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JP5280580B1 - 塗装方法およびポリウレタン塗料用硬化剤 - Google Patents

塗装方法およびポリウレタン塗料用硬化剤 Download PDF

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Abstract

【課題】水性ベースコート塗料を塗装した後に、クリヤコート塗料を塗装し、これら2つの塗膜を同時に硬化させる2コート1ベイク方式による塗装方法において、従来の方法に比べて、該2つの塗膜層間の接着強度を上げる。
【解決手段】クリヤコート塗料において特定の硬化剤を使用する塗装方法。すなわち、硬化剤が、(1)(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、(2)23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とする。ここでいう活性水素と親水性基とを共に有する化合物が式(I)で表される活性水素含有基とスルホ基とを有する化合物であり、硬化剤中のスルホ基が3級アミンで中和されていることが好ましい。
式(I) X-R-SO3H
(式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、またはヒドロキシル基、Rは脂肪族及び又は脂環式炭化水素基である。)
【選択図】なし

Description

本発明は、自動車や家電等の鋼板やプラスチックへの塗装における2コート1ベイク塗装方式において、塗膜間の高い接着強度や高耐水性などの優れた物性を有する塗料に関する。
自動車や家電等の鋼板やプラスチックへの塗装においては、塗装工程の短縮や省エネルギー化を目的として、ウエットオンウエット方式、あるいは2コート1ベイク方式、場合によっては3コート1ベイク方式と呼ばれる塗装方法が広く採用されている。これらの塗装方式では同時にVOC(揮発性有機化合物)削減を目的として、2コート1ベイク方式の場合にはベースコート層、3コート1ベイク方式の場合にはさらに中塗り層に用いる塗料に低VOC性の塗料、例えば水性塗料が多く用いられることが多い。
しかしながら、水性ベースコート層や水性中塗り層に用いる塗料は塗膜性能において2液反応型塗膜のレベルには達していないため、接着性や耐溶剤性、耐水性が劣るなどの問題が発生し、これらの欠点を改善する方法が求められてきた。
特許文献1や2ではベースコートとして水酸基やカルボキシル基を含有する樹脂と触媒からなる塗料を塗装し、次いで水酸基含有樹脂とポリイソシアネート化合物とを主成分とするクリヤコートを塗装して、クリヤコート塗料中のイソシアネート化合物をベースコート層へ一部浸透させて硬化する方法が記載されている。
また、特許文献3では、同様なクリヤコート中のイソシアネート化合物をベースコートへ一部移行させる効果をねらって、クリヤコートの硬化剤として1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(以下、HDIと称することがある)の2量体(ウレトジオンとも言う)を1重量%以上、70重量%以下含有するポリイソシアネートをNCO/OH比が1.2〜3.0の範囲で使用することが記載されている。
また、特許文献4、5では、アルコキシポリアルキレングリコール、または活性水素とスルホ基とを有する化合物とポリイソシアネートとを反応させ、水分散型ポリイソシアネートを得る方法が記載されている。
特開昭61−161179号公報 特開平9−271714号公報 特開2001−226626号公報 特公平4−15270号公報 特許第4806511号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2の方法にはベースコートを架橋させるに十分なイソシアネート化合物が浸透しない場合もあり、塗膜層間の接着性、耐溶剤性などに問題のある場合があった。また、特許文献3の方法では1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの2量体はイソシアネート官能度が2であるため、塗膜層の架橋度が低く、耐溶剤性、耐候性などに劣る問題がある。特に、ベースコートが水性塗料の場合、上述の方法ではイソシアネートの浸透が更に不十分な場合があった。
また、特許文献4、5では、得られた水分散型ポリイソシアネートを、2コート1ベイク方式におけるクリヤコート層と水性ベースコート層との間の層間接着性の向上に用いる事を意図したものでは無い。
本発明者らは、クリヤコート塗料における硬化剤として特定のポリイソシアネートを使うことによって、クリヤコート中のポリイソシアネートが下層の水性ベースコートに効率よく良好に浸透し、水性ベースコート中のイソシアネート反応性成分と反応するため、クリヤコート層とベースコート層との間の接着強度が大幅に向上することを見出し、本発明を完成させた。
本発明の態様は、次のとおりである。
[項1]
水性ベースコート塗料を塗装し、これを架橋硬化することなく次いでベースコート上に硬化剤と活性水素含有樹脂とを含むクリヤコート塗料を塗装した後、ベースコートとクリヤコートを同時に架橋硬化することを含んでなる2コート1ベイク方式の塗装方法であって、クリヤコート塗料が、NCO/H(活性水素)モル比が0.9〜2.0のポリウレタン塗料であり、(1)その硬化剤が、(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、
(2)その硬化剤の23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とする塗装方法。
[項2]
活性水素と親水性基とを共に有する化合物が式(I)で表される活性水素含有基とスルホ基とを有する化合物であり、硬化剤中のスルホ基が3級アミンで中和されている項1に記載の塗装方法。
式(I) X-R-SO3H
(式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、またはヒドロキシル基、Rは脂肪族及び又は脂環式炭化水素基である。)
[項3]
式(I)で表される化合物が2−(シクロヘキシルアミノ)−エタンスルホン酸及び又は3−(シクロヘキシルアミノ)−プロパンスルホン酸である項1、2に記載の塗装方法。
[項4]
水性ベースコート塗料が、活性水素を含有する水性焼き付け型塗料であることを特徴とする、項1〜3いずれかに記載の塗装方法。
[項5]
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート誘導体中の1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの3量体の量が55重量%以上である、項1〜4のいずれかに記載の塗装方法。
[項6]
項1〜5のいずれかに記載の方法において用いるクリヤコート塗料用硬化剤。
[項7]
項1〜5のいずれかに記載の方法によって得られる、ベースコート層とクリヤコート層とからなる複層塗膜。
水性ベースコート層とクリヤコート層との間の接着強度が大幅に向上し、優れた塗膜物性(例えば、優れた耐水性、層間接着性)が得られる。これは、クリヤコートのポリイソシアネートが親水性であるため、下層の水性ベースコートに効率よく良好に浸透し、水性ベースコート中のイソシアネート反応性成分と反応するためであると考えられる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明における塗装方法は、活性水素含有樹脂を含む水性ベースコート塗料を塗装してベースコートを形成し、ベースコートを架橋硬化させることなく、次いでベースコート上に、硬化剤と活性水素含有樹脂とを含むクリヤコート塗料(2液反応型ポリウレタン塗料)を塗装してクリヤコートを形成し、ベースコートとクリヤコートとを同時に架橋硬化する2コート1ベイク方式の塗装方法である。この塗装方法はウエットオンウエット方式と呼ばれることもある。また場合によっては、ベースコートを2層化するなどして3コート1ベイク方式とする、あるいはそれ以上に多層化させることも本発明の塗装方法に含まれる。
ベースコート塗装後には、通常、後から塗装するクリヤコートとの混層を避けるために、ベースコートに含まれる揮発分(例えば、溶剤や水)をある程度揮発させ、JIS K 5600−1−1による指触乾燥あるいは半硬化の程度まで乾燥させることが好ましい。揮発性の高い溶剤なら室温で1〜10分程度(特に3分間程度)、揮発性の低い溶剤や水を含む場合は約50〜100℃で1〜10分程度(特に3分間程度)の条件で乾燥が行われる。
クリヤコート塗装後の加熱条件は、一般に、約80〜180℃の温度で1分〜3時間程度(特に10〜60分間程度)である。加熱条件に制限のある場合には、本発明のクリヤコート塗料用硬化剤は室温反応性であるので、加熱することなく室温で長時間かけて硬化させることも可能である。
本発明はこの塗装方法において、ポリウレタン複層塗膜を形成するクリヤコート用硬化剤および形成されたポリウレタン樹脂複層塗膜に関するものである。発明者等は、この塗装方法において効果的な硬化剤につき鋭意検討した結果、特定のポリイソシアネートをクリヤコート用硬化剤として選択することにより、その硬化剤が水性ベースコートまで十分に浸透、さらに架橋し、その結果、得られたポリウレタン複層塗膜が優れた耐水性、層間接着性を発現できることを発見し、本発明を完成した。
水性ベースコート塗料は、活性水素含有樹脂を含んでなる。クリヤコート塗料(2液反応型ウレタン塗料)は硬化剤と活性水素含有樹脂を含んでなる。
ここで言う特定の硬化剤とは、以下の条件をすべて満たすポリイソシアネートである。
硬化剤が、(1)(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、(2) 23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とする。
硬化剤は、HDIモノマー(1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの単量体)から誘導されたポリイソシアネート(以下HDI誘導体と呼ぶ)を主成分とする。HDIから合成されたポリイソシアネートが、硬化剤に対して、60重量%以上、より好ましくは70重量%以上、特に90重量%以上、例えば95重量%以上であることが好ましい。HDI以外のジイソシアネートモノマー(例えばイソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’-ジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネートなどの脂肪族または脂環族式ジイソシアネートモノマー類)から誘導されるポリイソシアネートも本発明の硬化剤の条件を満足する範囲内で使用可能である。
ジイソシアネートモノマーからポリイソシアネートを合成するための副原料(一般に、硬化剤の30重量%以下)としては、当該業界で公知なポリイソシアネート合成に使用される触媒、助触媒、活性水素化合物、反応停止剤などが挙げられ、必要に応じて使用してよい。
また硬化剤にポリイソシアネートと反応しない溶剤類(酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、キシレン、ソルベントナフサなど)を混合することも可能であるが、VOC削減の観点から、溶剤類は使用しないことが好ましい。
本発明のHDI誘導体を産業的に使用するためには、作業衛生上の観点から実質的にジイソシアネートモノマー(ジイソシアネートの単量体)を含まないことが好ましい。「実質的にジイソシアネートモノマーを含まない」とは、HDI誘導体に含まれるジイソシアネートモノマー量が、好ましくは1重量%以下、さらに好ましくは0.5重量%以下、特に0.2重量%以下であることを意味する。通常、反応終了後に得られる粗生成物を減圧条件下でジイソシアネートモノマーを除去する工程によりこの条件が満たされる。
本発明で使用するHDI誘導体の主成分はHDIの3量体である。この3量体には、HDIのイソシアヌレート構造及び又はHDIのイミノオキサジアジンジオン構造が含まれる。
本発明でいうHDIの3量体とは、HDIが3分子付加して形成されたイソシアヌレート構造基、またはイソシアヌレート構造基の異性体構造であるイミノオキサジアジンジオン構造基を有するポリイソシアネートを意味する。当該業界ではHDIからなるポリイソシアネート成分として従来からビゥレット構造基や、アロファネート構造基も広く利用されているが、これらビゥレット構造基や、アロファネート構造基の形成にはCO脱離やアルコール類の付加が伴うため、本発明ではHDIの3量体とは呼ばない。またウレトジオンはHDIが2分子付加して形成された2量体である。
また、HDI誘導体の実際の合成においては、3量体を超える高分子側の組成物も同時に生成されることも多い。例えばイソシアヌレート基を有するHDIの5量体や7量体が考えられるが、これらはイソシアヌレート構造ではあるが当然ながら3量体ではないので本発明のいうHDIの3量体には該当しない。
本発明で使用するHDI誘導体の製造方法は、HDIを用いてイソシアヌレート構造基及び又はイミノオキサジアジンジオン構造基を生成する製造方法であればどのような方法であってもよい。例えば、特開平11−152320号公報、特開2000−086640号公報、特表2004−534870号公報、US2011/0281965号公報などに記載されている公知の方法が挙げられる。
HDI誘導体の製造方法の具体例は、水素ポリ弗化物オリゴマー化触媒の存在下にオリゴマー化させることを特徴とする製造方法(特開平11−152320号公報)、第四アンモニウムおよびホスホニウムフルオライド三量化触媒の存在下に三量化させる方法(特開2000−086640号公報)、1,2,3-及び又は1,2,4-トリアゾレート構造を有する塩様化合物である触媒の存在下に三量化させる方法(特表2004−534870号公報)が挙げられる。
HDI誘導体中のHDIの3量体の量がHDI誘導体に対して55重量%以上であることが好ましい。HDIの3量体が55重量%以上であれば、クリヤコート中の硬化剤のベースコートへの浸透が十分に起こり、5、7量体の成分を含めると、平均官能度が3以上であるために加熱硬化後の塗膜物性がより十分なものとなる。
HDIの3量体以外の成分として、2量体があるが、2量体(ウレトジオン)は2官能であるため、塗膜の架橋性が悪く、耐水性、層間接着性などが劣る。またそれ以外の成分として、前述のビゥレット構造基や、アロファネート構造基を有するポリイソシアネートがあるが、ビゥレット構造が主成分となるポリイソシアネートでは、粘度が1,000mPa・s/23℃以上となり、下層(ベースコート)への浸透が不十分となる。アロファネート構造が主成分となるポリイソシアネートでは粘度は下げられるが、2量体と同様に官能度が下がるため塗膜の架橋性が悪く、耐水性、層間接着性などが劣る。またその下層への浸透度合いも低い。
さらに硬化剤は、上述したHDI誘導体と、活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含む。親水性基の例は、アルコキシポリアルキレンオキシ基(炭素数例えば2〜50)及び又は、カルボキシル基、スルホ基、およびそれらの塩(例えば、金属塩、アンモニウム塩、アミン塩)である。
活性水素と親水性基とを共に有する化合物は、1分子中に活性水素含有基とスルホ基とを併せ持つ化合物であることが好ましい。特に、下記式(I)で示される活性水素含有基とスルホ基とを共に含有する化合物であることが好ましい。
式(I) X-R-SO3H
(式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、またはヒドロキシル基、Rは脂肪族及び又は脂環式炭化水素基である。)
アルキルアミノ基の炭素数は1〜8、シクロアルキルアミノ基の炭素数は4〜8であってよい。
化合物(I)は、1分子中に活性水素含有基とスルホ基とを併せ持つ化合物である。活性水素含有基としては、アミノ基、又はヒドロキシル基が好ましい。Rは、炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基及び又は炭素数4〜8の脂環式炭化水素基であることが好ましい。
欧州特許0703255号に教示されるヒドロキシエタンスルホン酸、3−ヒドロキシプロパンスルホン酸、欧州特許1287052号に教示される2−(シクロヘキシルアミノ)−エタンスルホン酸、3−(シクロヘキシルアミノ)−プロパンスルホン酸があげられる。中でも2−(シクロヘキシルアミノ)−エタンスルホン酸、3−(シクロヘキシルアミノ)−プロパンスルホン酸が好ましい。
本発明において、化合物(I)及び又は、硬化剤中の化合物(I)由来のスルホ基は、3級アミンで中和されていることが好ましい。3級アミンは、例えば、3級モノアミン、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ジメチルシクロヘキシルアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、N−メチルピペリジンまたはN−エチルピペリジンまたは3級ジアミン、例えば1,3−ビス−(ジメチルアミノ)−プロパン、1,4−ビス−(ジメチルアミノ)−ブタンまたはN,N'−ジメチルピペラジンである。イソシアネートに反応性である基を有する3級アミンも適しているが、中和アミン、例えばアルカノールアミン、具体的にはジメチルエタノールアミン、メチルジエタノールアミンまたはトリエタノールアミンは塩基性が低いためあまり好ましくない。
これらの3級アミンは、スルホ基との当量比0.2〜2.0、好ましくは0.5〜1.5に対応する量で使用される。
硬化剤は、HDI誘導体と化合物(I)との反応物を含むが、化合物(I)のスルホ基を3級アミンで予め中和させたものを用いても良く、HDI誘導体と化合物(I)と3級アミンとを系中で同時に反応させても良い。HDI誘導体と化合物(I)とを反応させた後に、3級アミンを加えて化合物(I)由来のスルホ基を中和する事は、HDI誘導体中のイソシアネート基がスルホ基と反応し、不必要にイソシアネート基を消費する場合があるので好ましくない。
HDI誘導体と化合物(I)および場合により3級アミンとの反応は、40〜150℃、好ましくは50〜130℃、さらに好ましくは60〜100℃で、イソシアネート基と活性水素との当量比が2:1〜400:1、好ましくは4:1〜250:1を観測しながら、好ましくは理論的に計算されたイソシアネート含有率に達するまで、互いに反応させる。この場合、当該業界で公知なポリイソシアネート合成に使用される触媒、助触媒、活性水素化合物、助溶剤を用いても良い。
さらに硬化剤は、粘度が1,000mPa・s/23℃以下である必要がある。粘度は、一般に、300〜1,000mPa・s/23℃であることが好ましい。
本発明の硬化剤の条件を満たさない場合は、官能度が低下、あるいは水性ベースコートよりなる下層への浸透度合いが不十分なため、塗膜の耐水性、層間接着性などが十分に得られない。
一方、HDIの3量体や2量体以外の各種変性タイプのポリイソシアネートは、本発明の硬化剤の条件を満たす範囲内であれば使用できる。各種変性タイプのポリイソシアネートを混合して、本発明の硬化剤の条件を満たす硬化剤を調製しても良い。
本発明で使用されるポリイソシアネートとクリヤコートに使用される活性水素含有樹脂との比率はNCO/H(イソシアネート基/活性水素原子)で表されるモル比で0.9〜2.0、特にNCO/H比0.9〜1.5の範囲が好ましい。さらに好ましくはNCO/Hモル比1.0〜1.2の範囲である。
モル比が0.9未満の場合、クリヤコートからベースコートに移行するポリイソシアネートの量が少なくなるため、十分な架橋を形成できず、耐水性、層間接着性などの低下が起こる。本発明のポリイソシアネートは官能度が高く、少量の浸透量で高性能の塗膜を形成できるため、過剰なNCO/Hモル比を必要としない。一方、2.0を超えた場合は、過剰なポリイソシアネートによる反応性の遅延が起こり、また経済的にも好ましくない。本発明ではNCO/Hモル比0.9〜1.5で十分に高い塗膜物性を発現することができる。
水性ベースコート塗料は、水分散性であることが好ましい活性水素含有樹脂および水を含んでなる。水性ベースコート塗料に用いられる樹脂は、一般に、イソシアネート反応性の活性水素を含有する水分散性樹脂を含んでなる。水分散性樹脂としては、具体的にはカルボキシル基やスルホ基のような親水性基と、水酸基やアミノ基のような活性水素とを有する樹脂が挙げられる。水性ベースコート塗料に用いられる樹脂としては、当該業界で使用される活性水素を含有する水分散性アクリル樹脂、水分散性ポリエステル樹脂、水分散性アルキド樹脂、水分散性ポリウレタン樹脂などが使用できる。特に、水分散性の水酸基含有アクリル樹脂が好適である。例えば、活性水素含有率は0.01〜2重量%であることが好ましい。本明細書において、「活性水素含有率」とは、樹脂の重量に対する活性水素原子の重量比率(重量%)を意味する。一般に、水酸基含有率は0.1〜15重量%、好ましくは0.2〜10重量%である。一般に、酸価は0〜60mgKOH/g、好ましくは0〜40mgKOH/g、数平均分子量は500〜1,000,000、好ましくは2,000〜300,000の範囲の樹脂が使用される。水性ベースコート塗料において、水の量は、水性ベース塗料に基づいて、10〜90重量%であってよい。
活性水素含有樹脂と、メラミン樹脂を組合せて使用することもできる。メラミン樹脂としては水溶性化に適したアルキルエーテル化メラミン樹脂も好ましい。活性水素含有樹脂とメラミン樹脂の混合比率は、不揮発分重量比で100:3〜100:60が好ましい。水性ベースコート塗料において、全樹脂中の活性水素含有樹脂の含有率は、全樹脂に基づいて、10〜100重量%、特に60〜100重量%であることが好ましい。
水性ベースコート塗料には、上述した活性水素含有樹脂のうち1種以上と、必要に応じてブロックポリイソシアネートと併用した一液型焼き付け硬化塗料を用いることもできる。ブロックポリイソシアネートとしては、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート及び又はイソホロンジイソシアネートから得られるビゥレット、イソシアヌレート、ウレタン、ウレトジオン、アロファネート基のいずれかを有するポリイソシアネートを、公知のブロック化剤であるオキシム類、ラクタム類、活性メチレン類、ピラゾール類化合物などでブロック化したものであり、例えば、2−ブタノンオキシム、アセト酢酸エチル、マロン酸ジエチル、ジメチルピラゾールなどの化合物でブロックすることができる。さらに水性ベースコート塗料であることから、親水性基を持った水分散型ブロックポリイソシアネートが好ましい。これらのブロックポリイソシアネートは、焼き付け条件、添加量に応じて任意に選択することができる。
ブロックポリイソシアネートを使用する場合、活性水素含有樹脂とブロックポリイソシアネートの比率は、有効NCO/Hモル比で0.8以下が好ましい。また、水性ベースコート塗料には通常当該分野で使用される無機および有機系顔料を使用したソリッドカラー塗料や、鱗片状のアルミニウムなどの金属微粉、雲母状酸化鉄などを使用したメタリック塗料、パール塗料を使用することもできる。
水性ベースコート塗料の樹脂には、クリヤコートから移行してくるポリイソシアネートの硬化およびベース塗料に調合されているブロックポリイソシアネートの硬化を促進するために、当該分野で使用されている硬化触媒、例えば、有機金属系化合物、酸性燐酸エステルや第3級アミン化合物を含んでも良い。これらの化合物として、例えば、ジブチル錫ジラウレート、ジオクチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、テトラブチルジアセトキシジスタノキサン、ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルト、2−エチルヘキサン酸鉛、2−エチルヘキサン酸鉄、リン酸モノブチルエステル、リン酸ジブトキシエステル、トリエチレンジアミンなどを含んでも良い。
クリヤコート塗料に用いられる樹脂はイソシアネート反応性の活性水素を含有する樹脂を含んでなる。具体的には、水酸基、アミノ基を含有する樹脂が挙げられる。当該業界で使用される活性水素を含有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂などが使用できる。クリヤコート塗料に用いられる活性水素含有樹脂における活性水素は水酸基であることが好ましい。特に水酸基含有アクリル樹脂が好適である。例えば、活性水素含有率は0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜10重量%、酸価は0〜60mgKOH/g、好ましくは0〜40mgKOH/g、数平均分子量は500〜50,000、好ましくは500〜20,000の範囲のものが使用される。例えば、活性水素含有樹脂が水酸基を有する場合に、水酸基含有率は0.1〜15重量%、好ましくは0.2〜10重量%であることが好ましい。
クリヤコート塗料には、水性ベースコート塗料と同様に当該分野で使用されている硬化触媒、例えば、有機金属系化合物、酸性燐酸エステルや第3級アミン化合物を加えてもよい。クリヤコート塗料は、有機溶媒を含んでよい。有機溶媒の量は、クリヤコート塗料に基づいて、95重量%以下、例えば10〜90重量%であってよい。
塗装方法については特に制限されることなく、霧化方式、ハケ塗り、ロール方式、浸漬方式、ドクターブレード方式などが適用できる。このうち特にエアスプレー、エアレススプレー、静電塗装などの霧化方式が好ましい。乾燥膜厚をベースコート層であれば5〜100μm、好ましくは10〜30μm、クリヤコート層であれば5〜200μm、好ましくは20〜80μmになるよう塗装することが好ましい。
塗装される基材は、種々の材料であってよく、例えば、金属、樹脂(例えば、プラスチック)である。
次に、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、実施例によりなんら限定されるものではない。「%」の表示は特記ない限り「重量%」を意味する。
評価方法は以下の基準に従って各特性の評価を行った。
<HDI誘導体中の3量体の含有量測定>
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)の測定で得られる流出面積百分率で求めた。HDIの3量体相当の分子量のピークを3量体として規定した。測定条件は、次のとおりである。
測定器 :東ソー(株)製 HLC−8120GPC
カラム :Shodex KF601,602,603を各1本、
キャリアー :テトラヒドロフラン
検出方法 :示差屈折率検出器
前処理 :活性イソシアネート基はメタノールと反応させ、不活性化した後に測定した。
分子量 :PPG(ポリプロピレングリコール)換算
<クリヤコート層からベースコート層へのポリイソシアネートの浸透性評価>
ポリプロピレン板にベースコート、クリヤコートを順次塗装して、2コート1ベイク方式で複層塗膜を得た(実施例1記載の方法を参照)。得られた塗膜を常温に保ったのちポリプロピレン板から剥離した。加熱焼付け後から1時間以内にポリプロピレン板面側のベースコート塗膜の赤外線吸収スペクトル(IR)吸収を以下の波長のピーク高さで測定し、それぞれ2930cm−1と700cm−1に対する2270cm−1のIR吸収ピーク高さ比(%)を計算した。これらの比が高いほど、ポリイソシアネートの浸透率が高いことを示す。
・波長2930cm−1(C−H伸縮振動吸収)
・波長2270cm−1(イソシアネート基−N=C=Oの伸縮振動吸収)
・波長700cm−1(芳香環吸収)
赤外線吸収スペクトル(IR)吸収測定において、測定器として、サーモフィッシャーサイエンティフィック(株)製 Nicolet 6700FT−IRを用いた。
判定として、ピーク高さ比(%)が、クリヤコートを塗装しないブランク試験の3倍以上になる場合(浸透性が高い)を「○」、ブランクの3倍未満の場合(浸透性が低い)を「×」と示す。
<塗膜外観(初期)>
得られた複層塗膜の外観を、BYKガードナー社製光沢計(マイクロトリグロス 4520)を用いて、20°、60°の反射角における光沢率を測定した。
さらに目視により、次の基準にしたがって評価した。
○:平滑性が優れる。
△:平滑性が「優れる」と「劣る」の中間である。
×:平滑性が劣る。
複層塗膜の耐水性を、外観、光沢保持率、耐水層間接着性および凝集破壊性によって測定した。
<外観(耐水性)>
ポリプロピレン用プライマーを塗布したポリプロピレン板に、ベースコート、クリヤコートを順次塗装して、2コート1ベイク方式で複層塗膜を得た(実施例1記載の方法を参照)。得られたポリプロピレン塗膜板を40℃の温水に240時間浸漬後引き上げ、室温で12時間乾燥させた後の複層塗膜の外観を下記の基準に従って、目視で評価した。
○:異常なし。
△:ブリスターが全面に見られる。
×:大きなブリスターが全面に見られる、及び又は表面全体に艶が無い。
<光沢保持率(耐水性)>
さらにこの複層塗膜の外観を、BYKガードナー社製光沢計(マイクロトリグロス 4520)を用いて、20°、60°の反射角における光沢率を測定した。上述の<塗膜外観>の評価で得られた光沢率とこれらの値との比からそれぞれの反射角における光沢保持率を算出し、下記基準に基づき評価した。
○:光沢保持率90%以上
△:光沢保持率70%以上、90%未満
×:光沢保持率70%未満
<耐水層間接着性(耐水性)>
上記方法で評価した塗膜を素地に達するまでカッターナイフでカットし、大きさ2mm×2mmのゴバン目を100個作り、その塗面に粘着セロハンテープを貼着し、20℃においてそのテープを急激に剥離した後の塗面を次の基準にしたがって評価した。
○:ゴバン目塗膜が100個残存している。
△:ゴバン目塗膜が1〜10個剥離している。
×:ゴバン目塗膜が11個以上剥離している。
<凝集破壊性(耐水性)>
上述の耐水層間接着性評価後の試料について、そのゴバン目塗膜の破壊状態を、次の基準にしたがって評価した。
○:ベース塗膜内部に破壊が全く認められない。
×:ベース塗膜内部に破壊が明確に認められる。
実施例および比較例に先立ち、以下の各材料を準備した。
アクリルポリオールA(ベースコート用)
バイヒドロールA2427(バイエルマテリアルサイエンス社製)
水酸基含有水分散型アクリルポリオール、不揮発分率42%、水酸基含有率2%(不揮発分換算)、粘度100mPa・s/23℃、pH8−9、ガラス転移温度87℃、分子量Mw/Mn=240,000/22,000
アルミフレーク(ベースコート用)
EMR D5660(東洋アルミニウム社製)
増粘剤(ベースコート用)
Viscalex HV30(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
界面活性剤A(ベースコート用)
BYK347(ビックケミー社製)である界面活性剤と、Disperlon AQ320(楠本化成社製)である界面活性剤の1:1混合物
助溶剤(ベースコート用)
ブチルグリコール
中和剤(ベースコート用)
ジメチルエタノールアミン
アクリルポリオールB(クリヤコート用)
デスモフェンA870(バイエルマテリアルサイエンス社製)
不揮発分70%の酢酸ブチル溶液、有姿での水酸基率2.95%、ガラス転移温度27℃、粘度3,500mPa・s/23℃、酸価7.5mgKOH/g、分子量Mw/Mn=3,400/1,650
界面活性剤B(クリヤコート用)
BYK331(ビックケミー社製)である界面活性剤
レべリング剤(クリヤコート用)
モダフロー(モンサント社製)
溶剤(クリヤコート用)
メトキシプロピルアセテート/酢酸ブチル=1/1溶液
合成例1
HDI誘導体(P−1)の合成:
撹拌装置を備えた3つ首フラスコを窒素置換し、200gのHDIをとり、60℃に保った。次いで、触媒としてイソプロパノール/メタノール(2:1)中、50%のテトラブチルホスホニウムハイドロゲンジフルオライド溶液を、粗製反応溶液のNCO含有量が4時間かけて43%になるまで滴下した。その後、103mgのジブチルホスフェートを添加することにより反応を停止した。これを130℃/0.2ミリバールにおける薄膜蒸留によりHDIモノマーを取り除き、以下のデータを有する無色透明のポリイソシアネートを得た。
不揮発分 :100%(溶剤非含有)
NCO含量 :2 3 .4 %
粘度 :680mPa ・s /23℃
3量体含有量 :68重量%
HDIモノマー含有量 :0.2重量%
合成例2
HDI誘導体(P−2)の合成:
撹拌装置を備えた3つ首フラスコを窒素置換し、1000gのHDIを取り60℃に保った。これに助触媒として10gの1,3-ブタンジオール、触媒として3gのトリ-n-ブチルホスフィンを添加した。次いでこの混合物を60℃に保ち4時間反応させ、NCO含有量40%の粗製反応混合物を得た。これに2.8gのp-トルエンスルホン酸メチルエステルを添加し反応を停止させた。これを130℃および0.15mbarの圧力での薄膜蒸留後、以下のデータを有する無色透明のポリイソシアネートを得た。
不揮発分 :100%(溶剤非含有)
NCO含量 :2 1.8 %
粘度 :200 m P a ・s /2 3 ℃
3量体含有量 :24重量%
HDIモノマー含有量 :0.2重量%
合成例3
硬化剤(H−1)の合成:
撹拌装置を備えた3つ首フラスコを窒素置換し、合成例1で得たHDI誘導体(P−1)800gと合成例2で得たHDI誘導体(P−2)200gとの混合物に、3−シクロヘキシルアミノプロパンスルホン酸10gとジメチルシクロヘキシルアミン6gとを加え、窒素気流下、80℃で10時間反応させた。室温迄冷却した後、以下のデータを有する無色透明のポリイソシアネートを得た。
不揮発分 :100%(溶剤非含有)
NCO含量 :22.6%
粘度 :650 m P a ・s /2 3 ℃
3量体含有量 :59重量%(HDI誘導体中)
HDIモノマー含有量 :0.2重量%
合成例4
硬化剤(H−2)の合成:
撹拌装置を備えた3つ首フラスコを窒素置換し、ヘキサメチレンジイソシアネートから製造され、そして21.7%のイソシアネート含有量、および3,000mPa.s(23℃)の粘度を有する、イソシアヌレート基含有ポリイソシアネート400gと合成例1で得たHDI誘導体(P−1)600gとの混合物に、3−シクロヘキシルアミノプロパンスルホン酸30gとジメチルシクロヘキシルアミン18gとを加え、窒素気流下、80℃で10時間反応させた。室温迄冷却した後、以下のデータを有する無色透明のポリイソシアネートを得た。
不揮発分 :100%(溶剤非含有)
NCO含量 :21.2%%
粘度 :3,500 m P a ・s /2 3 ℃
3量体含有量 :58重量%(HDI誘導体中)
HDIモノマー含有量 :0.2重量%
合成例5
硬化剤(H−3)の合成:
撹拌装置を備えた3つ首フラスコを窒素置換し、ヘキサメチレンジイソシアネートから製造され、そして21.7%のイソシアネート含有量、および3,000mPa.s(23℃)の粘度を有する、イソシアヌレート基含有ポリイソシアネート1,000gに、式(I)の化合物の代わりに、メタノールから出発し、そして350の平均分子量を有する一官能性メトキシポリエチレングリコール145gを室温において攪拌しながら加えた。ついでこの混合物を3時間100℃に加熱した。室温まで冷却した後、実質的に無色透明なポリイソシアネート混合物が得られた。イソシアネート含有量は17.3%であり、粘度は3,050mPa.s(23℃)であった。得られたポリイソシアネート700gに、HDI誘導体(P−2)300gを加え、窒素気流下、40℃で1時間撹拌した。室温迄冷却した後、以下のデータを有する無色透明のポリイソシアネートを得た。
不揮発分 :100%(溶剤非含有)
NCO含量 :19.0%
粘度 :800 m P a ・s /2 3 ℃
3量体含有量 :43重量%(HDI誘導体中)
HDIモノマー含有量 :0.2重量%
それぞれの硬化剤のNCO基含有率、粘度、組成等の特性値を表1に示す。
実施例1
表1に示すベースコート配合BC−1を調合(不揮発分約22%、フォードカップNo.4粘度50〜60秒)した。これをポリプロピレン板上に乾燥膜厚15〜20ミクロンとなるようスプレー塗工し、室温で3分間放置後、更に80℃で3分間乾燥させベースコートの塗膜を得た。次いで、表4に示すクリヤコート配合CC−1を調合した。これにNCO/OHモル比が1.0となるよう硬化剤Aを混合し、不揮発分約50%、フォードカップNo.4粘度で18〜22秒の塗料を得た。これを上記のベースコート塗膜上に乾燥膜厚約40ミクロンになるようにスプレー塗工した。室温で3分間放置後、100℃で20分間焼付けした。室温に下げた後、塗膜をポリプロピレン板から剥離した。
ポリプロピレン板面側のベースコート塗膜のイソシアネート基の浸透比率を先に記載した赤外線吸収スペクトル(以下、IRと略)方法で測定し、クリヤコートからベースコートへのポリイソシアネートの浸透性の度合いを測定した。
ブランク実験として、ベースコートの塗膜だけを塗工、乾燥した塗膜について同様の操作でIR吸収比を測定した。
ポリプロピレン用のプライマーとして、市販の塩素化ポリオレフィン樹脂と水性ポリウレタン樹脂(ディスパコールU54、バイエルマテリアルサイエンス社製)を混合して準備した。これをポリプロピレン板上に塗装し、室温で3分間静置後、80℃で3分間乾燥させた。この後は上記に示したような方法で、ベースコート、クリヤコートを順次塗工、焼付けして目的の塗膜を得た。この塗膜を、外観、光沢保持率、耐水層間接着性、凝集破壊性により評価した。
実施例1〜3および比較例1〜4
表2〜3のベースコート配合、クリヤコート配合、硬化剤使用量、NCO/OHモル比に示すように各成分の配合量等を変更し、実施例1に準じて実験を行った。
その結果を表4のIR吸収比率、浸透性評価、塗膜外観、光沢保持率、耐水層間接着性、凝集破壊性に示す。
Figure 0005280580
Figure 0005280580
Figure 0005280580
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上記の結果より、実施例1〜3より、NCO/OHモル比:1.0で高いIR吸収比率を示し、さらに0.9〜1.5にかけて、優れた耐水性を示すことが分かる。特に、3−シクロヘキシルアミノプロパンスルホン酸との反応物を含み、23℃における粘度が1,000mPa・s以下の硬化剤を使用すれば、塗膜の浸透性の向上に効果が大きいことが示された。
これに対し、比較例1ではNCO/OHモル比が0.9未満なので耐水性(目視外観と光沢保持率)が低い。比較例2は粘度が1,000mPa・s/23℃を超えるため、浸透性が低い。比較例3は粘度が1,000mPa・s/23℃以下だが、3−シクロヘキシルアミノプロパンスルホン酸では無く、アルコキシポリオキシエチレングリコールで変性しているため浸透性と耐水性(目視外観)が低い。比較例4は粘度が1,000mPa・s/23℃以下のため浸透性は高いが、硬化剤が活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含んでいないので耐水性(目視外観と光沢保持率)が低い。
本発明は、自動車や家電等の鋼板やプラスチックへの塗装分野で、塗装工程短縮や省エネルギー化、VOC(揮発性有機化合物)削減を目的としたウエットオンウエット方式、あるいは2コート1ベイク方式と呼ばれる塗装方法において使用できる。特に水性ベースコートに適用する場合、クリヤコート層中に特定のポリイソシアネートを使用しているので、下層の水性ベースコート層に効率よく浸透し、水性ベースコート層中のイソシアネート反応性成分と反応するため、2層間の接着強度が大幅に向上し優れた塗膜物性が得られる。

Claims (9)

  1. 水性ベースコート塗料を塗装し、これを架橋硬化することなく次いでベースコート上に硬化剤と活性水素含有樹脂とを含むクリヤコート塗料を塗装した後、ベースコートとクリヤコートを同時に架橋硬化することを含んでなる2コート1ベイク方式の塗装方法であって、クリヤコート塗料が、NCO/H(活性水素)モル比が0.9〜2.0のポリウレタン塗料であり、クリヤコート塗料が、クリヤコート塗料に基づいて、10〜95重量%の量で有機溶媒を含み、
    (1)その硬化剤が、(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 式(I):
    X-R-SO 3 H (I)
    (式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、又はヒドロキシル基、Rは脂肪族、又は脂環式炭化水素基である。)
    で表される活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、
    (2)その硬化剤の23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とする塗装方法。
  2. 式(I)において、Xが炭素数1〜8のアルキルアミノ基、又は炭素数4〜8のシクロアルキルアミノ基であり、Rが炭素数1〜8の炭化水素基、又は炭素数4〜8の脂環式炭化水素基である、請求項1に記載の塗装方法。
  3. 式(I)で表される化合物が2−(シクロヘキシルアミノ)−エタンスルホン酸及び又は3−(シクロヘキシルアミノ)−プロパンスルホン酸である請求項1〜2のいずれかに記載の塗装方法。
  4. 水性ベースコート塗料が、活性水素を含有する水性焼き付け型塗料であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の塗装方法。
  5. 1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート誘導体中の1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの3量体の量が55重量%以上である、請求項1〜4のいずれかに記載の塗装方法。
  6. 活性水素含有樹脂と、硬化剤とをNCO/H(活性水素)モル比が0.9〜2.0の範囲で用い、クリヤコート塗料が、クリヤコート塗料に基づいて、10〜95重量%の量で有機溶媒を含むクリヤコート塗料であって、
    (1)その硬化剤が、(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 式(I)
    X-R-SO 3 H (I)
    (式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、又はヒドロキシル基、Rは脂肪族、又は脂環式炭化水素基である。)
    で表される活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、
    (2)その硬化剤の23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とするクリヤコート塗料。
  7. 式(I)で表される化合物が2−(シクロヘキシルアミノ)−エタンスルホン酸及び又は3−(シクロヘキシルアミノ)−プロパンスルホン酸である請求項6に記載のクリヤコート塗料。
  8. 水性ベースコート塗料を塗装し、これを架橋硬化することなく次いでベースコート上に請求項6記載のクリヤコート塗料を塗装した後、ベースコートとクリヤコートを同時に架橋硬化することすることを含んでなる2コート1ベイク方式の塗装方法によって得られる複層塗膜。
  9. 水性ベースコート塗料を塗装し、これを架橋硬化することなく次いでベースコート上に硬化剤と活性水素含有樹脂とを含むクリヤコート塗料を塗装することによって形成された、ベースコート層とクリヤコート層とからなる複層塗膜であって、
    ベースコート層が水性ベースコート塗料から形成されており、
    クリヤコート層が、活性水素含有樹脂と硬化剤とをNCO/H(活性水素)モル比が0.9〜2.0の範囲で用い、クリヤコート塗料が、クリヤコート塗料に基づいて、10〜95重量%の量で有機溶媒を含むクリヤコート塗料であって、
    (1)その硬化剤が、(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 式(I)
    X-R-SO 3 H (I)
    (式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、又はヒドロキシル基、Rは脂肪族、又は脂環式炭化水素基である。)
    で表される活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、
    (2)その硬化剤の23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とするクリヤコート塗料から形成されている複層塗膜
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