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JP6064079B2 - Cdc7阻害剤 - Google Patents

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Description

本発明は、CDC7を阻害しかつがん治療に有用であり得る、イソインドリノン化合物、または薬学的に許容可能なその塩に関する。
CDC7は、DNA複製の開始およびS期細胞周期チェックポイントの制御において重要な役割を果たすセリン/トレオニンキナーゼである。CDC7の上方制御は、非常に多くの腫瘍細胞株において観察されている。また、こうした細胞株におけるCDC7の阻害は、細胞周期停止をもたらしている。したがって、CDC7阻害は、がん療法に有用であり得る。
CDC7阻害剤は、当技術分野において既知である。イソインドリノン化合物も、当技術分野において既知である。特許文献1は、ニコチン性アセチルコリン受容体反応性化合物としてある種のイソインドリノン化合物を開示している。
国際公開第2005/100351号
がんの治療のための代替的なCDC7阻害剤を提供する必要性は依然として存在する。したがって、本発明は、がん治療に有用であり得るCDC7の阻害剤を提供する。
本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩である化合物を提供する。
本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、または薬学的に許容可能なその塩である化合物を提供する。
本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1、または薬学的に許容可能なその塩である化合物を提供する。
特定の一実施形態として、本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンである化合物を提供する。別の特定の実施形態として、本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2である化合物を提供する。さらなる特定の実施形態として、本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1である化合物を提供する。
本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物を提供する。本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物を提供する。本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、または薬学的に許容可能なその塩、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物も提供する。本発明はさらに、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物を提供する。本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1、または薬学的に許容可能なその塩、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物も提供する。本発明はさらに、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物を提供する。
本発明は、それを必要とする患者に有効量の3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩を投与することを含むがん治療のための方法を提供する。本発明は、それを必要とする患者に有効量の3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンを投与することを含むがん治療のための方法を提供する。本発明は、それを必要とする患者に有効量の3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、または薬学的に許容可能なその塩を投与することを含むがん治療のための方法も提供する。本発明はさらに、それを必要とする患者に有効量の3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2を投与することを含むがん治療のための方法を提供する。本発明は、それを必要とする患者に有効量の3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1、または薬学的に許容可能なその塩を投与することを含むがん治療のための方法も提供する。本発明はさらに、それを必要とする患者に有効量の3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1を投与することを含むがん治療のための方法を提供する。
本発明は、療法において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩を提供する。本発明は、がんの治療において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩を提供する。本発明は、医薬組成物が3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩を含む、がん治療において使用するための医薬組成物を提供する。
本発明は、療法において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンを提供する。本発明は、がんの治療において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンを提供する。本発明は、医薬組成物が3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンを含む、がん治療において使用するための医薬組成物を提供する。
本発明は、療法において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、または薬学的に許容可能なその塩を提供する。本発明は、がんの治療において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、または薬学的に許容可能なその塩を提供する。本発明は、医薬組成物が3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、または薬学的に許容可能なその塩を含む、がん治療において使用するための医薬組成物を提供する。
本発明は、療法において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2を提供する。本発明は、がんの治療において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2を提供する。本発明は、医薬組成物が3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2を含む、がん治療において使用するための医薬組成物を提供する。
本発明は、療法において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1、または薬学的に許容可能なその塩を提供する。本発明は、がんの治療において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1、または薬学的に許容可能なその塩を提供する。本発明は、医薬組成物が3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1、または薬学的に許容可能なその塩を含む、がん治療において使用するための医薬組成物を提供する。
本発明は、療法において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1を提供する。本発明は、がんの治療において使用するための3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1を提供する。本発明は、医薬組成物が3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1を含む、がん治療において使用するための医薬組成物を提供する。
本発明は、がんの治療のための薬物の製造における、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩の使用を提供する。本発明は、がんの治療のための薬物の製造における3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンの使用も提供する。
本発明は、がんの治療のための薬物の製造における、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、または薬学的に許容可能なその塩の使用を提供する。本発明は、がんの治療のための薬物の製造における3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2の使用も提供する。
本発明は、がんの治療のための薬物の製造における、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1、または薬学的に許容可能なその塩の使用を提供する。本発明は、がんの治療のための薬物の製造における3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1の使用も提供する。
本発明は、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、結晶形態の水和物を提供する。本発明は、2θ±0.2において22.27ならびに13.46、16.54、16.66、18.10および23.13の1つまたは複数で生じる特性ピークを有する粉末X線回折パターンによって特徴付けられる3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、結晶形態の水和物も提供する。
本発明は、あるいは(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩として特定される、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、または薬学的に許容可能なその塩である化合物を提供する。
本発明は、あるいは(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩として特定される、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体1、または薬学的に許容可能なその塩である化合物を提供する。
特定の一実施形態として、本発明は、(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンである化合物を提供する。さらなる特定の一実施形態として、本発明は、(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンである化合物を提供する。
本発明は、(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物も提供する。本発明はさらに、(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物を提供する。本発明は、(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物も提供する。本発明はさらに、(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物を提供する。
本発明は、療法において使用するための(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩を提供する。本発明は、がんの治療において使用するための(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩を提供する。本発明は、医薬組成物が(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩を含む、がん治療において使用するための医薬組成物を提供する。
本発明は、療法において使用するための(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンを提供する。本発明は、がんの治療において使用するための(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンを提供する。本発明は、医薬組成物が(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンを含む、がん治療において使用するための医薬組成物を提供する。
本発明は、療法において使用するための(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩を提供する。本発明は、がんの治療において使用するための(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩を提供する。本発明は、医薬組成物が(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩を含む、がん治療において使用するための医薬組成物を提供する。
本発明は、療法において使用するための(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンを提供する。本発明は、がんの治療において使用するための(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンを提供する。本発明は、医薬組成物が(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンを含む、がん治療において使用するための医薬組成物を提供する。
本発明は、がんの治療のための薬物の製造における、(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩の使用を提供する。本発明は、がんの治療のための薬物の製造における(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンの使用も提供する。
本発明は、がんの治療のための薬物の製造における、(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、または薬学的に許容可能なその塩の使用を提供する。本発明は、がんの治療のための薬物の製造における(3S)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンの使用も提供する。
本発明は、(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、結晶形態の水和物を提供する。本発明は、2θ±0.2において、22.27ならびに13.46、16.54、16.66、18.10および23.13の1つまたは複数で生じる特性ピークを有する粉末X線回折パターンによって特徴付けられる(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、結晶形態の水和物も提供する。
さらには、本発明は、がんが、乳がん、トリプルネガティブ乳がん、卵巣がん、肺がん、大腸がん、血液がん、および白血病からなる群から選択される、本明細書に述べるような方法および使用の好ましい実施形態を提供する。
上記で用いたように、および本発明の記述全体にわたって、以下の語は、別段の指示がない限り、以下の意味を有すると理解されるものとする。
「薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤」は、哺乳動物、例えば、ヒトへの生物学的活性薬剤の送達のために当技術分野において一般に認められた媒体である。
「薬学的に許容可能な塩」は、比較的非毒性の、本発明の化合物の無機および有機の塩を指す。
「有効量」は、研究者、獣医師、医師または他の臨床医によって求められている組織、器官、動物、哺乳動物またはヒトへの生物学的もしくは医学的反応または所望の治療効果を誘発するであろう、本発明の化合物、または薬学的に許容可能なその塩、あるいは本発明の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を含有する医薬組成物の量を意味する。
「治療」、「治療する」、「治療すること」および同類の語は、障害の進行を遅らせるまたは逆転させることを含むことが意図される。これらの語は、たとえ障害または状態が実際に解消されないおよび障害または状態の進行自体が遅くならないもしくは逆転しないとしても、障害の1種または複数の症状あるいは状態を軽減する、改善する、弱める、解消する、または減少することも含む。
本発明の化合物は、例えば、いくつかの無機酸および有機酸と、反応して薬学的に許容可能な塩を形成する能力がある。こうした薬学的に許容可能な塩およびそれらを調製するための一般的な方法論は、当技術分野においてよく知られている。例えば、P.Stahlら、HANDBOOK OF PHARMACEUTICAL SALTS:PROPERTIES, SELECTION AND USE、(VCHA/Wiley−VCH、2002)、S.M.Bergeら、「Pharmaceutical Salts」、Journal of Pharmaceutical Sciences、66巻、No.1、1977年1月を参照されたい。
本発明の化合物は、好ましくは薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を用いて医薬組成物として配合されて種々の経路によって投与される。好ましくは、こうした組成物は、経口投与用である。こうした医薬組成物およびそれらを調製するためのプロセスは、当技術分野においてよく知られている。例えば、Remington:The Science and Practice of Pharmacy(A.Gennaroら、編、第21版、Mack Publishing Co.、2005)を参照されたい。
実際に投与される本発明の化合物の量は、治療される状態、選択された投与の経路、投与された実際の化合物または本発明の化合物、個々の患者の年齢、体重および反応、ならびに患者の症状の重症度を含めた、関連する状況の下で内科医によって決定されるであろう。1日当たりの用量は、通常は約1から約1000mgの範囲に入る。場合によっては、前述の範囲の下限を下回る用量レベルが、適量よりも多い可能性があるが、それでも他の場合においてはより多い投与量を用いてよい。用量レベルは、当業者によって決定され得る。
本発明の化合物、または薬学的に許容可能なその塩は、当技術分野において既知の種々の手順ならびに下記の調製および実施例に記載されている手順によって調製され得る。記載された経路のそれぞれのための具体的な合成ステップは、本発明の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を調製するために異なる方法において組み合わせてよい。
試薬および出発原料は、一般には当業者にとって容易に入手可能である。他は、有機化学および複素環化学の標準技術、当業者に既知の技術、ならびに任意の新規の手順を含めた下記の実施例に記載されている手順によって作成され得る。以下の調製および実施例は、本発明をさらに例示する。本明細書に例示される化合物は、Symyx Draw Version 3.2、Symyx Draw Version 4.0、またはIUPACNAME ACDLABSを用いて命名および番号付けされる。
個々の異性体、鏡像異性体、またはジアステレオ異性体は、化合物の合成における任意の都合のよい時点で選択的結晶化技術またはキラルクロマトグラフィーなどの方法によって当業者によって分離または分析され得る(例えば、Enantiomers,Racemates,and Resolutions(J.Jacquesら、John Wiley and Sons,Inc.、1981年)を参照されたい)。名称「異性体1」は、キラルクロマトグラフィーから最初に溶離する化合物を指す。名称「異性体2」は、キラルクロマトグラフィーから2番目に溶離する化合物を指す。
本明細書で使用する場合、以下の語は示される意味を有する:「ADP」は、アデノシン二リン酸を指し、「ATP」は、アデノシン三リン酸を指し、「Balb/c」は、アルビノを指し、「BCA」は、ビシンコニン酸を指し、「DMSO」は、ジメチルスルホキシドを指し、「DTT」は、ジチオスレイトールを指し、「EDTA」は、エチレンジアミン四酢酸を指し、「ee」は、鏡像体過剰率を指し、「Ex」は、実施例を指し、「FBS」は、ウシ胎児血清を指し、「FP」は、蛍光偏光を指し、「GAPDH」は、グリセルアルデヒド−3−リン酸デヒドロゲナーゼを指し、「HEC」は、ヒドロキシエチルセルロースを指し、「HEPES」は、4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸を指し、「hr」は、時間(単数または複数)を指し、「IC50」は、その薬剤について可能な最大阻害反応の50%を生じる薬剤の濃度を指し、「IVTI」は、in vivoでの標的阻害を指し、「MCM2」は、ミニ染色体維持タンパク質(minichromosome maintenance protein)を指し、「min」は、分(単数または複数)を指し、「PBS」は、リン酸緩衝食塩水を指し、「P.O.」は、経口投与を指し、「Prep」は、調製を指し、「PVDF」は、二フッ化ポリビニルイジン(polyvinylidine difluoride)を指し、「RPMI」は、ロズウェルパーク記念研究所を指し、「RNase」は、リボヌクレアーゼを指し、「RuPhos」は、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニルを指し、「R」は、保持時間を指し、「SDS−Page」は、ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動を指し、「SCX」は、強陽イオン交換を指し、「SFC」は、超臨界流体クロマトグラフィーを指し、および「THF」は、テトラヒドロフランを指す。
調製1
5−ブロモ−2−ヨード安息香酸メチル
Figure 0006064079
5−ブロモ−2−ヨード安息香酸(1998g、6.11mol)を、メタノール(13L)中硫酸(100mL)の20℃溶液に一部ずつ加える。懸濁液を加熱して24時間還流させ、次いで20℃に冷却して減圧下で溶媒を除去する。残留物をメチル−tert−ブチルエーテルと氷水との1:1混合物(20L)に注いで相を分離する。水相をメチル−tert−ブチルエーテル(1.5L)で抽出し、有機相を組み合わせて0.2M NaOH水溶液(5L)で洗い、塩化ナトリウム飽和水溶液で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過して、減圧下で蒸発させる。粗製生成物を40〜45℃の石油エーテル(10L)に溶解し、珪藻土のパッドを通してろ過して減圧下で蒸発させる。残留物を石油エーテル(5L)に溶解して−50℃に冷却し、第1の収穫物固体をろ過し、固体を氷冷石油エーテルで洗う。母液を蒸発させ、固体を石油エーテル(1L)に再溶解し、−50℃に冷却して、第2の収穫物をろ過する。第1および第2の収穫物を組み合わせ開放空気中で乾燥させて標記化合物を黄色固体として与える(1880g、90%)。
調製2
5−ブロモ−2−エチル安息香酸メチル
Figure 0006064079
ジエチル亜鉛(3050mL、3.05mol、1Mヘキサン)を、3時間掛けて5−ブロモ−2−ヨード安息香酸メチル(1876g、5.50mol)および(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)パラジウム(II)塩化物(40g、0.05mol)の5℃溶液に加える。混合物を2時間掛けて60〜65℃に加熱してさらに2時間撹拌し、次いで10〜15℃に冷却して氷冷1M HCl水溶液(10L)に注ぎ入れる。相を分離し、水層をメチル−tert−ブチルエーテル(2×10L)で抽出して、有機相を組み合わせ、塩化ナトリウム飽和水溶液で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過して、減圧下で蒸発させる。酢酸エチル(400mL)に溶解して石油エーテル(8L)を加え、次いで15〜20℃で16時間静置してシリカゲルのパッドを通してろ過し、酢酸エチル/石油エーテル(1:20、8L)で洗い減圧下でろ液を蒸発させて標記化合物を淡黄色油として与える(1306g、96%)。ES/MS m/e:(79Br/81Br) 243/245 (M+H)。
調製3
5−ブロモ−2−(1−ブロモエチル)安息香酸メチル
Figure 0006064079
N−ブロモスクシンイミド(1090g、6.12mol)および2,2’−アゾ−ビス−イソブチロニトリル(11.4g、0.069mol)を、四塩化炭素(7L)中5−ブロモ−2−エチル安息香酸メチル(1296g、5.33mol)の20℃溶液に加える。加熱して4時間還流させ、20〜30℃に冷却して水(10L)で洗い、水相をジクロロメタン(5L)で抽出し、有機層を組み合わせて、水(10L)、NaSO(5L)および塩化ナトリウム飽和水溶液で洗う。硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させて標記化合物を淡黄色固体として与える(1791g、104%粗製)。ES/MS m/z:241 (M−HBr)。
調製4
6−ブロモ−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−イソインドリン−1−オン
Figure 0006064079
固体5−ブロモ−2−(1−ブロモエチル)安息香酸メチル(1724g、5.35mol)を、市販の(R)−1−(4−メトキシフェニル)エタンアミン(BePharm、WZG111219−071、974g、6.44mol)およびトリエチルアミン(1710mL、12.26mol)のメタノール溶液(12L)に加える。混合物を67℃で10時間加熱し次いで減圧下で蒸発乾固する。残留物を酢酸エチル(5L)および1N HCl水溶液(10L)で分配させ、相を分離し、有機相を再び1N HCl水溶液(5L)、飽和炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム飽和水溶液で洗い、次いで硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過して、減圧下で蒸発させる。暗赤色油をメチル−tert−ブチルエーテル(750mL)に溶解して勢いよく撹拌しながら石油エーテル(3L)を加える。固体をろ過し、メチル−tert−ブチルエーテル/石油エーテル(1:8)、石油エーテルで洗い、開放空気中で乾燥して標記化合物を灰白色固体として与える(1014g、52%)。ES/MS m/z:360 (M+H)。
調製5
2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−6−(1−テトラヒドロピラン−2−イルピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン
Figure 0006064079
6−ブロモ−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−イソインドリン−1−オン(64g、177mmol)、1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(67g、295mmol)、炭酸カリウム(70g、506mmol)、(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)パラジウム(II)塩化物(9g、11mmol)、ジオキサン(800mL)、および水(212mL)を窒素下で組み合わせて70〜75℃に16時間加熱する。1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(15g、54mmol)を加えて80〜85℃に2時間加熱する。減圧下で200mLに濃縮し、酢酸エチル(500mL)および水(500mL)を加え、30分間撹拌して、固体をろ過する。固体と有機層を組み合わせて減圧下で蒸発させる。残留物をジクロロメタンに溶解してシリカゲルのパッドを通してろ過する。シリカゲルパッドをジクロロメタン/酢酸エチル(1:0)および次いで(2:1)で洗って減圧下で蒸発乾固する。固体を石油エーテル/酢酸エチルの2:1混合物(600mL)に25〜30℃で30分間懸濁させろ過して固体を回収し標記化合物を灰白色固体として与える(68g、89%)。ES/MS m/z:432 (M+H)。
調製6
3−(6−クロロ−5−フルオロ−ピリミジン−4−イル)−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−6−(1−テトラヒドロピラン−2−イルピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン
Figure 0006064079
ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド(210mL、210mmol、1M THF)を、テトラヒドロフラン(620mL)中2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−6−(1−テトラヒドロピラン−2−イルピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン(62g、144mmol)および4,6−ジクロロ−5−フルオロピリミジン(31g、186mmol)の氷冷懸濁液に60分掛けて滴下して加える。溶液を0℃で60分撹拌し次いで混合物を酢酸エチル(1L)および水(1L)で希釈する。有機相を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗って減圧下で蒸発させる。残留物を1:1の石油エーテル/酢酸エチルに溶解し、シリカゲルのパッドを通してろ過し、蒸発させて標記化合物を黄色泡沫として与える(83g、103%)。ES/MS m/z:562 (M+H)。
調製7
3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−6−(1−テトラヒドロピラン−2−イルピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン
Figure 0006064079
トリエチルアミン(40mL、287mmol)および20%水酸化パラジウム炭素(14g)を、3−(6−クロロ−5−フルオロ−ピリミジン−4−イル)−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−6−(1−テトラヒドロピラン−2−イルピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン(80g、142mmol)の酢酸エチル(2.1L)溶液に加えて水素気体(30psi)で20〜25℃で16時間水素化する。5グラムの3−(6−クロロ−5−フルオロ−ピリミジン−4−イル)−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−6−(1−テトラヒドロピラン−2−イルピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンで反応条件を繰り返す。両方の反応を組み合わせて珪藻土を通してろ過し蒸発させて標記化合物を黄色泡沫として与える(77g、102%)。ES/MS m/z:528(M+H)。
調製8
6−ブロモ−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−イソインドリン−1−オン
Figure 0006064079
6−ブロモ−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−イソインドリン−1−オン(2.814mmol、1.014g)を、テトラヒドロフラン(28mL)に溶解する。4−クロロ−5−フルオロ−ピリミジン(5.628mmol、518μL)を加えて0℃に冷却する。カリウムヘキサメチルジシラジド(トルエン中4.502mmol、9mL、0.5M)を7分掛けて加えて1時間撹拌し、次いで周囲温度に温めて90分間撹拌する。メチル−tert−ブチルエーテルおよび1M HCl水溶液中に注ぎ、水を加えて層を分離する。1N HCl水溶液で洗い、ろ過し、塩化ナトリウム飽和水溶液で洗い、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、2cmのシリカゲルのパッドを通してろ過して、減圧下で蒸発させて油を与える。シリカゲル上で20〜40%の酢酸エチル/ヘキサンを用いて精製して標記化合物を泡沫として与える(547mg、43%)。ES/MS m/z:456(M+H)。
実施例1
3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン
Figure 0006064079
3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−6−(1−テトラヒドロピラン−2−イルピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン(65g、123mmol)をトリフルオロ酢酸(600mL)に溶解して75〜80℃に16時間加熱する。減圧下で蒸発させて酢酸エチル(500mL)および水(500mL)で希釈する。水層のpHを6N NaOH水溶液で8〜9に調整し、水層を酢酸エチル(3×500mL)で抽出し、有機層を組み合わせ、塩化ナトリウム飽和水溶液で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過して、減圧下で蒸発させる。粗製生成物をシリカゲル上で50〜100%の酢酸エチル/石油エーテルを用いてクロマトグラフィーで分離する。生成物画分を組み合わせ減圧下で蒸発させて黄色泡沫を与える(33g、87%粗製)。3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−6−(1−テトラヒドロピラン−2−イルピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンで反応条件を繰り返して生成物を組み合わせる(10g、18.9mmol)。組み合わせた生成物をメタノールに溶解してSiliaBond(登録商標) Thiol(Silia MetS(登録商標) Thiol)を用いて15〜20℃で20時間撹拌し、ろ過し、減圧下で蒸発させて標記化合物を77%eeで与える(38g、87%)。
実施例2
3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2
Figure 0006064079
分取キラルHPLC超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)(カラム:Chiralpak OJ−H(5μ)、30×250cm、溶離剤:CO中15%イソプロパノール、流速120g/分、UV214nm)によって3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンの主鏡像異性体(異性体2)(38g、123mmol)を、3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンの副鏡像異性体(異性体1)から分離する。2番目に溶離する異性体(異性体2)は標記化合物である(17g、45%、>98%ee)。キラル分析(カラム:Chiralpak OJ−H(5μm) 4.6×250mm、溶離剤:CO中20%イソプロパノール、流速:3mL.分 UV214nm、R=5.78分。ES/MS m/z:310 (M+H)。
実施例3
3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン
Figure 0006064079
RuPhosフェネチルアミンパラジウム(II)塩化物(60μmol、43mg)、ジオキサン(0.5mL)およびカリウムtert−ブトキシド(1Mテトラヒドロフラン、60μmol、60μL)を窒素下で組み合わせ、混合物を0.5分間超音波処理する。Ruphos触媒混合物を、窒素下で6−ブロモ−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−2−[(1R)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−イソインドリン−1−オン(544mg、1.192mmol)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール−1−カルボン酸tert−ブチル(1.79mmol、526mg)、1,4−ジオキサン(6mL)、炭酸ナトリウム(3.6mmol、2.4mL 1.5M水溶液)を含有する反応容器に加えてマイクロ波内で150℃で30分間加熱する。混合物を酢酸エチルで希釈し、1.5M炭酸ナトリウム水溶液で洗い、塩化ナトリウム飽和水溶液で洗い、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、珪藻土を通してろ過し、蒸発させて淡黄色の残留物にする。残留物をアニソール(1mL)およびトリフルオロ酢酸(7mL)に溶解して80℃に4時間加熱し、次いで70℃に18時間加熱する。混合物を減圧下で蒸発させ、メタノールに溶解し、10gのSCXカラムに充填し、メタノール(100mL)で洗い、メタノール中2Mアンモニアで溶離して、蒸発させる。40gのシリカゲル上で1〜8%メタノール/ジクロロメタンのグラジエントを用いて精製して標記化合物を白色泡沫として与える(279mg、76%)。ES/MS m/z:310 (M+H)。
実施例4
3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2、水和物
Figure 0006064079
3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、異性体2(9.6g、0.03mol)を水(50mL)中2%アセトンに懸濁させ、混合物を50℃で1.5時間撹拌する。アセトン(1mL)を加えて混合物を65℃に1時間加熱後12時間掛けて室温にゆっくり冷却する。固体をろ過して4体積の水ですすぐ。固体を真空下で50℃で6時間乾燥させて標記化合物を与える(8.6g、90%)。
粉末X線回折
結晶性固体のXRDパターンは、CuKa源(λ=1.54060Å)およびVantec検出器を備えたBruker D4 Endeavor粉末X線回折計で、35kVおよび50mAで運転して得られる。2θにおいて0.0087°のステップサイズおよび0.5秒/ステップの走査速度、ならびに0.6mm発散、5.28mm固定散乱防止、および9.5mm検出器スリットを用いて2θにおいて4から40°の間で試料を走査する。乾燥粉末を石英試料ホルダーに詰めてスライドガラスを用いて滑らかな表面を得る。任意の所与の結晶形に関して、回折ピークの相対強度は、結晶モフォロジーおよび晶癖などの因子から生じる好ましい配向性に起因して多様であり得ることが、結晶学技術において良く知られている。好ましい配向性の影響がある場合、ピーク強度は変わるが、同質異像の特性ピーク位置は不変である。さらには、任意の所与の結晶形に関して角度のピーク位置はわずかに変化し得ることも結晶学技術において良く知られている。例えば、ピーク位置は、試料が解析される温度または湿度の変動、試料の変位、または内部標準の有無に起因して移動し得る。この場合、2θにおける±0.2のピーク位置変動は、示された結晶形の明確な識別を妨げることなくこれらの可能性がある変動を許容するであろう。結晶形の確認は、(°2θを単位として)ピークを区別する任意の固有の組み合わせ、典型的にはより突出したピークに基づいて行ってよい。周囲温度および相対湿度において収集された結晶形回折パターンは、NIST 675標準ピークに基づいて8.85および26.77度2シータにおいて調整される。
実施例4の調製した試料は、下表1に記載のような回折ピーク(2シータ値)を有するものとしてCuKa線を使用してXRDパターンによって特徴付けられる。具体的にはパターンは、0.2度の回折角に関する許容差を有して13.46、16.54、16.66、18.10および23.13からなる群から選択されるピークの1つまたは複数と組み合わせた22.27におけるピークを含む。
Figure 0006064079
実施例5
(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン、二塩酸塩、アセトニトリル溶媒和物
Figure 0006064079
0.25M HCl(1mL)を3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オン(実施例3、0.084mg、0.27mmol)に加えて試料を超音波処理する。全ての材料は、可溶性である。混合物を蒸発乾固し、油状の残留物を生じる。アセトニトリル(2mL)を加えて溶液が黄色くなり結晶が形成し始める。単結晶X線回折のために単結晶を単離する。試料は、二塩酸塩のアセトニトリル溶媒和物であると測定される。塩素原子は、単結晶X線回折によって測定される分子の絶対立体化学を可能にさせる十分な異常散乱を与える。
1817ClFNOの透明無色のプリズム状試験片、寸法約0.180mm×0.200mm×0.220mmを、X線結晶解析に用いる。合計3318フレームを収集する。合計暴露時間は、1.84時間である。フレームを、Bruker SAINTソフトウェアパッケージでナローフレームアルゴリズム(narrow−frame algorithm)を用いて積分する。斜方晶単位格子を用いたデータの積分は、66.30°の最大θ角に合計13411反射を生じ(分解能0.84Å)、その内3304は独立であり(平均冗長度4.059、完全性=97.8%、Rint=7.25%、Rsig=6.30%)、かつ2885(87.32%)は2σ(F)より大きかった。最終格子定数の=8.0583(2)Å、=36.3803(9)Å、=6.96840(10)Å、体積=2042.88(8)Åは、11.24°<2θ<132.0°で20σ(I)を超える6295反射のXYZ質量中心の精密化に基づく。データを、マルチスキャン法(SADABS)を用いて吸収効果について訂正する。最小見かけ透過率の最大見かけ透過率に対する比は、0.761である。計算された最小および最大透過係数(結晶サイズに基づく)は、0.5466および0.6033である。
構造を、Bruker SHELXTL(商標)ソフトウェアパッケージを用いて、空間群P 21 21 2を用いて、式単位、C1817ClFNOについてZ=4で解明および精密化する。255変数を用いたFでの最終異方性完全行列最小二乗法精密化は、観察されたデータについてR1=4.27%および全てのデータについてwR2=10.80%で収束した。適合度は、1.066である。0.056e/ÅのRMS偏差を用いて最終差電子密度合成における最大ピークは0.295e/Åおよび最大正孔は−0.204e/Åである。最終モデルに基づいて、計算された密度は、1.376g/cmおよびF(000)、872eである。絶対構造パラメータは、分子の絶対構造が標記化合物と一致することを示す、0.0(0)に精密化される。アセトニトリル溶媒分子は、幾分不規則であるため等方的に精密化されるのに対して、(3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンおよび塩化物イオンは、異方的に精密化される。実施例5に関してのこの結果は、分子の絶対立体化学をR鏡像異性体であるとして確定し、それによって実施例3の立体化学も確定し、そこから実施例5が導かれる。
さらには、実施例2および3を、それぞれの実施例について存在する鏡像異性体を決定するために同条件を用いてキラルHPLC超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)による分析にかける。(カラム:Chiralcel OJ−H 4.6mm×150mm、CO中20%イソプロパノール、5mL/分、UV225nm)。実施例2および実施例3について、異性体1は1.53’で溶離し異性体2は1.81〜1.84’で溶離する。本分析において、実施例2は100%eeを有し実施例3は96.4%eeを有する。これらの結果は、実施例2および実施例3の両方に存在する鏡像異性体が異性体2であることを実証する。上記で規定したように、実施例3の絶対立体化学はR鏡像異性体であり、ならびに実施例2および3は共にキラルHPLC SFCによって異性体2と特定されるので、実施例2の絶対立体化学も、したがって、R鏡像異性体である。さらには、実施例4を行うために実施例2を用いるので、実施例4の絶対立体化学は、R鏡像異性体である。
H1299細胞におけるリン酸化MCM2の検出のためのAcumen(登録商標)イメージングアッセイ
Acumen(登録商標) eX3を用いてセリン53(pMCM2−S53)における内因性リン酸化MCM2の形成への化合物の影響を測定する。MCM2のCDC7によるリン酸化は、Acumen(登録商標) eX3によって特異的な抗pMCM2−S53抗体を用いて測定し蛍光タグ二次抗体で定量化して細胞におけるCDC7活性を観測する。セリン53におけるMCM2のリン酸化は、CDC7阻害と相互に関連していると知られている。
H1299細胞(ATCC #CRL−5803)は、10%FBSを添加したRPMI−1640(Hyclone SH30809.01)成長培地中に保持する。細胞を、標準細胞培養手順を用いて採取し次いでVi−Cell XR Cell Viability Analyzer(Beckman Counter)を用いて計数する。100μLの成長培地中の3000〜6000個のH1299細胞を、平底のBioCoat(商標) Multiwell(Becton Dickinson)細胞培養プレート356640を備えたBiocoat Poly−D−Lysine 96ウェル黒色/透明プレートのそれぞれのウェル内に平板化して37℃、5%COで一晩インキュベートする。
細胞を、0.6%DMSOを含有する培地内に希釈した試験化合物(50μL/ウェル)で処置して37℃で4時間インキュベートする。それぞれのウェルに、37%ホルムアルデヒドストックからPBSで希釈した7.4%ホルムアルデヒド(150μL)を加えてプレートを室温で30分間インキュベートする。ホルムアルデヒドを除去して冷メタノール(100μL)を加える。プレートを4℃で20分間インキュベートして細胞を透過処理する。プレートを、100μL/ウェルのPBSで3回洗う。プレートを1:1000に希釈した50μL/ウェルの抗pMCM2−S53抗体でインキュベートし(NP_004517.2を用いて生成(PubMed Sequence Databaseを参照)、ウサギポリクローナル抗体産生のための標準90日ウサギ免疫プロトコールによって(Thermo Scientific Pierce Antibodies、Thermo Fisher Scientific))、マレイミド活性化を用いて、2%BSAを添加したPBS中で4℃で一晩キーホールリンペットヘモシアニンに接合する。プレートを、PBS(4×100μL/ウェル)で洗ってPBS中1:1000に希釈した100μL/ウェルの抗ウサギIgGヤギAlexa Fluor 488二次抗体(Invitrogen CA11304s)中で室温で1時間インキュベートする。プレートを、PBS(4×100μL/ウェル)で洗う。RNase(50 μg/ml)およびヨウ化プロピジウム(15μM)を含有するPBS(50μL/ウェル)を加えてプレートを室温で30分間インキュベートする。プレートを黒色シールで密封してそれぞれAlexa Fluor 488およびヨウ化プロピジウム用に500〜530ナノメートルおよび575〜640ナノメートルの光学フィルターを用いてAcumen(登録商標) eX3(TTP LABTECH)上で読み取る。それぞれのウェルについてpMCM2−S53陽性細胞の数を総細胞数に正規化してプレート上の対照と比較した阻害率として計算する。十点化合物濃度データから4パラメータロジスティック方程式へ阻害率を生成してIC50値を導く。
本発明の範囲内の化合物は、実質的に上述の通りに本アッセイにおいて試験する。実施例2の化合物は、0.261μM+0.004(n=2)のIC50を有すると判定される。実施例3の化合物は、0.29μMのIC50を有すると判定される。実施例4の化合物は、0.29μM+0.0813(n=2)のIC50を有すると判定される。これらの結果は、実施例2、3および4が、H1299細胞アッセイにおいてpMCM2−S53を阻害することおよびしたがってCDC7阻害剤であることを示す。
CDC7/DBF4 in vitro酵素アッセイ
Transcreener(商標)キナーゼADP−FPアッセイを用いてCDC7/DBF4キナーゼに対する化合物IC50値を測定する。キナーゼADP−FPアッセイは、キナーゼ反応において形成されるADPの濃度を測定することにより化合物阻害剤の存在下でのCDC7/DBF4の活性を評価する。キナーゼ反応は、96ウェルアッセイプレートにおいて25マイクロリットルの反応体積を用いて実行する。ADP−FPアッセイのために、試薬を加えてHEPES(25mM) pH7.5、0.03%Triton(登録商標) X−100、塩化マグネシウム(10mM)、DTT(1mM)、MCM2(400nM)(アミノ酸1−209、CDC7/DBF4の生理学的基質)、スペルミン(4mM)、CDC7/DBF4(2,640ng/mL)(昆虫細胞中で発現した組み換えヒトCDC7/DBF4)、4%ジメチルスルホキシドおよび化合物の段階希釈(20,000nMから1nMまで1:3希釈)の最終反応条件を得る。酵素および基質を化合物に加えその後ATPを5μMまで加えて反応を開始させる。プレートを、室温で60分間インキュベートする。
ADP−FPフォーマットのためにHEPES(52mM) pH7.5、EDTA(20mM)、塩化ナトリウム(0.4M)、ポリオキシエチレングリコールドデシルエーテル(0.02%)(BRIJ−35(商標))、抗ADP抗体(10μg/mL)、およびADP(4nM) Transcreener(登録商標) ADP Alexa fluor(登録商標) 633トレーサーを含有する25マイクロリットルのクエンチ検出試薬を加えて反応をクエンチする。プレートを1時間インキュベートし、次いでWallac EnVision(商標) 2104 Multilabel Reader(PerkinElmer)において蛍光偏光モードで波長Ex620nmおよびEm688nmの偏光フィルターを用いて読み取る。ミリ偏光(Millipolarization)(mP)生データを、反応緩衝液中5μM ADP 1:1段階希釈で始まり0.0025μM ADPまでの準備したADP/ATP標準曲線を用いてマイクロモルADPに変換する。それぞれの化合物についてのIC50値を、プレート上の対照(DMSO対100mM EDTA阻害した酵素対照)と比較してμM ADP反応データから計算した阻害率データを用いて導く。次いで阻害率および十点化合物濃度データを、4パラメータロジスティック方程式に適合する。
本発明の範囲内の化合物は、実質的に上述の通りに本アッセイにおいて試験する。実施例2の化合物は、3.7nMのIC50を有すると判定される。実施例3の化合物は、4.5nMのIC50を有すると判定される。実施例4の化合物は、3.3nM±0.634(n=2)のIC50を有すると判定される。結果は、実施例2、3および4が、in vitro酵素アッセイにおいてADP産生を阻害することおよびしたがってCDC7阻害剤であることを示す。
in vitro抗増殖性アッセイ
実施例2のin vitro抗増殖性活性を、ATCC、HSRRB、RIKENまたはECACCから得られる大腸、乳房、肺、および血液(白血病)由来の114がん細胞株のパネルに対する細胞数計数アッセイによって測定する。細胞を、製造業者の指示に従って培養し培地内に保持する。それぞれの細胞株の細胞倍加時間を測定し全ての細胞株はマイコプラズマ汚染が無い。細胞を、96ウェルプレート内で一晩培養した後抗増殖性活性アッセイのための化合物を加える。最適細胞播種密度を、100μLの培地中に4つの異なる細胞密度で細胞培養を播種することならびにそれらの倍加時間および細胞サイズを考慮に入れることによりそれぞれの細胞株について慎重に評価する。次いで2つの倍加時間の最後で約90%の合流点を与える播種密度を化合物試験のために選択する。スタウロスポリンを、参照として1:3希釈で用いる。実施例2を、4mM DMSOストックとして調製して培養培地中1:2比率で希釈する。化合物を含有する50μLの培地を、96ウェル一晩培養のそれぞれのウェルに加えて所望の最終濃度20、10、5、2.5、1.25、0.625、0.312、0.156、0.078μMおよびDMSO対照を生成する。それぞれの処置濃度は、複製ウェルを有する。細胞を、化合物の存在下で2倍加時間さらに培養する。処置時間の終わりに、最初に細胞を細胞死または見かけ上の細胞サイズ増加などの形態学的変化について顕微鏡下で検査する。それぞれの複製ウェルにおける細胞を別々に回収する。接着細胞を、最初にトリプシン処理(tripsinization)によって採取する。採取した細胞を、成長培地中に再懸濁させて細胞計数器を用いて計数する。
本発明の範囲内の化合物は、実質的に上述の通りに本アッセイにおいて試験する。下表2に示すように、実施例2の化合物は、薬理学的に適切な濃度(<8μM)において試験した114がん細胞株の大部分に対する有意な抗増殖性活性を実証する。さらには、約10%のがん細胞株は、2倍加時間の処置期間内にこれらのがん細胞について発生する大量の細胞死によって実証されるように、化合物への特定の感受性を示す。これらの特に感受性のがん細胞株の多くは、大腸がんおよび白血病性がん由来である。感受性を、Colo−205およびSW620などの異種移植腫瘍モデルにおいてin vivoでさらに確認する(下記詳細を参照)。このデータは、実施例2が、試験した細胞株におけるin vitroでの広範な抗増殖性活性を有することを実証する。
Figure 0006064079
Colo−205異種移植腫瘍モデルを用いたMCM2−S40/41リン酸化(pMCM2−S40/41)でのCDC7 in vivo標的阻害(IVTI)
ヒトcolo−205大腸がん細胞(ATCC#CCL−222)を、10%FBSを含有するRPMI 1640培地中に保持する。対数期成長細胞を採取し、洗い、無血清培地とMatrigel(商標)(Becton Dickinson)との1:1混合物中に再懸濁させる。それらを、皮下腫瘍異種移植モデルとして5×10細胞/動物/部位でbalb/c(nu/nu)雌マウス(6〜8週間で体重20から25グラム/マウス)のひ腹において皮下に注射する。動物を、平均腫瘍体積150から250mmのマウスにおいて無作為化する(v=l×w×0.536(式中、l=測定されたより大きい直径およびw=垂直方向のより小さい直径である)。化合物を、標準1%HEC w/v、P80 0.25% v/v、Antifoam 1510−US 0.05% v/v配合物においてP.O.により投与する。腫瘍を、投与4時間後に採取してプロテアーゼ阻害剤(Roche)およびホスファターゼ阻害剤(RocheまたはSigma)を含有する溶解緩衝液(Invitrogen)中で均質化によって破壊する。腫瘍溶解産物からのタンパク質濃度をBCAアッセイ(Thermo Scientific)によって測定して5から10μgのタンパク質を標準SDS−PAGE (BioRad Criterion(商標)ゲル)または(Invitrogen ePage(商標)ゲル)によって分離する。次いでタンパク質をPVDFまたはニトロセルロース膜に移して製造業者および標準ウエスタンブロットプロトコールに従ってpMCM2−S40/41(Bethyl Laboratories#A300−788A)またはGAPDH(Fitzgerald 10R−G109AまたはAbcam ab9485)に対する抗体で調査する。pMCM2−S40/41のレベルを、LicorまたはFUJI imagerのいずれかによって測定および定量して総GAPDHレベルに正規化する。pMCM2−S40/41帯強度の阻害変化率を、最大シグナルとしてGAPDHに正規化したビヒクル処置した対照腫瘍の平均強度を用いて計算する。処置した腫瘍グループにおけるシグナルの阻害率を計算するために下記の式を使用する:阻害率=(正規化データ−正規化最大)/(ゼロ−正規化最大)*100。TED70値は、経口投与後4時間でのin vivoの異種移植実験におけるGAPDH(標的阻害%)に正規化されたpMCM2の平均CDC7/DBF4介在リン酸化を70%阻害するのに必要な化合物の正確な用量に関係する。TEC70は、経口投与後4時間でのin vivoの異種移植実験におけるGAPDH(標的阻害%)に正規化されたpMCM2の平均CDC7/DBF4介在リン酸化を70%阻害するのに必要な化合物の正確な血漿濃度に関係する。
本発明の範囲内の化合物は、実質的に上述の通りに本アッセイにおいて試験する。TED70は、用量のプロットおよびpMCM2の阻害%から生成され実施例3については2.6mg/kgである。TEC70は、70%阻害における用量、pMCM2の阻害%および血漿濃度を用いて生成される。実施例3のTEC70は、1.8μMである。本データは、本発明の範囲内の化合物が、マウスの経口投与後4時間でのin vivo異種移植実験におけるマウスのpMCM2のCDC7/DBF4介在リン酸化を阻害することを実証する。
ヒト大腸がんSW620マウス異種移植モデルにおける抗腫瘍効果
実施例4のin vivoでの抗がん活性を、上記のin vitroでの細胞計数増殖性アッセイデータに基づいて感受性であると予測されるヒト大腸腺がん細胞株SW620マウス異種移植腫瘍モデルにおいて調査する。SW620細胞株を、American Type Culture Collection(ATCC)から取得してATCCの指示に従って10%ウシ胎児血清を含むLeibovitz’s L−15 Medium中で培養する。SW620細胞懸濁液(5.0×10/0.2mL)を、それぞれの雌胸腺欠損Balb/cヌードマウスの右脇腹に皮下注射する。マウス(到着時5〜6週齢)を、Shanghai Sippr−bk Laboratory Animals Ltd.から取得する。受け取り後および調査を通して、動物は、接した寝床を備えた適切なサイズの堅牢な底のケージ内に1ケージ当たり5動物を収容する。動物は、SW620細胞の移植に先立って7日間順応させる。動物は、適宜23%タンパク質と共にShanghai Laboratory Animal Center認定のRodent Dietを与えかつ適宜高圧滅菌した水道水を与える。動物室は、12時間の明暗周期に維持する。腫瘍体積が平均154.9mm(腫瘍移植後9日)に達した時に、担腫瘍動物を無作為に類似の平均腫瘍体積および体重を有する9つのグループにグループ分けする(8動物/グループ)。担腫瘍マウスの平均体重は、17.3gである。化合物は、脱イオン水中HEC 1% w/v、P80 0.25% v/v、およびantifoam 1520−US 0.025% v/v中でプローブ音波処理(probe sonication)によって氷上で15分間配合して、化合物配合物を動物投薬用に毎日調製する。配合した化合物を、10.4、20.8および31.2mg/kgの用量で(それぞれ、10、20および30mg/kgの活性医薬品成分APIを含有)2週間強制経口投与(0.1mL/20g)により1日2回(BID)投与する。BID投薬は、8時間空けて行う(各日おおよそ午前9時および午後5時)。ビヒクルも、調査のコントロールアームとしてBIDで与える。腫瘍体積および体重を、盲検法で週3回測定する。腫瘍体積を、キャリパ測定(mm)によっておよび楕円球体の式:腫瘍体積(mm)=長さ×幅/2(式中、長さおよび幅は、それぞれの測定において収集された垂直方向のより大きいおよびより小さい寸法を指す)を用いて測定する。動物挙動および動物健康状態を、投薬期間中1日2回観測する。処置開始後28日目に調査を終了する。
腫瘍体積データの統計的分析は、はじめに時間および処置時間にわたる分散を平均化するためにデータを対数尺度に変換する。対数ボリュームデータを、時間による二元配置反復測定分散分析で分析してSASソフトウェア(Version 9.3)においてMIXED手順を用いて処理する。反復測定のための相関モデルは、Spatial Powerである。処置したグループを、各時点において対照グループと比較する。MIXED手順をそれぞれの処置グループにも別々に用いて各時点における調整平均および標準誤差を計算する。どちらの分析も、各動物内の自己相関および大きい腫瘍を有する動物を調査から早期に除去した場合に発生するデータの損失を説明している。調整平均および標準誤差を、各処置グループ対時間についてプロットする。処置したグループを対照グループと各時点において比較する分析は、log10腫瘍体積を用いてp値を生成する。示したp値の統計的有意性に関して、「***」=P<0.001である。
T>T0の場合は、Delta T/C、%計算を用いる。T<T0の場合は、Regression T/C、%計算を用いる。
方程式:
T=処置したグループにおける最終腫瘍体積
T0=処置したグループにおけるベースライン腫瘍体積(C0と同等と仮定される)
C=対照グループにおける最終腫瘍体積
C0=対照グループにおけるベースライン腫瘍体積(T0と同等と仮定される)
Delta T/C、%=100*(T−T0)/(C−C0)
Regression、%=100*(T−T0)/T0
Figure 0006064079
本発明の範囲内の化合物は、実質的に上述の通りに本アッセイにおいて試験する。上表3に示すように、実施例4の化合物は、2週間連続的にBIDで与えられた場合の用量依存的方法におけるSW620異種移植腫瘍へのin vivoでの抗がん活性を実証する。全ての試験した用量の結果は、ビヒクルの結果よりも有意に小さい。この活性は、SW620がん細胞株で観察されたin vitroでの活性と一致する。最大耐量の31.2mg/kgにおいて、化合物は、負の値によって示されるような、有意な腫瘍退縮を生じる。また、投薬中止後の2週間で有意な腫瘍成長は観察されない。本データは、実施例4が、SW620マウス異種移植腫瘍モデルにおいて用量依存的抗腫瘍活性を提供することを実証する。

Claims (9)

  1. 3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンである化合物、またはその薬学的に許容可能な塩もしくは水和物。
  2. 3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンである、請求項1に記載の化合物。
  3. (3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
  4. (3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンである、請求項3に記載の化合物。
  5. (3R)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−メチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)イソインドリン−1−オンである、請求項1に記載の化合物、またはその水和物。
  6. 2θ±0.2において、22.27ならびに13.46、16.54、16.66、18.10および23.13の1つまたは複数で生じる特性ピークを有する粉末X線回折パターンによって特徴付けられる結晶形態の水和物である、請求項に記載の化合物。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩もしくは水和物、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物。
  8. がんの治療における使用のための、請求項1〜のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩もしくは水和物を含む医薬組成物。
  9. 前記がんが、乳がん、トリプルネガティブ乳がん、卵巣がん、肺がん、大腸がん、血液がん、および白血病からなる群から選択される、請求項に記載の医薬組成物。
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