JP5280580B1 - 塗装方法およびポリウレタン塗料用硬化剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クリヤコート塗料において特定の硬化剤を使用する塗装方法。すなわち、硬化剤が、(1)(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、(2)23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とする。ここでいう活性水素と親水性基とを共に有する化合物が式(I)で表される活性水素含有基とスルホ基とを有する化合物であり、硬化剤中のスルホ基が3級アミンで中和されていることが好ましい。
式(I) X-R-SO3H
(式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、またはヒドロキシル基、Rは脂肪族及び又は脂環式炭化水素基である。)
【選択図】なし
Description
また、特許文献4、5では、得られた水分散型ポリイソシアネートを、2コート1ベイク方式におけるクリヤコート層と水性ベースコート層との間の層間接着性の向上に用いる事を意図したものでは無い。
[項1]
水性ベースコート塗料を塗装し、これを架橋硬化することなく次いでベースコート上に硬化剤と活性水素含有樹脂とを含むクリヤコート塗料を塗装した後、ベースコートとクリヤコートを同時に架橋硬化することを含んでなる2コート1ベイク方式の塗装方法であって、クリヤコート塗料が、NCO/H(活性水素)モル比が0.9〜2.0のポリウレタン塗料であり、(1)その硬化剤が、(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、
(2)その硬化剤の23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とする塗装方法。
[項2]
活性水素と親水性基とを共に有する化合物が式(I)で表される活性水素含有基とスルホ基とを有する化合物であり、硬化剤中のスルホ基が3級アミンで中和されている項1に記載の塗装方法。
式(I) X-R-SO3H
(式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、またはヒドロキシル基、Rは脂肪族及び又は脂環式炭化水素基である。)
[項3]
式(I)で表される化合物が2−(シクロヘキシルアミノ)−エタンスルホン酸及び又は3−(シクロヘキシルアミノ)−プロパンスルホン酸である項1、2に記載の塗装方法。
[項4]
水性ベースコート塗料が、活性水素を含有する水性焼き付け型塗料であることを特徴とする、項1〜3いずれかに記載の塗装方法。
[項5]
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート誘導体中の1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの3量体の量が55重量%以上である、項1〜4のいずれかに記載の塗装方法。
[項6]
項1〜5のいずれかに記載の方法において用いるクリヤコート塗料用硬化剤。
[項7]
項1〜5のいずれかに記載の方法によって得られる、ベースコート層とクリヤコート層とからなる複層塗膜。
クリヤコート塗装後の加熱条件は、一般に、約80〜180℃の温度で1分〜3時間程度(特に10〜60分間程度)である。加熱条件に制限のある場合には、本発明のクリヤコート塗料用硬化剤は室温反応性であるので、加熱することなく室温で長時間かけて硬化させることも可能である。
硬化剤が、(1)(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、(2) 23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とする。
また硬化剤にポリイソシアネートと反応しない溶剤類(酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、キシレン、ソルベントナフサなど)を混合することも可能であるが、VOC削減の観点から、溶剤類は使用しないことが好ましい。
活性水素と親水性基とを共に有する化合物は、1分子中に活性水素含有基とスルホ基とを併せ持つ化合物であることが好ましい。特に、下記式(I)で示される活性水素含有基とスルホ基とを共に含有する化合物であることが好ましい。
式(I) X-R-SO3H
(式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、またはヒドロキシル基、Rは脂肪族及び又は脂環式炭化水素基である。)
アルキルアミノ基の炭素数は1〜8、シクロアルキルアミノ基の炭素数は4〜8であってよい。
欧州特許0703255号に教示されるヒドロキシエタンスルホン酸、3−ヒドロキシプロパンスルホン酸、欧州特許1287052号に教示される2−(シクロヘキシルアミノ)−エタンスルホン酸、3−(シクロヘキシルアミノ)−プロパンスルホン酸があげられる。中でも2−(シクロヘキシルアミノ)−エタンスルホン酸、3−(シクロヘキシルアミノ)−プロパンスルホン酸が好ましい。
活性水素含有樹脂と、メラミン樹脂を組合せて使用することもできる。メラミン樹脂としては水溶性化に適したアルキルエーテル化メラミン樹脂も好ましい。活性水素含有樹脂とメラミン樹脂の混合比率は、不揮発分重量比で100:3〜100:60が好ましい。水性ベースコート塗料において、全樹脂中の活性水素含有樹脂の含有率は、全樹脂に基づいて、10〜100重量%、特に60〜100重量%であることが好ましい。
クリヤコート塗料には、水性ベースコート塗料と同様に当該分野で使用されている硬化触媒、例えば、有機金属系化合物、酸性燐酸エステルや第3級アミン化合物を加えてもよい。クリヤコート塗料は、有機溶媒を含んでよい。有機溶媒の量は、クリヤコート塗料に基づいて、95重量%以下、例えば10〜90重量%であってよい。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)の測定で得られる流出面積百分率で求めた。HDIの3量体相当の分子量のピークを3量体として規定した。測定条件は、次のとおりである。
測定器 :東ソー(株)製 HLC−8120GPC
カラム :Shodex KF601,602,603を各1本、
キャリアー :テトラヒドロフラン
検出方法 :示差屈折率検出器
前処理 :活性イソシアネート基はメタノールと反応させ、不活性化した後に測定した。
分子量 :PPG(ポリプロピレングリコール)換算
ポリプロピレン板にベースコート、クリヤコートを順次塗装して、2コート1ベイク方式で複層塗膜を得た(実施例1記載の方法を参照)。得られた塗膜を常温に保ったのちポリプロピレン板から剥離した。加熱焼付け後から1時間以内にポリプロピレン板面側のベースコート塗膜の赤外線吸収スペクトル(IR)吸収を以下の波長のピーク高さで測定し、それぞれ2930cm−1と700cm−1に対する2270cm−1のIR吸収ピーク高さ比(%)を計算した。これらの比が高いほど、ポリイソシアネートの浸透率が高いことを示す。
・波長2930cm−1(C−H伸縮振動吸収)
・波長2270cm−1(イソシアネート基−N=C=Oの伸縮振動吸収)
・波長700cm−1(芳香環吸収)
赤外線吸収スペクトル(IR)吸収測定において、測定器として、サーモフィッシャーサイエンティフィック(株)製 Nicolet 6700FT−IRを用いた。
判定として、ピーク高さ比(%)が、クリヤコートを塗装しないブランク試験の3倍以上になる場合(浸透性が高い)を「○」、ブランクの3倍未満の場合(浸透性が低い)を「×」と示す。
得られた複層塗膜の外観を、BYKガードナー社製光沢計(マイクロトリグロス 4520)を用いて、20°、60°の反射角における光沢率を測定した。
さらに目視により、次の基準にしたがって評価した。
○:平滑性が優れる。
△:平滑性が「優れる」と「劣る」の中間である。
×:平滑性が劣る。
<外観(耐水性)>
ポリプロピレン用プライマーを塗布したポリプロピレン板に、ベースコート、クリヤコートを順次塗装して、2コート1ベイク方式で複層塗膜を得た(実施例1記載の方法を参照)。得られたポリプロピレン塗膜板を40℃の温水に240時間浸漬後引き上げ、室温で12時間乾燥させた後の複層塗膜の外観を下記の基準に従って、目視で評価した。
○:異常なし。
△:ブリスターが全面に見られる。
×:大きなブリスターが全面に見られる、及び又は表面全体に艶が無い。
<光沢保持率(耐水性)>
さらにこの複層塗膜の外観を、BYKガードナー社製光沢計(マイクロトリグロス 4520)を用いて、20°、60°の反射角における光沢率を測定した。上述の<塗膜外観>の評価で得られた光沢率とこれらの値との比からそれぞれの反射角における光沢保持率を算出し、下記基準に基づき評価した。
○:光沢保持率90%以上
△:光沢保持率70%以上、90%未満
×:光沢保持率70%未満
上記方法で評価した塗膜を素地に達するまでカッターナイフでカットし、大きさ2mm×2mmのゴバン目を100個作り、その塗面に粘着セロハンテープを貼着し、20℃においてそのテープを急激に剥離した後の塗面を次の基準にしたがって評価した。
○:ゴバン目塗膜が100個残存している。
△:ゴバン目塗膜が1〜10個剥離している。
×:ゴバン目塗膜が11個以上剥離している。
上述の耐水層間接着性評価後の試料について、そのゴバン目塗膜の破壊状態を、次の基準にしたがって評価した。
○:ベース塗膜内部に破壊が全く認められない。
×:ベース塗膜内部に破壊が明確に認められる。
アクリルポリオールA(ベースコート用)
バイヒドロールA2427(バイエルマテリアルサイエンス社製)
水酸基含有水分散型アクリルポリオール、不揮発分率42%、水酸基含有率2%(不揮発分換算)、粘度100mPa・s/23℃、pH8−9、ガラス転移温度87℃、分子量Mw/Mn=240,000/22,000
EMR D5660(東洋アルミニウム社製)
Viscalex HV30(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
BYK347(ビックケミー社製)である界面活性剤と、Disperlon AQ320(楠本化成社製)である界面活性剤の1:1混合物
ブチルグリコール
中和剤(ベースコート用)
ジメチルエタノールアミン
デスモフェンA870(バイエルマテリアルサイエンス社製)
不揮発分70%の酢酸ブチル溶液、有姿での水酸基率2.95%、ガラス転移温度27℃、粘度3,500mPa・s/23℃、酸価7.5mgKOH/g、分子量Mw/Mn=3,400/1,650
BYK331(ビックケミー社製)である界面活性剤
レべリング剤(クリヤコート用)
モダフロー(モンサント社製)
溶剤(クリヤコート用)
メトキシプロピルアセテート/酢酸ブチル=1/1溶液
HDI誘導体(P−1)の合成:
撹拌装置を備えた3つ首フラスコを窒素置換し、200gのHDIをとり、60℃に保った。次いで、触媒としてイソプロパノール/メタノール(2:1)中、50%のテトラブチルホスホニウムハイドロゲンジフルオライド溶液を、粗製反応溶液のNCO含有量が4時間かけて43%になるまで滴下した。その後、103mgのジブチルホスフェートを添加することにより反応を停止した。これを130℃/0.2ミリバールにおける薄膜蒸留によりHDIモノマーを取り除き、以下のデータを有する無色透明のポリイソシアネートを得た。
NCO含量 :2 3 .4 %
粘度 :680mPa ・s /23℃
3量体含有量 :68重量%
HDIモノマー含有量 :0.2重量%
HDI誘導体(P−2)の合成:
撹拌装置を備えた3つ首フラスコを窒素置換し、1000gのHDIを取り60℃に保った。これに助触媒として10gの1,3-ブタンジオール、触媒として3gのトリ-n-ブチルホスフィンを添加した。次いでこの混合物を60℃に保ち4時間反応させ、NCO含有量40%の粗製反応混合物を得た。これに2.8gのp-トルエンスルホン酸メチルエステルを添加し反応を停止させた。これを130℃および0.15mbarの圧力での薄膜蒸留後、以下のデータを有する無色透明のポリイソシアネートを得た。
NCO含量 :2 1.8 %
粘度 :200 m P a ・s /2 3 ℃
3量体含有量 :24重量%
HDIモノマー含有量 :0.2重量%
硬化剤(H−1)の合成:
撹拌装置を備えた3つ首フラスコを窒素置換し、合成例1で得たHDI誘導体(P−1)800gと合成例2で得たHDI誘導体(P−2)200gとの混合物に、3−シクロヘキシルアミノプロパンスルホン酸10gとジメチルシクロヘキシルアミン6gとを加え、窒素気流下、80℃で10時間反応させた。室温迄冷却した後、以下のデータを有する無色透明のポリイソシアネートを得た。
NCO含量 :22.6%
粘度 :650 m P a ・s /2 3 ℃
3量体含有量 :59重量%(HDI誘導体中)
HDIモノマー含有量 :0.2重量%
硬化剤(H−2)の合成:
撹拌装置を備えた3つ首フラスコを窒素置換し、ヘキサメチレンジイソシアネートから製造され、そして21.7%のイソシアネート含有量、および3,000mPa.s(23℃)の粘度を有する、イソシアヌレート基含有ポリイソシアネート400gと合成例1で得たHDI誘導体(P−1)600gとの混合物に、3−シクロヘキシルアミノプロパンスルホン酸30gとジメチルシクロヘキシルアミン18gとを加え、窒素気流下、80℃で10時間反応させた。室温迄冷却した後、以下のデータを有する無色透明のポリイソシアネートを得た。
NCO含量 :21.2%%
粘度 :3,500 m P a ・s /2 3 ℃
3量体含有量 :58重量%(HDI誘導体中)
HDIモノマー含有量 :0.2重量%
硬化剤(H−3)の合成:
撹拌装置を備えた3つ首フラスコを窒素置換し、ヘキサメチレンジイソシアネートから製造され、そして21.7%のイソシアネート含有量、および3,000mPa.s(23℃)の粘度を有する、イソシアヌレート基含有ポリイソシアネート1,000gに、式(I)の化合物の代わりに、メタノールから出発し、そして350の平均分子量を有する一官能性メトキシポリエチレングリコール145gを室温において攪拌しながら加えた。ついでこの混合物を3時間100℃に加熱した。室温まで冷却した後、実質的に無色透明なポリイソシアネート混合物が得られた。イソシアネート含有量は17.3%であり、粘度は3,050mPa.s(23℃)であった。得られたポリイソシアネート700gに、HDI誘導体(P−2)300gを加え、窒素気流下、40℃で1時間撹拌した。室温迄冷却した後、以下のデータを有する無色透明のポリイソシアネートを得た。
NCO含量 :19.0%
粘度 :800 m P a ・s /2 3 ℃
3量体含有量 :43重量%(HDI誘導体中)
HDIモノマー含有量 :0.2重量%
表1に示すベースコート配合BC−1を調合(不揮発分約22%、フォードカップNo.4粘度50〜60秒)した。これをポリプロピレン板上に乾燥膜厚15〜20ミクロンとなるようスプレー塗工し、室温で3分間放置後、更に80℃で3分間乾燥させベースコートの塗膜を得た。次いで、表4に示すクリヤコート配合CC−1を調合した。これにNCO/OHモル比が1.0となるよう硬化剤Aを混合し、不揮発分約50%、フォードカップNo.4粘度で18〜22秒の塗料を得た。これを上記のベースコート塗膜上に乾燥膜厚約40ミクロンになるようにスプレー塗工した。室温で3分間放置後、100℃で20分間焼付けした。室温に下げた後、塗膜をポリプロピレン板から剥離した。
ポリプロピレン板面側のベースコート塗膜のイソシアネート基の浸透比率を先に記載した赤外線吸収スペクトル(以下、IRと略)方法で測定し、クリヤコートからベースコートへのポリイソシアネートの浸透性の度合いを測定した。
ブランク実験として、ベースコートの塗膜だけを塗工、乾燥した塗膜について同様の操作でIR吸収比を測定した。
ポリプロピレン用のプライマーとして、市販の塩素化ポリオレフィン樹脂と水性ポリウレタン樹脂(ディスパコールU54、バイエルマテリアルサイエンス社製)を混合して準備した。これをポリプロピレン板上に塗装し、室温で3分間静置後、80℃で3分間乾燥させた。この後は上記に示したような方法で、ベースコート、クリヤコートを順次塗工、焼付けして目的の塗膜を得た。この塗膜を、外観、光沢保持率、耐水層間接着性、凝集破壊性により評価した。
表2〜3のベースコート配合、クリヤコート配合、硬化剤使用量、NCO/OHモル比に示すように各成分の配合量等を変更し、実施例1に準じて実験を行った。
その結果を表4のIR吸収比率、浸透性評価、塗膜外観、光沢保持率、耐水層間接着性、凝集破壊性に示す。
これに対し、比較例1ではNCO/OHモル比が0.9未満なので耐水性(目視外観と光沢保持率)が低い。比較例2は粘度が1,000mPa・s/23℃を超えるため、浸透性が低い。比較例3は粘度が1,000mPa・s/23℃以下だが、3−シクロヘキシルアミノプロパンスルホン酸では無く、アルコキシポリオキシエチレングリコールで変性しているため浸透性と耐水性(目視外観)が低い。比較例4は粘度が1,000mPa・s/23℃以下のため浸透性は高いが、硬化剤が活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含んでいないので耐水性(目視外観と光沢保持率)が低い。
Claims (9)
- 水性ベースコート塗料を塗装し、これを架橋硬化することなく次いでベースコート上に硬化剤と活性水素含有樹脂とを含むクリヤコート塗料を塗装した後、ベースコートとクリヤコートを同時に架橋硬化することを含んでなる2コート1ベイク方式の塗装方法であって、クリヤコート塗料が、NCO/H(活性水素)モル比が0.9〜2.0のポリウレタン塗料であり、クリヤコート塗料が、クリヤコート塗料に基づいて、10〜95重量%の量で有機溶媒を含み、
(1)その硬化剤が、(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 式(I):
X-R-SO 3 H (I)
(式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、又はヒドロキシル基、Rは脂肪族、又は脂環式炭化水素基である。)
で表される活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、
(2)その硬化剤の23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とする塗装方法。 - 式(I)において、Xが炭素数1〜8のアルキルアミノ基、又は炭素数4〜8のシクロアルキルアミノ基であり、Rが炭素数1〜8の炭化水素基、又は炭素数4〜8の脂環式炭化水素基である、請求項1に記載の塗装方法。
- 式(I)で表される化合物が2−(シクロヘキシルアミノ)−エタンスルホン酸及び又は3−(シクロヘキシルアミノ)−プロパンスルホン酸である請求項1〜2のいずれかに記載の塗装方法。
- 水性ベースコート塗料が、活性水素を含有する水性焼き付け型塗料であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の塗装方法。
- 1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート誘導体中の1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの3量体の量が55重量%以上である、請求項1〜4のいずれかに記載の塗装方法。
- 活性水素含有樹脂と、硬化剤とをNCO/H(活性水素)モル比が0.9〜2.0の範囲で用い、クリヤコート塗料が、クリヤコート塗料に基づいて、10〜95重量%の量で有機溶媒を含むクリヤコート塗料であって、
(1)その硬化剤が、(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 式(I)
X-R-SO 3 H (I)
(式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、又はヒドロキシル基、Rは脂肪族、又は脂環式炭化水素基である。)
で表される活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、
(2)その硬化剤の23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とするクリヤコート塗料。 - 式(I)で表される化合物が2−(シクロヘキシルアミノ)−エタンスルホン酸及び又は3−(シクロヘキシルアミノ)−プロパンスルホン酸である請求項6に記載のクリヤコート塗料。
- 水性ベースコート塗料を塗装し、これを架橋硬化することなく次いでベースコート上に請求項6記載のクリヤコート塗料を塗装した後、ベースコートとクリヤコートを同時に架橋硬化することすることを含んでなる2コート1ベイク方式の塗装方法によって得られる複層塗膜。
- 水性ベースコート塗料を塗装し、これを架橋硬化することなく次いでベースコート上に硬化剤と活性水素含有樹脂とを含むクリヤコート塗料を塗装することによって形成された、ベースコート層とクリヤコート層とからなる複層塗膜であって、
ベースコート層が水性ベースコート塗料から形成されており、
クリヤコート層が、活性水素含有樹脂と硬化剤とをNCO/H(活性水素)モル比が0.9〜2.0の範囲で用い、クリヤコート塗料が、クリヤコート塗料に基づいて、10〜95重量%の量で有機溶媒を含むクリヤコート塗料であって、
(1)その硬化剤が、(i) 3量体を含み、実質的にジイソシアネートモノマーを含まない1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの誘導体と、(ii) 式(I)
X-R-SO 3 H (I)
(式中、Xはアミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、又はヒドロキシル基、Rは脂肪族、又は脂環式炭化水素基である。)
で表される活性水素と親水性基とを共に有する化合物との反応物を含み、
(2)その硬化剤の23℃における粘度が1,000mPa・s以下である事を特徴とするクリヤコート塗料から形成されている複層塗膜。
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