JP7721925B2 - 動態解析装置及びプログラム - Google Patents
動態解析装置及びプログラムInfo
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Description
VQ比=換気量(V)/血流量(Q)
被写体の胸部の動態を放射線撮影することにより得られた複数のフレーム画像から、換気解析用の複数のフレーム画像と血流解析用の複数のフレーム画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された換気解析用及び血流解析用の複数のフレーム画像の中から基準フレーム画像を選択し、前記基準フレーム画像における肺野領域を複数の小領域に分割する分割手段と、
前記基準フレーム画像の前記複数の小領域ごとに、当該小領域を前記基準フレーム画像以外の他のフレーム画像において追跡して前記他のフレーム画像における当該小領域に対応する位置を特定することにより、前記取得手段により取得されたフレーム画像間において対応する複数の小領域を設定する追跡手段と、
前記追跡手段により設定された前記複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かを判断し、収まらないと判断した小領域を分割するか又は隣接する小領域に統合する分割統合手段と、
前記設定された複数の小領域ごとに、前記換気解析用の複数のフレーム画像を用いて換気量を示す指標値を算出するとともに、前記血流解析用の複数のフレーム画像を用いて血流量を示す指標値を算出する解析手段と、
前記解析手段により算出された前記複数の小領域ごとの前記換気量を示す指標値と前記血流量を示す指標値との比率を算出する比率算出手段と、
を備える。
被写体の胸部の動態を放射線撮影することにより得られた複数のフレーム画像から、換気解析用の複数のフレーム画像と血流解析用の複数のフレーム画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された換気解析用及び血流解析用の複数のフレーム画像の中から基準フレーム画像を選択し、前記基準フレーム画像における肺野領域を複数の小領域に分割する分割手段と、
前記基準フレーム画像の前記複数の小領域ごとに、当該小領域を前記基準フレーム画像以外の他のフレーム画像において追跡して前記他のフレーム画像における当該小領域に対応する位置を特定することにより、前記取得手段により取得されたフレーム画像間において対応する複数の小領域を設定する追跡手段と、
前記追跡手段により設定された前記複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かを判断し、収まらないと判断した小領域をそのアスペクト比が前記基準範囲内に収まるように変形する変形手段と、
前記設定された複数の小領域ごとに、前記換気解析用の複数のフレーム画像を用いて換気量を示す指標値を算出するとともに、前記血流解析用の複数のフレーム画像を用いて血流量を示す指標値を算出する解析手段と、
前記解析手段により算出された前記複数の小領域ごとの前記換気量を示す指標値と前記血流量を示す指標値との比率を算出する比率算出手段と、
を備える。
コンピュータを、
被写体の胸部の動態を放射線撮影することにより得られた複数のフレーム画像から、換気解析用の複数のフレーム画像と血流解析用の複数のフレーム画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された換気解析用及び血流解析用の複数のフレーム画像の中から基準フレーム画像を選択し、前記基準フレーム画像における肺野領域を複数の小領域に分割する分割手段、
前記基準フレーム画像の前記複数の小領域ごとに、当該小領域を前記基準フレーム画像以外の他のフレーム画像において追跡して前記他のフレーム画像における当該小領域に対応する位置を特定することにより、前記取得手段により取得されたフレーム画像間において対応する複数の小領域を設定する追跡手段、
前記追跡手段により設定された前記複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かを判断し、収まらないと判断した小領域を分割するか又は隣接する小領域に統合する分割統合手段、
前記設定された複数の小領域ごとに、前記換気解析用の複数のフレーム画像を用いて換気量を示す指標値を算出するとともに、前記血流解析用の複数のフレーム画像を用いて血流量を示す指標値を算出する解析手段、
前記解析手段により算出された前記複数の小領域ごとの前記換気量を示す指標値と前記血流量を示す指標値との比率を算出する比率算出手段、
として機能させる。
コンピュータを、
被写体の胸部の動態を放射線撮影することにより得られた複数のフレーム画像から、換気解析用の複数のフレーム画像と血流解析用の複数のフレーム画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された換気解析用及び血流解析用の複数のフレーム画像の中から基準フレーム画像を選択し、前記基準フレーム画像における肺野領域を複数の小領域に分割する分割手段、
前記基準フレーム画像の前記複数の小領域ごとに、当該小領域を前記基準フレーム画像以外の他のフレーム画像において追跡して前記他のフレーム画像における当該小領域に対応する位置を特定することにより、前記取得手段により取得されたフレーム画像間において対応する複数の小領域を設定する追跡手段、
前記追跡手段により設定された前記複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かを判断し、収まらないと判断した小領域をそのアスペクト比が前記基準範囲内に収まるように変形する変形手段、
前記設定された複数の小領域ごとに、前記換気解析用の複数のフレーム画像を用いて換気量を示す指標値を算出するとともに、前記血流解析用の複数のフレーム画像を用いて血流量を示す指標値を算出する解析手段、
前記解析手段により算出された前記複数の小領域ごとの前記換気量を示す指標値と前記血流量を示す指標値との比率を算出する比率算出手段、
として機能させる。
まず、本発明の実施形態の構成を説明する。
図1に、本実施形態における動態解析システム100の全体構成を示す。
図1に示すように、動態解析システム100は、撮影装置1と、撮影用コンソール2とが通信ケーブル等により接続され、撮影用コンソール2と、診断用コンソール3とがLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNTを介して接続されて構成されている。動態解析システム100を構成する各装置は、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格に準じており、各装置間の通信は、DICOMに則って行われる。
撮影装置1は、例えば、呼吸運動に伴う肺の膨張及び収縮の形態変化、心臓の拍動等の、周期性(サイクル)を持つ胸部の動態を撮影する撮影手段である。動態撮影とは、被写体に対し、X線等の放射線をパルス状にして所定時間間隔で繰り返し照射するか(パルス照射)、もしくは、低線量率にして途切れなく継続して照射する(連続照射)ことで、被写体の動態を示す複数の画像を取得することをいう。動態撮影により得られた一連の画像を動態画像と呼ぶ。また、動態画像を構成する複数の画像のそれぞれをフレーム画像と呼ぶ。ここで、動態画像には、動画像が含まれるが、動画像を表示しながら静止画像を撮影して得られた画像は含まれない。
なお、以下の実施形態では、パルス照射により動態撮影を行う場合を例にとり説明する。
放射線照射制御装置12は、撮影用コンソール2に接続されており、撮影用コンソール2から入力された放射線照射条件に基づいて放射線源11を制御して放射線撮影を行う。撮影用コンソール2から入力される放射線照射条件は、例えば、パルスレート、パルス幅、パルス間隔、1撮影あたりの撮影フレーム数、X線管電流の値、X線管電圧の値、付加フィルター種等である。パルスレートは、1秒あたりの放射線照射回数であり、後述するフレームレートと一致している。パルス幅は、放射線照射1回当たりの放射線照射時間である。パルス間隔は、1回の放射線照射開始から次の放射線照射開始までの時間であり、後述するフレーム間隔と一致している。
放射線検出部13は、被写体Mを挟んで放射線源11と対向するように設けられている。
撮影用コンソール2は、放射線照射条件や画像読取条件を撮影装置1に出力して撮影装置1による放射線撮影及び放射線画像の読み取り動作を制御するとともに、撮影装置1により取得された動態画像を撮影技師等の撮影実施者によるポジショニングの確認や診断に適した画像であるか否かの確認用に表示する。
撮影用コンソール2は、図1に示すように、制御部21、記憶部22、操作部23、表示部24、通信部25を備えて構成され、各部はバス26により接続されている。
診断用コンソール3は、撮影用コンソール2から動態画像を取得し、取得した動態画像や動態画像の解析結果等を表示して医師の診断を支援するための動態解析装置である。本実施形態において、診断用コンソール3は、胸部の動態画像に基づいてVQ比を算出し、結果を表示する。
診断用コンソール3は、図1に示すように、制御部31、記憶部32、操作部33、表示部34、通信部35を備えて構成され、各部はバス36により接続されている。
次に、上記動態解析システム100における動作について説明する。
まず、撮影装置1、撮影用コンソール2による撮影動作について説明する。
図2に、撮影用コンソール2の制御部21において実行される撮影制御処理を示す。撮影制御処理は、制御部21と記憶部22に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
一方、操作部23の所定の操作により撮影NGを示す判断結果が入力されると(ステップS7;NO)、記憶部22に記憶された一連のフレーム画像が削除され(ステップS9)、本処理は終了する。この場合、再撮影が必要となる。
次に、診断用コンソール3における動作について説明する。
診断用コンソール3においては、例えば、通信部35を介して撮影用コンソール2から検査により取得された動態画像のフレーム画像が受信され、操作部33によりVQ比の算出が指示されると、図3に示すVQ比算出処理が実行される。VQ比算出処理は、制御部31と記憶部32に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
肺野領域の抽出は、特開2018-148964号公報に記載のエッジ検出を用いる手法等の公知の手法を用いることができる。
基準フレーム画像は、例えば、肺野領域の面積が最も小さい最大呼気位のフレーム画像とすることが好ましい。最大呼気位のフレーム画像は、例えば、各フレーム画像の肺野領域の面積(画素数)が最小のフレーム画像を最大呼気位のフレーム画像として抽出することができる。
ステップS14においては、例えば、図5に示すように、肺野領域の縦方向の分割数Mと横方向の分割数Nが設定される(M、Nは正の整数)。例えば、予め用意された異なる複数のMとNの組み合わせの中からユーザーが操作部33の操作により選択した分割数が設定されることとしてもよいし、ユーザーが入力したMとNの数値が分割数として設定されることとしてもよい。また、予め定められたMとNの組み合わせが分割数として設定されることとしてもよい。
例えば、肺野領域に外接する矩形領域が分割数M×Nに分割されることによって、肺野領域が複数の小領域に分割される。図6に、肺野領域が小領域に分割された様子を示す。図6に示すように、肺野領域外や、ガス交換が行われない心臓領域や気管支領域等の、VQ比の算出が不要な小領域は除外しておくことが好ましい。なお、図6においては、小領域への分割の様子をわかりやすく示すため、肺野領域の内部の描画は省略している。
小領域のサイズとしては、詳細に評価する場合には小さいサイズ(例えば、1cm×1cm程度)、処理速度を優先する場合には大きいサイズ(例えば、3cm×3cm程度)が好ましい。
各小領域には、予め定められたルールに従って固有IDが割当たられる。例えば、1行目の左から5番目の小領域は1-5等のIDが割り当てられる。
追跡の手法としては、例えば、オプティカルフローやローカルマッチングにより基準フレーム画像の各小領域の濃度情報(輝度情報)を他のフレーム画像において追跡する手法を用いることができる。例えば、基準フレーム画像の各小領域ごとに、小領域の頂点や中央にマーカーを設定してマーカー周辺の濃度情報を取得し、他のフレーム画像において、その小領域の画素位置に対応する画素位置の周辺からマーカー周辺の濃度情報に類似する濃度情報を持つ領域を探索して、類似する濃度情報を持つ位置をその小領域が移動した位置(すなわち、その小領域に対応する位置)として特定する。この手法では、肺野内部の同じ部分(例えば、構造物(血管影や気管支影等))を追跡することができるため、フレーム画像間で正確に小領域の位置合わせを行うことができる。
図8は、ステップS18において実行される小領域の分割統合処理の流れを示すフローチャートである。図8の小領域の分割統合処理は、制御部31と記憶部32に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
ここで、小領域において、呼吸による肺野の移動変形により縦と横のどちらかが極端に小さくなると、アスペクト比が極端に大きくなったり、0に限りなく近くなったりする。このような場合、呼吸による肺野の移動変形により小領域が縦又は横につぶれてしまったと考えられ、このままの小領域で換気解析、血流解析、VQ比の算出を行うと、アーチファクトの影響が大きく解析精度やVQ比の算出精度が悪くなる。また、縦と横のどちらかが極端に大きい場合についても、アスペクト比が極端に大きくなったり、0に限りなく近くなったりするが、この場合も解析精度やVQ比の算出精度の点で好ましくない。そこで、ステップS181では、各小領域のアスペクト比のチェックが行われる。
すなわち、チェック用画像における選択された小領域のアスペクト比が基準範囲内に収まっているか否かが判断される。
例えば、チェック用画像の小領域のサイズが所定の閾値より小さい場合は、隣接する小領域に統合される。例えば、図9に示す例では、ID=2、4の小領域が所定の閾値より小さいため、それぞれ隣接するID=1、3の小領域に統合される。チェック用画像の小領域のサイズが所定の閾値以上である場合は、その小領域は複数の小領域に分割される。統合又は分割後、IDは、予め定められたルールに従って暫定的に付与し直される。例えば、統合の場合は、小さい方のID番号が割り当てられる。分割の場合は、枝番号が割り当てられる。例えば、ID=1の小領域を2つに分割した場合は、IDとして1-1、1-2等が割り当てられる。
全ての小領域についてのアスペクト比のチェックが終了していないと判断された場合(ステップS185;NO)、処理はステップS181に戻り、まだチェックが完了していない小領域が選択されステップS181~185の処理が繰り返し実行される。
全ての小領域についてのチェックが終了したと判断された場合(ステップS185;YES)、処理は図3のステップS19に移行する。
例えば、取得された各フレーム画像において、設定された複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かが判断され、収まらないと判断された小領域について、アスペクト比が基準範囲内に収まるように頂点が調整され小領域が変形される。
例えば、各小領域において、小領域内の各画素ごとに、ステップS21で算出された換気量を示す指標値の最大値が取得され、取得された最大値の小領域における代表値(例えば、平均値、中央値、最大値、最小値等)が各小領域の換気量を示す指標値として算出される。また、各小領域において、小領域内の各画素ごとに、ステップS21で算出された血流量を示す指標値の最大値が取得され、取得された最大値の小領域における代表値(例えば、平均値、中央値、最大値、最小値等)が各小領域の血流量を示す指標値として算出される。
なお、ステップS21において、各フレーム画像の小領域ごとの換気量(血流量)を示す指標値として、各フレーム画像の各小領域の信号値と、解析において基準となる解析基準フレーム画像の対応する小領域の信号値の代表値との差分値を算出した場合は、ステップS22においては、その差分値の最大値が各小領域の換気量(血流量)を示す指標値として算出される。
具体的には、同じIDの小領域同士で換気量を示す指標値の代表値(V)を血流量を示す指標値の代表値(Q)で割ることにより、VとQの比率を表すVQ比が算出される。
なお、Vの値とQの値のそれぞれに係数を乗算してVQ比を算出してもよい。例えば、Vの値に係数α、Qの値に係数βを乗算して、V×α/Q×βをVQ比として算出してもよい。なお、係数は、臨床実験にて検証された値が用いられる。
ここで、換気が十分にあり、血流も十分にある小領域では、VQ比は1に近くなり、この小領域は正常であると判断することができる。
換気が十分にあるが、血流が不十分な小領域では、VQ比が非常に大きくなり、この小領域は肺塞栓症等の異常があると判断することができる。
換気も血流も不十分な小領域では、VQ比は1に近くなり、この小領域は換気と血流のバランスとしては正常であると判断することができる。
換気が不十分で、血流が十分な小領域では、VQ比は0に近くなり、この小領域は急性の無気肺等の異常があると判断することができる。
ステップS24においては、例えば、一のフレーム画像(例えば、基準フレーム画像)の各小領域に、その小領域で算出されたVQ比の演算結果に応じた色を付して表示部34に表示する。これにより、ユーザーが小領域ごとのVQ比や、VQ比の悪い小領域が存在するか否か、存在する場合はどの領域であるのか等を容易に把握することが可能となる。
また、一のフレーム画像(例えば、基準フレーム画像)の肺野領域を複数のROI(関心領域)に分割し、ROIごとに、ROI内の小領域のVQ比の代表値(平均値等)を算出して算出結果(数値)を表示することとしてもよい。または、図10(a)に示すように、ROIごとに、ROI内の小領域のVQ比の和(合計)を算出し、全ROIのVQ比の合計に対する、ROIごとのVQ比の合計の比率を算出して算出結果(数値)を画像上のROIに対応付けて表示することとしてもよい。これにより、ROIごとのVQ比をユーザーが容易に把握することが可能となる。
また、図10(b)に示すように、表示部34に表示されたフレーム画像(例えば、基準フレーム画像)上で操作部33によりROIが指定されると、指定されたROI内の小領域のVQ比の代表値(平均値等)を算出して算出結果(数値)を表示することとしてもよい。これにより、ユーザーが任意のROIのVQ比を容易に確認することが可能となる。
例えば、小領域に骨等の構造物が入ってしまっている場合、VQ比が異常に大きくなる等、アーチファクトの影響を受けた数値となる。これを回避するには、骨等の影響がなくなるくらい小領域を大きくすることが考えられる。そこで、制御部31は、換気解析結果、血流解析結果、又はVQ比に異常値がでた場合、小領域のサイズ又は形状を調整する。全ての小領域のサイズ又は形状を一括して調整してもよいし、異常値が出た小領域について個別に調整してもよい。調整は少しずつ行い、調整後、図3のステップS15(形状の調整の場合はステップS17に戻り、ステップS15(S17)~24の処理を実施する。これを、異常値が出なくなるまで(正常値となるまで)繰り返す。
したがって、基準フレーム画像のVQ比算出用の小領域を換気解析用及び血流解析用の他のフレーム画像において追跡することによりフレーム画像間で対応する小領域を設定してVQ比を算出するため、ワーピング処理を行うことなく、効率よくVQ比を算出することが可能となる。
例えば、肺野領域の中心部の小領域のサイズに比べて抹消部の小領域のサイズが大きくなるように基準フレーム画像を分割することで、精度が保証されない領域の小領域の処理時間を短縮することができ、効率よくVQ比を算出することができる。
また、例えば、肺野領域の上部の小領域のサイズに比べて下部の小領域のサイズが小さくなるように基準フレーム画像を分割することで、肺野の動きに応じた分割を行うことが可能となる。
また、例えば、制御部31は、取得された複数のフレーム画像のうち呼吸状態で撮影されたフレーム画像を用いて、複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かを判断することで、効率よく複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かを判断することが可能となる。
1 撮影装置
11 放射線源
12 放射線照射制御装置
13 放射線検出部
14 読取制御装置
2 撮影用コンソール
21 制御部
22 記憶部
23 操作部
24 表示部
25 通信部
26 バス
3 診断用コンソール
31 制御部
32 記憶部
33 操作部
34 表示部
35 通信部
36 バス
Claims (17)
- 被写体の胸部の動態を放射線撮影することにより得られた複数のフレーム画像から、換気解析用の複数のフレーム画像と血流解析用の複数のフレーム画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された換気解析用及び血流解析用の複数のフレーム画像の中から基準フレーム画像を選択し、前記基準フレーム画像における肺野領域を複数の小領域に分割する分割手段と、
前記基準フレーム画像の前記複数の小領域ごとに、当該小領域を前記基準フレーム画像以外の他のフレーム画像において追跡して前記他のフレーム画像における当該小領域に対応する位置を特定することにより、前記取得手段により取得されたフレーム画像間において対応する複数の小領域を設定する追跡手段と、
前記追跡手段により設定された前記複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かを判断し、収まらないと判断した小領域を分割するか又は隣接する小領域に統合する分割統合手段と、
前記設定された複数の小領域ごとに、前記換気解析用の複数のフレーム画像を用いて換気量を示す指標値を算出するとともに、前記血流解析用の複数のフレーム画像を用いて血流量を示す指標値を算出する解析手段と、
前記解析手段により算出された前記複数の小領域ごとの前記換気量を示す指標値と前記血流量を示す指標値との比率を算出する比率算出手段と、
を備える動態解析装置。 - 前記分割統合手段は、前記取得手段により取得された複数のフレーム画像のうち呼吸状態で撮影されたフレーム画像を用いて、前記追跡手段により設定された前記複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が前記基準範囲内に収まるか否かを判断する請求項1に記載の動態解析装置。
- 前記分割統合手段は、前記分割又は前記統合の後に、前記取得手段により取得された全てのフレーム画像の前記複数の小領域の数が同じとなるように調整する請求項1又は2に記載の動態解析装置。
- 被写体の胸部の動態を放射線撮影することにより得られた複数のフレーム画像から、換気解析用の複数のフレーム画像と血流解析用の複数のフレーム画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された換気解析用及び血流解析用の複数のフレーム画像の中から基準フレーム画像を選択し、前記基準フレーム画像における肺野領域を複数の小領域に分割する分割手段と、
前記基準フレーム画像の前記複数の小領域ごとに、当該小領域を前記基準フレーム画像以外の他のフレーム画像において追跡して前記他のフレーム画像における当該小領域に対応する位置を特定することにより、前記取得手段により取得されたフレーム画像間において対応する複数の小領域を設定する追跡手段と、
前記追跡手段により設定された前記複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かを判断し、収まらないと判断した小領域をそのアスペクト比が前記基準範囲内に収まるように変形する変形手段と、
前記設定された複数の小領域ごとに、前記換気解析用の複数のフレーム画像を用いて換気量を示す指標値を算出するとともに、前記血流解析用の複数のフレーム画像を用いて血流量を示す指標値を算出する解析手段と、
前記解析手段により算出された前記複数の小領域ごとの前記換気量を示す指標値と前記血流量を示す指標値との比率を算出する比率算出手段と、
を備える動態解析装置。 - 前記取得手段は、呼吸状態で撮影することにより得られた複数のフレーム画像を前記換気解析用の複数のフレーム画像として取得し、息止め状態で撮影することにより得られた複数のフレーム画像を前記血流解析用の複数のフレーム画像として取得する請求項1~4のいずれか一項に記載の動態解析装置。
- 前記換気解析用の複数のフレーム画像と前記血流解析用の複数のフレーム画像に設定される前記小領域の数は同じである請求項1~5のいずれか一項に記載の動態解析装置。
- 前記分割手段は、前記複数の小領域のそれぞれの前記肺野領域における位置に応じて前記小領域のサイズが異なるように前記基準フレーム画像を分割する請求項1~6のいずれか一項に記載の動態解析装置。
- 前記分割手段は、前記肺野領域の中心部の小領域のサイズに比べて末梢部の小領域のサイズが大きくなるように前記基準フレーム画像を分割する請求項7に記載の動態解析装置。
- 前記分割手段は、前記肺野領域の上部の小領域のサイズに比べて下部の小領域のサイズが小さくなるように前記基準フレーム画像を分割する請求項7に記載の動態解析装置。
- 前記分割手段により前記基準フレーム画像の肺野領域を前記複数の小領域に分割する際の前記小領域のサイズ又は形状を調整する調整手段を備える請求項1~9のいずれか一項に記載の動態解析装置。
- 前記調整手段は、算出された前記換気量を示す指標値、前記血流量を示す指標値、又は前記換気量を示す指標値と前記血流量を示す指標値との比率が異常値となったと判断した場合に、前記調整を行う請求項10に記載の動態解析装置。
- 前記調整手段は、ユーザー操作に応じて前記調整を行う請求項10に記載の動態解析装置。
- 前記分割手段により前記基準フレーム画像を前記複数の小領域に分割する際の分割数は、予め定められた複数の分割数の中から選択可能である請求項1~11のいずれか一項に記載の動態解析装置。
- 前記追跡手段は、前記基準フレーム画像の前記複数の小領域ごとに、当該小領域内にマーカーを設定し、設定したマーカーを前記基準フレーム画像以外の他のフレーム画像において追跡することにより、前記他のフレーム画像における当該小領域に対応する位置を特定する請求項1~13のいずれか一項に記載の動態解析装置。
- 前記比率算出手段による算出結果を出力する出力手段を備える請求項1~14のいずれか一項に記載の動態解析装置。
- コンピュータを、
被写体の胸部の動態を放射線撮影することにより得られた複数のフレーム画像から、換気解析用の複数のフレーム画像と血流解析用の複数のフレーム画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された換気解析用及び血流解析用の複数のフレーム画像の中か
ら基準フレーム画像を選択し、前記基準フレーム画像における肺野領域を複数の小領域に分割する分割手段、
前記基準フレーム画像の前記複数の小領域ごとに、当該小領域を前記基準フレーム画像以外の他のフレーム画像において追跡して前記他のフレーム画像における当該小領域に対応する位置を特定することにより、前記取得手段により取得されたフレーム画像間において対応する複数の小領域を設定する追跡手段、
前記追跡手段により設定された前記複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かを判断し、収まらないと判断した小領域を分割するか又は隣接する小領域に統合する分割統合手段、
前記設定された複数の小領域ごとに、前記換気解析用の複数のフレーム画像を用いて換気量を示す指標値を算出するとともに、前記血流解析用の複数のフレーム画像を用いて血流量を示す指標値を算出する解析手段、
前記解析手段により算出された前記複数の小領域ごとの前記換気量を示す指標値と前記血流量を示す指標値との比率を算出する比率算出手段、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
被写体の胸部の動態を放射線撮影することにより得られた複数のフレーム画像から、換気解析用の複数のフレーム画像と血流解析用の複数のフレーム画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された換気解析用及び血流解析用の複数のフレーム画像の中から基準フレーム画像を選択し、前記基準フレーム画像における肺野領域を複数の小領域に分割する分割手段、
前記基準フレーム画像の前記複数の小領域ごとに、当該小領域を前記基準フレーム画像以外の他のフレーム画像において追跡して前記他のフレーム画像における当該小領域に対応する位置を特定することにより、前記取得手段により取得されたフレーム画像間において対応する複数の小領域を設定する追跡手段、
前記追跡手段により設定された前記複数の小領域のそれぞれのアスペクト比が基準範囲内に収まるか否かを判断し、収まらないと判断した小領域をそのアスペクト比が前記基準範囲内に収まるように変形する変形手段、
前記設定された複数の小領域ごとに、前記換気解析用の複数のフレーム画像を用いて換気量を示す指標値を算出するとともに、前記血流解析用の複数のフレーム画像を用いて血流量を示す指標値を算出する解析手段、
前記解析手段により算出された前記複数の小領域ごとの前記換気量を示す指標値と前記血流量を示す指標値との比率を算出する比率算出手段、
として機能させるためのプログラム。
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