JP7679191B2 - 樹脂膜、樹脂膜の作成方法および表示装置 - Google Patents
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Description
低屈折率層は、通常は、反射防止フィルムの最表面に設けられている。そして、低屈折率層および低屈折率層と下層との界面からの反射光が打ち消しあうことによって反射光を低減し、映り込みを抑制する。
一方、ディスプレイの薄型化に伴い、例えば、液晶ディスプレイでは、ディスプレイ表面とバックライトとの距離が非常に狭くなっている。その結果、バックライトからの発熱を遮断するための熱遮断性の付与が求められている。
また、反射防止フィルムの他に、別途遮熱・放熱フィルムを導入する方法もある。しかしこの場合、十分な遮熱効果を得られない。そしてこれに加え、表示装置の厚み増加やコストアップを招きやすい。
本発明は、光学特性と熱遮断性とを両立させることができる樹脂膜等を提供することを目的とする。
ここで、低屈折率層は、遮熱層を挟み隣接層と逆側に設けることができる。
また、隣接層は、ハードコート層とすることができる。
さらに、ハードコート層は、ハードコート層の屈折率を高くする粒子を含むようにすることができる。
そして、粒子は、ジルコニウム酸化物、アルミニウム酸化物、チタン酸化物およびスズ酸化物のうち少なくとも1つとすることができる。
また、遮熱層と低屈折率層との間に、低屈折率層より屈折率が高い高屈折率層をさらに有するようにすることができる。
さらに、ハードコート層、遮熱層、高屈折率層および低屈折率層の順で表面側に向け積層するようにすることができる。
そして、遮熱層は、赤外線吸収材料および赤外線反射材料の少なくとも1つを含むようにすることができる。赤外線吸収材料は、赤外線を吸収する材料である。また、赤外線反射材料は、赤外線を反射する材料である。
また、赤外線反射材料は、インジウム含有酸化スズ粒子とすることができる。また、赤外線反射材料は、アンチモン含有酸化スズ粒子とすることができる、さらに、赤外線反射材料は、リン含有酸化スズ粒子とすることができる。赤外線反射材料は、これらの少なくとも1つである。
さらに、遮熱層は、インジウム含有酸化スズ粒子、アンチモン含有酸化スズ粒子およびリン含有酸化スズ粒子の少なくとも1つ含む。そして、これらを遮熱層全体の質量に対し、50質量%以上95質量%以下含むようにすることができる。
ここで、低屈折率層は、遮熱層を挟み隣接層と逆側に設けることができる。
また、隣接層は、ハードコート層とすることができる。
また、本発明の光学部材は、基材と、基材上に設けられる上記樹脂膜とを備える。
さらに、本発明の偏光部材は、光を偏光させる偏光手段と、偏光手段上に設けられる上記樹脂膜とを備える。
図1(a)は、本実施の形態が適用される表示装置1について説明した図である。
図示する表示装置1は、例えばPC(Personal Computer)用の液晶ディスプレイ、あるいは液晶テレビなどである。表示装置1は、液晶パネル1aに画像を表示する。
図1(b)は、図1(a)のIb―Ib断面図であり、本実施の形態が適用される液晶パネル1aの構成の一例を示したものである。
液晶パネル1aは、画像の表示を行う表示手段の一例である。本実施の形態の液晶パネル1aは、例えば、VA型液晶パネルである。図示する液晶パネル1aは、バックライト11と、偏光フィルム12aとを有する。また、液晶パネル1aは、位相差フィルム13aと、液晶14と、位相差フィルム13bと、偏光フィルム12bとを有する。さらに、液晶パネル1aは、基材15と、ハードコート層16と、遮熱層17と、高屈折率層18と、低屈折率層19とを有する。そしてこれらは、この順で表面側に向け積層する構造となる。なお、以下、偏光フィルム12aと偏光フィルム12bとを区別しない場合は、単に、偏光フィルム12と言うことがある。また、位相差フィルム13aと位相差フィルム13bとを区別しない場合は、単に、位相差フィルム13と言うことがある。本実施の形態で、基材15、ハードコート層16、遮熱層17、高屈折率層18、低屈折率層19は、樹脂膜の一例である。また、以下、基材15、ハードコート層16、遮熱層17、高屈折率層18、低屈折率層19を、まとめて樹脂膜と言うことがある。
偏光フィルム12aおよび偏光フィルム12bは、光を偏光させる偏光手段の一例である。偏光フィルム12aと偏光フィルム12bとは、偏光方向が互いに直交するようになっている。偏光フィルム12aおよび偏光フィルム12bは、例えば、ポリビニルアルコール(PVA:poly-vinyl alcohol)にヨウ素化合物分子を含ませた樹脂フィルムを備える。そしてこれをトリアセチルセルロース(TAC:triacetylcellulose)からなる樹脂フィルムで挟み接着したものである。ヨウ素化合物分子を含ませることで光が偏光する。
VA型液晶パネルの場合、液晶14に電圧を印加していないとき(電圧OFF)は、液晶分子が、図中垂直方向に配列する。そして、バックライト11から光を照射すると、まず、偏光フィルム12aを光が通過して偏光となる。そして、偏光は、液晶14をそのまま通過する。さらに、偏光フィルム12bは、偏光方向が異なるため、この偏光を遮断する。この場合、液晶パネル1aを見るユーザは、この光を視認できない。即ち、液晶14に電圧を印加しない状態では、液晶の色は、「黒」となる。
なお、図示はしていないが、カラーフィルタを使用することでカラー画像を表示することもできる。
ここで、図中、上側は、液晶パネル1aの表面側であり、下側は、液晶パネル1aの内部側である。
バインダ161は、光透過性に優れ、樹脂膜として使用する場合に、用途に応じた強度を有するものであれば、特に限られるものではない。例えば、後述する低屈折率層19で例示したものと同様のものを用いることができる。
金属酸化物粒子162は、ジルコニウム酸化物(酸化ジルコニウム)、アルミニウム酸化物(酸化アルミニウム)、チタン酸化物(酸化チタン)およびスズ酸化物(酸化スズ)のうち少なくとも1つである。これにより、ハードコート層16のハードコート性が向上するとともに、屈折率を高くすることができる。
さらに、ハードコート層16には、導電性物質を添加してもよい。導電性物質は、例えば、金属微粒子や導電性ポリマーなどである。より具体的には、導電性物質は、例えば、アンチモン(Sb)、リン(P)、インジウム(In)をドープした錫酸化物(インジウム含有酸化スズ(ITO))、フッ素系アニオンやアンモニウム塩を含んだイオン液体、PEDOT/PSSなどの導電性ポリマー、カーボンナノチューブなどである。また、導電性物質は、1種類に限らず2種類以上添加させてもよい。これによりハードコート層16の表面抵抗値が低くなり、ハードコート層16に帯電防止機能を付与することができる。
遮熱層17は、樹脂を主成分とする母材としてのバインダ171を含む。バインダ171は、光透過性に優れ、樹脂膜として使用する場合に、用途に応じた強度を有するものであれば、特に限られるものではない。例えば、後述する低屈折率層19で例示したものと同様のものを用いることができる。
また、遮熱層17は、遮熱性能を有する遮熱粒子172を含む。遮熱粒子172は、例えば、赤外線吸収材料および赤外線反射材料の少なくとも1つを含む。赤外線吸収材料は、赤外線を吸収する材料である。また、赤外線反射材料は、赤外線を反射する材料である。赤外線を吸収または反射することで、熱遮断性を付与することができる。
赤外線吸収材料としては、例えば、フタロシアニン系色素、キノン系化合物、アゾ化合物などが挙げられる。また、赤外線反射材料としては、例えば、インジウム含有酸化スズ(ITO:ズズドープ酸化インジウム)粒子、アンチモン含有酸化スズ(ATO:アンチモンドープ酸化スズ)粒子およびリン含有酸化スズ(PTO:リンドープ酸化スズ)粒子、銀ナノ粒子などが挙げられる。遮熱層17は、これらを少なくとも1つ含むことが好ましい。そして、遮熱層17は、これらの粒子の少なくとも1つを、遮熱層17全体の質量に対し、50質量%以上95質量%以下含むことが好ましい。
これらの粒子が、50質量%未満であると、赤外線を反射/吸収する能力が不足しやすくなる。対して、これらの粒子が、95質量%を上回ると、光の透過率が低下したり、形成膜の膜強度が低下しやすくなる。
高屈折率層18は、バインダ181と高屈折率粒子182とを含む。高屈折率層18は、単層で形成しても多層で形成してもよいが、製造コストの観点からなるべく少ない層数で形成することが好ましい。
また、高屈折率層18の厚みの上限としては、500nm以下が好ましい。また、350nm以下がより好ましく、200nm以下がさらに好ましい。そして、高屈折率層18の厚みの下限としては、50nm以上が好ましい。また、80nm以上がより好ましく、100nm以上がさらに好ましい。
高屈折率粒子182の平均一次粒子径は、粒子分散液の乾燥膜のSEM(Scanning Electron Microscope)、TEM(Transmission Electron Microscope)およびSTEM(Scanning Transmission Electron Microscope)を用いた観察像により測定することが可能である。
低屈折率層19は、高屈折率層18よりも屈折率が小さい。また、低屈折率層19は、遮熱層17よりも屈折率が低い。具体的には、低屈折率層19は、屈折率が、1.20以上1.35以下であることが好ましい。この場合、後述するSCI(正反射光:Specular Component Include)反射率Yが、0.3以下となる。これにより、反射率が小さい液晶パネル1aが実現できる。低屈折率層19は、単層で形成しても多層で形成してもよいが、製造コストの観点からなるべく少ない層数で形成することが好ましい。低屈折率層19は、厚さが50nm以上500nm以下であることが好ましい。
一般式(2)中、X1およびX2は、HまたはFである。また、X3はH、F、CH3またはCF3である。X4およびX5は、H、FまたはCF3である。Rfは、炭素数1以上40以下の含フッ素アルキル基または炭素数2以上100以下のエーテル結合を有する含フッ素アルキル基に、Y1が1個以上3個以下結合している有機基である。なおY1は末端にエチレン性炭素-炭素二重結合を有する炭素数2以上10以下の1価の有機基である。また、aは0、1、2または3であり、bおよびcは、0または1である。
光重合性含フッ素樹脂としては、例えば、ダイキン工業株式会社製のOPTOOL AR-110を例示することができる。また、ダイセルオルネクス社製のEBECRYL8110、共栄社化学社製のLINCシリーズなどを例示することができる。
また、フッ素原子を含まないバインダの具体例としては、共栄社化学製のライトアクリレートPOB-A、NP-A、DCP-A、TMP-A、UA-306I、UA-306Hが挙げられる。さらに、新中村化学社製のNKエステルA-DOD-N、A-200、A-BPE-4が挙げられる。またさらに、東亞合成社製のアロニックスM-315、M-306、M-408が挙げられる。またさらに、日本化薬社製のKAYARAD DPHA、DPEA-12などが挙げられる。これらのバインダは、詳しくは後述するスチールウール耐性や鉛筆硬度などの膜強度を向上させる上で有効である。
本実施の形態では、表面改質剤193は、撥油性の表面改質剤および親油性の表面改質剤を含む。
具体的な撥油性の表面改質剤としては、例えば、信越化学工業株式会社製のKY-1203、KY-1207が挙げられる。また、例えば、ダイキン工業株式会社製のオプツールDAC-HPが挙げられる。さらに、例えば、DIC株式会社製のメガファックF-477、F-554、F-556、F-570、RS-56、RS-58、RS-75、RS-78、RS-90が挙げられる。またさらに、例えば、株式会社フロロテクノロジー製のFS-7024、FS-7025、FS-7026、FS-7031、FS-7032が挙げられる。またさらに、例えば、第一工業製薬株式会社製のH-3593、H-3594が挙げられる。さらに、例えば、AGC株式会社製のSURECO AF Seriesが挙げられる。そして、例えば、株式会社ネオス製のフタージェントF-222F、M-250、601AD、601ADH2が挙げられる。
本実施の形態では、遮熱層17と、遮熱層17に隣接し、低屈折率層19以外の層である隣接層との屈折率の差が重要となる。この場合、隣接層は、遮熱層17の下層であるハードコート層16が該当する。この場合、低屈折率層19は、遮熱層17を挟み隣接層であるハードコート層16と逆側に設けられる、と言うこともできる。
そして、ハードコート層16は、遮熱層17との屈折率との差が0.04以下である必要がある。この場合、屈折率の差が0.04以下であれば、ハードコート層16の屈折率および遮熱層17の屈折率の何れが大きくてもよい。
以下、この事項について説明する。
ここで、横軸は、光の波長(Wavelength)を表し、縦軸は、反射率を表す。つまり、図3は、反射率の波長に対する変化を示した図である。
ここでは、TACフィルムからなる基材15上に、ハードコート層16および遮熱層17を形成し、他の層は形成しない。そして、遮熱層17の屈折率を固定し、ハードコート層16の屈折率を変化させた。
具体的には、実験例A1、比較実験例B1および比較実験例B2について、反射率の波長に対する変化を調べた。表1に示すように、実験例A1は、ハードコート層16の屈折率を遮熱層17より0.01高くした場合である。また、比較実験例B1は、ハードコート層16の屈折率を遮熱層17より0.05高くした場合である。また、比較実験例B2は、ハードコート層16の屈折率を遮熱層17より0.05低くした場合である。
この場合、TACフィルムからなる基材15上に、ハードコート層16、遮熱層17、高屈折率層18、低屈折率層19がある樹脂膜となる。そして、図4は、このときのハードコート層16および遮熱層17の屈折率の差を変化させたときの反射率について示した図である。ここでも、横軸は、光の波長(Wavelength)を表し、縦軸は、反射率を表す。
表1では、このときのSCI反射率Yを示した。
図4の比較実験例B1および比較実験例B2は、スペクトルに波があり、フィルムの色ムラや斜めから観察した際の色変化が大きい。また、表1に示すようにSCI反射率Yも高い。一方で、実験例A1では、スペクトルがフラットなため色ムラや色変化が小さく、SCI反射率Yも低い。
次に、ハードコート層16、遮熱層17、高屈折率層18、低屈折率層19の作成方法の説明を行う。
図5(a)は、図2に示すような構造の層構造の樹脂膜の作成方法を示したフローチャートである。
まず、基材15上に、ハードコート層16を作成する。ハードコート層16は、遮熱層17に隣接し、低屈折率層19以外の層であり、遮熱層17との屈折率の差が0.04以下である隣接層となる(ステップ101:隣接層作成工程)。
次に、ハードコート層16上に、厚さが300nm以上1500nm以下であり、熱を遮るための遮熱層17を作成する(ステップ102:遮熱層作成工程)。
さらに、遮熱層17上に、低屈折率層19より屈折率が高い高屈折率層18を作成する(ステップ103:高屈折率層作成工程)。
そして、高屈折率層18上に、遮熱層17や高屈折率層18よりも屈折率が低い低屈折率層を作成する(ステップ104:低屈折率層作成工程)。
図5(b)は、ハードコート層16、遮熱層17、高屈折率層18、低屈折率層19の作成方法を説明したフローチャートである。
まず、各層を形成するための塗布溶液を準備する(ステップ201:準備工程)。ここで、「準備」とは、塗布溶液を作成することで準備する場合の他、塗布溶液を購入して準備する場合も含む。
ハードコート層16を作成する場合、固形分は、バインダ161の基となるモノマーやオリゴマーを含む。また、固形分は、金属酸化物粒子162を含む。モノマーおよび/またはオリゴマーは、重合することで、バインダ161に含まれる樹脂となる。本実施の形態では、重合は、光重合である。ここでは、以下、このモノマーおよび/またはオリゴマーを、「バインダ成分」と言うことがある。
遮熱層17を作成する場合、固形分は、バインダ171の基となるバインダ成分を含む。また、固形分は、遮熱粒子172を含む。
高屈折率層18を作成する場合、固形分は、バインダ181の基となるバインダ成分を含む。また、固形分は、高屈折率粒子182を含む。
低屈折率層19を作成する場合、固形分は、バインダ191の基となるバインダ成分を含む。また、固形分は、中空シリカ粒子192および表面改質剤193を含む。
また各層の固形分として、光重合開始剤を含む。またさらに、固形分として、分散剤、消泡剤、紫外線吸収材、レベリング剤などを含んでいてもよい。
そして、それぞれの固形分を溶媒に投入し、撹拌することで、各層ごとの塗布溶液を作成できる。
この際に、低屈折率層19の表面改質剤は、塗布膜の表面側に偏析する。
またこれらの層を、ガラスやプラスチックなどの材料からなるレンズなどの表面に形成してもよい。この場合、レンズ等は基材の一例である。また、ハードコート層16、高屈折率層18および低屈折率層19を形成したレンズ等は、光学部材の一例である。また、基材として、TAC等からなるフィルムを使用することができる。そして、このフィルム上にこれらの層を形成してもよい。これは、低屈折率フィルムまたは反射防止フィルムとして使用できる。これも光学部材の一例である。
また、偏光フィルム12に、ハードコート層16、遮熱層17、高屈折率層18および低屈折率層19を形成することもできる。これは、偏光部材の一例であり、偏光フィルムとして使用できる。
さらに、上述した例では、光重合でバインダ成分を重合させる場合を示したが、熱重合でバインダ成分を重合させてもよい。
上述した例では、ハードコート層16と遮熱層17とは、別々に形成されていた。しかしながら、これらを一度に形成することもできる。
図示するように、この場合、遮熱隣接層20、高屈折率層18および低屈折率層19が積層する。
遮熱隣接層20は、樹脂を主成分とする母材としてのバインダ201を含む。
また、遮熱隣接層20は、遮熱性能を有する遮熱粒子202を含む。遮熱粒子202は、例えば、赤外線吸収材料および赤外線反射材料の少なくとも1つを含む。そして、遮熱隣接層20は、この材料を、厚み方向において、表面側の濃度が表面側とは逆側の濃度よりも大きくなるように含む。即ち、遮熱隣接層20は、遮熱粒子202が、表面側に偏在する。遮熱粒子202は、遮熱粒子172と同様のものが使用できる。また、遮熱層17の説明で上述した、熱伝導率が大きい材料や熱伝導率が小さい材料を遮熱粒子202として使用してもよい。
まず、基材15上に、上述した遮熱隣接層20を作成する。(ステップ301:遮熱隣接層作成工程)。
遮熱隣接層20は、図5(b)に示した方法と同様の方法で作成することができる。つまり、遮熱隣接層20は、準備工程、塗布工程、乾燥工程、重合工程の各工程を順に行うことで作成できる。
この場合、図8(a)に示すように、塗布溶液Tを準備(準備工程)し、基材15上に滴下する。塗布溶液Tには、溶媒Lに遮熱粒子202が分散する。なお、遮熱粒子202以外の他の固形分も溶媒Lに分散する。そして、バーコータ等で塗布すると、図8(b)に示すように、塗布溶液Tからなる塗布膜が形成される(塗布工程)。
塗布後、遮熱粒子202は、塗布膜の表面側に偏析する。さらに、乾燥工程、重合工程を経ると、図8(c)に示すように、遮熱粒子202が、表面側に偏析した遮熱隣接層20が形成される。遮熱粒子202を表面側に偏析させる方法としては、例えば、遮熱粒子202に表面処理を行う。これにより、遮熱粒子202の表面エネルギーやバインダ201との相溶性を制御する方法が挙げられる。
まず、ハードコート層16の作成方法について説明する。ここでは、表2に示す組成でハードコート層16の塗布溶液塗布溶液HC-1~HC-8を作成した。
塗布溶液HC-1は、バインダ成分であるモノマーおよび/またはオリゴマー、金属酸化物粒子162を含む。また、塗布溶液HC-1は、光重合開始剤、消泡剤、および溶媒を含む。バインダ成分は、共栄社化学株式会社製のUA-306Tを使用した。バインダ成分は、さらに、大阪有機化学工業株式会社製のビスコート#300、日本化薬株式会社製のKAYARAD PET-30を使用した。また、金属酸化物粒子162は、平均一次粒径が30nmのナノ粒子であるジルコニウム酸化物を使用した。さらに、光重合開始剤は、BASFジャパン株式会社製のIRGACURE184を使用した。そして、消泡剤は、ALTANA社製のBYK-066Nを使用した。これらは、固形分であり、配合比は、表2に示した通りである。
そして、これらの固形分は、50質量%となるように、溶媒に投入し、撹拌した。溶媒は、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジメチルカーボネートを使用した。これらの配合比は、表2に示した通りである。これにより、塗布溶液HC-1を作成した。
塗布溶液HC-2、HC-3は、バインダ成分および金属酸化物粒子162の配合比を塗布溶液HC-1に対し変更した。
塗布溶液HC-4は、金属酸化物粒子162として、平均一次粒径が20nmのナノ粒子であるアンチモン含有酸化スズ(ATO)を使用した。また、塗布溶液HC-5は、金属酸化物粒子162として、平均一次粒径が20nmのナノ粒子であるリン含有酸化スズ(PTO)を使用した。
塗布溶液HC-6は、金属酸化物粒子162を入れなかった。また、帯電防止剤として、コルコート株式会社製のNR-121X-9IPAを使用した。
塗布溶液HC-7、HC-8は、バインダ成分および金属酸化物粒子162の配合比を塗布溶液HC-1に対し変更した。
次に、遮熱層17の作成方法について説明する。ここでは、表3に示す組成で遮熱層17の塗布溶液を作成した。
塗布溶液HS-1は、バインダ成分であるモノマーおよび/またはオリゴマー、遮熱粒子172、光重合開始剤、および溶媒を含む。バインダ成分は、日本化薬株式会社製のKAYARAD DPHAを使用した。また、遮熱粒子172は、平均一次粒子径が30nmのナノ粒子であるインジウム含有酸化スズ(ITO)を使用した。さらに、光重合開始剤は、BASFジャパン株式会社製のIRGACURE184を使用した。これらは、固形分であり、配合比は、表3に示した通りである。
そして、これらの固形分は、25質量%となるように、溶媒であるメチルイソブチルケトンに投入し、撹拌した。これにより、塗布溶液HS-1を作成した。
塗布溶液HS-2、HS-3は、バインダ成分および遮熱粒子172の配合比を塗布溶液HS-1に対し変更した。また、塗布溶液HS-2は、フッ素系添加剤として、DIC株式会社製のメガファックF-568をさらに使用した。
塗布溶液HS-4は、バインダ成分として、ダイキン工業株式会社製のAR-100をさらに使用した。また、遮熱粒子172として、疎水表面処理を施したインジウム含有酸化スズ(ITO)を使用した。これは、平均一次粒子径が50nmのナノ粒子である。
塗布溶液HS-5は、遮熱粒子172として、平均一次粒子径が20nmのナノ粒子であるアンチモン含有酸化スズ(ATO)を使用した。また、塗布溶液HS-6は、遮熱粒子172として、平均一次粒子径が20nmのナノ粒子であるリン含有酸化スズ(PTO)を使用した。
次に、高屈折率層18の作成方法について説明する。ここでは、表4に示す組成で高屈折率層18の塗布溶液を作成した。
塗布溶液HR-1は、バインダ成分であるモノマーおよび/またはオリゴマー、高屈折率粒子182、光重合開始剤、および溶媒を含む。バインダ成分は、日本化薬株式会社製のKAYARAD DPHAを使用した。また、高屈折率粒子182は、平均一次粒子径が10nmのナノ粒子であるジルコニウム酸化物を使用した。さらに、光重合開始剤は、BASFジャパン株式会社製のIRGACURE184を使用した。これらは、固形分であり、配合比は、表4に示した通りである。
そして、これらの固形分は、10質量%となるように、溶媒であるメチルイソブチルケトンに投入し、撹拌した。これにより、高屈折率層18の塗布溶液を作成した。
塗布溶液HR-2、HR-3は、バインダ成分および高屈折率粒子182の配合比を塗布溶液HR-1に対し変更した。
次に、低屈折率層19の作成方法について説明する。ここでは、表5に示す組成で低屈折率層19の塗布溶液を作成した。
塗布溶液LR-1は、バインダ成分であるモノマーおよび/またはオリゴマー、中空シリカ粒子192を含む。また、塗布溶液LR-1は、光重合開始剤、撥油性の表面改質剤193、親油性の表面改質剤193を含む。さらに、塗布溶液は、消泡剤および溶媒を含む。バインダ成分は、ダイキン工業株式会社製のオプツール AR-100を使用した。さらに、バインダ成分は、日本化薬株式会社製のKAYARAD PET-30を使用した。また、中空シリカ粒子192は、平均一次粒子径が60nmおよび10nmのものを使用した。さらに、光重合開始剤は、BASFジャパン株式会社製のIRGACURE127を使用した。そして、撥油性の表面改質剤193として、信越化学工業株式会社製KY-1203を使用した。またさらに、親油性の表面改質剤193として、株式会社ネオス製のフタージェント650Aを使用した。そして、消泡剤として、ALTANA社製のBYK-066Nを使用した。これらは、固形分であり、質量配合比は、表5に示した通りである。
そして、これらの固形分は、溶媒であるメチルイソブチルケトンおよびTert-ブチルアルコールの混合液に投入し、撹拌した。このとき、固形分は、5質量%となるようにした。これにより、低屈折率層19の塗布溶液を作成した。なお、溶媒の質量配合比は、表5に示した通りである。
塗布溶液LR-2は、中空シリカ粒子192は、平均一次粒子径が75nmおよび10nmのものを使用した。また、バインダ成分および中空シリカ粒子192の配合比を塗布溶液LR-1に対し変更した。
次に以上記載したハードコート層16、遮熱層17、高屈折率層18、低屈折率層19の組み合わせについて説明する。ここでは、表6に示す塗布溶液の組み合わせでこれらの各層を作成した。
実施例1として、ハードコート層16を塗布溶液HC-1を用いて作成した。また、ハードコート層16上に、遮熱層17を塗布溶液HS-1を用いて作成した。さらに、遮熱層17上に、高屈折率層18を塗布溶液HR-1を用いて作成した。そして、高屈折率層18上に、低屈折率層19を塗布溶液LR-1を用いて作成した。
実施例2~14として、表6~7に示す塗布溶液の組み合わせで、各層を作成した。
このうち、実施例2は、高屈折率層18を作成しない場合である。
実施例3、4は、遮熱層17に含まれる遮熱粒子172の含有量を変化させた場合である。実施例3は、インジウム含有酸化スズ粒子を、遮熱層17全体の質量に対し、45質量%とした場合である。また、実施例4は、インジウム含有酸化スズ粒子を、遮熱層17全体の質量に対し、95.5質量%とした場合である。
実施例5は、上記変形例のように、ハードコート層16と遮熱層17とを一度に作成し、遮熱隣接層20とした場合である。
実施例6~10は、遮熱層17の膜厚を300nmから1480nmまで変化させた場合である。
実施例11は、遮熱層17の遮熱粒子172を、アンチモン含有酸化スズ(ATO)とした場合である。また、実施例12は、遮熱粒子172を、リン含有酸化スズ(PTO)とした場合である。
実施例13は、遮熱層17と隣接層であるハードコート層16との屈折率の差を0.04とした場合である。また、実施例14は、遮熱層17と隣接層であるハードコート層16との屈折率の差を0.03とした場合である。
比較例1~6として、表8に示す塗布溶液の組み合わせで、各層を作成した。
このうち、比較例1は、遮熱層17の膜厚を下限の300nmより薄い250nmとした場合である。また、比較例2は、遮熱層17の膜厚を上限の1500nmより厚い1800nmとした場合である。
比較例3は、遮熱層17と隣接層であるハードコート層16との屈折率の差を、0.04を超える0.11とした場合である。また、比較例4は、遮熱層17と隣接層であるハードコート層16との屈折率の差を、0.04を超える0.06とした場合である。
比較例5、6は、遮熱層17を形成しなかった場合である。
(膜厚、屈折率)
実施例1~14、比較例1~6について、各層の膜厚を測定した。また、実施例1~14、比較例1~6について、遮熱層17の屈折率およびハードコート層16の屈折率を測定した。またこれらの差から、両者の屈折率の差を算出した。
膜厚および屈折率は、J.A.Woollam社製の分光エリプソメーター(VUV-VASE)を用いて測定した。このとき、同一サンプル内でn=3点で測定し、平均値を採用した。
実施例1~14、比較例1~6について、SCI反射率Yを測定した。
SCI反射率Yは、コニカミノルタ社製のCM-2600dを使用して測定した。測定は測定フィルム裏面に黒色のPETフィルムを張り付けた後に行った。SCI反射率Yは、小さい方が、よい結果となる。そして、SCI反射率Yは、0.4以下であれば合格と判定した。また、0.3未満であるとさらによい。
実施例1~14、比較例1~6について、透過率を測定した。
透過率は、日本電色工業社製のヘイズメーターNDH5000Wを用いて測定した。
透過率は、大きい方が光学特性に優れることを意味する。そして、透過率は、90%以上であれば合格と判定した。
実施例1~14、比較例1~6について、遮熱性能を測定した。
遮熱性能は、60℃に加温したホットプレート上に、両面テープで樹脂膜を貼り付けた。そして、樹脂膜の上部からサーモカメラで観察した際の温度差 (ホットプレート温度 - サーモカメラで測定した樹脂膜の温度)を確認した。この温度差が、0℃であると遮熱性能がないことを意味する。またこの温度差が大きいほど、遮熱性能に優れることを意味する。
スチールウール耐性の試験は、予め定められた荷重をかけながらスチールウールで樹脂膜の表面を擦ることで行う。スチールウールは、日本スチールウール株式会社製のボンスター、品番:#0000を使用した。また、移動速度は、100mm/秒とした。さらに、往復回数を10回とした。そして、蛍光灯の照明下で、樹脂膜の角度を変えながら目視により観察を行い、傷が生じないときの最大荷重を求めた。
スチールウール耐性は、最大荷重が大きいほど樹脂膜が硬いことを意味する。
図9は、鉛筆硬度を測定する鉛筆硬度測定装置を示した図である。
図示する鉛筆硬度測定装置200は、車輪210と、鉛筆220と、鉛筆締め具230とを備える。さらに鉛筆硬度測定装置200は、水準器240と、筐体250とを備える。
鉛筆硬度は、より硬い硬度となった方が樹脂膜が硬いことを意味する。
樹脂膜の表面に、汚れとして指紋を付着させ、ティッシュペーパーで拭き取った。このとき、指紋を拭き取ることができた回数を拭き取り性の評価とした。
拭き取り性は、この回数が少ないほど良好であることを意味する。
評価結果を、表6~8に示す。
実施例1~14は、SCI反射率Yが0.4以下となり合格であった。また、透過率は何れも90%以上であり、良好であった。遮熱性能は、何れも6℃以上となり、遮熱性能を有することを確認した。
比較例1は、SCI反射率Yが0.4以下で合格であったが、遮熱性能は、3℃であり、実施例に対し劣る結果となった。これは、遮熱層17の膜厚を下限の300nmより薄い250nmとした結果と考えられる。
比較例2は、SCI反射率Yが0.4以下で合格であったが、透過率が89%と実施例に比べ劣る結果となった。これは、遮熱層17の膜厚を上限の1500nmより厚い1800nmとした結果と考えられる。
比較例3、4は、遮熱性能は、良好であったが、SCI反射率Yが0.4を超え、不合格であった。これは、遮熱層17とハードコート層16との屈折率の差が0.04を超えた結果と考えられる。
比較例5、6は、SCI反射率Yが0.4以下で合格であったが、遮熱性能は、0℃であり、遮熱性能がない結果となった。これは、遮熱層17を設けなかった結果と考えられる。
Claims (16)
- 厚さが300nm以上1500nm以下であり、熱を遮るための遮熱層と、
前記遮熱層よりも屈折率が低い低屈折率層と、
前記遮熱層に隣接し、前記低屈折率層以外の層であり、前記遮熱層との屈折率の差が0.03以下である隣接層と、
を有する樹脂膜。 - 前記低屈折率層は、前記遮熱層を挟み前記隣接層と逆側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の樹脂膜。
- 前記隣接層は、ハードコート層であることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂膜。
- 前記ハードコート層は、当該ハードコート層の屈折率を高くする粒子を含むことを特徴とする請求項3に記載の樹脂膜。
- 前記粒子は、ジルコニウム酸化物、アルミニウム酸化物、チタン酸化物およびスズ酸化物のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項4に記載の樹脂膜。
- 前記遮熱層と前記低屈折率層との間に、当該低屈折率層より屈折率が高い高屈折率層をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の樹脂膜。
- 前記ハードコート層、前記遮熱層、前記高屈折率層および前記低屈折率層の順で表面側に向け積層することを特徴とする請求項6に記載の樹脂膜。
- 前記遮熱層は、赤外線を吸収する材料である赤外線吸収材料および赤外線を反射する材料である赤外線反射材料の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂膜。
- 前記赤外線反射材料は、インジウム含有酸化スズ粒子、アンチモン含有酸化スズ粒子およびリン含有酸化スズ粒子の少なくとも1つであることを特徴とする請求項8に記載の樹脂膜。
- 前記遮熱層は、前記インジウム含有酸化スズ粒子、前記アンチモン含有酸化スズ粒子および前記リン含有酸化スズ粒子の少なくとも1つを、当該遮熱層全体の質量に対し、50質量%以上95質量%以下含むことを特徴とする請求項9に記載の樹脂膜。
- 厚さが300nm以上1500nm以下であり、熱を遮るための遮熱層を作成する遮熱層作成工程と、
前記遮熱層よりも屈折率が低い低屈折率層を作成する低屈折率層作成工程と、
前記遮熱層に隣接し、前記低屈折率層以外の層であり、前記遮熱層との屈折率の差が0.03以下である隣接層を作成する隣接層作成工程と、
を含む樹脂膜の作成方法。 - 前記低屈折率層は、前記遮熱層を挟み前記隣接層と逆側に設けられることを特徴とする請求項11に記載の樹脂膜の作成方法。
- 前記隣接層は、ハードコート層であることを特徴とする請求項11または12に記載の樹脂膜の作成方法。
- 画像の表示を行う表示手段と、
前記表示手段の表面に設けられ、請求項1乃至10の何れか1項に記載の樹脂膜と、
を備える表示装置。 - 基材と、
前記基材上に設けられ、請求項1乃至10の何れか1項に記載の樹脂膜と、
を有する光学部材。 - 光を偏光させる偏光手段と、
前記偏光手段上に設けられ、請求項1乃至10の何れか1項に記載の樹脂膜と、
を有する偏光部材。
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