JP7570584B1 - 近似量子フーリエ変換装置、近似量子フーリエ変換方法及び近似量子フーリエ変換プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、近似QFTの計算時間を削減可能にすることを目的とする。
量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行う実計算部と、
前記実計算部で利用する複数の量子状態を保存する量子状態保存部と
を備え、
前記実計算部は、前記量子状態保存部に保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用する。
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る近似量子フーリエ変換装置10の構成を説明する。
近似量子フーリエ変換装置10は、コンピュータである。
近似量子フーリエ変換装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。近似量子フーリエ変換装置10は、表示器40と接続されている。
ストレージ13には、近似量子フーリエ変換装置10の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが格納されている。このプログラムは、プロセッサ11によりメモリ12に読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、近似量子フーリエ変換装置10の各機能構成要素の機能が実現される。
図2から図6を参照して、実施の形態1に係る近似量子フーリエ変換装置10の動作を説明する。
実施の形態1に係る近似量子フーリエ変換装置10の動作手順は、実施の形態1に係る近似量子フーリエ変換方法に相当する。また、実施の形態1に係る近似量子フーリエ変換装置10の動作を実現するプログラムは、実施の形態1に係る近似量子フーリエ変換プログラムに相当する。
(ステップS101:量子状態保存処理)
量子状態保存部22は、複数の量子状態を事前計算して保存しておく。
具体的には、Tゲート生成部23は、Tゲートを生成する。状態計算部24は、Tゲート生成部23によって生成されたTゲートを利用して、実計算部21が利用する位相ゲートを実行するために必要な量子状態を生成する。
状態計算部24は、Tゲートを利用する際、測定部31による測定結果を利用した補正を行う。具体的には、状態計算部24は、まず、Tゲートの適用対象である量子ビットを制御ビット、Tゲート生成部23によって生成された量子ビットを標的ビットとする制御NOTゲートを適用する。次に、状態計算部24は、Tゲート生成部23の量子ビットを測定部31に測定させる。状態計算部24は、この測定結果が0の場合は処理を終了し、測定結果が1の場合はTゲートの適用対象である量子ビットにSゲートを適用する。
なお、以降の処理において、状態計算部24が量子状態を生成又は再生成する際にも、Tゲート生成部23によって生成されたTゲートを利用する。
実計算部21は、実行可能な位相ゲートの初期値を与える。
実計算部21は、対象の位相ゲートを実行する。この際、実計算部21は、量子状態保存部22から必要な量子状態を呼び出す。そして、測定部31に古典ビットへの測定を行わせる。
この時点で、量子状態保存部22から呼び出された量子状態は崩壊する。量子状態保存部22は、利用された量子状態の再生成を開始する。なお、ステップS103では、あくまでも、量子状態の再生成を開始するだけであり、量子状態の生成完了を待たず、処理はステップS104に移行される。
実計算部21は、測定部31による測定結果を利用して、さらなる位相ゲートの適用が必要か否かを判定する。
具体的には、実計算部21は、測定結果が0であるか否かを判定する。実計算部21は、測定結果が0であるなら対象の位相ゲートは適用できたものとみなす。そして、実計算部21は、ゲートの適用を終了し、処理をステップS107に移行する。一方、実計算部21は、測定結果が0でないなら対象の位相ゲートの適用は未完了とみなす。そして、実計算部21は、さらなるゲートを適用するため、処理をステップS105に移行する。
実計算部21は、ステップS103での測定回数が指定回数に達しているか否かを判定する。指定回数は予め設定されているものとする。
実計算部21は、測定回数が指定回数に達している場合には、処理をステップS106に移行する。一方、実計算部21は、測定回数が指定回数に達していない場合には、処理をステップS103に戻す。
実計算部21は、適切なゲートを適用して、処理をステップS107に移行する。
実計算部21は、進捗出力部32に対象の位相ゲートの計算完了を出力する。進捗出力部32は、計算完了の出力を受け、近似QFTの計算完了部分を表示器300に表示する。
この際、実計算部21は、対象の位相ゲートの計算完了に伴い、実行可能な位相ゲートの情報を更新する。
量子状態保存部22は、保存されている複数の量子状態のうち、利用しない量子状態を廃棄し、後で利用する量子状態の再生成を開始する。ここで、量子状態保存部22が保存している各量子状態には量子もつれがない。そのため、量子状態保存部22は、測定部31に測定を行わせた上で、初期状態に戻す。その後、量子状態の再生成を開始する。
なお、ステップS108では、ステップS103と同様に、あくまでも、量子状態の再生成を開始するだけであり、量子状態の生成完了を待たず、処理はステップS104に移行される。
以下の説明では、近似QFTにより変換される量子状態の量子ビット数をnとし、量子ビットの番号を1,2,・・・,nとする。
量子状態保存部22が保存する量子状態には、各量子ビットに応じて、(1)前処理状態と、(2)実計算状態と、(3)後処理状態の3種類の量子状態がある。これらの量子状態は、(1)から(3)の順に利用される。
具体的には、各量子ビットは、(a)制御演算の標的ビットとして演算処理が行われる状態と、(b)制御演算の制御ビットとして演算処理が行われる状態との2状態に順に遷移する。この2状態の間が数14に示すHゲート(アダマールゲート)で区切られる。
(1)前処理状態について
量子状態保存部22は、量子ビットの番号jが2≦j≦log(1/ε)の場合はR2Rj+1 -1ゲートに、それ以外の場合はR2Rlog(1/ε)+1 -1ゲートに対応する量子状態を保存する。ここで、R2Rj -1ゲートでは、数15に示すj-2個の量子状態が保存される。
量子状態保存部22は、量子ビットの番号jが1≦j≦n-log(1/ε)+1の場合はR3 -1,R4 -1,・・・,Rlog(1/ε)+1 -1ゲートに、それ以外の場合はR3 -1,R4 -1,・・・,Rn-j+2 -1ゲートに対応する量子状態を保存する。ここで、Rj -1ゲートでは、数16に示すj-2個の量子状態が保存される。
量子状態保存部22は、量子ビットの番号jが1≦j≦n-log(1/ε)+1の場合はR2Rlog(1/ε)+1 -1ゲートに、それ以外の場合はR2Rn-j+2 -1ゲートに対応する量子状態を保存する。
ここで、Tゲートを生成するのに必要な計算時間をdTステップとしたとき、量子状態の再生成にかかる時間は、おおよそ3dTlog(1/ε)ステップである。ここで、「ステップ」とは、制御NOTゲート1回の実行時間と量子状態の測定1回の実行時間との合計時間、又は、それと同等の計算時間である。したがって、即時実行可能とすべき位相ゲートは、3dTlog(1/ε)ステップで必要な分で十分である。
R2Rj -1ゲート1個の消費間隔は少なくとも2ステップである。よって、1ステップで利用するR2Rj -1ゲートの数は高々1/2個とみなすことができる。したがって、3/2dTlog(1/ε)回分、R2Rj -1ゲートに利用する量子状態を保存しておけば、前処理状態は即時実行可能である。つまり、準備すべき量子状態数は、約3/2dT(log(1/ε))2個である。
各Rj -1ゲート1個の消費間隔は少なくとも2ステップである。よって、1ステップで利用するRj -1ゲートの数は高々1/2個とみなすことができる。ここで、実計算状態で用意するR3 -1,R4 -1,・・・,Rlog(1/ε)+1 -1ゲートに必要な量子状態数を全て合わせると、約1/2(log(1/ε))2個である。そのため、1ステップで利用する量子状態数は、高々1/4(log(1/ε))2個である、したがって、準備すべき量子状態数は、約3/4dT(log(1/ε))3個である。
前処理状態と同様、R2Rj -1ゲート1個の消費間隔は少なくとも2ステップである。よって、1ステップで利用するR2Rj -1ゲートの数は高々1/2個とみなすことができる。したがって、3/2dTlog(1/ε)回分、R2Rj -1ゲートに利用する量子状態を保存しておけば、後処理状態は即時実行可能である。つまり、準備すべき量子状態数は、約3/2dT(log(1/ε))2個である。
図3のフローチャート及びその説明では、ゲートに適用について、適用番号を示す記号を導入する。まず、[j]にゲートを適用とある場合には、番号jの量子ビットに、1量子ビットに対する量子ゲートを適用する。また、[j,k]に制御NOTゲートを適用とある場合には、番号jの量子ビットを制御ビット、番号kの量子ビットを標的ビットとする制御NOTゲートを適用する。また、図3のフローチャート及びその説明に登場する[j,k]について、j又はkが、量子ビット番号の範囲である1以上n以下にない場合、その[j,k]は処理完了とみなす。さらに、j≧kが成立する要素[j,k]についても処理完了とみなす。
量子状態保存部22は、複数の量子状態を事前計算して保存しておく。
(1)前処理状態については、量子状態保存部22は、量子ビットの番号jが2≦j≦min(n,3/2dTlog(1/ε)+1)の量子ビットで必要なゲートに対応する量子状態を保存する。具体的には、量子状態保存部22は、各量子ビットjで利用されるR2Rmin(j+1,log(1/ε)+1) -1ゲートに必要な量子状態を保存する。
(2)実計算状態については、量子状態保存部22は、R3 -1,R4 -1,・・・Rlog(1/ε)+1 -1ゲートの組である3/2dTlog(1/ε)組で準備すべき量子状態全てを保存する。
(3)後処理状態については、量子状態保存部22は、量子ビットの番号jが1≦j≦min(n,3/2dTlog(1/ε))の量子ビットで必要なゲートに対応する量子状態を保存する。具体的には、量子状態保存部22は、各量子ビットjで利用されるR2Rmin(n-j+2,log(1/ε)+1) -1ゲートに必要な量子状態を保存する。
なお、上記の量子状態の生成は、Tゲート生成部23で生成されたTゲートを利用して、状態計算部24が行う。
実計算部21は、実行可能な位相ゲートの初期値を与える。ここでは、実計算部21は、位相ゲートの初期値として、添え字の集合Sに[1,2]を与える。
実計算部21は、番号1の量子ビットについて、(1)前処理状態を利用した前処理を行う。具体的な処理については、図4を参照して後述する。
なお、各要素sに関する操作は並列実行可能である。特に、ここでは、集合Sに含まれる実行可能な状態にある要素sを、全て並列に実行することを想定している。つまり、実計算部21は、実行可能な状態にある各要素sを対象の要素sとして、全ての対象の要素sについて並列にステップS204からステップS214の処理を繰り返し実行する。
実計算部21は、対象の要素sの第1成分をjに設定し、第2成分をkに設定する。
実計算部21は、要素[j-1,k]と要素[j,k-1]とのいずれの処理も完了しているか否かを判定する。実計算部21は、いずれの処理も完了している場合には、処理をステップS206に移行する。一方、実計算部21は、少なくともいずれかの処理が完了していない場合には、処理をループ2の先頭に戻す。
実計算部21は、番号jの量子ビットを制御ビット、番号kの量子ビットを標的ビットとする制御NOTゲートを適用する。
実計算部21は、番号kの量子ビットに、(2)実計算状態を利用して、位相ゲートRk-j+2 -1を適用する。具体的な処理については、図5を参照して後述する。
実計算部21は、番号jの量子ビットを制御ビット、番号kの量子ビットを標的ビットとする制御NOTゲートを適用する。
その上で、実計算部21は、要素[j,k]を処理完了とする。具体的には、実計算部21は、進捗出力部32に要素[j,k]の計算完了を出力する。進捗出力部32は、計算完了の出力を受け、近似QFTの計算完了部分を表示器300に表示する。
実計算部21は、番号kの量子ビットが標的ビットとして利用完了したかを判定する。具体的には、実計算部21は、k-j=1である場合には、番号kの量子ビットは標的ビットとして利用完了したと判定する。一方、実計算部21は、k-j=1でない場合には、番号kの量子ビットは標的ビットとして利用完了していないと判定する。
実計算部21は、番号kの量子ビットが標的ビットとして利用完了した場合には、処理をステップS210に移行する。一方、実計算部21は、番号kの量子ビットが標的ビットとして利用完了していない場合には、処理をステップS211に移行する。
実計算部21は、番号kの量子ビットについて、(1)前処理状態を利用した前処理を行う。具体的な処理については、ステップS203の処理と同様に、図4を参照して後述する。
実計算部21は、要素[j+1,k]を集合Sに追加する。
実計算部21は、番号jの量子ビットについて、当該量子ビットを制御ビットとする演算が完了しており、かつ、後処理が完了していないという条件を満たすか否かを判定する。k-j=log(1/ε)-1又はk=nである場合には、番号jの量子ビットについて、当該量子ビットを制御ビットとする演算が完了していることになる。
実計算部21は、条件を満たす場合には、処理をステップS213に移行する。一方、実計算部21は、条件を満たさない場合には、処理をステップS214に移行する。
実計算部21は、番号jの量子ビットについて、(3)後処理状態を利用した後処理を行う。具体的な処理については、図6を参照して後述する。
実計算部21は、要素[j,k+1]を集合Sに追加する。
実計算部21は、集合Sの全ての要素が処理完了となっているか否かを判定する。
実計算部21は、全ての要素の処理が完了している場合には、処理を終了する。一方、実計算部21は、処理が完了していない要素が残っている場合には、処理を第2ループの先頭に戻す。
図4のフローチャート及びその説明では、パラメータj,εが外部で定められているものとする。特に、パラメータjは、前処理を行う量子ビットの番号を表し、以前の説明における添え字jとは無関係である。また、内部変数kも以前の説明とは無関係である。
実計算部21は、パラメータj=1であるか否かを判定する。
実計算部21は、パラメータj=1である場合には、処理をステップS311に移行する。一方、実計算部21は、パラメータj=1でない場合には、処理をステップS302に移行する。
実計算部21は、パラメータkに初期値0を設定する。パラメータkは、測定回数の累積値を表す。
実計算部21は、パラメータkの値に応じた(1)前処理状態であって、量子状態保存部22に保存されている(1)前処理状態を呼び出す。具体的には、実計算部21は、数17に示す(1)前処理状態を呼び出す。
実計算部21は、パラメータkに1を加算する。
実計算部21は、ステップS303で呼び出された量子状態を、測定部31に測定させる。
実計算部21は、パラメータj≧log(1/ε)か否かを判定する。
実計算部21は、パラメータj≧log(1/ε)である場合には、処理をステップS307に移行する。一方、実計算部21は、パラメータj≧log(1/ε)でない場合には、処理をステップS308に移行する。
量子状態保存部22は、ステップS303で呼び出され利用された量子状態の再生成を開始する。ステップS307では、あくまでも、量子状態の再生成を開始するだけであり、量子状態の生成完了を待たず、処理はステップS308に移行される。
実計算部21は、ステップS305で測定された結果が0であるか否かを判定する。
実計算部21は、測定結果が0である場合には、処理をステップS311に移行する。一方、実計算部21は、測定結果が0でない場合には、処理をステップS309に移行する。
実計算部21は、測定回数が基準回数に達しているか否かを判定する。基準回数は、min(j-1,log(1/ε)-1)である。
実計算部21は、測定回数が基準回数に達している場合には、処理をステップS310に移行する。一方、実計算部21は、測定回数が基準回数に達していない場合には、処理をステップS303に戻す。
実計算部21は、Hゲート(アダマールゲート)を適用する。
実計算部21は、進捗出力部32に位相ゲートの計算完了を出力する。進捗出力部32は、計算完了の出力を受け、近似QFTの計算完了部分を表示器300に表示する。
実計算部21は、パラメータj≧log(1/ε)か否かを判定する。
実計算部21は、パラメータj≧log(1/ε)である場合には、処理を終了する。一方、実計算部21は、パラメータj≧log(1/ε)でない場合には、処理をステップS314に移行する。
量子状態保存部22は、R2Rj+1 -1ゲート用の量子状態を廃棄する。また、量子状態保存部22は、R2Rlog(1/ε)+1 -1ゲート用の量子状態1組の生成を開始する。ステップS314では、あくまでも、量子状態の再生成を開始するだけであり、量子状態の生成完了を待たず、処理は終了状態に移行する。
図5のフローチャート及びその説明では、Rj -1ゲートの実行方法が示されている。この添え字jは、以前の説明に登場したjとは無関係である。また、内部変数kも以前の説明とは無関係である。
実計算部21は、パラメータkに初期値0を設定する。パラメータkは、測定回数の累積値を表す。
実計算部21は、パラメータkの値に応じた(2)実計算状態であって、量子状態保存部22に保存されている(2)実計算状態を呼び出す。具体的には、実計算部21は、数19に示す(2)実計算状態を呼び出す。
実計算部21は、パラメータkに1を加算する。
実計算部21は、ステップS402で呼び出された量子状態を、測定部31に測定させる。
量子状態保存部22は、ステップS402で呼び出され利用された量子状態の再生成を開始する。ステップS405では、あくまでも、量子状態の再生成を開始するだけであり、量子状態の生成完了を待たず、処理はステップS406に移行される。
実計算部21は、ステップS404で測定された結果が0であるか否かを判定する。
実計算部21は、測定結果が0である場合には、処理をステップS409に移行する。一方、実計算部21は、測定結果が0でない場合には、処理をステップS407に移行する。
実計算部21は、測定回数が基準回数に達しているか否かを判定する。基準回数は、j-2である。
実計算部21は、測定回数が基準回数に達している場合には、処理をステップS408に移行する。一方、実計算部21は、測定回数が基準回数に達していない場合には、処理をステップS402に戻す。
実計算部21は、進捗出力部32に位相ゲートの計算完了を出力する。進捗出力部32は、計算完了の出力を受け、近似QFTの計算完了部分を表示器300に表示する。
図6のフローチャート及びその説明では、パラメータj,εが外部で定められているものとする。特に、パラメータjは、後処理を行う量子ビットの番号を表し、以前の説明における添え字jとは無関係である。また、内部変数kも以前の説明とは無関係である。
実計算部21は、パラメータkに初期値0を設定する。パラメータkは、測定回数の累積値を表す。
実計算部21は、パラメータkの値に応じた(3)後処理状態であって、量子状態保存部22に保存されている(3)後処理状態を呼び出す。具体的には、実計算部21は、数21に示す(3)後処理状態を呼び出す。
実計算部21は、パラメータkに1を加算する。
実計算部21は、ステップS502で呼び出された量子状態を、測定部31に測定させる。
実計算部21は、パラメータj≦n-(3dT+1)log(1/ε)+1か否かを判定する。
実計算部21は、パラメータj≦n-(3dT+1)log(1/ε)+1である場合には、処理をステップS506に移行する。一方、実計算部21は、パラメータj≦n-(3dT+1)log(1/ε)+1でない場合には、処理をステップS507に移行する。
量子状態保存部22は、ステップS502で呼び出され利用された量子状態の再生成を開始する。ステップS502では、あくまでも、量子状態の再生成を開始するだけであり、量子状態の生成完了を待たず、処理はステップS507に移行される。
実計算部21は、ステップS504で測定された結果が0であるか否かを判定する。
実計算部21は、測定結果が0である場合には、処理をステップS510に移行する。一方、実計算部21は、測定結果が0でない場合には、処理をステップS508に移行する。
実計算部21は、測定回数が基準回数に達しているか否かを判定する。基準回数は、min(n-j,log(1/ε)-1)である。
実計算部21は、測定回数が基準回数に達している場合には、処理をステップS509に移行する。一方、実計算部21は、測定回数が基準回数に達していない場合には、処理をステップS502に戻す。
実計算部21は、進捗出力部32に位相ゲートの計算完了を出力する。進捗出力部32は、計算完了の出力を受け、近似QFTの計算完了部分を表示器300に表示する。
実計算部21は、パラメータjが、n-(3dT+1)log(1/ε)+1<j≦n-3dTlog(1/ε)-1を満たすか否かを判定する。
実計算部21は、満たす場合には、処理をステップS512に移行する。一方、実計算部21は、満たさない場合には、処理を終了する。
量子状態保存部22は、R2Rlog(1/ε)+1 -1ゲート用の量子状態を廃棄する。また、量子状態保存部22は、R2Rn-3dTlog(1/ε)+2-j -1ゲート用の量子状態の生成を開始する。ここでは、dTは、dTを表す。ステップS512では、あくまでも、量子状態の再生成を開始するだけであり、量子状態の生成完了を待たず、処理は終了状態に移行する。
以上のように、実施の形態1に係る近似量子フーリエ変換装置10は、量子状態保存部22が即時実行可能とする位相ゲートについての量子状態を事前に生成して保存しておく。そして、実計算部21は、量子状態保存部22に保存された量子状態を利用して位相ゲートを適用する。
これにより、従来はおよそ3log(1/ε)ステップのゲート実行が必要であった位相ゲートが、期待値2ステップのゲートで実行可能となる。したがって、実施の形態1に係る近似量子フーリエ変換装置10によって実行される近似QFTは、従来と異なり、各位相ゲートが近似精度に依存しない計算時間で実行可能となる。そのため、近似量子フーリエ変換装置10は、近似QFTを、従来技術と比較して、極めて高速に行うことが可能である。
<変形例1>
実施の形態1では、各機能構成要素がソフトウェアで実現された。しかし、変形例1として、各機能構成要素はハードウェアで実現されてもよい。この変形例1について、実施の形態1と異なる点を説明する。
各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、近似量子フーリエ変換装置10は、プロセッサ11とメモリ12とストレージ13とに代えて、電子回路14を備える。電子回路14は、各機能構成要素と、メモリ12と、ストレージ13との機能とを実現する専用の回路である。
各機能構成要素を1つの電子回路14で実現してもよいし、各機能構成要素を複数の電子回路14に分散させて実現してもよい。
変形例2として、一部の各機能構成要素がハードウェアで実現され、他の各機能構成要素がソフトウェアで実現されてもよい。
Claims (14)
- 量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行う実計算部と、
前記実計算部で利用する複数の量子状態を保存する量子状態保存部と
を備え、
前記実計算部は、前記量子状態保存部に保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記実計算部は、前記量子ビットを、制御演算の標的ビットとして演算処理が行われる演算状態aと、制御演算の制御ビットとして演算処理を行う演算状態bとに順に遷移させ、
前記量子状態保存部は、前記演算状態aの処理が終了した際の位相ずれを修正するために利用される前処理状態と、前記演算状態bの処理で利用される実計算状態と、前記演算状態bの処理が終了した際の位相ずれを修正する際に利用される後処理状態との量子状態を、即時実行可能とする量子ビットについて保存する近似量子フーリエ変換装置。 - 量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行う実計算部と、
前記実計算部で利用する複数の量子状態を保存する量子状態保存部と
を備え、
前記実計算部は、前記量子状態保存部に保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記実計算部は、前記量子ビットに対して位相ゲートとアダマールゲートと制御NOTゲートとを適用し、前記位相ゲートを適用する際に、前記量子状態保存部に保存された量子状態を呼び出して利用する近似量子フーリエ変換装置。 - 量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行う実計算部と、
前記実計算部で利用する複数の量子状態を保存する量子状態保存部と
を備え、
前記実計算部は、前記量子状態保存部に保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記量子状態保存部は、前記実計算部の動作に応じて、即時実行が不要となった量子ビットについての量子状態を廃棄し、即時実行が必要になった量子ビットについての量子状態を生成して保存する近似量子フーリエ変換装置。 - 量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行う実計算部と、
前記実計算部で利用する複数の量子状態を保存する量子状態保存部と
を備え、
前記実計算部は、前記量子状態保存部に保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記量子状態保存部は、前記実計算部の動作により崩壊した量子状態であって、依然として即時実行が必要な量子ビットについての量子状態を再生成して保存する近似量子フーリエ変換装置。 - 前記実計算部は、前記量子ビットの状態を変換する処理の進捗により、新たな量子ビットについての状態を変換する処理の実行が可能になると、前記新たな量子ビットについての状態を変換する処理を開始する
請求項1から4までのいずれか1項に記載の近似量子フーリエ変換装置。 - 制御NOTゲート1回の実行時間と量子状態の測定1回の実行時間との合計時間を1ステップとし、Tゲートを生成するのにかかる時間をdTとし、近似精度をεとした場合に、前記即時実行可能とする量子ビットは3dTlog(1/ε)ステップで必要となる量子ビットである
請求項1に記載の近似量子フーリエ変換装置。 - 近似量子フーリエ変換装置における実計算部が、量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行い、
前記近似量子フーリエ変換装置における量子状態保存部が、前記実計算部で利用する複数の量子状態を保存し、
前記実計算部は、前記量子状態保存部に保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記実計算部は、前記量子ビットを、制御演算の標的ビットとして演算処理が行われる演算状態aと、制御演算の制御ビットとして演算処理を行う演算状態bとに順に遷移させ、
前記量子状態保存部は、前記演算状態aの処理が終了した際の位相ずれを修正するために利用される前処理状態と、前記演算状態bの処理で利用される実計算状態と、前記演算状態bの処理が終了した際の位相ずれを修正する際に利用される後処理状態との量子状態を、即時実行可能とする量子ビットについて保存する近似量子フーリエ変換方法。 - 近似量子フーリエ変換装置における実計算部が、量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行い、
前記近似量子フーリエ変換装置における量子状態保存部が、前記実計算部で利用する複数の量子状態を保存し、
前記実計算部は、前記量子状態保存部に保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記実計算部は、前記量子ビットに対して位相ゲートとアダマールゲートと制御NOTゲートとを適用し、前記位相ゲートを適用する際に、前記量子状態保存部に保存された量子状態を呼び出して利用する近似量子フーリエ変換方法。 - 近似量子フーリエ変換装置における実計算部が、量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行い、
前記近似量子フーリエ変換装置における量子状態保存部が、前記実計算部で利用する複数の量子状態を保存し、
前記実計算部は、前記量子状態保存部に保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記量子状態保存部は、前記実計算部の動作に応じて、即時実行が不要となった量子ビットについての量子状態を廃棄し、即時実行が必要になった量子ビットについての量子状態を生成して保存する近似量子フーリエ変換方法。 - 近似量子フーリエ変換装置における実計算部が、量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行い、
前記近似量子フーリエ変換装置における量子状態保存部が、前記実計算部で利用する複数の量子状態を保存し、
前記実計算部は、前記量子状態保存部に保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記量子状態保存部は、前記実計算部の動作により崩壊した量子状態であって、依然として即時実行が必要な量子ビットについての量子状態を再生成して保存する近似量子フーリエ変換方法。 - 量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行う実計算処理と、
前記実計算処理で利用する複数の量子状態を保存する量子状態保存処理と
を行う近似量子フーリエ変換装置としてコンピュータを機能させ、
前記実計算処理は、前記量子状態保存処理で保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記実計算処理は、前記量子ビットを、制御演算の標的ビットとして演算処理が行われる演算状態aと、制御演算の制御ビットとして演算処理を行う演算状態bとに順に遷移させ、
前記量子状態保存処理は、前記演算状態aの処理が終了した際の位相ずれを修正するために利用される前処理状態と、前記演算状態bの処理で利用される実計算状態と、前記演算状態bの処理が終了した際の位相ずれを修正する際に利用される後処理状態との量子状態を、即時実行可能とする量子ビットについて保存する近似量子フーリエ変換プログラム。 - 量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行う実計算処理と、
前記実計算処理で利用する複数の量子状態を保存する量子状態保存処理と
を行う近似量子フーリエ変換装置としてコンピュータを機能させ、
前記実計算処理は、前記量子状態保存処理で保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記実計算処理は、前記量子ビットに対して位相ゲートとアダマールゲートと制御NOTゲートとを適用し、前記位相ゲートを適用する際に、前記量子状態保存処理で保存された量子状態を呼び出して利用する近似量子フーリエ変換プログラム。 - 量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行う実計算処理と、
前記実計算処理で利用する複数の量子状態を保存する量子状態保存処理と
を行う近似量子フーリエ変換装置としてコンピュータを機能させ、
前記実計算処理は、前記量子状態保存処理で保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記量子状態保存処理は、前記実計算処理の動作に応じて、即時実行が不要となった量子ビットについての量子状態を廃棄し、即時実行が必要になった量子ビットについての量子状態を生成して保存する近似量子フーリエ変換プログラム。 - 量子ビットの状態を変換することにより、近似量子フーリエ変換を行う実計算処理と、
前記実計算処理で利用する複数の量子状態を保存する量子状態保存処理と
を行う近似量子フーリエ変換装置としてコンピュータを機能させ、
前記実計算処理は、前記量子状態保存処理で保存された前記複数の量子状態から、変換に必要な量子状態を呼び出して利用し、
前記量子状態保存処理は、前記実計算処理の動作により崩壊した量子状態であって、依然として即時実行が必要な量子ビットについての量子状態を再生成して保存する近似量子フーリエ変換プログラム。
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| PCT/JP2022/045128 WO2024121981A1 (ja) | 2022-12-07 | 2022-12-07 | 近似量子フーリエ変換装置、近似量子フーリエ変換方法及び近似量子フーリエ変換プログラム |
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