明 細 書 ィ ソォキサゾールー 5 —ィル置換べンゼン類および製造方法 技術分野 :
本発明は、 農薬 ' 医薬などの中間体と して有用な、 新規なイ ソォキサゾール- 5 一ィル置換ベンゼン類およびその製造方法である。 背景技術 :
本発明のイ ソォキサゾールー 5 —ィル置換ベンゼンから誘導される化合物と し ては、 W 0 9 6 / 2 6 2 0 6号、 W 0 9 7 / 4 1 1 1 7号、 W0 9 7 / 4 1 1 1 8号等に下記式 〔A〕 で表される化合物が除草剤と して有用であることが記載さ れている。
( Z =Hetero-yl ) また、 WO 9 7 / 3 5 8 5 0 には、 本発明化合物から誘導される安息香酸が記 載されている。 発明の開示 :
本発明は、 一般式 [ I ]
(式中、 Rは、 塩素原子またはメチル基を示し、 R 1 , R2 および R3 は、 それ
ぞれ独立して、 水素原子または C ,— 4 アルキル基を示す。 ) で表される化合物、 お よびその製造方法に関し、 詳しく は、
製造法 1.
一般式 [Π]
(式中、 R、 R 1 および R2 は前記と同じ意味を示す。 ) で表される化合物と、 一般式 [ΙΠ] : R 3 S H (式中、 R3 は、 前記と同じ意味を示す。 ) で表 される化合物を反応させることを特徴とする前記一般式 [ I ] で表される化合物 の製造方法、 および
製造法 2.
一般式 〔IV〕
(式中、 R、 R ' 、 R 2 および R3 は前記と同じ意味を示す。 ) で表される化合 物を脱ア ミ ノ化反応させることを特徴とする前記一般式 [ I ] で表される化合物 の製造方法である。
発明を実施するための最良の形態 :
本発明化合物において、 R ' , R
2 および R
3 における ―,, アルキル基と し ては、 メ チル, ェチル, プロ ピル, イ ソプロ ピル, プチル, イ ソプチル, s —ブ チル, t _ブチルなどが挙げられる。 本発明化合物および各種中間体化合物の製造法について更に詳細に説明する 製造法 1
C I ] [m ] [ I ]
(式中、 R、 R 1 、 R 2 および R 3 は、 前記と同じ意味を示す c )
化合物 [ H ] とアルカ ンチオール [IE ] を、 適当な溶媒中、 塩基の存在下に、 0てから用いる溶媒の沸点の間の温度で反応させるこ とにより、 本発明化合物 [ I ] が製造できる。
反応に用いられるアルカ ンチオールと しては、 メ チルメ ノレカプタ ン, ェチルメ ルカブタ ン, n —プロ ピルメ ルカブタ ン, イ ソプロ ピルメ ルカブタ ンなどを例示 する ことができ、 塩基と しては、 ナ ト リ ウムメ チラ一 卜, ナ ト リ ウムェチラ一 卜 , カ リ ウム t —ブ トキシ ドなどのアルコラ一 ト類、 水酸化ナ ト リ ウム, 水酸化力 リ ゥムなどのアル力 リ金属水酸化物、 炭酸ナ ト リ ウム, 炭酸力 リ ウムなどの炭酸 塩、 卜 リ エチルァ ミ ン, ジイ ソプロ ピルェチルァ ミ ンなどの第三ア ミ ン、 ピリ ジ ンなどの有機塩基類が挙げられる。 また、 あらかじめ調製されたアルカ ンチォ一 ル [IE ] のナ ト リ ウム, カ リ ウムなどの塩を用いる こ と もできる。
用いられる溶媒と しては、 メ タ ノ ール, エタ ノ ール, イ ソプロパノ ールなどの アルコール類、 T H F, ジォキサンなどのエーテル類、 ベンベン, トルエン, キ シ レンなどの芳香族炭化水素類、 ァセ 卜二 卜 リ ルなどの二 ト リ ル類、 D M F , ジ メ チルァセ 卜ア ミ ドなどのア ミ ド類が挙げられる。
さ らに、 アルカ ンチオール [ΙΠ ] のナ ト リ ウム塩, カ リ ウム塩などの水溶液を 用いて、 ベンゼン, トルエンなどの炭化水素類、 塩化メ チ レン, ク ロ口ホルムな どの塩素系炭化水素類、 あるいは有機溶媒を用いる こ とな く 、 テ 卜 ラ n —ブチル アンモニゥムブロ ミ ドなどの第四ア ンモニゥム塩の存在下、 室温から用いる溶媒 の沸点の間の温度で反応させるこ とによつても化合物 [ I ] を製造できる。 製造法 2
[IV] CI ]
(式中、 R、 R ' 、 R2 および R3 は、 前記と同じ意味を示す。 )
化合物 [I ] は、 化合物 [IV] を適当な溶媒中、 酢酸などの有機酸または塩酸 , 硫酸などの鉱酸の存在下、 室温から 0 °Cの温度で、 N a N02 または、 一般式 : R 0 N 0 ( R は、 C ,— e アルキル基を示す。 ) を反応させて、 ジァゾ二 ゥ厶塩と した後、 メ タ ノール, エタ ノール, プロパノ ールなどのアルコール中で 、 加熱加水分解させることにより製造できる。
用いられる溶媒と しては、 水、 酢酸などの酸、 メ タ ノール, エタノール, イ ソ プロパノ一ルなどのアルコール類、 ァセ トニ ト リルなどの二 卜 リル類、 ァセ 卜 ン , メチルェチルケ ト ンなどのケ ト ン類、 T H F , ジォキサンなどのエーテル類、 酢酸ェチルなどのエステル類、 DMFなど、 あるいは、 これらの 2種以上の混合 溶媒が挙げられる。
また、 アルコール中での加水分解は、 銅, アルミ ニウム, 酸化銅, 亜鉛末また は大過剰の次亜リ ン酸などを共存させて、 あるいは、 硫酸銅などの触媒を用いて 、 より温和な条件で反応させること もできる。 また、 変法と して、 化合物 [IV] を適当な溶媒中、 酢酸などの有機酸または、 塩酸, 硫酸などの鉱酸の存在下、 メ 夕 ノール, エタ ノ ール, プロパノールなどのアルコールを添加し、 加熱下 N a N 02 または R 1 ON〇を反応させること もできる。 前記製造法 1および製造法 2における、 化合物 [H] および化合物 [IV] はと もに新規化合物であり、 例えば以下の方法によつて製造することができる。 化合物 [H] の製造方法
工程 a
l
( 1 ) ( 2 ) ( 4 ) 工程 b :
(式中、 R、 R 1 および は前記と同じ意味を示し、 R 5 および は分岐 していてもよい 6 アルキル基を、 Xはハロゲン原子を示す。 なお、 化合物 ( 4 ) において、 R5 は M g (O R6 ) の R6 とスクラ ンブルすることがある ので、 R 5' と した。 )
工程 a :
ジケ トエステル体 ( 4 ) は、 安息香酸ハライ ド ( 3 ) と /3—ケ 卜エステル体 ( 2 ) のマグネシウム塩より、 公知の方法により製造できる。
すなわち、 /3—ケ トエステル体 ( 1 ) とマグネシウムアルコラ一 卜 ( 2 ) を、 適当な溶媒中、 0 °Cから用いる溶媒の沸点の間の温度で 0. 5 ~ 1 0時間反応させ 、 ーケ トエステル体のマグネシゥム塩と し、 次いで、 安息香酸ハライ ド ( 4 ) と、 一 1 0 °Cから用いる溶媒の沸点の間の温度で反応することによって製造でき
る。
この反応でマグネシゥム塩の製造時、 副生するアルコールを留去することによ り、 反応を円滑に、 しかも、 副生物を少なくすることができる。
この反応に用いられる溶媒と しては、 ベンベン, トルエン, キシレンなどの芳 香族炭化水素類、 n—へキサン, シクロへキサンなどの脂肪族炭化水素類、 エー テル, テ トラ ヒ ドロフラ ン (T H F ) , ジォキサンなどのエーテル類などが挙げ られる。
工程 b :
化合物 ( 4 ) を適当な溶媒中、 触媒量の塩酸, 硫酸などの鉱酸あるいは p - ト ルエンスルホン酸などの有機酸の存在下、 用いる溶媒の沸点までの温度で加熱す ることによって、 化合物 ( 5 ) が製造できる。
化合物 ( 5 ) は、 ケ ト, エノ一ルの互変異性体と して存在し、 室温では、 むし ろ、 大部分ェノール型と して存在する。
用いられる溶媒と しては、 ベンベン, トルエン, キシレンなどの芳香族炭化水 素類、 n—へキサン, シクロへキサンなどの脂肪族炭化水素類、 エーテル, T H F , ジォキサンなどのエーテル類、 クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類 などが挙げられる。
反応時間は、 各々の置換基によって異なるが、 一般的には、 数時間から 4 8時 間程度である。 用いる酸触媒の量と しては、 化合物 ( 4 ) 1 モルに対して 0. 0 0 1 から 1 モルである。
さ らに、 化合物 ( 5 ) は、 酸触媒による加水分解によっても製造できる。 すな わち、 化合物 ( 4 ) を塩酸, 硫酸などの鉱酸の存在下、 室温から用いる溶媒の沸 点の間の温度で数時間から 4 8時間加水分解させることによつて製造できる。 この反応で、 水とと もに酢酸、 T H F , ジォキサンなどの水溶性エーテル類、 メ タノール, エタノール, イ ソプロパノールなどのアルコール類など、 あるいは これらの 2種以上の混合溶媒を用いることにより、 反応は円滑に行う ことができ る。
工程 c :
ジケ ト ン体 ( 5 ) と ヒ ドロキシルァ ミ ンとを適当な溶媒中、 0 °Cから用いる溶 媒の沸点の間で、 i 0分から 2 4時間反応させることによって、 化合物 [ Π ] が
製造できる。
この反応でヒ ドロキシルア ミ ンは、 塩酸塩も し く は硫酸塩の形で用いること も でき、 また、 塩化水素, 硫酸あるいは P — トルエンスルホン酸などの酸類を触媒 と して用いること もできる。
また、 溶媒と しては、 メ タ ノ ール, エタ ノ ール, イ ソプロパノ ールなどのアル コール類、 ベンゼン, トルエンなどの炭化水素類、 T H F , ジォキサンなどのェ —テル類、 ァセ 卜二 ト リ ルなどの二 ト リ ル類、 ジメ チルホルムア ミ ド ( D M F ) 、 ピリ ジン、 酢酸、 水などおよびこれらの溶媒の 2種以上の混合溶媒が挙げられ る。 化合物 [IV ] の製造方法 工程 d
R ' CC
( 1 ) ( 2 ) ( 7 ) 工程 e :
NO i
( 7 ) ( 8 ) 工程 f :
( 8 ) ( 9 )
工程 g :
( 9 ) ( 1 0 ) 工程 h :
( 1 0 ) ( 1 1 ) 工程 i :
( 1 1 ) CIV]
(式中、 R、 R 1 、 R2 、 R5 、 R6 、 R5'および は、 前記と同じ意味を示し
. R7 は S C N、 塩素原子または臭素原子を示す。 ) 工程 d :
ジケ 卜エステル体 ( 7 ) は、 安息香酸ハラ イ ド ( 6 ) と —ケ 卜エステル体 ( 1 ) のマグネシウム塩より、 前記、 工程 aと同様の方法により製造できる。
工程 e :
化合物 ( 7 ) を適当な溶媒中、 触媒量の塩酸, 硫酸などの鉱酸あるいは p - 卜 ルェンスルホン酸などの有機酸の存在下、 用いる溶媒の沸点までの温度で加熱す ることによって、 化合物 ( 8 ) が製造できる。
化合物 ( 8 ) は、 ケ 卜, エノ一ルの互変異性体と して存在し、 室温では、 むし ろ、 大部分エノ一ル型と して存在する。
用いられる溶媒と しては、 ベンゼン. トルエン, キシ レ ンなどの芳香族炭化水 素類、 n —へキサン, シクロへキサンなどの脂肪族炭化水素類、 エーテル, T H F , ジォキサンなどのエーテル類、 ク ロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類 などが挙げられる。
反応時間は、 各々の置換基によって異なるが、 一般的には、 数時間から 4 8時 間程度である。 用いる酸触媒の量と しては、 化合物 ( 7 ) 1 モルに対して 0. 0 0 1 から 2 モルである。
さ らに、 化合物 ( 8 ) は、 酸触媒による加水分解によっても製造できる。 すな わち、 化合物 ( 7 ) を塩酸, 硫酸などの鉱酸の存在下、 室温から用いる溶媒の沸 点の間の温度で数時間から 4 8時間加水分解させることによつて製造できる。 この反応で、 水とと もに酢酸、 T H F , ジォキサンなどの水溶性エーテル類、 メ タ ノ ール, エタ ノ ール, イ ソプロパノ ールなどのアルコール類など、 あるいは これらの 2種以上の混合溶媒を用いることにより、 反応は円滑に行う ことができ る。
ただし、 加水分解の場合には、 ァセ 卜フヱ ノ ンを副生し易い為、 好ま し く は、 一 トルエンスルホン酸などを用いて、 無水系で反応する方が高収率である。 工程 f :
ジケ 卜 ン体 ( 8 ) と ヒ ドロキシルァ ミ ンとを適当な溶媒中、 0 °Cから用いる溶 媒の沸点の間で、 1 0分から 2 4時間反応させることによつて、 化合物 ( 9 ) が 製造できる。
この反応でヒ ドロキシルァ ミ ンは、 塩酸塩も しく は硫酸塩の形で用いること も でき、 また、 塩化水素, 硫酸あるいは p — 卜ルエンスルホン酸などの酸類を触媒 と して用いること もできる。
また、 溶媒と しては、 メ タ ノール, エタ ノール, イ ソプロパノールなどのアル コール類、 ベンゼン, トルエンなどの炭化水素類、 T H F , ジォキサンなどのェ —テル類、 ァセ トニ ト リルなどの二 卜 リル類、 D M F、 ピリ ジン、 酢酸、 水など およびこれらの溶媒の 2種以上の混合溶媒が挙げられる。 工程 g
化合物 ( 9 ) を適当な溶媒中、 0 °Cから用いる溶媒の沸点の間で、 ただし、 あ まり温度が高いとイソォキサゾ一ル環が、 開環する恐れがある為、 あま り高い温 度は好ま し く なく 、 好ま し く は 0〜 5 0 で、 金属と酸により還元するか、 また は、 触媒を用いて、 接触還元することにより、 化合物 ( 1 0 ) が得られる。 金属と しては、 F e , Z n , S ηなどまたはその化合物が用いられ、 粉状, 粒 状または棒状などの形態で用いられる。 酸と しては、 酢酸などの有機酸、 塩酸, 硫酸などの拡酸が用いられる。
用いられる溶媒と しては、 水、 酢酸などの酸、 メ タノ ール, エタノール, イ ソ プロパノ ールなどのアルコール類、 アセ ト ン, メ チルェチルケ ト ンなどのケ ト ン 類、 T H F , ジォキサンなどのェ一テル類、 D M Fなど、 あるいはこれらの 2種 以上の混合溶媒が挙げられる。
接触還元は、 水素ガスの常圧または加圧下で行われ、 触媒と しては、 0. 1から 1 0 %の P dZC, P dZB a S O,, , P t / Cなどが用いられる。
用いられる溶媒と しては、 水、 酢酸などの酸、 メ タ ノール, エタノール, イ ソ プロパノールなどのアルコール類、 アセ ト ン, メチルェチルケ ト ンなどのケ ト ン 類、 TH F, ジォキサンなどのエーテル類などが挙げられる。
また、 触媒の活性が強すぎる場合には、 イ ソォキサゾ一ル環が開環する場合が ある為、 その場合には、 より活性の低い触媒を用いる必要がある。 また場合によ つては、 イ ソォキサゾ一ル環が開環した化合物を再度 N H 2 OH . H C 1 と反応 させて、 イ ソォキサゾ一ル環を閉環すること もできる。 工程 h :
化合物 ( 1 1 ) は、 化合物 ( 1 0 ) 1モルに対して、 1 から 2モルの ( R 8)2 を適当な溶媒中、 0 から用いる溶媒の沸点の間の温度で反応させることにより 製造できる。
(R 7)2 と しては、 (S C N) 2 , (B r ) 2 , ( C 1 ) 2 などが挙げられ、 ( S C N) 2 は、 反応時 N a S C N, K S C Nまたは NH4 S C Nに、 B r 2 , C 1 2 などのハロゲン、 N—クロルア ミ ド、 次亜塩素酸カルシウムなどを作用さ せたものを用いること もできる。
用いられる溶媒と しては、 水、 酢酸などの酸、 メ タ ノール, エタノール, イソ
プロパノ ールなどのアルコール類、 アセ ト ン, メ チルェチルケ ト ンなどのケ 卜 ン 類、 TH F, ジォキサンなどのエーテル類、 DMFなど、 あるいはこれらの 2種 以上の混合溶媒が挙げられる。 工程 i :
化合物 [IV] は、 化合物 ( 1 1 ) を適当な溶媒中、 0 °cから用いる溶媒の沸点 の間の温度で、 化合物 ( 1 1 ) 1 モルに対して、 1〜 2モルの N a Sまたは K Sを、 次いで、 R3 Zまたは (R3 0) S O 2 (R3 , Zは、 前記と同じ意 味を示す。 ) を反応させることにより製造できる。
用いられる溶媒と しては、 水、 酢酸などの酸、 メ タ ノール, エタノール, イ ソ プロパノ ールなどのアルコール類、 アセ ト ン, メ チルェチルケ ト ンなどのケ 卜 ン 類、 T H F , ジォキサンなどのエーテル類、 D M Fなど、 あるいはこれらの 2種 以上の混合溶媒が挙げられる。 本発明化合物から下記に示す方法により、 一般式 [V] で表される安息香酸を 製造することができる。
この安息香酸類は、 前記 W 09 7 / 3 5 8 5 0号公報等に記載の方法により有 用な除草剤を製造することができる。 工程 j
[I ] ( 1 2 ) ( 1 3 )
工程 k
( 1 3 ) [V]
(式中、 R、 R1 、 R2 、 および R3 は、 前記と同じ意味を示し、 R8 は、 ハロ ゲン原子または置換されていてもよいメチル基を示し、 Yは、 ハロゲン原子また は R8 C O〇基を示し、 nは 1 または 2を示す。 )
化合物 ( 1 3 ) は、 化合物 [ I ] 1 モルに対して、 1〜 2モルの化合物 ( 1 2 ) を無溶媒あるいは適当な溶媒中、 1〜 5モルの塩化アル ミ ニウムなどのルイ ス酸と、 一 1 0てから用いる溶媒の沸点の間の温度で反応させることにより製造 できる。
化合物 ( 1 2 ) と しては、 ァセチルクロ リ ド, プロ ピオニルクロ リ ドなどの酸 ハロゲン化物、 無水酢酸, 無水酪酸などの酸無水物が挙げられる。
用いられる溶媒と しては、 塩化メチレン, クロ口ホルムなどの塩素系炭化水素 類などが挙げられる。
化合物 [V] は、 化合物 ( 1 3 ) を適当な溶媒中、 5〜 1 0倍モルの次亜ハ ロゲン酸塩と、 — 1 0から 8 0てで反応させることにより製造できる。
用いられる次亜ハロゲン酸塩と しては、 次亜塩素酸ナ ト リ ウム, 次亜臭素酸ナ ト リ ウム, 次亜塩素酸カ リ ウム, 次亜塩素酸カルシウムなどが挙げられる。 反応溶媒と しては、 水が一般に用いられるが、 反応を円滑に行うため、 ジォキ サンなどとの混合溶媒も用いることができる。
この反応は、 一段で行ってもよいが、 場合により一段目に、 過酸化水素水で、 次いで、 次亜ハロゲン酸塩を反応させる等段階的に行う ことで、 より温和な条件 で行う こと もできる。 本発明において、 いずれの反応を行った場合も、 反応終了後は通常の後処理を 行う ことにより目的物を得ることができる。 また、 本発明化合物の構造は、 I R 、 NMR、 MSなどから決定した。
本発明において、 R 4 の C ,一 Β アルキル基と しては、 メ チル, ェチル, プロ ピ ル, イ ソプロ ピル, プチル、 ィ ソプチル, s —プチル, t —ブチルなどが挙げら れ、 R 5 , R 6 および R 5 ' の C i - の分岐していてもよいアルキル基と しては、 メ チル, ェチル, プロ ピル, イ ソプロピル, プチル, イ ソプチル, s —ブチル, t —プチル, ァ ミ ル, イ ソァ ミ ル, へキシル, イ ソへキシル, 4 ーメ チルー 2 — ペンチル, 2 —ェチルブチルなどが挙げられる。 また、 Xおよび Yのハロゲン原 子と しては、 塩素, 臭素などが挙げられる。 さ らに、 R 7 のハロゲン原子で置換 されてもよいメ チル基と しては、 メ チル, ク ロロ メ チル, プロモメ チル, フルォ ロメ チル, ョ一 ドメ チル, ジク ロロメ チル, ト リ ク ロロメ チルなどが挙げられる
次に実施例、 参考例、 応用例を挙げて、 本発明を更に具体的に説明する 参考例 1 2, 6 ジクロロベンゾィルアセ ト ンの製造
3
マグネシウムェチラ一 卜 5 4. 4 gを トルエン 5 0 O m l に懸濁させ、 室温でァ セ ト酢酸メ チルエステル 6 2. 0 5 gを加え、 2 時間加熱還流した後、 低沸点のァ ルコールを除去し、 室温まで冷却した。 その温度で 2 , 6 ジク ロロベンゾィル ク ロ リ ド 1 0 0. 0 gを加え、 8 0 °Cで 2 時間攪拌した。 室温まで冷却し、 反応混 合物を希塩酸に注加して、 酢酸ェチルで抽出を行い、 有機層を水洗後、 無水硫酸 マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して、 2 — (2, 6 ジク ロ口べンゾ ィル) ァセ ト酢酸エステルをメ チルおよびェチルエステルの混合物と して、 1 4 8. 9 g得た。
ェチルエステル 融点 4 0 — 4 3 °C
この 2 — ( 2, 6 ジクロロべンゾィル) ァセ 卜酢酸エステル 1 4 8. 9 gに酢
酸 1 3 5 m 1 、 濃硫酸 2 6 m 1 、 水 1 0 4 m 1 を加え、 加熱還流下 1 8時間攪拌 した。 反応液を冷却後、 氷水に注加して、 酢酸ェチルで抽出を行い、 有機層を水 洗後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して、 2 , 6 —ジクロ 口ベンゾィルアセ ト ン 1 04. 6 gを得た。 n D 251. 5 6 9 3 参考例 1 2 , 6 ジク ロロー 1 一 ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル ) ベンゼンの製造
2 , 6 — ジク ロロベンソィルアセ ト ン 1 04. 6 gをエタ ノ ール 3 3 0 m l に溶 解し、 塩酸ヒ ドロキシルァ ミ ン 35. 8 gを添加後、 加熱還流下に 1 時間攪拌した 。 反応液を冷却後、 氷水に注加して、 酢酸ェチルで抽出を行い、 有機層を水洗後 、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して、 2 , 6 —ジクロロ— 1 — ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) ベンゼン 90. 3 gを得た。 n D 251. 5 7 2 9 実施例 1 2 —ク ロ口— 6 —メ チルチオ ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ル 5 —ィル) ベンゼンの製造
2 , 6 —ジクロロー 1 — ( 3 —メチルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) ベンゼン 4 0 gを DMF 1 6 0 m l に溶解して、 室温でカ リ ウム t 一ブ トキシ ド 2 1. 6 g を添加し、 この反応液を 0 °Cに冷却し、 メチルメルカブタ ン 1 3. 0 gのガスを通 じた後、 室温で 3時間攪拌した。 反応液を氷水に注加して、 酢酸ェチルで抽出を
行い、 有機層を水洗後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して 、 2 — クロ口 一 6 —メ チルチオ一 1 — ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル ) ベンゼン 34. 8 gを得た。 m . p . 7 2 - 7 4 °C 参考例 3 2 —ク ロ口 — 6 —メ チルベン ルァセ 卜 ンの製造
2 — ク ロ口 一 6 — メ チルベンゾイ ツ クァシ ッ ド 1 1. 2 gをベンゼン 1 2 O m l に懸濁させ、 室温で、 ピリ ジンを 1滴加えた後、 チォニルク 口 リ ド 1 5. 6 gを滴 下した。 3時間加熱還流した後、 溶媒を減圧濃縮して、 2 —クロロ ー 6 —メチル ベンゾイルク ロ リ ド 13. 0 gを得た。
マグネシウムェチラ一 ト 8. 4 gを トルエン 1 2 0 m 1 に懸濁させ、 室温でァセ ト酢酸メチルエステル 8. 4 gを加え、 2時間加熱還流した後、 低沸点のアルコ一 ルを除去し、 室温まで冷却した。 その温度で、 2 — ク ロロ ー 6 —メチルベンゾィ ルクロ リ ド 1 3. 0 gを加え、 8 0 °Cで 2時間攪拌した。 室温まで冷却し、 反応混 台物を希塩酸に注加して、 酢酸ェチルで抽出を行い、 有機層を水洗後、 無水硫酸 マグネシゥムで乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して、 2 — ( 2 — ク ロ口 — 6 —メチル ベンゾィル) ァセ 卜酢酸エステルをメチルおよびェチルエステルの混合物と して
17. 8 g得た。
この 2 — ( 2 — ク ロ口 一 6 — メ チルベンゾィノレ) ァセ 卜酢酸エステル 17. 8 g に、 酢酸 4 8 m 1 、 濃硫酸 3. 2 m l , 水 1 2. 4 m 1 を加え、 加熱還流下、 6時間 攪拌した。 反応液を冷却後、 氷水に注加して、 酢酸ェチルで抽出を行い、 有機層 を水洗後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して、 2 -クロ口 — 6 —メチルベンゾィルァセ ト ン 13. 6 gを得た。 n 271. 5 4 8 7 参考例 4 2 — ク ロ口 一 6 — メ チル— 1 — ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ル D 一
ィル) ベンゼンの製造
2 —ク ロ口一 6 —メ チルベンゾィルァセ ト ン 1 3. 6 gをエタ ノール 6 O m l に 溶解し、 塩酸ヒ ドロキシルア ミ ン 5. 5 gを添加後、 加熱還流下に、 1 時間攪拌し た。 反応液を冷却後、 氷水に注加して、 酢酸ェチルで抽出を行い、 有機層を水洗 後、 無水硫酸マグネシゥムで乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して、 2 —クロロ ー 6 — メ チル一 1 一 ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) ベンゼン 1 2. 7 gを得 た。 n D 271. 5 5 7 5 実施例 2 2 —メ チルー 6 — メ チルチオ一 1 一 ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ル 5 —ィル) ベンゼンの製造
2 — ク ロロ ー 6 —メ チル一 1 一 ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィ ル) ベ ンゼン 2. 0 gを D M F 1 0 m 1 に溶解して、 室温で、 カ リ ウム t ーブ 卜キシ ド 1. 3 4 gを添加し、 この反応液を 0 °Cに冷却し、 メ タ ンチオール 0. 7 gのガスを通 じた後、 7 0〜 8 0 °Cで 2時間攪拌した。 反応液を氷水に注加して、 酢酸ェチル で抽出を行い、 有機層を水洗後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧 下留去した。 残渣をカラムクロマ 卜 (溶媒 n—へキサン : 酢酸ェチル = 9 : 3 ) で精製して、 2 _メ チル一 6 —メ チルチオ一 1 — ( 3 — メ チルイ ソォキサゾール 一 5 —ィル) ベンゼン 1. 0 8 gを得た。 n D
271. 5 9 2 9 参考例 5 2 —メ チル— 3 —二 トロベン ルァセ ト ンの製造
2 —メ チル一 3 二 ト ロべンゾイ ツ クァシ ッ ド 1 8 1 gをベンゼン 1 0 0 0 m 1 に懸濁させ、 室温でピリ ジンを 1 滴加えたのち、 チォニルクロライ ド 1 0 0 m 1 を滴下した。 2時間加熱還流したのち、 溶媒を減圧濃縮して、 2 —メチルー 3 —ニ トロべンゾイルクロ リ ド 2 0 0 gを得た。
マグネシウムェチラ一 ト 1 25. 4 gを トルエン 1 5 0 O m l に懸濁させ、 8 0 〜 9 0てでァセ 卜酢酸 t ブチルエステル 1 73, 8 gを加え、 2時間加熱還流し た後、 低沸点のアルコールを除去し、 室温まで冷却した。 その温度で 2 —メチル
3 二 ト ロべンゾイルク ロ リ ド 2 0 0 gをベンゼン 4 0 0 m 1 に溶かして加え 、 7 0 °Cで 1 時間攪拌した。 室温まで冷却し、 反応混合物を希硫酸、 氷中に注加 して、 酢酸ェチルで抽出を行い、 有機層を水洗後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥 した。 溶媒を減圧濃縮して、 2 — ( 2 —メチルー 3 二 トロべンゾィル) ァセ 卜 酢酸 t —プチルエステル 3 3 0 gを得た。
2 - ( 2 メ チル— 3 —ニ ト ロべンゾィル) ァセ ト酢酸 t ブチルエステル 3 3 0 gに、 P 卜ルェンスルホ ン酸一水化物 1 5 0 g, ベンゼン 1 6 0 0 m l を 加え、 加熱還流下 2時間攪拌した。 反応液を冷却後、 氷水に注加して、 酢酸ェチ ルで抽出を行い、 有機層を水洗後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減 圧濃縮して、 2 — メ チルー 3 二 ト ロべンゾィルァセ ト ン 2 2 1. 2 gを得た。
m. p . 1 0 6 - 1 07. 5 °C
Ή - NMR ( C D C 1 3 , 5 ρ ρ m) : 2.20(3Η, s), 2.55(3Η. s), 5.79(1Η, s).7 .35-7, 87(3Η, m), 15.70(1Η, brs)
参考例 6 2 メ チル— 3 二 卜口— 1 — ( 3 メ チルイ ソォキサゾ一ル 5 —ィル ) ベンゼンの製造 ;
2 —メ チルー 3 —ニ ト ロベンゾィルアセ ト ン 1 8 7 gにエタ ノ ール 2 8 0 0 m 1 、 塩酸ヒ ドロキシルァ ミ ン 9 0 gを添加後、 加熱還流下に 3時間攪拌した。 反 応液を冷却後、 氷水に注加して、 酢酸ェチルで抽出を行い、 有機層を水洗後、 無 水硫酸マグネシゥムで乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して、 2 —メチルー 3 —ニ トロ 一 1 一 ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) ベンゼン 1 86. 7 gを得た。
m. p . 73. 5 - 7 5。C
'H— NMR ( C D C 1 3 , 0 p p m ) : 2.40(3H, s).2.51 (3H, s), 6.31 (1H, s), 7 .37-7.84(3H,m) 参考例 7 3 -ァ 2 — メ チルー 1 一 ( 3 — メ チルイ ソォキサゾールー 5 —ィル ) ベンゼンの製造
7 — 1 ) 水 7 0 0 m 1 、 鉄粉 51. 4 gに攪拌下、 4 0 で、 酢酸 i 5. 1 gを添 加し、 次いで、 2 —メ チルー 3 —ニトロ— 1 一 ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) ベンゼン 5 O gをアセ ト ン 3 5 O m l に溶解したものを、 3 0分かけ て滴下した。 4 0〜 4 5 で、 1 時間保った後、 冷却、 水、 酢酸ェチルを加えて 、 セライ 卜濾過、 分液、 水洗、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 溶媒を減圧濃縮 し、 3 —ア ミ ノ ー 2 —メ チルー 1 一 ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 — ィル) ベンゼン 38. 9 gを得た。
'Η— NMR ( C D C 1 3 , 5 p p m) : 2.22(3H, s), 2.35(3H, s), 4.35(2H, brs) , 6.17(1H, s), 6.73-7.12(3H, m)
7 - 2 ) 2 —メ チル一 3 —二 トロ一 1 — ( 3 —メ チルイ ソォキサゾール— 5 一ィル) ベンゼン 1 gをエタノール 1 0 m l に溶解し、 0. 5 % P dZB a S 04 0. 1 gを加え、 室温、 常圧で接触還元した。 室温 7時間反応後、 濾過、 溶媒を減 圧濃縮し、 3 —ァ ミ ノ — 2 —メ チル一 1 一 ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ一ル一 5 — ィル) ベンゼン 8 6 gを得た。
参考例 8 3 —ァ ミ ノ 一 2 —メ チルー 6 —チオシアナ 卜 一 i 一 ( 3 — メ チルイ ソ ォキサゾ一ルー 5 —ィル) ベンゼンの製造
、SCN
3 —ア ミ ノ ー 2 —メ チル一 1 — ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) ベ ンゼン 3 gをメ タ ノ ール 2 5 m l に溶解し、 チォシア ン酸ナ ト リ ウム 2. 5 gを添 加した。 0てに冷却し、 臭化ナ ト リ ウムで飽和したメ タ ノ ール 1 0 m 1 を添加後 、 臭素 2. 7 gを 1 5分で滴下した。 0 から室温で 3時間反応した後、 水中へあ け、 重曹で中和、 クロ口ホルム抽出、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 減圧濃縮 し、 酢酸ェチルを添加結晶化、 濾過し、 3 —ア ミ ノ ー 2 — メ チル— 6 —チオシァ ナ 卜 — 1 一 ( 3 —メ チルイ ソォキサゾールー 5 —ィル) ベンゼン 1. 1 8 gを得た 。 さ らに、 母液を減圧濃縮し、 少量のエタノールを添加、 結晶化、 濾過して、 さ らに、 0. 9 4 gの 3 —ァ ミ ノ 一 2 —メ チルー 6 —チオシアナ ト ー 1 — ( 3 —メ チ ルイ ソォキサゾ一ル— 5 —ィル) ベンゼンを得た。
1 H - N M R ( C D C 1 , . 0 p p m) : 1.98(3H, s), 2.44(3H, s), 4.09(2H, brs) , 6.3K1H, s), 6.8K1H, d), 7.48(1H, d) 参考例 9 3 —アミ ノ ー 2 — メ チル— 6 — メ チルチオ ( 3 — メ チルイ ソォキサゾール— 5 —ィル) ベンゼンの製造
硫化ナ ト リ ウム 9水和物 1. 2 5 g、 水 3. 5 m 1 中に攪拌下、 3 —ア ミ ノ ー 2 — メ チル— 6 —チオシアナ ト ー 1 — ( 3 — メ チルイ ソォキサゾールー 5 —ィル) ベ
ンゼン 1. I 6 gをエタ ノ ール 1 5 m 1 に懸濁させたものを添加した。 室温で 1. 5 時間攪拌後、 5 °Cに冷却し、 沃化メ チル 0. 了 6 gを 3 0分で滴下した。 5 から 室温で 4時間反応した後、 減圧濃縮し、 水、 酢酸ェチルを添加、 分液、 1 N— H C 1 抽出、 1 N— N a 〇 H中和、 酢酸ェチル抽出、 水洗、 無水硫酸マグネシゥム で乾燥後、 溶媒を減圧濃縮し、 3 _ア ミ ノ ー 2 —メチルー 6 —メチルチオ— 1 — ( 3 —メ チルイ ソォキサゾール一 5 —ィル) ベンゼン 0. 9 6 gを得た。
Ή - NMR ( C D C 1 3 , 5 p p m) : 1.9K3H, s), 2.27(3H, s), 2.39(3H, s), 3 • 71 (2H, brs), 6.17(1H, s), 6.76(1H, d), 7.14C1H, d) 実施例 3 2 — メ チルー 6 — メ チルチオ一 1 ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ル 5 —ィル) ベンゼンの製造
3 6 %硫酸水溶液 33. 3 gに、 3 —ァ ミ ノ — 2 — メ チル— 6 —メ チルチオ一 1 ― ( 3 —メ チルイ ソォキサゾール— 5 —ィル) ベンゼン 5. 3 gを加え、 0から— 5 °Cに冷却した。 N a N 02 2. 1 2 gを水 5 m 1 に溶かし、 5分で添加した。 3 0分攪拌後、 エタ ノ ール 2 5 0 m 1 、 硫酸銅 1 gを、 攪拌下、 7 0てに加熱した 中に滴下した。 さ らに、 7 0 T;、 1 時間反応した後、 冷却し、 減圧濃縮し、 水、 酢酸ェチルを添加、 分液し、 水洗、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 溶媒を減圧 濃縮し、 カラムク ロマ ト (ベンゼン溶媒) で分離し、 2 —メ チル— 6 —メ チルチ ォ— i — ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) ベンゼン 2 gを得た。
'H - NMR C C D C l ., , 5 p p m) : 2.17(3H, s), 2.38(3H, s), 2.39(3H, s), 6 • 22(1H, s), 7.03-7.36(3H, m)
応用例 1 2 —クロ口— 3 — ( 3 —メチルイ ソォキサゾールー 5 —ィル) — 4 メ タ ンスルホ二ルペンゾイ ツ クァシ ッ ドの製造
2 —ク ロ口一 6 —メ チルチオ一 1 — ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 — ィル ) ベンゼン 2 0 gを塩化メ チレ ンに溶解し、 冷却下、 塩化アルミ ニゥ厶 3 3. 4 g を添加し、 次いで、 ァセチルク ロライ ド 9. 8 3 gを滴下後、 室温で 4時間攪拌し た。 反応液を氷水に注加して、 クロ口ホルムを加え、 抽出を行い、 有機層を飽和 食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して、 3 - ァセチルー 2 —ク ロロー 6 —メ チルチオ— 1 — ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ一ル— 5 —ィル) ベンゼン 1 8. 9 gを得た。 m . p . 9 6 - 1 0 1 °C
3 —ァセチルー 2 — ク ロロー 6 —メ チルチオ一 1 一 ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ —ルー 5 —ィル) ベンゼン 1. O gを 1 , 4 一ジォキサン 5 m l に溶解し、 室温で 1 0 %次亜塩素酸ナ ト リ ゥム水溶液を滴下すると、 4 5 °Cまで内温が上昇した。 滴下後、 その温度で 2時間攪拌し続けた後、 氷水に注加した。 濃塩酸で p H l に し、 酢酸ェチルで抽出を行い、 有機層を水洗後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥し た。 溶媒を減圧濃縮して、 n —へキサン—エーテルで洗浄し、 2 —クロロー 3 —
( 3 —メ チルイ ソォキサゾール一 5 —ィル) 一 4 ーメ タ ンスルホニルベンゾイ ツ クアシ ッ ド 0· 8 9 gを得た。 m . p . 2 2 5 - 2 2 8 °C
応用例 2 2 —メ チルー 3 — ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) 一 4 —メ タ ンスルホニルベンゾィ ッ クァシ ッ ドの製造
2 —メ チル一 6 —メ チルチオ一 1 一 ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル ) ベンゼン 0. 5 gを塩化メ チ レン 1 0 m 1 に溶解し、 冷却下、 塩化アルミ ニウム 0. 9 1 を添加し、 次いで、 ァセチルクロ リ ド 0. 2 7 gを滴下後、 室温で 1 時間 攪拌した。 反応液を氷水に注加して、 ク ロ口ホルムを加え、 抽出を行い、 有機層 を飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して 、 3 —ァセチルー 2 —メ チル一 6 —メ チルチオ一 1 一 ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ ール— 5 —ィル) ベンゼン 0. 4 8 gを得た。 m . p . 1 0 7 - 1 0 9 °C
( F ) 2 — メ チルー 3— ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 — ィ ル) 一 4 ー メ タ ンスルホニルベンゾイ ツ クァシ ッ ドの製造 (工程 f )
3 —ァセチルー 2 —メ チルー 6 —メ チルチオ一 1 一 ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ 一ルー 5—ィル) ベンゼン 4 0 gを 1 , 4 一 ジォキサン 3 m l に溶解し、 室温 で 1 0 %次亜塩素酸ナ ト リ ゥ厶水溶液 8. 0 gを滴下すると、 4 5 °Cまで内温が上 昇した。 滴下後、 8 0 °Cで 3時間攪拌し続けた後、 氷水に注加した。 濃塩酸で p H I に し、 酢酸ェチルで抽出を行い、 有機層を水洗後、 無水硫酸マグネシウムで 乾燥した。 溶媒を減圧濃縮して、 n —へキサン—エーテルで洗浄し、 2 —メ チル 一 3— ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) 一 4 一メ タ ンスルホニルベン ゾイ ツ クアシッ ド 0. 3 0 gを得た。 m . p . 2 4 3 - 2 4 5 °C 応用例 3
4 - [ 2 — ク ロ口 一 3 — ( 3 — メ チルイ ソォキサゾール— 5 — ィル) — 4 ー メ タ ンスルホニルベンゾィル] 一 1 ーェチル— 5 — ヒ ドロキシ ピラゾールの製造
レ 2
1 —ェチル— 5 — ヒ ドロキン ビラゾ一ル塩酸塩 0. 7 g (0. 0 0 4 7モル) と ト リ ヱチルァ ミ ン 0. 9 5 g (0. 0 0 9 4モル) を塩化メ チレン 2 0 m l に溶解 し、 2 —ク ロロー 4 —メ タ ンスルホ二ルー 3 — ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) ベンゾィルク ロ リ ド 1. 5 8 g (0. 0 0 4 7モル) の塩化メ チ レ ン溶 液 5 m 1 を室温で滴下し、 さ らに室温で 1 時間撹拌した。 反応混合物を 1 N—塩 酸、 次いで飽和食塩水で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 溶媒を減圧下 留去した。 残留物をァセ 卜二 ト リ ル 2 0 m 1 に溶解し、 卜 リエチルァ ミ ン 0. 4 7 g ( 0. 0 0 4 7モル) とアセ ト ンシアンヒ ドリ ン 0. 1 g (0. 0 0 1 1 モル) を加 え、 室温で一夜撹拌した。 溶媒を減圧下留去し、 残留物を酢酸ェチルに溶解し、 1 N—塩酸、 次いで飽和食塩水で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 溶媒 を留去した。 残留物をシ リ カゲルカラムク ロマ ト グラフ ィ ーで精製し、 結晶と し て目的化合物 0. 7 3 gを得た。 m. p . 2 3 0 - 2 3 3 °C
本化合物は、 強い除草活性を示した。
応用例 4
4 一 [ 2 —メ チル一 3 — ( 3 —メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) — 4 —メ 夕 ンスルホニルベンゾィル] ― 1 ー メ チルー 5 — ヒ ドロキシ ピラ ゾールの製造
塩酸 1 —メ チル一 5 — ヒ ドロキシピラゾール 0. 3 6 g ( 0. 0 0 2 6モル) と ト リ ェチルァ ミ ン 0. 5 1 g (0. 0 0 5 1 モル) を塩化メ チ レン 1 0 m i に溶解し 、 2 —メ チルー 4 —メ タ ンスルホ二ルー 3 — ( 3 — メ チルイ ソォキサゾ一ルー 5 —ィル) ベンゾイルク ロ リ ド 0. 7 1 g (0. 0 0 2 3モル) の塩化メ チ レン溶液
2 m 1 を室温で滴下し、 さ らに室温で 1時間撹拌した。 反応混合物を 1 N—塩酸 、 次いで飽和食塩水で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 溶媒を減圧下留 去した。 残留物をァセ トニ ト リル 1 0 m 1 に溶解し、 卜 リエチルァ ミ ン 0. 4 7 g (0. 0 0 4 7モル) とアセ ト ンシアン ヒ ドリ ン 0. 0 6 g (0. 0 0 0 7モル) を加 え、 室温で一夜撹拌した。 溶媒を減圧下留去し、 残留物を酢酸ェチルに溶解し、 1 N -塩酸、 次いで飽和食塩水で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 溶媒 を留去した。 残留物をシ リ カゲルカラムクロマ 卜グラフィ 一で精製し、 結晶と し て目的化合物 0. 5 0 gを得た。 m. p . 2 0 1 - 2 0 4 °C 上記実施例を含めて、 本発明の製造方法で得られる化合物の代表例を第 1表〜 第 1 2表に示した。 第 1 表
* (龍 R) :NMRデータが実施例中に記載されていることを示す (
以下同じ
第 2 0
第 3 表
第
9
第 1 2 表
以上説明したように、 本発明の製造方法は、 収率よ く簡便に製造できるもので あり、 各種中間体は、 農薬 · 医薬などの中間体、 例えば、 除草剤の中間体と して 産業上有用な化合物である。