JP7778680B2 - 研磨用組成物および研磨方法 - Google Patents
研磨用組成物および研磨方法Info
- Publication number
- JP7778680B2 JP7778680B2 JP2022505994A JP2022505994A JP7778680B2 JP 7778680 B2 JP7778680 B2 JP 7778680B2 JP 2022505994 A JP2022505994 A JP 2022505994A JP 2022505994 A JP2022505994 A JP 2022505994A JP 7778680 B2 JP7778680 B2 JP 7778680B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- weight
- polishing composition
- less
- silica particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09G—POLISHING COMPOSITIONS; SKI WAXES
- C09G1/00—Polishing compositions
- C09G1/02—Polishing compositions containing abrasives or grinding agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K3/00—Materials not provided for elsewhere
- C09K3/14—Anti-slip materials; Abrasives
- C09K3/1409—Abrasive particles per se
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K3/00—Materials not provided for elsewhere
- C09K3/14—Anti-slip materials; Abrasives
- C09K3/1436—Composite particles, e.g. coated particles
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K3/00—Materials not provided for elsewhere
- C09K3/14—Anti-slip materials; Abrasives
- C09K3/1454—Abrasive powders, suspensions and pastes for polishing
- C09K3/1463—Aqueous liquid suspensions
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/02002—Preparing wafers
- H01L21/02005—Preparing bulk and homogeneous wafers
- H01L21/02008—Multistep processes
- H01L21/0201—Specific process step
- H01L21/02024—Mirror polishing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
- H01L21/18—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
- H01L21/30—Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
- H01L21/302—Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
- H01L21/306—Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
- H01L21/30625—With simultaneous mechanical treatment, e.g. mechanico-chemical polishing
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Description
ここに開示される研磨用組成物はシリカ粒子を含む。シリカ粒子は、研磨用組成物において砥粒として用いられる。研磨用組成物に含まれるシリカ粒子は、平均一次粒子径が30nm以下であることを第一の特徴とする。これによって、研磨後のシリコンウェーハ表面のヘイズは低減される。上記平均一次粒子径は、30nm未満が好ましく、29nm以下であってもよい。上記のような小径のシリカ粒子を用いることで、シリコンウェーハ表面は均一に加工され得る。また、研磨能率等の観点から、シリカ粒子の平均一次粒子径は、好ましくは5nm以上、より好ましくは10nm以上である。より高い研磨効果を得る観点から、上記平均一次粒子径は、15nm以上が好ましく、20nm以上(例えば25nm以上)がより好ましい。
ここに開示される研磨用組成物に含まれるセルロース誘導体は、後述する実施例に記載の方法(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC))で測定される重量平均分子量(Mw)が120×104よりも大きいことを特徴とする。これによって、小径のシリカ粒子を用いる態様において、ヘイズを低減しつつ、研磨後のシリコンウェーハ表面の濡れ性を向上することができる。上記セルロース誘導体のMwは、125×104であってもよく、135×104よりも大きいことが適当であり、濡れ性向上の観点から、好ましくは150×104よりも大きく、より好ましくは180×104よりも大きく、さらに好ましくは200×104よりも大きい。Mwの大きいセルロース誘導体ほど、シリコンウェーハ表面や水への吸着性がよく、濡れ性向上への寄与は大きいと考えられる。ただし、ここに開示される技術は、この解釈に限定されるものではない。セルロース誘導体のMwの上限は、分散性等の観点から、300×104以下とすることができ、270×104以下が適当であり、250×104以下であってもよい。
また、シリカ粒子100重量部当たりのセルロース誘導体の含有量は、研磨用組成物の濾過性等の観点から、通常、50重量部以下であり、例えば30重量部以下が適当であり、好ましくは20重量部以下であり、例えば15重量部以下であってもよく、8重量部以下としてもよく、6重量部以下としてもよい。
ここで開示される研磨用組成物は、塩基性化合物を含む。塩基性化合物は、水に溶解して水溶液のpHを上昇させる機能を有する各種の塩基性化合物から適宜選択され得る。例えば、窒素を含む有機または無機の塩基性化合物、リンを含む塩基性化合物、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化物、各種の炭酸塩や炭酸水素塩等を用いることができる。窒素を含む塩基性化合物の例としては、第四級アンモニウム化合物、アンモニア、アミン(好ましくは水溶性アミン)等が挙げられる。リンを含む塩基性化合物としては、第四級ホスホニウム化合物が挙げられる。このような塩基性化合物は、一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて用いることができる。
ここに開示される研磨用組成物は、本発明の効果が著しく妨げられない範囲で、任意成分として、セルロース誘導体以外の水溶性高分子(以下、任意ポリマーともいう。)を含んでもよい。そのような任意ポリマーとしては、例えば、デンプン誘導体、ポリビニルアルコール系ポリマー、N-ビニル型ポリマー、N-(メタ)アクリロイル型ポリマー等が用いられ得る。デンプン誘導体の例としては、アルファ化デンプン、プルラン、カルボキシメチルデンプン、シクロデキストリン等が挙げられる。ポリビニルアルコール系ポリマーとは、その繰返し単位としてビニルアルコール単位(以下「VA単位」ともいう。)を含むポリマーを指す。ポリビニルアルコール系ポリマーは、繰返し単位としてVA単位のみを含んでいてもよく、VA単位に加えてVA単位以外の繰返し単位(以下「非VA単位」ともいう。)を含んでいてもよい。また、ポリビニルアルコール系ポリマーは、変性されていないポリビニルアルコール(非変性PVA)であってもよく、変性ポリビニルアルコール(変性PVA)であってもよい。N-ビニル型ポリマーは、N-ビニル型モノマーの単独重合体または共重合体であり得る。N-ビニル型ポリマーの具体例としては、N-ビニルピロリドン(VP)の単独重合体や、VPの共重合割合が70重量%以上の共重合体等が挙げられる。N-(メタ)アクリロイル型ポリマーは、N-(メタ)アクリロイル型モノマーの単独重合体または共重合体であり得る。N-(メタ)アクリロイル型ポリマーの具体例としては、N-イソプロピルアクリルアミド(NIPAM)の単独重合体、NIPAMの共重合割合が70重量%以上の共重合体、N-アクリロイルモルホリン(ACMO)の単独重合体、ACMOの共重合割合が70重量%以上の共重合体、等が挙げられる。任意ポリマーは、ノニオン性であることが好ましい。任意ポリマーの含有量は、セルロース誘導体100重量部当たり、通常は100重量部未満であり、50重量部未満が適当であり、30重量部未満であってもよく、10重量部未満としてもよく、5重量部未満としてもよく、1重量部未満でもよい。ここに開示される技術は、このような任意ポリマーを実質的に含有しない態様で好適に実施され得る。
いくつかの好ましい態様に係る研磨用組成物は、界面活性剤を含有する。研磨用組成物に界面活性剤を含有させることにより、研磨後の研磨対象物表面のヘイズをよりよく低減し得る。界面活性剤としては、アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性のいずれのものも使用可能である。通常は、アニオン性またはノニオン性の界面活性剤を好ましく採用し得る。低起泡性やpH調整の容易性の観点から、ノニオン性の界面活性剤がより好ましい。例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のオキシアルキレン重合体;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のポリオキシアルキレン誘導体(例えば、ポリオキシアルキレン付加物);複数種のオキシアルキレンの共重合体(例えば、ジブロック型共重合体、トリブロック型共重合体、ランダム型共重合体、交互共重合体);等のノニオン性界面活性剤が挙げられる。上記界面活性剤としては、ポリオキシアルキレン構造を含有する界面活性剤を含むことが好ましい。界面活性剤は、一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて用いることができる。
[GPC測定条件]
サンプル濃度:0.1重量%
カラム:TSKgel GMPWXL
検出器:示差屈折計
溶離液:100mM 硝酸ナトリウム水溶液
流速:1.0mL/分
測定温度:40℃
サンプル注入量:200μL
標準試料:ポリエチレンオキサイド
ここに開示される研磨用組成物は、典型的には水を含む。水としては、イオン交換水(脱イオン水)、純水、超純水、蒸留水等を好ましく用いることができる。使用する水は、研磨用組成物に含有される他の成分の働きが阻害されることを極力回避するため、例えば遷移金属イオンの合計含有量が100ppb以下であることが好ましい。例えば、イオン交換樹脂による不純物イオンの除去、フィルタによる異物の除去、蒸留等の操作によって水の純度を高めることができる。
ここに開示される研磨用組成物は、本発明の効果が著しく妨げられない範囲で、キレート剤、有機酸、有機酸塩、無機酸、無機酸塩、防腐剤、防カビ剤等の、研磨用組成物(典型的には、シリコンウェーハ研磨用組成物)に用いられ得る公知の添加剤を、必要に応じてさらに含有してもよい。ここに開示される研磨用組成物は、キレート剤を実質的に含有しない態様で好適に実施され得る。
ここに開示される研磨用組成物のpHは、通常、8.0以上であることが適当であり、好ましくは8.5以上、より好ましくは9.0以上、さらに好ましくは9.5以上、例えば10.0以上である。研磨用組成物のpHが高くなると、研磨能率が向上する傾向にある。一方、シリカ粒子の溶解を防ぎ、該シリカ粒子による機械的な研磨作用の低下を抑制する観点から、研磨用組成物のpHは、12.0以下であることが適当であり、11.0以下であることが好ましく、10.8以下であることがより好ましく、10.6以下であることがさらに好ましく、例えば10.3以下である。
ここに開示される研磨用組成物は、典型的には該研磨用組成物を含む研磨液の形態で研磨対象物に供給されて、その研磨対象物の研磨に用いられる。上記研磨液は、例えば、ここに開示されるいずれかの研磨用組成物を希釈(典型的には、水により希釈)して調製されたものであり得る。あるいは、該研磨用組成物をそのまま研磨液として使用してもよい。すなわち、ここに開示される技術における研磨用組成物の概念には、研磨対象物に供給されて該研磨対象物の研磨に用いられる研磨液(ワーキングスラリー)と、希釈して研磨液として用いられる濃縮液(すなわち、研磨液の原液)との双方が包含される。ここに開示される研磨用組成物を含む研磨液の他の例として、該組成物のpHを調整してなる研磨液が挙げられる。
ここに開示される研磨用組成物は、研磨対象物に供給される前には濃縮された形態(すなわち、研磨液の濃縮液の形態であり、研磨液の原液としても把握され得る。)であってもよい。このように濃縮された形態の研磨用組成物は、製造、流通、保存等の際における利便性やコスト低減等の観点から有利である。濃縮倍率は特に限定されず、例えば、体積換算で2倍~100倍程度とすることができ、通常は5倍~50倍程度(例えば10倍~40倍程度)が適当である。
このような濃縮液は、所望のタイミングで希釈して研磨液(ワーキングスラリー)を調製し、該研磨液を研磨対象物に供給する態様で使用することができる。上記希釈は、例えば、上記濃縮液に水を加えて混合することにより行うことができる。
ここに開示される技術において使用される研磨用組成物は、一剤型であってもよく、二剤型を始めとする多剤型であってもよい。例えば、研磨用組成物の構成成分のうち少なくともシリカ粒子を含むパートAと、残りの成分の少なくとも一部を含むパートBとを混合し、これらを必要に応じて適切なタイミングで混合および希釈することにより研磨液が調製されるように構成されていてもよい。
ここに開示される技術における研磨用組成物は、シリコンからなる表面の研磨(典型的にはシリコンウェーハの研磨)に特に好ましく使用され得る。ここでいうシリコンウェーハの典型例はシリコン単結晶ウェーハであり、例えば、シリコン単結晶インゴットをスライスして得られたシリコン単結晶ウェーハである。
ここに開示される研磨用組成物は、例えば以下の操作を含む態様で、研磨対象物の研磨に使用することができる。以下、ここに開示される研磨用組成物を用いて研磨対象物(例えばシリコンウェーハ)を研磨する方法の好適な一態様につき説明する。
すなわち、ここに開示されるいずれかの研磨用組成物を含む研磨液を用意する。上記研磨液を用意することには、研磨用組成物に濃度調整(例えば希釈)、pH調整等の操作を加えて研磨液を調製することが含まれ得る。あるいは、研磨用組成物をそのまま研磨液として使用してもよい。
(実施例1)
シリカ粒子、セルロース誘導体、塩基性化合物および脱イオン水(DIW)を混合して、本例に係る研磨用組成物濃縮液を調製した。シリカ粒子としては、平均一次粒子径が27nm、平均二次粒子径が46nmのコロイダルシリカを使用し、セルロース誘導体としては、Mwが210×104のヒドロキシエチルセルロース(HEC)を使用し、塩基性化合物としてはアンモニアを使用した。得られた研磨用組成物濃縮液を脱イオン水(DIW)で体積比20倍に希釈することによりシリカ粒子の濃度は0.17%、セルロース誘導体の濃度は0.018%、塩基性化合物の濃度は0.01%とする研磨用組成物を得た。
研磨用組成物中のシリカ粒子の濃度を0.34%とした他は実施例1と同様にして、本例に係る研磨用組成物を調製した。
セルロース誘導体として、Mwが130×104のHECを使用した他は実施例1と同様にして、本例に係る研磨用組成物を調製した。
界面活性剤をさらに添加した他は実施例2と同様にして、本例に係る研磨用組成物を調製した。研磨用組成物中の界面活性剤濃度は0.024%とした。界面活性剤としては、分子量が3,100のPEO-PPO-PEO型のトリブロック体(EO:PO=160:30(モル比))を使用した。
界面活性剤として、分子量が378のポリオキシエチレンデシルエーテル(C10PEO5、エチレンオキサイド付加モル数5)を使用し、研磨用組成物中の界面活性剤の濃度を0.012%とした他は実施例4と同様にして、本例に係る研磨用組成物を調製した。
シリカ粒子として、平均一次粒子径が42nm、平均二次粒子径が66nmのコロイダルシリカを使用し、研磨用組成物中のシリカ粒子の濃度を0.46%とした他は実施例1と同様にして、本例に係る研磨用組成物を調製した。
セルロース誘導体として、Mwが59×104のHECを使用した他は実施例2と同様にして、本例に係る研磨用組成物を調製した。
各例で使用したセルロース誘導体のMwは、以下のGPC測定条件で測定した。
[GPC測定条件]
測定装置:HLC-8320GPC(東ソー社製)
サンプル濃度:0.1重量%
カラム:AsahipakGF-7MHQ,AsahipakGF-310HQ
(7.5mmI.D.×300mm×2本)
溶離液:0.7% 塩化ナトリウム水溶液
流速:1.0mL/分
検出器:示差屈折計
カラム温度:40℃
サンプル注入量:100μL
標準試料:プルラン・グルコース
研磨対象物として、直径200mmのシリコンウェーハ(伝導型:P型、結晶方位:<100>、COP(Crystal Originated Particle:結晶欠陥)フリー)を下記の研磨条件1により予備研磨したシリコンウェーハを用意した。予備研磨は、脱イオン水中にシリカ粒子(平均一次粒子径が42nmのコロイダルシリカ)1.0%および水酸化カリウム0.068%を含む研磨液を使用して行った。
研磨装置:株式会社岡本工作機械製作所製の枚葉研磨装置 型式「PNX-322」
研磨荷重:15kPa
定盤の回転速度:30rpm
ヘッド(キャリア)の回転速度:30rpm
研磨パッド:ニッタ・ハース株式会社製 製品名「SUBA800」
予備研磨液の供給レート:0.55L/分
予備研磨液の温度:20℃
定盤冷却水の温度:20℃
研磨時間:2分
研磨装置:株式会社岡本工作機械製作所製の枚葉研磨装置 型式「PNX-322」
研磨荷重:15kPa
定盤の回転速度:30rpm
ヘッド(キャリア)の回転速度:30rpm
研磨パッド:株式会社フジミインコーポレーテッド製 製品名「SURFIN 000FM」
研磨液の供給レート:0.4L/分
研磨液の温度:20℃
定盤冷却水の温度:20℃
研磨時間:4分
洗浄後のシリコンウェーハ表面につき、ケーエルエー・テンコール株式会社製のウェーハ検査装置、商品名「Surfscan SP2XP」を用いて、DWOモードでヘイズ(ppm)を測定した。得られた結果を、比較例1についてのヘイズ値を100%とする相対値(ヘイズ比)に換算して表1に示した。ヘイズ比が100%未満であれば、ヘイズ改善効果が有意に確認できるといえ、ヘイズ比の値が小さいほど、ヘイズ改善効果が高いことを示している。
下記条件でシリコンウェーハの研磨を実施し、シリコンウェーハの表面(研磨処理面)を流量7L/分の流水で10秒間洗浄した。洗浄後のウェーハを、該ウェーハの対角線が鉛直方向となる状態(垂直状態)で静置し、3分後に撥水距離を測定した。具体的には、ウェーハ表面における上記対角線のうち、該ウェーハの端部からの水で濡れていない区間の長さを測定し、その値を撥水距離[mm]として記録した。
なお、上記撥水距離は研磨処理面の親水性の指標であり、研磨処理面の親水性が高いほど撥水距離が小さくなる傾向にある。本評価試験における撥水距離の最大値は、上記ウェーハの対角線の長さ、すなわち約85mmである。測定結果を表1の該当欄に示す。
研磨対象物として、60mm角のシリコンウェーハ(伝導型:P型、結晶方位:<100>、COPフリー)を用意し、HF水溶液(HF濃度:2%)に30秒間浸漬して酸化膜を除去し、各例に係る研磨用組成物を研磨液として使用して下記の条件で研磨した。
研磨装置:日本エンギス株式会社製の卓上研磨機 型式「EJ-380IN」
研磨荷重:21kPa
定盤の回転速度:30rpm
ヘッド(キャリア)の回転速度:30rpm
研磨液の供給レート:0.6L/分(掛け流し使用)
研磨液の温度:20℃
研磨時間:4分
上記の結果から、シリカ粒子と、セルロース誘導体と、塩基性化合物と、水と、を含み、シリカ粒子の平均一次粒子径が30nm以下であり、平均二次粒子径が60nm以下であり、セルロース誘導体のMwが120×104よりも大きい研磨用組成物によると、シリコンウェーハの研磨において、ヘイズ低減と濡れ性向上とを両立できることがわかる。
Claims (10)
- シリコンウェーハ研磨用組成物であって、
シリカ粒子と、セルロース誘導体と、塩基性化合物と、水と、を含み、
前記シリカ粒子は、平均一次粒子径が30nm以下であり、平均二次粒子径が60nm以下であり、
前記セルロース誘導体の重量平均分子量は120×104よりも大きく、
前記研磨用組成物における前記セルロース誘導体の含有量は、前記シリカ粒子100重量部に対して5.29重量部以上である、研磨用組成物。 - 前記セルロース誘導体の重量平均分子量は150×104よりも大きい、請求項1に記載の研磨用組成物。
- 前記セルロース誘導体の含有量は、前記シリカ粒子100重量部に対して5.29重量部以上20重量部以下である、請求項1または2に記載の研磨用組成物。
- 前記研磨用組成物のpHは8.0以上12.0以下である、請求項1から3のいずれか一項に記載の研磨用組成物。
- 前記シリカ粒子の含有量は0.01重量%以上10重量%以下である、請求項1から4のいずれか一項に記載の研磨用組成物。
- 界面活性剤をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の研磨用組成物。
- 前記界面活性剤としてノニオン性界面活性剤を含む、請求項6に記載の研磨用組成物。
- 前記界面活性剤の分子量は4,000未満である、請求項6または7に記載の研磨用組成物。
- シリコンウェーハの仕上げ研磨に用いられる、請求項1から8のいずれか一項に記載の研磨用組成物。
- 予備研磨工程と、仕上げ研磨工程と、を含み、該仕上げ研磨工程において研磨用組成物を用いて研磨対象基板を研磨する、シリコンウェーハの研磨方法であって、
前記研磨用組成物として、
シリカ粒子と、セルロース誘導体と、塩基性化合物と、水と、を含み、
前記シリカ粒子は、平均一次粒子径が30nm以下であり、平均二次粒子径が60nm以下であり、
前記セルロース誘導体の重量平均分子量が120×104よりも大きく、
前記セルロース誘導体の含有量が、前記シリカ粒子100重量部に対して5.29重量部以上である研磨用組成物を用いる、研磨方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020044715 | 2020-03-13 | ||
| JP2020044715 | 2020-03-13 | ||
| PCT/JP2021/008369 WO2021182278A1 (ja) | 2020-03-13 | 2021-03-04 | 研磨用組成物および研磨方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2021182278A1 JPWO2021182278A1 (ja) | 2021-09-16 |
| JP7778680B2 true JP7778680B2 (ja) | 2025-12-02 |
Family
ID=77672327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022505994A Active JP7778680B2 (ja) | 2020-03-13 | 2021-03-04 | 研磨用組成物および研磨方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20230106868A1 (ja) |
| EP (1) | EP4120322A4 (ja) |
| JP (1) | JP7778680B2 (ja) |
| KR (1) | KR20220150963A (ja) |
| CN (1) | CN115244658A (ja) |
| TW (1) | TWI890751B (ja) |
| WO (1) | WO2021182278A1 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017169154A1 (ja) | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 研磨用組成物セット、前研磨用組成物、及びシリコンウェーハの研磨方法 |
| JP2019179837A (ja) | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 研磨用組成物および研磨方法 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4593064B2 (ja) * | 2002-09-30 | 2010-12-08 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 研磨用組成物及びそれを用いた研磨方法 |
| JP5196819B2 (ja) | 2007-03-19 | 2013-05-15 | ニッタ・ハース株式会社 | 研磨用組成物 |
| JP5900913B2 (ja) * | 2013-03-19 | 2016-04-06 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 研磨用組成物、研磨用組成物製造方法および研磨用組成物調製用キット |
| JP6279593B2 (ja) * | 2013-09-26 | 2018-02-14 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 研磨用組成物、研磨用組成物の製造方法およびシリコンウェーハ製造方法 |
| JP6266337B2 (ja) * | 2013-12-25 | 2018-01-24 | ニッタ・ハース株式会社 | 半導体基板用濡れ剤及び研磨用組成物 |
| JP6246638B2 (ja) * | 2014-03-24 | 2017-12-13 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 研磨方法およびそれに用いられる研磨用組成物 |
| JP6259723B2 (ja) * | 2014-06-18 | 2018-01-10 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | シリコンウェーハの研磨方法、研磨用組成物および研磨用組成物セット |
| EP3546542A4 (en) * | 2016-11-22 | 2020-07-22 | Fujimi Incorporated | POLISHING COMPOSITION |
| JP7103823B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2022-07-20 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | シリコンウェーハの研磨方法および研磨用組成物 |
| JP7109320B2 (ja) | 2018-09-19 | 2022-07-29 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷装置及びそのズレ量算出方法 |
| CN115244659A (zh) * | 2020-03-13 | 2022-10-25 | 福吉米株式会社 | 研磨用组合物及研磨方法 |
-
2021
- 2021-03-04 US US17/911,064 patent/US20230106868A1/en active Pending
- 2021-03-04 EP EP21767897.8A patent/EP4120322A4/en active Pending
- 2021-03-04 JP JP2022505994A patent/JP7778680B2/ja active Active
- 2021-03-04 KR KR1020227035054A patent/KR20220150963A/ko active Pending
- 2021-03-04 WO PCT/JP2021/008369 patent/WO2021182278A1/ja not_active Ceased
- 2021-03-04 CN CN202180019887.7A patent/CN115244658A/zh active Pending
- 2021-03-12 TW TW110108831A patent/TWI890751B/zh active
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017169154A1 (ja) | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 研磨用組成物セット、前研磨用組成物、及びシリコンウェーハの研磨方法 |
| JP2019179837A (ja) | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 研磨用組成物および研磨方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2021182278A1 (ja) | 2021-09-16 |
| CN115244658A (zh) | 2022-10-25 |
| KR20220150963A (ko) | 2022-11-11 |
| EP4120322A1 (en) | 2023-01-18 |
| JPWO2021182278A1 (ja) | 2021-09-16 |
| TW202140740A (zh) | 2021-11-01 |
| EP4120322A4 (en) | 2024-03-27 |
| TWI890751B (zh) | 2025-07-21 |
| US20230106868A1 (en) | 2023-04-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7741793B2 (ja) | 研磨用組成物および研磨方法 | |
| JP7534283B2 (ja) | 研磨用組成物 | |
| JP7353051B2 (ja) | シリコンウェーハ研磨用組成物 | |
| JP7752601B2 (ja) | 研磨用組成物 | |
| WO2018096991A1 (ja) | 研磨用組成物 | |
| JP7103823B2 (ja) | シリコンウェーハの研磨方法および研磨用組成物 | |
| JP7534282B2 (ja) | 研磨用組成物 | |
| TW202220046A (zh) | 研磨用組成物及其利用 | |
| KR101732331B1 (ko) | 실리콘 웨이퍼 연마용 조성물 | |
| JP6916792B2 (ja) | シリコンウェーハ粗研磨用組成物の濃縮液 | |
| JP7778680B2 (ja) | 研磨用組成物および研磨方法 | |
| JP7588066B2 (ja) | 研磨用組成物 | |
| JP7762644B2 (ja) | 研磨用組成物および研磨方法 | |
| TWI829675B (zh) | 研磨用組合物 | |
| JP7774555B2 (ja) | 研磨用組成物 | |
| WO2023181929A1 (ja) | 研磨用組成物 | |
| WO2025070129A1 (ja) | 研磨用組成物および研磨方法 | |
| WO2023181928A1 (ja) | 研磨用組成物 | |
| TW202334339A (zh) | 研磨用組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240119 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250313 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20250509 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20250709 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20251023 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20251119 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7778680 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |