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JP5869965B2 - Ad変換回路およびad変換方法 - Google Patents

Ad変換回路およびad変換方法 Download PDF

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Description

本発明は、アナログ・デジタル(AD)変換回路およびアナログ・デジタル(AD)変換方法に関する。
AD変換では、フラッシュ型、逐次比較型およびパイプライン型、傾斜型および追従型、二重積分型(二重傾斜型)、VF変換型、デルタ・シグマ型等の各種の方式が知られている。逐次比較型AD変換器(Successive Approximation Register Analog-to-Digital Converter: SAR-ADC)は、回路構成が簡単で、アナログ信号処理にオペアンプを必要としないため低電力であるという特徴を有する。SAR−ADCは、マイクロコンピュータ等と組み合わせて広く使用されている。
SAR−ADCは、電流値を変化させるDA変換器(Digital-to-Analog Converter; DAC)を使用する構成、容量値が2の累乗の比で変化する複数のサブ容量を有する容量DAC(以下、CDACと称する)を利用する構成などで実現される。近年はCDACを利用する構成が一般的であり、以下の説明は、CDACを利用する構成を例として説明する。
CDACを利用するSAR−ADCでは、アナログ入力信号をCDACでサンプリングし、アナログ入力信号の電圧値に応じた電荷量をCDACに保持する。比較器でCDACの電圧値を基準電位と比較して判定結果を出力し、判定結果に応じて、CDACの電圧値を基準電位に近づくように、CDACを形成するサブ容量の端子に印加する参照電圧、すなわちサブ容量に対応するビット値を判定する。サブ容量の判定に伴い変化したCDACの電圧をさらに比較器で比較し、CDACの電圧値が基準電位にさらに近づくように変化させるループ動作を繰り返す。このループ動作を、容量値の大きなサブ容量から小さなサブ容量に対して行うように繰り返すことにより、CDACの電圧は基準電位に漸近していく。
kビットのADCであれば、容量値の比が1:1:2:4:…:2k−1であるk+1個のサブ容量が設けられており、容量値の大きな方のサブ容量に対応するビット値から順に判定していく。つまり、kビットの判定が終わった時点で、アナログ入力信号の電圧値と最も近いデジタルレベル、すなわちフルスケール電圧に対して、2間隔にある電圧値を示すデジタル信号(データ)が決定される。実際のアナログ入力信号の電圧とデジタル信号が示す電圧値との差電圧を残差電圧と称し、残差電圧の範囲が、いわゆる量子化誤差である。
上記のように、SAR−ADCでは、ループ動作を、最上位ビット判定から順に、ADCの分解能だけ判定を繰り返す。例えば、ADCの分解能が12ビット(k=12)の場合は、12回判定ループを繰り返す。これによりサンプリングしたアナログ入力信号のAD変換が完了する。
SAR−ADCは、ループ動作によりCDACおよび比較器を再利用するため、一度サンプリングされたアナログ入力信号は、kビットのAD変換が完了するまでCDACに電荷として保存される必要がある。よって、SAR−ADCの変換周期は、サンプリング時間とkビット分のAD変換時間の和となる。
AD変換時間は、ビット数(分解能)kに比例する。つまり、相対的に短いサンプリング時間を無視すれば、変換周期の逆数である変換速度は分解能kに反比例する。
CDACを使用したSAR−ADCは、回路構成が簡単で、アナログ信号処理にオペアンプを必要としないため、低消費電力であるという特徴を有する。
近年、SAR−ADCについても変換速度の向上が求められている。ループ動作における1回のループ時間を短縮すれば変換速度の改善は見込めるが、比較器やCDACの応答およびセトリング時間を考慮すると、その対策にも限界がある。
SAR−ADCは、簡単な構成で実現でき、低電力性に優れるアーキテクチャを有するが、分解能と変換速度のうちいずれか一方を上げるともう一方が必然的に減少するという課題がある。
特開2009−164914号公報 特開2011−040985号公報 特開平2−272825号公報 特開2011−259208号公報
実施形態では、同じ分解能のSAR−ADCに比べて、電力や回路コストを抑えて高速動作が可能なADCが実現される。
第1の観点によれば、アナログ入力信号電圧を所定ビット数のデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換回路が提供される。アナログ・デジタル変換回路は、逐次比較型変換回路と、定量変化時間計測型変換回路と、エンコーダ回路と、を有する。逐次比較型変換回路は、アナログ入力信号電圧を逐次比較して、上位ビット数のデジタル信号に粗変換すると共に、アナログ入力信号電圧と上位ビット数のデジタル信号に対応するアナログ信号電圧との残差電圧を出力する。定量変化時間計測型変換回路は、残差電圧を一定量で変化させ、所定値になるまでの時間を計測することにより、残差電圧を下位ビット数のデジタル信号に密変換する。エンコーダ回路は、逐次比較型変換回路の出力する上位ビット数のデジタル信号と、定量変化時間計測型変換回路の出力する下位ビット数のデジタル信号と、を合わせて、所定ビット数のデジタル信号を生成する。
第2の観点によれば、アナログ入力信号電圧を所定ビット数のデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換方法が提供される。アナログ・デジタル変換方法によれば、まず、アナログ入力信号電圧を逐次比較して、上位ビット数のデジタル信号に粗変換すると共に、アナログ入力信号電圧と上位ビット数のデジタル信号に対応するアナログ信号電圧との残差電圧を出力する。次に、残差電圧を一定量で変化させ、所定値になるまでの時間を計測することにより、残差電圧を下位ビット数のデジタル信号に密変換する。さらに、上位ビット数のデジタル信号と、下位ビット数のデジタル信号と、を合わせて、所定ビット数のデジタル信号を生成する。
開示のADCは、同じ分解能の一般的なSAR−ADCに比べて、回路構成が簡単で、高速動作し、消費電力が低減される。
図1は、第1実施形態のアナログ・デジタル(AD)変換回路の概略構成を示す図である。 図2は、第1実施形態におけるSAR−ADCの構成例を示す図である。 図3は、SAR−ADCにおける粗変換処理を示すタイムチャートである。 図4は、第1実施形態において、m=3とした場合のSAR−ADCにおける粗変換処理における共通ノードの電圧変化の例を示す図である。 図5は、図4の共通ノードの電圧変化の場合のSAR−ADCの粗変換処理での容量DACの各サブ容量に印加される電圧と共通ノードの電圧の例を示す図である。 図6は、第1実施形態のTADCの概略構成、および動作を示すタイムチャートであり、(A)が概略構成を、(B)がタイムチャートを示す。 図7は、定電流源およびスイッチを含む部分の詳細な構成を示す図である。 図8は、第1実施形態のADCの概略構成を示す図であり、図1におけるSAR−ADCおよびTADCの構成を詳細に示した図である。 図9は、第1実施形態のADCの動作を示すタイムチャートであり、m=4、n=4の場合の例を示している。 図10は、第2実施形態のADCの概略構成を示す図である。 図11は、第1実施形態のSAR−ADCにおける粗変換処理において、比較器のオフセットが微小で、上位3ビットの粗変換処理が正常に行われた場合の密変換処理を説明する図である。 図12は、第1実施形態のSAR−ADCにおける粗変換処理において、比較器のオフセットがゼロでなく、残差電圧の比較にエラーが発生した場合の密変換処理を説明する図である。 図13は、第1実施形態における比較器のオフセットの影響を説明する図であり、(A)はオフセットがゼロの場合を、(B)は+0.5LSBのオフセットがある場合を示す。 図14は、第3実施形態のADCのCDACのサブ容量の構成と、粗変換処理および密変換処理での容量DACの各サブ容量に印加される電圧と共通ノードの電圧の例を示す図である。 図15は、図14で説明した粗変換処理および密変換処理における電圧Vaの変化例を示す図であり、(A)が比較器のオフセットが微小である場合(オフセット=0V)を、(B)がオフセット=−0.0625Vrである場合を示す。 図16は、第3実施形態のADCの動作を示すタイムチャートであり、m=4、n=4の場合の例を示している。 図17は、残差電圧が負の場合の密変換処理を説明する図であり、(A)が密変換処理の説明を、(B)が比較器のオフセットが0Vの場合の変換例である。 図18は、残差電圧が正の場合の密変換処理を説明する図であり、(A)が密変換処理の説明を、(B)が比較器のオフセットが0Vの場合の変換例である。 図19は、第3実施形態における比較器のオフセットの影響を説明する図であり、(A)はオフセットがゼロの場合を、(B)は+0.5LSBのオフセットがある場合を示す。
図1は、第1実施形態のアナログ・デジタル(AD)変換回路(以下、ADCと称する)の概略構成を示す図である。
第1実施形態のADCは、逐次比較型変換回路(SAR−ADC)10と、定量変化時間計測型変換回路(TADC)20と、エンコーダ回路30と、を有する。SAR−ADC10は、アナログ入力信号電圧VINを逐次比較して、mビットのデジタル信号に粗変換すると共に、アナログ入力信号電圧とmビットのデジタル信号に対応するアナログ信号電圧との残差電圧を出力する。TADC20は、残差電圧を一定量で変化させ、所定値になるまでの時間を計測することにより、残差電圧をnビット数のデジタル信号に密変換する。エンコーダ回路30は、SAR−ADC10の出力するmビットのデジタル信号を上位ビットとし、TADC20の出力するnビットのデジタル信号を上位ビットとして合わせて、m+nビットのデジタル信号を生成する。
言い換えれば、第1実施形態のADCは、AD変換処理を、mビットの粗変換処理と、nビットの密変換処理に分離する。アナログ信号処理に高精度が要求される粗変換処理はSAR−ADC10が実行し、密変換処理は短い時間で比較的高い分解能を得られるTADC20で実行する。TADC20は、粗変換処理が完了したことを受けて内部生成したタイミングで、外部クロックとは非同期に密変換処理を開始する。
以下の説明では、SAR−ADC10がCDACを有する場合を例として説明するが、上位ビットのAD変換が行え、残差電圧をTADC20に出力できるAD変換回路であれば、どのような逐次比較型変換回路を使用してもよい。
また、以下に説明するTADC20では、残差電圧で充電した容量から一定電流を放電または充電して、容量の電圧を残差電圧から一定の傾きで変化させ、所定電圧レベルに到達するまでの時間を測定する。この時間は残差電圧に比例するので、残差電圧を時間軸の情報に変換することになる。しかし、残差電圧を時間軸の情報に変換する方法はこれに限定されない。例えば、容量に一定電流を放電または充電することにより、所定電圧から一定の傾きで変化する電圧信号を生成し、この電圧信号が残差電圧に一致するまでの時間を計測することにより、残差電圧を時間軸の情報に変換することになる。ここでは、残差電圧を時間軸の情報に変換してデジタル信号を生成する回路を定量変化時間計測型変換回路(TADC)と称する。
逐次比較型変換回路(SAR−ADC)および定量変化時間計測型変換回路(TADC)は、各種の方式の回路が広く知られている。第1実施形態におけるSAR−ADC10およびTADC20は、これらを適宜適用して実現してもよい。
図2は、第1実施形態におけるSAR−ADC10の構成例を示す図である。
SAR−ADC10は、容量DAC11と、比較器12と、逐次比較(SA)コントローラ13と、スイッチ14と、スイッチ15と、を有する。スイッチ14は、容量DAC11の共通ノードを基準電位(ここでは0V)に接続する。スイッチ15は、容量DAC11の共通ノードをTDAC20に接続する。
容量DAC11は、容量値の比が1:1:2:4:…:2m−1のm+1個のサブ容量を有する。m+1個のサブ容量の一方の端子は共通ノードに接続されている。各サブ容量の他方の端子は、入力信号VIN、高側参照電圧VRHおよび低側参照電圧VRLのいずれかが印加されるように接続するスイッチに接続されており、これらのスイッチ群の接続は逐次比較コントローラ13により制御される。例えば、VRH=+Vrであり、VRL=−Vrである。比較器12は、容量DAC11の共通ノードの電圧と基準電位(0V)を比較し、比較結果を逐次比較コントローラ13に出力する。逐次比較コントローラ13は、スイッチ群の接続を制御して入力信号のサンプリングを行い、さらに比較器12の比較結果に基づいて共通ノードの電圧が基準電位に近づくようにスイッチ群の接続を制御する。スイッチ群におけるm個のサブ容量の接続が判定されるとSAR−ADC10におけるmビットの粗変換処理が終了し、判定されたスイッチ群におけるm個のサブ容量の接続状態が、mビットの変換データAD(m)として出力される。なお、図2では示していないが、逐次比較コントローラ13は、スイッチ14の接続も制御する。
図3は、SAR−ADC10における粗変換処理を示すタイムチャートである。サンプリングでは、容量DAC11のスイッチ群をすべてVINが印加されるように接続すると共に、スイッチ14を接続状態に、スイッチ15を遮断状態にする。これにより、容量DAC11のすべてのサブ容量にVINが保持された状態になる。
AD変換処理はm個のループ処理を有する。1番目のループ処理では、スイッチ14を遮断状態に変化させた後、最大容量値のサブ容量の端子をVRHが印加されるように、容量値が2番目以降のサブ容量の端子をVRLが印加されるように切り替える。これにより、容量DAC11の共通ノードには、入力信号の電圧VINの反転電圧が生じる。比較器12は、共通ノードの電圧(ここでは入力電圧VINの反転電圧)と基準電位(0V)を比較し、比較結果を出力する。逐次比較コントローラ13は、共通ノードの電圧が基準電位より高い場合には最大容量値のサブ容量の端子をVRLに接続するように切り替え、共通ノードの電圧が基準電位より低い場合には最大容量値のサブ容量の端子をVRHに接続した状態を維持する。以後、最大容量値のサブ容量の端子の接続状態は維持され、この接続状態が最大ビットDm−1の値である。
次に、2番目に大きな容量値のサブ容量の端子をVRHが印加されるように、容量値が3番目以降のサブ容量の端子をVRLが印加されるように切り替える。これにより、容量DAC11の共通ノードには、入力信号の電圧VINの反転電圧に、VRH/2またはVRL/2を加えた電圧が生じる。言い換えれば、共通ノードには、入力信号の電圧VINの反転電圧±Vr/2の電圧が生じる。上記と同様に比較器12の比較結果に基づいて2ビット目の値Dm−2を判定する。以下、同様の動作を繰り返すことにより、共通ノードの電圧は基準電位(0V)に漸近し、最小容量値のサブ容量に対応する最小ビット(LSB)の値D0を判定してAD変換処理が終了する。AD変換処理が終了した後、次のサンプリング時のアナログ入力信号に対して上記と同じ動作を繰り返す。最小ビットの値D0が判定された時点で、アナログ入力信号と最も近いmビットのデジタル信号が決定され、共通ノードの電圧は、アナログ入力信号とmビットのデジタル信号に対応する電圧の差電圧になる。この差電圧が残差電圧である。
図4は、第1実施形態において、m=3とした場合のSAR−ADC10における粗変換処理における共通ノードの電圧変化の例を示す図である。
また、図5は、図4の共通ノードの電圧変化の場合のSAR−ADC10の粗変換処理での容量DAC11の各サブ容量に印加される電圧と共通ノードの電圧の例を示す図である。
図4および図5を参照して、SAR−ADC10の粗変換処理を詳しく説明する。
ここでは、VRH=VrおよびVRL=−Vrとする。すなわち、AD変換処理のフルスケールが2Vrであるとする。
図5の(A)に示すように、容量DAC11のスイッチ群をすべて入力信号の電圧Vinが印加されるように接続すると共に、スイッチ14を接続状態にする。これにより、容量DAC11のすべてのサブ容量にVinが保持された状態、すなわち入力信号の電圧VINをサンプリングする状態になる。ここでは、Vin=−0.2Vrであるとする。
スイッチ14を遮断状態に変化させた後、図5の(B)に示すように、最大容量値のサブ容量4Cの端子に+Vrが印加され、容量値が2番目以降のサブ容量C、Cおよび2Cの端子に−Vrが印加されるように切り替える。これにより、容量DAC11の共通ノードの電圧Va=−Vin=0.2Vrになる。これにより、図4に示すように、粗変換の最上位ビットD2を判定するための状態が作られ、1番目の比較が行われる。
比較器12は、Va(0.2Vr)と基準電位(0V)を比較し、比較結果を出力する。この場合は、Vaが0Vより高く、比較結果は、D2=1(正)となる。逐次比較コントローラ13は、D2=1なので、容量4Cの他方の端子に印加する電圧を−Vrに変更し、容量2Cの他方の端子に印加される電圧を+Vrに接続する。これにより、図5の(C)に示すように、Va=−Vin−0.5Vr=−0.3Vrとなる。これにより、図4に示すように、ビットD1を判定するための状態が作られ、2番目の比較が行われる。
比較器12は、Va(−0.3Vr)と基準電位(0V)を比較し、比較結果を出力する。この場合は、Vaが0Vより低く、比較結果は、D1=0(負)となる。逐次比較コントローラ13は、D1=0なので、容量2Cの他方の端子に印加する電圧を+Vrのまま維持し、1個の容量Cの他方の端子に印加される電圧を+Vrにし、もう1個の容量Cの他方の端子に印加される電圧を−Vrにする。これにより、図5の(D)に示すように、Va=−Vin−0.5Vr+0.25Vr=−0.05Vrとなる。これにより、図4に示すように、ビットD0を判定するための状態が作られ、3番目の比較が行われる。
比較器12は、Va(−0.05Vr)と基準電位(0V)を比較し、比較結果を出力する。この場合は、Vaが0Vより低く、比較結果は、D0=0(負)となる。これにより粗変換処理が終了する。粗変換の3ビットのデジタル信号(コード)は011(容量DACの挙動によりアナログ入力はVaで見て反転するため、比較器の結果は100だがエンコーダで全ビット反転させる)となる。
粗変換処理が終了した時点でのVaが残差電圧であり、密変換処理を開始する前にスイッチ15を接続して、CDAC11の容量をTDAC20に接続する。
図6は、第1実施形態のTADC20の概略構成、および動作を示すタイムチャートであり、(A)が概略構成を、(B)がタイムチャートを示す。
図6の(A)に示すように、TADC20は、電圧−時間変換回路21と、ゼロクロス検出回路(ZCD)26と、時間−デジタル変換回路(TDC: Time-to-Digital Converter)27と、を有する。
電圧−時間変換回路21は、定電流源22と、スイッチ15と定電流源22を接続するスイッチ23と、を有する。図6の(A)では、SAR−ADC10のCDAC11の容量を参照符号24で表している。容量24の一方の端子は、スイッチ15を介して、ZCD26の入力端子およびスイッチ23に接続される。
図6の(B)に示すように、信号Φsに応じてスイッチ23が接続されると、定電流源22はCDAC11の容量24から一定の電流に放電するか、または一定の電流を充電する。図6の(B)は、放電の場合を示している。これにより、CDAC11の容量24の電圧Vaは、一定の傾きで変化する。
図7は、定電流源22およびスイッチ23を含む部分40の詳細な構成を示す図であり、容量24およびゼロクロス検出回路(ZCD)26を合わせて示している。
前述のように、CDAC11の容量24の残差電圧は、0Vに対して正(プラス)の場合も、負(マイナス)の場合もある。残差電圧をアナログ・デジタル変換するには、残差電圧が正の場合は放電し、残差電圧が負の場合は放電する必要がある。そのため、SAR−ADC10での最後の判定結果が正(1)なら容量24から放電し、負(0)なら容量24を充電する。
そこで、定電流源22は、充電用の定電流源41と、放電用の定電流源42と、を有する。スイッチ23は、充電用の定電流源41を容量23の端子に接続するスイッチ43と、放電用の定電流源42を容量23の端子に接続するスイッチ44と、を有する。スイッチ43および44は、後述するTADC20のタイミング生成回路により制御される。具体的には、SAR−ADC10での最後の判定結果が1の場合には、スイッチ44を接続し、SAR−ADC10での最後の判定結果が0の場合には、スイッチ43を接続する。
ゼロクロス検出回路26は、例えば、比較回路(コンパレータ)で形成し、一定の傾きで変化する電圧Vaが、所定電位(ここでは0V)になったことを検出した時に検出信号Vqを出力する。
図6に示すように、時間−デジタル変換回路(TDC)27は、複数のインバータを直列に接続したインバータ列28と、インバータ列の各段の出力をラッチするフリップフロップ列(FF)29と、を有する。FF29は、ゼロクロス検出回路26からの検出信号Vqに応じて、すなわち、電圧Vaが0Vになった時に、インバータ列28の出力をラッチする。インバータ列28は信号Φsを遅延しており、FF29のラッチした信号で、LからHに変化する位置を検出すれば、信号ΦsがH(=ts)になってから、すなわちVaの放電が開始されてから0Vになるまでの時間(=te)を検出する。この時間te−tsは、残差電圧に比例するので、残差電圧のデジタルデータが判明する。
TDC27は、インバータ1段分の遅延時間が最小検出時間であり、この最小検出時間の間のVaの変化量が最小検出電圧である。nビットの密変換処理を行うには、インバータを2個直列に接続、変換時間は最大でゲート遅延時間×2となる。ゲート遅延時間は、例えば数十psであり、微細プロセスほど遅延時間は短くなる。例えば、ゲート遅延10psでn=7とすると、変換にかかる時間は最大で10ps×2=1.28nsになる。
一方、SAR−ADC10は、比較器12や逐次比較コントローラ13の動作時間のために、1回のループに1ns程度を要するため、7ビットの変換には7nsを要することになる。つまり、第1実施形態のADCは、SAR−ADCのみの場合と比べて、同じ分解能のADCをより高速に動作させることができる。
さらに、TADC20の回路は非常に簡単な構成であり、SAR−ADC10のみで同じビット数のADCを実現した場合に比べて電力の増加を小さく抑えることができる。
ただし、ビット数の増加に伴って、TDC27のインバータの個数は、指数関数的に増加し、回路規模および最大変換時間も急激に増加する。そのため、SAR−ADC10の粗変換で判定するビット数mと、TADC20の密変換で判定するビット数nの関係は、ADCの仕様に応じて適宜設定される。
図8は、第1実施形態のADCの概略構成を示す図であり、図1における逐次比較型変換回路(SAR−ADC)10および定量変化時間計測型変換回路(TADC)20の構成を、上記の説明に従って詳細に示した図である。
前述の通り、SAR−ADC10は、CDAC11と、比較器12と、逐次比較(SA)コントローラ13と、を有する。CDAC11は、簡易的に、容量および容量の前後に配置した2個のスイッチを有するように示しているが、実際には図2に示したような構成を有する。
TADC20は、電圧−時間変換回路(VTC)21と、ゼロクロス検出回路(ZCD)26と、時間−デジタル変換回路(TDC)27と、タイミング生成回路25と、を有する。TADC20は、実際には図6の(A)に示したような構成を有する。
また、CDAC11の出力をVTC21に接続するスイッチ15が設けられている。
図9は、第1実施形態のADCの動作を示すタイムチャートであり、m=4、n=4の場合の例を示している。言い換えれば、粗変換処理で上位4ビットを判定した後、密変換処理で下位4ビットを判定し、合計8ビットのデジタル変換データを得る場合を示している。したがって、この場合、CDAC11は、容量比1:1:2:4:8の5個のサブ容量を有する。
SAR−ADC10は、矢印で示すタイミングで、CDAC11の電圧Vaの0Vに対する上下判定を行う。図示の例では、粗変換結果は1010(エンコーダにより全ビット反転)である。3回目の比較結果を反映して残差電圧Vaが生成され、4回目の比較結果に応じて充電または放電に設定する。一方、4回目の判定が終わったことを、TADC20のタイミング生成回路25に信号ΦEで伝える。この信号ΦEをトリガとしてタイミング生成回路25が起動し、ΦEおよびスイッチ15を制御する信号ΦM等を含む制御信号を出力し、TADC20の各ブロックを動作させる。なお、ΦEおよびΦMは外部からの供給クロックとは無関係(非同期)である。TADC20は、残差電圧Vaを時間情報に変換してデジタル化する。図9では、密変換処理の結果が1100の例を示しており、8ビットのADCデジタル出力10101100が得られる。
図10は、第2実施形態のADCの概略構成を示す図である。
第2実施形態のADCは、SAR−ADC10のCDAC11から出力される残差電圧Vaを増幅する残差電圧増幅回路51を設けたことが、第1実施形態と異なる。スイッチ15は、TADC20に設けられる。電圧−時間変換回路(VTC)21では、定電流源22およびスイッチ23と並列に増幅された残差電圧を保持する容量を設ける。他の部分は第1実施形態と同じである。
第2実施形態では、残差電圧Vaを増幅するので、TADC20での密変換処理でのアナログ信号処理における精度要求を緩和することができる。例えば、増幅率をAとすると、精度要求は1/Aになる。例えば、A=8の場合には、精度要求は1/8=1/2となり、3ビット分緩和することができる。
図7に示すように、電圧−時間変換回路(VTC)21は、充電用の定電流源41と、放電用の定電流源42と、を有し、SAR−ADC10での最後の判定結果、すなわち残差電圧の符号に応じて、いずれの定電流源を接続するかを制御する。
SAR−ADC10の比較器12のオフセットが微小(すなわち、実質的に0V)である場合には、残差電圧がプラス(+)の時は粗変換における最後の判定結果は1(正)となる。その結果に基づいて、VTC21は、正の残差電圧を放電するように、放電用の定電流源42を接続するように制御する。これにより、正の残差電圧Vaは徐々に減少し、いずれ0Vに到達するので、その時点をZCD25で検知して密変換を行う。
一方、残差電圧がマイナス(−)の時は粗変換における最後の判定結果は0(負)となる。その結果に基づいて、VTC21は、負の残差電圧を充電するように、充電用の定電流源41を接続するように制御する。これにより、負の残差電圧Vaは徐々に増加し、いずれ0Vに到達するので、その時点をZCD25で検知して密変換を行う。
図11は、第1実施形態のSAR−ADC10における粗変換処理において、比較器12のオフセットが微小で、上位3ビットの粗変換処理が正常に行われた場合の密変換処理を説明する図である。図11は、残差電圧Vaがマイナス(−)の場合を示している。ステップS1でリセット処理を行い、ステップS2でサンプリングを行うと共に1ビット目の判定を行う。ステップS3で、1ビット目の判定結果に応じてサブ容量の接続切替を行うと共に2ビット目の判定を行う。ステップS4で、2ビット目の判定結果に応じてサブ容量の接続切替を行うと共に3ビット目の判定を行う。残差電圧はステップS4で形成される。ステップS5で、3ビット目の判定結果に応じて放電と充電のいずれかが設定される。ステップS6で、放電または充電を行い、図11では、負の残差電圧Vaは充電されて徐々に増加し、いずれ0Vに到達する。
図12は、第1実施形態のSAR−ADC10における粗変換処理において、比較器12のオフセットがゼロでなく、残差電圧Vaの比較にエラーが発生した場合の密変換処理を説明する図である。図12は、残差電圧Vaがマイナス(−)の場合で、比較器12の判定レベルが、オフセットにより、残差電圧より低くなった場合、を示している。具体的には、オフセットのために、比較器12の判定レベルオフセットが−0.0625Vrに変化し、−0.0625Vr<Va<0Vになった場合を示している。この場合も、ステップS1からS3までは図11の場合と同様である。
ステップS4では、比較器12のオフセットのために残差電圧Vaは正であると判定されて、ステップS5では、残差電圧Vaの放電が行われるように設定される。そのため、ステップS6で、負の残差電圧Vaは放電されて徐々に減少するため、0Vに到達することはない。このように、密変換処理において、ZCD25がゼロクロスを検出することはなく、タイムアウト(時間オーバー)で変換エラーが発生し、ADCはミスコードを発生することになる。
図13は、第1実施形態における比較器12のオフセットの影響を説明する図であり、(A)はオフセットがゼロの場合を、(B)は+0.5LSBのオフセットがある場合を示す。
図13の(A)に示すように、Vaは、ステップS4およびS5では、0V±1LSBの範囲内にあり、正の場合には放電に設定され、負の場合には充電に設定され、ステップS6で0Vとクロスする。
これに対して、図13の(B)に示すように、比較器12が+0.5LSBのオフセットを有する場合、Vaが正であっても、0V<Va<+0.5LSBの場合には充電に設定されるため、ステップS6で0Vとクロスすることはない。言い換えれば、図13の(B)においてXで示す領域は、ステップS6で0Vとクロスすることのない領域である。
次に説明する第3実施形態のアナログ・デジタル変換回路(ADC)は、SAR−ADC10の比較器12がオフセットを有する場合でも、±1LSB以内のオフセットであれば、エラーが発生しないようにAD変換処理を行う。
第3実施形態のADCは、図8に示した第1実施形態のADCと類似の構成を有し、SAR−ADC10のCDAC11のサブ容量の構成および残差電圧の生成処理が異なる。具体的には、第1実施形態では、SAR−ADC10での最後の判定結果は、残差電圧を放電するか充電するかの選択に使用され、残差電圧には反映されなかった。これに対して、第3実施形態では、SAR−ADC10での最後の判定結果は、残差電圧を放電するか充電するかの選択に使用されると共に、残差電圧にも反映される。
図14は、第3実施形態のADCのCDAC11のサブ容量の構成と、粗変換処理および密変換処理での容量DAC11の各サブ容量に印加される電圧と共通ノードの電圧の例を示す図である。
図14に示すように、第3実施形態のADCのCDAC11は、容量比が0.5:0.5:0.5:0.5:2:4の6個のサブ容量を有する。言い換えれば、図5に示した第1実施形態の4個のサブ容量のうちの小さな容量値1の2個のサブ容量を、容量値0.5の4個のサブ容量に分割した構成を有する。図14を参照して、第3実施形態のADCでの粗変換処理および密変換処理を説明する。ここでは、図5の場合と同様に、VRH=VrおよびVRL=−Vrとする。すなわち、AD変換処理のフルスケールが2Vrであるとする。
図14の(A)に示すように、ステップS1では、容量DAC11のスイッチ群をすべて入力信号の電圧Vinが印加されるように接続すると共に、スイッチ14を接続状態にする。これにより、容量DAC11のすべてのサブ容量にVinが保持された状態、すなわち入力信号の電圧VINをサンプリングする状態になる。ここでは、Vin=−0.2Vrであるとする。
ステップS2では、スイッチ14を遮断状態に変化させた後、図14の(B)に示すように、最大容量値のサブ容量4Cの端子に+Vrが印加され、容量値が2番目以降のサブ容量の端子に−Vrが印加されるように切り替える。これにより、容量DAC11の共通ノードの電圧Va=−Vin=0.2Vrになる。これにより、粗変換の最上位ビットD2を判定するための状態が作られ、1番目の比較が行われる。比較器12は、Va(0.2Vr)と基準電位(0V)を比較し、比較結果を出力する。この場合は、Vaが0Vより高く、比較結果は、D2=1(正)となる。
ステップS3で、逐次比較コントローラ13は、D2=1なので、容量4Cの他方の端子に印加する電圧を−Vrに変更し、容量2Cの他方の端子に印加される電圧を+Vrに接続する。これにより、図14の(C)に示すように、Va=−Vin−0.5Vr=−0.3Vrとなる。これにより、ビットD1を判定するための状態が作られ、2番目の比較が行われる。比較器12は、Va(−0.3Vr)と基準電位(0V)を比較し、比較結果を出力する。この場合は、Vaが0Vより低く、比較結果は、D1=0(負)となる。
ステップS4で、逐次比較コントローラ13は、D1=0なので、容量2Cの他方の端子に印加する電圧を+Vrに維持し、2個の容量0.5Cの他方の端子に印加される電圧を+Vrにし、もう2個の容量0.5Cの他方の端子に印加される電圧を−Vrにする。これにより、図14の(D)に示すように、Va=−Vin−0.5Vr+0.25Vr=−0.05Vrとなる。これにより、ビットD0を判定するための状態が作られ、3番目の比較が行われる。比較器12は、Va(−0.05Vr)と基準電位(0V)を比較し、比較結果を出力する。この場合は、Vaが0Vより低く、比較結果は、D0=0(負)となる。
ステップS5で、逐次比較コントローラ13は、D0の判定結果に応じて、容量0.5Cの4個のサブ容量に印加する電圧を切り替える。
D0=0(負)の場合には、図14の(F)に示すように、3番目の容量0.5Cのサブ容量の他方の端子に印加する電圧を−Vrに変化させる。言い換えれば、D0=0(負)の場合には、容量0.5Cの4個のサブ容量のうち3個の他方の端子に電圧−Vrを印加し、容量0.5Cの4個のサブ容量のうち1個の他方の端子に電圧+Vrを印加する。これにより、図14の(F)に示すように、Va=−Vin−0.5Vr+0.25Vr−0.125Vr=−0.175Vrとなる。
上記のように、通常はD0=0と判定されるが、比較器12のオフセットのために、D0=1(正)と判定された場合を考える。この場合には、図14の(E)に示すように、2番目の容量0.5Cのサブ容量の他方の端子に印加する電圧を+Vrに変化させる。言い換えれば、D0=1(正)の場合には、容量0.5Cの4個のサブ容量のうち3個の他方の端子に電圧+Vrを印加し、容量0.5Cの4個のサブ容量のうち1個の他方の端子に電圧−Vrを印加する。これにより、図14の(E)に示すように、Va=−Vin−0.5Vr+0.25Vr+0.125Vr=+0.075Vrとなる。
第1実施形態では、SAR−ADC10での粗変換処理の最後の判定結果は、残差電圧を放電するか充電するかの選択にのみ使用され、残差電圧には反映されなかった。これに対して、第3実施形態では、SAR−ADC10での粗変換処理の最後の判定結果は、残差電圧を放電するか充電するかの選択に使用されると共に、残差電圧を変化させるのに使用される。しかも、粗変換処理の最後の判定結果は、残差電圧Vaを0Vから遠ざけるように反映される。例えば、図14の(D)ではVa=−0.05Vrであるのに対して、図14の(F)ではVa=−0.175Vrであり、図14の(E)ではVa=+0.075Vrである。このように、粗変換処理の最後の判定結果を残差電圧Vaを0Vから遠ざけるように反映することで、比較器12がオフセットを有する場合でも、エラーの発生を低減できる。
図15は、図14で説明した粗変換処理および密変換処理における電圧Vaの変化例を示す図であり、(A)が比較器12のオフセットが微小である場合(オフセット=0V)を、(B)がオフセット=−0.0625Vrである場合を示す。図15は、残差電圧Vaがマイナス(−)の場合を示している。図15を参照して、第3実施形態のADCにおける、粗変換処理の最後の判定結果で残差電圧Vaを0Vから遠ざけるように反映することの効果を説明する。
ステップS1からS4までは、第1実施形態と同じなので説明は省略する。
図15の(A)に示すように、比較器12のオフセット=0Vの場合には、ステップS4で、D0=0と判定される。通常、“0”と判定された場合には、Vaを増加させるようにサブ容量のもう一方の端子に接続する電圧を切り替える。これに対して、第3実施形態では、図14の(F)に示すように、Vaを減少させるようにサブ容量のもう一方の端子に接続する電圧を切り替える。これにより、残差電圧Va=−0.175Vrとなり、TDAC20のVTC21に出力される。VTC21は、D0=0と判定されたので、残差電圧Vaを充電するように、スイッチを設定する。これにより、残差電圧Vaは一定の変化量で増加して0Vになるので、ZCD26が0Vになる瞬間を検出する。
図15の(B)に示すように、比較器12のオフセット=−0.0625Vrの場合には、ステップS4で、Va=−0.05Vrであり、D0=1と判定されることになる。 通常、“1”と判定された場合には、Vaを減少させるようにサブ容量のもう一方の端子に接続する電圧を切り替える。これに対して、第3実施形態では、図14の(E)に示すように、Vaを増加させるようにサブ容量のもう一方の端子に接続する電圧を切り替える。これにより、残差電圧Va=+0.075Vrとなり、TDAC20のVTC21に出力される。VTC21は、D0=1と判定されたので、残差電圧Vaを放電するように、スイッチを設定する。これにより、残差電圧Vaは一定の変化量で減少して0Vになるので、ZCD26が0Vになる瞬間を検出する。
残差電圧Vaの冗長処理で粗変換処理の最後の判定結果を反映させる量は、粗変換処理の最小ビット(LSB)よりも小さい値とする。例えば、図14および図15では、±0.5LSBシフトさせて、TADC20のTDC27の分解能を、冗長性に合わせて1ビット増やして変換可能な範囲を広げている。なお、図14および図15の例では、粗変換処理の1LSB=2Vr・2=0.25Vrなので、±0.5LSB=±0.125Vrとなる。この冗長性によって、比較器のオフセットは±0.5LSBまで許容できる。なお、冗長性は1LSB以下の任意の値に設定可能で、その冗長の幅に合わせて後段のTDC27の分解能を調整する。また、±0.5LSBをシフトさせる実現方法は、各種あり、図14の回路構成に限られるものではない。
図16は、第3実施形態のADCの動作を示すタイムチャートであり、m=4、n=4の場合の例を示している。言い換えれば、粗変換処理で上位4ビットを判定した後、密変換処理で下位4ビットを判定し、合計8ビットのデジタル変換データを得る場合を示している。ただし、密変換処理では、冗長1ビットを加えた5ビットの判定を行う。
粗変換処理における上位4ビットの判定は図9の第1実施形態の場合と同様である。図14では、上位ビットは0101=“5”と判定される。第3実施形態では、第1実施形態と同様に、粗変換処理のLSBの判定で、“1”と判定された場合、残差電圧Vaの放電が行われるように設定され、“0” と判定された場合、残差電圧Vaの充電が行われるように設定される。ただし、第3実施形態では、粗変換処理のLSBの判定結果に応じてVaを変化させた後、残差電圧として出力する。具体的には、粗変換処理のLSBの判定で、“1”と判定された場合には、1/2LSBだけVaを増加させ、“0”と判定された場合には、1/2LSBだけVaを減少させる。図16では、粗変換処理のLSBの判定結果は“1”であるので、Vaは1/2LSBだけ増加される。このように冗長処理された残差電圧Vaに対して密変換処理を行う。
図17は、残差電圧が負の場合の密変換処理を説明する図であり、(A)が密変換処理の説明を、(B)が比較器12のオフセットが0Vの場合の変換例である。
図17の(A)は、粗変換処理で上位3ビットを、密変換処理で下位5ビット(+1ビット冗長)を決定する場合の例を示し、残差電圧Va<0Vの場合で、VaとTDC27の出力するコードと対応させた例を示す。
図17の(A)に示すように、密変換処理は、本来の5ビットの範囲(16〜47)の両側に0.5ビットに相当する16コード分の冗長範囲(0〜15および48〜63)、合計で1ビット(32コード)の冗長範囲を有する。そのため、エンコーダ回路30は、密変換処理で得られた下位ビットのコードから、この冗長範囲の分を差し引いて、下位ビットのコードを得る。したがって、コード変換は、10進数で表現した場合に、「47−(TDC27の出力)」となる。
図17の(B)は、図15の(A)の比較器12にオフセット誤差がない場合の例を示し、Va=−0.175Vrの時を示している。この時、TDC27の出力は、int(64*0.175Vr/0.5Vr)=22となる。エンコーダ回路30は、このコードに上記の「47−22」の変換を行って、変換コード25を得る。図15の(A)では、上位3ビットは100であるため、10進数に変換すると128となり、下位6ビットの上記結果25を加えて、全体のAD変換値は、8ビットのコード153が得られる。ただし、図15の(A)に示すように、CDAC11の挙動によってアナログ入力VINはVaから見て反転するため、コードも反転させた256−153=103が最終的なAD変換結果となる。
図18は、残差電圧が正の場合の密変換処理を説明する図であり、(A)が密変換処理の説明を、(B)が比較器12のオフセットが0Vの場合の変換例である。この場合も、粗変換処理で上位3ビットを、密変換処理で下位5ビットを決定する場合の例である。
図18の(A)に示すように、密変換処理で決定する本来の5ビットの範囲(16〜47)の両側に0.5ビットに相当する16コード分の冗長範囲(0〜15および48〜63)、合計で1ビット(32コード)の冗長範囲を有する。そのため、エンコーダ回路30は、密変換処理で得られた下位ビットのコードから、この冗長範囲の分を差し引いて、下位ビットのコードを得る。したがって、コード変換は、10進数で表現した場合に、「(TDC27の出力)−16」となる。
図18の(B)は、図15の(B)の比較器12に−0.0625Vrのオフセットがある場合の例を示し、Va=0.075Vrの時を示している。この時、TDC27の出力は、int(64*0.075Vr/0.5Vr)=9となる。エンコーダ回路30は、このコードに上記の「9−16」の変換を行って、変換コード−7が得られる。図15の(B)では、上位3ビットは101であるため、10進数に変換すると160となり、下位6ビットの上記結果−7を加えて、全体のAD変換値は、8ビットのコード153が得られる。上記と同様に、CDAC11の挙動によってアナログ入力VINはVaから見て反転するため、コードも反転させた256−153=103が最終的なAD変換結果となる。このコードは、図17で示した値と一致しており、つまりオフセットの影響を受けないことを示している。
図19は、第3実施形態における比較器12のオフセットの影響を説明する図であり、(A)はオフセットがゼロの場合を、(B)は+0.5LSBのオフセットがある場合を示す。
図19の(A)に示すように、Vaは、ステップS4では、0V±1LSBの範囲内にある。D0=1の場合には、ステップS5で、0.5LSB増加して、残差電圧Vaは+0.5LSB〜+1.5LSBの範囲になり、放電に設定される。D0=0の場合には、ステップS5で、0.5LSB減少して、残差電圧Vaは−0.5LSB〜−1.5LSBの範囲になり、充電に設定される。いずれの場合も、ステップS6で、Vaは0Vとクロスする。
前述の図13の(B)に示すように、比較器12が、粗変換処理の1LSBに対して、+0.5LSBのオフセットを有する場合を考える。第1実施形態では、比較器12が、0<Va<0.5LSBの範囲も負と判定するため、Va<0の部分と同様に、Xで示す領域でもVaを充電してしまいゼロクロスが生じない。
一方、第3実施形態では、比較器12は、0<Va<0.5LSBの範囲を負と判定しても、ステップS5で0Vより小さくなるようにシフトされ、ステップS6で充電されても確実にゼロクロスが生じる。このゼロクロスまでの時間はTDC27の冗長ビット分で検出して、冗長領域で検出したことを受けて、粗変換の結果を補正することでオフセットの影響を無くすことができる。なお、第3実施形態では、粗変換処理のLSBの冗長性により、比較器12のオフセットだけでなく、増幅回路のオフセットも合わせて、ある程度のオフセットを許容する。
ここで、実施形態のADCを、一般的なADC方式と比較する。
逐次比較ADC(SAR−ADC)のCDACの出力(=比較器の入力)電圧Vaは、2進探索方式で、比較器12の基準電位(図では0V)に漸近していく。kビットの判定結果をすべてCDACに適用するとVaは、サンプリングしたアナログ入力電圧と、kビットのデジタルコードで表されるアナログ入力電圧VINに最も近いデジタルレベル電圧との残差電圧となる。残差電圧Vaをできるだけ多ビットでかつ短時間で密変換できれば、SAR−ADCのループ回数を低減でき、結果としてSAR−ADCを有する場合に比べて変換時間を短縮できる。
多ビットでかつ短時間でAD変換する方式としては、1クロックでAD変換を実現するフラッシュ方式が広く知られている。しかし、フラッシュ方式は密変換処理の分解能nを大きくするのが難しく、「低電力性を維持しながら、SAR−ADCの分解能(ループ回数)を下げた上で高速化する」という効果が得られない。フラッシュ方式では、分解能nに対して、2個の分圧レベルを生成して、2個の比較器で一気に比較動作を行う。そのため、フラッシュ方式のADCは、分解能nに対して回路面積、消費電力およびコストが指数的に増大する。フラッシュ方式で大きいnを選択すると、SAR−ADCに比べて電力と面積での優位性が大きく失われる。以上のような理由で、フラッシュ方式で分解能nを大きくするのが難しい。SAR−ADCに対するフラッシュ方式の回路部分の消費電力および面積の比率を所定値以下にすることを考慮すると、実用上はn=3〜4が限界と考えられる。
さらに分解能nを大きくするのが難しい理由は、2個の分圧レベルを生成し判定することである。粗変換処理によってフルスケールが減衰した残差電圧をさらに分圧して判定するため、分圧レベルの精細な生成/制御や、2個すべての比較器のオフセットを限りなくゼロにするといった対策が必須となる。これらの対策には、素子サイズを大きくしたり、補正回路を追加する必要があり、それら追加回路の電力と面積が増大する。追加回路を不要とするには、n=2〜3が限界と考えられる。
以上の通り、フラッシュ方式は分解能nを大きくするのが難しいため、回路規模および消費電力を考慮すると、粗変換処理を行うSAR−ADCの分解能を上げることになる。そのため、「SAR−ADCの分解能(ループ回数)を下げて高速化する」のが難しい。
そこで、実施形態では、残差電圧を時間情報に一旦変換して、時間軸で密変換を実施する定量変化時間計測型変換回路を使用する。定量変化時間計測型変換回路では、残差電圧Vaをある開始時間tsから、ある一定の傾きで変化させて、その電圧がある一定のレベルに到達するまでの時間teと差分つまり(ts−te)の絶対値をTDCで計測する。残差電圧をある一定の傾きで変化させる場合、teはVaと線形関係になるため、(ts−te)の絶対値をデジタル化することによって残差電圧Vaをデジタル化することになる。また、残差電圧が小さくなってもそれを変化させる傾きを緩くすることで時間軸方向に情報を増幅することもできる。
実施形態のADCは、同じ分解能のSAR−ADCに比べて高速動作であるが、消費電力、回路規模およびコストは比較的低い。また、SAR−ADCによる粗変換処理からTADCによる密変換処理に移行する際に、冗長性を持たせる処理を行うことにより、速度面の若干の低下はあるが、比較器および増幅器のオフセットの変換精度への影響を低減できる。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものである。特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではなく、明細書のそのような例の構成は発明の利点および欠点を示すものではない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
10 逐次比較型変換回路(SAR−ADC)
11 容量DAC(CDAC)
12 比較器
13 逐次比較(SA)コントローラ
20 定量変化時間計測型変換回路(TADC)
21 電圧−時間変換回路(VTC)
26 ゼロクロス検出回路(ZCD)
27 時間−デジタル変換回路(TDC)
30 エンコーダ回路

Claims (3)

  1. アナログ入力信号電圧を所定ビット数のデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換回路であって、
    前記アナログ入力信号電圧を逐次比較して、上位ビット数のデジタル信号に変換すると共に、前記アナログ入力信号電圧と前記上位ビット数のデジタル信号に対応するアナログ信号電圧との残差電圧を出力する逐次比較型変換回路と、
    前記残差電圧を一定量で変化させ、所定値になるまでの時間を計測することにより、前記残差電圧を下位ビット数nのデジタル信号に変換する定量変化時間計測型変換回路と、
    前記逐次比較型変換回路の出力する前記上位ビット数のデジタル信号と、前記定量変化時間計測型変換回路の出力する前記下位ビット数のデジタル信号と、を合わせて、前記所定ビット数のデジタル信号を生成するエンコーダ回路と、
    前記残差電圧を増幅する増幅回路と、備え、
    前記定量変化時間計測型変換回路は、前記増幅回路の増幅した前記残差電圧を変換する、ことを特徴とするアナログ・デジタル変換回路。
  2. 前記逐次比較型変換回路は、前記残差電圧に1ビットの冗長処理を行い、
    前記定量変化時間計測型変換回路は、前記冗長処理を行った前記残差電圧を、前記下位ビット数に1ビットを加えたビット数のデジタル信号に変換する請求項1記載のアナログ・デジタル変換回路。
  3. アナログ入力信号電圧を所定ビット数のデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換方法であって、
    前記アナログ入力信号電圧を逐次比較して、上位ビット数のデジタル信号に変換すると共に、前記アナログ入力信号電圧と前記上位ビット数のデジタル信号に対応するアナログ信号電圧との残差電圧を出力し、
    前記残差電圧を増幅し、
    前記増幅した前記残差電圧を一定量で変化させ、所定値になるまでの時間を計測することにより、前記増幅した前記残差電圧を下位ビット数のデジタル信号に変換し、
    前記上位ビット数のデジタル信号と、前記下位ビット数のデジタル信号と、を合わせて、前記所定ビット数のデジタル信号を生成する、ことを特徴とするアナログ・デジタル変換方法。
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