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JP5361990B2 - 基板の粗面化方法および光起電力装置の製造方法 - Google Patents

基板の粗面化方法および光起電力装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板の粗面化方法および光起電力装置の製造方法に関するものである。
太陽電池等の光電変換装置の性能向上には、太陽光を効率よく太陽電池を構成する基板内部に取り込むことが大切である。そのため、光入射側の基板表面にテクスチャ加工を施して、表面で一度反射した光を再度表面に入射させることで、より多くの太陽光を基板内部に取込んで、光電変換効率の向上を図っている。ここでテクスチャ加工とは、基板表面に意図的に数十nm〜数十μmの寸法の微細凹凸を形成する加工のことである。
テクスチャ形状の代表例として、ピラミッド形状あるいは逆ピラミッド形状が知られている。ピラミッド形状とは平面上に四角錘を載せた形状、逆ピラミッド形状とは平面に対して四角錘を伏せた形状に掘り込んだ窪み形状を指す。逆ピラミッドテクスチャが基板上に隙間無く配列されれば、基板面はすべて逆ピラミッドの斜面によって構成されることとなり、斜面での反射光はほぼすべて、隣接する斜面へ再入射され、光の利用効率は最大化されることとなる。
このような逆ピラミッド形状の形成にあたっては、アルカリ水溶液に対するシリコンのエッチング速度の面方位依存性を利用する。すなわち、結晶シリコンをアルカリ水溶液でエッチングする場合において、エッチング速度は、結晶面方位<100>に対しては速く、一方、結晶面方位<111>に対しては遅い。したがって、表面に結晶面方位<100>を有する結晶シリコン基板をアルカリ水溶液でエッチングすると、ある程度エッチングが進行して<111>面が露出したところでエッチング速度が著しく低下し、結果的に<111>面からなるピラミッド形状、あるいは逆ピラミッド形状が形成される。
しかしながら、この方法ではピラミッド形状あるいは逆ピラミッド形状の微細凹凸の寸法や配置はランダムとなり、必ずしも反射率を最小に抑制することはできない。この問題を解決するために、あらかじめパターニングされたエッチングマスクを基板上に形成し、エッチングすることで、所望の位置と寸法に微細凹凸を形成することができる。このような方法においてはエッチングマスクとしてレジストを、パターニング方法としてフォトリソグラフィ技術を用いることができる。また、その他の方法として例えばエッチングマスクとしてシリコン窒化膜を、パターニング方法としてレーザー加工を用いる方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
以下、この方法に関して説明する。まず、シリコン基板を酸性またはアルカリ性の溶液でエッチングし、スライス時のダメージ層を除去する。その後、エッチングマスクとしてPECVD法(プラズマ化学気相成長法)によりSiN膜(シリコン窒化膜)を形成する。次に、このエッチングマスクにレーザーを用いてパターン開口部を形成する。そして、シリコン基板に酸性またはアルカリ性溶液を用いたエッチングを行い、シリコン基板上に凹部を形成する。
しかしながら、この方法ではレーザー加工時間が課題となる。凹部の面積分だけレーザー加工をするため、シリコン基板の表面に対して全面的に微細凹凸を形成するためには表面積に対するレーザー加工面積を大きくする必要があり、実用的な太陽電池作製工程からはかけ離れた長い加工時間が必要となり、全体の加工時間が長くなる。
そこで、レーザーでの加工は、例えばドット状の小面積の加工としておき、引き続きフッ酸と硝酸との混合液によるエッチングを実施してマスク下にアンダーカットを発生させ、最後にアルカリ水溶液を用いてエッチングを行うことで逆ピラミッド形状に整形する方法が考えられる。凹形状の寸法は、アンダーカットによりレーザー加工寸法より大きくすることが可能なため、レーザー加工径は小さくとも、最終的には全面的に凹凸形状を敷き詰めることが可能である。このような方法として、例えばフッ酸と硝酸のエッチングに引き続きアルカリ水溶液のエッチングを実施する方法が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2007−103572号公報 特開平10−303443号公報
しかしながら、発明者が上記方法で逆ピラミッド形状の微細凹凸を形成できるかどうかを実験的に確認したところ、フッ酸硝酸水溶液によるエッチングでマスク下にアンダーカットが発生することは確認できたが、次工程のアルカリ水溶液でのエッチングで不具合が生じることが確認された。すなわち、シリコン基板をアルカリ水溶液に浸漬しても全面に均一に逆ピラミッド形状が形成されることはなく、部分的に逆ピラミッド形状が形成される箇所と、全くエッチングが進行しない箇所とが発生する、という問題があった。これは、フッ酸硝酸水溶液にエッチングされたシリコン表面は親水性となっていることに加え、元素分析から表面近傍に多量の酸素が検出されたことから、表面形成された酸化膜がアルカリ水溶液によるエッチングを阻害しているものと考えられる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、短時間の処理で基板の広域に渡って逆ピラミッド形状の凹凸構造を均一に形成することが可能な基板の粗面化方法および光起電力装置の製造方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる基板の粗面化方法は、半導体基板の表面に保護膜を形成する第1の工程と、前記保護膜に開口部を形成する第2の工程と、前記開口部が形成された前記保護膜をマスクとして、前記半導体基板における前記保護膜が形成された面に対して、等方性エッチングを施して前記開口部の下部およびその近傍領域に第1の凹部を形成する第3の工程と、前記開口部が形成された前記保護膜をマスクとして、前記半導体基板における前記保護膜が形成された面に対して、エッチングを施して、前記開口部の下部およびその近傍領域に形成された前記第1の凹部の表面に形成された酸化膜を除去する第4の工程と、前記開口部が形成された前記保護膜をマスクとして、前記半導体基板における前記保護膜が形成された面に対して、異方性エッチングを施して前記開口部の下部およびその近傍領域に第2の凹部を形成する第5の工程と、前記保護膜を除去する第6の工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、リソグラフィのような高価な装置および冗長な製造工程を必要とせずに短時間の処理で基板の広域に渡って逆ピラミッド形状の凹凸構造を均一に形成して簡便に微細な粗面化を均一に実施することができ、優れた反射抑制効果を発揮する基板の粗面化が可能である、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる基板の粗面化方法により表面の粗面化が施されたp型単結晶シリコン基板を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図3は、本発明の実施の形態1にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図4は、本発明の実施の形態1にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図5は、本発明の実施の形態1にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図6は、本発明の実施の形態1にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図7は、本発明の実施の形態1にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図8は、本発明の実施の形態1にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図9は、本発明の実施の形態1にかかる基板を用いて作製した光起電力装置を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態2にかかる基板の粗面化方法により表面の粗面化が施されたp型単結晶シリコン基板を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態2にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図12は、本発明の実施の形態2にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図13は、本発明の実施の形態2にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図14は、本発明の実施の形態2にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図15は、本発明の実施の形態2にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図16は、本発明の実施の形態2にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図17は、本発明の実施の形態2にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図18は、本発明の実施の形態2にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。 図19は、本発明の実施の形態2にかかる光起電力装置の製造工程を説明するための図である。 図20は、本発明の実施の形態2にかかる光起電力装置の製造工程を説明するための図である。
以下に、本発明にかかる基板の粗面化方法および光起電力装置の製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合がある。各図面間においても同様である。
実施の形態1.
図1は、光起電力装置である太陽電池用の第1導電型の基板であって、本実施の形態にかかる基板の粗面化方法により表面の粗面化が施されたp型単結晶シリコン基板101(以下、基板101と称する)を示す図である。図1の(a)は断面図であり、図1の(b)は上面図である。以下では、基板101の2つの主面のうち、表面の粗面化が施された一主面を受光面側主面、他方を裏面側主面と呼ぶ。また、断面図では上部を受光面側として示し、上面図では受光面側から見た図を示している。この基板101は、穴間平均ピッチが略10μm程度の逆ピラミッド形状の微細凹部106が受光面側の基板表面に略均一に形成されたテクスチャ構造を有している。
つぎに、このような基板101を形成するための実施の形態1にかかる基板の粗面化方法について説明する。図2〜図8は、実施の形態1にかかる基板の粗面化方法の工程を説明するための図である。図2〜図8において(a)は断面図であり、図1の(a)に対応している。また、図2〜図8において(b)は上面図であり、図1の(b)に対応している。以下、これらの図面を参照して実施の形態1にかかる基板の粗面化方法を説明する。
まず、工程1では、基板表面の粗面化を行う対象であるp型単結晶シリコン基板101a(以下、基板101aと称する)の一面側の表面に、保護膜として後述するエッチングに対してエッチング耐性を有するマスク膜102を形成する。
まず、図2に示すような基板101aを準備する。基板101aは、鋳造法あるいは引き上げ法等により作製されたシリコンインゴットをマルチワイヤーソーでスライスした後に、有機溶剤による洗浄、酸またはアルカリ溶液によるダメージ層除去を実施したものである。本実施の形態では、1辺が156mmの正方形、板厚が180μmのp型単結晶シリコン基板を使用した。なお、基板101aの寸法はこれに限定されるものではなく、適宜変更可能である。ダメージ層除去としては、例えば80℃に加熱した10重量%水酸化ナトリウム水溶液に基板101aを浸漬させて、2分程度浸漬処理した。なお、ダメージ層除去における条件はこれらに限定されるものではなく、ダメージ層が除去できればよく、上記以外の条件でもかまわない。
また、ここでは基板101aとして単結晶シリコン基板を用いたが、多結晶シリコン基板を使用することも可能であり、この場合は基板を安価に入手できる利点がある。また、ここでは基板101aとしてp型シリコン基板を用いたが、n型のものを用いることもできる。
そして、図3に示すように基板101aの一面側の表面にマスク膜102を形成する。本実施の形態では、マスク膜102としてPECVD法(プラズマ化学気相成長法)により膜厚10nmのシリコン窒化膜(SiN膜)を成膜した。ここでは、マスク膜102としてシリコン窒化膜を用いたが、マスク膜102としては後の工程で開口が可能であり且つ基板101aとのエッチング選択性があれば、他の材料を選択してもよく、シリコン酸化膜(SiO膜)、金属膜、有機膜等を用いることができる。マスク膜102の膜厚は、成膜速度とエッチング選択性、除去性等を考慮して選択すればよく、10nmに限ったものではない。
つぎの工程2では、図4に示すようにマスク膜102に対して微細穴加工を施す。すなわち、レーザー加工処理によりマスク膜102に複数の微細開口部103を形成する。本実施の形態では、レーザーとしてNd−YAGレーザーの3倍高調波である355nmのものを使用し、図4に示すように間隔10μmの正方格子点状に、直径2μmの微細穴加工を施した。
レーザー加工に当たっては、ガウス分布の強度分布を有するレーザーを、干渉光学素子の一種であるHOE(ホログラフィック光学素子)へ入射させ、複数の光束に分岐する方法を取った。分岐された光束は、基板101a上で結像するように光学系を通過させた。本実施の形態では、使用したHOEの分岐数は100であり、この場合の光利用効率は91%であった。HOEを用いて分岐する方法は、アパーチャによる遮光で多数点照射をする方法と比較して、分岐された各光束内でガウス分布に従う光強度分布を持つこと、分岐された各光束の間で光強度差が少ないこと、光の利用効率が高いこと、が利点として挙げられる。基板101aの全面に渡り微細穴加工を施すため、基板101aを精密ステージで水平移動させながらレーザー加工を実施した。連続的に加工するために必要なステージ速度は、レーザーの発振周波数と1回のレーザー加工領域幅から算出できる。
本実施の形態では、多点照射の方法としてHOEを使用したが、所望の微細穴加工を施すことができればアパーチャによる遮光を用いた多点照射や、1点照射とステージ移動とを併用することにより基板101aの全面を加工してもよく、本発明を実現するにはなんら問題はない。
また、本実施の形態では基板101aの全面加工のために精密ステージによる水平移動を用いたが、多点分岐されたレーザー光に対して、ガルバノミラーとfθレンズとの組み合わせを用いて光学的に走査させることで全面加工してもよい。さらに、本実施の形態ではレーザーとして355nmの波長のレーザーを使用したが、所望の微細穴加工を施すことができれば他の種類のレーザーや他の波長のレーザーを使用してもよく、本発明を実現するにはなんら問題は生じない。
つぎの工程3では、第1のエッチング工程として等方性エッチングを行う。すなわち、マスク膜102をエッチングマスクとして用いて基板101aを酸溶液に浸漬してエッチングすることで、マスク膜102の微細開口部103の底部に露出している基板101aの表面を等方的にエッチングし、図5に示すように第1の凹部104を形成する。このとき、第1の凹部104の表面には酸化膜104aが形成される。
本実施の形態では、エッチング液の酸溶液として50%フッ酸と69%硝酸とを体積比で1:7に混合したフッ酸硝酸水溶液を使用した。また、薬液温度は10℃である。このエッチング液でシリコンをエッチングした場合は、エッチングは結晶面方位によらず、ほぼ等方的に進行し、図5に示すようなほぼ半球状の第1の凹部104が形成される。このエッチング特性は、マスク膜102の下部にアンダーカットを形成する上で重要な特性であり、レーザー加工によるマスク膜102における開口面積の縮小、換言すればレーザー加工時間の短縮を可能とする重要な特性である。本実施の形態では、第1の凹部104の直径が8μmとなった時点で第1のエッチング工程を終了させた。
また、エッチング液としては、上記のフッ酸硝酸水溶液に酢酸、燐酸等の添加剤を加えてもよく、また純水で希釈してもよい。さらに、フッ酸と硝酸の混合比率も自由に変更することができる。また、本実施の形態では薬液温度として、本実施の形態で使用したマスク膜(シリコン窒化膜)とシリコンとのエッチング選択比を高めるため室温より低い10℃に設定したが、所望の第1の凹部104が形成できれば他の温度を用いてもよく、本発明を実現するにはなんら問題は生じない。
つぎの工程4では、本発明の特徴となる第2のエッチング工程として酸化膜除去エッチングを行う。すなわち、マスク膜102をエッチングマスクとして用いて、第1のエッチング工程を経た基板101aをフッ酸水溶液に浸漬してエッチングすることで酸化膜104aを除去して、図6に示すように第1の凹部の表面105を露出させる。本実施の形態では、エッチング液として、50%フッ酸を水で20体積%に希釈したフッ酸水溶液を使用した。薬液温度は室温であり、処理時間は30秒である。
前述した第1のエッチング工程である工程3では、硝酸によるシリコン表面のシリコン酸化膜の形成と、フッ酸によるシリコン酸化膜の除去とが同時に行われている。したがって、工程3の完了時点ではシリコン表面にシリコン酸化膜(化学酸化膜)が形成される。シリコン表面にシリコン酸化膜が形成されていた場合、アルカリによるエッチングは進行しないことは良く知られている。
実際に発明者が実験した結果、工程3の完了時点で第1の凹部104の表面は親水性となっており、引き続きアルカリによるエッチングを実施したところ、エッチングが進行する部位としない部位が混在し、エッチングの面内むらが発生した。また、二次イオン質量分析(SIMS:Secondary Ion Mass Spectrometry)による深さ方向元素分析を実施したところ、表面近傍に高濃度の酸素が検出され、シリコン酸化膜の存在が確認された。一方、第2のエッチング工程である工程4の実施後は、第1の凹部の表面105は疎水性となっており、SIMS分析では表面近傍の酸素の濃度が著しく減少し、シリコン酸化膜が除去されたことが確認できた。
なお、本工程でのエッチング液の比率、薬液温度、処理時間は、シリコン酸化膜の除去とマスク膜の残存との両立に留意すれば、自由に選択することができる。
つぎの工程5では、第3のエッチング工程として異方性エッチングを行う。すなわち、マスク膜102をエッチングマスクとして用いて、第2のエッチング工程を経た基板101aをアルカリ性溶液に浸漬してエッチングすることで、マスク膜102の微細開口部103の下部に露出している基板101aの表面(第1の凹部の表面105の表面)を異方的にエッチングし、図7に示すように第2の凹部(逆ピラミッド形状の微細凹部)106を形成する。
本実施の形態では、アルカリ水溶液として10重量%の水酸化ナトリウム水溶液にIPA(イソプロピルアルコール)を1重量%添加したものを使用した。本実施の形態では<100>の結晶面方位を表面にもつ単結晶シリコン基板を使用しているため、アルカリ水溶液によるエッチングを実施すると、図7に示すように四角錘を伏せた形状のいわゆる逆ピラミッド形状の微細凹部106が形成される。これはアルカリ水溶液によるエッチング速度が面方位により異なることに起因する。エッチング速度は<100>面が最も速く、つぎに<110>面が続き、<111>面が最も遅い。第1の凹部104の様に半球形状の場合、面方位は場所により連続的に変化しているが、アルカリ水溶液によるエッチングを実施することで、面方位に応じた速度でエッチングが進行していき、<111>面が露出したところで、エッチングが実質、自動的に停止する。
<111>面が露出した時点以降も、遅いながらエッチングは進行している。したがって、エッチング時間が長すぎる場合には平坦部であるテラス部107が消滅してマスク膜102と基板101aとの接着部が消滅するため、マスク膜102の離脱が発生する。一方、エッチング時間が短すぎる場合には平坦なテラス部107が多く残存し、基板101aの表面における光反射率低減を阻害する。本実施の形態ではテラス部107の幅を0.5μmと設定した。
基板101aとして面方位<100>の単結晶シリコン基板を使用した場合は、逆ピラミッド形状の微細凹部106は正方形を底面とする四角錘形状となるため、微細開口部103を正方格子上に配列することで、各場所でのテラス部107の幅を一定とすることができ、逆ピラミッド形状の凹凸構造を基板101aの表面に均一に形成することができる。このため、基板101aの表面における光反射率抑制の最大化とマスク102の離脱防止とを両立させることが可能となる。
なお、本実施の形態ではエッチング液にIPAを添加して<100>面と<111>面とのエッチング速度比を増大させているが、マスク膜102の微細開口部103の下部に露出している基板101aの表面(第1の凹部の表面105の表面)を異方的にエッチングすることができれば別の添加剤を添加してもよく、あるいは添加剤を使用しなくてもよく、本発明の実現には何ら支障を来たさない。また、本実施の形態ではエッチング液として水酸化ナトリウム水溶液を使用したが、水酸化カリウム水溶液等、他のアルカリ性溶液を使用してもかまわない。
工程6では、第4のエッチング工程としてウェットエッチングによりマスク膜102の除去を行う。本実施の形態では、マスク膜102の除去のためのエッチング液として、50%フッ酸を純水で20体積%に希釈したものを使用した。薬液温度は室温であり、処理時間は6分である。このようにしてマスク膜102を除去することにより、図8に示すように基板101aの表面に逆ピラミッド形状の微細凹部106が均一に敷き詰められた構造を得ることができた。なお、エッチング液は、使用したマスク膜102の材料等の条件に合わせて適宜変更することができる。
以上のような工程を経ることにより、図1に示すように逆ピラミッド形状の微細凹部106が基板表面に略均一に形成された微細凹凸構造(テクスチャ構造)を有する基板101を得ることができる。
図9は、上述した基板101を用いて作製した光起電力装置を示す図であり、図9の(a)は断面図であり、図9の(b)は上面図である。図9に示す光起電力装置は、基板表層に第2導電型の不純物が拡散された不純物拡散層であるN層121aを有する第1導電型の半導体基板121と、半導体基板121の受光面側の面(表面)に形成された反射防止膜122と、半導体基板121の受光面側の面(表面)に形成された受光面側電極123と、半導体基板121の受光面と反対側の面(裏面)に形成された裏面電極124と、を備える。
また、受光面側電極123としては、光起電力装置のグリッド電極123aおよびバス電極123bを含み、図9(a)においてはグリッド電極123aの長手方向に垂直な断面における断面図を示している。そして、半導体基板121には、上述した基板の粗面化方法を用いて基板表面に逆ピラミッド形状の微細凹凸構造を形成した基板101を使用して、156mm□の光起電力装置を構成している。
つぎに、上述した基板101を用いて図9に示す光起電力装置を製造するための工程を説明する。なお、ここで説明する工程は、一般的なシリコン基板を用いた光起電力装置の製造工程と同様であるため、特に図示しない。
上記の工程6の処理が完了した基板101を熱酸化炉へ投入し、オキシ塩化リン(POCl)蒸気の存在下で加熱して基板101の表面にリンガラスを形成することで基板101中にリンを拡散させ、基板101の表層に第2導電型のN層121aを形成する。拡散温度は、例えば840℃とされる。これにより、基板表層にN層121aを有する半導体基板121が得られる。なお、ここではp型シリコン基板を使用したため、pn接合を形成するために異なる導電型のリンを拡散させたが、n型シリコン基板を使用した場合はp型の不純物を拡散させればよい。
次に、フッ酸溶液中で基板121のリンガラス層を除去した後、反射防止膜122としてプラズマCVD法によりSiN膜をN層121a上に形成する。反射防止膜122の膜厚および屈折率は、光反射を最も抑制する値に設定する。なお、屈折率の異なる2層以上の膜を積層してもよい。また、反射防止膜122は、スパッタリング法など、異なる成膜方法により形成しても良い。
次に、基板121の受光面に銀の混入したペーストを櫛形にスクリーン印刷にて印刷し、基板121の裏面にアルミニウムの混入したペーストを全面にスクリーン印刷にて印刷した後、焼成処理を実施して受光面側電極123と裏面電極124とを形成する。焼成は大気雰囲気中において例えば760℃で実施する。以上のようにして、図9に示す光起電力装置が作製される。
上記の工程を経て作製した光起電力装置の性能評価した結果に関して説明する。なお、光起電力装置の作製に当たって、基板101の粗面化を実施した時点で基板101の光反射特性を、分光光度計で評価した。そのうち波長900nmにおける反射率を表1に示す。
Figure 0005361990
また比較例として、単結晶シリコン基板をアルカリ水溶液でエッチングした基板を作製した。そして、この比較例の基板に対して、光反射特性を分光光度計で評価した。そのうち波長900nmにおける反射率を表1に併せて示す。
表1からわかるように、波長900nmにおける反射率は、比較例の基板では21%であるのに対して、実施の形態1にかかる基板の粗面化方法により粗面化を実施して逆ピラミッド形状のテクスチャ構造を有する基板101では12%にまで抑制できている。これにより、実施の形態1にかかる基板の粗面化方法により粗面化を施した基板101は、良好な反射率抑制効果を発揮していることがわかった。
次に、作製した光起電力装置を実際に作動させ、発電特性を測定して評価した。その結果として開放電圧Voc(Vm)、短絡電流密度Jsc(mA/cm)、曲線因子FF、光電変換効率η(%)を表2に示す。
Figure 0005361990
また比較例として、上記の比較例の基板を使用して156mm□の光起電力装置を作製した。そして、この比較例の光起電力装置を実際に作動させ、発電特性を測定して評価した。その結果として開放電圧Voc(Vm)、短絡電流密度Jsc(mA/cm)、曲線因子FF、光電変換効率η(%)を表2に併せて示す。
表2からわかるように、実施の形態1にかかる光起電力装置では、比較例の光起電力装置と比較して短絡電流密度が大幅に増大し、光電変換効率が向上している。これにより、実施の形態1にかかる基板の粗面化方法により粗面化を施した基板101を使用して光起電力装置を構成することにより、基板101の表面反射損失の抑制が奏功して、短絡電流密度が大幅に増大し、光電変換効率の向上に寄与することがわかった。
上述したように、実施の形態1にかかる基板の粗面化方法によれば、基板101aの表面に形成されたマスク膜102に、レーザー加工により微細開口部103を均一に形成し、該微細開口部103の下部領域の基板101aの表面をエッチングするため、基板101aの全面に逆ピラミッド形状の凹部106を有するテクスチャ構造を均一且つ密に形成することができる。
また、第1のエッチング工程として、酸溶液による等方性エッチングを実施してマスク膜102の下部にアンダーカットとして第1の凹部104を生じさせるため、マスク膜102へのレーザー加工による加工時間を短縮することができる。また、第2のエッチング工程として、第1の凹部104の表面に形成された酸化膜104aをフッ酸水溶液により除去して第1の凹部の表面105を露出させるため、凹凸生成の不安定性を排除してアルカリ溶液による第1の凹部104のエッチングが進行し易い状況を作り出すことができる。また、第3のエッチング工程として、第1の凹部の表面105に対してアルカリ溶液による異方性エッチングを実施するため、微細開口部103の下部領域に逆ピラミッド形状の凹部106を均一に形成することができる。
したがって、実施の形態1にかかる基板の粗面化方法によれば、リソグラフィのような高価な装置および冗長な製造工程を必要とせずに基板101aの表面に対して簡便に微細な粗面化を均一に実施することができ、優れた反射抑制効果を発揮する基板の粗面化が可能であり、基板101aの全面に渡って光反射の抑制効果を最大化することができる。
また、実施の形態1にかかる光起電力装置の製造方法によれば、上記の実施の形態1にかかる基板の粗面化方法を用いて基板表面の粗面化を施した基板101を用いて光起電力装置を作製するため、光入射側の基板表面における表面光反射損失が大幅に低減され、光電変換効率の向上が図られた、良好な光電変換効率を有する光起電力装置を作製することができる。これにより、従来と同等の光電変換効率を有する光起電力装置を作製する際には、基板の面積を小さくし、基板の原材料の減量化を図るとともに、光起電力装置の小型化、軽量化、減容化を図ることが可能である。
実施の形態2.
スクリーン印刷法により電極を形成する場合、下地の表面の凹凸が大きい場合には印刷性が低下する。特に太陽電池基板の受光面側の表面には、光綴じ込めのための凹凸構造(テクスチャ構造)が存在するため、印刷膜に途切れや、極端に膜厚の薄い箇所が発生する。また、受光面側電極は、影損失を減らすために細いグリッド状の電極を形成するのが一般的であるが、この場合は基板の凹凸構造は、断線を引き起こす原因となる。
実施の形態2は上記の問題を解決することが可能な基板の粗面化方法および光起電力装置の製造方法について説明する。図10は、光起電力装置である太陽電池用の第1導電型の基板であって、本実施の形態にかかる基板の粗面化方法により表面の粗面化が施されたp型単結晶シリコン基板111(以下、基板111と称する)を示す図である。図10の(a)は断面図であり、図10の(b)は上面図である。断面図では上部を受光面側として示し、上面図では受光面側から見た図を示している。この基板111は、穴間平均ピッチが略10μm程度の逆ピラミッド形状の微細凹部106が受光面側の基板表面に略均一に形成されたテクスチャ構造を有している。テラス部107にはn層109が形成されている。
つぎに、このような基板111を形成するための実施の形態2にかかる基板の粗面化方法および光起電力装置を製造するための工程について説明する。図11〜図20は、実施の形態2にかかる基板の粗面化方法および光起電力装置の製造工程を説明するための図である。図11〜図20において(a)は断面図であり、図10の(a)に対応している。また、図11〜図20において(b)は上面図であり、図10の(b)に対応している。なお、本実施の形態にかかる光起電力装置の基本的な構成は、図9に示す実施の形態1にかかる光起電力装置と同様であるため、詳細な説明は省略する。
まず、工程11では、図11に示すようなp型単結晶シリコン基板111a(以下、基板111aと称する)を準備し、該基板111aの表裏面に第1の拡散処理によりn層109を形成する。基板111aは、基板101aと同様に鋳造法あるいは引き上げ法等により作製されたシリコンインゴットをマルチワイヤーソーでスライスした後に、有機溶剤による洗浄、酸またはアルカリ溶液によるダメージ層除去を実施したものである。本実施の形態では、1辺が156mmの正方形、板厚が180μmのp型単結晶シリコン基板を使用した。なお、基板111aの寸法はこれに限定されるものではなく、適宜変更可能である。ダメージ層除去としては、例えば80℃に加熱した10重量%水酸化ナトリウム水溶液に基板101aを浸漬させて、2分程度浸漬処理した。なお、ダメージ層除去における条件はこれらに限定されるものではなく、ダメージ層が除去できればよく、上記以外の条件でもかまわない。
第1の拡散処理では、基板111aを熱酸化炉へ投入し、オキシ塩化リン(POCl)蒸気の存在下で加熱して基板111aの表面にリンガラスを形成することで基板111a中にリンを拡散させ、基板101の表層に比較的高いリン濃度である第1の濃度をもつ第1不純物拡散層であるn層109を形成する。リン濃度を高く設定することの意義については、後述する。なお、ここではp型シリコン基板を使用したため、pn接合を形成するために異なる導電型のリンを拡散させたが、n型シリコン基板を使用した場合はp型の不純物を拡散させればよい。その後、フッ酸水溶液中でリンガラス層を除去し、図12に示すように基板111aの表面にn層109を露出させる。
つぎの工程12では、図13に示すように基板111aの一面側の表面、すなわちn層109の表面に、保護膜として後述するエッチングに対してエッチング耐性を有するマスク膜102を形成する。
つぎの工程13では、実施の形態1における工程2と同様にして、図14に示すようにマスク膜102に対して微細穴加工を施す。すなわち、レーザー加工処理によりマスク膜102に複数の微細開口部103を形成する。ただし、この工程13では受光面側電極の形成領域110には微細開口部103を形成しないことに特徴がある。レーザーとしては、Nd−YAGレーザーの3倍高調波である355nmのものを使用し、図14に示すように間隔10μmの正方格子点状に、直径2μmの微細穴加工を施した。
つぎの工程14では、実施の形態1における工程3と同様に、第1のエッチング工程として等方性エッチングを行う。すなわち、マスク膜102をエッチングマスクとして用いて基板111aを酸溶液に浸漬してエッチングすることで、マスク膜102の微細開口部103の底部に露出している基板111aの表面を等方的にエッチングし、図15に示すように第1の凹部104を形成する。このとき、第1の凹部104の表面には酸化膜104aが形成される。ただし、この工程14では受光面側電極の形成領域110には第1の凹部104が形成されないことに特徴がある。また、この工程14により、基板111aの裏面に形成されているn層109も除去される。
本実施の形態では、エッチング液の酸溶液として50%フッ酸と69%硝酸とを体積比で1:7に混合したフッ酸硝酸水溶液を使用した。また、薬液温度は10℃である。このエッチング液でシリコンをエッチングした場合は、エッチングは結晶面方位によらず、ほぼ等方的に進行し、図15に示すようなほぼ半球状の第1の凹部104が形成される。このエッチング特性は、マスク膜102の下部にアンダーカットを形成する上で重要な特性であり、レーザー加工によるマスク膜102における開口面積の縮小、換言すればレーザー加工時間の短縮を可能とする重要な特性である。本実施の形態では、第1の凹部104の直径が8μmとなった時点で第1のエッチング工程を終了させた。
つぎの工程15では、実施の形態1における工程4と同様に、第2のエッチング工程として酸化膜除去エッチングを行う。すなわち、マスク膜102をエッチングマスクとして用いて、第1のエッチング工程を経た基板111aをフッ酸水溶液に浸漬してエッチングすることで酸化膜104aを除去して、図16に示すように第1の凹部の表面105を露出させる。本実施の形態では、エッチング液として、50%フッ酸を水で20体積%に希釈したフッ酸水溶液を使用した。薬液温度は室温であり、処理時間は30秒である。
つぎの工程16では、第3のエッチング工程として異方性エッチングを行う。すなわち、マスク膜102をエッチングマスクとして用いて、第2のエッチング工程を経た基板111aをアルカリ性溶液に浸漬してエッチングすることで、マスク膜102の微細開口部103の下部に露出している基板111aの表面(第1の凹部の表面105の表面)を異方的にエッチングし、図17に示すように第2の凹部(逆ピラミッド形状の微細凹部)106を形成する。ただし、この工程16では受光面側電極の形成領域110には第2の凹部(逆ピラミッド形状の微細凹部)106が形成されない。また、テラス部107と受光面側電極の形成領域110にはn層109が形成されている。
本実施の形態では、アルカリ水溶液として10重量%の水酸化ナトリウム水溶液にIPA(イソプロピルアルコール)を1重量%添加したものを使用した。本実施の形態ではテラス部107の幅を0.5μmと設定した。
つぎの工程17では、第4のエッチング工程としてウェットエッチングによりマスク膜102の除去を行う。本実施の形態では、マスク膜102の除去のためのエッチング液として、50%フッ酸を純水で20体積%に希釈したものを使用した。薬液温度は室温であり、処理時間は6分である。このようにしてマスク膜102を除去することにより、図18に示すように基板111aの表面に逆ピラミッド形状の微細凹部106が均一に敷き詰められた構造を得ることができた。
つぎの工程18では、第2の拡散処理により基板111aの表面にn層109のリン拡散濃度である第1の濃度よりも低い第2の濃度で拡散して、n層109よりもリン拡散濃度の低い第2不純物拡散層である浅いn層112を形成する。第2の拡散処理は、基板111aを熱酸化炉へ投入し、オキシ塩化リン(POCl)蒸気の存在下で加熱して基板111aの表面にリンガラスを形成することで基板111a中にリンを拡散させ、第2の凹部(逆ピラミッド形状の微細凹部)106の表面および基板111aの裏面に浅いn層112を形成する。テラス部107にも浅いn層は形成されるが、ここはすでに第1の拡散処理によるn層109が形成されており、第2の拡散処理でのリン濃度の変化は少ない。その後、フッ酸水溶液中でリンガラス層を除去し、図19に示すように浅いn層112および第1の拡散処理で形成されたn層109を露出させる。
以上のような工程を経ることにより、図10に示すように逆ピラミッド形状の微細凹部106が基板表面に略均一に形成された微細凹凸構造(テクスチャ構造)を有し、且つ受光面側電極の形成領域110には第2の凹部(逆ピラミッド形状の微細凹部)106が形成されていない基板111を得ることができる。
次に、反射防止膜122としてプラズマCVD法によりSiN膜を浅いn層112およびn層109上に形成する。反射防止膜の膜厚および屈折率は、光反射を最も抑制する値に設定する。なお、屈折率の異なる2層以上の膜を積層してもよい。また、反射防止膜122は、スパッタリング法など、異なる成膜方法により形成しても良い。
次に、基板111の受光面に銀の混入したペーストを櫛形にスクリーン印刷にて印刷し、基板111の裏面にアルミニウムの混入したペーストを全面にスクリーン印刷にて印刷する。このとき、受光面電極の形成領域にはテクスチャ構造が形成されておらず、しかも下地はn層109となっている。その後、焼成処理を実施して受光面側電極123と裏面電極124とを形成する。焼成は大気雰囲気中において例えば760℃で実施する。基板111の裏面に形成された浅いn層112は、アルミニウムの混入したペーストの印刷、焼成によって無視できるようになる。以上のようにして、図9に示す光起電力装置が作製される。
上記の工程を経て作製した光起電力装置の性能評価した結果に関して説明する。作製した光起電力装置を実際に作動させ、発電特性を測定して評価した。その結果として開放電圧Voc(Vm)、短絡電流密度Jsc(mA/cm)、曲線因子FF、光電変換効率η(%)を表3に示す。
Figure 0005361990
また、本実施の形態にかかる光起電力装置と発電特性を比較する比較例として、実施の形態1において作製した比較例の光起電力装置を使用した。比較例の発電特性を表3に併せて示す。
表3からわかるように、実施の形態2にかかる光起電力装置では、比較例の光起電力装置と比較して短絡電流密度が大幅に増大し、光電変換効率が向上している。これにより、実施の形態2にかかる基板の粗面化方法により粗面化を施した基板101を使用して光起電力装置を構成することにより、基板101の表面反射損失の抑制が奏功して、短絡電流密度が大幅に増大し、光電変換効率の向上に寄与することがわかった。
また、本実施の形態にかかる光起電力装置では、受光面側電極123の形成領域にはテクスチャ構造が形成されていないため、電極形成性が良好であり、電極断面積の形成場所依存性が少ない。したがって、受光面側電極123においては、部分的に導体抵抗が上昇することがなく、良好な曲線因子が維持できる。これは、表3の結果からも確認できる。
さらに、短絡電流密度が実施の形態1にかかる光起電力装置よりも向上している。これは、工程18の第2の拡散処理により第2の凹部(逆ピラミッド形状の微細凹部)106の表面に浅いn層112を形成していることが奏功している。光起電力を得るためにはpn接合が必要であるが、n層の不純物濃度(リン濃度)が高すぎると、少数キャリアの再結合が促進され、損失となってしまう。そこで、n層を必要最小限の浅い拡散濃度とすることで、今回のように短絡電流密度を向上させることができる。
一方、すべてのn層が浅いn層とされた場合は、別の弊害が発生する。すなわち、受光面側電極123の形成部ではn層の拡散が浅いと接触抵抗が増大し、曲線因子が劣化する。しかしながら、本実施の形態にかかる光起電力装置では、受光面側電極の形成領域110ではn層109が形成されているため、曲線因子を良化させる要因となっている。
上述したように、実施の形態2にかかる基板の粗面化方法によれば、基板111aの表面に形成されたマスク膜102に、レーザー加工により微細開口部103を均一に形成し、該微細開口部103の下部領域の基板111aの表面をエッチングするため、基板111aの全面に逆ピラミッド形状の微細凹部106を有するテクスチャ構造を均一且つ密に形成することができる。
また、第1のエッチング工程として、酸溶液による等方性エッチングを実施してマスク膜102の下部にアンダーカットとして第1の凹部104を生じさせるため、マスク膜102へのレーザー加工による加工時間を短縮することができる。また、第2のエッチング工程として、第1の凹部104の表面に形成された酸化膜104aをフッ酸水溶液により除去して第1の凹部の表面105を露出させるため、凹凸生成の不安定性を排除してアルカリ溶液による第1の凹部104のエッチングが進行し易い状況を作り出すことができる。また、第3のエッチング工程として、第1の凹部の表面105に対してアルカリ溶液による異方性エッチングを実施するため、微細開口部103の下部領域に逆ピラミッド形状の微細凹部106を均一に形成することができる。
そして、実施の形態2にかかる光起電力装置の製造方法では、受光面側電極123の形成領域にはテクスチャ構造が形成されないため、受光面側電極123の断面積の一様性が向上し、導体抵抗が低減され、良好な曲線因子を得ることができる。また、第2の凹部(逆ピラミッド形状の微細凹部)106の表面には浅いn層112が形成されるため、キャリアの再結合損失を低減でき、短絡電流密度を向上させることができる。さらに、受光面側電極123の形成領域にはn層109が形成されているため、受光面側電極との接触抵抗が低減でき、良好な曲線因子を得ることができる。
したがって、実施の形態2にかかる基板の粗面化方法によれば、リソグラフィのような高価な装置および冗長な製造工程を必要とせずに基板111aの表面に対して簡便に微細な粗面化を均一に実施することができ、優れた反射抑制効果を発揮する基板の粗面化が可能であり、基板111aの全面に渡って光反射の抑制効果を最大化することができる。
以上のように、本発明にかかる基板の粗面化方法の製造方法は、短時間の処理で基板の広域に渡って逆ピラミッド形状の凹凸構造を均一に形成する場合に有用である。
101 表面の粗面化が施されたp型単結晶シリコン基板
101a p型単結晶シリコン基板
102 マスク膜
103 微細開口部
104 第1の凹部
104a 酸化膜
105 第1の凹部の表面
106 第2の凹部(逆ピラミッド形状の微細凹部)
107 テラス部
109 n
110 受光面側電極の形成領域
111 表面の粗面化が施されたp型単結晶シリコン基板
111a p型単結晶シリコン基板
112 浅いn
121 半導体基板
121a N層
122 反射防止膜
123 受光面側電極
123a グリッド電極
123b バス電極
124 裏面電極

Claims (7)

  1. 半導体基板の表面に保護膜を形成する第1の工程と、
    前記保護膜に開口部を形成する第2の工程と、
    前記開口部が形成された前記保護膜をマスクとして、前記半導体基板における前記保護膜が形成された面に対して、等方性エッチングを施して前記開口部の下部およびその近傍領域に第1の凹部を形成する第3の工程と、
    前記開口部が形成された前記保護膜をマスクとして、前記半導体基板における前記保護膜が形成された面に対して、エッチングを施して、前記開口部の下部およびその近傍領域に形成された前記第1の凹部の表面に形成された酸化膜を除去する第4の工程と、
    前記開口部が形成された前記保護膜をマスクとして、前記半導体基板における前記保護膜が形成された面に対して、異方性エッチングを施して前記開口部の下部およびその近傍領域に第2の凹部を形成する第5の工程と、
    前記保護膜を除去する第6の工程と、
    を含むことを特徴とする基板の粗面化方法。
  2. 前記半導体基板が結晶シリコンからなり、
    前記第2の工程がレーザー加工を施して前記保護膜に開口を形成する工程であり、
    前記第3の工程の等方性エッチングが酸溶液を用いたエッチングであり、
    前記第4の工程のエッチング処理がフッ酸水溶液を用いたエッチングであり、
    前記第5の工程の異方性エッチングがアルカリ性溶液を用いたエッチングであること、
    を特徴とする請求項1に記載の基板の粗面化方法。
  3. 前記半導体基板は、結晶面方位が<100>である単結晶シリコンからなること、
    を特徴とする請求項2に記載の基板の粗面化方法。
  4. 前記レーザー加工処理において微細孔を正方格子点上に配列すること、
    を特徴とする請求項2または3に記載の基板の粗面化方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の基板の粗面化方法により第1導電型の前記半導体基板の一面側を粗面化する粗面化工程と、
    前記半導体基板の一面側に、第2導電型の不純物元素を拡散して不純物拡散層を形成する不純物拡散層形成工程と、
    前記半導体基板の一面側における電極形成領域および前記半導体基板の他面側に電極を形成する電極形成工程と、
    を含むことを特徴とする光起電力装置の製造方法。
  6. 前記粗面化工程の前に、前記半導体基板の一面側に前記第2導電型の不純物元素を第1の濃度で拡散して第1不純物拡散層を形成する第1不純物拡散層形成工程を有し、
    前記第1の工程では、前記第1不純物拡散層上に前記保護膜を形成し、
    前記第2の工程では、前記第1不純物拡散層に達する開口部を前記保護膜に形成し、
    前記第3の工程では、前記第1不純物拡散層および前記半導体基板をエッチングして前記開口部の下部およびその近傍領域に前記第1の凹部を形成し、
    前記不純物拡散層形成工程が、前記第2の凹部の表面に前記第2導電型の不純物元素を前記第1の濃度よりも低い第2の濃度で拡散して第2不純物拡散層を形成する第2不純物拡散層形成工程であること、
    を特徴とする請求項5に記載の光起電力装置の製造方法。
  7. 前記第2の工程において、前記半導体基板の一面側における電極形成領域には前記開口部を形成しないこと、
    を特徴とする請求項5または6に記載の光起電力装置の製造方法。
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