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JPH0780004A - 歯科インプラントの印象採得用コーピング - Google Patents

歯科インプラントの印象採得用コーピング

Info

Publication number
JPH0780004A
JPH0780004A JP5255235A JP25523593A JPH0780004A JP H0780004 A JPH0780004 A JP H0780004A JP 5255235 A JP5255235 A JP 5255235A JP 25523593 A JP25523593 A JP 25523593A JP H0780004 A JPH0780004 A JP H0780004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coping
impression
oral cavity
abutment
implant fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5255235A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Hamada Maikeru
オサム ハマダ マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
G C KK
GC Corp
Original Assignee
G C KK
GC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by G C KK, GC Corp filed Critical G C KK
Priority to JP5255235A priority Critical patent/JPH0780004A/ja
Publication of JPH0780004A publication Critical patent/JPH0780004A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0001Impression means for implants, e.g. impression coping

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インプラントフィクスチャー又はインプラン
トフィクスチャーに連結されたアバットメントの位置を
模型上に再現するための概形印象と精密印象とに同一の
ものを使用できる歯科インプラントの印象採得用コーピ
ングを提供する。 【構成】 コーピング本体4と該本体4中央に設けられ
ている貫通穴4aに挿通されるオネジが螺設されているネ
ジ体5とから成り、該本体4は口腔内側の接触部分4bか
ら口腔内側方向に向かって径の拡がる軸方向の長さが1
〜5mmで軸に対する傾斜角が2〜40度のテーパーを
有する骨側部分4bと、それに続く口腔内側方向に向かっ
て径の狭まるテーパを有する口腔内側部分4dとから成
り、その側面に口腔内側部分4dの骨側部分4cと反対側の
端部又はその近傍に端縁4fを有し該端縁4f部の中心が軸
心からの距離が最も短いか又は最も短い部分の一部を成
す平面部4eが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、欠如歯部の顎骨内に形
成された埋入孔内に埋入して固定される通常歯科インプ
ラントと略称されている歯科用補綴物維持装置のインプ
ラントフィクスチャー又はインプラントフィクスチャー
に連結されたアバットメントの位置を模型上に再現する
ための歯科インプラントの印象採得用コーピングに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、欠如歯部における歯科補綴法とし
ては、ブリッジによる方法と、床義歯による方法とが一
般に行われてきた。しかしながら、ブリッジによる方法
は、欠如歯部の両側の健全な天然歯を切削して支台と
し、この支台に係合する金属体に欠如歯部に位置する歯
科用補綴物を固定する方法であるので、健全な天然歯を
切削しなければならないばかりか、欠如歯部に位置する
歯科用補綴物部分には咬合圧が直接には加わらないため
に当該部位で骨吸収を引き起こすという欠点があった。
また、床義歯による方法は、合成樹脂等で作成した義歯
床に義歯を固定したものを歯科用補綴物とする方法であ
るが、この方法では歯科用補綴物に作用する咬合力を残
存天然歯及び/又は口腔粘膜によって負担させるもので
あるので、歯科用補綴物使用中に違和感があることや、
口腔粘膜組織中に散在する味覚の受容器を義歯床が覆っ
てしまうことによる味覚の鈍麻が生じることがあり、更
には長期間の使用によって顎堤の吸収を引き起こすとい
う重大な欠点があった。
【0003】そこでこれらの欠点を解消する治療方法と
して、欠如歯部の顎骨内に形成した埋入孔内に歯科用補
綴物の維持安定装置となるインプラントフィクスチャー
を埋入して天然歯における歯根の機能を代行せしめ、こ
のインプラントフィクスチャー又はインプラントフィク
スチャーの口腔内側に連結されたアバットメントに歯科
用補綴物の固定装置を装着して歯科用補綴物維持装置と
し、この歯科用補綴物の固定装置に歯科用補綴物を固着
する歯科インプラントの技術が開発され、実施されるよ
うになってきている。
【0004】このような歯科インプラントによる治療方
法を実施すると、口腔粘膜を覆うことなく歯科用補綴物
を固定することができるので、歯科用補綴物装着時の違
和感や味覚の鈍麻が生じることがなく、天然歯に似た使
用感が得られ、更に顎骨に適度な咬合力が付与されるた
めにインプラントフィクスチャーが埋入されていない場
合に想定される骨吸収を最小限に抑制できるという利点
があるため、この治療方法は急速な発展を遂げて単独歯
欠損,2歯以上の局部欠損及び無歯顎(全歯欠損)に至
るまでに適用できるようになりつつある。
【0005】この歯科インプラントによる治療方法は、
欠如歯部の顎骨内にインプラントフィクスチャーが埋入
される埋入孔を形成し、この埋入孔内にインプラントフ
ィクスチャーを埋入して後にその埋入孔の周囲歯肉を縫
合するという外科手術が必要であるので、その埋入孔内
に埋入されるインプラントフィクスチャーは無菌的,非
汚染的な条件を満たしており、しかも埋入孔内に埋入さ
れた後に顎骨に対して良好な骨結合性を有し且つ良好な
生体親和性を有していることが必要である。
【0006】そして、通常の歯科インプラントによる治
療方法においては、欠如歯部の顎骨内に形成された埋入
孔内に埋入されたインプラントフィクスチャーが欠如歯
部の顎骨に充分に結合し且つ埋入孔を形成したことによ
る手術部分が治癒したら、そのインプラントフィクスチ
ャーが埋入された口腔内側の歯肉部分を再度切開してイ
ンプラントフィクスチャーの口腔内側部分に歯科用補綴
物の固定装置の取付部分となるアバットメントを連結す
る2回法が採用されており、このアバットメントはイン
プラントフィクスチャーに対して回転しないように固定
され、その口腔内側部分に取り付けられる歯科用補綴物
の固定装置が単独歯用の固定装置である場合にはその固
定装置がインプラントフィクスチャーに対して回転した
のでは歯科用補綴物を欠如歯部に正確に位置せしめられ
ない現象が生じるため歯科用補綴物の固定装置を回転し
ないように維持する部分がアバットメント又はアバット
メントをインプラントフィクスチャーに連結する部材の
口腔内側部分に設けられている。
【0007】このような歯科インプラント技術におい
て、精密な歯科用補綴物を製作するためにはインプラン
トフィクスチャー又はアバットメントがインプラントフ
ィクスチャーの口腔内側に連結される場合にはアバット
メントの位置を作業用模型上で正確に再現することが重
要となる。このため通常の印象採得法では印象採得を2
回に分けて行っている。
【0008】例えば、インプラントフィクスチャーの口
腔内側に連結されたアバットメント位置の印象採得を行
う場合(アバットメントを使用しない場合には以下の説
明でアバットメントをインプラントフィクスチャーと読
み替えれば良いので、ここではアバットメントが使用さ
れる場合について説明する)は、概形印象採得用コーピ
ングに一体に形成されているオネジ部をアバットメント
又はアバットメントをインプラントフィクスチャーに連
結している部材に螺設されているメネジに螺着させるこ
とによって概形印象採得用コーピングをアバットメント
の口腔内側に装着した後、口腔内で通法通りの印象採得
を行う。印象採得後に印象材を撤去すると、概形印象採
得用コーピングはアバットメントの口腔内側に残ってい
るので、これを口腔内より取り外し、概形印象採得用コ
ーピングに装着される側がアバットメント又はアバット
メントをインプラントフィクスチャーに連結している部
材が存在する場合にはアバットメントとこの部材との口
腔内側とほぼ同じ形状・寸法を持つレプリカを取り外し
た概形印象採得用コーピングに装着して硬化後の印象材
中に再び戻し、この印象材のレプリカ側に模型材を注入
し、模型材中にレプリカが保持された個人トレー作製用
の模型を製作する。以上の工程における第1段の印象
(概形印象)採得において使用される概形印象採得用コ
ーピングは、印象採得時にはアバットメントの口腔内側
に装着されていて印象材と共に口腔内から取り外すこと
ができないため、印象材から抜き取り易いようにアバッ
トメントとの当接部側から離れるに従って連続的にその
径が小さくなる形態が一般的であり、また印象材撤去後
にレプリカを連結して再び印象材中に戻すためアバット
メント位置の再現性が充分ではないので、この工程で製
作された模型は精密印象用の個人トレーを作製するため
に使用され、作業用模型には使われない。
【0009】第2段の印象(精密印象)を採得するため
には、第1段の印象から製作した模型を利用して作製し
た精密印象用の個人トレーを用いる。歯科インプラント
技術は非常に小さな部品を使用するものであるため個人
差による口腔内の形状の微妙な差異に対応した印象用ト
レーを使用しないと満足の行く歯科用補綴物を製作する
ための精密な印象の採得が不可能であるため、前記した
第1段の印象から製作した模型を利用して即時重合レジ
ンを使用してレプリカの位置に対応する部分が開口した
精密印象用の個人トレーを先ず作製するのである。
【0010】そして精密印象用のコーピング本体をその
中央に穿設されている貫通穴を貫通させたネジ体でアバ
ットメントの口腔内側に取り付けた状態で、既に作製し
ておいた精密印象用の個人トレー内に印象材を盛り、精
密印象用のコーピング本体をアバットメントの口腔内側
に取り付けたネジ体の頭部が印象材を突き抜けて開口部
に位置するようにして印象採得を行い、個人トレーの開
口部からネジ体を取り外した後に口腔内から印象材を撤
去し、精密印象用のコーピングに装着される側がアバッ
トメント又はアバットメントをインプラントフィクスチ
ャーに連結している部材が存在する場合にはアバットメ
ントとこの部材との口腔内側とほぼ同じ形状・寸法を持
つレプリカを個人トレー内の印象材中に保持された状態
にある精密印象用のコーピング本体に配置し、個人トレ
ーの開口部から前記ネジ体を再び精密印象用のコーピン
グ本体を貫通させてレプリカに螺着させ、この印象材の
レプリカ側に模型材を注入して模型材中にレプリカが保
持された模型を製作する。模型材が硬化した後、個人ト
レーの開口部からネジ体を取り外してコーピング本体が
保持された印象材とレプリカが保持された模型材とを分
離すると、レプリカが保持された模型材から成る模型が
精密な歯科用補綴物製作用の模型となるので、以後はこ
の模型の模型材面に現われているレプリカに歯科用補綴
物の固定装置をネジ体で螺着させてその固定装置の外周
に鋳接する歯科用補綴物の基体となる合金形状に合せた
形状にワックスを築盛した後にネジ体を取り外し、ワッ
クス付き固定装置を補綴物製作用模型から取り外して耐
火材中で精密鋳造用鋳型とするのである。即ち、精密印
象用のコーピングは印象材中に保持されたまま撤去され
る部分であるコーピング本体と、このコーピング本体を
アバットメントの口腔内側に取り付けていたネジ体とに
分割できる構造になっていて、コーピング本体には印象
材中に保持された状態が維持できるように何らかの保持
形態が付与されているので、第1段の印象採得に使用し
たコーピングよりも位置の再現性に優れ、精密な作業模
型を製作することができるのである。
【0011】このように通常の歯科インプラントでは目
的の異なる2回の印象採得を行うため、最少でも2種類
の印象用コーピングが必要となり、更にアバットメント
を使用する場合と使用しない場合とで更に2種類の印象
用コーピングが必要となるため、インプラントシステム
全体としては最少4種類の印象用コーピングが必要とな
り、その部品点数が多くなり、製品管理が面倒であるば
かりでなく、製品単価も上昇して好ましくない欠点があ
った。
【0012】更に近年、歯科インプラント治療の歯科用
補綴物には、単に咬合機能の回復ばかりでなく審美性の
回復も求められてきており、より天然歯に近い形態の歯
科用補綴物、即ち歯肉縁下より立上り、口腔内方向に向
かって拡がるような立上り形態を有する歯科用補綴物が
好まれてきている。このような歯科用補綴物を作製する
際に従来の印象用コーピングを使用した場合には、従来
の印象用コーピングはインプラントフィクスチャー(ア
バットメントがインプラントフィクスチャーの口腔内側
に装着される場合にはアバットメント)の口腔内側から
離れるに従って連続的にその直径が小さくなるテーパを
持つか又はその直径が同一である形態を持つため、これ
にレプリカを連結して模型材を注入し模型材が硬化後の
模型中のレプリカから印象用コーピングを除去すると、
歯肉縁下部分の模型材が剥脱してしまう現象が生じる。
通常、このような剥脱した部分は歯科技工士の経験によ
りワックスなどで形態修正して実用に供されているが、
この作業はワックスによる印象材の熱変形を引き起こし
易いことや、形態修正に経験を要するため、口腔内形状
を忠実に再現する模型の作製が困難であるという欠点が
あった。また仮りに補修がうまくいった場合でも、この
模型を使用して作製される歯科用補綴物はその直径がア
バットメントと同一である立上り形態を持つため、歯の
解剖学的知見に反する形態にならざるを得なかったので
ある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した如
き従来技術における欠点を解消し、第1段の印象(概形
印象)採得において使用されるコーピングと第2段の印
象(精密印象)採得において使用されるコーピングとを
同一のものを使用できるようにし、合わせて歯の解剖学
的知見に適合した歯科用補綴物を製作し得る歯科インプ
ラントの印象採得用コーピングを提供することを課題と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意研究の結果、インプラントフィクスチャ
ー又はインプラントフィクスチャーの口腔内側に連結さ
れるアバットメントの口腔内側にオネジを螺着して装着
される歯科インプラントの印象採得用コーピングの構造
を、コーピング本体と該コーピング本体中央に設けられ
ている貫通穴に挿通される前記オネジが螺設されている
ネジ体とから成る分割可能な構成とし、該コーピング本
体は前記インプラントフィクスチャー又はアバットメン
トの口腔内側との接触部分から口腔内側方向に向かって
径の拡がる軸方向の長さが1〜5mmで軸に対する傾斜
角が2〜40度のテーパーを有する骨側部分と、それに
続く口腔内側方向に向かって径の狭まるテーパを有する
口腔内側部分とから成り、その側面に該口腔内側部分の
骨側部分と反対側の端部又はその近傍に端縁を有し該端
縁部の中心が軸心からの距離が最も短いか又は最も短い
部分の一部を成す平面部が設けられている形状とすれ
ば、第1段の概形印象採得において使用される印象材が
比較的弾性に富む素材から構成されているので、印象材
から抜き取って再びその印象材中に戻しても概形印象採
得としての再現性の点では充分に使用可能であり、審美
性の回復を含めた歯の解剖学的知見に適合した精密印象
用のコーピングとしての機能も充分に果たすことがで
き、しかも2回の印象採得を同一の印象用コーピングを
使用して行うことができるため部品点数を減少させて製
品管理を容易にし且つ製品単価も廉価とすることができ
ることを究明したのである。
【0015】以下、図面により本発明に係る歯科インプ
ラントの印象採得用コーピングについて詳細に説明す
る。図1は本発明に係る歯科インプラントの印象採得用
コーピングを分解した状態を示す斜視図、図2は本発明
に係る歯科インプラントの印象採得用コーピングをイン
プラントフィクスチャーにアバットメントを連結した中
間ボルトに装着した状態を示す断面図、図3は本発明に
係る歯科インプラントの印象採得用コーピングをレプリ
カに連結した状態を示す断面図である。
【0016】図面中、1は欠如歯部の顎骨内に形成され
た埋入孔内に埋入されるチタン製のインプラントフィク
スチャーであり、その先端が略半球状でそれに続く部分
が略円柱状をなしその略円柱状部の端部に角筒状部1aが
設けられており、その角筒状部1aを貫通して前記略円柱
状部に至るメネジ1bが螺設されている。
【0017】2はインプラントフィクスチャー1の口腔
内側に更に取り付けられる場合に使用されるチタン製の
アバットメントであり、インプラントフィクスチャー1
側がインプラントフィクスチャー1の略円柱状部端の外
径とほぼ同一外径を有しインプラントフィクスチャー1
から離れるに従ってその外径は大きくなる截頭円錐形を
成しており且つインプラントフィクスチャー1側には前
記インプラントフィクスチャー1の角筒状部1aが嵌入さ
れる角筒状凹部2aがまたその反対側は少なくとも軸心に
対して直角な外周側平面2bと中心側の角筒状部2cとが設
けられていて、中央にボルト穴2dが貫通穿設されてい
る。
【0018】3はインプラントフィクスチャー1の口腔
内側にアバットメント2を連結するための中間ボルトで
あり、その頭部にメネジ3bが螺設されておりこの頭部に
続いて前記アバットメント2のボルト穴2dを貫通して前
記インプラントフィクスチャー1のメネジ1bに螺着され
るオネジ3aが螺設されている。
【0019】4は本発明に係る歯科インプラントの印象
採得用コーピングの主要部を成すコーピング本体であ
り、中央に貫通穴4aが設けられていると共に前記インプ
ラントフィクスチャー1又はアバットメント2の口腔内
側と接触する側の内面がインプラントフィクスチャー1
の略円柱状部の端部に設けられている角筒状部1aか又は
アバットメント2の角筒状部2cとアバットメント2をイ
ンプラントフィクスチャー1に連結している中間ボルト
3の頭部とをその内部に収納できる空間部を有してお
り、その外面は前記インプラントフィクスチャー1又は
アバットメント2の口腔内側との接触部分4bから口腔内
側方向に向かって径の拡がる軸方向の長さLが1〜5m
mで軸に対する傾斜角θが2〜40度のテーパーを有す
る骨側部分4cと、その骨側部分4cに続く口腔内側方向に
向かって径の狭まるテーパを有する口腔内側部分4dとか
ら成り、その側面には口腔内側部分4dの骨側部分4cと反
対側の端部又はその近傍に端縁4fを有しその端縁4f部の
中心が軸心からの距離が最も短いか又は最も短い部分の
一部を成す平面部4eが設けられている。このコーピング
本体4の側面に設けられている平面部4eとしては、図示
した実施例の如くコーピング本体4の軸心と平行な平面
であっても、コーピング本体4の軸心に対して傾斜して
おりその端縁4fに至るに従ってコーピング本体4の軸心
に対して近接する平面であっても差し支えないが、2つ
以上存在すると印象材に対して確実に位置規制されるの
で好ましい。
【0020】5は前記コーピング本体4の貫通穴4aに挿
通されるオネジが螺設されているネジ体であり、このネ
ジ体5はインプラントフィクスチャー1の角筒状部1aを
貫通して螺設されているメネジ1b又はアバットメント2
をインプラントフィクスチャー1に連結した中間ボルト
3の頭部に螺設されているメネジ3bに螺合されるもので
あり、後述するレプリカ6にも螺合されるものである。
【0021】6はコーピング本体4に装着される側がイ
ンプラントフィクスチャー1又はアバットメント2とこ
のアバットメント2をインプラントフィクスチャー1に
連結している部材である中間ボルト3との口腔内側とほ
ぼ同じ形状・寸法を持つレプリカであり、そのインプラ
ントフィクスチャー1又はアバットメント2と中間ボル
ト3との口腔内側とほぼ同じ形状・寸法を持つ部分には
ネジ体5のオネジが螺合されるメネジ6aが螺設されてお
り、その反対側には模型材から抜け出ることがないよう
に凹部6bが設けられている。
【0022】
【作用】上述したような構造の本発明に係る歯科インプ
ラントの印象採得用コーピングを使用して印象採得を行
う場合には、従来の技術の項で述べたのと同様にして、
概形印象(第1段の印象)及び精密印象(第2段の印
象)を行うのであるが、従来の技術の項で述べた工程と
異なる点は、概形印象採得を行う場合に印象採得用コー
ピングをインプラントフィクスチャー1又はアバットメ
ント2をインプラントフィクスチャーに連結している部
材である中間ボルト3に取り付ける作業をコーピング本
体4の貫通穴4aを挿通させたネジ体5によって行う点
と、印象採得後にコーピングを口腔内より取り外すのも
ネジ体5を取り外した後に行う点と、取り外したコーピ
ングにレプリカ6を装着するのもコーピング本体4の貫
通穴4aを挿通させたネジ体5によって行う点だけであ
る。
【0023】この概形印象において、本発明に係る歯科
インプラントの印象採得用コーピングはインプラントフ
ィクスチャー1又はアバットメント2の口腔内側との接
触部分4bから口腔内側方向に向かって径の拡がるテーパ
ーを有する骨側部分4cが設けられている点で従来の概形
印象採得用コーピングと相違するが、この骨側部分4cは
その軸方向の長さLが1〜5mmで軸に対する傾斜角θ
が2〜40度であれば、第1段の概形印象採得後に印象
材を撤去する際に概形印象採得において使用された比較
的弾性に富む印象材中からコーピング本体4を抜く操作
及びこのコーピング本体4をネジ体5によってレプリカ
6に装着して硬化後の印象材中に再び戻す操作を行って
も印象材への着脱及び印象材の許容できないような変形
が生ぜず、また精密印象採得後に製作した模型の模型材
からコーピング本体4が保持された印象材を分離する際
に模型材の歯肉縁下部分が剥離することがなく、しかも
天然歯に近い審美性に優れた歯科用補綴物を作製するた
めの作業用模型製作できるのである。
【0024】即ち、骨側部分4cの軸方向の長さLが1m
m未満であるか又は軸に対する傾斜角θが2度未満であ
ると、コーピング本体4の口腔内側部分4dから骨側部分
4cに向けて僅かな力が作用しただけでコーピング本体4
が印象採得後に印象材中から抜け出て模型の作製に支障
を来たし、骨側部分4cの軸方向の長さLが5mmを超え
るか又は軸に対する傾斜角θが40度を超えると、コー
ピング本体4の口腔内側部分4dから骨側部分4cに向けて
力を加えてコーピング本体4を概形印象採得後の印象材
中から抜いたりまた逆に挿入したりすることが不可能で
あるか、もし可能であっても印象材が変形してしまって
模型としての役目をなさないのである。
【0025】そして、コーピング本体4の側面に口腔内
側部分4dの骨側部分4cと反対側の端部又はその近傍に端
縁4fを有しその端縁4f部の中心が軸心からの距離が最も
短いか又は最も短い部分の一部を成す平面部4eが設けら
れているので、精密印象採得後の印象材にこの平面部4e
が確実に保持されて回転しないばかりか、コーピング本
体4の骨側部分4cから口腔内側部分4dに向けて力が作用
してもこの平面部4e又は平面部4eの骨側部分4c側の段部
で印象材に確実に支持されて移動することがないので精
密な模型の作成が可能となるのであり、この平面部4eが
2つ以上存在するとこの効果はより助長されるのであ
る。
【0026】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に係る歯科
インプラントの印象採得用コーピングは、口腔粘膜を覆
うことなく歯科用補綴物を固定して歯科用補綴物装着時
の違和感や味覚の鈍麻が生じることがなく、天然歯に似
た使用感が得られ、更に顎骨に適度な咬合力が付与され
るためにインプラントフィクスチャーが埋入されていな
い場合に想定される骨吸収を最小限に抑制できるという
利点がある歯科インプラント技術による治療を行うにあ
たって、インプラントフィクスチャー又はインプラント
フィクスチャーの口腔内側に連結されるアバットメント
の口腔内側にオネジを螺着して装着される歯科インプラ
ントの印象採得用コーピングが、コーピング本体とこの
コーピング本体中央に設けられている貫通穴に挿通され
る前記オネジが螺設されているネジ体との分割可能な精
密印象採得用のコーピング構造であるにも拘らず、コー
ピング本体をインプラントフィクスチャー又はアバット
メントの口腔内側との接触部分から口腔内側方向に向か
って径の拡がる軸方向の長さが1〜5mmで軸に対する
傾斜角が2〜40度のテーパーを有する骨側部分と、そ
れに続く口腔内側方向に向かって径の狭まるテーパを有
する口腔内側部分とから成り、その側面に該口腔内側部
分の骨側部分と反対側の端部又はその近傍に端縁を有し
該端縁部の中心が軸心からの距離が最も短いか又は最も
短い部分の一部を成す平面部が設けられている形状とし
たことによって、コーピング本体とネジ体とを一体とし
て使用する場合には印象材に印象用コーピングを着脱す
る必要のある概形印象用のコーピングとして使用するこ
とができるばかりか、コーピング本体に骨側部分とそれ
に続く口腔内側部分との境界部分及び口腔内側部分の外
面に設けられている平面部分という印象材中での保持形
態が付与されているため印象材中でネジ体をコーピング
本体から取り外してもコーピング本体を印象材中に保持
することができるので精密印象用のコーピングとしても
使用することができ、1種類の印象採得用コーピングで
2通りの印象採得が可能となり、部品点数が減少して製
品管理が容易になるばかりでなく、製品単価も安価とす
ることができるのである。
【0027】そして、コーピング本体の骨側部分はイン
プラントフィクスチャー又はアバットメントの口腔内側
との接触部分から口腔内側方向に向かって径の拡がるテ
ーパーを有する形状を成しているため、歯肉縁下より立
上り口腔内方向に向かって拡がるような立上り形態を有
する歯科用補綴物を作製する症例でも模型材からの印象
用コーピングの除去に伴う模型材の剥脱及び熟練を要す
る剥脱部分の補修の必要がなく、口腔内特に歯肉縁下の
状態を忠実且つ容易に模型上に再現することができるた
め、審美性の回復を含めた歯の解剖学的知見に適合した
形態の歯科用補綴物の製作が可能となるのである。この
ような種々の利点を有する本発明の歯科分野に貢献する
価値は非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯科インプラントの印象採得用コ
ーピングを分解した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る歯科インプラントの印象採得用コ
ーピングをインプラントフィクスチャーにアバットメン
トを連結した中間ボルトに装着した状態を示す断面図で
ある。
【図3】本発明に係る歯科インプラントの印象採得用コ
ーピングをレプリカに連結した状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 インプラントフィクスチャー 1a 角筒状部 1b メネジ 2 アバットメント 2a 角筒状凹部 2b 外周側平面 2c 角筒状部 2d ボルト穴 3 中間ボルト 3a オネジ 3b メネジ 4 コーピング本体 4a 貫通穴 4b 接触部分 4c 骨側部分 4d 口腔内側部分 4e 平面部 4f 平面部の端縁 L 骨側部分の軸方向の長さ θ 骨側部分の軸に対する傾斜角 5 ネジ体 6 レプリカ 6a メネジ 6b 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インプラントフィクスチャー又はインプ
    ラントフィクスチャーの口腔内側に連結されるアバット
    メントの口腔内側にオネジを螺着して装着される歯科イ
    ンプラントの印象採得用コーピングにおいて、コーピン
    グ本体と該コーピング本体中央に設けられている貫通穴
    に挿通される前記オネジが螺設されているネジ体とから
    成り、該コーピング本体は前記インプラントフィクスチ
    ャー又はアバットメントの口腔内側との接触部分から口
    腔内側方向に向かって径の拡がる軸方向の長さが1〜5
    mmで軸に対する傾斜角が2〜40度のテーパーを有す
    る骨側部分と、それに続く口腔内側方向に向かって径の
    狭まるテーパを有する口腔内側部分とから成り、その側
    面に該口腔内側部分の骨側部分と反対側の端部又はその
    近傍に端縁を有し該端縁部の中心が軸心からの距離が最
    も短いか又は最も短い部分の一部を成す平面部が設けら
    れていることを特徴とする歯科インプラントの印象採得
    用コーピング。
  2. 【請求項2】 コーピング本体の側面に設けられている
    平面部が2つ以上存在する請求項1に記載の歯科インプ
    ラントの印象採得用コーピング。
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