JP2001249363A - 表示装置 - Google Patents
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- JP2001249363A JP2001249363A JP2000060553A JP2000060553A JP2001249363A JP 2001249363 A JP2001249363 A JP 2001249363A JP 2000060553 A JP2000060553 A JP 2000060553A JP 2000060553 A JP2000060553 A JP 2000060553A JP 2001249363 A JP2001249363 A JP 2001249363A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 応答速度が速く動画像表示に適し、低電圧駆
動が可能な表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明の表示装置20は、ポリイミド膜
22が製膜されたガラス基板21と、櫛形電極を構成す
る画素電極26および対向電極27を有しかつ表面にポ
リイミド膜25が製膜されたガラス基板28とがガラス
ファイバースペーサ24を介して貼り合わされ、ギャッ
プ50μmとされるとともに、前記ガラス基板21・2
8間に、相転移手段であるヒーター34により等方相状
態とされた有極性分子23aを含む媒体が封止されて構
成されている。
動が可能な表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明の表示装置20は、ポリイミド膜
22が製膜されたガラス基板21と、櫛形電極を構成す
る画素電極26および対向電極27を有しかつ表面にポ
リイミド膜25が製膜されたガラス基板28とがガラス
ファイバースペーサ24を介して貼り合わされ、ギャッ
プ50μmとされるとともに、前記ガラス基板21・2
8間に、相転移手段であるヒーター34により等方相状
態とされた有極性分子23aを含む媒体が封止されて構
成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン画像
やパーソナルコンピューター、マルチメディア画像を表
示する高速応答で広視野の表示性能をもつ表示装置に関
するものである。
やパーソナルコンピューター、マルチメディア画像を表
示する高速応答で広視野の表示性能をもつ表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高精細の各種パネルディスプレイ
の市場が急速に拡大しており、これらのうち、液晶表示
素子は小型、軽量、薄型、低電力化に有効であることか
ら、テレビやビデオなどの画像表示装置や、モニター、
ワープロ、パーソナルコンピュータなどのOA機器に広
く用いられている。
の市場が急速に拡大しており、これらのうち、液晶表示
素子は小型、軽量、薄型、低電力化に有効であることか
ら、テレビやビデオなどの画像表示装置や、モニター、
ワープロ、パーソナルコンピュータなどのOA機器に広
く用いられている。
【0003】従来、液晶表示素子としては、例えば誘電
率異方性が正のネマティック液晶を用いたツイステッド
ネマティック(TN)モ−ドの液晶表示素子が実用化さ
れているが、前記TNモードの液晶表示素子は応答速度
が遅い、また、視野角が狭いなどの欠点がある。
率異方性が正のネマティック液晶を用いたツイステッド
ネマティック(TN)モ−ドの液晶表示素子が実用化さ
れているが、前記TNモードの液晶表示素子は応答速度
が遅い、また、視野角が狭いなどの欠点がある。
【0004】また、応答が速く、視野角が広い強誘電性
液晶(FLC)や反強誘電性液晶(AFLC)などの表
示モ−ドもあるが、耐ショック性、温度特性などに大き
な欠点があり、広く実用化されるまでには至っていな
い。
液晶(FLC)や反強誘電性液晶(AFLC)などの表
示モ−ドもあるが、耐ショック性、温度特性などに大き
な欠点があり、広く実用化されるまでには至っていな
い。
【0005】また、光散乱を利用する高分子分散型液晶
表示モ−ドは偏光板を必要とせず、高輝度表示が可能で
あるが、本質的に位相板による視角制御ができないう
え、応答特性に課題を有しており、TNモードに対する
優位性は少ないものである。
表示モ−ドは偏光板を必要とせず、高輝度表示が可能で
あるが、本質的に位相板による視角制御ができないう
え、応答特性に課題を有しており、TNモードに対する
優位性は少ないものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】今後、ますます動画表
示を扱う場合が多くなってくるが、充分な応答特性を有
する表示装置はまだない。本発明の目的は、応答速度が
速く動画像表示に適した表示装置を提供するものであ
る。
示を扱う場合が多くなってくるが、充分な応答特性を有
する表示装置はまだない。本発明の目的は、応答速度が
速く動画像表示に適した表示装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、表示装置であって、少な
くとも一方が透明な一対の基板と、前記一対の基板間に
挟持された等方相状態の有極性分子を含む媒体と、前記
一対の基板のうち少なくとも一方の外側に配設された偏
光板と、前記媒体に電界を印加するための電界印加手段
とを備えたことを特徴としている。
め、請求項1に記載の発明は、表示装置であって、少な
くとも一方が透明な一対の基板と、前記一対の基板間に
挟持された等方相状態の有極性分子を含む媒体と、前記
一対の基板のうち少なくとも一方の外側に配設された偏
光板と、前記媒体に電界を印加するための電界印加手段
とを備えたことを特徴としている。
【0008】前記構成の表示装置は、前記媒体に電界印
加手段により電界を印加して、等方相状態の有極性分子
中の電子を電界方向に偏らせることにより、媒体に屈折
率異方性を付与するような構成である。このような表示
装置は、電界の2次に比例する、いわゆるカー効果を利
用したものであり、数μs〜数msの応答特性を示し高
速応答が可能であり、動画表示にも適用することが可能
となるのである。このように、本発明の表示装置は、従
来の液晶表示装置のように液晶分子の配列の変化により
表示を行うものではなく、電子の偏りの変化により表示
を行うものであり、高速応答が可能なのである。
加手段により電界を印加して、等方相状態の有極性分子
中の電子を電界方向に偏らせることにより、媒体に屈折
率異方性を付与するような構成である。このような表示
装置は、電界の2次に比例する、いわゆるカー効果を利
用したものであり、数μs〜数msの応答特性を示し高
速応答が可能であり、動画表示にも適用することが可能
となるのである。このように、本発明の表示装置は、従
来の液晶表示装置のように液晶分子の配列の変化により
表示を行うものではなく、電子の偏りの変化により表示
を行うものであり、高速応答が可能なのである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、表示装置
であって、少なくとも一方が透明な一対の基板と、前記
一対の基板間に挟持された有極性分子を含む媒体と、前
記一対の基板のうち少なくとも一方の外側に配設された
偏光板と、前記媒体を等方相状態とするための相転移手
段と、前記媒体に電界を印加するための電界印加手段と
を備えたことを特徴としている。
であって、少なくとも一方が透明な一対の基板と、前記
一対の基板間に挟持された有極性分子を含む媒体と、前
記一対の基板のうち少なくとも一方の外側に配設された
偏光板と、前記媒体を等方相状態とするための相転移手
段と、前記媒体に電界を印加するための電界印加手段と
を備えたことを特徴としている。
【0010】前記構成の表示装置は、有極性分子を等方
相状態とするための相転移手段を備えており、当該相転
移手段によって前記媒体を等方相状態とすることができ
る。よって、請求項2に記載の表示装置も、請求項1に
記載の表示装置と同様に、カー効果を利用したものであ
り高速応答が要求される動画表示に適用する表示装置と
することができるのである。
相状態とするための相転移手段を備えており、当該相転
移手段によって前記媒体を等方相状態とすることができ
る。よって、請求項2に記載の表示装置も、請求項1に
記載の表示装置と同様に、カー効果を利用したものであ
り高速応答が要求される動画表示に適用する表示装置と
することができるのである。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の表示装置であって、前記電界印
加手段は、前記一方の基板の内側面に形成された一対の
櫛形電極であり、電界印加の方向が基板面に平行である
ことを特徴としている。
または請求項2に記載の表示装置であって、前記電界印
加手段は、前記一方の基板の内側面に形成された一対の
櫛形電極であり、電界印加の方向が基板面に平行である
ことを特徴としている。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の表示装置であって、前記電界印
加手段は、前記一対の基板のそれぞれの内側面に形成さ
れた電極であり、電界印加の方向が基板面に垂直である
ことを特徴としている。
または請求項2に記載の表示装置であって、前記電界印
加手段は、前記一対の基板のそれぞれの内側面に形成さ
れた電極であり、電界印加の方向が基板面に垂直である
ことを特徴としている。
【0013】前記構成のように、請求項3の構成であっ
ても、請求項4の構成であっても、高速応答が可能な表
示装置が実現される。
ても、請求項4の構成であっても、高速応答が可能な表
示装置が実現される。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、請求項3
に記載の表示装置であって、前記櫛形電極は、平面視
「く」の字型形状であることを特徴としている。
に記載の表示装置であって、前記櫛形電極は、平面視
「く」の字型形状であることを特徴としている。
【0015】前記構成のように、櫛型電極を平面視
「く」の字型形状とすることにより、表示装置の視野角
特性が向上する。
「く」の字型形状とすることにより、表示装置の視野角
特性が向上する。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
乃至請求項5に記載の表示装置であって、前記媒体中の
有極性分子はクラスタを形成していることを特徴として
いる。
乃至請求項5に記載の表示装置であって、前記媒体中の
有極性分子はクラスタを形成していることを特徴として
いる。
【0017】前記「クラスタ」とは、前記媒体中で有極
性分子が形成している分子集団を意味し、前記有極性分
子は巨視的には等方相状態であるが、微視的にはある方
向に配列した分子集団を形成しているのである。そし
て、前記クラスタを形成することによって、媒体のカー
定数を増大させることができ、カー定数の増大によって
媒体に印加する印加電圧を低減することが可能となる。
性分子が形成している分子集団を意味し、前記有極性分
子は巨視的には等方相状態であるが、微視的にはある方
向に配列した分子集団を形成しているのである。そし
て、前記クラスタを形成することによって、媒体のカー
定数を増大させることができ、カー定数の増大によって
媒体に印加する印加電圧を低減することが可能となる。
【0018】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
乃至請求項6に記載の表示装置であって、前記基板の内
側面には誘電体薄膜が形成されており、該誘電体薄膜は
所定の配向処理がなされていることを特徴としている。
乃至請求項6に記載の表示装置であって、前記基板の内
側面には誘電体薄膜が形成されており、該誘電体薄膜は
所定の配向処理がなされていることを特徴としている。
【0019】前記構成のように、表示装置を構成する基
板の内側面に誘電体薄膜を形成するとともに、該誘電体
薄膜を配向処理することによって、配向の秩序度をアッ
プさせることができ、大きなカー定数が見込まれる。ま
た、請求項6に記載の発明の場合には、分子集団である
クラスタの径を増大させることが可能となり、クラスタ
の径が増大すれば、カー定数を増大させることができ
る。従って、更なる印加電圧の低減(例えば、100V
以下の低電圧での駆動が可能となり、実用に供するこ
と)が可能となる。
板の内側面に誘電体薄膜を形成するとともに、該誘電体
薄膜を配向処理することによって、配向の秩序度をアッ
プさせることができ、大きなカー定数が見込まれる。ま
た、請求項6に記載の発明の場合には、分子集団である
クラスタの径を増大させることが可能となり、クラスタ
の径が増大すれば、カー定数を増大させることができ
る。従って、更なる印加電圧の低減(例えば、100V
以下の低電圧での駆動が可能となり、実用に供するこ
と)が可能となる。
【0020】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の表示装置であって、前記誘電体薄膜は有機薄膜
であることを特徴としている。
に記載の表示装置であって、前記誘電体薄膜は有機薄膜
であることを特徴としている。
【0021】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の表示装置であって、前記有機薄膜はポリイミド
であることを特徴としている。
に記載の表示装置であって、前記有機薄膜はポリイミド
であることを特徴としている。
【0022】前記構成のように、前記誘電体薄膜を有機
薄膜、特に、ポリイミドとすることにより、前記ポリイ
ミドは極めて優れた配向効果を示すものであるので、カ
ー定数を容易に増大することが可能となる。また、前記
ポリイミドは、安定性が高い材料であり信頼性が高い。
従って、前記ポリイミドを使用することによって、良好
な表示性能を示す表示装置を提供することができる。
薄膜、特に、ポリイミドとすることにより、前記ポリイ
ミドは極めて優れた配向効果を示すものであるので、カ
ー定数を容易に増大することが可能となる。また、前記
ポリイミドは、安定性が高い材料であり信頼性が高い。
従って、前記ポリイミドを使用することによって、良好
な表示性能を示す表示装置を提供することができる。
【0023】また、請求項10に記載の発明は、請求項
2乃至請求項9に記載の表示装置であって、前記有極性
分子は液晶材料を含むことを特徴としている。
2乃至請求項9に記載の表示装置であって、前記有極性
分子は液晶材料を含むことを特徴としている。
【0024】また、請求項11に記載の発明は、請求項
2乃至請求項9に記載の表示装置であって、前記有極性
分子は、液晶材料と、該液晶材料の等方相転移温度を低
下させる材料とを含むことを特徴としている。
2乃至請求項9に記載の表示装置であって、前記有極性
分子は、液晶材料と、該液晶材料の等方相転移温度を低
下させる材料とを含むことを特徴としている。
【0025】前記構成とすることにより、有極性分子と
して液晶材料を用いた場合には、当該液晶材料を相転移
手段であるヒーター等の加熱により等方相状態として表
示装置に適用する。その場合、ヒーターによる加熱温度
が高いほど液晶材料はより等方相状態となるのである
が、カー定数は低下してしまう。そして、カー定数の低
下は、印加電圧を増大させてしまうので、実使用上都合
が悪い。
して液晶材料を用いた場合には、当該液晶材料を相転移
手段であるヒーター等の加熱により等方相状態として表
示装置に適用する。その場合、ヒーターによる加熱温度
が高いほど液晶材料はより等方相状態となるのである
が、カー定数は低下してしまう。そして、カー定数の低
下は、印加電圧を増大させてしまうので、実使用上都合
が悪い。
【0026】しかし、前記液晶材料に、該液晶材料の等
方相相転移温度を低下させる材料を添加することによ
り、カー定数を低下させることなく、液晶材料の等方相
転移温度を低下させることができる。従って、カー定数
が低下しないので、印加電圧が増大することなく低電圧
で表示装置を駆動することができる。また、ヒーター等
による加熱温度を低下させることができ、表示装置の使
用温度範囲を広くすることができる。
方相相転移温度を低下させる材料を添加することによ
り、カー定数を低下させることなく、液晶材料の等方相
転移温度を低下させることができる。従って、カー定数
が低下しないので、印加電圧が増大することなく低電圧
で表示装置を駆動することができる。また、ヒーター等
による加熱温度を低下させることができ、表示装置の使
用温度範囲を広くすることができる。
【0027】また、請求項12に記載の発明は、請求項
11に記載の表示装置であって、前記液晶材料の等方相
転移温度を低下させる材料は、分子末端にシアノ基、水
酸基、或いはニトロ基を有する材料であることを特徴と
している。
11に記載の表示装置であって、前記液晶材料の等方相
転移温度を低下させる材料は、分子末端にシアノ基、水
酸基、或いはニトロ基を有する材料であることを特徴と
している。
【0028】前記液晶材料に、該液晶材料の等方相相転
移温度を低下させる材料、例えば分子末端にシアノ基、
水酸基、あるいはニトロ基を有する非液晶分子を添加す
ることによって、液晶材料の等方相状態への相転移温度
を低下させることができ、従って、表示装置の使用温度
範囲を広くすることができる。
移温度を低下させる材料、例えば分子末端にシアノ基、
水酸基、あるいはニトロ基を有する非液晶分子を添加す
ることによって、液晶材料の等方相状態への相転移温度
を低下させることができ、従って、表示装置の使用温度
範囲を広くすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る表示装置について図面を参照しながら説明する。但
し、説明に不要な部分は省略し、又、説明を容易にする
為に拡大或いは縮小等して図示した部分がある。
る表示装置について図面を参照しながら説明する。但
し、説明に不要な部分は省略し、又、説明を容易にする
為に拡大或いは縮小等して図示した部分がある。
【0030】ここで、本発明の表示装置について具体的
に説明する前に、本発明に適用した電気光学効果の原理
について、図10を用いて説明する。図10は、本発明
の実施の形態の電気光学効果の測定系を示す概略図であ
る。
に説明する前に、本発明に適用した電気光学効果の原理
について、図10を用いて説明する。図10は、本発明
の実施の形態の電気光学効果の測定系を示す概略図であ
る。
【0031】電気光学効果とは、物質の屈折率が外部電
界によって変化する現象であって、電界の1次に比例す
る効果と2次に比例する効果とがあり、それぞれポッケ
ルス効果、カー効果と呼ばれている。
界によって変化する現象であって、電界の1次に比例す
る効果と2次に比例する効果とがあり、それぞれポッケ
ルス効果、カー効果と呼ばれている。
【0032】前記電気光学効果のうちカー効果は、高速
の光シャッターへの応用が早くから進められており、特
に、特殊な計測機器への実用化がなされている。また、
前記カー効果は、電界の2次に比例するため、相対的に
低電圧駆動を見込むことができる上、本質的に、数μs
〜数msの応答特性を示すため、高速応答が可能な表示
装置への応用が期待できるものである。
の光シャッターへの応用が早くから進められており、特
に、特殊な計測機器への実用化がなされている。また、
前記カー効果は、電界の2次に比例するため、相対的に
低電圧駆動を見込むことができる上、本質的に、数μs
〜数msの応答特性を示すため、高速応答が可能な表示
装置への応用が期待できるものである。
【0033】この2次の電気光学効果の大きさは、カー
定数と呼ばれる。
定数と呼ばれる。
【0034】いま、等方相状態とされた液晶材料(液晶
材料を加熱することによって等方相状態とされている)
に電界(E)を加えると複屈折を生ずるが、電界方向の屈
折率をn//、電界方向に垂直な方向の屈折率をn⊥とす
ると、複屈折の大きさ(Δn=n//−n⊥)と外部電界
の関係は、 Δn=BλE2 …(1) で表される。
材料を加熱することによって等方相状態とされている)
に電界(E)を加えると複屈折を生ずるが、電界方向の屈
折率をn//、電界方向に垂直な方向の屈折率をn⊥とす
ると、複屈折の大きさ(Δn=n//−n⊥)と外部電界
の関係は、 Δn=BλE2 …(1) で表される。
【0035】ここでBはKerr定数、λは真空中での
入射光の波長である。
入射光の波長である。
【0036】図10に示したように、その偏波面が電界
方向に45度傾いた直線偏光をセルに入射させると、セ
ルの終端では電界方向とそれに垂直な方向の偏光成分間
に次式のような位相差(Γ)が生じる。 Γ=2πLΔn/λ …(2)
方向に45度傾いた直線偏光をセルに入射させると、セ
ルの終端では電界方向とそれに垂直な方向の偏光成分間
に次式のような位相差(Γ)が生じる。 Γ=2πLΔn/λ …(2)
【0037】従って、セルを透過した光は、前記(2)
式に応じた楕円偏光となるので、その一部は検光子(偏
光板)9を通過できるようになり、再び直線偏光となっ
て出射してくる。そして、その強度Iは次式で表され
る。 I=I0sin2(Γ/2)…(3)
式に応じた楕円偏光となるので、その一部は検光子(偏
光板)9を通過できるようになり、再び直線偏光となっ
て出射してくる。そして、その強度Iは次式で表され
る。 I=I0sin2(Γ/2)…(3)
【0038】ここで、I0は入射光強度を表す。セルに
電界を加えなければΓ=0よりI=0であるが、電界が
加わりΓ=πになるとI=I0となり100%の光強度
変調が行えることになる。この時の電圧を半波長電圧
(Vπ)という。一方、E=V/dの関係を使うと
(1)、(2)式より Γ=2πBV2(L/d2)…(4) と計算できるので、この式でΓ=πとして半波長電圧を
次式のように求めることができる。 Vπ=d/(2LB)0.5 …(5)
電界を加えなければΓ=0よりI=0であるが、電界が
加わりΓ=πになるとI=I0となり100%の光強度
変調が行えることになる。この時の電圧を半波長電圧
(Vπ)という。一方、E=V/dの関係を使うと
(1)、(2)式より Γ=2πBV2(L/d2)…(4) と計算できるので、この式でΓ=πとして半波長電圧を
次式のように求めることができる。 Vπ=d/(2LB)0.5 …(5)
【0039】即ち、Kerr定数Bは(5)式を変形し
て、次のようになる。 B=d2/2LVπ2 …(6)
て、次のようになる。 B=d2/2LVπ2 …(6)
【0040】以下の実施例ではI=I0となる電圧Vπ
を実測し、(6)式から計算によりKerr定数Bを求
めた。
を実測し、(6)式から計算によりKerr定数Bを求
めた。
【0041】図10において、セル6は変調電源7より
電力の供給を受ける。8、9は偏光板(但し、以下は9
を検光子と称する。)であり、それらの偏光軸は互いに
直交した位置関係にある。
電力の供給を受ける。8、9は偏光板(但し、以下は9
を検光子と称する。)であり、それらの偏光軸は互いに
直交した位置関係にある。
【0042】また、前記偏光板8および検光子9は、セ
ル6の電界印加方向とは45度傾けて配置している。セ
ル6に電界が加わらない場合、電気光学材料1は等方相
であるから、光線10は偏光方向を変えないでセル6中
を通過し、偏光板8および検光子9の配置から考えて検
知器11に光線10は達しない。
ル6の電界印加方向とは45度傾けて配置している。セ
ル6に電界が加わらない場合、電気光学材料1は等方相
であるから、光線10は偏光方向を変えないでセル6中
を通過し、偏光板8および検光子9の配置から考えて検
知器11に光線10は達しない。
【0043】セル6に電界が加われば電気光学材料1は
複屈折性を示し、電界印加方向とそれに垂直な方向との
屈折率に差異が生ずるため、それぞれの方向に伝搬する
光の位相が異なり、位相差が生ずる。このため、セル6
を通過した光は、一般には楕円偏光となっている。従っ
て、一部の成分は検光子9を通過できるようになり、検
知器11には光線が到達するようになる。
複屈折性を示し、電界印加方向とそれに垂直な方向との
屈折率に差異が生ずるため、それぞれの方向に伝搬する
光の位相が異なり、位相差が生ずる。このため、セル6
を通過した光は、一般には楕円偏光となっている。従っ
て、一部の成分は検光子9を通過できるようになり、検
知器11には光線が到達するようになる。
【0044】前記位相差がπラジアン(半波長に相当)
になった時、セル6を通過した光は検光子9と同一の偏
光方向を持つ直線偏光に変化し、光線10は、ほぼ10
0%検知器11に到達するようになる。この時のセル6
に加わる電圧を半波長電圧(Vπ)という。
になった時、セル6を通過した光は検光子9と同一の偏
光方向を持つ直線偏光に変化し、光線10は、ほぼ10
0%検知器11に到達するようになる。この時のセル6
に加わる電圧を半波長電圧(Vπ)という。
【0045】例えば、セル6に、表1中の[1](化1)
に示す液晶材料である4−シアノ−4’−n−ペンチル
ビフェニルを封入し、33.3℃(ネマティック−等方
相相転移温度)に設定し、被変調光線10としてHe−
Neレーザ光(633nm)を用いた場合、セル6に電
圧を印加していくと検知器11の出力は517Vで最高
に達した。この値は、前記光学位相差がπラジアンに達
したことを示すもので、半波長電圧(Vπ)に相当す
る。
に示す液晶材料である4−シアノ−4’−n−ペンチル
ビフェニルを封入し、33.3℃(ネマティック−等方
相相転移温度)に設定し、被変調光線10としてHe−
Neレーザ光(633nm)を用いた場合、セル6に電
圧を印加していくと検知器11の出力は517Vで最高
に達した。この値は、前記光学位相差がπラジアンに達
したことを示すもので、半波長電圧(Vπ)に相当す
る。
【0046】前記セル6における電極間隔dを1mmと
し、光線通過方向の電極長さLを10mmとした場合、
カー定数Bは、(6)式として計算されるので、本材料
のカー定数Bは1.87×10-8cm/V2となる。
尚、このことは、横電界方式の櫛形電極間隔d=50μ
m、セルギャップL=1mmである場合には、82Vの
電圧で100%の輝度変調ができることを意味してい
る。(櫛形電極間隔d=10μm、セルギャップL=5
0μmである場合には、73Vの電圧で100%の輝度
変調ができる。)
し、光線通過方向の電極長さLを10mmとした場合、
カー定数Bは、(6)式として計算されるので、本材料
のカー定数Bは1.87×10-8cm/V2となる。
尚、このことは、横電界方式の櫛形電極間隔d=50μ
m、セルギャップL=1mmである場合には、82Vの
電圧で100%の輝度変調ができることを意味してい
る。(櫛形電極間隔d=10μm、セルギャップL=5
0μmである場合には、73Vの電圧で100%の輝度
変調ができる。)
【0047】種々の液晶材料について、そのネマティッ
ク−等方相相転移温度にてカー定数Bを測定した結果を
表1に示す。
ク−等方相相転移温度にてカー定数Bを測定した結果を
表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】また、表1中の[1]乃至 [5]に示す液晶
材料の化学式を以下に順に示す。
材料の化学式を以下に順に示す。
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【化5】
【0050】化1の液晶材料は、前述したが5CB(4
−シアノ−4’−n−ペンチルビフェニル)、化2の液
晶材料は、5OCB(4−シアノ−4’−n−ペンチル
オキシビフェニル)、化3の液晶材料は、3OCB(4
−シアノ−4’−n−プロピルオキシビフェニル)と5
OCBと7OCB(4−シアノ−4’−n−ヘプチルオ
キシビフェニル)との等量混合物、化4の液晶材料は、
PCH5(トランス−4−ヘプチル−(4−シアノフェ
ニル)−シクロヘキサン)、化5の液晶材料は、3HP
FFと5HPFFと7HPFFとの混合物(1,2−ジ
フルオロ−4−[トランス−4−(トランス−4−n−
プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]ベンゼン
と、1,2−ジフルオロ−4−[トランス−4−(トラ
ンス−4−n−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシ
ル]ベンゼンと、1,2−ジフルオロ−4−[トランス
−4−(トランス−4−n−ヘプチルシクロヘキシル)
シクロヘキシル]ベンゼン)とよりなる混合物)であ
る。表1からも明らかなように、電極間隔を50μmと
した時には、化1〜化5に示す材料のどれを用いた場合
であっても、比較的低い電圧(100V以下)で光変調
が可能なうえ、後に詳しく述べるが、本質的に高速応答
特性を有しており、表示装置として優れる性能を有して
いるのである。
−シアノ−4’−n−ペンチルビフェニル)、化2の液
晶材料は、5OCB(4−シアノ−4’−n−ペンチル
オキシビフェニル)、化3の液晶材料は、3OCB(4
−シアノ−4’−n−プロピルオキシビフェニル)と5
OCBと7OCB(4−シアノ−4’−n−ヘプチルオ
キシビフェニル)との等量混合物、化4の液晶材料は、
PCH5(トランス−4−ヘプチル−(4−シアノフェ
ニル)−シクロヘキサン)、化5の液晶材料は、3HP
FFと5HPFFと7HPFFとの混合物(1,2−ジ
フルオロ−4−[トランス−4−(トランス−4−n−
プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]ベンゼン
と、1,2−ジフルオロ−4−[トランス−4−(トラ
ンス−4−n−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシ
ル]ベンゼンと、1,2−ジフルオロ−4−[トランス
−4−(トランス−4−n−ヘプチルシクロヘキシル)
シクロヘキシル]ベンゼン)とよりなる混合物)であ
る。表1からも明らかなように、電極間隔を50μmと
した時には、化1〜化5に示す材料のどれを用いた場合
であっても、比較的低い電圧(100V以下)で光変調
が可能なうえ、後に詳しく述べるが、本質的に高速応答
特性を有しており、表示装置として優れる性能を有して
いるのである。
【0051】(実施の形態1)本発明の技術的思想は、
少なくとも一方が透明な一対の基板と、前記一対の基板
間に挟持された有極性分子を含む媒体と、前記一対の基
板のうち少なくとも一方の外側に配設された偏光板と、
前記媒体を等方相状態とするための相転移手段と、前記
媒体に電界を印加するための電界印加手段とを備えた表
示装置とすることにより、高速応答特性に優れた表示装
置を提供するものである。具体的には以下の通りであ
る。
少なくとも一方が透明な一対の基板と、前記一対の基板
間に挟持された有極性分子を含む媒体と、前記一対の基
板のうち少なくとも一方の外側に配設された偏光板と、
前記媒体を等方相状態とするための相転移手段と、前記
媒体に電界を印加するための電界印加手段とを備えた表
示装置とすることにより、高速応答特性に優れた表示装
置を提供するものである。具体的には以下の通りであ
る。
【0052】図1は、本発明の実施の形態1に係る、基
板面に平行に電界を印加する表示装置の簡略化した部分
断面図、図2は、同じく実施の形態1に係る表示装置に
おける電極構成およびラビング方位を示す平面図、図3
は、同じく実施の形態1に係る表示装置の、電界未印加
時の状態を示す部分断面図である。
板面に平行に電界を印加する表示装置の簡略化した部分
断面図、図2は、同じく実施の形態1に係る表示装置に
おける電極構成およびラビング方位を示す平面図、図3
は、同じく実施の形態1に係る表示装置の、電界未印加
時の状態を示す部分断面図である。
【0053】この表示装置20は、図1に示すように、
誘電体薄膜としてのポリイミド膜22(日産化学工業
(株)製配向膜SE−7792)が製膜されたガラス基
板21と、画素電極26と対向電極27とよりなる櫛型
電極を有しかつ表面にポリイミド膜25が製膜されたガ
ラス基板28とが、ガラスファイバースペーサ24を介
して貼り合わされ、ギャップ50μmとされるととも
に、前記ガラス基板21・28間に、有極性分子を含む
媒体である液晶材料23が封止されて構成された横電界
方式の表示装置である。
誘電体薄膜としてのポリイミド膜22(日産化学工業
(株)製配向膜SE−7792)が製膜されたガラス基
板21と、画素電極26と対向電極27とよりなる櫛型
電極を有しかつ表面にポリイミド膜25が製膜されたガ
ラス基板28とが、ガラスファイバースペーサ24を介
して貼り合わされ、ギャップ50μmとされるととも
に、前記ガラス基板21・28間に、有極性分子を含む
媒体である液晶材料23が封止されて構成された横電界
方式の表示装置である。
【0054】前記液晶材料23は、前述した表1に記載
の液晶材料[3]よりなるものである。また、本発明の表
示装置20には、前記液晶材料[3]を等方相状態に相転
移させるための相転移手段であるヒーター34が備えら
れており、該ヒーター34によって加熱(具体的には6
5.5℃と)することにより、液晶材料[3]を等方相状
態としている。
の液晶材料[3]よりなるものである。また、本発明の表
示装置20には、前記液晶材料[3]を等方相状態に相転
移させるための相転移手段であるヒーター34が備えら
れており、該ヒーター34によって加熱(具体的には6
5.5℃と)することにより、液晶材料[3]を等方相状
態としている。
【0055】尚、後に詳しく述べるが、前記液晶材料
[3]は、65.5℃前後の温度とすることにより、巨視
的には等方相状態とされているが、微視的には、液晶材
料[3]中の有極性分子23a…に分子集団を形成させる
ことができる。なお、この分子集団は「クラスタ」と呼
ばれるものであり、クラスタ23c内で有極性分子23
a…は一定の方向に配向している。
[3]は、65.5℃前後の温度とすることにより、巨視
的には等方相状態とされているが、微視的には、液晶材
料[3]中の有極性分子23a…に分子集団を形成させる
ことができる。なお、この分子集団は「クラスタ」と呼
ばれるものであり、クラスタ23c内で有極性分子23
a…は一定の方向に配向している。
【0056】また、前記ガラス基板28の内側面には、
電界印加手段である画素電極26と対向電極27とより
なる櫛形電極、金属配線(画像信号線、走査信号線)、
画素スイッチング素子としての薄膜トランジスタ(TF
T)等が形成されている。尚、図1においては、金属配
線やTFT等は省略されている。また、前記画素電極2
6および前記対向電極27の線幅は10μm、前記画素
電極と前記対向電極との電極間隔は10μmとしてい
る。
電界印加手段である画素電極26と対向電極27とより
なる櫛形電極、金属配線(画像信号線、走査信号線)、
画素スイッチング素子としての薄膜トランジスタ(TF
T)等が形成されている。尚、図1においては、金属配
線やTFT等は省略されている。また、前記画素電極2
6および前記対向電極27の線幅は10μm、前記画素
電極と前記対向電極との電極間隔は10μmとしてい
る。
【0057】また、前記基板21・28の外側面には、
互いの吸収軸方向が直交するとともに、前記ラビング方
向31・32とは45度の角度を成すように偏光板29
・30が配置されている。尚、前記偏光板29・30を
互いの吸収軸方向が平行となるように配設するようなこ
とも可能である。
互いの吸収軸方向が直交するとともに、前記ラビング方
向31・32とは45度の角度を成すように偏光板29
・30が配置されている。尚、前記偏光板29・30を
互いの吸収軸方向が平行となるように配設するようなこ
とも可能である。
【0058】また、前記ポリイミド膜22・25は、図
2に示すように、基板28については紙面上右方向32
に、基板21については紙面上左方向31に向かって配
向処理されている。
2に示すように、基板28については紙面上右方向32
に、基板21については紙面上左方向31に向かって配
向処理されている。
【0059】このように、ポリイミド膜22・25を配
向処理することによって、該ポリイミド膜22・25表
面に位置するクラスタ23c…を一定方向に配向させる
ことができ、当該クラスタ23c…の径を更に増大させ
ることが可能となる。これによって、カー定数を増大さ
せることができ、表示装置に印加する印加電圧を低減す
ることが可能となる。
向処理することによって、該ポリイミド膜22・25表
面に位置するクラスタ23c…を一定方向に配向させる
ことができ、当該クラスタ23c…の径を更に増大させ
ることが可能となる。これによって、カー定数を増大さ
せることができ、表示装置に印加する印加電圧を低減す
ることが可能となる。
【0060】また、図2に示すように、櫛形電極を構成
する画素電極26および対向電極27は、平面視「く」
の字型形状に形成しており、表示装置の視野角特性が向
上する。
する画素電極26および対向電極27は、平面視「く」
の字型形状に形成しており、表示装置の視野角特性が向
上する。
【0061】また、前記表示装置20の背面側(図1で
は下側)にはバックライト33が配置されている。ま
た、図示せぬが、前記基板21上にカラーフィルタを形
成することによって、カラー表示が可能な表示装置20
を構成するようなことも可能である。
は下側)にはバックライト33が配置されている。ま
た、図示せぬが、前記基板21上にカラーフィルタを形
成することによって、カラー表示が可能な表示装置20
を構成するようなことも可能である。
【0062】このようにして作製した表示装置20にお
いては、前述したように、液晶材料[3]をヒーター34
によって65.5℃に保持しているが、ここで当該温度
の意義について、図5を用いて以下に説明する。図5
は、温度とカー定数の関係を示すグラフである。
いては、前述したように、液晶材料[3]をヒーター34
によって65.5℃に保持しているが、ここで当該温度
の意義について、図5を用いて以下に説明する。図5
は、温度とカー定数の関係を示すグラフである。
【0063】前記液晶材料[3]は、温度によってネマテ
ィック相や等方相のように状態が変化する有極性分子か
らなるが、65.5℃(図5中のTM)前後の温度(ネ
マティックー等方相転移温度)に保持した場合には、
「クラスタ」と呼ばれる分子集団が生成される。前記ク
ラスタは、巨視的には等方相状態を呈しているが、微視
的にはクラスタ内で分子が一定の方向に配向している。
ィック相や等方相のように状態が変化する有極性分子か
らなるが、65.5℃(図5中のTM)前後の温度(ネ
マティックー等方相転移温度)に保持した場合には、
「クラスタ」と呼ばれる分子集団が生成される。前記ク
ラスタは、巨視的には等方相状態を呈しているが、微視
的にはクラスタ内で分子が一定の方向に配向している。
【0064】そして、前記液晶材料[3]の加熱温度を、
ネマティックー等方相転移温度である65.5℃より上
昇させると、前記クラスタがばらばら(秩序度が小さく
なる)となり、その結果、カー定数が低下する。前述し
たように、カー定数が低下すれば、印加電圧を増大させ
なければならず、実用上都合が悪い。
ネマティックー等方相転移温度である65.5℃より上
昇させると、前記クラスタがばらばら(秩序度が小さく
なる)となり、その結果、カー定数が低下する。前述し
たように、カー定数が低下すれば、印加電圧を増大させ
なければならず、実用上都合が悪い。
【0065】しかし、ここで、注目すべきことは、図5
に示すように、誘電体薄膜(ポリイミド膜22・25)
を配向処理することによって、カー定数を増大させるこ
とができるのである。
に示すように、誘電体薄膜(ポリイミド膜22・25)
を配向処理することによって、カー定数を増大させるこ
とができるのである。
【0066】これは、ポリイミド膜22・25を所定方
向に配向処理することによって、基板界面近傍において
は、ポリイミド膜22・25の配向処理方向に有極性分
子が配向して秩序度が増し、クラスタの径を増大させる
ことができ、クラスタの径の増大に伴って、カー定数は
増大するためであると考えられる。また、カー定数を増
大させることによって、表示装置に印加する印加電圧を
低減することが可能となり実用に供することができるよ
うになるのである。
向に配向処理することによって、基板界面近傍において
は、ポリイミド膜22・25の配向処理方向に有極性分
子が配向して秩序度が増し、クラスタの径を増大させる
ことができ、クラスタの径の増大に伴って、カー定数は
増大するためであると考えられる。また、カー定数を増
大させることによって、表示装置に印加する印加電圧を
低減することが可能となり実用に供することができるよ
うになるのである。
【0067】次に、このように構成された表示装置20
の動作方法について説明する。図4は、図3の電界未印
加時および電圧印加時の有極性分子内の電子の偏りを表
す概念図である。
の動作方法について説明する。図4は、図3の電界未印
加時および電圧印加時の有極性分子内の電子の偏りを表
す概念図である。
【0068】あらかじめ、ヒーター34により液晶材料
[3]を65.5℃で加熱する。図4(a)に示すよう
に、画素電極26と対向電極27との間に電圧を印加し
ていない場合には、液晶材料[3]中の有極性分子23a
はポリイミド膜22・25表面近傍にてクラスタ23c
…を形成しながらも全体としては等方相状態である。
[3]を65.5℃で加熱する。図4(a)に示すよう
に、画素電極26と対向電極27との間に電圧を印加し
ていない場合には、液晶材料[3]中の有極性分子23a
はポリイミド膜22・25表面近傍にてクラスタ23c
…を形成しながらも全体としては等方相状態である。
【0069】この状態で、図4(b)に示すように、T
FT等の駆動スイッチによって画素電極26と対向電極
27との間に電圧を印加すると、電界が基板面に平行方
向に発生し、有極性分子23a中の電子23dが電界方
向(紙面上、右方向)に偏る。
FT等の駆動スイッチによって画素電極26と対向電極
27との間に電圧を印加すると、電界が基板面に平行方
向に発生し、有極性分子23a中の電子23dが電界方
向(紙面上、右方向)に偏る。
【0070】そして、図1に示すバックライト33から
の光は偏光板30を通過することによって直線偏光とな
り、その直線偏光は、前記液晶層23中を通過すること
によって楕円偏光となり、偏光板29を通過できるよう
になり、再び直線偏光となって表示装置20外に出射さ
れる。尚、その場合の半波長電圧Vπは40.0Vであ
った。
の光は偏光板30を通過することによって直線偏光とな
り、その直線偏光は、前記液晶層23中を通過すること
によって楕円偏光となり、偏光板29を通過できるよう
になり、再び直線偏光となって表示装置20外に出射さ
れる。尚、その場合の半波長電圧Vπは40.0Vであ
った。
【0071】また、前記表示装置20の光学応答時間
は、電界off→on(立ち上がり時間)は10μsで
あり、電界on→off(立ち下がり時間)は1μs以
下であった。尚、従来のTN型の液晶表示装置の応答時
間は、白黒二値間の応答ですら立ち上がり時間は15m
sであり、立ち下がり時間は20msであり、さらに、
中間調表示時の階調間応答時間は、総計で100ms〜
200msであり、例え、当該液晶表示装置に高電圧を
印加したとしても、応答速度を本発明の表示装置20の
ように速くすることはできるものではない。従って、本
発明の表示装置20は、従来のTN型の液晶表示装置と
比較して、飛躍的に応答速度を向上することができる優
れた特性を有するものである。
は、電界off→on(立ち上がり時間)は10μsで
あり、電界on→off(立ち下がり時間)は1μs以
下であった。尚、従来のTN型の液晶表示装置の応答時
間は、白黒二値間の応答ですら立ち上がり時間は15m
sであり、立ち下がり時間は20msであり、さらに、
中間調表示時の階調間応答時間は、総計で100ms〜
200msであり、例え、当該液晶表示装置に高電圧を
印加したとしても、応答速度を本発明の表示装置20の
ように速くすることはできるものではない。従って、本
発明の表示装置20は、従来のTN型の液晶表示装置と
比較して、飛躍的に応答速度を向上することができる優
れた特性を有するものである。
【0072】次に、前記表示装置20の製造方法につい
て説明する。
て説明する。
【0073】まず、ガラス基板28上に、薄膜トランジ
スタ(図示せぬ)、櫛型電極である画素電極26および
対向電極27を形成した。
スタ(図示せぬ)、櫛型電極である画素電極26および
対向電極27を形成した。
【0074】次に、前記ガラス基板28表面にスピナー
を用いてポリイミド膜22(日産化学工業(株)製配向
膜SE−7792)を製膜した。また、前記ガラス基板
21表面にもスピナーを用いてポリイミド膜22(日産
化学工業(株)製配向膜SE−7792)を製膜した。
を用いてポリイミド膜22(日産化学工業(株)製配向
膜SE−7792)を製膜した。また、前記ガラス基板
21表面にもスピナーを用いてポリイミド膜22(日産
化学工業(株)製配向膜SE−7792)を製膜した。
【0075】次に、前記ガラス基板21・28を図2に
示す方向にラビング処理を施した後、ガラスファイバー
スペーサ24を介して貼り合わせ、ギャップ50μmの
表示装置を作製した。
示す方向にラビング処理を施した後、ガラスファイバー
スペーサ24を介して貼り合わせ、ギャップ50μmの
表示装置を作製した。
【0076】次に、定法に従って、表1記載の液晶材料
[3]を封入した。
[3]を封入した。
【0077】次に、前記基板21・28の外側面に偏光
板29・30を互いの吸収軸方向が直交するとともに、
前記ラビング方向31、32とは45度の角度を成すよ
う貼合して表示装置20を作製した。
板29・30を互いの吸収軸方向が直交するとともに、
前記ラビング方向31、32とは45度の角度を成すよ
う貼合して表示装置20を作製した。
【0078】(実施の形態2)図6は、実施の形態2に
係る、基板面に垂直に電界を印加する表示装置の簡略化
した部分断面図、図7は、同じく実施の形態2に係る表
示装置における電極構成およびラビング方位を示す平面
図である。
係る、基板面に垂直に電界を印加する表示装置の簡略化
した部分断面図、図7は、同じく実施の形態2に係る表
示装置における電極構成およびラビング方位を示す平面
図である。
【0079】この表示装置40は、図6に示すように、
透明電極43を有しかつ誘電体薄膜としてポリイミド膜
44(JSR製ポリイミド配向膜塗料JALS−68
2)を塗布し、180℃にて1時間焼成したガラス基板
42と、透明電極48を有しかつ表面にポリイミド膜4
7を塗布し、同じく180℃にて1時間焼成したガラス
基板49とが、ガラスファイバースペーサ45を介して
貼り合わされ、ギャップ50μmとされるとともに、前
記ガラス基板42・49間に液晶材料46が封止されて
構成されている。
透明電極43を有しかつ誘電体薄膜としてポリイミド膜
44(JSR製ポリイミド配向膜塗料JALS−68
2)を塗布し、180℃にて1時間焼成したガラス基板
42と、透明電極48を有しかつ表面にポリイミド膜4
7を塗布し、同じく180℃にて1時間焼成したガラス
基板49とが、ガラスファイバースペーサ45を介して
貼り合わされ、ギャップ50μmとされるとともに、前
記ガラス基板42・49間に液晶材料46が封止されて
構成されている。
【0080】尚、前記ガラス基板49の内側面には透明
電極48が形成されているが、実施の形態1の場合と同
様に、金属配線(画像信号線、走査信号線)、画素スイ
ッチング素子としての薄膜トランジスタ(TFT)等が
形成されている。
電極48が形成されているが、実施の形態1の場合と同
様に、金属配線(画像信号線、走査信号線)、画素スイ
ッチング素子としての薄膜トランジスタ(TFT)等が
形成されている。
【0081】また、前記配向膜44・47の配向処理方
向は、図7に示すように、ガラス基板49については紙
面上右方向52に、ガラス基板42については紙面上左
方向51に向かって配向処理されている。
向は、図7に示すように、ガラス基板49については紙
面上右方向52に、ガラス基板42については紙面上左
方向51に向かって配向処理されている。
【0082】また、ガラス基板42の内側面には、対向
電極としての透明電極43が形成されており、更に透明
電極43上にはポリイミドから成る配向膜44が形成さ
れている。また、前記ガラス基板42の外側面には偏光
板41が配置され、更に、前記ガラス基板49の外側面
には偏光板50が配置され、前記偏光板41・50の吸
収軸方向が直交するとともに、前記ラビング方向51・
52とは45度の角度を成すよう貼合して構成されてい
る。尚、ガラス基板42上には、実施の形態1の場合と
同様に、カラーフィルタを形成するようにしてもよい。
電極としての透明電極43が形成されており、更に透明
電極43上にはポリイミドから成る配向膜44が形成さ
れている。また、前記ガラス基板42の外側面には偏光
板41が配置され、更に、前記ガラス基板49の外側面
には偏光板50が配置され、前記偏光板41・50の吸
収軸方向が直交するとともに、前記ラビング方向51・
52とは45度の角度を成すよう貼合して構成されてい
る。尚、ガラス基板42上には、実施の形態1の場合と
同様に、カラーフィルタを形成するようにしてもよい。
【0083】次に、前記液晶材料46について説明す
る。
る。
【0084】前記液晶材料46は、前記表1に記載の液
晶材料[5](化5)よりなる混合物100重量部に、非
液晶性物質であるエチルアルコール0.1重量部を混合
したものである。尚、前記液晶材料[5]は、表1に記載
のように、ネマティック相−等方相相転移温度が11
3.0℃であるが、これにエチルアルコールを添加する
ことにより大幅に相転移温度を下げることができる。
晶材料[5](化5)よりなる混合物100重量部に、非
液晶性物質であるエチルアルコール0.1重量部を混合
したものである。尚、前記液晶材料[5]は、表1に記載
のように、ネマティック相−等方相相転移温度が11
3.0℃であるが、これにエチルアルコールを添加する
ことにより大幅に相転移温度を下げることができる。
【0085】即ち、本実施の形態2のように、液晶材料
[5]100重量部に対してエチルアルコール0.1重量
部を混合すると35.2℃まで相転移温度を下げること
ができ、また、エチルアルコールの添加量を増加すれ
ば、更に、液晶材料の相転移温度を下げることができ
る。このようにして、エチルアルコールは、液晶材料を
等方相状態とするための相転移手段としての機能を有す
ることとなる。
[5]100重量部に対してエチルアルコール0.1重量
部を混合すると35.2℃まで相転移温度を下げること
ができ、また、エチルアルコールの添加量を増加すれ
ば、更に、液晶材料の相転移温度を下げることができ
る。このようにして、エチルアルコールは、液晶材料を
等方相状態とするための相転移手段としての機能を有す
ることとなる。
【0086】また、前記液晶材料[5]はn型の液晶材料
であり、本実施の形態2においては、電界印加方向が基
板に対して垂直方向であるので、その電界印加方向に対
して垂直な方向に液晶材料(有極性分子)中の電子が偏
ることとなる。
であり、本実施の形態2においては、電界印加方向が基
板に対して垂直方向であるので、その電界印加方向に対
して垂直な方向に液晶材料(有極性分子)中の電子が偏
ることとなる。
【0087】そして、前記表示装置40を相転移手段で
あるヒーター53により35.2℃に保持し、半波長電
圧Vπを測定したところ35.0Vの値が得られた。ま
た、光学応答時間は、立ち上がり時間(電界off→o
n)は6μsであり、立ち下がり時間(電界on→of
f)は1μs以下であった。従って、本発明の実施の形
態2に係る表示装置40は、実施の形態1の表示装置2
0と同様に、応答速度が飛躍的に向上するものである。
あるヒーター53により35.2℃に保持し、半波長電
圧Vπを測定したところ35.0Vの値が得られた。ま
た、光学応答時間は、立ち上がり時間(電界off→o
n)は6μsであり、立ち下がり時間(電界on→of
f)は1μs以下であった。従って、本発明の実施の形
態2に係る表示装置40は、実施の形態1の表示装置2
0と同様に、応答速度が飛躍的に向上するものである。
【0088】更には、前述したように、ネマティック相
−等方相相転移温度が113.0℃である液晶材料[5]
のように相転移温度が高い材料であっても、エチルアル
コール等を添加することにより、大幅に相転移温度を下
げることが可能となるのである。
−等方相相転移温度が113.0℃である液晶材料[5]
のように相転移温度が高い材料であっても、エチルアル
コール等を添加することにより、大幅に相転移温度を下
げることが可能となるのである。
【0089】また、エチルアルコールを液晶材料に添加
した場合、当該液晶材料のカー定数の低下はわずかであ
った。尚、本実施の形態2では添加剤としてエチルアル
コールを用いたが、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基
を有する非液晶性物質である化合物を用いることによっ
ても相転移温度を低下させることが可能である。
した場合、当該液晶材料のカー定数の低下はわずかであ
った。尚、本実施の形態2では添加剤としてエチルアル
コールを用いたが、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基
を有する非液晶性物質である化合物を用いることによっ
ても相転移温度を低下させることが可能である。
【0090】このようにして、本実施の形態2に係る表
示装置は、実施の形態1に係る表示装置と同様に応答性
が優れ、更に、有極性分子からなる材料として液晶材料
を用い、該液晶材料に相転移温度を下げることができる
材料を添加することにより、大幅に液晶材料の等方相状
態への相転移温度を低下させることができるのである。
示装置は、実施の形態1に係る表示装置と同様に応答性
が優れ、更に、有極性分子からなる材料として液晶材料
を用い、該液晶材料に相転移温度を下げることができる
材料を添加することにより、大幅に液晶材料の等方相状
態への相転移温度を低下させることができるのである。
【0091】(実施の形態3)図8は、実施の形態3に
係る、表示装置の簡略化した部分断面図である。前記実
施の形態1および実施の形態2では、透過型の表示装置
を構成した例を示したが、これらに限られるものではな
く、本実施の形態3に示すように、反射型の表示装置と
することもできる。
係る、表示装置の簡略化した部分断面図である。前記実
施の形態1および実施の形態2では、透過型の表示装置
を構成した例を示したが、これらに限られるものではな
く、本実施の形態3に示すように、反射型の表示装置と
することもできる。
【0092】即ち、反射型の表示装置60は、図8に示
すように、反射膜からなる電極68を有しかつ誘電体薄
膜としてポリイミド膜67を塗布し、180℃にて1時
間焼成したガラス基板69と、透明電極63を有しかつ
表面にポリイミド膜64が製膜されたガラス基板62と
が、ガラスファイバースペーサ65を介して貼り合わさ
れ、ギャップ50μmとされるとともに、前記ガラス基
板62・69間に液晶材料66が封止されて構成されて
いる。
すように、反射膜からなる電極68を有しかつ誘電体薄
膜としてポリイミド膜67を塗布し、180℃にて1時
間焼成したガラス基板69と、透明電極63を有しかつ
表面にポリイミド膜64が製膜されたガラス基板62と
が、ガラスファイバースペーサ65を介して貼り合わさ
れ、ギャップ50μmとされるとともに、前記ガラス基
板62・69間に液晶材料66が封止されて構成されて
いる。
【0093】また、前記ガラス基板69の外方側に、例
えば金属アルミニウムを主成分とした反射膜を形成した
り、更には、ガラス基板69の代わりに金属アルミニウ
ム等からなる反射板を用いるようなことも可能である。
えば金属アルミニウムを主成分とした反射膜を形成した
り、更には、ガラス基板69の代わりに金属アルミニウ
ム等からなる反射板を用いるようなことも可能である。
【0094】(実施の形態4)図9は、本発明の実施の
形態4に係る、表示装置の簡略化した部分断面図であ
る。
形態4に係る、表示装置の簡略化した部分断面図であ
る。
【0095】先ず、図9を参照して、本実施の形態4に
係る表示装置の構成を説明する。本実施の形態4に係る
表示装置20は、液晶分子の配向の変化により表示を行
うことができるとともに、電界による電子分布の制御を
利用(即ち、等方相状態の液晶分子(有極性分子)中の
電子の偏りの変化)によっても表示を行うことができる
ものである。
係る表示装置の構成を説明する。本実施の形態4に係る
表示装置20は、液晶分子の配向の変化により表示を行
うことができるとともに、電界による電子分布の制御を
利用(即ち、等方相状態の液晶分子(有極性分子)中の
電子の偏りの変化)によっても表示を行うことができる
ものである。
【0096】即ち、前記表示装置20は、液晶分子の配
向の変化により表示を行うための第1の駆動回路70
と、等方相状態の有極性分子中の電子の偏りにより表示
を行うための第2の駆動回路71と、スイッチ回路72
と、該スイッチ回路72のスイッチング態様の切換えを
制御するスイッチ制御回路73と、該スイッチ制御回路
73に接続された温度センサー74等を備えている。ま
た、前記スイッチ制御回路73には、実施の形態1で説
明したヒーター34が接続されている。
向の変化により表示を行うための第1の駆動回路70
と、等方相状態の有極性分子中の電子の偏りにより表示
を行うための第2の駆動回路71と、スイッチ回路72
と、該スイッチ回路72のスイッチング態様の切換えを
制御するスイッチ制御回路73と、該スイッチ制御回路
73に接続された温度センサー74等を備えている。ま
た、前記スイッチ制御回路73には、実施の形態1で説
明したヒーター34が接続されている。
【0097】また、前記第1の駆動回路70と前記第2
の駆動回路71とは、スイッチ回路72を介して表示装
置20を構成する画素電極26および対向電極27に接
続されている。
の駆動回路71とは、スイッチ回路72を介して表示装
置20を構成する画素電極26および対向電極27に接
続されている。
【0098】次いで、前記表示装置20の駆動方法につ
いて説明する。
いて説明する。
【0099】前記表示装置20を液晶分子の配向の変化
により表示を行わせる場合には、前記スイッチ制御回路
73によりスイッチ回路72を第1の駆動回路70側に
切り替えて、該第1の駆動回路70により前記画素電極
26と前記対向電極27の間に電圧を印加して表示を行
う。
により表示を行わせる場合には、前記スイッチ制御回路
73によりスイッチ回路72を第1の駆動回路70側に
切り替えて、該第1の駆動回路70により前記画素電極
26と前記対向電極27の間に電圧を印加して表示を行
う。
【0100】また、前記表示装置20を有極性分子中の
電子の偏りにより表示を行わせる場合には、前記スイッ
チ制御回路73によりスイッチ回路72を第2の駆動回
路71側に切り替えて、該第2の駆動回路71により前
記画素電極26と前記対向電極27の間に電圧を印加し
て表示を行う。
電子の偏りにより表示を行わせる場合には、前記スイッ
チ制御回路73によりスイッチ回路72を第2の駆動回
路71側に切り替えて、該第2の駆動回路71により前
記画素電極26と前記対向電極27の間に電圧を印加し
て表示を行う。
【0101】また、前記温度センサー74により前記液
晶層23の温度を検知し、その検知した値をスイッチ制
御回路73に入力し、その検知した値が、前記液晶層2
3が等方相となる温度以上であれば、前記第2の駆動回
路71により前記液晶層23に電圧を印加して表示を行
い、その逆に、検知した値が、前記液晶分子が等方相と
なる温度より低ければ、スイッチ制御回路73に接続さ
れたヒーター34により前記液晶層23を加熱し該液晶
層23を等方相状態として、前記第2の駆動回路71に
より電圧を印加して表示を行うようなこともできる。
晶層23の温度を検知し、その検知した値をスイッチ制
御回路73に入力し、その検知した値が、前記液晶層2
3が等方相となる温度以上であれば、前記第2の駆動回
路71により前記液晶層23に電圧を印加して表示を行
い、その逆に、検知した値が、前記液晶分子が等方相と
なる温度より低ければ、スイッチ制御回路73に接続さ
れたヒーター34により前記液晶層23を加熱し該液晶
層23を等方相状態として、前記第2の駆動回路71に
より電圧を印加して表示を行うようなこともできる。
【0102】このようにして、本実施の形態4の表示装
置20は、例えば、画質の良い液晶テレビとして使用す
るような場合には、液晶分子の配向の変化により表示を
行うようにし、シュミレーション等の高速画像解析で動
画表示により高速応答が必要な場合には、等方相状態の
液晶分子(有極性分子)中の電子の偏りの変化によって
表示を行うことができ、利便性に優れたものである。
置20は、例えば、画質の良い液晶テレビとして使用す
るような場合には、液晶分子の配向の変化により表示を
行うようにし、シュミレーション等の高速画像解析で動
画表示により高速応答が必要な場合には、等方相状態の
液晶分子(有極性分子)中の電子の偏りの変化によって
表示を行うことができ、利便性に優れたものである。
【0103】(その他の事項) (1) 実施の形態1乃至実施の形態4に係る表示装置
においては、ガラス基板の代わりにプラスチックフィル
ム基板を用いることが可能である。
においては、ガラス基板の代わりにプラスチックフィル
ム基板を用いることが可能である。
【0104】(2) 少なくとも一方が透明な一対の基
板と、前記一対の基板間に挟持された等方相状態の有極
性分子を含む媒体と、前記一対の基板のうち少なくとも
一方の外側に配設された偏光板と、前記媒体に電界を印
加するための電界印加手段とを備えた表示装置とするこ
とによって、高速応答が可能な表示装置を構成すること
もできる。即ち、実施の形態1乃至実施の形態4におい
ては、有極性分子を含む媒体を等方相状態とするための
相転移手段によって等方相状態としているのであった
が、その他として、水等の等方相状態の有極性分子から
なる媒体を用いることも可能である。尚、その際、相転
移手段を用いる必要はない。
板と、前記一対の基板間に挟持された等方相状態の有極
性分子を含む媒体と、前記一対の基板のうち少なくとも
一方の外側に配設された偏光板と、前記媒体に電界を印
加するための電界印加手段とを備えた表示装置とするこ
とによって、高速応答が可能な表示装置を構成すること
もできる。即ち、実施の形態1乃至実施の形態4におい
ては、有極性分子を含む媒体を等方相状態とするための
相転移手段によって等方相状態としているのであった
が、その他として、水等の等方相状態の有極性分子から
なる媒体を用いることも可能である。尚、その際、相転
移手段を用いる必要はない。
【0105】(3) 本実施の形態1乃至実施の形態4
においては、誘電体薄膜としてポリイミド膜を用いた
が、これに限られるものではなく、例えば、有機薄膜、
ポリビニルアルコール等を用いることも可能である。
においては、誘電体薄膜としてポリイミド膜を用いた
が、これに限られるものではなく、例えば、有機薄膜、
ポリビニルアルコール等を用いることも可能である。
【0106】(4) 本実施の形態1乃至実施の形態4
においては、アクティブマトリックス型の表示装置につ
いて説明したが、単純マトリクス型の表示装置とするこ
ともできる。
においては、アクティブマトリックス型の表示装置につ
いて説明したが、単純マトリクス型の表示装置とするこ
ともできる。
【0107】
【発明の効果】以上のように、本発明の表示装置はカー
効果を利用した表示装置であり、従来の液晶表示装置と
比較して、分子の動きによって光の透過と遮断を切り替
えるものではなく、電子の偏りによって光の透過と遮断
を切り替えるものであり、また、数十V以下の低電圧で
100%の輝度変調が可能であり、応答速度が速く動画
像表示に適した薄型表示装置として、その実用的価値は
極めて高いものである。
効果を利用した表示装置であり、従来の液晶表示装置と
比較して、分子の動きによって光の透過と遮断を切り替
えるものではなく、電子の偏りによって光の透過と遮断
を切り替えるものであり、また、数十V以下の低電圧で
100%の輝度変調が可能であり、応答速度が速く動画
像表示に適した薄型表示装置として、その実用的価値は
極めて高いものである。
【図1】本発明の実施の形態1に係る、基板面に平行に
電界を印加する表示装置の簡略化した部分断面図であ
る。
電界を印加する表示装置の簡略化した部分断面図であ
る。
【図2】同じく実施の形態1に係る表示装置における電
極構成およびラビング方位を示す平面図である。
極構成およびラビング方位を示す平面図である。
【図3】同じく実施の形態1に係る表示装置の、電界未
印加時の状態を示す部分断面図である。
印加時の状態を示す部分断面図である。
【図4】図3の電界未印加時および電圧印加時の有極性
分子内の電子の偏りを表す概念図である。
分子内の電子の偏りを表す概念図である。
【図5】温度とカー定数の関係を示すグラフである。
【図6】本発明の実施の形態2に係る、基板面に垂直に
電界を印加する表示装置の簡略化した部分断面図であ
る。
電界を印加する表示装置の簡略化した部分断面図であ
る。
【図7】同じく実施の形態2に係る表示装置における電
極構成およびラビング方位を示す平面図である。
極構成およびラビング方位を示す平面図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る反射型の表示装置
の構成を示す概略断面図である。
の構成を示す概略断面図である。
【図9】本発明の実施の形態4に係る表示装置の構成を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図10】本発明の実施の形態の電気光学効果の測定系
を示す概略図である。
を示す概略図である。
1 電気光学材料 4・5 電極 6 セル 7 変調電源 8 偏光板 9 検光子 10 光線 11 検知器 20 表示装置 21・28 ガラス基板 22・25 ポリイミド膜 23 液晶材料 23a 有極性分子 23c クラスタ 24 スペーサ 26 画素電極 27 対向電極 29・30 偏光板 31・32 ラビング方向 33 バックライト 34 ヒーター 40 表示装置 41・50 偏光板 42・49 ガラス基板 43・48 透明電極 44・47 ポリイミド膜 45 スペーサ 46 液晶材料 51・52 ラビング方向 53 ヒーター
Claims (12)
- 【請求項1】 少なくとも一方が透明な一対の基板と、 前記一対の基板間に挟持された等方相状態の有極性分子
を含む媒体と、 前記一対の基板のうち少なくとも一方の外側に配設され
た偏光板と、 前記媒体に電界を印加するための電界印加手段と を備えたことを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 少なくとも一方が透明な一対の基板と、 前記一対の基板間に挟持された有極性分子を含む媒体
と、 前記一対の基板のうち少なくとも一方の外側に配設され
た偏光板と、 前記媒体を等方相状態とするための相転移手段と、 前記媒体に電界を印加するための電界印加手段とを備え
たことを特徴とする表示装置。 - 【請求項3】 前記電界印加手段は、前記一方の基板の
内側面に形成された一対の櫛形電極であり、電界印加の
方向が基板面に平行であることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記電界印加手段は、前記一対の基板の
それぞれの内側面に形成された電極であり、電界印加の
方向が基板面に垂直であることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載の表示装置。 - 【請求項5】 前記櫛形電極は、平面視「く」の字型形
状であることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。 - 【請求項6】 前記媒体中の有極性分子はクラスタを形
成していることを特徴とする請求項1乃至請求項5に記
載の表示装置。 - 【請求項7】 前記基板の内側面には誘電体薄膜が形成
されており、該誘電体薄膜は所定の配向処理がなされて
いることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の表
示装置。 - 【請求項8】 前記誘電体薄膜は有機薄膜であることを
特徴とする請求項7に記載の表示装置。 - 【請求項9】 前記有機薄膜はポリイミドであることを
特徴とする請求項8に記載の表示装置。 - 【請求項10】 前記有極性分子は液晶材料を含むこと
を特徴とする請求項2乃至請求項9に記載の表示装置。 - 【請求項11】 前記有極性分子は、液晶材料と、該液
晶材料の等方相転移温度を低下させる材料とを含むこと
を特徴とする請求項2乃至請求項9に記載の表示装置。 - 【請求項12】 前記液晶材料の等方相転移温度を低下
させる材料は、分子末端にシアノ基、水酸基、或いはニ
トロ基を有する材料であることを特徴とする請求項11
に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000060553A JP2001249363A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000060553A JP2001249363A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001249363A true JP2001249363A (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=18580838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000060553A Pending JP2001249363A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001249363A (ja) |
Cited By (31)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100649039B1 (ko) * | 2004-01-15 | 2006-11-27 | 샤프 가부시키가이샤 | 표시 소자 및 표시 장치, 및 표시 소자의 제조 방법 |
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