JP6666708B2 - 染毛剤 - Google Patents
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Description
[1]少なくとも第1剤、第2剤および第3剤を含んで構成される染毛剤であって、
前記第1剤は、没食子酸、タンニン酸およびそれらの誘導体からなる群から選択される少なくとも1種を含み、
前記第2剤は鉄塩を含み、
前記第3剤は少なくとも1つのヒドロキシル基を有するベンゾフェノン化合物を含み、
第3剤が第1剤および第2剤の後に毛髪へ塗布される、染毛剤。
[2]鉄塩を含む第4剤をさらに含む、前記[1]に記載の染毛剤。
[3]前記第1剤と前記第2剤をこの順にまたは同時に毛髪へ塗布した後、前記第3剤を塗布することを含む、前記[1]または[2]に記載の染毛剤を用いる染毛方法。
本発明の染毛剤は、初めに、没食子酸、タンニン酸またはそれらの誘導体を含む第1剤と、鉄塩を含む第2剤を毛髪に塗布し、その後ヒドロキシル基を有するベンゾフェノン化合物を含む第3剤を塗布することにより、高い染毛効果および白髪かくし効果を示すとともに、染毛後の毛髪に青みを抑えた自然な色調を与えることができる。第1剤および第2剤を毛髪に塗布する方法としては、例えば、(i)初めに第1剤を毛髪に塗布し、一定時間放置した後、第1剤を洗い流すことなく第2剤を塗布し、さらに一定時間放置する方法、(ii)第1剤および第2剤を同時に毛髪に塗布し、一定時間放置する方法、および、(iii)第1剤および第2剤を混合して得た組成物を毛髪に塗布し、一定時間放置する方法などが挙げられる。染毛効果の観点からは、第1剤および第2剤を毛髪に塗布する方法としては前記(i)の方法が好ましい。このような方法により第1剤および第2剤を塗布した後、第3剤を毛髪に塗布する。第1剤および/または第2剤を洗い流すことなく第3剤を塗布することもできるが、染毛効果および白髪かくし効果が高くなることから、第3剤を塗布する前に第1剤および/または第2剤を洗い流すことが好ましい。第3剤を塗布した後、一定時間放置することにより染毛を行うことができる。
表1に示す組成に従い、以下のようにして、処方例1〜4、10および11の製剤を調製した。
(1)処方例1〜4および10の製剤の調製
油相成分として、流動パラフィン、セトステアリルアルコールおよびポリオキシエチレンセトステアリルエーテル30EO(処方例10においては、さらに2,2’4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン)を混合し、十分に加熱溶解させた。水相成分として、炭酸水素アンモニウムを除く油相成分以外の成分を混合し、十分に加熱溶解させた。次いで、撹拌しながら加熱溶解した油相成分に水相成分を加えて乳化した。得られた乳化物を冷却し、pHを8とする量の水酸化カリウム、および水に溶解させた炭酸水素アンモニウムを添加して、処方例1〜4および10の各製剤を得た。
尿素を添加しないこと以外は、前記(1)の処方例1等と同様にして、処方例11の製剤を調製した。
表2に示す処方に従い、以下のようにして、処方例5〜9の製剤を調製した。
油相成分として、ベンゾフェノン化合物、流動パラフィン、セトステアリルアルコールおよびポリオキシエチレンセトステアリルエーテル30EOを混合し、十分に加熱溶解させた。水相成分として、炭酸水素アンモニウムを除く油相成分以外の成分を混合し、十分に加熱溶解させた。次いで、撹拌しながら加熱溶解した油相成分に水相成分を加えて乳化した。得られた乳化物を冷却し、水に溶解させた炭酸水素アンモニウムを添加して、処方例5〜9の各製剤を得た。
表3に示す処方に従い、以下のようにして、処方例A〜Dの製剤を調製した。
(1)処方例AおよびBの製剤の調製
水相成分として、常温の精製水に、硫酸第一鉄または塩化第一鉄を加え、さらに、アスコルビン酸を加えて混合した。油相成分として、セトステアリルアルコールおよびポリオキシエチレンセトステアリルエーテルを混合し、十分に加熱溶解させた。次いで、撹拌しながら油相成分に水相成分を加えて乳化し、処方例AおよびBの製剤を得た。得られた各製剤のpHは、それぞれ3程度であった。
(2)処方例CおよびDの製剤の調製
常温の精製水に、硫酸第一鉄または塩化第一鉄を加え、さらに、アスコルビン酸を加えて撹拌溶解し、処方例CおよびDの製剤を得た。得られた各製剤のpHは、それぞれ3程度であった。
表4に示す染毛剤処方に従い、前記処方例1〜11およびA〜Dの製剤の組み合わせを変えた、実施例1〜16および比較例1〜7の染毛剤について、以下の方法に従い、染毛効果、白髪かくし効果および染毛後の色調を評価した。
シャンプーおよびリンス処理した毛束1g(白髪率100%)に、第1剤を2g塗布し、30℃、相対湿度65%下で15分間放置した。次いで、第2剤を2g塗布し、再度30℃、相対湿度65%下で15分間放置した。その後、毛束をシャンプーおよびリンス処理し、ドライヤーで乾燥させた。その後、第3剤を2g塗布し、30℃、相対湿度65%下で15分放置した。次いで、第4剤を2g塗布し、再度30℃、相対湿度65%下で15分間放置した。その後、毛束をシャンプーおよびリンス処理し、ドライヤーで乾燥させた。
なお、第4剤を含まない実施例14では、前記処理方法において第3剤を放置した後、毛束をシャンプーおよびリンス処理し、ドライヤーで乾燥させ、評価を行った。同様に、第3剤および第4剤を含まない比較例1、4および7では、第2剤を放置した後、毛束をシャンプーおよびリンス処理し、ドライヤーで乾燥させて評価を行った。第2剤を含まない比較例6では、第1剤を放置した後、第3剤を2g塗布し、30℃、相対湿度65%下で15分放置した。次いで、第4剤を2g塗布し、再度30℃、相対湿度65%下で15分間放置した。その後、毛束をシャンプーおよびリンス処理し、ドライヤーで乾燥させた。
以下に示す基準に従い、専門のパネラー5名により肉眼にて染毛効果を評価した。なお、5名のパネラーの評価が2つに分かれた場合は多い方の評価を採用し、3つ以上に分かれた場合は5名の評価が一致するか2つに分かれるまで再度評価を行った。
染毛効果の評価基準
◎:濃く染毛した。
○:はっきりと染毛した。
△:わずかに染毛した。
×:染毛しなかった。
以下に示す基準に従い、専門のパネラー5名により肉眼にて色味(黄茶みの強さ)を評価した。なお、5名のパネラーの評価が2つ又は3つ以上に分かれた場合には、上記と同様にして評価した。黄茶味を感じることにより、没食子酸、タンニン酸またはそれらの誘導体と鉄塩との反応により発色される青みを和らげることができるため、見た目に青みが抑えられた自然な色調となる。
毛髪の色調の評価基準
◎:黄茶みを感じる
〇:黄茶みをやや感じる
△:黄茶みをあまり感じない
×:黄茶みがない
シャンプーおよびリンス処理した毛束2g(白髪率20%)に、第1剤を4g塗布し、30℃、相対湿度65%下で15分間放置した。次いで、第2剤を4g塗布し、再度30℃、相対湿度65%下で15分間放置した。その後、毛束をシャンプーおよびリンス処理し、ドライヤーで乾燥させた。その後、第3剤を4g塗布し、30℃、相対湿度65%下で15分放置した。次いで、第4剤を4g塗布し、再度30℃、相対湿度65%下で15分間放置した。その後、毛束をシャンプーおよびリンス処理し、ドライヤーで乾燥させた。
なお、第4剤を含まない実施例14では、前記処理方法において第3剤を放置した後、毛束をシャンプーおよびリンス処理し、ドライヤーで乾燥させ、評価を行った。同様に、第3剤および第4剤を含まない比較例1、4および7では、第2剤を放置した後、毛束をシャンプーおよびリンス処理し、ドライヤーで乾燥させて評価を行った。第2剤を含まない比較例6では、第1剤を放置した後、第3剤を4g塗布し、30℃、相対湿度65%下で15分放置した。次いで、第4剤を4g塗布し、再度30℃、相対湿度65%下で15分間放置した。その後、毛束をシャンプーおよびリンス処理し、ドライヤーで乾燥させた。
以下に示す基準に従い、専門のパネラー5名により肉眼にて白髪かくし効果を評価した。なお、5名のパネラーの評価が2つ又は3つ以上に分かれた場合には、上記と同様にして評価した。
白髪かくし効果の評価基準
◎:白髪が目立たない
○:白髪がわずかに目立つ
△:白髪が目立つ
×:白髪が染まっていない
Claims (3)
- 少なくとも第1剤、第2剤および第3剤を含んで構成される染毛剤であって、
前記第1剤は、没食子酸、タンニン酸およびそれらの誘導体からなる群から選択される少なくとも1種を含み、
前記第2剤は鉄塩を含み、
前記第3剤は少なくとも1つのヒドロキシル基を有するベンゾフェノン化合物を含み、
第3剤が第1剤および第2剤の後に毛髪へ塗布される、染毛剤。 - 鉄塩を含む第4剤をさらに含む、請求項1に記載の染毛剤。
- 前記第1剤と前記第2剤をこの順にまたは同時に毛髪へ塗布した後、前記第3剤を塗布することを含む、請求項1または2に記載の染毛剤を用いる染毛方法。
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| JP2015245332A JP6666708B2 (ja) | 2015-12-16 | 2015-12-16 | 染毛剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015245332A JP6666708B2 (ja) | 2015-12-16 | 2015-12-16 | 染毛剤 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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| JP2015245332A Active JP6666708B2 (ja) | 2015-12-16 | 2015-12-16 | 染毛剤 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP5586939B2 (ja) * | 2009-12-21 | 2014-09-10 | 富士フイルム株式会社 | 染毛剤 |
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