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JP6198104B2 - 3次元物体認識装置及び3次元物体認識方法 - Google Patents

3次元物体認識装置及び3次元物体認識方法 Download PDF

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Description

本発明は、形状が既知の認識対象となる3次元物体を認識するための3次元物体認識装置及び3次元物体認識方法に関する。
生産ラインにおいてロボットアームによる部品等の正確な操作を可能とするため、山積みにされた部品等を個々に認識し、各部品の位置及び姿勢を認識する3次元物体認識装置が近年開発されている。
従来、このような3次元物体認識装置としては、例えば、認識対象物を所定方向からカメラで撮影した画像から認識対象物のエッジすなわち輪郭等の特徴を抽出し、撮影画像を構成する各画素について最も近いエッジまでの距離をそれぞれ計算し、認識対象物の輪郭形状を表わす3次元モデルを撮影画像上に射影して照合することにより認識対象物の位置姿勢を認識するものがある。また、撮影画像を構成する各画素に、最も近いエッジまでの距離を画素値としてそれぞれ記憶させたディスタンスマップを作成し、このディスタンスマップを参照することにより、処理速度を向上させた3次元物体認識装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、3次元物体認識装置としては、認識対象物の表面の点の3次元座標を示す3次元点群を用いて認識対象物の位置姿勢を認識するものもある。
特開2010−205095号公報
しかしながら、特許文献1の3次元物体認識装置等のように輪郭を用いて認識対象物の位置姿勢を認識する手法では、2次元画像を用いて認識を行っているため、似通った画像が存在すれば、本来は認識対象物が存在しない場所に誤って認識されてしまう虞があるとともに、画像から輪郭が抽出されない場合には、認識対象物の位置姿勢を認識できないという問題がある。また、このような問題が生じた場合には処理時間も遅くなる。また、3次元点群を用いて認識対象物の位置姿勢を認識する手法では、輪郭部分の位置決めに曖昧性が残るという問題がある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、認識対象物の位置姿勢の誤認識を抑制して、認識精度を向上させ、且つ処理速度を向上させることができる3次元物体認識装置及び3次物体認識方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の3次元物体認識装置は、認識対象物の輪郭及び表面形状を表わす3次元モデルを記憶する3次元モデル記憶手段と、前記認識対象物を所定方向から撮影して画像を取得する画像取得手段と、前記認識対象物の表面の点の3次元座標を示す3次元点群を計測する3次元計測手段と、前記画像取得手段により取得した画像又は前記3次元計測手段により得られた3次元計測結果から前記認識対象物のエッジを抽出するエッジ抽出手段と、前記エッジ抽出手段により抽出されたエッジとあらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの輪郭形状を示す3次元輪郭点に基づいて求められる輪郭評価値、及び、前記3次元計測手段により得られた3次元計測結果とあらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの表面形状を示す3次元面点に基づいて求められる点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価する位置姿勢評価手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2記載の3次元物体認識装置は、前記位置姿勢評価手段が、前記輪郭評価値と前記点群評価値の比率を調整することを特徴としている。
請求項3記載の3次元物体認識装置は、前記画像取得手段により取得した画像を構成する各画素に、前記エッジ抽出手段により抽出されたエッジのうち最も近いエッジまでの距離と、前記最も近いエッジの向きとを画像値として記憶させたディスタンスマップを記憶するディスタンスマップ記憶手段と、前記3次元計測手段により計測された3次元点群の前記画像取得手段により取得された画像上の各画像座標に、前記所定方向と異なる方向から前記認識対象物を撮像した場合に得られる画像の前記各画像座標に対応する画像座標である対応座標をそれぞれ記憶させた対応座標マップを記憶する対応座標マップ記憶手段と、を備え、前記位置姿勢評価手段は、前記ディスタンスマップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元輪郭点を射影して照合することにより得られる前記輪郭評価値、及び、前記対応座標マップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元面点を射影して照合することにより得られる前記点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価することを特徴としている。
請求項4記載の3次元物体認識装置は、前記画像取得手段により取得した画像の解像度を異なる比率で低下させた複数枚の画像を有する画像ピラミッドを作成する画像ピラミッド作成手段と、前記位置姿勢評価手段により得られた最も高い評価値を初期値として用いて、前記認識対象物の位置姿勢の最適化を行う位置姿勢最適化手段と、を備え、前記エッジ抽出手段は、前記画像ピラミッド作成手段により作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像から前記認識対象物のエッジを抽出し、前記ディスタンスマップ記憶手段は、前記画像ピラミッド作成手段により作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像の各画素に、前記エッジ抽出手段により前記各解像度の画像から抽出されたエッジのうち最も近いエッジまでの距離と、前記最も近いエッジの向きとを画像値として記憶させた各解像度のディスタンスマップを記憶し、前記対応座標マップ記憶手段は、前記3次元計測手段により計測された3次元点群の前記画像ピラミッド作成手段により作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像上の各画像座標に、前記所定方向と異なる方向から前記認識対象物を撮像した場合に得られる各解像度の画像の前記各画像座標に対応する画像座標である対応座標をそれぞれ記憶させた各解像度の対応座標マップを記憶し、前記位置姿勢評価手段は、解像度が最も低い前記ディスタンスマップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元輪郭点を射影して照合することにより得られる前記輪郭評価値、及び、解像度が最も低い前記対応座標マップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元面点を射影して照合することにより得られる前記点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価し、前記位置姿勢最適化手段は、前記位置姿勢評価手段により得られた最も高い評価値を初期値とし、該初期値を前記位置姿勢評価手段で用いられた前記ディスタンスマップ及び前記対応座標マップよりも高い解像度のディスタンスマップ及び対応座標マップを用いて、予め設定された精度に到達又は最も高い解像度のディスタンスマップ及び対応座標マップを用いた位置姿勢の評価が終了するまで最適化を行うことを特徴としている。
請求項5記載の3次元物体認識装置は、前記位置姿勢評価手段又は前記位置姿勢最適化手段により得られた前記認識対象物の位置姿勢の評価結果を表示する表示手段を備えることを特徴としている。
請求項6記載の3次元物体認識方法は、認識対象物の輪郭及び表面形状を表わす3次元モデルを3次元モデル記憶手段に記憶する3次元モデル記憶ステップと、前記認識対象物を所定方向から撮影して画像を取得する画像取得ステップと、前記認識対象物の表面の点の3次元座標を示す3次元点群を計測する3次元計測ステップと、前記画像取得ステップで取得した画像又は前記3次元計測ステップで得られた3次元計測結果から前記認識対象物のエッジを抽出するエッジ抽出ステップと、前記エッジ抽出ステップで抽出されたエッジとあらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの輪郭形状を示す3次元輪郭点に基づいて求められる輪郭評価値、及び、前記3次元計測ステップで得られた3次元計測結果とあらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの表面形状を示す3次元面点に基づいて求められる点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価する位置姿勢評価ステップと、を備えることを特徴としている。
請求項7記載の3次元物体認識方法は、前記位置姿勢評価ステップが、前記輪郭評価値と前記点群評価値の比率を調整することを特徴としている。
請求項8記載の3次元物体認識方法は、前記画像取得ステップで取得した画像を構成する各画素に、前記エッジ抽出ステップで抽出されたエッジのうち最も近いエッジまでの距離と、前記最も近いエッジの向きとを画像値として記憶させたディスタンスマップをディスタンスマップ記憶手段に記憶するディスタンスマップ記憶ステップと、前記3次元計測ステップで計測された3次元点群の前記画像取得ステップにより取得された画像上の各画像座標に、前記所定方向と異なる方向から前記認識対象物を撮像した場合に得られる画像の前記各画像座標に対応する画像座標である対応座標をそれぞれ記憶させた対応座標マップを対応座標マップ記憶手段に記憶する対応座標マップ記憶ステップと、を備え、前記位置姿勢評価ステップは、前記ディスタンスマップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元輪郭点を射影して照合することにより得られる前記輪郭評価値、及び、前記対応座標マップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元面点を射影して照合することにより得られる前記点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価することを特徴としている。
請求項9記載の3次元物体認識方法は、前記画像取得ステップで取得した画像の解像度を異なる比率で低下させた複数枚の画像を有する画像ピラミッドを作成する画像ピラミッド作成ステップと、前記位置姿勢評価ステップで得られた最も高い評価値を初期値として用いて、前記認識対象物の位置姿勢の最適化を行う位置姿勢最適化ステップと、を備え、前記抽出ステップは、前記画像ピラミッド作成ステップで作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像から前記認識対象物のエッジを抽出し、前記ディスタンスマップ記憶ステップは、前記画像ピラミッド作成ステップで作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像の各画素に、前記エッジ抽出ステップで前記各解像度の画像から抽出されたエッジのうち最も近いエッジまでの距離と、前記最も近いエッジの向きとを画像値として記憶させた各解像度のディスタンスマップを前記ディスタンスマップ記憶手段に記憶し、前記対応座標マップ記憶ステップは、前記3次元計測ステップで計測された3次元点群の前記画像ピラミッド作成ステップで作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像上の各画像座標に、前記所定方向と異なる方向から前記認識対象物を撮像した場合に得られる各解像度の画像の前記各画像座標に対応する画像座標である対応座標をそれぞれ記憶させた各解像度の対応座標マップを前記対応座標マップ記憶手段に記憶し、前記位置姿勢評価ステップは、解像度が最も低い前記ディスタンスマップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元輪郭点を射影して照合することにより得られる前記輪郭評価値、及び、解像度が最も低い前記対応座標マップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元面点を射影して照合することにより得られる前記点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価し、前記位置姿勢最適化ステップは、前記位置姿勢評価ステップで得られた最も高い評価値を初期値とし、該初期値を前記位置姿勢評価ステップで用いられた前記ディスタンスマップ及び前記対応座標マップよりも高い解像度のディスタンスマップ及び対応座標マップを用いて、予め設定された精度に到達又は最も高い解像度のディスタンスマップ及び対応座標マップを用いた位置姿勢の評価が終了するまで最適化を行うことを特徴としている。
請求項10記載の3次元物体認識方法は、前記位置姿勢評価ステップ又は前記位置姿勢最適化ステップにより得られた前記認識対象物の位置姿勢の評価結果を表示する表示ステップを備えることを特徴としている。
請求項1及び6に記載の発明によれば、画像上のエッジを用いた輪郭評価値と、3次元点群を用いた点群評価値との双方を融合した評価値を用いて、認識対象物の位置姿勢の評価を行うので、認識対象物の位置姿勢の誤認識を抑制し、認識精度及び処理速度を向上させることができる。
請求項2及び7に記載の発明によれば、輪郭評価値と点群評価値の比率を調整することができるので、画像からエッジが抽出できないような場合でも輪郭評価値の比率を下げて点群評価値の比率を上げることにより認識対象物の位置姿勢を認識することができる。
請求項3及び8に記載の発明によれば、画像取得手段により取得した画像を構成する各画素に、エッジ抽出手段により抽出されたエッジのうち最も近いエッジまでの距離と、前記最も近いエッジの向きとを画像値として記憶させたディスタンスマップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元輪郭点を射影して照合することにより得られる輪郭評価値と、3次元計測手段により計測された3次元点群の画像取得手段により取得された画像上の各画像座標に、異なる方向から認識対象物を撮像した場合に得られる画像の前記各画像座標に対応する画像座標である対応座標をそれぞれ記憶させた対応座標マップ上に、あらゆる位置姿勢における3次元モデルの3次元面点を射影して照合することにより得られる点群評価値との双方を融合した評価値を用いて、認識対象物の位置姿勢の評価を行うので、認識対象物の位置姿勢の誤認識を抑制し、認識精度及び処理速度をより向上させることができる。
請求項4及び9に記載の発明によれば、画像取得手段により取得した画像の解像度を異なる比率で低下させた複数枚の画像を有する画像ピラミッドを作成する。そして、前記画像ピラミッドにおける各解像度の画像の各画素に、エッジ抽出手段により前記各解像度の画像から抽出されたエッジのうち最も近いエッジまでの距離と、前記最も近いエッジの向きとを画像値として記憶させた各解像度のディスタンスマップのうち解像度が最も低いディスタンスマップ上に、あらゆる位置姿勢における3次元モデルの3次元輪郭点を射影して照合することにより得られる輪郭評価値と、3次元計測手段により計測された3次元点群の前記画像ピラミッド作成手段により作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像上の各画像座標に、異なる方向から認識対象物を撮像した場合に得られる各解像度の画像の前記各画像座標に対応する画像座標である対応座標をそれぞれ記憶させた各解像度の対応座標マップのうち解像度が最も低い対応座標マップ上に、あらゆる位置姿勢における3次元モデルの3次元面点を射影して照合することにより得られる点群評価値との双方を融合した評価値を用いて、認識対象物の位置姿勢の評価を行い、最も高い評価値を初期値として、認識対象物の位置姿勢の最適化を行うので、処理速度をより向上させることができる。
請求項5及び10に記載の発明によれば、認識対象物の位置姿勢の評価結果を視覚的に容易に把握することができる。
本発明の実施形態に係る3次元物体認識装置の構成の一例を示す概略模式図である。 本発明の実施形態に係る3次元物体認識装置による処理の流れを示すフローチャートである。 画像ピラミッドについて説明するための概略説明図である。 ディスタンスマップについて説明するための概略説明図である。 対応座標マップについて説明するための概略説明図である。 対応座標マップの作成の仕方の一例について説明するための概略説明図である。 輪郭評価値の一例について説明するための説明図であって、(a)は輪郭(エッジ)までの距離と評価値の関係を示しており、(b)は角度の差と評価値との関係を示している。
以下に本発明の実施形態に係る3次元物体認識装置1について、図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、3次元物体認識装置1は、作業台2の上に載置された3次元形状を有する認識対象物3の位置姿勢を認識するためのものであって、この認識対象物3の画像の取得及び認識対象物3の表面の点の3次元座標を示す3次元点群の計測を行うための3次元センサ4と、認識対象物3を把持するためのロボットアーム5と、3次元センサ4から入力される画像や点群データに基づいてロボットアーム5の動作を制御するコンピュータ6とを備えている。
3次元センサ4は、認識対象物3の画像を取得するための機能(画像取得手段)及び認識対象物3の表面の点の3次元座標を示す3次元点群の計測を行う機能(3次元計測手段)を有するものであって、従来公知の3次元計測技術等を適用することができる。また、3次元センサ4として、例えば、認識対象物3に対してパターン光を投光する投光手段(不図示)と、このパターン光が投光された認識対象物3を異なる位置に設けられた基準カメラと参照カメラとからなるステレオカメラ(不図示)とを備え、該ステレオカメラにより撮像して得られた複数の画像間で対応する画素を特定し、対応付けられた基準画像上の画素と、参照画像上の画素との位置の差(視差)に三角測量の原理を適用することにより、基準カメラから当該画素に対応する計測対象物上の点までの距離を計測して認識対象物3の3次元点群を取得しても良い。尚、3次元センサ4の数は、特に限定されるものではなく、認識対象物3の画像の取得及び3次元点群の計測を行うことができれば良く、1台又は2台以上の複数であっても良い。また、認識対象物3の画像を取得するための機能と3次元計測を行うための機能を別々に設けるように構成されていても良い。
コンピュータ6は、図1に示すように、3次元センサ4により得られた3次元計測結果や画像データ等を記憶する画像メモリ7と、認識対象物3の認識を行うための処理プログラム等を格納するハードディスク8と、該ハードディスク8から読み出された処理プログラムを一時記憶するRAM(Random Access Memory)9と、この処理プログラムに従って3次元認識処理を行うCPU(Central Proceessing Unit)10と、画像メモリ7に記憶された画像データやCPU10によって求められた認識結果等を表示するための表示部11と、マウスやキーボード等で構成される操作部12と、これら各部を互いに接続するシステムバス13とを有している。尚、本実施形態では、3次元物体3の認識を行う処理プログラムをハードディスク8に格納している例を示しているが、これに代えて、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体(不図示)に格納しておき、この記録媒体から処理プログラムを読み出すように構成することも可能である。
以下、3次元物体認識装置1による処理の流れについて図2のフローチャートを用いながら説明する。本実施形態に係る3次元物体認識装置1では、図2に示すように、まずオフラインで認識対象物3の認識用の3次元モデルを作成して3次元モデル記憶手段14に記憶しておく(S101)。3次元モデルは、認識対象物3の3次元形状情報を含むものであって、認識対象物3の輪郭形状を表わす3次元輪郭点データ及び表面形状を表わす3次元面点データ等を有しており、3次元CAD等を利用して作成される。ここでは、3次元CAD等を利用して、予めオフラインで3次元センサ4の位置から考えて可能性のある全範囲に渡って、あらゆる姿勢(3自由度)における3次元モデルを作成し、3次元モデル記憶手段14に記憶している。尚、この3次元モデルの作成方法は、特に限定されるものではなく、認識対象物3の3次元形状情報を含むものであれば良く、従来公知の方法を用いることができる。
次に、3次元センサ4により認識対象物3の表面の点の3次元座標を示す3次元点群の計測及び認識対象物3の画像を取得する(S102)。そして、3次元センサ4から認識対象物3を撮影した原画像が入力されると、画像ピラミッド作成手段21では、この入力された原画像に基づいて、画像ピラミッドを作成し(S103)、図1に示す画像メモリ7に記憶する。
画像ピラミッド17は、図3に示すように、3次元センサ4により取得した原画像18の解像度を異なる比率で低下させた複数枚の画像18A〜18cを有するものである。CPU10では、例えば、図3に示すように、縦横両方向にそれぞれn個ずつのピクセルが並んだ原画像18が入力された場合、この原画像を最高解像度画像として、1/2縮小を繰り返すことにより、縦横両方向にそれぞれn/2個のピクセルが並んだ第1ピラミッド画像18A、縦横両方向にそれぞれn/4個のピクセルが並んだ第2ピラミッド画像18B、縦横両方向にそれぞれn/8個のピクセルが並んだ第3ピラミッド画像18Cを作成する。尚、図3では、3段階の異なる低解像度の画像18A〜18cを有する画像ピラミッド17を作成した例を示しているが、段階数は特に限定されるものではなく、入力画像の大きさ等に応じて適宜変更しても良い。
次に、エッジ抽出手段22では、画像ピラミッド作成手段21により作成された画像ピラミッド17における各解像度のそれぞれの画像18〜18Cに対して認識対象物のエッジを抽出する(S104)。尚、エッジの抽出の仕方は、特に限定されるものではなく、例えば、3次元計測により得られるデプス値又は面の法線方向の違いに基づいてエッジを抽出しても良いし、輝度画像からエッジを抽出しても良く、従来公知の方法を用いることができる。
次に、CPU10では、エッジ抽出手段22で各解像度のそれぞれの画像から抽出されたエッジを用いて、各解像度毎のディスタンスマップを作成し、それらをディスタンスマップ記憶手段15に記憶する(S105)。ディスタンスマップ19は、図4に示すように、画像ピラミッド作成手段21により作成された画像ピラミッド17における各解像度の画像18〜18Cに対してそれぞれ認識対象物のエッジ20a(斜線で示す部分)を抽出して、画像を構成する各画素20に、抽出したエッジ20aのうち最も近い最近エッジ点までの距離と、最近エッジ点の向きとを画素値として記録させたものである。このディスタンスマップ19は、例えば、995年12月発刊の電子情報通信学会論文誌Vol.J78、No.12の「ユークリッド距離変換アルゴリズムの効率化」、加藤敏洋、平田富夫、斉藤豊文、吉瀬謙二、第1750〜1757頁に記載されている方法に基づいて作成されるものであり、ここではその詳細な作成の仕方の説明については省略する。このように、各解像度毎のディスタンスマップ19を作成して記憶しておくことにより、画素20を参照することで、その画素20から最も近いエッジ20aまでの距離がわかるので、後述する位置姿勢評価手段23及び最適化手段24での処理速度を向上させることができる。
また、CPU10は、図5及び図6に示すように、3次元センサ4aにより計測された3次元点群の画像ピラミッド作成手段21により作成された画像ピラミッド17における各解像度の画像I上の画像座標(μ,ν)に、3次元センサ4bで3次元センサ4aと異なる方向から認識対象物3を撮像した場合に得られる各解像度の画像K上の、画像座標(μ,ν)に対応する画像座標である対応座標(μ,ν)をそれぞれ記憶させた各解像度毎の対応座標マップ25を作成し、それらを対応座標マップ記憶手段16に記憶する(S106)。対応座標マップ25の作成の仕方としては、既にS102の処理で3次元センサ4aにより画素ごとの3次元点(3次元点群)が計測されているので、例えば、図6に示すように、画像座標(μ,ν)の3次元点を3次元センサ4aとは異なる方向から取得した場合の画像平面Kに射影し、画像座標(μ,ν)に対応する画像座標である対応座標(μ,ν)を求める。そして、この対応座標(μ,ν)を画像座標(μ,ν)に記憶する。この際、3次元センサ4bを平行化しておけば、ν=νとなるため、処理を簡易化することができる。このような処理を画像Iの画素ごとに行うことにより、対応座標マップ25を作成することができる。図5では、対応座標マップ25を概念的に示しており、画像座標(μ,ν)=(10,20)には、対応座標μ=5が記憶されている場合を示している。尚、本実施形態のように、1台の3次元センサ4aを用いて認識対象物の画像の取得及び3次元計測を行う場合には、図6に示すように、仮想的にもう1台の3次元センサ4bが3次元センサ4aとは異なる所定の位置に存在すると仮定することにより、上記のような方法で対応座標マップ25を作成することができる。つまり、3次元センサ4bの焦点距離、主点座標等のカメラパラメータを全て仮想的に決定する。また、図6に示すように、3次元センサ4aの第1センサ座標系Xc=[Xc Yc Zc]と仮想の3次元センサ4bの第2センサ座標系との間には、回転行列R及び並進移動ベクトルtが存在するが、これらも仮想的に決定することにより、3次元センサ4bの座標系Xc’=[Xc’ Yc’ Zc’]を求めることができる。そして、この仮想的に設定した3次元センサ4bの画像K上に3次元点を射影することにより、対応座標(μ,ν)を求めることが可能となる。また、複数のカメラ、例えば、ステレオカメラを用いて、対応座標マップ25を作成する場合には、ステレオカメラで認識対象物を撮影し、ステレオマッチングにより、一方のカメラの画像座標(μ,ν)と対応する、他方のカメラの画像座標(μ,ν)を得ることにより、対応座標マップ25を作成すれば良い。
次に、位置姿勢評価手段23では、S105でディスタンスマップ記憶手段15に記憶されたディスタンスマップの19のうち解像度が最も低いディスタンスマップ、及び、S106で対応座標マップ記憶手段16に記憶された対応座標マップ25のうち解像度が最も低い対応座標マップにあらゆる位置姿勢(6自由度)の3次元モデルを照合させることにより、認識対象物3の位置姿勢の評価を行う(S107)。位置姿勢評価手段23では、例えば、下記数式(2)の位置姿勢の評価値算出関数を用いて、認識対象物3の位置姿勢の評価を行う。数式(2)の評価値算出関数は、右辺第1項に示す輪郭評価値と右辺第2項に示す点群評価値を融合させた1つの評価値によって認識対象物3の位置姿勢の評価を行う関数であって、パラメータα(0≦α≦1)によって輪郭評価値と点群評価値の融合比率を調整することができる。また、数式(1)は、モデル座標系のi番目の3次元点を3次元センサkの画像へ射影する数式を表わしている。
Figure 0006198104
Figure 0006198104
数式(2)の評価値算出関数では、下記の数式(3)によって求められる評価値Skiを輪郭の評価で用いる全ての点の数Iで足し合わせて点の数Iで割ったものを輪郭の評価を行う3次元センサの総数Kで足し合わせて3次元センサの総数Kで割ったものに、パラメータαを乗じた値である輪郭評価値と、下記の数式(4)によって求められる評価値Sljを点群の評価で用いる全ての点の数Jで足し合わせて点の数Jで割ったものを点群の評価を行う3次元センサの総数Lで足し合わせて3次元センサの総数Lで割ったものに、パラメータ(1−α)を乗じた値である点群評価値とを足し合わせたものである。尚、本実施形態のように輪郭の評価及び点群の評価に同じ3次元センサを用いて行う場合には、K=Lとなる。
Figure 0006198104
Figure 0006198104
数式(3)に示す評価値Skiは、下記の数式(5)に示すように、3次元モデルの3次元輪郭点を3次元センサkの画像上へ射影し、ディスタンスマップを参照させることにより求められる、エッジまでの距離に基づく評価値と、下記の数式(6)に示すように、3次元モデルの3次元輪郭点を3次元センサkの画像上へ射影した射影点の勾配方向と最近エッジの勾配方向の差に基づく評価値とを掛け合わせたものである。
Figure 0006198104
Figure 0006198104
数式(5)では、例えば、図7(a)に示すように、射影点と最近エッジまでの距離の閾値τが設定されており、最近エッジまでの距離の差が小さい時には、この関数は1に近い数字を出力し、差が大きくなるにつれて0に近づく結果を出力する。そして、最近エッジまでの距離の自乗が閾値τの自乗よりも大きくなる場合には、0を出力結果とする。尚、図7(a)では、閾値τ=4.0に設定した例を示しているが、この閾値τの値は、特に限定されるものではなく、求められる認識精度等に応じて適宜設定されるものである。また、数式(6)では、例えば、図7(b)に示すように、射影点の勾配方向と最近エッジの勾配方向との内積の閾値τβ1、τβ2が設定されており、最近エッジの勾配方向との差の自乗が閾値τβ1の自乗以下の時には1を出力し、最近エッジの勾配方向との差の自乗が閾値τβ1の自乗より大きく、τβ2の自乗より小さい時には、勾配方向の差が閾値τβ1に近づくにつれて関数は1に近い数値を出力し、勾配方向の差が閾値τβ2に近づくにつれて関数は0に近づくような結果を出力する。そして、最近エッジの勾配方向との差の自乗が閾値τβ2の自乗以上の場合には、0を出力結果とする。尚、図7(b)では、閾値τβ1=cos20°、τβ2=cos36°に設定した例を示しているが、この閾値τβ1、τβ2の値は、特に限定されるものではなく、求められる認識精度等に応じて適宜設定されるものである。また、数式(5)及び数式(6)は、輪郭を用いた評価に関する関数の一例であり、輪郭の類似度を評価する関数はこれに限られるものではない。
数式(4)に示す評価値Sljは、下記の数式(7)に示すように、3次元モデルの3次元面点を3次元センサkの画像上へ射影し、対応座標マップを参照させることにより得た対応座標と3次元モデルの3次元面点を3次元センサlの画像上に射影して得た画像座標との距離の差に基づく評価値と、下記の数式(8)に示すように、射影された3次元モデル面上の3次元面点の法線方向と、射影先の画素に対応する3次元計測点の法線方向との内積の差に基づく評価値とを掛け合わせたものである。
Figure 0006198104
Figure 0006198104
数式(7)では、対応座標からの距離の閾値τが設定されており、対応座標からの距離の差が小さい時には、この関数は1に近い数字を出力し、差が大きくなるにつれて0に近づく結果を出力する。そして、対応座標からの距離の自乗が閾値τの自乗よりも大きくなる場合には、0を出力結果とするものである。また、数式(8)では、射影された3次元モデル面上の3次元面点の法線方向と射影先の画素に対応する3次元計測点の法線方向との内積の閾値τγ1、τγ2が設定されており、法線方向の差の自乗が閾値τγ1の自乗以下の時には1を出力し、法線方向の差の自乗が閾値τγ1の自乗より大きく、τβ2の自乗より小さい時には、法線方向の差が閾値τγ1に近づくにつれて関数は1に近い数値を出力し、法線方向の差が閾値τγ2に近づくにつれて関数は0に近づくような結果を出力する。そして、法線方向の差の自乗が閾値τγ2の自乗以上の場合には、0を出力結果とする。尚、数式(7)及び数式(8)は、点群を用いた評価に関する関数の一例であり、点群の類似度を評価する関数はこれに限られるものではない。
位置姿勢評価手段23では、例えば、このように数式(2)に示すような評価値算出関数を用いて、認識対象物の位置姿勢の評価を行い、最も評価値の高いものを初期値解候補とする。尚、本実施形態では、3次元モデルを画像上に射影して照合を行っている例を示しているが、3次元モデルを初期探索用に射影した状態のテンプレートを作成し、このテンプレートを用いて認識対象物の位置姿勢の評価を行うようにしても良い。これにより、更に処理速度を向上させることができる。
次に、最適化手段24では、位置姿勢評価手段23により得られた初期値解候補を、より高解像度のディスタンスマップと対応座標マップを用いて、最適化を実行し(S108)、位置姿勢の認識精度をより高精度にする。最適化手段24では、位置姿勢評価手段23により得られた解候補の位置姿勢を初期値とし、その位置姿勢の3次元モデルをより高解像度である画像に射影し、ディスタンスマップと対応座標マップを用いて、位置姿勢評価手段23と同様に評価値を計算する。この際、評価値の最大化を実現する手法として、例えば、従来公知のマーカード法等を用いることができる。尚、最適化の手法は、これに限定されるものではなく、従来公知の他の最適化法を用いても良い。
そして、S108で最適化された評価結果に基づき、位置及び姿勢が必要な精度を満たしているか否かを判定し(S109)、必要な精度を満たしていると判断した場合は(S109:YES)、その結果を最終結果として出力し(S110)、処理を終了する。一方、必要な精度を満たしていないと判断した場合は(S109:NO)、まだ位置及び姿勢を評価していない高解像度のディスタンスマップ及び対象座標マップがあるか否かを判定し(S111)、そのような未処理のディスタンスマップ及び対象座標マップがないと判断した場合は(S111:NO)、その時点での結果を最終結果として出力し(S110)、処理を終了する。一方、未処理のディスタンスマップ及び対象座標マップがあると判断した場合は(S111:YES)、S108へ戻って残りのディスタンスマップ及び対象座標マップについて同様の処理を行う。そして、未処理のディスタンスマップ及び対象座標マップが無くなるまでこれを繰り返す。このように、必要な精度に達するまで、より解像度の高いディスタンスマップ及び対象座標マップを用いて処理を行うことにより、認識対象物3の位置及び姿勢をより高い精度で認識することができる。
3次元物体認識装置1では、このように画像上のエッジを用いた輪郭評価値と、3次元点群を用いた点群評価値との双方を融合した評価値を用いて、認識対象物3の位置姿勢の評価を行うので、認識対象物3の位置姿勢の誤認識を抑制し、認識精度及び処理速度を向上させることができる。また、数式(2)のパラメータαを調整することで、輪郭評価値と点群評価値の融合比率を調整することができるので、画像からエッジが抽出できないような場合でも輪郭評価値の比率を下げて点群評価値の比率を上げることにより認識対象物の位置姿勢を認識することができる。
尚、本発明の実施の形態は上述の形態に限るものではなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明に係る3次元物体認識装置及び3次元物体認識方法は、生産ライン等における部品等の認識を行うための技術として有効に利用することができる。また、サービスロボットが部屋の中等で自分の位置姿勢を特定する技術としても有効に利用することができる。
1 3次元物体認識装置
3 認識対象物
4 3次元センサ
11 表示部
14 3次元モデル記憶手段
15 ディスタンスマップ記憶手段
16 対応座標マップ記憶手段
17 画像ピラミッド
18 画像
19 ディスタンスマップ
20 画素
21 画像ピラミッド作成手段
22 エッジ抽出手段
23 位置姿勢評価手段
24 最適化手段
25 対応座標マップ

Claims (10)

  1. 認識対象物の輪郭及び表面形状を表わす3次元モデルを記憶する3次元モデル記憶手段と、
    前記認識対象物を所定方向から撮影して画像を取得する画像取得手段と、
    前記認識対象物の表面の点の3次元座標を示す3次元点群を計測する3次元計測手段と、
    前記画像取得手段により取得した画像又は前記3次元計測手段により得られた3次元計測結果から前記認識対象物のエッジを抽出するエッジ抽出手段と、
    前記エッジ抽出手段により抽出されたエッジとあらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの輪郭形状を示す3次元輪郭点に基づいて求められる輪郭評価値、及び、前記3次元計測手段により得られた3次元計測結果とあらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの表面形状を示す3次元面点に基づいて求められる点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価する位置姿勢評価手段と、を備えることを特徴とする3次元物体認識装置。
  2. 前記位置姿勢評価手段は、前記輪郭評価値と前記点群評価値の比率を調整することを特徴とする請求項1に記載の3次元物体認識装置。
  3. 前記画像取得手段により取得した画像を構成する各画素に、前記エッジ抽出手段により抽出されたエッジのうち最も近いエッジまでの距離と、前記最も近いエッジの向きとを画像値として記憶させたディスタンスマップを記憶するディスタンスマップ記憶手段と、
    前記3次元計測手段により計測された3次元点群の前記画像取得手段により取得された画像上の各画像座標に、前記所定方向と異なる方向から前記認識対象物を撮像した場合に得られる画像の前記各画像座標に対応する画像座標である対応座標をそれぞれ記憶させた対応座標マップを記憶する対応座標マップ記憶手段と、を備え、
    前記位置姿勢評価手段は、前記ディスタンスマップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元輪郭点を射影して照合することにより得られる前記輪郭評価値、及び、前記対応座標マップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元面点を射影して照合することにより得られる前記点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価することを特徴とする請求項1又は2に記載の3次元物体認識装置。
  4. 前記画像取得手段により取得した画像の解像度を異なる比率で低下させた複数枚の画像を有する画像ピラミッドを作成する画像ピラミッド作成手段と、
    前記位置姿勢評価手段により得られた最も高い評価値を初期値として用いて、前記認識対象物の位置姿勢の最適化を行う位置姿勢最適化手段と、を備え、
    前記エッジ抽出手段は、前記画像ピラミッド作成手段により作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像から前記認識対象物のエッジを抽出し、
    前記ディスタンスマップ記憶手段は、前記画像ピラミッド作成手段により作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像の各画素に、前記エッジ抽出手段により前記各解像度の画像から抽出されたエッジのうち最も近いエッジまでの距離と、前記最も近いエッジの向きとを画像値として記憶させた各解像度のディスタンスマップを記憶し、
    前記対応座標マップ記憶手段は、前記3次元計測手段により計測された3次元点群の前記画像ピラミッド作成手段により作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像上の各画像座標に、前記所定方向と異なる方向から前記認識対象物を撮像した場合に得られる各解像度の画像の前記各画像座標に対応する画像座標である対応座標をそれぞれ記憶させた各解像度の対応座標マップを記憶し、
    前記位置姿勢評価手段は、解像度が最も低い前記ディスタンスマップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元輪郭点を射影して照合することにより得られる前記輪郭評価値、及び、解像度が最も低い前記対応座標マップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元面点を射影して照合することにより得られる前記点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価し、
    前記位置姿勢最適化手段は、前記位置姿勢評価手段により得られた最も高い評価値を初期値とし、該初期値を前記位置姿勢評価手段で用いられた前記ディスタンスマップ及び前記対応座標マップよりも高い解像度のディスタンスマップ及び対応座標マップを用いて、予め設定された精度に到達又は最も高い解像度のディスタンスマップ及び対応座標マップを用いた位置姿勢の評価が終了するまで最適化を行うことを特徴とする請求項3に記載の3次元物体認識装置。
  5. 前記位置姿勢評価手段又は前記位置姿勢最適化手段により得られた前記認識対象物の位置姿勢の評価結果を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の3次元物体認識装置。
  6. 認識対象物の輪郭及び表面形状を表わす3次元モデルを3次元モデル記憶手段に記憶する3次元モデル記憶ステップと、
    前記認識対象物を所定方向から撮影して画像を取得する画像取得ステップと、
    前記認識対象物の表面の点の3次元座標を示す3次元点群を計測する3次元計測ステップと、
    前記画像取得ステップで取得した画像又は前記3次元計測ステップで得られた3次元計測結果から前記認識対象物のエッジを抽出するエッジ抽出ステップと、
    前記エッジ抽出ステップで抽出されたエッジとあらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの輪郭形状を示す3次元輪郭点に基づいて求められる輪郭評価値、及び、前記3次元計測ステップで得られた3次元計測結果とあらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの表面形状を示す3次元面点に基づいて求められる点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価する位置姿勢評価ステップと、を備えることを特徴とする3次元物体認識方法。
  7. 前記位置姿勢評価ステップは、前記輪郭評価値と前記点群評価値の比率を調整することを特徴とする請求項に記載の3次元物体認識方法。
  8. 前記画像取得ステップで取得した画像を構成する各画素に、前記エッジ抽出ステップで抽出されたエッジのうち最も近いエッジまでの距離と、前記最も近いエッジの向きとを画像値として記憶させたディスタンスマップをディスタンスマップ記憶手段に記憶するディスタンスマップ記憶ステップと、
    前記3次元計測ステップで計測された3次元点群の前記画像取得ステップにより取得された画像上の各画像座標に、前記所定方向と異なる方向から前記認識対象物を撮像した場合に得られる画像の前記各画像座標に対応する画像座標である対応座標をそれぞれ記憶させた対応座標マップを対応座標マップ記憶手段に記憶する対応座標マップ記憶ステップと、を備え、
    前記位置姿勢評価ステップは、前記ディスタンスマップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元輪郭点を射影して照合することにより得られる前記輪郭評価値、及び、前記対応座標マップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元面点を射影して照合することにより得られる前記点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価することを特徴とする請求項又はに記載の3次元物体認識方法。
  9. 前記画像取得ステップで取得した画像の解像度を異なる比率で低下させた複数枚の画像を有する画像ピラミッドを作成する画像ピラミッド作成ステップと、
    前記位置姿勢評価ステップで得られた最も高い評価値を初期値として用いて、前記認識対象物の位置姿勢の最適化を行う位置姿勢最適化ステップと、を備え、
    前記抽出ステップは、前記画像ピラミッド作成ステップで作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像から前記認識対象物のエッジを抽出し、
    前記ディスタンスマップ記憶ステップは、前記画像ピラミッド作成ステップで作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像の各画素に、前記エッジ抽出ステップで前記各解像度の画像から抽出されたエッジのうち最も近いエッジまでの距離と、前記最も近いエッジの向きとを画像値として記憶させた各解像度のディスタンスマップを前記ディスタンスマップ記憶手段に記憶し、
    前記対応座標マップ記憶ステップは、前記3次元計測ステップで計測された3次元点群の前記画像ピラミッド作成ステップで作成された画像ピラミッドにおける各解像度の画像上の各画像座標に、前記所定方向と異なる方向から前記認識対象物を撮像した場合に得られる各解像度の画像の前記各画像座標に対応する画像座標である対応座標をそれぞれ記憶させた各解像度の対応座標マップを前記対応座標マップ記憶手段に記憶し、
    前記位置姿勢評価ステップは、解像度が最も低い前記ディスタンスマップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元輪郭点を射影して照合することにより得られる前記輪郭評価値、及び、解像度が最も低い前記対応座標マップ上に、あらゆる位置姿勢における前記3次元モデルの前記3次元面点を射影して照合することにより得られる前記点群評価値を用いて前記認識対象物の位置姿勢を評価し、
    前記位置姿勢最適化ステップは、前記位置姿勢評価ステップで得られた最も高い評価値を初期値とし、該初期値を前記位置姿勢評価ステップで用いられた前記ディスタンスマップ及び前記対応座標マップよりも高い解像度のディスタンスマップ及び対応座標マップを用いて、予め設定された精度に到達又は最も高い解像度のディスタンスマップ及び対応座標マップを用いた位置姿勢の評価が終了するまで最適化を行うことを特徴とする請求項8に記載の3次元物体認識方法。
  10. 前記位置姿勢評価ステップ又は前記位置姿勢最適化ステップにより得られた前記認識対象物の位置姿勢の評価結果を表示する表示ステップを備えることを特徴とする請求項9に記載の3次元物体認識方法。
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