[go: up one dir, main page]

JP5848981B2 - 加煙試験器 - Google Patents

加煙試験器 Download PDF

Info

Publication number
JP5848981B2
JP5848981B2 JP2012030405A JP2012030405A JP5848981B2 JP 5848981 B2 JP5848981 B2 JP 5848981B2 JP 2012030405 A JP2012030405 A JP 2012030405A JP 2012030405 A JP2012030405 A JP 2012030405A JP 5848981 B2 JP5848981 B2 JP 5848981B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoke
generating agent
smoke generating
tester
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012030405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013167994A (ja
Inventor
横田 博之
博之 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP2012030405A priority Critical patent/JP5848981B2/ja
Publication of JP2013167994A publication Critical patent/JP2013167994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5848981B2 publication Critical patent/JP5848981B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Description

本発明は、発煙剤を加熱して霧化し、それを擬似的な煙として煙感知器に放出し動作試験を行うための加煙試験器に関する。
従来の加煙試験器としては、加熱により油煙を発生する試験油を貯蓄する油貯蓄部と、前記油貯蓄部の試験油を燃焼させないように加熱する電気ヒータと、発生した油煙を煙感知器に誘導する筒体とを具備して成るものが挙げられる(特許文献1参照)。
特許文献1においては、油貯蓄部の上方に電気ヒータを配置して、液状のままの試験油全体あるいは試験油を浸透させた浸透材全体を加熱して油煙を発生させるようにしている。
特開平06−309577号公報
特許文献1に記載の加煙試験器においては、上述のように液状の試験油全体あるいは試験油を浸透させた浸透材全体を加熱しているため、油煙が発生するまでに長時間を要し、効率が悪いという問題がある。
そこで、出願人は先願(特願2011−034314)において、上記課題を解決するために、円柱状の多孔質材を用いてタンク部から霧化するのに必要な分だけ発煙剤を引き上げ、その発煙剤を加熱して霧化して煙感知器の動作試験に使用する加煙試験器を出願している。
本発明は、上記特許文献1の有する問題点を解決すると共に先願の発明をさらに改良して、高効率であり、かつ長時間使用しても安定的に霧化することができる加煙試験器を提供することを目的とする。
(1)本発明にかかる加煙試験器は、タンク部に収容された発煙剤を加熱して霧化する霧化部を備え、該霧化部で霧化された霧状の発煙剤を煙感知器に放出して動作試験を行う加煙試験器であって、
前記霧化部は、一端側が前記タンク部内に挿入されて、該タンク部に収容された前記発煙剤を他端側に引き上げる発煙剤引上げ部材と、
該発煙剤引上げ部材の他端側に設けられて引き上げられた発煙剤を加熱する加熱手段とを有し、
該加熱手段は、引き上げられた前記発煙剤に直接接触しないように隔壁を介して取り付けられていることを特徴とするものである。
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記発煙剤引上げ部材は、毛細管現象により発煙剤を引き上げることができる細管からなり、前記加熱手段は前記細管の外周部に設けられ、前記細管の管壁が隔壁を構成していることを特徴とするものである。
(3)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記発煙剤引上げ部材は、多孔質材を棒状に形成してなり、前記隔壁は前記多孔質材の外周部に設置された発煙剤が浸透しない材質によって形成された浸透防止部材からなることを特徴とするものである。
(4)また、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、前記発煙剤引上げ部材と前記加熱手段との間に設けられ、前記発煙剤引上げ部材の先端部ほど温度が高くなるように加熱温度を調整する加熱温度調整手段を設けたことを特徴とするものである。
(5)また、上記(1)乃至(4)のいずれかに記載のものにおいて、送風手段及び/又は循環手段とを備えてなることを特徴とするものである。
本発明かかる加煙試験器は、タンク部に収容された発煙剤を加熱して霧化する霧化部を備え、該霧化部で霧化された霧状の発煙剤を煙感知器に放出して動作試験を行う加煙試験器であって、前記霧化部は、一端側が前記タンク部内に挿入されて、該タンク部に収容された前記発煙剤を他端側に引き上げる発煙剤引上げ部材と、該発煙剤引上げ部材の他端側に設けられて引き上げられた発煙剤を加熱する加熱手段とを有し、該加熱手段は、引き上げられた前記発煙剤に直接接触しないように隔壁を介して取り付けられるようにしたので、前記発煙剤を効率的に霧化させることができ、さらに、長寿命でかつ長時間使用しても安定的に霧化することができる。
実施の形態1にかかる加煙試験器を説明する説明図であって、加煙試験器の断面を図示したものである。 図1の加煙試験器の霧化部の一例を説明する説明図である。 図2の霧化部の他の態様を説明する説明図である(その1)。 図2の霧化部の他の態様を説明する説明図である(その2)。 実施の形態2にかかる加煙試験器を説明する説明図であって、加煙試験器の断面を図示したものである。 実施の形態3にかかる加煙試験器を説明する説明図であって、加煙試験器の断面を図示したものである。
[実施の形態1]
図1は実施の形態1に係る加煙試験器1を示す模式図である。
図1において、実施の形態1における加煙試験器1の外観は、例えば、下部側に仕切板3を有する円筒形状の第1ケーシング5と、第1ケーシング5の下部に着脱自在に取り付けられた有底の円筒形状の第2ケーシング7と、第1ケーシング5の上部に着脱自在に装着され、軸心方向に伸縮可能なシリコンカバー9とで構成されている。第1ケーシング5の外周面には、互いに対向する2個の軸(図示せず)が取り付けられている。その2個の軸は、図示していないが、支持棒の先端に固定されたU字形状の支持体に回転自在に取り付けられる。これにより、加煙試験器1そのものを支持棒に対して自在に傾けることができる。
前述の支持棒は、所定の長さからなり、一端に支持体を介して加煙試験器1が設けられ、他端を作業者が保持し、天井Cに取り付けられた煙感知器SDまで加煙試験器1を持って行くものである。その後、作業者は、天井Cに加煙試験器1を押し当て、後述する作動スイッチ29をオンし、発煙剤31が霧化して煙感知器SDが作動するまで保持する。
第1ケーシング5の仕切板3には、上部中央に差し込み口11を有するタンク部13と、タンク部13を覆う霧化部ケーシング15とが設けられている。また、第1ケーシング5の仕切板3には、霧化部ケーシング15とタンク部13との間に周方向に複数の吸気口17が設けられている。さらに、第1ケーシング5の仕切板3には、第1ケーシング5と霧化部ケーシング15との間には、吸気口17よりも外側の同心円周方向に複数の吸気口19が設けられている。第1ケーシング5と霧化部ケーシング15との間において、上方から見てリング形状の煙循環路21(循環手段)が形成されている。第1ケーシング5の仕切板3の下面には、例えば直流モータを駆動源とする送風手段の送風ファン23が取り付けられている。
前述の霧化部ケーシング15の上部には、煙感知器SDに向けて煙Sを放出するためのノズル25と、回路基板27に接続されたマイクロスイッチなどの作動スイッチ29が設けられている。タンク部13には発煙剤31が貯留されている。発煙剤31は、水、あるいは少なくとも水を含んだ地球温暖化係数の小さい混合剤からなり、例えば、グリセリンおよびプロピレングリコールの混合剤に水を含ませたものである。その発煙剤31は、従来の加煙試験器1に多く使われていたフロンガスを含むものよりも地球温暖化係数がより小さいものとなっている。
タンク部13には、タンク部13に収容された発煙剤31を加熱して霧化する霧化部33が設置されている。霧化部33について図2に基づいて以下詳細に説明する。
図2は、霧化部33がタンク部13に設置されている状態の立断面を図示したものである。図2(a)は霧化部33を動作させていない状態であり、図2(b)は霧化部33を作動させ発煙剤31を霧化させている状態を説明するものである。
霧化部33は、図2に示す通り、一端側がタンク部13内に収容された発煙剤に浸漬されて発煙剤31を他端側に引き上げる発煙剤引上げ部材としての細管35と、細管35の他端側に設けられて引き上げられた発煙剤31を加熱する加熱手段としてのコイルヒータ37とを有している。コイルヒータ37は、細管35の上部に設置されたセラミック製の筒体39に巻回して取り付けられている。
なお、タンク部13の上部中央には差し込み口11が設けられ、差し込み口11には発煙剤31がこぼれ出ないようにゴム栓41が設置されている。そして、細管35はゴム栓41に設けられた貫通孔に挿入して設置され、安定した起立状態を保持している。
<細管>
細管35は、本発明の発煙剤引上げ部材の一態様であり、その材質は特に限定されないが例えばガラス製のものが挙げられる。細管35の内径は、タンク部13に貯留された発煙剤31を毛細管現象によって引き上げることができる程度の、極めて小径に設定されている。
細管35の下端部は、常時タンク部13に貯留された発煙剤31内に挿入され、発煙剤31は細管35上端部に常時引き上げられている。
本実施の形態では、発煙剤引上げ部材をガラス製の細管35で構成しており、細管35の管壁が、発煙剤31とコイルヒータ37との接触を防止する本発明の隔壁として機能する。
<コイルヒータ>
コイルヒータ37は、細管35の上端部、又はタンク部13より露出した細管35の上部全体を加熱して、細管35の上端部に引き上げられた発煙剤31を霧化させるためものであり、本発明の加熱手段の一態様である。コイルヒータ37は、例えばニクロム線によって形成されるが、その材質は特に限定されない。
本実施の形態においては、コイルヒータ37はセラミック製の筒体39に巻回されている。
発煙剤31はガラス製の細管35内にあり、かつコイルヒータ37は細管35の外周に設置されたセラミック製の筒体39に巻回されているので、コイルヒータ37が発煙剤31に接触することがない。
コイルヒータ37を発煙剤31に接触させない理由は次のとおりである。
発煙剤31を加熱して霧化させると、発煙剤31に含まれるタール等の不純物が残渣となる。残渣がコイルヒータ37に付着するとコイルヒータ37が劣化し、発煙剤31の霧化を継続して安定的に行うことができなくなる。
なお、本実施の形態では、発煙剤引上げ部材をガラス製の細管35で構成しているので、上述のように細管35の管壁が隔壁となり、筒体39がなくとも発煙剤31がコイルヒータ37に触れることがないので、細管35にコイルヒータ37を直接巻回してもよい。
もっとも、筒体39にコイルヒータ37を巻回し、細管35と筒体39を抜き差し可能にすることで、細管35が残渣で汚損された場合の交換作業が容易になるという効果が得られる。
また、筒体39は、細管35が折れる等の破損を防止する補強材としても機能している。
なお、筒体39は、図3に示すように、先端部に行くにしたがって縮径するテーパ状の円筒状筒体40としてもよい。このような形状とすれば、細管35の先端部ほど熱が伝わりやすく、他方、基端部側ほど熱が伝わりにくくいため、細管35の先端部ほど温度が高く、基端部ほど温度が低くなる。
円テーパ状の円筒状筒体40を用いることで、筒状筒体40が本発明の加熱温度調整手段として機能する。
加熱温度調整手段としの円筒状筒体40を設ける理由は以下の通りである。
細管35の基端側及び中間部で発煙材31を暖めることで、先端側に供給された発煙材31の温度をあらかじめ上昇させ、霧化しやすくすることができる。その一方、細管35の基端側及び中間部の温度を高くしすぎると、細管35の基端側及び中間部で発煙剤31が霧化してしまうことが考えられる。そこで、加熱温度調整手段としての円筒状筒体40を設け、先端部ほど温度が高く、基端部ほど温度が低くなるようにすることで、細管35の基端側及び中間部での霧化を抑制しつつ先端部での霧化を確実に行うことができる。
本実施の形態では筒体39をセラミックによって形成したが、筒体39の材質としては、耐熱性と絶縁性を備えたものであれば、他の材質であってもよい。
第2ケーシング7には、例えば充電可能な電池49と、その電池49を電源としてコイルヒータ37と送風ファン23に電圧を印加する回路(図示せず)が実装された回路基板27とが収容されている。その回路基板27は、作動スイッチ29がオンすると、コイルヒータ37に通電し、次いで、送風ファン23に通電して回転させる。また、回路基板27は、作動スイッチ29がオフしたときには、コイルヒータ37および送風ファン23への通電を遮断する。
次に、煙感知器SDの動作試験を行うときの加煙試験器1の動作について説明をする。
加煙試験器1のシリコンカバー9により天井Cに取り付けられた煙感知器SDの煙流入部SD1を覆って、前述の支持棒で加煙試験器1そのものを押し上げると、そのシリコンカバー9は軸心方向に縮み、作動スイッチ29が煙感知器SDに接触してオンする。その時、回路基板27によって、コイルヒータ37に電池電圧が印加され、そして、送風ファン23に電池電圧が印加される。
一方、タンク部13内に収容された発煙剤31は、毛細管現象によって細管35内に引き上げられている。引き上げた発煙剤31はコイルヒータ37によって加熱されて霧化し、霧状の発煙剤31、つまり煙Sの状態となる。このように、発煙剤31の供給に機械的な手段を用いることなく細管35の内部に引き上げることができ、引き上げられた発煙剤31のみを加熱するので少ない加熱量で霧化させることができる。
煙Sは、吸気口17から流入する送風ファン23からの風によって押し上げられ、ノズル25からシリコンカバー9内に放出される。シリコンカバー9内に送り込まれた霧状の発煙剤31からなる煙Sは、煙感知器SDの煙流入部SD1の片側から入って煙感知器SDのラビリンス内に滞留する。一方、煙感知器SD内に入らなかった一部の煙Sは、送風ファン23の吸引力により循環手段である煙循環路21を通って通気路19から排出される。その後、再度、送風ファン23の吸引力によって吸気口17から霧化部ケーシング15内に流入して循環する。
そして、霧化部ケーシング15内に流入した煙Sは、コイルヒータ37により加熱された霧状の煙Sと共にノズル25からシリコンカバー9内に再度放出される。この循環を繰り返すことにより、濃度の高い煙Sとなる。一方、煙感知器SDは、ラビリンス内に滞留した煙Sが規定値以上の濃度となったときに発報する。この時、煙感知器SDが発報しない場合には、煙感知器SDが故障していることになる。
以上のように実施の形態1においては、タンク部13内に収容された発煙剤31を毛細管現象を利用して細管35内に引き上げ、引き上げた発煙剤31をコイルヒータ37で加熱して霧化し、その霧状の発煙剤31を煙Sとして送風ファン23により強制的に煙感知器SDに放出するようにしている。
このように加煙試験器1は、発煙剤31の供給に機械的な手段を用いることなく細管35の内部に引き上げることができ、引き上げられた発煙剤31のみを加熱するので少ない加熱量で霧化させることができ、効率よく煙感知器SDの動作試験を行うことができる。さらに、発煙剤31の加熱を筒体39に巻き付けたコイルヒータ37で行うようにしているので、構造の簡単な加煙試験器1を提供できる。
また、隔壁によってコイルヒータ37に発煙剤31が直接接触しないためコイルヒータ37が劣化することなく、長寿命でかつ、長時間使用しても安定的に霧化することができる。
また、ノズル25から煙感知器SDに放出した霧状の発煙剤31からなる煙Sを第1ケーシング5内で循環させるようにしているので、煙Sとしての濃度が高くなる。つまり、煙流入部SD1に供給される煙Sの濃度が高くなるので、短時間で、しかも正確に煙感知器SDの動作試験を行うことができる。
また、タンク部13の差し込み口11には、ゴム栓41が設置されているので、発煙剤31を液状のままタンク部13に収容していても発煙剤31がこぼれ出ない。
また、伸縮性のあるシリコンカバー9により煙感知器SDの一部である煙流入部SD1を覆うようにしているので、余り力を加えることなく、煙感知器SDとの密閉性を保つことができ、作業性の良い加煙試験器1を提供できる
なお、上記の説明では発煙剤31引上げ部材をガラス製の細管35で構成した例を示したが、発煙剤31引上げ部材を例えば、セラミックなどの多孔質材で形成してもよい。
発煙剤31引上げ部材を多孔質材で形成した霧化部の一例を図4に示す。図4に示す霧化部43は、円柱状の多孔質部材45と、多孔質部材45の上部に設置されて隔壁となる浸透防止部材47を有している。浸透防止部材47は筒状のものでもよいし、多孔質部材45に巻きつけるようなものでもよく、多孔質部材45の外周を覆う形状で、発煙剤31が浸み出さなく熱伝導性のある材質であれば特に限定されない。
多孔質部材45は、表面に細い溝を多数有し、上記の細管35の場合と同様に、毛細管現象によって発煙剤31を上方に引き上げることができる。多孔質部材45の場合、発煙剤31に接触している全周面から発煙剤31が浸入できるため、引き上げ性が良い。そのため、発煙剤31がタンク部13からこぼれ出ることを防止する目的で、図4に示すように、タンク部13に脱脂綿51等を収容しこの脱脂綿51等に発煙剤31を含浸させるようにしてもよい。この場合、ゴム栓41は不要である。
[実施の形態2]
図5は実施の形態2に係る加煙試験器61を示す模式図である。
加煙試験器61は、主に外部への煙Sの排出方法が実施の形態1の加煙試験器1と異なり、他の構成は共通している。そこで、図5において実施の形態1の加煙試験器1と同一のものには同一の符号を付し、以下において実施の形態1と異なる部分のみを説明する。
図5において、実施の形態2における加煙試験器61の外観は、仕切板3によって上下に分離された一体の円筒形状の第1ケーシング5および第2ケーシング7と、第1ケーシング5の上部に着脱自在に装着されたシリコンカバー9とで構成されている。その仕切板3には、霧化部ケーシング15とタンク部13との間だけに周方向に複数の吸気口17が設けられている。第1ケーシング5と霧化部ケーシング15との間には、実施の形態1の煙循環路21とほぼ同じ形状(リング形状)の煙誘導路63が形成されている。また、第1ケーシング5の側面の下部には、排気口65が設けられている。
なお、タンク部13には発煙剤31が収容されており、実施の形態1の加煙試験器1と同一の霧化部33が設置されている。
仕切板3の下面に設けられた送風ファン23は、第2ケーシング7内に収容されている。第2ケーシング7の底部中央には、外気を取り入れる外気吸込口67が設けられている。電池49と回路基板27は、第2ケーシング7内に仕切板3に対して平行となるように横に配置されている。その配置により、第2ケーシング7の軸心方向の長さが実施の形態1と比べ短くなっている。霧化部ケーシング15の上部の片側には煙放出孔69が設けられ、霧化部ケーシング15の上部中央には作動スイッチ29が露出した状態で取り付けられている。
次に、煙感知器SDの動作試験を行うときの加煙試験器61の動作について説明をする。
前述したように、加煙試験器61のシリコンカバー9により天井Cに取り付けられた煙感知器SDの煙流入部SD1を覆って、前述の支持棒で加煙試験器61そのものを押し上げると、そのシリコンカバー9は軸心方向に縮み、作動スイッチ29が煙感知器SDに接触してオンする。その時、回路基板27によって、コイルヒータ37に電池電圧が印加され、そして、送風ファン23に電池電圧が印加される。
一方、毛細管現象により細管35の先端まで引き上げられている発煙剤31は、コイルヒータ37により加熱されて霧化し煙Sの状態となる。その時、その煙Sは、吸気口17から流入する送風ファン23からの風によって押し上げられ、煙放出孔69からシリコンカバー9内に放出される。シリコンカバー9内に放出された煙Sは、煙感知器SDの煙流入部SD1の片側から入って煙感知器SDのラビリンス内に滞留する。その後、煙感知器SDの外へ流出し、排気口65から外部へと排出される。この場合、排気口65から排出される煙Sは、排気口65の開口面積の設定により、霧化部ケーシング15の煙放出孔69から放出される煙Sより少なく、シリコンカバー9内の煙Sの濃度が高くなり、正常な煙感知器SDのみが発報する。
以上のように本実施の形態の加煙試験器61は、煙感知器SDに放出した霧状の発煙剤31からなる煙Sを第1ケーシング5の排気口65から少しずつ外部へ排気するようにしているので、実施の形態1の加煙試験器1の有する効果に加え、シリコンカバー9内の煙濃度が高くなりつつも、結露を防止することができるという効果を奏する。
[実施の形態3]
図6は実施の形態3に係る加煙試験器81を示す模式図である。
上記の実施の形態1の加煙試験器1および実施の形態2の加煙試験器61では、加煙試験器で煙感知器SDをシリコンカバー9で覆うようにして密閉して煙Sを煙感知器SDに流入させるものであったが、加煙試験器81は主に、所定の距離だけ離れた位置から煙Sを吹き付けるという点で、実施の形態1および実施の形態2で大きく異なる。
なお、実施の形態1に係る加煙試験器1および実施の形態2に係る加煙試験器61と同一のものには、図6において同一の符号を付している。
図6において、実施の形態3における加煙試験器81の外観は、例えば、下部側に仕切板3を有する矩形形状の第1ケーシング5と、第1ケーシング5の一側面に取り付けられた矩形形状の第2ケーシング7と、第1ケーシング5の側面の上部に設けられた接続口83に連結された伸縮式延長管85(例えば多段式の管)とで構成されている。第1および第2ケーシング5、7の上部には、肩紐87が取り付けられている。
第1ケーシング5の仕切板3には、上部中央に孔を有するタンク部13が設けられている。また、第1ケーシング5の仕切板3には、タンク部13の外側に周方向に複数の吸気口17が設けられている。第1ケーシング5の仕切板3の下面には、直流モータを駆動源とする送風ファン23が取り付けられている。さらに、第1ケーシング5の底部には、外気を取り入れるための外気吸込口67が設けられている。
なお、タンク部13には発煙剤31が収容されており、実施の形態1の加煙試験器1と同一の霧化部33が設置されている。
第2ケーシング7には、例えば充電可能な電池49と、その電池49を電源としてコイルヒータ37と送風ファン23に電圧を印可する回路(図示せず)が実装された回路基板27とが収容されている。また、第2ケーシング7の上部には、トグルスイッチなどの手動スイッチ89が取り付けられている。前述の回路基板27は、手動スイッチ89がオンされると、コイルヒータ37に通電し、次いで、送風ファン23に通電して回転させる。また、回路基板27は、手動スイッチ89がオフされたときには、コイルヒータ37および送風ファン23への通電を遮断する。
次に、煙感知器SDの動作試験を行うときの加煙試験器81の動作について説明をする。
加煙試験器81の肩紐87を肩にかけて伸縮式延長管85の先端を煙感知器SDの煙流入部SD1に向け、手動スイッチ89をオンすると、回路基板27によって、コイルヒータ37に電池電圧が印加され、そして、送風ファン23に電池電圧が印加される。
一方、毛細管現象により細管35の先端まで引き上げられている発煙剤31は、コイルヒータ37により加熱されて霧化し煙Sの状態となる。その時、その煙Sは、吸気口17から流入する送風ファン23からの風によって押し上げられ、第1ケーシング5に設けられた接続口83から伸縮式延長管85に流入する。そして、伸縮式延長管85内の煙Sは、伸縮式延長管85の先端から煙感知器SDの煙流入部SD1へと放出される。一方、煙感知器SDは、その煙Sが規定値以上の濃度となったときに発報し、煙感知器SDが発報しない場合には故障していることになる。
以上のように、本実施の形態にかかる加煙試験器81においては、伸縮式延長管85の先端を煙感知器SDの煙流入部SD1に向けるだけなので、煙感知器SDの動作試験が容易となり、作業性の良い加煙試験器81を提供できる。
なお、本実施の形態の加煙試験器81においても、上述した実施の形態1、2の有する効果を奏することができるのは言うまでもない。
C 天井
S 煙
SD 煙感知器
SD1 煙流入部
1 加煙試験器
3 仕切板
5 第1ケーシング
7 第2ケーシング
9 シリコンカバー
11 差し込み口
13 タンク部
15 霧化部ケーシング
17 吸気口
19 通気口
21 煙循環路
23 送風ファン
25 ノズル
27 回路基板
29 作動スイッチ
31 発煙剤
33 霧化部
35 細管
37 コイルヒータ
39 筒体
40 円筒状筒体
41 ゴム栓
43 霧化部
45 多孔質部材
47 浸透防止部材
49 電池
51 脱脂綿
61 加煙試験器
63 煙誘導路
65 排気口
67 外気吸込口
69 煙放出孔
81 加煙試験器
83 接続口
85 伸縮式延長管
87 肩紐
89 手動スイッチ

Claims (3)

  1. タンク部に収容された発煙剤を加熱して霧化する霧化部を備え、該霧化部で霧化された霧状の発煙剤を煙感知器に放出して動作試験を行う加煙試験器であって、
    前記霧化部は、一端側が前記タンク部内に挿入されて、該タンク部に収容された前記発煙剤を他端側に引き上げる発煙剤引上げ部材と、
    該発煙剤引上げ部材の他端側に設けられて引き上げられた発煙剤を加熱する加熱手段とを有し、
    該加熱手段は、引き上げられた前記発煙剤に直接接触しないように隔壁を介して取り付けられ
    前記発煙剤引上げ部材と前記加熱手段との間に設けられ、前記発煙剤引上げ部材の先端部ほど温度が高くなるように加熱温度を調整する加熱温度調整手段を設けたことを特徴とする加煙試験器。
  2. 前記発煙剤引上げ部材は、毛細管現象により発煙剤を引き上げることができる細管からなり、前記加熱手段は前記細管の外周部に設けられ、前記細管の管壁が隔壁を構成していることを特徴とする請求項1記載の加煙試験器。
  3. 前記発煙剤引上げ部材は、多孔質材を棒状に形成してなり、前記隔壁は前記多孔質材の外周部に設置された発煙剤が浸透しない材質によって形成された浸透防止部材からなることを特徴とする請求項1記載の加煙試験器。
JP2012030405A 2012-02-15 2012-02-15 加煙試験器 Active JP5848981B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012030405A JP5848981B2 (ja) 2012-02-15 2012-02-15 加煙試験器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012030405A JP5848981B2 (ja) 2012-02-15 2012-02-15 加煙試験器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013167994A JP2013167994A (ja) 2013-08-29
JP5848981B2 true JP5848981B2 (ja) 2016-01-27

Family

ID=49178355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012030405A Active JP5848981B2 (ja) 2012-02-15 2012-02-15 加煙試験器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5848981B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2552298B (en) * 2016-06-17 2020-11-04 Sata Ltd Stimulus generating apparatus
JP6856433B2 (ja) * 2017-04-03 2021-04-07 ホーチキ株式会社 加煙試験器具
JP7161859B2 (ja) * 2018-03-27 2022-10-27 ホーチキ株式会社 煙感知器試験装置
JP7063704B2 (ja) * 2018-04-23 2022-05-09 ホーチキ株式会社 煙感知器試験装置
JP7213655B2 (ja) * 2018-11-01 2023-01-27 能美防災株式会社 加煙試験器
JP7329334B2 (ja) * 2019-02-16 2023-08-18 ホーチキ株式会社 発煙装置
JP7325195B2 (ja) * 2019-02-28 2023-08-14 ホーチキ株式会社 加煙試験装置
JP7320988B2 (ja) * 2019-05-27 2023-08-04 ホーチキ株式会社 発煙装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55150491U (ja) * 1979-04-10 1980-10-29
JP2554711Y2 (ja) * 1991-04-19 1997-11-17 大日本除蟲菊株式会社 加熱蒸散装置
JP2531697Y2 (ja) * 1991-10-02 1997-04-09 フマキラー株式会社 加熱蒸散装置における薬液蒸散体
US20040035179A1 (en) * 2000-09-29 2004-02-26 Hubert Koch Gas or heat detector, gas or heat generator, flue gas generator, method for testing a gas detector or a heat detector, and method for testing a flue gas detector
US9061300B2 (en) * 2006-12-29 2015-06-23 Philip Morris Usa Inc. Bent capillary tube aerosol generator
JP2011238166A (ja) * 2010-04-13 2011-11-24 Yoshimoto Soichiro 煙感知器作動試験用発煙組成物及び煙感知器試験用器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013167994A (ja) 2013-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5848981B2 (ja) 加煙試験器
CN109496130B (zh) 烟弹、电池组件和电子烟
ES2649938T3 (es) Cigarrillo electrónico
CN104039182B (zh) 电子烟及其吸杆
CN203748673U (zh) 烟雾生成装置以及包括该烟雾生成装置的电子烟
ES2609029T3 (es) Sistema generador de aerosol que comprende un susceptor de malla
JP6266046B2 (ja) 加煙試験器具
JP5645705B2 (ja) 加煙試験器
US20160073694A1 (en) Electronic cigarette and its sucking rod
US20090302019A1 (en) Apparatus and Method for Vaporizing Volatile Material
RU2016137759A (ru) Электрическое аэрозоль-генерирующее устройство, картридж и аэрозоль-генерирующая система
JP2020503866A (ja) ハイブリッド型eベイピングカートリッジ、ハイブリッド型eベイピングカートリッジを含むeベイピング装置、およびその製造方法
CN203676145U (zh) 电子烟
CN103689812A (zh) 烟雾生成装置以及包括该烟雾生成装置的电子烟
WO2016184247A1 (zh) 锁紧防漏电子烟装置
JP2016525367A (ja) 電子喫煙装置および香り付き蒸気発生装置
JP6983884B2 (ja) 空気ポンプを有する揮発性組成物ディスペンサ、及びこれを用いて蒸発性表面に揮発性組成物を送達する方法
JP6910858B2 (ja) 感度試験装置
JP2006505332A (ja) 蒸発性物質を送達するための電動分配デバイス
JP4611801B2 (ja) 擬似タバコ
JP6856433B2 (ja) 加煙試験器具
JP5881473B2 (ja) 加煙試験器
CN204838004U (zh) 一种电子香烟
JPH06309577A (ja) 加煙試験器
JP2012185705A (ja) 加煙試験器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151130

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5848981

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150