[go: up one dir, main page]

JP7740265B2 - 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び成形体 - Google Patents

不飽和ポリエステル樹脂組成物及び成形体

Info

Publication number
JP7740265B2
JP7740265B2 JP2022571057A JP2022571057A JP7740265B2 JP 7740265 B2 JP7740265 B2 JP 7740265B2 JP 2022571057 A JP2022571057 A JP 2022571057A JP 2022571057 A JP2022571057 A JP 2022571057A JP 7740265 B2 JP7740265 B2 JP 7740265B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unsaturated polyester
polyester resin
inorganic filler
mass
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022571057A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022137686A1 (ja
JPWO2022137686A5 (ja
Inventor
俊直 三木
隆仁 石内
優俊 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
Resonac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd, Showa Denko Materials Co Ltd, Resonac Corp filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Publication of JPWO2022137686A1 publication Critical patent/JPWO2022137686A1/ja
Publication of JPWO2022137686A5 publication Critical patent/JPWO2022137686A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7740265B2 publication Critical patent/JP7740265B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F283/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G
    • C08F283/01Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to unsaturated polyesters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/24Acids; Salts thereof
    • C08K3/26Carbonates; Bicarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K7/00Use of ingredients characterised by shape
    • C08K7/02Fibres or whiskers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/06Unsaturated polyesters

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、不飽和ポリエステル樹脂組成物及び成形体に関する。
不飽和ポリエステル樹脂に繊維強化材や無機充填材を配合した不飽和ポリエステル樹脂組成物は、成形時の樹脂流動性が良好であると共に、寸法精度、耐熱性、及び機械的強度に優れた硬化物を与えるため、OA機器、事務機器のシャーシ、自動車用ヘッドランプのランプリフレクター等の製造において広く使用されている。
例えば、特許文献1及び特許文献2には、無機充填材、繊維強化材、中空フィラー等を含有する不飽和ポリエステル樹脂組成物が開示されている。
国際公開第2005/103152号 国際公開第2016/035516号
成形体を製造する際、金型クリアランスの隙間に不飽和ポリエステル樹脂組成物が流れ込んで硬化し、成形体にバリが発生する。バリは除去工程で取り除く必要があるため、バリが多量に発生すると、製造コストが増大する問題があった。
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、成形時の樹脂流動性が良好であるとともに、成形品外観、寸法精度、及び強度物性に優れ、バリが低減された成形体を与えることのできる、不飽和ポリエステル樹脂組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討の結果、不飽和ポリエステル樹脂組成物において、無機充填材の含有量を特定の範囲とし、当該無機充填材として、3種類の平均粒子径を有するものを特定の比率で用いれば、成形時の樹脂流動性が良好であるとともに、成形品外観、寸法精度、及び強度物性に優れ、バリが低減された成形体を与えることのできる、不飽和ポリエステル樹脂組成物を実現できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は以下の態様を含む。
[態様1]
(a)不飽和ポリエステル樹脂、(b)無機充填材、(c)金属石鹸、(d)低収縮剤、(e)繊維強化材、及び(f)硬化剤を含む不飽和ポリエステル樹脂組成物であって、
前記(b)無機充填材の含有量は、前記(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して250~600質量部であり、
前記(b)無機充填材は、(b1)平均粒子径が0.5~5.0μmの無機充填材と、(b2)平均粒子径が6.0~50.0μmの無機充填材と、(b3)平均粒子径が70.0μm以上の無機充填材とを、無機充填材(b1)、(b2)、及び(b3)の合計100質量%に対して、(b1):(b2):(b3)=60~75:7~15:15~30となる割合で含む、
不飽和ポリエステル樹脂組成物。
[態様2]
前記(b)無機充填材の含有量は、前記(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して350~450質量部である、態様1に記載の不飽和ポリエステル樹脂組成物。
[態様3]
前記(b)無機充填材は、炭酸カルシウムを含む態様1又は2のいずれかに記載の不飽和ポリエステル樹脂組成物。
[態様4]
前記(e)繊維強化材の含有量は、(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して70~120質量部である、態様1~3のいずれか一態様に記載の不飽和ポリエステル樹脂組成物。
[態様5]
態様1~4のいずれか一態様に記載の不飽和ポリエステル樹脂組成物の硬化物を含む成形体。
本発明によれば、成形時の樹脂流動性が良好であるとともに、成形品外観、寸法精度、及び強度物性に優れ、バリが低減された成形体を与えることのできる、不飽和ポリエステル樹脂組成物を提供することができる。また、上記不飽和ポリエステル樹脂組成物を硬化させることにより、成形品外観、寸法精度、及び強度物性に優れ、バリが低減された成形体を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。
本開示において、「エチレン性不飽和結合」とは、芳香環を形成する炭素原子を除く炭素原子間で形成される二重結合を意味する。
<不飽和ポリエステル樹脂組成物>
本発明の一実施態様は、(a)不飽和ポリエステル樹脂、(b)無機充填材、(c)金属石鹸、(d)低収縮剤、(e)繊維強化材、及び(f)硬化剤を含む不飽和ポリエステル樹脂組成物である。以下、各成分について説明する。
[(a)不飽和ポリエステル樹脂]
本開示において、(a)不飽和ポリエステル樹脂は、多価アルコールと、不飽和多塩基酸及び任意成分として飽和多塩基酸とを、エステル化反応させた縮合生成物(不飽和ポリエステル)を、架橋剤(「反応性希釈剤」ともいう。)に溶解した組成物を指す。不飽和多塩基酸とは、重合可能なエチレン性不飽和結合を有する多塩基酸であり、飽和多塩基酸とは、重合可能なエチレン性不飽和結合を有さない多塩基酸である。
このような不飽和ポリエステル樹脂は、本発明の技術分野において一般に公知であり、例えば、「ポリエステル樹脂ハンドブック」(日刊工業新聞社、1988年発行)や「塗料用語辞典」(色材協会編、1993年発行)等に記載されている。
不飽和ポリエステルの原料となる多価アルコールとしては、特に限定されず、本発明の技術分野において公知のものを用いることができる。多価アルコールの例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンタンジオール、水素化ビスフェノールA、ビスフェノールA、グリセリンが挙げられる。多価アルコールは、単独で又は複数種を組み合わせて用いることができる。
これらの中では、耐熱性、機械的強度、及び成形時の樹脂流動性に優れる観点から、プロピレングリコール、ネオペンタンジオール、ビスフェノールA、及び水素化ビスフェノールAからなる群より選ばれる少なくとも1種が好ましい。
不飽和ポリエステルの原料となる不飽和多塩基酸としては、特に限定されず、本発明の技術分野において公知のものを用いることができる。不飽和多塩基酸の例としては、無水マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタコン酸、ヘット酸が挙げられる。不飽和多塩基酸は、単独で又は複数種を組み合わせて用いることができる。
これらの中では、耐熱性、機械的強度、及び成形時の樹脂流動性等に優れる観点から、無水マレイン酸又はフマル酸が好ましい。
不飽和ポリエステルの任意の原料となる飽和多塩基酸としては、特に限定されず、公知のものを用いることができる。飽和多塩基酸の例としては、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、テトラクロロ無水フタル酸、テトラブロモ無水フタル酸が挙げられる。飽和多塩基酸は、単独で又は複数種を組み合わせて用いることができる。
不飽和ポリエステルは、上記のような原料を用いて公知の方法で合成することができる。不飽和ポリエステルの合成における各種条件は、使用する原料やその量に応じて適宜設定することができる。一般的に、窒素ガス等の不活性ガス気流中にて、140~230℃の温度で、加圧又は減圧下でエステル化させる方法が挙げられる。エステル化反応では、必要に応じてエステル化触媒を使用することができる。エステル化触媒の例としては、酢酸マンガン、ジブチル錫オキサイド、シュウ酸第一錫、酢酸亜鉛、酢酸コバルト等の公知の触媒が挙げられる。エステル化触媒は、単独で又は複数種を組み合わせて用いることができる。
不飽和ポリエステルの重量平均分子量(MW)は、特に限定されない。好ましくは3,000~25,000であり、より好ましくは5,000~20,000であり、さらに好ましくは7,000~18,000である。なお、本開示において「重量平均分子量」とは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(Shodex(登録商標)GPC-101、昭和電工株式会社)を用いて、常温(23℃)にて下記条件で測定し、標準ポリスチレン検量線を用いて求めた値のことを意味する。
カラム:LF-804(昭和電工株式会社)
カラム温度:40℃
試料:不飽和ポリエステルの0.2質量%テトラヒドロフラン溶液
流量:1mL/分
溶離液:テトラヒドロフラン
検出器:RI-71S
不飽和ポリエステルを溶解する架橋剤(反応性希釈剤)としては、不飽和ポリエステルと重合可能なエチレン性不飽和結合を有しているものであれば特に限定されず、本発明の技術分野において公知のものを用いることができる。架橋剤の例としては、スチレンモノマー、ジアリルフタレートモノマー、ジアリルフタレートプレポリマー、メタクリル酸メチル、トリアリルイソシアヌレートが挙げられる。これらは、単独で又は複数種を組み合わせて用いることができる。
(a)不飽和ポリエステル樹脂における架橋剤(反応性希釈剤)の含有量は、特に限定されるものではない。(a)不飽和ポリエステル樹脂における架橋剤(反応性希釈剤)の含有量は、作業性、重合性、成形体の収縮性、及び量調整の自由度の観点からは、不飽和ポリエステル及び架橋剤の合計に対して、好ましくは25~70質量%、より好ましくは30~68質量%、さらに好ましくは35~65質量%である。
(a)不飽和ポリエステル樹脂は、必要に応じて、ハイドロキノン等の重合禁止剤を含んでいてもよい。
[(b)無機充填材]
一実施態様の不飽和ポリエステル樹脂組成物は、無機充填材の含有量を特定の範囲とし、当該無機充填材として、3種類の平均粒子径を有するものを特定の比率で用いる。
(b)無機充填材の種類としては、特に限定されず、本発明の技術分野において公知のものを用いることができる。(b)無機充填材の例としては、炭酸カルシウム、シリカ、アルミナ、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、ワラストナイト、クレー、タルク、マイカ、石膏、無水ケイ酸、ガラス粉末が挙げられる。これらは、単独で又は複数種を組み合わせて用いることができる。中では、得られる成形品の表面平滑性、コスト低減、入手容易性の観点から、少なくとも炭酸カルシウムを用いることが好ましい。
(b)無機充填材の形状としては、特に制限されるものではなく、例えば、略真球、楕円体、鱗片状、無定形が挙げられる。
(b)無機充填材の真比重は、特に限定されるものではなく、好ましくは1~10g/cmであり、より好ましくは1.5~8g/cmであり、さらに好ましくは2~5g/cmである。
無機充填材の真比重が1g/cm以上であれば、得られる成形体の機械的特性がより良好となり、無機充填材の真比重が10g/cm以下であれば、不飽和ポリエステル樹脂組成物の混練性がより良好となる。
(b)無機充填材の配合量は、(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して250~600質量部であり、より好ましくは300~550質量部であり、さらに好ましくは350~450質量部である。
(b)無機充填材の配合量が250質量部以上であれば、得られる成形体の機械的特性がより良好となる。また、(b)無機充填材の配合量が600質量部以下であれば、不飽和ポリエステル樹脂組成物中で(b)無機充填材がより均一に分散するため、均質な成形体を製造することができる。
(b)無機充填材は、(b1)平均粒子径が0.5~5.0μmの無機充填材(以下、「(b1)無機充填材」とも言う。)と、(b2)平均粒子径が6.0~50.0μmの無機充填材(以下、「(b2)無機充填材」とも言う。)と、(b3)平均粒子径が70.0μm以上の無機充填材(以下、「(b3)無機充填材」とも言う。)と、の少なくとも3種を併用する。
平均粒子径が異なる、(b1)~(b3)の少なくとも3種の無機充填材を併用することにより、成形時の不飽和ポリエステル樹脂組成物の流動性を良好なものとし、得られる成形体の外観、寸法精度、及び強度物性を優れたものとすることができ、且つ成形体のバリを低減することができる。
本開示において(b)無機充填材の「平均粒子径」とは、空気透過法によって求めた比表面積から、以下の式に従って求めた粒子径を意味する。
平均粒子径[μm]=(6×10000)/(真比重[g/cm]×比表面積[cm/g])
(b1)無機充填材の平均粒子径は、0.7μm以上が好ましく、1.0μm以上がより好ましい。(b1)無機充填材の平均粒子径は、4.0μm以下が好ましく、3.0μm以下がより好ましい。(b1)無機充填材を用いることにより、外観や強度物性に優れた成形体を得ることができる。
(b2)無機充填材の平均粒子径は、6.5μm以上が好ましく、7.0μm以上がより好ましい。(b2)無機充填材の平均粒子径は、40.0μm以下が好ましく、30.0μm以下がより好ましい。(b2)無機充填材を用いることにより、優れた外観や強度物性と、バリの低減とが両立した成形体を得ることができる。
(b3)無機充填材の平均粒子径は、100μm以上が好ましく、200μm以上がより好ましい。(b3)無機充填材の平均粒子径は、500μm以下が好ましく、400μm以下がより好ましく、360μm以下がさらに好ましい。(b3)無機充填材を用いることにより、バリが低減した成形体を得ることができる。
(b1)~(b3)無機充填材は、無機充填材(b1)、(b2)、及び(b3)の合計100質量%に対して、(b1):(b2):(b3)が、60~75:7~15:15~30の割合で含まれる。得られる成形体のバリをさらに低減するとともに、優れた表面平滑性及び機械的強度の面からは、好ましくは60~70:10~15:20~25の割合で含まれる。
(b1)~(b3)無機充填材の質量比を上記の範囲とすることにより、得られる成形体の優れた外観や強度物性と、バリの低減とを両立させることができ、質量比が上記範囲外である場合には、成形体の外観、強度物性、及びバリの低減のいずれかの特性が損なわれる。
[(c)金属石鹸]
(c)金属石鹸は、本発明の技術分野において、一般に離型剤として用いられている成分である。(c)金属石鹸としては、特に限定されず、本発明の技術分野において公知のものを用いることができる。(c)金属石鹸の例としては、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウムが挙げられる。(c)金属石鹸は、単独で又は複数種を組み合わせて用いることができる。
(c)金属石鹸の配合量は、特に限定されるものではなく、(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して、1~15質量部であることが好ましく、2~10質量部であることがより好ましい。
(c)金属石鹸の配合量が1質量部以上であれば、得られる成形体の離型性がより良好となる。一方、(c)金属石鹸の配合量が15質量部以下であれば、成形体の表面に(c)金属石鹸がブリードすることを防ぐことができるため、所望のフォギング性及びアンダーコート剤の塗装性を満足させる成形体を得ることができる。
[(d)低収縮剤]
(d)低収縮剤としては、特に限定されず、本発明の技術分野において公知のものを用いることができる。低収縮剤の例としては、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ酢酸ビニル、飽和ポリエステル、スチレン-ブタジエン系ゴム等の低収縮剤として一般に使用されている熱可塑性ポリマーが挙げられる。(d)低収縮剤は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
(d)低収縮剤の含有量は、(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して、10~40質量部であることが好ましく、20~35質量部であることがより好ましい。(d)低収縮剤の配合量が10質量部以上であれば、成形体の収縮率が小さくなり、所望の寸法精度を得ることができる。一方、(d)低収縮剤の配合量が40質量部以下であれば、成形体の機械的特性がより良好となる。
[(e)繊維強化材]
(e)繊維強化材は、アスペクト比が3以上である材料である。アスペクト比は、日本工業規格JIS Z 8900-1:2008「粒子径測定装置検定用粒子」に記載されている顕微鏡法によって、測定することができる。
(e)繊維強化材としては、特に限定されず、本発明の技術分野において公知のものを用いることができる。(e)繊維強化材の例としては、ガラス繊維、パルプ、ポリエチレンテレフタレート繊維、ビニロン繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、ワラストナイト等の様々な有機繊維及び無機繊維を挙げることができる。中では、ガラス繊維が好ましく、より好ましくは、繊維長1.5~25mm程度に切断したチョップドストランドガラスである。
(e)繊維強化材の含有量は、(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して、70~120質量部であることが好ましく、75~100質量部であることがより好ましい。(e)繊維強化材の配合量が70質量部以上であれば、成形体の機械的特性がより良好となる。一方、(e)繊維強化材の配合量が120質量部以下であれば、不飽和ポリエステル樹脂組成物中で(e)繊維強化材がより均一に分散し、均質な成形体を製造することができる。
[(f)硬化剤]
(f)硬化剤としては、エチレン性不飽和結合を重合できるラジカル重合開始剤であれば、特に限定されず、本発明の技術分野において公知のものを用いることができる。(f)硬化剤の例としては、t-ブチルパーオキシオクトエート、ベンゾイルパーオキサイド、1,1-ジ-t-ブチルパーオキシ-3,3,5-トリメチルシクロヘキサン、t-ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、t-ブチルパーオキシベンゾエート、ジクミルパーオキサイド、ジ-t-ブチルパーオキサイド等の有機過酸化物が挙げられる。(f)硬化剤は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
(f)硬化剤の含有量は、使用する原料に応じて適宜設定すればよく、特に限定されない。(f)硬化剤の含有量は、(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して、好ましくは1~10質量部であり、より好ましくは1~8質量部であり、さらに好ましくは1~5質量部である。
[その他の成分]
本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物は、上記の成分に加えて、増粘剤、顔料、減粘剤等の本発明の技術分野において公知の成分を、本発明の効果を阻害しない範囲において含むことができる。
増粘剤としては、特に限定されないが、例えば、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム等の(b)無機充填材以外の金属酸化物、及びイソシアネート化合物が挙げられる。増粘剤は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
[不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法]
不飽和ポリエステル樹脂組成物は、本発明の技術分野において通常行われる方法、例えば、ニーダー等を用いて各成分を混練することによって製造することができる。
[不飽和ポリエステル樹脂組成物の成形体の製造方法]
不飽和ポリエステル樹脂組成物を、所望の形状に成形して硬化することによって、成形体を製造することができる。成形及び硬化方法としては、特に限定されず、本発明の技術分野において通常行われる方法、例えば、圧縮成形、トランスファー成形、射出成形を挙げることができる。
以下、実施例及び比較例によって本発明を詳細に説明するが、これらによって本発明が限定されるものではない。
<(a)不飽和ポリエステル樹脂の調製>
温度計、撹拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を備えた4つ口フラスコに、無水マレイン酸0.93kg(9.5モル)と、無水フタル酸0.07kg(0.5モル)と、プロピレングリコール0.76kg(10モル)とを仕込んだ。続いて、窒素ガス気流下で加熱撹拌しながら200℃まで昇温してエステル化反応を行うことで、不飽和ポリエステルを得た。得られた不飽和ポリエステルは、不飽和度95モル%、重量平均分子量8,000であった。続いて、得られた不飽和ポリエステルにスチレンモノマーを、不飽和ポリエステルとスチレンモノマーの合計に対して30質量%となるように添加して、(a)不飽和ポリエステル樹脂を得た。
<実施例1~2、比較例1~7>
表1に示す配合組成で、不飽和ポリエステル樹脂組成物を構成する各材料を仕込み、双腕型ニーダーを用いて25℃にて30分間混練することで、不飽和ポリエステル樹脂組成物を得た。なお、表1に示す(a)不飽和ポリエステル樹脂は、上記の方法により得られたものであり、スチレンモノマーを30質量%含有する。
<材料>
実施例及び比較例において用いた材料は、以下のとおりである。
(b)無機充填材
(b1)炭酸カルシウム(S-1200BM、備北粉化工業株式会社、平均粒子径:1.8μm、真比重:2.7g/cm
(b2)炭酸カルシウム(タンカルR重炭、丸尾カルシウム株式会社、平均粒子径:7.4μm、真比重:2.7g/cm
(b3)炭酸カルシウム(寒水石KD-70、株式会社カルファイン、平均粒子径:300μm、真比重:2.7g/cm
(c)金属石鹸
ステアリン酸カルシウム(淡南化学工業株式会社)
(d)低収縮剤
ポリスチレン(重量平均分子量200,000、積水化成品工業株式会社)
(e)繊維強化材
チョップドストランドガラス(繊維長:9mm、日本電気硝子株式会社)
(f)硬化剤
t-ブチルパーオキシベンゾエート(日油株式会社)
<評価>
得られた実施例及び比較例の不飽和ポリエステル樹脂組成物について、混練性、樹脂組成物の型内流動性、成形品表面平滑性、成形収縮率、強度物性(曲げ強さ及び曲げ弾性率)、及び低バリ性確認として薄肉流動金型を用いての流動性について、測定又は評価を行った。測定方法及び評価方法は、次のとおりである。結果を表1に示す。
(1)混練性
不飽和ポリエステル樹脂組成物を調製する際(双腕型ニーダーを用いて25℃にて30分間混練)に、分散不良がない均一な不飽和ポリエステル樹脂組成物が得られるか否かを、目視にて評価した。評価基準を以下に示す。
良:不飽和ポリエステル樹脂組成物が均一である。
不良:不飽和ポリエステル樹脂組成物に分散不良がある。
(2)樹脂組成物の型内流動性
トランスファー成形機(株式会社テクノマルシチ)にスパイラルフロー金型(断面形状:上辺6mm、底辺8mm、高さ2mmの台形状)を取り付けて、金型温度150℃、注入圧力10MPaの条件下で、スパイラルフロー試験を行い、流動長(cm)を測定した。測定結果及び評価結果を、表1に示す。流動長が30cm以上であると、樹脂組成物の型内流動性が良好である。
(3)成形品表面平滑性
トランスファー成形機(株式会社テクノマルシチ)を用いて、成形温度150℃、射出圧力20MPa、成形時間1分の条件下にて、トランスファー成形体(φ117mm、厚さ3mm)を作製した。得られたトランスファー成形体の外観を目視で確認し、以下の評価基準で評価した。
良:全体にツヤがあり、且つ全体にヒケがない。
不良:全体若しくは部分的にツヤがない、又は全体若しくは部分的にヒケがある。
(4)成形収縮率
圧縮成形機(コンプレッション成形機、株式会社テクノマルシチ)を用いて、JIS K-6911 5.7に規定される収縮円盤(φ90mm×11mm)を、成形温度160℃、成形圧力10MPa、成形時間3分の条件下で、圧縮成形にて作製し、JIS K-6911 5.7に準拠して、成形収縮率(%)を算出した。結果を表1に示す。
(5)強度物性(曲げ強さ及び曲げ弾性率)
圧縮成形機(コンプレッション成形機、株式会社テクノマルシチ)を用いて、JIS K-6911 5.17に規定される曲げ弾性率試験片(90mm×10mm×4mm)を、成形温度150℃、成形圧力10MPa、成形時間3分の条件下で、圧縮成形にて作製し、JIS K-6911 5.17に準拠して、曲げ強さ(MPa)及び曲げ弾性率(MPa)を測定し、以下の評価基準で評価した。測定結果及び強度物性評価結果を、表1に示す。
良:曲げ強さが130MPa以上、且つ曲げ弾性率が13MPa以上
不良:曲げ強さが130MPa未満、又は曲げ弾性率が13MPa未満
(6)薄肉流動性(バリ評価)
バリ性の評価として、トランスファー成形機(株式会社テクノマルシチ)を用いて、成形温度150℃、射出圧力20MPa、成形時間1分の条件下にて、トランスファー成形体を作製し、得られたトランスファー成形体に発生したバリの長さ(mm)を測定し、以下の評価基準で評価した。測定結果及びバリ評価結果を、表1に示す。
良:金型の140μmの隙間部分に20mm以上のバリが発生していない。
不良:金型の140μmの隙間部分に20mm以上のバリが発生した。
本発明によれば、成形時の樹脂流動性が良好であるとともに、成形品外観、寸法精度、及び強度物性に優れ、バリが低減された成形体を与えることのできる、不飽和ポリエステル樹脂組成物を提供することができる。

Claims (4)

  1. (a)不飽和ポリエステル樹脂、(b)無機充填材、(c)金属石鹸、(d)低収縮剤、(e)繊維強化材、及び(f)硬化剤を含む不飽和ポリエステル樹脂組成物であって、
    前記(b)無機充填材の含有量は、前記(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して250~600質量部であり、
    前記(b)無機充填材は、(b1)平均粒子径が0.5~5.0μmの無機充填材と、(b2)平均粒子径が6.0~50.0μmの無機充填材と、(b3)平均粒子径が70.0μm以上360μm以下の無機充填材とを、無機充填材(b1)、(b2)、及び(b3)の合計100質量%に対して、(b1):(b2):(b3)=60~75:7~15:15~30となる割合で含み、
    前記(e)繊維強化材の含有量は、(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して70~120質量部である、
    不飽和ポリエステル樹脂組成物。
  2. 前記(b)無機充填材の含有量は、前記(a)不飽和ポリエステル樹脂100質量部に対して350~450質量部である、請求項1に記載の不飽和ポリエステル樹脂組成物。
  3. 前記(b)無機充填材は、炭酸カルシウムを含む請求項1又は2のいずれかに記載の不飽和ポリエステル樹脂組成物。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の不飽和ポリエステル樹脂組成物の硬化物を含む成形体。
JP2022571057A 2020-12-21 2021-09-24 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び成形体 Active JP7740265B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020211600 2020-12-21
JP2020211600 2020-12-21
PCT/JP2021/035157 WO2022137686A1 (ja) 2020-12-21 2021-09-24 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び成形体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2022137686A1 JPWO2022137686A1 (ja) 2022-06-30
JPWO2022137686A5 JPWO2022137686A5 (ja) 2023-09-07
JP7740265B2 true JP7740265B2 (ja) 2025-09-17

Family

ID=82157466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022571057A Active JP7740265B2 (ja) 2020-12-21 2021-09-24 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び成形体

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7740265B2 (ja)
CN (1) CN116745330A (ja)
WO (1) WO2022137686A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN119119425A (zh) * 2024-09-09 2024-12-13 四川大学 一种可回收的不饱和聚酯热固性复合材料及其制备方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013100174A1 (ja) 2011-12-27 2013-07-04 パナソニック株式会社 熱伝導性樹脂組成物
JP2013209609A (ja) 2012-02-28 2013-10-10 Panasonic Corp Led照明基板用熱伝導性樹脂組成物及びその製造方法並びにled照明基板
WO2014155975A1 (ja) 2013-03-28 2014-10-02 パナソニック株式会社 絶縁熱伝導性樹脂組成物
JP2018090695A (ja) 2016-12-02 2018-06-14 昭和電工株式会社 耐アーク性bmc
WO2019116691A1 (ja) 2017-12-11 2019-06-20 昭和電工株式会社 不飽和ポリエステル樹脂組成物、その硬化物を含む成形体、及び該成形体を含むランプリフレクター
JP2019151785A (ja) 2018-03-06 2019-09-12 三菱電機株式会社 耐汚損劣化性樹脂絶縁物

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10296727A (ja) * 1997-04-24 1998-11-10 Hitachi Chem Co Ltd シートモールディングコンパウンド及び該シートモールディングコンパウンド成形体
BR112013004947A2 (pt) * 2010-09-02 2016-08-16 Sumitomo Bakelite Co composição de resina de fixação para uso em rotor
MY186790A (en) * 2014-09-04 2021-08-20 Showa Denko Kk Unsaturated polyester resin composition, lamp reflector and method for producing same

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013100174A1 (ja) 2011-12-27 2013-07-04 パナソニック株式会社 熱伝導性樹脂組成物
JP2013209609A (ja) 2012-02-28 2013-10-10 Panasonic Corp Led照明基板用熱伝導性樹脂組成物及びその製造方法並びにled照明基板
WO2014155975A1 (ja) 2013-03-28 2014-10-02 パナソニック株式会社 絶縁熱伝導性樹脂組成物
JP2018090695A (ja) 2016-12-02 2018-06-14 昭和電工株式会社 耐アーク性bmc
WO2019116691A1 (ja) 2017-12-11 2019-06-20 昭和電工株式会社 不飽和ポリエステル樹脂組成物、その硬化物を含む成形体、及び該成形体を含むランプリフレクター
JP2019151785A (ja) 2018-03-06 2019-09-12 三菱電機株式会社 耐汚損劣化性樹脂絶縁物

Also Published As

Publication number Publication date
CN116745330A (zh) 2023-09-12
WO2022137686A1 (ja) 2022-06-30
JPWO2022137686A1 (ja) 2022-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6022561B2 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及びその成形物、並びにランプリフレクター
JP4673298B2 (ja) ランプリフレクター用低比重不飽和ポリエステル樹脂組成物及びその成形物
JP6590342B2 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物、ランプリフレクター及びその製造方法
JP4598822B2 (ja) ランプリフレクター用不飽和ポリエステル樹脂組成物及びその成形物
JP7740265B2 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び成形体
JP7616071B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JP4002746B2 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物およびその硬化物、ならびにランプ反射鏡基体
KR20010051060A (ko) 불포화 폴리에스테르 수지 및 성형 재료용 조성물
JP2013216879A (ja) ランプリフレクター用不飽和ポリエステル樹脂組成物及びその成形物、並びにランプリフレクター
JP2017119774A (ja) 熱硬化性樹脂組成物及びその硬化物
JPWO2019116691A1 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物、その硬化物を含む成形体、及び該成形体を含むランプリフレクター
JP7152271B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、その硬化物からなる部材を備えたモーター、及びモーターの製造方法
JP7186602B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、成形体およびランプリフレクター
JP3373397B2 (ja) 成形材料
CN114466876A (zh) 热固性树脂组合物、成型体及灯反射器
JP3919894B2 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物
JPS62275154A (ja) 繊維強化不飽和ポリエステル樹脂組成物
JP7420142B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、及びその硬化物を含む電気電子部品
JP3018452B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JP3231658B2 (ja) 加熱圧縮成形用成形材料
JP2001247757A (ja) 摺動性不飽和ポリエステル樹脂組成物
JPS5936661B2 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物
JPH08333426A (ja) 熱硬化性成形材料およびその成形方法
JP2001192542A (ja) 成形材料及び成形品
JPH03221534A (ja) 低収縮化剤

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230410

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7740265

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150