JP6314201B1 - 樹状細胞洗浄液及びこれを用いた樹状細胞の洗浄方法、並びに樹状細胞含有組成物の調製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】浸透圧比が2以上15以下の細胞洗浄液、浸透圧比が2以上15以下の洗浄液を用いて細胞を洗浄する細胞洗浄工程を含む細胞の洗浄方法及び細胞含有組成物の調製方法、並びに細胞及び100ng/mLから400ng/mL以上の濃度の亜鉛を含む細胞含有組成物である。
【選択図】なし
Description
前記免疫療法には、免疫細胞療法、サイトカイン療法、抗体療法などがあるが、これらは、抗がん剤と比較して副作用が少ないと考えられており、その開発が期待されている。
<1> 血液から目的細胞を調製する細胞調製工程、及び浸透圧比が2以上15以下の洗浄液を用いて前記目的細胞を洗浄する細胞洗浄工程を含むことを特徴とする細胞含有組成物の調製方法である。
<2> 前記洗浄液が少なくとも亜鉛を含む前記<1>に記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<3> 前記洗浄液における亜鉛の濃度が100ng/mLから400ng/mLである前記<2>に記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<4> 前記洗浄液における亜鉛の濃度が200ng/mLから300ng/mLである前記<2>に記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<5> 前記洗浄液がブドウ糖、アミノ酸、及びチアミンを含む前記<1>から<4>のいずれかに記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<6> 前記細胞調製工程が、血液から単球を分離する単球分離処理、前記単球から未成熟樹状細胞を誘導する未成熟樹状細胞誘導処理、及び前記未成熟樹状細胞から成熟樹状細胞を誘導する成熟樹状細胞誘導処理を含む前記<1>から<5>のいずれかに記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<7> 前記単球分離処理が、CD14陽性細胞を分離する処理である前記<6>に記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<8> 前記未成熟樹状細胞誘導処理における誘導が、IL−4及びGM−CSFによる誘導である前記<6>から<7>のいずれかに記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<9> 前記成熟樹状細胞誘導工程処理における誘導が、IL−4、GM−CSF、PGE2及びOK−432による誘導である前記<6>から<8>のいずれかに記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<10> 更に前記細胞調製工程が、前記成熟樹状細胞に抗原を感作する抗原感作処理を含み、前記抗原感作処理における感作が、ペプチドによる感作である前記<6>から<9>のいずれかに記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<11> 更に前記目的細胞を凍結する細胞凍結工程を含む前記<1>から<10>のいずれかに記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<12> 前記細胞含有組成物が樹状細胞ワクチンである前記<1>から前記<11>のいずれかに記載の細胞含有組成物の調製方法である。
<13> 浸透圧比が2以上15以下の洗浄液を用いて細胞を洗浄する細胞洗浄工程を含むことを特徴とする細胞の洗浄方法である。
<14> 浸透圧比が2以上15以下の洗浄液であることを特徴とする細胞洗浄液である。
<15> 細胞、及び100ng/mLから400ng/mLの濃度の亜鉛を含むことを特徴とする細胞含有組成物である。
<16> 前記細胞含有組成物が樹状細胞ワクチンである<15>に記載の細胞含有組成物である。
本発明の細胞含有組成物の調製方法は、血液から目的細胞を調製する細胞調製工程、及び浸透圧比が2以上15以下の洗浄液を用いて前記目的細胞を洗浄する細胞洗浄工程を含み、更に必要に応じてその他の工程を含むことができる。
前記細胞調製工程における血液としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、末梢血、骨髄、臍帯血などが挙げられ、これらの中でも、侵襲性が低い点などから末梢血が好ましい。前記末梢血、骨髄、臍帯血などに含まれる細胞としては、末梢血由来の細胞、末梢血単核球(PBMC)、骨髄細胞、臍帯血細胞、及び造血幹細胞などが挙げられる。前記造血幹細胞は、胚性幹細胞、成体幹細胞及び人工多能性幹(iPS)細胞などから生成される。
前記単球分離処理としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、末梢血から単球を分離する処理が好ましく、成分採血により得られる産物(アフェレーシス産物)から単球を分離する処理がより好ましい。
前記未成熟樹状細胞誘導処理としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記単球分離処理により得られた単球の細胞調製培地に、サイトカインを添加して未成熟樹状細胞へ誘導する処理が挙げられる。
前記その他の添加物としては、例えば、抗生物質、血清などが挙げられる。
前記血清としては、ウシ胎仔血清、ヒトAB型血清、又は献血ヒト血清アルブミンなどの血清が挙げられるが、得られた細胞を対象者へ投与する目的を考慮して、これらの血清は添加されないことが好ましい。
前記成熟樹状細胞誘導処理としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記未成熟樹状細胞誘導処理により得られた未成熟樹状細胞の細胞調製培地に、サイトカイン、エイコサノイド、溶連菌の菌体、又はこれらの組合せを添加して成熟樹状細胞へ誘導する処理が挙げられる。これらの中でも、エイコサノイド、及び溶連菌の菌体の組合せ、又はサイトカイン、エイコサノイド、及び溶連菌の菌体の組合せを添加して成熟樹状細胞へ誘導する処理が好ましい。
前記その他の添加物としては、例えば、抗生物質、血清などが挙げられる。
前記血清としては、ウシ胎仔血清、ヒトAB型血清、又は献血ヒト血清アルブミンなどの血清が挙げられるが、得られた細胞を対象者へ投与する目的を考慮して、これらの血清は添加されないことが好ましい。
前記抗原感作処理としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記成熟樹状細胞誘導処理により得られた成熟樹状細胞に、抗原を感作する抗原感作処理が挙げられる。
前記がん抗原としては、安全性の点から人工がん抗原が好ましく、種々のがん細胞における発現率の高さの点からWT1ペプチドがより好ましい。
前記WT1ペプチドとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、表1に記載のペプチドが挙げられるが、これらの中でも、配列番号6、配列番号7、配列番号10を用いることが好ましい。前記WT1ペプチドは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を混合してもよいし、2種以上を連結してもよい。
前記細胞調製培地としては、成熟樹状細胞を調製できるものであれば特に制限はないが、IMDM培地、MEM培地、DMEM培地、DMEM/F12培地、CellGro培地、RPMI−1640培地、X−VIVO15培地、又はAIM V培地が好ましく、これらの中でもAIM V培地がより好ましい。
前記その他の添加物としては、例えば、抗生物質、血清などが挙げられる。
前記血清としては、例えば、ウシ胎仔血清、ヒトAB型血清、又は献血ヒト血清アルブミンなどの血清が挙げられるが、得られた細胞を対象者へ投与する目的を考慮して、これらの血清は添加されないことが好ましい。
前記抗原感作処理としては、回転しないで静置で感作させてもよく、手動で混和することにより感作させてもよく、回転装置により回転させてもよい。前記抗原感作処理における回転条件としては、感作できる条件であれば特に制限はないが、1rpm以上50rpm以下が好ましく、5rpm以上20rpm以下がより好ましく、8rpmがさらに好ましい。
前記細胞洗浄工程は、浸透圧比が2以上15以下の洗浄液を用いて細胞を洗浄する工程である。本発明の細胞の洗浄方法は、前記細胞洗浄工程に相当する。
遠心温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、冷蔵(2℃〜8℃)が好ましい。
前記遠心による細胞の洗浄回数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1回から5回が好ましく、3回がより好ましい。
前記細胞は、前記細胞調製工程により、好適に調製することができる。
前記浸透圧比が2以上15以下の洗浄液は、浸透圧比が特定されている洗浄液である。本発明の細胞洗浄液は、前記浸透圧比が2以上15以下の洗浄液に相当する。
前記市販品としては、例えば、ビーフリード輸液(株式会社大塚製薬工場製)、及びパレプラス輸液(エイワイファーマ株式会社製)などが挙げられる。
前記その他の工程としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、細胞を凍結する細胞凍結工程、細胞の凍結物を解凍する細胞解凍工程、培養上清検査工程、品質検査工程などが挙げられる。
前記細胞凍結工程は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、細胞を保存液に懸濁し、凍結する工程が挙げられる。
前記市販品としては、例えば、セルバンカーシリーズ(CELLBANKER 1、CELLBANKER 1plus、CELLBANKER 2、STEM−CELLBANKER GMP grade、STEM−CELLBANKER DMSO Free GMP grade)(タカラバイオ株式会社製)などが挙げられる。
前記細胞解凍工程は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、凍結保存された樹状細胞を30℃から40℃にて解凍する工程が挙げられる。
前記培養上清検査工程としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、未成熟樹状細胞が誘導できているか否かを確認する目的で行う、未成熟樹状細胞誘導処理における培養上清検査、成熟樹状細胞が誘導できているか否かを確認する目的で行う、成熟樹状細胞誘導処理における培養上清検査などが挙げられる。
前記培養上清検査の方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ELISA、ウェスタンブロット法などが挙げられる。
前記品質検査工程としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、無菌試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、フローサイトメトリー試験などが挙げられる。
以上の工程により本発明の細胞含有組成物が調製される。
前記細胞含有組成物は、少なくとも細胞及び亜鉛を含み、更に必要に応じて、その他の成分を含む。
前記細胞含有組成物は細胞凍結物の形態をとってもよい。
前記細胞としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、T細胞、B細胞、NK細胞、樹状細胞、単球、マクロファージ、顆粒球、好中球、好酸球、好塩基球等の白血球などが挙げられる。
前記細胞含有組成物に含まれる前記細胞の濃度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、生細胞数で1×105個/mL以上が好ましく、1×106個/mL以上がより好ましく、5×106個/mL以上がさらに好ましく、1×107個/mL以上が特に好ましい。
前記細胞含有組成物における亜鉛の濃度の下限値としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、100ng/mL以上400ng/mL以下が好ましく、200ng/mL以上300ng/mL以下がより好ましい。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、電解質、ブドウ糖、アミノ酸、ビタミン類、医薬品として許容される担体、免疫原性増強剤などが挙げられる。
前記担体としては、生細胞を懸濁することができるいずれかの溶液であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、生理食塩水、PBS、培地、血清等などが挙げられる。
前記免疫原性増強剤としては、免疫原性を増強するために用いることができるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、サイトカイン、細菌毒素、結核菌菌体成分等の免疫促進剤、ミョウバン、フロイントアジュバント、その他のアジュバント剤などが挙げられる。
−細胞調製工程−
−−単球分離処理−−
健康なボランティア被験者からヒト末梢血が採取された。前記ヒト末梢血採取は、アフェレーシスにより行われ、血液成分分離装置(COM.TEC、フレゼニウス社製)を用いて行われた。
得られたヒト末梢血をフィコール(Ficoll−paque PREMIUM、ThermoFisherScientific社製)を用いて比重遠心処理後、単核球層を回収し、遠心操作により血小板除去後、抗CD14抗体が固定化された磁気ビーズ(cliniMACS CD14マイクロビーズ、ミルテニーバイオテク社製)を添加し、4℃で15分間ゆるやかに攪拌しながら反応させた。その後、磁気分離カラム(LSカラム)を用いて、CD14を表面に発現する細胞(CD14陽性細胞)を回収し、細胞懸濁液1を調製した。
前記細胞懸濁液1を、AIM V培地(AIM V medium CTS、ThermoFisherScientific社製)に終濃度50ng/mLのrhIL−4(MACS GMP rhIL−4、ミルテニーバイオテク社製)及び終濃度50ng/mLのrhGM−CSF(MACS GMP rhGM−CSF、ミルテニーバイオテク社製)となるよう添加した培地に懸濁し、調製容器(Advanced TCシャーレ、グライナー社製)に播種して、5%のCO2存在下37℃で6日間培養し、細胞懸濁液2を調製した。
前記細胞懸濁液2を回収後、遠心処理し、ペレットを終濃度5ng/mLのrhIL−4(MACS GMP rhIL−4、ミルテニーバイオテク社製)、終濃度5ng/mLのrhGM−CSF(MACS GMP rhGM−CSF、ミルテニーバイオテク社製)、終濃度50ng/mLのPGE2、及び終濃度0.1KE/mLのOK−432を添加したAIM V培地(AIM V medium CTS、ThermoFisherScientific社製)に懸濁した後、調製容器(Advanced TCシャーレ、グライナー社製)に播種し、5%のCO2存在下37℃で翌日まで培養し、細胞懸濁液3を調製した。
前記細胞懸濁液3を回収後、配列番号6、配列番号7、及び配列番号10のペプチドを混合した、WT1ペプチド(Anygen社製)を添加し、感作させた。
1×107個の感作後の細胞を遠心処理し、ペレットに、表2に組成を示した洗浄液1(ビーフリード輸液(株式会社大塚製薬工場製)に蒸留水を添加することにより浸透圧比2に調整した洗浄液)を5mL加え、500G、5分で遠心した。上清を4.5mL除去し、洗浄液1を4.5mL加えた。この洗浄を、合計3回行い、細胞含有組成物1を調製した。
−−細胞生存率の測定−−
洗浄前及び洗浄後の細胞の一部をPI/AO蛍光色素(Cat:F23001、Logos biosystems社製)で染色し、細胞カウンター(luna FL(TM)、Logos biosystems社製)を用いて細胞数を計測した。細胞生存率は、前記PI/AO蛍光色素により、染色されなかったものを生細胞とし、染色されたものを死細胞として評価し、それぞれ2回測定を行い、平均値を算出した。洗浄前の全細胞数に対する生細胞の割合(%)、及び洗浄後の全細胞数に対する生細胞の割合(%)を表2に示した。
実施例1に記載の、洗浄液1を、洗浄液2(パレプラス輸液、エイワイファーマ株式会社製:浸透圧比3)に変更した以外は、実施例1と同様の方法で細胞含有組成物2を調製し、評価した。評価結果を表2に示した。
実施例1に記載の、洗浄液1を、洗浄液3(ビーフリード輸液、株式会社大塚製薬工場製:浸透圧比3)に変更した以外は、実施例1と同様の方法で細胞含有組成物3を調製し、評価した。評価結果を表2に示した。
実施例1に記載の、洗浄液1を、洗浄液4(ビーフリード輸液(株式会社大塚製薬工場製)にグルコースを添加することにより浸透圧比5に調整した洗浄液)に変更した以外は、実施例1と同様の方法で細胞含有組成物4を調製し、評価した。評価結果を表2に示した。
実施例1に記載の、洗浄液1を、洗浄液5(ビーフリード輸液(株式会社大塚製薬工場製)にグルコースを添加することにより浸透圧比10に調整した洗浄液)に変更した以外は、実施例1と同様の方法で細胞含有組成物5を調製し、評価した。評価結果を表2に示した。
実施例1に記載の、洗浄液1を、洗浄液6(ビーフリード輸液(株式会社大塚製薬工場製)にグルコースを添加することにより浸透圧比15に調整した洗浄液)に変更した以外は、実施例1と同様の方法で細胞含有組成物6を調製し、評価した。評価結果を表2に示した。
実施例1に記載の、洗浄液1を、洗浄液7(生理食塩水、株式会社大塚製薬工場製:浸透圧比1)に変更した以外は、実施例1と同様の方法で細胞含有組成物7を調製し、評価した。評価結果を表2に示した。
表2の結果から、本発明の浸透圧比が2以上15以下の洗浄液を用いて調製された細胞含有組成物1〜6は、洗浄後の細胞生存率が非常に高いことが分かる(実施例1〜6参照)。これに対して、浸透圧比が2未満の洗浄液を用いて調製された細胞含有組成物7は、洗浄後の細胞生存率が低いことが分かる(比較例1参照)。したがって、本発明の浸透圧比が2以上15以下の洗浄液は、浸透圧比が2未満の洗浄液に比し、格別顕著な効果を奏するものである。
なお、本発明により得られた細胞含有組成物1〜6は、いずれも270ng/mLの濃度の亜鉛を含むことをICP−MS(誘導結合プラズマ質量分析計、検出限界:1ng/mL〜10ng/mL)により確認した。
Claims (9)
- 血液から樹状細胞を調製する細胞調製工程、及び
グルコースを用いて浸透圧比が3以上15以下に調整された洗浄液を用いて前記樹状細胞を洗浄する細胞洗浄工程を含み、
前記洗浄液が、亜鉛、ブドウ糖、アミノ酸、及びチアミンを含み、
前記洗浄液における亜鉛の濃度が、200ng/mLから400ng/mLであることを特徴とする樹状細胞含有組成物の調製方法。 - 前記細胞調製工程が、
血液から単球を分離する単球分離処理、
前記単球から未成熟樹状細胞を誘導する未成熟樹状細胞誘導処理、及び
前記未成熟樹状細胞から成熟樹状細胞を誘導する成熟樹状細胞誘導処理を含む請求項1に記載の樹状細胞含有組成物の調製方法。 - 前記単球分離処理が、CD14陽性細胞を分離する処理である請求項2に記載の樹状細胞含有組成物の調製方法。
- 前記未成熟樹状細胞誘導処理における誘導が、IL−4及びGM−CSFによる誘導である請求項2から3のいずれかに記載の樹状細胞含有組成物の調製方法。
- 前記成熟樹状細胞誘導処理における誘導が、IL−4、GM−CSF、PGE2及びOK−432による誘導である請求項2から4のいずれかに記載の樹状細胞含有組成物の調製方法。
- 前記樹状細胞含有組成物が樹状細胞ワクチンである請求項1から5のいずれかに記載の樹状細胞含有組成物の調製方法。
- 前記樹状細胞ワクチンが、樹状細胞、及び200ng/mLから400ng/mLの濃度の亜鉛を含み、前記樹状細胞の細胞生存率が、生理食塩水を用いて洗浄した場合の細胞生存率を100%とした場合と比較して10%以上高い請求項6に記載の樹状細胞含有組成物の調製方法。
- グルコースを用いて浸透圧比が3以上15以下に調整された洗浄液を用いて樹状細胞を洗浄する細胞洗浄工程を含み、
前記洗浄液が、亜鉛、ブドウ糖、アミノ酸、及びチアミンを含み、
前記洗浄液における亜鉛の濃度が、200ng/mLから400ng/mLであることを特徴とする樹状細胞の洗浄方法。 - グルコースを用いて浸透圧比が3以上15以下に調整された洗浄液であって、
前記洗浄液が、亜鉛、ブドウ糖、アミノ酸、及びチアミンを含み、
前記洗浄液における亜鉛の濃度が、200ng/mLから400ng/mLであることを特徴とする樹状細胞洗浄液。
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