用語「HIF−2α」とは、数個の保存された構造ドメイン(塩基性ヘリックス・ループ・ヘリックス(bHLH)、ならびに2個のPer−ARNT−Sim(PAS)ドメイン(PAS−AおよびPSA−Bと表される))を、C末端調節領域に加えて含む、単量体タンパク質をいう。「HIF−2α」はまた、代替的に、科学文献において数個の他の名称(内皮PASドメインタンパク質1(EPAS1)、HIF2A、PASD2、HIF−2−アルファ、HIF2−アルファ、HLF、低酸素症誘導性因子2−アルファ、HIF−1アルファ様因子、およびMOP2が挙げられる)によって公知である。転写因子のbHLH/PASファミリーの1つのメンバーとして、「HIF−2α」は、非共有結合相互作用によってARNT(HIF−1βとしても公知)タンパク質に結合することによって、活性なヘテロ二量体転写因子複合体を形成する。
用語「被験体」としては、任意の年齢群のヒト(例えば、小児被験体(例えば、乳児、小児もしくは青年)または成人被験体(例えば、青少年、中年成人もしくは老年成人)ならびに/あるいは他の霊長類(例えば、カニクイザルもしくはアカゲザル);哺乳動物(市場で重要な哺乳動物(例えば、ウシ、ブタ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ネコ、および/もしくはイヌ)が挙げられる);ならびに/または鳥類(市場で重要な鳥類(例えば、ニワトリ、アヒル、ガチョウ、ウズラ、および/もしくはシチメンチョウ)が挙げられる))が挙げられるが、これらに限定されない。
用語「シンチレーション近接アッセイ」(SPA)とは、放射線標識されたリガンドが放射線感受性ビーズの近くに近接させられると光が発生する、相同アッセイをいう。このアッセイは代表的に、タグ(例えば、Hisタグ、グルタチオンS−トランスフェラーゼタグ)を含む、標的タンパク質を含む。このタンパク質上のタグは、この標的タンパク質をシンチレーションビーズに結合させるために使用される。このタンパク質に結合する、放射線標識されたリガンド(例えば、トリチウムで標識された)は、ここでこのビーズの近くに近接しており、そしてこの放射線標識(例えば、トリチウム)が崩壊すると、この高エネルギーの粒子がこのビーズに衝突して、光の放出をもたらし、この光が、検出器(例えば、光電子増倍管またはCCDカメラ)によって検出される。このタンパク質に結合する、非標識リガンドまたは化合物が、このアッセイにおいて使用される場合、これらのリガンドまたは化合物は、放射線標識されたリガンドと置き換わって、信号の損失をもたらす。このアッセイを記載する一般的な参考文献については、Parkら、Analytical Biochemistry 296:94−104,1999を参照のこと。
HIF−2α活性とは、本明細書中で使用される場合、当該分野におけるその通常の意味を有する。HIF−2α活性としては、例えば、HIF−2αによって媒介される遺伝子転写の活性化が挙げられる。
用語「HIF−2α活性を阻害する」とは、本明細書中で使用される場合、HIF−2α活性を遅くすること、低下させること、変更すること、ならびに完全に排除および/または防止することをいう。
本明細書中で使用される場合、用語「処置」、「処置する」、「緩和する」および「回復する」は、本明細書中で交換可能に使用される。これらの用語は、有益または望ましい結果(治療上の利益および/または予防上の利益が挙げられるが、これらに限定されない)を得るためのアプローチをいう。治療上の利益とは、処置される根底にある障害の根絶または回復を意味する。また、治療上の利益は、基礎にある障害に関連する生理学的症状のうちの1つまたは複数の根絶または回復により達成され、その結果、改善がその患者において観察されるが、この患者は依然として、この根底にある障害に苦しんでいるかもしれない。予防上の利益に関して、薬学的組成物は、特定の疾患の診断がなされていないかもしれない場合でさえも、この疾患を発症する危険がある患者に、または疾患の生理学的症状のうちの1つもしくは複数を報告する患者に、投与され得る。
用語「アルキル」とは、炭素原子および水素原子を含み、不飽和を含まず、そして1個〜10個の炭素原子(すなわち、C1〜C10アルキル)を有する、直鎖または分枝鎖の炭化水素鎖ラジカルをいう。本明細書中で出現する場合は常に、「1〜10」などの数値範囲は、与えられる範囲内のそれぞれの整数をいう。例えば、「1個〜10個の炭素原子」とは、そのアルキル基が、1個の炭素原子、2個の炭素原子、3個の炭素原子など、10個を含めて10個までの炭素原子からなり得ることを意味するが、本定義はまた、数値範囲が指定されない用語「アルキル」の存在を網羅する。いくつかの実施形態において、これは、C1〜C4アルキル基である。代表的なアルキル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、およびセプチル(septyl)などが挙げられるが、いかなる方法でもこれらに限定されない。アルキルは、単結合によって、その分子の残部に結合する。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、アルキル基は、以下の置換基のうちの1個または複数によって、必要に応じて置換される:アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−N(Ra)2、−C(=O)ORa、−C(=O)Ra、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−OPO3WY(ここでWおよびYは独立して、水素、メチル、エチル、アルキル、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムである)または−OPO3Z(ここでZは、カルシウム、マグネシウムもしくは鉄である)。ここで各Raは独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。
用語「芳香族」または「アリール」とは、炭素環である共役π電子系を有する少なくとも1個の環を有する、6個〜10個の環原子(すなわち、C6〜C10芳香族またはC6〜C10アリール)を有する芳香族ラジカルをいう(例えば、フェニル、フルオレニル、およびナフチル)。本明細書中で出現する場合は常に、「6〜10」などの数値範囲は、与えられる範囲内のそれぞれの整数をいう。例えば、「6個〜10個の環原子」とは、そのアリール基が、6個の環原子、7個の環原子など、10個を含めて10個までの環原子からなり得ることを意味する。この用語は、単環式基、または縮合環の多環式(すなわち、環原子のうちの隣接する対を共有する環)基を包含する。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、アリール部分は、1個または複数の置換基によって必要に応じて置換されており、これらの置換基は独立して、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル(allynyl)、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−N(Ra)2、−C(=O)Ra、−C(=O)ORa、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)S(=O)tNRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)t(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、または−OPO3WY(ここでWおよびYは独立して、水素、メチル、エチル、アルキル、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムである)または−OPO3Z(ここでZは、カルシウム、マグネシウムもしくは鉄である)であり、ここで各Raは独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。
用語「ヘテロアリール」、または代替的に、「ヘテロ芳香族」とは、窒素、酸素および硫黄から選択される1個または複数の環ヘテロ原子を含み、単環式環系であっても、二環式環系であっても、三環式環系であっても、四環式環系であってもよい、5員〜18員の芳香族ラジカル(すなわち、C5〜C18ヘテロアリール)をいう。本明細書中で出現する場合は常に、「5〜18」などの数値範囲は、与えられる範囲内のそれぞれの整数をいう。例えば、「5個〜18個の環原子」とは、そのヘテロアリール基が、5個の環原子、6個の環原子など、18個を含めて18個までの環原子からなり得ることを意味する。N含有「ヘテロ芳香族」または「ヘテロアリール」部分とは、その環の骨格原子のうちの少なくとも1個が窒素原子である、芳香族基をいう。多環式ヘテロアリール基は、縮合していても縮合していなくてもよい。ヘテロアリールラジカル中のヘテロ原子(単数または複数)(例えば、窒素または硫黄)は、必要に応じて酸化される。1個または複数の窒素原子は、存在する場合、必要に応じて第四級化される。ヘテロアリールは、その環の任意の原子を介して、その分子の残部に結合する。ヘテロアリールの例としては、アゼピニル、アクリジニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾインドリル、1,3−ベンゾジオキソリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾ[d]チアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、1,4−ベンゾジオキサニル、ベンゾナフトフラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキシニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾピラニル、ベンゾピラノニル、ベンゾフラニル、ベンゾフラノニル、ベンゾフラザニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾチエノ[3,2−d]ピリミジニル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾ[4,6]イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、カルバゾリル、シンノリニル、シクロペンタ[d]ピリミジニル、6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジニル、5,6−ジヒドロベンゾ[h]キナゾリニル、5,6−ジヒドロベンゾ[h]シンノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ベンゾ[6,7]シクロペンタ[1,2−c]ピリダジニル、ジベンゾフラニル、ジベンゾチオフェニル、フラニル、フラザニル、フラノニル、フロ[3,2−c]ピリジニル、5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[d]ピリミジニル、5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[d]ピリダジニル、5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[d]ピリジニル、イソチアゾリル、イミダゾリル、インダゾリル、インドリル、インダゾリル、イソインドリル、インドリニル、イソインドリニル、イソキノリル、インドリジニル、イソオキサゾリル、5,8−メタノ−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリニル、ナフチリジニル、1,6−ナフチリジノニル、オキサジアゾリル、2−オキソアゼピニル、オキサゾリル、オキシラニル、5,6,6a,7,8,9,10,10a−オクタヒドロベンゾ[h]キナゾリニル、1−フェニル−1H−ピロリル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピラニル、ピロリル、ピラゾリル、ピラゾロ[3,4−d]ピリミジニル、ピリジニル、ピリド[3,2−d]ピリミジニル、ピリド[3,4−d]ピリミジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、キナゾリニル、キノキサリニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリニル、5,6,7,8−テトラヒドロベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジニル、6,7,8,9−テトラヒドロー5H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジニル、5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,5−c]ピリダジニル、チアゾリル、チアジアゾリル、チアピラニル、トリアゾリル、テトラゾリル、トリアジニル、チエノ[2,3−d]ピリミジニル、チエノ[3,2−d]ピリミジニル、チエノ[2,3−c]ピリジニル、およびチオフェニル(すなわち、チエニル)が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、ヘテロアリール部分は、1個または複数の置換基によって必要に応じて置換されており、これらの置換基は独立して、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−N(Ra)2、−C(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−C(=O)Ra、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−OPO3WY(ここでWおよびYは独立して、水素、メチル、エチル、アルキル、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムである)または−OPO3Z(ここでZは、カルシウム、マグネシウムもしくは鉄である)であり、ここで各Raは独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。単環式ヘテロアリールの例としては、イミダゾリル、ピリジニル、ピロリル、ピラジニル、ピリミジニル、チアゾリル、フラニルおよびチエニルが挙げられるが、これらに限定されない。
用語「アシル」とは、−(C=O)Rラジカルをいい、ここでRは、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、またはヘテロシクロアルキルであり、これらは、本明細書中で定義されるとおりである。このR基は、炭素−炭素単結合を介してこのカルボニルに結合する。いくつかの実施形態において、これはC1〜C10アシルラジカルであり、これは、このアシル基のアルキル部分、シクロアルキル部分、アリール部分、ヘテロアルキル部分、ヘテロアリール部分またはヘテロシクロ部分の鎖原子または環原子に、アシルのカルボニル炭素を加えた、合計数(すなわち、環原子または鎖原子プラスカルボニル)を表す。このRラジカルがヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルである場合、この環ヘテロ原子または鎖ヘテロ原子は、鎖原子または環原子の合計数に貢献する。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、アシル基のRは、1個または複数の置換基によって必要に応じて置換されており、これらの置換基は独立して、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−N(Ra)2、−C(=O)Ra、−C(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、または−P(=O)(ORa)2であり、ここでRaの各々は独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。
用語「ハロ」、「ハロゲン化物」、または代替的に、「ハロゲン」とは、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを意味する。用語「ハロアルキル」とは、1個または複数のハロ基、あるいはその組み合わせで置換されている、アルキル構造をいう。用語「ハロアルコキシ」とは、1個または複数のハロ基、あるいはその組み合わせで置換されている、アルコキシ構造をいう。用語「フルオロアルキル」および「フルオロアルコキシ」とは、そのハロ基がフルオロである、ハロアルキル基およびハロアルコキシ基をそれぞれいう。フルオロアルキルの例としては、−CH2F、−CHF2、−CF3、−CF2CH3、−CH2CF3、および−CF2CF3が挙げられるが、これらに限定されない。
用語「アルコキシ」とは、−O−アルキルラジカルをいい、ここでアルキルは、本明細書中に記載されるとおりであり、そして1個〜10個の炭素を含む(すなわち、C1〜C10アルコキシ)。本明細書中で出現する場合は常に、「1〜10」などの数値範囲は、与えられる範囲内のそれぞれの整数をいう。例えば、「1個〜10個の炭素原子」とは、そのアルキル基が、1個の炭素原子、2個の炭素原子、3個の炭素原子など、10個を含めて10個までの炭素原子からなり得ることを意味する。いくつかの実施形態において、これは、C1〜C4アルコキシ基である。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、アルコキシ部分は、アルキルラジカルについて適切な置換基として記載された置換基のうちの1個または複数によって、置換され得る。
用語「シクロアルキル」とは、炭素および水素を含み、そして飽和であっても部分不飽和であってもよい、単環式または多環式の非芳香族ラジカルをいう。シクロアルキル基としては、3個〜10個の環原子を有する基が挙げられる(すなわち、C3〜C10シクロアルキル)。本明細書中で出現する場合は常に、「3〜10」などの数値範囲は、与えられる範囲内のそれぞれの整数をいう。例えば、「3個〜10個の炭素原子」とは、そのシクロアルキル基が、3個の炭素環原子、4個の炭素環原子、5個の炭素環原子など、10個を含めて10個までの炭素環原子からなり得ることを意味する。いくつかの実施形態において、これは、C3〜C5シクロアルキルラジカルである。シクロアルキル基の代表的な例としては、以下の部分が挙げられるが、これらに限定されない:シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロセプチル、シクロオクチル、シクロノニル、およびシクロデシルなど。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、シクロアルキル基は、1個または複数の置換基によって必要に応じて置換されており、これらの置換基は独立して、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−N(Ra)2、−C(=O)Ra、−C(=O)ORa、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−OPO3WY(ここでWおよびYは独立して、水素、メチル、エチル、アルキル、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムである)または−OPO3Z(ここでZは、カルシウム、マグネシウムもしくは鉄である)であり、ここで各Raは独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。
用語「ヘテロシクリル」または「ヘテロシクロアルキル」とは、2個〜12個の環炭素原子、ならびに窒素、酸素および硫黄から選択される1個〜6個の環ヘテロ原子を含む、安定であって完全には芳香族ではない、3員〜18員の環(すなわち、C3〜C18ヘテロシクロアルキル)ラジカルをいう。本明細書中で出現する場合は常に、「3〜18」などの数値範囲は、与えられる範囲内のそれぞれの整数をいう。例えば、「3個〜18個の環原子」とは、そのヘテロシクロアルキル基が、3個の環原子、4個の環原子など、18個を含めて18個までの環原子からなり得ることを意味する。いくつかの実施形態において、これは、C5〜C10ヘテロシクロアルキルである。いくつかの実施形態において、これは、C4〜C10ヘテロシクロアルキルである。いくつかの実施形態において、これは、C3〜C10ヘテロシクロアルキルである。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、ヘテロシクロアルキルラジカルは、単環式環系であっても、二環式環系であっても、三環式環系であっても、四環式環系であってもよく、これらには、縮合環系または有橋環系が含まれ得る。ヘテロシクロアルキルラジカル中のヘテロ原子は、必要に応じて酸化され得る。1個または複数の窒素原子は、存在する場合、必要に応じて第四級化され得る。ヘテロシクロアルキルラジカルは、部分飽和であっても完全飽和であってもよい。ヘテロシクロアルキルは、その環(単数または複数)の任意の原子を介して、その分子の残部に結合し得る。ヘテロシクロアルキルラジカルの例としては、6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン、ジオキソラニル、チエニル[1,3]ジチアニル、デカヒドロイソキノリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、イソチアゾリジニル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、オクタヒドロインドリル、オクタヒドロイソインドリル、2−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、2−オキソピロリジニル、オキサゾリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、4−ピペリドニル、ピロリジニル、ピラゾリジニル、キヌクリジニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフリル、トリチアニル、テトラヒドロピラニル、チオモルホリニル、チアモルホリニル、1−オキソ−チオモルホリニル、および1,1−ジオキソ−チオモルホリニルが挙げられるが、これらに限定されない。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、ヘテロシクロアルキル部分は、1個または複数の置換基によって必要に応じて置換されており、これらの置換基は独立して、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−N(Ra)2、−C(=O)Ra、−C(=O)ORa、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−OPO3WY(ここでWおよびYは独立して、水素、メチル、エチル、アルキル、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムである)または−OPO3Z(ここでZは、カルシウム、マグネシウムもしくは鉄である)であり、ここで各Raは独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。
用語「ヘテロアルキル」、「ヘテロアルケニル」および「ヘテロアルキニル」は、それぞれが1個または複数の、炭素以外の原子(例えば、酸素、窒素、硫黄、リン、またはこれらの組み合わせ)から選択される骨格鎖原子を有する、必要に応じて置換されたアルキルラジカル、アルケニルラジカルおよびアルキニルラジカルを包含する。合計の鎖長を表す数値範囲が与えられ得る。例えば、C3〜C4ヘテロアルキルは、3個〜4個の原子の鎖長を有する。例えば、−CH2OCH2CH3ラジカルは、「C4ヘテロアルキル」と称され、これは、その原子の鎖長の記載に、ヘテロ原子を含める。その分子の残部への結合は、ヘテロアルキル鎖中の炭素を介する。ヘテロアルキルは、置換アルキルであってもよい。同じ定義が、ヘテロアルケニルまたはヘテロアルキニルに適用される。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、ヘテロアルキル基は、1個または複数の置換基で置換され得、これらの置換基は独立して、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−N(Ra)2、−C(=O)Ra、−C(=O)ORa、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−OPO3WY(ここでWおよびYは独立して、水素、メチル、エチル、アルキル、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムである)または−OPO3Z(ここでZは、カルシウム、マグネシウムもしくは鉄である)であり、ここで各Raは独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。
用語「アシルオキシ」とは、R(C=O)O−ラジカルをいい、ここでRは、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルであり、これらは、本明細書中に記載されるとおりである。いくつかの実施形態において、これはC2〜C4アルコキシラジカルであり、ここでこのC2〜C4は、合計数をいう。すなわち、アシルオキシ基のアルキル部分、シクロアルキル部分、アリール部分、ヘテロアルキル部分、ヘテロアリール部分またはヘテロシクロアルキル部分の、1個〜3個の鎖原子または環原子に、アシルのカルボニル炭素を加えたもの(すなわち、環原子または鎖原子プラスカルボニル)である。このRラジカルがヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルである場合、この環ヘテロ原子または鎖ヘテロ原子は、鎖原子または環原子の合計数に貢献する。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、アシルオキシ基のRは、以下の置換基のうちの1個または複数によって必要に応じて置換されている:アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−N(Ra)2、−C(=O)Ra、−C(=O)ORa、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−OPO3WY(ここでWおよびYは独立して、水素、メチル、エチル、アルキル、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムである)または−OPO3Z(ここでZは、カルシウム、マグネシウムもしくは鉄である)。ここでRaの各々は独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。
用語「アルケニル」とは、炭素原子および水素原子を含み、少なくとも1個の二重結合を含み、そして2個〜10個の炭素原子を有する、直鎖または分枝鎖の炭化水素鎖ラジカル基をいう(すなわち、C2〜C10アルケニル)。本明細書中で出現する場合は常に、「2〜10」などの数値範囲は、与えられる範囲内のそれぞれの整数をいう。例えば、「2個〜10個の炭素原子」とは、そのアルケニル基が、2個の炭素原子、3個の炭素原子など、10個を含めて10個までの炭素原子からなり得ることを意味する。特定の実施形態において、アルケニルは、2個〜8個の炭素原子を含む(すなわち、C2〜C8アルケニル)。他の実施形態において、アルケニルは、2個〜5個の炭素原子を含む(すなわち、C2〜C5アルケニル)。アルケニルは、単結合によって、その分子の残部に結合する。例えば、エテニル(すなわち、ビニル)、プロパ−1−エニル、ブタ−1−エニル、ペンタ−1−エニル、およびペンタ−1,4−ジエニルなどである。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、アルケニル基は、以下の置換基のうちの1個または複数によって、必要に応じて置換される:アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−N(Ra)2、−C(=O)Ra、−C(=O)ORa、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−OPO3WY(ここでWおよびYは独立して、水素、メチル、エチル、アルキル、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムである)または−OPO3Z(ここでZは、カルシウム、マグネシウムもしくは鉄である)。ここでRaの各々は独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。
用語「アルキニル」とは、炭素原子および水素原子を含み、少なくとも1個の三重結合を含み、そして2個〜10個の炭素原子を有する、直鎖または分枝鎖の炭化水素鎖ラジカル基をいう(すなわち、C2〜C10アルキニル)。いくつかの実施形態において、アルキニル基は、1個または複数の二重結合を含み得る。本明細書中で出現する場合は常に、「2〜10」などの数値範囲は、与えられる範囲内のそれぞれの整数をいう。例えば、「2個〜10個の炭素原子」とは、そのアルキニル基が、2個の炭素原子、3個の炭素原子など、10個を含めて10個までの炭素原子からなり得ることを意味する。特定の実施形態において、アルキニルは、2個〜8個の炭素原子を含む(すなわち、C2〜C8アルキニル)。他の実施形態において、アルキニルは、2個〜5個の炭素原子を有する(すなわち、C2〜C5アルキニル)。アルキニルは、単結合によって、その分子の残部に結合する。例えば、エチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、およびヘキシニルなどである。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、アルキニル基は、以下の置換基のうちの1個または複数によって、必要に応じて置換される:アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−N(Ra)2、−C(=O)Ra、−C(=O)ORa、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−OPO3WY(ここでWおよびYは独立して、水素、メチル、エチル、アルキル、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムである)または−OPO3Z(ここでZは、カルシウム、マグネシウムもしくは鉄である)。ここで各Raは独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。
「エステル」とは、式−C(=O)ORの化学ラジカルをいい、ここでRは、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール(環炭素を介して結合する)およびヘテロアルキル(環炭素を介して結合する)からなる群より選択される。本明細書中に記載される化合物上のヒドロキシ部分またはカルボン酸部分は、エステル化され得る。このようなエステルを作製するための手順および特定の基は、当業者に公知であり、そしてGreeneおよびWuts,Protective Groups in Organic Synthesis,第3版、John Wiley & Sons,New York,N.Y.,1999などの参考源に容易に見出され得る。本明細書中でそうではないことが具体的に記載されない限り、エステル基は、1個または複数の置換基によって必要に応じて置換されており、これらの置換基は独立して、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(=O)−Ra、−OC(=O)ORa、−OC(=O)N(Ra)2、−N(Ra)2、−C(=O)Ra、−C(=O)ORa、−C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)ORa、−N(Ra)C(=O)N(Ra)2、−N(Ra)C(=O)Ra、−N(Ra)S(=O)tRa(ここでtは1もしくは2である)、−N(Ra)S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tORa(ここでtは1もしくは2である)、−S(=O)tN(Ra)2(ここでtは1もしくは2である)、−OPO3WY(ここでWおよびYは独立して、水素、メチル、エチル、アルキル、リチウム、ナトリウムもしくはカリウムである)または−OPO3Z(ここでZは、カルシウム、マグネシウムもしくは鉄である)であり、ここで各Raは独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。
「スルフィニル」とは、−S(=O)−Rラジカルをいい、ここでRは、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール(環炭素を介して結合する)およびヘテロシクリル(環炭素を介して結合する)からなる群より選択される。いくつかの実施形態において、Rはフルオロアルキルである。
「置換された」とは、参照される基が、アシル、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、メルカプト、アルキルチオ、アリールチオ、シアノ、ハロ、カルボニル、エステル、チオカルボニル、イソシアナト、チオシアナト、イソチオシアナト、ニトロ、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、ホスフェート、シリル、スルフィニル、スルホニル、スルホンアミド、スルホキシミニル、アルキルアミノ、およびアミノ、ならびにその保護された誘導体から個々に独立して選択される、1つまたは複数のさらなる基で置換され得ることを意味する。これらの置換基自体が置換されてもよい。例えば、シクロアルキル置換基は、1個または複数の環炭素において、ハロゲン化物置換基を有してもよい、などである。上記置換基の保護された誘導体を形成し得る保護基は、当業者に公知であり、そして本明細書中で引用されるGreeneおよびWutsなどの参考文献に見出され得る。
用語「任意の」または「必要に応じて」とは、その後に記載される事象または状況が起こっても起こらなくてもよいことを意味し、そしてその事象または状況が起こる例と、起こらない例とを包含する。例えば、「で必要に応じて置換されたアルキル」は、「アルキル」と、本明細書中で定義されるような基で置換された「アルキル」との両方を包含する。1つまたは複数の置換基を含む任意の基に関して、このような基は、当業者によって認容不可能とみなされる何らかの置換または置換パターンを導入することを意図されないことが、当業者によって理解される。
本明細書中に記載される方法および製剤は、本明細書中に記載される式の構造を有する化合物の、N−オキシド、結晶形(多形としても公知)、または薬学的に受容可能な塩、および同じ型の活性を有する、これらの化合物の活性代謝産物の使用を包含する。さらに、本明細書中に記載される化合物は、非溶媒和形態で、ならびに薬学的に受容可能な溶媒(例えば、水、およびエタノールなど)との溶媒和形態で、存在し得る。本明細書中で提示される化合物の溶媒和形態もまた、本明細書中に開示されるとみなされる。
本明細書中に記載される化合物は、その天然の同位体存在率で存在し得るか、またはそれらの原子のうちの1つもしくは複数が、同じ原子番号を有するが、原子量もしくは質量数が、天然に優勢に見出される原子量もしくは質量数と異なる、特定の同位体を人工的に富化され得る。本発明は、本明細書中に記載される化合物の、全ての適切な同位体バリエーションを包含することが想定される。例えば、水素は、天然に存在する3つの同位体(1H(プロチウム)、2H(ジュウテリウム)、3H(トリチウム)と示される)を有する。プロチウムは、天然で最も豊富な同位体である。ジュウテリウムの富化は、特定の治療上の利点(例えば、増大したインビボ半減期および/または曝露)を与え得るか、あるいは薬物の排泄および代謝のインビボ経路を調査するために有用な化合物を提供し得る。同位体富化された化合物は、当業者に周知である従来の技術によってか、または本明細書中のスキームおよび実施例に記載されるプロセスと類似のプロセスによって、適切な同位体富化された試薬および/もしくは中間体を使用して、調製され得る。PleissおよびVoger,Synthesis and Applications of Isotopically Labeled Compounds,第7巻、Wiley,ISBN−10:0471495018、2001年3月14日刊行を参照のこと。
他に特定されない限り、本明細書中に記載される化学実体としては、それらが当業者によって、慣用的な実験によって作製され得る限りにおいて、可能である場合、それらの光学異性体(例えば、エナンチオマーおよびジアステレオマー)、エナンチオマーの混合物(ラセミ体、ジアステレオマーの混合物、およびその他の混合物が挙げられる)が挙げられるが、これらに限定されない。これらの状況において、単一のエナンチオマーまたはジアステレオマー、すなわち、光学的に活性な形態は、不斉合成によって、またはラセミ体もしくはジアステレオマー混合物の分割によって、得られ得る。ラセミ体またはジアステレオマー混合物の分割は、必要である場合、例えば、従来の方法(例えば、分割剤の存在下での結晶化、または例えば、キラル高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)カラムを使用するクロマトグラフィー)によって達成され得る。さらに、炭素−炭素二重結合または炭素−窒素二重結合を有する化学実体は、Z形またはE形(あるいはシス形またはトランス形)で存在し得る。さらに、いくつかの化学実体は、種々の互変異性形態で存在し得る。他に特定されない限り、本明細書中に記載される化学実体は、全てのZ形、E形、および互変異性形態を同様に包含することが意図される。
用語「薬学的に受容可能な塩」とは、薬学的に受容可能な塩基または酸(無機塩基または有機塩基、および無機酸および有機酸が挙げられる)から調製される塩をいう。無機塩基から誘導される塩は、例えば、アルミニウム塩、アンモニウム塩、カルシウム塩、銅塩、第二鉄塩、第一鉄塩、リチウム塩、マグネシウム塩、マンガン塩、亜マンガン酸塩、カリウム塩、ナトリウム塩、および亜鉛塩から選択され得る。さらに、例えば、無機塩基から誘導される薬学的に受容可能な塩は、アンモニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、カリウム塩、およびナトリウム塩から選択され得る。薬学的に受容可能な有機塩基から誘導される塩は、例えば、第一級アミン、第二級アミン、第三級アミン、置換アミン(天然に存在する置換アミンが挙げられる)、環状アミン、および塩基性イオン交換樹脂(例えば、アルギニン、ベタイン、カフェイン、コリン、N,N’−ジベンジルエチレン−ジアミン、ジエチルアミン、2−ジエチルアミノエタノール、2−ジメチルアミノエタノール、エタノールアミン、エチレンジアミン、N−エチル−モルホリン、N−エチルピペリジン、グルカミン、グルコサミン、ヒスチジン、ヒドラバミン、イソプロピルアミン、リジン、メチルグルカミン、モルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ポリアミン樹脂、プロカイン、プリン、テオブロミン、トリエチルアミン、トリメチルアミン、トリプロピルアミン、およびトロメタミン)の塩から選択され得る。
本明細書中で開示される化学実体が塩基性である場合、塩は、少なくとも1つの薬学的に受容可能な酸(無機酸および有機酸から選択される)を使用して調製され得る。このような酸は、例えば、酢酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、ショウノウスルホン酸、クエン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、グルコン酸、グルタミン酸、臭化水素酸、塩酸、イセチオン酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、粘液酸、硝酸、パモ酸、パントテン酸、リン酸、コハク酸、硫酸、酒石酸、トリフルオロ酢酸、およびp−トルエンスルホン酸から選択され得る。いくつかの実施形態において、このような酸は、例えば、クエン酸、臭化水素酸、塩酸、マレイン酸、リン酸、硫酸、フマル酸、および酒石酸から選択され得る。
用語「薬学的に受容可能なキャリア」とは、本明細書中で使用される場合、希釈剤、賦形剤、カプセル化物質または製剤助剤を意味し、これらは、非毒性かつ不活性であり得、これらは、被験体(好ましくは哺乳動物であり、より好ましくはヒトである)に対して望ましくない影響を有さないかもしれず、またはこれらは、活性剤を、この剤の活性に影響を与えることなく標的部位に送達するために適切であり得る。
用語「エナンチオマー過剰率」とは、本明細書中で使用される場合、混合物中の他のエナンチオマーと比較した、1つのエナンチオマーの過剰の百分率であり、以下の式:エナンチオマー過剰率=((R−S)/(R+S))×100=%(R*)−%(S*)を使用して計算され得る。ここでRおよびSは、この混合物中の各エナンチオマーのモル数であり、そしてR*およびS*は、この混合物中のエナンチオマーの相対モル分率である。例えば、87%のRエナンチオマーおよび13%のSエナンチオマーを有する混合物について、エナンチオマー過剰率は74%である。
用語「有効量」または「治療有効量」とは、意図される用途(以下に説明されるような疾患の処置が挙げられるが、これらに限定されない)を行うために充分である、本明細書中に記載される化合物または薬学的組成物の量をいう。治療有効量は、意図される用途(インビトロであるかインビボであるか)、または処置される被験体および疾患状態(例えば、被験体の体重および年齢、疾患状態の重篤度、投与様式など)に依存して変わり得、これは、当業者によって容易に決定され得る。具体的な用量は、例えば、選択された特定の化合物、従うべき投与計画、他の剤と併用して投与されるか否か、投与のタイミング、それが投与される組織、およびそれを運ぶための物理的送達システムに依存して変わる。
であり、ここでこのアリール環は、シアノ、ハロ、アルキル、およびアルコキシからなる群より選択される1個または複数の置換基で必要に応じて置換され得る。さらなる実施形態において、この置換基(単数または複数)は、ハロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、およびシアノからなる群より選択される。
は、シアノ、ハロ、アルキルおよびアルコキシからなる群より選択される1個または複数の置換基で必要に応じて置換され得る。さらなる実施形態において、このアルキルはC1〜C4アルキルである。別のさらなる実施形態において、このアルコキシはC1〜C4アルコキシである。
であり、ここでこのアリール環は、シアノ、ハロ、アルキル、およびアルコキシからなる群より選択される1個または複数の置換基で必要に応じて置換されている。別のさらなる実施形態において、R1は
であり、ここでこのアリール環は、シアノ、ハロ、アルキル、およびアルコキシからなる群より選択される1個または複数の置換基で必要に応じて置換され得る。別のさらなる実施形態において、R1は
であり、ここでこのアリール環は、シアノ、ハロ、アルキル、またはアルコキシからなる群より選択される1個または複数の置換基で必要に応じて置換され得る。別のさらなる実施形態において、R1は
いくつかの実施形態において、式Va〜Vdのうちのいずれか1個の化合物は、少なくとも約80%、少なくとも約81%、少なくとも約82%、少なくとも約83%、少なくとも約84%、少なくとも約85%、少なくとも約86%、少なくとも約87%、少なくとも約88%、少なくとも約89%、少なくとも約90%、少なくとも約91%、少なくとも約92%、少なくとも約93%、少なくとも約94%、少なくとも約95%、少なくとも約96%、少なくとも約97%、少なくとも約98%、またはより高いものさえの、エナンチオマー過剰率を有する。いくつかの実施形態において、式Va〜Vdのうちのいずれか1個の化合物は、約80%、約81%、約82%、約83%、約84%、約85%、約86%、約87%、約88%、約89%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、または約99%の、エナンチオマー過剰率を有する。
VHL疾患は、常染色体優勢症候群であり、患者を腎臓がんに罹患しやすくする(生涯で約70%の危険性)のみでなく、血管芽細胞腫、褐色細胞腫および膵臓神経内分泌腫瘍にもまた罹患しやすくする。VHL疾患は、構成的に活性なHIF−αタンパク質を有する腫瘍をもたらし、これらの大部分は、HIF−2α活性に依存する(Maherら、Eur.J.Hum.Genet.19:617−623,2011)。HIF−2αは、VHL疾患と活性化変異との両方を介して、網膜、副腎および膵臓のがんに結び付けられている。最近、機能を増大させるHIF−2α変異が、赤血球増加症、および赤血球増加を伴うパラガングリオーマにおいて同定されている(Zhuangら、NEJM 367:922−930,2012;Percyら、NEJM 358:162−168,2008;およびPercyら、Am.J.Hematol.87:439−442,2012)。顕著なことには、多数の公知のHIF−2α標的遺伝子産物(例えば、VEGF、PDGF、およびサイクリンD1)は、腎臓、肝臓、結腸、肺、および脳に由来するがんにおいて、非常に重要な役割を果たすことが示されている。実際に、主要なHIF−2α調節遺伝子産物の1つであるVEGFを標的とする治療は、これらのがんの処置について認可されている。
乏しい血管新生に起因して、急激に成長する腫瘍の腫瘍内環境は、通常、低酸素であり、腫瘍細胞の生存および増殖を支持するHIF−αを活性化させる条件である。研究は、HIF−2α過剰発現と乏しい予後との間の相関を、多数のがん(星状細胞腫、乳がん、子宮頚部がん、結腸直腸がん、神経膠星状細胞腫、神経膠腫、頭頸部がん、肝細胞がん、非小細胞肺がん、黒色腫、神経芽細胞腫、卵巣がん、および前立腺がんが挙げられる)において実証しており、これによって、HIF−2αの、これらの疾患のための治療標的としての支持を与えている(Keithら、Nature Rev.Cancer 12:9−22,2012に概説されている)。また、VHL発現の後成の不活性化、および従って、HIF−αタンパク質の構成的活性化は、多くのがん(RCC、多発性骨髄腫、網膜芽細胞腫、NSCLC、膵臓内分泌腫瘍、扁平上皮癌、急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、および食道扁平上皮癌が挙げられる)において見出されている(Nguyenら、Arch.Pharm.Res 36:252−263,2013に概説されている)。
具体的には、HIF−2αは、APC変異結腸直腸がんにおいて、増殖、鉄利用および炎症に関与する遺伝子の制御を介して、重要な役割を果たすことが実証されている(Xueら、Cancer Res 72:2285−2293,2012;ならびにXueおよびShar,Carcinogenesis 32:163−169,2013)。肝細胞癌(HCC)において、前臨床モデルにおけるHIF−2αのノックダウンは、インビトロとインビボとの両方で、VEGF遺伝子およびサイクリンD1遺伝子の発現を減少させ、細胞増殖および腫瘍成長の阻害をもたらした(Heら、Cancer Sci.103:528−534,2012)。さらに、NSCLC患者のうちの50%が、HIF−2αタンパク質の過剰発現を有し、このことは、VEGF発現、および最も重要なことには、全体的な乏しい生存と強く相関する。HIF−1αはまた、多くの肺がん患者において過剰発現される。しかし、HIF−2αとは異なり、HIF−1αの発現は、全体的な低下した生存とは相関しない(Giatromanolakiら、Br.J.Cancer 85:881−890,2001)。変異KRAS発現のみを有するマウスと比較して、非分解性HIF−2αと変異KRAS腫瘍との両方で操作されたマウスにおいて、増大した腫瘍負荷および低下した生存が観察された(Kimら、J.Clin.Invest.119:2160−2170,2009)。この研究は、HIF−2αが肺がんにおいて腫瘍の成長および進行に寄与することを実証し、そしてNSCLCにおける臨床予後との関係を示唆する。さらに、HIF−2α活性は、マウスモデルにおいて、慢性閉塞性肺疾患(COPD)および肺がんの進行に結び付けられている(Karrorら、Cancer Prev.Res.5:1061−1071,2012)。しかし、KRAS変異マウスモデルにおけるHIF−2αの遺伝欠失は、Scgb3a1腫瘍サプレッサー遺伝子の減少によって、腫瘍成長を増大させた(Mazumdarら、PNAS 107:14182−14187,2010)。まとめると、これらの研究は、HIF−2αを肺がん進行に関連付けるが、基底HIF−2αレベルの維持が有利であり得ることを示唆する。HIF−2α活性はまた、中枢神経系のがんにおいて重要であることが実証されている(Holmquist−Mengelbierら、Cancer Cell 10:413−423,2006およびLiら、Cancer Cell 15:501−513,2009)。神経芽細胞腫の前臨床動物モデルにおいて、HIF−2αノックダウンは、腫瘍成長を減少させた。さらに、HIF−2αの高いタンパク質レベルは、進行した疾患、乏しい予後および高いVEGFレベルに相関した。同様に、神経膠腫における乏しい生存は、HIF−2α発現に相関した。さらに、神経膠腫幹細胞におけるHIF−2αの阻害は、インビトロにおいて細胞の増殖および生存を減少させ、そしてインビボにおいて腫瘍開始を減少させた。興味深いことに、HIF−1αは、神経の先祖と脳腫瘍幹細胞との両方において発現されるが、HIF−2αは、脳腫瘍幹細胞においてのみ発現される。さらに、神経膠腫の生存は、HIF−2αレベルに相関するが、HIF−1αレベルには相関しない。
がん患者のうちのおよそ50%が、放射線治療を、単独でかまたは他の治療との組み合わせでかのいずれかで受ける。腫瘍の低酸素症は、長きにわたって、放射線治療への抵抗性と関連付けられている。従って、HIF−2αの阻害は、がん/腫瘍細胞の放射線応答を改善し得る。Bhattおよび共同研究者らは、HIF−2αのレベルを低下させることが、腎細胞癌の細胞株における、電離放射線に対する感受性の増大をもたらすことを示した(Bhattら、BJU Int.102:358−363,2008)。さらに、Bertoutおよび共同研究者らは、HIF−2α阻害が、p53依存アポトーシスの増大を介して、放射線の有効性を増強することを実証した(Bertoutら、PNAS 106:14391−14396,2009)。
複数のグループが、HIF−α活性の阻害剤を発見する試みを報告している。これらの努力としては、不可逆阻害剤、低分子、環状ペプチド、および天然産物が挙げられる(Cardosoら、Protein Sci.21:1885−1896,2012、Mirandaら、2013、Mooringら、J.Am.Chem.Soc.135:10418−10425,2011、Tanら、Cancer Res.65:605−612,2005、ならびにWO2013011033およびWO2013057101)。HIF−αタンパク質活性を遮断するための、いくつか間接的な非特異的アプローチもまた記載されている(Zimmerら、Mole Cell 32:838−848,2008およびCarewら、PLoS ONE 7:e31120,2012)。これらのアプローチの報告された分子機構としては、低下したHIF−1α mRNAレベル、低下したHIF−1αタンパク質合成、増大したHIF−1α分解、低下したHIFサブユニットヘテロ二量化、DNAへの低下したHIF結合、および低下したHIF転写活性が挙げられる。例えば、アクリフラビン(抗菌剤)は、HIF−1αおよびHIF−2αのPAS−Bドメインに直接結合し、そしてこれらのHIF−1βとの相互作用を遮断し、これによって、HIF依存遺伝子転写を遮断し、そして損なわれた腫瘍の成長および血管新生をもたらすと報告されている(Leeら、PNAS 106:17910−19715,2009)。さらに、HIF−1αタンパク質合成は、種々の分子(ラパマイシン、テムシロリムス、エベロリムス、強心配糖体、微小管標的化剤(タキソテレ)、およびトポイソメラーゼ阻害剤(トポテカン)が挙げられる)によって遮断されることが報告されている。HIF−1αの分解を誘導する薬物としては、HSP90阻害剤(例えば、17−アリルアミノ−17−デメトキシゲルダナマイシン)、および酸化防止剤(例えば、アスコルベート)が挙げられる。アントラサイクリン(例えば、ドキソルビシンおよびダウノルビシン)は、DNAに結合し、そして培養細胞においてHIF−1αおよびHIF−2αの結合を遮断し、そしてまた、脈管形成増殖因子のHIF−1α依存発現を遮断して、損なわれた腫瘍成長をもたらす(Semenza,Trends Pharmacol.Sci.33:207−214,2012)。しかし、HIF−2α機能を直接妨害する選択的な分子を同定する試みは、ほとんど成功しておらず、このことは、この転写因子を標的化する臨床(または前臨床)プログラムの現在の不足により証明される。
University of Texas Southwestern Medical Centerの教授Kevin GardnerおよびRichard Bruickによる最近の研究は、HIF−2αの転写活性のために必要な、HIF−2αの選択ドメインの独特のリガンド結合ポケットを明らかにした。単離されたHIF−2α PASドメインのうちの1つ(単独と複合体での両方)に対して集められた高分解能構造データは、大きい内部の水和空洞(280A3)(このサイズのタンパク質にしては非常に異例)を明らかにした(Scheuermannら、PNAS 106:450−455,2009およびKeyら、J.Am.Chem.Soc.,131:17647−17654、2009)。さらに、低分子HIF−2α PAS Bドメインバインダーが同定された(Rogersら、J.Med.Chem.56:1739−1747,2013)。これらのリガンドの結合は、細胞において、HIF−2αの転写活性の阻害をもたらす(Scheuermannら、Nat Chem Biol.9:271−276,2013)。
1つの局面において、本明細書中に記載される化合物またはその薬学的に受容可能な組成物は、HIF−2αの阻害剤として有用である。従って、いずれの特定の理論によっても束縛されることを望まないが、本明細書中に記載される化合物またはその薬学的に受容可能な組成物は、HIF−2αの活性化、および/またはHIF−2αの活性化もしくは過剰活性化に関連する1つもしくは複数の下流プロセスの活性化が疾患、状態、または障害に関与している、疾患、状態、または障害を処置するため、またはその重篤度を低下させるために、特に有用である。従って、本発明は、HIF−2αの活性化または過剰活性化が疾患状態に関与している、疾患、状態、または障害を処置するため、またはその重篤度を低下させるための方法を提供する。
別の局面において、本開示は、被験体の腎細胞癌を、本明細書中に記載される化合物またはその薬学的に受容可能な塩を用いて処置する方法を提供する。RCCは、近位曲尿細管から生じる腎臓がんの、最も一般的な形態の1つである。RCCはまた、副腎腫としても公知である。初期の処置は一般に、根治的または部分的な腎摘出術であり、そして治癒処置の頼みの綱を残す。この腫瘍が腎臓実質に限られる場合、5年生存率は60〜70%であるが、転移が広がった場合にはかなり低下する。RCCは一般に、放射線治療および化学療法に抵抗性であるが、免疫療法に応答する場合もある。標的化がん治療剤(例えば、スニチニブ、テムシロリムス、ベバシズマブ、アキシチニブ、パゾパニブ、インターフェロン・アルファ、およびソラフェニブ)は、RCCの見通しを改善している(進行のない生存)が、これらは依然として、改善された生存率を実証していない。RCCのサブタイプとしては、淡明細胞型腎細胞癌、乳頭状腎細胞癌、および色素嫌性腎細胞癌が挙げられるが、これらに限定されない。
化合物またはその薬学的に受容可能な塩を含有する薬学的組成物は、腸内、経口、非経口、舌下、直腸、または局所的に、薬学的に受容可能な賦形剤、キャリア、またはビヒクルを含有する単位投薬量で、投与され得る。一般に、単位投薬量は、化合物またはその薬学的に受容可能な塩が、所望の治療効果を達成するために充分な量である。適切な投与様式としては、経口、皮下、動脈内、筋肉内、腹腔内、鼻内、眼内、硬膜下、膣、および胃腸などが挙げられる。化合物またはその塩はまた、プロドラッグとして投与され得、この場合、このプロドラッグは、処置される被験体の体内で変換を起こして、治療的に活性な成分を形成する。
本明細書中に記載される化合物または薬学的に受容可能な塩を含有する薬学的組成物は、意図される投与の目的に適した任意の形態(例えば、固体または液体の剤形が挙げられる)であり得る。液体剤形としては、液剤、懸濁剤、ソフトゲル、シロップ、エリキシル、または乳剤が挙げられ得る。液体キャリアが代表的に、液剤、懸濁剤、および乳剤を調製する際に使用される。本発明の実施における使用のために想定される液体キャリアとしては、例えば、水、生理食塩水、エチレングリコール、プロピレングリコール、薬学的に受容可能な有機溶媒、薬学的に受容可能な油または脂肪など、およびこれらのうちの2つまたは2つより多くのものの混合物が挙げられる。液体キャリアは、他の適切な薬学的に受容可能な添加剤(例えば、可溶化剤、乳化剤、栄養分、バッファ、防腐剤、懸濁化剤、増粘剤、粘度調整剤、および安定化剤など)を含有し得る。適切な有機溶媒としては、一価アルコール(例えば、エタノール)、および多価アルコール(例えば、グリコール)が挙げられる。適切な油としては、例えば、ダイズ油、ココナッツ油、オリーブ油、ベニバナ油、綿実油、およびヒマワリ油などが挙げられる。非経口投与のためには、キャリアは、油性エステル(例えば、ミリスチン酸イソプロピルなど)であり得る。本発明の組成物はまた、ナノ粒子、マイクロ粒子、マイクロカプセル、およびリポソームカプセル化剤など、ならびにこれらのうちの任意の2つまたは2つより多くのものの組み合わせであり得る。経口投与のための固体剤形としては、カプセル剤、錠剤、丸剤、散剤、および顆粒剤が挙げられ得る。このような固体剤形において、活性化合物は、少なくとも1種類の不活性希釈剤(例えば、スクロース、ラクトース、またはデンプン)と混合され得る。このような剤形はまた、不活性希釈剤以外のさらなる物質(例えば、ステアリン酸マグネシウムなどの滑沢剤)を含有し得る。カプセル剤、錠剤、および丸剤の場合、これらの剤形はまた、緩衝化剤を含有し得る。錠剤および丸剤はさらに、腸溶コーティングを備えて調製され得る。
固体剤形の場合、使用され得る本明細書中に記載される化合物の毎日の投薬量の例は、体重1キログラムあたり約0.001mg〜約2mg、体重1キログラムあたり約0.001mg〜約5mg、体重1キログラムあたり約0.001mg〜約10mg、体重1キログラムあたり約0.001mg〜約20mg、体重1キログラムあたり約0.001mg〜約50mg、体重1キログラムあたり約0.001mg〜約400mg、体重1キログラムあたり約0.001mg〜約200mg、または体重1キログラムあたり約0.001mg〜約300mgの投薬量範囲内の有効量である。経口的に、または吸入によって投与される場合、毎日の投薬量の例は、約0.1mg〜約10mg、または約0.1mg〜約20mg、または約0.1mg〜約30mg、または約0.1mg〜約40mg、または約0.1mg〜約50mg、または約0.1mg〜約60mg、または約0.1mg〜約70mg、または約0.1mg〜約80mg、または約0.1mg〜約90mg、または約0.1mg〜約100mg、または約0.1mg〜約200mg、または約0.1mg〜約300mg、または約0.1mg〜約400mg、または約0.1mg〜約500mg、または約0.1mg〜約600mg、または約0.1mg〜約700mg、または約0.1mg〜約800mg、または約0.1mg〜約900mg、または約0.1mg〜約1g、あるいは約20mg〜約300mg、または約20mg〜約500mg、または約20mg〜約700mg、または約20mg〜約1000mg、あるいは約50mg〜約1500mg、または約50mg〜約2000mgの投薬量範囲内の有効量である。好ましい一定の1日の投薬量としては、体重とは無関係に、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約12mg、約15mg、約18mg、約20mg、約30mg、約40mg、約50mg、約60mg、約70mg、約80mg、約90mg、約100mg、約150mg、約200mg、約250mg、約300mg、約400mg、約500mg、約600mg、約700mg、約800mg、約900mg、約1000mg、約1200mg、約1500mg、または約2000mgが挙げられる。しかし、小児患者は、より低い投薬用を必要とし得、そして疾患の重篤度および患者の状態に依存して、投薬量が変わり得ることが、理解される。化合物は、好ましくは、1日1回投与されるが、1日に2回、3回もしくは4回、または1日おき、または1週間に1回もしくは2回、投与されてもよい。
液体として製剤化される場合、本明細書中に記載される化合物の濃度は、約0.01mg/ml〜約0.1mg/ml、または約0.1mg/ml〜約1mg/mlであり得るが、約1mg/ml〜約10mg/mlまたは約10mg/ml〜約100mg/mlであってもよい。液体剤形は、液剤または懸濁剤であり得る。固体として(例えば、錠剤または吸入用粉末として)製剤化される場合、その濃度は、化合物の重量を総重量で割ることにより表して、代表的に、約0.01%〜約0.1%、約0.1%〜約1%、約1%〜約10%、約10%〜約20%、約20%〜約40%、約40%〜約60%、約60%〜約80%、または約80%〜約100%である。
本発明の化合物はまた、リポソームの形態で投与され得る。当該分野において公知であるように、リポソームは一般に、リン脂質または他の脂質物質から誘導される。リポソームは、水性媒体中に分散された、単層または多層の水和液晶によって形成される。リポソームを形成することが可能な、任意の非毒性の、生理学的に受容可能な、代謝可能な脂質が使用され得る。リポソーム形態の本組成物は、本発明の化合物に加えて、安定化剤、防腐剤、および賦形剤などを含み得る。好ましい脂質は、天然と合成との両方の、リン脂質およびホスファチジルコリン「レシチン」である。リポソームを形成する方法は、当該分野において公知である。例えば、Prescott編、「Methods in Cell Biology」、第XIV巻、ISBN:978−0−12−564114−2,Academic Press,New York,N.W.,p.33(1976)ならびにMedina、ZhuおよびKairemo,「Targeted Liposomal Drug Delivery in cancer」、Current Pharm.Des.10:2981−2989,2004を参照のこと。薬物の製剤化および投与に関するさらなる情報については、「Remington:The Science and Practice of Pharmacy」、Lippincott Williams & Wilkins,Philadelphia,ISBN−10:0781746736、第21版(2005)を参照のこと。
いくつかの実施形態において、式1−9の化合物は、スキーム1に概説される工程に従って調製される。この合成は、フェノール1−1で開始する。1−1と塩化物1−2(ここでR1およびR2は独立して、アルキルである)との反応は、中間体1−3を与える。この反応は、適切な有機溶媒中で、塩基の存在下で行われ得る。この反応のために適切な塩基としては、有機塩基(例えば、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン)、および無機塩基(例えば、水酸化ナトリウム、炭酸セシウム、重炭酸セシウム、炭酸ナトリウム、および炭酸カリウム)が挙げられるが、これらに限定されない。次いで、化合物1−3は、転移反応に供されて、化合物1−4を与える。この転移が起こるためには、高温が必要とされ得る。この温度は、100℃〜300℃の範囲であり得る。いくつかの実施形態において、この温度は、180℃〜240℃の範囲である。化合物1−4の加水分解は、チオフェノール1−5を与え、これはアルキル化されて、化合物1−6を与える。種々のアルキル基が導入され得る。いくつかの実施形態において、R3は、C1〜C4アルキルである。さらなる実施形態において、R3は、C1〜C4フルオロアルキルである。化合物1−6の酸化は、当該分野において公知である種々の方法(NaIO4の存在下でRuCl3により触媒される酸化、m−クロロ過安息香酸(mCPBA)での酸化、およびOxone(登録商標)での酸化が挙げられるが、これらに限定されない)によって達成され得る。次いで、1−7のケトンが還元されて、アルコール1−8を与え、次いでこれが、適切な基質R4OH(ここでR4は、アリールまたはヘテロアリールである)との求核芳香族置換(SNAr)反応を起こして、式1−9の化合物を与える。このSNAr反応を起こすための温度は、R4OHおよび/または化合物1−8の両方の反応性に依存し得る。この反応は、室温〜200℃の範囲の温度で行われ得る。いくつかの実施形態において、この温度範囲は、室温〜60℃である。いくつかの他の実施形態において、この温度範囲は、60℃〜100℃である。いくつかの他の実施形態において、この温度範囲は、100℃〜200℃である。
いくつかの他の実施形態において、式1−9の化合物は、不斉調製されて、式2−2の化合物を与える(スキーム2)。例えば、ケトン1−7の直接の不斉還元(工程A)は、化学的にかまたは酵素的に達成され得る。ケトンの酵素還元に関する最近の概説については、Mooreら、Acc.Chem.Res.40:1412−1419,2007を参照のこと。ケトンの化学的不斉還元の例としては、Corey−Bakshi−Shibata(CBS)還元、不斉水素化、および不斉転移水素化が挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態において、この不斉転移水素化は、ルテニウムによって触媒される。ルテニウムにより触媒される転移水素化のための方法および触媒の例については、米国特許第6,184,381号および同第6,887,820号を参照のこと。不斉転移水素化のための例示的な触媒としては、以下のもの(R,R配置で示される):
不斉転移水素化は、室温またはそれ未満で行われ得る。いくつかの実施形態において、この不斉転移水素化は、約4℃で行われる。アルコール生成物は、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、またはより高いエナンチオマー過剰率を有し得る。触媒の立体配置を変更することによって、逆の立体配置を有する生成物がもたらされることが、当業者により理解される。キラルアルコール2−1は、適切な基質(例えば、フェノール)とカップリングされて、エナンチオマー過剰率を有意に損なうことなく、式2−2の化合物を与え得る。2−2のためのカップリング工程におけるエナンチオマー過剰率(ee)の損失は、約1%未満、約2%未満、約3%未満、約4%未満、約5%未満、約6%未満、または約8%未満であり得る。
同様に、式4−1の化合物は、スキーム2に概説されたような不斉還元によって、不斉の様式で調製され得る。いくつかの実施形態において、この不斉還元は、少なくとも約80%、少なくとも約81%、少なくとも約82%、少なくとも約83%、少なくとも約84%、少なくとも約85%、少なくとも約86%、少なくとも約87%、少なくとも約88%、少なくとも約89%、少なくとも約90%、少なくとも約91%、少なくとも約92%、少なくとも約93%、少なくとも約94%、少なくとも約95%、少なくとも約96%、少なくとも約97%、少なくとも約98%、またはより高いエナンチオマー過剰率で、式4−1の化合物を与える。式2−2の化合物および式4−1の化合物のエナンチオマー過剰率は、キラルHPLCまたはMosherエステル分析によって決定され得る。Mosherエステルを用いるeeの決定については、Hoyeら、Natural Protocol,2:2451,2007を参照のこと。
あるいは、式4−1の化合物は、スキーム5に従って調製される。5−1のケトンは、フッ素化されて、モノフルオロケトン5−2を与え、これは次いで、シリルエノールエーテル(例えば、TBSエノールエーテル)5−3に転換される。他のシリル保護基(例えば、トリイソプロピルシリルまたはジフェニル−t−ブチルシリル)もまた使用され得る。得られるエノールエーテルは、さらにフッ素化されて、ジフルオロケトン5−4を与え、これは、不斉還元(例えば、本明細書中に記載されるような不斉転移水素化)を受けて、キラルアルコール5−5を与える。ヒドロキシル部分の保護、その後のSNAr反応、次いで脱保護により、式4−1の化合物が与えられる。
あるいは、式3−6の化合物は、スキーム6に従って調製される。アリールフルオロ3−1のヒドロキシド源での処理は、フェノール6−1を与える。適切なヒドロキシド源としては、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムが挙げられるが、これらに限定されない。この反応のために適切な溶媒としては、DMSO、DMA、DMFまたはEtOHが挙げられるが、これらに限定されない。フェノール6−1は、ハロゲン化アリールまたはハロゲン化ヘテロアリールと、SNAr反応で反応して、ビアリールエーテル3−2を与え、これは、スキーム3に記載されるように、式3−6の化合物に転換され得る。
およびこれらのエナンチオマーが挙げられるが、これらに限定されない。中間体7−2の水素化物還元は、7−3を与える。この段階で、このキラル助剤は、適切な条件下(例えば、水素化または酸処理)で切断されて、キラル第二級アミン7−4を与え得る。いくつかの他の実施形態において、R3が水素ではない式7−3の化合物が望ましい場合、不斉水素化または不斉転移水素化が、中間体7−2に応用されて、式7−3の化合物を与える。不斉水素化および不斉転移水素化に関する概説については、Iwao Ojima編、Catalytic Asymmetric Synthesis,Wiley−VCH,Inc.,2000,ISBN 0−471−29805−0を参照のこと。
いくつかの実施形態において、式8−2の化合物は、スキーム8に従って調製される。例えば、式3−3のケトンは、モノフッ素化されて、式8−1のモノフルオロケトンを与える。このモノフッ素化は、種々のフッ素化試薬(例えば、N−フルオロ−o−ベンゼンジスルホンイミド、次亜フッ素酸アセチル、Accufluor(登録商標)、Selectluor(登録商標)、Selectfluor(登録商標)II、またはN−フルオロベンゼンスルホンイミド)を用いて、塩基の存在下または非存在下で達成され得る。式8−1の化合物は、還元されて、式8−2の化合物を与える。いくつかの場合において、この還元は、高度にジアステレオ選択的であり、80%より高いか、82%より高いか、84%より高いか、86%より高いか、88%より高いか、90%より高いか、92%より高いか、94%より高いか、96%より高いか、または96%よりさえ高いジアステレオ選択性で、式8−2の化合物を与える。いくつかの場合において、この還元は、高度にエナンチオ選択性であり、80%より高いか、82%より高いか、84%より高いか、86%より高いか、88%より高いか、90%より高いか、92%より高いか、94%より高いか、96%より高いか、または96%よりさえ高い、エナンチオ選択性で、式8−2の化合物を与える。高いエナンチオ選択性を達成するための還元条件としては、本明細書中に記載されるような不斉転移水素化および酵素還元が挙げられるが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態において、式10−7の化合物は、スキーム10に従って調製される。例えば、式10−3の化合物は、式3−2の化合物から、スキーム9に概説される順序と類似の順序に従って調製され得る。さらなる官能基操作は、式10−7の化合物をもたらす。
あるいは、式10−3の化合物は、脱保護されて、ジケトン11−1を与え、これはフッ素化されて、ジフルオロジケトン11−2を与える。11−2の不斉還元は、ジオール11−2を与える。いくつかの実施形態において、これらのヒドロキシ基のうちの1つは、選択的にフッ素化されて、式10−7の化合物を与える。
あるいは、式10−7の化合物は、スキーム12に従って調製される。例えば、ジフルオロケトン12−2は還元されて、ヒドロキシケトン12−3を与える。この還元は、本明細書中に記載されるような、Ru触媒作用を用いる転移水素化条件下で、エナンチオ選択的であり得る。これらのアリールフッ素のうちの1つは、アルキルチオールで選択的に置き換えられて、式12−4の化合物を与え得る。酸化、フッ素化、その後の求核芳香族置換は、式10−7の化合物を与える。
中間体および例示的化合物のLCMS分析を、Agilent Technologies 6150 Quadrapole LC/MS検出器に接続したAgilent Technologies 1200 Series HPLCシステムで実施した。分析物を、220nmおよび254nmでのUV吸光度によって検出した。分析物イオンを、ネガティブモードとポジティブモードとの両方で、質量分析により検出した(110〜800amu走査範囲、API−ES電離)。長HPLC法を、Phenomenex(登録商標)Kinetex 2.6μm C18 100Å、30×3.00mmのカラムで実施した。カラム温度を40℃に設定した。UV吸収を、220nmおよび254nmで検出した。サンプルを、約1:1(v/v)のアセトニトリル:水の混合物中の溶液として調製した。流量は、約0.80mL/分であった。溶出溶媒は、各々が0.1%のギ酸を含む、アセトニトリルおよび水であった。代表的な実施において、5%のアセトニトリルおよび95%の水で開始し、そして95%のアセトニトリルおよび5%の水で終わる、12分間にわたる直線勾配を行った。各実施の終了時に、そのカラムを95%のアセトニトリルおよび5%の水で2分間洗浄した。
エナンチオマー過剰率を、Mosherエステル分析またはキラルHPLCにより決定した。キラルHPLC分析を、Agilent Technologies 1200 Series HPLCシステムで実施した。分析物を、220nmおよび254nmでのUV吸光度により検出した。この分析法の詳細な説明を、以下に与える:
カラム:Lux(登録商標)5uセルロース−4 5.0μm 1000Å、150×4.60mm
流量:1.5mL/分
移動相A:水中0.1%のギ酸
移動相B:アセトニトリル中0.1%のギ酸
強い針洗浄:90%のアセトニトリル、10%の水
弱い針洗浄:10%の水、90%のアセトニトリル
注入体積:2μL
カラム温度:40℃
オートサンプラー温度:室温
実行時間:5.0分
勾配:60%の移動相Aおよび40%の移動相B。
慣用的なクロマトグラフィー精製を、Biotage Isolera One 2.0.6ソフトウェアで動かされるBiotage Isolera One自動システム(Biotage LLC,Charlotte,NC)を使用して実施した。流量は、使用中の特定のカラムについて特定されたデフォルト値であった。逆相クロマトグラフィーを、水およびアセトニトリルの溶出勾配を使用して、種々のサイズのKP−C18−HS Flash+カラム(Biotage LLC)で実施した。代表的な装填は、重量比で1:50および1:1000の粗製サンプル:RP SiO2であった。順相クロマトグラフィーを、種々の溶媒(例えば、ヘキサン、酢酸エチル、塩化メチレン、メタノール、アセトン、クロロホルム、MTBEなど)の溶出勾配を使用して実施した。カラムは、PK−SILまたはSNAP Ultra(25μmの球状粒子)を含む種々のサイズのSNAPカートリッジ(Biotage LLC)であった。代表的な装填は、重量比で1:10から1:150の粗製サンプル:SiO2であった。
化合物名を、ChemBioDraw ultra 13.0.0.3015またはOpenEye Scientific Softwareのmol2namアプリケーションを用いて生成した。
実施例1
(R)−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物1)
工程A:O−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)−N,N−ジメチルカルバモチオエートの調製:4−フルオロ−7−ヒドロキシ−インダン−1−オン(17.0g、102mmol)、DMF(340mL)、N,N−ジメチルカルバモチオイルクロリド(37.9g、307mmol)、および1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(34.4g、307mmol)の混合物を、周囲温度で2時間撹拌した。この反応物を冷水に注ぎ、そしてEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。得られた固体を1:1のヘキサン:EtOAc(240mL)から再結晶して、O−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)−N,N−ジメチルカルバモチオエートを白色固体として得た(12.0g)。その母液を濃縮し、そしてシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜1%のEtOAc)により精製して、固体を得、これを4:1のヘキサン:EtOAcで摩砕して、さらなるO−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)−N,N−ジメチルカルバモチオエートを得た(6.9g、合わせた収量18.9g、73%)。LCMS ESI(+)m/z 254(M+H)。
工程B:S−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)−N,N−ジメチルカルバモチオエートの調製:O−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)−N,N−ジメチルカルバモチオエート(18.9g、74.6mmol)およびジフェニルエーテル(200mL)の混合物を、窒素下220℃で30分間加熱した。冷却後、この反応混合物をヘキサンで希釈した。この混合物を、ヘキサンで溶出するショートシリカゲルパッドに通して、ジフェニルエーテルを除去した。EtOAcでさらに溶出して、粗製生成物を得、これをシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(15〜40%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、S−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)−N,N−ジメチルカルバモチオエート(18.0g、95%)を固体として得た。LCMS ESI(+)m/z 254(M+H)。
工程C:4−フルオロ−7−スルファニル−インダン−1−オンの調製:S−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)−N,N−ジメチルカルバモチオエート(25.0g、98.7mmol)、95%のエタノール(490mL)および3NのNaOH(173mL、691mmol)の撹拌混合物を、窒素下で30分間加熱還流した。冷却後、この反応混合物を、氷浴を使用して0℃まで冷却した。3NのHClを滴下により添加して、そのpHを4〜5に調整した。大部分のエタノールを減圧下でエバポレートした。沈殿した固体を濾過により集め、水で洗浄し、そして乾燥させて、4−フルオロ−7−スルファニル−インダン−1−オン(17.0g、95%)を得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。
工程D:7−(ジフルオロメチルスルファニル)−4−フルオロ−インダン−1−オンの調製:4−フルオロ−7−スルファニル−インダン−1−オン(工程Cから得た粗製物、17.0g、93.3mmol)のアセトニトリル(490mL)中の撹拌溶液に、KOH(104.7g、1866mol)の水(490mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を窒素でパージし、次いで−78℃まで冷却した。ジエチルリン酸ブロモジフルオロメチル(33.2mL、187mmol)を一度に全て添加した。得られた混合物を周囲温度まで温め、そして2時間激しく撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機物を水およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その残渣を、ヘキサン中10%のEtOAcで溶出するショートシリカゲルパッドに通して、7−(ジフルオロメチルスルファニル)−4−フルオロ−インダン−1−オン(18.3g、84%)を得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 233(M+H)。
工程E:7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(41.9g、196mmol)を、アセトニトリル(392mL)/四塩化炭素(392mL)/水(392mL)中の7−(ジフルオロメチルスルファニル)−4−フルオロ−インダン−1−オン(18.2g、78.4mmol)および塩化ルテニウム(III)(0.41g、2.0mmol)に、一度に全て添加した。この反応混合物を周囲温度で5時間撹拌した。固体を、セライトでの濾過により除去し、そしてCH2Cl2ですすいだ。その有機層を分離した。その水層をCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を、30%のEtOAc/ヘキサンで溶出するショートシリカゲルパッドに通して、7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オン(18.8g、91%)を白色固体として得た。LCMS ESI(+)m/z 265(M+H)。
工程F:(1R)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オールの調製:ナス型フラスコに、7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オン(992mg、3.75mmol)、ギ酸(0.178mL、4.69mmol)、トリエチルアミン(0.576mL、4.13mmol)、およびジクロロメタン(25mL)を入れた。この反応混合物に窒素を逆充填した。RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](48mg、0.08mmol)を一度に添加し、そしてこの反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この反応物を減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中5〜20%のEtOAc)により精製して、(1R)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オール(990mg、99%)を固体として得た。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、98%であると決定された。LCMS ESI(+)m/z 267(M+H);ESI(−)m/z 311(M−H+46)。
工程G:(R)−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物1)の調製:3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(24mg、0.17mmol)および(1R)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オール(40mg、0.15mmol)のNMP(1mL)中の溶液を、周囲温度でNaHCO3(37mg、0.15mmol)で処理した。この反応混合物を、窒素下90℃で4時間撹拌した。冷却後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をC18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage isolera One unit,C18 Flash 12+Mカラム、10〜60%のCH3CN/水)により精製して、化合物1(25mg、42%)を得た。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、98%であると決定された。LCMS ESI(+)m/z 393(M+H);ESI(−)m/z 437,439(M−H+46)。
4−フルオロ−7−スルファニル−インダン−1−オンの代替の合成:
工程A:トリフルオロメタンスルホン酸(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)(237.0mg、0.79mmol)およびXantphos(50.6mg、0.09mmol)の1,4−ジオキサン(3mL)中の溶液を、窒素で3分間スパージした。次いで、この反応混合物を、S−チオ酢酸カリウム(136.1mg、1.19mmol)およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(36.4mg、0.04mmol)で、連続窒素流下で順番に処理した。この容器を密封し、そして100℃で4時間加熱した。CH2Cl2をすすぎ液として使用して、この反応混合物を濾過して、不溶性物質を除去した。その濾液を濃縮し、そして精製を、10%〜30%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、S−エタンチオ酸(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)(99mg、0.44mmol、収率46%)を得た。LCMS ESI(+)m/z 225(M+H)。
工程B:4.4mLの脱気THFに溶解させたS−エタンチオ酸(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)(99.0mg、0.4400mmol)(窒素で5分間スパージした)を含む丸底フラスコに、水酸化アンモニウム(620μL、4.45mmol)を添加した。得られた反応混合物を窒素雰囲気下で40分間撹拌した。TLCは、出発物質の消費を示し、そしてLCMSは、所望の生成物を同定する。この反応混合物を濃縮して過剰なTHFを除去し、次いで1mLの1MのNaOHおよび15mLの水に注ぎ、そして2×20mLのCH2Cl2ですすいだ。残りの水相を10mLの1MのHClで酸性にし、そして3×20mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。この生成物をさらに精製せずに使用して、4−フルオロ−7−スルファニル−インダン−1−オン(44mg、0.24mmol、収率55%)を得た。
実施例2
(R)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物2):実施例1に記載されたのと同様に、工程Gにおいて3,5−ジフルオロ−フェノールを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに使用して調製した。
実施例3
(R)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物3):実施例1に記載されたのと同様に、工程Gにおいて5−クロロピリジン−3−オールを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに使用して調製した。
実施例4
(R)−5−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシニコチノニトリル(化合物4):実施例1に記載されたのと同様に、工程Gにおいて5−ヒドロキシニコチノニトリルを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに使用して調製した。
実施例5
(R)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物5):実施例1に記載されたのと同様に、工程Gにおいて5−フルオロピリジン−3−オールを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに使用して調製した。
実施例6
(R)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3−フルオロ5−メトキシフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物6):実施例1に記載されたのと同様に、工程Gにおいて3−フルオロ−5−メトキシフェノールを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに使用して調製した。
実施例7
工程A:7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−フルオロ−3−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールの調製:7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−3−メチル−インダン−1−オン(55mg、0.2mmol、実施例1に記載されるのと同様に、工程Aにおいて4−フルオロ−7−ヒドロキシ−3−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを4−フルオロ−7−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの代わりに使用して調製した)のメタノール(5mL)中の溶液に、室温で水素化ホウ素ナトリウム(15mg、0.4mmol)を少しずつ添加した。TLC分析により出発物質が消失するまで、この反応物を室温で撹拌した。この反応混合物をブラインで希釈し、そしてEtOAcで抽出した。合わせた抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物を、さらに精製せずに次の工程で使用した。
工程B:7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−3−メチル−インダン−1−オン(55mg、0.2mmol、工程Aからの粗製物)、3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(57mg、0.39mmol)、および重炭酸セシウム(76mg、0.39mmol)の1−メチル−2−ピリドン(2mL)中の混合物を、N2下90℃で1時間加熱した。LCMSは、この反応混合物に、生成物と出発物質との両方の存在を示した。このフラスコを再度密封し、そして100℃で2時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、ブラインで希釈し、そしてEtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。EtOAc/ヘキサン(10%)を用いる分取TLC、その後、水/アセトニトリル(10%から90%)を用いる逆相カラムクロマトグラフィーでの精製により、ラセミ体の化合物7a(2.4mg、工程Aから3%)およびラセミ体の化合物7b(0.7mg、工程Aから1%)を得た。LCMS ESI(+)m/z 254(M+H)。
実施例8
工程A:7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[2,3]ジオキソラン](化合物8)の調製:7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オン(114mg、0.43mmol)、エチレングリコール(4mL、0.43mmol)、p−トルエンスルホン酸一水和物(4mg、0.02mmol)およびトルエン(20mL)の混合物を、Dean−Starkトラップを使用してH2Oを共沸除去しながら還流した。この反応をLCMSにより監視し、そしてエチレングリコールを2回(4mLずつ)添加した。約6時間還流した後に、LCMSは、約50%の転換を示した。この混合物を室温まで冷却し、飽和水性NaHCO3で希釈し、そしてEtOAcで抽出した。その有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、C18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,10〜50%のCH3CN/水)により精製して、出発物質と生成物との不完全な分離物を得た。出発物質と生成物とを含む画分を合わせて、次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 309(M+H)。
工程B:4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]の調製。実施例7の工程Bと同様に、7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]を7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−フルオロ−3−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールの代わりに使用して調製した。LCMS ESI(+)m/z 435/437(M+H)。
工程C:4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オンの調製:4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](5mg、0.012mmol)のアセトン(1mL)中の溶液に、室温でp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(PPTS、3小触媒)および水(0.2mL)を添加した。この反応物を密封チューブ内85℃で1時間加熱した。LCMSは、生成物:出発物質の約1:1の混合物を含む、クリーンな反応を示した。アセトン(3mL)中のさらなる4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](45mg)を添加し、その後、PPTS(20mg、0.08mmol)および水(0.3mL)を添加した。この反応混合物を90℃で4時間加熱し、濃縮し、そしてC18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,10〜90%のCH3CN/水)により精製して、4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(42mg、0.11mmol、収率94%)を得た。LCMS ESI(+)m/z 391/393(M+H)。
工程D:(E,Z)−N−ブチル−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミンの調製:4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(42mg、0.11mmol)、4Åのモレキュラーシーブ(300mg、0.11mmol)、トリフルオロ酢酸(5滴)およびブタン−1−アミン(840mg、11.5mmol)のベンゼン(1.2mL)中の混合物を、密封容器内窒素下で80℃で2時間加熱した。1NHMR分析によれば、この反応は完了しなかった。この反応混合物を丸底フラスコに移した。さらなるベンゼン(20mL)およびブタン−1−アミン(0.5mL)を添加した。この反応混合物を、Dean−Starkトラップを使用して水を共沸除去しながら還流した。1時間後、さらなるベンゼン(10mL)およびブタン−1−アミン(0.5mL)を添加した。この手順をさらに1回繰り返した。さらに2時間還流した後に、この反応混合物を濃縮し、次いでt−ブチルエチルエーテルに溶解させた。その有機層を飽和水性NaHCO3、次いでブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。粗製イミンである(E,Z)−N−ブチル−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミンを、さらに精製せずに次の工程で使用した。
工程E:4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−インダン−1−オンの調製:(E,Z)−N−ブチル−4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)インダン−1−イミン(48mg、0.11mmol、工程Dから得られた粗製物)、硫酸ナトリウム(200mg、0.11mmol)およびSelectfluor(登録商標)(95mg、0.27mmol)の無水アセトニトリル(10mL)中の混合物を、N2下85℃で4時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却した後に、HCl(37%、1mL)を添加した。この反応混合物を室温で15分間撹拌し、そして濃縮した。その残渣をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物を、さらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 444/446(M+NH4)。
工程F:4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−インダン−1−オール(化合物8)の調製:4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−インダン−1−オン(工程Eから得られた粗製物)のメタノール(4mL)中の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(100mg、2.64mmol)を添加した。この反応物を室温で20分間撹拌した。この反応混合物をブラインに注ぎ、EtOAcで抽出し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、EtOAc/ヘキサン(15%)を用いる分取TLCにより2回精製して、化合物8を得た(14mg、工程Eから30%)。
実施例9
7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−インダン−1−オール(化合物9):実施例8の化合物8についての手順と同様に調製した。
実施例10
7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(ジフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール(化合物10)
工程A:4−ブロモ−7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)インダン−1−オンの調製:4−ブロモ−7−フルオロ−インダン−1−オン(50mg、0.22mmol)、3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(48mg、0.33mmol)および重炭酸セシウム(50.8mg、0.26mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(1.5mL)中の混合物を、100℃で2時間加熱した。LCMSは、約40%の転換を示した。この反応混合物を110℃でさらに2時間加熱し、そしてC18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,10〜80%のCH3CN/水)により直接精製して、4−ブロモ−7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)インダン−1−オンを得た(27mg、0.08mmol、収率35%)。LCMS ESI(+)m/z 355、357、359(M+H)。
工程B:S−エタンチオ酸[7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−1−オキソ−インダン−4−イル]の調製:4−ブロモ−7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)インダン−1−オン(22mg、0.06mmol)、Pd2(dba)3(2.8mg)、xantphos(3.58mg、0.01mmol)およびS−チオ酢酸カリウム(17.7mg、0.15mmol)の混合物を、N2下マイクロ波中150℃で30分間加熱した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてEtOAc/ヘキサン(0%から30%)を用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、S−エタンチオ酸[7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−1−オキソ−インダン−4−イル](8.3mg、0.02mmol、収率38%)を得た。LCMS ESI(+)m/z 351、353(M+H)。
工程C:7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−スルファニル−インダン−1−オンの調製:S−エタンチオ酸[7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−1−オキソ−インダン−4−イル](8.3mg、0.02mmol)のテトラヒドロフラン(6mL)中の溶液に、窒素下室温で水酸化アンモニウム(0.2mL)を添加した。この反応混合物を室温で1.5時間撹拌し、次いで濃縮した。その残渣をEtOAcに溶解させ、そして1NのHClで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物をさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(−)m/z 307、309(M−H)。
工程D:7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(ジフルオロメチルスルファニル)インダン−1−オンの調製:KOH(13.27mg、0.24mmol)および7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−スルファニル−インダン−1−オン(7.3mg、0.02mmol)の、水(0.4mL)とアセトニトリル(1.5mL)との混合物中の混合物に、−5℃でジエチルホスホン酸ブロモジフルオロメチル(0.01mL、0.07mmol)を添加した。この反応混合物を室温で3時間撹拌し、ブラインで希釈し、そしてEtOAcで抽出した。その有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣をEtOAc/ヘキサン(0%から40%)を用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(ジフルオロメチルスルファニル)インダン−1−オンを得た(3.5mg、0.01mmol、収率41%)。LCMS ESI(+)m/z 359、361(M+H)。
工程E:7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(ジフルオロメチルスルファニル)インダン−1−オンの調製:7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(ジフルオロメチルスルファニル)インダン−1−オン(3.5mg、0.01mmol)、三塩化ルテニウム(0.1mg)、および過ヨウ素酸ナトリウム(6.3mg、0.03mmol)の、アセトニトリル(1mL)、四塩化炭素(1mL)、および水(2mL)の混合物中の混合物を、室温で3時間撹拌した。この反応混合物をブラインで希釈し、EtOAcで抽出した。その有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、EtOAc/ヘキサン(0%から60%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(ジフルオロメチルスルファニル)インダン−1−オンを得た(3.5mg、0.01mmol、定量的)。LCMS ESI(+)m/z 391、393(M+H)。
工程F:7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(ジフルオロメチルスルファニル)インダン−1−オール(化合物10)の調製:7−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(ジフルオロメチルスルファニル)インダン−1−オン(4mg、0.01mmol)のメタノール(1mL)中の溶液に、室温で水素化ホウ素ナトリウム(10mg、0.26mmol)を少しずつ添加した。この反応混合物を室温で30分間撹拌し、そしてEtOAc/ヘキサン(35%)を用いる分取TLCにより直接精製して、化合物10を得た(2.8mg、0.007mmol、収率70%)。
実施例11
3−[7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物11):化合物8についての手順と同様に調製した。
実施例12
1−アリル−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−インダン−1−オール(化合物12):7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−インダン−1−オン(実施例8の手順と同様に調製、24mg、0.06mmol)、3−ヨードプロパ−1−エン(0.05mL、0.58mmol)、およびインジウム(67mg、0.58mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を1:1の水/ブラインで希釈し、そしてEtOAcで抽出した。その有機層をMgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣をEtOAc/ヘキサン(30%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物12を得た(9.7mg、0.02mmol、収率37%)。
実施例13
3−[7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−1−メチル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物13):3−[7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(4.8mg、0.01mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)中の溶液に、室温でジメチル亜鉛(0.01mL、0.01mmol)を添加した。この反応物を80℃で1時間加熱した。この反応混合物を、EtOAc/ヘキサン(30%)を用いる分取TLCにより直接精製して、化合物13を得た(2.1mg、0.005mmol、収率42%)。
実施例14
2−[7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]スルホニルアセトニトリル(化合物14)
工程A:2−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)スルファニルアセトニトリルの調製:4−フルオロ−7−スルホニル−インダン−1−オン(1gのS−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)−N,N−ジメチルカルバモチオエートから、実施例1の工程Cに従って調製した)、炭酸ナトリウム(1g、9.43mmol)およびブロモアセトニトリル(719.7mg、6mmol)の混合物を60℃で一晩加熱した。この反応混合物を減圧下で濃縮した。その残渣を、EtOAc/ヘキサン(0%から30%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、980mgの2−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)スルファニルアセトニトリルを褐色固体として得た(定量的収率)。
工程B〜F:2−[7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]スルホニルアセトニトリル(化合物14)を、実施例1の手順と同様に調製した。
実施例15
3−[(1S)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物15)
工程A:3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(1.33g、9.7mmol)、7’−(ジフルオロメチルスルホニル)−4’−フルオロ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](1.0g、3.24mmol)、および重炭酸セシウム(1.26g、6.5mmol)の、1−メチル−2−ピロリドン(1.8mL)中の混合物を、N2下110℃(マイクロ波)で1時間5分加熱した。この反応を10回繰り返した。これらの反応混合物を合わせ、EtOAcで希釈し、そして1NのNaOHで1回洗浄した。合わせた水層をEtOAcで抽出した。これらのEtOAc抽出物を合わせ、そしてブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして約100mLまで濃縮して、懸濁物を得た。この懸濁物を濾過して、3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルをオフホワイトの固体として得た(6.25g)。その濾液をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄し(3回)、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、EtOAc/ヘキサン(0%から40%)を用いるシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、さらなる3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(3.3g、合わせた収率69%)を白色固体として得た。LCMS ESI(+)m/z 426(M+H)。
工程B:3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(10.9g、25.6mmol)およびPPTS(667mg、2.66mmol)の、アセトン(100mL)/水(15mL)中の混合物を、82℃で5時間、次いで75℃で一晩加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮し、EtOAcで希釈し、飽和水性NaHCO3で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を濾過し、そして水で洗浄した。得られた固体を減圧下50℃で短時間乾燥させ、次いでEtOAc/ヘキサンで摩砕して、3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(8g)を得た。その母液の、EtOAc/ヘキサン(0%から80%)を用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより、さらなる3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルを得た(1.3g、合わせて9.3g、定量的収率)。LCMS ESI(+)m/z 382(M+H)。
工程C:(E,Z)−3−((1−(ブチルイミノ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(1.42g、3.72mmol)、ブチルアミン(6.0mL)および5滴のトリフルオロ酢酸(約0.1mL)の、ベンゼン(40mL)中の混合物を、Dean−Starkトラップを使用して水を除去しながら一晩還流した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、メチルtert−ブチルエーテルで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣をさらに精製せずに次の工程で使用した。
工程D:3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:(E,Z)−3−((1−(ブチルイミノ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(1.29g、3mmol、工程Cからの粗製物)、Selectfluor(登録商標)(2.62g、7.4mmol)および硫酸ナトリウム(4g、28.2mmol)の混合物を、N2下82℃で4時間加熱した。室温まで冷却した後に、濃HCl(37%、3mL)を添加した。この混合物を室温で15分間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。その残渣をメチルt−ブチルエーテルで希釈し、半飽和水性NaHCO3、次いでブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そしてEtOAc/ヘキサンで摩砕して、3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルをオフホワイトの固体として得た(0.5g)。その母液を、EtOAc/ヘキサン(5%から40%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、さらなる3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルを得た(0.13g、合わせた収率51%)。LCMS ESI(+)m/z 418(M+H)および435(M+NH4)。
工程E:(S)−3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物15)の調製:RuCl(P−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](0.6mg)のジクロロメタン(0.2mL)中の氷冷溶液を、窒素下でシリンジによって、3−[7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(28mg、0.07mmol)、トリエチルアミン(18.7μL,0.13mmol)およびギ酸(7.6μL、0.2mmol)のジクロロメタン(0.5mL)中の氷冷溶液に添加し、次いで4℃の冷蔵庫に一晩入れた。この反応混合物を、EtOAc/ヘキサン(40%)を用いる分取TLCで直接精製して、化合物15を得た(23.4mg、0.06mmol、収率83%)。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、95%より高いと決定された。
実施例16
(S)−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物16):実施例1に記載されるのと同様に、工程FにおいてRuCl(p−シメン)[(S,S)−Ts−DPEN]をRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN]の代わりに使用して調製した。そのe.e.は、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、96%であると決定された。
実施例17
4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物17)
工程A:7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オールの調製:7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オン(110mg、0.2mmol)のメタノール(4mL)中の撹拌溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(24mg、0.62mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液を滴下により添加した。この混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オール(100mg、90%)を得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 267(M+H);ESI(−)m/z 311(M−H+46)。
工程B:4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物17)の調製:実施例1の工程Gに記載されるのと同様に、7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オールを(1R)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オールの代わりに使用して調製した。LCMS ESI(+)m/z 393(M+H);ESI(−)m/z 437、439(M−H+46)。
実施例18
4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(化合物18):4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール化合物17(23mg、0.06mmol)のジクロロメタン(1mL)中の撹拌溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(37mg、0.09mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で3時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中5〜20%のEtOAc)により精製して、化合物18(20mg、87%)を白色固体として得た。
実施例19
7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−アミン(化合物19)
工程A:7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:実施例18に記載されるように、(R)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物2)を4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール(化合物17)の代わりに使用して調製した。LCMS ESI(+)m/z 375(M+H)。
工程B:7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−アミン(化合物19)の調製:7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(25mg、0.07mmol)およびNH4OAc(51mg、0.67mmol)のi−PrOH(0.77mL)中の混合物を周囲温度で1時間撹拌した。NaBH3CN(17mg、0.27mmol)を添加した。この混合物を1時間加熱還流した。冷却後、この反応を、飽和NaHCO3水溶液の添加によりクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中2〜12%のMeOH)により精製して、化合物19を得、これを、ジオキサン中4NのHClでの処理によりHCl塩に転換した(4mg、収率16%)。
実施例20
4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン(化合物20):((1R)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)インダン−1−オール(化合物2)(25mg、0.07mmol)、ジエチルシラン(0.13mL、0.80mmol)、およびEtOH(0.7mL)の混合物に、Pd(OH)2/C(炭素上20%装填、5mg)を添加した。この反応混合物を一晩加熱還流した。冷却後、この反応混合物をセライトで濾過した。その濾液を濃縮した。その残渣をC18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,C18 Flash 12+Mカラム、30〜95%のCH3CN/水)により精製して、化合物20(10mg、42%)を白色固体として得た。
実施例21
4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1H−インデン(化合物21):7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)インダン−1−オール(60mg、0.16mmol)、p−トルエンスルホン酸一水和物(9.1mg、0.05mmol)およびトルエン(1.6mL)の混合物を100℃で5時間加熱した。冷却後、この反応混合物を濃縮した。その残渣を、C18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,C18 Flash 12+Mカラム、20〜60%のCH3CN/水)により精製して、化合物21(50mg、収率88%)を固体として得た。
実施例22
4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−オール(化合物22)
工程A:2−((ジフルオロメチル)スルホニル)−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1a,6a−ジヒドロ−6H−インデノ[1,2−b]オキシレンの調製:4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1H−インデン(化合物21)(30mg、0.08mmol)のジクロロメタン(0.4mL)中の撹拌溶液に、3−クロロ過安息香酸(38mg、0.17mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で40時間撹拌した。次いで、この反応混合物をジクロロメタンで希釈し、20%の炭酸ナトリウムで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中15%のEtOAc)により精製して、2−((ジフルオロメチル)スルホニル)−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1a,6a−ジヒドロ−6H−インデノ[1,2−b]オキシレンを得た(24mg、77%)。LCMS ESI(−)m/z 357(M−H−16)。
工程B:4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−オール(化合物22)の調製:2−((ジフルオロメチル)スルホニル)−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1a,6a−ジヒドロ−6H−インデノ[1,2−b]オキシレン(24mg、0.06mmol)の1,2−ジクロロエタン(0.6mL)中の撹拌溶液に、ジヨード亜鉛(31mg、0.1mmol)およびシアノ水素化ホウ素ナトリウム(8.1mg、0.13mmol)を添加した。この反応混合物を16時間加熱還流した。冷却後、この反応を、1NのHClの添加によりクエンチした。この混合物をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中10〜30%のEtOAc)により精製して、化合物22を得た(7mg、29%)。
実施例23
cis−(±)7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1,2−ジオール(化合物23):実施例22の工程Bから、ヘキサン中50%のEtOAcでのシリカゲルカラムのさらなる溶出により、2つのジアステレオマーの混合物として、2つのジオールを単離した。この混合物を、C18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,C18 Flash 12+Mカラム、20〜50%のCH3CN/水)によりさらに精製して、化合物23(4mg、16%)を固体として得た。
実施例24
(7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノール(化合物24)
工程A:7−((ジフルオロメチル)チオ)−4−フルオロ−2,3−ヒドロ−1H−インデン−1−カルバルデヒドの調製:リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1.0Mの溶液、0.32mL、0.32mmol)を、(メトキシメチル)トリフェニルホスホニウムクロリド(103mg、0.30mmol)の乾燥THF(1mL)中の撹拌懸濁物に、窒素下0℃で滴下により添加した。この混合物を0℃で1時間撹拌した。7−(ジフルオロメチルスルファニル)−4−フルオロ−インダン−1−オン(50mg、0.22mmol)のTHF(1mL)中の溶液を滴下により添加した。この混合物を0℃で1時間、および周囲温度で一晩撹拌した。水を添加し、そしてこの混合物をEtOAcとブラインとの間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物質をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解させた。濃HCl(0.11mL)を添加した。この反応混合物を周囲温度で4時間撹拌し、次いでEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物質をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、7−((ジフルオロメチル)チオ)−4−フルオロ−2,3−ヒドロ−1H−インデン−1−カルバルデヒドを得た(24mg、45%)。LCMS ESI(−)m/z 245(M−H)。
工程B:(7−((ジフルオロメチル)チオ)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノールの調製:7−((ジフルオロメチル)チオ)−4−フルオロ−2,3−ヒドロ−1H−インデン−1−カルバルデヒド(24mg、0.10mmol)のMeOH(1mL)中の撹拌溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(5.5mg、0.15mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で30分間撹拌した。水を滴下により添加して、この反応をクエンチした。この混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、(7−((ジフルオロメチル)チオ)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノール(17mg、収率70%)を得た。LCMS ESI(−)m/z 247(M−H)。
工程C:(7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノールの調製:(7−((ジフルオロメチル)チオール)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノール(17mg、0.07mmol)のジクロロメタン(0.7mL)中の撹拌溶液に、3−クロロ過安息香酸(35mg、0.21mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この反応を、飽和水性NaHCO3溶液および飽和水性Na2S2O3溶液の添加によりクエンチし、次いで、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜30%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、(7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノールを得た(14mg、73%)。LCMS ESI(+)m/z 281(M+H)。
工程D:(7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノール(化合物24)の調製:実施例1の工程Gに記載されたのと同様に、(7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノールを(1R)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オールの代わりに使用して調製した。
実施例25
(S)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物25)
工程A:3−クロロ−5−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)ピリジンの調製:7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](3.0g、9.7mmol)を、5−クロロピリジン−3−オール(1.89g、14.6mmol)および重炭酸ナトリウム(2.45g、29.2mmol)と合わせ、次いでその固体を、N−メチルピロリドン(25.5mL)に懸濁させた。この混合物を90℃で14時間加熱し、次いで周囲温度で34時間撹拌した。この反応混合物を酢酸エチルおよび水で希釈し、そして層を分離した。その水性物質を酢酸エチルで洗浄し、そして合わせた有機層を水、飽和NaClで5回洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、クリーム色の固体を得た(4.36g)。LCMS ESI(+)m/z(M+H)418、420。
工程B:4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:3−クロロ−5−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)ピリジン(5.07g、12.1mmol)を、6:1のアセトン/水(100mL)に溶解させ、そしてp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(304mg、1.21mmol)で処理した。この混合物を82℃で22時間加熱し、次いで周囲温度で38時間撹拌した。この反応混合物をさらなるp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(304mg、1.21mmol)で処理し、そして90℃で24時間再度加熱した。この反応物を冷却し、そして減圧中で濃縮した。残りの水性物質を飽和NaHCO3および酢酸エチルで処理し、次いで分離した。その水性物質を酢酸エチルで洗浄し、そして合わせた有機物を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、黄褐色固体を得た(4.25g)。LCMS ESI(+)m/z(M+H)374、376。
工程C:N−ブチル−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミンの調製:4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(4.25g、11.4mmol)をベンゼン(250mL)に懸濁させ、そしてブチルアミン(45mL、454mmol)およびトリフルオロ酢酸(0.44mL、5.7mmol)で処理した。この反応フラスコを、1H NMRによりこの反応を監視しながら、Dean−Starkトラップに通して加熱した。3.5時間後、この反応混合物を冷却し、そして減圧中で濃縮し、次いでその残渣をMTBEおよび水に再度溶解させた。分離後、その有機層を水で3回、および飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、黄褐色固体を得た(4.8g)。
工程D:4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:N−ブチル−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミン(4.8g、11.2mmol)を乾燥アセトニトリル(110mL)に溶解させ、そしてSelectfluor(登録商標)(9.9g、28mmol)および硫酸ナトリウム(16g、112mmol)で処理した。この混合物を100℃で8時間加熱し、次いで周囲温度で3時間撹拌した。この混合物を水性濃HCl(14mL、169mmol)で処理し、そして10分間撹拌した。この混合物を減圧中で濃縮し、次いで得られた懸濁物を水(250mL)および酢酸エチルで希釈した。分離後、その水性物質を酢酸エチルで2回洗浄し、そして合わせた有機層を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、暗色の半固体にした。その粗製生成物を塩化メチレンに再度溶解させ、そして酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーで分離した。所望の物質を集め、そして減圧中で濃縮して、クリーム色の固体にした(1.76g)。LCMS ESI(+)m/z(M+H)409.9/411.9。
工程E:(S)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物25)の調製:4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(1.76g、4.3mmol)を塩化メチレン(46mL)に溶解させ、トリエチルアミン(1.2mL、8.6mmol)およびギ酸(0.49mL、12.9mmol)で処理し、次いで0℃まで冷却した。この溶液を固体のRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](27mg、0.04mmol)で処理した。この均質な反応混合物を冷蔵庫に移し、そして4℃で14時間静置した。この混合物を減圧中で濃縮し、そして酢酸エチルとヘキサンとの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離した。クロマトグラフィー後、所望の生成物を減圧中で濃縮した。残った油状物をEt2Oに溶解させ、減圧中で濃縮し、そして高真空下で乾燥させて、化合物25を白色泡状物として得た(1.64g)。
4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの代替の調製:
4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:実施例18に記載されるのと同様に、(R)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物3)を4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール(化合物17)の代わりに使用して調製した。LCMS ESI(+)m/z 374、376(M+H)。
実施例26
(S)−4−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物26)
工程A:7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,4−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オン(100mg、0.38mmol)、メタノール(4mL)およびAccufluor(登録商標)(酸化アルミニウム担持50%、158mg、0.490mmol)の混合物を5時間加熱還流した。冷却後、溶媒を減圧下で除去した。その残渣をジクロロメタンに溶解させ、そして濾過した。その濾液を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜25%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,4−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを得た(55mg、51%)。LCMS ESI(+)m/z 283(M+H)。
工程B:tert−ブチル((4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,7−ジフルオロ−1H−インデン−3−イル)オキシ)ジメチルシランの調製:7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,4−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(352mg、1.25mmol)およびトリエチルアミン(1.04mL、7.48mmol)のジクロロメタン(10mL)中の撹拌溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸[tert−ブチル(ジメチル)シリル](0.43mL、1.87mmol)を窒素下0℃で滴下により添加した。この反応混合物を周囲温度まで温め、そして3時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcで希釈し、飽和水性NaHCO3溶液およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物をさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 397(M+H)。
工程C:7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2,4−トリフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:tert−ブチル((4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,7−ジフルオロ−1H−インデン−3−イル)オキシ)ジメチルシラン(粗製、494mg、1.25mmol)のアセトニトリル(12mL)中の撹拌溶液に、Selectfluor(登録商標)(574mg、1.62mmol)を添加した。得られた混合物を周囲温度で3時間撹拌した。その溶媒を減圧中でエバポレートした。その残渣をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機物を水およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中8〜28%のEtOAc)により精製して、7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2,4−トリフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを得た(315mg、84%)。LCMS ESI(+)m/z 301(M+H)。
工程D:(S)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2,4−トリフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールの調製:実施例1の工程Fについての手順と同様に調製した。ESI(−)m/z 347(M−H+46)。
工程E:(S)−tert−ブチル((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2,4−トリフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)オキシ)ジメチルシランの調製:(S)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2,4−トリフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(140mg、0.46mmol)のジクロロメタン(5mL)中の撹拌溶液に、2,6−ジメチルピリジン(0.21mL、1.9mmol)を窒素下で添加した。この反応物を−78℃まで冷却した。[tert−ブチル(ジメチル)シリル]トリフルオロメタンスルホネート(0.27mL、1.2mmol)を滴下により添加した。得られた混合物を周囲温度まで温め、そして3時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機物を水およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その残渣をシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中2〜10%のEtOAc)により精製して、(S)−tert−ブチル((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2,4−トリフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)オキシ)ジメチルシランを得た(155mg、80%)。LCMS ESI(+)m/z 417(M+H)。
工程F:(S)−tert−ブチル((4−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)オキシ)ジメチルシランの調製:(S)−tert−ブチル((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2,4−トリフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)オキシ)ジメチルシラン(100mg、0.24mmol)、3−クロロ−4−フルオロ−フェノール(70mg、0.48mmol)および炭酸水素ナトリウム(61mg、0.72mmol)の、1−メチル−2−ピロリドン(0.8mL)中の混合物を、窒素下70℃で3時間加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(3〜15%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、(S)−tert−ブチル((4−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)オキシ)ジメチルシランを得た(41mg、31%)。LCMS ESI(−)m/z 541、543(M−H)。
工程G:(S)−4−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物26)の調製:(S)−tert−ブチル((4−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)オキシ)ジメチルシラン(41mg、0.08mmol)のテトラヒドロフラン(0.8mL)中の撹拌溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(THF中1.0Mの溶液、0.08mL、0.08mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。次いで、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をC18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,C18 Flash 12+Mカラム、20〜95%のCH3CN/水)により精製して、化合物26(17mg、53%)を白色固体として得た。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、95%より高いと決定された。
実施例27
(S)−5−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物27):実施例26に記載されるのと同様に、工程Fにおいて5−ヒドロキシニコチノニトリルを3−クロロ−4−フルオロフェノールの代わりに使用して調製した。
実施例28
2−クロロ−6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物28)
工程A:2−ブロモ−3−クロロ−4−((トリフルオロメチル)チオ)アニリンの調製:3−クロロ−4−((トリフルオロメチル)チオ)アニリン(3.0g、13.2mmol)のDMF(60mL)中の撹拌溶液に、NBS(2.7g、15.2mmol)のDMF(30mL)中の溶液を窒素下0℃で滴下により添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物を水に注ぎ、そしてEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中1〜5%のEtOAc)により精製して、2−ブロモ−3−クロロ−4−((トリフルオロメチル)チオ)アニリンを得た(1.10g、27%)。LCMS ESI(−)m/z 304、306、308(M−H)。
工程B:(3−ブロモ−2,4−ジクロロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファンの調製:2−ブロモ−3−クロロ−4−((トリフルオロメチル)チオ)アニリン(0.80g、2.61mmol)の酢酸(8mL)中の撹拌溶液に、濃HCl(4mL)を滴下により添加した。この反応混合物を10分間撹拌した。NaNO2(0.216g、3.13mmol)の水(2mL)中の溶液を滴下により添加した。別のフラスコ内で、CuCl(388mg、3.92mmol)の濃HCl(4mL)中の溶液を調製した。次いで、事前に調製したジアゾニウム塩の反応混合物を、この銅塩の溶液に手早く滴下により添加した。得られた反応混合物を周囲温度で2時間撹拌した。次いで、この反応混合物を氷冷水に注ぎ、そしてその水相をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、濾過し、次いでエバポレートした。得られた粗製生成物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中1〜3%のEtOAc)により精製して、(3−ブロモ−2,4−ジクロロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファンを得た(0.38g、47%)。LCMS ESI(−)m/z 319、321、323(M−H)。
工程C:2,6−ジクロロ−3−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリルの調製:(3−ブロモ−2,4−ジクロロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファン(68mg、0.21mmol)のNMP(1mL)中の溶液に、マイクロ波反応容器中で、CuCN(22mg、0.25mmol)を添加した。この反応混合物をマイクロ波反応器内190℃で30分間加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(2〜5%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、2,6−ジクロロ−3−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリルを得た(25mg、44%)。
工程D:2,6−ジクロロ−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリルの調製:2,6−ジクロロ−3−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリル(35mg、0.13mmol)、アセトニトリル(3mL)、CCl4(3mL)および水(6mL)の撹拌混合物に、NaIO4(69mg、0.32mmol)およびRuCl3(1mg、0.003mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で3時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(2〜10%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、2,6−ジクロロ−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリルを得た。(25mg、64%)。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ8.31(d,1H)、7.75(d,1H)。
工程E:2−クロロ−6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物28)の調製:ナス型フラスコに、2,6−ジクロロ−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(25mg、0.082mmol)、3−クロロ−5−フルオロフェノール(12mg、0.08mmol)およびNMP(1mL)を加えた。Cs2CO3(16mg、0.05mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で3時間撹拌し、次いでEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をC18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,C18 Flash 12+Mカラム、20〜100%のCH3CN/水)により精製して、化合物28(18mg、53%)を白色固体として得た。
実施例29
2−クロロ−6−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物29):実施例28に記載されるのと同様に、工程Eにおいて3−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリルを3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに使用して調製した。
実施例30
2−クロロ−6−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物30)
工程A:3−ブロモ−2,4−ジクロロベンゼンチオールの調製:トリフェニルホスフィン(2.43g、9.25mmol)のジクロロメタン(8mL)およびDMF(0.5mL)中の撹拌溶液に、3−ブロモ−2,4−ジクロロベンゼン−1−スルホニルクロリド(1.00g、3.08mmol)のジクロロメタン(8mL)中の溶液を0℃で滴下により添加した。この反応混合物を2時間かけて室温まで次第に温めた。この反応混合物を濃縮した。その残渣に1NのNaOH溶液を添加し、そしてエーテルで抽出した。その水層を3NのHClで酸性にし、そしてEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−ブロモ−2,4−ジクロロベンゼンチオール(0.207g、26%)を白色固体として得た。LCMS ESI(−)m/z 255、257、259(M−H)。
工程B:(3−ブロモ−2,4−ジクロロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファンの調製:実施例1の工程Dに記載されるのと同様に、3−ブロモ−2,4−ジクロロベンゼンチオールを4−フルオロ−7−スルファニル−インダン−1−オンの代わりに使用して調製した。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ7.57(d,1H)、7.41(d,1H)、6.90(t,1H)。
工程C:(2−クロロ−6−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物30)の調製:実施例28の工程C〜工程Eの化合物28についての手順と同様に調製した。
実施例31
6−(3−シアノフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−メチルベンゾニトリル(化合物31)
工程A:3−ブロモ−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリル:2−フルオロ−6−メチル−ベンゾニトリル(1000mg、7.4mmol)を、氷中で冷却しているトリフルオロメタンスルホン酸(4.98mL、5.62mmol)に添加した。得られた冷溶液をN−ブロモスクシンイミド(1380mg、7.8mmol)で処理した。この混合物を室温で撹拌した。30分後、この反応混合物を氷水に注ぎ、そしてジクロロメタンで2回抽出した。合わせたジクロロメタン層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、3−ブロモ−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリル:(1560mg、7.3mmol、98%)を明褐色油状物として得、これは、固化した。
工程B:S−エタンチオ酸(3−シアノ−4−フルオロ−2−メチル−フェニル):3−ブロモ−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリル(1500mg、7.0mmol)の1,4−ジオキサン(35mL)中の溶液に、アセチルスルファニルカリウム(840mg、7.4mmol)を添加した。この混合物を窒素でスパージし、次いで(5−ジフェニルホスファニル−9,9−ジメチル−キサンテン−4−イル)ジフェニル−ホスファン(487mg、0.8mmol)およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(3523mg、0.4mmol)を添加した。このスパージを止め、そしてこのフラスコを窒素下で加熱還流した。4.5時間後、この反応混合物をEtOAcおよびブラインで希釈し、濾過し、そして分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。
その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 50g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離した。生成物の画分を集めて、S−エタンチオ酸(3−シアノ−4−フルオロ−2−メチル−フェニル)を得た(441mg、2.1mmol、収率30%)。
工程C:6−フルオロ−2−メチル−3−スルファニル−ベンゾニトリル:水酸化リチウム一水和物(265mg、6.3mmol)を、S−エタンチオ酸(3−シアノ−4−フルオロ−2−メチル−フェニル)(441mg、2.1mmol)の、メタノール(12mL)および水(3mL)中の脱気(N2)溶液に添加した。この混合物を窒素下周囲温度で撹拌した。45分後、この反応混合物をエバポレートし、その水性残渣を10%のHClで中和し、そしてこの混合物をEtOAcで抽出した。そのEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、6−フルオロ−2−メチル−3−スルファニル−ベンゾニトリル(370mg、2.2mmol、収率100%)を得た。
工程D:3−(ジフルオロメチルスルファニル)−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリル:水酸化カリウム(1862mg、33mmol)を、窒素下でドライアイス/アセトン中で冷却している、6−フルオロ−2−メチル−3−スルファニル−ベンゾニトリル(270mg、2.2mmol)およびジエチルホスホン酸ブロモジフルオロメチル(886mg、3.3mmol)のアセトニトリル(6mL)および水(6mL)中の脱気凍結スラリーに添加した。この混合物を周囲温度まで温めた。20分後、この反応混合物をMTBEとブラインとの間で分配した。このMTBEをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、黄色油状物を得た。これを、0%から40%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 50g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離した。3−(ジフルオロメチルスルファニル)−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリルを淡黄色油状物として得た(239mg、1.1mmol、収率50%)。
工程E:3−(ジフルオロメチルスルホニル)−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリル:3−クロロ過安息香酸(740mg、3.3mmol)を、3−(ジフルオロメチルスルファニル)−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリル(239mg、1.1mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液に添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。さらなる3−クロロ過安息香酸(246mg、1.1mmol)を添加し、そしてこの混合物を24時間加熱還流した。この反応混合物を濃縮し、EtOAcで希釈し、飽和水性NaHCO3と水性チオ硫酸ナトリウム(1M)との混合物で2回、および水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、白色固体を得た。これを、20%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離した。3−(ジフルオロメチルスルホニル)−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリルを白色固体として得た(138mg、0.6mmol、収率50%)。
工程F:6−(3−シアノフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−メチルベンゾニトリル(化合物31):3−ヒドロキシベンゾニトリル(7.17mg、0.06mmol)を、バイアル内の3−(ジフルオロメチルスルホニル)−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリル(15mg、0.06mmol)および炭酸水素ナトリウム(10mg、0.12mmol)のDMF(0.5mL)中の溶液に添加した。このバイアルを密封し、そして50℃で加熱した。50分後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、20%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物31を白色固体として得た(18.4mg、0.05mmol、収率88%)。
実施例32
6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−メチルベンゾニトリル(化合物32):実施例31の工程Fに従って同様に、3−クロロ−5−フルオロフェノールを3−ヒドロキシベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
実施例33
6−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−メチルベンゾニトリル(化合物33):実施例31の工程Fに従って同様に、3−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリルを3−ヒドロキシベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
実施例34
3−((ジフルオロメチル)スルホニル)−6−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2−メチルベンゾニトリル(化合物34):実施例31の工程Fに従って同様に、3,5−ジフルオロフェノールを3−ヒドロキシベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
実施例35
6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−(ヒドロキシメチル)ベンゾニトリル(化合物35)
工程A:2−(ブロモメチル)−6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−(ジフルオロメチルスルホニル)ベンゾニトリル:N−ブロモスクシンイミド(24mg、0.14mmol)を、6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−(ジフルオロメチルスルホニル)−2−メチルベンゾニトリル化合物32(50.8mg、0.14mmol)の四塩化炭素(3mL)中の溶液に添加した。この懸濁物をAIBN(1.1mg、0.01mmol)で処理し、そして9日間加熱還流し、必要に応じて、さらなるN−ブロモスクシンイミドおよびAIBNを添加して、この反応を完了まで駆動した。最後に、この反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、無色ガラス状物質を得た。これを、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離した。2−(ブロモメチル)−6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−(ジフルオロメチルスルホニル)ベンゾニトリルを白色固体として得た(26.4mg、0.06mmol、収率43%)。
工程B:酢酸[3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−シアノ−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メチル:DMF(0.50mL)中の2−(ブロモメチル)−6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−(ジフルオロメチルスルホニル)ベンゾニトリル(12mg、0.03mmol)を酢酸カリウム(13.2mg、0.13mmol)で処理した。この溶液を周囲温度で撹拌した。30分後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして残渣を得た。これを、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、酢酸[3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−シアノ−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メチルを得た(4.4mg、0.01mmol、収率38%)。m/z(ES−API−pos)[M+H]=451。
工程C:6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−(ヒドロキシメチル)ベンゾニトリル(化合物35):水酸化リチウム水和物(0.85mg、0.02mmol)を、酢酸[3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−シアノ−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メチル(4.4mg、0.01mmol)のメタノール(0.80mL)および水(0.40mL)中の溶液に添加した。15分後、この反応混合物を数滴の1MのHClで処理し、そしてエバポレートした。その残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、白色フィルムを得た。これを、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離した。さらなる精製を、2mmの分取TLCプレートを使用し、4:1のジクロロメタン:ヘキサンで4回展開して完了させて、化合物35(1.0mg、0.003mmol、収率25%)を白色固体として得た。
実施例36
6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−((ジメチルアミノ)メチル)ベンゾニトリル(化合物36):THF中のN,N−ジメチルアミン(1.0M、0.02mL、0.02mmol)を、2−(ブロモメチル)−6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−(ジフルオロメチルスルホニル)ベンゾニトリル(10mg、0.02mmol)およびトリエチルアミン(0.01mL、0.07mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)中の氷冷溶液に添加した。この混合物を周囲温度まで温めた。1時間後、この反応混合物をエバポレートした。その残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、残渣を得た。これを、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物36(4.1mg、0.01mmol、収率45%)を白色固体として得た。
実施例37
6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルフィニル)−2−メチルベンゾニトリル(化合物37)
工程A:(3−シアノ−4−フルオロ−2−メチル−フェニル)−(ジフルオロメチル)−オキシド−スルホニウム:3−クロロ過安息香酸(740mg、3.3mmol)を、3−(ジフルオロメチルスルファニル)−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリル(239mg、1.1mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液に添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。さらなる3−クロロ過安息香酸(246mg、1.1mmol)を添加し、そしてこの混合物を24時間加熱還流した。この反応混合物を濃縮し、EtOAcで希釈し、飽和水性NaHCO3と水性チオ硫酸ナトリウム(1M)との混合物で2回、および水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、白色固体として得た。これを、20%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、3−(ジフルオロメチルスルホニル)−6−フルオロ−2−メチル−ベンゾニトリル(138mg、0.55mmol、収率50%)を白色固体として、そして(3−シアノ−4−フルオロ−2−メチル−フェニル)−(ジフルオロメチル)−オキシド−スルホニウム(28.7mg、0.12mmol、収率11%)を無色ガラス状物質として得た。
工程B:6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルフィニル)−2−メチルベンゾニトリル(化合物37):3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(0.0022mL、0.0200mmol)を、バイアル内の(3−シアノ−4−フルオロ−2−メチル−フェニル)−(ジフルオロメチル)−オキシド−スルホニウム(5.0mg、0.02mmol)および炭酸カリウム(4.4mg、0.03mmol)のDMF(0.5mL)中の溶液に添加した。このバイアルを密封し、そして50℃で加熱した。75分後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物37(6.8mg、0.02mmol、収率88%)を無色ガラス状物質として得た。
実施例38
2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物38)
工程A:2−クロロ−3−フルオロ−6−スルファニル−ベンゾニトリル:2−クロロ−3,6−ジフルオロ−ベンゾニトリル(2.0g、11.5mmol)のDMF(10mL)中の溶液を含むフラスコを窒素でスパージし、氷中で冷却し、そしてナトリオスルファニルナトリウム(944mg、12.1mmol)で処理した。その黄色懸濁物を撹拌し、そして周囲温度までゆっくりと温めた。45分後、この反応混合物を1MのNaOHで希釈し、ジクロロメタンで2回洗浄し、濃HClでpH2まで調整し、そしてジクロロメタンで2回抽出した。このジクロロメタンをブラインで2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、2−クロロ−3−フルオロ−6−スルファニル−ベンゾニトリル(1.44g、7.7mmol、収率67%)を蝋状の淡黄色固体として得た。m/z(ES−API−neg)[M−H]=186。
工程B:2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−ベンゾニトリル:ジエチルホスホン酸ブロモジフルオロメチル(384mg、1.44mmol)を、窒素下ドライアイス/アセトン中で冷却している2−クロロ−3−フルオロ−6−スルファニル−ベンゾニトリル(180mg、0.96mmol)および水酸化カリウム(807mg、14.4mmol)のアセトニトリル(4mL)および水(4mL)中の脱気凍結スラリーに添加した。この混合物を周囲温度まで温めた。20分後、この反応混合物をMTBEとブラインとの間で分配した。このMTBEをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、黄色油状物を得た。これを、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−ベンゾニトリル(77mg、0.33mmol、収率34%)を無色油状物として得た。
工程C:2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルホニル)−3−フルオロ−ベンゾニトリル:2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−ベンゾニトリル(77mg、0.33mmol)および3−クロロ過安息香酸(197mg、1.14mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を一晩加熱還流した。さらに100mgの3−クロロ過安息香酸を添加し、そして還流を一晩続けた。この反応混合物を濃縮し、EtOAcで希釈し、飽和水性NaHCO3と1Mのチオ硫酸ナトリウムとの混合物で2回、および水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、白色固体を得た。これを、20%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルホニル)−3−フルオロ−ベンゾニトリル(68mg、0.25mmol、収率76%)を蝋状白色固体として得た。m/z(ES−API−neg)[M−H]=266。
工程D:2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェニル)メタノール(化合物38):2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルホニル)−3−フルオロ−ベンゾニトリル(10mg、0.04mmol)および3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(0.004mL、0.04mmol)のアセトニトリル(0.5mL)中の溶液を、炭酸水素ナトリウム(6mg、0.07mmol)で処理した。この混合物を50℃で加熱した。3時間後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物38(6.8mg、0.02mmol、収率46%)を無色ガラス状物質として得た。
実施例39
2−クロロ−3−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物39):実施例38の工程Dに従って同様に、3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに用いて調製した。
実施例40
2−クロロ−3−(3−シアノフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物40):実施例38の工程Dに従って同様に、3−ヒドロキシ−ベンゾニトリルを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに用いて調製した。
実施例41
(2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェニル)メタノール(化合物41)
工程A:2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−ベンズアルデヒド:水素化ジイソブチルアルミニウム溶液(1.18mL、1.18mmol、ヘプタン中1M)を、2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−ベンゾニトリル(200mg、0.84mmol)のジクロロメタン(5mL)中の氷冷溶液に添加した。1時間後、この反応混合物を約2mLのメタノール、次いで2mLの10%HClで処理した。これを1時間撹拌した。この混合物を濃縮し、そしてその水性残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、淡黄色油状物を得た。これを、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−ベンズアルデヒド(124mg、0.5mmol、収率61%)を無色ガラス状物質として得た。
工程B:[2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−フェニル]メタノール:水素化ホウ素ナトリウム(29mg、0.77mmol)を、2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−ベンズアルデヒド(124mg、0.52mmol)のメタノール(10mL)中の氷冷溶液に添加した。この反応混合物を周囲温度までゆっくりと温めた。1.5時間後、この反応を飽和水性NH4Clでクエンチし、そして濃縮した。その水性スラリーをEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、[2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−フェニル]メタノール(110mg、0.45mmol、収率88%)を無色油状物として得た。
工程D:[2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルホニル)−3−フルオロ−フェニル]メタノール:3−クロロ過安息香酸(235mg、1.36mmol)を、[2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−フェニル]メタノール(110mg、0.45mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液に添加した。そのバイアルを密封し、そして45℃で加熱した。4.5時間後、この反応混合物を濃縮し、EtOAcで希釈し、飽和水性NaHCO3と1Mのチオ硫酸ナトリウムとの混合物で2回、および次いで水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、無色油状物を得、これは、固化した。これを、10%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、[2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルホニル)−3−フルオロ−フェニル]メタノール(94mg、0.34mmol、収率76%)を蝋状白色固体として得た。
工程E:(2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェニル)メタノール(化合物41):3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(0.004mL、0.04mmol)を、バイアル内の[2−クロロ−6−(ジフルオロメチルスルホニル)−3−フルオロ−フェニル]メタノール(10mg、0.04mmol)および炭酸水素ナトリウム(6.12mg、0.07mmol)のDMF(0.5mL)中の溶液に添加した。このバイアルを密封し、そして80℃で加熱した。3時間後、この反応混合物をEtOAcと飽和水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物41(8.8mg、0.02mmol、収率60%)を白色固体として得た。
実施例42
3−(2−クロロ−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−3−(ヒドロキシメチル)フェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物42):実施例41の工程Eに従って同様に、3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに用いて調製した。
実施例43
3−(2−クロロ−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−3−(ヒドロキシメチル)フェノキシ)ベンゾニトリル(化合物43):実施例41の工程Eに従って同様に、3−ヒドロキシ−ベンゾニトリルを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに用いて調製した。
実施例44
2−クロロ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−3−(メトキシメチル)ベンゼン(化合物44)
工程A:メタンスルホン酸2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メチル:メタンスルホニルクロリド(0.0039mL、0.05mmol)を、[2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メタノール(化合物41、16.9mg、0.04mmol)およびトリエチルアミン(0.01mL、0.11mmol)のジクロロメタン(2mL)中の氷冷溶液に添加した。この混合物を周囲温度までゆっくりと温めた。2時間後、この反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、メタンスルホン酸[2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メチルを無色フィルムとして得た。
工程B:2−クロロ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−3−(メトキシメチル)ベンゼン(化合物44):メタノール中25%のメタノール性ナトリウムの溶液(0.01mL、0.04mmol)を、メタンスルホン酸[2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メチル(20mg、0.04mmol)のメタノール(1mL)中の溶液に添加した。この混合物を50℃で加熱した。さらに1当量のメタノール中25%のメタノール性ナトリウムを添加した。2時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと希ブラインとの間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物44を無色フィルムとして得た(0.9mg、0.002mmol、収率5%)。
実施例45
1−(2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)−1H−イミダゾール(化合物45):イミダゾール(15.8mg、0.23mmol)を、粗製のメタンスルホン酸[2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メチル(37mg、0.08mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液に添加した。この混合物を80℃で1時間加熱した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離した。1−(2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)−1H−イミダゾールを含む所望の画分を濃縮して、化合物45を無色ガラス状物質として得た(18.8mg、0.04mmol、収率54%)。
実施例46
2−クロロ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−(クロロメチル)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物46):実施例45の副生成物として単離した。化合物46を無色ガラス状物質として得た(1.7mg、0.004mmol、収率5%)。
実施例47
N−(2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)−2,2,2−トリフルオロエタン−1−アミン(化合物47):2,2,2−トリフルオロエチルアミン(8.68mg、0.09mmol)を、バイアル内のメタンスルホン酸[2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メチル(28mg、0.06mmol)およびトリエチルアミン(0.02mL、0.12mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)中の溶液に添加した。この混合物を80℃で一晩加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物47(28mg、0.06mmol)を無色ガラス状物質として得た。
実施例48
N−(2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミン(化合物48):4−アミノテトラヒドロピラン(0.02mL、0.2mmol)を、メタンスルホン酸[2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メチル(23.8mg、0.05mmol)のDMF(1mL)中の溶液に添加した。この混合物を60℃で加熱した。1.5時間後、この反応混合物をEtOAcと希水性NaClとの間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、無色ガラス状物質を得た。これを、20%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物48(15mg、0.03mmol、収率62%)を無色ガラス状物質として得た。
実施例49
N−(2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−アミン(化合物49):メタンスルホン酸[2−クロロ−3−(3−クロロ5−フルオロフェノキシ)−6−(ジフルオロメチルスルホニル)フェニル]メチル(20mg、0.04mmol)を、粗製のテトラヒドロピラン−3−イルアミン(17mg、0.17mmol)のDMF(0.5mL)中の溶液に添加した。この混合物を50℃で2時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、無色ガラス状物質を得た。これを、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物49(14mg、0.03mmol、収率69%)を無色ガラス状物質として得た。
実施例50
6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−メチル−3−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物50)
工程A:6−フルオロ−2−メチル−3−メチルスルファニル−ベンゾニトリル:硫酸ジメチル(0.13mL、1.38mmol)を、炭酸カリウム(273mg、1.97mmol)および6−フルオロ−2−メチル−3−スルファニル−ベンゾニトリル(220mg、1.32mmol)のDMF(5mL)中の混合物に添加した。これを周囲温度で10分間撹拌した。この混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、6−フルオロ−2−メチル−3−メチルスルファニル−ベンゾニトリル(220mg、1.2mmol、収率92%)を黄褐色固体として得た。
工程B:6−フルオロ−2−メチル−3−メチルスルホニル−ベンゾニトリル:3−クロロ過安息香酸(628mg、3.64mmol)を、6−フルオロ−2−メチル−3−メチルスルファニル−ベンゾニトリル(220mg、1.2mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液に添加した。この溶液を周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物を濃縮し、EtOAcで希釈し、飽和水性NaHCO3と1Mのチオ硫酸ナトリウムとの混合物で2回、および次いで水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、6−フルオロ−2−メチル−3−メチルスルホニル−ベンゾニトリル(250mg、1.17mmol、収率97%)を白色固体として得た。
工程C:6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−メチル−3−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物50):3−クロロ−5−フルオロフェノール(0.01mL、0.05mmol)を、バイアル内の炭酸水素ナトリウム(7.9mg、0.09mmol)および6−フルオロ−2−メチル−3−メチルスルホニル−ベンゾニトリル(10mg、0.05mmol)のDMF(0.5mL)中の溶液に添加した。このバイアルを密封し、そして50℃で加熱した。3時間後、この反応混合物をEtOAcと飽和水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物50(7.7mg、0.02mmol、収率48%)を得た。
実施例51
6−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−メチル−3−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物51):実施例50の工程Cに従って同様に、3−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリルを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに用いて調製した。
実施例52
6−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2−メチル−3−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物52):実施例50の工程Cに従って同様に、3,5−ジフルオロフェノールを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに用いて調製した。
実施例53
1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−3−メチル−4−(メチルスルホニル)ベンゼン(化合物53)
工程A:6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−3−メチルスルホニル−ベンズアルデヒド:ヘプタン中1MのDIBAL(0.45mL、0.45mmol)を、6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−3−メチルスルホニル−ベンゾニトリル化合物50(109mg、0.32mmol)のジクロロメタン(5mL)中の氷冷溶液に添加した。30分後、この反応混合物を1.5mLのメタノール、次いで1.5mLの10%HClで処理した。1時間撹拌した後に、この混合物を濃縮し、そしてその水性残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−3−メチルスルホニル−ベンズアルデヒド(99.1mg、0.3mmol、収率90%)を白色固体として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=444。
工程B:1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−3−メチル−4−(メチルスルホニル)ベンゼン(化合物53):ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(0.084mL、0.64mmol)を、6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−3−メチルスルホニル−ベンズアルデヒド(99.1mg、0.29mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液に添加した。添加後、エタノール(0.001mL、0.01mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。LC/MSにより決定される場合に出発アルデヒドが消費されるまで、さらなるジエチルアミノ硫黄トリフルオリドを2日間かけて添加した。この反応混合物をジクロロメタンで希釈し、そして飽和水性NaHCO3で処理した。そのジクロロメタン層を水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物53(65mg、0.18mmol、収率62%)を得た。
実施例54
(3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−6−(メチルスルホニル)フェニル)メタノール(化合物54)
工程A:3−(ブロモメチル)−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−4−メチルスルホニルベンゼン:過酸化ベンゾイル(1.84mg、0.01mmol)を、1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−3−メチル−4−(メチルスルホニル)ベンゼン(化合物53)(55.5mg、0.15mmol)およびN−ブロモスクシンイミド(27mg、0.15mmol)の四塩化炭素(4mL)中の溶液に添加した。この混合物を一晩加熱還流し、出発物質が消費されるまで、さらなる過酸化ベンゾイルおよびN−ブロモスクシンイミドを添加した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、無色油状物を得た。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、3−(ブロモメチル)−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−4−メチルスルホニルベンゼン(40.2mg、0.09mmol、収率60%)を無色ガラス状物質として得た。
工程B:酢酸[3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−6−メチルスルホニル−フェニル]メチル:DMF(1.5mL)中の3−(ブロモメチル)−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−4−メチルスルホニル−ベンゼン(40.2mg、0.09mmol)を、酢酸カリウム(44mg、0.45mmol)で処理した。この溶液を周囲温度で20分間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、酢酸[3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−6−メチルスルホニル−フェニル]メチル(38mg、0.09mmol、収率100%)を得た。m/z(ES−API−neg)[M−H]=421。
工程C:(3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−6−(メチルスルホニル)フェニル)メタノール(化合物54):水酸化リチウム水和物(11.3mg、0.27mmol)を、酢酸[3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−6−メチルスルホニル−フェニル]メチル(38mg、0.09mmol)のメタノール(4mL)および水(1mL)中の溶液に添加した。この混合物を周囲温度で10分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物54(25.2mg、0.07mmol、収率74%)を無色ガラス状物質として得た。
実施例55
(R)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物55)
工程A:4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルファニル)インダン−1−オン:メチルビオロゲンジクロリド水和物(22.6mg、0.09mmol)および4−フルオロ−7−スルファニル−インダン−1−オン(320mg、1.76mmol)を、バイアル内でDMF(3mL)に溶解させた。この溶液をドライアイス/アセトン内で冷却すると、トリフルオロメチルヨージドガス(688mg、3.5mmol)が、この冷溶液内に凝縮した。トリエチルアミン(0.34mL、2.46mmol)を添加し、そしてこのバイアルを密封した。これを周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 50g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルファニル)インダン−1−オン(130mg、0.52mmol、収率30%)を無色ガラス状物質として得た。m/z(ES−API−neg)[M−H]=281。
工程B:4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン:過ヨウ素酸ナトリウム(457.8mg、2.14mmol)を、4−フルオロ−7−スルファニル−インダン−1−オン(130mg、0.71mmol)および塩化ルテニウム(III)(4.44mg、0.02mmol)の、四塩化炭素(2mL)、アセトニトリル(2mL)、および水(4mL)中の混合物に添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌した。この反応混合物をジクロロメタンと水との間で分配した。このジクロロメタンをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(127mg、0.45mmol、収率63%)を白色固体として得た。
工程C:(1R)−4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール:4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(127mg、0.45mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液に、ギ酸(0.02mL、0.56mmol)およびトリエチルアミン(0.07mL、0.5mmol)を添加した。この反応混合物を窒素でスパージし、そしてRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](5.7mg、0.01mmol)を一度に添加した。この反応混合物を窒素下室温で一晩撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、(1R)−4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール(115mg、0.4mmol、収率90%)を無色油状物として得た。19F NMR(CDCl3)は、MosherエステルのCF3共鳴に基づいて、93%より高いe.e.を示した。
工程D:(R)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物55):3,5−ジフルオロフェノール(8.66mg、0.07mmol)を、(1R)−4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール(17.2mg、0.06mmol)および炭酸水素ナトリウム(10.17mg、0.12mmol)のDMF(0.5mL)中の溶液に添加した。これを80℃で加熱した。2時間後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、5%から40%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、不純な生成物を得た。これを、40%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより再度分離して、少量の不純物を含む生成物を得た。これを、5%から35%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより再度分離して、化合物55(6.5mg、0.02mmol、収率27%)を無色油状物として得た。
実施例56
(R)−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物56):実施例55の工程Dに従って同様に、3−クロロ−5−フルオロフェノールを3,5−ジフルオロフェノールの代わりに用いて調製した。
実施例57
(R)−3−フルオロ−5−((1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物57):実施例55の工程Dに従って同様に、3−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリルを3,5−ジフルオロフェノールの代わりに用いて調製した。
実施例58
(R)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−7−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物58)
工程A:4−フルオロ−7−(トリフルオロメチル)インダン−1−オン:7−ブロモ−4−フルオロ−インダン−1−オン(1.00g、4.37mmol)のDMF(15mL)中の溶液を、マイクロ波バイアル内でヨウ化銅(I)(1.66g、8.73mmol)および2,2−ジフルオロ−2−フルオロスルホニル−酢酸メチル(2.78mL、21.8mmol)で処理した。このバイアルを密封し、そして加熱浴内100℃で一晩加熱した。注意:放出されるCO2による圧力の蓄積が起こりやすい。2,2−ジフルオロ−2−フルオロスルホニル−酢酸メチルおよびCuIのさらなるアリコートを添加し、このバイアルを再度密封し、そしてさらに24時間加熱を続けた。この反応混合物を水およびEtOAcで希釈し、セライトで濾過し、そして層を分離した。そのEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 50g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、4−フルオロ−7−(トリフルオロメチル)インダン−1−オン(209mg、0.96mmol、収率22%)を黄褐色固体として得た。
工程B:(1R)−4−フルオロ−7−(トリフルオロメチル)インダン−1−オール:4−フルオロ−7−(トリフルオロメチル)インダン−1−オン(209mg、0.96mmol)のジクロロメタン(7mL)中の溶液に、ギ酸(0.05mL、1.2mmol)およびトリエチルアミン(0.15mL,1.05mmol)を添加した。この反応混合物を窒素でスパージし、そしてRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](12.2mg、0.02mmol)を一度に添加した。この反応混合物を窒素下室温で一晩撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を、5%から30%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、(1R)−4−フルオロ−7−(トリフルオロメチル)インダン−1−オール(169mg、0.77mmol、収率80%)を黄褐色固体として得た。そのメトキシシグナルの積分のMosherエステル分析(1H NMR(CDCl3))は、90%のエナンチオマー過剰率を示した。
工程C:(R)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−7−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物58):3,5−ジフルオロフェノール(13mg、0.10mmol)を、バイアル内の(1R)−4−フルオロ−7−(トリフルオロメチル)インダン−1−オール(21mg、0.10mmol)および炭酸セシウム(46.6mg、0.14mmol)のDMF(0.5mL)中の混合物に添加した。このバイアルを密封し、そして135℃で24時間加熱した。この反応混合物をEtOAcと0.3Mの水性NaOHとの間で分配した。このEtOAcを希水性NaOH、水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、5%から40%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、不純な生成物を得た。これを、5%から30%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより再度分離し、その後、20%から90%のアセトニトリル:水の勾配を用いるBiotage 12M RPカラムでのクロマトグラフィーにより再度分離して、化合物58(2.4mg、0.007mmol、収率8%)を無色油状物として得た。
実施例59
(R)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物59)
工程A:4−フルオロ−7−メチルスルフィニル−インダン−1−オン:3−クロロ過安息香酸(37mg、0.15mmol)を、4−フルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(30mg、0.15mmol)のジクロロメタン(5mL)中の氷冷溶液に添加した。5分後、この反応混合物を濃縮し、EtOAcで希釈し、飽和水性NaHCO3と1Mのチオ硫酸ナトリウムとの混合物で2回、および水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、4−フルオロ−7−メチルスルフィニル−インダン−1−オン(26mg、0.12mmol、収率80%)を白色固体として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=213。
工程B:4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルファニル)インダン−1−オン:ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(5.5mL、41.9mmol)を、4−フルオロ−7−メチルスルフィニル−インダン−1−オン(1480mg、7mmol)およびトリクロロスチバン(795mg、3.5mmol)のジクロロメタン(140mL)中の氷冷溶液に滴下により添加した。この混合物を周囲温度で撹拌した。3時間後、この反応混合物を、飽和水性NaHCO3の滴下による添加によりクエンチした。この混合物をジクロロメタンで希釈し、そして飽和水性NaHCO3、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルファニル)インダン−1−オンを得た(1550mg、7.24mmol、収率100%)。
工程C:4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン:3−クロロ過安息香酸(5.35g、21.7mmol)を、4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルファニル)インダン−1−オン(1550mg、7.24mmol)のジクロロメタン(145mL)中の溶液に添加した。4.5時間後、さらなる3−クロロ過安息香酸(5.35g、21.7mmol)を添加した。6.5時間後、この反応混合物を濃縮し、EtOAcで希釈し、1MのNa2S2O3と飽和水性NaHCO3との混合物で2回、およびブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、黄褐色固体を得た。これを、20%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 100g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(700mg、2.84mmol、収率39%)を白色固体として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=247。
工程D:4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール:4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(17.9mg、0.07mmol)を、水素化ホウ素ナトリウム(4.13mg、0.11mmol)のメタノール(2mL)中の溶液に添加した。この反応混合物を周囲温度で撹拌した。1.25時間後、この反応を飽和水性NH4Clでクエンチし、そして濃縮した。その水性スラリーをEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オールを得た(15.3mg、0.06mmol、収率85%)。
工程E:(R)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物59):3,5−ジフルオロフェノール(12.0mg、0.09mmol)を、4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール(15.3mg、0.06mmol)および炭酸水素セシウム(23.9mg、0.12mmol)のDMF(1mL)中の混合物に添加した。この混合物を80℃で合計6時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと希NaOHとの間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から40%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、不純な生成物を得た。これを、20%から90%のACN:水尾勾配を用いるBiotage 12M RPカラムでのクロマトグラフィーにより再度分離して、化合物59(1.7mg、0.005mmol、収率8%)を無色ガラス状物質として得た。
実施例60
(R)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物60)
工程A:(1R)−4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール:4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(227mg、0.92mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液に、ギ酸(0.04mL、1.15mmol)およびトリエチルアミン(0.14mL、1mmol)を添加した。この反応混合物を窒素でスパージし、そしてRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](11.7mg、0.02mmol)を一度に添加した。この反応混合物を窒素下室温で一晩撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、10%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、(1R)−4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール(230mg、0.93mmol、収率100%)を無色油状物として得、これは、静置すると固化した。m/z(ES−API−neg)[M−H+46]=293.0。19F NMR(CDCl3)は、Mosherエステルのトリフルオロメチル共鳴に基づいて、90%より高いエナンチオマー過剰率を示した。
工程B:(R)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物60):3,5−ジフルオロフェノール(15.7mg、0.12mmol)を、(1R)−4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール(20mg、0.08mmol)および炭酸水素ナトリウム(20.3mg、0.24mmol)のDMF(1mL)中の混合物に添加した。この混合物を撹拌し、そして80℃で一晩、次いで100℃で24時間加熱した。この反応混合物をEtOAcと希NaOHとの間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から50%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物60(10.5mg、0.03mmol、収率36%)を得た。
実施例61
(R)−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物61):実施例60の工程Bに従って同様に、3−クロロ−5−フルオロフェノールを3,5−ジフルオロフェノールの代わりに用いて調製した。
実施例62
(R)−3−フルオロ−5−((7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物62):実施例60の工程Bに従って同様に、3−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリルを3,5−ジフルオロフェノールの代わりに用いて調製した。
実施例63
(S)−3−((2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物63)
工程A:4’−フルオロ−7’−(フルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]:トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.1mL、0.570mmol)を、−78℃に冷却した4−フルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(700mg、2.8mmol)およびトリメチル(2−トリメチルシリルオキシエトキシ)シラン(1.4mL、5.7mmol)のジクロロメタン(50mL)中の溶液に添加した。この反応混合物を周囲温度まで温めた。5.5時間後、この反応混合物をトリエチルアミン(1.58mL、11.4mmol)でクエンチし、そしてエバポレートした。その残渣をEtOAcと希NaClとの間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、4’−フルオロ−7’−(フルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]を得た(630mg、2.2mmol、収率76%)。
工程B:3−フルオロ−5−[7’−(フルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシ−ベンゾニトリル:炭酸水素ナトリウム(108.5mg、1.29mmol)、3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(85.0mg、0.62mmol)、および4’−フルオロ−7’−(フルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](150mg、0.52mmol)のDMF(3mL)中の溶液を、バイアル内で100℃で一晩加熱した。この反応混合物をEtOAcと希HaOHとの間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、3−フルオロ−5−[7’−(フルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシ−ベンゾニトリル(101mg、0.25mmol、収率48%)を無色ガラス状物質として得た。
工程C:3−フルオロ−5−[7−(フルオロメチルスルホニル)−1−オキソ−インダン]−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル:3−フルオロ−5−[7’−(フルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシ−ベンゾニトリル(101mg、0.25mmol)を、バイアル内の4−メチルベンゼンスルホネートピリジン−1−イウム(62.3mg、0.25mmol)のアセトン(6mL)および水(0.75mL)中の溶液に添加した。このバイアルを密封し、そしてこの反応物を85℃で加熱した。2.5時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、3−フルオロ−5−[7−(フルオロメチルスルホニル)−1−オキソ−インダン]−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(84.5mg、0.23mmol、収率94%)を得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=364。
工程D:3−[(E,Z)−1−ブチルイミノ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:トリフルオロ酢酸(0.0036mL、0.05mmol)を、3−フルオロ−5−[7−(フルオロメチルスルホニル)−1−オキソ−インダン]−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(84.5mg、0.23mmol)およびブタン−1−アミン(2.3mL、23.3mmol)のベンゼン(10mL)中の溶液に添加した。この混合物を、Dean−Starkトラップを取り付けて5時間加熱還流した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと飽和水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、3−[(E,Z)−1−ブチルイミノ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(99mg、0.24mmol、収率100%)。
工程E:3−[2,2−ジフルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンジテトラフルオロボレート(209mg、0.59mmol)を、バイアル内の3−[(E,Z)−1−ブチルイミノ−7−(フルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(99mg、0.240mmol)および硫酸ナトリウム(33.6mg、0.24mmol)のアセトニトリル(6mL)中の溶液に添加した。このバイアルを密封し、そして100℃で6時間加熱した。この反応混合物を、約1mLの6MのHClで処理し、そして5分間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、3−[2,2−ジフルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(37.2mg、0.09mmol、収率39%)を白色固体として得た。
工程F:(S)−3−((2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物63):RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](11.9mg、0.002mmol)を、3−[2,2−ジフルオロ−7−(フルオロメチルスルホニル)−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(37.2mg、0.09mmol)、ギ酸(0.0044mL、0.12mmol)、およびトリエチルアミン(0.014mL、0.10mmol)のジクロロメタン(6mL)中の、窒素でスパージした溶液に添加した。これを周囲温度で3.5時間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、10%から40%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物63(30.8mg、0.08mmol、収率82%)を得た。
19F NMR(CDCl3)は、トリフルオロメチル共鳴のMosherエステル分析に基づいて、89%のe.e.を示した。
実施例64
(S)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物64):実施例63の工程B〜Fに従って同様に、3,5−ジフルオロフェノールを3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
実施例65
(S)−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物65):実施例63の工程B〜Fに従って同様に、3−クロロ−5−ジフルオロフェノールを3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
Mosherエステル分析により決定されたエナンチオマー過剰率:86%。
実施例66
(R)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−1H−インデン−4−カルボニトリル(化合物66)
工程A:7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−カルボニトリル:7−ブロモ−4−フルオロ−インダン−1−オン(500mg、2.2mmol)およびシアン化銅(254mg、2.8mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(11mL)中の混合物を、マイクロ波中190℃で45分間加熱した。この反応混合物を水とEtOAcとの間で分配し、セライトで濾過し、そしてそのEtOAc層を水で2回、およびブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−カルボニトリルを得た(300mg、1.7mmol、収率79%)。
工程B:7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−カルボニトリル:3,5−ジフルオロフェノール(48.0mg、0.370mmol)を、炭酸水素ナトリウム(51.6mg、0.61mmol)および7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−カルボニトリル(53.8mg、0.310mmol)のDMF(2mL)中の混合物に添加した。この混合物を100℃で一晩撹拌した。この反応混合物をEtOAcと希水性NaClとの間で分配した。このEtOAcを希水性NaOH、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−カルボニトリルを得た(32.2mg、0.11mmol、収率37%)。
工程C:(R)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−1H−インデン−4−カルボニトリル 化合物66:RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](13.4mg、0.020mmol)を、7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−カルボニトリル(30mg、0.11mmol)、トリエチルアミン(0.02mL、0.12mmol)、およびギ酸(0.005mL、0.13mmol)のジクロロメタン(5mL)中の、窒素でスパージした溶液に添加した。この混合物を窒素下周囲温度で4時間撹拌し、そしてエバポレートした。その残渣を、20%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物66を得た(27.2mg、0.09mmol、収率90%)。
19F NMR(CDCl3)は、Mosherエステルのトリフルオロメチル共鳴の分析に基づいて、95%のe.e.を示した。
実施例67
(S)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−カルボニトリル(化合物67)
工程A:(E,Z)−3−ブチルイミノ−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)インダン−4−カルボニトリル:7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−カルボニトリル(82.7mg、0.29mmol)、ブタン−1−アミン(2.87mL、29mmol)、およびトリフルオロ酢酸(0.0044mL、0.058mmol)のベンゼン(20mL)中の溶液を、Dean−Starkトラップを取り付けて9時間加熱還流した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと希NaHCO3との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、(E,Z)−3−ブチルイミノ−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)インダン−4−カルボニトリルを得た(92mg、0.27mmol、収率93%)。
工程B:7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−インダン−4−カルボニトリル:1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンジテトラフルオロボレート(239mg、0.68mmol)を、バイアル内の(E,Z)−3−ブチルイミノ−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)インダン−4−カルボニトリル(92mg、0.27mmol)および硫酸ナトリウム(38.4mg、0.270mmol)のアセトニトリル(6mL)中の溶液に添加した。このバイアルを密封し、そして100℃で6時間加熱した。冷却後、この反応混合物を約1mLの6M HCLで処理し、そして15分間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−インダン−4−カルボニトリル(29.8mg、0.09mmol、収率34%)を白色固体として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=339。
工程C:(S)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−カルボニトリル(化合物67):RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.2mg、0.002mmol)を、7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−インダン−4−カルボニトリル(29.8mg、0.09mmol)、ギ酸(0.004mL、0.12mmol)、およびトリエチルアミン(0.014mL、0.100mmol)のジクロロメタン(6mL)中の、窒素でスパージした溶液に添加した。この混合物を周囲温度で3.5時間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物67(24.5mg、0.08mmol、収率82%)を蝋状の白色結晶性固体として得た。
19F NMR(CDCl3)は、トリフルオロメチル共鳴のMosherエステル分析に基づいて、50%のe.e.を示した。
実施例68
(N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物68)
工程A:N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)−λ4−スルファニリデン)シアナミド:(ジアセトキシヨード)ベンゼン(902mg、2.8mmol)を、4−フルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(500mg、2.55mmol)およびシアナミド(128mg、3.1mmol)のアセトニトリル(25mL)中の氷冷溶液に添加した。この反応混合物を氷浴温度で40分間撹拌し、そして周囲温度まで温めた。6時間後、この反応混合物をエバポレートした。その残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、所望の生成物を得た(600mg、2.5mmol、収率100%)。m/z(ES−API−pos)[M+H]=237。
工程B:N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:過ヨウ素酸ナトリウム(271mg、1.27mmol)を、(E,Z)−N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)−λ4−スルファニリデン)シアナミド(100mg、0.42mmol)および塩化ルテニウム(III)(2.63mg、0.013mmol)の、四塩化炭素(4mL)、アセトニトリル(4mL)、および水(8mL)中の混合物に添加した。この混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物をジクロロメタンと水との間で分配した。このジクロロメタンをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、所望の生成物(100mg;0.4mmol;収率94%)を得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=253。
工程C:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:炭酸水素ナトリウム(60mg、0.71mmol)を、3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(65mg、0.48mmol)およびN−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(60mg、0.48mmol)のDMF(1.5mL)中の溶液を含むバイアルに添加した。この密封したバイアルを70℃で一晩加熱した。この反応混合物をEtOAcと希NaClとの間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、30%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、所望の生成物を得た(3.0mg;0.008mmol;収率3%)。m/z(LCMS ESI−pos)[M+H]=370。
工程D:(N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物68):水素化ホウ素ナトリウム(0.4mg、0.007mmol)を、N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(2.6mg、0.007mmol)のメタノール(1mL)中の氷冷溶液に添加した。この混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物を飽和水性NH4Clでクエンチし、そしてエバポレートした。その残渣を、20%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物68を得た(1.2mg、0.003mmol、収率46%)。
実施例69
2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニミドイル)ベンゼン(化合物69)
工程A:2−ブロモ−4−((ジフルオロメチル)スルフィニル)−1−フルオロベンゼン:0℃まで冷却した、(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)(ジフルオロメチル)スルファン(530mg、2.06mmol)のMeOH(10mL)中の溶液に、OXONE(登録商標)(633.7mg、1.03mmol)を、8mLに水中の溶液として添加した。このOXONE(登録商標)溶液を、15分の間隔を開けて2回に分けて添加した。得られた懸濁物を2時間かけて室温まで温めた。1Mのチオ硫酸ナトリウム溶液1ミリリットルを添加して、残っている酸化剤を全てクエンチし、次いで、揮発性物質を減圧下での濃縮により除去した。残った残渣を90mLの水で可溶化させ、そして3×40mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、0〜30%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用するシリカゲルでのクロマトグラフィーにより達成して、所望の生成物を得た(100mg、収率18%)。
工程B:2−ブロモ−4−(S−(ジフルオロメチル)スルホニミドイル)−1−フルオロベンゼン:2−ブロモ−4−((ジフルオロメチル)スルフィニル)−1−フルオロベンゼン(100mg、0.37mmol)、2,2,2−トリフルオロアセトアミド(83mg、0.73mmol)、ビス(ロジウム(α,α,α’,α’−テトラメチル−1,3−ベンゼンジプロピオン酸))(11mg、4mol%)、および酸化マグネシウム(74mg、1.83mmol)の、1.7mLのジクロロメタン中の懸濁物を、ジアセトキシヨードベンゼン(236mg、0.73mmol)で処理し、そして一晩撹拌した。この反応混合物をセライトで濾過し、濃縮乾固させ、次いで4mLのMeOHに再度溶解させた。得られた反応混合物をK2CO3(5mg)で処理し、そして室温で2時間撹拌した。この反応混合物を濃縮乾固させ、そしてその残渣を、50〜100%のCH2Cl2/ヘキサンを溶出液とするシリカでのクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−4−(S−(ジフルオロメチル)スルホニミドイル)−1−フルオロベンゼン(73mg、0.25mmol、収率69%)を得た。LCMS ESI(+)m/z 288、290(M+H)。
工程C:2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニミドイル)ベンゼン(化合物69):2−ブロモ−4−(S−(ジフルオロメチル)スルホニミドイル)−1−フルオロベンゼン(35mg、0.12mmol)および3−クロロ−5−フルオロフェノール(23mg、0.16mmol)を、0.5mLのDMFに溶解させ、そして炭酸セシウム(48mg、0.146mmol)で処理した。この反応物を90℃で1.5時間加熱した。この反応混合物を60mLの水に注ぎ、そして3×20mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その粗製残渣を、0〜30%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用してシリカで精製して、化合物69(29mg、0.70mmol、収率58%)を透明油状物として得た。
実施例70
N−メチル−2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−(S−(ジフルオロメチル)スルホニミドイル)ベンゼン(化合物70):DMF(0.5mL)に溶解させた2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニミドイル)ベンゼン(20g、0.20mmol)を、炭酸カリウム(8.0mg、0.24mmol)およびヨードメタン(4μL、0.236mmol)で順番に処理した。得られた懸濁物を室温で一晩撹拌した。その粗製残渣を、10〜100%のCH3CN/水を使用する精製用逆相カラムに直接適用して、化合物70(1.0mg、収率5%)を透明油状物として得た。
実施例71
2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニミドイル)ベンゼン(化合物71)
工程A:1−フルオロ−2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)スルフィニル)ベンゼン:(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファン(530mg、1.93mmol)のMeOH(10mL)中の溶液に、25℃でOXONE(登録商標)(592mg、0.96mmol)を、8mLの水中の溶液として添加した。このOXONE(登録商標)溶液を、15分の間隔を開けて2回に分けて添加した。この反応混合物を50℃まで加熱し、そして一晩撹拌した。1Mのチオ硫酸ナトリウム溶液1ミリリットルを添加して、残っている酸化剤を全てクエンチした。揮発性溶媒を、減圧下での濃縮により除去した。その残渣を60mLの水に可溶化させ、そして3×30mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その粗製残渣を、0〜20%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用して、シリカゲルで精製した(90mg、16%)。
工程B:(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)(イミノ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファノン:1−フルオロ−2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)スルフィニル)ベンゼンのサンプル(88mg、0.30mmol)を、0.6mLの発煙硫酸(20%SO3)に溶解させ、0℃まで冷却し、そしてアジ化ナトリウム(21mg、0.32mmol)で処理した。このサンプルを70℃で1.5時間加熱した(注意:爆発の可能性、適切な注意および保護装置を使用のこと)。LCMSにより判断して不完全な転換に起因して、この反応混合物を冷却して0℃に戻し、そしてさらなるアジ化ナトリウム(21mg、0.32mmol)で処理し、そして再度加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、氷に注ぎ、そして3×20mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を20mLの飽和水性重炭酸ナトリウムですすぎ、20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その粗製残渣を、0〜40%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用してシリカで精製した。(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)(イミノ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファノンを、ベージュ色の油状物として単離した(54.6mg、0.18mmol、収率59%)。LCMS ESI(−)m/z 304、306(M−H)。
工程C:2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニミドイル)ベンゼン:化合物69についての調製の工程Cに記載されるのと同様に調製した。0〜15%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用するシリカでのクロマトグラフィーにより精製して、化合物71を透明油状物として得た(45mg、0.10mmol、収率58%)。
実施例72
2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニミドイル)ベンゾニトリル(化合物72):2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニミドイル)ベンゼン(23mg、0.05mmol)、塩化パラジウム(II)(dppf)塩化メチレン付加体(16mg、0.02mmol)およびジシアノ亜鉛(5mg、0.05mmol)を、0.4mLのDMFに溶解させた。得られた混合物をマイクロ波照射により170℃で30分間加熱した。得られた懸濁物をDMF中の溶液として、30〜90%のACN/水を溶出液として使用して、逆相カラムに注入することにより直接精製して、化合物72をベージュ色の油状物として得た(6.1mg、31%)。
実施例73
2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニミドイル)ベンゾニトリル(化合物73):2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニミドイル)ベンゼン22.7mg、0.05mmol)、塩化パラジウム(II)(dppf)塩化メチレン付加体(16.3mg、0.020mmol)およびジシアノ亜鉛(5mg、0.05mmol)を、0.4mLのDMFに溶解させた。得られた混合物をマイクロ波照射により170℃で30分間加熱した。得られた懸濁物を、DMFの溶液として、30〜90%のACN/水を溶出液として使用して、逆相カラムに注入することにより直接精製して、化合物73をベージュ色の油状物として得た(5.2mg、27%)。
実施例74
(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェニル)メタノール(化合物74):化合物102の調製に記述される手順と類似のセットによって調製した。その反応混合物を、DMF反応溶液の注入によって、逆相で直接精製した。40%〜80%のCH3CN/水を溶出液として使用して、化合物74(22.3mg、0.05mmol、収率49%)を白色固体として得た。
実施例75
(3−ブロモ−2−クロロ−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)フェニル)(イミノ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファノン(化合物75)
工程A:2−ブロモ−1,3−ジクロロ−4−((トリフルオロメチル)スルフィニル)ベンゼン:2−ブロモ−1,3−ジクロロ−4−(トリフルオロメチルスルファニル)ベンゼン(135mg、0.41mmol)のジクロロメタン(4.1mL)中の溶液を、25℃で、3−クロロ過安息香酸(92.8mg、0.41mmol)で処理し、そして25℃で一晩撹拌した。一晩撹拌した後に、さらなる3−クロロ過安息香酸(30.9mg、0.33当量)を添加し、そしてこの反応をさらに2日間撹拌した。この反応混合物を10mLの1N NaOHに注ぎ、そして3×10mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その生成物をさらに精製せずに使用した。
工程B:(3−ブロモ−2,4−ジクロロフェニル)(イミノ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファノン:化合物71のための調製からの工程Bを参照のこと。その粗製残渣を0→25%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用してシリカで精製して、所望の生成物を得た(24.8mg、0.07mmol、収率17%)。LCMS ESI(+)m/z:356、358、360。
工程C:(3−ブロモ−2−クロロ−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)フェニル)(イミノ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファノン:3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(10.2mg、0.070mmol)および(3−ブロモ−2,4−ジクロロフェニル)(イミノ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファノン(24.8mg、0.07mmol)のDMF(0.7mL)中の溶液を、室温で炭酸カリウム(325メッシュ、9.6mg、0.07mmol)で処理し、そしてLCMSにより完了するまで(約1時間)85℃で撹拌した。この反応混合物を、このDMF反応溶液の注入により逆相で直接精製した。30%〜100%のCH3CN/水を溶出液として使用した。再精製を、40%〜100%のCH2Cl2/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物75をガラス状固体として得た(1.6mg、収率5%)。
実施例76
2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物76):化合物98の調製に記述される手順と類似のセットにより調製した。
実施例77
2−ブロモ−3−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物77):化合物98の調製に記述される手順と類似のセットにより調製した。
実施例78
3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物78):化合物1の合成の工程Gに従って同様に、3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルをそのフェノール成分として使用して調製した。
実施例79
2−アセチル−6−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物79):2−クロロ−6−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゾニトリル(10mg、0.025mmol)およびビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(1.8mg、0.003mmol)のDMF(0.25mL)中の溶液を、トリブチル(1−エトキシビニル)スタンナン(16.7μL、0.05mmol)で処理し、そしてマイクロ波照射により160℃で15分間加熱した。この反応混合物を10mLの水に注ぎ、そして3×15mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その粗製残渣を2mLのジオキサンに溶解させ、そして10%のHCl(1mL)で処理した。濃HCl(1.5mL)を添加してこの反応を完了まで駆動した。この反応混合物を、飽和NaHCO3の注意深い添加によりクエンチした。この反応混合物を20mLのブラインに注ぎ、そして3×20mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10%〜30%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物79をベージュ色の油状物として得た(1.1mg、11%)。
実施例80
3−(2−ブロモ−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−3−(ヒドロキシメチル)フェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物80):化合物102の調製に記述される手順と類似のセットにより調製した。3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルを、そのフェノール成分として、3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに使用した。
実施例81
3−(2−ブロモ−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−3−(ヒドロキシメチル)フェノキシ)ベンゾニトリル(化合物81):化合物102の調製に記述される手順と類似のセットにより調製した。3−ヒドロキシ−ベンゾニトリルを、そのフェノール成分として、3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに使用した。
実施例82
2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルフィニル)安息香酸メチル(化合物82)
工程A:2−ブロモ−6−((ジフルオロメチル)スルフィニル)−3−フルオロ安息香酸メチル。化合物96の調製に記述される手順と類似のセットにより調製した。精製を、5%〜25%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用してシリカで達成した(88mg、収率53%)。
工程B:2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルフィニル)安息香酸メチル。化合物69の調製からの工程Cを参照のこと。5%〜25%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用するシリカでのクロマトグラフィーにより精製して、化合物82を無色油状物として得た(13.2mg、収率11%)。
実施例83
(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物83)
工程A:(2−ブロモ−6−((ジフルオロメチル)チオ)−3−フルオロベンジル)カルバミン酸tert−ブチルの調製。2−ブロモ−6−((ジフルオロメチル)チオ)−3−フルオロベンゾニトリルを、化合物98の調製に記述される手順と類似のセットにより調製した。テトラヒドロフラン(1mL)中の2−ブロモ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−ベンゾニトリル(45mg、0.16mmol)を、ジメチルスルホニオボラヌイド(dimethylsulfonioboranuide)(46.6μL、0.48mmol)で処理し、そして60℃で4時間撹拌した。この反応混合物を、1mLのMeOHおよび8mLのジオキサン中4MのHClの添加によりクエンチした。得られた混合物を室温で15分間、および50℃で30分間撹拌した。この反応混合物を2mLの飽和NaHCO3の添加によりクエンチし、次いで減圧下で濃縮した。その残渣を10mLの1:1のCH2Cl2/水で可溶化した。その二相混合物を炭酸tert−ブトキシカルボニルtert−ブチル(34.8mg、0.16mmol)で処理し、そして1時間撹拌した。この反応混合物を3×15mLの、CHCl3中30%のイソ−プロピルアルコールで抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、5%〜30%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、所望の生成物を得た(56mg、収率91%)。LCMS ESI(+)m/z 286、288[MH+−CO2−C4H8]。
工程B:tert−ブチル−(2−ブロモ−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)−3−フルオロベンジル)カルバメートの調製。実施例1の工程Eと類似の手順に従った。LCMS ESI(+)m/z 362、364[MH+−C4H8]。
工程C:tert−ブチル−(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)カルバメートの調製:実施例1の工程Fと類似の手順に従った。精製を、5%〜30%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカゲルでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物83を透明フィルムとして得た(51mg、収率51%)。
実施例84
7−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)イソベンゾフラン−1(3H)−オン(化合物84)
工程A:[2−ブロモ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−フェニル]メタノールの調製。実施例1の工程Dと類似の手順に従った。LCMS ESI(+)m/z 269、271[M+H−16]。
工程B:4−(ジフルオロメチルスルファニル)−7−フルオロ−3H−イソベンゾフラン−1−オンの調製。[2−ブロモ−6−(ジフルオロメチルスルファニル)−3−フルオロ−フェニル]メタノール(51mg、0.18mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(0.8mL)中の溶液を、シアン化銅(I)(19.1mg、0.21mmol)で処理し、そしてマイクロ波照射により160℃で35分間撹拌した。この反応混合物を、この反応溶液の注入により逆相で直接精製した。10%〜70%のCH3CN/水を溶出液として使用して、4−(ジフルオロメチルスルファニル)−7−フルオロ−3H−イソベンゾフラン−1−オンを得た(18mg、0.08mmol、収率43%)。LCMS ESI(+)m/z 235(M+H)。
工程C:4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−7−フルオロイソベンゾフラン−1(3H)−オンの調製。3−クロロ過安息香酸(60.3mg、0.27mmol)のジクロロメタン(2mL)中の溶液を、0℃で4−(ジフルオロメチルスルファニル)−7−フルオロ−3H−イソベンゾフラン−1−オン(18mg、0.08mmol)で処理し、そして室温で2日間撹拌した。この反応混合物を10mLの1M NaOHに注ぎ、そして3×20mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10%〜40%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−7−フルオロイソベンゾフラン−1(3H)−オンを得た(19mg、0.07mmol、収率92%)。LCMS ESI(−)m/z 265(M−H)。
工程D:7−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)イソベンゾフラン−1(3H)−オンの調製:実施例1の工程Fと類似の手順に従った。重炭酸ナトリウムを炭酸カリウムの代わりに使用した。精製を、5%〜30%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物84を白色固体として得た(21.7mg、収率78%)。
実施例85
(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェニル)メタンアミン(化合物85):(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)カルバミン酸tert−ブチル(49mg、0.09mmol)のジクロロメタン(1mL)中の溶液を、25℃で0.5mLのTFAで処理した。この反応混合物を1時間撹拌した。揮発性物質を減圧下での濃縮により除去した。その残渣を15mLの30%イソプロピルアルコール/CHCl3で可溶化し、そして10mLの飽和NaHCO3に注いだ。その有機相を分離し、そしてその水性物質を3×10mLの30%イソプロピルアルコール/CHCl3でさらに抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させて、化合物85を透明フィルムとして得た(35mg、収率87%)。
実施例86
N−(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)アセトアミド(化合物86):(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェニル)メタンアミン(15.4mg、0.03mmol)およびトリエチルアミン(9.6μL、0.07mmol)のジクロロメタン(1mL)中の溶液を、25℃で無水酢酸(4.0μL、0.04mmol)で処理し、そしてLCMSにより完了するまで(約1時間)25℃で撹拌した。この反応混合物を10mLの飽和NaHCO3に注ぎ、そして3×10mLの30%イソ−プロピルアルコール/CHCl3で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させて、化合物86を白色固体として得た(16.7mg、収率99%)。
実施例87
(3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1,2−フェニレン)ジメタノール(化合物87):7−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)イソベンゾフラン−1(3H)−オン(20mg、0.05mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液を、0℃で水素化アルミニウムリチウム(THF中0.1M、0.1mL、0.10mmol)で処理し、そして0℃で2時間撹拌した。後処理を、20%の酒石酸カリウムナトリウム溶液(1mL)を添加することにより達成し、20分間撹拌し、次いでこの反応混合物を濃縮してTHFを除去した。残った反応混合物を20mLの水に注ぎ、そして3×10mLのイソ−プロピルアルコール/CHCl3で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10%〜50%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物87を白色固体として得た(10mg、収率49%)。
実施例88
7−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1,3−ジヒドロイソベンゾフラン−1−オール(化合物88):7−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)イソベンゾフラン−1(3H)−オン(20mg、0.05mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液を、0℃で水素化アルミニウムリチウム(THF中0.1M、0.1mL、0.10mmol)で処理し、そして0℃で2時間撹拌した。後処理を、20%の酒石酸カリウムナトリウム溶液(1mL)を添加することにより達成し、20分間撹拌し、次いでこの反応混合物を濃縮してTHFを除去した。残った反応混合物を20mLの水に注ぎ、そして3×10mLのイソ−プロピルアルコール/CHCl3で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10%〜50%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物88を白色固体として得た(0.8mg、収率4%)。
実施例89
(2−ブロモ−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)−3−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)フェニル)メタノール(化合物89):化合物102の調製に施術される手順と類似のセットによって調製した。
実施例90
4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物90)
工程A:4−フルオロ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール:4−フルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(88mg、0.45mmol)のメタノール(2.2mL)中の溶液を、25℃で水素化ホウ素ナトリウム(25mg、0.67mmol)で処理し、そして25℃で30分間撹拌した。この反応混合物を、1mLの水の添加によりクエンチした。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を10mLの水に注ぎ、そして3×20mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。得られた生成物をさらに精製せずに即座に使用した。LCMS ESI(+)m/z 181(M+H−16)。
工程B:4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール:4−フルオロ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(0.45mmol)を、ジクロロメタン(2.2mL)に溶解させ、そして3−クロロ過安息香酸(301.5mg、1.35mmol)で処理した。この反応混合物を25℃で一晩撹拌した。この反応混合物を10mLの1N NaOHに注ぎ、そして3×20mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた(35mg、収率34%)。得られた生成物をさらに精製せずに即座に使用した。LCMS ESI(+)m/z 213(M+H−16)。
工程C:4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール:4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(12mg、0.05mmol)、3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(7.6mg、0.05mmol)、および重炭酸セシウム(11.1mg、0.06mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(0.5mL)中の懸濁物を145℃で4時間加熱した。この反応混合物を20mLの水に注ぎ、そして3×10mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、20%〜60%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物90を薄膜として得た(4.9mg、収率26%)。
実施例91
4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−(エチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物91):化合物90の調製のための手順と類似のセットに従った。工程Aにおいて、ヨードメタンをヨードエタンで置き換えた。工程Fにおいて、反応混合物を、その反応溶液の注入によって、逆相で直接精製した。20%〜80%のCH3CN/水を溶出液として使用した。
実施例92
3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−6−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物92)
工程A:2−ブロモ−3−(ジフルオロメチル)−1,4−ジフルオロ−ベンゼン:2−ブロモ−3,6−ジフルオロ−ベンズアルデヒド(5g、22.6mmol)のジクロロメタン(113mL)中の溶液を、0℃でジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(7.17mL、54.3mmol)で処理した。その氷浴を、得られた反応混合物から外し、そしてこれを室温で2時間撹拌した。この反応混合物を0℃まで冷却し、そして60mLの飽和水性NaHCO3の注意深い添加によりクエンチした(CO2の発生が起こった)。この反応混合物を30分間激しく撹拌した。さらに30mLの飽和水性NaHCO3を添加し、そしてこの反応物をさらに30分間撹拌した。この反応混合物を3×40mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させて、2−ブロモ−3−(ジフルオロメチル)−1,4−ジフルオロ−ベンゼンを得た。この生成物をさらに精製せずに使用した。
工程B:2−(ジフルオロメチル)−3,6−ジフルオロベンゾニトリル:2−ブロモ−3−(ジフルオロメチル)−1,4−ジフルオロ−ベンゼン(5.12g、21.1mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(42mL)中の溶液を、シアン化銅(I)(2.45g、27.4mmol)で処理し、そして180℃で1時間45分撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして200mLのエーテルで希釈した。得られた懸濁物をセライトで濾過した。その濾液を500mLの水に注ぎ、分離し、そして3×70mLのEt2Oでさらに抽出した。合わせた有機物を50mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、20%〜70%のCH2Cl2/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成した。生成物は白色固体であり、これは、高真空への長時間の曝露により昇華し得る(3.0g、15.9mmol、収率76%)。
工程C:2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−6−メチルスルファニル−ベンゾニトリル:2−(ジフルオロメチル)−3,6−ジフルオロ−ベンゾニトリル(5.27g、27.9mmol)のテトラヒドロフラン(120mL)中の溶液に、メチルスルファニルナトリウム(2.05g、29.3mmol)を0℃で添加した。添加後、この反応混合物を0℃で8時間撹拌し、次いで一晩で周囲温度まで温めた。水(50mL)およびMTBE(100mL)を添加した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮して、2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−6−メチルスルファニル−ベンゾニトリル(6g、27.6mmol、収率99%)を黄色固体として得、これを精製せずに次の工程で直接使用した。あるいは、精製を、10%〜35%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成した。LCMS ESI(+)m/z 218(M+H)。
工程D:2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−6−メチルスルホニル−ベンゾニトリル:2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−6−メチルスルファニル−ベンゾニトリル(6.3g、29mmol)、Oxone(登録商標)(53.56g、87.01mmol)のアセトニトリル(70mL)および水(35mL)中の懸濁物を、56℃で3時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、固体を濾過により除去し、そしてMTBE(200mL)により洗浄した。その揮発性溶媒を、その濾液から減圧下で除去した。得られた溶液をMTBE(400mL)で抽出し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた固体を2:1のヘキサン/MTBE(150mL)に懸濁させ、そして10分間撹拌した。得られた白色固体を濾過により集め、そして乾燥させて、2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−6−メチルスルホニル−ベンゾニトリルを得た(4.46g、17.9mmol、収率62%)。LCMS ESI(+)m/z 250(M+H)。
工程E:3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−6−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル:2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−6−メチルスルホニル−ベンゾニトリル(150mg、0.6mmol)、3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(88.2mg、0.6mmol)、および重炭酸セシウム(116.7mg、0.6mmol)のDMF(1.5mL)中の溶液を50℃で6時間撹拌した。この反応混合物を、1mLの1M NaOHを含む50mLの水に注ぎ、そして3×20mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10%〜40%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物92を白色固体として得た(121mg、収率53%)。
実施例93
2−(ジフルオロメチル)−3−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−6−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物93):この生成物を、化合物92のための合成の工程Eに従って同様に、3,5−ジフルオロフェノールをそのフェノール成分として使用して調製した。LCMS ESI(+)m/z 377(M+NH4);
実施例94
3−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−6−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物94):この生成物を、化合物92のための合成の工程Eに従って同様に、3−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリルをそのフェノール成分として使用して調製した。
実施例95
3−フルオロ−5−((5−ヒドロキシ−4−(メチルスルホニル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物95)
工程A:8−ブロモ−5−ヒドロキシ−テトラリン−1−オン:反応前に、ガラス器具を火炎乾燥させた。8−ブロモ−5−メトキシ−テトラリン−1−オン(510.2mg、2mmol)の1,2−ジクロロエタン(10mL)中の溶液を三塩化アルミニウム(1173.4mg、8.8mmol)で処理し、そして得られた懸濁物を85℃で3.5時間撹拌した。この反応混合物を34mLの10%HClに注意深く注ぎ、そして2時間撹拌した。この反応混合物を22mLのCH2Cl2で希釈し、そして激しく撹拌した。この混合物をセライトで濾過して黒色の不溶性物質を除去し、8−ブロモ−5−ヒドロキシ−テトラリン−1−オン(198mg、粗製生成物)を得、これをさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)m/z 241、243(M+H)。
工程B:3−(8−ブロモ−1−オキソ−テトラリン−5−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:3,5−ジフルオロベンゾニトリル(211.2mg、1.52mmol)、8−ブロモ−5−ヒドロキシ−テトラリン−1−オン(183mg、0.76mmol)、および重炭酸セシウム(161.9mg、0.83mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(3.0mL)中の懸濁物を、マイクロ波照射により150℃で30分間撹拌した。この反応混合物を40mLの水に注ぎ、そして3×20mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させて、3−(8−ブロモ−1−オキソ−テトラリン−5−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(71.5mgの粗製生成物)を得た。この生成物を、ブロモ誘導体とデスブロモ誘導体との混合物として単離し、そしてさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)m/z 360、362(M+H)。
工程C:3−フルオロ−5−((4−(メチルスルホニル)−5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)オキシ)ベンゾニトリル:3−(8−ブロモ−1−オキソ−テトラリン−5−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(51.5mg、0.14mmol)、メタンスルフィン酸ナトリウム塩(16.1mg、0.16mmol)およびヨウ化銅(I)(136.2mg、0.7mmol)のジメチルスルホキシド(1mL)中の溶液を100℃で30分間加熱した。この反応混合物を、激しく撹拌しながら、4mLのEt2Oで希釈し、次いで2mLの水で希釈した。得られた懸濁物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターケーキをEt2Oで徹底的にすすいだ。その濾液を20mLの水に注ぎ、そして3×10mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10%〜50%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、3−フルオロ−5−((4−(メチルスルホニル)−5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)オキシ)ベンゾニトリルを得た(31.8mg、0.15mmol、収率62%)。LCMS ESI(+)m/z 360(M+H)。
工程D:3−フルオロ−5−((5−ヒドロキシ−4−(メチルスルホニル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)オキシ)ベンゾニトリル:実施例90の工程Cと類似の手順に従った。精製を、20%〜60%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物95を薄膜として得た(10mg、収率84%)。
実施例96
2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−ヨードベンゾニトリル(化合物96)
工程A:2−ブロモ−3−フルオロ−6−ヨード安息香酸の調製:2−ブロモ−3−フルオロ−安息香酸(7.5g、34.3mmol)を、酢酸パラジウム(II)(384mg、1.7mmol)、ヨウ素(8.7g、34.3mmol)、ジアセトキシヨードベンゼン(11.0g、34.3mmol)およびDMF(165mL)と合わせた。得られた懸濁物を120℃で28時間加熱し、次いで、周囲温度で40時間撹拌した。この反応物を濃縮して大部分のDMFを除去し、次いでその残渣を0.1MのHClに注ぎ(結果としてpH<3)、そしてEt2Oで抽出した。固体のNa2S2O3を添加すると、ヨウ素の色のいくらかが消失した。分離後、その水性物質をEt2Oで3回洗浄し(100mLずつ)、次いで合わせた有機層を1MのNa2S2O3で洗浄して、残りの紫色を除去した。その有機層を飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物は、減圧下に静置した後に固化した(8g、67%)。
工程B:2−ブロモ−3−フルオロ−6−ヨードベンズアミドの調製:2−ブロモ−3−フルオロ−6−ヨード安息香酸(2.33g、6.76mmol)をTHF(20mL)に溶解させ、そして0℃まで冷却した。この溶液をDMF(10滴)で処理し、その後、塩化チオニル(1.0mL、10.1mmol)を滴下により添加し、次いで10分間撹拌した。この反応物を周囲温度まで温め、そして2時間撹拌した。この混合物を0℃まで再度冷却し、そして濃水酸化アンモニウム(5mL)で処理し、そしてこの混合物を、浴を用いて周温度まで温め、そして一晩撹拌した。この混合物を減圧中で濃縮し、次いで飽和NaHCO3および酢酸エチルに再度溶解させた。層を分離し、そしてその有機相を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、白色固体を得た(2.20g、94%)。
工程C:2−ブロモ−3−フルオロ−6−ヨードベンゾニトリルの調製:2−ブロモ−3−フルオロ−6−ヨードベンズアミド(10g、29mmol)をオキシ塩化リン(41mL)に懸濁させ、トリエチルアミン(12.2mL、87.2mmol)で処理し、次いでこの混合物を75℃で3時間加熱した。この反応物を、浴を用いて周囲温度まで冷却し、そして一晩撹拌した。この混合物を減圧中で濃縮して過剰なPOCl3を除去し、次いでその半乾燥残渣を氷およびいくらかの水で処理した。この氷が融けるまでこの混合物を撹拌し、そしてベージュ色の固体を濾過により集め、水で洗浄し、そして風乾させた(8.04g、定量的)。
工程D:2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−ヨードベンゾニトリル(化合物96)の調製:2−ブロモ−3−フルオロ−6−ヨードベンゾニトリル(25.2mg、0.08mmol)を、3−クロロ−5−フルオロフェノール(11mg、0.08mmol)および325メッシュの炭酸カリウム(13mg、0.09mmol)と、アセトニトリル(0.25mL)中で合わせた。この混合物をInitiator(登録商標)マイクロ波反応器内210℃で30分間加熱した。冷却後、この反応物をEt2Oおよび水で希釈し、次いで分離した。その水相をEt2Oで洗浄し、そして合わせた有機層を10%のNa2CO3で2回、および飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を、MeCN/水の勾配で溶出する逆相SiO2でのクロマトグラフィーにより分離した。このカラムから最初に溶出する物質を減圧中で濃縮し、次いでその残渣を水と酢酸エチルとの間で分配した。その有機層を飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、化合物96を得た(10mg、27%)。
実施例97
2−ブロモ−3−クロロ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゼン(化合物97)
工程A:2−クロロ−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−ニトロ−1−(トリフルオロメチル)ベンゼンの調製:1,3−ジクロロ−2−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼン(0.50g、1.9mmol)を炭酸セシウム(1.25g、3.9mmol)で処理し、そしてNMP(4mL)でスラリー化した。この懸濁物を0℃まで冷却し、そしてNMP(2mL)に溶解させた3−フルオロ−5−クロロフェノール(282mg、1.9mmol)で処理した。14時間かけてこの混合物を撹拌しながらこの氷浴を周囲温度まで温めた。この反応混合物を水およびEt2Oで希釈し、次いで分離した。その水性物質をEt2Oで洗浄し、そして合わせた有機層を10%のNa2CO3で2回、および飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その物質を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離し、そして所望の物質を含む画分を減圧中で濃縮して、白色固体を得た(125mg、17%)。
工程B:2−クロロ−6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−(トリフルオロメチル)アニリンの調製:2−クロロ−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−ニトロ−1−(トリフルオロメチル)ベンゼン(110mg、0.30mmol)を95%のエタノール(2mL)に溶解させ、そして塩化スズ(II)五水和物(335mg、1.2mmmol)で処理した。この混合物を5時間加熱還流し、次いで周囲温度で55時間撹拌した。この混合物を減圧中で濃縮し、次いで酢酸エチルに再度溶解させた。その有機層を10%のNaClで3回、および水、飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、淡色油状物(light oil)を得た(105mg、定量的)。
工程C:2−ブロモ−3−クロロ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)ベンゼン(化合物97)の調製:2−クロロ−6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−(トリフルオロメチル)アニリン(102mg、0.30mmol)をジオキサン(0.7mL)に溶解させ、濃HCl(0.7mL)で希釈し、次いで0℃まで冷却した。亜硝酸ナトリウム(21mg、0.30mmol)の水(50μL)中の溶液を滴下により添加し、そしてこの添加後、15分間撹拌した。そのジアゾニウム中間体を、6NのHCl(0.34mL)に溶解させた臭化銅(I)(52mg、0.63mmol)の冷(0℃)溶液で処理した。この混合物を15分間撹拌し、次いで16時間かけて60℃まで温めた。この反応を水および酢酸エチルでクエンチし、そしてその水層を、その暗色有機層から分離した。この有機層を飽和NH4Clで数回、および飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物97を無色油状物として得た(55mg、45%)。
実施例98
2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物98)
工程A:S−エタンチオ酸(3−ブロモ−2−シアノ−4−フルオロフェニル)の調製:2−ブロモ−3−フルオロ−6−ヨードベンゾニトリル[化合物96、工程C](6.5g、19.9mmol)およびXantphos(1.38g、2.39mmol)を、2:1のトルエン/アセトン(80mL)に懸濁させた。この混合物をアルゴンでスパージし、次いでトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(1.0g、1.1mmol)およびエタンチオ酸カリウム(2.84g、24.9mmol)で処理した。この混合物をアルゴン下で密封し、そして70℃で3時間加熱し、次いで周囲温度で一晩撹拌した。この反応物をセライトで濾過し、残った固体を塩化メチレンで洗浄し、そしてその濾液を減圧中で濃縮した。その粗製生成物を、酢酸エチルとヘキサンとの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離した。所望の物質を含む全ての画分(より高いRfの物質とより低いRfの物質とを含めて)を集め、そして濃縮して、粗製の暗褐色固体にした(4.0g、73%)。この物質をさらに精製せずに使用した。
工程B:2−ブロモ−3−フルオロ−6−メルカプトベンゾニトリルの調製:S−エタンチオ酸(3−ブロモ−2−シアノ−4−フルオロフェニル)(4.0g、14.6mmol)をTHF(130mL)に溶解させ、そしてこの溶液をアルゴンガスで10分間スパージした。濃水酸化アンモニウム(15M、18mL)を添加し、そして得られた溶液をさらに5分間スパージし、次いで40分間撹拌した。この反応混合物を減圧中で濃縮し、次いでEt2Oに再度溶解させ、そして10%のNH4OHを含むいくらかの水でpH10に調整した。その水層を分離し、そしてEt2Oで2回洗浄した。その水層を1MのKHSO4でpH2に調整し、次いでEt2Oで3回抽出した。合わせた有機物を水、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、黄褐色固体を得た(1.92g、56%)。
工程C:2−ブロモ−3−フルオロ−6−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリルの調製:2−ブロモ−3−フルオロ−6−メルカプトベンゾニトリル(1.92g、8.3mmol)をDMF(11mL)に溶解させ、そしてメチルビオロゲンジクロリド(213mg、0.83mmol)およびトリエチルアミン(2.9mL、20.7mmol)で処理した。この溶液を−78℃まで冷却し、そして過剰なトリフルオロメチルヨージドガス(18.5g)をこの溶液中に凝縮させた。この反応容器を密封し、周囲温度まで直接温め、そして18時間撹拌した。この反応物を−78℃まで冷却し、注意深く開放し、そして揮発性試薬を、この溶液に激しい窒素流を通すことにより除去した。この混合物を飽和NaClに注ぎ、Et2Oで希釈し、そして分離した。その水相をEt2Oで3回洗浄し、そして合わせた有機物を飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を、酢酸エチルとヘキサンとの勾配で溶出するSiO2で精製して、2−ブロモ−3−フルオロ−6−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリル(2.46g、定量的)を得た。
工程D:2−ブロモ−3−フルオロ−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリルの調製:2−ブロモ−3−フルオロ−6−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリル(145mg、0.48mmol)を、MeCN、CCl4および水の混合物(1:1:2、4.8mL)に溶解させ、次いで塩化ルテニウム(III)(3mg、0.01mmol)および過ヨウ素酸ナトリウム(310mg、1.45mmol)を添加した。この懸濁物を周囲温度で4時間撹拌した。この混合物を塩化メチレンで希釈し、そしてセライトのパッドで濾過した。その濾液を分離し、そしてその水層を新鮮な塩化メチレンで洗浄した。合わせた有機抽出物をFlorisil(登録商標)(塩化メチレンで予め湿らせた)の小さいパッドに通した。そのフィルタ媒体を塩化メチレンで洗浄し、次いで合わせた濾液を減圧中で濃縮して、白色固体を得た(145mg、定量的)。
工程E:2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物98)の調製:2−ブロモ−3−フルオロ−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(26mg、0.08mmol)を、重炭酸ナトリウム(13mg、0.16mmol)とアセトニトリル(0.25mL)中で合わせ、そしてこの懸濁物を0℃まで冷却した。3−クロロ−5−フルオロフェノール(11mg、0.08mmol)のアセトニトリル(0.25mL)中の溶液を、この冷溶液に滴下により添加した。この混合物を0℃で30分間撹拌し、次いで6時間かけて周囲温度まで温めた。この混合物を酢酸エチルおよび水で希釈し、次いで分離した。その有機層を飽和NaHCO3で2回、および飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物98を自由に流動する白色固体として得た(22.7mg、62%)。
実施例99
2−ブロモ−3−(3−シアノフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物99):化合物98の工程Eに記載されるのと同様に、3−ヒドロキシベンゾニトリルを利用して調製した(52%)。
実施例100
2−ブロモ−3−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物100):化合物98の工程Eに記載されるのと同様に、3−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリルを利用して調製した(>90%)。
実施例101
2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアルデヒド(化合物101)
工程A:2−ブロモ−3−フルオロ−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアルデヒドの調製:2−ブロモ−3−フルオロ−6−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゾニトリル(500mg、1.5mmol)[化合物98、工程D]をジクロロメタン(8mL)に溶解させ、そして0℃まで冷却した。この溶液を水素化ジイソブチルアルミニウムの溶液(ヘプタン中1M、1.81mL、1.81mmol)でゆっくりと処理し、そしてこの混合物を0℃で5時間撹拌した。さらなる水素化ジイソブチルアルミニウム(ヘプタン中1M、0.3mL、0.3mmol)を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を0℃でさらに2時間撹拌した。この反応を0℃で、冷1N HCl(8mL)の添加によりクエンチした。この懸濁物を周囲温度まで温め、そして1時間撹拌した。この混合物を、固体のNaHCO3の添加により中和し、そして生じた沈殿物を濾過し、そして酢酸エチルで洗浄した。その濾液を分離し、その水性物質を酢酸エチルで洗浄し、そして合わせた有機物を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、所望の生成物を得た(458mg、90%)。
工程B:2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアルデヒドの調製:2−ブロモ−3−フルオロ−6−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンズアルデヒド(458mg、1.73mmol)を、重炭酸ナトリウム(230mg、2.73mmol)および3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(210mg、1.44mmol)で処理し、そしてその固体をアセトニトリル(4mL)でスラリー化し、次いでこの混合物を50℃で20時間撹拌した。この反応物を窒素ガスのストリーム中で濃縮し、次いで水および酢酸エチルで希釈した。層を分離し、そしてその水性物質を酢酸エチルで3回洗浄した。合わせた有機層を10%のK2CO3で3回、および飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、明黄色油状物を得た。その粗製物質を、ヘキサン/酢酸エチルの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物101を無色油状物として得た(525mg、83%)。
実施例102
(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)メタノール(化合物102):2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンズアルデヒド[化合物101](16.5mg、0.04mmol)を、95%のEtOH(0.5mL)に溶解させ、そして水素化ホウ素ナトリウム(2.7mg、0.07mmol)で一度に処理した。この混合物を周囲温度で3時間撹拌し、1NのNCl(0.5mL)でクエンチし、そして周囲温度で30分間撹拌した。この混合物をEt2Oで希釈し、そして分離した。その水性物質をEt2Oで洗浄し、そして合わせた有機物を水で2回、および飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。この粗製の固体をヘキサン/塩化メチレンで摩砕し、そして得られた固体を濾過し、ヘキサンで洗浄し、そして風乾させて、化合物102を得た(8mg、43%)。
実施例103
1−(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)エタン−1−オール(化合物103):2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンズアルデヒド[化合物101](23mg、0.05mmol)をTHF(0.2mL)に溶解させ、0℃まで冷却し、そしてジメチル亜鉛の溶液(ヘプタン中1M、0.22mL、0.22mmol)で滴下により処理した。この混合物を80℃で25時間加熱した。周囲温度まで冷却した後に、この混合物を冷1N HCl(1mL)に添加した。数分間撹拌した後に、その水層を飽和NaHCO3でpH8〜9に調整した。その水性懸濁物をEt2Oで3回抽出した。合わせた有機物を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製物質を、20:1のヘキサン/酢酸エチルで溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物103を白色固体として得た(8.7mg、36%)。
実施例104
1−(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)エタン−1−オン(化合物104):1−[2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]エタン−1−オール(10mg、0.02mmol)[化合物103]を塩化メチレン(0.2mL)に溶解させ、そしてDess−Martinペルヨージナン(11.5mg、0.03mmol)で処理し、そしてこの溶液を周囲温度で45分間撹拌した。この反応物を、飽和NaHCO3および10%の水性チオ硫酸ナトリウムで希釈し、次いで10分間撹拌した。その水性物質をEt2Oで3回洗浄し、そして合わせた有機物を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、化合物104を半固体として得た(11mg、定量的)。
実施例105
3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−シアノ−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)安息香酸(化合物105):2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンズアルデヒド(44mg、0.10mmol)[化合物101]を、シアン化銅(I)(8.6mg、0.1mmol)とNMP(0.5mL)中で合わせ、アルゴンガスを吹き込むことによりパージし、次いでこの混合物を、Initiator(登録商標)マイクロ波反応器内190℃で60分間加熱した。冷却後、大部分のNMPを窒素ガスのストリーム中で除去した。その残渣を酢酸エチルおよび水に溶解させた。層を分離し、そしてその有機層を水で5回、および飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物105を黄褐色固体として得た(収率45%)。
実施例106
1−(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)エタン−1−オンオキシム(化合物106):ヒドロキシルアミン塩酸塩(16mg、0.23mmol)を酢酸ナトリウム(18.6mg、0.23mmol)と合わせ、そして95%のEtOH(0.9mL)に溶解させた1−[2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]エタノン[化合物104](45mg、0.09mmol)の溶液を添加し、次いで得られた混合物を周囲温度で16時間撹拌した。その溶媒を窒素ガスのストリームを使用して除去し、そしてその残渣を1MのNa2CO3および酢酸エチルで希釈した。相を分離し、そしてその水性物質を酢酸エチルで洗浄した。合わせた有機層を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して無色フィルムにして、化合物106を明黄色油状物として得た(44mg、定量的)。
実施例107
2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアルデヒドオキシム(化合物107):ヒドロキシルアミン塩酸塩(5.8mg、0.08mmol)を、酢酸ナトリウム(6.8mg、0.08mmol)および2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンズアルデヒド[化合物101](16mg、0.03mmol)の、95%のEtOH(0.9mL)中の懸濁物に添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌した。この反応混合物を窒素ガスのストリーム中で濃縮し、次いで1MのNa2CO3および酢酸エチルで希釈した。層を分離した後に、その水性物質を酢酸エチルで洗浄し、そして合わせた有機層を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、化合物107を無色フィルムとして得た(23mg、定量的)。
実施例108
2−((2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)アミノ)エタン−1−オール(化合物108):2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンズアルデヒド[化合物101](10mg、0.02mmol)を1,2−ジクロロエタン(0.1mL)に溶解させ、そしてエタノールアミン(1.4μL、0.02mmol)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(14mg、0.06mmol)で処理した。この溶液を周囲温度で18時間撹拌した。この混合物が酸性(pH<2)のままになるまで、この混合物を10%のHClの滴下による添加によりクエンチした。この混合物を1時間撹拌し、次いで飽和NaHCO3でpH8〜9に再度調整し、そしてEt2Oおよび水で希釈した。分離後、その水性物質をEt2Oで2回洗浄した。合わせた有機層を水、飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製物質を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物108を無色油状物として得た(3mg、29%)。
実施例109
1−(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)−N−メチルメタンアミン(化合物109):2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンズアルデヒド(30mg、0.06mmol)[化合物101]をオルトギ酸トリメチル(0.3mL)に溶解させ、そしてメチルアミン塩酸塩(4.4mg、0.07mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(17μL、0.06mmol)で処理した。この溶液を周囲温度で18時間撹拌した。この混合物をMeOH(0.25mL)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(41mg、0.19mmol)で処理し、そして3日間撹拌した。この反応物を水素化ホウ素ナトリウム(10mg)で処理し、そして周囲温度で一晩撹拌した。この混合物を0℃まで冷却し、そしてこの混合物が酸性(pH<2)のままになるまで、10%のHClの滴下による添加によりクエンチした。この混合物を1時間撹拌し、飽和NaHCO3でpH8〜9に再度調整し、次いでEt2Oおよび水で希釈した。分離後、その水層をEt2Oで2回洗浄した。合わせた有機層を水、飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製物質を、ヘキサン/酢酸エチルの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより精製して、化合物109を無色油状物として得た(2mg、7%)。LCMS ESI(+)m/z(M+H)476、478;
実施例110
N−ベンジル−1−(2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)メタンアミン(化合物110):2−ブロモ−3−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−6−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンズアルデヒド(44mg、0.10mmol)[化合物101]を1,2−ジクロロエタン(0.4mL)に溶解させ、そしてベンジルアミン(11μL、0.10mmol)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(61mg、0.29mmol)で処理した。この溶液を周囲温度で18時間撹拌し、そしてその溶媒を、窒素ガスのストリームを使用して除去した。その粗製生成物を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物110を白色固体として得た(14.8mg、27%)。
2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物111)
工程A:2−クロロ−3−フルオロ−6−メルカプトベンゾニトリルの調製:DMF(38mL)中の2−クロロ−3,6−ジフルオロ−ベンゾニトリル(7.35mg、42.4mmol)を窒素ガスで5分間スパージし、0℃まで冷却し、そして亜硫酸ナトリウム(3.47g、44.5mmol)で処理した。この黄色懸濁物を0℃で45分間撹拌した。この反応物を塩化メチレンおよび1MのNH4OHで希釈した。分離後、その水性物質を塩化メチレンで洗浄した。この水性物質を10%のKHSO4でpH2に調整し、次いで塩化メチレンで2回抽出した。合わせた有機物を水、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、明黄色油状物を得た(6.1g、75%)。
工程B:2−クロロ−3−フルオロ−6−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリルの調製:3−クロロ−3−フルオロ−6−メルカプトベンゾニトリル(6.1g、32mmol)をDMF(42mL)に溶解させ、そしてメチルビオロゲンジクロリド(0.42g、1.6mmol)で処理した。この懸濁物を−78℃まで冷却し、トリエチルアミン(11.3mL、81mmol)で処理し、次いでトリフルオロメチルヨージドガス(5.2g)をこの溶液中に凝縮させた。この反応容器を密封し、そしてこの混合物を周囲温度まで直接温め、そして14時間撹拌した。この反応容器を注意深く開き、次いで揮発性試薬を、この溶液に激しい窒素流を通すことにより除去した。この混合物を飽和NaClに注ぎ、Et2Oで希釈し、そして分離した。その水相をEt2Oで3回洗浄し、そして合わせた有機層を飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、暗色油状物にした(4.9g)。この粗製生成物を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより精製した。所望の生成物を明黄色油状物として得た(3.0g、37%)。
工程C:2−クロロ−3−フルオロ−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリルの調製:2−クロロ−3−フルオロ−6−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリル(0.38g、1.5mmol)を、MeCN、CCl4および水の混合物(体積比1:1:2、15mL)に溶解させ、そして塩化ルテニウム(III)(9.1mg、0.04mmol)を添加した。過ヨウ素酸ナトリウム(0.94g、4.4mmol)を一度に添加し、そしてこの混合物を周囲温度で4時間撹拌した。この混合物を塩化メチレンで希釈し、そしてセライトのパッドで濾過した。その濾液を分離し、そしてその水性物質を新鮮な塩化メチレンで洗浄した。合わせた抽出物をFlorisil(登録商標)(塩化メチレンで予め湿らせた)のパッドで濾過した。このパッドを塩化メチレンで洗浄し、次いで合わせた無色の濾液を減圧中で穏やかに濃縮して、暗色油状物にした。この粗製生成物を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離した。その生成物を淡色油状物として得、これは、静置すると白色固体を形成した(145mg、33%)。
工程D:2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリルの調製:2−クロロ−3−フルオロ−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(1.08g、3.75mmol)を、重炭酸ナトリウム(573mg、6.82mmol)とアセトニトリル(10mL)中で合わせ、そしてこの懸濁物を0℃まで冷却した。3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(0.5g、3.4mmol)をこの懸濁物に添加し、そしてこの混合物を周囲温度まで温め、そして60時間撹拌した。この反応物を10%のNa2CO3および酢酸エチルで希釈し、次いで分離した。その有機層を10%のNa2CO3で3回、および飽和NaHCO3で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製物質を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物111を無色油状物として得た(339mg、21%)。
実施例112
2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアルデヒド(化合物112):2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル[化合物111](339mg、0.82mmol)をジクロロメタン(5mL)に溶解させ、そして−20℃まで冷却した。この溶液をヘプタン中1Mの水素化ジイソブチルアルミニウム(0.9mL、0.9mmol)で滴下により処理し、そして−20℃で90分間撹拌し、次いで0℃まで温め、そして90分間撹拌した。この反応を0℃で、10%のHCl(約3mL)を次第に添加することによりクエンチし、次いでこの混合物を0℃で30分間撹拌した。この混合物をジクロロメタンおよび水で希釈し、次いで分離した。その水性物質を塩化メチレンで洗浄し、そして合わせた有機層を水、半飽和NaHCO3で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製物質を、ヘキサン/酢酸エチルの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離した。早く溶出する生成物を集め、そして濃縮して、化合物112を無色油状物として得た(67mg、19%)。
実施例113
1−(2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)−N−メチルメタンアミン(化合物113):2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアルデヒド[化合物112](20mg、0.05mmol)を1,2−ジクロロエタン(0.15mL)に溶解させ、そしてメチルアミン塩酸塩(3.6mg、0.05mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(9.2μL、0.05mmol)、およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(30mg、0.14mmol)で処理した。この溶液を周囲温度で18時間撹拌した。この混合物を10%のHClでクエンチし、そして20分間撹拌した。この酸を飽和NaHCO3で中和し、次いでこの懸濁物を塩化メチレンおよび水で希釈した。分離後、その水性物質を塩化メチレンで2回洗浄し、そして合わせた有機層を半飽和NaHCO3、水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、ヘキサン/酢酸エチルの段階勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物113を無色油状物として得た(9mg、41%)。
実施例114
N−(2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンジル)−2−フルオロエタン−1−アミン(化合物114):2−クロロ−3−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアルデヒド[化合物112](20mg、0.05mmol)を1,2−ジクロロエタン(0.15mL)に溶解させ、そして2−フルオロエチルアミン塩酸塩(5.2μL、0.05mmol)、およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(30mg、0.14mmol)で処理した。この溶液を周囲温度で18時間撹拌した。この混合物を10%のHClでクエンチし、そして20分間撹拌した。この酸を飽和NaHCO3で中和し、次いで塩化メチレンおよび水で希釈した。分離後、その水性物質を塩化メチレンで2回洗浄し、そして合わせた有機層を半飽和NaHCO3、水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、ヘキサン/酢酸エチルの段階勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物114を無色油状物として得た(5.9mg、25%)。
実施例115
(S)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物115)
工程A:4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:3−クロロ−7−((メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)ピリジン[実施例8の工程Bに記載されるのと同様に、3−クロロ−5−ヒドロキシピリジンを利用して調製した。](340mg、0.89mmol)を、6:1のアセトン/水(4.4mL)に溶解させ、そしてp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(22.4mg、0.090mmol)で処理した。この混合物を密封ボトル内82℃で18時間加熱した。この反応物を冷却し、そして窒素ガスのストリーム中で濃縮した。生じた固体を酢酸エチルに再度溶解させ、そしてその有機相を飽和NaHCO3で2回、および飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、白色固体を得た(300mg、定量的)。
工程B:(E,Z)−N−ブチル−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミンの調製:4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(300mg、0.89mmol)をベンゼン(10mL)に溶解させ、そしてブチルアミン(1.67mL、16.9mmol)およびトリフルオロ酢酸(0.03mL、0.44mmol)で処理し、次いでこの混合物をDean−Starkトラップに通して2.5時間還流した。この反応の進行を1H NMRにより追跡した。この反応混合物を冷却し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を酢酸エチルおよび飽和NaHCO3に再度溶解させ、次いで分離した。その有機層を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、粘着性残渣にした(355mg)。この物質の1H NMRは、両方のイミン異性体が存在することを示した。
工程C:4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:(E,Z)−N−ブチル−4−((5−クロロピリジン−3−)イル)オキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミン(150mg、0.38mmol)を硫酸ナトリウム(542mg、3.8mmol)で処理し、次いで乾燥MeCN(4.8mL)に溶解させた。この懸濁物をSelectfluor(登録商標)(338mg、0.95mmol)で処理した。このフラスコおよび冷却器をアルゴンでフラッシュし、そしてアルゴン下82℃で5.5時間加熱し、次いで周囲温度で9時間撹拌した。この混合物を濃塩酸(0.95mL、11.4mmol)で処理し、そして周囲温度で20分間撹拌した。この混合物全体を減圧中で濃縮して、揮発性溶媒を除去した。得られた懸濁物を酢酸エチルおよび水で希釈し、次いで分離した。その有機層を水、飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して固体にした。この粗製物質を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2で精製した。所望の物質を集め、そして濃縮して、白色固体にした(91mg、63%)。
工程D:(S)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールの調製:4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(89mg、0.24mmol)を塩化メチレン(1.1mL)に溶解させ、トリエチルアミン(0.07mL、0.48mmol)およびギ酸(0.03mL、0.7mmol)で処理し、次いで0℃まで冷却した。この溶液を、塩化メチレン(1.1mL)に溶解させたRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.5mg)の冷溶液で処理した。この反応混合物を冷蔵庫に移し、そして4℃で60時間静置した。この混合物を減圧中で濃縮し、そして酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離した。この生成物を減圧中で濃縮して、無色油状物にした。この油状物を塩化メチレンおよびヘキサンに溶解させ、そして再度濃縮して、化合物115を白色固体として得た(64mg、70%)。その立体純度は、Mosherエステル分析により決定する場合、>95%eeであった。
実施例116
2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物116)
工程A:(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファンの調製:トリフルオロメチルヨージド(2.84g、14.5mmol)を、3−ブロモ−4−フルオロベンゼンチオール(1.00g、4.8mmol)、メチルビオロゲンジクロリド(118mg、0.48mmol)およびEt3N(1.68mL、12.1mmol)をDMF(6.4mL)中に含む溶液に、−78℃で凝縮させた。この密封したチューブに、ねじ山付きテフロン(登録商標)キャップで素早くキャップをし、そして厳密に密封した。次いで、この反応混合物を室温まで温め、そして39時間撹拌した。この反応混合物を−78℃まで冷却し、そして注意深く開き、ブライン(20mL)に注ぎ、Et2O(5×40mL)で抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(50g SNAP、16CV、1〜20%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファン(1.2g、収率90%)を無色透明油状物として得た。
工程B:2−ブロモ−1−フルオロ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(2.80g、13.1mmol)を一度に全て、MeCN(10mL)/CCl4(10mL)/H2O(20mL)中の(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファン(1.2g、4.4mmol)およびRuCl3(22.6mg、0.11mmol)に室温で添加し、そして2時間撹拌した。この反応混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出し、ブライン(30mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。この粗製生成物をシリカゲル(25g SNAP、14CV、2〜20%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、2−ブロモ−1−フルオロ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(1.14g、85%)を無色透明油状物として得、これは、静置すると白色固体になった。
工程C:2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物116)の調製:炭酸セシウム(358mg、1.1mmol)を一度に全て、NMP(3.0mL)中の2−ブロモ−1−フルオロ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(307mg、1.0mmol)および3−クロロ−5−フルオロフェノール(161mg、1.1mmol)に添加し、次いで50℃まで温め、そして1.5時間撹拌した。この混合物を室温まで冷却し、そして逆相シリカゲル(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物116(389mg、収率90%)を白色固体として得た。
実施例117
3−(2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェノキシ)ベンゾニトリル(化合物117):炭酸セシウム(38.0mg、0.12mmol)を、NMP(0.5mL)中の2−ブロモ−1−フルオロ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(30.0mg、0.10mmol)および3−ヒドロキシベンゾニトリル(14.0mg、0.12mmol)に添加し、次いで5時間かけて50℃まで温めた。20〜100%のMeCN/水で溶出する逆相シリカゲル(12+M、14CV)で直接精製して、化合物117(35.6mg、0.09mmol、収率90%)を白色油状物として得た。LCMS ESI(−)m/z 404(M−H)。
実施例118
3−(2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物118):炭酸セシウム(46.0mg、0.14mmol)を一度に全て、NMP(0.5mL)中の2−ブロモ−1−フルオロ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(40.0mg、0.13mmol)および3−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリル(20.0mg、0.14mmol)に添加し、次いで50℃まで温め、そして1.5時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして逆相シリカゲル(12+M、14CV、30〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物118(50mg、0.12mmol、収率91%)を白色固体として得た。LCMS ESI(−)m/z 422(M−H)。
実施例119
2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物119):Pd(PPh3)4(14.4mg、0.013mmol)を一度に全て、NMP(1.0mL)中のZn(CN)2(8.8mg、0.08mmol)および2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(54.0mg、0.13mmol)に窒素下で添加し、次いで排気して窒素を逆充填することを5回行った。次いで、この反応混合物を4時間かけて100℃まで温めた。この反応混合物を室温まで冷却し、水(5mL)で希釈し、Et2O(4×10mL)で抽出し、ブライン(10mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。この粗製生成物を、1〜24%のEtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲル(10g SNAP、14CV)で精製して、化合物119(28.4mg、0.08mmol、60%)を透明油状物として得た。
実施例120
2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物120):テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(12.8mg、0.01mmol)を一度に全て、NMP(1.0mL)中のZn(CN)2(7.8mg、0.07mmol)および3−(2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(47mg、0.11mmol)に窒素下で添加し、次いで排気して窒素で逆充填することを5回行った。次いで、この反応混合物を6時間かけて100℃まで温めた。この反応混合物を室温まで冷却し、水(5mL)で希釈し、Et2O(4×10mL)で抽出し、ブライン(10mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。この粗製生成物を逆相シリカゲル(12+M、20〜100%のMeCN/水、14CV)、次いでシリカゲル(10g SNAP、5〜40%のEtOAc/ヘキサン、14CV)で精製して、化合物120(10mg、0.03mmol、収率24%)を透明油状物として得、これは、静置すると白色固体を形成した。LCMS ESI(−)m/z 369(M−H)。
実施例121
2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)安息香酸メチル(化合物121):トリエチルアミン(106μL、0.76mmol)を、2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(110mg、0.25mmol)、Pd(OAc)2(5.7mg、0.025mmol)および1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン(10.5mg、0.025mmol)の、DMF(1.5mL)およびMeOH(1.0mL)(一酸化炭素で飽和させた)中の混合物に滴下により添加した。次いで、この反応混合物を、一酸化炭素のバルーン下80℃で3.5時間温めた。この反応混合物を室温まで冷却し、そして逆相シリカゲル(25+M、20〜100%のMeCN/水、16CV)で直接精製して、化合物121(47mg、収率45%)を無色透明油状物として得た。
実施例122
(2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)メタノール(化合物122):DIBAL(ヘプタン中1M、174μL、0.17mmol)を、CH2Cl2(0.5mL)中の2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)安息香酸メチル(24mg、0.06mmol)に0℃で滴下により添加し、そして1時間撹拌した。過剰なDIBALを、アセトン(0.5mL)を注意深く添加することによりクエンチした。この混合物を水(2mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×5mL)で抽出し、ブライン(5mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして濃縮した。この粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、20〜55%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、化合物122(16mg、0.04mmol、収率72%)を透明油状物として得た。LCMS ESI(−)m/z 383(M−H)。
実施例123
2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアルデヒド(化合物123):Dess−Martinペルヨージナン(20mg、0.05mmol、1.5当量)を一度に全て、氷冷CH2Cl2(0.5mL)に溶解させた(2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)メタノール(12mg、0.03mmol、0.1当量)に添加し、そして40分間撹拌した。この反応を、1:1の飽和NaHCO3/Na2S2O3(2mL)でクエンチし、CH2Cl2(2×5mL)で抽出し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして濃縮した。その残渣をシリカゲル(10g SNAP、14CV、7〜60%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、化合物123(11mg、収率92%)を透明油状物として得た。
実施例124
1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−(ジフルオロメチル)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物124):(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(10mg、0.08mmol)を、ジクロロメタン(0.2mL)中の2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアルデヒド(5.0mg、0.01mmol)に室温で添加し、そして密封フラスコ内で4.5時間撹拌した。この反応を飽和NaHCO3(1mL)でクエンチし、MTBE(3×3mL)で抽出し、ブライン(3mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、そして濃縮した。この粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、2〜20%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、化合物124(4.0mg、0.01mmol、収率75%)を無色油状物として得た。
化合物125
2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアミド(化合物125)
工程A:2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)安息香酸の調製:水酸化リチウム一水和物(46mg、1.1mmol、10当量)を一度に全て、4:1のTHF/水(1.25mL)中の2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)安息香酸メチル(45mg、0.11mmol、1.0当量)に添加し、そして室温で6時間撹拌した。この混合物を4NのHCl(4mL)で希釈し、EtOAc(3×10mL)で抽出し、ブライン(10mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、そして濃縮した。その残渣を逆相カラム(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で精製して、2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)安息香酸(27.8mg、収率64%)を粘着性の白色泡状物として得た。
工程B:2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンズアミド(化合物125)の調製:N−[(ジメチルアミノ)−1H−1,2,3−トリアゾロ−[4,5−b]ピリジン−1−イルメチレン]−N−メチルメタンアミニウムヘキサフルオロホスフェートN−オキシド(HATU)(42.0mg、0.11mmol)を一度に全て、2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((トリフルオロメチル)スルホニル)安息香酸(22.0mg、0.055mmol)、NH4Cl(6.0mg、0.11mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(29μL、0.165mmol)のDMF(0.5mL)中の溶液に室温で添加し、次いで密封した反応バイアル内で16時間撹拌した。逆相カラム(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物125を得た(15.4mg、収率70%)。
実施例126
3−[2−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパン−1−オール(化合物126)
工程A:2−アリル−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼンの調製:アリル(トリブチル)スタンナン(0.13mL、0.43mmol)を、2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(116mg、0.27mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(30.9mg、0.03mmol)のDMF(2mL)中の脱気混合物に、室温で、セプタムを備え付けたマイクロ波バイアルに窒素下でシリンジにより添加した。このセプタムを素早くマイクロ波キャップと取り換え、そして窒素のブランケット下で密封した。次いで、この反応混合物を、マイクロ波反応器内160℃で30分間温めた。室温まで冷却した後に、この混合物をセライトで濾過し、MTBE(10mL)で洗浄し、次いで飽和KF(10mL)と一緒に30分間撹拌した。相を分離し、その水性物質をMTBE(3×10mL)で抽出し、次いで合わせた有機物をブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、0〜25%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、2−アリル−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(95mg、0.24mmol、収率90%)を透明油状物として得た。
工程B:3−[2−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパン−1−オール(化合物126)の調製:9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(THF中0.4M、0.25mL、0.10mmol)を、テトラヒドロフラン(0.50mL)中の2−アリル−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(26.0mg、0.07mmol)に室温で滴下により添加し、そして18時間撹拌した。この反応混合物を−10℃まで冷却し、その後、1NのNaOH(1mL)および30%のH2O2(100μL)を添加し、そして1時間撹拌した。この反応物をEtOAc(3×5mL)で抽出し、ブライン(5mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、12〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、化合物126(6.0mg、0.015mmol、収率22%)を無色油状物として得た。
実施例127
2−[2−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]エタノール(化合物127)
工程A:1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−ビニル−ベンゼンの調製:トリブチル(ビニル)スタンナン(0.05mL、0.17mmol)を、マイクロ波バイアル内の2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(64mg、0.15mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(17mg、0.01mmol)のDMF(1mL)中の脱気混合物に、窒素下室温で添加した。そのセプタムを素早くクリンプキャップに取り換え、そしてこの反応バイアルを密封した。次いで、この反応混合物をマイクロ波反応器内160℃で45分間温めた。この粗製混合物を逆相カラム(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−ビニル−ベンゼン(40mg、0.1mmol、収率67%)を黄色油状物として得た。
工程B:2−[2−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]エタノール(化合物127)の調製:9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(THF中0.4M、0.8mL、0.32mmol)を、テトラヒドロフラン(0.20mL)中の1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−ビニル−ベンゼン(38.0mg、0.10mmol)に室温で滴下により添加した。この反応混合物を20時間撹拌した。この反応混合物を氷水(10mL)、MTBE(10mL)、3NのNaOH(0.5mL)および30%のH2O2(100μL)に注意深く添加し、そして30分間撹拌した。この混合物をMTBE(3×10mL)で抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、2〜40%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、化合物127(9.0mg、0.02mmol、収率22%)を無色透明油状物として得た。
実施例128
2−クロロ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物128)
工程A:(3−クロロ−4−フルオロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファンの調製:トリフルオロメチルヨージド(2.17g、11.1mmol)を、3−クロロ−4−フルオロベンゼンチオール(0.6g、3.7mmol、1.0当量)、メチルビオロゲンジクロリド(95mg、0.37mmol、0.1当量)およびEt3N(1.3mL、9.2mmol、2.5当量)のDMF(5.0mL)中の溶液中で−78℃で凝縮させた。そのセプタムをねじ山付きテフロン(登録商標)キャップと素早く取り替え、そして厳密に密封した。次いで、この反応混合物を室温まで温め、そして60時間撹拌した。この反応混合物を−78℃まで冷却し、そして注意深く開き、ブライン(20mL)に注ぎ、Et2O(5×20mL)で抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、そして低温水浴を使用して減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(25g SNAP、14CV、1〜10%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、(3−クロロ−4−フルオロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファン(600mg)を無色透明油状物として得、これを次の反応で即座に使用した。
工程B:2−ブロモ−1−フルオロ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(1.80g、8.4mmol、3.23当量)を一度に全て、MeCN(6mL)/CCl4(6mL)/H2O(12mL)中の(3−クロロ−4−フルオロフェニル)(トリフルオロメチル)スルファン(600mg、2.6mmol、1.0当量)およびRuCl3(13.5mg、0.065mmol、0.025当量)に室温で添加し、そして2時間撹拌した。この反応混合物を濾過し、そのフィルターケーキをCH2Cl2(30mL)ですすぎ、次いでCH2Cl2(3×30mL)で抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を、1〜20%のEtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲル(25g SNAP、14CV)で精製して、2−ブロモ−1−フルオロ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(530mg、2工程にわたり収率55%)を無色透明油状物として得、これは、−78℃まで冷却すると白色固体に変わった。
工程C:2−クロロ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物128)の調製:炭酸セシウム(41.0mg、0.126mmol)を一度に全て、NMP(0.5mL)中の2−ブロモ−1−フルオロ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(30.0mg、0.11mmol)および3−フルオロ−5−クロロフェノール(18.0mg、0.13mmol)に添加し、次いで50℃まで温め、そして1.5時間撹拌した。室温まで冷却した後に、この混合物を逆相カラム(12+M、14CV、30〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物128(41.6mg、0.13mmol、収率94%)を透明油状物として得た。LCMS ESI(−)m/z 387(M−H)。
実施例129
1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)−2−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物129)
工程A:(2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(トリフルオロメチル)スルファンの調製:セプタム、撹拌棒およびメチルビオロゲンジクロリド(60mg、0.24mmol、0.1当量)を含む耐圧容器に、Ar下でDMF(3.0mL)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンチオール(500mg、2.4mmol、1.0当量)およびEt3N(819μL、5.9mmol、2.5当量)を室温で加えた。次いで、この反応混合物を−78℃まで冷却し、この時点で、CF3I(1.38g、7.1mmol)を、この容器の冷却した壁に沿った針(バブラーに通気)を備え付けたタイゴン管を通して添加した。次いで、このセプタムをねじ山付きテフロン(登録商標)キャップと素早く取り替え、そしてこの反応容器を厳密に密封し、そして室温まで温め、この温度でこれを18時間撹拌した。この反応混合物を−78℃まで冷却し、そして注意深く開いた。次いで、この容器の内容物を水(10mL)に注ぎ、Et2O(5×10mL)で抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物を、5〜40%のEtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲル(25g SNAP、14CV)で精製して、(2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(トリフルオロメチル)スルファン(450mg、収率68%)を淡黄色液体として得た。
工程B:1−クロロ−4−(トリフルオロメチル)−2−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(1.03g、4.8mmol、3.0当量)を一度に全て、1/1/2のMeCN/CCl4/H2O(8mL)中の(2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(トリフルオロメチル)スルファン(450mg、1.6mmol、1.0当量)およびRuCl3(3.3mg、0.02mmol、0.01当量)に室温で添加し、そして15時間激しく撹拌した。この反応混合物を水(20mL)で希釈し、CH2Cl2(3×20mL)で抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物を、2〜30%のEtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲル(10g SNAP、14CV)で精製して、1−クロロ−4−(トリフルオロメチル)−2−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(426mg、収率85%)を白色固体として得た。
工程C:1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−(トリフルオロメチル)−2−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物129)の調製:炭酸カリウム(31mg、0.221mmol、1.5当量)を、ベンゼン(2.0mL)中の1−クロロ−4−(トリフルオロメチル)−2−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(46mg、0.147mmol、1.0当量)および3−クロロ−5−フルオロフェノール(32mg、0.221mmol、1.5当量)に添加し、次いで一晩温めて還流した。この反応物を室温まで冷却し、そして減圧中で濃縮した。逆相カラム(12+M、14CV、30〜100%のMeCN/水)での精製により、化合物129(39.4mg、収率63%)を白色固体として得た。
実施例130
2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−(ビニルスルホニル)ベンゼン(化合物130)
工程A:酢酸2−((3−ブロモ−4−フルオロフェニル)チオ)エチルの調製:重炭酸ナトリウム(609mg、7.24mmol、3.0当量)を一度に全て、1:1のジオキサン/水(14.0mL)中の3−ブロモ−4−フルオロベンゼンチオール(500mg、2.42mmol、1.0当量)および酢酸2−ブロモエチル(807mg、4.83mmol、2.0当量)に室温で添加し、次いで窒素下で62時間撹拌した。この反応混合物を水(20mL)で希釈し、EtOAc(3×25mL)で抽出し、ブライン(25mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、そして濃縮した。粗製の酢酸2−((3−ブロモ−4−フルオロフェニル)チオ)エチルを精製せずに次の反応で使用した。
工程B:酢酸2−((3−ブロモ−4−フルオロフェニル)スルホニル)エチルの調製:MeOH(12.0mL)中の粗製の酢酸2−((3−ブロモ−4−フルオロフェニル)チオ)エチル(709mg、2.4mmol、1.0当量)を、水(12.0mL)中のOxone(登録商標)(3.28g、5.3mmol、2.2当量)に添加漏斗により10分間かけて滴下により添加し、次いでさらに2時間撹拌した。この反応混合物を濾過し、MTBE(4×25mL)で抽出し、ブライン(25mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(25g SNAP、14CV、10〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、酢酸2−((3−ブロモ−4−フルオロフェニル)スルホニル)エチル(530mg、2工程にわたり67%)を透明油状物として得、これは、静置するとゆっくりと白色固体になった。
工程C:2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−(ビニルスルホニル)ベンゼン(化合物130)の調製:炭酸セシウム(48mg、0.15mmol、12.当量)を一度に全て、NMP(0.5mL)中の酢酸2−((3−ブロモ−4−フルオロフェニル)スルホニル)エチル(40mg、0.12mmol、1.0当量)および3−クロロ−5−フルオロフェノール(22mg、0.15mmol、1.2当量)に添加し、次いで50℃まで温め、そして16時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして逆相シリカゲル(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)により直接精製し、次いでシリカゲル(10g SNAP、14CV、7〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物130(9.5mg、収率20%)を透明油状物として得た。
実施例131
2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物131)
工程A:(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)(ジフルオロメチル)スルファンの調製:(ブロモジフルオロメチル)リン酸ジエチル(2.57g、9.66mmol)を一度に全て、3−ブロモ−5−フルオロベンゼンチオール(1.00g、4.8mmol)およびKOH(5.42g、96.6mmol)の、MeCN(24.0mL)および水(24.0mL)中の脱気混合物に窒素下−78℃でシリンジにより添加した。その冷却浴を即座に外し、そしてこの混合物を室温で30分間撹拌した。この反応物を水(20mL)で希釈し、MTBE(4×50mL)で抽出し、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。粗製の(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)(ジフルオロメチル)スルファン(1.24g)をその後の反応で直接使用した。
工程B:2−ブロモ−1−フルオロ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(2.58g、12.06mmol)を一度に全て、MeCN(10mL)/CCl4(10mL)/H2O(20mL)中の(3−ブロモ−4−フルオロフェニル)(ジフルオロメチル)スルファン(1.24g、4.83mmol)およびRuCl3(25mg、0.12mmol)に室温で添加し、そして2時間撹拌した。この反応混合物を濾過し、そのフィルターケーキをジクロロメタンで洗浄し、次いで、その有機濾液をブライン(30mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(25g SNAP、14CV、5〜40%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、2−ブロモ−1−フルオロ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(1.16g、2工程にわたり収率83%)を無色透明油状物として、これは、静置すると白色固体になった。
工程C:2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物131)の調製:炭酸セシウム(358g、1.1mmol)を一度に全て、NMP(3.0mL)中の2−ブロモ−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−フルオロベンゼン(289mg、1.0mmol)および3−クロロ−5−フルオロフェノール(161mg、1.1mmol)に添加し、次いで50℃まで温め、そして2時間45分撹拌した。この混合物を室温まで冷却し、そして逆相シリカゲル(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)により直接精製して、化合物131(369mg、収率89%)を白色固体として得た。
実施例132
3−(2−ブロモ−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物132)
3−(2−ブロモ−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)フェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物132)の調製:炭酸セシウム(76.0mg、0.23mmol)を一度に全て、NMP(0.5mL)中の2−ブロモ−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−フルオロベンゼン(61.0mg、0.21mmol)および3−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリル(32.0mg、0.23mmol)に添加し、次いで50℃まで温め、そして2.5時間撹拌した。この混合物を室温まで冷却し、そして逆相シリカゲル(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物132(76mg、0.19mmol、収率88%)を白色固体として得た。
実施例133
2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物133):テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(15.6mg、0.14mmol)を一度に全て、NMP(0.6mL)中のZn(CN)2(9.5mg、0.08mmol)および2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(56.0mg、0.14mmol)に窒素下で添加した。そのフラスコを排気して窒素で逆充填することを5回行った。次いで、この反応混合物を100℃で22時間温めた。この反応混合物を室温まで冷却し、水(5mL)で希釈し、Et2O(4×10mL)で抽出し、ブライン(10mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を逆相シリカゲル(12+M、15〜100%のMeCN/水、14CV)で精製して、化合物133(4.6mg、0.01mmol、収率9%)を淡黄色固体として得た。
実施例134
2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−5−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物134)
工程A:2−フルオロ−5−メルカプトベンゾニトリルの調製:CH2Cl2(24.0mL)中の3−シアノ−4−フルオロベンゼン−1−スルホニルクロリド(5.00g、22.77mmol、1.0当量)を、添加漏斗により20分間かけて、PPh3(17.91g、68.30mmol、3.0当量)のCH2Cl2(24.0mL)およびDMF(1.3mL)中の氷冷溶液に滴下により添加し、次いで室温で60時間撹拌した。この混合物を1NのHCl(50mL)で希釈し、CH2Cl2(3×50mL)で抽出し、次いで濃縮した。MTBE(200mL)を添加し、Ph3POを濾過により除去し、そのフィルターケーキをMTBE(150mL)ですすぎ、そしてその有機物を合わせ、そして濃縮した。シリカゲル(100g SNAP、14CV、12〜80%のEtOAc/ヘキサン)での精製により、2−フルオロ−5−メルカプトベンゾニトリル(2.90g、収率83%)を綿状の白色固体として得た。
工程B:5−((ジフルオロメチル)チオ)−2−フルオロベンゾニトリルの調製:(ブロモジフルオロメチル)ホスホン酸ジエチル(1.66g、6.2mmol、2.0当量)を一度に全て、2−フルオロ−5−メルカプトベンゾニトリル(475mg、3.1mmol、1.0当量)およびKOH(3.48g、62mmol、20.0当量)のMeCN(15.0mL)および水(15.0mL)中の脱気混合物に、窒素下−78℃でシリンジにより添加した。この反応物を即座に冷却浴から外し、そして室温で30分間撹拌した。この混合物を水(10mL)で希釈し、MTBE(4×20mL)で抽出し、ブライン(30mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。粗製の5−((ジフルオロメチル)チオ)−2−フルオロベンゾニトリル(630mg)を、その後の反応で直接使用した。
工程C:5−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−フルオロベンゾニトリルの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(1.66g、7.8mmol、2.5当量)を一度に全て、1:1:2のMeCN/CCl4/水(30mL)中の5−((ジフルオロメチル)チオ)−2−フルオロベンゾニトリル(630mg、3.1mmol、1.0当量)およびRuCl3(16mg、0.078mmol、0.025当量)に室温で添加し、そして1時間撹拌した。この反応物を濾過し、そのフィルターケーキをCH2Cl2(30mL)で洗浄し、CH2Cl2(2×25mL)で抽出し、ブライン(25mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、Florisil(登録商標)の3cmのパッドで濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、7〜60%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、5−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−フルオロベンゾニトリル(528mg、2工程にわたり収率72%)を白色固体として得た。
工程D:2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−5−((ジフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物134)の調製:炭酸セシウム(70.0mg、0.22mmol)を一度に全て、NMP(0.5mL)中の2−ブロモ−4−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−フルオロベンゼン(46.0mg、0.20mmol)および5−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−フルオロベンゾニトリル(30.0mg、0.22mmol)に添加し、次いで50℃まで温め、そして1.5時間撹拌した。この混合物を室温まで冷却し、そして逆相シリカゲル(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物134(44.8mg、0.13mmol、収率65%)を白色固体として得た。
実施例135
1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(ジフルオロメチルスルホニル)−2−メチル−ベンゼン(化合物135)
工程A:4−(ジフルオロメチルスルファニル)−1−フルオロ−2−メチル−ベンゼンの調製:ジエチルホスホン酸ブロモジフルオロメチル(1.88g、7.0mmol)を、4−フルオロ−3−メチル−ベンゼンチオール(500.0mg、3.5mmol)および水酸化カリウム(3.95g、70.33mmol)のアセトニトリル(15mL)および水(15mL)中の脱気混合物に、窒素下−78℃でシリンジにより添加した。次いで、この反応混合物を即座に室温まで温め、そして30分間激しく撹拌した。この混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。粗製の4−(ジフルオロメチルスルファニル)−1−フルオロ−2−メチル−ベンゼンをそのまま次の反応で使用した。
工程B:4−(ジフルオロメチルスルホニル)−1−フルオロ−2−メチル−ベンゼンの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(1.51g、7.0mmol)を一度に全て、四塩化炭素(8mL)/アセトニトリル(8mL)/水(16mL)中の4−(ジフルオロメチルスルファニル)−1−フルオロ−2−メチル−ベンゼン(676mg、3.52mmol)および塩化ルテニウム(III)(18.25mg、0.09mmol)に室温で添加し、そして3時間撹拌した。この混合物を濾過し、水(20mL)で希釈し、CH2Cl2(3×20mL)で洗浄し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮して、4−(ジフルオロメチルスルホニル)−1−フルオロ−2−メチル−ベンゼンを得た(480mg、2.14mmol、収率61%)。
工程C:1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−4−(ジフルオロメチルスルホニル)−2−メチル−ベンゼン(化合物135)の調製:炭酸セシウム(80mg、0.25mmol)を一度に全て、1−メチル−2−ピロリドン(1.0mL)中の4−(ジフルオロメチルスルホニル)−1−フルオロ−2−メチル−ベンゼン(50mg、0.22mmol)および3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(36mg、0.25mmol)に室温で添加し、次いでその反応バイアルを、ねじ山付きキャップで密封した。次いで、この反応混合物を50℃まで温め、そしてLC−MSにより判断される場合に完了するまで、この温度で撹拌を続けた。この混合物を室温まで冷却し、次いで、逆相カラム(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物135(43.6mg、0.12mmol、収率53%)を褐色油状物として得た。
実施例136
3−[4−(ジフルオロメチルスルホニル)−2−メチル−フェノキシ]−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物136):炭酸セシウム(8mg、0.25mmol)を一度に全て、1−メチル−2−ピロリドン(1.0mL)中の4−(ジフルオロメチルスルホニル)−1−フルオロ−2−メチル−ベンゼン(50mg、0.22mmol)および3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(34mg、0.25mmol)に室温で添加し、次いでこの反応バイアルをねじ山付きキャップで密封した。次いで、この反応混合物を50℃まで温め、そしてLC−MSにより判断される場合に完了するまで、この温度で撹拌を続けた。この反応物を室温まで冷却し、次いで逆相カラム(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物136(27mg、0.08mmol、収率34%)を白色固体として得た。
実施例137
2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((フルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物137)
工程A:(フルオロメチル)(4−フルオロフェニル)スルファンの調製:CH2Cl2(1.8mL)に溶解させた(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(1.46mL、11.1mmol)を、1−フルオロ−4−(メチルスルフィニル)ベンゼン(1.0g、6.3mmol)およびSbCl3(43mg、0.190mmol)のCH2Cl2(32mL)中の溶液に、窒素下−5℃で滴下により添加し、次いで次第に室温まで温めながら14時間撹拌した。この反応混合物を、飽和NaHCO3(10mL)の滴下による添加により注意深くクエンチし、30分間撹拌し、CH2Cl2(2×30mL)で抽出し、ブライン(30mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(25g SNAP、14CV、5〜50%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、(フルオロメチル)(4−フルオロフェニル)スルファン(748mg、収率74%)を黄色油状物として得た。
工程B:1−フルオロ−4−((フルオロメチル)スルホニル)ベンゼンの調製:MeOH(20.0mL)中の(フルオロメチル)(4−フルオロフェニル)スルファン(748mg、4.7mmol)を、Oxone(登録商標)(6.32g、10.3mmol)の水(20.0mL)中の氷冷溶液に、激しく撹拌しながら滴下により添加した。次いで、この反応混合物を室温まで温め、そしてさらに14時間撹拌した。固体を濾過により除去し、その濾液をブライン(50mL)で希釈し、EtOAc(3×50mL)で抽出し、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物を逆相カラム(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で精製して、1−フルオロ−4−((フルオロメチル)スルホニル)ベンゼンを透明油状物として得た。
工程C:2−ブロモ−1−フルオロ−4−((フルオロメチル)スルホニル)ベンゼンの調製:N−ブロモスクシンイミド(228mg、1.28mmol)を2等分して30分間かけて、H2SO4(1.2mL)中の1−フルオロ−4−((フルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(205mg、1.07mmol)に室温で添加し、次いで一晩撹拌した。この反応混合物を氷に注ぎ、ジクロロメタン(4×10mL)で抽出し、3NのNaOH(10mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物を逆相カラム(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で精製して、2−ブロモ−1−フルオロ−4−((フルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(217mg、収率75%)を白色固体として得た。
工程D:2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((フルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物137)の調製:炭酸セシウム(47mg、0.144mmol)を、NMP(0.5mL)中の2−ブロモ−1−フルオロ−4−((フルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(30mg、0.11mmol)および3−クロロ−5−フルオロフェノール(21mg、0.144mmol)に添加し、次いで100℃で1時間温めた。この混合物を室温まで冷却し、次いで逆相カラム(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で精製して、化合物137(31.7mg、収率72%)を得た。
実施例138
2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−(メチルスルホニル)ベンゼン(化合物138)
工程A:2−ブロモ−1−フルオロ−4−(メチルスルホニル)ベンゼンの調製:N−ブロモスクシンイミド(579mg、3.25mmol、1.1当量)を2等分して、濃H2SO4(3.0mL)中の1−フルオロ−4−(メチルスルホニルベンゼン)(515mg、2.96mmol)に室温で30分間かけて添加し、次いで6時間撹拌した。この混合物を氷および水(10mL)に注意深く注ぎ、CH2Cl2(4×15mL)で抽出し、3NのNaOH(10mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲル(10g SNAP、14CV、6〜50%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、2−ブロモ−1−フルオロ−4−(メチルスルホニル)ベンゼン(530mg、収率71%)を白色固体として得た。
工程B:2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−(メチルスルホニル)ベンゼン(化合物138)の調製:炭酸セシウム(176mg、0.54mmol)を、NMP(2.0mL)中の2−ブロモ−1−フルオロ−4−(メチルスルホニル)ベンゼン(114mg、0.45mmol)および3−クロロ−5−フルオロフェノール(79mg、0.54mmol)に添加し、次いで50℃で20時間温めた。この粗製反応混合物を逆相シリカゲル(20+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で精製して、化合物138(133mg、収率66%)を白色固体として得た。LCMS ESI(−)m/z 377(M−H)。
実施例139
2−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−5−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物139):シアン化銅(I)(11mg、0.126mmol)を一度に全て、マイクロ波バイアル内の2−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−(メチルスルホニル)ベンゼン(40mg、0.105mmol)のNMP(0.4mL)中の溶液に添加し、密封し、次いでマイクロ波反応器内190℃で30分間温めた。この混合物を室温まで冷却し、次いで逆相カラム(12+M、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物139(9mg、収率25%)を得た。
実施例140
3−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(化合物140)
工程A:2,4−ジブロモ−3−メチル−ベンゼンスルホニルクロリドの調製:1,3−ジブロモ−2−メチル−ベンゼン(5.5mL、40mmol)を、添加漏斗によって10分間かけて、スルフロクロリド酸(sulfurochloridic acid)(10mL、150mmol)に室温で滴下により添加し、そして2時間撹拌し、次いで40℃まで温め、そしてさらに2時間撹拌した。この混合物を水/氷(250mL)に注意深く注ぎ、そしてオフホワイトの固体を濾過により集め、水で洗浄し、次いで減圧下で乾燥させた。粗製の2,4−ジブロモ−3−メチル−ベンゼンスルホニルクロリド(13.3g、91%)をさらに精製せずに使用した。
工程B:2,4−ジブロモ−3−メチル−ベンゼンチオールの調製:2,4−ジブロモ−3−メチル−ベンゼンスルホニルクロリド(5g、14.4mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を、トリフェニルホスフィン(8.28g、31.57mmol)のジクロロメタン(20mL)およびDMF(1.2mL)中の氷冷溶液に20分間かけて滴下により添加した。この反応混合物を4時間かけて次第に室温まで温めた。この混合物を1NのHCl(30mL)でクエンチし、CH2Cl2(3×30mL)で抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濾過した。この粗製生成物をMTBE(100mL)中で撹拌することによりPh3POを除去し、次いで濾過した。その濾液を濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(50g SNAP、14CV、0〜20%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、2,4−ジブロモ−3−メチル−ベンゼンチオール(1.7g、5.7mmol、収率40%)を白色固体として得た。
工程C:1,3−ジブロモ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルファニル)ベンゼンの調製:耐圧容器内で、バブラーに通気するセプタムを通して、トリフルオロメチルヨージド(1.77g、9.0mmol)を、2,4−ジブロモ−3−メチル−ベンゼンチオール(850mg、3.0mmol)、トリエチルアミン(1.05mL、7.5mmol)およびメチルビオロゲンジクロリド水和物(77.5mg、0.3mmol)のDMF(8.2mL)中の脱気溶液中に、−78℃で凝縮させた。次いで、この反応容器をねじ山付きテフロン(登録商標)キャップで素早く密封し、そして室温で24時間撹拌した。この混合物をEt2O(50mL)で希釈し、飽和NaHCO3(20mL)で洗浄し、その水相をEt2O(3×30mL)で逆抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。粗製の1,3−ジブロモ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルファニル)ベンゼンを、さらに精製せずに次の反応で使用した。
工程D:1,3−ジブロモ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼンの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(1.34g、6.3mmol)を一度に全て、アセトニトリル(7mL)/四塩化炭素(7mL)/水(14mL)中の1,3−ジブロモ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルファニル)ベンゼン(1g、2.9mmol)および塩化ルテニウム(III)(14.8g、0.07mmol)に室温で添加し、そして16時間撹拌した。この混合物を濾過し、水(20mL)で希釈し、CH2Cl2(3×20mL)で洗浄し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮して、1,3−ジブロモ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(660mg、1.7mmol、収率60%)を白色固体として得た。
工程E:3−ブロモ−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(化合物140)の調製:炭酸水素セシウム(183mg、0.94mmol)を一度に全て、1−メチル−2−ピロリドン(3.5mL)中の1,3−ジブロモ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(328mg、0.86mmol)および3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(138mg、0.94mmol)に室温で添加し、次いでその反応バイアルをねじ山付きキャップで密封した。次いで、この反応混合物を50℃まで温め、そしてLC−MLにより判断される場合に完了するまで、撹拌をこの温度で続けた。この混合物を室温まで冷却し、次いで逆相カラム(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物140を得た(140mg、0.3mmol、収率35%)。
実施例141
3−[3−ブロモ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物141):炭酸セシウム(51.2mg、0.16mmol)を一度に全て、1−メチル−2−ピロリドン(1.0mL)中の1,3−ジブロモ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(100.0mg、0.26mmol)および3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(35.9mg、0.26mmol)に室温で添加し、次いで、その反応バイアルをねじ山付きキャップで密封した。次いで、この反応混合物を50℃まで温め、そしてLM−MSにより判断される場合に完了するまで(20時間)、撹拌をこの温度で続けた。この混合物を室温まで冷却し、次いで逆相カラム(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物141(71mg、0.15mmol、収率59%)を無色油状物として得た。LCMS ESI(+)m/z 438(M+H)。
実施例142
3−フルオロ−5−[3−(3−ヒドロキシプロパ−1−イニル)−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]ベンゾニトリル(化合物142):ヨウ化銅(I)(4.4mg、0.02mmol)およびジクロロパラジウムトリフェニルホスファン(8.2mg、0.01mmol)を、3−[3−ブロモ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]−5−フルオロ−ベンゾニトリル(51mg、0.12mmol)、トリエチルアミン(0.16mL、1.16mmol)およびプロパルギルアルコール(0.02mL、0.30mmol)のDMF(0.90mL)中の脱気混合物に、窒素のストリーム下で添加した。そのセプタムをクリンプキャップと素早く取り替え、そして密封した。次いで、この反応混合物を100℃で20時間温めた。その粗製生成物を逆相シリカゲル(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物142(4.7mg、0.01mmol、収率10%)を褐色油状物として得た。
実施例143
3−クロロ−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(化合物143)
工程A:1,3−ジクロロ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルファニル)ベンゼンの調製:トリフルオロメチルヨージド(3.6g、18.3mmol)を、耐圧容器内の2,4−ジクロロ−3−メチル−ベンゼンチオール(1.18g、6.1mmol)、トリエチルアミン(2.1mL、15.3mmol)およびメチルビオロゲンジクロリド水和物(157mg、0.6mmol)のDMF(8.2mL)中の脱気溶液中に、−78℃で凝縮させた。次いで、この反応容器をねじ山付きテフロン(登録商標)キャップで素早く密封し、そして室温で24時間撹拌した。この混合物をEt2O(50mL)で希釈し、飽和NaHCO3(20mL)で洗浄し、その水性物質をEt2O(3×30mL)で逆抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。1,3−ジクロロ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルファニル)ベンゼン(1.59g、6.1mmol、収率99.6%)を、定量的収率を仮定して、さらに精製せずに次の反応で使用した。
工程B:1,3−ジクロロ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼンの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(3.26g、15.2mmol)を一度に全て、アセトニトリル(15mL)/四塩化炭素(15mL)/水(30mL)中の1,3−ジクロロ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルファニル)ベンゼン(1.59g、6.1mmol)および塩化ルテニウム(III)(31.6mg、0.15mmol)に室温で添加し、そして16時間撹拌した。この反応混合物を濾過し、水(20mL)で希釈し、CH2Cl2(3×20mL)で洗浄し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮して、1,3−ジクロロ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(1.2g、4.1mmol、2工程にわたり67%)を白色固体として得た。
工程C:3−クロロ−1−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(化合物143)の調製:炭酸セシウム(71mg、0.22mmol)を一度に全て、1,3−ジクロロ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(70mg、0.24mmol)および3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(32mg、0.22mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(1mL)中の溶液に室温で添加し、そして45分間撹拌し、50℃まで温め、そして2時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして逆相シリカゲル(25+M、14CV、30〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物143(67mg、0.16mmol、収率72%)を白色固体として得た。
実施例144
3−フルオロ−5−[3−クロロ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]ベンゾニトリル(化合物144):炭酸セシウム(71mg、0.22mmol)を一度に全て、1,3−ジクロロ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゼン(70mg、0.24mmol)および3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(30mg、0.22mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(1mL)中の溶液に室温で添加し、そして45分間撹拌し、50℃まで温め、そして2時間撹拌した。この混合物を室温まで冷却し、そして逆相カラム(25+M、14CV、30〜100%のMeCN/水)で直接精製して、わずかに不純な生成物を得、これをシリカゲル(10g SNAP、14CV、2〜26%のEtOAc/ヘキサン)でさらに精製して、化合物144(33mg、0.08mmol、収率36)を白色固体として得た。
実施例145
3−フルオロ−5−[3−ホルミル−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]ベンゾニトリル(化合物145)
工程A:3−フルオロ−5−[2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−3−ビニル−フェノキシ]ベンゾニトリルの調製:トリブチル(ビニル)スタンナン(300μL、1.0mmol)を、3−[3−クロロ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]−5−フルオロ−ベンゾニトリル(250mg、0.63mmol)およびビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)(45mg、0.06mmol)のDMF(3.6mL)中の脱気混合物に室温で添加した。次いで、そのマイクロ波バイアルを排気して窒素で逆充填することを3回行った。そのセプタムをクリンプキャップで素早く取り替え、密封し、次いでその反応物をマイクロ波反応器内160℃で30分間温めた。一旦、室温まで冷却し、この反応混合物をMTBE(5mL)および飽和KF(10mL)で希釈し、その後、30分間撹拌した。その水層をMTBE(3×10mL)で抽出し、ブライン(10mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、2〜50%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、3−フルオロ−5−[2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−3−ビニル−フェノキシ]ベンゾニトリル(179mg、0.46mmol、収率73%)を無色透明油状物として得た。
工程B:3−フルオロ−5−[3−ホルミル−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]ベンゾニトリル(化合物145)の調製:テトラオキソオスミウム(0.07mL、0.01mmol)をシリンジによって、テトラヒドロフラン(0.9mL)および水(0.3mL)中の3−フルオロ−5−[2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−3−ビニル−フェノキシ]ベンゾニトリル(85mg、0.22mmol)および過ヨウ素酸ナトリウム(142mg、0.66mmol)に室温で滴下により添加し、次いで一晩撹拌した。この混合物を水(5mL)で希釈し、EtOAc(3×10mL)で抽出し、ブライン(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。シリカゲル(25g SNAP、14CV、%のEtOAc/ヘキサン)での精製により、化合物145(50mg、0.13mmol、収率59%)を得た。
実施例146
3−フルオロ−5−[3−(ヒドロキシメチル)−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]ベンゾニトリル(化合物164):水素化ホウ素ナトリウム(2mg、0.05mmol)を一度に全て、メタノール(0.4mL)中の3−フルオロ−5−[3−ホルミル−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]ベンゾニトリル(5mg、0.01mmol)に室温で添加し、そして5分間撹拌した。この反応を1滴の1NのHClでクエンチし、水(5mL)で希釈し、EtOAc(3×5mL)で抽出し、ブライン(5mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物を分取TLC(25%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物146(2mg、0.005mmol、収率40%)を透明油状物として得た。
実施例147
(E)−3−[3−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパ−2−エン酸メチル(化合物147):トリエチルアミン(0.06mL、0.45mmol)およびDMF(1mL)を、撹拌棒を備え付けた反応バイアル内の3−[3−ブロモ−2−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]−5−フルオロ−ベンゾニトリル(65mg、0.15mmol)に添加し、次いで排気して窒素で逆充填することを3回行った。プロパ−2−エン酸メチル(0.07mL、0.74mmol)およびジ−μ−クロロビス[5−ヒドロキシ−2−[1−(ヒドロキシイミノ)エチル)フェニル]−パラジウム二量体(8.7mg、0.01mmol)を添加した。そのセプタムをクリンプキャップに素早く取り替え、そして密封した。この反応混合物を120℃で16時間温めた。室温まで冷却した後に、この混合物をフリットで濾過し、そして逆相シリカゲル(25+M、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物147(38mg、0.08mmol、収率54%)を透明油状物として得た。
実施例148
(E)−3−(3−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−メチル−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)アクリル酸エチル(化合物148)
工程A:(E)−3−[3−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパ−2−エン酸の調製:水酸化リチウム一水和物(66.31mg、1.58mmol)を一度に全て、テトラヒドロフラン(1mL)および水(1mL)中の(E)−3−[3−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパ−2−エン酸メチル(140mg、0.32mmol)に室温で添加し、次いで2時間撹拌した。この反応を1NのHCl(1mL)でクエンチし、EtOAc(3×5mL)で抽出し、ブライン(5mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。粗製の(E)−3−[3−(シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパ−2−エン酸(120mg、0.28mmol、収率88%)をさらに精製せずに使用した。
工程B:(E)−3−(3−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−メチル−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)アクリル酸エチル(化合物148)の調製:[(ジメチルアミノ)−1H−1,2,3−トリアゾロ−[4,5−b]ピリジン−1−イルメチレン]−N−メチルメタナミニウムヘキサフルオロホスフェートN−オキシド(HATU)(14.7mg、0.04mmol)を一度に全て、DMF(0.20mL)中の(E)−3−[3−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパ−2−エン酸(11mg、0.03mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(6.6mg、0.05mmol)およびエタノール(5.6mg、0.13mmol)に室温で添加した。この反応混合物を2時間撹拌し、次いで逆相カラム(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物148(6.7mg、0.015mmol、収率57%)を黄色油状物として得た。
実施例149
(E)−N−ベンジル−3−(3−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−メチル−6−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)アクリルアミド(化合物149):[(ジメチルアミノ)−1H−1,2,3−トリアゾロ−[4,5−b]ピリジン−1−イルメチレン]−N−メチルメタナミニウムヘキサフルオロホスフェートN−オキシド(HATU、13.3mg、0.03mmol)を一度に全て、DMF(0.2mL)中の(E)−3−[3−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパ−2−エン酸(10mg、0.02mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(6mg、0.05mmol)およびベンジルアミン(5mg、0.05mmol)に室温で添加した。この反応混合物を13時間撹拌した。その粗製生成物を逆相カラム(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物149(5.1mg、0.01mmol、収率42%)を黄色油状物として得た。
実施例150
3−フルオロ−5−[2−メチル−3−[(E)−2−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ビニル]−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]ベンゾニトリル(化合物150)
工程A:(E)−3−[3−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパ−2−エンヒドラジドの調製:クロロギ酸イソブチル(17μL、0.13mmol)を、テトラヒドロフラン(1.2mL)中の(E)−3−[3−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパ−2−エン酸(50mg、0.12mmol)およびトリエチルアミン(49μL、0.35mmol)に0℃で滴下により添加し、そして1時間撹拌した。ヒドラジン一水和物(28.25μL、0.5800mmol)を0℃で添加し、そしてさらに2時間撹拌した。この反応物を水(2mL)で希釈し、EtOAc(3×5mL)で抽出し、ブライン(5mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮し、次いでその粗製生成物をさらに精製せずに使用した。
工程B:3−フルオロ−5−[2−メチル−3−[(E)−2−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ビニル]−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]ベンゾニトリル(化合物150)の調製:p−トルエンスルホン酸一水和物(2mg、0.01mmol)を、(E)−3−[3−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパ−2−エンヒドラジド(23mg、0.05mmol)の、オルトギ酸トリメチル(460μL、3.0mmol)中のよく撹拌している溶液に添加し、その後、LC−MSにより判断される場合に完了するまで、この反応混合物を90℃まで温めた。この混合物を室温まで冷却し、次いで減圧中で濃縮した。次いで、この反応混合物を逆相シリカゲル(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物150(21mg、0.05mmol、収率89%)を得た。
実施例151
3−フルオロ−5−[2−メチル−3−[(E)−2−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ビニル]−4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノキシ]ベンゾニトリル(化合物151):p−トルエンスルホン酸一水和物(1.7mg、0.01mmol)を、(E)−3−[3−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−メチル−6−(トリフルオロメチルスルホニル)フェニル]プロパ−2−エンヒドラジド(20mg、0.05mmol)の、オルト酢酸トリエチル(400μL、2.2mmol)中のよく撹拌している溶液に添加し、その後、LC−MSにより判断される場合に完了するまで、この反応混合物を90℃まで温めた。この混合物を室温まで冷却し、次いで減圧中で濃縮した。この反応混合物を逆相シリカゲル(12M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物151(1.3mg、0.003mmol、収率6%)を得た。
実施例152
2−クロロ−6−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物152)
工程A:3−ブロモ−2,4−ジクロロ−ベンゼンスルホニルクロリドの調製:2−ブロモ−1,3−ジクロロ−ベンゼン(5.0g、22.1mmol)をスルフロクロリド酸(6.68mL、66mmmol)にゆっくりと添加した。添加後、この混合物を82℃で3時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、この混合物を激しく撹拌しながら氷水(200mL)にゆっくりと添加した。形成した固体を濾過により集め、そして乾燥させて、3−ブロモ−2,4−ジクロロ−ベンゼンスルホニルクロリド(5.9g、18.2mmol、収率82%)を固体として得た。
工程B:3−ブロモ−2,4−ジクロロ−ベンゼンチオールの調製:CH2Cl2(80mL)中の3−ブロモ−2,4−ジクロロ−ベンゼンスルホニルクロリド(24.3g、74.9mmol)を、CH2Cl2(80mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(5.8mL、75mmol)中のトリフェニルホスフィン(58.94g、225mmol)に0℃で添加した。添加後、この混合物を周囲温度まで温め、そして2時間撹拌した。塩酸(1N、80mL)およびCH2Cl2(50mL)を添加した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。生じた固体を1:5のMTBE/ヘキサン(200mL)に懸濁させ、そして30分間撹拌した。その固体を濾過により除去し、そして100mLの1:5のヘキサン/MTMEで洗浄した。その濾液を1Nの炭酸カリウム溶液(3×50mL)で抽出した。合わせた水層をMTBE(2×50mL)で抽出した。その水層を1NのHClでpH約5まで酸性にし、そしてMTBE(200mL)で抽出した。その有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、1:1のヘキサン/CH2Cl2で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−ブロモ−2,4−ジクロロ−ベンゼンチオール(17.6g、68mmol、収率91%)を固体として得た。
工程C:2−ブロモ−1,3−ジクロロ−4−メチルスルファニル−ベンゼンの調製:ヨードメタン(1.45mL、23.3mmol)を、3−ブロモ−2,4−ジクロロ−ベンゼンチオール(2.0g、7.8mmol)および炭酸カリウム(2.14g、15.5mmol)のDMF(5mL)中の混合物に周囲温度で添加した。この反応混合物を周囲温度で2時間撹拌した。水(20mL)および酢酸エチル(30mL)を添加した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸トリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、1:1のヘキサン/酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−1,3−ジクロロ−4−メチルスルファニル−ベンゼン(2.08g、7.6mmol、収率98%)を固体として得た。
工程D:2,6−ジクロロ−3−メチルスルファニル−ベンゾニトリルの調製:2−ブロモ−1,3−ジクロロ−4−メチルスルファニル−ベンゼン(2.08g、7.7mmol)およびシアン化銅(I)(0.82g、9.2mmol)のNMP(14mL)中の混合物をマイクロ波中190℃で30分間撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、水(30mL)およびMTBE(50mL)を添加した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、15:1のヘキサン/酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2,6−ジクロロ−3−メチルスルファニル−ベンゾニトリル(1.2g、5.5mmol、収率71%)を固体として得た。
工程E:2,6−ジクロロ−3−メチルスルホニル−ベンゾニトリルの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(1.87g、8.7mmol)を、アセトニトリル(10mL)、四塩化炭素(10mL)および水(22mL)の混合物中の2,6−ジクロロ−3−メチルスルファニル−ベンゾニトリル(0.76g、3.5mmol)および塩化ルテニウム(III)(0.02g、0.09mmol)に周囲温度で添加した。この反応混合物を周囲温度で18時間撹拌した。この混合物をセライトのパッドで濾過し、そしてMTBE(30mL)で洗浄した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、15:1のヘキサン/酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2,6−ジクロロ−3−メチルスルホニル−ベンゾニトリル(0.3g、1.2mmol、収率34%)を固体として得た。
工程F:2−クロロ−6−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物152)の調製:3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(27.41mg、0.2mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(0.5mL)中の溶液を、2,6−ジクロロ−3−メチルスルホニル−ベンゾニトリル(50.0mg、0.2mml)および炭酸セシウム(39mg、0.12mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(0.5mL)中の氷冷混合物に滴下により添加した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌し、次いで50℃で16時間温めた。この反応混合物を室温まで冷却し、次いで逆相シリカゲル(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、化合物152(38mg、0.1mmol、収率51%)を白色固体として得た。
実施例153
6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物153)
工程A:3−ブロモ−2,6−ジフルオロベンゾニトリルの調製:濃硫酸(25mL)中の2,6−ジフルオロベンゾニトリル(5.0g、36mmol)をNBS(7.0g、29.5mmol)で0℃で処理し、そして周囲温度で24時間撹拌した。氷(約100g)をこの反応混合物に添加した。融解後、この混合物をMTBE(100mL)で抽出した。この有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、5:1から1:2のヘキサン/酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−ブロモ−2,6−ジフルオロベンゾニトリル(5.5g、収率75%)を固体として、および3−ブロモ−2,6−ジフルオロベンズアミド(2.1g、25%)を固体として、両方を得た。
工程B:2,6−ジフルオロ−3−メルカプトベンゾニトリルの調製:3−ブロモ−2,6−ジフルオロベンゾニトリル(4.4g、20mmol)、エタンチオ酸カリウム(2.88g、25mmol)、Pd2(dba)3(0.555g、0.61mmol)およびXantphos(0.70g、1.2mmol)のp−ジオキサン(30mL)中の混合物を102℃で15時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、28%の水性水酸化アンモニウム(1.23g、202mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で1時間撹拌した。水(50mL)および2:1のMTBE/ヘキサン(200mL)を添加した。その水層を分離し、1NのHClでpH約5まで酸性にし、そしてMTBE(50mL)で抽出した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、3:1のヘキサン/CH2Cl2で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2,6−ジフルオロ−3−メルカプトベンゾニトリル(0.74g、21%)を固体として得た。
工程C:2,6−ジフルオロ−3−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリルの調製:トリフルオロメチルヨージド(2.29g、11.7mmol)を、2,6−ジフルオロ−3−メルカプトベンゾニトリル(0.50g、2.9mmol)、メチルビオロゲンジクロリド(75mg、0.29mmol)およびEt3N(1.0mL、7.3mmol)のDMF(4.0mL)中の脱気溶液に、密封チューブ内−78℃で凝縮させた。そのセプタムをねじ山付きテフロン(登録商標)キャップと素早く取り替え、そして厳密に密封した。次いで、この反応混合物を室温まで温め、そして60時間撹拌した。この反応混合物を−78℃まで冷却し、そして注意深く開き、ブライン(10mL)に注ぎ、Et2O(5×20mL)で抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、Florisir(登録商標)の4cmのプラグで濾過し、そして減圧中で濃縮した。粗製の2,6−ジフルオロ−3−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリル(698mg)を精製せずにその後の反応で使用した。
工程D:2,6−ジフルオロ−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリルの調製:過ヨウ素酸ナトリウム(1.56g、7.3mmol)を一度に全て、MeCN/(7mL)/CCl4(7mL)/水(14mL)中の、粗製の2,6−ジフルオロ−3−((トリフルオロメチル)チオ)ベンゾニトリル(698mg、2.92mmol)およびRuCl3(15mg、0.073mmol)に室温で添加し、次いで2時間激しく撹拌した。この混合物を水(20mL)で希釈し、CH2Cl2(4×25mL)で抽出し、ブライン(25mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲル(25g SNAP、14CV、20〜60%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、2,6−ジフルオロ−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(560mg、2工程にわたり収率71%)を白色固体として得た。
工程E:6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(化合物153)の調製:重炭酸ナトリウム(17mg、0.2mmol)を一度に全て、MeCN(0.5mL)中の3−クロロ−5−フルオロフェノール(15mg、0.1mmol)および2,6−ジフルオロ−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゾニトリル(27.6mg、0.1mmol)に添加し、次いで室温で1.5時間撹拌し、次いで50℃まで温め、そしてさらに7時間撹拌した。この混合物を濃縮し、次いで逆相シリカゲル(12+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で精製して、化合物153(14mg、収率35%)を白色固体として得た。
実施例154
6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゾニトリル(化合物154):反応バイアル内の6−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)ベンゾニトリル(30mg、0.08mmol)に、エタノールアミン(20mg、0.33mmol)を添加し、その後、THF(100μL)を添加した。この反応バイアルを密封し、次いで、この反応混合物を50℃で18時間温めた。この反応混合物を、80%のEt2O/ヘキサンで溶出する逆相TLCにより直接精製して、化合物154(12mg、0.026mmol、収率34%)を黄色油状物として得た。
実施例155
3−[(1R)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−1−ヒドロキシ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物155):実施例1に記載されるのと同様に、工程Gにおいて3−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリルを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに用いて調製した。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、98%であると決定された。
実施例156
3−[(1R)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−1−ヒドロキシ−インダン−4−イル]オキシベンゾニトリル(化合物156):実施例1に記載されるのと同様に、工程Gにおいて3−ヒドロキシベンゾニトリルを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに用いて調製した。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、98%であると決定された。
実施例157
(1R)−4−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール(化合物157):実施例1に記載されるのと同様に、工程Gにおいて3−クロロ−4−フルオロ−フェノールを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに用いて調製した。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、98%であると決定された。LCMS ESI(−)437(M+HCO2−)。
実施例158
(1S)−4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−インダン−1−オール(化合物158):RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](0.51mg、0.08mmol)のCH2Cl2(0.20mL)中の氷冷溶液を、4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−インダン−1−オン(17mg、0.04mmol)、トリエチルアミン(11μL、0.08mmol)およびギ酸(4.5μL、0.12mmol)の、CH2Cl2(0.20mL)中の氷冷溶液に、シリンジによって添加した。次いで、その反応バイアルを4℃の冷蔵庫に一晩入れた。この粗製反応混合物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、5〜50%のEtOAc/ヘキサン)で直接精製して、化合物158(8mg、0.02mmol、収率46%)を得た。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、91%であると決定された。
実施例159
4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物159)
工程A:4−フルオロ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:S−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)−N,N−ジメチルカルバモチオエート(50g、199mmol)、95%のエタノール(690mL)および3NのNaOH溶液(398mL、1.6mmol)の撹拌混合物を、30分間加熱還流した。冷却後、この反応混合物を、氷浴を使用して0℃まで冷却した。ヨードメタン(16mL、259mmol)をこの反応混合物に滴下により添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮してEtOHを除去した。その残渣をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物質をさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 197(M+H)。
工程B:4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:Oxone(登録商標)(117g、191mmol)の水(580mL)中の溶液を、4−フルオロ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(工程Aからの粗製物、17g、86.6mmol)のメタノール(580mL)中の懸濁物に、周囲温度で滴下により添加した。この添加中に、その温度はわずかに上昇した。この反応混合物を周囲温度で5時間撹拌した。残渣の固体を濾過により除去し、そしてEtOAcで洗浄した。その有機物をその濾液から減圧中で除去した。その残渣をEtOAcで抽出し(3回)、ブラインで洗浄し、そして乾燥させた。その水層をジクロロメタンでさらに抽出した(2回)。その有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。得られた固体をEtOAc/ヘキサン(1:5)で摩砕して、4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを白色固体として得た(16.8g)。その母液を濃縮し、そしてシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中10〜80%のEtOAc)により精製して、さらなる4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを得た(2.30g、合わせて19.1g、96%)。LCMS ESI(+)m/z 229(M+H)。
工程C:4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソランの調製:トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(4.8mL、26.6mmol)を、4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(19.1g、83.6mmol)およびトリメチル(2−トリメチルシリルオキシエトキシ)シラン(28.5mL、116mmol)のジクロロメタン(310mL)中の溶液に滴下により添加し、これを窒素下で−78℃まで冷却した。この反応混合物を周囲温度まで温めた。6時間後、この反応をトリエチルアミン(46.6mL、334mmol)でクエンチし、そしてエバポレートした。その残渣をEtOAcとブラインとの間で分配した。その有機層を水およびブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。ジクロロメタンをその残渣に添加すると、固体を形成させた。沈殿した生成物を濾過により集め、50%のジクロロメタン/ヘキサンで洗浄し、そして風乾させて、4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]を得た(9.95g)。その濾液を濃縮し、そしてシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、さらなる4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]を得た(4.58g、合わせて14.5g、64%)。LCMS ESI(+)m/z 273(M+H)。
工程D:4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物159)の調製:水素化ホウ素ナトリウム(3.03mg、0.08mmol)を一度に全て、メタノール(0.5mL)中の4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オン(15.0mg、0.04mmol、4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]から実施例8の手順に従って調製した)に室温で添加し、そして5分間撹拌した。この反応を1NのHCl(1mL)でクエンチし、EtOAc(3×5mL)で抽出し、ブライン(5ml)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP ULTRA、14CV、20〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、化合物159を得た(9mg、0.024mmol、収率60%)。
実施例160
(1S)−4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オール(化合物160)
工程A:4’−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]の調製:炭酸水素セシウム(320mg、1.65mmol)を一度に全て、撹拌棒を備え付けたマイクロ波反応容器内の、1−メチル−2−ピロリドン(4.4mL)中の4’−フルオロ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](300mg、1.1mmol)および3−クロロ−5−フルオロ−フェノール(242mg、1.65mmol)に室温で添加し、窒素でフラッシュし、次いでクリンプキャップで密封した。この反応混合物を、マイクロ波加熱を使用して160℃で2時間加熱した。さらなるCsHCO3(100mg)を添加し、そしてこの反応物を160℃でさらに30分間加熱した。その粗製生成物を逆相シリカゲル(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、4’−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]を得た(303mg、0.76mmol、収率69%)。
工程B:4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−オンの調製:パラ−トルエンスルホン酸ピリジニウム(191mg、0.76mmol)を一度に全て、4’−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](303mg、0.76mmol)のアセトン(4mL)/水(1mL)中の溶液に室温で添加し、次いで5時間加温還流した。この反応物を減圧中で濃縮し、次いでシリカゲル(10g SNAP、14CV、20〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−オン(263mg、0.74mmol、収率97%)を得た。
工程C:N−ブチル−4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イミンの調製:ブタン−1−アミン(2.93mL、29.65mmol)を、ベンゼン(10mL)中の4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−オン(263mg、0.74mmol)およびトリフルオロ酢酸(11.35μL、0.15mmol)に室温で添加した。この反応物を、Dean−Stark装置により水を共沸除去しながら4時間加温還流し、次いで室温まで冷却し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を水(10mL)で希釈し、MTBE(3×10mL)で抽出し、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物を精製せずに次の工程で即座に使用した。
工程D:4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オンの調製:Selectfluor(登録商標)(654mg、1.88mmol)を、アセトニトリル(8mL)中の粗製のN−ブチル−4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イミン(303mg、0.74mmol)および硫酸ナトリウム(157mg、1.1mmol)に添加し、次いで6時間加温還流した。この反応物を室温まで冷却し、濃HCl(1mL、12mmol)を添加し、そしてこの混合物を15分間撹拌した。この溶液を水(10mL)で希釈し、EtOAc(3×10mL)で抽出し、ブライン(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(25g SNAP、14CV、20〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オンを得た(200mg、0.5mmol、収率69%)。
工程E:(1S)−4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オール(化合物160)の調製:RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.1mg、0.0017mmol)のジクロロメタン(0.9mL)中の氷冷溶液を、4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オン(68mg、0.17mmol)、トリエチルアミン(48.4μL、0.35mmol)およびギ酸(19.7μL、0.52mmol)のジクロロメタン(0.9mL)中の氷冷溶液に、シリンジによって添加した。その反応容器を密封し、次いで4℃の冷蔵庫に一晩入れた。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP ULTRA、14CV、10〜60%のEtOAc/ヘキサン)で直接精製して、化合物160を得た(60mg、0.15mmol、収率87%)。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、99%より高いと決定された。
実施例161
(S)−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物161):RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](0.85mg、0.01mmol)のCH2Cl2(0.6mL)中の氷冷溶液を、4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オン(50mg、0.13mmol、実施例8および160の手順に従って調製した)、トリエチルアミン(37μL、0.27mmol)およびギ酸(15μL、0.40mmol)のCH2Cl2(0.60mL)中の氷冷溶液にシリンジによって添加し、次いで4℃の冷蔵庫に一晩入れた。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP ULTRA、14CV、10〜60%のEtOAc/ヘキサン)で直接精製して、化合物161を得た(37mg、0.1mmol、収率73%)。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、96%より高いと決定された。
実施例162
3−[(1S)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシベンゾニトリル(化合物162):RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.2mg、0.02mmol)のCH2Cl2(0.9mL)中の氷冷溶液を、3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシベンゾニトリル(70mg、0.19mmol、実施例8および160の手順に従って同様に調製した)、トリエチルアミン(53.7μL、0.39mmol)およびギ酸(21.8μL、0.58mmol)のCH2Cl2(0.9mL)中の氷冷溶液にシリンジによって添加し、次いで4℃の冷蔵庫に一晩入れた。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP ULTRA、14CV、10〜60%のEtOAc/ヘキサン)で直接精製して、化合物162を得た(56mg、0.15mmol、収率78%)。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、99%より高いと決定された。LCMS ESI(−)410(M+HCO2 −)。
実施例163
(S)−3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物163)
工程A:4’−(3−ブロモ−5−フルオロ−フェノキシ)−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インデン]の調製:炭酸水素セシウム(142mg、0.73mmol)を一度に全て、撹拌棒を備え付けたマイクロ波反応バイアル内の、1−メチル−2−ピロリドン(1.5mL)中の4’−フルオロ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](100mg、0.37mmol)および3−ブロモ−5−フルオロ−フェノール(105mg、0.55mmol)に室温で添加した。そのフラスコを窒素でフラッシュし、次いでクリンプキャップで密封した。この反応物を150℃で7時間加熱し、周囲温度まで冷却し、次いで逆相シリカゲル(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、4’−(3−ブロモ−5−フルオロ−フェノキシ)−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インデン]を得た(118mg、0.26mmol、収率72%)。
工程B:3−フルオロ−5−(7’−メチルスルホニルスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インデン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリルの調製:ジクロロ[1;1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロロメタン付加体(784mg、0.97mmol)を、4’−(3−ブロモ−5−フルオロ−フェノキシ)−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](4.3g、9.7mmol)、シアン化亜鉛(1.14g、9.7mmol)および亜鉛粉末(761mg、11.6mmol)のDMF(60mL)中の脱気混合物に窒素下で手早く添加した。次いで、この反応混合物を110℃で2時間温めた。冷却後、この混合物をセライトのパッドで濾過した。その濾液を水(100mL)で希釈し、MTBE(5×100mL)で抽出し、ブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(100g SNAP、14CV、15〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製し、次いでシリカゲル(25g Ultra SNAP、14CV、0〜20%のジクロロメタン/EtOAc)で再度精製して、3−フルオロ−5−(7’−メチルスルホニルスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インデン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリルを得た(3.77g、9.7mmol、収率100%)。
工程C:3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの調製:パラ−トルエンスルホン酸ピリジニウム(354mg、1.4mmol)を一度に全て、3−フルオロ−5−(7’−メチルスルホニルスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インデン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリル(550mg、1.4mmol)のアセトン(6mL)/水(2mL)中の溶液に室温で添加し、次いで完了するまで加温還流した。この混合物を減圧中で濃縮し、次いでシリカゲル(10g SNAP、14CV、20〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルを得た(450mg、1.3mmol、収率92%)。
工程D:3−[(E,Z)−1−ブチルイミノ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルの調製:ブタン−1−アミン(5.15mL、52mmol)を、ベンゼン(10mL)中の3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(450mg、1.3mmol)およびトリフルオロ酢酸(19.96μL、0.26mmol)に室温で添加し、次いでDean−Stark装置により水を共沸除去しながら加温還流した。この反応の進行を、1H−NMRにより監視した。完了したときに、この反応物を室温まで冷却し、次いで減圧中で濃縮した。その残渣を水(10mL)で希釈し、MTBE(3×10mL)で抽出し、ブラインで洗浄し、そしてNa2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。粗製の3−[(E,Z)−1−ブチルイミノ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを精製せずに次の工程で即座に使用した。
工程E:3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルの調製:Selectfluor(登録商標)(1.15g、3.25mmol)を、アセトニトリル(10mL)中の粗製の3−[(E,Z)−1−ブチルイミノ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(520mg、1.3mmol)および硫酸ナトリウム(369mg、2.6mmol)に添加し、次いで6時間加温還流した。この反応物を室温まで冷却し、濃HCl(1.0mL、12mmol)を添加し、そして15分間撹拌した。この混合物を水(10mL)で希釈し、EtOAc(3×10mL)で抽出し、ブライン(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲル(25g SNAP、14CV、20〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(437mg、1.2mmol、収率88%)。
工程F:(S)−3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物163)の調製:RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](40.7mg、0.06mmol)のCH2Cl2(30mL)中の氷冷溶液を、3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(2.44g、6.4mmol)、トリエチルアミン(1.78mL、12.8mmol)およびギ酸(742μL、19.2mmol)のCH2Cl2(30mL)中の氷冷溶液に、窒素下でシリンジによって添加した。この反応物を4℃の冷蔵庫に16時間入れた。この混合物を10mLまで濃縮し、次いでシリカゲル(25g SNAP ULTRA、14CV、10〜50%のEtOAc/ヘキサン)で直接精製して、化合物163を得た(2.15mg、5.6mmol、収率87%)。エナンチオマー過剰率(98%)を、キラルHPLCにより決定した。(S)−エナンチオマーについての保持時間:1.93分;(R)−エナンチオマーについての保持時間:2.32分;
3−フルオロ−5−(7’−メチルスルホニルスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インデン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリルの合成のための代替のプロトコル:炭酸水素セシウム(320.48mg、1.65mmol)を一度に全て、撹拌棒を備え付けたマイクロ波反応バイアル内の、1−メチル−2−ピロリドン(4.4mL)中の4’−フルオロ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](300mg、1.1mmol)および3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(227mg、1.65mmol)に室温で添加し、窒素でフラッシュし、次いでクリンプキャップで密封した。この反応混合物をマイクロ波反応器内160℃で2時間加熱した。さらなるCsHCO3(100mg)を添加し、そしてこの混合物をマイクロ波反応器内160℃で30分間加熱した。この混合物を逆相カラム(25+M、14CV、20〜100%のMeCN/水)で直接精製して、3−フルオロ−5−(7’−メチルスルホニルスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インデン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリル(104mg、0.26mmol、収率24%)を得た。
3−フルオロ−5−((7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの代替の調製
7−メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−オール
工程A:7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−オールの調製:水酸化ナトリウム(3M、62.4mL、187.3mmol)を、4’−フルオロ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](25.5g、93.6mmol)のDMSO(280mL)中の溶液に、窒素下でシリンジによって添加し、次いで、この混合物を、LM−MSにより判断される場合に完了するまで(5時間)75℃で温めた。この反応混合物を室温まで冷却し、次いで氷冷0.7M KHSO4(255mL)に注ぎ、飽和NaHCO3でpH5〜6に調整し、次いでEtOAc(5×300mL)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)、ブライン(100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−オールを得た(24.6g、収率97%)。LCMS ESI(+)m/z 271(M+H)。
3−フルオロ−5−((7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル
工程B:3−フルオロ−5−((7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:炭酸セシウム(6.33g、19.4mmol)を一度に全て、3,5−ジフルオロベンゾニトリル(5.4g、38.85mmol)および7’−メチルスルホニルスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−オール(3.50g、13mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(45mL)中の溶液に室温で添加した。この反応混合物を、LC−MSにより判断される場合に完了するまで(3時間)、窒素下で110℃まで温めた。この反応混合物を3NのNaOH(10mL)および水(20mL)で希釈し、EtOAc(5×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲル(100g SNAP Ultra、14CV、10〜80%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、3−フルオロ−5−(7’−(メチルスルホニルスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリル(3.70g、9.5mmol、収率73%)を得た。LCMS ESI(+)m/z 390(M+H)。
3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの合成のための代替のプロトコル:
工程A:2−ヒドロキシ−5−(メチルチオ)ベンズアルデヒドの調製:4−メチルスルファニルフェノール(50g、357mmol)、パラホルムアルデヒド(72.3g、2407mmol)、および無水塩化マグネシウム(50.9g、535mmol)のアセトニトリル(500mL)中の懸濁物に、トリエチルアミン(186mL、1337mmol)を周囲温度で添加した。添加後、この反応混合物を60℃で5時間撹拌した。0℃まで冷却した後に、1NのHClを、2つの相が分離するまでゆっくりと添加した(約1.5L)。MTBE(700mL)を添加した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を、1:1のヘキサン/ジクロロメタンで溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2−ヒドロキシ−5−(メチルチオ)ベンズアルデヒド(50.5g、300mmol、収率84%)を半固体として得た。
工程B:3−(2−ヒドロキシ−5−(メチルチオ)フェニル)プロパン酸の調製:トリエチルアミン(2.5mL、17.8mmol)を、ギ酸(1.55mL、41.0mmol)に0℃でゆっくりと添加した。次いで、2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン(1.84g、12.9mmol)を添加し、その後、2−ヒドロキシ−5−メチルスルファニル−ベンズアルデヒド(2.0g、11.9mmol)のN,N−ジメチルアセトアミド(4mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を周囲温度で1時間撹拌し、次いで、これを100℃で6時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、水(100mL)を添加し、そしてそのpHを、3NのNaOHを用いてpH約9まで調整した。酢酸エチル(50mL)を添加した。その水層を分離し、次いで飽和硫酸水素ナトリウムでpH約3まで酸性にした。この水層をMTBE(50mL)で抽出した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を、1:1のヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−(2−ヒドロキシ−5−メチルスルファニル−フェニル)プロパン酸(1.67g、7.9mmol、収率66%)を固体として得た。
工程C:3−[2−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−メチルスルファニル−フェニル]プロパン酸の調製:3−(2−ヒドロキシ−5−メチルスルファニル−フェニル)プロパン酸(2.14g、10mmol)、3,5−ジフルオロベンゾニトリル(3.51g、25mmol)および炭酸セシウム(9.85g、30mmol)の、スルホラン(36mL)およびs−ブタノール(4mL)中の懸濁物を、105℃で4時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、水(100mL)およびMTBE(100mL)を添加した。その液体層を分離し、飽和硫酸水素カリウムでpH約3〜4まで酸性にし、そしてMTBEで抽出した。その有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。水(50mL)を添加し、そしてこの混合物を周囲温度で30分間撹拌した。生じた固体を濾過により集め、そして減圧下で乾燥させた。濾過した固体を3:1のヘキサン/MTBE(約20mL)に懸濁させ、そして周囲温度で30分間撹拌した。その固体を濾過により集め、ヘキサンで洗浄し、そして乾燥させて、3−[2−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−メチルスルファニル−フェニル]プロパン酸(2.9g、8.8mmol、収率87%)を固体として得た。
工程D:3−フルオロ−5−(7−メチルスルファニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの調製:3−[2−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−メチルスルファニル−フェニル]プロパン酸(8.44g、25.5mmol)のジクロロメタン(50mL)中の溶液に、1滴のDMFを添加し、次いでその後、塩化オキサリル(2.62mL、30.6mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。揮発性溶媒を減圧下で除去した。ジクロロメタン(20mL)を添加した。得られた混合物を、トリクロロアルマン(trichloroalumane)(6.79g、50.0mmol)のジクロロメタン(50mL)中の懸濁物にゆっくりと添加した。この混合物を周囲温度で1時間撹拌した。この反応混合物を0℃まで冷却した。水性1NのHCl(20mL)をゆっくりと添加し、その後、水(50mL)およびジクロロメタン(100mL)を添加した。その有機層を分離し、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮して、3−フルオロ−5−(7−メチルスルファニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(7.98g、25.5mmol、収率100%)を固体として得た。
工程E:3−フルオロ−5−(7−メチルスルファニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの調製:3−フルオロ−5−(7−メチルスルファニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(7.98g、25.5mmol)、Oxone(登録商標)(53.6g、87mmol)の、アセトニトリル(40mL)および水(20mL)中の懸濁物を、周囲温度で18時間撹拌した。固体を濾過により除去し、そしてジクロロメタン(40mL)で洗浄した。その有機物を減圧下で除去した。アセトン(20mL)および水(40mL)を添加した。得られた懸濁物を周囲温度で30分間撹拌した。その固体を濾過により集め、そして乾燥させて、3−フルオロ−5−(7−メチルスルファニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(7.3g、21mmol、収率83%)を固体として得た
実施例164
3−[(1R)−1−アミノ−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物164)
工程A:(S)−N−((R)−4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドの調製:チタンテトラエトキシド(54.98μL、0.26mmol)を、テトラヒドロフラン(1mL)中の3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(40mg、0.1mmol)および(R)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(14mg、0.12mmol)に窒素下室温で滴下により添加し、次いで45℃で8時間温めた。次いで、この反応混合物を0℃まで冷却し、その後、水素化ホウ素ナトリウム(4mg、0.1mmol)を添加した。30分間撹拌した後に、この反応混合物を室温で水(0.2mL)でクエンチし、その固体を濾過により除去し、そしてEtOAc(20mL)で洗浄し、そしてその濾劇を減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、15〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、(S)−N−((R)−4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(24mg、0.05mmol、収率47%)を得た。
工程B:3−[(1R)−1−アミノ−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物164)の調製:塩化水素(ジオキサン中4.0M、103μL、0.41mmol)を一度に全て、(S)−N−((R)−4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(20mg、0.04mmol)のメタノール(0.4mL)中の溶液に室温で添加し、次いで30分間撹拌した。この反応を飽和NaHCO3(1mL)で注意深くクエンチし、EtOAc(3×5mL)で抽出し、ブライン(5mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、20〜80%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、化合物164(11mg、0.03mmol、収率70%)を白色泡状物として得た。
実施例165
3−[(1S)−1−アミノ−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物165)
工程A:(R)−N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドの調製:チタンテトラエトキシド(49.5μL、0.24mmol)を、テトラヒドロフラン(0.8mL)中の3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(30mg、0.08mmol)および(S)−(−)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(11mg、0.09mmol)に、窒素下室温で滴下により添加し、次いで45℃で8時間温めた。この反応を水(0.1mL)で室温でクエンチし、その固体を濾過により除去し、EtOAc(20mL)で洗浄し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、15〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、(R)−N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(24mg、0.05mmol、収率63%)を得た。
工程B:(R)−N−((S)−4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドの調製:水素化ホウ素ナトリウム(5.6mg、0.15mmol)を一度に全て、(R)−N−[4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イリデン]−2−メチル−プロパン−2−スルフィンアミド(24mg、0.05mmol)のテトラヒドロフラン(0.5mL)中の氷冷溶液に添加し、次いでLM−MSにより判断される場合に完了するまで撹拌した。水(1mL)でクエンチし、EtOAc(3×5mL)で抽出し、ブライン(5mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲル(10g SNAP Ultra、14CV、18〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、(R)−N−((S)−4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドを得た(7mg、0.01mmol、収率29%)。
工程C:3−[(1S)−1−アミノ−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物165)の調製:塩化水素(ジオキサン中4.0M、0.2mL、0.8mmol)を、(R)−N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(7mg、0.01mmol)のメタノール(0.2mL)中の溶液に室温で滴下により添加し、次いで30分間撹拌した。この反応を、飽和NaHCO3(2mL)の滴下による添加により注意深くクエンチし、EtOAc(3×5mL)で抽出し、ブライン(5mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲル(10g SNAP、14CV、15〜100%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、化合物165(2.3mg、0.006mmol、収率42%)を得た。
実施例166
(S)−3−((2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−メチルベンゾニトリル(化合物166):実施例63の工程B〜Fに従って同様に、3−ヒドロキシ−5−メチルベンゾニトリルを3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
エナンチオマー過剰率は、Mosherエステル分析により決定する場合、95%であった。
実施例167
(S)−3−クロロ−5−((2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物167):実施例63の工程B〜Fに従って同様に、3−クロロ−5−ヒドロキシベンゾニトリルを3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
エナンチオマー過剰率は、Mosherエステル分析により決定する場合、95%であった。
実施例168
(2−クロロ−6−((ジフルオロメチル)スルホニル)−3−(3,5−ジフルオロフェノキシ)フェニル)メタノール(化合物168):実施例41の工程Eに従って同様に、3,5−ジフルオロフェノールを3−クロロ−5−フルオロ−フェノールの代わりに用いて調製した。
実施例169
2−ブロモ−1−(3,4−ジクロロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物169):実施例116と同様に、工程Cにおいて3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに3,4−ジクロロフェノールを用いて調製した。
実施例170
2−ブロモ−1−(5−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物170):実施例116と同様に、工程Cにおいて3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに5−クロロ−2−フルオロフェノールを用いて調製した。
実施例171
1−(2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェノキシ)−3−クロロ−2−メチルベンゼン(化合物171):実施例116と同様に、工程Cにおいて3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに3−クロロ−2−メチルフェノールを用いて調製した。
実施例172
2−ブロモ−1−(3,5−ジクロロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物172):実施例116と同様に、工程Cにおいて3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに3,5−ジクロロフェノールを用いて調製した。
実施例173
2−ブロモ−1−(3,5−ジメチルフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物173):実施例116と同様に、工程Cにおいて3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに3,5−ジメチルフェノールを用いて調製した。
実施例174
2−ブロモ−1−(5−クロロ−2−メチルフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物174):実施例116と同様に、工程Cにおいて3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに5−クロロ−2−メチルフェノールを用いて調製した。
実施例175
2−(2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェノキシ)−1,3−ジフルオロベンゼン(化合物175):実施例116と同様に、工程Cにおいて3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに3,5−ジフルオロフェノールを用いて調製した。
実施例176
2−ブロモ−1−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物176):実施例116と同様に、工程Cにおいて3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに2,6−ジフルオロフェノールを用いて調製した。
実施例177
(3−(2−ブロモ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェノキシ)−5−フルオロフェニル)メタノール(化合物177):実施例116と同様に、工程Cにおいて3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに5−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)フェノールを用いて調製した。
実施例178
(E)−6−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゾニトリル(化合物178):アリル(トリブチル)スタンナン(0.08mL、0.25mmol)を、2−クロロ−6−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−(ジフルオロメチルスルホニル)ベンゾニトリル)(化合物30、48mg、0.12mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(14mg、0.01mmol)のDMF(0.6mL)中の脱気混合物に、周囲温度で、セプタムを備え付けたマイクロ波バイアルに窒素下でシリンジにより添加した。このセプタムをマイクロ波キャップと素早く取り替え、そして窒素のブランケット下で密封した。次いで、この反応混合物を、マイクロ波反応器内160℃で30分間加熱した。周囲温度まで冷却した後に、この反応混合物をセライトで濾過した。その濾液をMTBE(10mL)で洗浄し、次いで飽和KF溶液(10mL)と一緒に30分間撹拌した。その有機相を分離した。その水相をMTBEで抽出した。合わせた有機物をブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(2〜5%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物178(46mg、94%)を白色固体として得た。
実施例179
2−ブロモ−3−クロロ−1−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼン(化合物179):化合物28についての手順と同様に、工程Cを省略して調製した。
実施例180
2−クロロ−6−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−(S−メチルスルホニミドイル)ベンゾニトリル(化合物180):化合物69および152の調製について記載された手順と類似のセットにより調製した。
実施例181
3−((6,6−ジフルオロ−5−ヒドロキシ−4−(メチルスルホニル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物181):化合物8の調製について記載された手順と類似のセットにより調製した。
実施例182
4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(化合物182):実施例25の工程Dで調製した。
実施例183
N−(3−クロロフェニル−4,6−t2)−4−ニトロベンゾ[c][1.2.5]オキサジアゾール−5−アミン(化合物183)
工程A:3−クロロベンゼン−4,6−t2−アミンの合成:3−クロロ−4,6−ジヨードアニリン(100mg)をメタノール(3mL)に溶解させ、そしてトリエチルアミン(0.1mL)を添加し、そして50Ciのトリチウムガスを使用するトリチウム化に室温で一晩供した。不安定なトリチウムを、この粗製反応混合物をメタノール(3mL)に溶解させ、そして減圧下で乾固させることにより、除去した。不安定物質の除去を2回行った。この粗製トリチウム化物質を、ヘキサン:エチルアセテート:AcOH(85:14:1)を用いる分取TLC(シリカゲル、1000μ)により精製した。その生成物バンドをエチルアセテートで溶出して、3−クロロベンゼン−4,6−t2−アミンを得た(収率=600mCi、放射線化学純度>98%であった)。
工程B:化合物183の合成:5−クロロ−4−ニトロ−2,1,3−ベンゾオキサジアゾール(20mg、0.1mmol)、3−クロロベンゼン−4,6−t2−アミン(600mCi)およびCs2CO3(65mg、0.20mmol)のDMF(1mL)中の撹拌混合物を、60℃で1時間加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、ACE−5 C18半分取カラム、250×10mm、100Åでの分取HPLCにより精製した。溶出を、水中0.1%のTFA/アセトニトリル(35:65)を使用して無勾配で行って、化合物183を得た(478mCi、80%)。
実施例184
(R)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物184):実施例55の工程Dに従って同様に、3−クロロ−5−ヒドロキシピリジンを3,5−ジフルオロフェノールの代わりに用いて調製した。
実施例185
(S)−3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物185)
工程A:3−フルオロ−5−((1−オキソ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル:Dess Martinペルヨージナン(192mg、0.45mmol)を、3−フルオロ−5−[(1R)−1−ヒドロキシ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル化合物57(121mg、0.3mmol)のジクロロメタン(4mL)中の溶液に添加した。この混合物を周囲温度で撹拌した。1時間後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、20%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、3−フルオロ−5−((1−オキソ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(102mg、0.26mmol、収率85%)を無色ガラス状物質として得た。
m/z(ES−API−pos)[M+H]=400。
工程B:(E,Z)−3−((1−(ブチルイミノ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル:トリフルオロ酢酸(0.0039mL、0.05mmol)を、3−フルオロ−5−((1−オキソ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(102mg、0.26mmol)およびブタン−1−アミン(1.26mL、12.8mmol)のベンゼン(15mL)中の溶液に添加した。この混合物を、Hickmanスチルを取り付けて加熱還流した。6時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと飽和水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、(E,Z)−3−((1−(ブチルイミノ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(100mg、0.2mmol、収率86%)を緑色フィルムとして得た。
工程C:3−((2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル:1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンジテトラフルオロボレート(195mg、0.55mmol)を、粗製の(E,Z)−3−((1−(ブチルイミノ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(100mg、0.22mmol)および硫酸ナトリウム(31mg、0.22mmol)のアセトニトリル(8mL)中の混合物に添加した。この反応混合物を80℃で5時間加熱し、次いで周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物を6MのHCl(1mL)および水(1mL)で処理し、そして15分間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、3−((2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(55mg、0.13mmol、収率58%)を無色油状物として得た。
工程D:(S)−3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物185)の調製:RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.6mg、0.0025mmol)を、3−((2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(55mg、0.13mmol)、ギ酸(0.006mL、0.16mmol)、およびトリエチルアミン(0.02mL、0.14mmol)のジクロロメタン(5mL)中の、窒素でスパージした氷冷溶液に添加した。そのバイアルを密封し、そして4℃で一晩貯蔵した。この反応混合物をエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物185(45mg、0.1mmol、収率81%)を無色ガラス状物質として得、これは、固化して白色固体になった。
トリフルオロメチル共鳴のMosherエステル分析に基づいて、93%e.e.。
実施例186
(S)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物186):実施例185の工程A〜Dに従って同様に、(R)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール化合物184を3−フルオロ−5−[(1R)−1−ヒドロキシ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル化合物57の代わりに用いて調製した。
トリフルオロメチル共鳴のMosherエステル分析に基づいて、95%e.e.。
実施例187
(S)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物187):実施例63の工程B〜Fに従って同様に、3−クロロ−5−ヒドロキシピリジンを3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
トリフルオロメチル共鳴のMosherエステル分析に基づいて、88%e.e.。
実施例188
(S)−2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−4−(3,4,5−トリフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物188):実施例63の工程B〜Fに従って同様に、3,4,5−トリフルオロフェノールを3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
トリフルオロメチル共鳴のMosherエステル分析に基づいて、89%e.e.。
実施例189
N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物189)
工程A:N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)−λ4−スルファニリデン)シアナミド:(ジアセトキシヨード)ベンゼン(903mg、2.8mmol)を、4−フルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(500mg、2.55mmol)およびシアナミド(128mg、3.1mmol)のアセトニトリル(25mL)中の氷冷溶液に添加した。この反応混合物を氷浴温度で撹拌した。6時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)−λ4−スルファニリデン)シアナミド(600mg;2.5mmol;収率99%)を得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=237。
工程B:N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:過ヨウ素酸ナトリウム(1358mg、6.4mmol)を、N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)−λ4−スルファニリデン)シアナミドおよび塩化ルテニウム(III)(13.2mg、0.06mmol)の、四塩化炭素(10L)、アセトニトリル(10mL)、および水(20mL)中の混合物に添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌した。この反応混合物をジクロロメタンと水との間で分配した。このジクロロメタンをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(510mg;2.mmol;収率96%)を得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=253。
工程C:N−((7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:水素化ホウ素ナトリウム(42mg、1.1mmol)を、N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(280mg、1.1mmol)のメタノール(10mL)中の氷冷溶液に添加した。この混合物を氷浴内で撹拌した。15分後、この反応混合物を飽和水性NH4Clで処理し、そしてエバポレートした。その残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、N−((7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(290mg、1.14mmol、収率100%)を得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=255。
工程D:N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:炭酸水素ナトリウム(70mg、0.83mmol)を、3,5−ジフルオロフェノール(81.2mg、0.62mmol)およびN−((7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(100mg、0.42mmol)のDMF(2mL)中の溶液に添加した。そのバイアルを密封し、そして110℃で一晩加熱した。この反応混合物をEtOAcと飽和水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAcを飽和水性NaHCO3、水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離した。4:1のEtOAc:ヘキサンでさらに手動で溶出して、化合物189(103mg、0.28mmol、収率68%)を琥珀色ガラス状物質として得、これは、固化して黄褐色固体になった。
実施例190
7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン(化合物190):無水トリフルオロ酢酸(0.02mL,0.16mmol)を、N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物189、10mg、0.03mmol)のジクロロメタン(0.5mL)中の氷冷溶液に添加した。この混合物を周囲温度までゆっくりと温めた。2時間後、この混合物をエバポレートし、メタノール(0.5mL)に溶解させ、そして炭酸カリウム(19mg、0.14mmol)で処理し、そして周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物190(2.6mg、0.008mmol、収率28%)を無色ガラス状物質として得た。
実施例191
N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物191)
工程A:N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:Dess−Martinペルヨージナン(193mg、0.45mmol)を、N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物189、86mg、0.24mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液に添加した。この混合物を周囲温度で撹拌した。30分後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(95mg、0.26mmol、収率100%)を無色ガラス状物質として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=363。
工程B:N−((3−(ブチルイミノ)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:トリフルオロ酢酸(0.004mL、0.05mmol)を、N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(95mg、0.26mmol)およびブタン−1−アミン(1.3mL、13mmol)のベンゼン(15mL)中の溶液に添加した。これを、Hickmanスチルを取り付けて6時間還流し、そして周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその暗緑色残渣をEtOAcと飽和水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、N−((3−(ブチルイミノ)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(110mg、0.26mmol;収率100%)を得た。
工程C:N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンジテトラフルオロボレート(231mg、0.65mmol)を、N−((3−(ブチルイミノ)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(109mg、0.26mmol)および硫酸ナトリウム(37mg、0.26mmol)のアセトニトリル(8mL)中の混合物に添加した。この反応混合物を80℃で8時間加熱し、そして6MのHCl(1mL)および水(1mL)で処理し、そして15分間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、20%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(5.7mg、0.014mmol、収率5%)を淡黄色ガラス状物質として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=399。
工程D:N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物191):水素化ホウ素ナトリウム(1.08mg、0.03mmol)を、N−((7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(5.7mg、0.01mmol)のメタノール(1mL)中の溶液に添加した。この混合物を周囲温度で10分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、20%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物191(3.5mg、0.009mmol、収率61%)を無色油状物として得た。
実施例192
((S)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン(化合物192)
工程A:7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン:Dess−Martinペルヨージナン(192mg、0.452mmol)を、7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン(化合物190、69mg、0.2mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液に添加した。この混合物を周囲温度で撹拌した。15分後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと、1Mのチオ硫酸ナトリウムおよび飽和水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAcを飽和水性NaHCO3、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、80%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、所望のケトン生成物を得た。所望の生成物とペルヨージナンとの付加体(49mg)もまた得られた。この付加体をメタノール(3mL)に溶解させ、そして1MのHCl(10滴)で処理した。10分後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと希NaHCO3との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、80%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離した。所望の画分をエバポレートし、そして先に得られた生成物と合わせて、7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン(36mg、0.11mmol、収率53%)を白色固体として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=338。
工程B:(3−(ブチルイミノ)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン:トリフルオロ酢酸(0.0013mL、0.02mmol)を、7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン(27.9mg、0.08mmol)およびブタン−1−アミン(0.14mL、4.1mmol)のベンゼン(10mL)中の溶液に添加した。この混合物を、Hickmanスチルを取り付けて還流した。6時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと飽和水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、(3−(ブチルイミノ)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン(32mg、0.08mmol、収率100%)を黄色フィルムとして得た。
工程C:7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン:1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンジテトラフルオロボレート(72mg、0.2mmol)を、粗製の(3−(ブチルイミノ)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン(32mg、0.08mmol)および硫酸ナトリウム(11.6mg、0.08mmol)のアセトニトリル(3mL)中の混合物に添加した。この反応混合物を80℃で6時間加熱し、次いで周囲温度で一晩撹拌した。この混合物を6MのHCl(0.5mL)および水(1mL)で処理し、そして15分間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、40%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン(13.7mg、0.04mmol、収率45%)を淡黄色ガラス状物質として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=374。
工程D:((S)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン(化合物192):RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](0.47mg、0.0007mmol)を、7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(メチル)−λ6−スルファノン(13.7mg、0.037mmol)、ギ酸(0.0035mL、0.09mmol)、およびトリエチルアミン(0.01mL、0.07mmol)のジクロロメタン(5mL)中の、窒素でスパージした氷冷溶液に添加した。この混合物を4℃で一晩貯蔵した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、40%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物192(10mg、0.028mmol、収率76%)を無色フィルムとして得た。
実施例193
4−(3−ブロモ−4−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(化合物193):実施例25の工程A〜Dに従って同様に、3−ブロモ−4−フルオロフェノールを利用して調製した。
実施例194
(S)−4−(3−ブロモ−4−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物194):実施例25の工程Eに従って同様に、化合物193を利用して調製した。
実施例195
7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(化合物195):実施例25の工程A〜Dに従って同様に、3,4−ジルオロフェノールを利用して調製した。
実施例196
(S)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物196):実施例25の工程Eに従って同様に、化合物195を利用して調製した。
実施例197
7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−4−(4−フルオロ−3−メチルフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(化合物197):実施例25の工程A〜Dに従って同様に、4−フルオロ−3−メチルフェノールを利用して調製した。
実施例198
(S)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−4−(4−フルオロ−3−メチルフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物198):実施例25の工程Eに従って同様に、化合物197を利用して調製した。
実施例199
7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−4−(4−フルオロ−3−メチルフェノキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(化合物199):実施例25の工程A〜Dに従って同様に、2−フルオロ−5−ヒドロキシベンゾニトリルを利用して調製した。
実施例200
(S)−5−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−2−フルオロベンゾニトリル(化合物200):実施例25の工程Eに従って同様に、化合物199を利用して調製した。
実施例201
(S)−2,2−ジフルオロ−4−((6−メチルピラジン−2−イル)オキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物201):実施例163に概説された手順に従って同様に、7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−オールおよび2−クロロ−6−メチルピラジンを利用して調製した。
実施例202
3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物202)
工程A:3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(実施例25の工程AおよびBについて記載されるように調製した)(30mg、0.08mmol)を、1,2−ジクロロエタン(0.5mL)中にスラリー化し、0℃まで冷却し、そして水素化ホウ素ナトリウム(5.9mg、0.16mmol)で処理した。この混合物を0℃で2時間撹拌した。この反応混合物を10%のクエン酸でクエンチし、そしてMTBEで希釈した。分離後、その水層をMTBEで洗浄し、そして合わせた有機層を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、無色フィルムにした。この粗製物質を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離した。3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルを無色フィルムとして単離した(14.5mg)。LCMS ESI(−)m/z(M+HCOOH−H)428。
工程B:3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(14.5mg、0.04mmol)を塩化メチレン(0.2mL)に溶解させ、そして0℃まで冷却した。この溶液を(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(DAST)(7μL、0.05mmol)で処理し、そして0℃で30分間撹拌した。(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリドのさらなるアリコート(3μL、0.025mmol)を添加し、そしてこの混合物を0℃でさらに1時間撹拌した。この反応を水でクエンチし、塩化メチレンで希釈し、そして分離した。その有機層を水で2回、および半飽和NaHCO3で2回洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製の無色油状物を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物202を無色油状物として得た(10.3mg)。
実施例203
2−クロロ−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−ニトロ−1−(トリフルオロメチル)ベンゼン(化合物203):1,3−ジクロロ−2−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼン(0.15g、0.6mmol)をアセトニトリル(1.8mL)に溶解させ、そして重炭酸ナトリウム(0.10g、1.18mmol)で処理し、その後、3−クロロ−5−フルオロフェノール(0.09g、0.6mmol)および炭酸セシウム(383mg、1.2mmol)で処理した。この混合物を周囲温度で9日間撹拌した。この反応混合物を窒素ガスのストリームを用いて濃縮し、次いでEt2Oおよび水に再度溶解させた。分離後、その水性物質をEt2Oで洗浄し、次いで合わせた有機物を、1MのNa2CO3、飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して黄色油状物を得、これは、ゆっくりと固化して白色固体になった。この粗製物質を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物203を無色油状物として得、これは、減圧下一晩で固化して、自由に流動する白色固体になった(35mg)。
実施例204
2−クロロ−4−(3−クロロフェノキシ)−3−ニトロ−1−(トリフルオロメチル)ベンゼン1,3−ジクロロ−2−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼン(化合物204):化合物203についての手順と同様に、3−クロロ−5−フルオロフェノールの代わりに3−クロロフェノールを用いて調製した。
実施例205
3−((7−(エチルスルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物205)
工程A:7−(エチルスルホニル)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]の調製:実施例159と同様に、工程Aにおいてヨードメタンの代わりにブロモエタンを用いて調製した。
工程B:3−((7−(エチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:実施例163と同様に、4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]の代わりに7−(エチルスルホニル)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]を用いて調製した。
工程C:3−((7−(エチルスルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−((7−(エチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(0.03g、0.083mmol)のMeOH(2mL)中の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(0.003g、0.83mmol)を周囲温度で添加した。この反応混合物を周囲温度で30分間撹拌した。水(50mL)およびジクロロメタン(20mL)を添加した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、化合物205(0.02g、67%)を固体として得た。
実施例206
(S)−3−((7−(エチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物206):実施例163と同様に、工程Dにおいて3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの代わりに3−((7−(エチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルを用いて調製した。
実施例207
(S)−3−((1−アミノ−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物207)
工程A:3−[7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(40mg、0.1mmol)およびチタン(IV)エトキシド(60μL、0.3mmol)のテトラヒドロフラン(1.0mL)中の溶液を、(R)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(14mg、0.12mmol)で処理し、そしてマイクロ波照射により90℃で30分間加熱した。次いで、この反応混合物を周囲温度まで冷却し、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(31mg、0.14mmol)で処理し、そして2時間撹拌した。この反応混合物を1mLのブラインでクエンチし、そして得られた懸濁物を10分間激しく撹拌した。その濾液を水ですすぎ、そして残った水相を2×20mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、0%〜40%のEtOAc/CHCl3を使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成した。(R)−N−((S)−4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドを、わずかに不純な暗緑色フィルムとして単離した(11mg、0.02mmol、収率21%)。LCMS ESI(+)m/z 523(M+H)。
工程B:N−[(1S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−インダン−1−イル]−2−メチル−プロパン−2−スルフィンアミド(工程Aから得られた11mg、0.02mmol)のメタノール(0.4mL)中の溶液を25℃で、塩化水素(ジオキサン中4.0Mの溶液、0.2mL、0.81mmol)で処理し、そして25℃で撹拌した。3時間後、揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を10mLの水性飽和NaHCO3に注ぎ、そして3×10mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10%〜35%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物207を得た(4.4mg、0.01mmol、収率52%)。
実施例208
3−((7−(シクロブチルスルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物208)
工程A:7−(シクロブチルチオ)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:4−フルオロ−7−スルファニル−インダン−1−オン(2.5g、13.7mmol)のDMSO(25mL)中の溶液に、t−BuOKを周囲温度で添加し、そして10分間撹拌した。次いで、ブロモシクロブタン(2.78g、20.6mmol)を添加し、そしてこの混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで抽出した。その有機相を分離し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮して、7−(シクロブチルチオ)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを得、精製せずに次の工程に直接使用した。
工程B:3−((7−(シクロブチルスルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物208)の調製:実施例205と同様に、工程Aにおいて4−フルオロ−7−(エチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]の代わりに7−(シクロブチルチオ)−4−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを用いて調製した。
実施例209
(S)−3−((7−(シクロブチルスルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物209):実施例163と同様に、工程Dにおいて3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの代わりに3−((7−(シクロブチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルを用いて調製した。
実施例210
(S)−3−((2,2−ジフルオロ−1−メトキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物210):(S)−3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル化合物163(20mg、0.05mmol)のDMF(0.5mL)中の撹拌溶液に、炭酸セシウム(34mg、0.1mmol)およびMeI(0.02mL、0.26mmol)を添加した。この反応混合物を窒素下90℃で16時間加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜35%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物210(6mg、29%)を白色固体として得た。
実施例211
7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−N−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物211)
工程A:7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホニルクロリドの調製:N−クロロスクシンイミド(2.95g、22mmol)、アセトニトリル(18mL)および2NのHCl(3.6mL)の、氷浴内で冷却している混合物に、O−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)−N,N−ジメチルカルバモチオエート(1.40g、5.5mmol)を、その温度を5℃から10℃に維持するように少量ずつ添加した。この反応混合物をこの氷浴内で3時間撹拌した。次いで、この反応混合物を半飽和ブラインに注ぎ、そしてジクロロメタンで抽出した。その有機層を飽和NaHCO3水溶液およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製物をさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 249、251(M+H)。
工程B:7−フルオロ−N−メチル−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドの調製:7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホニルクロリド(520mg、2.1mmol)およびメチルアミン塩酸塩(169mg、2.5mmol)のジクロロメタン(21mL)中の撹拌混合物に、トリエチルアミン(0.87mL、6.27mmol)を窒素下0℃で滴下により添加した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌した。次いで、この反応混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO3水溶液およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10%〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、7−フルオロ−N−メチル−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドを得た(102mg、20%)。LCMS ESI(+)m/z 244(M+H)。
工程C:7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−N−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミドの調製:化合物17についての手順と同様に調製した。
実施例212
4−(4−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物212)
工程A:4−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]の調製:トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(10.6g、47.8mmol)を、4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(27.0g、95.7mmol)およびトリメチル(2−トリメチルシリルオキシエトキシ)シラン(23.7g、114.8mmol)のジクロロメタン(500mL)中の溶液に−78℃で滴下により添加した。添加後、この反応混合物を周囲温度まで温めた。周囲温度で2時間後、この反応をトリエチルアミンでクエンチし、そしてこの混合物を減圧下で濃縮した。その残渣を酢酸エチル(500mL)に溶解させ、水(2×200mL)、ブライン(500mL)で洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、ヘキサン中20%の酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、4−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](25.0g、80%)を白色固体として得た。
工程B:4−(4−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]の調製:4’−フルオロ−7’−(トリフルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](0.16g、0.5mmol)および4−フルオロフェノール(0.056g、0.5mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(10mL)中の溶液を、炭酸セシウム(0.33g、1.0mmol)で周囲温度で処理した。この反応物を100℃で1時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、水を添加し、そして得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、乾燥させ(硫酸マグネシウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、ヘキサン中20%の酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、4−(4−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](0.12g、57%)を油状物として得た。
工程C:4−(4−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:4’−(4−フルオロフェノキシ)−7’−(トリフルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](0.12g、0.29mmol)のメタノール(5mL)中の溶液に、2NのHCl(2.0mL)を周囲温度で添加した。この反応物を周囲温度で2時間撹拌した。水(50mL)および酢酸エチル(25mL)を添加した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸マグネシウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、4−(4−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(0.09g、84%)を固体として得た。
工程D:4−(4−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物212)の調製:実施例205に記載されるのと同様に、工程Cにおいて3−((7−(エチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの代わりに4−(4−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを用いて調製した。
実施例213
3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−6−メチル−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物213):実施例163と同様に調製した。
実施例214
4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物214):実施例212と同様に調製した。
実施例215
(S)−3−((7−((クロロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物215):化合物163の調製のための最終工程における少量の不純物として分離した。
実施例216
2−フルオロ−5−((1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物216):実施例212と同様に調製した。
実施例217
3−フルオロ−5−((1’−ヒドロキシ−7’−(メチルスルホニル)−1’,3’−ジヒドロスピロ[シクロプロパン−1,2’−インデン]−4’−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物217):3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル)−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(0.1g、0.29mmol)および1,2−ジブロモエタン(0.04mL、0.43mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液に、60%のNaH(17.34mg、0.72mmol)を周囲温度で添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌した。メタノール(2mL)を添加し、その後、水素化ホウ素ナトリウム(21.9mg、0.58mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で1時間撹拌した。水(10mL)および酢酸エチル(20mL)を添加した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、2:1のヘキサン/酢酸エチルでのシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、化合物217(0.01g、0.025mmol、収率9%)を固体として得た。
実施例218
4−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物218):実施例212と同様に調製した。
実施例219
3−フルオロ−5−((2,2,5−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物219):
工程A:5−ブロモ−3−フルオロ−2−ヒドロキシベンズアルデヒドの調製:4−ブロモ−2−フルオロ−フェノール(10g、52.4mmol)のトリフルオロ酢酸(50mL)中の溶液に、ヘキサメチレンテトラミン(14.7g、105mmol)を室温で20分間変えて3回に分けて添加した。この混合物を室温で20分間撹拌し、次いで90℃まで加熱し、そして90℃で13時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却した。水(60mL)および50%の硫酸水溶液(30mL)を室温で順番に添加し、そしてこの混合物を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機層を1Nの塩酸溶液、ブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸マグネシウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。エタノール(20mL)を添加し、そしてこの混合物を室温で30分間撹拌した。得られた混合物を濾過した。集めた固体をエタノールで洗浄し、そして乾燥させて、5−ブロモ−3−フルオロ−2−ヒドロキシベンズアルデヒド(7.0g、61%)を得た。
工程B:3−(5−ブロモ−2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−フルオロフェニル)プロパン酸の調製:工程Bにおいて、3−[2−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−メチルスルファニル−フェニル]プロパン酸の合成においてと同様に調製した。
工程C:3−(5−ブロモ−2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−フルオロフェニル)プロパン酸メチルの調製:3−(5−ブロモ−2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−フルオロフェニル)プロパン酸(3.0g、7.85mmol)のメタノール(50mL)中の溶液に、濃H2SO4(0.01mL)を室温で添加した。この反応物を70℃まで加熱し、そしてこの温度で2時間撹拌した。室温まで冷却した後に、溶媒を減圧下で除去した。その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、水、ブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−(5−ブロモ−2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−フルオロフェニル)プロパン酸メチル(2.2g、71%)を固体として得た。
工程D:3−(5−(アセチルチオ)−2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−フルオロフェニル)プロパン酸メチルの調製:3−[5−ブロモ−2−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−フルオロ−フェニル]プロパン酸メチル(2.2g、5.6mmol)、CH3COSK(0.95g、8.3mmol)、Pd2(dba)3(0.51g、0.56mmol)およびXantphos(0.48g、0.83mmol)の、トルエン(40mL)およびアセトン(20mL)中の混合物を、密封チューブ内100℃で5時間撹拌した。室温まで冷却した後に、その固体を濾過により除去した。その濾液を減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−(5−(アセチルチオ)−2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−フルオロフェニル)プロパン酸メチル(1.0g、46%)を得た。
工程E:3−(2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−フルオロ−5−(メチルチオ)フェニル)プロパン酸メチルの調製:3−[5−アセチルスルファニル−2−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−フルオロ−フェニル]プロパン酸メチル(1.0g、2.55mmol)のメタノール(50mL)中の溶液に、Cs2CO3(1.25g、3.83mmol)を室温で添加した。1時間後、MeI(0.72g、5.11mmol)を添加し、そしてこの反応物を室温でさらに2時間撹拌した。水およびジクロロメタンを添加し、そしてその有機層を分離し、水、ブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、メチル3−(2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−フルオロ−5−(メチルチオ)フェニル)プロパン酸メチル(0.6g、64%)を固体として得た。
工程F:3−(2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−フルオロ−5−(メチルチオ)フェニル)プロパン酸の調製:3−[2−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−フルオロ−5−メチルスルファニル−フェニル]プロパン酸メチル(0.60g、1.65mmol)のメタノール(10mL)および水(10mL)中の溶液に、LiOH(0.079g、3.3mmol)を室温で添加した。この反応物を室温で一晩撹拌した。これを1NのHClによりpH約3まで酸性にし、そして酢酸エチルで抽出した。その有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮して、3−(2−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−フルオロ−5−(メチルチオ)フェニル)プロパン酸(0.4g、69%)を得た。
工程G:3−フルオロ−5−((2,2,5−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物219)の調製:実施例163と同様に調製した。
実施例220
5−((1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物220):実施例212と同様に調製した。
実施例221
(S)−4−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物221):化合物185の合成においてと類似の様式で調製した。
実施例222
3−フルオロ−5−((1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物222):水素化ホウ素ナトリウム(6.6mg、0.17mmol)を一度に全て、3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(20.0mg、0.06mmol)のメタノール(1mL)中の溶液に室温で添加し、次いで15分間撹拌した。この反応混合物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲル(10g SNAP、14CV、20〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、化合物222を得た(11mg、0.032mmol、収率55%)。
実施例223
3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物223):水素化ホウ素ナトリウム(40mg、1.1mmol)を一度に全て、メタノール(5mL)中の3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(200mg、0.52mmol)に室温で添加した。この反応混合物を10分間撹拌し、1NのHClでクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲル(10g SNAP、14CV、20〜80%の酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、化合物223(146mg、0.38mmol、収率73%)を白色泡状物として得た。
実施例224
(S)−2,2−ジフルオロ−4−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物224):化合物185の合成においてと類似の様式で調製した。
実施例225
5−(((1S,2R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物225)
工程A:5−[7’−(トリフルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリルの調製:炭酸セシウム(1.93g、5.94mmol)を一度に全て、1−メチル−2−ピロリドン(15mL)中の4’−フルオロ−7’−(トリフルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](775mg、2.38mmol)および3−シアノ−5−ヒドロキシピリジン(371mg、3.1mmol)に添加し、次いで100℃で90分間温めた。この反応混合物を水で希釈し、メチルt−ブチルエーテルで抽出し、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。粗製の5−[7’−(トリフルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリルをさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)m/z 427(M+H)。
工程B:5−[1−オキソ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリルの調製:濃HCl(3.24mL、9.38mmol)を、アセトン(15mL)中の5−[7’−(トリフルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリル(1.0g、2.35mmol)に室温で添加し、そして4時間撹拌した。この反応混合物を飽和NaHCO3でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲル(25g SNAP Ultra、14CV、20〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、5−[1−オキソ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリルを得た(737mg、1.93mmol、収率82%)。LCMS ESI(+)m/z 383(M+H)。
工程C:5−[2−フルオロ−1−オキソ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリルの調製:1−クロロメチル−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(499mg、1.4mmol)を一度に全て、2−プロパノール(10mL)中の5−[1−オキソ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリル(269mg、0.7mmol)に室温で添加し、次いでLC−MSにより判断される場合にこの反応が完了するまで、加温還流した。この反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で乾燥させた。その残渣をシリカゲル(10g SNAP Ultra、14CV、20〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、5−[2−フルオロ−1−オキソ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリルを得た(260mg、0.65mmol、収率92%)。LCMS ESI(−)m/z 399(M−H)。
工程D:5−[(1S,2R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリル(化合物225)の調製:クロロ{[(1R,2R)−(−)−2−アミノ−1,2−ジフェニルエチル](4−トルエンスルホニル)アミド}(p−シメン)ルテニウム(II)(2.4mg、0.007mmol)を一度に全て、5−[2−フルオロ−1−オキソ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリル(130mg、0.32mmol)、トリエチルアミン(91μL、0.65mmol)およびギ酸(37μL、0.97mmol)のジクロロメタン(5mL)中の氷冷混合物に添加し、次いでテフロン(登録商標)キャップで密封し、そして4℃の冷蔵庫に一晩入れた。この反応混合物をシリカゲル(10g SNAP Ultra、14CV、20〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)で直接精製して、化合物225を得た(112mg、0.28mmol、収率86%)。
実施例226
(R)−3((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物226):化合物163の合成の工程Fに従って同様に、クロロ{[(1S,2S)−(−)−2−アミノ−1,2−ジフェニルエチル](4−トルエンスルホニル)アミド}(p−シメン)ルテニウム(II)をクロロ{[(1R,2R)−(−)−2−アミノ−1,2−ジフェニルエチル](4−トルエンスルホニル)アミド}(p−シメン)ルテニウム(II)の代わりに用いて調製した。
実施例227
3−フルオロ−5−(((1S,2R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物227):化合物225の工程A〜Dに従って同様に調製した。
実施例228
(S)−5−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−2−フルオロベンゾニトリル(化合物228):化合物185の合成においてと類似の様式で調製した。
実施例229
3−[(1S)−1−ジュウテリオ−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(トリジュウテリオメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物229)
工程A:2−ヒドロキシ−5−(トリジュウテリオメチルスルファニル)ベンズアルデヒドの調製:4−(トリジュウテリオメチルスルファニル)フェノール(13.9g、77.4mmol)およびパラホルムアルデヒド(13.9g、464mmol)のアセトニトリル(55mL)中の懸濁物に、0℃で塩化マグネシウム(11.8g、124mmol)を添加し、その後、トリエチルアミン(27mL、193mmol)を添加した。次いで、LC−MSにより判断される場合に完了するまで(2.5時間)、この反応混合物を油浴内で68℃まで温めた。その黄色反応混合物を0℃まで冷却し、次いで1NのHCl(60mL)を滴下により添加することによってクエンチし、そしてメチルt−ブチルエーテル(3×60mL)で抽出した。固体を濾過により除去した。その有機層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を分離し、そしてメチルt−ブチルエーテルで洗浄し、次いで減圧中で乾燥させて、2−ヒドロキシ−5−(トリジュウテリオメチルスルファニル)ベンズアルデヒドを得た。母液中に残っている粗製の物質をシリカゲル(100g SNAP Ultra、14CV、5〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、2−ヒドロキシ−5−(トリジュウテリオメチルスルファニル)ベンズアルデヒドを黄色固体として得た。
工程B:2−オキソ−6−(トリジュウテリオメチルスルファニル)クロメン−3−カルボン酸の調製:2−ヒドロキシ−5−(トリジュウテリオメチルスルファニル)ベンズアルデヒド(4.65g、27mmol)および2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン(3.91g、27mmol)の、95%のエタノール(70mL)中の溶液に、水(210mL)中の三塩基性リン酸カリウム(0.58g、2.7mmol)を周囲温度で添加した。この混合物を周囲温度で1時間撹拌した(わずかに発熱)。この反応混合物を1NのHClでpH約3〜4まで酸性にした。その固体を濾過により集め、水、次いで5:1のヘキサン/メチルt−ブチルエーテルで洗浄し、そして乾燥させて、2−オキソ−6−(トリジュウテリオメチルスルファニル)クロメン−3−カルボン酸(5.95g、25mmol、収率92%)を黄色固体として得た。
工程C:3−[2−ヒドロキシ−5−(トリジュウテリオメチルスルファニル)フェニル]プロパン酸の調製:トリエチルアミン(8.3mL、60mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(12mL)中のギ酸(5.6mL、149mmol)に0℃でゆっくりと添加した。この混合物を100℃(内部)まで温め、次いで2−オキソ−6−(トリジュウテリオメチルスルファニル)クロメン−3−カルボン酸(5.95g、24.9mmol)を5回に分けて(5分間あたり約1.2g)添加した。添加後(約30分間)、この反応混合物を100℃(内部)で1時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、6NのNaOH(49.74mL、149.2mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で30分間撹拌した。メチルt−ブチルエーテル(40mL)を添加した。その水層を分離し、濃HClでpH約3〜4まで酸性にし、そしてメチルt−ブチルエーテル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(硫酸ナトリウム)、濾過し、そして減圧下で濃縮して、3−[2−ヒドロキシ−5−(トリジュウテリオメチルスルファニル)フェニル]プロパン酸(4.8g、22.4mmol、収率90%)を得、これを精製せずに次の工程で直接使用した。
工程D:3−[2−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−(トリジュウテリオメチルスルファニル)フェニル]プロパン酸の調製:3−[2−ヒドロキシ−5−(トリジュウテリオメチルスルファニル)フェニル]プロパン酸(4.82g、22.4mmol)、3,5−ジフルオロベンゾニトリル(6.23g、44.8mmol)、および炭酸セシウム(16.1g、49.3mmol)のジメチルスルホキシド(22mL)中の懸濁物を72.6℃(内部)で7時間撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、水(50mL)およびMTBE(50mL)を添加した。その有機層を分離し、その水層を撹拌しながら1NのHClでpH約3〜4まで酸性にし、そして酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。その有機層を合わせ、そしてブライン(30mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、3−[2−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−(トリジュウテリオメチルスルファニル)フェニル]プロパン酸を得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(−)m/z 333(M−H)。
工程E:3−フルオロ−5−[1−オキソ−7−(トリジュウテリオメチルスルファニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリルの調製:DMF(10μL)を、ジクロロメタン(40mL)中の3−[2−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−5−(トリジュウテリオメチルスルファニル)フェニル]プロパン酸(7.48g、22.4mmol)に室温で添加し、その後、塩化オキサリル(2.1mL、24.6mmol)を添加した。この反応混合物を2.5時間撹拌し、次いでジクロロメタン(40mL)中のトリクロロアルマン(5.97g、44.7mmol)に滴下により添加し、そして1時間撹拌した。次いで、この反応混合物を0℃まで冷却し、1NのHCl(20mL)で滴下によりクエンチし、そしてジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。その有機層を飽和NaHCO3(50mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、シリカゲルのパッドで濾過し、1:1のジクロロメタン/メチルt−ブチルエーテルで洗浄し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を2:1のアセトニトリル/水(35mL)に懸濁させ、そして30分間撹拌し、濾過し、2:1のMeCN/水(10mL)で洗浄し、次いで減圧中で乾燥させて、3−フルオロ−5−[1−オキソ−7−(トリジュウテリオメチルスルファニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリルを得た(5.0g、15.8mmol、2工程にわたり収率71%)。LCMS ESI(+)m/z 317(M+H)。
工程F:3−フルオロ−5−[1−オキソ−7−(トリジュウテリオメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリルの調製:Oxone(登録商標)(21.4g、34.8mmol)を一度に全て、3−フルオロ−5−[1−オキソ−7−(トリジュウテリオメチルスルファニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(5.0g、15.8mmol)の、アセトニトリル(50mL)と水(25mL)との混合物中の懸濁物に室温で添加した。この反応混合物を一晩撹拌した。固体を濾過により除去し、次いでそのアセトニトリルを減圧中で除去した。その残渣を水(25mL)に懸濁させ、そして30分間撹拌した。生じた固体を水(100mL)ですすぎ、メチルt−ブチルエーテル(50mL)で洗浄し、次いで減圧中で乾燥させて、3−フルオロ−5−[1−オキソ−7−(トリジュウテリオメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(4.8g、13.8mmol、収率87%)を黄色固体として得た。LCMS ESI(+)m/z 349(M+H)。
工程G:3−[2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(トリジュウテリオメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルの調製:3−メトキシプロパン−1−アミン(913μL、9.0mmol)を、シクロヘキサン(40mL)とトルエン(40mL)との混合物中の、3−フルオロ−5−[1−オキソ−7−(トリジュウテリオメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(2.6g、7.5mmol)および2,2−ジメチルプロパン酸(76mg、0.75mmol)に室温で添加し、次いでDean−Starkトラップにより水を共沸除去しながら3時間加温還流した。この反応混合物を室温まで冷却し、フリットで濾過し、次いで減圧中で濃縮して、粗製の3−フルオロ−5−[(1E/Z)−1−(3−メトキシプロピルイミノ)−7−(トリジュウテリオメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリルを得た。3−フルオロ−5−[(1E/Z)−1−(3−メトキシプロピルイミノ)−7−(トリジュウテリオメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(3.13g、7.5mmol)のアセトニトリル(10mL)中の溶液を、アセトニトリル(40mL)中のSelectfluor(登録商標)(6.6g、18.7mmol)および硫酸ナトリウム(2.12g、14.9mmol)に60℃でシリンジにより滴下により添加し、次いでLC−MSにより判断される場合に完了するまで(1時間)撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして50mLの水で希釈した。濃HCl(2.5mL、30mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を1時間撹拌した。アセトニトリルを減圧中で除去し、次いで固体を濾過し、水、メチルt−ブチルエーテルで洗浄し、次いで減圧中で乾燥させて、3−[2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(トリジュウテリオメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(2.2g、5.7mmol、収率77%)。LC−MS ESI(+)m/z 402(M+NH4 +)。
工程H:3−[(1S)−1−ジュウテリオ−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(トリジュウテリオメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物229)の調製:RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](58mg、0.09mmol)を一度に全て、3−[2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(トリジュウテリオメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(3.53g、9.17mmol)、トリエチルアミン(2.56mL、18.4mmol)およびジュウテリオジュウテリオホルメート(1.09mL、27.6mmol)の氷冷溶液に添加した。その反応フラスコを、しぼんだ風船を備えるゴムセプタムで密封し、そして4℃の冷蔵庫に一晩入れた。この反応混合物を、約10mLの溶媒が残るまで減圧中で濃縮し、次いでシリカゲル(25g SNAP Ultra、14CV、10〜60%のEtOAc/ヘキサン)で直接精製して、化合物229を得、これを、還流している95%のエタノール(10mL)に溶解させ、次いで撹拌しながらゆっくりと室温まで冷却することによりさらに精製して、白色結晶性固体を得た(2.44g、6.3mmol、収率69%)。
実施例230
(S)−2,2−ジフルオロ−4−(4−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物230):化合物185の合成についてと類似の様式で調製した。
実施例231
3−フルオロ−5−(((1S,2R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物231)
工程A:3−フルオロ−5−((2−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:Selectfluor(登録商標)(18.1g、51mmol)を一度に全て、メタノール(300mL)中の3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(11g、31.9mmol)に室温で添加し、次いで24時間加温還流した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして濾過した。その固体を酢酸エチルで洗浄し、次いでその濾液を減圧中で濃縮した。その残渣を酢酸エチルに溶解させ、1NのHClおよびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、3−フルオロ−5−(2−フルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルを明黄色泡状物として得、これをさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)m/z 364(M+H)。
工程B:3−フルオロ−5−(((1S,2R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物231)の調製:RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](203mg、0.32mmol)を一度に全て、3−フルオロ−5−(2−フルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(11.6g、31.8mmol)、トリエチルアミン(8.9mL、63.7mmol)およびギ酸(3.6mL、95.5mmol)のジクロロメタン(200mL)中の氷冷溶液に添加した。その反応フラスコを、しぼんだ風船を備え付けたセプタムで密封し、そして4℃の冷蔵庫に一晩入れた。この反応混合物を飽和NaHCO3に注ぎ、ジクロロメタンで抽出し、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして約25mLの溶媒が残るまで減圧中で濃縮した。物質のうちのおよそ50%が、カラム(100g SNAP Ultra、14CV、15〜80%の酢酸エチル/ヘキサン)の頂部に沈殿した。その固体を除去し、そしてカラムに吸収された物質を精製した。沈殿した物質を250〜300mLの温ジクロロメタンに溶解させ、次いで50%、次いで60%の酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリカゲルのプラグで精製して、化合物231(9.65g、26.4mmol、2工程にわたり収率83%)をオフホワイトの固体として得た。エナンチオマー過剰率を、キラルHPLCにより決定した(>99%ee)。
実施例232
3−フルオロ−5−((2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物232):水素化ホウ素ナトリウム(5.2mg、0.14mmol)を一度に全て、メタノール(0.5mL)中の3−フルオロ−5−(2−フルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(25mg、0.07mmol)に室温で添加し、そしてLC−MSにより判断される場合に完了するまで撹拌した。この反応混合物を減圧中で濃縮し、水で希釈し、メチルt−ブチルエーテルで抽出し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲル(10g SNAP Ultra、14CV、20〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、化合物232(14mg、0.04mmol、収率56%)をシス異性体として得た。
実施例233
(S)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物233):化合物185の合成においてと類似の様式で調製した。
実施例234
(S)−3−クロロ−5−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物234):化合物163についての合成の工程A〜Fに従って同様に調製した。
実施例235
(S)−5−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物235):化合物163の合成においてと同様に調製した。
実施例236
(S)−3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物236):化合物15の合成においてと同様に調製した。
実施例237
(R)−3−((7−((ジフルオロメチル)スルホニル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物237):RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN]をRuCl(p−シメン)[(S,S)−Ts−DPEN]で置き換えたこと以外は、化合物15の合成においてと同様に調製した。キラルHPLC保持時間:2.19分。
実施例238
4−((1H−インダゾール−5−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物238)
工程A:4−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]:トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(10.6g、47.8mmol)を、4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(27g、95.7mmol)およびトリメチル(2−トリメチルシリルオキシエトキシ)シラン(23.7g、115mmol)のジクロロメタン(500mL)中の溶液に、−78℃で滴下により添加した。この反応混合物を室温まで温めた。2時間後、この反応をトリエチルアミンでクエンチし、そしてエバポレートした。その残渣をEtOAc(500mL)に溶解させ、そしてその有機層を2×200mLの水、次いで1×500mLの飽和ブライン溶液で洗浄した。その有機層を分離し、乾燥させ(NaSO4)、そして濃縮乾固させた。その粗製物質を、ヘキサン中20%のEtOAcで溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、4−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](2.1g、6.4mmol、収率55%)を白色固体として得た。
工程B:5−((7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)−1H−インダゾール:炭酸水素ナトリウム(64.4mg、0.77mmol)を、DMF(2.5mL)中の4−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](100mg、0.31mmol)および1H−インダゾール−5−オール(61.7mg、0.46mmol)を含むバイアルに添加した。密封したバイアルを80℃で合計10.5時間加熱した。この反応混合物を水で希釈し、そして生じた固体を減圧濾過により集めた。この固体を、10%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、5−((7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)−1H−インダゾールを得た(59mg、0.133mmol、収率43%)。m/z(ES−API−pos)[M+H]=441。
工程C:4−((1H−インダゾール−5−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン:塩酸(6M、0.066mL、0.4mmol)を、5−((7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)−1H−インダゾール(59mg、0.13mmol)のアセトン(3.0mL)および水(0.50mL)中の溶液に添加した。この混合物を50℃で撹拌した。3.5時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと希水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、4−((1H−インダゾール−5−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(48mg、0.12mmol、収率91%)を淡黄色フィルムとして得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=397。
工程D:(E/Z)−4−((1H−インダゾール−5−イル)オキシ)−N−(3−メトキシプロピル)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミン:2,2−ジメチルプロパン酸(2.5mg、0.024mmol)を、トルエン(4mL)およびシクロヘキサン(4mL)中の、4−((−1H−インダゾール−5−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(48mg、0.12mmol)および3−メトキシプロパン−1−アミン(0.03mL、0.3mmol)の混合物に添加した。この反応混合物を、Hickmanスチルを取り付けて還流させた。5時間後、冷却した反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をそのまま次の工程で使用した。
工程E:4−((1H−インダゾール−5−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン:1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンジテトラフルオロボレート(Selectfluor(登録商標)、106mg、0.3mmol)を、アセトニトリル(5mL)中の(/ZE)−4−((1H−インダゾール−5−イル)オキシ)−N−(3−メトキシプロピル)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミン(56mg、0.12mmol)および硫酸ナトリウム(43mg、0.30mmol)を含むフラスコに添加した。これを60℃で加熱した。30分後、1Mの塩酸(0.36mL、0.36mmol)を添加した。この反応混合物を20分間撹拌し、次いでEtOAcと水との間で分配した。このEtOAc層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、4−((1H−インダゾール−5−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを得た(31mg、0.073mmol、収率61%)。m/z(ES−API−pos)[M+H]=433。
工程F:4−((1H−インダゾール−5−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物238):水素化ホウ素ナトリウム(1.6mg、0.043mmol)を、4−((1H−インダゾール−5−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(18mg、0.043mmol)のメタノール(3mL)中の溶液に添加した。10分後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAc層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、化合物238(18mg、0.042mmol、収率98%)を無色フィルムとして得た。
実施例239
4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物239):水素化ホウ素ナトリウム(0.45mg、0.01mmol)を、4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(4.1mg、0.01mmol)(実施例242、工程B)のメタノール(2mL)中の溶液に添加した。20分後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAc層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、化合物239を得た(3.6mg、0.009mmol、収率87%)。
実施例240
N−((S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの異性体1(化合物240)
工程A:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:炭酸水素ナトリウム(79.3mg、0.94mmol)を、3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(86.27mg、0.63mmol)およびN−((7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(80mg、0.31mmol)(実施例189、工程C)のDMF(3mL)中の溶液に添加した。そのバイアルを密封し、そして100℃で週末にかけて加熱した。この反応混合物をEtOAcと希水性NaOHとの間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、20%から90%のACN:水の勾配を用いるBiotage 25M逆相カラムでのクロマトグラフィーにより分離して、N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドを得た(80mg、0.21mmol、収率69%)を得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=372。
工程B:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:Dess−Martinペルヨージナン(192mg、0.45mmol)を、N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(200mg、0.54mmol)のジクロロメタン(50mL)中の溶液に添加した。10分後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと、水性チオ硫酸ナトリウムおよび飽和水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAc層を水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(174mg、0.47mmol、収率88%)を無色フィルムとして得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=370。
工程C:(E/Z)−N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−((3−メトキシプロピル)イミノ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:ピバル酸(9.4mg、0.09mmol)を、N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(170mg、0.46mmol)および3−メトキシプロピルアミン(0.12mL、1.2mmol)の、シクロヘキサン(7mL)およびトルエン(7mL)中の混合物に添加した。この混合物を、Hickmanスチルを取り付けて加熱還流した。1時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をそのまま次の工程で使用した。
工程D:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド:1−クロロメチル−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(406mg、1.15mmol)を、(E/Z)−N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−((3−メトキシプロピル)イミノ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(202mg、0.46mmol)および硫酸ナトリウム(162mg、1.15mmol)のアセトニトリル(5mL)中の混合物に添加した。この混合物を70℃で加熱した。3.5時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をEtOAcに溶解させ、シリカゲルに吸収させ、そして50%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドを得た(48mg、0.118mmol、収率26%)。m/z(ES−API−pos)[M+H]=406。
工程E:N−(((S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物240):RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.5mg、0.020mmol)を、N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(49mg、0.120mmol)、トリエチルアミン(0.022mL、0.16mmol)およびギ酸(0.01mL、0.24mmol)のジクロロメタン(5mL)中の、窒素でスパージした氷冷溶液に添加した。このフラスコを4℃の冷蔵庫に週末にわたり入れた。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、20%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAP Ultraカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、固体を得、これをクロロホルムで2回摩砕して、化合物240(8.6mg、0.021mmol、収率18%)を、キラルクロマトグラフィーにより93%d.e.の単一のジアステレオマーとして得た。
実施例241
2,2−ジフルオロ−4−((7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物241)
工程A:2,2−ジフルオロ−4−((7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン:1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンジテトラフルオロボレート(129mg、0.36mmol)を、アセトニトリル(5mL)中の(E/Z)−4−((1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−N−(3−メトキシプロピル)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミン(68mg、0.15mmol)(実施例243、工程C)および硫酸ナトリウム(52mg、0.36mmol)を含むフラスコに添加した。この反応混合物を70℃で6時間加熱し、次いで室温で一晩撹拌した。塩酸(1M、0.44mL、0.440mmol)を添加した。得られた混合物を20分間撹拌し、そしてEtOAcと水との間で分配した。このEtOAc層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、2,2−ジフルオロ−4−((7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(9mg、0.02mmol、収率14%);m/z(ES−API−neg)[M−H]=449;4−((1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(12mg、0.03mmol、収率19%);m/z(ES−API−neg)[M−H]=431;および2,2−ジフルオロ−4−((5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(10mg、0.023mmol、収率16%);m/z(ES−API−neg)[M−H]=449を得た。
工程B:2,2−ジフルオロ−4−((7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物241):水素化ホウ素ナトリウム(0.76mg、0.020mmol)を、2,2−ジフルオロ−4−((7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(9mg、0.02mmol)のメタノール(3mL)中の溶液に添加した。1時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、0%から50%のEtOAc:ジクロロメタンの勾配を用いるBiotage 10g SNAP Ultraカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物241(3.4mg、0.0075mmol、収率38%)を無色フィルムとして得た。
実施例242
4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物242)
工程A:4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]:炭酸水素ナトリウム(51mg、0.6mmol)を、DMF(1.5mL)中の4’−フルオロ−7’−(フルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](70mg、0.24mmol)(実施例63、工程A)およびベンゾチオフェン−4−オール(65mg、0.43mmol)を含むバイアルに添加した。このバイアルを密封し、そして110℃で9.5時間加熱し、次いで室温で撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]を得た(62mg、0.15mmol、収率61%)。
工程B:4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン:ピリジン−1−イウム−4−メチルベンゼンスルホネート(43mg、0.17mmol)を、バイアル内の4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](62mg、0.15mmol)のアセトン(4mL)および水(0.50mL)中の溶液に添加した。このバイアルを密封し、そして80℃で5時間加熱した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、20%から80%のACN:水の勾配を用いるBiotage 12+M逆相カラムでのクロマトグラフィーにより分離して、4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを得た(27mg、0.072mmol、収率49%)。m/z(ES−API−pos)[M+H]=377。
工程C:(E/Z)−4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−N−(3−メトキシプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミン:2,2−ジメチルプロパン酸(2.21mg、0.02mmol)を、4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(27mg、0.072mmol)および3−メトキシプロパン−1−アミン(0.01mL、0.11mmol)の、トルエン(3mL)とシクロヘキサン(3mL)との混合物中の懸濁物を含むフラスコに添加した。これを、Heckmanスチルを取り付けて還流させた。5時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその粗製生成物をそのまま次の工程で使用した。
工程D:4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン:1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンジテトラフルオロボレート(63mg、0.18mmol)を、アセトニトリル(3mL)中の粗製の(E/Z)−4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−7−((フルオロメチル)スルホニル)−N−(3−メトキシプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミン(32mg、0.07mmol)および硫酸ナトリウム(25mg、0.18mmol)を含むバイアルに添加した。このバイアルを密封し、そして80℃で一晩加熱した。この反応混合物を水(1mL)およびHCl(6M、0.5mL)で処理し、15分間撹拌し、そしてこの混合物をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、20%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g SNAP Ultraカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを得た(4mg、0.01mmol、収率14%)。m/z(ES−API−pos)[M+H+H2O]=430。
工程E:4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物242):水素化ホウ素ナトリウム(0.5mg、0.012mmol)を、4−(ベンゾ[b]チオフェン−4−イルオキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(4mg、0.012mmol)のメタノール(2mL)中の溶液に添加した。20分後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAc層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、化合物242(3.6mg、0.009mmol、収率87%)を得た。
実施例243
4−((1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(化合物243):化合物241について記載されたのと同様に調製した。
実施例244
2,2−ジフルオロ−4−((5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物244):化合物241について記載されたのと同様に調製した。
実施例245
N−((S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの異性体2(化合物245):キラルクロマトグラフィーにより判断して69%の純度で単離した(化合物240により汚染されていた)。
実施例246
4−((3,8a−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物246):実施例238に記載されるのと同様に、工程Bにおいて3,8a−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−オールを1H−インダゾール−5−オールの代わりに用いて調製した。
実施例247
(S)−3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル−1−d)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物247):実施例229に従って同様に調製した。そのeeは、対応するMosherエステルの19F NMR分析により、99%より高いと決定された。キラルHPLCカラムでの保持時間:2.05分。
実施例248
3−((7−ブロモ−2,2,3,3−テトラフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物248)
工程A:3−(4−ブロモ−3−ホルミルフェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:2−ブロモ−5−ヒドロキシ−ベンズアルデヒド(1.50g、7.46mmol)および3,5−ジフルオロベンゾニトリル(3.11g、22.4mmol)のジメチルスルホキシド(15.5mL)中の溶液を、三塩基性リン酸カリウム(1.90g、8.95mmol)で処理し、そして100℃で一晩撹拌した。この反応混合物を150mLの水に注ぎ、そして3×30mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、5〜10%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、3−(4−ブロモ−3−ホルミルフェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(1.06g、44%)を得た。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 320、322。
工程B:3−(4−ブロモ−3−(2,2−ジフルオロビニル)フェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−(4−ブロモ−3−ホルミルフェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(317.0mg、0.99mmol)、クロロジフルオロ酢酸ナトリウム(452.9mg、2.97mmol)、およびトリフェニルホスフィン(259.7mg、0.99mmol)のDMF(4.95mL)中の溶液を90℃で30分間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして30mLの水に注ぎ、3×20mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、5〜15%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカゲルでのクロマトグラフィーにより達成して、3−(4−ブロモ−3−(2,2−ジフルオロビニル)フェノキシ)−5−フルオロベンゾニトリルをわずかに黄色の油状物として得た(273mg、78%)。
工程C:3−((7−ブロモ−2,2,3,3−テトラフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−[4−ブロモ−3−(2,2−ジフルオロビニル)フェノキシ]−5−フルオロベンゾニトリル(273mg、0.77mmol)のダイグライム(無水、0.8mL)中の溶液を、180℃で、ダイグライム(無水、1.2mL)中の溶液としてのクロロジフルオロ酢酸トリウム(353mg、2.3mmol)で、30分間かけて滴下により添加することにより処理した。この反応混合物を180℃で12時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、20mLの水に注ぎ、そして3×20mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、5〜15%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカゲルでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物248を透明油状物として得た(34.4g、11%)。
実施例249
3−(ジフルオロメチル)−5−((1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物249)
工程A:3−(ジフルオロメチル)−5−((7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:3−(ジフルオロメチル)−5−(7’−メチルスルホニルスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリル(実施例162に従って同様に調製した、18mg、0.043mmol)を、2mLのTHFに溶解させ、そして1mLの1M HClで処理した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。残った反応混合物を20mLの飽和水性NaHCO3に注ぎ、そして3×10mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機層を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、20〜60%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、3−(ジフルオロメチル)−5−((7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(11.1mg、69%)を得た。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 378。
工程B:3−(ジフルオロメチル)−5−((1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物249)の調製:3−(ジフルオロメチル)−5−((7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(11mg、0.03mmol)のメタノール(1mL)中の溶液を、0℃で水素化ホウ素ナトリウム(1mg、0.03mmol)で処理し、そして0℃で1時間撹拌した。この反応混合物を、0.5mLの水および0.25mLの飽和NH4Clの添加によりクエンチした。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を10mLの0.5M NaOHに注ぎ、そして3×15mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。25〜70%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカクロマトグラフィー、その後、C18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,C18 Flash 12+Mカラム、20〜70%のCH3CN/水)での精製により、化合物249を白色固体として得た(5.4mg、48%)。
実施例250
3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−((2−ヒドロキシエチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物250)
工程A:3−フルオロ−5−(7−メチルスルフィニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル:3−フルオロ−5−(7−メチルスルファニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(16.0g、51.1mmol)のギ酸(68mL)中の懸濁物に、水中30%の過酸化水素溶液(3.6mL、56.2mmol)を滴下により添加した。この反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。水(300mL)を添加し、そしてこの反応混合物を15分間撹拌した。沈殿した固体を濾過により集め、水で洗浄し、そして減圧中で乾燥させて、3−フルオロ−5−(7−メチルスルフィニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(16.1g、96%)を得た。LCMS ESI(+)m/z 330(M+H)。
工程B:3−フルオロ−5−(1−オキソ−7−スルファニル−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル:無水トリフルオロ酢酸(57.8mL、416mmol)を、3−フルオロ−5−(7−メチルスルフィニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(16.1g、48.9mmol)のジクロロメタン(400mL)中の溶液に、窒素下周囲温度で滴下により添加した。この反応混合物を5時間撹拌した。次いで、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その残渣をMeOH(50mL)およびEt3N(50mL)に溶解させ、そして周囲温度で30分間撹拌した。その溶媒を減圧中でエバポレートした。その残渣をメチルt−ブチルエーテルと1NのNaOHとの間で分配した。その水層を分離し、そしてpHを、3NのHClの滴下による添加により3〜4に調整した。この混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮して、3−フルオロ−5−(1−オキソ−7−スルファニル−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(8.6g、59%)を得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 298(M+H)。
工程C:3−[7−[2−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチルスルファニル]−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:3−フルオロ−5−(1−オキソ−7−スルファニル−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(300mg、1.00mmol)、炭酸セシウム(653mg、2.00mmol)、2−ブロモエトキシ−tert−ブチル−ジメチル−シラン(0.32mL、1.5mmol)および1−メチル−2−ピロリドン(10mL)の混合物を周囲温度で30分間撹拌した。次いで、この混合物をメチルt−ブチルエーテルと水との間で分配した。その水層をメチルt−ブチルエーテルで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(5〜20%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−[7−[2−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチルスルファニル]−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(272mg、59%)。LCMS ESI(+)m/z 458(M+H)。
工程D:3−[7−[2−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチルスルホニル]−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:過ヨウ素酸ナトリウム(259mg、1.21mmol)を、3−[7−[2−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチルスルファニル]−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(222mg、0.49mmol)および塩化ルテニウム(III)(2.5mg、0.01mmol)のアセトニトリル(0.30mL)/四塩化炭素(0.30mL)/水(0.60mL)中の撹拌溶液に添加した。この反応混合物を周囲温度で30分間撹拌した。固体を濾過により除去し、そしてEtOAcですすいだ。その有機層を分離した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜35%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−[7−[2−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチルスルホニル]−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(202mg、85%)を白色固体として得た。LCMS ESI(+)m/z 490(M+H)。
工程E:3−[2,2−ジフルオロ−7−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:3−[7−[2−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチルスルホニル]−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(111mg、0.230mmol)、3−メトキシプロパン−1−アミン(0.070mL、0.68mmol)、2,2−ジメチルプロパン酸(2.3mg、0.020mmol)、トルエン(0.7mL)およびシクロヘキサン(0.7mL)の混合物を、Dean−Starkトラップにより水を共沸除去しながら4時間加熱還流した。周囲温度まで冷却した後に、その溶媒を減圧下でエバポレートした。その残渣をアセトニトリル(2mL)に溶解させた。硫酸ナトリウム(64mg、0.45mmol)およびSelectfluor(登録商標)(211mg、0.570mmol)を順番に添加した。この反応混合物を1時間加熱還流した。周囲温度まで冷却した後に、1NのHCl(0.91mL、0.91mmol)をこの反応物に添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。次いで、この反応物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−[2,2−ジフルオロ−7−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(68mg、73%)。LCMS ESI(−)m/z 410(M−H)。
工程F:3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−((2−ヒドロキシエチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物250):3−[2,2−ジフルオロ−7−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(10mg、0.020mmol)のメタノール(0.4mL)中の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(1.4mg、0.040mmol)を周囲温度で添加した。30分間撹拌した後に、この反応を水によりクエンチした。この混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(30〜70%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物250を得た(5mg、50%)。
実施例251
(S)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−N−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物251)
工程A:7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−N−メチル−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド:実施例18に記載されるのと同様に、7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−N−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物11)を4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−(ジフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オール(化合物17)の代わりに使用して調製した。LCMS ESI(+)m/z 354(M+H)。
工程B:(S)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−N−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物251):実施例163に記載されるのと同様に、工程Dにおいて、3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの代わりに7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−N−メチル−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドを用いて調製した。
実施例252
(S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物252)
工程A:7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド:実施例211に記載されるのと同様に、工程Bにおいてメチルアミン塩酸塩の代わりにジオキサン中のアンモニア溶液を用いて調製した。LCMS ESI(+)m/z 230(M+H)。
工程B:7’−フルオロスピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミド:実施例8に記載されるのと同様に、工程Aにおいて7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オンの代わりに7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドを用いて調製した。LCMS ESI(+)m/z 274(M+H)。
工程C:(S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物252):実施例163に記載されるのと同様に、工程Aにおいて4’−フルオロ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]の代わりに7’−フルオロスピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミドを用いて調製した。
実施例253
(S)−7−((5−シアノピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物253):実施例15に記載されるのと同様に、工程Aにおいて、7’−(ジフルオロメチルスルホニル)−4’−フルオロ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]の代わりに7’−フルオロスピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミドを用い、そして3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルの代わりに5−ヒドロキシニコチノニトリルを用いて調製した。
実施例254
(S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−N−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物254)
工程A:7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−スルホニルクロリド:3−フルオロ−5−(1−オキソ−7−スルファニル−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(0.91g、3.0mmol)のアセトニトリル(4mL)中の溶液を、N−クロロスクシンイミド(1.62g、12.2mmol)のアセトニトリル(4mL)および2MのHCl(2mL)中の懸濁物に、氷浴を使用してその内部温度を15℃未満に維持しながら滴下により添加した。この反応混合物を周囲温度で2時間撹拌し、次いでEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、粗製の7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−スルホニルクロリドを得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 366(M+H)。
工程B:7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−N−メチル−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド:実施例211に記載されるのと同様に、工程Bにおいて7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホニルクロリドの代わりに7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−スルホニルクロリドを用いて調製した。LCMS ESI(+)m/z 361(M+H)。
工程C:(S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−N−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物254):実施例163に記載されるのと同様に、工程Dにおいて3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの代わりに7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−N−メチル−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドを用いて調製した
実施例255
4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物255)
工程A:7−ニトロインダン−1,4−ジオール:実施例17に記載されるのと同様に、工程Aにおいて7−(ジフルオロメチルスルホニル)−4−フルオロ−インダン−1−オンの代わりに4−ヒドロキシ−7−ニトロ−インダン−1−オンを用いて調製した。LCMS ESI(−)m/z 194(M−H)。
工程B:4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−7−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物255):(3−クロロ−5−フルオロ−フェニル)安息香酸(670mg、3.84mmol)、4Åのモレキュラーシーブ(1g)、7−ニトロインダン−1,4−ジオール(250mg、1.28mmol)および酢酸銅(233mg、1.28mmol)の、無水ジクロロメタン(10mL)中の混合物を5分間撹拌した。トリエチルアミン(0.45mL、3.2mmol)をこの反応混合物に滴下により添加し、そして空気雰囲気下室温で36時間撹拌した。この反応混合物を濾過した。その濾液を濃縮乾固させた。その生成物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(5〜25%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物255を得た(72mg、17%)。
実施例256
(S)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物256)
工程A:7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド:実施例15の工程A〜Bに記載されるのと同様に、7’−(ジフルオロメチルスルホニル)−4’−フルオロ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]の代わりに7’−フルオロスピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミドを用い、そして3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリルの代わりに3,5−ジフルオロフェノールを用いて調製した。LCMS ESI(+)m/z 340(M+H)。
工程B:(S)−7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物256):実施例163に記載されるのと同様に、工程Dにおいて3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの代わりに7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドを用いて調製した。
実施例257
7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−スルホンアミド(化合物257):実施例25に記載されるのと同様に、工程Fにおいて3−[2,2−ジフルオロ−7−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルの代わりに7−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドを用いて調製した。
実施例258
3−フルオロ−5−((1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物258)
工程A:4−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルフィニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルファニル)インダン−1−オン(350mg、1.4mmol)のメタノール(7.0mL)および水(5.6mL)中の溶液をOxone(登録商標)(430mg、0.70mmol)で処理した。得られた懸濁物を60℃で18時間加熱した。6時間後、さらなるOxone(登録商標)(215mg、0.35mmol)を添加した。完了したら、揮発性物質を減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を40mLの水に注ぎ、そして3×20mLの30%イソプロピルアルコール/CHCl3で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その生成物をさらに精製せずに使用した(360mg、96%)。LCMS ESI(+)m/z 267(M+H)。
工程B:N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(トリフルオロメチル)−λ4−スルファニリデン)アセトアミドの調製:4−フルオロ−7−(トリフルオロメチルスルフィニル)インダン−1−オン(60mg、0.23mmol)および2,6−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−メチル−ピリジン(23.1mg、0.11mmol)のアセトニトリル(0.29mL、5.63mmol)中の懸濁物を、−20℃で、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(57μL、0.34mmol)で処理し、そして−20℃で一晩維持した(フリーザーに貯蔵することにより)。次いで、この反応混合物をこのフリーザーから取り出し、そして即座に、0.5mLの水の添加によりクエンチした。得られた混合物を30分間撹拌した。この反応混合物を30mLの水に注ぎ、そして3×10のEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、20〜70%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(トリフルオロメチル)−λ4−スルファニリデン)アセトアミドをオフホワイトの固体として得た(33mg、48%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 308。
工程C:N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(オキソ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファニリデン)アセトアミドの調製:N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(トリフルオロメチル)−λ4−スルファニリデン)アセトアミド(33mg、0.11mmol)および塩化ルテニウム(III)(0.6mg、0.0027mmol)の、水(1.0mL)、四塩化炭素(1.0mL)、およびアセトニトリル(1.0mL)の混合物中の溶液を、過ヨウ素酸ナトリウム(57mg、0.27mmol)で処理し、そして60℃で2日間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして10mLの飽和Na2S2O3溶液の添加によりクエンチした。この混合物を10分間撹拌し、次いで20mLの水に注ぎ、そして3×20mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜70%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(オキソ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファニリデン)アセトアミドを白色固体として得た(20mg、58%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 324。
工程D:酢酸4−フルオロ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルおよびN−((7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(オキソ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファニリデン)アセトアミドの調製:N−((7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(オキソ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファニリデン)アセトアミド(20mg、0.0062mmol)のメタノール(1.0mL)中の溶液を、0℃で、水素化のウソナトリウム(1.2mg、0.31mmol)で処理し、そして0℃で1時間撹拌した。この反応混合物を、0.5mLの水および0.5mLの飽和水性NH4Clの添加によりクエンチした。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を10mLの水に注ぎ、そして3×10mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜50%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、酢酸4−フルオロ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルを白色固体として(9.0mg、45%)、およびN−((7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(オキソ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファニリデン)アセトアミドを白色固体として(6.7mg、33%)得た。酢酸4−フルオロ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルについてのデータ:
N−((7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(オキソ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファニリデン)アセトアミドについてのデータ:
工程E:3−フルオロ−5−((1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物258)の調製:酢酸4−フルオロ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル(9.0mg、0.028mmol)、3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(3.8mg、0.028mmol)、および重炭酸セシウム(5.4mg、0.028mmol)のDMF(0.5mL)中の溶液を、90℃で3時間撹拌した。この反応混合物を50mLの水に注ぎ、そして3×20mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。沈殿物を、5〜25%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、中間体のアセテート誘導体を得た:LCMS ESI(+)(M+H)m/z 443。この生成物の残渣を0.5mLのアセトニトリルに溶解させ、そして1.0mLの水中22.5%のHClで処理した。この反応混合物を一晩撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を10mLの水に注ぎ、そして3×10mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜30%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物258を白色固体として得た(3.7mg、33%)。
保持時間=5.55分(長HPLC法)。
実施例259
3−フルオロ−5−((1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物259):3−フルオロ−5−((1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルを、実施例258の工程Eに従って同様に、N−((7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(オキソ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファニリデン)アセトアミド(実施例258の工程Dで調製した)を酢酸4−フルオロ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルの代わりに用いて調製した。中間体アセテートの精製を、5〜30%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成した。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 443。精製を、5〜25%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物259を白色固体として得た(0.6mg、7%)。
保持時間=5.27分(長HPLC法)。
実施例260
(S)−3−クロロ−5−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ピリジン1−オキシド(化合物260):(S)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(14mg、0.032mmol)のジクロロメタン(1.0mL)中の溶液を、3−クロロ過安息香酸(77%、9.8mg、0.040mmol)で処理し、そして45℃で8時間撹拌した。さらなる3−クロロ過安息香酸(77%、4.9mg、0.020mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で2日間撹拌した。この反応混合物を、20mLの飽和水性NaHCO3と飽和水性Na2S2O3との1:1の混合物に注ぎ、そして3×10mLの30%イソプロピルアルコール/CHCl3で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、50〜100%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物260を白色固体として得た(8.5mg、60%)。
実施例261
4−((6,7−ジフルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物261)
工程A:6−フルオロ−4−((7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)−1H−インダゾールの調製:4’−フルオロ−7’−(トリフルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](151mg、0.46mmol)、6−フルオロ−1H−インダゾール−4−オール(47mg、0.31mmol)および炭酸セシウム(150mg、0.77mmol)のDMF(4mL)中の混合物を90℃で1時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、EtOAc/ヘキサン(0%から60%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、6−フルオロ−4−((7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)−1H−インダゾール(141mg、0.31mmol、定量的収率)を得た。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 459。
工程B:4−((6−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:6−フルオロ−4−((7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)−1H−インダゾール(141mg、0.31mmol)のアセトン(3mL)および水(0.5mL)中の溶液を、室温で、濃HCl(37%、0.06mL、0.31mmol)で処理した。この反応混合物を55℃で2時間加熱した。この反応混合物をEtOAcで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄した。その有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、EtOAc/ヘキサン(0%から80%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、4−((6−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを得た(16mg、0.039mmol、収率12%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 415。
工程C:(E,Z)−N−ブチル−4−((6−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミンの調製:4−((6−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(16mg、0.04mmol)のベンゼン(15mL)中の溶液に、ブチルアミン(0.5mL)を添加し、次いでトリフルオロ酢酸(0.1mL)を添加した。この反応物を、Dean−Starkトラップを用いて水を除去しながら還流させた。約1.5時間後、さらなるブチルアミン(0.5mL)およびトリフルオロ酢酸(0.1mL)を添加した。この反応物をさらに2時間還流させた。この反応混合物を減圧下で濃縮し、EtOAcで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製生成物を、さらに精製せずに次の工程で使用した。
工程D:4−((6,7−ジフルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンおよび2,2−ジフルオロ−4−((6−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:(E,Z)−N−ブチル−4−((6−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イミン(工程Cから得た粗製物)、硫酸ナトリウム(100mg)およびSelectFluor(登録商標)(34mg、0.1mmol)のアセトニトリル(4mL)中の混合物を80℃で4時間撹拌した。室温まで冷却した後に、濃HCl(0.15mL)を添加した。得られた混合物を20分間撹拌した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、EtOAcおよび水で希釈した。この混合物を飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄した。その有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、EtOAc/ヘキサン(30%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、2,2−ジフルオロ−4−((6−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(1mg、0.002mmol、収率12%)、LCMS ESI(+)(M+H)m/z 451および4−((6,7−ジフルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(2mg、0.004mmol、収率6%)、LCMS ESI(+)(M+H)m/z 469を得た。
工程E:4−((6,7−ジフルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物261)の調製:4−((6,7−ジフルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(2mg、0.004mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液に、室温でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(10mg、0.47mmol)を室温で添加した。この反応物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を、EtOAc/ヘキサン(60%)を用いる分取TLCにより直接精製して、化合物261を得た(0.6mg、0.001mmol)収率30%)。
実施例262
2,2−ジフルオロ−4−((6−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物262):実施例261の工程Eに記載されるのと同様に調製した。
実施例263
(S)−4−((1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物263):2,2−ジフルオロ−4−(1H−インダゾール−4−イルオキシ)−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−1−オン(43mg、0.1mmol)のジクロロメタン(1.5mL)中の溶液に、0℃でトリエチルアミン(55μL、0.39mmol)、ギ酸(22μL、0.58mmol)およびRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](20mg、0.32mmol)を添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を、60%のEtOAc/ヘキサン(60%)を用いる分取TLC、その後、アセトニトリル/水(20%から80%)を用いる逆相カラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物263を得た(2.5mg、0.006mmol、収率6%)。キラルHPLC保持時間:1.82分。
実施例264
(S)−2,2−ジフルオロ−4−((5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物264):化合物263について記載されたのと同様に調製した。キラルHPLC保持時間:1.78分。
実施例265
3−((1−アミノ−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルのジアステレオマー1(化合物265)
工程A:N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドのジアステレオマー1:3−フルオロ−5−[2−フルオロ−1−オキソ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(150mg、0.36mmol)および(S)−(−)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(52mg、0.43mmol)のテトラヒドロフラン(3.6mL)中の撹拌混合物に、チタンエトキシド(226μL、1.08mmol)を窒素下周囲温度で滴下により添加した。この反応混合物を60℃まで温め、そして一晩撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、水を添加した。固体を濾過により除去し、そしてEtOAcで洗浄した。その濾液の有機相を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜20%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、所望の生成物を得、これをC18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,C18 Flash,25+Mカラム、10〜95%のCH3CN/水)によりさらに精製して、N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドのジアステレオマー1を得た(74mg、40%)。LCMS ESI(+)m/z 251(M+H)。
工程B:(S)−N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド:N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドのジアステレオマー1(59mg、0.11mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)中の撹拌溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(17mg、0.45mmol)を窒素下−78℃で添加した。この反応混合物を−78℃で10分間撹拌し、次いで水の添加によりクエンチした。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(5〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、(S)−N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(46mg、78%)を2つのジアステレオマーの混合物として得た。LCMS ESI(+)m/z 521(M+H)。
工程C:3−((1−アミノ−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルのジアステレオマー1(化合物265):実施例265の工程Bから得られた(S)−N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(46mg、0.09mmol)のメタノール(0.6mL)中の撹拌溶液に、ジオキサン中4NのHCl(0.44mL、1.8mmol)を周囲温度で添加した。この反応混合物を30分間撹拌し、次いで減圧下でエバポレートした。その残渣をEtOAcに溶解させ、飽和NaHCO3水溶液およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜30%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物265(33mg、90%)を主要な生成物として得た。
実施例266
(S)−2,2−ジフルオロ−4−((7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物266):化合物263と同様に調製した。キラルHPLC保持時間:1.81分。
実施例267
(S)−3−シアノ−5−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ピリジン1−オキシド(化合物267):化合物260と同様に調製した。精製を、40〜90%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物267をベージュ色の固体として得た(1.4mg、9%)。
実施例268
3−((1−アミノ−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルのジアステレオマー2(化合物268)
工程A:N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドのジアステレオマー2:3−フルオロ−5−[2−フルオロ−1−オキソ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(150mg、0.36mmol)および(R)−(−)−2−メチル−2−プロパンスルホンアミド(65mg、0.54mmol)のトルエン(3.6mL)中の撹拌混合物に、チタンエトキシド(301μL、1.44mmol)を窒素下周囲温度で滴下により添加した。この反応混合物を60℃まで温め、そして一晩撹拌した。周囲温度まで冷却した後に、水を添加した。固体を濾過により除去し、そしてEtOAcで洗浄した。その濾液の有機相を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜20%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドのジアステレオマー2(102mg、54%)を、極性が低い方のジアステレオマーとして得た。LCMS ESI(+)m/z 251(M+H)。
工程B:3−((1−アミノ−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルのジアステレオマー2(化合物268):N−(4−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドのジアステレオマー2(102mg、0.2mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の撹拌溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(30mg、0.78mmol)を窒素下周囲温度で添加した。この反応混合物を10分間撹拌し、次いで水の添加によりクエンチした。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をMeOH(1.3mL)に溶解させ、そしてジオキサン中4NのHCl(0.98mL、3.9mmol)をこの反応混合物に周囲温度で滴下により添加した。この反応物を30分間撹拌し、次いで減圧下でエバポレートした。その残渣をEtOAcに溶解させ、飽和NaHCO3溶液およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物268を得た(15mg、18%)。
実施例269
3−((2−クロロ−2−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物269):トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(60μL、0.33mmol)を、3−フルオロ−5−(2−フルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(化合物231の工程Aから得た)(100mg、0.28mmol)およびトリエチルアミン(46μL、0.33mmol)のジクロロメタン(1.0mL)中の氷冷溶液に窒素下で添加し、次いで1.5時間撹拌した。N−クロロスクシンイミド(44mg、0.33mmol)を一度に全て固体として添加し、そしてこの反応混合物を、LC−MSにより判断される場合に完了するまで(1時間)撹拌した。この反応混合物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、そして硫酸ナトリウムで乾燥させた。その残渣をシリカゲル(10g SNAP Ultra、14CV、20〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、化合物269を得た(54mg、0.14mmol、収率42%)。
実施例270
3−(((1S)−2−クロロ−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物270):化合物163の合成においてと類似の様式で調製した。化合物270を、ジアステレオマーの分離不可能な混合物として単離した。
実施例271
3−フルオロ−5−(((1S,2S)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物271):化合物231の工程Bの調製からの少ない方の生成物として単離した。
実施例272
3−[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルフィニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物272)
工程A:3−フルオロ−5−(7−メチルスルフィニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル:3−クロロ過安息香酸(734mg、3.19mmol)を、3−フルオロ−5−(7−メチルスルファニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(1000mg、3.19mmol)(実施例163)のジクロロメタン(30mL)中の氷冷溶液に添加した。5分後、この反応混合物をDCMで希釈し、そして飽和水性NaHCO3/Na2S2O3混合物で2回、およびブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、3−フルオロ−5−(7−メチルスルフィニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(1030mg、3.13mmol、収率98%)を淡黄色固体として得た。(ES−API−pos)[M+H]=330。
工程B:(E,Z)−3−フルオロ−5−[1−(3−メトキシプロピルイミノ)−7−メチルスルフィニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル:ピバル酸(64mg、0.63mmol)を、3−フルオロ−5−(7−メチルスルフィニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(1030mg、3.13mmol)および3−メトキシプロピルアミン(1.6mL、15.6mmol)の、トルエン(30mL)およびシクロヘキサン(20mL)中の懸濁物に添加した。この混合物を、Dean−Starkトラップを取り付けて加熱還流させた。5時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をそのまま使用した。
工程C:3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルフィニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:1−クロロメチル−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(2769mg、7.82mmol)を、粗製の(E,Z)−3−フルオロ−5−[1−(3−メトキシプロピルイミノ)−7−メチルスルフィニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(1252mg、3.13mmol)のアセトニトリル(50mL)中の溶液に添加した。この反応混合物を70℃で撹拌した。1時間後、冷却した反応混合物を1MのHCl(9.38mL、9.38mmol)で処理し、15分間撹拌し、そしてエバポレートした。その残渣をEtOAcと水との間で分配した。そのEtOAc層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、30%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 50g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルフィニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(430mg、1.18mmol、収率38%)。(ES−API−pos)[M+H]=366。
工程D:3−[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルフィニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物272):RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](5.2mg、0.01mmol)を、3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルフィニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(108mg、0.27mmol)、ギ酸(0.04mL、1.09mmol)、およびトリエチルアミン(0.1mL、0.68mmol)のジクロロメタン(5mL)中の窒素でパージした氷冷溶液に添加した。そのフラスコを密封し、そして4℃の冷蔵庫内で一晩維持した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、60%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g ultra SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物272を得た(85mg、0.23mmol、収率85%)。
実施例273
3−[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(トリフルオロメチル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物273)
工程A:7−ヨード−4−メトキシ−インダン−1−オン:1−クロロメチル−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(1970mg、5.6mmol)を、ヨウ素(1721mg、6.8mmol)のアセトニトリル(100mL)中の氷冷溶液に添加した。得られた溶液を0℃で数分間撹拌し、次いで4−メトキシインダノン(1000mg、6.17mmol)を添加した。得られた混合物を周囲温度で撹拌した。3時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと希水性チオ硫酸ナトリウムとの間で分配した。このEtOAcを飽和水性チオ硫酸ナトリウム、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、7−ヨード−4−メトキシ−インダン−1−オンを得た(1310mg、4.6mmol、収率74%)。(ES−API−pos)[M+H]=289。
工程B:4−ヒドロキシ−7−ヨード−インダン−1−オン:トリメチルアンモニウムクロリド(1260mg、13.2mmol)を、塩化アルミニウム(3638mg、27.3mmol)のDCM(10mL)中の氷冷懸濁物に添加した。この黄色懸濁物を氷中で撹拌した。室温までゆっくりと温めて3時間後、得られた液体を、7−ヨード−4−メトキシ−インダン−1−オン(1310mg、4.55mmol)のDCM(40mL)中の溶液に添加した。この反応混合物は、暗褐色に変わった。このフラスコを50℃で一晩加熱した。この混合物を、40mLの1M HClに撹拌しながらピペットで入れた。その黄褐色懸濁物をEtOAcで2回抽出した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、4−ヒドロキシ−7−ヨード−インダン−1−オンを得た(1260mg、4.6mmol、定量的収率)。(ES−API−neg)[M−H]=273。
工程C:7−ヨードインダン−1,4−ジオール:水素化ホウ素ナトリウム(345mg、9.1mmol)を、4−ヒドロキシ−7−ヨード−インダン−1−オン(1250mg、4.6mmol)のメタノール(100mL)中の氷冷溶液に添加した。さらなる水素化ホウ素ナトリウムを、LC/MSが完全な反応を示すまで添加した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと希HClとの間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、7−ヨードインダン−1,4−ジオールを得た(1230mg、4.5mmol、収率98%)。(ES−API−neg)[M−H]=275、311。
工程D:3−フルオロ−5−(1−ヒドロキシ−7−ヨード−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル:炭酸カリウム(300mg、2.2mmol)を、7−ヨードインダン−1,4−ジオール(200mg、0.72mmol)および3,5−ジフルオロベンゾニトリル(151mg、1.1mmol)のDMF(5mL)中の溶液を含むバイアルに添加した。密封したバイアルを110℃で一晩加熱した。冷却した反応混合物を希水性NaClで処理し、そしてEtOAcで2回抽出した。このEtOAcをブラインで2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、3−フルオロ−5−(1−ヒドロキシ−7−ヨード−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルを得た(180mg、0.46mmol、収率63%)。(ES−API−pos)[M+H]=378。
工程E:3−フルオロ−5−(7−ヨード−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル:Dess−Martinペルヨージナン(192mg、0.45mmol)を、3−フルオロ−5−(1−ヒドロキシ−7−ヨード−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(180mg、0.46mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液に添加した。15分後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと、水性チオ硫酸ナトリウムおよび飽和水性NaHCO3との間で分配した。このEtOAcを水、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、3−フルオロ−5−(7−ヨード−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(170mg、0.43mmol、収率95%)を無色フィルムとして得た。(ES−API−pos)[M+H]=394。
工程F:(E,Z)−3−フルオロ−5−[7−ヨード−1−(3−メトキシプロピルイミノ)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル:ピバル酸(8.83mg、0.090mmol)を、3−フルオロ−5−(7−ヨード−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(170mg、0.430mmol)および3−メトキシプロピルアミン(0.22mL、2.16mmol)の、トルエン(10mL)およびシクロヘキサン(5mL)中の懸濁物に添加した。この混合物を、Dean−Starkトラップを取り付けて一晩加熱還流させた。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を次の工程でそのまま使用した。
工程G:3−(2,2−ジフルオロ−7−ヨード−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:1−クロロメチル−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(381mg、1.1mmol)のアセトニトリル(5mL)中の溶液を、硫酸ナトリウム(122mg、0.86mmol)で処理し、そして70℃まで加熱した。これに、粗製の(E,Z)−3−フルオロ−5−[7−ヨード−1−(3−メトキシプロピルイミノ)インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(200mg、0.43mmol)のアセトニトリル(5mL)中の溶液を滴下により添加した。1時間後、冷却した反応混合物を1MのHCl(1.29mL、1.29mmol)で処理し、そして周囲温度で10分間撹拌した。この反応混合物を濃縮し、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、5%から50%のEtOAc:DCMを用いるBiotage 25g ultra SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、3−(2,2−ジフルオロ−7−ヨード−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(73mg、0.17mmol、収率39%)。(ES−API−pos)[M+H]=430。
工程H:3−[2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(トリフルオロメチル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:2,2−ジフルオロ−2−フルオロスルホニル−酢酸メチル(0.089mL、0.7mmol)を、DMF(3mL)中の3−(2,2−ジフルオロ−7−ヨード−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(60mg、0.14mmol)およびヨウ化銅(I)(53mg、0.28mmol)を含むバイアル(窒素を満たしたバルーンを取り付けた)に添加した。密封したバイアルを100℃で4時間加熱した。この反応混合物をEtOAcと希水性NaClとの間で分配した。このEtOAcをブラインで2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、5%から50%のEtOAc:ヘキサンを用いるBiotage 10g ultraSNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、3−[2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(トリフルオロメチル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(29mg、0.78mmol、収率56%)。(ES−API−pos)[M+H]=372。
工程I:3−[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(トリフルオロメチル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物273):RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.5mg、0.0082mmol)を、3−[2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(トリフルオロメチル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(29mg、0.078mmol)、ギ酸(0.0117mL、0.31mmol)、およびトリエチルアミン(0.027mL、0.195mmol)のジクロロメタン(2mL)中の、窒素でパージした氷冷溶液に添加した。そのフラスコを密封し、そして4℃の冷蔵庫内で一晩維持した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、5%から60%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g ultraSNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、化合物273(25mg、0.066mmol、収率85%)を、キラルHPLC分析により98%e.e.で得た。
実施例274
3−(((1S)−2,2−ジフルオロ−7−(S−(フルオロメチル)スルホニミドイル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの異性体1(化合物274)および3−(((1S)−2,2−ジフルオロ−7−(S−(フルオロメチル)スルホニミドイル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの異性体2(化合物275)
工程A:(N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)−λ4−スルファニリデン)シアナミドの調製:3−フルオロ−5−((7−((フルオロメチル)チオ)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルを、実施例272および59に従って同様に調製した。3−フルオロ−5−((7−((フルオロメチル)チオ)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(620mg、1.84mmol)、ビス(tert−ブチルカルボニルオキシ)ヨードベンゼン(1140mg、2.8mmol)、酸化マグネシウム(302mg、7.48mmol)、およびシアナミド(157mg、3.74mmol)のジクロロメタン(25mL)中の溶液を、ビス[ロジウム(α,α,α’,α’−テトラメチル−1,3−ベンゼンジプロピオン酸)](14.3mg、0.019mmol)で処理した。その容器を密封し、そして25℃で3時間撹拌した。この反応混合物をセライトで濾過し、濃縮し、そしてさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 372。
工程B:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの調製:(N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)−λ4−スルファニリデン)シアナミド(691mg、1.87mmol)および塩化ルテニウム(III)(9.7mg、0.047mmol)の、水(18.6mL)、四塩化炭素(18.6mL)、およびアセトニトリル(18.6mL)の混合物中の溶液を、過ヨウ素酸ナトリウム(1.19g、5.58mmol)で処理し、そして25℃で2日間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして20mLの飽和Na2S2O3溶液の添加によりクエンチした。この混合物を10分間撹拌し、次いで40mLの水に注ぎ、そして3×30mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜55%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドを得た(630mg、87%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 388。
工程C:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)−2,2,2,−トリフルオロアセトアミドの調製:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(94mg、0.24mmol)のジクロロメタン(4.9mL)中の溶液を、25℃で、トリフルオロ酢酸無水物(0.10mL、0.73mmol)で処理し、そして一晩撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去し、そして得られた固体をさらに精製せずに、高真空下で1時間乾燥させた後に使用した。LCMS ESI(−)(M−H)m/z 457。
工程D:(E,Z)−3−フルオロ−5−((7−(S−(フルオロメチル)スルホニミドイル)−1−((3−メトキシプロピル)イミノ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)−2,2,2,−トリフルオロアセトアミド(110mg、0.24mmol)および2,2−ジメチルプロパン酸(4.9mg、0.048mmol)の、トルエン(2.4mL)とシクロヘキサン(2.4mL)との混合物中の溶液を、3−メトキシプロパン−1−アミン(74μL、0.72mmol)で処理した。その反応容器にHickmanスチルおよび還流冷却器を取り付け、そして104℃で2.5時間加熱した。この反応混合物のアリコートを取り、そして過剰なNaBH4を含むMeOHの溶液に添加することによって、LCMS分析を達成した。LCMSは、イミン還元を介するアミンの形成を示した。完了したら、揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。その残渣をさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 436。
工程E:3−((2,2−ジフルオロ−7−(S−(フルオロメチル)スルホニミドイル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:(E,Z)−3−フルオロ−5−((7−(S−(フルオロメチル)スルホニミドイル)−1−((3−メトキシプロピル)イミノ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(104mg、0.24mmol)および硫酸ナトリウム(85mg、0.60mmol)のアセトニトリル(2.4mL)中の溶液を、1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンジテトラフルオロボレート(213mg、0.60mmol)で処理し、そして70℃で2時間撹拌した。この反応混合物を1mLの10%のHCl水溶液で処理し、そして20分間撹拌した。この反応混合物を30mLの水に注ぎ、そして3×20mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、20〜65%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、3−((2,2−ジフルオロ−7−(S−(フルオロメチル)スルホニミドイル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルをベージュ色の固体として得た(21mg、21%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 399。
工程F:3−(((1S)−2,2−ジフルオロ−7−(S−(フルオロメチル)スルホニミドイル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−((2,2−ジフルオロ−7−(S−(フルオロメチル)スルホニミドイル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(20.5mg、0.052mmol)のジクロロメタン(2.1mL)中の溶液を0℃まで冷却し、そして窒素で5分間スパージした。この時間の間に、ギ酸(5.8μL、0.15mmol)およびトリエチルアミン(14.3μL、0.10mmol)を順番に添加した。スパージが完了したら、RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.0mg、3mol%)をこの反応混合物に、窒素の連続ストリーム下で添加した。その反応容器を密封し、そして4℃で一晩貯蔵した。この反応混合物を10mLの飽和水性NaHCO3に注ぎ、そして3×15mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜55%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーに達成して、2つの異性体を得た。
異性体1(化合物274)についてのデータ:3.7mg(収率18%);HPLC保持時間(長い方法)=4.28分;
異性体2(化合物275)についてのデータ:8.4mg(収率41%);HPLC保持時間(長い方法)=4.39分;
実施例276および277
N−(((2R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの異性体1(化合物276)およびN−(((2R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの異性体2(化合物277)
工程A:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの調製:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(103mg、0.27mmol)のアセトニトリル(3.0mL)中の溶液を、Accufluor(登録商標)(171mg、0.27mmol)で処理し、そして84℃で3時間加熱した。さらなるAccufluor(登録商標)(171mg、0.27mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をさらに3時間加熱した。この反応混合物を40mLの水に注ぎ、そして3×15mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その残渣を、20〜55%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより精製してN−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドを得た(51mg、47%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 406。
工程B:N−(((2R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの調製:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(50.3mg、0.125mmol)のジクロロメタン(4.0mL)中の溶液を0℃まで冷却し、そして窒素で5分間スパージした。この時間の間に、ギ酸(14.1μL、0.375mmol)およびトリエチルアミン(34.6μL、0.250mmol)を順番に添加した。スパージが完了したら、RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](2.4mg、3mol%)を、窒素の連続ストリーム下で添加した。その反応容器を密封し、そして4℃で一晩維持した。この反応混合物を10mLの飽和水性NaHCO3に注ぎ、そして3×15mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。15〜55%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィー(25g Biotage Ultra)により精製して、2つの異性体を得た。
異性体1(化合物176)についてのデータ:5.8mg(収率11%);HPLC保持時間(長い方法)=4.46分;
異性体2(化合物177)についてのデータ:7.8mg(収率15%);HPLC保持時間(長い方法)=4.58分;
実施例278
(cis−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物278)
工程A:3−ブロモ−4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]の調製:ジアリールエーテル出発物質である、4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]を、実施例212の工程A〜Bに従って同様に、3−ブロモ−5−フルオロフェノールを4−フルオロフェノールの代わりに用いて調製した。四塩化炭素(12.5mL)中の4’−(3−ブロモ−5−フルオロ−フェノキシ)−7’−(トリフルオロメチルスルホニル)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](930mg、1.87mmol)およびN−ブロモスクシンイミド(399mg、2.24mmol)を、窒素で5分間スパージし、そして過酸化ベンゾイル(91mg、0.37mmol)で処理した。その反応容器に還流冷却器を取り付けた。この冷却器を窒素で5分間フラッシュした。次いで、この容器を密封し、窒素雰囲気下に置き、そして88℃で1日間撹拌した。さらなる過酸化ベンゾイル(91mg、0.37mmol)を添加し、そしてこの反応物をさらに1日加熱した。この反応混合物を10mLの1MのNaOHに注ぎ、そして3×20mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、20〜70%のCH2Cl2/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、3−ブロモ−4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]を得た(448mg、42%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 575、577、579。
工程B:3−アジド−4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]の調製:3−ブロモ−4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](448mg、0.78mmol)のDMF(4.0mL)中の溶液を25℃で、アジ化ナトリウム(50.6mg、0.78mmol)で処理し、そして25℃で1時間撹拌した。この反応混合物を40mLの水に注ぎ、そして3×15mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた、その残渣をさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)(M−N2+H)m/z:510、512。
工程C:4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−アミンの調製:3−アジド−4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](675mg、1.25mmol)の、テトラヒドロフラン(6.0mL)および水(0.4mL)の混合物中の溶液を、25℃で、トリメチルホスフィン溶液(THF中約1.0M、1.5mL、1.5mmol)で処理し、そして30分間撹拌した。この時間の間に、気体の発生が観察された。この反応混合物を60℃で2時間加熱した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。得られた残渣を高真空下で一晩乾燥させた。精製を、1〜9%のMeOH/CH2Cl2+1%のNH4OHを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−アミンを得た(630mg、98%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z:512、514。
工程D:(4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−イル)カルバミン酸tert−ブチルの調製:4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−アミン(65mg、0.13mmol)のジクロロメタン(2.0mL)中の溶液を、25℃で、ピロ炭酸ジ−tert−ブチル(30.5mg、0.14mmol)で処理し、そして一晩撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。その生成物の残渣をさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(−)(M−H)m/z:610、612。
工程E:(7−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチルの調製:耐圧チューブ内で、(4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−イル)カルバミン酸tert−ブチルのサンプル(77mg、0.13mmol)を、酢酸(1.0mL)、テトラヒドロフラン(0.5mL)、および水(0.5mL)の混合物に溶解させた。この反応混合物を密封し、そして80℃で14時間加熱した。LCMS分析は、所望の生成物が形成され、未反応出発物質、および対応するBoc脱保護物質が優勢である、比較的クリーンな反応を示した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。残った残渣を20mLの飽和NaHCO3に注ぎ、そして3×15mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その残渣を3mLのCH2Cl2に溶解させ、そしてピロ炭酸ジ−tert−ブチル(13.8mg、0.063mmol)で処理した。この混合物を一晩撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。精製を、5〜35%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、(7−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチルを得た(50mg、70%)。LCMS ESI(−)(M−H)m/z:566、568。
工程F:(cis−7−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチルの調製:(7−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチル(50mg、0.088mmol)のメタノール(2.0mL)中の溶液を25℃で、水素化ホウ素ナトリウム(3.3mg、0.088mmol)で処理し、そして25℃で1時間撹拌した。この反応混合物を、0.5mLの飽和水性NH4Clの添加によりクエンチし、そして5分間撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を10mLの水に注ぎ、そして3×10mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜35%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、(cis−7−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチル(25mg、50%)を透明固体フィルムとして得た。LCMS ESI(−)(M−H)m/z:568、570。
工程G:(cis−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物278)の調製:(cis−7−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチル(20.5mg、0.036mmol)およびシアン化亜鉛(4.6mg、0.04mmol)のDMF(0.36mL)中の溶液を窒素で3分間スパージした。次いで、この反応混合物を、ジクロロ[1;1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロロメタン付加体(2.9mg、10mol%)および亜鉛粉末(2.8mg、0.043mmol)で、連続窒素ストリーム下で順番に処理した。その容器を密封し、そして110℃で4時間加熱した。この反応混合物を30mLの水に注ぎ、そして3×10mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、5〜30%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物278を白色固体として得た(13.4mg、72%)。
実施例279
3−((cis−3−アミノ−1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(化合物279):(cis−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−4−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)カルバミン酸tert−ブチル(10.5mg、0.020mmol)のジクロロメタン(0.5mL)中の溶液を、25℃で、トリフルオロ酢酸(0.5mL)で処理し、そして25℃で1時間撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を10mLの飽和水性NaHCO3に注ぎ、そして3×10mLのCHCl3中30%イソプロピルアルコールで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させて、化合物279を得た(6.5mg、77%)。
実施例280および281
4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−メチレン−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物280)および(1R,3S)−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−(ヒドロキシメチル)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物281)
工程A:3,7−ジブロモ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]の調製:7’−ブロモ−4’−フルオロ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン](2.55g、9.34mmol)およびAIBN(23mg、0.14mmol)の四塩化炭素(65mL)中の溶液を、N−ブロモスクシンイミド(1.99g、11.2mmol)で処理した。得られた混合物を窒素で5分間スパージした。その反応容器を密封し、そして80℃で3時間加熱した。この反応混合物を50mLの水に注ぎ、そして3×30mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その生成物をさらに精製せずに使用した。
工程B:7−ブロモ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−カルボニトリルの調製:3,7−ジブロモ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン](3.27g、9.3mmol)のDMF(9.3mL)中の溶液を、シアン化ナトリウム(501mg、10.2mmol)で処理し、そして60℃で一晩撹拌した。この反応混合物を150mLの水に注ぎ、そして3×50mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜40%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、7−ブロモ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−カルボニトリルを得た(750mg、27%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z:298、300。
工程C:4−ブロモ−7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−カルボン酸の調製:7−ブロモ−4−フルオロ−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−3−カルボニトリル(166mg、0.56mmol)の1,4−ジオキサン(2.5mL)中の溶液を、濃HCl水溶液(1.9mL)で処理し、そして105℃で1時間撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。残った反応混合物を20mLの水に注ぎ、そして3×15mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その生成物をさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)(M+H)m/z:273、275。
工程D:cis−7−ブロモ−4−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールの調製:4−ブロモ−7−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−カルボン酸(581mg、2.1mmol)のテトラヒドロフラン(10.6mL)中の溶液を、ボランジメチルスルフィド錯体(504μL、5.3mmol)で処理した。得られた混合物を70℃で1時間撹拌した。この反応混合物を冷却し、そしてさらなるボランジメチルスルフィド錯体(504μL、5.3mmol)を添加した。この反応混合物を80℃で2時間加熱した。室温まで冷却した後に、この反応混合物を、水の滴下による注意深い添加によりクエンチした。発泡が止んだら、この反応混合物を20mLの飽和水性NaHCO3に注ぎ、そして4×10mLのCHCl3中30%イソプロピルアルコールで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、15〜80%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、cis−7−ブロモ−4−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールを得た(210mg、38%)。
工程E:cis−4−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールの調製:cis−7−ブロモ−4−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(195mg、0.75mmol)および二酢酸パラジウム(5.0mg、0.022mmol)および(R)−Josiphos(12.3mg、0.022mmol)の1,2−ジメトキシエタン(2.0mL)中の溶液を、窒素で3分間スパージした。次いで、この反応混合物をナトリウムチオメトキシド(78.5mg、1.12mmol)で、連続的な窒素ストリーム下で処理した。その容器を密封し、そして110℃で2日間加熱した。この反応混合物を20mLの水に注ぎ、そして3×10mLのCHCl3中30%のイソプロピルアルコールで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、20〜60%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、cis−4−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールを得た(31mg、18%)。LCMS ESI(+)(M+Na)m/z 251。
工程F:cis−4−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールの調製:cis−4−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(31mg、0.13mmol)のジクロロメタン(2.7mL)中の溶液を、25℃で、3−クロロ過安息香酸(82mg、0.33mmol)で処理し、そして25℃で一晩撹拌した。この反応混合物を10mLの1M NaOH水溶液に注ぎ、そして3×10mLのCHCl3中30%のイソプロピルアルコールで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、40〜100%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、cis−4−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(23mg、66%)を得た。LCMS ESI(+)(M+H)m/z:261。
工程G:4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−メチレン−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物280)およびcis−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−(ヒドロキシメチル)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物281)の調製:cis−4−フルオロ−3−(ヒドロキシメチル)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(23mg、0.089mmol)および3−クロロ−5−フルオロフェノール(13mg、0.089mmol)の1−メチル−2−ピロリドン(0.9mL)中の溶液を、重炭酸セシウム(21mg、0.11mmol)で処理し、そして145℃で4時間撹拌した。この反応混合物を30mLの水に注ぎ、そして3×10mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、30〜100%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物280を白色固体(1.3mg、4%)として、化合物281を薄膜(3.2mg、9%)として得た。
4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−メチレン−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物280)についてのデータ:
cis−4−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−(ヒドロキシメチル)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物281)についてのデータ:
実施例282および283
N−(((R)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの異性体1(化合物282)およびN−(((R)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの異性体2(化合物283):N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(85mg、0.22mmol)のジクロロメタン(2.2mL)中の溶液を0℃まで冷却し、そして窒素で5分間スパージした。この時間の間に、ギ酸(25μL、0.66mmol)およびトリエチルアミン(31μL、0.44mmol)を順番に添加した。スパージが完了したら、RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](4.2mg、3mol%)を窒素の連続ストリーム下で添加した。その反応容器を密封し、そして4℃で一晩貯蔵した。この反応混合物を10mLの飽和水性NaHCO3に注ぎ、そして3×15mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた、精製を、10〜45%のEtOAc/CH2Cl2を使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、2つの異性体を得た。
異性体1(化合物282)についてのデータ:17.9mg(21%);HPLC保持時間(長い方法)=4.75分;
異性体2(化合物283)についてのデータ:14mg(16%);HPLC保持時間(長い方法)=4.69分;
実施例284
N−(((S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)メタンスルホンアミド(化合物284)
工程A:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)−λ4−スルファニリデン)メタンスルホンアミドの調製:3−フルオロ−5−((7−((フルオロメチル)チオ)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルを、実施例272および59に従って同様に調製した。3−フルオロ−5−((7−((フルオロメチル)チオ)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(106mg、0.32mmol)、ビス(tert−ブチルカルボニルオキシ)ヨードベンゼン(196mg、0.48mmol)、酸化マグネシウム(52mg、1.28mmol)、およびメタンスルホンアミド(61mg、0.64mmol)のジクロロメタン(3.0mL)中の溶液を、ビス[ロジウム(α,α,α’,α’−テトラメチル−1,3−ベンゼンジプロピオン酸)](12mg、5mol%)で処理した。その容器を密封し、そして25℃で一晩撹拌した。この反応混合物をセライトで濾過し、濃縮し、そしてさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 425。
工程B:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)メタンスルホンアミドの調製:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)−λ4−スルファニリデン)メタンスルホンアミド(170mg、0.4mmol)および塩化ルテニウム(III)(2.1mg、0.01mmol)の、水(2.0mL)、四塩化炭素(2.0mL)、およびアセトニトリル(2.0mL)の混合物中の溶液を、過ヨウ素酸ナトリウム(257mg、1.2mmol)で処理し、そして60℃で一晩撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして10mLの飽和Na2S2O3溶液の添加によりクエンチした。この混合物を10分間撹拌し、次いで20mLの水に注ぎ、そして3×20mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた、精製を、20〜65%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)メタンスルホンアミド(110mg、62%)を得た。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 441。
工程C:(E,Z)−N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−((3−メトキシプロピル)イミノ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)メタンスルホンアミドの調製:1.5当量の3−メトキシプロピルアミンを使用したこと以外は、実施例274の工程Dに記載されるのと同様に調製した。反応混合物のアリコートを取り、そして過剰なNaBH4を含むMeOHの溶液に添加することによって、LCMS分析を達成した。LCMSは、イミン還元を介するアミンの形成を示した。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 514。
工程D:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)メタンスルホンアミドの調製:実施例274の工程Eに記載されるのと同様に実施した。精製を、25〜55%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)メタンスルホンアミドを得た(54mg、47%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 477。
工程E:N−(((S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)メタンスルホンアミド(化合物284)の調製:実施例274の工程Fに記載されるのと同様に実施した。精製を、20〜55%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物284を薄膜として得た(24mg、44%)。HPLC保持時間(長い方法)=4.82分;
実施例285および286
N−(((S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの異性体1(化合物285)およびN−(((S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの異性体2(化合物286)
N−(((S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(フルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの調製:実施例275の工程Bからの精製中に、少量の2つの異性体が単離された。
異性体1(化合物285)についてのデータ:1.1mg(収率2%);HPLC保持時間(長い方法)=4.91分;
異性体2(化合物286)についてのデータ:1.0mg(収率2%);HPLC保持時間(長い方法)=4.89分;
実施例287
3−フルオロ−5−[(1R)−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(化合物287):実施例163に記載されるのと同様に、工程Dにおいて3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの代わりに3−フルオロ−5−((7−メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルを用いて調製した。
実施例288
3−[(1R)−3,3−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物288)
工程A:酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:3−フルオロ−5−[(1R)−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(1.05g、3.0mmol)のDCM(29mL)中の溶液に、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(0.369g、3.0mmol)およびトリエチルアミン(0.84mL、6.1mmol)を添加した。塩化アセチル(0.43mL、6.1mmol)を、窒素下0℃で滴下により添加した。この反応混合物を周囲温度で2時間撹拌した。この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を得た(0.72g、61%)。LCMS ESI(−)m/z 434(M+HCO2 −)。
工程B:酢酸[(1R,3R)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](720mg、1.85mmol)の四塩化炭素(18mL)中の溶液に、N−ブロモスクシンイミド(362mg、2.0mmol)および2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(3mg、0.02mmol)を添加した。この反応混合物を80℃で2時間加熱した。冷却後、この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(10〜40%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1R,3R)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](514mg、59%)、および酢酸(1R,3R)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]と酢酸[(1R,3S)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]との1:2の混合物(360mg、41%)を得た。LCMS ESI(−)m/z 512、514(M+HCO2 −)。
工程C:酢酸[(1R,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:酢酸[(1R,3R)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](423mg、0.9mmol)の1,2−ジメトキシエタン(5mL)および水(2mL)中の撹拌溶液に、炭酸銀(374mg、1.35mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この混合物をEtOAcで希釈し、そしてセライトで濾過した。その濾液を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。この粗製物を、さらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(−)m/z 450(M+HCO2 −)。
工程D:酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−3−オキソ−インダン−1−イル]:酢酸[(1R,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](366mg、0.9mmol)のDCM(9mL)中の撹拌溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(574mg、1.35mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと飽和水性NaHCO3との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。この粗製物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−3−オキソ−インダン−1−イル]を得た(320mg、88%)。LCMS ESI(−)m/z 402(M−H)。
工程E:酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−3−オキソ−インダン−1−イル](109mg、0.27mmol)およびDCM(1.2mL)を含むプラスチックチューブに、4−(tert−ブチル)−2,6−ジメチルフェニル硫黄トリフルオリド(115mg、0.46mmol)を窒素下で添加した。フッ化水素ピリジン(70%、0.02mL、0.27mmol)を添加し、そしてこの混合物を周囲温度で4時間撹拌した。その溶媒を減圧下で除去した。その残渣をEtOAcに溶解させ、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(10〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を得た(97mg、84%)。LCMS ESI(−)m/z 426(M−H)。
工程F:3−[(1R)−3,3−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物288):酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](97mg、0.23mmol)のテトラヒドロフラン(1.5mL)中の撹拌溶液に、0.5NのLiOH溶液(0.68mL、0.34mmol)を窒素下0℃で添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌した。次いで、この反応物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(30〜70%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物288を得た(75mg、86%)。
実施例289
3−[(1S,2S,3R)−2,3−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物289)
工程A:酢酸[(1S,2R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:3−フルオロ−5−[(1S,2R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(2.00g、5.47mmol)のDCM(27mL)中の撹拌溶液に、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(0.2g、1.64mmol)およびトリエチルアミン(1.53mL、10.9mmol)を添加した。無水酢酸(1.00mL、10.9mmol)を、窒素下0℃で滴下により添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜40%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1S,2R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を得た(1.95g、87%)。LCMS ESI(+)m/z 408(M+H)。
工程B:酢酸[(1S,2S,3S)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]および酢酸[(1S,2S,3R)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:酢酸[(1S,2R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](1.95g、4.79mmol)の1,2−ジクロロエタン(24mL)中の撹拌溶液に、N−ブロモスクシンイミド(0.94g、5.27mmol)および2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(8mg、0.05mmol)を添加した。この反応混合物を80℃で3時間加熱した。冷却後、この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(20〜30%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1S,2S,3S)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を得た(1.52g、65%)。LCMS ESI(+)m/z 486、488(M+H)。30〜50%のEtOAc/ヘキサンでのさらなる溶出により、より極性の高い生成物である酢酸[(1S,2S,3R)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を得た(0.583g、25%)。LCMS ESI(+)m/z 486、488(M+H)。
工程C:酢酸[(1S,2R,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:工程Bにおいて調製した、酢酸[(1S,2S,3S)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]と酢酸[(1S,2S,3R)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]との合わせた混合物(2.05g、4.22mmol)に、1,2−ジメトキシエタン(28mL)および水(0.050mL)を添加し、その後、過塩素酸銀水和物(1.42g、6.32mmol)を添加した。この反応混合物を70℃で2時間加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcで希釈し、そしてセライトで濾過した。その濾液を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%)により精製して、酢酸[(1S,2R,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](0.416g、23%)をより極性が低い生成物として得た。LCMS ESI(+)m/z 441(M+NH4 +)。60%のEtOAc/ヘキサンでのさらなる溶出により、酢酸[(1S,2R,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](0.58g、32%)を得た。LCMS ESI(+)m/z 441(M+H)。
工程D:酢酸[(1S,2S,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:酢酸[(1S,2R,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](416mg、0.98mmol)のDCM(10mL)中の撹拌溶液に、(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(DAST)(0.26mL、2.0mmol)を窒素下−78℃で添加した。この反応混合物を0℃まで温め、そして15分間撹拌した。この反応を飽和水性NaHCO3によりクエンチした。この混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜40%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1S,2S,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を得た(310mg、74%)。LCMS ESI(+)m/z 426(M+H)。
工程E:3−[(1S,2S,3R)−2,3−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物289):実施例288の工程Fに記載されるように、酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−)フルオロ−フェノキシ)−3,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]の代わりに酢酸[(1S,2S,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を用いて調製した。
実施例290
3−[(1S)−1−アミノ−2,2−ジフルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物290):実施例165に記載されるように、工程Aにおいて3−[2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロベンゾニトリルの代わりに使用して調製した。
実施例291
3−[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物291)
工程A:3−[(1S)−1−[2−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチルアミノ]−2,2−ジフルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:3−[(1S)−1−アミノ−2,2−ジフルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(18mg、0.04mmol)および2−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシアセトアルデヒド(36mg、0.21mmol)の1,2−ジクロロエタン(0.4mL)中の撹拌溶液に、NaB(OAc)3H(306mg、1.44mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で2時間撹拌した。この反応物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(5〜20%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−[(1S)−1−[2−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチルアミノ]−2,2−ジフルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(7mg、29%)。LCMS ESI(+)m/z 595(M+H)。
工程B:3−[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物291):3−[(1S)−1−[2−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチルアミノ]−2,2−ジフルオロ−7−(トリフルオロメチルスルホニル)インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(7mg、0.01mmol)のDCM(0.2mL)中の混合物を、イソプロパノール中5NのHCl(0.07mL、0.35mmol)で1時間処理した。その溶媒をエバポレートした。その残渣をEtOAcに溶解させ、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物291を得た(5mg、88%)。
実施例292
3−フルオロ−5−[(1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(化合物292)
工程A:酢酸[(1S,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]および酢酸[(1S,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:酢酸[(1S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](1.0g、2.35mmol)のDCE(24mL)中の撹拌溶液に、N−ブロモスクシンイミド(0.46g、2.59mmol)および2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(4mg、0.02mmol)を添加した。この反応混合物を80℃で一晩加熱した。冷却後、この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。この粗製生成物を1,2−ジメトキシエタン(11mL)および水(0.11mL)に溶解させた。過ヨウ素酸銀水和物(0.35g、1.55mmol)を添加した。この反応混合物を70℃で一晩加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcで希釈し、そしてセライトで濾過した。その濾液を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1S,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](39mg、収率9%)を極性が低い方の生成物として得た。LCMS ESI(+)m/z 459(M+NH4 +)。さらなる溶出により、酢酸[(1S,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を得た(80mg、18%)。LCMS ESI(+)m/z 459(M+NH4 +)。
工程B:酢酸[(1S,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2,3−トリフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:実施例289の工程Dに記載されるように、酢酸[(1S,2R,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]の代わりに酢酸[(1S,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]用いて調製した。LCMS ESI(+)m/z 444(M+H)。
工程C:3−フルオロ−5−[(1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル:実施例288の工程Fに記載されるように、酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]の代わりに酢酸[(1S,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2,3−トリフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を用いて調製した。LCMS ESI(+)m/z 419(M+NH4 +)。
3−フルオロ−5−[(1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(化合物292)の代替の合成1
工程A:3−フルオロ−5−(2’−フルオロ−7’−メチルスルホニル−3’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリル:3−フルオロ−5−(7’−メチルスルホニル−3’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリル(1.0g、2.48mmol)およびトリエチルアミン(0.27mL、14.9mmol)のDCM(24.8mL)中の撹拌溶液に、[tert−ブチル(ジメチル)シリル]トリフルオロメタンスルホネート(0.85mL、3.7mmol)を窒素下0℃で滴下により添加した。この反応物を周囲温度まで温め、そして一晩撹拌した。この反応物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3水溶液およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物をアセトニトリル(25mL)に溶解させた。Selectfluor(登録商標)(1.14g、3.2mmol)をこの反応混合物に添加した。この反応物を周囲温度で1時間撹拌した。その溶媒を減圧下でエバポレートした。その残渣をDCMに溶解させ、水およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−フルオロ−5−(2’−フルオロ−7’−メチルスルホニル−3’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリルを得た(0.081g、78%)。LCMS ESI(+)m/z 422(M+H)。
工程B:3−(2’,2’−ジフルオロ−7’−メチルスルホニル−3’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:3−フルオロ−5−(2’−フルオロ−7’−メチルスルホニル−3’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリル(455mg、1.08mmol)およびトリエチルアミン(0.90mL、6.5mmol)のDCM(11mL)中の撹拌溶液に、[tert−ブチル(ジメチル)シリル]トリフルオロメタンスルホネート(0.37mL、1.6mmol)を窒素下0℃で滴下により添加した。この反応物を周囲温度まで温め、そして一晩撹拌した。この反応物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3水溶液およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物をアセトニトリル(11mL)に溶解させた。Selectfluor(登録商標)(612mg、1.73mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を周囲温度で2時間撹拌した。その溶媒を減圧下でエバポレートした。その残渣をDCMに溶解させ、水およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−(2’,2’−ジフルオロ−7’−メチルスルホニル−3’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(337mg、71%)。LCMS ESI(+)m/z 440(M+H)。
工程C:3−[(3’S)−2’,2’−ジフルオロ−3’−ヒドロキシ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:ギ酸(0.087mL、2.3mmol)を、トリエチルアミン(0.21mL、1.5mmol)のDCM(8mL)中の溶液に0℃でゆっくりと添加した。次いで、3−(2’,2’−ジフルオロ−7’−メチルスルホニル−3’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(337mg、0.77mmol)を添加し、その後、RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](5.5mg、0.01mmol)を窒素下で添加した。次いで、そのフラスコを4℃の冷蔵庫に一晩入れた。この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−[(3’S)−2’,2’−ジフルオロ−3’−ヒドロキシ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(335mg、99%)。LCMS ESI(+)m/z 424(M+H)。
工程D:3−フルオロ−5−[(3’R)−2’,2’,3’−トリフルオロ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシ−ベンゾニトリル:3−[(3’S)−2’,2’−ジフルオロ−3’−ヒドロキシ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(285mg、0.650mmol)のDCM(6mL)中の撹拌溶液に、(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(DAST)(0.17mL、1.3mmol)を窒素下−78℃で添加した。この反応混合物を0℃まで温め、そして30分間撹拌した。この反応を、飽和水性NaHCO3の添加によりクエンチした。この混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−フルオロ−5−[(3’R)−2’,2’,3’−トリフルオロ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシ−ベンゾニトリルを得た(248mg、87%)。LCMS ESI(+)m/z 444(M+H)。
工程E:3−フルオロ−5−[(3R)−2,2,3−トリフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル:3−フルオロ−5−[(3’R)−2’,2’,3’−トリフルオロ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル]オキシ−ベンゾニトリル(286mg、0.65mmol)のDCM(6mL)中の撹拌溶液に、70%の過塩素酸(2mL)を添加した。この反応混合物を周囲温度で3日間撹拌した。この反応物をEtOAcで希釈し、水、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(30〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−フルオロ−5−[(3R)−2,2,3−トリフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリルを得た(145mg、56%)。LCMS ESI(+)m/z 400(M+H)。
工程F:3−フルオロ−5−[(1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(化合物292):3−フルオロ−5−[(3R)−2,2,3−トリフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(144mg、0.36mmol)のDCM(3.6mL)中の撹拌溶液に、ギ酸(0.041mL、1.1mmol)を添加し、その後、トリエチルアミン(0.1mL、0.72mmol)を添加した。この反応混合物を窒素でパージした。RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.1mg)を窒素下で添加した。次いで、その反応バイアルを4℃の冷蔵庫に一晩入れた。その溶媒をエバポレートした。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物292を得た(92mg、64%)。
3−フルオロ−5−[(1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(化合物292)の代替の合成2
工程A:3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1,3−ジオキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル:3−フルオロ−5−(7’−メチルスルホニル−3’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシ−ベンゾニトリル(500mg、1.24mmol)のテトラヒドロフラン(6mL)中の撹拌溶液に、4NのHCl(3.1mL、12mmol)を添加した。この反応物を2時間加熱還流させた。冷却後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物をさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 360(M+H)。
工程B:3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1,3−ジオキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1,3−ジオキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(工程Aから得た粗製生成物、445mg、1.24mmol)のアセトニトリル(12mL)中の撹拌溶液に、無水炭酸ナトリウム(289mg、2.72mmol)を窒素下で添加した。Selectfluor(登録商標)(965mg、2.72mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を25℃で2時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1,3−ジオキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを得た(230mg、47%)。LCMS ESI(+)m/z 396(M+H)。
工程C:3−[(1S,3S)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル:ギ酸(0.049mL、1.3mmol)を、トリエチルアミン(0.12mL、0.86mmol)のDCM(4mL)中の溶液に0℃でゆっくりと添加した。次いで、3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1,3−ジオキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルを添加し、その後、RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](5.5mg、0.01mmol)を窒素下で添加した。次いで、そのフラスコを4℃の冷蔵庫に一晩入れた。この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、3−[(1S,3S)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(70mg、41%)および3−[(1S,3R)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(65mg、38%)を得た。LCMS ESI(+)m/z 400(M+H)。
工程D:3−フルオロ−5−[(1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(化合物292):3−[(1S,3S)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(70mg、0.18mmol)のDCM(2mL)中の撹拌溶液に、(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(DAST)(0.058mL、0.44mmol)を窒素下−78℃で添加した。この反応混合物を−20℃まで温め、そして1時間撹拌した。この反応を、飽和水性NaHCO3の添加によりクエンチした。この混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物292を得た(31mg、44%)。
実施例293
3−フルオロ−5−[(1S,3S)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(化合物293):実施例292の工程B〜Cに記載されるのと同様に、工程Bにおいて酢酸[(1S,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]の代わりに酢酸[(1S,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を用いて調製した。
実施例294
3−[(1S,2S,3S)−2,3−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物294):実施例289に記載されるのと同様に、工程Dにおいて酢酸[(1S,2R,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]の代わりに酢酸[(1S,2R,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を用いて調製した。
実施例295
3−フルオロ−5−[(1R,3S)−3−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(化合物295)
工程A:酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:実施例288の工程Cに記載されるように、酢酸[(1R,3R)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]の代わりに酢酸[(1R)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を用いて調製した。LCMS ESI(−)m/z 450(M+HCO2 −)。
工程B:酢酸[(1R,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]:酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](306mg、0.75mmol)のDCM(8mL)中の撹拌溶液に、(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(DAST)(0.2mL、1.5mmol)を窒素下0℃で添加した。この反応混合物を0℃で30分間撹拌した。この反応を、飽和水性NaHCO3の添加によりクエンチした。この混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのクロマトグラフィー(20〜40%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1R,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](144mg、47%)を極性が低い方の生成物として、および酢酸[(1R,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](82mg、27%)を極性が高い方の生成物として得た。
工程C:3−フルオロ−5−[(1R,3S)−3−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(化合物295):実施例288の工程Fに記載されるように、酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]の代わりに酢酸[(1R,3S)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を用いて調製した。
実施例296
3−フルオロ−5−[(1S,2R,3R)−2−フルオロ−1,3−ジヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(化合物296):実施例288の工程Fに記載されるのと同様に、酢酸[(1R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]の代わりに酢酸[(1S,2R,3R)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル]を用いて調製した。
実施例297
N−(((2R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(ジフルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの異性体1(化合物297)
工程A:3−フルオロ−5−((7−メルカプト−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:3−フルオロ−5−((7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルと3−フルオロ−5−((7−(メチルスルフィニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルとの混合物(約1:2の比)を、窒素下で塩化メチレン(100mL)に溶解させた。無水トリフルオロ酢酸(21.1mL、152mmol)を周囲温度で滴下により添加した。約2時間後、この反応混合物を減圧中で濃縮した。その残渣をMeOH(25mL)に溶解させた。トリエチルアミン(25mL、179mmol)を窒素下でゆっくりと添加した。この反応混合物を周囲温度で30分間撹拌し、次いで減圧中で濃縮した。その残渣を1NのNaOHとMTBEとの間で分配し、そしてその水層を分離した。この水性物質を0℃まで冷却し、そして10%のKHSO4を使用してそのpHを3〜4に調整した。その水層を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を遅れずにその後のアルキル化で使用した。LCMS ESI(+)m/z 300(M+H)。
工程B:3−((7−((ジフルオロメチル)チオ)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−フルオロ−5−((1−オキソ−7−スルファニル−インダン−4−イル)オキシ)−ベンゾニトリル(4.54g、15.2mmol)をアセトニトリル(54mL)に溶解させ、そしてKOH(17.0g、303mmol)の水(54mL)中の溶液で処理した。この混合物をアルゴンでパージし、−20℃まで冷却し、次いでブロモジフルオロメチルジエチルホスホネート(5.4mL、30.4mmol)で処理した。得られた混合物を室温まで温め、そして2時間撹拌した。この混合物を穏やかに濃縮してMeCNを除去し、次いでMTBEおよび水を添加した(約50〜70mLずつ)。その層を分離した。その水層を氷浴内で冷却し、そして10%のKHSO4でpH3〜4に調整した。その水性物質をMTBE/酢酸エチル(1:1、約200mL)で処理し、そして分離した。その水性物質を酢酸エチルで抽出し、次いで合わせた有機物を水、飽和NaHCO3、水、飽和NaCl、飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、次いで減圧中で濃縮した。その残渣を、SiO2(Biotage SNAP 10g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するクロマトグラフィーにより分離して、所望の生成物を桃色がかった固体として得た(約650mg)。混合した画分を、クロロホルムを用いるSiO2でのクロマトグラフィー(Biotage SNAP 50g)で再度分離して、所望の生成物を得た(0.87g、合わせた収率29%)。LCMS ESI(+)m/z 350(M+H)。
工程C:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(ジフルオロメチル)−λ4−スルファニリデン)シアナミドの調製:3−((7−((ジフルオロメチル)チオ)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(573mg、1.64mmol)、ビス(tert−ブチルカルボニルオキシ)ヨードベンゼン(1330mg、3.28mmol)、酸化マグネシウム(264mg、6.56mmol)、およびシアナミド(138mg、3.28mmol)のジクロロメタン(22mL)中の溶液を、ビス[ロジウム(α,α,α’,α’−テトラメチル−1,3−ベンゼンプロピオン酸)](100mg、0.13mmol)で処理した。この反応物を周囲温度で90分間撹拌した。この反応物をセライトで濾過し、ジクロロメタンで洗浄し、そして減圧中で濃縮した。その残渣をさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)m/z 390(M+H)。
工程D:N−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(ジフルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの調製:[[7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インダン−4−イル](ジフルオロメチル)−λ4−スルファニリデン]シアナミド(638mg、1.64mmol)を、四塩化炭素(4mL)、アセトニトリル(4mL)および水(8mL)の混合物に溶解させた。この溶液を三塩化ルテニウム(III)(6.8mg、0.03mmol)で処理し、その後、過ヨウ素酸ナトリウム(1.05g、4.92mmol)で処理した。この混合物を周囲温度で14時間撹拌した。さらなる三塩化ルテニウム(III)(6.8mg、0.03mmol)および過ヨウ素酸ナトリウム(1.05g、4.92mmol)を添加し、そして撹拌をさらに24時間続けた。この不均質な混合物を塩化メチレンおよび半飽和チオ硫酸ナトリウム溶液で希釈し、そして1時間撹拌し、次いでセライトのパッドで濾過した。その水層を塩化メチレンで洗浄した。合わせた有機層を希チオ硫酸ナトリウム、水で洗浄し、次いでNa2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製物質をSiO2(Biotage SNAP 25g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーで分離して、所望の生成物を得た(304mg)。LCMS ESI(+)m/z 406(M+H)。
工程E:N−(((R)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(ジフルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの調製:シアノ−[[7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−イル]−(ジフルオロメチル)−オキソ−λ6−スルファニリデン]アンモニウム(136mg、0.33mmol)のアセトニトリル(3.8mL)中の溶液を、酸化アルミニウム担持[1−フルオロ−4−ヒドロキシ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2,2,2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(Accufluor(登録商標)50重量%)で処理し、そして還流させながら9時間撹拌し、次いで浴を用いて冷却し、そして一晩撹拌した。その溶媒を窒素ガスのストリームにより除去した。その粗製物質を、SiO2(Biotage SNAP 10g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーにより分離して、所望の生成物を得た(78mg)。LCMS ESI(+)m/z 424(M+H)。
工程F:N−(((2R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(ジフルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物297)の調製:N−(((R)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(ジフルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(78mg、0.18mmol)(先の反応からのいくらかのN−((7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(ジフルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドを含有する)を、イソプロパノール(0.9mL)に溶解させ、そしてトリエチルアミン(0.05mL、0.37mmol)、ギ酸(0.02mL、0.55mmol)およびRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.2mg、0.002mmol)で処理した。この反応混合物を周囲温度で14時間撹拌した。この反応混合物を窒素のストリーム中で濃縮し、次いでSiO2(Biotage SNAP 10g)酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーで分離した。SiO2(Biotage SNAP 25g Ultra)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いる2回目の精製により、化合物297を得た(2.7mg)。
実施例298
3−フルオロ−5−(((1S,2S)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−2−メチル−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物298)
工程A:3−フルオロ−5−((2−フルオロ−2−メチル−7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:3−フルオロ−5−(2−フルオロ−7−メチルスルホニル)−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(192mg、0.53mmol)を、DMF(1.5mL)に溶解させ、そして炭酸セシウム(343mg、1.06mmol)で処理した。ヨードメタン(0.16mL、2.6mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で60時間撹拌した。この反応混合物を窒素ガスで数分間スパージし、次いで塩化メチレン/酢酸エチル(1:1)で希釈した。その懸濁物を紙で濾過し、次いでその濾液を水で希釈し、そして穏やかに混合した。ゆっくりと分離した後に、その有機層を水で2回、および飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した(315mg)。その粗製物質を、SiO2(Biotage SNAP Ultra 10g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーで分離して、所望の生成物を無色油状物として得た(61mg)。LCMS ESI(+)m/z 378(M+H)。
工程B:3−フルオロ−5−(((1S,2S)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−2−メチル−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物298)の調製:3−フルオロ−5−(2−フルオロ−2−メチル−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(61mg、0.16mmol)を塩化メチレン(1.2mL)に懸濁させ、0℃まで冷却し、そしてトリエチルアミン(0.05mL、0.32mmol)、ギ酸(0.02mL、0.48mmol)およびRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.03mg、0.002mmol)で処理した。この反応混合物を0℃で20時間撹拌した。その溶媒を窒素ガスのストリームへの曝露により除去した。その残渣を、2%のMeOH/塩化メチレンを用いる逆相TLCにより精製して、化合物298を得た(8.6mg)。
実施例299
N−(((2R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(ジフルオロメチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミドの異性体2(化合物299):実施例297に記載されるように調製した(2.2mg)。
実施例300
3−フルオロ−5−(((1S,2R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−2−メチル−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物300):実施例298に記載されるように調製した。
実施例301
3−フルオロ−5−(((1R,2R)−1−ヒドロキシ−2−メチル−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物301)
工程A:3−フルオロ−5−((2−メチル−7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:ジイソプロピルアミン(0.28mL、2.0mmol)のTHF(2mL)中の溶液を0℃まで冷却し、そしてn−BuLi(ヘキサン中2.26M、0.83mL、1.9mmol)で処理し、次いで15分間撹拌した。その溶媒をこの混合物から、そのフラスコを0℃に維持しながら高真空下で除去した。生じた白色固体を新鮮なTHF(1.8mL)に溶解させた。この溶液を、−40℃に冷却した、THF(2mL)と1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−ピリミジノン(1mL)の混合物に溶解させた3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリル(500mg、1.45mmol)の溶液を含むフラスコに、滴下により添加した。この暗色溶液を−40℃で30分間撹拌し、次いでヨードメタン(0.13mL、2.0mmol)を添加した。この混合物を浴を用いて周温度まで温め、そして10時間撹拌した。この暗色の反応混合物を0℃まで冷却し、そして冷10%のKHSO4に注ぎ、そして数分間撹拌した。酢酸エチルを添加した。その水性物質のpHを、固体のNaHCO3を用いて約8に調整し、そして層を分離した。その水層を酢酸エチルで洗浄し、そして合わせた有機物を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製物質を、SiO2(Biotage SNAP 25g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーで分離した。所望の物質を白色固体として単離した(55mg)。LCMS ESI(+)m/z 360(M+H)。
工程B:3−フルオロ−5−(((1R,2R)−1−ヒドロキシ−2−メチル−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物301)の調製:3−フルオロ−5−(2−メチル−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル−オキシ)ベンゾニトリル(26mg、0.07mmol)をイソプロパノール(0.2mL)に懸濁させ、そしてトリエチルアミン(0.02mL、0.14mmol)、ギ酸(0.01mL、0.22mmol)およびRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](0.46mg、0.001mmol)で処理した。この反応混合物を周囲温度で14時間撹拌した。さらなる塩化メチレン(約100μL)を添加した。この反応混合物を新鮮なトリエチルアミン(0.02mL、0.14mmol)、ギ酸(0.01mL、0.22mmol)、およびRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](0.46mg、0.001mmol)で処理し、そして撹拌を周囲温度で4時間続けた。この反応混合物を窒素ガスのストリーム中で濃縮し、次いでSiO2(Biotage SNAP 10g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーにより分離して、化合物301を得た(19mg)。
実施例302
N−(((2R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物302)
工程A:[[7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの調製:[[7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−イル]メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミド(250mg、0.69mmol)をMeOH(3mL)に溶解させ、そしてSelectfluor(登録商標)(365mg、1.03mmol)で処理した。この混合物を24時間加熱還流させた。さらなる新鮮なMeOH(3mL)を添加し、その後、Selectfluor(登録商標)(365mg、1.03mmol)を添加し、そしてこの混合物をさらに30分間加熱した。この混合物を酢酸エチルおよび水で希釈し、次いで分離した。その有機層を水、飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、褐色固体(297mg)を得た。この粗製物質を、SiO2(Biotage SNAP 10g)での、塩化メチレン中10%の酢酸エチルの勾配を用いるクロマトグラフィーにより分離して、所望の生成物を異性体の混合物として得た(17mg)。LCMS ESI(−)m/z 432(M+HCOO−)。
工程B:N−(((2R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロフェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(メチル)(オキソ)−λ6−スルファニリデン)シアナミド(化合物302)の調製:[[7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミド(17mg、0.04mmol)を塩化メチレン(0.14mL)に溶解させ、0℃まで冷却し、そしてトリエチルアミン(12μL、0.09mmol)およびギ酸(5μL、0.13mmol)で処理した。ジクロロメタン(0.14mL)に溶解させたRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](0.28mg、0.0004mmol)を含む別の溶液を0℃まで冷却し、次いで第一の溶液に添加した。この反応混合物を冷蔵庫(4℃)に移し、そして120時間静置した。この反応混合物を窒素ガスのストリーム中で濃縮し、次いでヘキサン/酢酸エチルの段階勾配(3:1、3:2、1:1、2:3)を用いるSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、化合物302(8.8mg)を硫黄での異性体の混合物として得た。
実施例303
5−[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(トリフルオロメチル)インダン−4−イル]オキシピリジン−3−カルボニトリル(化合物303):化合物273について記載されたのと同様に、工程Dにおいて5−フルオロニコチノニトリルを3,5−ジフルオロベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。この生成物は、キラルHPLC分析により、98%e.e.を有すると決定した。
実施例304
(S)−4−(3−ブロモ−5−フルオロフェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物304):化合物163の合成においてと類似の様式で調製した。
実施例305および306
3−(((1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの異性体1(化合物305)および3−(((1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの異性体2(化合物306)
工程A:(7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファノンの調製:アセトニトリル(7.2mL)中の、N−((7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(オキソ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファニリデン)アセトアミドと酢酸4−フルオロ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルとの混合物(469mg、1.44mmol)を、25℃で、22.5%のHCl水溶液(3.6mL)で処理し、そして25℃で一晩撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を30mLの水に注ぎ、そして3×20mLのCHCl3中30%のイソプロピルアルコールで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。生成物の残渣をさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 284。
工程B:3−フルオロ−5−((1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:(7−フルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)(イミノ)(トリフルオロメチル)−λ6−スルファノン(428mg、1.5mmol)、3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(207mg、1.5mmol)、および重炭酸セシウム(322mg、1.66mml)のDMF(6.0mL)中の溶液を90℃で4.5時間撹拌した。さらに40mgの重炭酸セシウムを添加し、そしてこの反応混合物をさらに1時間加熱した。この反応混合物を60mLの水に注ぎ、そして3×20mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を20mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜35%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、3−フルオロ−5−((1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルを得た(171mg、28%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 401。
工程C:3−フルオロ−5−((1−オキソ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:3−フルオロ−5−((1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(171mg、0.43mmol)のジクロロメタン(8.5mL)中の溶液を、0℃でDess−Martinペルヨージナン(217mg、0.51mmol)で処理した。この反応混合物を室温で2時間温めた。さらに40mgのDess−Martinペルヨージナンを添加して、この反応を完了まで駆動した。さらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を、10mLの飽和水性Na2S2O3および10mLの飽和水性NaHCO3の添加によりクエンチした。得られた二相を10分間撹拌した。この反応混合物を20mLの水に添加し、そして3×20mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜40%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、3−フルオロ−5−((1−オキソ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルを得た(123mg、72%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 399。
工程D:(E,Z)−3−フルオロ−5−((1−((3−メトキシプロピル)イミノ)−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:3−フルオロ−5−((1−オキソ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(52.5mg、0.13mmol)および3−メトキシプロパン−1−アミン(61μL、0.59mmol)の、トルエン(2.6mL)およびシクロヘキサン(2.6mL)の混合物中の溶液を、2,2−ジメチルプロパン酸(8mg、0.08mmol)で処理した。その反応容器にHickmanスチルおよび還流冷却器を取り付け、そして104℃で2.5時間加熱した。反応混合物のアリコートを取り、そして過剰なNaBH4を含むMeOHの溶液に添加することによって、LCMS分析を達成した。LCMSは、イミン還元を介するアミンの形成を示した。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 472。完了したら、揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。その生成物の残渣をさらに精製せずに使用した。
工程E:3−((2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:実施例274の工程Eに記載されるのと類似の手順に従った。精製を、10〜35%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、3−((2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルを得た(32mg、56%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 435。
工程F:3−(((1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−((2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(32mg、0.074mmol)のジクロロメタン(1.5mL)中の溶液を0℃まで冷却し、そして窒素で5分間スパージした。この時間の間に、ギ酸(8.3μL、0.22mmol)およびトリエチルアミン(20.4μL、0.15mmol)を順番に添加した。このスパージが完了したら、RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.4mg、3mol%)を、窒素の連続ストリーム下で添加した。その反応容器を密封し、そして4℃で一晩維持した。この反応混合物を10mLの飽和水性NaHCO3に注ぎ、そして3×20mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、5〜40%のEtOAc/ヘキサンを溶出液として使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、2つの異性体を得た。
異性体1(化合物305)についてのデータ:12mg(収率38%);キラルHPLC保持時間=2.25分;
異性体2(化合物306)についてのデータ:17mg(収率52%);キラルHPLC保持時間=2.08分;
実施例307および308
3−(((1S)−7−(N−アリル−S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの異性体1(化合物307)および3−(((1S)−7−(N−アリル−S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの異性体2(化合物308)
工程A:3−((7−(N−アリル−S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,2−ジフルオロ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−フルオロ−5−((1−オキソ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(25.7mg、0.064mmol)およびSelectfluor(登録商標)(50.3mg、0.14mmol)のDMF(3.0mL)中の溶液を、25℃で、炭酸セシウム(46.3mg、0.14mmol)で処理し、そして25℃で撹拌した。1時間後、ヨウ化アリル(7.1μL、0.077mmol)および炭酸セシウム(23.1mg、0.071mmol)をこの反応混合物に添加した。得られた混合物を1時間撹拌し、次いで30mLの水に注ぎ、そして3×10mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、5%→35%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、3−((7−(N−アリル−S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,2−ジフルオロ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルを得た(4.5mg、16%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 475。
工程B:3−(((1S)−7−(N−アリル−S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリルの調製:3−((7−(N−アリル−S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,2−ジフルオロ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)−5−フルオロベンゾニトリル(4.5mg、0.01mmol)のジクロロメタン(1.0mL)中の溶液を0℃まで冷却し、そして窒素で5分間スパージした。この時間の間に、ギ酸(1.1μL、0.029mmol)およびトリエチルアミン(2.6μL、0.019mmol)を順番に添加した。このスパージが完了したら、RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](0.2mg、3mol%)を窒素の連続ストリーム下で添加した。その反応容器を4℃で一晩貯蔵した。この反応混合物を10mLの飽和水性NaHCO3に注ぎ、そして3×10mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。精製を、5〜25%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、2つの異性体を得た。
異性体1(化合物307)についてのデータ:保持時間(キラルHPLC)=3.50分;
異性体2(化合物308)についてのデータ:保持時間(キラルHPLC)=3.05分;
実施例309
(S)−2,2−ジフルオロ−4−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物309):実施例212に記載されるのと同様に調製した。精製を、5〜35%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物309をベージュ色の油状物として得た(430mg、99%)。
実施例310
(S)−3−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキソニオ)−5−フルオロピリジン1−オキシド(化合物310):(S)−2,2−ジフルオロ−4−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)−7−((トリフルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(324mg、0.78mmol)および尿素過酸化水素(155mg、1.65mmol)のアセトニトリル(7.9mL)中の溶液を0℃まで冷却し、そして無水トリフルオロ酢酸(217μL、1.57mmol)で処理した。15分後、その氷浴を外し、そしてこの反応物を1時間撹拌した。この反応を、3mLの飽和水性Na2S2O3の添加によりクエンチした。得られた二相混合物を15分間撹拌し、次いで20mLの水に注ぎ、そして4×15mLのCHCl3中30%のイソプロピルアルコールで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、70〜100%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカゲルでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物310を白色固体として得た(310mg、92%)。
実施例311
3−[(1S,3S)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物311):実施例292の代替の合成2の工程Cに記載されるように調製した。
実施例312
3−[(1S,3R)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−4−イル]オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリル(化合物312):実施例292の代替の合成2の工程Cに記載されるように調製した。
実施例313
5−(((1S,2R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物313)
工程A:4−フルオロ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:N,N−ジメチルカルバモチオ酸S−(7−フルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル)(10g、37mmol)を95%のエタノール(140mL)に懸濁させ、そして4Mの水性水酸化ナトリウム(79mL、320mmol)で処理し、次いでこの混合物を30分間加熱還流させた。この反応物を0℃まで冷却し、そしてヨードメタン(3.2mL、51.5mmol)で滴下により処理し、そしてこの混合物を0℃で1時間撹拌した。この混合物を減圧中で濃縮し、次いでその残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。分離後、その水性物質を酢酸エチルで洗浄し、そして有機層を合わせた。この酢酸エチルを水で3回、および飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、暗色固体を得た(7.1g)。この粗製物質を、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するSiO2でのクロマトグラフィーにより分離して、暗色固体を得た(5.9g)。LCMS ESI(+)m/z 197(M+H)。
工程B:4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:4−フルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(5.9g、30mmol)をMeOH(200mL)に溶解させ、そしてこの反応物を、水(200mL)に溶解させたOxone(登録商標)(40.8g、66.3mmol)の溶液で滴下により処理した。この混合物を周囲温度で20時間撹拌した。この反応混合物を濾過し、その固体を酢酸エチルで洗浄し、そしてその濾液を減圧中で濃縮した。その水性の濾液を酢酸エチルで3回抽出し、次いで合わせた有機物を飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、黄褐色固体を得た(9.43g)。LCMS ESI(+)m/z 229(M+H)。
工程C:4−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]の調製:4−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オン(6.58g、28.8mmol)およびトリメチル(2−トリメチルシリルオキシエトキシ)シラン(9.9mL、40.4mmol)をジクロロメタン(105mL)に溶解させ、−78℃まで冷却し、次いでこの反応物を、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(1.67mL、9.23mmol)で滴下により処理した。この添加後、この反応混合物を、浴を用いずに周囲温度まで温め、そして4.5時間撹拌した。この反応を、トリエチルアミン(16.1mL、115mmol)の添加により周囲温度でクエンチし、そしてこの反応混合物を減圧中で濃縮した。その暗色の残渣を酢酸エチルに溶解させ、そして半飽和NaClで洗浄した。その水性物質を酢酸エチルで洗浄し、そして合わせた有機物を水、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、暗色残渣を得た。その粘着性の半固体を3:1のヘキサン/酢酸エチル(250mL)に懸濁させ、そして1時間撹拌した。その暗色の固体を濾過により集め、3:1のヘキサン/酢酸エチルで洗浄し、そして風乾させて、緑色がかった固体にした(4.66g)。その濾液を濃縮し、そしてアセトン(約25mL)で摩砕し、そして20分間撹拌した。この混合物をおよそ同量のヘキサンで希釈し、次いで濾過した。その固体を9:1のヘキサン/酢酸エチルで洗浄し、そして風乾させて、さらなる生成物をより薄い緑色の固体として得た(1.1g)。LCMS ESI(+)m/z 273(M+H)。
工程D:5−((7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロスピロ[インデン−1,2’−[1,3]ジオキソラン]−4−イル)オキシ)ニコチノニトリルの調製:4’−フルオロ−7’−メチルスルホニル−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インデン](2.0g、7.4mmol)を、NMP(14mL)中で3−シアノ−5−ヒドロキシピリジン(1.06g、8.8mmol)と合わせ、そしてこの溶液を三塩基性リン酸カリウム(4.68g、22mmol)で一度に処理した。この反応物を120℃で14時間加熱した。この混合物を周囲温度まで冷却し、次いで酢酸エチル(50〜70mL)で希釈し、そして溶解しない固体をフリットでの濾過により除去し、そしてさらなる酢酸エチルで洗浄した。その濾液を等体積の水で希釈した。これにより、この混合物中にいくらかの暗色の固体が形成した。25%のイソプロパノール/塩化メチレンの添加により、この固体を再度溶解させ、そしてその層を分離した。その有機層を水で5回、および飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、次いで濃縮して、暗色固体にした(1.15g)。その粗製物質を、SiO2(Biotage SNAP 50g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーにより分離した。所望の生成物を濃縮して、淡桃色固体にした(0.50g)。LCMS ESI(+)m/z 373(M+H)。
工程E:5−((7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリルの調製:5−(7’−メチルスルホニルスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−インダン]−4’−イル)オキシピリジン−3−カルボニトリル(0.5g、1.3mmol)をアセトン(6mL)でスラリー化し、そして10%の水性HCl(2.3mL、6.7mmol)で処理した。この溶液を周囲温度で1時間撹拌した。この反応混合物を飽和NaHCO3でpH8に調整し、次いで減圧中で濃縮して、アセトンを除去した。得られた固体を濾過により集め、そして風乾させた(0.44g)。LCMS ESI(+)m/z 329.1(M+H)。
工程F:5−((2−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリルの調製:5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシピリジン−3−カルボニトリル(0.44g、1.3mmol)をMeOH(4mL)に溶解させ、そしてSelectfluor(登録商標)(760mg、2.2mmol)で処理した。この混合物を40時間加熱還流させた。アセトニトリル(2mL)を添加し、そして加熱をさらに7時間続けた。この混合物を周囲温度で一晩撹拌し、次いで水、酢酸エチルおよび塩化メチレンで希釈した。その懸濁物を濾過し、そしてその固体を酢酸エチルで洗浄した。その濾液を減圧中で濃縮し、次いで残留する水をアセトン(2mL)および10%のHCl(2mL)で処理し、そして50℃で30分間温めた。この混合物を固体のNaHCO3でpH8に調整し、次いで減圧中で濃縮した。得られた水性物質を酢酸エチルで2回洗浄し、そして合わせた有機物を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、淡黄色油状物を得た(447mg)。その粗製物質を、SiO2(Biotage SNAP 25g)での、MeOH/塩化メチレンの勾配を用いるクロマトグラフィーにより分離した。所望の物質を濃縮して、黄色フィルムにした(274mg)。LCMS ESI(+)m/z 345.0(M+H)。
工程G:5−(((1S,2R)−2−フルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物313)の調製:5−(2−フルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシピリジン−3−カルボニトリル(274mg、0.76mmol)を塩化メチレン(3mL)に懸濁させ、0℃まで冷却し、次いでトリエチルアミン(0.22mL、1.6mmol)、ギ酸(0.09mL、2.4mmol)およびRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](5mg、0.01mmol)で処理した。この反応混合物を0℃で15時間静置した。この混合物を濃縮し、そしてSiO2(Biotage SNAP 10g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーにより分離して、化合物313を白色固体として得た(120mg)。
実施例314および315
5−(((1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物314)および5−(((1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物315):実施例163の工程Fに記載されるのと類似の様式で、5−((2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリルを3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ)−5−フルオロ−ベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。5−((2,2−ジフルオロ−1−オキソ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリルを実施例305および306に従って同様に調製した。
5−(((1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物314)についてのデータ:保持時間HPLC(長い方法)=4.46分;
5−(((1S)−2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(S−(トリフルオロメチル)スルホニミドイル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物315)についてのデータ:保持時間HPLC(長い方法)=4.17分;
実施例316、317、および318
[[(1R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体1(化合物316)[[(1R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体2(化合物317)、および[[(1S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体1(化合物318)
工程A:2,2,3,4−テトラフルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オンの調製:ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(0.089mL、0.67mmol)を、2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(139mg、0.56mmol)のジクロロメタン(10mL)中の氷冷溶液に添加した。この反応混合物を周囲温度まで温めた。さらなるジエチルアミノ硫黄トリフルオリドを1時間後に添加して、この反応を完了まで進ませた。この混合物を水性NaHCO3で注意深く処理し、そしてEtOAcと水との間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、2,2,3,4−テトラフルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(120mg、0.48mmol、収率86%)を橙色油状物として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=250。
工程B:[メチル−[(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ4−スルファニリデン]シアナミドの調製:(ジアセトキシヨード)ベンゼン(170mg、0.53mmol)を、2,2,3,4−テトラフルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(120mg、0.48mmol)およびシアナミド(24mg、0.58mmol)のジクロロメタン(10mL)中の氷冷溶液に添加した。この反応混合物をビス[ロジウム(α,α,α’,α’−テトラメチル−1,3−ベンゼンプロピオン酸)](3.6mg、0.0048mmol)で処理し、そして周囲温度まで温めた。1時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと希水性チオ硫酸ナトリウムとの間で分配した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、[メチル−[1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ4−スルファニリデン]シアナミド(100mg、0.35mmol、収率72%)を褐色泡状物として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H+18]=309。
工程C:[メチル−オキソ−[1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ6−スルファニリデン]シアナミドの調製:塩化ルテニウム(III)(1.4mg、0.007mmol)を、[メチル−[1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ4−スルファニリデン]シアナミド(100mg、0.34mmol)および過ヨウ素酸ナトリウム(221mg、1.0mmol)の、四塩化炭素(4mL)、アセトニトリル(4mL)、および水(8mL)の混合物中の氷冷溶液に添加した。この混合物を氷浴内で激しく撹拌した。45分後、この反応混合物をジクロロメタンで希釈し、そして希チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。このジクロロメタンをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、[メチル−オキソ−[1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ6−スルファニリデン]シアナミド(70mg、0.23mmol、収率66%)を得た。m/z(ES−API−pos)[M+H+18]=325。
工程D:[[7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの調製:重炭酸セシウム(88.6mg、0.46mmol)を、3−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(40.7mg、0.3mmol)および[メチル−オキソ−[1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ6−スルファニリデン]シアナミド(70mg、0.23mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)中の溶液に添加した。この混合物を周囲温度で撹拌した。25分後、この反応混合物をEtOAcと希水性NaClとの間で分配した。このEtOAcをブラインで2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。
その残渣を、20%から80%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 10g ultra SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、[[7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミド(35.5mg、0.084mmol、収率37%)をジアステレオマー混合物として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H+18]=442。
工程E:[[(1R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体1(化合物316)[[(1R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体2(化合物317)、および[[(1S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体1(化合物318)の調製:RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.6mg、0.0025mmol)を、[[7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミド(35.5mg、0.084mmol)、ギ酸(0.013mL、0.34mmol)、およびトリエチルアミン(0.029mL、0.21mmol)のジクロロメタン(5mL)中の、窒素でスパージした氷冷溶液に添加した。そのフラスコを密封し、そして4℃で一晩維持した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、EtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage ultra SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより精製して、3つの異性体を得た。
[[(1R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体1(化合物316;1.9mg;0.0045mmol;収率5%)についてのデータ:
[[(1R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体2(化合物317;3.4mg;0.008mmol;収率10%)についてのデータ:
[[(1S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体1(化合物318;3.4mg;0.008mmol;収率10%)についてのデータ:
実施例319、320、321、および322
[[(1R,3S)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体1(化合物319);[[(1R,3R)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体1(化合物320);[[(1R,3S)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体2(化合物321);および[[(1R,3R)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体2(化合物322)
工程A:(3S)−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オンの調製:(3S)−2,2,4,7−テトラフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−オン(966mg、4.39mmol)のアセトニトリル(40mL)中の溶液を、0℃で窒素で5分間スパージし、そしてナトリウムチオメトキシド(354mg、5.05mmol)で処理した。その氷浴を外し、そしてこの反応混合物を周囲温度で撹拌した。2時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcでさらに2回抽出した。合わせたEtOAc抽出物をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10%から60%のEtOAc:ヘキサンを用いるBiotage 100g SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、(3S)−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(870mg、3.51mmol、収率80%)を黄色固体として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=249。
工程B:(3R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オンの調製:ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(0.08mL、0.6mmol)を、(3S)−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(100mg、0.4mmol)のジクロロメタン(10mL)中の氷冷溶液に添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。少量のさらなるジエチルアミノ硫黄トリフルオリドを添加し、そして撹拌を続けた。1時間後、この混合物を水性NaHCO3で注意深く処理し、10分間撹拌し、そして濃縮した。その水性スラリーをEtOAcと希水性NaHCO3との間で分配した。その水層をさらなるEtOAcで抽出した。合わせたEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、(3R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(99mg、0.4mmol、収率98%)を黄色の半結晶性固体として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H]=250。
工程C:[メチル−[(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ4−スルファニリデン]シアナミドジアステレオマーの調製:ビス[ロジウム(α,α,α’,α’−テトラメチル−1,3−ベンゼンプロピオン酸)](3.05mg、0.004mmol)を、(3R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−メチルスルファニル−インダン−1−オン(100mg、0.4mmol)、シアナミド(33.6mg、0.8mmol)、および(ジアセトキシヨード)ベンゼン(155mg、0.48mmol)のジクロロメタン(10mL)中の氷冷溶液に添加した。この反応混合物を周囲温度まで温めた。1時間後、この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、50%から100%のEtOAc:ヘキサンを用いるBiotage 25g ultra SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、[メチル−[(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ4−スルファニリデン]シアナミドの2つの異性体を得た(異性体A:59.5mg、0.21mmol、収率51%、m/z(ES−API−pos)[M+H+18]=309;異性体B:39.2mg、0.135mmol、収率34%、m/z(ES−API−pos)[M+H+18]=309)。
工程D:[メチル−オキソ−[(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ6−スルファニリデン]シアナミドの調製:(工程Cから調製される異性体との平行反応)塩化ルテニウム(III)(0.85mg、0.004mmol)を、[メチル−[(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ4−スルファニリデン]シアナミドの異性体A(59.5mg、0.21mmol)および過ヨウ素酸ナトリウム(131mg、0.62mmol)の、四塩化炭素(3mL)、アセトニトリル(3mL)、および水(6mL)中の氷冷混合物に添加した。この混合物を氷内で激しく撹拌した。この氷浴を外し、そしてこの混合物を周囲温度まで温めた。1.5時間後、この反応混合物をEtOAcで希釈し、そして希チオ硫酸ナトリウム溶液で洗浄した。その水層をさらなるEtOAcで抽出した。このEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、[メチル−オキソ−[(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体Aを得た(55.2mg、0.18mmol、収率88%)。m/z(ES−API−pos)[M+H+18]=325。[メチル−オキソ−[(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体Bを類似の様式で調製した。m/z(ES−API−pos)[M+H+18]=325。
工程E:[[(1R)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの調製:(工程Dから得られる各異性体を用いる平行反応)[メチル−オキソ−[(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体A(47.7mg、0.16mmol)を、重炭酸セシウム(45mg、0.23mmol)のテトラヒドロフラン(5mL)中の溶液に周囲温度で添加した。この混合物を10分間撹拌し、次いで3−シアノ−5−ヒドロキシピリジン(24.3mg、0.2mmol)のテトラヒドロフラン(5mL)中の溶液に添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣をEtOAcと希水性NaClとの間で分配した。その水層をさらなるEtOAcで抽出した。合わせたEtOAcをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、50%から100%のEtOAc:ヘキサンを用いるBiotage 10g ultra SNAPカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、[[(1R)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体A(52mg、0.13mmol、収率82%)を白色固体として得た。m/z(ES−API−pos)[M+H+18]=425。[[(1R)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体Bを、類似の様式で調製した。m/z(ES−API−pos)[M+H+18]=425。
工程F:[[(1R,3S)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミド(化合物319);[[(1R,3R)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミド(化合物320);[[(1R,3S)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミド(化合物321);および[[(1R,3R)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミド(化合物322)の調製:(工程Eから得られた各異性体を用いる平行反応)RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](2.44mg、0.0038mmol)を、[[(1R)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−オキソ−インダン−4−イル]メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体A(52mg、0.13mmol)、ギ酸(0.019mL、0.51mmol)、およびトリエチルアミン(0.045mL、0.32mmol)の、ジクロロメタン(10mL)中の窒素でスパージした氷冷溶液に添加した。そのフラスコを密封し、そして4℃で一晩貯蔵した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、50%から100%のEtOAc:ヘキサンの勾配を用いるBiotage 25g SNAP ultraカラムでのクロマトグラフィーにより分離して、2つの異性体生成物を得た。
[[(1R,3S)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体1(化合物319)についてのデータ:
[[(1R,3R)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体1(化合物320)についてのデータ:
化合物321および322を、類似の様式で合成した。
[[(1R,3S)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体2(化合物321)についてのデータ:
[[(1R,3R)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]−メチル−オキソ−λ6−スルファニリデン]シアナミドの異性体2(化合物322)についてのデータ:
実施例323
4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(化合物323)
工程A:4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:実施例313の工程DおよびEに記載される様式と類似の様式で、5−ブロモピリジン−3−オールを3−シアノ−5−ヒドロキシピリジンの代わりに用いて調製した。LCMS ESI(−)m/z 380、382(M−H)。
工程B:4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:実施例163の工程DおよびEに記載される様式と類似の様式で、4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
実施例324
(S)−4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物324):実施例163の工程Fに記載される様式と類似の様式で、4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2,2−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを3−(2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−5−フルオロ−ベンゾニトリルの代わりに用いて調製した。
実施例325
(S)−5−((2,2−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物325):(1S)−4−[(5−ブロモ−3−ピリジル)オキシ]−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オール(0.028g、0.066mmol)を、亜鉛粉末(7.3mg、0.11mmol)およびシアン化亜鉛(11mg、0.093mmol)と、乾燥DMF(0.25mL)中で合わせ、次いでこの懸濁物をアルゴンで数分間スパージした。この溶液をジクロロ[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロロメタン付加体(2.7mg、0.003mmol)で処理し、そしてこの混合物をアルゴンで数分間スパージし、次いでマイクロ波反応器内100℃で3時間加熱し、次いで周囲温度で一晩静置した。この反応物をセライトで濾過し、そして濾過した固体をDMFで、次いで酢酸エチルで洗浄した。その濾液を窒素ガスのストリーム中で濃縮して、橙色残渣にした。この残渣を、SiO2(Biotage SNAP 10g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するクロマトグラフィーにより分離して、化合物325を白色固体として得た(17mg)。
実施例326
(1S,2R)−4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物326):実施例231に記載される様式と類似の様式で、4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの代わりに用いて、化合物326を得た。
実施例327
2−フルオロ−5−(((1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物327)
工程A:4,7−ジフルオロ−1H−インデン−1,3(2H)−ジオンの調製:3,6ジフルオロフタル酸無水物(4.25g、23.1mmol)、3−オキソブタン酸tert−ブチル(4.29mL、25.9mmol)および無水酢酸(21.0mL、221.6mmol)の溶液を25℃で、トリエチルアミン(11.7mL、84.3mmol)で処理し、そして周囲温度で18時間撹拌した。この反応混合物を0℃まで冷却し、そして10%の塩酸(65mL、211mmol)の滴下による添加により処理した。この添加が完了したら、その氷浴を外し、そしてこの混合物を周囲温度で10分間撹拌した。次いで、この混合物を75℃で10分間加熱した。この時間の間に、気体の発生が観察された。この懸濁物をゆっくりと崩して、透明な赤色混合物を形成した。この反応混合物を100mLの水に注ぎ、そして3×50mLのCH2Cl2で抽出した。合わせた有機物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その生成物をさらに精製せずに使用した。
工程B:2,2,4,7−テトラフルオロ−1H−インデン−1,3(2H)−ジオンの調製:25℃の水浴内で冷却している未精製4,7−ジフルオロ−1H−インデン−1,3(2H)−ジオン(4.2g、23.1mmol)のアセトニトリル(100mL)中の溶液を、炭酸ナトリウム(5.38g、50.7mmol)で処理した。Selectfluor(登録商標)(17.97g、50.7mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、そしてその残渣を100mLの0.1% HClに注ぎ、そして3×50mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を40mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その残渣を、シリカゲルでの1:1のヘキサン/酢酸エチルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2,2,4,7−テトラフルオロ−1H−インデン−1,3(2H)−ジオン(3.5g、70%)を固体として得た。1H NMR(400MHz、CDCl3):δ7.70(t,2H)。
工程C:(S)−2,2,4,7−テトラフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:2,2,4,7−テトラフルオロ−1H−インデン−1,3(2H)−ジオン(3.48g、16.0mmol)のジクロロメタン(150mL)中の溶液に、0℃でギ酸(600μL、16.0mmol)およびトリエチルアミン(1.55mL、11.2mmol)を添加した。得られた混合物を窒素で5分間スパージし、次いでRuCl(p−シメン)[(S,S)−Ts−DPEN](203.6mg、0.32mmol)を添加した。その反応容器を密封し、そして4℃の冷蔵庫に入れて18時間静置した。この反応混合物を40mLの1N HClに注いだ。そのCH2Cl2層を分離し、そしてその水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、25%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、(S)−2,2,4,7−テトラフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(2.9g、83%)を油状物として得た。
工程D:(S)−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:(S)−2,2,4,7−テトラフルオロ−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(966mg、4.39mmol)のアセトニトリル(40mL)中の溶液を0℃で、窒素で5分間スパージし、そしてナトリウムチオメトキシド(353.7mg、5.05mmol)で処理した。その氷浴を外し、そしてこの反応混合物を周囲温度で2時間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、40mLのEtOAcと40mLの水との間で分配した。その水層を2×40mLのEtOAcでさらに抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、10〜60%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより分離して、(S)−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(870mg、80%)を黄色固体として得た。LCMS ESI(+)m/z 249(M+H)。
工程E:(S)−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:(S)−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(400mg、1.6mmol)をMeOH(10mL)に溶解させ、そしてこの反応物を、水(10mL)に溶解させたOxone(登録商標)(2.18g、3.55mmol)の溶液で滴下により処理した。この混合物を周囲温度で14時間撹拌した。この反応混合物を濾過し、その固体を酢酸エチルで洗浄し、そしてその濾液を減圧中で濃縮した。その水性の濾液を3×30mLのEtOAcで抽出し、次いで合わせた有機物を飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して黄色固体を得、これをさらに精製せずに使用した(467mg)。LCMS ESI(+)m/z 281.1(M+H)。
工程F:(R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:(S)−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(450mg、1.6mmol)をジクロロメタン(16mL)に溶解させ、0℃まで冷却し、そしてジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(0.32mL、2.4mmol)で滴下により処理し、そしてこの混合物を0℃で2時間撹拌し、次いでこの均質な反応混合物全体を冷蔵庫に一晩入れた。この反応物をさらなるジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(0.32mL、2.4mmol)で処理し、そして撹拌を0℃で6時間続けた。この冷反応物を飽和NaHCO3(10mL)で処理し、そして20分間激しく撹拌した。この混合物をさらなる塩化メチレンで希釈し、そして層を分離した。その水性物質を塩化メチレンで再度抽出し、そして合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、黄色固体にした。この粗製物質を、SiO2(Biotage SNAP ultra)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するクロマトグラフィーにより分離した。所望の物質を濃縮して、淡黄色固体にした(258mg)。LCMS ESI(+)m/z 283(M+H)。
工程G:(R)−2−フルオロ−5−((2,2,3−トリフルオロ−7−(メチルスルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリルの調製:(R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オン(0.066g、0.24mmol)および2−フルオロ−5−ヒドロキシベンゼンカルボニトリル(35mg、0.26mmol)をDMF(1mL)に溶解させ、そして重炭酸セシウム(59mg、0.31mmol)で処理した。この混合物を周囲温度で3時間撹拌した。この反応物を窒素のストリーム中で濃縮して、大部分のDMFを除去し、次いでジクロロメタンに再度溶解させた。この粗製物質を、SiO2(Biotage SNAP)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するクロマトグラフィーにより分離した。その生成質を濃縮して、無色油状物にした(97mg)。LCMS ESI(+)m/z 400.1(M+H)。
工程H:2−フルオロ−5−(((1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ベンゾニトリル(化合物327)の調製:2−フルオロ−5−[(3R)−2,2,3−トリフルオロ−7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル]オキシ−ベンゾニトリル(0.097g、0.24mmol)を塩化メチレン(1.6mL)に懸濁させ、0℃まで冷却し、そしてトリエチルアミン(0.068mL、0.49mmol)、ギ酸(0.027mL、0.73mmol)およびRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1.5mg、0.002mmol)で処理した。この反応混合物を冷蔵庫内0℃で14時間撹拌した。この混合物を窒素ガスのストリーム中で濃縮し、次いでSiO2(Biotage SNAP)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するクロマトグラフィーにより分離して、化合物327をオフホワイトの固体として得た(26mg)。
実施例328
(1S,2S,3R)−4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2,3−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物328)
工程A:(1S,2R)−4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールの調製:実施例313の工程D〜Gに記載される様式と類似の様式で、工程Dにおいて5−ブロモピリジン−3−オールを3−シアノ−5−ヒドロキシピリジンの代わりに用いて調製した。LCMS ESI(+)m/z 402、404(M+H)。
工程B:(1S,2R)−酢酸4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルの調製:(1S,2R)−4−[(5−ブロモ−3−ピリジル)オキシ]−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オール(0.88g、2.2mmol)をジクロロメタン(21mL)に溶解させ、4−ジメチルアミノピリジン(80mg、0.66mmol)およびトリエチルアミン(0.61mL、4.4mmol)で処理し、次いで0℃まで冷却した。この混合物を、無水酢酸(0.41mL、4.4mmol)で滴下により処理し、次いで周囲温度まで温め、そして2時間撹拌した。この混合物をさらなる塩化メチレンで希釈し、そして水、1NのKHSO4、水、半飽和NaHCO3で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、白色固体にした(0.97g)。LCMS ESI(+)m/z 444、446(M+H)。
工程C:(1S,2S)−酢酸3−ブロモ−4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2−フルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルの調製:酢酸[(1S,2R)−4−[(5−ブロモ−3−ピリジル)オキシ]−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](0.97g、2.2mmol)を1,2−ジクロロエタン(13mL)に溶解させ、そして新たに再結晶したN−ブロモスクシンイミド(427mg、2.4mmol)およびアゾビスイソブチロニトリル(36mg、0.22mmol)で処理した。この反応混合物をアルゴン雰囲気下に置き、そして80℃で30分間加熱した。さらに2部分の新鮮なアゾビスイソブチロニトリル(36mg、0.22mmol)を30分間の間隔で添加した。100分後、この反応物を冷却し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を塩化メチレンに溶解させ、飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、橙色残渣にした。この粗製混合物異性体(1.1g)を、さらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)m/z 522、524、526(M+H)。
工程D:(1S,2R,3S)−酢酸4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルの調製:酢酸[(1S,2S)−3−ブロモ−4−[(5−ブロモ−3−ピリジル)オキシ]−2−フルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](1.1g、2.1mmol)を1,2−ジメトキシエタン(15mL)および水(0.07mL)に溶解させ、そしてこの溶液を過塩素酸銀水和物(710mg、3.2mmol)で処理した。この混合物を70℃で1.5時間加熱した。この反応物を冷却し、ヘキサンで、次いで酢酸エチルで希釈し、そしてセライトで濾過した。その濾液を減圧中で濃縮して、不溶性残渣にした。この油性の固体を酢酸エチル/塩化メチレンに溶解させ、そして粉末状Na2SO4上にに濃縮した。この乾式装填物を、20%の酢酸エチル/ヘキサンで予め平衡化させたカラムの頂部に置き、そしてSiO2(Biotage SNAP Ultra 100g)での、MeOH/塩化メチレンの勾配で溶出するクロマトグラフィーにより分離した。第一のカラムからの混合画分を濃縮して黄色油状物にし、そしてSiO2(Biotage SNAP Ultra 25g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配で溶出するクロマトグラフィーにより再度分離して、無色油状物を得た(33mg)。LCMS ESI(+)m/z 460、462(M+H)。
工程E:(1S,2S,3R)−酢酸4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2,3−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルの調製:酢酸[(1S,2R,3S)−4−[(5−ブロモ−3−ピリジル)オキシ]−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](0.053g、0.12mmol)をジクロロメタン(1.2mL)に溶解させ、0℃まで冷却し、そしてジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(0.023mL、0.17mmol)で滴下により処理し、次いで0℃で1時間撹拌した。この混合物をその氷浴から外し、そして30分間かけて周囲温度まで温め、次いでこの反応物を0℃まで再度冷却し、飽和NaHCO3(5mL)で処理し、そして20分間激しく撹拌した。この混合物をさらなるジクロロメタンで希釈し、そして分離した。その水性物質をジクロロメタンで2回洗浄し、そして合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製生成物を、SiO2(Biotage SNAP Ultra 10g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーにより分離して、無色フィルムを得た(47mg)。LCMS ESI(+)m/z 462、464(M+H)。
工程F:(1S,2S,3R)−4−((5−ブロモピリジン−3−イル)オキシ)−2,3−ジフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物328)の調製:酢酸[(1S,2S,3R)−4−[(5−ブロモ−3−ピリジル)オキシ]−2,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−イル](0.046g、0.10mmol)をTHF/MeOH(1:1、1.25mL)に溶解させ、0℃まで冷却し、そして水酸化リチウム水和物(7.9mg、0.20mmol)を水(0.65mL)中に含む溶液で処理した。この反応物を0℃で90分間撹拌した。この反応を0℃で、10%のクエン酸でクエンチしてpH4にし、次いで飽和NaHCO3を添加してpH8にした。その水性物質を酢酸エチルで3回抽出し、そして合わせた有機物を飽和NaHCO3、飽和NaClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その粗製物質を、SiO2(Biotage SNAP 10g)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーにより分離した。その画分をLCMSによりアッセイし、そして純粋な生成物を含む画分を合わせ、そして減圧中で濃縮して、化合物328を白色フィルムとして得た(28mg)。
実施例329
(1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−4−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物329):実施例327に記載される様式と類似の様式で、工程Cにおいて5−フルオロピリジン−3−オールを2−フルオロ−5−ヒドロキシベンゼンカルボニトリルの代わりに用いて調製した。
実施例330
(1S,3S)−2,2,3−トリフルオロ−4−((5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物330):実施例327に記載される様式と類似の様式で、工程Cにおいて5−フルオロピリジン−3−オールを2−フルオロ−5−ヒドロキシベンゼンカルボニトリルの代わりに用いて調製した。
実施例331
(1S,3R)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−2,2,3−トリフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物331):実施例327に記載される様式と類似の様式で、工程Cにおいて5−クロロピリジン−3−オールを2−フルオロ−5−ヒドロキシベンゼンカルボニトリルの代わりに用いて調製した。
実施例332
(1S,3S)−4−((5−クロロピリジン−3−イル)オキシ)−2,2,3−トリフルオロ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(化合物332):実施例327に記載される様式と類似の様式で、工程Cにおいて5−クロロピリジン−3−オールを2−フルオロ−5−ヒドロキシベンゼンカルボニトリルの代わりに用いて調製した。
実施例333
5−(((1S,2S,3R)−2,3−ジフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物333):(1S,2S,3R)−4−[(5−ブロモ−3−ピリジル)オキシ]−2,3−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オール(0.015g、0.035mmol)を、亜鉛粉末(4.0mg、0.06mmol)およびシアン化亜鉛(5.9mg、0.05mmol)と乾燥DMF(0.25mL)中で合わせ、次いでこの懸濁物をアルゴンで数分間スパージした。この溶液をジクロロ[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロロメタン付加体(1.4mg、0.0018mmol)で処理し、そしてこの混合物をる権で数分間スパージし、次いでマイクロ波反応器内150℃で2時間加熱した。その溶媒を窒素ガスのストリーム中で除去した。その残渣を、SiO2(Biotage SNAP 10)での、酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いるクロマトグラフィーにより分離した。所望の物質を濃縮して、化合物333を白色固体として得た(8.5mg)。
実施例334
(2R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物334):実施例231に記載されるのと同様に、工程Aにおいて3−フルオロ−5−(7−メチルスルホニル−1−オキソ−インダン−4−イル)オキシ−ベンゾニトリルの代わりに7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドを用いて調製した。
実施例335
(1S,2S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物335)
工程A:酢酸[(1S,2R)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−インダン−1−イル]:(2R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(0.115g、0.32mmol)のDCM(3mL)中の撹拌溶液に、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(0.012g、0.097mmol)およびトリエチルアミン(0.090mL、0.64mmol)を添加した。無水酢酸(0.061mL、0.64mmol)を窒素下0℃で滴下により添加した。この反応混合物を周囲温度まで温め、そして一晩撹拌した。この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1S,2R)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−インダン−1−イル]を得た(0.111g、77%)。LCMS ESI(−)m/z 449(M−H)。
工程B:酢酸[(1S,2S)−7−(アセチルスルファモイル)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−インダン−1−イル]:酢酸[(1S,2R)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−インダン−1−イル](111mg、0.25mmol)のDCE(2.7mL)中の撹拌溶液に、N−ブロモスクシンイミド(66mg、0.37mmol)および2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(0.8mg、0.005mmol)を添加した。この反応混合物を80℃で3時間加熱した。冷却後、この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(30〜75%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1S,2S)−7−(アセチルスルファモイル)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−インダン−1−イル]を得た(144mg)。LCMS ESI(−)m/z 527/529(M−H)。
工程C:酢酸[(1S,2R,3R)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−イル]および酢酸[(1S,2R,3S)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−イル]:酢酸[(1S,2S)−7−(アセチルスルファモイル)−3−ブロモ−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−インダン−1−イル](0.144g、0.272mmol)の1,2−ジメトキシエタン(0.90mL)および水(0.090mL)中の撹拌溶液に、過塩素酸銀水和物(0.092g、0.41mmol)を添加した。この反応混合物を70℃で30分間加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcで希釈し、そしてセライトで濾過した。その濾液を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(30〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1S,2R,3S)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−イル]を得、これをさらに、20〜60%のCH3CN/水を用いるC18逆相フラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera One unit,C18 Flashにより精製して、酢酸[(1S,2R,3S)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−イル]を得た(0.32g、25%)。LCMS ESI(−)m/z 645(M−H)。このシリカゲルカラムの、60〜80%のEtOAc/ヘキサンでのさらなる溶出により、酢酸[(1S,2R,3R)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−イル]を得た(0.023g、18%)。LCMS ESI(−)m/z 645(M−H)。
工程D:酢酸[(1S,2S,3S)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,3−ジフルオロ−インダン−1−イル]:酢酸[(1S,2R,3R)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−イル](23mg、0.050mmol)のDCM(0.5mL)中の撹拌溶液に、(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(DAST)(0.013mL、0.099mmol)を窒素下−78℃で添加した。この反応混合物を0℃まで温め、そして15分間撹拌した。この反応を飽和NaHCO3水溶液でクエンチした。この混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、酢酸[(1S,2S,3S)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,3−ジフルオロ−インダン−1−イル]を得た(20mg、87%)。LCMS ESI(−)m/z 467(M−H)。
工程E:N−[(1S,2S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]スルホニルアセトアミド:(1S,2S,3S)−酢酸7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,3−ジフルオロ−インダン−1−イル](20mg、0.043mmol)のテトラヒドロフラン(0.3mL)中の撹拌溶液に、0.5NのLiOH溶液(0.26mL、0.13mmol)を窒素下0℃で添加した。この反応混合物を周囲温度まで温め、そして3時間撹拌した。この反応物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物をさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(+)m/z 425(M+H)。
工程F:(1S,2S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物335):N−[(1S,2S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−イル]スルホニルアセトアミド(18mg、0.042mmol)のテトラヒドロフラン(0.3mL)中の撹拌溶液に、3NのHCl(0.084mL、9.2mmol)を添加した。この反応混合物を12時間加熱還流させた。冷却後、この反応物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物335を得た(8mg、49%)。
実施例336
(1R,2S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物336):実施例323に記載されるのと同様に、工程Dにおいて酢酸[(1S,2R,3S)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−イル]を酢酸[(1S,2R,3R)−7−(アセチルスルファモイル)−4−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2−フルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−イル]の代わりに用いて調製した。LCMS ESI(−)m/z 383(M−H)。
実施例337
(1R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物337)
工程A:7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミド:7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド(2.80g、8.1mmol)のDCM(54mL)中の撹拌溶液に、トリメチル(2−トリメチルシリルオキシエトキシ)シラン(2.78mL、11.3mmol)を添加した。この反応混合物を−78℃まで冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.58mL、3.2mmol)を窒素下で滴下により添加した。この反応混合物を周囲温度まで温めた。2時間撹拌した後に、さらなるトリメチル(2−トリメチルシリルオキシエトキシ)シラン(1.4mL、5.60mmol)を添加し、そしてこの反応物を周囲温度でさらに1時間撹拌した。トリエチルアミン(3.38mL、24.3mmol)を滴下により添加した。10分間撹拌した後に、この反応物を減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミドを得た(1.41g、45%)。LCMS ESI(−)m/z 389(M−H)。
工程B:1’−ブロモ−7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミド:7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミド(1.41g、3.61mmol)のDCE(24mL)中の撹拌溶液に、N−ブロモスクシンイミド(0.707g、3.97mmol)および2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(0.006g、0.04mmol)を添加した。この反応混合物を80℃で30分間加熱した。冷却後、この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、1’−ブロモ−7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミドを得た(1.19g、70%)。LCMS ESI(+)m/z 467、469(M+H)。
工程C:7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1’−ヒドロキシ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミド:1’−ブロモ−7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミド(1.19g、2.54mmol)の1,2−ジメトキシエタン(21mL)および水(7mL)中の撹拌溶液に、炭酸二銀(1.05g、3.8mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この混合物をEtOAcで希釈し、そしてセライトで濾過した。その濾液を水およびブラインで洗浄し、乾燥せ、そして濃縮した。その粗製物をさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(−)m/z 405(M−H)。
工程D:7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミド:7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1’−ヒドロキシ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミド(1.03g、2.53mmol)のDCM(25mL)中の撹拌溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(1.61g、3.80mmol)を添加した。この反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと飽和水性NaHCO3との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミドを得た(0.460g、45%)。LCMS ESI(−)m/z 403(M−H)。
工程E:7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,3−ジオキソ−インダン−4−スルホンアミド:7’−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1’−オキソ−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,3’−インダン]−4’−スルホンアミド(250mg、0.620mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)中の撹拌溶液に、4NのHCl(1.55mL、6.18mmol)を添加した。この反応物を60℃で1時間加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物をさらに精製せずに次の工程で使用した。LCMS ESI(−)m/z 359(M−H)。
工程F:7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジオキソ−インダン−4−スルホンアミド:7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,3−ジオキソ−インダン−4−スルホンアミド(223mg、0.620mmol)のアセトニトリル(6mL)中の撹拌溶液に、炭酸ナトリウム(144mg、1.36mmol)を窒素下周囲温度で添加した。Selectfluor(登録商標)(482mg、1.36mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を25℃で30分間撹拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジオキソ−インダン−4−スルホンアミドを得た(161mg、66%)。LCMS ESI(−)m/z 395(M−H)。
工程G:(1R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物337):ギ酸(0.092mL、2.4mmol)を、トリエチルアミン(0.227mL、1.63mmol)のDCM(4mL)中の溶液に0℃でゆっくりと添加した。次いで、7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジオキソ−インダン−4−スルホンアミド(161mg、0.410mmol)を添加し、その後、RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](7.8mg、0.012mmol)を窒素下で添加した。そのフラスコを4℃の冷蔵庫に一晩入れた。この反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、(1S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミドを得た(43mg、26%)。LCMS ESI(−)m/z 399(M−H)。さらに溶出して、化合物337を得た(26mg、16%)。
実施例338
(1R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物338):(1S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(43mg、0.11mmol)のDCM(1mL)中の撹拌溶液に、(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(DAST)(0.028mL、0.21mmol)を窒素下−78℃で添加した。この反応混合物を0℃まで温め、そして1時間撹拌した。この反応を、飽和水性NaHCO3の添加によりクエンチした。この混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をDCM(1mL)に溶解させた。イソプロパノール中5NのHCl(0.3mL)を添加した。この反応混合物を15分間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物338を得た(16mg、37%)。
実施例339
(1S,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物339):表題化合物を、実施例338に記載されるのと同様に、(1R,3S)−7−(3−シアノ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−1,3−ジヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミドから調製した。
実施例340
(1R,3S)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物340)
工程A:(3S)−7−ベンジルスルファニル−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−オン:(3S)−2,2,4,7−テトラフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−オン(250mg、1.14mmol)および炭酸セシウム(555mg、1.7mmol)のDMC(8mL)中の撹拌混合物に、ベンジルメルカプタン(0.15mL、1.3mmol)を窒素下0℃で滴下により添加した。この反応混合物を0℃で30分間撹拌した。この反応物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜40%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、(3S)−7−ベンジルスルファニル−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−オンを得た(350mg、95%)。LCMS ESI(+)m/z 342(M+NH4 +)。
工程B:(3R)−7−ベンジルスルファニル−2,2,3,4−テトラフルオロ−インダン−1−オン:(3S)−7−ベンジルスルファニル−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−1−オン(350mg、1.08mmol)のDCM(10mL)中の撹拌溶液に、(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(DAST)(0.228mL、1.73mmol)を窒素下0℃で滴下により添加した。この反応混合物を0℃で5時間撹拌した。この反応を飽和水性NaHCO3の添加によりクエンチした。この混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(5〜20%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、(3R)−7−ベンジルスルファニル−2,2,3,4−テトラフルオロ−インダン−1−オンを得た(210mg、60%)。LCMS ESI(−)m/z 325(M−H)。
工程C:(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド:(3R)−7−ベンジルスルファニル−2,2,3,4−テトラフルオロ−インダン−1−オン(290mg、0.89mmol)の酢酸(9mL)および水(1mL)中の撹拌懸濁物に、N−クロロスクシンイミド(356mg、2.67mmol)を0℃で添加した。この反応混合物を周囲温度まで温め、そして2時間撹拌した。この反応物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その粗製物をさらに精製せずに次の工程で使用した。この粗製物をDCM(3mL)に溶解させ、そしてジオキサン中0.5Nのアンモニアの撹拌溶液(8.9mL、4.4mmol)に窒素下0℃で滴下により添加した。この反応混合物を15分間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。その残渣をEtOAcと水との間で分配した。その有機層を飽和水性NaHCO3、水およびブラインで順番に洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドを得た(142mg、56%)。LCMS ESI(+)m/z 284(M+H)。
工程D:(1R)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド:(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド(66mg、0.23mmol)、3−シアノ−5−ヒドロキシピリジン(42mg、0.35mmol)および重炭酸セシウム(59mg、0.3mmol)のNMP(2.3mL)中の混合物を60℃で1時間加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(30〜80%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、(1R)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドを得た(19mg、21%)。LCMS ESI(−)m/z 382(M−H)。
工程E:(1R,3S)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物340):(1R)−7−[(5−シアノ−3−ピリジル)オキシ]−1,2,2−トリフルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド(19mg、0.05mmol)のDCM(0.5mL)中の撹拌溶液に、ギ酸(0.0056mL、0.15mmol)およびトリエチルアミン(0.014mL、0.10mmol)を添加し、その後、RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](0.6mg、0.001mmol)を窒素下で添加した。次いで、そのフラスコを4℃の冷蔵庫に一晩入れた。この反応混合物を減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物340を得た(7mg、37%)。
実施例341
(1R,3S)−1,2,2−トリフルオロ−7−[(5−フルオロ−3−ピリジル)オキシ]−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物341)
工程A:(1R)−1,2,2−トリフルオロ−7−[(5−フルオロ−3−ピリジル)オキシ]−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド:(1R)−1,2,2,7−テトラフルオロ−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド(70mg、0.25mmol)、3−フルオロ−5−ヒドロキシピリジン(42mg、0.37mmol)および重炭酸セシウム(62mg、0.32mmol)のNMP(1.2mL)中の混合物を60℃で8時間加熱した。冷却後、この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。その水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(30〜70%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、(1R)−1,2,2−トリフルオロ−7−[(5−フルオロ−3−ピリジル)オキシ]−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミドを得た(28mg、30%)。LCMS ESI(−)m/z 375(M−H)。
工程B:(1R,3S)−1,2,2−トリフルオロ−7−[(5−フルオロ−3−ピリジル)オキシ]−3−ヒドロキシ−インダン−4−スルホンアミド(化合物341):(1R)−1,2,2−トリフルオロ−7−[(5−フルオロ−3−ピリジル)オキシ]−3−オキソ−インダン−4−スルホンアミド(28mg、0.070mmol)のDCM(0.7mL)中の撹拌溶液に、ギ酸(0.0084mL、0.22mmol)およびトリエチルアミン(0.021mL、0.15mmol)を添加し、その後、RuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN](1mg、0.002mmol)を窒素下で添加した。次いで、そのフラスコを4℃の冷蔵庫に一晩入れた。この反応混合物を減圧中で濃縮した。その残渣をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜60%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、化合物341を得た(12mg、43%)。
実施例342および343
5−(((1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物342)および5−(((1S,3S)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物343):実施例327の工程C〜Hに従って同様に、工程CにおいてRuCl(p−シメン)[(R,R)−Ts−DPEN]をRuCl(p−シメン)[(S,S)−Ts−DPEN]の代わりに用い、そして工程Gにおいて3−シアノ−5−ヒドロキシピリジンを2−フルオロ−5−ヒドロキシベンゼンカルボニトリルの代わりに用いて調製した。
5−(((1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物342)についてのデータ:
5−(((1S,3S)−2,2,3−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物343)についてのデータ:
実施例344および345
5−(((1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物344)および5−(((1S,3S)−2,2,3−トリフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物345)
工程A:(R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:(S)−2,2,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(402mg、1.62mmol)のジクロロメタン(16.2mL)中の溶液を0℃で、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(390μL、2.92mmol)で処理した。得られた反応混合物からその氷浴を外し、そしてこの反応混合物を室温で2時間撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。その残渣を30mLのEtOAcに懸濁させ、0℃まで冷却し、そして20mLの飽和水性NaHCO3の添加によりクエンチした。この反応混合物を30分間激しく撹拌し、次いで3×20mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。その生成物をさらに精製せずに使用した。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 251。
工程B:(R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−((フルオロメチル)チオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:(R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−(メチルチオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(393mg、1.57mmol)のアセトニトリル(15.7mL)中の溶液を0℃で、Selectfluor(登録商標)(584.3mg、1.65mmol)で処理し、そして0℃で2時間撹拌した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を30mLの水に注ぎ、そして3×20mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜30%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、(R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−((フルオロメチル)チオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(153mg、36%)を黄色油状物として得た。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 249。
工程C:(R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンの調製:(R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−((フルオロメチル)チオ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(91.8mg、0.34mmol)の、メタノール(3.4mL)および水(3.4mL)の混合物中の溶液を、Oxone(登録商標)(252.5mg、0.41mmol)で処理した。得られた懸濁物を60℃で一晩加熱した。さらなるOxone(登録商標)(252.5mg、0.41mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をさらに6時間加熱した。揮発性物質を、減圧下での濃縮により除去した。この反応混合物を100mLの水に注ぎ、そして3×25mLのEtOAcで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、10〜40%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、(R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンを白色固体として得た(73mg、71%)。LCMS ESI(+)(M+H)m/z 301。
工程D:(R)−5−((2,2,3−トリフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリルの調製:(R)−2,2,3,4−テトラフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(36.9mg、0.12mmol)および3−シアノ−5−ヒドロキシピリジン(14.8mg、0.12mmol)のDMF(1.2mL)中の溶液を、重炭酸セシウム(28.6mg、0.15mmol)で処理し、そして35℃で3時間撹拌した。この反応混合物を30mLの水に注ぎ、そして3×10mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機物を10mLのブラインですすぎ、MgSO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮乾固させた。精製を、20〜60%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、(R)−5−((2,2,3−トリフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(43.4mg、88%)を固体として得た。LCMS ESI(+)m/z 419(M+H+H2O)。
工程E:5−(((1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物344)および5−(((1S,3S)−2,2,3−トリフルオロ−7−((フルオロメチル)スルホニル)−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)ニコチノニトリル(化合物345)の調製:実施例327の工程Hに従って同様に調製した。精製を、20〜45%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物344(27.3mg、59%)および化合物345(4.2mg、9%)を得た。
化合物344についてのデータ:
化合物345についてのデータ:
実施例346
(1S,3R)−2,2,3−トリフルオロ−4−(3−フルオロ−5−(イミノメチル)フェノキシ)−7−(メチルスルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−アミン(化合物346):実施例265に従って同様に調製した。精製を、10〜65%のEtOAc/ヘキサンを使用するシリカでのクロマトグラフィーにより達成して、化合物346を白色固体として得た(10.2mg、86%)。
実施例347:Mosherエステル分析
Mosherエステル分析を代表的に、NMRチューブ内でのジアステレオマーエステルの調製によって行った。代表的な例:4−(ジメチルアミノ)ピリジン(0.56mg、0.0046mmol)を、NMRチューブ内の、CDCl3(0.5mL)中の(1S)−4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オール(1.8mg、0.0046mmol)および(2R)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−2−フェニル−プロパノイルクロリド(1.74mg、0.0069mmol)に添加し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.18mg、0.0092mmol)を添加した。この反応混合物を2分間わずかに振盪し、次いで、19FNMRおよび/または1HNMRにより分析して、対応するアルコールのeeを決定した。診断ピークは、1H−NMRについては5.70〜5.50ppmであり、そして19F−NMRについては−68〜−75ppmである。95%eeを超える化合物は一般的に、Mosherエステルに対応して観察される1セットのピーク、および過剰な(2R)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−2−フェニル−プロパノイルクロリドに対応するピークを有した。
代替の手順:撹拌棒を備え付けた反応バイアルに、(1S)−4−(3−クロロ−5−フルオロ−フェノキシ)−2,2−ジフルオロ−7−メチルスルホニル−インダン−1−オール(3.6mg、0.0092mmol)、DMAP(1.12mg、0.0092mmol)、CDCl3(1.0mL)、(2R)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−2−フェニル−プロパノイルクロリド(3.48mg、0.0138mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.36mg、0.0184mmol)を、この順番で加え、次いで、この混合物を24時間撹拌した。対応するアルコールのeeを決定するための、19FNMRおよび/または1HNMRによる分析のために、アリコートを採取し得るか、あるいはこの反応混合物を水で希釈し得、ジクロロメタン(2×3mL)で抽出し得、飽和NaHCO3(2ml)で洗浄し得、MgSO4で乾燥させ得、濾過し得、そして減圧中で濃縮し得る。次いで、この粗製混合物を19FNMRおよび/または1HNMRにより分析して、対応するアルコールのeeを決定する。
実施例348:HIF−2αシンチレーション近接アッセイ(SPA)
合計アッセイ体積は、以下の構成の約100μLであった:100%のDMSO中2μLの化合物、タンパク質およびプローブを含む88μLのバッファ、ならびに10μLのSPAビーズ。化合物を、10点用量応答からなるマスタープレート内で、100μLから5nMの3倍化合物希釈物で希釈した。アッセイを、96ウェルのプレート内で実施した。このプレートにおいて、1つの列(高シグナルコントロールと指定)は、化合物を含まないDMSOを含み、そして別の列(低シグナルコントロールと指定)は、タンパク質を含まなかった。化合物のプレーティング前に、バッファ溶液(25mMのTRIS(pH7.5)(Sigma)、150mMのNaCl(Sigma)、15%のグリセロール(Sigma)、0.15%のBSA(Sigma)、0.001%のTween−20(Sigma)、150nMの化合物183および100nMのHIF−2α HISタグ−PSABドメインからなる)を作製し、そして30分間平衡化させた。次いで、試験されるべき化合物を、96ウェルの白色透明底Isoplate−96 SPAプレート(Perkin Elmer)にプレートした。次いで、この化合物に、88μLのバッファ溶液を添加し、このプレートをプラスチックカバーで、次いでアルミニウム箔で覆い、シェーカーに載せ、そして1時間平衡化させた。平衡化後、YSi Cu Hisタグ化SPAビーズ(Perkin Elmer)の2mg/mLの溶液10μLを、このプレートの各ウェルに加え、覆い、そしてさらに2時間平衡化させた。次いで、これらのプレートをこのシェーカーから外し、1450 LSCおよびルミネッセンスカウンターMicroBeta Trilux(Perkin Elmer)に入れて、プローブ置換の程度を測定した。阻害の百分率を決定し、そしてIC50値を、Dotmaticsシステムを使用して、以下の式:%阻害=[(高コントロール−サンプル)/(高コントロール−低コントロール)]×100に基づいて計算した。
表1は、シンチレーション近接アッセイ(SPA)における化合物のIC50を示す。
SD:標準偏差。SDおよび平均を、numpy library 1.7.1を備えるpythonプログラミング言語バージョン2.7.5を使用して計算した。化合物を複数回試験した場合、5nM未満または100μMを超えるあらゆる数を、標準偏差またはEC50の計算から除外した。N/A:5nM未満のIC50を有する化合物、またはデータ点を1つも有さない化合物については、SDを計算しない。
以下の化合物を合成してSPAにおいて試験すると、100μMより高いIC50値を有することが分かった:
以下の化合物を合成してSPAにおいて試験すると、25μMから100μMのIC50値を有することが分かった:
実施例349:VEGF ELISAアッセイ
180μLの増殖培地中約7500個の786−O細胞を、白色透明底部を有する96ウェルプレート(07−200−566,Fisher scientific)の各ウェルに、以下のような配置:
で、初日に播種した。
4時間後、10倍の化合物ストックの連続希釈物を、培養培地中で、500倍DMSOストックから作製し、そしてこれらの10倍ストックのうちの20μLを各ウェルに添加して、以下のような最終濃度(μM)にした:20、6.67、2.22、0.74、0.25、0.082、0.027、0.009、0.003、0.001、および0。各濃度が、二連のウェルを有した。約20時間後、培地を吸引により除去し、そして各ウェルに180μLの増殖培地を補充した。約20μlの、新たに作製した10倍化合物ストックを各ウェルに添加した。約24時間後、R&D systemsから購入したELISAキットを使用する、製造業者の提唱される方法に従うことによるVEGFA濃度の決定のために、細胞培養培地を除去した。EC50を、GraphPad Prismによって、用量応答阻害(4パラメータ)式を使用して計算した。次いで、細胞を播種したプレートを、50μLのCelltiter Glo試薬を各ウェルに添加し、そしてこのプレートを555rpmで8分間(Thermomixer R,Eppendorf)振盪し、次いでルミネッセンスシグナルをプレートリーダー(3秒遅延、0.5秒/ウェル積分時間、Synergy 2 multi Detection Microplate reader)で即座に読み取ることによって、CellTiter−Gloルミネッセンス細胞生存性アッセイ(Promega)に供した。
表2は、VEGF ELISAアッセイにおける選択された化合物のEC50を示す。
SD:標準偏差。SDおよび平均を、numpy library 1.7.1を備えるpythonプログラミング言語バージョン2.7.5を使用して計算した。化合物を複数回試験した場合、5nM未満または100μMを超えるあらゆる数を、標準偏差またはEC50の計算から除外した。N/A:5nM未満のEC50を有する化合物、またはデータ点を1つも有さない化合物については、SDを計算しない。
実施例350:ルシフェラーゼアッセイ
786−O細胞(ATCC(登録商標)CRL−1932TM)を、複数のHIF応答エレメントにより駆動されるルシフェラーゼ遺伝子を誘導する市販のレンチウイルス(Cignal Lenti HIF Reporter(luc):CLS−007L,Qiagen)で、25の感染多重度(MOI)で24時間感染させることによって、786−O−Hif−Lucシングルクローン細胞を得、次いで、これらの細胞を新鮮な培地(ダルベッコ改変イーグル培地(DMEM,D5796,Sigma)、ならびに10%のFBS(F6178,Sigma)、100単位のペニシリンおよび100μgのストレプトマイシン/mL(P4333,Sigma)を補充)をさらに24時間補充した。次いで、感染細胞のプールを、10日間の2μg/mLのプロマイシン(P8833,Sigma)に反するものを選択し、その後制限希釈して、シングルクローンを選択した。これらのクローンを、それらのHIF2阻害剤に対する応答について試験し、そして最大のダイナミックレンジ(786−O−Hif−Luc)を示したものを増殖させ、そしてルシフェラーゼアッセイのために使用した。ルシフェラーゼアッセイのために、90μLの増殖培地中約7500個の786−O−Hif−Luc細胞を、96ウェルの白色不透明プレート(08−771−26、Fisher scientific)の各ウェルに、処理の前日に、以下の配置で播種した:
処理の日に、10倍の化合物ストックの連続希釈物を、培養培地中で、500倍DMSOストックから作製し、そしてこれらの10倍ストックのうちの10μLを各ウェルに添加して、以下のような最終濃度(μM)にした:20、6.67、2.22、0.74、0.25、0.08、0.027、0.009、0.003、0.001、および0。各濃度を三連で試験した。約24時間後、ルシフェラーゼ活性を、ONE−Gloルシフェラーゼアッセイ試薬(E6110,Promega)を使用して、製造業者の推奨する手順に従って決定した。EC50を、Dotmaticsソフトウェアを使用することにより計算した。
表3は、ルシフェラーゼアッセイにおける選択された化合物のEC50を示す。
SD:標準偏差。SDおよび平均を、numpy library 1.7.1を備えるpythonプログラミング言語バージョン2.7.5を使用して計算した。化合物を複数回試験した場合、5nM未満または100μMを超えるあらゆる数を、標準偏差またはEC50の計算から除外した。N/A:5nM未満のEC50を有する化合物、またはデータ点を1つも有さない化合物については、SDを計算しない。
実施例351:インビボPK/PD研究
化合物15についてのPK/PD研究:化合物15を、10%の無水エタノール、30%のPEG400、60%の水(0.5%のメチルセルロースおよび0.5%のTween80(登録商標)を含む)で製剤化した。PBSおよびMatrigel(体積1:1)中の約5×106個の腎細胞癌786−O腫瘍細胞(ATCC(登録商標)CRL−1932TM,VHLおよびHIF−1αヌル細胞株)を、異種移植片発達のために、6〜7週齢のSCID/Biegeマウスの右側腹に皮下注射した。これらの異種移植片のサイズが約450mm3に達したら、腫瘍を有するマウスを無作為に4つの群に分割した(n=4)。血漿を集め、その後、眼窩後部瀉血により処置した。これらの動物を、ビヒクルまたは化合物15のいずれかで、示される用量(10mg/kg、30mg/kg、または100mg/kg)で、経口栄養(12時間の間隔で3回)によって処置した。最後の投与の12時間後に、全ての動物を屠殺した。腫瘍、腎臓、および血漿を、各動物から集めた。全RNAを、腫瘍および腎臓から抽出した。HIF−1α、HIF−2αおよびこれらのそれぞれの標的遺伝子のmRNAレベルを、qRT−PCRにより決定した(図1)。
化合物163についてのPK/PD研究:化合物15についてのプロトコルに従った。動物を、ビヒクルまたは化合物163のいずれかで、10mg/kgで、経口栄養(12時間の間隔で3回)で処置し、そして標的遺伝子のmRNAレベルを、qRT−PCRにより決定した(図2)。
HIF−2αについての腫瘍mRNA、2つのHIF−2α特異的標的遺伝子(PAI−1およびCCND1)、ならびにHIF−1αとHIF−2αとの両方によって調節される2つの遺伝子(VEGFAおよびGLUT1)は、化合物15(図1)での処置に対する応答の、有意な低下を示した。2つのHIF−1α特異的標的遺伝子(PGK1およびPDK1)についてのmRNAのレベルは、化合物15での処置に対する応答に有意な変化を示さなかった。同様に、化合物163(図2)での処置は、PAI−1、CCND1およびHIF−2αについてのmRNAの有意な減少をもたらしたが、HIF−1α、PGK1およびPDK1については有意な変化が観察されなかった。これらのデータは、化合物15および化合物163が、786−O異種移植片においてHIF−2αにより調節される遺伝子の発現を選択的に阻害することを示した。マウス腎臓において、HIF−2α特異的に調節される遺伝子の転写産物であるEPO mRNAのレベルは、化合物15での処置により低下し、一方で、HIF−1α標的遺伝子であるPGK1のmRNAレベルは、変化しないままであった(図3)。
図4は、化合物15で処置された動物についてのタンパク質レベルを示す。総タンパク質を腫瘍から抽出し、そしてHIF−2αおよびサイクリンD1タンパク質のレベルを、ERK1/2をタンパク質負荷コントロールとして用いるウェスタンブロットにより決定した。腫瘍サンプルを小片に切断し、そしてプロテアーゼ阻害剤カクテル(cOmplete、無EDTA、Roche Applied Science)を補充したRIPAバッファ(50mMのTris−HCl(pH7.4)、150mMのNaCl、1%のIgepal CA−630、0.25%のデオキシコール酸ナトリウム、および0.1%のSDS)中でホモジナイズし、そして4℃で撹拌しながら10分間溶解させた。次いで、サンプル溶解物を、遠心分離(Centrifuge 5424R,Eppendorf)に4℃、13000rpmで10分間供した。透明な上清を採取し、そしてタンパク質濃度を、BCAタンパク質アッセイ(Thermo Scientific)により測定した。1つのサンプルあたり約80μgの総タンパク質を、4〜15%の勾配ゲル(4〜15%のCriterion TGXプレキャストゲル、Bio−Rad Laboratories)に装填し、そしてPVDF膜(Bio−Rad Laboratories)に移した。次いで、この膜を、TBST(0.1%のTween 20(登録商標)を含むTrisベースの生理食塩水)中5%の無脂肪乳中で室温で1時間ブロックし、次いで、TBST中5%の無脂肪乳(HIF−2αについて、1:500希釈、NB100−122,Novus Biologicals)またはTBST中5%のBSA(ウシ血清アルブミン)(総ERK1/2(4695S)およびサイクリンD1(2978S)について、両方、1:1000希釈を使用。Cell Signaling Technology,Inc)のいずれかの中の一次抗体で4℃で一晩プローブした。次いで、この膜をTBSTで3回洗浄し(15分間、5分間、および5分間の間隔)、次いでTBST中5%の無脂肪乳中の二次抗体(Perox−AffiniPureロバ抗ウサギIgG(H+L),Jackson ImmunoResearch Laboratories,Inc)で室温で1時間プローブした。次いで、この膜をTBSTで3回洗浄し、そしてPierce ECL 2ウェスタンブロッティング基質(Thermo Scientific)と一緒にインキュベートした。HIF−2αとサイクリンD1タンパク質との両方が、化合物15での処置によって、用量依存の様式で低下した。
図5および図6は、ELISAアッセイにより決定された、ビヒクル、化合物15または化合物163で処置された動物についての、ヒトVEGFAの血漿中レベルを示した。化合物15(図5)処置と化合物163(図6)処置との両方が、786−O腫瘍を有するマウスの血漿中の、ヒトVEGFAの有意な減少をもたらした。
実施例352:インビボ効力研究
化合物15についての効力研究:化合物15およびSutent(登録商標)を、10%の無水エタノール、30%のPEG400、60%の水(0.5%のメチルセルロースおよび0.5%のTween80(登録商標)を含む)で製剤化した。PBSおよびMatrigel(体積1:1)中の約5×106個の786−O腎細胞癌細胞(ATCC(登録商標)CRL−1932TM)を、腫瘍発達のために、6〜7週齢のSCID/Biegeマウスの右側腹に皮下接種した。これらの異種移植片のサイズが約200mm3に達したら、腫瘍を有するマウスを無作為に6つの群にグループ分けし(n=8)、そしてそれぞれビヒクル(BID)、化合物15(3mg/kg、10mg/kg、30mg/kgおよび100mg/kg、BID)、ならびにSutent(40mg/kg、QD)で20日間、経口栄養により処置した。腫瘍サイズを1週間に2回、2つの寸法でカリパスを使用して測定し、そして腫瘍体積を、式V=0.5×a×b2を使用して、mm3で表した。ここでaおよびbは、それぞれ腫瘍の長い直径および短い直径である。
化合物163の効力研究:全ての動物を、化合物163(10mg/kg BID)またはビヒクルのいずれかで28日間処置したこと以外は、化合物15についてと同じプロトコルに従った。
これらの効力研究は、化合物15(図7および表4)での処置ならびに化合物163(図8および表5)での処置が、この腎細胞癌786−O異種移植片モデルにおいて、全ての処置群について、統計学的に有意な腫瘍の減少をもたらすことを示した(全てのデータを、平均標準誤差を伴う平均(SEM)として表示した。t検定を、データ分析のために使用した)。