単に半導体基板2上に第2半導体層8が配されているのではなく、半導体基板2と第2半導体層8との間に、第2半導体層8よりも半導体基板2の組成に近い第1半導体層7が介在している。その結果、半導体基板2と半導体層3との境界での電気抵抗を低減することができる。したがって、太陽電池素子1の発電効率を向上させることができる。
第1半導体層7の厚みは、第2半導体層8の厚みよりも厚くてもよい。その結果、第1半導体層7を厚くすることによって、半導体層3における電気抵抗を低減させることができる。
一方、第2半導体層8を薄くすることによって、半導体層3の全体の厚みを薄くすることができる。その結果、半導体層3で吸収される光の量を低減することができ、太陽電池1の発電効率を向上させることができる。
第1半導体層7の厚みは、例えば、3nm以上10nm以下である。第2半導体層8の厚みは、例えば、3nm以上20nm以下である。好ましくは、例えば、第1半導体層7の厚みは4nm以上であり、第2半導体層8の厚みは4nm未満であってもよい。第1半導体層7および第2半導体層8の厚みは、例えば、X線反射率法によって測定することができる。
半導体層3(第1半導体層7および第2半導体層5)がアモルファスシリコン(a-Si)層である場合、半導体層3(第1半導体層7および第2半導体層5)は水素(H)原子を含んでいてもよい。その結果、半導体基板2と半導体層3の界面における半導体原子のダングリングボンドに水素原子を結合させることができ、キャリアの消滅を低減することができる。
半導体層3がアモルファスシリコン層であり、水素原子を含んでいる場合、半導体層3内の第1半導体層7と第2半導体層8のそれぞれは、Si-H結合とSi-H2結合が形成されている。そして、第1半導体層7において、Si-H結合の数はSi-H2結合の数よりも多くてもよい。その結果、第1半導体層7のダングリングボンドの数を低減することができ、太陽電池素子1の発電効率を向上させることができる。
一方、第2半導体層8において、Si-H2結合の数はSi-H結合の数よりも多くてもよい。その結果、Si-H結合が多い場合に比べて、Si同士の結合が少なく、原子間の自由空間が増加することから、半導体基板2に対する半導体3の熱膨張の影響を小さくすることができる。
なお、上記の構成によれば、第1半導体層7のSi-H結合の数は、第2半導体層8のSi-H結合の数よりも多くなる。言い換えれば、第1半導体層7のSi-H結合以外の高次結合の数は、第2半導体層8の高次結合の数よりも少なくなる。したがって、第2半導体層8は疎密化しやすいため、第1半導体層7のシリコン原子の密度は、第2半導体層8のシリコン原子の密度よりも大きくなる。
また、第1半導体層7中のSi-H2/Si-H比は、例えば、0.25以上1.00以下である。第2半導体層8中のSi-H2/Si-H比は、例えば、0.50以上3.00以下である。好ましくは、例えば、第1半導体層7中のSi-H2/Si-H比は1.00未満であり、第2半導体層8中のSi-H2/Si-H比は、1.00より大きくてもよい。
また、半導体層3中のSi-H2/Si-H比は、例えば、フーリエ変換赤外分光法によって測定することができる。また、半導体層3のSi-H2/Si-H比を測定した後、第2半導体層8を研磨して、第1半導体層7のSi-H2/Si-H比を測定することによって、第1半導体層7および第2半導体層8のそれぞれのSi-H2/Si-H比を測定することが可能になる。
第1半導体層7および第2半導体層8は、例えば、PECVD(Plasma-Enhanced Chemical Vapor Deposition)法によって形成することができる。第1半導体層7および第2半導体層8の製造時に、雰囲気中に水素ガスを導入することによって、第1半導体層7および第2半導体層8内に水素原子を導入させることができる。また、水素ガスの導入量またはプラズマの出力などの種々の成膜条件を調整することによって、第1半導体層7および第2半導体層8におけるSi-H2/Si-H比を調整することができる。
半導体層3は(第1半導体層7および第2半導体層8)は、i型の半導体層であってもよい。その結果、半導体層3がn型またはp型の半導体層である場合と比較して、不純物をドーピングする必要がないことから、不純物のドーピングによる欠陥密度の増加を防ぐことができる。したがって、太陽電池素子1は、ライフタイムの低減を防ぐことができる。
電極4は、半導体基板2からキャリアを取りだす機能を有している。電極4は、第1電極9と第2電極10とを有している。第1電極9は、電子または正孔のどちらか一方のキャリアを取り出す機能を有する。第2電極10は、電子または正孔のうち第1電極9と異なるキャリアを取り出す機能を有する。
本実施形態にかかる太陽電池素子1では、第1電極9は、半導体基板2の第1領域5側に位置している。すなわち、第1電極9は第1領域5から第1領域5の多数キャリアを取り出すため、本例の第1電極9は電子を取りだしている。
一方、第2電極10は、半導体基板3の第2領域6側に位置している。すなわち、第2電極10は第2領域6の多数キャリアを取り出すため、本例の第2電極10は正孔を取りだしている。
電極4は、例えば格子状に形成されている、電極4は、例えば、金(Au)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、銅(Cu)またはクロム(Cr)などの金属材料で形成される。電極4の厚みは、例えば1μm以上100μm以下に設定される。
電極4は、蒸着法や印刷法などによって、半導体基板2上に、従来周知の方法によって形成することができる。
(第2の実施形態)
図3に、本発明の第2の実施形態にかかる太陽電池素子1を示す。
図3に、本発明の第2の実施形態にかかる太陽電池素子1を示す。
本実施形態にかかる太陽電池素子1は、第2半導体層8に積層されている絶縁層11をさらに有している。その結果、太陽電池素子1の耐久性を向上させることができる。
絶縁層11は、例えば、透光性の材料からなる。また、絶縁層11は、例えば、窒化ケイ素(SiN)などからなる。絶縁層11の厚みは、例えば、30nm以上200nm以下である。
なお、本実施形態にかかる太陽電池素子1では、絶縁層11は貫通孔12を有している。そして、電極4は、絶縁層11の貫通孔12内に配置されており、半導体層3に接続している。
(第3の実施形態)
図4に、本発明の第3の実施形態にかかる太陽電池素子1を示す。
図4に、本発明の第3の実施形態にかかる太陽電池素子1を示す。
本実施形態にかかる太陽電池素子1は、第2半導体層8と第1電極9との間に配置されている第3半導体層13をさらに有している。第3半導体層13は、第2半導体層8とバンドギャップが半導体基板2(本例ではシリコン(Si))よりも高い材料で形成されている。そのため、バンドベンディングによるライフタイム向上という顕著な効果を奏する。
第3半導体層13は、例えば、三酸化モリブデン(MoO3)、酸化ガリウム(Ga2O3)などである。
また、太陽電池素子1は、第2半導体層8と第2電極10との間に配置されている第4半導体層14をさらに有している。第4半導体層14は、第2半導体層8とバンドギャップが半導体基板2(本例ではシリコン(Si))よりも低い材料で形成されている。そのため、バンドベンディングによるライフタイム向上という顕著な効果を奏する。
第4半導体層14は、例えば、フッ化リチウム(LiF)、六ホウ化ランタン(LaB6)などである。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良などが可能である。
上記の実施形態にかかる太陽電池1では、半導体基板2が層状の第1領域5および層状の第2領域6を有している構成を例に説明した。しかしながら、半導体基板2の第1領域5および第2領域6は、層状である場合に限られない。すなわち、第1領域5または第2領域6との間でpn接合が形成されていればよく、第1領域5または第2領域6のいずれかは部分的に形成されていてもよい。
また、上記の実施形態にかかる太陽電池1では、第1領域5および第2領域6に不純物(ドーパント)が拡散されている構成を例に説明した。しかしながら、第1領域5および第2領域6のいずれも不純物が拡散されている必要はない。すなわち、例えば、半導体基板2の材料と異なる仕事関数の材料を半導体層3上に積層することによって、半導体基板2内の一部の導電型を反転させて、第1領域5および第2領域6を形成してもよい。
<太陽電池モジュール>
図5、本発明の実施形態にかかる太陽電池モジュール100を示す。
図5、本発明の実施形態にかかる太陽電池モジュール100を示す。
本実施形態にかかる太陽電池モジュール100は、複数の太陽電池素子1と、複数の太陽電池素子1を電気的に接続している配線部材101と、を備えている。より具体的には、太陽電池モジュール100は、複数の太陽電池素子1の上方に配置された透明部材102と、複数の太陽電池素子1の下方に配置された保護材103と、透明部材102と保護材103との間に配されて、複数の太陽電池素子1および配線部材101を封止している封止材104と、を備えている。
透明部材102は、太陽電池モジュール20において太陽光を受光する受光面を保護するための部材である。この透明部材102は、例えば、透明な平板状の部材である。透明部材102の材料は、例えば、ガラスなどである。
保護材103は、太陽電池モジュール20を裏面から保護するための部材である。保護材103の材料は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリフッ化ビニル樹脂(PVF)などである。なお、保護材103は、単層構造を有していても積層構造を有していてもよい。
封止材104は、例えば、透明な部材である。封止材104の材料は、例えば、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)などである。
配線部材101は、複数の太陽電池素子1を電気的に接続する部材(接続部材)である。太陽電池モジュール100に含まれる複数の太陽電池素子1のうちの一方向に隣り合う太陽電池素子1同士は、一方の太陽電池素子1の第1電極9と他方の太陽電池素子1の第2電極10とが配線部材21によって接続されている。
1 ・・・太陽電池素子
2 ・・・半導体基板
3 ・・・半導体層
4 ・・・電極
5 ・・・第1領域
6 ・・・第2領域
7 ・・・第1半導体層
8 ・・・第2半導体層
9 ・・・第1電極
10 ・・・第2電極
11 ・・・絶縁層
12 ・・・貫通孔
13 ・・・第3半導体層
14 ・・・第4半導体層
100・・・透明部材
101・・・配線部材
102・・・透明部材
103・・・保護材
104・・・封止材
2 ・・・半導体基板
3 ・・・半導体層
4 ・・・電極
5 ・・・第1領域
6 ・・・第2領域
7 ・・・第1半導体層
8 ・・・第2半導体層
9 ・・・第1電極
10 ・・・第2電極
11 ・・・絶縁層
12 ・・・貫通孔
13 ・・・第3半導体層
14 ・・・第4半導体層
100・・・透明部材
101・・・配線部材
102・・・透明部材
103・・・保護材
104・・・封止材
Claims (9)
- 結晶質の半導体基板と、
前記半導体基板上に積層されている非晶質の第1半導体層と、
前記第1半導体層上に積層されている非晶質の第2半導体層と、を備えており、
前記第1半導体層における半導体材料の原子の密度は、前記第2半導体層における前記半導体材料の原子の密度よりも大きい、太陽電池素子。 - 前記第1半導体層の厚みは、前記第2半導体層の厚みよりも厚い、請求項1に記載の太陽電池素子。
- 前記半導体基板はSi基板であり、
前記第1半導体層および前記第2半導体層はa-Si層である、請求項1または2に記載の太陽電池素子。 - 前記第1半導体層および前記第2半導体層の導電型は、i型である、請求項1~3のいずれかに記載の太陽電池素子。
- 前記第1半導体層および第2半導体層は、水素原子をさらに有している、請求項1~4のいずれかに記載の太陽電池素子。
- 前記第1半導体層は、Si‐H結合とSi-H2結合とを有しており、
前記第1半導体層中の前記Si‐H結合の数は、前記第1半導体層中の前記Si-H2結合の数よりも多い、請求項5に記載の太陽電池素子。 - 前記第2半導体層は、Si‐H結合とSi-H2結合とを有しており、
前記第2半導体層中の前記Si‐H2結合の数は、前記第2半導体層中の前記Si-H結合の数よりも多い、請求項6に記載の太陽電池素子。 - 請求項1~7のいずれかに記載されている、複数の太陽電池素子と、
前記複数の太陽電池素子同士を電気的に接続している配線と、を備えている太陽電池モジュール。 - 半導体基板を準備する工程と、
前記半導体基板上に非晶質の第1半導体層を形成する工程と、
前記第1半導体層上に、前記第1半導体層よりも半導体材料の原子の密度が小さくなるように、非晶質の第2半導体層を形成する工程と、を備えている、太陽電池素子の製造方法。
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| JP2015207360 | 2015-10-21 | ||
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2016
- 2016-10-21 WO PCT/JP2016/081316 patent/WO2017069257A1/ja not_active Ceased
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| 121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 16857570 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
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| NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: DE |
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| 122 | Ep: pct application non-entry in european phase |
Ref document number: 16857570 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
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| NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: JP |