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JPWO1996034736A1 - 空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤの製造方法

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JPWO1996034736A1
JPWO1996034736A1 JP8-533168A JP53316896A JPWO1996034736A1 JP WO1996034736 A1 JPWO1996034736 A1 JP WO1996034736A1 JP 53316896 A JP53316896 A JP 53316896A JP WO1996034736 A1 JPWO1996034736 A1 JP WO1996034736A1
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Abstract

(57)【要約】 帯状又は円筒状の単層又は多層熱可塑性フィルムを空気透過防止層に使用する空気入りタイヤの製造方法において、熱可塑性フィルムの接合部又は熱可塑性フィルムの相対するタイヤ部材との間の少なくとも一部に、前記タイヤ部材のゴム成分及び熱可塑性フィルムの表面層のポリマー成分との臨界表面張力差の絶対値がそれぞれ6mN/m以下のポリマー成分を含む粘接着剤組成物を適用することからなる空気入りタイヤの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】 空気入りタイヤの製造方法 技術分野 本発明はタイヤ内の空気圧保持性を損なうことなく、タイヤの軽量化を図ると 共に、タイヤ製造時におけるタイヤ不良率を低下させかつ作業性を向上させる、 熱可塑性フィルムをタイヤインナーライナーに使用した空気入りタイヤの製造方 法に関する。
背景技術 燃料消費率の低減は自動車における大きな技術的課題の一つであり、この対策 の一環として空気入りタイヤの軽量化に対する要求も益々強いものになってきて いる。ところで、空気入りタイヤの内面には、タイヤ空気圧を一定に保持するた めにハロゲン化ブチルゴムなどのような低気体透過性のゴムからなるインナーラ イナー層などの空気透過防止層が設けられている。しかしながら、ハロゲン化ブ チルゴムはヒステリシス損失が大きいため、タイヤの加硫後に、カーカスコード 間の間隙において、カーカス層の内面ゴム及びインナーライナー層に波打ちが生 じた場合、カーカス層の変形とともにインナーライナーゴム層が変形するので、 転動抵抗が増加するという問題がある。このため、一般に、インナーライナー層 (ハロゲン化ブチルゴム)とカーカス層の内面ゴムとの間にヒステリシス損失が 小さいタイゴムと呼ばれるゴムシートを介して両者を接合している。従って、ハ ロゲン化ブチルゴムのインナーライナー層の厚さに加えて、タイゴムの厚さが加 算され、層全体として1mm(1000μm)を超える厚さになり、結果的に製品タイヤ の重量を増大させる原因 の一つになっていた。
空気入りタイヤのインナーライナー層などの空気透過防止層としてブチルゴム などの低気体透過性ゴムに代えて種々の材料を用いる技術が提案されている。例 えば特開平6−40207号公報には、ポリ塩化ビニリデン系フィルム又はエチレンビ ニルアルコール共重合体フィルムからなる低通気層と、ポリオレフィン系フィル ム、脂肪族ポリアミド系フィルム又はポリウレタン系フィルムからなる接着層と を積層して薄膜を成形し、この薄膜を未加硫ゴムからなるグリーンタイヤの内面 に、接着層がカーカス層に接するように積層した後、このグリーンタイヤを加硫 成型することにより、タイヤ内側に空気透過防止層を設けることが提案されてい る。このような多層フィルムを空気透過防止層に用いることにより空気透過防止 層の厚さを従来よりも薄くすることができ、空気圧保持特性を損なうことなくタ イヤ重量を軽減することができる。
しかしながら、特開平6−40207号公報に記載のような熱可塑性フィルムをタイ ヤインナーライナー層に使用した空気入りタイヤはその性能は優れるものの、作 業性や製造コストに問題があるほか熱可塑性フィルムの付着時にしわ、うき等が 発生し不良タイヤが発生するという問題もある。さらに熱可塑性フィルムの付着 方法としてはグリーンタイヤを製造したあと帯状フィルムを内面に貼り付けたり 、帯状のフィルムとカーカスを合せて成形用ドラムに巻きつけインフレーション したりする方法があげられるが、かかる方法にはフィルムのスプライス部の密着 性が悪いとタイヤ加硫時にスプライス部(接合部)が開口する(スプライスオー プン)ことがあり、またグリーンタイヤの製造に手間どって作業性が不良である という問題があった。
発明の開示 従って、本発明は、前述した熱可塑性フィルムをタイヤの空気透過防止層に使 用する空気入りタイヤの問題点を排除して、フィルムのスプライス部分及び/又 はフィルムとカーカスとの接合面に粘接着剤を塗布して、タイヤ製造時のスプラ イスオープンをなくすと共に、作業性を向上させることができる空気入りタイヤ の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に従えば、帯状又は円筒状の単層又は多層熱可塑性フィルムを空気透過 防止層に使用する空気入りタイヤの製造方法において、熱可塑性フィルムの接合 部又は熱可塑性フィルムの相対するタイヤ部材との間の少なくとも一部に、前記 タイヤ部材のゴム成分及び熱可塑性フィルムの表面層のポリマー成分との臨界表 面張力差の絶対値がそれぞれ6mN/m以下のポリマー成分を含む粘接着剤組成物 を適用することからなる空気入りタイヤの製造方法が提供される。
図面の簡単な説明 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
図1は本発明の空気入りタイヤのインナーライナー部を示す子午線方向半断面 図である。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明の構成及び作用効果について詳しく説明する。
本発明に従った空気入りタイヤの製造方法においては、空気透過防止層として 帯状又は円筒状の単層又は多層熱可塑性フィルムを用いる。かかる帯状又は接合 部分のない円筒状の単層又は多層熱可塑性フィルムは、例えば低空気透過性の任 意の熱可塑性フィルムを所望の厚さに例えば押出成形によって製造することがで きる。かかる 空気透過防止層の製造方法については例えば前記した特開平6−40207号公報や特 願平7−66341号出願明細書などに更に詳しく記載されている。
本発明に従った空気入りタイヤの空気透過防止層を構成するフィルムは、空気 透過率が25×10-12cc・cm/cm2・sec・cmHg以下、好ましくは5×10-12cc・cm/c m2・sec・cmHg以下でヤング率が1〜500MPa、好ましくは10〜300MPaであり、ま たフィルムの厚さが0.02〜1mm、好ましくは0.05〜0.5mmである。空気透過率が2 5×10-12cc・cm/cm2・sec・cmHgを超えると空気入りタイヤの軽量化上好ましく ない。またヤング率は低過ぎるとタイヤ成形時にシワなどがよって作業性が低下 し、逆に高過ぎると走行時にタイヤ変形に追従できないので好ましくない。
前記熱可塑性フィルムに用いられる熱可塑性樹脂は所望の空気透過防止作用を 有する任意の材料とすることができる。そのような熱可塑性樹脂としては、例え ば以下のような熱可塑性樹脂及びこれらの又はこれらを含む任意の樹脂混合物を 挙げることができる。
ポリアミド系樹脂(例えばナイロン6(N6)、ナイロン66(N66)、ナ イロン46(N46)、ナイロン11(N11)、ナイロン12(N12)、ナ イロン610(N610)、ナイロン612(N612)、ナイロン6/66共 重合体(N6/66)、ナイロン6/66/610共重合体(N6/66/61 0)、ナイロンMXD6(MXD6)、ナイロン6T、ナイロン6/6T共重合 体、ナイロン66/PP共重合体、ナイロン66/PPS共重合体)、ポリエス テル系樹脂(例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレ フタレート(PET)、ポリエチレンイソフタレート(PEI)、PET/PE I共重合体、ポリアリレート(PAR)、ポリブチレンナフタレート(PBN) 、液晶ポリエ ステル、ポリオキシアルキレンジイミドジ酸/ポリブチレートテレフタレート共 重合体などの芳香族ポリエステル)、ポリニトリル系樹脂(例えばポリアクリロ ニトリル(PAN)、ポリメタアクリロニトリル、アクリロニトリル/スチレン 共重合体(AS)、メタアクリロニトリル/スチレン共重合体、メタアクリロニ トリル/スチレン/ブタジエン共重合体)、ポリメタアクリレート系樹脂(例え ばポリメタアクリル酸メチル(PMMA)、ポリメタアクリル酸エチル)、ポリ ビニル系樹脂(例えば酢酸ビニル、ポリビニルアルコール(PVA)、ビニルア ルコール/エチレン共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PDVC)、 ポリ塩化ビニル(PVC)、塩化ビニル/塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニリ デン/メチルアクリレート共重合体)、セルロース系樹脂(例えば酢酸セルロー ス、酢酸酪酸セルロース)、フッ素系樹脂(例えばポリフッ化ビニリデン(PV DF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ポリクロロテトラフルオロエチレン(P CTFE)、テトラフロロエチレン/エチレン共重合体(ETFE))、イミド 系樹脂(例えば芳香族ポリイミド(PI))などを挙げることができる。
熱可塑性樹脂のフィルムは単層でも、又は、例えば前記特開平6−40207 号公報に記載のように前記空気透過防止樹脂のフィルムの両面にポリオレフィン 系、脂肪族ポリアミド系又はウレタン系樹脂の接着層を設けた多層フィルムを用 いてもよく、更に平成7年3月15日出願の本願出願人の出願に係る特願平7−559 29号出願に記載のように、少なくとも2種の低相溶性熱可塑性樹脂のブレンド物 を押出延伸成形して製造した一つの低通気性熱可塑性樹脂から成る扁平状ポリマ ー配向物を他の熱可塑性樹脂のマトリックス中に分散せしめて成るフィルムを用 いることもできる。また、これらの熱可塑性樹脂に柔軟性を保持させるために任 意のエラストマー成分を 含有させ、該エラストマー成分をドメインとし、樹脂層をマトリックスとなした 、平成7年1月23日出願の本願出願人の出願に係る特願平7−8394号出願のブレ ンド物をフィルムとして押出成形して用いることもできる。このブレンド物のド メインとして用いられるエラストマーはフィルムの空気透過率が25×10-12cc・c m/cm2・sec・cmHgを超えない範囲で、適宜混入することができる。エラストマ ーとしては例えば、以下のようなものを挙げることができる。
ジエン系ゴム及びその水添物(例えばNR、IR、エポキシ化天然ゴム、SB R、BR(高シスBR及び低シスBR)、NBR、水素化NBR、水素化SBR )、オレフィン系ゴム(例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)EPM)、 マレイン酸変性エチレンプロピレンゴム(M−EPM))、ブチルゴム(IIR )、イソブチレンと芳香族ビニル又はジエン系モノマー共重合体、アクリルゴム (ACM)、アイオノマー、含ハロゲンゴム(例えばBr−IIR、Cl−II R、イソブチレンパラメチルスチレン共重合体の臭素化物(Br−IPMS)、 クロロブレンゴム(CR)、ヒドリンゴム(CHC,CHR)、クロロスルホン 化ポリエチレン(CSM)、塩素化ポリエチレン(CM)、マレイン酸変性塩素 化ポリエチレン(M−CM))、シリコンゴム(例えばメチルビニルシリコンゴ ム、ジメチルシリコンゴム、メチルフェニルビニルシリコンゴム)、含イオウゴ ム(例えばポリスルフィドゴム)、フッ素ゴム(例えばビニリデンフルオライド 系ゴム、含フッ素ビニルエーテル系ゴム、テトラフルオロエチレン−プロピレン 系ゴム、含フッ素シリコン系ゴム、含フッ素ホスファゼン系ゴム)、熱可塑性エ ラストマー(例えばスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリ エステル系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー )などを挙げることができる。エラストマーは架橋さ れていても、いなくても良い。
ブレンド物の製造方法は、予め熱可塑性樹脂とエラストマー(ゴムの場合は未 加硫物)とを2軸混練押出機等で溶融混練し、連続相を形成する熱可塑性樹脂中 にエラストマー成分を分散させる。エラストマー成分を加硫する場合には、混練 下で加硫剤を添加し、エラストマーを動的に加硫させても良い。また、熱可塑性 樹脂またはエラストマー成分への各種配合剤(加硫剤を除く)は、上記混練中に 添加しても良いが、混練の前に予め混合しておくことが好ましい。熱可塑性樹脂 とエラストマーの混練に使用する混練機としては、特に限定はなく、スクリュー 押出機、ニーダ、バンバリミキサー、2軸混練押出機等が挙げられる。中でも樹 脂成分とゴム成分の混練およびゴム成分の動的加硫には2軸混練押出機を使用す るのが好ましい。さらに、2種類以上の混練機を使用し、順次混練してもよい。
溶融混練の条件として、温度は熱可塑性樹脂が溶融する温度以上であれば良い。
また、混練時の剪断速度は1000〜7500sec-1であるのが好ましい。混練全体の時 間は30秒から10分、また加硫剤を添加した場合には、添加後の加硫時間は15秒か ら5分であるのが好ましい。上記方法で作製されたポリマー組成物は、次に樹脂 用押出機による成形またはカレンダー成形によってフィルム化される。フィルム 化の方法は、通常の熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーをフィルム化する 方法によれば良い。これらのフィルムは帯状であっても円筒状であってもよい。
本発明に従った空気透過防止層を積層せしめるゴム層の材料には特に限定はな く、従来からタイヤ用ゴム材料として一般に使用されている任意のゴム材料とす ることができる。そのようなゴムとしては、例えば、NR,IR,BR,SBR 等のジエン系ゴム、ハロゲン化ブチルゴム、エチレン−プロピレン共重合ゴム、 スチレン系エ ラストマー等にカーボンブラック、プロセスオイル、加硫剤等の配合剤を添加し たゴム組成物とすることができる。
本発明に従えば、前述の如く、帯状又は円筒状の単層又は多層熱可塑性フィル ムを空気透過防止層に使用して空気入りタイヤを製造するにあたり、熱可塑性フ ィルムの接合部又は熱可塑性フィルムの相対するタイヤ部材との間の少なくとも 一部に、前記タイヤ部材のゴム成分及び熱可塑性フィルムの表面層のポリマー成 分との臨界表面張力差の絶対値(Δγc)がそれぞれ6mN/m以下、好ましくは 3mN/m以下のポリマー成分を含む粘接着剤組成物を適用する。
本発明の粘接着剤はあらかじめ溶剤等に溶かしておき、ハケ、スプレー、ロー ラーなどで接着面に塗布する方法や、ディップロールコーター、キスロールコー ターナイフコーター等で熱可塑性フィルムに付着させておく方法、または、溶剤 を使わない方法として、熱可塑性フィルム作製時に共押出し、あるいはラミネー トし、2層フィルムを作製しておく方法で簡単に粘接着剤層を形成できる。この 粘接着剤層はタイヤ成形時にはタッキファイヤーとして、作業性向上、スプライ ス部開口防止に働き、タイヤ加硫時にはその熱によって架橋され、ゴム/フィル ム間の接着に寄与する。
本発明において使用する未加硫ゴム/架橋剤系の粘接着剤としては例えば以下 のものがあげられる。
未加硫ゴム組成物としては、例えばタイヤのゴム成分及びフィルム成分と粘接 着剤に使用されるポリマーとのγcの差の絶対値が6mN/m以下(この値が6mN /mを超えると接着力が不足する)なら、特に制限はなく、使用されるタイヤの ゴム及びフィルム成分によって適宜選択することができる。一般的な未加硫ゴム 組成物、例えば天然ゴム、SBR,BR,IR,EPDMの未加硫ゴム組成物を 用いることができる。
架橋剤としては、一般的なゴム架橋剤(加硫剤)を用いることができ、例えば 具体的にはイオウ系としては粉末イオウ、沈降イオウ、高分散性イオウ、表面処 理イオウ、不溶性イオウ、ジモルホリン・ジサルファイド、アルキル・フェノー ル・ジサルファイドなどを、例えば1〜4phr(ゴム100重量部当りの重量部 、以下同じ)程度、過酸化物系として、例えばベンゾイル・パーオキサイド、t −ブチル・ヒドロ・パーオキサイド、2,4−ジクロロ・ジベンゾイル・パーオ キサイド、2,5−ジメチル−2,5ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2 ,5−ジメチル・ヘキサン−2,5−ジ(パーオキシルベンゾエート)を例えば 1〜15phr程度、その他として、亜鉛華(5phr程度)、酸化マグネシウム(4ph r程度)、リサージ(10〜20phr程度)、p−キノンジオキシム、p−ジベンゾイ ル・キノン・ジオキシム、テトラクロロ−p−ベンゾキノン、ポリ−p−ジニト ロソベンゼン(2〜10phr程度)などがあげられる。
加硫促進剤としては、一般的なゴム加硫促進剤を例えば0.5〜2phr用いること ができる。具体的にはアルデヒト・アンモニア系(例えばヘキサメチレンテトラ ミン)、グアニジン系(例えばジフェニル・グアニジン)、チアゾール系(例え ば2−メルカプトベンゾチアゾール、及びそのZn塩、シクロヘキシルアミン塩 、ジベンゾチアジルジサルファイド)、スルフェンアミド系(例えばシクロヘキ シル・ベンゾチアジルスルフェンアマイト、N−オキシジエチレン・ベンゾチア ジル−2−スルフェンアマイト、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフ ェンアマイト、2−(チモルポリニル・ジチオ)ベンゾチアゾール)、チウラム 系(例えばテトラメチルチウラム・ジサルファイド、テトラエチルチウラム・ジ ザルファイド、テトラメチルチウラム・モノサルファイド、ジペンタメチレン チウラム・テトラサルファイド)、ジチオ酸塩系(例えばZn−ジメチル・ジチ オカーバメート、Zn−ジエチル・ジチオカーバメート、Zn−ジ−n−ブチル ・ジチオカーバメート、Zn−エチル・フェニル・ジチオカーバメート、Te− ジエチル・ジチオカーバメート、Cu−ジメチル・ジチオカーバメート、Fe− ジメチル・ジチオカーバメート、ピペコリン・ピペコリル・ジチオカーバメート )、チオウレア系(例えばエチレン・チオウレア、ジエチル・チオウレア)など をあげることができる。
加硫促進助剤としては、一般的なゴム助剤を用いることができ、例えば亜鉛華 (5phr程度)ステアリン酸、オレイン酸(3phr〜4phr程度)などがあげられ る。
粘着付与剤としては、一般の粘着剤、接着剤等に用いられる任意のものを、例 えば10〜100phr程度用いることができる。具体的には例えば(a)ロジン系樹脂 (ガムロジン、トール油ロジン、ウッドロジンなどのロジン:水添ロジン、不均 化ロジン、重合ロジン、マレイン化ロジンなどの基性ロジン;)ロジングリセリ ンエステル(エステルガム)、水添ロジン・グリセリンエステルなどのロジンエ ステル;及び(b)テルペンフェノール樹脂などの極性基を有する樹脂、極性基 を有しない樹脂例えばαピネン主体、βピネン主体、ジペンテン(リモネン)主 体などのテルペン樹脂;及び芳香族炭化水素変性テルペン樹脂などの天然物及び その誘導体並びに例えば(c)脂肪族系、脂環族系、芳香族系などの石油樹脂; (d)クマロン・インデン樹脂;(e)スチレン系、置換スチレン系などのスチ レン系樹脂などの重合系樹脂や例えば(f)アルキルフェノール樹脂、ロジン変 性フェノール樹脂などフェノール系樹脂:(g)キシレン樹脂などの縮合系樹脂 をあげることができる。
溶剤としては、一般的な溶剤が使用でき、具体例としては、芳香 族溶剤(ベンゼン、トルエン、キシレンなど)、芳香族・脂肪族混合物(M.S.P. ,S.B.P.,スワゾール100、スワゾール200、ベンゾールアロー40,H.A.W.S.、ホ ワイトスピリットなど)、脂肪族エステル(ゴム揮発油、酢酸エチルなど)、ア ルコール・ケトン(メタノール、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ チルケトン)などをあげることができ、かかる溶剤の中からの特定の溶剤の選択 は蒸発速度に従って選ぶことができる。これらの溶剤は2種類又はそれ以上を混 合して使用してもよい。溶媒の添加量は、粘接着剤としての粘度に合わせて決め れば良い。粘度は10cps〜1000cps、好ましくは50〜500cpsであり、粘度が10cps 未満では、塗布量が少なく、接着力が不足し、逆に1000cpsを超えると塗布時に 取り扱いにくくなるので好ましくはない。
その他の成分として、接着強度をあげる必要がある場合には、粘接着剤組成物 中に、フィルム材料またはフィルム材料に相対するゴム材料と反応する添加剤、 あるいは、フィルム材またはフィルム材料に相対するゴム材料により近い臨界表 面張力を有する添加剤を一部混入することもできる。熱可塑性フィルム材として ナイロン系樹脂を用いる場合には、上記添加剤として、レゾルシンホルマリン樹 脂、グリコールウリル樹脂等、また、ポリエステル系樹脂を用いる場合には、イ ソシアネート等が良い。添加剤の配合量は、好ましくはポリマー重量100重量部 に対して、0.5〜10重量部混合する。
さらに、着色したいときには、カーボン又は着色剤等を配合することもできる 。
本発明において使用されるポリエステルポリオール/イソシアネート系の粘接 着剤としては例えば以下のものがあげられる。
即ち、ポリエステルポリオールとしては、例えば縮合系ポリエステルポリオー ル、ラクトン系ポリエステルポリオール、ポリカーボ ネートジオールなどがあるが、一般的には、縮合系ポリエステルポリオールが多 く使用される。具体的には、アジピン酸とグリコール、トリオールとの脱水縮合 反応で得られたものでエチレンアジペート、ブチレンアジペート、ジエチレンア ジペート等がある。分子量は3000以上であるのが好ましく、分子量が3000未満で は、粘着性が不足する傾向にあるので好ましくはない。臨界表面張力差の絶対値 Δγcは、タイヤのゴム成分及びフィルム成分との差が6mN/m以下となるよう なポリエステルポリオールを選択する。
架橋剤として使用されるイソシアネート成分としては、タイヤ加硫時の熱によ って、架橋されるものであれば使用することができ、具体的にはTDI,MDI 、クルードMDI,NDI,HDI,IPDI等などをあげることができる。ポ リエステルポリオールとイソシアネートの配合比は、インデックス(−NCO/−O H×100=)50〜200の範囲が好ましい。この範囲以外では、粘着性に乏しく、ま た接着性も低下し、タイヤ部材と熱可塑フィルムとが接合しなくなるからである 。
その他ウレタン用として一般的に用いられる触媒、酸化防止剤、着色剤等を適 宜配合してもよい。また、粘着付与剤、溶剤は前述のものを用いることができる 。
本発明において使用されるアクリル酸エステル共重合体/有機過酸化物系又は イソシアネート系の粘接着剤としては、例えばアクリル酸エステル共重合体(例 えばアクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸エチルなど のモノマーを重合させて得られるポリマー及び、エチレン等とのコポリマー)は 有機過酸化物又はイソシアネート系架橋剤で、架橋させる前は、一般に、粘着剤 として、使用されている。ポリマーのTgが40℃以下で、粘着性があり典型的に は、下記一般式で表される。
(式中、R1及びR2は水素または炭素数12以下のアルキル基、アラルキル基、ア リール基から選ばれた置換基であり、R3は水素、炭素数5以下のアルキル基であ り、n,mは1以上の整数、pは0または1以上の整数である。) アクリル酸エステル共重合体の架橋剤としては、一般的な有機過酸化物または イソシアネート系架橋剤を使うことができる。例えば、有機過酸化物としてはベ ンゾイル・パーオキサイド、t−ブチル・ヒドロ・パーオキサイド、2,4−ジ クロロ・ジベンゾイル・パーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5ジ(t−ブ チルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル・ヘキサン−2,5−ジ(パーオ キシルベンゾエート)などで、好ましくは、アクリル酸エステル共重体100重 量部に対して、1〜15重量部配合する。
また、イソシアネート系架橋剤としては、タイヤ加硫時の熱によって、架橋さ れるものであれば使用することができ、具体的にはTDI,MDI、クルードM DI,NDI,HDI,IPDI等などをあげることができる。ポリエステルポ リオールとイソシアネートの配合比は、インデックス(−NCO/−OH×100=)50 〜200の範囲が好ましい。この範囲以外では、粘着性に乏しく、また接着性も低 下し、タイヤ部材と熱可塑フィルムとが接合しなくなることがあるからである。
その他前記した着色剤、酸化防止剤、粘着付与剤、溶剤などを配合することが できる。
本発明に使用される変性スチレン系共重合体またはスチレン共重合体と変性ポ リオレフィン/架橋剤系の粘接着剤としては、例えば 、変性スチレン共重合体として、エポキシ基、ヒドロキシル基、アミノ基、カル ボキシル基、酸無水物基等の官能基を有するスチレン−エチレン−プロピレン共 重合体、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−エチ レン−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体等が挙げ られる。
また、スチレン共重合体としては、例えば、スチレン−エチレン−プロピレン 共重合体(SEP)、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体(S EBS)、スチレン−エチレン−ブタジエン共重合体(SEB)、スチレン−ブ タジエン−スチレン共重合体(SBS)等が、変性ポリオレフィンとしては、エ ポキシ基、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキシル基、酸無水物基等の官能基 を有するポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレ ンアクリル酸共重合体、エチレンメタクリル酸共重合体等が挙げられ、スチレン 共重合体と変性ポリオレフィンは好ましくは90/10〜10/90の重量比で混合して 用いることができる。
架橋剤としては、一般的なゴムの架橋剤を用いることができ、前述の通りであ る。本発明で用いる変性スチレン系共重合体又は、スチレン共重合体と変性ポリ オレフィンのポリマーは粘着性が乏しいために、これを粘接着剤として用いるた めには、粘着付与剤を混入して、タイヤゴム部材及び熱可塑性フィルムとの粘着 力(タッキネス)を付与する必要がある。
混入する粘着付与剤としては、前述したような、ロジン系樹脂、テルペン樹脂 、石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂、キシ レン樹脂等を挙げることができるが、これらの選択は、粘接着剤ポリマーのSp 値、タイヤゴム部材のSp値及び熱可塑性フィルムのSp値に近いものを選ぶと 良い。特に、テルペンフェノール樹脂、ロジンエステル樹脂は7.5〜9.5のSp 値のポリマーに対して、有効に働き、粘着性も高いので、本発明中の粘接着剤用 として、最適に用いることができる。また、その他酸化防止剤、着色剤、粘着付 与剤、溶剤についても同様に前述のものが使用できる。
図1は空気入りタイヤの空気透過防止層の配置の典型例を例示する子午線方向 半断面図である。図1において、左右一対のビードコア1,1間にカーカス層2 が装架され、このカーカス層2の内側のタイヤ内面には、空気透過防止層3が設 けられている。この空気透過防止層3は、本発明では前記フィルムから構成され る。図1においては4はサイドウォールを示す。
以下、本発明に従って空気入りタイヤを成型する工程について説明する。
従来のタイヤ用材料を用いて、グリーンタイヤを成型する場合は、適度のタッ キネスがあり作業上好ましかった。しかし熱可塑性フィルム材等を用いる場合は タッキネスが不足しがちで作業性が低下する傾向にある。特に、帯状フィルムを 成型ドラムに巻きつけ接合させる工程でこのタッキネス不足が作業性を低下させ ることが問題となる。これに対し、帯状フィルムの接合面にあらかじめ粘接着剤 を塗布しておくと(成型前の工程で塗布するか、成型時に塗布するかのいずれで も良い)、適度のタッキネスが付与され作業性の低下はない。例えばタッキネス が5N以下であると、成型工程(特に膨径工程)中にスプライス部が開口し、タ イヤ内面全体を空気防止層でおおうことが出来なくなったり、あるいは、接合層 の浮上り部は加硫時に空気をトラップし、十分な接着力を得られなくなってしま う等の問題がある。
一方、タッキネスが30N以上の場合には、過度のタッキネスがある故に、一度 接合した後に不具合を修正しようとしても、接合面が きれいにはがれず、無理にはがそうとすると帯状フィルムを変形させてしまい使 用に耐えなくなってしまう等の問題がある。従って、帯状フィルムの伸び特性を 考慮するとタッキネスが30Nであるのが限度である。
なお、円筒状の熱可塑性フィルム材料を準備すれば、上述の接合部の開口のお それはない。
グリーンタイヤの成型工程では、前記インナーライナー層のドラムへの巻きつ け後に、カーカス材、ビード材、サイドウォール材等を更に積み重ねる。これら のゴム部材と熱可塑性フィルム材とは、ライナー接合部の場合ほど強固なタッキ ネスは必要としない。しかし、従来のゴムライナー層に比較し、剛性の高い熱可 塑性フィルムの特質を利用するとタイヤ均一性(ユニフォミティー)が改善され ることがわかった。
即ち、ドラム上に巻きつけられたインナーライナー、カーカス、ビード、サイ ドウォール等の部材はベルト、キャップトレッドを貼りつける為に膨径される。
この際、グリーンタイヤは大きく変形するが、各部材の接合部はその部分が局所 的に高剛性であり、膨径時に相対的に接合部は小変形となる。これがタイヤ均一 性を悪化させるものである。
一方、熱可塑性フィルムは10〜500MPa程度の高い弾性率を有するのでインナー ライナー以外の部材の接合部に於ける変形差を緩和する作用がある。ただし、こ の場合、熱可塑性フィルムと他の部材とは強固なタッキネスで一体化されていな ければ無意味である。
タッキネスが5N未満では、ユニフォミティー改善効果がなく、30Nを超える と上と同様の理由で作業性が悪化する傾向にある。
本発明では粘接着剤はフィルム〜他部材接触面の全面に塗布しても、部分的に 塗布しても良く、少なくとも接触面の30%以上に塗布 してあればユニフォミティー改善効果を発揮する。ただし、部分的に塗布する際 はタッキネス(N)×塗布面積率(%)≧450であるのが好ましい。
実施例 以下、実施例及び比較例に従って本発明を更に詳しく説明するが、本発明の技 術的範囲をこれらの実施例に限定するものでないことは言うまでもない。実施例1〜7及び比較例1〜2 被着体の調製 熱可塑性フィルムとしてエチレン/ビニルアルコール共重合体の両面にポリエ チレンを積層させた厚さ50μmの3層フィルムを用いた。また、ゴム材料として は下記に示す一般的なカーカス用配合をオープンロールで混練したものを100℃ 、10MPaで型付けして2mm厚さの板に調製して用いた。
成 分 重量部 天然ゴム 80 SBR 20 FEFカーボンブラック 50 ステアリン酸 2 亜鉛華 3 イオウ 3 加硫促進剤(BBS)* 1 アロマオイル 2 *N−t−ブチル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド粘接着剤の調製 表Iに示した溶剤を除く配合成分を、オープンロールで10分間混練した後溶剤 を加え常温で5時間攪拌して実施例1〜7及び比較例 1の粘接着剤を調製した。
ゴム被着体、熱可塑性フィルム及び粘接着剤の臨界表面張力並びにそれらの差 は表Iに示す通りである。このようにして得られたゴム被着体熱可塑性フィルム 及び粘接着剤の粘度測定、粘着試験及び接着試験を以下の通りにして実施した。粘接着剤の粘度測定 上記配合の粘接着剤の粘度は、25℃の条件下で、東京計器製E型粘度計を用い て測定した。粘着(タッキネス)試験 上記配合の粘接着剤を刷毛でフィルム、またはゴム板に塗り、測定器下部にセ ットする。塗布後20秒間乾燥した後、測定器の上部サンプル取り付け位置に取り 付けたフィルムを圧着させ、それを引き剥すときの力を粘着力とした。測定は、 フィルム/粘接着剤/フィルム間とフィルム/粘接着剤/ゴム間の2種類で実施 した。測定機械は(株)東洋精機製作所製 PICMA タックテスターを用い て下記条件で測定した。
測定条件 基準試料(上部)寸法: 12.7mm×152mm 圧着加重 : 4.90N 剥離速度 : 120mm/min 圧着時間 : 0s 温度 : 20℃ 湿度 : 65%接着試験 ゴム板またはフィルムに上記配合の粘接着剤を塗布し、20秒間乾燥後フィル ムを載せ、180℃、10分間プレス圧着し、ゴム、粘接着剤の架橋を行った。この サンプルをJISK−6854に従いT型剥離試験に供した。
粘度測定、粘着試験及び接着試験の結果は表Iに示す。
比較例2は粘接着剤を使わずに粘着試験を実施した結果を示した。実施例8〜12及び比較例3 被着体の調整 Br−IPMS*1100重量部をゴム用ペレタイザーでペレット化した。その後 、下記に示す配合を2軸混練機で混練し、樹脂用ペレタイザーでペレット化した 後、Tダイ押出し機で0.1mm厚の熱可塑性フィルムを作製した。この時フィルム 表面層はナイロン11であることを確認した。又、ゴム材料としては実施例1〜 6使用のものと同様品を用いた。
粘接着剤の調製 実施例8〜11については、表IIに示す配合成分を120℃にて2軸混練機で混練 した後、Tダイ押出し機で0.03mmの粘接着剤フィルムを作製した。なお実施例12 及び比較例3については、実施例1〜7と同様に粘接着剤を調製した。
ゴム被着体、熱可塑性フィルム及び粘接着剤の臨界表面張力並びにそれらの差 は表IIに示す通りである。
得られたゴム被着体、熱可塑性フィルム、粘接着剤の粘着試験及び接着試験を 以下のように実施した。粘着試験 実施例8〜11の粘接着剤フィルムを測定器下部に、また測定器上部に熱可塑性 フィルムまたはゴム板を取りつけ、実施例1〜7同様に圧着、引きはがし時の力 を求めた。また、実施例12、比較例3については、実施例1〜7同様に求めた。接着試験 実施例8〜11についてはゴム板/フィルム間またはフィルム/フィルム間に、 粘接着剤フィルムをはさみ、180℃、10分間プレス圧着し、その後T型はくり試 験に供した。また、実施例12、比較例3については、実施例1〜7同様にした。
表IIに粘着力及び接着試験結果を示す。
以上の結果より、臨界表面張力の差の絶対値が7mN/m以上になると、基材と 粘接着剤間の粘着力、接着力は、ともに低下し、タイヤ成形時の作業性低下、タ イヤ欠陥等に結びつくレベルとなってしまう。
次に粘接着剤を使用し、タイヤを成形した実施例を示す。実施例13及び14 Br−IPMS*1を100重量部、カーボン(GPF*2)60重量部、パラフィン 系プロセス油20重量部を密閉式ミキサー中で混合し、マスターバッチを作製し、 ゴム用ペレタイザーでペレット化した。その後、表に示す配合を2軸混合機で混 練し、樹脂用ペレタイザーでペレット化した後Tダイ押し出し成形で、360mm幅 及び0.1mm厚の帯状フィルムを作製した。この時フィルムの表面層はEVOHで あることを確認した。また、このフィルムの臨界表面張力は38mN/mであった。
このフィルムをタイヤ成形ドラムに巻き付け、そのスプライス部分(実施例13) 及び全体(実施例14)に実施例1で使用した粘接着剤を塗布し、その上にタイヤ 部材を積層し、インフレートさせてグリーンタイヤを成形後、加硫してタイヤサ イズ165SR13のタイヤを作製した。タイヤ作製後、出来上がったタイヤに 異常はないか観察した。また、製造されたタイヤの重量、及び空気漏れ量もあわ せて測定した。
実施例13によってグリーンタイヤを成形する際の時間を計測すると約1分の作 業時間がかかった。
タイヤ空気漏れ性能試験法 165SR13 スチールラジアルタイヤ(リム 13×41/2−J)を使用し て、初期圧力200kPa、無負荷条件にて室温21℃で3ヶ月間放置して、間隔4日毎 に圧力を測定した。
測定圧力pt、初期圧力Po及び経過日数tとして、関数: Pt/Po=exp(−αt) に回帰してα値を求める。得られたαを用い、t=30を下式に代入し、 β=[1−exp(−αt)]×100 β値を得る。このβ値を1ヶ月当りのタイヤ空気漏れ量(%/月)とする。実施例15 あらかじめ実施例8〜12で使用したN11をマトリクスとした熱可塑性フィル ムをTダイ押出し成形にて作製し(幅360mm厚さ0.1mm)、ロール状に巻き取って おき、次に、実施例8の粘接着剤フィルムをTダイにて作製する際に、熱可塑性 フィルムをロール上でラミネートして、熱可塑性フィルム層と粘接着剤層から成 る2層フィルムを作製した。
この2層フィルムをタイヤ成形ドラムに巻き付け、その上にタイ ヤ部材を積層させ、実施例11及び12と同様にタイヤを成形し、タイヤ重量、空気 もれ量も合わせて測定した。実施例16 実施例13で使用したフィルム配合を2軸混練機で混合ペレット化し、その後イ ンフレーション成形によって直径345mm、厚さ0.1mmの円筒状フィルムを作製した 。これをタイヤ成形用ドラムにはめ、全面に実施例1で使用の粘接着剤を塗布し 、実施例13と同様にタイヤを作製し、評価した。比較例4 実施例13で使用した帯状のフィルムをタイヤドラムに巻き付け、粘接着剤を使 用せずに実施例13と同様にタイヤを作製し、評価した。ここで、比較例4によっ てグリーンタイヤを成形する際の時間を計測すると、フィルムスプライス部分と カーカスとの積層手直しなどのために、1分20秒かかった。これは、実施例13に 対して作業時間が20秒増えている事になる。比較例5 インナーライナーを通常のブチルゴム系組成物で作製したタイヤを評価した。
以上の評価結果を表IIIに示した。
表IIIの結果より、粘接着剤を少なくとも熱可塑性フィルムのスプライス部分 に使用することにより、タイヤ成形時に、スプライスオープンがなくなり、良好 なタイヤが成形できることがわかる。
また、比較例4のような粘接着剤を使用しないタイヤに比べて、粘接着剤を使 用するとそれのタックによって、容易に成形ドラム上に熱可塑性フィルムを固定 できることから作業時間を短縮でき、作業性に関しても極めて有効であることが 証明された。
このようにして、完成したタイヤは通常のタイヤ(比較例5)よりも6〜7% 軽量化され、しかも、空気もれ量も少ないというメリットを有する。
粘接着剤をスプライス部及びフィルム全面に施すことにより、タイヤ成形時に スプライス部分が開口する欠陥はなくなり、またスプライス部のタックによって フィルムを成形ドラム上に固定できることから作業性も向上した。
こうして出来上ったタイヤは重量として現状品よりも6〜7%の軽量化が達成 され、かつ、空気もれ量も改善されている。実施例17 実施例16で使用した円筒状ライナーを用いて165SR13スチールラジアル タイヤ(リム:13×41/2−J)でライナー全面積の25,30,80,90及び100% に実施例1の粘接着剤を塗布し、ユニフォミティ試験を行なった。結果をタッキ ネスの値と共に表IVに示す。
産業上の利用性 以上説明した通り、本発明によれば熱可塑性フィルムを空気透過防止層とに使 用する空気入りタイヤの製造方法において、熱可塑性フィルムの接合部又は熱可 塑性フィルムの相対するタイヤ部材との間の少なくとも一部に、前記タイヤ部材 のゴム成分及び熱可塑性フィルムの表面層のポリマー成分との臨界表面張力差の 絶対値がそれぞれ6mN/m以下のポリマー成分を含む粘接着合い組成物を、フィ ルムのスプライス部、フィルムとカーカスなどのタイヤ部材との接合面に塗布す ることにより、スプライス部の開口が起らず、作業性 も向上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 紀明 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 (72)発明者 川口 剛 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 (注)この公表は、国際事務局(WIPO)により国際公開された公報を基に作 成したものである。 なおこの公表に係る日本語特許出願(日本語実用新案登録出願)の国際公開の 効果は、特許法第184条の10第1項(実用新案法第48条の13第2項)に より生ずるものであり、本掲載とは関係ありません。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.帯状又は円筒状の単層又は多層熱可塑性フィルムを空気透過防止層に使用 する空気入りタイヤの製造方法において、熱可塑性フィルムの接合部又は熱可塑 性フィルムの相対するタイヤ部材との間の少なくとも一部に、前記タイヤ部材の ゴム成分及び熱可塑性フィルムの表面層のポリマー成分との臨界表面張力差の絶 対値がそれぞれ6mN/m以下のポリマー成分を含む粘接着剤組成物を適用するこ とを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  2. 2.帯状の単層又は多層熱可塑性フィルムの少なくとも接合部に粘接着剤組成 物を適用する請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.前記粘接着剤組成物が未加硫ゴム及びその架橋剤を含む請求の範囲第1項 又は第2項に記載の方法。
  4. 4.前記粘接着剤組成物が数平均分子量3000以上のポリエステル骨格を有する ポリオールとイソシアネート系架橋剤を含む請求の範囲第1項又は第2項に記載 の方法。
  5. 5.前記粘接着剤組成物がアクリル酸エステル共重合体と有機過酸化物系架橋 剤又はイソシアネート系架橋剤とを含む請求の範囲第1項又は第2項に記載の方 法。
  6. 6.前記粘接着剤組成物が変性スチレン系共重合体、または、スチレン共重合 体と変性ポリオレフィンの混合物と架橋剤及び粘着付与剤を含む請求の範囲第1 項又は第2項に記載の方法。
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