[go: up one dir, main page]

JP7705251B2 - 装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラム - Google Patents

装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7705251B2
JP7705251B2 JP2021017713A JP2021017713A JP7705251B2 JP 7705251 B2 JP7705251 B2 JP 7705251B2 JP 2021017713 A JP2021017713 A JP 2021017713A JP 2021017713 A JP2021017713 A JP 2021017713A JP 7705251 B2 JP7705251 B2 JP 7705251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loading area
work
placement
auxiliary device
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021017713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022120667A (ja
Inventor
正昭 佐藤
聡志 ▲高▼津
洋志 岩永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP2021017713A priority Critical patent/JP7705251B2/ja
Publication of JP2022120667A publication Critical patent/JP2022120667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7705251B2 publication Critical patent/JP7705251B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラムに関する。
従来から、積載エリアに積載した複数の板状部材等のワークを供給ロボット等のローディング装置によって、曲げ加工等を行うプレスブレーキ等の加工機へ供給することが行われている。そして、ローディングに際しては、例えば磁力によってワークを浮上させて他のワークから分離するマグネットフロータや、エアの噴射圧力によってワークを他のワークから分離するエアセパレータ(例えば、特許文献1参照)等のワークめくり装置(ワーク一枚取り装置)が用いられている。
特開2017-149496号公報
通常、特許文献1に記載されたエアセパレータを含む従来技術のワークめくり装置は、積載エリアに隣接する位置に設置された設置台に固定された状態で設けられている。このため、積載エリアに対し積載された複数のワークが一箇所に置かれ、これらにワークに対応するようにワークめくり装置が設置台に一つ配置されることが行われている。
しかしながら、ワークめくり装置は設置台に固定配置されるため、実際にはワークに対して任意の箇所に設置することはできず、ワークめくり装置の設置箇所に対応させるようにワークを積載することが行われている。このため、積載エリアに対して十分に大きなワークを積載する場合に、ワークをワークめくり装置の設置箇所に対応させて積載するには、積載エリアのスペース的な問題により不都合が生じてしまうことがあるので、ワークめくり装置を固定ではなく任意の箇所に設置したいという要望があった。
ただし、上記のように積載エリアに対して十分に大きなワークを積載するような場合は、ワークめくり装置を任意の箇所に設置可能な構造にしたとしても、積載エリアの周囲の任意の箇所に設置する必要がある。このため、例えば積載エリアを撮像装置により撮像してワークめくり装置を検出しようとしても、撮像範囲内にワークめくり装置が写りきらなくなるので、装置そのものを適切に検出することは困難であり、その配置位置や配置の向きを判別することは非常に難しかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ワークめくり装置のような積載エリア内に積載されたワークに対する作業を補助する補助装置を配置自在に構成し、その配置位置及び配置の向きを正確に判別することができる装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る装置判別システムは、積載エリア内に積載されたワークに対する作業を補助する配置自在な可搬性を備えた補助装置と、前記積載エリアを撮像可能な撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された撮像画像に基づいて、前記積載エリアに対する前記補助装置の配置位置及び配置の向きを判別する制御装置と、を備え、前記補助装置は、装置本体と、前記装置本体に対して移動して前記積載エリア内の前記ワークに接触可能に設けられた可動部と、を有すると共に、前記撮像画像に写る前記可動部に少なくとも設けられた、前記補助装置の位置及び方向を識別可能な指標を有し、前記制御装置は、前記撮像画像に含まれる前記指標を検出し、前記配置位置及び前記配置の向きを判別する。
本発明の一実施形態において、前記指標は、前記可動部の先端部近傍の上面側に設けられている。
本発明の他の実施形態において、前記制御装置は、検出された前記指標と予め記憶された指標モデル画像が示す指標とを比較して、前記配置位置及び前記配置の向きを判別する。
本発明の更に他の実施形態において、前記積載エリアは、平面視矩形状に形成され、前記補助装置は、前記装置本体が前記積載エリア外に位置するように配置され、前記制御装置は、前記撮像画像から前記積載エリア内における交差する一組の長辺側及び短辺側の外周縁内側矩形領域に含まれる前記指標を検出し、前記配置位置及び前記配置の向きを判別する。
本発明の更に他の実施形態において、前記補助装置は、複数台備えられ、前記制御装置は、検出した前記指標に基づき判別された前記積載エリアに対する各補助装置毎の前記配置位置及び前記配置の向きを含む配置状況を判断する。
本発明の更に他の実施形態において、前記補助装置は、前記装置本体に天面部を有し、前記指標は、前記装置本体の前記天面部に設けられている。
本発明の更に他の実施形態において、前記補助装置は、前記装置本体に前記天面部から傾斜する斜面部を有し、前記指標は、前記装置本体の前記斜面部に設けられている。
本発明の更に他の実施形態において、前記斜面部に設けられた前記指標は、前記天面部から最も離隔した箇所に設けられている。
本発明の更に他の実施形態において、前記天面部に設けられた前記指標は、前記可動部及び前記斜面部に設けられた前記指標よりも大きく、前記斜面部に設けられた前記指標は、前記可動部及び前記天面部に設けられた前記指標よりも小さい。
本発明の更に他の実施形態において、前記補助装置は、前記装置本体に前記天面部と繋がる一対の側面部を有し、前記指標は、前記装置本体の前記一対の側面部に設けられている。
本発明の更に他の実施形態において、前記指標は、光透過性を備え、前記補助装置は、前記可動部及び前記装置本体の内部にそれぞれ光源を備える。
本発明の更に他の実施形態において、前記制御装置は、前記撮像画像に基づき前記積載エリア内に配置された前記補助装置を検出し、検出した前記指標に基づき前記配置位置及び前記配置の向きを判別する。
本発明の更に他の実施形態において、前記制御装置は、前記撮像画像に基づき前記積載エリア内の前記ワークを検出し、前記配置状況の判断結果に基づいて、前記ワークに対して動作させる補助装置を特定する。
本発明の更に他の実施形態において、前記積載エリアと離隔した場所に設けられた格納エリア内に格納された前記補助装置を検出可能な検出手段を備え、前記制御装置は、前記検出手段からの検出結果に基づいて、前記格納エリアにおける前記補助装置の格納状況を判断する。
本発明の更に他の実施形態において、所定の警報を報知可能な報知手段を備え、前記制御装置は、前記配置状況及び/又は前記格納状況の判断結果に基づいて、前記報知手段を制御して前記所定の警報を報知させる。
本発明に係る装置判別方法は、積載エリア内に積載されたワークに対する作業を補助する配置自在な可搬性を備えた補助装置が少なくとも周囲に配置された前記積載エリアを、撮像装置により撮像する工程と、前記撮像装置によって撮像された撮像画像に基づいて、制御装置により前記積載エリアに対する前記補助装置の配置位置及び配置の向きを判別する工程と、を含み、前記判別する工程では、装置本体及び前記装置本体に対して移動して前記積載エリア内の前記ワークに接触可能に設けられた可動部を有する前記補助装置の、前記撮像画像に写る前記可動部に少なくとも設けられた、前記補助装置の位置及び方向を識別可能な指標を前記撮像画像から検出して、前記配置位置及び前記配置の向きを判別する。
本発明の一実施形態において、前記判別する工程では、前記撮像画像から平面視矩形状に形成された前記積載エリア内における交差する一組の長辺側及び短辺側の外周縁内側矩形領域に含まれる前記指標を検出し、前記配置位置及び前記配置の向きを判別する。
本発明の他の実施形態において、前記撮像する工程では、前記装置本体が前記積載エリア外に位置するように前記補助装置が複数台配置された前記積載エリアを撮像し、前記判別する工程では、検出した前記指標に基づき判別された前記積載エリアに対する各補助装置毎の前記配置位置及び前記配置の向きを含む配置状況を判断する。
本発明の更に他の実施形態において、前記撮像する工程では、前記積載エリア内にさらに前記補助装置が複数台配置された前記積載エリアを撮像し、前記判別する工程では、検出した前記指標に基づき判別された前記積載エリア内における各補助装置毎の配置位置及び配置の向きを含む配置状況を判断する。
本発明の更に他の実施形態において、前記制御装置によって前記撮像画像に基づき前記積載エリア内の前記ワークを検出し、前記配置状況の判断結果に基づいて、前記ワークに対して動作させる補助装置を特定する工程を含む。
本発明の更に他の実施形態において、前記積載エリアと離隔した場所に設けられた格納エリア内に格納された前記補助装置を、検出手段により検出する工程と、前記検出手段からの検出結果に基づいて、前記制御装置により前記格納エリアにおける前記補助装置の格納状況を判断する工程と、を含む。
本発明の更に他の実施形態において、前記配置状況及び/又は前記格納状況の判断結果に基づいて、前記制御装置により所定の警報を報知可能な報知手段を制御して、前記所定の警報を報知させる工程を含む。
本発明に係る装置判別プログラムは、コンピュータに、積載エリア内に積載されたワークに対する作業を補助する配置自在な可搬性を備えた補助装置が少なくとも周囲に配置された前記積載エリアを、撮像装置によって撮像して得られた撮像画像を取得させる工程と、取得された前記撮像画像に基づいて、前記積載エリアに対する前記補助装置の配置位置及び配置の向きを判別させる工程と、を実行させる装置判別プログラムであって、前記判別させる工程では、装置本体及び前記装置本体に対して移動して前記積載エリア内の前記ワークに接触可能に設けられた可動部を有する前記補助装置の、前記撮像画像に写る前記可動部に少なくとも設けられた、前記補助装置の位置及び方向を識別可能な指標を前記撮像画像から検出して、前記配置位置及び前記配置の向きを判別させる。
本発明によれば、ワークめくり装置のような積載エリア内に積載されたワークに対する作業を補助する補助装置を配置自在に構成し、その配置位置及び配置の向きを正確に判別することができる。
本発明の一実施形態に係る装置判別システムの構成例を概略的に示す斜視図である。 同装置判別システムにおける補助装置を概略的に示す斜視図である。 同補助装置に設けられた指標の一例を示す図である。 同指標の他の例を示す図である。 同装置判別システムにおける制御装置の機能的構成を概略的に示すブロック図である。 同制御装置の記憶部内に記憶される指標モデル画像のイメージを示す図である。 同制御装置のハードウェア構成を概略的に示す構成図である。 同制御装置において撮像装置により撮像された撮像画像から検出される指標のイメージを示す平面図である。 同装置判別システムの他の構成例を概略的に示す斜視図である。 同装置判別システムにおいて撮像画像から検出される指標のイメージを示す平面図である。 同制御装置のディスプレイ上に表示される設定画面の一部の例を示す図である。 同制御装置の判別処理に伴うオペレーションの一例を示すフローチャートである。 同制御装置の判別処理に伴うオペレーションの他の例を示すフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係る装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラムを詳細に説明する。ただし、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、本実施形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や、一部の構成要素が省略されている場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る装置判別システム100の構成例を概略的に示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係る装置判別システム100は、パレットP上の積載エリアTA内に積載されたワークWに対する作業(例えば、曲げ加工機等へのローディング等)を補助する補助装置としてのワークめくり装置10と、積載エリアTAを撮像可能な撮像装置としてのカメラ20と、を備える。
また、装置判別システム100は、装置判別システム100全体の制御を行うNC装置等の機能を有すると共に、カメラ20によって撮像された撮像画像に基づいて画像解析や画像補正等の画像処理全般を行う画像処理装置の機能を有し、ワークめくり装置10の積載エリアTAに対する配置位置及び配置の向きを判別する制御装置30を備える。
なお、本実施形態においては、制御装置30は、表示装置としてのディスプレイ69と、キーボードやマウス等の入力装置からなる入力部35aと、を備えて構成されているが、これらディスプレイ69及び入力部35aに代わり同等の機能を備えることができるものであれば(例えば、遠隔から利用可能な表示手段や入力手段等)、これに限定されるものではない。
また、本実施形態においては、例えば、曲げ加工機等の加工機や、ワーク保持用ロボット等のローディング装置については図示は省略するが、これらの加工機やローディング装置等は、制御装置30により制御可能な状態で装置判別システム100に含まれていても良い。
また、本実施形態においては、パレットPの積載エリアTAと離隔した場所に、積載エリアTAに積載されたワークWに対応する必要数のワークめくり装置10を格納するための格納エリア50が設けられている。そして、この格納エリア50には、格納されたワークめくり装置10を個々に検出するための検出手段である格納センサ51が設けられている。制御装置30は、格納センサ51からの検知信号に基づいて、格納エリア50におけるワークめくり装置10の格納状況を判断し得る。
また、本実施形態においては、補助装置としてワークめくり装置10を例に挙げて説明するが、補助装置はワークWに対する各種の作業を補助することができるものであれば、これに限定されるものではない。さらに、図示は省略するが、各ワークめくり装置10、カメラ20及び制御装置30は、それぞれ有線又は無線により、互いにデータや信号を送受信可能に接続されている。
ワークめくり装置10は、配置自在な可搬性を備え、パレットP上の積載エリアTA内に配置されたワークWに対応するように、積載エリアTAの内外の任意の箇所に自在に配置され得る。本実施形態においては、ワークめくり装置10は、積載エリアTA外からワークWに対し、一対一で対応するように配置され得る。
より具体的には、本実施形態のワークめくり装置10は、例えば次のように配置される。一般的に、平面視矩形状に形成された積載エリアTAに対しては、マグネットフロータ等の他の補助装置(図示せず)が、積載エリアTAの一方の長辺側に設置され、併せてワークWの突き当て等のための端面バー(図示せず)が一方の短辺側に設置されることが行われている。そして、ワークめくり装置10は、この他の補助装置や端面バーと共に積載エリアTAの長辺側又は短辺側に、少なくともめくりユニット10Bが積載エリアTA内に存在し得るように配置される。
すなわち、図1においては、ワークめくり装置10は、面積の大きなワークWが積載された積載エリアTAの一方の長辺側に、装置本体10Aが積載エリアTA外に位置するように配置されているが、例えば二点鎖線で示すように、一方の短辺側に同じように配置されても良い。
図2は、装置判別システム100におけるワークめくり装置10を概略的に示す斜視図である。図2に示すように、ワークめくり装置10は、上面視矩形状の外形を有する装置本体10Aと、この装置本体10Aに対して移動可能且つ積載エリアTA内のワークWに接触して保持可能となるように、装置本体10Aに対していわゆる片持ち状に設けられた可動部であるめくりユニット10Bと、を有する。
なお、ワークめくり装置10のめくりユニット10Bは、例えばエアの噴射圧力及び吸着力によって、パレットP上の積載エリアTA内に積載された複数の板状のワークWのうちの最上部のワークWを、他のワークWからめくって分離する機能を有する。このように、ワークめくり装置10は、めくりユニット10BによってワークWを一枚取りするための一枚取り装置として用いられ得るが、一枚取り装置の詳細構成については公知であるため、ここでは説明を省略する。なお、本実施形態のワークめくり装置10においては、めくりユニット10Bの配置側を装置の前方側と定義する。
ワークめくり装置10の装置本体10Aは、装置の上方側に設けられた天面部11と、この天面部11から装置の前方側において左右二箇所で傾斜する斜面部12と、天面部11(及び斜面部12)と装置の左右側において繋がる一対の側面部13と、を有する。装置本体10Aの天面部11、斜面部12及び一対の側面部13と、めくりユニット10Bの所定箇所には、それぞれワークめくり装置10の位置及び方向を識別可能な指標としてのマーカ14,15,16,17が設けられている。
具体的には、マーカ14,16は、装置本体10Aの天面部11及び一対の側面部13の所定箇所に複数設けられ、マーカ15は、装置本体10Aの斜面部12の所定箇所に複数設けられている。また、マーカ17は、めくりユニット10Bの上面部10aの先端部近傍箇所に設けられている。
より具体的には、マーカ14は、装置本体10Aの天面部11における装置の後方側に近い左右二箇所に設けられており、マーカ16は、装置本体10Aの一対の側面部13における装置の上方側に近い箇所にそれぞれ設けられている。すなわち、マーカ16は、マーカ14の側方かつ直下に設けられている。また、マーカ15は、装置本体10Aの二箇所の斜面部12における傾斜方向両端部近傍箇所にそれぞれ設けられている。
図3は、ワークめくり装置10に設けられたマーカ14~17の一例を示す図であり、図4はマーカ14~17の他の例を示す図である。ワークめくり装置10の装置本体10Aに設けられたマーカ14,15,16及びめくりユニット10Bに設けられたマーカ17は、例えば、公知のArUcoマーカやChArUcoマーカ等を含むAR(拡張現実)マーカにより構成することができる。
図3に示すように、マーカ17(14~16)は、マーカ全体を表す全体領域18と、マーカによる位置及び向きを識別させるための識別領域19と、を少なくとも備えたフィルム状部材や板状部材により構成されている。なお、図1及び図2を含む所定の図面においては、マーカ14~17の識別領域19の図示は省略している。
マーカ14~17の識別領域19の形状は、例えば図3に示す例では単純な矩形を組み合わせた形状であるが、図4(a)~図4(g)に示すように、複数の矩形や正方形を組み合わせたり、全体領域18内の識別領域19の位置を変更したりと、ワークめくり装置10の位置及び方向を、少なくともそれ単体で識別できる形状であれば、図示のものに限定されるものではなく、より複雑な形状や、より単純な形状等の種々の形状を採用し得る。
また、マーカ14~17は、カメラ20の画素数や撮像解像度等の撮像性能に応じてその寸法(全体領域18及び識別領域19の大きさや形状等)が設定され得るが、積載エリアTAを上方から撮像した撮像画像から十分にワークめくり装置10の配置位置及び配置の向きを判別可能となるように検出され得るものであれば良い。
本実施形態においては、少なくともマーカ17がめくりユニット10Bに一つ設けられていれば良い。すなわち、ワークめくり装置10が積載エリアTAの周囲において正規の配置状態である場合は、めくりユニット10Bのみが撮像画像に写り込むからである。なお、ワークめくり装置10を積載エリアTA内に配置する場合であれば、マーカ14~16のうち、マーカ14が少なくとも装置本体10Aの天面部11に一つ設けられていれば良い。この場合は、装置本体10Aの天面部11が撮像画像に最も写り込みやすいからである。
装置本体10Aにマーカ14~16が設けられる場合は、天面部11及び斜面部12の複数箇所に、例えばそれぞれ組となるマーカ14,15を設けることによって、マーカ14,15の撮像画像からの検出精度や認識精度をより向上させることができるが、これに限定されるものではない。
また、検出精度等をより向上させるという観点からは、マーカ17は、装置本体10Aから最も離隔した箇所、すなわち上記のようなめくりユニット10Bの先端部近傍箇所に設けられ、例えば装置本体10Aの斜面部12に設けられたマーカ15は、天面部11から最も離隔した箇所、すなわち最も装置の前方側の傾斜方向端部近傍箇所に設けられていれば良い。これにより、めくりユニット10Bのマーカ17、天面部11のマーカ14及び斜面部12のマーカ15を、それぞれできるだけ離して配置することができるので、誤検出を少なく(若しくは検出誤差を少なく)することができる。
なお、天面部11に設けられたマーカ14は、さらに最も検出しやすくなるように、めくりユニット10B及び斜面部12に設けられたマーカ17,15よりも全体領域18及び識別領域19共に寸法が大きいものであると良い。このように、天面部11のマーカ14が大きければ、カメラ20の撮像性能が一般的にこの分野で用いられるものよりも多少低くても容易に検出することが可能となる。そして、斜面部12に設けられたマーカ15は、図2等に示すように、めくりユニット10B及び天面部11に設けられたマーカ17,14よりも全体領域18及び識別領域19共に小さくなるように構成されている。
なお、装置本体10Aの一対の側面部13に設けられたマーカ16は、例えばワークめくり装置10が何らかのアクシデント(例えば、図示しないローディング装置のロボットアーム等と衝突する等)により転倒した場合であっても、ワークめくり装置10の位置及び方向(この場合、積載エリアTA内にマーカ16が現れるように転倒したときの配置位置及び配置の向き)を識別可能とするために設けられている。
一方、装置本体10Aの一対の側面部13と繋がる前面部及び背面部に、それぞれマーカ16が設けられていないのは、ワークめくり装置10が転倒した場合であっても、装置本体10Aの外形が、これら前面部及び背面部が上向きとなって静止することはほぼ無い形状だからである。なお、装置本体10Aの外形如何によっては、マーカ16が装置本体10Aの前面部及び背面部に設けられていても良いことは言うまでもない。
さらに、マーカ14~17は、例えば、暗闇環境下において撮像された撮像画像においても、その全体領域18及び識別領域19を良好に認識可能となるように、光透過性を備えて構成されていても良い。マーカ14~17が光透過性を備える場合は、さらにワークめくり装置10は、めくりユニット10B及び装置本体10Aの内部(本実施形態においては少なくともめくりユニット10Bの内部)にそれぞれ図示しない光源(LED等)を備えるように構成され得る。
このようにすれば、夜間等の暗闇環境下において後述する照明設備がOFFとなっていても、めくりユニット10B及び装置本体10A内の光源をONにしておけば、撮像画像においてマーカ14~17をはっきりと認識可能に浮かび上がらせることができるので、少なくとも積載エリアTA内のワークめくり装置10のめくりユニット10Bのマーカ17(及びマーカ14~16)をいわゆる暗視することが可能となる。
一方、カメラ20は、例えば安価で汎用性の高い単眼カメラ(すなわち、1台のカメラ)により構成され、積載エリアTAの全体を撮像範囲として撮像可能となるように、パレットPの積載エリアTAの中央直上に、カメラスタンド21等の支持部材を介して配置されている。なお、図示は省略するが、パレットPの周囲所定箇所には、積載エリアTAに積載されたワークWに照射光を照射する、複数個の発光ダイオード(LED)等を有する照明設備が設けられている。
カメラ20により積載エリアTAを撮像する際には、この照明設備によってワークWに照射光を照射するようにすれば、撮像画像の明るさを適正露出にて適切に調整することができる。なお、上述した光透過性及び光源を有するマーカ14~17を用いれば、例えば照明設備による照射光が装置本体10Aの天面部11に届かない位置に、上記の照明設備が設けられているような場合であっても、撮像画像におけるマーカ14~17を十分に認識可能に浮かび上がらせることができる。
図5は、装置判別システム100における制御装置30の機能的構成を概略的に示すブロック図であり、図6は制御装置30の記憶部34内に記憶される指標モデル画像のイメージを示す図である。また、図7は、制御装置30のハードウェア構成を概略的に示す構成図であり、図8は制御装置30においてカメラ20により撮像された撮像画像から検出されるマーカ17のイメージを示す平面図である。
図5に示すように、カメラ20により撮像された撮像画像の画像データは、制御装置30に入力される。制御装置30は、機能的には、画像取得部31と、画像処理部32と、演算部33と、記憶部34と、操作部35と、を備える。なお、ワークめくり装置10の積載エリアTAに対する配置位置及び配置の向きの判別(以下、このような処理を「判別処理」と呼ぶことがある。)は、主に制御装置30の画像処理部32によって行われる。
ここで、画像取得部31は、カメラ20から出力された撮像画像の画像データを取得する。画像処理部32は、例えばマーカ検出部32a及びマッチング処理部32bを有し、画像取得部31が取得した画像データに対して、二値化処理やソーベル法を用いた輪郭検出処理(エッジ検出処理)、モルフォロジー処理、ニュートン法を用いた近似処理、テンプレートマッチング処理等を含む各種画像変換・画像解析処理(以下、このような処理を「画像処理」と総称する。)を施して、上記判別処理を実行する。
演算部33は、画像処理部32からの判別結果に基づいて、ワークめくり装置10を含めた装置判別システム100全体を制御するための各種演算処理を行って、各部に対して制御出力を行う。記憶部34は、ワークWやワークめくり装置10を表すCADデータ、マーカ14~17の基準となるモデル(マーカモデル)画像の画像データ、各種プログラムデータ等の、制御装置30にて利用する各種のデータを読み書き可能に記憶する。
なお、図6に示すように、マーカモデル画像17c~17cは、ワークめくり装置10におけるマーカ14~17の高さ位置や回転具合等を加味した場合の該当する画像(例えば、傾いて見えたりする画像や歪んで見えたりする画像、高さ位置に基づく大きさの異なる画像等)が、例えばテンプレート画像として記憶部34のデータベース(DB)内に複数種類記憶されている。
従って、撮像画像から検出されたマーカ17(14~16)をこのマーカモデル画像17c~17cと比較してマッチングすることによって、実際にワークめくり装置10の積載エリアTAに対する位置、高さ及び向き等の姿勢を判別することが可能となる。操作部35は、制御装置30のユーザによる操作入力を、入力部35aを介して受け付ける。
図7に示すように、制御装置30は、ハードウェア構成として、例えばCPU61と、RAM62と、ROM63と、HDD(ハードディスクドライブ)64と、SSD(ソリッドステートドライブ)65と、を備える。また、制御装置30は、入力I/F(インタフェース)66と、出力I/F(インタフェース)67と、通信I/F(インタフェース)68と、を備える。各構成部61~68は、それぞれバス60によって相互に接続されている。
CPU61は、RAM62、ROM63、HDD64、SSD65等に記憶された各種プログラムを実行することで制御装置30を含めた装置判別システム100の全体を制御すると共に、装置判別プログラムを実行することで、上記画像処理部32及び演算部33の機能を実現する。
RAM62は、CPU61の作業領域として使用され得る。ROM63は、上記各種プログラムを少なくとも読み出し可能に格納する。HDD64及びSSD65は、上述した各種のデータを読み書き可能に記憶し、RAM62、ROM63と共に上記記憶部34の機能を実現する。
入力I/F66には、カメラ20が接続されて撮像画像が取得される。従って、入力I/F66は、上記画像取得部31の機能を実現する。これと共に、入力I/F66には、上記操作部35の入力部35aとして機能するタッチパネル69aが接続され、ユーザからの操作入力に伴う情報を受け付ける。なお、入力I/F66には、図示しないキーボードやマウス等の入力手段も接続され得る。
出力I/F67には、例えば、タッチパネル69aが内蔵された、制御装置30のディスプレイ69(図1参照)が接続され、モニタ表示される各種情報が出力される。なお、制御装置30は、通信I/F68を介して、図示しないインターネット等のネットワークや外部機器等と接続され得る。
このように構成された制御装置30による判別処理に際しては、具体的には、まず、画像処理部32のマーカ検出部32aが、エッジ検出処理等によって、図8に示すように、積載エリアTAを撮像し画像処理された撮像画像22から、ワークめくり装置10のめくりユニット10Bの上面部10aに設けられたマーカ17を検出する。
マーカ17の検出に際しては、処理負担の軽減のため、撮像画像22全体からマーカ17を検出するのではなく、まず、ワークめくり装置10が配置されているであろうと思われる積載エリアTAの一方の長辺側及び短辺側に着目する。すなわち、撮像画像から積載エリアTA内における交差する一組の外周縁内側矩形領域である検出範囲D1,D2からマーカ17を検出する。
そして、画像処理部32は、マーカ検出部32aにより検出されたマーカ17の、例えば四隅のピクセル(画素)の位置情報(ピクセル位置)を記憶部34に記録する。なお、ここで、ピクセル(画素)とは、制御装置30で撮像画像を取り扱うときの色情報(色調、階調等)を持つ最小単位又は最小要素のことを言う。
次に、画像処理部32は、撮像画像22内におけるマーカ17について、記憶部34に記憶されたCADデータによる装置の各部や積載エリアTA等の寸法情報や、マーカモデル画像17c~17cの画像データに基づいて、ワークめくり装置10における実際のマーカ17の位置を表す位置モデルを取得する。
そして、画像処理部32は、マッチング処理部32bによって、(1)位置モデルとピクセル位置をニュートン法等の近似処理にかけて、マーカ17の積載エリアTA内での物理的位置(x,y,z位置)と回転状態(rz)を算出し、(2)算出結果に基づき物理的位置(x,y,z位置)と回転状態(rz)を反映したマーカ画像を生成し、(3)生成したマーカ画像が示すマーカ17を、記憶部34に予め記憶された各種のマーカモデル画像17c~17cと、例えばテンプレートマッチング処理を行うことによって探索し、(4)探索したマーカモデル画像が示すマーカのマッチング情報を基に、記憶部34に記憶されたマーカ17のピクセル位置を更新する、ことを、すなわち、上記(1)~(4)の処理を複数回繰り返すことによって判別精度を向上させた上で、ワークめくり装置10の積載エリアTAに対する実際の位置と姿勢(すなわち、配置位置及び配置の向き)を判別する。
なお、上記のように、検出範囲D1,D2内にマーカ17が存在する場合は、マッチング処理部32bにおける上記(1)~(4)の処理の際に、検出したマーカ17を、記憶部34のDB内のマーカモデル画像17c~17cのうち、画像角度が0°又は90°の二種類のマーカモデル画像と優先的にマッチングさせるようにして探索した上で、ワークめくり装置10の詳細な向き(例えば、回転角度が数°付いている等)を特定し、配置位置及び配置の向きを判別するようにすれば、マッチング処理部32bの処理負担をより軽減することが可能となる。
これにより、例えば積載エリアTAに対して配置自在に配置されたワークめくり装置10の配置位置及び配置の向きを正確に把握して配置状況を判断することが可能となる。そして、配置状況が判別したワークめくり装置10に応じた各種の動作制御等を確実に行うことが可能となる。
なお、図9及び図10に示すように、積載エリアTAにワークWが複数配置され、ワークめくり装置10がワークWに対して一対一の関係で複数配置された場合であっても、撮像画像22の全体からマーカ17の検出を行うことなく、検出範囲D1,D2に着目して各検出範囲D1,D2内に含まれるマーカ17をそれぞれ検出し判別処理を行えば良い。このようにすれば、処理負担を軽減しながら各ワークめくり装置10毎に配置位置及び配置の向きを正確に把握して配置状況を判断し、これに応じた各種の動作制御等を装置毎に行うことも可能となる。
本実施形態において上述した判別処理はあくまで一例であるため、これに限定されるものではなく、画像認識によってマーカ17等を検出してワークめくり装置10の位置及び方向を識別し、積載エリアTAに対する配置位置及び配置の向きを判別可能な方法であれば、種々の手法が適用可能である。また、ワークWの積載態様によって、ワークめくり装置10が積載エリアTA内にも配置されるような場合は、積載エリアTAの撮像画像に基づいて、上記マーカ14~16を検出し、同様に判別処理を行えば良い。
次に、ワークめくり装置10を、例えば複数台実際に積載エリアTAの内外に配置して運用する際のオペレーション例について説明する。本オペレーションにおいては、制御装置30は、所定の警報を報知可能な報知手段としての図示しないアラーム装置を備えて構成されている。アラーム装置は、警告灯を点灯させたり、警報を音声出力したりすることにより所定の警報を報知可能に構成される。
図11は、制御装置30のディスプレイ69上に表示される設定画面の一部の例を示す図であり、図12は制御装置30の判別処理に伴うオペレーションの一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、装置判別システム100において、積載エリアTAの内外及び格納エリア50のいずれか一方について、最大2台のワークめくり装置10を配置・格納可能な場合について説明する。
図11に示すように、制御装置30のディスプレイ69上に表示される設定画面70は、例えば、数字キーやカーソルキーを有する操作入力領域71と、ワークめくり装置10の動作に関する各種のパラメータを設定するパラメータ設定領域72と、を備える。ここで、ユーザは、ワークめくり装置10を積載エリアTAの内外に設置した場合、例えば操作入力領域71を操作して、パラメータ設定領域72内の「めくり装置」の設定値を「ON」に設定する。ワークめくり装置10を積載エリアTAに対して設置していない場合は、上記設定値を「OFF」に設定する。
すなわち、本オペレーションにおいては、制御装置30は、図12に示すように、まず、ワークめくり装置10の積載エリアTAの内外への装置の配置がONであるか否かを、例えば上記「めくり装置」の設定値の設定状況に基づき判断する(ステップS100)。装置の配置がONではない、すなわちOFFである(ワークめくり装置10が配置されていない)と判断した場合(ステップS100の「No」)は、本フローチャートの処理を終了するが、装置の配置がONである(すなわち、ワークめくり装置10が配置されている)と判断した場合(ステップS100の「Yes」)は、次のような処理となる。
すなわち、まず、カメラ20により積載エリアTAを撮像して得られた撮像画像を取得して、上述したように画像データを画像解析し(ステップS101)、検出範囲D1,D2内にマーカ17があるか否かを判断する(ステップS102)。マーカ17が検出範囲D1,D2内にないと判断した場合(ステップS102の「No」)は、積載エリアTA外へのワークめくり装置10の配置は無いとして、次に、撮像画像からマーカ14~16を検出して、例えば積載エリアTA内における複数のワークめくり装置10の装置毎の配置位置及び配置の向きを判別し得る装置検出処理を行う(ステップS103)。また、マーカ17が検出範囲D1,D2内にあると判断した場合(ステップS102の「Yes」)は、上述したように積載エリアTA外のワークめくり装置10の配置位置及び配置の向きを判別して装置検出処理を行う(ステップS106)。
そして、上記ステップS103の装置検出処理において、装置が検出されなかった場合(ステップS104の「No」)は、積載エリアTA内への装置の配置がONであると判断したにも拘わらず、実際には装置が検出されなかったという不具合(例えば、装置の設置忘れ等)があるとして、アラーム装置を制御して警報を報知させ(ステップS105)、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、装置が検出された場合(ステップS104の「Yes」)、及び上記ステップS106において積載エリアTA外のワークめくり装置10の配置状況が判断された後は、積載エリアTA内において、又は積載エリアTA外において、検出されたワークめくり装置10の数が1台であるか2台であるかを判断する(ステップS107)。検出されたワークめくり装置10の数が1台であると判断した場合(ステップS107の「1」)は、例えば撮像画像に基づき、積載エリアTA内のワークWの輪郭を線画像により抽出する等の画像処理を行って、積載エリアTA内のワークWを検出する(ステップS108)。
そして、検出したワークWに対して、上記ステップS103又はステップS106にて配置位置や配置の向きが判別されたワークめくり装置10やロボットアーム等の、これらによる干渉の有無を判断するための干渉計算を行って(ステップS109)、本フローチャートによる処理を終了する。
また、検出されたワークめくり装置10の数が2台であると判断した場合(ステップS107の「2」)は、上記ステップS108と同様に、積載エリアTA内のワークWを検出し(ステップS110)、上記ステップS103又はステップS1062にてそれぞれ判断された、積載エリアTA内又は積載エリアTA外における各ワークめくり装置10毎の配置位置及び配置の向きを含む配置状況に基づいて、例えば、同一のワークWに対してワークめくり装置10が2台設置されているか否かを判断する(ステップS111)。
同一のワークWに対してワークめくり装置10が2台設置されていないと判断した場合(ステップS111の「No」)は、上記ステップS109と同様に、干渉の有無を判断するための干渉計算を行って(ステップS112)、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、同一のワークWに対してワークめくり装置10が2台設置されていると判断した場合(ステップS111の「Yes」)は、積載エリアTA内又は積載エリアTA外において一つのワークWに対してワークめくり装置10が一対一で配置されなければならないにも拘わらず、その配置態様に不具合(装置の重複設置等)があるとして、上記ステップS105と同様に、アラーム装置を制御して警報を報知させ(ステップS113)、本フローチャートによる処理を終了する。このように、本オペレーションによれば、積載エリアTAの内外にワークめくり装置10を配置した場合に、上記のような不具合が生じたままの状態でワークWのローディング等が行われることを、未然に防止することが可能となる。
図13は、制御装置30の判別処理に伴うオペレーションの他の例を示すフローチャートである。なお、以降においては、既に説明した内容と重複する部分については説明を省略する。ここでは、積載エリアTAの内外及び格納エリア50におけるワークめくり装置10の検出数及び格納数に基づくオペレーションについて説明する。
図13に示すように、本オペレーションにおいては、制御装置30は、カメラ20により積載エリアTAを撮像して得られた撮像画像を、上記ステップS101と同様に、画像解析し(ステップS120)、検出範囲D1,D2内にマーカ17があるか否かを判断する(ステップS121)。マーカ17が検出範囲D1,D2内にないと判断した場合(ステップS121の「No」)は、積載エリアTA外へのワークめくり装置10の配置は無いとして、次に、撮像画像からマーカ14~16を検出して、上記ステップS103と同様に、積載エリアTA内の装置毎の配置位置及び配置の向きを判別し得る装置検出処理を行う(ステップS122)。
そして、上記ステップS122の装置検出処理において、装置が検出された場合(ステップS123の「Yes」)は、上記ステップS110等と同様に、積載エリアTA内のワークWを検出し(ステップS125)、上記ステップS111と同様に、同一のワークWに対してワークめくり装置10が2台設置されているか否かを判断する(ステップS126)。
同一のワークWに対してワークめくり装置10が2台設置されていると判断した場合(ステップS126の「Yes」)は、上述したようなワークめくり装置10の配置態様に不具合(装置の重複設置等)があるとして、上記ステップS113等と同様に、アラーム装置を制御して警報を報知させ(ステップS127)、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、同一のワークWに対してワークめくり装置10が2台設置されていないと判断した場合(ステップS126の「No」)は、上記ステップS112等と同様に、干渉計算を行って(ステップS128)、干渉があると判断した場合(ステップS129の「Yes」)は、上記ステップS127に移行して、以降の処理を繰り返す。
また、干渉がないと判断した場合(ステップS129の「No」)は、上記ステップS107と同様に、積載エリアTA内において、又は積載エリアTA外において、検出されたワークめくり装置10の数が1台であるか2台であるかを判断する(ステップS130)。そして、例えば検出されたワークめくり装置10の数が1台であると判断した場合(ステップS130の「1」)は、格納センサ51からの検知信号に基づいて、格納エリア50内に格納されているワークめくり装置10の格納数が0台から2台のいずれであるかを判断する(ステップS131)。
ここで、格納数が1台であると判断した場合(ステップS131の「1」)は、積載エリアTA内又は積載エリアTA外で検出されたワークめくり装置10の数と、格納エリア50内に格納されたワークめくり装置10の数とに異常はないと判断することができる。そのため、ワークめくり装置10が適切に設置・管理されているとして、ワークWのローディング処理(ステップS132)に移行して、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、格納数が0台又は2台であると判断した場合(ステップS131の「0」又は「2」)は、共にワークめくり装置10について、積載エリアTA内又は積載エリアTA外の数と格納エリア50内の数とに異常がある(例えば、設置ミスや格納不良等)と判断することができる。このため、ワークめくり装置10が適切に設置・管理されていないとして、上記ステップS127等と同様に、アラーム装置を制御して警報を報知させ(ステップS135)、本フローチャートによる処理を終了する。
また、積載エリアTA内又は積載エリアTA外で検出されたワークめくり装置10の数が2台であると判断した場合(ステップS130の「2」)も、上記ステップS131と同様に、格納エリア50内に格納されているワークめくり装置10の格納数が0台から2台のいずれであるかを判断する(ステップS134)。
ここで、格納数が0台であると判断した場合(ステップS134の「0」)は、積載エリアTA内又は積載エリアTA外及び格納エリア50内のワークめくり装置10の数に異常はないと判断することができるので、ワークめくり装置10が適切に設置・管理されているとして、上記ステップS132に移行してローディングを行い、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、格納数が1台又は2台であると判断した場合(ステップS134の「1」又は「2」)は、共に積載エリアTA内又は積載エリアTA外及び格納エリア50内のワークめくり装置10の数に異常があると判断することができるので、ワークめくり装置10が適切に設置・管理されていないとして、上記ステップS135に移行して、アラーム装置を制御して警報を報知させ、本フローチャートによる処理を終了する。
なお、上記ステップS122の装置検出処理において、装置が検出されなかった場合(ステップS123の「No」)は、格納センサ51からの検知信号に基づいて、格納エリア50内に格納されているワークめくり装置10の格納数が0台から2台のいずれであるかを判断する(ステップS133)。
そして、格納数が2台であると判断した場合(ステップS133の「2」)は、積載エリアTA内又は積載エリアTA外及び格納エリア50内のワークめくり装置10の数に異常はないと判断することができるので、ワークめくり装置10が適切に設置・管理されているとして、上記ステップS132に移行してローディングを行い、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、格納数が0台又は1台であると判断した場合(ステップS133の「0」又は「1」)は、積載エリアTAの内外にワークめくり装置10が配置されていないにも拘わらず、格納エリア50内のワークめくり装置10の数に異常があると判断することができるので、上記と同様にワークめくり装置10が適切に設置・管理されていないとして、上記ステップS135に移行して、アラーム装置を制御して警報を報知させ、本フローチャートによる処理を終了する。
このように、本オペレーションによれば、積載エリアTAの内外のみならず格納エリア50において配置・格納自在に配置された複数のワークめくり装置10についても、正確に配置状況及び格納状況を判断することが可能となり、ワークWのローディング等が不具合発生下で行われることを、確実に防止することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 ワークめくり装置(補助装置)
10A 装置本体
10B めくりユニット(可動部)
10a 上面部
11 天面部
12 斜面部
13 側面部
14,15,16,17 マーカ(指標)
18 全体領域
19 識別領域
20 カメラ(撮像装置)
21 カメラスタンド
22 撮像画像
30 制御装置
50 格納エリア
51 格納センサ
100 装置判別システム
D1,D2 検出範囲
P パレット
TA 積載エリア
W ワーク

Claims (10)

  1. 積載エリア内に積載されたワークを加工機に供給するワーク供給作業を実行可能なローディング装置と、
    前記ローディング装置による前記ワーク供給作業を補助する配置自在な可搬性を備えた補助装置と、
    前記積載エリアを撮像可能な撮像装置と、
    前記撮像装置によって撮像された撮像画像に基づいて、前記積載エリアに対する前記補助装置の配置位置及び配置の向きを判別する制御装置と、を備え、
    前記補助装置は、装置本体と、前記装置本体に対して移動して前記積載エリア内の前記ワークに接触可能に設けられた可動部と、を有すると共に、前記撮像画像に写る前記可動部に少なくとも設けられた、前記補助装置の位置及び方向を識別可能な指標を有し、
    前記制御装置は、前記撮像画像に含まれる前記指標及び前記ワークを検出し、前記ワークに対する前記配置位置及び前記配置の向きを判別する
    装置判別システム。
  2. 前記指標は、前記可動部の先端部近傍の上面側に設けられている
    請求項1記載の装置判別システム。
  3. 前記積載エリアは、平面視矩形状に形成され、
    前記補助装置は、前記装置本体が前記積載エリア外に位置するように配置され、
    前記制御装置は、前記撮像画像から前記積載エリア内における交差する一組の長辺側及び短辺側の外周縁内側矩形領域に含まれる前記指標を検出し、前記配置位置及び前記配置の向きを判別する
    請求項1又は2記載の装置判別システム。
  4. 前記補助装置は、前記装置本体に天面部を有し、
    前記指標は、前記装置本体の前記天面部に設けられており、
    前記制御装置は、前記撮像画像に基づき前記積載エリア内に配置された前記補助装置を検出し、検出した前記指標に基づき前記配置位置及び前記配置の向きを判別する
    請求項のいずれか1項記載の装置判別システム。
  5. 前記補助装置は、複数台備えられ、
    前記積載エリアと離隔した場所に設けられた格納エリア内に格納された前記補助装置を検出可能な検出手段を備え、
    前記制御装置は、検出した前記指標に基づき判別された前記積載エリアに対する各補助装置毎の前記配置位置及び前記配置の向きを含む配置状況を判断し、
    前記制御装置は、前記検出手段からの検出結果に基づいて、前記格納エリアにおける前記補助装置の格納状況を判断する
    請求項のいずれか1項記載の装置判別システム。
  6. 所定の警報を報知可能な報知手段を備え、
    前記制御装置は、前記配置状況及び/又は前記格納状況の判断結果に基づいて、前記報知手段を制御して前記所定の警報を報知させる
    請求項記載の装置判別システム。
  7. 積載エリア内に積載されたワークを加工機に供給するワーク供給作業を実行可能なローディング装置による前記ワーク供給作業を補助する配置自在な可搬性を備えた補助装置が少なくとも周囲に配置された前記積載エリアを、撮像装置により撮像する工程と、
    前記撮像装置によって撮像された撮像画像に基づいて、制御装置により前記積載エリアに対する前記補助装置の配置位置及び配置の向きを判別する工程と、を含み、
    前記判別する工程では、装置本体及び前記装置本体に対して移動して前記積載エリア内の前記ワークに接触可能に設けられた可動部を有する前記補助装置の、前記撮像画像に写る前記可動部に少なくとも設けられた、前記補助装置の位置及び方向を識別可能な指標と前記ワークとを前記撮像画像から検出して、前記ワークに対する前記配置位置及び前記配置の向きを判別する
    装置判別方法。
  8. 前記積載エリアと離隔した場所に設けられた格納エリア内に格納された前記補助装置を、検出手段により検出する工程と、
    前記検出手段からの検出結果に基づいて、前記制御装置により前記格納エリアにおける前記補助装置の格納状況を判断する工程と、を含み、
    前記撮像する工程では、前記装置本体が前記積載エリア外に位置するように前記補助装置が複数台配置された前記積載エリアを撮像し、
    前記判別する工程では、検出した前記指標に基づき判別された前記積載エリアに対する各補助装置毎の前記配置位置及び前記配置の向きを含む配置状況を判断する
    請求項記載の装置判別方法。
  9. 前記配置状況及び/又は前記格納状況の判断結果に基づいて、前記制御装置により所定の警報を報知可能な報知手段を制御して、前記所定の警報を報知させる工程を含む
    請求項記載の装置判別方法。
  10. コンピュータに、
    積載エリア内に積載されたワークを加工機に供給するワーク供給作業を実行可能なローディング装置による前記ワーク供給作業を補助する配置自在な可搬性を備えた補助装置が少なくとも周囲に配置された前記積載エリアを、撮像装置によって撮像して得られた撮像画像を取得させる工程と、
    取得された前記撮像画像に基づいて、前記積載エリアに対する前記補助装置の配置位置及び配置の向きを判別させる工程と、を実行させる装置判別プログラムであって、
    前記判別させる工程では、装置本体及び前記装置本体に対して移動して前記積載エリア内の前記ワークに接触可能に設けられた可動部を有する前記補助装置の、前記撮像画像に写る前記可動部に少なくとも設けられた、前記補助装置の位置及び方向を識別可能な指標と前記ワークとを前記撮像画像から検出して、前記ワークに対する前記配置位置及び前記配置の向きを判別させる
    装置判別プログラム。
JP2021017713A 2021-02-05 2021-02-05 装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラム Active JP7705251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021017713A JP7705251B2 (ja) 2021-02-05 2021-02-05 装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021017713A JP7705251B2 (ja) 2021-02-05 2021-02-05 装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022120667A JP2022120667A (ja) 2022-08-18
JP7705251B2 true JP7705251B2 (ja) 2025-07-09

Family

ID=82848955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021017713A Active JP7705251B2 (ja) 2021-02-05 2021-02-05 装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7705251B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003329448A (ja) 2002-05-10 2003-11-19 Komatsu Ltd 現場の3次元情報生成システム
JP2008046749A (ja) 2006-08-11 2008-02-28 Canon Inc 画像処理方法および装置
JP2010536600A (ja) 2007-08-24 2010-12-02 エリート エンジニアリング コーポレイション ロボットアームと制御システム
JP2011035663A (ja) 2009-07-31 2011-02-17 Panasonic Corp 監視装置および監視方法
JP2013154457A (ja) 2012-01-31 2013-08-15 Asahi Kosan Kk ワーク移載システム、ワーク移載方法及びプログラム
JP2016209995A (ja) 2016-06-22 2016-12-15 オムロン株式会社 画像処理装置および画像処理システム、ならびにそれらに向けられたガイダンス装置
JP2016215318A (ja) 2015-05-20 2016-12-22 ライフロボティクス株式会社 ロボットシステム及びロボット装置
JP2018120388A (ja) 2017-01-25 2018-08-02 株式会社アマダホールディングス ワーク検出装置及び方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003329448A (ja) 2002-05-10 2003-11-19 Komatsu Ltd 現場の3次元情報生成システム
JP2008046749A (ja) 2006-08-11 2008-02-28 Canon Inc 画像処理方法および装置
JP2010536600A (ja) 2007-08-24 2010-12-02 エリート エンジニアリング コーポレイション ロボットアームと制御システム
JP2011035663A (ja) 2009-07-31 2011-02-17 Panasonic Corp 監視装置および監視方法
JP2013154457A (ja) 2012-01-31 2013-08-15 Asahi Kosan Kk ワーク移載システム、ワーク移載方法及びプログラム
JP2016215318A (ja) 2015-05-20 2016-12-22 ライフロボティクス株式会社 ロボットシステム及びロボット装置
JP2016209995A (ja) 2016-06-22 2016-12-15 オムロン株式会社 画像処理装置および画像処理システム、ならびにそれらに向けられたガイダンス装置
JP2018120388A (ja) 2017-01-25 2018-08-02 株式会社アマダホールディングス ワーク検出装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022120667A (ja) 2022-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7554130B2 (ja) 装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラム
JP4309439B2 (ja) 対象物取出装置
JP5930708B2 (ja) 作業管理装置および作業管理システム
JP3394278B2 (ja) 視覚センサ座標系設定治具及び設定方法
US11625842B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
CN110632077A (zh) 视觉传感器的镜头或镜头盖的异常检测系统
US20050213807A1 (en) System and method for excluding extraneous features from inspection operations performed by a machine vision inspection system
US11232589B2 (en) Object recognition device and object recognition method
US20090187276A1 (en) Generating device of processing robot program
CN114419437B (zh) 基于2d视觉的工件分拣系统及其控制方法和控制装置
CN108290286A (zh) 用于教导工业机器人拾取零件的方法
CN111565293A (zh) 分析作业人员的手工作业的状态的装置与方法以及程序
US20120250946A1 (en) Fabric product identification device and fabric product handling system
US20170185226A1 (en) Operating apparatus, control method therefor, and storage medium storing program
JP7705251B2 (ja) 装置判別システム、装置判別方法及び装置判別プログラム
JP2020197983A (ja) 対象物の計測方法、計測装置、プログラム、およびコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2018195052A (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム及びジェスチャ認識システム
WO2024106153A1 (ja) 干渉判別表示システム、干渉判別表示方法及び干渉判別表示プログラム
JP6427332B2 (ja) 画像測定機
JP7620441B2 (ja) ワーク検出装置、ワーク検出方法、ワーク検出システム及びワーク検出プログラム
JP2011191943A (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
US12162152B2 (en) Machine-learning device
JPH0696193A (ja) 部品識別結果表示方法およびその装置
US20250008212A1 (en) Teaching device
JP2013228236A (ja) 三次元形状入力装置と形状検索システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20241108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250610

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7705251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150