本明細書では式I〜XXVIIIを有する化合物が提供される。これらの化合物はp53またはp53関連タンパク質とMDM2またはMDM2関連タンパク質の相互作用を阻害する。MDM2またはMDM2関連タンパク質がp53またはp53関連タンパク質に及ぼす負の効果を抑制することで、これらの化合物は細胞をアポトーシスおよび/または細胞周期停止の誘導剤に対して感作させる。一実施形態では、式I〜XXVIIIを有する化合物はアポトーシスおよび/または細胞周期停止を誘導する。したがって、本明細書ではまた、細胞をアポトーシスおよび/または細胞周期停止の誘導剤に対し感作させる方法と、細胞におけるアポトーシスおよび/または細胞周期停止を誘導する方法が提供される。一実施形態では、方法は、細胞を式I〜XXVIIIを有する1以上の化合物のみと、または例えばアポトーシス誘導剤または細胞周期攪乱剤などの他の追加薬剤(単数または複数)との併用剤と接触させることを含む。
本明細書ではまた、患者における疾患を治療、改善または予防する方法であって、該患者に式I〜XXVIIIを有する1以上の化合物のみか、または追加薬剤(単数または複数)、例えばアポトーシス誘導剤との併用剤を投与することを含む方法が提供される。このような疾患は、アポトーシスの調節不全により特徴づけられるものおよび機能p53またはp53関連タンパク質を発現する細胞の増殖により特徴づけられるものを含む。別の実施形態では、動物において正常な(例えば非過剰増殖性)細胞を化学療法剤および治療の毒性副作用から防御する方法が提供される。この方法は、該動物に式I〜XXVIIIを有する1以上の化合物を投与することを含む。
本明細書ではまた、癌などの過剰増殖性疾患を治療する薬物の製造に使用される式I〜XXVIIIのいずれか1つを有する化合物が提供される。
本明細書ではまた、癌などの過剰増殖性疾患の治療に使用される式I〜XXVIIIのいずれか1つを有する化合物または式I〜XXVIIIのいずれか1つを有する化合物を含む医薬組成物が提供される。
定義
ここでは「抗癌剤」という用語は、(例えば哺乳動物における、例えばヒトにおける)癌などの過剰増殖性疾患の治療に使用されるあらゆる治療薬(例えば化学療法化合物および/または分子治療化合物)、アンチセンス療法、放射線療法または外科的介入を意味する。
ここでは「プロドラッグ」という用語は親「薬物」分子の薬理学的に不活性な誘導体を意味し、プロドラッグを放出する、すなわち活性薬剤へと変換(例えば酵素的、生理学的、機構的、電磁的に)するには標的の生理学的系内での生体内変換(例えば自動的または酵素的)を必要とする。プロドラッグは安定性、水溶性、毒性、特異性の欠如または限定的な生物学的利用能に関連する問題を克服するように設計される。例示的なプロドラッグは、活性な薬物分子自体および化学的マスキング基(例えば薬物の活性を可逆的に抑制する基)を含む。いくつかのプロドラッグは、代謝条件下で切断可能な基を有する化合物の変種または誘導体である。プロドラッグは、A Textbook of Drug Design and Development, Krogsgaard-Larsen and H. Bundgaard (eds.), Gordon & Breach, 1991の特に第5章"Design and Applications of Prodrugs";Design of Prodrugs, H. Bundgaard (ed.), Elsevier, 1985;Prodrugs: Topical and Ocular Drug Delivery, K. B. Sloan (ed.), Marcel Dekker, 1998;Methods in Enzymology, K. Widderら (eds.), Vol. 42, Academic Press, 1985の特にpp. 309-396;Burger's Medicinal Chemistry and Drug Discovery, 5th Ed., M. Wolff (ed.), John Wiley & Sons, 1995の特にVol. 1およびpp. 172-178およびpp. 949-982;Pro-Drugs as Novel Delivery Systems, T. Higuchi and V. Stella (eds.), Am. Chem. Soc., 1975;およびBioreversible Carriers in Drug Design, E. B. Roche (ed.), Elsevier, 1987などに記載される当技術分野では既知の方法を用いて親化合物から容易に調製され得る。
例示的なプロドラッグは、生理学的条件下での加溶媒分解または酵素分解または他の生化学的変換(例えばリン酸化、水素化、脱水素化、糖鎖付加)を受けるときインビボまたはインビトロで薬理学的に活性化する。プロドラッグは哺乳動物における水溶性、組織適合性または徐放の利点をしばしば提供する。(例えばBundgard, Design of Prodrugs, pp. 7-9, 21-24, Elsevier, Amsterdam (1985);およびSilverman, The Organic Chemistry of Drug Design and Drug Action, pp. 352-401, Academic Press, San Diego, CA (1992)を参照。)一般的なプロドラッグとしては、親酸を適切なアルコール(例えば低級アルカノール)と反応させて調製したエステルまたは親アルコールを適切なカルボン酸(例えばアミノ酸)と反応させて調製したエステルなどの酸誘導体、親酸化合物をアミンと反応させて調製したアミド、反応によりアシル化塩基誘導体を生成する塩基性基(例えば低級アルキルアミド)、またはリン含有誘導体、例えば環状リン酸エステル、ホスホン酸エステルおよびホスホルアミデートエステルを含むリン酸エステル、ホスホン酸エステルおよびホスホルアミデートエステルが挙げられる;例えば米国特許公開第2007/0249564 A1を参照されたい。
ここでは「代謝性切断可能基」という用語は、代謝プロセスにより親分子から切断され水素で置換され得る基を意味する。代謝性切断可能基を含む特定の化合物は、プロドラッグであり得る、すなわち、薬理学的に不活性である。代謝性切断可能基を含む他のある化合物は、p53とMDM2の相互作用のアンタゴニストであり得る。かかる場合、このような化合物は親分子より活性が高い、低いまたは同等であり得る。代謝性切断可能基の例としては、スキーム1で説明するようにアミノ酸由来のもの(例えば米国特許公開第2006/0241017 A1;米国特許公開第2006/0287244 A1;および国際公開第2005/046575 A2参照)またはリン含有化合物(米国特許公開第2007/0249564 A1参照)が挙げられる。
スキーム1
ここでは「薬剤的に許容可能な塩」という用語は、標的動物(例えば哺乳動物)において生理学的に忍容される、本明細書で提供される化合物のあらゆる塩(例えば酸または塩基との反応により得られる)を意味する。本明細書で提供される化合物の塩は、無機または有機酸および塩基由来であり得る。酸の例としては、限定ではなく、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、過塩素酸、フマル酸、マレイン酸、リン酸、グリコール酸、乳酸、サリチル酸、コハク酸、p−トルエンスルホン酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ギ酸、安息香酸、マロン酸、スルホン酸、ナフタレン−2−スルホン酸、ベンゼンスルホン酸などが挙げられる。シュウ酸などのそれ自体においては薬理学的に許容されない他の酸は、本明細書で提供される化合物およびその薬剤的に許容可能な酸付加塩を得るのに中間体として有用な塩の調製に使用され得る。
塩基の例としては、限定ではなく、アルカリ金属(例えばナトリウム)水酸化物、アルカリ土類金属(例えばマグネシウム)水酸化物、アンモニアおよび式NW4 +の化合物(式中WはC1−4アルキルである)などが挙げられる。
塩の例としては、限定ではなく、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスパラ銀酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、クエン酸塩、樟脳酸塩、カンファースルホン酸塩、シクロペンタンプロピオネート、ジグルコン酸塩、硫酸ドデシル塩、エタンスルホン酸塩、フマル酸塩、フルコヘプタノエート(flucoheptanoate)、グリセロリン酸塩、ヘミスルフェート、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、塩化物塩、臭化物塩、ヨウ化物塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メシル酸塩、メタンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、シュウ酸塩、パルモエート(palmoate)、ペクチン酸塩、過硫酸塩、フェニルプロピオン酸、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トシレート、ウンデカ酸塩などが挙げられる。他の塩の例としては、Na+、NH4 +およびNW4 +(式中WはC1−4アルキル基である)などの適切な陽イオンと調合される本明細書で提供される化合物の陰イオンが挙げられる。治療用途としては、本明細書で提供される化合物の塩は薬剤的に許容可能であると企図される。しかし、薬剤的に許容不能な酸および塩基の塩も、例えば薬剤的に許容可能な化合物の調製または精製において使用可能な場合があり得る。
ここでは「溶媒化合物」という用語は、本明細書で提供される化合物と、有機または無機に関わらず1以上の溶媒分子との物理的会合を意味する。この物理的会合はしばしば水素結合を含む。特定の例では、溶媒化合物は、例えば1以上の溶媒和分子が結晶質個体の結晶格子中に組み込まれている場合、単離可能である。「溶媒化合物」は、溶液相と単離可能な溶媒化合物の両方を包含する。例示的な溶媒化合物には水和物、エタノール付加物およびメタノール付加物が含まれる。
ここでは「一価の薬剤的に許容可能な陽イオン」という用語は、限定ではなく例えばNa+およびK+などのアルカリ金属イオン、並びに限定ではなく例えばNH4 +、NHMe3 +、NH2Me2 +、NHMe3 +およびNMe4 +などのアンモニウムイオンおよび置換アンモニウムイオンなどの有機陽イオンを意味する。
ここでは「二価の薬剤的に許容可能な陽イオン」という用語は、限定ではなく例えばCa2+およびMg2+などのアルカリ土類金属陽イオンを意味する。
一価および二価の薬剤的に許容可能な陽イオンの例は、例えばBergeら. J. Pharm. Sci., 66:1-19 (1997)に記載されている。
ここでは「治療的有効量」という用語は、疾患の1以上の症状の寛解または疾患進行の予防または疾患退縮をもたらすのに十分な治療薬(本明細書で提供される化合物および組成物を含む)の量を意味する。例えば、癌治療に関し、一実施形態では、治療的有効量は腫瘍増殖率を低下させる、腫瘍塊を縮小させる、転移数を減少させる、腫瘍進行時間を増加させる、腫瘍細胞アポトーシスを増加させる、生存時間を少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%または少なくとも100%増加させる、治療薬の量を意味し得る。
ここでは「感作する」および「感作」という用語は、第1の治療薬(例えば本明細書で提供される化合物)の投与を通じて、動物または動物内細胞を第2の治療薬の生物学的効果(例えば細胞機能の一態様、例えば限定ではなく細胞分割、細胞成長、増殖、侵入、血管新生、壊死またはアポトーシスの促進または遅滞)に対しより感受性を強くする、またはより応答性を高くすることを意味する。第1の薬剤が標的細胞に及ぼす感作効果は、第1の薬剤の投与を伴うおよび伴わない第2の薬剤の投与後に観察される意図する生物学的効果(例えば細胞機能の一態様、例えば限定ではなく細胞分割、細胞成長、増殖、侵入、血管新生、壊死またはアポトーシスの促進または遅滞)の差として測定され得る。感作細胞の応答は、第1の薬剤の非存在下の応答よりも少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約100%、少なくとも約150%、少なくとも約200%、少なくとも約250%、少なくとも300%、少なくとも約350%、少なくとも約400%、少なくとも約450%または少なくとも約500%増加し得る。
ここでは「アポトーシスの調節不全」という用語は、細胞がアポトーシスにより細胞死する能力(例えば素因)のなんらかの異常を意味する。アポトーシスの調節不全は、様々な条件に関連または誘導されるが、その非限定的な例としては、自己免疫疾患(例えば全身性エリテマトーデス、リューマチ性関節炎、移植片対宿主病、重症筋無力症またはシェーグレン症候群)、慢性炎症症状(例えば乾癬、喘息またはクローン病)、過剰増殖性異常(例えば腫瘍、B細胞リンパ腫またはT細胞リンパ腫)、ウイルス感染症(例えばヘルペス、パピローマまたはHIV)、その他変形性関節症およびアテローム性動脈硬化症などの症状が挙げられる。調節不全がウイルス感染に誘導されるかまたは関連する場合、該ウイルス感染は調節不全が生じたときまたは観察されたとき、検出されるかもしれないし検出されないかもしれない注意されたい。すなわち、ウイルス誘導調節不全は、ウイルス感染症状が消えた後でさえ生じ得る。
ここでは「機能p53」という用語は正常、高または低レベルで発現した野生型p53、および野生型p53の活性の少なくとも約5%、例えば少なくとも約10%、約20%、約30%、約40%、約50%またはそれより多くの野生型の活性を保持しているp53の突然変異体または対立遺伝子変異体を意味する。
ここでは「p53関連タンパク質」という用語は、p53と少なくとも25%の配列相同性を有し、腫瘍抑制活性を有し、およびMDM2またはMDM2関連タンパク質との相互作用により阻害されるタンパク質を意味する。p53関連タンパク質の例としては、限定ではなく、p63およびp73が含まれる。
ここでは「MDM2関連タンパク質」という用語は、MDM2と少なくとも25%の配列相同性を有し、p53またはp53関連タンパク質と相互作用し阻害するタンパク質を意味する。MDM2関連タンパク質の例としては、限定ではなく、MDMXが含まれる。
ここでは「老化」という用語は、この現象により非癌性二倍体細胞が分裂する能力を失い、テロメアの機能不全または短縮により一部特徴づけられる現象を意味する。
ここでは「過剰増殖性疾患」という用語は、動物における増殖細胞の局在化集団が、通常の正常な増殖抑制により律されていない、何らかの症状を意味する。過剰増殖性疾患の例としては、腫瘍、新生物、リンパ腫、白血病などが挙げられる。新生物は、浸潤または転移しなければ良性、これらのいずれかが生じれば悪性と言われる。「転移性」細胞とは、細胞が近隣の身体構造に侵入し得ることを意味する。過形成は、構造や機能を大きく変更することなく組織や器官において細胞数が増加することを含む細胞増殖の一形態である。異形成は、制御された細胞増殖の一形態であり、1種類の完全に分化した細胞が別の種類の分化した細胞と入れ替わる。
活性化リンパ系細胞の病的増殖は、しばしば自己免疫疾患または慢性炎症症状をもたらす。ここでは、「自己免疫疾患」という用語は、生物がそれ自体の分子、細胞または組織を認識する抗体または免疫細胞を産生する何らかの症状を意味する。自己免疫疾患の非限定的な例としては、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性肝炎、ベルジェ病またはIgA腎障害、セリアック病、慢性疲労症候群、クローン病、皮膚節炎、線維筋痛症、移植片対宿主病、グレーブス病、橋本甲状腺炎、突発性血小板減少性紫斑病、扁平苔癬、多発性硬化症、重症筋無力症、乾癬、リウマチ熱、リウマチ性関節炎、強皮症、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、I型糖尿病、潰瘍性大腸炎、白斑症などが挙げられる。
ここでは「新生物疾患」という用語は、良性(非癌性)または悪性(癌性)のいずれかである何らかの異常な細胞増殖を意味する。
ここでは「正常細胞」という用語は、異常増殖または分割をしていない細胞を意味する。正常細胞は非癌性であり、いかなる過剰増殖性疾患または障害の一部でもない。
ここでは「抗悪性腫瘍剤」という用語は、標的(例えば悪性)新生物の増殖、成長または拡散を遅らせる何らかの化合物を意味する。
ここでは「予防する」、「予防すること」および「予防」という用語は、動物における病的細胞(例えば過剰増殖性または腫瘍性細胞)の発生の低下を意味する。予防は、完全なもの、例えば対象における病的細胞の一切の不存在であり得る。また、予防は、対象における病的細胞の発生が、本明細書で提供される1以上の化合物による治療をしなかった場合に生じるであろうよりも少なくなるような、部分的でもあり得る。
ここでは「アポトーシス調節剤」という用語は、アポトーシスの調節(例えば阻害、低減、増大、促進)に関与する薬剤を意味する。アポトーシス調節剤の例には、限定ではなくFas/CD95、TRAMP、TNF RI、DR1、DR2、DR3、DR4、DR5、DR6、FADDおよびRIPなどのデスドメインを含むタンパク質が包含される。アポトーシス調節剤の他の例としては、限定ではなく、TNFα、Fasリガンド、Fas/CD95に対する抗体および他のTNFファミリー受容体、TRAIL(Apo2リガンドまたはAPo2L/TRAILとしても知られる)、TRAIL−R1またはTRAIL−R2に対する抗体、Bcl−2、p53、BAX、BAD、Akt、CAD、PI3キナーゼ、PP1およびカスパーゼタンパク質が挙げられる。調節剤は、TNFファミリー受容体およびTNFファミリーリガンドのアゴニストおよびアンタゴニストを広範に含む。アポトーシス調節剤は、可溶性または膜結合性であり得る(例えばリガンドまたは受容体)。アポトーシス調節剤には、TNFまたはTNF関連リガンド、特にTRAMPリガンド、Fas/CD95リガンド、TNFR−1リガンドまたはTRAILなどのアポトーシス誘導剤が含まれる。
「薬剤的に許容可能な担体」または「薬剤的に許容可能なベヒクル」という用語は、標準的な薬剤的担体、溶媒、界面活性剤またはベヒクルをのいずれかを包含する。適切な薬剤的に許容可能なベヒクルには水性ベヒクルおよび非水性ベヒクルが含まれる。標準的薬剤的担体とその製剤が、Remington's Pharmaceutical Sciences, Mack Publishing Co., Easton, PA, 19th ed. 1995に記載されている。
ここでは「パルス投与」、「パルス用量投与」または「パルス投薬」という用語は、式I〜XXVIIIを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグの患者への間欠的(すなわち断続的)投与を意味する。本開示において有用なパルス用量投与法は、治療的有効量の式I〜XXVIIIを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグをそれを必要とする患者に提供する任意の断続的投与法を包含する。パルス投薬法は、連続投与法において使用されるであろう量と同量、それより低量または高量の式I〜XXVIIIを有する化合物を使用し得る。式I〜XXVIIIを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグのパルス用量投与の利点には、限定ではなく、安全性改善、毒性低下、暴露増大、有効性増大および患者の服薬順守の増加が含まれる。これらの利点は、式I〜XXVIIIを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが単剤として、または1種類以上の追加の抗癌剤との併用で投与されたとき、実現し得る。患者に式I〜XXVIIIを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグを投与する予定の日に、投与は、単回、または分割用量、例えば1日1回、1日2回、1日3回、1日4回またはそれ以上で行ってよい。一実施形態では、式I〜XXVIIIを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグは、投与予定日に1回(QD)または2回(BID)投与される。
ここでは「アルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、1〜18個の炭素または指定の炭素数を有する(例えばC1−C18は1〜18個の炭素を意味する)直鎖状または分岐状の脂肪族飽和炭化水素を意味する。一実施形態では、アルキルはC1−C10アルキルである。別の実施形態では、アルキルはC1−C6アルキルである。別の実施形態では、アルキルはC1−C4アルキルである。別の実施形態では、アルキルはC1−C3アルキルである。別の実施形態では、アルキルはC2−C10アルキルである。別の実施形態では、アルキルはC3−C10アルキルである。別の実施形態では、アルキルはC3−C6アルキルである。例示的アルキル基は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、n−ヘプチル、4,4−ジメチルペンチル、n−オクチル、2,2,4−トリメチルペンチル、ノニル、デシルなどを包含する。
ここでは「置換されていてもよいアルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、上記定義されたアルキルが、非置換であるか、またはヒドロキシ(すなわち−OH)、ニトロ(すなわち−NO2)、シアノ(すなわち−CN)、アミノ、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミド、スルホンアミド、−CO2Rc、−CORc、−SO2Rd、−N(Re)CORf、−N(Re)SO2Rgまたは−N(Re)C=N(Rh)−アミノ(式中、Rcは水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり;Rdは置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり;Reは水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり;Rfは水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり;Rgは置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり;およびRhは水素、−CN、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールである)から独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていることを意味する。一実施形態では、置換されていてもよいアルキルは、2個の置換基で置換されている。別の実施形態では、置換されていてもよいアルキルは、1個の置換基で置換されている。別の実施形態では、置換基は、ヒドロキシル(すなわちヒドロキシアルキル、例えばモノヒドロキシアルキルまたはジヒドロキシアルキル)、置換されていてもよいシクロアルキル(すなわち(シクロアルキル)アルキル)、置換されていてもよいヘテロシクロ(すなわち(ヘテロシクロ)アルキル)、−CO2Hまたはアミノ(すなわちアミノアルキル)から選択される。例示的な置換されていてもよいアルキル基は、−CH2OCH3、−CH2CH2NH2、−CH2CH2NH(CH3)、−CH2CH2CN、−CH2CO2H、−CH2CONH2、−CH2SO2CH3、−CH2CH2SO2CH3、−C(CH3)2CO2H、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピルなどを包含する。
ここでは「アルキレニル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、1、2、3、4またはそれより多くの連結されたメチレン基を含む二価のアルキル基を意味する。例示的アルキレニル基は−(CH2)−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−(CH2)4−などを包含する。
ここでは「置換されていてもよいアルキレニル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、上記定義されたアルキレニルが非置換であるか、または置換されていてもよいC1−C6アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より独立して選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていることを意味する。一実施形態では、置換されていてもよいC1−C6アルキルはメチルである。一実施形態では、置換されていてもよいアリールは1または2個のハロ基で置換されていてもよいフェニルである。例示的な置換されていてもよいアルキレニル基は、−CH(CH3)−、−C(CH3)2−、−CH2CH(CH3)−、−CH2CH(CH3)CH2−、−CH2CH(Ph)CH2−、−CH(CH3)CH(CH3)−などを包含する。
ここでは「ハロアルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、1〜6個のハロ置換基を有する、上記定義されたアルキルを意味する。一実施形態では、ハロアルキルは1、2または3個のハロ置換基を有する。例示的ハロアルキル基はトリフルオロメチル、−CH2CH2Fなどを包含する。
ここでは「モノヒドロキシアルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、ヒドロキシ置換基を1個だけ有する、上記定義されたアルキルを意味する。例示的ヒドロキシアルキル基は、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピルなどを包含する。
ここでは「ジヒドロキシアルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、ヒドロキシ置換基を2個だけ有する、上記定義されたアルキルを意味する。例示的ジヒドロキシアルキル基は、−CH2CH2CCH3(OH)CH2OH、−CH2CH2CH(OH)CH(CH3)OH、−CH2(OH)CH2OH、−CH2CH(CH2OH)2、−CH2CH2CH(OH)C(CH3)2OH、−CH2CH2CCH3(OH)CH(CH3)OHなどとそれらの立体異性体を包含する。
ここでは「ヒドロキシシクロアルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、少なくとも1個、例えば1個または2個のヒドロキシ置換基を有する、以下に定義される置換されていてもよいシクロアルキルを意味する。例示的ヒドロキシシクロアルキル基は、
などとそれらの立体異性体を包含する。
ここでは「置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、置換されていてもよいシクロアルキル(以下に定義)置換基を有する、上記定義された置換されていてもよいアルキルを意味する。例示的な置換されていてもよいシクロアルキル(アルキル)基は、
などとそれらの立体異性体を包含する。
ここでは「(ヘテロシクロ)アルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、置換されていてもよいヘテロシクロ(以下に定義)置換基を有する、上記定義されたアルキルを意味する。
ここでは「アラルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、1、2または3個の置換されていてもよいアリール置換基を有する、上記定義された置換されていてもよいアルキルを意味する。一実施形態では、アラルキルは2個の置換されていてもよいアリール置換基を有する。別の実施形態では、アラルキルは、1個の置換されていてもよいアリール置換基を有する。別の実施形態では、アラルキルはアリール(C1−C4アルキル)である。別の実施形態では、アリール(C1−C4アルキル)は2個の置換されていてもよいアリール置換基を有する。別の実施形態では、アリール(C1−C4アルキル)は1個の置換されていてもよいアリール置換基を有する。例示的アラルキル基は、例えば、ベンジル、フェニルエチル、(4−フルオロフェニル)エチル、フェニルプロピル、ジフェニルメチル(すなわちPh2CH−)、ジフェニルエチル(Ph2CHCH2−)などを包含する。
ここでは「シクロアルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、飽和および部分的飽和(二重結合を1つまたは2つ含む)の、炭素数が指定されているかまたは3〜12個の炭素原子を有する1〜3個の環を含む環状炭化水素基(すなわちC3−C12シクロアルキル)を意味する。一実施形態では、シクロアルキルは1個の環を有する。別の実施形態では、シクロアルキルはC3−C6シクロアルキルである。例示的シクロアルキル基は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、ノルボニル、デカリン、アダマンチルなどを包含する。
ここでは「置換されていてもよいシクロアルキル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、上記定義されたシクロアルキルが非置換であるか、またはハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシルアルキル、アミノアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミド、スルホンアミド、−CO2Rc、−CORc、−SO2Rd、−N(Re)CORf、−N(Re)SO2Rgまたは−N(Re)C=N(Rh)−アミノ(式中、Rc、Rd、Re、Rf、RgおよびRhは、置換されていてもよいアルキルに関して上記定義されたとおりである)から独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていることを意味する。「置換されていてもよいシクロアルキル」という用語はまた、上記定義されたシクロアルキルが、置換されていてもよいアリールに融合され得ることも意味する。一実施形態では、置換されていてもよいシクロアルキルは、2個の置換基で置換されている。別の実施形態では、置換されていてもよいシクロアルキルは、1個の置換基で置換されている。別の実施形態では、置換基は、ヒドロキシ(すなわちヒドロキシシクロアルキル、例えばモノヒドロキシシクロアルキルまたはジヒドロキシシクロアルキル)または−CO2Hから選択される。例示的な置換されていてもよいシクロアルキル基は、
などを包含する。
ここでは「アルケニル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、1、2または3つの炭素−炭素二重結合を含む上記定義されたアルキル基を意味する。一実施形態では、アルケニルは1つの炭素−炭素二重結合を有する。例示的アルケニル基は、−CH=CH2、−CH2CH=CH2、−CH2CH2CH=CH2、−CH2CH2CH=CHCH3などを包含する。
ここでは「置換されていてもよいアルケニル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、上記定義されたアルケニルが非置換であるか、またはハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミドまたはスルホンアミドから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていることを意味する。例示的な置換されていてもよいアルケニル基は、−CH=CHPh、−CH2CH=CHPhなどを包含する。
ここでは「シクロアルケニル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、1、2または3個の炭素−炭素二重結合を含む、上記定義されたシクロアルキル基を意味する。一実施形態では、シクロアルケニルは、1個の炭素−炭素二重結合を有する。例示的シクロアルケニル基は、シクロペンテン、シクロヘキセンなどを包含する。
ここでは「置換されていてもよいシクロアルケニル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、上記定義されたシクロアルケニルが非置換であるか、またはハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミドまたはスルホンアミドから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていることを意味する。
ここでは「アルキニル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、1〜3つの炭素−炭素三重結合を含む、上記定義されたアルキル基を意味する。一実施形態では、アルキニルは1つの炭素−炭素三重結合を有する。例示的アルキニル基は、−C≡CH、−C≡CCH3、−CH2C≡CH、−CH2CH2C≡CHおよび−CH2CH2C≡CCH3を包む。
ここでは「置換されていてもよいアルキニル」という用語はそれ自体または別の基の一部で、上記定義されたアルキニルが非置換であるか、またはハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミドまたはスルホンアミドから独立して選択される1、2または3個の置換基で置換されていることを意味する。例示的な置換されていてもよいアルケニル基は−C≡CPh、−CH2C≡CPhなどを包む。
ここでは「アリール」という用語はそれ自体または別の基の一部で、フェニル(Phと短縮)、1−ナフチルおよび2−ナフチルなどの6〜14個の炭素原子を有する単環および二環の芳香環系を意味する。
ここでは「置換されていてもよいアリール」という用語はそれ自体または別の基の一部で、上記定義されたアリールが非置換であるか、またはハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミド、スルホンアミド、−CONHSO2Me、−CO2Rc、−CORc、−SO2Rd、−N(Re)CORf、−N(Re)SO2Rgまたは−N(Re)C=N(Rh)−アミノ(式中、Rc、Rd、Re、Rf、RgおよびRhは、置換されていてもよいアルキルに関して上記定義されたとおりである)から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていることを意味する。一実施形態では、置換されていてもよいアリールは置換されていてもよいフェニルである。一実施形態では、置換されていてもよいフェニルは4個の置換基を有する。別の実施形態では、置換されていてもよいフェニルは3個の置換基を有する。別の実施形態では、置換されていてもよいフェニルは2個の置換基を有する。別の実施形態では、置換されていてもよいフェニルは1個の置換基を有する。例示的な置換されたアリール基は、2−メチルフェニル、2−メトキシフェニル、2−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、2−ブロモフェニル、3−メチルフェニル、3−メトキシフェニル、3−フルオロフェニル、3−クロロフェニル、4−メチルフェニル、4−エチルフェニル、4−メトキシフェニル、4−フルオロフェニル、4−クロロフェニル、2,6−ジ−フルオロフェニル、2,6−ジ−クロロフェニル、2−メチル、3−メトキシフェニル、2−エチル、3−メトキシフェニル、3,4−ジ−メトキシフェニル、3,5−ジ−フルオロフェニル、3,5−ジ−メチルフェニルおよび3,5−ジメトキシ、4−メチルフェニル、2−フルオロ−3−クロロフェニル、3−クロロ−4−フルオロフェニル、4−CO2H−フェニルなどを包含する。置換されていてもよいアリールという用語は、融合された置換されていてもよいシクロアルキル、および融合された置換されていてもよいヘテロ環を有する基を包含することを意図する。例として、
などが含まれる。
ここでは「ヘテロアリール」という用語はそれ自体または別の基の一部で、5〜14個の環分子(すなわち5〜14員ヘテロアリール)および酸素、窒素および硫黄からなる群より独立して選択される1、2、3または4個のヘテロ分子を有する単環および二環の芳香環系を意味する。一実施形態では、ヘテロアリールは3個のヘテロ原子を有する。一実施形態では、ヘテロアリールは2個のヘテロ原子を有する。一実施形態では、ヘテロアリールは1個のヘテロ原子を有する。一実施形態では、ヘテロアリールは5員ヘテロアリールである。別の実施形態では、ヘテロアリールは6員ヘテロアリールである。別の実施形態では、ヘテロアリールは1または2個の窒素原子を有する6員ヘテロアリールである。例示的なヘテロアリール基は、1−ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、ピラジニル、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、5−オキサゾリル、3−イソキサゾリル、4−イソキサゾリル、5−イソキサゾリル、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、2−フリル、3−フリル、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリミジル、4−ピリミジル、プリニル、2−ベンズイミダゾリル、4−ベンズイミダゾリル、5−ベンズイミダゾリル、2−ベンズチアゾリル、4−ベンズチアゾリル、5−ベンズチアゾリル、5−インドリル、3−インダゾリル、4−インダゾリル、5−インダゾリル、1−イソキノリル、5−イソキノリル、2−キノキサリニル、5−キノキサリニル、2−キノリル3−キノリル、6−キノリルなどを包含する。ヘテロアリールという用語は可能なN−オキシド類を包含することを意図する。例示的なN−オキシド類にはピリジルN−オキシドなどが含まれる。
ここでは「置換されていてもよいヘテロアリール」という用語はそれ自体または別の基の一部で、上記定義されたヘテロアリールが非置換であるか、またはハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミド、スルホンアミド、−CO2Rc、−CORc、−SO2Rd、−N(Re)CORf、−N(Re)SO2Rgまたは−N(Re)C=N(Rh)−アミノ(式中、Rc、Rd、Re、Rf、RgおよびRhは、置換されていてもよいアルキルに関して上記定義されたとおりである)から独立して選択された1〜4個の置換基で、典型的には1個または2個の置換基で置換されていることを意味する。一実施形態では、置換されていてもよいヘテロアリールは1個の置換基を有する。別の実施形態では、置換基は置換されていてもよいアリール、アラルキルまたは置換されていてもよいアルキルである。別の実施形態では、置換基は置換されていてもよいフェニルである。どの利用可能な炭素または窒素原子も置換されうる。置換されていてもよいヘテロアリール基は、
などを含む。
ここでは「ヘテロシクロ」という用語はそれ自体または別の基の一部で、3〜14の環員(すなわち3員〜14員ヘテロシクロ)と少なくとも1個の酸素、スルホキシドおよびスルホンを含む硫黄および/または窒素原子を有する1〜3個の環を含む、飽和のおよび部分的不飽和(1つまたは2つの二重結合を含む)の環状基を意味する。一実施形態では、ヘテロシクロ基は1個の環と1個または2個の酸素および/または窒素原子を含む5員または6員の環状基から選択される。一実施形態では、ヘテロシクロ基は1個の環と1個のスルホキシドおよびスルホンを含む硫黄原子を含む6員環状基である。ヘテロシクロは所望により炭素又は窒素原子により分子の残りの部分に連結され得る。例示的なヘテロシクロ基は、
などを含む。
ここでは「置換されていてもよいヘテロシクロ」という用語はそれ自体または別の基の一部で、上記定義されたヘテロシクロが非置換であるか、またはハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミド、スルホンアミド、−CO2Rc、−CORc、−SO2Rd、−N(Re)CORf、−N(Re)SO2Rgまたは−N(Re)C=N(Rh)−アミノ(式中、Rc、Rd、Re、Rf、RgおよびRhは、置換されていてもよいアルキルに関して上記定義されたとおりである)から独立して選択される1〜4個の置換基で置換されていることを意味する。置換はどの利用可能な炭素または窒素原子にも生じ得る。例示的な置換されたヘテロシクロ基は、
などを含む。置換されていてもよいヘテロシクロは、アリール基と融合して上述されたような置換されていてもよいアリールを提供し得る。
ここでは「アルコキシ」という用語はそれ自体または別の基の一部で、末端の酸素原子に結合したハロアルキル、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニルまたは置換されていてもよいアルキニルを意味する。例示的なアルコキシ基は、メトキシ、tert−ブトキシ、−OCH2CH=CH2、−OCH2CH2OH、−OC(CH3)2CO2Hなどを包含する。
ここでは「アリールオキシ」という用語はそれ自体または別の基の一部で、末端の酸素原子に結合した置換されていてもよいアリールを意味する。例示的なアリールオキシ基はフェノキシなどを含む。
ここでは「アラルキルオキシ」という用語はそれ自体または別の基の一部で、末端の酸素原子に結合したアラルキルを意味する。例示的なアラルキルオキシ基はベンジルオキシなどを含む。
ここでは「アルキルチオ」という用語はそれ自体または別の基の一部で、末端の硫黄原子に結合したハロアルキル、アラルキル、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニルまたは置換されていてもよいアルキニルを意味する。例示的なアルキル基は−SCH3などを含む。
ここでは「ハロ」または「ハロゲン」という用語はそれ自体または別の基の一部で、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを意味する。一実施形態では、ハロはフルオロまたはクロロである。
ここでは「アミノ」という用語はそれ自体または別の基の一部で、式−NRaRb(式中RaとRbは独立して水素、ハロアルキル、アラルキル、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクロ、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり;またはRaとRbはそれらが結合している窒素原子と共に4〜7員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成する)のラジカルを意味する。例示的なアミノ基は、−NH2、−N(H)CH3、−N(CH3)2、−N(H)CH2CH3、−N(CH2CH3)、−N(H)CH2Phなどを含む。
ここでは「カルボキサミド」という用語はそれ自体または別の基の一部で、式−CO−アミノのラジカルを意味する。例示的なカルボキサミド基は、−CONH2、−CON(H)CH3、−CON(H)Ph、−CON(H)CH2CH2Ph、−CON(CH3)2、CON(H)CHPh2などを含む。
ここでは「スルホンアミド」という用語はそれ自体または別の基の一部で、式−SO2−アミノのラジカルを意味する。例示的なスルホンアミド基は、−SO2NH2、−SO2N(H)CH3、−SO2N(H)Phなどを含む。
ここでは「約」という用語は、記載された数字±10%を含む。したがって、「約10」とは9から11を意味する。
特定の本開示の化合物は、光学異性体および配座異性体(またはコンフォーマー)を含む立体異性体として、すなわち原子の空間的配置が異なるだけの異性体として存在してもよい。本開示は、純粋な個別の立体異性体調製物および各々の濃縮調製物の両方としての、およびこのような立体異性体のラセミ混合物並びに当業者には周知の方法により分離され得る個々のジアステレオマーおよびエナンチオマーの両方の、全ての立体異性体を包含する。
ここでは「実質的に含まない(substantially free of)」という用語は、当業者が日常的に使用する従来の分析法を用いて決定した場合に、その化合物が他の立体異性体、例えばジアステレオマーおよび/またはエナンチオマーを約25%未満しか含まないことを意味する。一実施形態では、他の立体異性体の量は、約24%未満、約23%未満、約22%未満、約21%未満、約20%未満、約19%未満、約18%未満、約17%未満、約16%未満、約15%未満、約14%未満、約13%未満、約12%未満、約11%未満、約10%未満、約9%未満、約8%未満、約7%未満、約6%未満、約5%未満、約4%未満、約3%未満、約2%未満、約1%未満または約0.5%未満である。
約95%以上の、例えば約96%以上、約97%以上、約98%以上または約99%以上の所望の立体異性体を含む立体異性体的に濃縮された化合物は、ここでは「実質的に純粋な立体異性体」と呼ばれる。
約99%以上の所望の立体異性体を含む立体異性体的に濃縮された化合物は、ここでは「純粋な」立体異性体と呼ばれる。どの立体異性体的に濃縮された化合物の純度も、例えば順相HPLC、逆相HPLC、キラルHPLCおよび1Hおよび13C NMRなどの従来の分析法を用いて決定され得る。
化合物
一実施形態では、式I:
(式中、
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、カルボキサミドおよびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
R2は、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3aは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3bは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R3aとR3bは、共に3〜9員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは3〜9員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
Eは、−OR26aおよび−NR26bR26cからなる群より選択され;
R26aは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキルおよび置換されていてもよいアリールからなる群より選択され;
R26bはR4であり;
R26cは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクロ、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、アラルキル、−SO2R5bおよびR5からなる群より選択され;
ここでR4とR5は、下記式IIで説明の意味を有し;
または、R26bとR26cは、共に4〜9員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R5bは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクロ、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
Xは、O、SおよびNR’からなる群より選択され;
Yは、O、SおよびNR”からなる群より選択され;
R’は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R”は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
は一重または二重結合を表す)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I(式中、
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、カルボキサミドおよびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
R2は、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3aは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3bは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R3aとR3bは、共に3〜9員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは3〜9員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
Eは、−OR26aおよび−NR26bR26cからなる群より選択され;
R26aは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキルおよび置換されていてもよいアリールからなる群より選択され;
R26bは、水素および置換されていてもよいアルキルからなる群より選択され;
R26cは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクロ、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、アラルキルおよび−SO2R5bからなる群より選択され;
またはR26bとR26cは、4〜9員の置換されていてもよいヘテロシクロを共に形成し;
R5bは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクロ、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
Xは、O、SおよびNR’からなる群より選択され;
Yは、O、SおよびNR”からなる群より選択され;
R’は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R”は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
は一重または二重結合を表す)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I(式中、
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、カルボキサミドおよびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
R2は、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3aとR3bは、共に3〜9員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは3〜9員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
Eは、−OR26aおよび−NR26bR26cからなる群より選択され;
R26aは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキルおよび置換されていてもよいアリールからなる群より選択され;
R26bは、水素および置換されていてもよいアルキルからなる群より選択され;
R26cは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクロ、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、アラルキルおよび−SO2R5bからなる群より選択され;
ここでR4とR5は、下記式IIで説明の意味を有し;
またはR26bとR26cは、共に4〜9員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R5bは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクロ、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
Xは、O、SおよびNR’からなる群より選択され;
Yは、O、SおよびNR”からなる群より選択され;
R’は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R”は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
は一重または二重結合を表す)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式II:
(式中、
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、カルボキサミドおよびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
R2は、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3aは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3bは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R3aとR3bは、共に3〜9員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成し;
R4は、水素および置換されていてもよいアルキルからなる群より選択され;
R5は、
(式中、
R6aとR6bは、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R7は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R8aとR8bは、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R8aとR8bは、それらが結合している炭素と共に3〜8員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成し;
W1は、−OR9aおよび−NR9bR9cからなる群より選択され;
R9aは水素であり;
R9bは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、−SO2R9dおよび−CONR9eR9fからなる群より選択され;
R9cは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R9bとR9cは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R9dは、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R9eとR9fは、水素、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R9eとR9fは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
W2は、−OR10および−NR11aR11bからなる群より選択され;
W1が−OR9aでありW2が−OR10である場合は、R7、R8aおよびR8bの少なくとも1つは水素以外であり;
R10は水素であり;または
R9aとR10のうち一方は水素であり、他方は代謝性切断可能基であり;
R11aは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、−SO2R11cおよび−CONR11dR11eからなる群より選択され;
R11bは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R11aとR11bは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R11cは、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R11dとR11eは、水素、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R11dとR11eは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
nは、1、2、3、4または5であり;
R12a、R12b、R12cおよびR12dは、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R13は、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群より選択され;
R14は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
Zは、−OR15および−NR16aR16bからなる群より選択され;または
ZとR14は、共にカルボニルすなわちC=O基を形成する。
R15は、水素および代謝性切断可能基からなる群より選択され;
R16aは、−SO2R16cおよび−CONR16dR16eからなる群より選択され;
R16Bは、水素および置換されていてもよいアルキルからなる群より選択され;
R16cは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R16dとR16eは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R16dとR16eは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員ヘテロシクロを形成し;
oは1、2または3であり;
pは0、1、2または3であり;
R17a、R17b、R17cおよびR17dは、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R18は、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群より選択され;
R19は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R20は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R21aとR21bは、それぞれ水素であり;または
R21aとR21bのうち一方は水素であり、他方は代謝性切断可能基であり;
qは0、1、2または3であり;
rは1、2または3であり;
R22a、R22b、R22cおよびR22dは、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R23は、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群より選択され;
R24は、−SO2R24aおよび−CONR24bR24cからなる群より選択され;
R24aは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R24bとR24cは、水素、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R24bとR24cは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員ヘテロシクロを形成し;
sとtは、それぞれ独立して1、2または3である)からなる群より選択され;
Xは、O、SおよびNR’からなる群より選択され;
Yは、O、SおよびNR”からなる群より選択され;
R’は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R”は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
は一重または二重結合を表す)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式IまたはIIの化合物は、立体異性体の混合物、例えばジアステレオマーおよび/またはエナンチオマーの混合物、例えばラセミ混合物として提供される。別の実施形態では、式IまたはIIの化合物は、単一の立体異性体として提供される。
別の実施形態では、式III:
(式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3b、E、XおよびYは、上記式Iで説明の意味を有する)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式III(EはNR4R5であり、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3b、R4、R5、XおよびYは、上記式IIで説明の意味を有する)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式IV:
(式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3b、E、XおよびYは、上記式Iで説明の意味を有する)の化合物、またはその互変異性体、またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式IV(式中、Eは、−NR4R5であり、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3b、R4、R5、XおよびYは、上記式IIで説明の意味を有する)の化合物、またはその互変異性体、またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式V:
(すなわち、式IのR3aとR3bが共に3〜9員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成し、式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、E、XおよびYは上記式Iで説明の意味を有し、uは0、1、2、3、4、5または6であり、vは0、1、2、3または4であり、各Rは独立してハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミドまたはスルホンアミドである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式V(式中、EはNR4R5であり、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R4、R5、XおよびYは上記式IIで説明の意味を有し、uは0、1、2、3、4、5または6であり、vは0、1、2、3または4であり、各Rは独立してハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミドまたはスルホンアミドである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式V(式中、uは1、2、3、4、5または6であり、各Rは独立して(C1−C4)アルキルであり、vは0、1または2である)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式Vの化合物が提供され、式中vは0であり、uは0、1、2、3、4、5または6であり、すなわち式IのR3aとR3bが共に3〜9員の非置換シクロアルキルを形成する。
別の実施形態では、式Vの化合物が提供され、式中vは0であり、uは2、3または4であり、すなわち式IのR3aとR3bが共に5、6または7員の非置換シクロアルキルを形成する。
別の実施形態では、式VI〜XXI:
(式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3b、E、XおよびYは上記式Iで説明の意味を有する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、EはNR4R5であり、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3b、R4、R5、XおよびYは上記式IIで説明の意味を有する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、1以上の他の立体異性体を実質的に含まない、式VI〜XXIのいずれか1つの化合物が提供される。別の実施形態では、式VI〜XXIのいずれか1つの化合物は実質的に純粋な立体異性体である。別の実施形態では、式VI〜XXIのいずれか1つの化合物は純粋な立体異性体である。
別の実施形態では、式I−XXI(式中、
a)R1a、R1b、R1cおよびR1dは、水素、フルオロおよびクロロからなる群より独立して選択され;
b)R1aとR1dは水素であり;R1bは水素およびフルオロからなる群より選択され;およびR1cはフルオロおよびクロロからなる群より選択され;
c)R2は置換されていてもよいフェニルであり;
d)R3aはハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
e)R3bはハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
f)R3aとR3bは共に置換されていてもよい3〜9員のシクロアルキルを形成し;
g)Eは−NR4R5であり、R4は水素であり;
h)XはNHであり;
i)XはOであり;
j)XはSであり;
k)YはOであり;
l)YはSであり;
m)YはNHであり;または
n)XとYはNHである)
のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ、またはそれらの任意の組み合わせが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R5はR5−1であり;R6aとR6bは水素であり;R7はC1−C4アルキルであり;R8aとR8bは水素であり;Wは−OR10、R9とR10は水素であり;nは2である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり;R5はR5−1であり;R6aとR6bは水素であり;R7はC1−C4アルキルであり;R8aとR8bは水素であり;Wは−NR11aR11bであり、R9は水素であり;nは2である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり;R5はR5−1であり;R6aとR6bは水素であり;R7はC1−C4アルキルであり;R8aとR8bは水素であり;Wは−OR10であり、R9とR10のうち一方は水素であり、他方は代謝性切断可能基であり;nは2である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり;R5はR5−2であり;R12a、R12b、R12cおよびR12dはそれぞれ水素であり;R13は水素であり;Zは−OR15でありR15は水素であり;oは1または2であり;pは1または2である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり;R5はR5−2であり;R12a、R12b、R12cとR12dはそれぞれ水素であり;R13は水素であり;Zは−NR16aR16bであり;oは1または2であり;pは1または2である)のいずれか1つまたはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり;R5はR5−2であり;R12a、R12b、R12cおよびR12dはそれぞれ水素であり;R13は水素であり;Zは−OR15であり、R15は代謝性切断可能基であり;oは1または2であり;pは1または2である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり;R5はR5−3であり;R17a、R17b、R17cおよびR17dはそれぞれ水素であり;R18、R19とR20は水素であり;R21aとR21bは水素であり;qとrは1である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり;R5はR5−3であり;R17a、R17b、R17cとR17dはそれぞれ水素であり;R18、R19とR20は水素であり;R21aとR21bのうち一方は水素であり、他方は代謝性切断可能基であり;qとrは1である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、R2は式R2−1:
を有する置換されていてもよいアリールであり、R25a、R25b、R25c、R25dおよびR25eは水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、シアノ、アルコキシ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選択される。一実施形態では、R25aは水素およびフルオロからなる群より選択され;R25bはクロロであり;R25cは水素およびフルオロからなる群より選択され;R25dとR25eは水素である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、R2は置換されていてもよいピリジルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5は、
(式中、
R7は、置換されていてもよいC1−C4アルキルであり;
R9aとR10は、それぞれ水素であり;または
R9aとR10のうち一方は水素であり、他方は代謝性切断可能基であり;
R9bは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、−SO2R9dおよび−CONR9eR9fからなる群より選択され;
R9cは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R9bとR9cは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R9dは、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R9eとR9fは、水素、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R9eとR9fは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R11aは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、−SO2R11cおよび−CONR11dR11eからなる群より選択され;
R11bは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R11aとR11bは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R11cは、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R11dとR11eは、水素、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R11dとR11eは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R14は、水素、C1−C4アルキルまたはC3−C6シクロアルキルからなる群より選択され;
R15は、水素または代謝性切断可能基であり;
R16aは、−SO2R16cおよび−CONR16dR16eからなる群より選択され;
R16bは、水素および置換されていてもよいアルキルからなる群より選択され;
R16cは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R16dとR16eは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R16dとR16eは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員のヘテロシクロを形成し;
R19は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R20は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R21aとR21bは、それぞれ水素であり;または
R21aとR21bのうち一方は水素であり、他方は代謝性切断可能基であり;
R24は、−SO2R24aおよび−CONR24bR24cからなる群より選択され;
R24aは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R24bとR24cは、水素、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選択されるか、または
R24bとR24cは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員のヘテロシクロを形成している)からなる群(それらの立体異性体、例えばエナンチオマーも含む)より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供され、
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5はR5−5、R5−6、R5−10、R5−11、R5−12、R5−13およびR5−14からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5はR5−10およびR5−12からなる群より選択され、R14は水素またはメチルであり、R15は水素である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5は、
(式中、
R7は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択され;
R8aとR8bは、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群よりそれぞれ独立して選択される)からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5は、
(式中、
R7は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択され;
R8aとR8bは、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R9dは、メチル、トリフルオロメチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択され;
R11cは、メチル、トリフルオロメチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択される)からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5は、
(式中、
R7は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択され;
R8aとR8bは、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R9eは、メチル、トリフルオロメチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択され;
R11dは、メチル、トリフルオロメチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択され)からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5は、
(式中、
R14は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択され;
R19とR20は、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群よりそれぞれ独立して選択される)からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5は、
(式中、
R14は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択され;
R16cは、メチル、トリフルオロメチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択される)からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5は、
(式中、
R14は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択され;
R16dは、メチル、トリフルオロメチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびシクロプロピルからなる群より選択される)からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5は、
からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、Eは−NR4R5であり、R4は水素であり、R5は、
(式中、
R14は水素およびC1−C4アルキルからなる群より選択され;
R15は水素または代謝性切断可能基である)からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
一実施形態では、R15における代謝性切断可能基は、
(式中、
R28aとR28bは、水素、置換されていてもよいアルキルおよびアラルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R29aとR29bは、水素および置換されていてもよいアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
vは1、2、3または4であり;
R30aとR30bは、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキル、置換されていてもよいアリールおよび一価の薬剤的に許容可能な陽イオンからなる群よりそれぞれ選択され;または
R30aとR30bは共に、二価の薬剤的に許容可能な陽イオンまたは置換されていてもよいアルキレニルを表す)からなる群より選択される。
別の実施形態では、R15における代謝性切断可能基は、天然または非天然のアミノ酸残基である。別の実施形態では、R15における代謝性切断可能基は、グリシン、イソロイシン、アラニン、ロイシン、アスパラギン、リジン、アスパラギン酸、メチオニン、システィン、フェニルアラニン、グルタミン酸、スレオニン、グルタミン、トリプトファン、バリン、プロリン、セリン、チロシン、アルギニンおよびヒスチジン残基である。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、XはNHであり、YはNHである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、XはOであり、YはNHである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、XはSであり、YはNHである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であるか、または異なるC1−C10アルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であるか、または異なるC2−C10アルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であるか、または異なるC1−C6アルキル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であるか、または異なるC2−C6アルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であるか、または異なるC1−C4アルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVおよびVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であるか、または異なるC2−C4アルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であるか、または異なるC1−C3アルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であるか、または異なるハロである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であるか、または異なり、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルおよびネオペンチルからなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であるか、または異なり、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルおよびネオペンチルからなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bはフルオロである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは同一であり、例えばR3aはメチルでありR3bはメチルであり、R3aはエチルでありR3bはエチルであり、R3aはプロピルでありR3bはプロピルである、など)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。R3aとR3bが同一ならば、R3aとR3bが結合している炭素原子は不斉中心ではない。このような条件下、式VIとX;式VIIとXIII;式VIIIとIX;式XIとXII;式XIVとXVI;式XVとXXI;式XVIIとXX;式XVIIIとXIXは等価の異性体を表す。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは異なり、例えばR3aはメチルでありR3bはエチルであり、R3aはメチルでありR3bはネオペンチルであり、R3aはエチルでありR3bはプロピルである、など)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式I〜IVまたはVI〜XXI(式中、R3aとR3bは共に、置換されていてもよいシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル環を形成する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。一実施形態では、随意の置換基は(C1−C4)アルキルである。別の実施形態では、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル環は置換されていない。
別の実施形態では、式I〜XXI(式中、R1aとR1dは水素であり、R1bとR1cは、水素、クロロおよびフルオロからなる群よりそれぞれ独立して選択され、R2はR2−1(ここでR25a、R25b、R25c、R25dおよびR25eは水素、クロロおよびフルオロからなる群よりそれぞれ独立して選択される)である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、
Eは、NR4R5であり;
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、水素、フルオロおよびクロロからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R2は、
(式中、
R25a、R25b、R25c、R25dおよびR25eは、水素、フルオロおよびクロロからなる群よりそれぞれ独立して選択される)であり;
R3aはC1−C6アルキルであり;
R3bはC1−C4アルキルであり;または
R3aとR3bは、共に置換されていてもよい3〜7員シクロアルキルを形成し;
R4は、水素および置換されていてもよいC1−C4アルキルからなる群より選択され;
R5は、
(式中、
R14は、水素および置換されていてもよいC1−C4アルキルからなる群より選択される)からなる群より選択され;
Xは、O、SおよびNR’からなる群より選択され;
Yは、O、SおよびNR”からなる群より選択され;
R’は、水素および置換されていてもよいC1−C4アルキルからなる群より選択され;
R”は、水素および置換されていてもよいC1−C4アルキルからなる群より選択される)のいずれか1つを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供され、
ここで化合物は1以上の他の立体異性体を実質的に含まない。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、
EはNR4R5であり;
R1aは水素であり;
R1b、R1cおよびR1dは、水素、フルオロおよびクロロからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R2は、
(式中、
R25a、R25b、R25c、R25dおよびR25eは、水素、フルオロおよびクロロからなる群よりそれぞれ独立して選択される)であり;
R3aとR3bは、メチルであり;
またはR3aとR3bは共にシクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル環を形成し;
R4は水素であり;
R5は、
からなる群より選択され;
XとYはNHである)のいずれか1つを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供され、
ここで化合物は1以上の他の立体異性体を実質的に含まない。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、EはNR4R5であり、R4は水素であり、R5は、
からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供され、
ここで化合物は1以上の他の立体異性体を実質的に含まない。
別の実施形態では、式VIを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供され、ここで化合物は実質的に純粋な立体異性体である。
別の実施形態では、式XVIIIを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供され、ここで化合物は実質的に純粋な立体異性体である。
別の実施形態では、式XVIを有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供され、ここで化合物は実質的に純粋な立体異性体である。
別の実施形態では、式XVI(式中、
EはNR4R5であり;
R4は水素であり;
XとYはNHであり;
R3aとR3bはメチルまたはエチルであるか、または
R3aとR3bは共に、それぞれ1以上のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル環を形成し;R5は、
からなる群より選択される)を有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供され、
ここで化合物は実質的に純粋な立体異性体である。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、Eは−OR26aであり、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3b、R26a、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。別の実施形態では、R26aは水素である。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、Eは−OR26aであり;R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R26a、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し;R3aとR3bは共に4〜7員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは4〜7員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。別の実施形態では、R26aは水素である。別の実施形態では、R3aとR3bは共にシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロペンチルまたは置換されていてもよいピペリジニル基を形成する。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、Eは−NR26bR26cであり;R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3b、R26b、R26c、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、Eは−NR26bR26cであり;R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R26b、R26c、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し;R3aとR3bは共に4〜7員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは4〜7員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、Eは−NR26bR26cであり;R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R26b、R26c、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し;R3aとR3bは共に4〜7員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、Eは−NR26bR26cであり、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R26b、R26c、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し、R3aとR3bは共にシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルを形成する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、Eは−NR26bR26cであり、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R26b、R26c、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し、R3aとR3bは共に4〜7員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成する)のいずれか1つの化合物または薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、Eは−NR26bR26cであり、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R26b、R26c、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し、R3aとR3bは共にテトラヒドロピラニルまたは置換されていてもよいピペリジニルを形成する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、Eは−NR26bR26cであり、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3b、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し、R26bは水素であり、R26cは置換されていてもよいシクロアルキルである)のいずれか1つの化合物が提供される。別の実施形態では、R26cはヒドロキシシクロアルキルである。別の実施形態では、R26cは−CO2Hで置換されたシクロアルキルである。
別の実施形態では、式VI〜XXI(式中、Eは−NR26bR26cであり、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3b、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し、R26bは水素であり、R26cは置換されていてもよいアリールである)のいずれか1つの化合物が提供される。別の実施形態では、R26cは−CO2Hで置換されたフェニルである。
別の実施形態では、式XXII:
(式中、
R1a、R1b、R1c、R1d、R2、E、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し;
Aは、CR27aR27b、O、S、SO、SO2およびNR28からなる群より選択され;
R27aは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、カルボキサミド、スルホンアミドおよび−CO2R31からなる群より選択され;
R27bは、水素および置換されていてもよいアルキルからなる群より選択され;または
R27aとR27bは共に3〜6員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは3〜6員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R28は、水素、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、カルボキサミド、スルホンアミド、アミノ、−CO2R32a、−COR32a、−SO2R32b、−N(R32c)COR32d、−N(R32c)SO2R32eおよび−N(R32c)C=N(R32f)−アミノからなる群より選択され;
R32aは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R32bは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R32cは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R32dは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R32eは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R32fは、水素、−CN、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
Bは−(CR29aR29b)w−であり;
Dは−(CR30aR30b)x−であり;
R29a、R29b、R30aおよびR30bは、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アラルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロシクロ、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルキルチオ、カルボキサミドおよびスルホンアミドからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R31は、水素、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいアリールからなる群より選択され;
wは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり;
xは0、1、2、3、4、5、6、7または8である
(ただしwとxの和は1、2、3、4、5、6、7または8である))
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、単一の立体異性体としての式XXIIの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wは1、2または3であり、xは1、2または3であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bはそれぞれ独立して水素または(C1−C4)アルキルである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wは1、2または3であり、xは1、2または3であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bはそれぞれ独立して水素または(C1−C4)アルキルであり、AはCR27aR27bである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wは1、2または3であり、xは1、2または3であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bはそれぞれ独立して水素または(C1−C4)アルキルであり、AはCR27aR27bであり、R27aとR27bは水素およびアルキルからなる群より独立して選択される)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wは1、2または3であり、xは1、2または3であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bはそれぞれ独立して水素または(C1−C4)アルキルであり、AはCR27aR27bであり、R27aとR27bは水素である)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wは1、2または3であり、xは1、2または3であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bはそれぞれ独立して水素または(C1−C4)アルキルであり、AはOである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wは1、2または3であり、xは1、2または3であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bはそれぞれ独立して水素または(C1−C4)アルキルであり、AはSO2である)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wは1、2または3であり、xは1、2または3であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bはそれぞれ独立して水素または(C1−C4)アルキルであり、AはNR28である)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wは1、2または3であり、xは1、2または3であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bは水素であり、AはNR28である)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wは1、2または3であり、xは1、2または3であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bは水素であり、AはNR28であり、R28は水素、置換されていてもよいアルキル、カルボキサミド、スルホンアミド、アミノ、−CO2R32a、−COR32a、−SO2R32b、−N(R32c)COR32d、−N(R32c)SO2R32eおよび−N(R32c)C=N(R32f)−アミノからなる群より選択される)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wとxは1であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bはそれぞれ水素であり、AはNR28であり、R28は水素、置換されていてもよいアルキル、カルボキサミド、スルホンアミド、−CO2R32a、−COR32a、−SO2R32b、−N(R32c)COR32d、−N(R32c)SO2R32eおよび−N(R32c)C=N(R32f)−アミノからなる群より選択される)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wとxは2であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bはそれぞれ水素であり、AはNR28であり、R28は水素、置換されていてもよいアルキル、カルボキサミド、スルホンアミド、−CO2R32a、−COR32a、−SO2R32b、−N(R32c)COR32d、−N(R32c)SO2R32eおよび−N(R32c)C=N(R32f)−アミノからなる群より選択される)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、wとxは3であり、R29a、R29b、R30aおよびR30bはそれぞれ水素であり、AはNR28であり、R28は水素、置換されていてもよいアルキル、カルボキサミド、スルホンアミド、−CO2R32a、−COR32a、−SO2R32b、−N(R32c)COR32d、−N(R32c)SO2R32eおよび−N(R32c)C=N(R32f)−アミノからなる群より選択される)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、Eは−OR26aである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXII(式中、Eは−NR26bR26cである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIII:
(式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、E、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し、Aは上記式XXIIで説明された意味を有し、zは0、1または2である)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIV:
(式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、E、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し、Aは上記式XXIIで説明された意味を有し、zは上記式XXIIIで説明された意味を有する)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXV:
(式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、E、XおよびYは上記式Iで説明された意味を有し、Aは上記式XXIIで説明された意味を有し、zは上記式XXIIIで説明された意味を有する)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIII〜XXV(式中、Eは−OR26aであり、R26aは水素である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIII〜XXV(式中、Eは−NR26bR26cであり、R26bは水素であり、R26cは置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリールおよびアラルキルからなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。別の実施形態では、R26cは、ヒドロキシアルキル例えばモノヒドロキシアルキルまたはジヒドロキシアルキルである。別の実施形態では、R26cは、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキルである。別の実施形態では、R26cは(ヘテロシクロ)アルキルである。別の実施形態では、R26cは置換されていてもよいシクロアルキルである。別の実施形態では、R26cは置換されていてもよいフェニルである。
別の実施形態では、式XXIII〜XXV(式中、AはCR27aR27b、OまたはNR28である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIII〜XXV(式中、AはCHR27aである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIII〜XXV(式中、AはCHR27aであり、R27aは水素、ヒドロキシ、アミノ、アルコキシ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、非置換ヘテロアリール、カルボキサミド、スルホンアミドおよび−CO2Hからなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIII〜XXV(式中、AはCH2またはNR28である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIII〜XXV(式中、AはCH2である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIII〜XXV(式中、AはNR28である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIII〜XXV(式中、AはCH2であり、zは1である)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXIII〜XXV(式中、AはCH2であり、zは1であり、Eは−NR26bR26cであり、R26bは水素であり、R26cは置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリールおよびアラルキルからなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。別の実施形態では、R26cは置換されていてもよいシクロアルキル、例えばヒドロキシシクロアルキル、またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグである。別の実施形態では、R26cは置換されていてもよいアリール、またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグである。別の実施形態では、R26cは置換されていてもよいヘテロアリール、またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグである。
別の実施形態では、式XXVI:
(式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2およびR26cは、上記式Iで説明された意味を有する)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXVII:
(式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2およびR26cは、上記式Iで説明された意味を有する)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXVIII:
(式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2およびR26cは、上記式Iで説明された意味を有する)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式XXVI〜XXVIII(式中、
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、水素、フルオロおよびクロロからなる群より独立して選択され;
R2は、置換されていてもよいフェニルであり;
R26cは、置換されていてもよい(C1−C4)アルキル、置換されていてもよい(C4−C8)シクロアルキル、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいヘテロアリールおよびアラルキルからなる群より選択される)
のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式IまたはIII〜XXVIII(式中、R26cは置換されていてもよいアルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。別の実施形態では、R26cはヒドロキシアルキルである。別の実施形態では、R26c−はジヒドロキシアルキルである。別の実施形態では、R26cは(ヘテロシクロ)アルキルである。
別の実施形態では、式IまたはIII〜XXVIII(式中、R26cは置換されていてもよいシクロアルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。別の実施形態では、R26cはヒドロキシシクロアルキルである。別の実施形態では、R26は−CO2Hで置換されたシクロアルキルである。
別の実施形態では、式IまたはIII〜XXVIII(式中、R26cは:
からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式IまたはIII〜XXVIII(式中、R26cは置換されていてもよいアリールである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。別の実施形態では、R26cは置換されていてもよいフェニルである。別の実施形態では、R26cは以下の1個または2個の基で置換されたフェニルである:ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、カルボキサミド、スルホンアミド、−CONHSO2Me、−CO2Rc、−CORc、−SO2Rd、−N(Re)CORf、−N(Re)SO2Rgまたは−N(Re)C=N(Rh)−アミノ(ここでRc、Rd、Re、Rf、RgおよびRhは、置換されていてもよいアルキルに関して上記定義されたとおりである)。別の実施形態では、R26cは以下の1個または2個の基で置換されたフェニルである:ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、カルボキサミド、スルホンアミド、−CO2Rcまたは−SO2Rd(ここでRcとRdは、置換されていてもよいアルキルに関して上記定義されたとおりである)。別の実施形態では、R26cは−CO2Hで置換されたフェニルである。
別の実施形態では、式IまたはIII〜XXVIII(式中、R26cは:
からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式IまたはIII〜XXVIII(式中、R26cは置換されていてもよいヘテロアリールである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。別の実施形態では、置換されていてもよいヘテロアリールは、置換されていてもよいフリル、チエニル、ピリジル、ピリミジル、ベンズイミダゾリル、ベンズチアゾリルまたはインドリルである。別の実施形態では、R26cは、以下の1個または2個の基で置換されたヘテロアリールである:ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、カルボキサミド、スルホンアミド、−CONHSO2Me、−CO2Rc、−CORc、−SO2Rd、−N(Re)CORf、−N(Re)SO2Rgまたは−N(Re)C=N(Rh)−アミノ(ここで、Rc、Rd、Re、Rf、RgおよびRhは、置換されていてもよいアルキルに関して上記定義されたとおりである)。別の実施形態では、R26cは、以下の1個または2個の基で置換されたヘテロアリールである:ハロ、シアノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、カルボキサミド、スルホンアミド、−CO2Rcまたは−SO2Rd(ここでRcとRdは、置換されていてもよいアルキルに関して上記定義されたとおりである)。別の実施形態では、R26cは、−CO2Hで置換されたヘテロアリールである。
別の実施形態では、式IまたはIII〜XXVIII(式中、R26cは:
からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式IまたはIII〜XXVIII(式中、R26cはアラルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式IまたはIII〜XXVIII(式中、R26cは:
からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、式IまたはIII〜XXVIII(式中、R26cは:
からなる群より選択される)のいずれか1つの化合物が提供される。
別の実施形態では、1以上の他の立体異性体を実質的に含まない、式XXVIIまたはXXVIIIの化合物が提供される。別の実施形態では式XXVIIまたはXXVIIIのいずれか1つの化合物は、実質的に純粋な立体異性体である。別の実施形態では、式XXVIIまたはXXVIIIのいずれか1つの化合物は純粋な立体異性体である。
別の実施形態では、構造式:
を有する式Iの化合物またはその立体異性体、またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、構造式:
を有する式Iの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、構造式:
を有する式Iの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、構造式:
を有する式Iの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、構造式:
を有する式Iの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグが提供される。
別の実施形態では、本開示は、式XVI:
(式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R2、R3a、R3bおよびEは、上記式Iで説明された意味を有し、XとYはNHである)を有する化合物を調製する方法を提供する。別の実施形態では、Eは−OR26aである。別の実施形態では、Eは−NR26bR26cである。別の実施形態では、R26bは水素であり、R26cは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択される。別の実施形態では、R3aとR3bは共に非置換の4〜8員シクロアルキルを形成する。
別の実施形態では、式XVIを有する化合物を調製する方法は、式VI:
を有する化合物を式XVIを有する化合物に異性体化させることを含む。
別の実施形態では、式XVIを有する化合物を調製する方法は、式VIを有する化合物を溶媒または溶媒混合物中に溶解させることを含む。
別の実施形態では、式XVIを有する化合物を調製する方法は、以下を含む:
a)式VIを有する化合物を溶媒または溶媒混合物中に溶解させ;
b)式VIを有する化合物を式XVIを有する化合物に異性体化させること。
別の実施形態では、式XVIを有する化合物を調製する方法は、以下を含む:
a)式VIを有する化合物を式XVIを有する化合物に異性体化させ;
b)式VIを有する化合物および1以上の他の立体異性体を実質的に含まない式XVIを有する化合物を単離すること。
別の実施形態では、式XVIを有する化合物を調製する方法は、以下を含む:
a)式VIを有する化合物を溶媒または溶媒混合物中に溶解させ;
b)式VIを有する化合物を式XVIを有する化合物に異性体化させ;
c)式VIを有する化合物および1以上の立体異性体を実質的に含まない式XVIを有する化合物を単離すること。
別の実施形態では、溶媒は、アセトニトリル、メタノール、酢酸エチルおよび水、またはそれらの混合物からなる群より選択される。
別の実施形態では、異性体化は、pH7未満で、例えばpH約6、約5、約4、約3、約2または約1で実施される。一実施形態では、異性体化はpH約7で実施される。一実施形態では、異性体化はpH7より大きいpHで、例えばpH約8、約9、約10、約11、約12または約13で実施される。
別の実施形態では、異性体化は酸、例えばトリフルオロ酢酸または酢酸の存在下で実施される。
一実施形態では、異性体化は塩基、例えばNaHCO3の存在下で実施される。
別の実施形態では、異性体化は約20℃〜約100℃の温度、例えば温度約20℃〜約70℃、例えば温度約45℃〜約65℃で実施される。一実施形態では、異性体化はおよそ室温、例えば約20℃で実施される。一実施形態では、異性体化は室温を上回る、例えば約25℃、約30℃、約35℃、約40℃、約45℃、約50℃、約55℃、約60℃、約65℃、約70℃、約75℃、約80℃、約85℃、約90℃、約95℃または約100℃で実施される。
別の実施形態では、異性体化は、約0.5時間から約2週間の間の期間、例えば約1時間、約3時間、約6時間、約12時間、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日または約1週間で実施される。異性化が生じるのに必要な期間は、式VIの化学構造、溶媒(単数または複数)、温度および/またはpHを含む様々な要因により得る。
特定の態様では、本開示は以下の特定の実施形態を提供する:
I.式II:
(式中、
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、カルボキサミドおよびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
R2は、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3aは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3aは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R3aとR3bは共に3〜9員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成し;
R4は、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群より選択され;
R5は:
(式中、
R6aとR6bは、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R7は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R8aとR8bは、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R8aとR8bは、それらが結合している炭素と共に3〜8員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成し;
W1は、−OR9aおよび−NR9bR9cからなる群より選択され;
R9aは水素であり;
R9bは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、−SO2R9dおよび−CONR9eR9fからなる群より選択され;
R9cは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R9bとR9cは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R9dは、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R9eとR9fは、水素、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R9eとR9fは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
W2は、−OR10および−NR11aR11bからなる群より選択され;
(ただし、W1が−OR9aでありW2が−OR10である場合、R7、R8aおよびR8bのうち少なくとも1つは水素以外である);
R10は水素であり;または
R9aとR10のうち一方は水素であり、他方は代謝性切断可能基であり;
R11aは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、−SO2R11cおよび−CONR11dR11eからなる群より選択され;
R11bは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R11aとR11bは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R11cは、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R11dとR11eは、水素、置換されていてもよいアルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R11dとR11eは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
nは1、2、3、4または5であり;
R12a、R12b、R12cおよびR12dは、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R13は、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群より選択され;
R14は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
Zは、−OR15および−NR16aR16bからなる群より選択され;または
ZとR14は共にカルボニルすなわちC=O基を形成する。
R15は、水素および代謝性切断可能基からなる群より選択され;
R16aは、−SO2R16cおよび−CONR16dR16eからなる群より選択され;
R16bは、水素および置換されていてもよいアルキルからなる群より選択され;
R16cは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R16dとR16eは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R16dとR16eは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員のヘテロシクロを形成し;
oは1、2または3であり;
pは0、1、2または3であり;
R17a、R17b、R17cおよびR17dは、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R18は、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群より選択され;
R19は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R20は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R21aとR21bはそれぞれ水素であり;または
R21aとR21bのうち一方は水素であり、他方は代謝性切断可能基であり;
qは0、1、2または3であり;
rは1、2または3であり;
R22a、R22b、R22cおよびR22dは、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R23は、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群より選択され;
R24は、−SO2R24aおよび−CONR24bR24cからなる群より選択され;
R24aは、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R24bとR24cは、水素、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選択され;または
R24bとR24cは、それらが結合している窒素原子と共に4〜8員のヘテロシクロを形成し;
sとtはそれぞれ独立して1、2または3である)からなる群より選択され;
Xは、O、SおよびNR’からなる群より選択され;
Yは、O、SおよびNR”からなる群より選択され;
R’は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R”は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;および
は一重または二重結合を表す)
を有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
II.式:
を有する特定の実施形態Iの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
III.式:
を有する特定の実施形態IIの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
IV.特定の実施形態I〜III(式中、
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、水素、フルオロおよびクロロからなる群よりそれぞれ独立して選択され;
R2は、置換されていてもよいアリールであり;
R3aは、ハロまたはC1−C10アルキルであり;
R3bは、ハロまたはC1−C10アルキルであり;または
R3aとR3bは、共に3〜9員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成し;
R4は、水素であり;
XとYは、NHである)
のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
V.特定の実施形態IV(式中、
R1aとR1dはそれぞれ水素であり;
R1bは水素およびフルオロからなる群より選択され;および
R1cはフルオロおよびクロロからなる群より選択される)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
VI.特定の実施形態I〜V(式中、R2は、式R2−1:
(式中、R25a、R25b、R25c、R25dおよびR25eは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、シアノ、アルコキシ、アルキルまたはハロアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択される)を有する置換されていてもよいアリールである)
のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
VII.特定の実施形態VI(式中、
R25aは水素およびフルオロからなる群より選択され;
R25bはクロロであり;
R25cは水素およびフルオロからなる群より選択され;
R25dとR25eはそれぞれ水素である)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
VIII.特定の実施形態I〜VII(式中、R5は:
からなる群より選択される)
のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
IX.特定の実施形態VIII(式中、R5は:
(式中、
R14は水素またはC1−C4アルキルであり;
R15は水素である)からなる群より選択される)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
X.特定の実施形態I〜IX(式中、R3aとR3bはそれぞれ独立してC1−C6アルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
XI.特定の実施形態I〜IX(式中、R3aとR3bは共に置換されていてもよいシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル環を形成する)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
XII.特定の実施形態I〜XI(式中、R5は:
からなる群より選択される)
のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
XIII.
からなる群より選択される化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ。
XIV.特定の実施形態I〜VIIIのいずれか1つの化合物を含む医薬組成物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグおよび薬剤的に許容可能な担体。
XV.患者に特定の実施形態I〜VIIIのいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグを治療的有効量で投与することを含む、患者を治療する方法であって、該患者は過剰増殖性疾患を有する。
XVI.特定の実施形態XIVの医薬組成物を治療有効量で患者に投与することを含む、患者を治療する方法であって、該患者は過剰増殖性疾患を有する。
XVII.過剰増殖性疾患は癌である、特定の実施形態XVまたはXVIの方法。
XVIII.過剰増殖性疾患の細胞は機能p53を発現する、特定の実施形態XVまたはXVIの方法。
XIX.患者に1以上の抗癌剤を投与することをさらに含む、特定の実施形態XVIIの方法。
XX.抗癌剤は化学療法薬である、特定の実施形態XIXの方法。
XXI.抗癌剤は放射線療法である、特定の実施形態XIXの方法。
XXII.患者を治療する方法であって、患者は過剰増殖性疾患を有し、抗癌剤で治療されており、該方法は該患者に特定の実施形態I−XIIIのいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグを投与することを含む。
XXIII.患者は粘膜炎、口内炎、口内乾燥、脱毛症および胃腸障害からなる群より選択される抗癌剤治療の副作用を経験している、特定の実施形態XXIIの方法。
XXIV.過剰増殖性疾患の細胞は機能p53を発現する、特定の実施形態XXIIの方法。
XXV.特定の実施形態I〜XIIIのいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、溶媒化合物若しくはプロドラッグ、および該化合物を過剰増殖性疾患を有する患者に投与する指示書を含むキット。
XXVI.過剰増殖性疾患は癌である、特定の実施形態XXVのキット。
XXVII.1以上の抗癌剤をさらに含む、特定の実施形態XXVIのキット。
XXVIII.指示書は化合物を1以上の抗癌剤と共に併用することを指示する、特定の実施形態XXVIIのキット。
XXIX.式I:
(式中、
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、カルボキサミドおよびスルホンアミドからなる群より独立して選択され;
R2は、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3aは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;
R3aは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群より選択され;または
R3aとR3bは、共に3〜9員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは3〜9員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
Eは、−OR26aおよび−NR26bR26cからなる群より選択され;
R26aは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキルおよび置換されていてもよいアリールからなる群より選択され;
R26bは、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群より選択され;
R26cは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクロ、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、アラルキルおよび−SO2R5bからなる群より選択され;または
R26bおよびR26cは、4〜9員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
Xは、O、SおよびNR’からなる群より選択され;
Yは、O、SおよびNR”からなる群より選択され;
R’は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;
R”は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキルおよび置換されていてもよいシクロアルキルからなる群より選択され;および
は一重または二重結合を表す)
を有する化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XXX.式III:
を有する特定の実施形態XXIXの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XXXI.式VI:
を有する特定の実施形態XXXの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XXXII.式XVI:
を有する特定の実施形態XXXの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XXXIII.特定の実施形態XXIX〜XXXII(式中、
Eは、−NR26bR26cであり;
R2は、置換されていてもよいアリールであり;
R3aは、ハロまたはC1−C10アルキルであり;
R3bは、ハロまたはC1−C10アルキルであり;または
R3aおよびR3bは、3〜9員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは3〜9員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R26bは水素であり;
XとYはNHである)
のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XXXIV.特定の実施形態XXIX〜XXXIII(式中、R3aとR3bはそれぞれ独立してC1−C10アルキルである)のいずれか1つの化合物。
XXXV.特定の実施形態XXIX〜XXXIII(式中、R3aとR3bは共に4〜8員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは4〜8員の置換されていてもよいヘテロシクロである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XXXVI.特定の実施形態XXXV(式中、R3aとR3bは共に6員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成する)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XXXVII.特定の実施形態XXXVI(式中、R3aとR3bは共に置換されていてもよいピペリジンまたはテトラヒドロフランを形成する)の化合物。
XXXVIII.特定の実施形態XXXV(式中、R3aとR3bは共に4〜8員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成する)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XXXIX.特定の実施形態XXXVIII(式中、R3aとR3bは共に非置換のシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル環を形成する)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XL.特定の実施形態XXIX〜XXXIX(式中、
R1aとR1dはそれぞれ水素であり;
R1bは水素およびフルオロからなる群より選択され;
R1cはフルオロおよびクロロからなる群より選択される)
のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XLI.特定の実施形態XXIX〜XL(式中、R2は、式R2−1:
(式中、R25a、R25b、R25c、R25dおよびR25eは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、シアノ、アルコキシ、アルキルまたはハロアルキルからなる群よりそれぞれ独立して選択される)を有する置換されていてもよいアリールである)
のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XLII.特定の実施形態XXIX〜XL(式中、R2は置換されていてもよいピリジルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XLIII.式XXVI:
を有する特定の実施形態XXIXの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XLIV.式XXVII:
を有する特定の実施形態XLIIIの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XLV.式XXVIII:
を有する特定の実施形態XLIIIの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XLVI.特定の実施形態XXIX〜XLV(式中、R26cは置換されていてもよいアルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XLVII.特定の実施形態XLVI(式中、置換されていてもよいアルキルは、置換されていてもよいシクロアルキルで置換されている)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XLVIII.特定の実施形態XLVI(式中、置換されていてもよいアルキルは、置換されていてもよいヘテロアリールで置換されている)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
XLIX.請求項XXIX〜XLV(式中、R26cはアラルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
L.特定の実施形態XXIX〜XLV(式中、R26cは置換されていてもよいシクロアルキルである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LI.特定の実施形態L(式中、R26cはヒドロキシシクロアルキルである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LII.特定の実施形態L(式中、置換されていてもよいシクロアルキルは、少なくとも1個の−CO2Hで置換されている)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LIII.特定の実施形態L(式中、R26cは:
からなる群より選択される)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LIV.特定の実施形態XXIX〜XLV(式中、R26cは置換されていてもよいヘテロシクロである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LV.特定の実施形態XXIX〜XLV(式中、R26cは置換されていてもよいアリールである)のいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LVI.特定の実施形態LV(式中、R26cは置換されていてもよいフェニルである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LVII.特定の実施形態LVI(式中、置換されていてもよいフェニルは少なくとも1個の−CO2Hで置換されている)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LVIII.特定の実施形態XXIX〜XLV(式中、R26cは置換されていてもよいヘテロアリールである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LIX.特定の実施形態LVIII(式中、R26cは置換されていてもよいピリジルである)の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LX.
からなる群より選択される化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LXI.
からなる群より選択される化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LXII.特定の実施形態XXIX(式中、Eは−OR26aである)化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LXIII.特定の実施形態LXII(式中、R26aは水素である)化合物またはその薬剤的に許容可能な塩。
LXIV.特定の実施形態XXIX〜LXIのいずれか1つの化合物を含む医薬組成物またはその薬剤的に許容可能な塩、および薬剤的に許容可能な担体。
LXV.特定の実施形態XXIX〜LXIのいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩を治療的有効量で患者に投与することを含む、患者を治療する方法であって、該患者は過剰増殖性疾患を有する。
LXVI.過剰増殖性疾患は癌である、特定の実施形態LXVの方法。
LXVII.癌が黒色腫、肺癌、肉腫、大腸癌、前立腺癌、絨毛癌、乳癌、網膜芽細胞腫、胃癌、急性骨髄性白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫および白血病からなる群より選択される、特定の実施形態LXVIの方法。
LXVIII.癌が脂肪肉腫および黒色腫からなる群より選択される、特定の実施形態LXVIIの方法。
LXIX.特定の実施形態XXIX〜LXIのいずれか1つの化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、および過剰増殖性疾患を有する患者に該化合物を投与する指示書を含むキット。
LXX.過剰増殖性疾患は癌である、特定の実施形態LXIXのキット。
LXXI.式XVI:
を有する化合物を調製する方法であって、
a)特定の実施形態XXXIの化合物を異性体化させ;
b)請求項3の化合物を実質的に含まない、式XVIを有する化合物を単離することを含み、
式中XとYはNHである、方法。
LXXII.特定の実施形態LXXI(式中、Eは−OR26aである)の方法。
LXXIII.特定の実施形態LXXI(式中、Eは−NR26bR26cである)の方法。
LXXIV.特定の実施形態LXXI〜LXXIII(R3aとR3bは共に3〜9員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成する)のいずれか1つの方法。
本明細書で提供される化合物は、本明細書で提供される化合物が調製され得る方法を説明する以下の合成スキームとの関連でよりよく理解されよう。出発物質は市販品から得てもよいし、当業者には既知の、確立された文献の方法により調製してもよい。当業者であれば、上記定義の化合物が、代替の適切な試薬または以下に示す合成における試薬により合成され得ることが容易に理解できよう。
式III(式中、YはNHであり、Eは−NR26cR26cである)の化合物がスキーム2および3に記載のとおり合成され得る。
スキーム2
スキーム3
式IIIの化合物を、当技術分野では周知のキラル分離法、例えばキラルカラムクロマトグラフィーにより分離して、式VI〜XXIの化合物を得ることができる。キラル分離で使用される適切なキラルカラムとして、例えばDaicel CHIRALCEL(登録商標)OD-H、Daicel CHIRAKPAK(登録商標)AD-HおよびRegis Technologies ULMOのキラルカラムが挙げられる。他のキラル分離法も可能である。式VI〜XXIの化合物はまた、不斉合成法により調製され得る。例えば、式VIの化合物(式中、YはNHであり、EはNR26bR26cである)は、前述のキーステップとして不斉1、3−双極性環状付加を用いて合成してよい(例えば米国特許番号第7,759,383 B2および7,737,174 B2並びにDingら, J. Am. Chem. Soc. 127:10130-10131 (2005)を参照)。式VIの化合物は溶液中で異性体化し、式XVIの化合物が得られる。
スキーム4
理論に制約されることは意図しないが、式VIから式XVIの異性体化は、スキーム5に示すイミン中間体の形成を含み得る。式XVIの化合物は異性体化しにくいかもしれない、すなわち式VIの化合物よりも科学的に安定であり得る。加えて、式XVIの化合物の単離と精製は、R3aとR3aが同じである場合、例えばR3aとR3bがメチルであり、R3aとR3bが共にシクロヘキシル環を形成する場合に向上し得るが、これはピロリジン環の2’位が不斉中心ではなく、式VIの可能な異性体生成物の数が減少するからである。本開示において調製される化合物の一般的な調製法をスキーム4〜8に示す。
スキーム5
スキーム6
スキーム7
スキーム8
方法
本開示は、癌に罹患している動物を、治療上有効な量の、p53およびp53関連タンパク質(例えば、p63、p73)の機能を増強させる薬剤(例えば、低分子)へ曝露させることにより癌細胞または支持細胞の増殖を阻害することを企図する。本明細書で提供する化合物は、p53またはp53関連タンパク質とMDM2またはMDM2関連タンパク質(例えば、MDMX)との相互作用を阻害する。p53またはp53関連タンパク質とMDM2またはMDM2関連タンパク質との相互作用を阻害することにより、癌細胞または支持細胞の増殖を阻害し、かつ/または、そのような細胞が集団として、癌治療剤または放射線療法の細胞死誘導活性の影響をより受けやすくなる。一つの実施形態では、本明細書で提供する阻害剤は、通常ならばp53の分解を促進するp53−MDM2相互作用を妨げることにより、p53の半減期を延長する。本明細書で提供する化合物は、癌治療剤または放射線療法単独のみで治療した動物での対応する細胞の割合と比べて、より多くの割合の癌細胞または支持細胞がアポトーシスプログラムを実行しやすくさせるために、癌細胞において老化、細胞増殖阻害、アポトーシスおよび/または細胞周期停止を誘導する単剤療法として投与する場合にも、その他の細胞死を誘導または細胞周期を妨害する癌治療剤等の付加的な薬剤または放射線療法と時間的な関係をもって投与する場合にも(併用療法)、多発癌タイプの治療への未対応のニーズを満たす。
一つの実施形態では、治療上有効な量の式I〜XXVIIIを有する一つ以上の化合物および一つ以上の抗癌剤で患者を治療することにより、化合物または抗癌剤/放射線照射単独で治療した患者と比べて、そのような患者においてより高い抗腫瘍活性および臨床効果が得られる。言い換えれば、本明細書で提供する化合物は、p53またはp53関連タンパク質を発現する細胞がアポトーシスプログラムを実行する閾値を下げることができるために、本明細書で提供する一つ以上の化合物と併用した場合、抗癌剤/放射線照射のアポトーシス誘導活性に応じてアポトーシスプログラムを実行することに成功する細胞の割合が増加することになる。あるいは、式I〜XXVIIIを有する化合物を使用することで、抗癌剤および/または放射線照射のより低用量の、したがってより毒性が低く、より忍容性に優れた用量の投与により、抗癌剤/放射線照射を単独で従来の用量で使用した場合と同等の腫瘍反応/臨床効果を得ることが可能になる。認可された抗癌剤および放射線療法の用量は公知のため、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法は、一つ以上の認可された抗癌剤および/または放射線療法と共に用いることができる。また、式I〜XXVIIIを有する化合物は、少なくとも部分的には、p53およびp53関連タンパク質のアポトーシス促進および/または細胞周期阻害活性を活性化することにより機能している可能性があるため、癌細胞および支持細胞の治療上有効な量のこれらの化合物への暴露を時間的に調整して、抗癌剤または放射線療法に応じて細胞がアポトーシスプログラムを実行するのと同時にすることができる。このように、一つの実施形態では、本明細書で提供する化合物または医薬組成物をその他の公知の抗癌剤と併用して投与することで、特に有効な治療行為を提供する。
一つの実施形態では、式I〜XXVIIIを有する、p53またはp53関連タンパク質とMDM2およびMDM2関連タンパク質との相互作用の阻害剤は、おそらくは正常な細胞の細胞周期停止を誘導する阻害剤の能力を通じて、特定の化学療法剤および放射線照射の有毒な効果から正常な(例えば、非過剰増殖の)細胞を保護し得る。例えば、本明細書で提供する阻害剤は、野生型または機能的p53(および/または野生型または機能的p53関連タンパク質)を含む細胞において細胞周期停止を引き起こし得る一方で、変異、欠損、そうでなければ非機能的または低機能のp53(および/または変異、欠損、そうでなければ非機能的または低機能のp53関連タンパク質)を含む癌細胞には効果がないか、あるいは効果が低い。本明細書で提供する阻害剤と併用して投与した場合、化学療法剤のより高い用量での使用あるいはより長期の治療、またはそのような治療の有毒な副作用を増加させない治療が可能となることにより、この特異な保護効果が癌のより効果的な治療を可能とし得る。
また本明細書で提供するのは、細胞を、老化、アポトーシスおよび/または細胞周期停止誘導剤等の付加的な薬剤に感作させるために式I〜XXVIIIを有する化合物を用いる方法である。式I〜XXVIIIを有する化合物を用いることにより、化学療法剤での処理の前に細胞周期停止を誘導することで、正常な細胞を化学防護することができる。一つの実施形態では、細胞を、式I〜XXVIIIを有する一つ以上の化合物に接触させることを含む、正常な細胞を化学療法剤または化学療法に耐性にする方法を提供する。別の実施形態では、式I〜XXVIIIを有する化合物を動物に投与することを含む、過剰増殖性疾患に罹患した動物の正常な細胞を化学療法剤または化学療法の有毒な副作用から保護する方法を提供する。また本明細書で提供するのは、式I〜XXVIIIを有する化合物を、化学療法を受けている動物に投与することを含む、化学療法剤の正常な細胞への投与により引き起こされる障害、副作用、または容体を治療、寛解、または予防する方法である。化学療法により引き起こされるそのような障害および容体の例としては、限定されるものではないが、粘膜炎、口内炎、口内乾燥症、胃腸障害、および脱毛症が挙げられる。
式I〜XXVIIIを有する化合物は、アポトーシス細胞死の誘導に応答したもの等の障害、例えば、癌等の過剰増殖性疾患を含むアポトーシスの異常調節が特徴の障害の治療、寛解、または予防に有用である。一つの実施形態では、これらの化合物を用いて、癌療法への耐性(例えば、化学療法耐性、放射線照射耐性、ホルモン耐性等の癌細胞)が特徴の癌の治療、寛解、または予防をすることができる。別の実施形態では、これらの化合物を用いて、機能的p53またはp53関連タンパク質の発現が特徴の過剰増殖性疾患の治療をすることができる。別の実施形態では、これらの化合物を用いて、細胞内で細胞周期停止を誘導することにより、正常な(例えば、非過剰増殖性)細胞を化学療法剤および化学療法の有毒な副作用から保護することができる。
一つの実施形態では、式I〜XXVIIIを有する化合物は、単独で、または付加的なアポトーシス誘導シグナルに応じて、細胞周期停止および/またはアポトーシスを誘導し、かつ細胞周期停止および/またはアポトーシスの誘導の促進もする。したがって、これらの化合物は、そのような誘導刺激に耐性の細胞も含め、細胞周期停止および/またはアポトーシスの誘導に対して細胞を感作させると考えられる。p53またはp53関連タンパク質とMDM2またはMDM2関連タンパク質との相互作用を阻害することにより、これらの化合物を用いることで、アポトーシスの誘導で治療、寛解、または予防できるいかなる障害においても、アポトーシスを誘導することができる。一つの実施形態では、式I〜XXVIIIを有する化合物を用いて、機能的p53またはp53関連タンパク質を含む細胞においてアポトーシスを誘導することができる。
別の実施形態では、本開示は、式I〜XXVIIIを有する化合物を一つ以上の付加的なアポトーシス調製剤、例えば、抗癌剤と併用してアポトーシスを調製することに関する。アポトーシス調製剤の例としては、これらに限定されるものではないが、Fas/CD95、TRAMP、TNF RI、DR1、DR2、DR3、DR4、DR5、DR6、FADD、RIP、TNFα、Fasリガンド、TRAIL、TRAIL−R1またはTRAIL−R2の抗体、Bcl−2、p53、BAX、BAD、Akt、CAD、PI3キナーゼ、PP1、およびカスパーゼタンパク質が挙げられる。アポトーシスの開始、決定および分解期に関わるその他の薬剤も挙げられる。アポトーシス調製剤の例としては、その活性、存在、または濃度の変化により、対象においてアポトーシスを調製することができる薬剤が挙げられる。アポトーシス調製剤としては、TNFまたはTNF関連リガンド、特にTRAMPリガンド、Fas/CD95リガンド、TNFR−1リガンド、またはTRAIL等のアポトーシスの誘導剤であるものが挙げられる。
一つの実施形態では、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法を用いて動物(例えば、これらに限定されるものではないが、ヒトおよび獣医学的動物を含む哺乳動物患者)の罹患細胞、組織、器官、または病的容体および/または病態を治療する。これに関しては、様々な疾病および病態が本方法および組成物を用いた治療または予防法を受けやすい。これらの疾病および容体の限定されない例としては、これらに限定するものではないが、乳癌、前立腺癌、リンパ腫、皮膚癌、膵臓癌、結腸癌、黒色腫、悪性黒色腫、卵巣癌、脳癌、原発性脳腫瘍、頭頸部癌、神経膠腫、神経膠芽細胞腫、肝臓癌、膀胱癌、非小細胞肺癌、頭部または頸部腫瘍、乳腫瘍、卵巣腫瘍、肺腫瘍、小細胞肺腫瘍、ウィルムス腫瘍、子宮頸部腫瘍、睾丸腫瘍、膀胱腫瘍、膵臓腫瘍、胃腫瘍、結腸腫瘍、前立腺腫瘍、尿生殖器腫瘍、甲状腺腫瘍、食道腫瘍、骨髄腫、多発性骨髄腫、副腎腫瘍、腎細胞腫瘍、子宮内膜腫瘍、副腎皮質腫瘍、悪性膵臓インスリノーマ、悪性カルチノイド腫瘍、絨毛癌、菌状息肉腫、悪性高カルシウム血症、頸部過形成、白血病、急性リンパ性白血病、B−CLLを含む慢性リンパ性白血病(CLL)、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性顆粒球性白血病、急性顆粒球性白血病、有毛細胞性白血病、神経芽細胞腫、脂肪肉腫等の肉腫、悪性線維性組織球腫、骨肉腫、ユーイング肉腫、平滑筋肉腫、および横紋筋肉腫、カポシ肉腫、真性赤血球増加症、本態性血小板増加症、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、脂肪腫等の軟部組織肉腫、および悪性神経鞘腫、骨原性肉腫、原発性マクログロブリン血症、および網膜芽細胞腫等、TおよびB細胞を介した自己免疫疾患;炎症性疾患;感染症;過剰増殖性疾患;AIDS;変性症状、血管性疾患等が挙げられる。一つの実施形態では、治療する癌細胞は転移性である。別の実施形態では、治療する癌細胞は、他の抗癌剤に耐性である。
一つの実施形態では、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法を用いて、機能的または野生型p53またはp53関連タンパク質を発現する癌を治療する。一つの実施形態では、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法を用いて、MDM2またはMDM2関連タンパク質を高レベルで発現する癌を治療する。
一つの実施形態では、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法を用いて、例えば、脂肪肉腫、悪性線維性組織球腫、骨肉腫、および横紋筋肉腫を含む肉腫に罹患している患者を治療することができる。別の実施形態では、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法を用いて、例えば、ユーイング肉腫、平滑筋肉腫、脂肪腫、および悪性神経鞘腫を含む軟部組織腫瘍に罹患している患者を治療することができる。別の実施形態では、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法を用いて、肺、乳、肝臓、または結腸癌に罹患している患者を治療することができる。別の実施形態では、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法を用いてB細胞慢性リンパ性白血病および急性骨髄性白血病に罹患している患者を治療することができる。
一つの実施形態では、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法を用いて、黒色腫、肺癌、肉腫、結腸癌、前立腺癌、絨毛癌、乳癌、網膜芽細胞腫、胃腫瘍、急性骨髄性白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫、または白血病に罹患している患者を治療することができる。
一つの実施形態では、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法を用いて、脂肪肉腫または黒色腫に罹患している患者を治療することができる。
一つの実施形態では、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法での治療に好適な感染症としては、これらに限定されるものではないが、ウイルス、細菌、真菌類、マイコプラズマ、プリオン等により引き起こされる感染症が挙げられる。
本開示のさらなる態様は、癌等の過剰増殖性疾患の治療用の薬剤を製造するために、式I〜XXVIIIのいずれか一つを有する化合物の使用を提供することである。一つの実施形態では、本薬剤は一つ以上の付加的な薬剤と共に投与する。
本開示のさらなる態様は、癌等の過剰増殖性疾患の治療に使用するための、式I〜XXVIIIのいずれか一つを有する化合物、または式I〜XXVIIIのいずれか一つを有する化合物を含む医薬組成物を提供することである。
一つの実施形態では、少なくとも一つの付加的な治療剤(これらに限定されるものではないが、化学療法抗腫瘍薬、アポトーシス調製剤、抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤、および抗炎症剤を含む)および/または治療技術(例えば、外科的処置、および/または放射線療法)と併用して、有効量の式I〜XXVIIIを有する化合物を投与するための方法を提供する。一つの実施形態では、付加的な治療剤は抗癌剤である。
本明細書で提供する方法で使用するための、多くの好適な治療剤または抗癌剤が考えられる。実際、本明細書で提供する方法には、これらに限定されるものではないが、アポトーシスを誘導する薬剤;ポリヌクレオチド(例えば、アンチセンス、リボザイム、siRNA);ポリペプチド(例えば、酵素および抗体);バイオミメティクス(例えば、ゴシポールまたはBH3模倣体);Bax等のBcl−2ファミリータンパク質と結合(例えば、多量体化または複合体)する薬剤;アルカロイド;アルキル化剤;抗腫瘍抗生物質;代謝拮抗剤;ホルモン;白金化合物;モノクローナルまたはポリクローナル抗体(例えば、抗癌剤、毒素、デフェンシンに結合した抗体)、毒素;放射性核種;生体応答修飾物質(例えば、インターフェロン(例えば、IFN−α)およびインターロイキン(例えば、IL−2));養子免疫療法剤;造血成長因子;腫瘍細胞分化を誘導する薬剤(例えば、全トランス型レチノイン酸);遺伝子治療試薬(例えば、アンチセンス療法試薬およびヌクレオチド);腫瘍ワクチン;血管新生阻害剤;プロテオソーム阻害剤:NF−κB修飾因子;抗CDK化合物;HDAC阻害剤;等の多数の治療剤の投与が含まれうる。開示した化合物との同時投与に好適な化学療法化合物等の治療剤および抗癌療法のその他の多数の例が当業者に公知である。
一つの実施形態では、抗癌剤にはアポトーシスを誘導または促進する薬剤が含まれる。アポトーシスを誘導または促進する薬剤としては、例えば、DNAへの挿入、架橋、アルキル化、あるいは損傷または化学修飾等によりDNAと相互作用またはDNAを修飾する薬剤が挙げられる。アポトーシスを誘導する薬剤としては、これらに限定されるものではないが、放射線照射(例えば、X線、ガンマ線、UV);腫瘍壊死因子(TNF)関連因子(例えば、TNFファミリー受容体タンパク質、TNFファミリーリガンド、TRAIL、TRAIL−R1またはTRAIL−R2の抗体);キナーゼ阻害剤(例えば、上皮成長因子受容体(EGFR)キナーゼ阻害剤が挙げられる。付加的な抗癌剤としては、血管内皮成長因子受容体(VGFR)キナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)キナーゼ阻害剤、血小板由来成長因子受容体(PDGFR)キナーゼ阻害剤、およびBcr−Ablキナーゼ阻害剤(GLEEVEC等));アンチセンス分子;抗体(例えば、ハーセプチン、リツキサン、ゼバリン、およびアバスチン);抗エストロゲン物質(例えば、ラロキシフェンおよびタモキシフェン);抗アンドロゲン物質(例えば、フルタミド、ビカルタミド、フィナステリド、アミノグルテチミド、ケトコナゾール、およびコルチコステロイド);シクロオキシゲナーゼ2(COX−2)阻害剤(例えば、セレコキシブ、メロキシカム、NS−398、および非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs));抗炎症剤(例えば、ブタゾリジン、デカドロン、デルタゾン、デキサメタゾン、デキサメタゾンインテンソール、デキソン、ヘキサドロール、ヒドロキシクロロキン、メチコルテン、オラデキソン、オラソン、オキシフェンブタゾン、ペディアプレド、フェニルブタゾン、プラキニル、プレドニゾロン、プレドニゾン、プレロン、およびタンデリル);および癌化学療法剤(例えば、イリノテカン(カンプトサール)、CPT−11、フルダラビン(フルダラ)、ダカルバジン(DTIC)、デキサメタゾン、ミトキサントロン、マイロターグ、VP−16、シスプラチン、カルボプラチン、オキサリプラチン、5−FU、ドキソルビシン、ゲムシタビン、ボルテゾミブ、ゲフィチニブ、ベバシズマブ、タキソテールまたはタキソール);細胞シグナル分子;セラミドおよびサイトカイン;スタウロスポリン等が挙げられる。
一つの実施形態では、本明細書で提供する組成物および方法には、一つ以上の本明細書で提供する化合物および少なくとも一つの抗過剰増殖剤または抗癌剤、例えば、アルキル化剤、代謝拮抗剤、および天然産物(例えば、ハーブおよびその他の植物および/または動物由来化合物)が含まれる。
本組成物および方法での使用に好適なアルキル化剤としては、これらに限定されるものではないが、1)ナイトロジェンマスタード(例えば、メクロレタミン、シクロホスファミド、イホスファミド、メルファラン(L−サルコリシン);およびクロラムブシル);2)エチレンイミン類およびメチルメラミン類(例えば、ヘキサメチルメラミンおよびチオテパ);3)アルキルスルホネート類(例えば、ブスルファン);4)ニトロソウレア類(例えば、カルムスチン(BCNU);ロムスチン(CCNU);セムスチン(メチル−CCNU);およびストレプトゾシン(ストレプトゾトシン));ならびに5)トリアゼン類(例えば、ダカルバジン(DTIC;ジメチルトリアゼノイミダゾールカルボキサミド)が挙げられる。
一つの実施形態では、本組成物および方法での使用に好適な代謝拮抗剤としては、これらに限定されるものではないが、1)葉酸類似体(例えば、メトトレキサート(アメトプテリン));2)ピリミジン類似体(例えば、フルオロウラシル(5−フルオロウラシル;5−FU)、フロクスウリジン(フルオロデオキシウリジン;FudR)、およびシタラビン(シトシンアラビノシド));ならびに3)プリン類似体(例えば、メルカプトプリン(6−メルカプトプリン;6−MP)、チオグアニン(6−チオグアニン;TG)、およびペントスタチン(2’−デオキシコホルマイシン))が挙げられる。
一つの実施形態では、本組成物および方法での使用に好適な化学療法剤としては、これらに限定されるものではないが、1)ビンカアルカロイド(例えば、ビンブラスチン(VLB)、ビンクリスチン);2)エピポドフィロトキシン(例えば、エトポシドおよびテニポシド);3)抗生物質(例えば、ダクチノマイシン(アクチノマイシンD)、ダウノルビシン(ダウノマイシン;ルビドマイシン)、ドキソルビシン、ブレオマイシン、プリカマイシン(ミトラマイシン)、およびマイトマイシン(マイトマイシンC));4)酵素(例えば、L−アスパラギナーゼ);5)生体応答修飾物質(例えば、インターフェロン−アルファ);6)プラチナ配位複合体(例えば、シスプラチン(cis−DDP)およびカルボプラチン);7)アントラセンジオン(例えば、ミトキサントロン);8)置換尿素類(例えば、ヒドロキシウレア);9)メチルヒドラジン誘導体(例えば、プロカルバジン(N−メチルヒドラジン;MIH));10)副腎皮質抑制剤(例えば、ミトタン(o,p’−DDD)およびアミノグルテチミド);11)アドレノコルチコステロイド(例えば、プレドニゾン);12)プロゲスチン(例えば、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、酢酸メドロキシプロゲステロン、および酢酸メゲストロール);13)エストロゲン(例えば、ジエチルスチルベステロールおよびエチニルエストラジオール);14)抗エストロゲン剤(例えば、タモキシフェン);15)アンドロゲン(例えば、プロピオン酸テストステロンおよびフルオキシメステロン);16)抗アンドロゲン剤(例えば、フルタミド):ならびに17)ゴナドトロピン放出ホルモン類似体(例えば、ロイプロリド)が挙げられる。
癌治療の中で日常的に用いられる抗癌剤であれば、どれでも本開示の組成物および方法で使われる。例えば、米国食品医薬品局(U.S. Food and Drug Administration)は、アメリカでの使用が承認された腫瘍退縮性薬剤の処方集を維持している。U.S.F.D.A.に相当する国際機関は、同様の処方集を維持している。表1にアメリカでの使用が承認された代表的な抗腫瘍剤のリストを提供する。アメリカで承認された全ての化学療法剤に必要な「製品ラベル」には、その代表的な薬剤に関する承認された適応症、服用情報、毒性データ等が記載されていることを当業者は理解するだろう。
表1
抗癌剤にはさらに、抗癌活性を有することが確認された化合物が含まれる。例としては、これらに限定されるものではないが、3−AP、12−O−テトラデカノイルホルボール−13−アセテート、17AAG、852A、ABI−007、ABR−217620、ABT−751、ADI−PEG20、AE−941、AG−013736、AGRO100、アラノシン、AMG706、抗体G250、アンチネオプラストン、AP23573、アパジコン、APC8015、アチプリモド、ATN−161、アトラセンタアン、アザシチジン、BB−10901、BCX−1777、ベバシズマブ、BG00001、ビカルタミド、BMS247550、ボルテゾミブ、ブリオスタチン−1、ブセレリン、カルチトリオール、CCI−779、CDB−2914、セフィキシム、セツキシマブ、CG0070、シレンジタイド、クロファラビン、コンブレタスタチンA4ホスフェート、CP−675,206、CP−724,714、CpG7909、クルクミン、デシタビン、DENSPM、ドキセルカルシフェロール、E7070、E7389、エクテイナシジン743、エファプロキシラール、エフロニチン、EKB−569、エンザスタウリン、エーロチニブ、エキシスリンド、フェンレチニド、フラボピリドール、フルダラビン、フルタミド、フォテムスチン、FR901228、G17DT、ガリキシマブ、ゲフィチニブ、ゲニステイン、グルフォスファミド、GTI−2040、ヒストレリン、HKI−272、ホモハリングトニン、HSPPC−96、hu14.18−インターロイキン−2融合タンパク質、HuMax−CD4、イロプロスト、イミキモド、インフリキシマブ、インターロイキン−12、IPI−504、イロフルベン、イキサベピロン、ラパチニブ、レナリドミド、レスタウルチニブ、ロイプロリド、LMB−9イムノトキシン、ロナファルニブ、ルニリキシマブ、マフォスファミド、MB07133、MDX−010、MLN2704、モノクローナル抗体3F8、モノクローナル抗体J591、モテキサフィン、MS−275、MVA−MUCl−IL2、ニルタミド、ニトロカンプトテシン、ノラトレキセド二塩酸塩、ノルバデックス、NS−9、O6−ベンジルグアニン、オブリメルセンナトリウム、ONYX−015、オレゴボマブ、OSI−774、パニツムマブ、パラプラチン、PD−0325901、ペメトレキセド、PHY906、ピオグリタゾン、ピルフェニドン、ピキサントロン、PS−341、PSC833、PXD101、ピラゾロアクリジン、R115777、RAD001、ランピルナーゼ、レベッカマイシン類似体、rhuアンジオスタチンタンパク質、rhuMab2C4、ロシグリタゾン、ルビテカン、S−1、S−8184、サトラプラチン、SB−,15992、SGN−0010、SGN−40、ソラフェニブ、SR31747A、ST1571、SU011248、スベロイルアニリドヒデロキサム酸、スラミン、タラボスタット、タラムパネル、タリクイダール、テムシロリムス、TGFa−PE38イムノトキシン、サリドマイド、タイマルファシン、チピファニブ、チラパザミン、TLK286、トラベクテジン、グルクロン酸トリメトレキサート、TroVax、UCN−1、バルプロ酸、ビンフルニン、VNP40101M、ボロシキシマブ、ボリノスタット、VX−680、ZD1839、ZD6474、ジレウトン、およびゾスクイダール三塩酸塩が挙げられる。
抗癌剤および他の治療剤のより詳細な説明については、当業者は、これらに限定されるものではないが、Physician’s Desk Reference、ならびに、GoodmanおよびGilmanによる”Pharmaceutical Basis of Therapeutics” tenth edition, Eds. Hardman et al., 2002を含む指示マニュアルをいくらでも参照できる。
一つの実施形態では、本明細書で提供する方法は、放射線療法と併用して式I〜XXVIIIを有する一つ以上の化合物投与することを含む。本明細書で提供する方法は、治療線量の放射線を動物に送達するために用いる型、量、または送達および投与システムにより限定されない。例えば、動物は光子照射療法、粒子線放射療法、その他の型の放射線療法、およびそれらの組み合わせを受けてもよい。一つの実施形態では、放射線は、線形加速器を用いて動物に送達させる。別の実施形態では、放射線はガンマナイフを用いて送達される。
放射線源は、動物の外部または内部に存在させてもよい。外部放射線療法が最も一般的であり、高エネルギー放射線ビームを、例えば線形加速器を用い皮膚を介して腫瘍部位に誘導することが行われる。放射線ビームは腫瘍部位に局在化させるが、正常で健康な組織の曝露を避けることはほとんど不可能である。しかしながら、外部放射線は、通常動物によく許容される。内部放射線療法では、癌細胞を特異的に標的とする送達システムの使用(例えば、癌細胞結合リガンドに結合させた粒子の使用)を含み、ビーズ、ワイヤ、ペレット、カプセル、粒子等の放射線放出源を、体内の腫瘍部位に、又は腫瘍部位の近傍に移植する。そのようなインプラントは治療後除去することができ、または体内に不活性なまま残すことができる。内部放射線療法の型としては、これらに限定されるものではないが、近接照射療法、組織内照射、腔内照射、放射免疫療法等が挙げられる。
動物に、放射線増感剤(例えば、メトロニダゾール、ミソニダゾール、動脈内Budr、静脈内インドデオキシウリジン(IudR)、ニトロイミダゾール、5−置換−4−ニトロイミダゾール、2H−イソインドールジオン、[[(2−ブロモエチル)−アミノ]メチル]−ニトロ−1H−イミダゾール−1−エタノール、ニトロアニリン誘導体、DNA−親和性低酸素選択的細胞毒、ハロゲン化DNAリガンド、1,2,4ベンゾトリアジンオキシド、2−ニトロイミダゾール誘導体、フッ素含有ニトロアゾール誘導体、ベンズアミド、ニコチンアミド、アクリジン−インターカレーター、5−チオトレトラゾール誘導体、3−ニトロ−1,2,4−トリアゾール、4,5−ジニトロイミダゾール誘導体、ヒドロキシル化テキサフリン、シスプラチン、マイトマイシン、チリパザミン、ニトロソウレア、メルカプトプリン、メトトレキサート、フルオロウラシル、ブレオマイシン、ビンクリスチン、カルボプラチン、エピルビシン、ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンデシン、エトポシド、パクリタキセル、熱(温熱療法)等)、放射線防護剤(例えば、システアミン、アミノアルキル二水素ホスホロチオエート、アミホスチン(WR2721)、IL−1、IL−6等)を与えてもよい。放射線増感剤は、腫瘍細胞の死滅を増強する。放射線防護剤は、健全な組織を放射線の有害な影響から保護する。
許容できない負の副作用がなく、放射線量が動物により許容される限り、どのような型の放射線でも動物に照射することができる。放射線療法の好適な型としては、例えば、イオン化(電磁)放射線療法(例えば、X線またはガンマ線)または粒子線放射線療法(例えば、高線形エネルギー放射線)が挙げられる。イオン化放射線は、イオン化、すなわち電子の獲得または損失を引き起こすのに十分なエネルギーを有する粒子または光子を含む放射線として規定される(例えば、その全体が参照により本明細書に組み込まれるU.S. 5,770,581に記載されているように)。放射線の効果は、臨床医により少なくとも部分的に制御することができる。一つの実施形態では、放射線量は、標的細胞曝露を最大とし、毒性を減少させるために、分割される。
一つの実施形態では、動物に照射する放射線の総線量は約.01グレイ(Gy)〜約100Gyである。別の実施形態では、約10Gy〜約65Gy(例えば、約15Gy、20Gy、25Gy、30Gy、35Gy、40Gy、45Gy、50Gy、55Gy、または60Gy)が治療過程にわたって照射される。いくつかの態様で、1日で全放射線量を照射してもよいが、総線量を分割し、数日にわたって照射することが理想的である。望ましくは、放射線療法は、少なくとも約3日、例えば、少なくとも5、7、10、14、17、21、25、28、32、35、38、42、46、52、または56日(約1〜8週間)にわたって実施される。したがって、放射線の1日量は約1〜5Gy(例えば、約1Gy、1.5Gy、1.8Gy、2Gy、2.5Gy、2.8Gy、3Gy、3.2Gy、3.5Gy、3.8Gy、4Gy、4.2Gy、または4.5Gy)、または1〜2Gy(例えば、1.5〜2Gy)となる。この1日の放射線量は標的細胞の破壊を誘導するのに十分であるべきである。一定期間に及ぶ場合、一つの実施形態では、放射線は毎日は照射されず、これにより動物は休息することができ、治療の効果が実現される。例えば、放射線は、治療の各1週間の間に、5日間連続して照射され、2日間照射されないのが望ましく、これにより、1週間につき2日間の休息が得られる。しかしながら、動物の反応性および任意の起こりうる副作用によっては、放射線を1日/週、2日/週、3日/週、4日/週、5日/週、6日/週、または全7日/週照射してもよい。放射線療法は治療期間中のいずれの時点に開始してもよい。一つの実施形態では、放射線は、1週目または2週目に開始し、治療期間の残りの期間中照射する。例えば、固形腫瘍を治療するために、例えば、6週間の治療期間の1〜6週目または2〜6週目に放射線を照射する。あるいは、放射線は5週間の治療期間の1〜5週目または2〜5週目に照射する。しかしながら、これらの例示的な放射線療法実施スケジュールは本明細書で提供する方法を限定するものではない。
抗菌治療剤もまた、式I〜XXVIIIを有する化合物と併用して治療剤として用いてもよい。細菌を死滅させ、その機能を阻害し、そうでなければ弱毒化することができる任意の薬剤、ならびにそのような活性を有するように企図された任意の薬剤を使用してもよい。抗菌剤としては、これらに限定されるものではないが、単独または組み合わせて使用される、天然および合成抗生物質、抗体、阻害タンパク質(例えば、デフェンシン)、アンチセンス核酸、膜破壊剤等が挙げられる。実際、任意の型の抗生物質を用いてもよく、これらに限定されるものではないが、抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤等が挙げられる。
本明細書で提供する方法の一つの実施形態では、式I〜XXVIIIを有する一つ以上の化合物を、それを必要とする動物に投与する。本明細書で提供する方法の別の実施形態では、式I〜XXVIIIを有する一つ以上の化合物および一つ以上の付加的な治療剤または抗癌剤を、一つ以上の以下の条件下でそれを必要とする動物に投与する:条件とは、異なる周期性、異なる期間、異なる濃度、異なる投与経路等である。一つの実施形態では、式I〜XXVIIIを有する化合物を治療剤または抗癌剤の前に、例えば、治療剤または抗癌剤の投与の0.5、1、2、3、4、5、10、12、または18時間、1、2、3、4、5、または6日、または1、2、3、または4週間前に投与する。別の実施形態では、式I〜XXVIIIを有する化合物を、治療剤または抗癌剤の後に、例えば、抗癌剤の投与の0.5、1、2、3、4、5、10、12、または18時間、1、2、3、4、5、または6日、または1、2、3、または4週間後に投与する。別の実施形態では、式I〜XXVIIIを有する化合物および治療剤または抗癌剤を同時に、しかし異なるスケジュールで投与する。例えば、化合物は毎日投与する一方で、治療剤または抗癌剤は1週間に1度、2週間に1度、3週間に1度、または4週間に1度投与する。別の実施形態では、化合物は1週間に1度投与する一方、治療剤または抗癌剤は毎日、1週間に1度、2週間に1度、3週間に1度、または4週間に1度投与する。
一つの実施形態では、患者の癌を治療、予防、または寛解する方法を提供し、この方法は治療上有効な量の式I〜XXVIIIを有する化合物、またはその薬剤的に許容される塩、溶媒和物、またはプロドラックを患者にパルス投与することを含む。
一つの実施形態では、本明細書で提供する医薬組成物は、その企図される目的を達成するのに有効な量の、式I〜XXVIIIを有する一つ以上の化合物を含む。個人のニーズは様々であるが、各成分の有効量の最適範囲を決定することは当業者の技術範囲内である。典型的には、化合物を哺乳類、例えばヒトに、アポトーシスの誘導に応答する障害を治療する哺乳類の体重1kg当り、一日当り0.0025〜50mgの用量で、または等量のその薬学的に許容される塩を経口投与してもよい。一つの実施形態では、約0.01〜約25mg/kgを経口投与して、そのような障害を治療、寛解、または予防する。筋内注射では、用量は一般に経口用量の約2分の1である。例えば、好適な筋内用量は、約0.0025〜約25mg/kg、または約0.01〜約5mg/kgとなるだろう。
単位経口用量は、約0.01〜約1000mg、例えば、約0.1〜約100mgの化合物を含んでもよい。単位用量は、一日に一回以上、各々が約0.1〜約10mg、便宜的には約0.25〜50mgの化合物またはその溶媒和物を含む一つ以上の錠剤またはカプセルとして投与してもよい。
局所用製剤中には、化合物は担体1グラム当たり約0.01〜100mgの濃度で存在してもよい。一つの実施形態では、化合物は約0.07〜1.0mg/ml、例えば、約0.1〜0.5mg/ml、および一つの実施形態では、約0.4mg/mlの濃度で存在する。
そのままの化学物質として化合物を投与する以外に、式I〜XXVIIIを有する化合物を医薬製剤または医薬組成物の一部として投与してもよい。一つの実施形態では、医薬組成物は一つ以上の薬剤的に許容される担体、賦形剤、および/または補助剤を含む。別の実施形態では、一つ以上の担体、賦形剤、および補助剤は、式I〜XXVIIIを有する化合物を薬剤的に用いることができる製剤に加工するのを容易にする。組成物、特に経口または局所投与することができ、錠剤、糖衣錠、徐放性ロゼンジおよびカプセル、口内洗浄剤およびうがい薬、ゲル、液状懸濁剤、ヘアリンス、ヘアジェル、シャンプー等の一つの投与の型に用いることができる組成物、ならびに坐薬等の直腸投与可能な製剤、さらに静脈内注入、注射、局所または経口投与に好適な液剤は、約0.01〜99パーセント、一つの実施形態では約0.25〜75パーセントの活性化合物を、一つ以上の担体、賦形剤、および/または補助剤と共に含む。
本明細書で提供する医薬組成物は、式I〜XXVIIIを有する化合物の有用な効果を受ける可能性がある任意の患者に投与してもよい。そのような患者で真っ先に挙げられるのは哺乳類、例えば、ヒトであるが、本明細書で提供する方法および組成物はそのように限定されるものではない。他の患者としては獣医学的動物が挙げられる(ウシ、ヒツジ、ブタ、ウマ、イヌ、ネコ等)。
式I〜XXVIIIを有する化合物およびその医薬組成物は、それらの企図される目的を達成する任意の手段により投与してもよい。例えば、投与は非経口、皮下、静脈内、筋内、腹腔内、経皮、口腔内、くも膜下、頭蓋内、鼻内、または局所経路により実施してもよい。その代わりに、または並行して、投与は経口経路により実施してもよい。投与用量はレシピエントの年齢、健康状態、および体重、もしあれば並行する治療の種類、治療頻度、および所望の効果の性質に依存する。
本明細書で提供する医薬組成物および製剤は、従来の混合、顆粒化、糖衣錠製造、溶解、または凍結乾燥法により製造される。このように、経口用の医薬組成物は、活性化合物を固体賦形剤と混合し、場合により得られた混合物を顆粒化し、所望または必要であれば、好適な補助剤を加えた後、錠剤または糖衣錠コアとすることにより得ることができる。
特に、好適な賦形剤は、単糖類などの充填剤、例えば乳糖またはスクロース、マンニトールまたはソルビトール、セルロース製剤および/またはリン酸カルシウム、例えばリン酸三カルシウムまたはリン酸水素カルシウム、ならびに、例えば、トウモロコシデンプン、小麦デンプン、コメデンプン、ジャガイモデンプンを用いるデンプンペースト、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、および/またはポリビニルピロリドン等の結合剤である。所望であれば、上記デンプンおよびカルボキシメチル−デンプン、架橋ポリビニルピロリドン、寒天、またはアルギン酸もしくはアルギン酸ナトリウム等のその塩等の崩壊剤を加えてもよい。補助剤は、好適な流量調整剤および潤滑剤であってよい。好適な補助剤としては、例えば、シリカ、タルク、ステアリン酸もしくはステアリン酸マグネシウムもしくはステアリン酸カルシウム等のその塩、および/またはポリエチレングリコールが挙げられる。糖衣錠コアは、所望であれば、胃液に耐性のある好適なコーティングを備える。この目的のために、濃縮糖液を使用してもよく、これはアラビアゴム、タルク、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコールおよび/または二酸化チタン、ラッカー溶液および好適な有機溶媒または溶媒混合物を含んでもよい。胃液に対し耐性のあるコーティングを製造するために、アセチルセルロースフタレートまたはヒドロキシプロピルメチル−セルロースフタレート等の好適なセルロース製剤の溶液を用いる。例えば、識別のために、または活性化合物用量の組み合わせを特徴づけるために、染料または顔料を錠剤または糖衣錠コーティングに加えてもよい。
経口で使用することができるその他の医薬製剤としては、ゼラチン製の押し込み型カプセル、ならびにゼラチンおよびグリセロールまたはソルビトール等の可塑剤で製造された密封された軟カプセルが挙げられる。押し込み型カプセルは、乳糖などの充填材、デンプンなどの結合剤、および/またはタルクもしくはステアリン酸マグネシウム等の潤滑剤、および場合により安定化剤と混合してもよい顆粒形態の活性化合物を含むことができる。軟カプセル中では、一つの実施形態では、活性化合物を脂肪油または流動パラフィン等の好適な液体中に溶解または懸濁させている。さらに、安定化剤を加えてもよい。
経直腸的に用いられうる医薬製剤としては、例えば、一つ以上の活性化合物と坐薬基剤の組み合わせからなる坐薬が挙げられる。好適な坐薬基剤は、例えば、天然または合成トリグリセリド、またはパラフィン炭化水素である。また、活性化合物と基剤の組み合わせからなるゼラチン直腸カプセルを用いることもできる。可能な基剤材料としては、例えば、液体トリグリセリド、ポリエチレングリコール、またはパラフィン炭化水素が挙げられる。
非経口投与に好適な製剤としては、水溶性形態の活性化合物、例えば水溶性塩の水溶液およびアルカリ溶液が挙げられる。また、適切な油性注射懸濁液として、活性化合物の懸濁剤を投与してもよい。適切な親油性溶媒またはベヒクルとしては、脂肪油、例えば、ゴマ油、または合成脂肪酸エステル、例えばオレイン酸エチルまたはトリグリセリドまたはポリエチレングリコール−400が挙げられる。水溶性注射懸濁剤は、懸濁液の粘度を増加させる物質を含んでもよく、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ソルビトール、および/またはデキストランが挙げられる。懸濁剤は、安定化剤も含んでもよい。
本明細書で提供する局所用組成物は、一つの実施形態では、適切な担体を選択することにより、オイル、クリーム、ローション、軟膏等として製剤化される。好適な担体としては、植物油または鉱物油、白色ワセリン(白色軟パラフィン)、分枝鎖脂肪または油、獣脂および高分子量アルコール(C12を超える)が挙げられる。担体は、活性成分が溶解可能なものであってよい。乳化剤、安定化剤、湿潤剤および抗酸化剤、ならびに色または香味を付与する薬剤もまた、所望であれば含有させてもよい。さらに、経皮透過増強剤をこれらの局所用製剤において用いることができる。そのような増強剤の例は、米国特許第3,989,816号および第4,444,762号に見いだすことができる。
軟膏は、アーモンド油等の植物油中の活性成分の溶液を温かい軟パラフィンと混合し、その混合物を冷却することにより製剤化してもよい。そのような軟膏の典型的な例は、約30重量%のアーモンド油および約70重量%の白色軟パラフィンを含むものである。ローションは、プロピレングリコールまたはポリエチレングリコール等の好適な高分子量アルコールに活性成分を溶解することにより便宜的に調製してもよい。
以下の実施例は、本明細書で提供する化合物、組成物、および方法の例示であり、それらを限定するものではない。臨床治療で通常見られ、当業者に明らかな様々な条件およびパラメーターの、他の好適な変更および適用は、本明細書で提供する方法、化合物、および組成物の精神および範囲内である。
〔実施例1〕
化合物例No.3の合成
スキーム7
3−クロロ−2−フルオロベンズアルデヒド(6.24g、39.4mmol)を、ピペリジン(3.88mL、39.4mmol)および6−クロロオキシインドール(6.0g、35.8mmol)をメタノール(100mL)に溶解した溶液に加えた。一晩撹拌した後、得られた固体をろ過し、メタノールとヘキサンで洗浄して、10.6gの(E)−6−クロロ−3−(3−クロロ−2−フルオロベンジリデン)インドリン−2−オン(3)を緑色の固体として得た。
スキーム8
化合物3(19.5mmol)、(5R,6S)−5,6−ジフェニルモルホリン−2−オン(4)(23.4mmol)とケトン5(39mmol)をTHF(7.5mL)とトルエン(75mL)に溶解し、3時間還流させた。常温に冷却した後、反応物をろ過した。溶液を濃縮し、カラムクロマトグラフィーで精製し、生成物(収率30〜50%)を固体として得た。
スキーム9
トランス−4−アミノシクロヘキサノール(1.8g、15.6mmol)を中間生成物6a(1.0g、1.56mmol)の溶液に加え、THF(30mL)に溶解し、一晩還流した。溶媒を除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィーで精製し、0.568gの中間生成物7をオフホワイトの固体として得た。中間生成物7(0.568g、0.75mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解した。CAN(823mg、1.50mmol)および水(5mL)を加えた。15分後、飽和炭酸水素ナトリウムで反応を停止させ、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、セライトでろ過した。溶媒を除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィーで精製し、340mgの生成物8を固体として得た。この固体を、10%TFAを含む1:1メタノール/水に溶解し、この溶液中で1〜2日(異性化のため)熟成させた。溶媒を除去した。得られた油を3:1メタノール/水に再び溶解し、分取HPLCにより精製し、凍結乾燥して、化合物例No.3(TFA塩として)を白色の粉末として得た。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.19 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.64 (t, J = 6.6 Hz, 1H), 7.48 (dd, J = 2.1, 8.2 Hz, 1H), 7.39 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.16 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.9, 8.2 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 5.09 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 4.78 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 3.70-3.55 (m, 1H), 3.48-3.35 (m, 1H), 2.84 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 2.19 (d, J = 13.4 Hz, 1H), 2.05-1.82 (m, 5H), 1.82-1.65 (m, 3H), 1.64-1.41 (m, 2H), 1.40-1.08 (m, 5H), 1.01-0.83 (m, 1H); ESI-MS m/z 560.9 (M+H)+。
〔実施例2〕
化合物例No.22の合成
スキーム10
濃硫酸(2mL)をメタノール(50mL)に溶解した中間生成物6a(3.65g、5.69mmol)の溶液に加え、得られた溶液を50℃に5時間加熱した。メタノールを留去し、得られた濃縮物を0℃に冷却し、飽和炭酸水素ナトリウムの溶液でゆっくりと中和した。水溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィーで精製し、2.20g(収率57%)の中間生成物11を得た。
中間生成物11(2.20g、3.25mmol)をアセトニトリル(25mL)に溶解し、THF(5mL)、CAN(3.56g、6.50mmol)と水(25mL)を加えた。15分後、飽和炭酸水素ナトリウムで反応を停止させ、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、セライトでろ過した。溶媒を除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィーで精製し、1.43g(収率92%)のメチルエステル中間生成物12を固体として得た。
メチルエステル中間生成物12(1.43g、3.0mmol)をTHF(20mL)に溶解し、LiOH.H2O(377mg、9.0mmol)を加えた後、水(20mL)を加えた。2時間後、水と飽和塩化アンモニウムで反応を停止させ、水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、濃縮して、カルボン酸中間生成物13をオフホワイトの固体として得た。この酸はさらに精製することなく用いた。ESI-MS m/z 463.17 (M+H)+。
スキーム11
CDI(525mg、3.24mmol)、DIEA(0.941mL、5.4mmol)、およびDMAP(触媒)を、1,2−ジクロロエタンに溶解したカルボン酸中間生成物13(500mg、1.08mmol)の溶液に加え、得られた溶液を50℃に加熱した。30分後、4−アミノ安息香酸メチル14(816mg、5.4mmol)を反応物に加え、反応物を加熱還流した。一晩加熱した後、溶媒を除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィーで精製し、265mg(収率41%)の中間生成物15を白色の固体として得た。
得られたメチルエステル中間生成物15(265mg、0.44mmol)をTHF(10mL)に溶解した後、LiOH.H2O(56mg、1.33mmol)、NaOH(53mg、1.33mmol)、およびH2Oを加えた。2時間後、3mLのTFAを加え、少し撹拌し、溶媒を留去した。得られた油をメタノールと水に再溶解し、分取HPLCにより精製し、凍結乾燥し、235mgの化合物例No.22(TFA塩として)を白色の固体として得た。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.98 ( d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.72 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.54 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.37 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.18 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.69 (s, 1H), 5.32 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 4.97 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 2.89 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 2.19 (d, J = 14.0 Hz, 1H), 2.08-1.85 (m, 3H), 1.78 (d, J = 11.8 Hz, 2H), 1.54 (q, J = 14.2 Hz, 1H), 1.32-1.10 (m, 2H); ESI-MS m/z 582.17 (M+H)+。
〔実施例3〕
化合物例No.23の合成
スキーム12
EDCI(19mg、0.097mmol)、HOBt(13mg、0.097mmol)、およびDIEA(0.034mL、0.195mmol)を、DCMに溶解したカルボン酸中間生成物13(30mg、0.065mmol)の溶液に加えた。10分後、4−アミノテトラヒドロ−2H−チオピラン−1,1−ジオキシド塩酸塩(24mg、0.13mmol)と触媒量のDMAPを加えた。一晩撹拌した後、溶媒を除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィーで精製し、15mgの化合物例No.23を白色の固体として得た。固体をさらに分取HPLCにより精製し、凍結乾燥し、10mgの化合物例No.23(TFA塩として)を白色の粉末として得た。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.64 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 2.1, 8.1 Hz, 1H), 7.41 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.18 (t, J = 9.9 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 1.6, 8.2 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 5.10 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 4.80 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 4.10-3.94 (m, 1H), 3.27-2.91 (m, 3H), 2.88-2.74 (m, 2H), 2.35-1.64 (m, 10H), 1.52 (q, J = 13.9 Hz, 1H), 1.31-1.11 (m, 2H); ESI-MS m/z 594.50 (M+H)+。
〔実施例4〕
化合物例24の合成
スキーム13
EDCI(19mg、0.097mmol)、HOBt(13mg、0.097mmol)、およびDIEA(0.034mL、0.195mmol)を、DCMに溶解したカルボン酸中間生成物13(30mg、0.065mmol)の溶液に加えた。10分後、トランス−4−アミノシクロヘキサンカルボン酸メチル塩酸塩(25mg、0.13mmol)と触媒量のDMAPを加えた。一晩撹拌した後、溶媒を除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィーで精製し、30mgの中間生成物18を白色の固体として得た。
メチルエステル中間生成物18(30mg、0.05mmol)をTHF(1mL)に溶解した後、LiOH.H2O(6.2mg、0.15mmol)およびH2Oを加えた。2時間後、0.5mLのTFAを加え、溶媒を留去した。油を、10%TFAを含む3:1メタノール/水に再溶解し、分取HPLCにより精製し、凍結乾燥し、20mgの化合物例No.24(TFA塩として)を白色の粉末として得た。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.64 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.49 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.39 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.79 (s, 1H), 5.08 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 4.79 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 3.72-3.54 (m, 1H), 2.84 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 2.25-2.07 (m, 2H), 2.04-1.84 (m, 6H), 1.77 (d, J = 12.0 Hz, 2H), 1.63 (d, J = 13.0 Hz, 1H), 1.56-1.34 (m, 3H), 1.32-1.11 (m, 3H), 0.99-0.82 (m, 1H) ESI-MS m/z 588.33 (M+H)+。
〔実施例5〕
以下の化合物は、実施例1〜4に記載された方法を用いて調製した。他に断りがない限り、各化合物例は逆相HPLCにより精製し、TFA塩として単離した。他に断りがない限り、本明細書で報告する1H NMR化学シフトは、全てデルタ(δ)スケールで表す。
化合物例No.1:
1H NMR (300 MHz, MeOH-d4): 8.14 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.62 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 1.9, 8.1 Hz, 1H), 7.40 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 7.17 (dd, J = 1.9, 8.2 Hz, 1H), 6.80 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 5.07 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 4.70-4.90 (m, 1H), 3.51-3.72 (M, 1H), 3.35-3.48 (m, 1H), 1.93 (s, 3H), 1.85-1.95 (m, 1H), 1.85-1.95 (m, 1H), 1.78 (d, J = 12.3 Hz, 1H), 1.59 (d, J = 12.3 Hz, 1H), 1.41 (s, 3H), 1.10-1.35 (m, 4H), 0.85-1.05 (m, 1H); ESI-MS m/z 520.3 (M+H)+, 542.1 (M+Na)+。
化合物例No.2:
1H NMR (300 MHz, MeOH-d4): 8.24 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.45-7.62 (m, 2H), 7.39 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 7.16 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.9, 8.2 Hz, 1H), 6.81 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 5.07 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 4.69 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 3.51-3.70 (m, 1H), 3.35-3.48 (m, 1H), 2.65-2.82 (m, 1H), 2.38-2.54 (m, 1H), 2.11-2.24 (m, 1H), 1.95-2.11 (m, 1H), 1.84-1.95 (m, 2H), 1.78-1.74 (m, 2H), 1.43-1.78 (m, 4H), 1.10-1.40 (m, 3H), 0.83-1.05 (m, 1H); ESI-MS m/z 546.7 (M+H)+。
化合物例No.4:
1H NMR (300 MHz, MeOH-d4): 8.25 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.50-7.66 (m, 2H), 7.38 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 7.15 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 6.79 (s, 1H), 5.10 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 4.80-4.88 (m, 1H), 3.53-3.67 (m, 1H), 3.35-3.47 (m, 1H), 3.05 (dd, J = 8.3, 15.3 Hz, 1H), 2.41 (dd, J = 8.8, 14.4 Hz, 2H), 1.89 (d, J = 10.2 Hz, 2H), 1.65-1.84 (m, 4H), 1.40-1.65 (m, 5H), 1.14-1.38 (m, 4H), 1.00-1.12 (m, 1H), 0.82-1.00 (m, 1H); ESI-MS m/z 574.6 (M+H)+, 596.1 (M+Na)+。
化合物例No.5:
1H NMR (300 MHz, MeOH-d4): 8.25 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.28-7.42 (m, 2H), 6.91-7.12 (m, 2H), 6.77 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 4.80-4.97 (m, 1H), 4.40 (d, J = 12.0 Hz, 1H), 4.04 (d, J = 12.4 Hz, 1H), 3.84 (d, J = 12.6 Hz, 1H), 3.51-3.68 (m, 1H), 3.36-3.51 (m, 1H), 1.91 (d, J = 9.3 Hz, 2H), 1.74 (d, J = 12.7 Hz, 1H), 1.49 (d, J = 12.3 Hz, 1H), 1.14-1.36 (m, 3H), 0.86-1.05 (m, 1H); ESI-MS m/z 492.60 (M+H)+。
化合物例No.6:
ESI-MS m/z 563.67 (M+H)+。
化合物例No.7:
表題化合物は、中間生成物6bおよび2−モルホリノエタンアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。 1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.64 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 2.2, 8.2 Hz, 1H), 7.33 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.16-7.07 (m, 2H), 6.77 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 5.02 (d, J = 10.2 Hz, 1H), 4.82 (d, J = 10.3 Hz, 1H), 4.12-3.38 (m, 11H), 2.75-1.73 (m, 7H), 1.50-1.31 (m, 1H); ESI-MS m/z 611.25 (M+H)+。
化合物例No.8:
表題化合物は、中間生成物6bおよび2−モルホリノエタンアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.33 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.26 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.05-6.84 (m, 3H), 6.82 (s, 1H), 4.68 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.56 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.16-3.01 (m, 11H), 2.48-1.63 (m, 7H), 1.31 (dt, J = 3.8, 14.0 Hz, 1H); ESI-MS m/z 611.25 (M+H)+。
化合物例No.9:
表題化合物は、中間生成物6bを用いて、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.12 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.62 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 2.3, 8.2 Hz, 1H), 7.33 (t, J =8.3 Hz, 1H), 7.16-7.05 (m, 2H), 6.78 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 4.77 (d, J = 10.3 Hz, 1H), 3.70-3.41 (m, 2H), 2.74-1.64 (m, 11H), 1.48-1.21 (m, 4H), 1.18-1.02 (m, 1H); ESI-MS m/z 596.75 (M+H)+。
化合物例No.10:
表題化合物は、中間生成物6cを用いて、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.02 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.31-7.15 (m, 3H), 7.01-6.91 (m, 2H), 6.82 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 4.70 (d, J = 10.4 Hz, 1H), 4.59 (d, J = 10.4 Hz, 1H), 4.12-3.80 (m, 3H), 3.76-3.48 (m, 3H), 2.25-0.94 (m, 12H); ESI-MS m/z 562.92 (M+H)+。
化合物例No.11:
表題化合物は、中間生成物6cを用いて、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.19 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.63 (ddd, J = 1.5, 6.5, 7.9 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 2.3, 8.2 Hz, 1H), 7.37 (t, J = 8.3 Hz, 1H), 7.19-7.07 (m, 2H), 6.80 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 5.02 (d, J = 10.8 Hz, 1H), 4.74 (d, J = 10.8 Hz, 1H), 4.11-3.93 (m, 2H), 3.87 (dd, J = 3.9, 12.4 Hz, 1H), 3.69-3.55 (m, 2H), 3.50-3.38 (m, 1H), 2.62 (d, J = 13.2 Hz, 1H), 2.26-2.12 (m, 1H), 2.04-1.73 (m, 4H), 1.70-1.17 (m, 5H), 1.08 (ddd, J = 3.5, 12.7, 24.0 Hz, 1H); ESI-MS m/z 562.67 (M+H)+。
化合物例No.12:
表題化合物は、中間生成物6cおよび2−モルホリノエタンアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.64 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 2.6, 8.2 Hz, 1H), 7.33 (t, J = 8.3 Hz, 1H), 7.15-7.07 (m, 2H), 6.78 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 5.00 (d, J = 10.3 Hz, 1H), 4.77 (d, J = 10.3 Hz, 1H), 4.12-3.57 (m, 14H), 3.36-3.19 (m, 2H), 2.37 (d, J = 10.3 Hz, 1H), 2.17-2.04 (m, 1H), 1.96-1.80 (m, 1H), 1.50-1.34 (m, 1H); ESI-MS m/z 577.75 (M+H)+。
化合物例No.13:
表題化合物は、中間生成物6dおよびメチルアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.10 (s, 1H), 7.27-7.15 (m, 3H), 7.00-6.89 (m, 2H), 6.79 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 4.66 (d, J = 10.2 Hz, 1H), 4.60 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 3.60 (t, J = 11.8 Hz, 1H), 3.39-3.15 (m, 3H), 2.76 (s, 3H), 2.33-2.02 (m, 2H), 1.71 (d, J = 14.2 Hz, 1H), 1.53-1.33 (m, 1H); ESI-MS m/z 477.17 (M+H)+。
化合物例No.14:
表題化合物は、中間生成物6dおよびメチルアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.24 (s, 1H), 7.64 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 2.2, 8.1 Hz, 1H), 7.27 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.13-7.03 (m, 2H), 6.68 (s, 1H), 4.79 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.64 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 3.70 (t, J = 13.1 Hz, 1H), 3.44-3.18 (m, 3H), 2.77 (d, J = 4.3 Hz, 3H), 2.39 (d, J = 14.5 Hz, 1H), 2.10-1.88 (m, 2H), 1.50-1.26 (m, 1H); ESI-MS m/z 477.17 (M+H)+。
化合物例No.15:
表題化合物は、中間生成物6aおよび2−モルホリノエタンアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.65 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.47 (dd, J = 2.3, 8.1 Hz, 1H), 7.35 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.17-7.05 (m, 2H), 6.77 (s, 1H), 5.02 (d, J = 10.3 Hz, 1H), 4.80 (d, J = 10.5 Hz, 1H), 3.94-3.80 (m, 4H), 3.61 (t, J = 6.2 Hz, 2H), 3.29-3.17 (m, 5H), 2.56 (d, J = 12.5 Hz, 1H), 2.11-1.48 (m, 7H), 1.29-1.02 (m, 2H); ESI-MS m/z 575.25 (M+H)+。
化合物例No.16:
表題化合物は、中間生成物6eおよびメチルアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.12 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.26-7.13 (m, 2H), 6.99 (dd, J = 1.9, 8.1 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 4.67 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 4.61 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 3.67 (dt, J = 3.8, 13.0 Hz, 1H), 3.56-3.41 (m, 2H), 3.26-3.13 (m, 1H), 2.87 (s, 3H), 2.77 (d, J = 3.7 Hz, 3H), 2.36-2.10 (m, 2H), 1.77-1.63 (m, 1H), 1.54-1.38 (m, 1H); ESI-MS m/z 491.42 (M+H)+。
化合物例No.17:
表題化合物は、中間生成物6eおよびメチルアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.25 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 7.62 ( t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.47 (dd, J = 2.1, 8.2 Hz, 1H), 7.25 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.12-7.01 (m, 2H), 6.77 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 4.76 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 4.62 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 3.75 (t, J = 12.5 Hz, 1H), 3.52-3.40 (m, 2H), 3.24-3.12 (m, 1H), 2.86 (s, 3H), 2.76 (d, J = 4.0 Hz, 3H), 2.40 (d, J = 14.4 Hz, 1H), 2.12-1.86 (m, 2H), 1.54-1.34 (m, 1H); ESI-MS m/z 491.08 (M+H)+。
化合物例No.18:
表題化合物は、中間生成物6fおよびメチルアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。ESI-MS m/z 519.17 (M+H)+。
化合物例No.19:
表題化合物は、中間生成物6fおよびメチルアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。ESI-MS m/z 519.17 (M+H)+。
化合物例No.20:
表題化合物は、中間生成物6aおよび2−(メチルスルホニル)エタンアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.63 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.50 (dd, J = 2.7, 8.2 Hz, 1H), 7.36 (t, J = 8.3 Hz, 1H), 7.19-7.07 (m, 2H), 6.77 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 5.13 (d, J = 10.7 Hz, 1H), 3.84-3.51 (m, 2H), 3.25 (t, J = 6.3 Hz, 2H), 2.90 (s, 3H), 2.75 (d, J = 10.6 Hz, 1H), 2.13 (d, J = 14.6 Hz, 1H), 2.01-1.67 (m, 5H), 1.64-1.42 (m, 1H), 1.31-1.10 (m, 2H); ESI-MS m/z 568.25 (M+H)+。
化合物例No.21:
表題化合物は、中間生成物6aおよびメチルアミン(2等量)を用いて、常温で、実施例1に記載されたのと同様に調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.29 (s, 1H), 7.63 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 2.4, 8.2 Hz, 1H), 7.39 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.21-7.07 (m, 2H), 6.77 (d, J =1.5 Hz, 1H), 5.13 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 4.83 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 2.83 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 2.73 (s, 3H), 2.17 (d, J = 15.3 Hz, 1H), 2.04-1.68 (m, 5H), 1.52 (q, J = 14.6 Hz, 1H), 1.31-1.09 (m, 2H); ESI-MS m/z 476.25 (M+H)+。
化合物例No.25:
表題化合物は、1−(2−(メチルスルホニル)エチル)ピペリジン−4−アミン塩酸塩を用いて調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.64 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.47 (dd, J = 1.8, 8.2 Hz, 1H), 7.37 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.15 (t, 8.1 Hz, 1H), 7.09 (dd, J = 1.5, 8.3 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 5.04 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 4.79 (d, J = 10.8 Hz, 1H), 4.05-3.86 (m, 1H), 3.73-3.41 (m, 6H), 3.25-3.10 (m, 2H), 3.08 (s, 3H), 2.79-2.64 (m, 1H), 2.15 (t, J = 15.6 Hz, 2H), 2.01-1.44 (m, 9H), 1.32-1.08 (m, 2H); ESI-MS m/z 651.83 (M+H)+。
化合物例No.26:
中間生成物13(実施例3参照)を、3:1メタノール/水に溶解し、10%TFAで処理し、分取HPLCにより精製し、表題化合物をTFA塩として得た。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.64 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.56 (dd, J = 2.1, 8.3 Hz, 1H), 7.35 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 7.18-7.08 (m, 2H), 6.77 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 5.17 (d, J = 10.6 Hz, 1H), 2.64-2.49 (m, 1H), 2.14 (d, J = 13.6 Hz, 1H), 2.02-1.84 (m, 3H), 1.84-1.48 (m, 3H), 1.32-1.10 (m, 2H); ESI-MS m/z 463.17 (M+H)+。
化合物例No.27:
表題化合物は、4−アミノブタン酸メチル塩酸塩を用いて調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.64 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 2.2, 8.3 Hz, 1H), 7.39 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 1.6, 8.2 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 5.12 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 4.80 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 3.21-3.04 (m, 1H), 2.81 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 2.17 (d, J = 12.0 Hz, 1H), 2.06 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 2.01-1.84 (m, 3H), 1.84-1.40 (m, 5H), 1.32-1.12 (m, 2H); ESI-MS m/z 548.42 (M+H)+。
化合物例No.28:
表題化合物は、トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸メチル塩酸塩を用いて調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.36-8.26 (m, 1H), 7.67 (t, J = 6.8 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.42 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.20 (t, d = 8.0 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 1.4, 8.2 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 5.14 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 4.78 (d, J = 11.3 Hz, 1H), 3.48-3.34 (m, 1H), 2.90-2.64 (m, 2H), 2.19 (d, J = 11.3 Hz, 1H), 2.09-1.70 (m, 8H), 1.61-1.11 (m, 8H), 0.79-0.59 (m, 2H); ESI-MS m/z 602.58 (M+H)+。
化合物例No.29:
表題化合物は、4−(アミノメチル)安息香酸メチル塩酸塩を用いて調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.87 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.66 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 7.50 (dd, J = 2.3, 8.3 Hz, 1H), 7.40 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.22-7.08 (m, 2H), 7.04 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 6.78 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 5.20 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 4.80 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 4.66 (d, J = 15.3 Hz, 1H), 4.20 (d, J = 15.3 Hz, 1H), 2.83 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 2.20 (d, J = 15.8 Hz, 1H), 2.04-1.85 (m, 3H), 1.77 (d, J = 11.9 Hz, 2H), 1.52 (q, J = 13.7 Hz, 1H), 1.33-1.10 (m, 2H); ESI-MS m/z 596.33 (M+H)+。
化合物例No.30:
表題化合物は、メタンスルホンアミドを用いて調製した。 1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.61 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.53 (dd, J = 2.1, 8.2 Hz, 1H), 7.33 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.17-7.06 (m, 2H), 6.76 (d, J =1.7 Hz, 1H), 4.98 (d, J = 10.4 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.60 (d, J = 13.7 Hz, 1H), 2.09 (d, J = 16.1 Hz, 1H), 2.01-1.43 (m, 6H), 1.34-1.06 (m, 2H); ESI-MS m/z 540.08 (M+H)+。
化合物例No.31:
表題化合物は、4−アミノ−3−メトキシ安息香酸メチルを用いて調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.26 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.79 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.66 (dd, J = 1.4, 8.4 Hz, 1H), 7.60 (s, 1H), 7.51 (dd, J = 2.2, 8.3 Hz, 1H), 7.40 (t, J = 8.2 Hz, 1H), 7.21 (t, J = 8.6 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.8, 8.1 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 5.49-5.23 (m, 1H), 3.80 (s, 3H), 2.68-2.47 (m, 1H), 2.21-1.52 (m, 7H), 1.35-1.07 (m, 2H); ESI-MS m/z 612.17 (M+H)+。
化合物例No.32:
表題化合物は、(1H−テトラゾール−5−イル)メタンアミン塩酸塩を用いて調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.63 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 2.3, 8.1 Hz, 1H), 7.36 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.19-7.06 (m, 2H), 6.77 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 5.19 (d, J = 10.7 Hz, 1H), 4.67 (q, J = 16.1 Hz, 2H), 2.77 (d, J = 11.4 Hz, 1H), 2.15 (d, J = 12.5 Hz, 1H), 2.03-1.81 (m, 3H), 1.76 (d, J = 13.3 Hz, 2H), 1.67-1.09 (m, 3H); ESI-MS m/z 544.25 (M+H)+。
化合物例No.33:
表題化合物は、(1s,3s)−3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−3−メチルシクロブタンアミンを用いて調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.62 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.64 (t, J = 6.8 Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 2.4, 8.2 Hz, 1H), 7.39 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.8, 8.2 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 5.10 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 4.80 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 3.98-3.76 (m, 1H), 2.84 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 2.45-2.23 (m, 2H), 2.17 (d, J = 13.5 Hz, 1H), 2.05-1.82 (m, 4H), 1.82-1.61 (m, 3H), 1.61-1.34 (m, 1H), 1.30 (s, 3H), 1.27-1.07 (m, 2H); ESI-MS m/z 546.67 (M+H)+。
化合物例No.34
1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.15 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.49 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.13 (dd, J = 2.4, 8.9 Hz, 1H), 7.06 (dd, J = 1.6, 8.3 Hz, 1H), 6.76 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 6.68 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 5.25 (d, J = 11.3 Hz, 1H), 4.96 (d, J = 11.4 Hz, 1H), 2.85 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 2.69 (s, 3H), 2.19 (d, J = 12.2 Hz, 1H), 2.03-1.83 (m, 3H), 1.77 (d, J = 15.3 Hz, 2H), 1.62-1.40 (m, 7H), 1.40-1.08 (m, 2H); ESI-MS m/z 560.58 (M+H)+。
化合物例No.35
1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.93 (dd, J = 2.2, 18.7 Hz, 2H), 7.47 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.12 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.80 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 4.91 (s, 1H), 2.79-2.62 (m, 4H), 2.13 (d, J = 14.4 Hz, 1H), 2.01-1.83 (m, 3H), 1.83-1.68 (m, 2H), 1.66-1.40 (m, 7H), 1.32-1.08 (m, 2H); ESI-MS m/z 561.33 (M+H)+。
化合物例No.36
表題化合物は、5−アミノピコリン酸メチルを用いて調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.80 (s, 1H), 8.27 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.15 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.71 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.37 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.18 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.12 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.80 (s, 1H), 5.30 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 5.00 (d, J = 10.8 Hz, 1H), 2.90-2.75 (m, 1H), 2.16 (d, J = 16.9 Hz, 1H), 2.06-1.84 (m, 3H), 1.78 (d, J = 13.2 Hz, 2H), 1.66-1.42 (m, 1H), 1.32-1.11 (m, 2H); ESI-MS m/z 583.96 (M+H)+。
化合物例No.37
表題化合物は、2−(4−アミノピペリジン−1−イル)酢酸メチル塩酸塩を用いて調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.66 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.48 (dd, J = 2.1, 8.2 Hz, 1H), 7.39 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.6, 8.1 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 5.12 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 4.80 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 4.05-3.89 (m, 3H), 3.79-3.39 (m, 2H), 3.29-3.04 (m, 2H), 2.79 (d, J = 9.4 Hz, 1H), 2.17 (d, J = 9.4 Hz, 2H), 2.03-1.42 (m, 8H), 1.42-1.33 (m, 2H), 1.31-1.10 (m, 2H); ESI-MS m/z 603.67 (M+H)+。
化合物例No.38
表題化合物は、tert−ブチル3−アミノアゼチジン−1−カルボン酸を用いて調製した。化合物をDCM中TFAで処理することによりBoc保護基を除去した。次に遊離アミンをDCM中AcOH、EDCI、HOBt、DIEA、およびDMAP(触媒)で処理した。一晩撹拌した後、溶媒を除去し、生成物をカラムクロマトグラフィー、次いで分取HPLCで精製し、化合物例No.38(TFA塩として)を白色の粉末として得た。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.64 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.50 (dd, J = 1.8, 8.2 Hz, 1H), 7.40 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 1.7, 8.2 Hz, 1H), 6.79 (s, 1H), 5.10 (d, J = 10.6 Hz, 1H), 4.64-4.36 (m, 2H), 4.29-4.11 (m, 1H), 4.09-3.56 (m, 2H), 2.79 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 2.16 (d, J = 14.9 Hz, 1H), 2.01-1.68 (m, 8H), 1.64-1.37 (m, 1H), 1.34-1.11 (m, 2H); ESI-MS m/z 560.08 (M+H)+。
化合物例No.39
表題化合物は、トランス−3−アミノシクロブタンカルボン酸メチル塩酸塩を用いて調製した。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.65 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 1.7, 8.0 Hz, 1H), 7.40 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.18 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.79 (s, 1H), 5.06 (d, J = 10.8, 1H), 4.79 (d, J = 10.8 Hz, 1H), 4.47 (p, J = 8.1 Hz, 1H), 2.96-2.71 (m, 2H), 2.63-2.38 (m, 2H), 2.29-2.08 (m, 2H), 2.05-1.83 (m, 4H), 1.76 (d, J = 16.2 Hz, 2H), 1.62-1.39 (m, 1H), 1.33-1.11 (m, 2H); ESI-MS m/z 560.50 (M+H)+。
化合物例No.40
1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.67 (t, J = 6.61 Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 2.0, 8.1 Hz, 1H), 7.37 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.16 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.7, 8.3 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 5.20 (d, J = 11.3 Hz, 1H), 4.76 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 3.89-3.75 (m, 1H), 2.84 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 2.41-2.29 (m, 1H), 2.20 (d, J = 15.3 Hz, 1H), 2.03-1.12 (m, 16H); ESI-MS m/z 588.50 (M+H)+。
化合物例No.41
1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.18 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.66 (t, J = 6.8 Hz, 1H), 7.48 (dd, J = 2.3, 8.2 Hz, 1H), 7.38 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 1.8, 8.2 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 5.14 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 4.78 (d, J = 11.1 Hz, 1H), 3.83-3.65 (m, 2H), 2.83 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 2.18 (d, J = 13.0 Hz, 1H), 2.03-1.10 (m, 17H); ESI-MS m/z 560.83 (M+H)+。
化合物例No.42
1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.45 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.24 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.60 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.14 (dd, J = 1.8, 8.2 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 5.10 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 4.47 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 3.73-3.57 (m, 1H), 3.50-3.36 (m, 1H), 2.83 (d, J = 12.5 Hz, 1H), 2.17 (d, J = 14.3 Hz, 1H), 2.03-1.70 (m, 8H), 1.70-1.13 (m, 7H), 1.08-0.88 (m, 1H); ESI-MS m/z 543.75 (M+H)+。
化合物例No.43
1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 8.14 (s, 1H), 7.84-7.67 (m, 3H), 7.55 (dd, J = 1.9, 8.2 Hz, 1H), 7.48-7.34 (m, 2H), 7.19 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 1.6, 8.2 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 5.29 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 4.97 (d, J = 10.7 Hz, 1H), 2.96-2.84 (m, 1H), 2.18 (d, J = 14.0 Hz, 1H), 2.08-1.85 (m, 3H), 1.78 (d, J = 12.2 Hz, 2H), 1.63-1.42 (m, 1H), 1.35-1.13 (m, 3H); ESI-MS m/z 582.58 (M+H)+。
化合物例44
ESI-MS m/z 596.42 (M+H)+。
化合物例No.45
1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.98 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.72 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.54 (dd, J = 2.4, 8.1 Hz, 1H), 7.38 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.19 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 1.6, 8.2 Hz, 1H), 6.80 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 5.34 (d, J = 10.7 Hz, 1H), 4.97 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 2.91 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 2.20 (d, J = 14.8 Hz, 1H), 2.06-1.86 (m, 3H), 1.78 (d, J = 12.3 Hz, 2H), 1.64-1.42 (m, 1H), 1.34-1.14 (m, 2H); ESI-MS m/z 582.50 (M+H)+。
化合物例No.46
1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ ppm 7.90 (t, J = 8.4 Hz, 1H), 7.74-7.61 (m, 2H), 7.55 (dd, J = 2.5, 8.2 Hz, 1H), 7.38 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.26 (dd, J = 1.7, 8.6 Hz, 1H), 7.19 (t, J = 8.2 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 1.8, 8.2 Hz, 1H), 6.80 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 5.31 (d, J = 10.8 Hz, 1H), 4.97 (d, J = 10.8 Hz, 1H), 2.94-2.84 (m, 1H), 2.20 (d, J = 15.7 Hz, 1H), 2.06-1.85 (m, 3H), 1.79 (d, J = 10.9 Hz, 2H), 1.65-1.43 (m, 1H), 1.34-1.11 (m, 2H); ESI-MS m/z 600.42 (M+H)+。
化合物例No.47
1H NMR (300MHz, CD3OD) δ ppm 8.42-8.31 (m, 1H), 8.21 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.91-7.79 (m, 1H), 7.79-7.67 (m, 2H), 7.52 (dd, J = 2.4, 8.2 Hz, 1H), 7.37 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.25-7.06 (m, 2H), 6.79 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 5.41 (d, J = 9.4 Hz, 1H), 2.81-2.67 (m, 1H), 2.14 (d, J = 14.7 Hz, 1H), 2.00-1.84 (m, 3H), 1.84-1.70 (m, 2H), 1.68-1.47 (m, 1H), 1.41-1.09 (m, 2H); ESI-MS m/z 600.83 (M+H)+。
〔実施例6〕
蛍光偏光MDM2結合アッセイ
本明細書で開示したMDM2阻害剤の結合親和性を、蛍光偏光ベース(FPベース)の結合アッセイを用い、組換えヒトHisタグ化MDM2タンパク質(残基1〜118)および蛍光タグ化されたp53ベースのペプチドを使用して求めた。
蛍光プローブの設計は、PMDM6−Fと呼ばれる、既に報告された高親和性p53ベースのペプチド模倣化合物(Garcia−Echeverria et al., J. Med. Chem. 43: 3205−3208 (2000))に基づいたものであった。PMDM6−Fの組換えMDM2タンパク質とのKd値を飽和曲線から求めた。MDM2タンパク質をDynex96ウェル黒色丸底プレートにおいて段階的に二重希釈し、PMDM6−Fペプチドを1nMの濃度で加えた。緩衝液:100mMリン酸カリウム、pH7.5;100μg/mLウシガンマグロブリン;0.02%アジ化ナトリウム、0.01%Triton X−100)中でアッセイを行い、偏光値をインキュベーションの3時間後にウルトラリーダー(ULTRA READER) (Tecan U.S. Inc.,Research Triangle Park、NC)を用いて測定した。IC50値を、mP値をS字形用量応答曲線(可変勾配)で非線形回帰を用いてフィッティングすることにより得て、1.40nM±0.25であると決定した。Kd値を式:Kd値=IC50−L0/2を用いて計算した。L0/2は遊離リガンド(PMDM6−F)の濃度である。PMDM6−Fを終濃度1nMで使用したので、L0/2は0.5nMであった。
用量依存性競合結合実験を、被検化合物のDMSO中段階希釈を用いて行った。5μLの被検化合物のサンプルおよびアッセイ緩衝液(100mMリン酸カリウム、pH7.5;100μg/mLウシガンマグロブリン;0.02%アジ化ナトリウム、0.01%TritonX−100)中でプレインキュベートしたMDM2タンパク質(10nM)ならびにPMDM6−Fペプチド(1nM)をDynex96ウェル黒色丸底プレートに加えて、最終体積125μLとした。各アッセイにおいて、コントロールはMDM2タンパク質およびPMDM6−F(0%阻害に相当)、PMDM6−Fペプチドのみ(100%阻害に相当)を含んでいた。偏光値をインキュベーションの3時間後に測定した。IC50値、すなわち結合したペプチドの50%が置き換わる阻害剤の濃度を、非線形最小二乗法を用いたプロットから求めた。カーブフィッティング(Curve fitting)を、グラフパッドプリズムソフトフェア(GraphPad Software, Inc., San Diego, CA)を用いて行った。このアッセイの結果を表2に示す。
〔実施例7〕
細胞増殖アッセイ
同質遺伝子HCT−116結腸癌細胞株は、Bert Vogelstein教授(Johns Hopkins, Baltimore, MD)から親切に頂いたものであり、これらを10%FBSを含むマッコイの5A培地(McCoy's 5A medium)中に維持した。SJSA−1細胞株はATCC、(Manassas, VA)から入手し、これらを10%FBSを含むRPMI−1640培地中に維持した。
細胞を96ウェル平底細胞培養プレートに2〜3×103細胞/ウェルの密度で化合物とともに播種し、4日間インキュベートした。増加させた濃度の被検化合物で処理した後、細胞増殖阻害の比率をWST−8(2−(2−メトキシ−4−ニトロフェニル)−3−(4−ニトロフェニル)−5−(2,4−ジスルホフェニル)−2H−テトラゾリウム一ナトリウム塩(Dojindo Molecular Technologies Inc., Gaithersburg, Maryland)により求めた。WST−8を終濃度10%で各ウェルに加え、次いでプレートを37℃で2〜3時間インキュベートした。サンプルの吸光度を450nmでTECANウルトラリーダー(TECAN ULTRA Reader)を用いて測定した。細胞増殖を50%阻害した化合物の濃度(IC50)を、未処理の細胞における吸光度と化合物で処理した細胞における吸光度とを比較して、グラフパッドプリズムソフトウェア(GraphPad Software, La Jolla, CA 92037, USA)を使用することにより計算した。このアッセイの結果を表2、図1および図2に示す。
表2
〔実施例8〕
SJSA−異種移植片モデルを用いたin vivo有効性研究
トリプシン(0.05%)−EDTA(0.53mM)(GIBCO(商標), Invitrogen Corp.)を用いてSJSA−1(骨肉腫)腫瘍細胞を採取し、増殖培地を加え、細胞を氷上に置いた。細胞サンプルを1:1でトリパンブルー(GIBCO(商標), Invitrogen Corp.)と混合し、血球計で生存/死細胞の数を測定した。細胞を1×PBS(GIBCO(商標), Invitrogen Corp.)で1回洗浄し、PBSに再懸濁した。マトリゲル注射のために、PBSでの洗浄後、最終マトリゲルタンパク質濃度5mg/mlとなるように細胞を1:1PBSおよびマトリゲル(BD Biosciences, Invitrogen Corp.)の氷冷混合物に再懸濁した。SJSA−1腫瘍を、C.B−17SCIDマウスに0.1ml中5×106細胞でマトリゲルとともに接種した。細胞は27ゲージ針を用いて各マウスの側腹部に皮下注射した。
マウスにおいて成長する腫瘍のサイズを、キャリパーを用いて2次元で測定した。腫瘍体積(mm3)=(A×B2)/2であり、ここでAおよびBはそれぞれ腫瘍の長さおよび幅(mm)である。処理の間、腫瘍体積および体重を週に3回測定した。処理を停止した後、腫瘍体積および体重を週に少なくとも1回測定した。マウスをさらに60日間、腫瘍成長および毒性の観察のために飼育した。化合物例No.22および24の抗腫瘍活性を図3に示す。
本明細書で提供する化合物のin vivo投与に好適なベヒクルとしては、限定されるものではないが、10%PEG400:3%クレモフォール:87%PBS;98%PEG200:2%ポリソルベート80;98%PEG200:2%TPGS;および0.5%ポリソルベート80:0.6%メチルセルロース:98.9%水が挙げられる。
〔実施例9〕
溶液中での化合物の安定性
化合物例No.3、22、24、および39、およびMI−77301(米国特許出願公開第2011/0112052 A2号参照)の安定性を、1:1MeOH:H2O(図4)および1:1CH3CN:H2O(図5)中で、超高速液体クロマトグラフィーを用いて調べた。どちらの溶媒系においても、化合物例No.3、22、24、および39はMI−77301よりも安定であった。
化合物例No.10および11の安定性を、10%TFAを加えた1:1MeOH:H2O中で、超高速液体クロマトグラフィーを用いて調べた(図6)。化合物例No.10は、これらの条件下で化合物例No.11に変換した。
本明細書で提供する化合物、組成物、および方法を十分に記載してきたが、本明細書で提供する化合物、方法、および組成物またはそのいずれの実施形態の範囲に影響することなく、条件、処方および他のパラメーターの広くかつ同等の範囲内で同じことが行われ得るということは当業者に理解されるだろう。本明細書において引用する全ての特許、特許出願および刊行物は、それらの全体が本明細書に参照により完全に組み込まれる。
本発明は、以下のように構成することも可能である。
<1>
式I:
を有する化合物であって、式中:
R1a、R1b、R1c、およびR1dは、互いに独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、置換されていてもよいアルキル、ハロアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、カルボキシアミド、およびスルホンアミドからなる群から選択され;
R2は、置換されていてもよいアリールおよび置換されていてもよいヘテロアリールからなる群から選択され;
R3aは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリール、および置換されていてもよいヘテロアリールからなる群から選択され;
R3bは、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいアリール、および置換されていてもよいヘテロアリールからなる群から選択され;または
R3aおよびR3bは、互いに結合して、3−から9−員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは3−から9−員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
Eは、−OR26aおよび−NR26bR26cからなる群から選択され;
R26aは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、および置換されていてもよいアリールからなる群から選択され;
R26bは、水素および置換されていてもよいC1−C6アルキルからなる群から選択され;
R26cは、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクロ、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、アラルキル、およびSO2R5bからなる群から選択され;または
R26bおよびR26cは、互いに結合して4−から9−員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
Xは、O、S、およびNR’からなる群から選択され;
Yは、O、S、およびNR”からなる群から選択され;
R’は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキル、および置換されていてもよいシクロアルキルからなる群から選択され; R”は、水素、置換されていてもよいアルキル、アラルキル、および置換されていてもよいシクロアルキルからなる群から選択され;
は、単結合または二重結合を表す化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<2>
式III:
を有する<1>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<3>
式VI:
を有する<2>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<4>
式XVI:
を有する<2>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<5>
Eは、−NR26bR26cであり;
R2は、置換されていてもよいアリールであり;
R3aは、ハロまたはC1−C10アルキルであり;
R3bは、ハロまたはC1−C10アルキルであり;または
R3aおよびR3bは、互いに結合して、3−から9−員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは3−から9−員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成し;
R26bは、水素であり;
XおよびYはNHである、<1>〜<4>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<6>
R3aおよびR3bは各々独立にC1−C10アルキルである、<1>〜<5>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<7>
R3aおよびR3bは、互いに結合して4−から8−員の置換されていてもよいシクロアルキルまたは4−から8−員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成する、<1>〜<5>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<8>
R3aおよびR3bは、互いに結合して6−員の置換されていてもよいヘテロシクロを形成する、<7>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<9>
R3aおよびR3bは、互いに結合して置換されていてもよいピペリジンまたはテトラヒドロピランを形成する、<8>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<10>
R3aおよびR3bは、互いに結合して4−から8−員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成する、<7>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<11>
R3aおよびR3bは、互いに結合して非置換のシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、またはシクロヘプチル環を形成する、<10>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<12>
R1aおよびR1dは、各々水素であり;
R1bは、水素およびフルオロからなる群から選択され;
R1cは、フルオロおよびクロロからなる群から選択される、<1>〜<11>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<13>
R2は、式R2−1:
を有する置換されていてもよいアリールであり、
式中、R25a、R25b、R25c、R25d、およびR25eは、各々独立に、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、シアノ、アルコキシ、アルキル、またはハロアルキルからなる群から選択される、<1>〜<12>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<14>
R2は置換されていてもよいピリジルである、<1>〜<12>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<15>
式XXVI
を有する<1>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<16>
式XXVII:
を有する<15>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<17>
式XXVIII:
を有する<15>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<18>
R26cは、置換されていてもよいアルキルである、<1>〜<17>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<19>
前記置換されていてもよいアルキルが置換されていてもよいシクロアルキルで置換されている、<18>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<20>
前記置換されていてもよいアルキルが置換されていてもよいヘテロアリールで置換されている、<18>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<21>
R26cはアラルキルである、<1>〜<17>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<22>
R26cは置換されていてもよいシクロアルキルである、<1>〜<17>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<23>
R26cはヒドロキシシクロアルキルである、<22>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<24>
前記置換されていてもよいシクロアルキルが、少なくとも一つの−CO2Hで置換されている、<22>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<25>
R26cは:
からなる群から選択される、<22>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<26>
R26cは置換されていてもよいヘテロシクロである、<1>〜<17>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<27>
R26cは置換されていてもよいアリールである、<1>〜<17>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<28>
R26cは置換されていてもよいフェニルである、<27>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<29>
前記置換されていてもよいフェニルが、少なくとも一つの−CO2Hで置換されている、<28>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<30>
R26cは置換されていてもよいヘテロアリールである、<1>〜<17>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<31>
R26cは置換されていてもよいピリジルである、<30>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<32>
からなる群から選択される化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<33>
からなる群から選択される化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<34>
Eは−OR26aである、<1>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<35>
R26aは水素である、<34>に記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩。
<36>
<1>〜<33>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩、および薬剤的に許容される担体を含む医薬組成物。
<37>
治療上有効な量の<1>〜<33>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩を、過剰増殖性疾患に罹患している患者に投与することを含む患者を治療する方法。
<38>
前記過剰増殖性疾患は癌である、<37>に記載の方法。
<39>
前記癌は、黒色腫、肺癌、肉腫、結腸癌、前立腺癌、絨毛癌、乳癌、網膜芽細胞腫、胃癌、急性骨髄性白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫、および白血病からなる群から選択される、<38>に記載の方法。
<40>
前記癌は、脂肪肉腫および黒色腫からなる群から選択される、<39>に記載の方法。
<41>
<1>〜<33>のいずれかに記載の化合物、またはその薬剤的に許容される塩、および前記化合物を過剰増殖性疾患に罹患している患者に投与するための説明書を含むキット。
<42>
前記過剰増殖性疾患は癌である、<41>に記載のキット。
<43>
式XVI:
を有する化合物を調製する方法であって:
a)請求項3に記載の化合物を異性化させること;および
b)式XVIを有する前記化合物を、<3>に記載の化合物から実質的に単離することを含み、
式中、XおよびYはNHである、前記方法。
<44>
Eは−OR26aである、<43>に記載の方法。
<45>
Eは−NR26bR26cである、<43>に記載の方法。
<46>
R3aおよびR3bは、互いに結合して3−から9−員の置換されていてもよいシクロアルキルを形成する、<43>〜<45>のいずれかに記載の方法。