WO1993024179A1 - Dispositif therapeutique electromagnetique - Google Patents

Description

明 紬 誉

電気磁気治療装置

〔技術分野〕

本発明は電気磁気治療装置、 特に頭部、 腰部、 脚部等、 人体の全身の治療に適 した電気磁気治療装置に関する。

〔背景技術〕

従来より磁気が人体に及ぼす影響については種々の報告がなされ、 この磁気を 利用した磁気治療装置が各種提案されている。

この中でも、 米国特許第 4， 8 5 0 , 3 4 0号に開示され、 株式会社日本健康 増進研究会販売の医療用具承認番号 5 9 B - 1 2 0 0号バイォビーム （登録商標） は、 優れた治療効果を奏するものとして広く使用されている。

この電気磁気治療器は、 磁石に交流を流して得られる交番磁界を利用したも ので、 約 5 5 0ガウスの交番磁力線が、 人体の装着部位から深く浸透し、 優れた 治療効果を奏すると共に、 適度な温熱と心地好 、微振動とによってさらに治療効 果を高めることができる。

この ¾気磁気治療器は、 人体のどの部位にもフィットするように、 5つの連結 された磁極面が折り畳み自在に形成されており、 これを夏、 腕、 腰、 脚等の治療 する部分に巻き付けた伏態で使用する。

このように、 上記従来の鼋気磁気治療器は、 いわゆる局部的な治療を目的とし たものであり、 全身の治療には不向きである。

また、 電気磁気治療器の重量が単体で約 2， 5 0 0 gあり、 上述の通りこれを 体の局部又は体全体に装着すると、 特にリューマチ， 脳血行障害 （全身， 半身不 随） 等の弱体者にとって重圧的な苦痛が伴い、 不快感を与えることもある。

そこで、 本発明が解決すべき課題は、 優れた治療効果を有する上記電気磁気治 療器の効果をさらに高め、 従来の 気磁気治療器での全身治療を可能にすると共 に、 病弱者等体力の劣る者でも容易に使用可能な！;気磁気治療装置を得ることに ある。 . 〔発明の開示〕

. 本発明の電気磁気治療装置は、 人体の頭部、 上半身及び下半身をそれぞれ覆う . 形状の、 頭部用、 上半身用及び下半身用のフレームを備え、 それぞれのフレーム • に人体の各部に向かって交番磁界を発生させる電気磁気治療器を取付けたことに 5 よって上記課題を解決した。

. 本発明の ¾気磁気治療装置においては、 予め形成された頭部用、 上半身用及び . 下半身用のそれぞれのフレーム内に、 頭部、 上半身及び下半身を入れ込むだけで、 . 人体に重圧をかけることなく全身に治療効果のある交番磁力線を作用させること . ができるようになる。

0 これによつて、 人体に負担をかけずに全身の電気磁気治療が可能となる、 また、 • 全身の磁気治療が可能であるため電気磁気治療の効果をさらに高めることができ . る。 さらに、 寝た状態での使用が可能となり、 リラックスさせての治療ができる . などの効果を奏することができる。

. 〔図面の簡単な説明〕

5 図 1は本発明の一実施例である電気磁気治療装置の使用時の伏態を示す斜視図 . である。

. 図 2は本発明の一実施例である電気磁気治療装置の非使用時の伏態を示す斜視 . 図である。

. 図 3は図 1に示す電気磁気治療装置を頭部フレーム側から見た斜視図である。

0 図 4は 図 1に示す電気磁気治療装置の頭部用フレームの斜視図である。

. 〔発明を実施するための最良の形態〕

. 図 1及び図 2を参照して、 本実施例の 気磁気治療装置は、 ベース 1、 このべ . ース 1の側端部に設けた頭部用フレーム 2、 ベース 1の上部に配置された上半身 . 用フレーム 3及び下半身用フレーム 4とから主として桷成されている。

5 ベース 1は略平板状で、 Sや力一ぺット等の上に置いて使用することができ、 . 図 3に示すように中央部に凹部 1 aを設け、 この凹部 1 a内に従来例で説明した . 罨気磁気治療器 1 0が嵌め込まれている。 頭部用フレーム 2は、 図 4に示すように、 後頭部載置用の凹部 5 aを有する基 台 5と、 この基台 5に一端部を回転可能に軸支された頭部カバー 6とで構成され ており、 頭部カバー 6は、 使用状態ではその先端部が人体の裹の位 Sまで突出し た状態となる。 また基台 5の凹部 5 a、 及び頭部カバー 6の内面には、 全面に ¾ 気磁気治療器 1 0が取付けてある。

ベース 1の上部に設けられた上半身用フレーム 3及び下半身用フレーム 4は、 特に図 3の斜視図に明瞭に示すように、 それぞれ上半身揷入用の蒲鋅型の空洞部 3 a、 及び脚部揷入用の蒲锌型の空洞部 4 aを有し、 両フレーム 3 , 4共ベース 1上をスライド可能である。 また、 下半身フレーム 4は、 上半身フレーム 3の空 洞部 3 aに挿入可能である。 さらにフレーム 3 , 4の上面全面には宽気磁気治療 器 1 0が取付けられている。

8は下半身フレーム 4の端部に取付けられた足用のフレームで、 縱方向に電気 磁気治療器 1 0が取付けられている。

なお、 これらベース 1 , 頭部用フレーム 2 , 上半身用フレーム 3 , 下半身用フ レーム 4及び足用フレーム 8に装着された電気磁気治療器 1 0は、 図示しないコ ントローラに接続されており、 コントローラから家庭内電源に接続される。 この コントローラによって、 ベース 1 , 頭部用フレーム 2， 上半身用フレーム 3 , 下 半身用フレーム 4及び足用フレーム 8に装着された電気磁気治療器 1 0を独立し て作動させることができる。 無論全体を同時に作動させることも可能である。 ま た、 コントローラには、 各フレームに設けられた 気磁気治療器 1 0の作動時間 を自由に設定可能なタイマーが設けられている。

次いで、 図 1及び図 2を参照して、 上記構成の電気磁気治療装置の使用方法に ついて説明する。

先ず、 頭部用フレーム 2を図 2のように倒し、 また上半身用フレーム 3及び下 半身用フレーム 4を図のように右端位置までスライドさせる。

この状態で、 ベース 1上に仰向け伏態となるように入り込む。 そして頭部用フ レームを図 1の伏態となるように立て、 さらに、 使用者の身長に応じて、 上半身 用フレーム 3が上半身を覆うように、 また下半身用フレーム 4が腰から下部の下 半身を覆うようにそれぞれスライドさせ、 その後各電気磁気治療器 1 0のスイツ チ （図示せず） をオンする。

これによつて、 頭部、 上半身、 下半身、 さらに足の裏側の全面から複数の電気 磁気治療器 1 0の交番磁力線が人体に向かって発生し、 全身の磁気治療効果を奏 することができる。 また、 患者自体には磁気発生器の重量は一切かからないため、 リゥマチや半身不随等、 体力的に劣る者にも容易に使用することができる。

なお、 上半身用フレーム 3及び下半身用フレーム 4は、 いずれも体格に合わせ て高低の調節を図るため、 両側端のレールを組み替えて上下使用することができ る。

また上記実施例においては、 上半身用及び下半身用のフレーム 3 , 4を水平方 向にスライド可能なものとしたが、 無論これに限定されるものではなく、 例えば 観音開き式のものとすることも可能である。 また使用する素材も木材或いは樹脂 等を使用することができる。 さらには、 上半身用及び下半身用のフレーム 3 , 4 を笔動あるいは圧縮空気によって自動でスライドさせる桷造とすることもできる。

〔産業上の利用可能性〕

本発明の鼋^磁気治療装置は、 米国特許第 4 8 5 0 3 4 0号に開示された電気 磁気治療器を用いた全身治療や、 身体に重 iをかけることができない病弱者等体 力の劣る者の電気磁気治療に好適に利用できる。

Claims

請求の範囲

1. 人体の頭部、 上半身及び下半身をそれぞれ覆う形状の頭部用、 上半身用及び 下半身用のフレームを備え、 それぞれのフレームに人体の各部に向かって交番磁 界を発生させる 気磁気治療器を取付けた ¾気磁気治療装置。