[go: up one dir, main page]

JP5120289B2 - 空気流量測定装置 - Google Patents

空気流量測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5120289B2
JP5120289B2 JP2009035076A JP2009035076A JP5120289B2 JP 5120289 B2 JP5120289 B2 JP 5120289B2 JP 2009035076 A JP2009035076 A JP 2009035076A JP 2009035076 A JP2009035076 A JP 2009035076A JP 5120289 B2 JP5120289 B2 JP 5120289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
flow
flow rate
flow direction
frequency value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009035076A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010190715A (ja
Inventor
彰利 水谷
隆央 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009035076A priority Critical patent/JP5120289B2/ja
Priority to DE102010002023.0A priority patent/DE102010002023B4/de
Publication of JP2010190715A publication Critical patent/JP2010190715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5120289B2 publication Critical patent/JP5120289B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/696Circuits therefor, e.g. constant-current flow meters
    • G01F1/698Feedback or rebalancing circuits, e.g. self heated constant temperature flowmeters
    • G01F1/699Feedback or rebalancing circuits, e.g. self heated constant temperature flowmeters by control of a separate heating or cooling element
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • G01F1/6842Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow with means for influencing the fluid flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • G01F1/6845Micromachined devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • G01F1/688Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow using a particular type of heating, cooling or sensing element
    • G01F1/69Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow using a particular type of heating, cooling or sensing element of resistive type
    • G01F1/692Thin-film arrangements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明は、空気通路に配置される発熱抵抗体の発熱により生じる温度分布を基に、空気通路を流れる空気の流量および流れ方向を測定できる空気流量測定装置に関する。
従来、自動車等に搭載される内燃機関の吸気量に関わる情報をアナログ電圧として検出し、そのアナログ電圧を周波数値に変換して出力する周波数出力(時間出力)方式のエアフロメータが公知である(特許文献1参照)。
この周波数出力方式のエアフロメータは、例えば、空気量が0〜10g/s程度の低流量側を1KHz(1ms)、高流量側を10KHz(0.1ms)というように、低流量側の出力値に低周波数(長い周期)を割り付けている。この理由は、エアフロメータの出力値をECU(エンジン制御を行う電子制御装置)でデジタル値に変換して処理する場合に、例えば、1msを12ビットでAD変換すると、分解能1LSBは、1ms/212=0.24μsとなる。ここで、1LSB誤差が発生した場合、1KHz(1ms)で0.24μsずれた場合と、10KHz(0.1ms)で0.24μsずれた場合とでは、前者の方が1LSB誤差による影響度は小さい。特に、自動車用のエアフロメータは、低流量側の精度誤差を小さくする必要があるため、1LSB誤差の影響度が小さくなる低周波数(長い周期)を低流量側に割り付けている。
特開平01−035218号公報
ところが、特許文献1に記載された従来技術は、吸気通路を順流方向(エンジンに空気が吸入される方向)に流れる空気流量を計測するだけであるため、例えば、流量0g/s時を1KHzに割り当てることができたが、吸気通路を逆流する空気量も測定できるエアフロメータの場合には、例えば、流量−50g/s時に1KHzを割り当てると、流量−50g/s〜0g/s間の周波数分だけ出力特性がオフセットされる。その結果、低流量側(0〜10g/s)に割り当てる出力周波数値が比較的高周波になってしまうため、1LSB誤差の影響が従来に比べて大きくなるという問題が発生する。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、空気通路を流れる空気の流量と流れ方向とを測定でき、且つ、順流方向における低流量域(例えば0〜10g/s)の精度誤差を小さくできる空気流量測定装置を提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明は、空気通路に配置され、且つ、通電により発熱する発熱抵抗体を有し、この発熱抵抗体の発熱により生じる温度分布を基に、空気通路を流れる空気の流量と流れ方向とに応じたアナログ電圧を出力するセンサ部と、このセンサ部より出力されるアナログ電圧をデジタル値に変換するA/D変換器を内蔵し、このA/D変換器でデジタル変換された電圧値を周波数値に変換して出力する信号処理回路部とを有する空気流量測定装置において、空気通路を一方から他方に向かって空気が流れる方向を順流方向と呼び、空気通路を他方向から一方に向かって空気が流れる方向を逆流方向と呼ぶ時に、信号処理回路部は、A/D変換器でデジタル変換されたデジタル値を周波数値に直線変換する際の傾きが、順流方向に空気が流れる時よりも、逆流方向に空気が流れる時のほうが小さく設定されていることを特徴とする。
本発明では、デジタル変換されたデジタル値(センサ電圧と呼ぶ)を周波数値に直線変換する際に、言い換えると、流量0g/s相当時(空気通路に空気の流れが生じていない時)のセンサ電圧を境に、逆流方向に空気が流れる時は、センサ電圧を周波数値に直線変換する際の傾きが小さく、順流方向に空気が流れる時は、センサ電圧を周波数値に直線変換する際の傾きが大きく設定される。
これにより、流量0g/s相当時のセンサ電圧を境に順流方向と逆流方向とでセンサ電圧を周波数値に一律に直線変換する場合、つまり、順流方向と逆流方向とでセンサ電圧を周波数値に直線変換する時の傾きが同じ場合と比較して、流量0g/s時の周波数値を下げることができる。その結果、順流方向における低流量側(例えば0〜10g/s)の出力値に低周波数(長い周期)を割り付けることができるので、順流方向における低流量域の精度誤差(1LSB誤差による影響度)を小さくできる。
また、流量0g/s相当時のセンサ電圧に対する周波数値を下げることにより、順流方向の周波数ダイナミックレンジを広く取れるため、逆流方向より相対的に高精度を要する順流方向の分解能を向上させることができる。
さらに、本発明では、センサ部より出力されるアナログ電圧をデジタル値に変換しているので、温度補正を行う際に、デジタル多点補正が可能であり、簡易な回路構成で温度特性のばらつきを精度良く補正することが可能である。
(請求項2の発明)
本発明は、空気通路に配置され、且つ、通電により発熱する発熱抵抗体を有し、この発熱抵抗体の発熱により生じる温度分布を基に、空気通路を流れる空気の流量と流れ方向とに応じたアナログ電圧を出力するセンサ部と、このセンサ部より出力されるアナログ電圧を周波数値に変換して出力する信号処理回路部とを有する空気流量測定装置において、空気通路を一方から他方に向かって空気が流れる方向を順流方向と呼び、空気通路を他方向から一方に向かって空気が流れる方向を逆流方向と呼ぶ時に、信号処理回路部は、センサ部より出力されるアナログ電圧を周波数値に直線変換する際の傾きが、順流方向に空気が流れる時よりも、逆流方向に空気が流れる時のほうが小さく設定されていることを特徴とする。
本発明では、センサ部より出力されるアナログ電圧(センサ電圧と呼ぶ)を周波数値に直線変換する際に、言い換えると、流量0g/s相当時(空気通路に空気の流れが生じていない時)のセンサ電圧を境に、逆流方向に空気が流れる時は、センサ電圧を周波数値に直線変換する際の傾きが小さく、順流方向に空気が流れる時は、センサ電圧を周波数値に直線変換する際の傾きが大きく設定される。
これにより、流量0g/s相当時のセンサ電圧を境に順流方向と逆流方向とでセンサ電圧を周波数値に一律に直線変換する場合、つまり、順流方向と逆流方向とでセンサ電圧を周波数値に直線変換する時の傾きが同じ場合と比較して、流量0g/s時の周波数値を下げることができる。その結果、順流方向における低流量側(例えば0〜10g/s)の出力値に低周波数(長い周期)を割り付けることができるので、順流方向における低流量域の精度誤差(1LSB誤差による影響度)を小さくできる。
また、流量0g/s時の周波数値を下げることにより、順流方向の周波数ダイナミックレンジを広く取れるため、逆流方向より相対的に高精度を要する順流方向の分解能を向上させることができる。
(請求項3の発明)
請求項1または2に記載した空気流量測定装置において、空気通路は、内燃機関の吸気ポートに接続される吸気通路であり、この吸気通路を内燃機関に向かって空気が流れる方向を順流方向と呼び、吸気通路を内燃機関と反対方向へ空気が流れる方向を逆流方向と呼ぶことを特徴とする。
本発明の空気流量測定装置は、内燃機関の吸入空気量を測定するエアフロメータに用いることができる。内燃機関では、例えば、低回転且つ高負荷の時に吸気脈動が大きくなり、吸気弁と排気弁との開弁期間が重なると、ピストン上昇時に吸気弁から吸気が逆流する、つまり、空気通路を逆流方向に空気が流れることがある。これに対し、本発明の空気流量測定装置は、発熱抵抗体の発熱により生じる温度分布を基に、空気の流量だけでなく、流れ方向も検出できるので、順流方向に流れる空気(内燃機関に吸入される吸入空気量)を精度良く検出できる。
実施例1に係るエアフロメータの回路構成図である。 (a)センサ部により空気の流量と流れ方向とを測定するための原理を説明する温度分布図、(b)センサ部の構造を簡略的に示す断面図である。 エアフロメータを吸気ダクトに取り付けた状態を示す断面図である。 (a)センサ電圧と周波数との相関を示す特性グラフ、(b)周波数と流量との相関を示す特性グラフである。 実施例2に係るエアフロメータの回路構成図である。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
この実施例1は、例えば、自動車用エンジンの吸入空気量を測定するエアフロメータに本発明の空気流量測定装置を適用した一例を説明する。
図1は実施例1に係るエアフロメータ1の回路構成図、図2(a)はエアフロメータ1のセンサ部2により空気の流量と流れ方向とを測定するための原理を説明する温度分布図、同図(b)はセンサ部2の構造を簡略的に示す断面図、図3はエアフロメータ1を吸気ダクト3に取り付けた状態を示す断面図である。
本実施例のエアフロメータ1は、以下に説明するセンサボディ4、センサ部2、回路モジュール5等により構成される。
センサボディ4は、図3に示す様に、吸気ダクト3に開けられた取付け孔より吸気ダクト3の内部に着脱可能に挿入され、取付け孔との間がOリング6によって気密にシールされている。なお、吸気ダクト3は、エンジンの吸気ポート(図示せず)に接続される吸気通路の一部を形成するもので、例えば、吸気通路の最上流に配置されるエアクリーナの出口パイプ、あるいは、この出口パイプの下流側に接続される吸気管等である。
センサボディ4には、図3に示される吸気ダクト3の内部を図示左側(エアクリーナ側)から右側(エンジン側)に向かって流れる空気、つまり、エンジンに吸入される空気の一部を取り込むバイパス通路(図示せず)が形成され、このバイパス通路の途中にセンサ部2が配置される。
センサ部2は、図1に示す様に、通電により発熱する発熱抵抗体7を有し、この発熱抵抗体7の温度を所定の基準温度に制御する発熱温度制御部2aと、発熱抵抗体7の発熱により生じる温度分布を基に、空気の流量と流れ方向に応じたアナログ電圧を出力するセンサ電圧出力部2bとを有する。
発熱温度制御部2aは、図1に示す様に、上記の発熱抵抗体7と、この発熱抵抗体7の傍らに近接設置され、発熱抵抗体7の温度を受熱する傍熱抵抗体8と、バイパス通路を流れる空気の温度(吸気温度と呼ぶ)を検出する吸気温度検出抵抗体9と、抵抗値が固定された第1抵抗体10および第2抵抗体11とを有し、傍熱抵抗体8と、吸気温度検出抵抗体9、第1抵抗体10、および第2抵抗体11とでブリッジ回路を構成している。このブリッジ回路は、二つの中点がオペアンプ12の入力端子に接続され、オペアンプ12の出力端子がトランジスタ13に接続されている。
この発熱温度制御部2aは、傍熱抵抗体8で検出される温度(発熱抵抗体7の温度)が基準温度より低くなると、傍熱抵抗体8の抵抗値が低下して、ブリッジ回路の中点間に電位差が生じるため、オペアンプ12の出力によりトランジスタ13がオンになり、発熱抵抗体7に電流が流れて、発熱抵抗体7の温度が上昇する。この発熱抵抗体7の温度上昇により、傍熱抵抗体8で検出される温度が基準温度に達して傍熱抵抗体8の抵抗値が上昇すると、オペアンプ12の出力によりトランジスタ13がオフになり、発熱抵抗体7への電流供給が遮断される。この作動により、傍熱抵抗体8が検出する発熱抵抗体7の温度は、吸気温度検出抵抗体9が検出する吸気温度よりも一定温度高い基準温度に制御される。
センサ電圧出力部2bは、空気の流れ方向において、発熱抵抗体7の上流側に近接して配置される2個の側温抵抗体RU1、RU2と、発熱抵抗体7の下流側に近接して配置される2個の側温抵抗体RD1、RD2とで構成され、この4個の側温抵抗体RU1、RU2、RD1、RD2でブリッジ回路を構成している。
この4個の側温抵抗体RU1、RU2、RD1、RD2は、発熱抵抗体7と共に、例えば、図2(b)に示す様に、シリコン基板14に設けられるダイヤフラム15の表面上に形成されている。ダイヤフラム15は、シリコン基板14の表面にスパッタ法あるいはCVD法等により形成される絶縁膜であり、シリコン基板14の裏側から絶縁膜との境界面までシリコン基板14の一部を除去してシリコン基板14に空洞部を形成することにより設けられる。
なお、図2(b)には示されていないが、上記の傍熱抵抗体8、および、吸気温度検出抵抗体9も絶縁膜上に形成されている。但し、吸気温度検出抵抗体9は、発熱抵抗体7の熱が温度検出に影響を及ぼさないように、発熱抵抗体7から離れた位置に配置される。
上記のセンサ電圧出力部2bの働きについて図2を基に説明する。
発熱抵抗体7が基準温度に通電制御されると、発熱抵抗体7の発熱による温度分布が生じる。バイパス通路に空気の流れが発生していない時は、図2(a)に実線グラフで示す様に、発熱抵抗体7の位置を中心として上流側と下流側とで温度分布が左右対称となるため、発熱抵抗体7より上流側に配置される側温抵抗体RU1、RU2の検出温度と、発熱抵抗体7より下流側に配置される側温抵抗体RD1、RD2の検出温度とが等しくなる。 バイパス通路に順流方向の流れが生じると、図2(a)に破線グラフで示す様に、温度分布の中心点(最高温度を示す位置)が下流側(図示右側)へ片寄るため、発熱抵抗体7より上流側に配置される側温抵抗体RU1、RU2で検出される温度と、発熱抵抗体7より下流側に配置される側温抵抗体RD1、RD2で検出される温度との間に温度差ΔTが生じる。
この温度差ΔTにより、上流側の側温抵抗体RU1、RU2と下流側の側温抵抗体RD1、RD2とで、それぞれ抵抗値が変化して、ブリッジ回路の二つの中点間に電位差が生じる。この電位差が増幅アンプ16により増幅されて、回路モジュール5に内蔵されるデジタル部5A(図1参照)へ出力される。
一方、バイパス通路を逆流方向に空気の流れが生じる場合は、温度分布の中心点が上流側へ片寄る、つまり、順流方向に空気が流れる場合と温度分布の変化が反転するため、ブリッジ回路の二つの中点間に生じる電位差が逆転して、逆流方向の空気流量を検出できる。これにより、エンジンに吸入される吸入空気量だけでなく、吸気脈動等によって生じる逆流方向の空気流量も検出できる。
回路モジュール5は、本発明の請求項1に記載した信号処理回路部を構成するデジタル部5Aを備えている。このデジタル部5Aは、図1に示す様に、増幅アンプ16によって増幅されたアナログ電圧をデジタル変換するA/D変換器17と、温度補正に関するデータを組み込んだ補正マップを記憶するEEPROM18と、このEEPROM18に記憶された補正マップを基に、デジタル変換された電圧値(以下、センサ電圧と呼ぶ)に対する温度特性のずれを補正する演算部19と、温度補正されたセンサ電圧を周波数値に変換してECU(図示せず)へ出力するF/V出力変換部20などを備える。
ここで、F/V出力変換部20は、デジタル値に変換されたセンサ電圧と周波数値との相関を示す周波数変換テーブルを有し、この周波数変換テーブルを基に、センサ電圧を周波数値に変換する。但し、周波数変換テーブルは、図4(a)に示す様に、センサ電圧の変化に対する周波数値の変動率を、逆流方向に空気が流れる時は小さく、順流方向に空気が流れる時は大きく設定している。つまり、センサ電圧を周波数値に直線変換する際に、図4(a)に実線で示す特性グラフの様に、流量0g/s相当時(バイパス通路に空気の流れが生じていない時)のセンサ電圧を境に、逆流方向に空気が流れる逆流側では、直線変換を示す特性グラフの傾きが小さく、順流方向に空気が流れる順流側では、直線変換を示す特性グラフの傾きが大きく設定されている。
(実施例1の効果)
実施例1に記載したエアフロメータ1は、上述の様に、発熱抵抗体7の発熱により生じる温度分布を基に、バイパス通路を流れる流量の測定だけでなく、空気の流れ方向も検出できる。また、回路モジュール5に内蔵されたF/V出力変換部20では、センサ電圧を周波数値に変換する際に、逆流側と順流側とでセンサ電圧の変化に対する周波数値の変動率を変えている。具体的には、逆流側では、センサ電圧を周波数値に直線変換する際の傾きが小さく、順流側では、センサ電圧を周波数値に直線変換する際の傾きが大きく設定される。これにより、逆流側と順流側とでセンサ電圧の変化に対する周波数値の変動率を一定にする場合、つまり、図4(a)に破線で示す特性グラフの様に、逆流側と順流側とでセンサ電圧を周波数値に一律に直線変換する場合と比較すると、図4(b)に示す様に、流量0g/s時の周波数値を図示矢印で示す様に下げることができる。
上記の結果、順流方向における低流量側の出力値に低周波数(長い周期)を割り付けることができるので、特に、0〜10g/sの低流量域の精度誤差(1LSB誤差による影響度)を小さくできる。
また、逆流側と順流側とでセンサ電圧を周波数値に一律に直線変換する場合と比較して、流量0g/s時の周波数値を下げることにより、逆流側に比べ、順流側の周波数ダイナミックレンジを広く取れるため、逆流側より相対的に高精度を要する順流側の分解能を向上させることができる。
さらに、本実施例のエアフロメータ1は、センサ部2より出力されるアナログ電圧をデジタル値に変換しているので、演算部19で温度補正を行う際に、デジタル多点補正が可能であり、簡易な回路構成で温度特性のばらつきを精度良く補正することが可能である。
図5は実施例2に係るエアフロメータ1の回路構成図である。
実施例1では、センサ部2より出力されるアナログ電圧をデジタル値に変換してから周波数値に変換する一例を説明したが、この実施例2に記載するエアフロメータ1は、図5に示す様に、センサ部2より出力されるアナログ電圧を周波数値に変換する構成である。つまり、増幅アンプ16で増幅されたアナログ電圧がデジタル変換されることなく、そのままF/V出力変換部20で周波数値に変換されてECUへ出力される。なお、センサ部2の構成は、実施例1と同じである。
但し、F/V出力変換部20は、実施例1と同様に、センサ電圧(アナログ電圧)を周波数値に変換する際に、逆流側では、センサ電圧を周波数値に直線変換する際の傾きが小さく、順流側では、センサ電圧を周波数値に直線変換する際の傾きが大きく設定される。 これにより、実施例1の場合と同じく、順流方向における低流量側の出力値に低周波数(長い周期)を割り付けることができるので、特に、0〜10g/sの低流量域の精度誤差(1LSB誤差による影響度)を小さくできる。また、逆流側に比べ、順流側の周波数ダイナミックレンジを広く取れるため、逆流側より相対的に高精度を要する順流側の分解能を向上させることができる。
なお、実施例1および2において、センサ電圧を周波数値に直線変換する際に、流量0g/s相当時(バイパス通路に空気の流れが生じていない時)のセンサ電圧を境に、逆流方向に空気が流れる逆流側では、直線変換を示す特性グラフの傾きが小さく、順流方向に空気が流れる順流側では、直線変換を示す特性グラフの傾きが大きく設定されると述べたが、特性グラフの傾きの境界点は、電圧−流量特性の製品毎の固体ばらつきを考慮して、必ずしも流量0g/s点ではなく、流量0g/s点付近の順流側、逆流側どちらかの流量点に設定しても良い。
1 エアフロメータ(空気流量測定装置)
2 センサ部
5A デジタル部(実施例1に係る信号処理回路部)
7 発熱抵抗体
17 A/D変換器(実施例1に係る信号処理回路部)
20 F/V出力変換部(実施例1および実施例2に係る信号処理回路部)

Claims (3)

  1. 空気通路に配置され、且つ、通電により発熱する発熱抵抗体を有し、この発熱抵抗体の発熱により生じる温度分布を基に、前記空気通路を流れる空気の流量と流れ方向とに応じたアナログ電圧を出力するセンサ部と、
    このセンサ部より出力されるアナログ電圧をデジタル値に変換するA/D変換器を内蔵し、このA/D変換器でデジタル変換された電圧値を周波数値に変換して出力する信号処理回路部とを有する空気流量測定装置において、
    前記空気通路を一方から他方に向かって空気が流れる方向を順流方向と呼び、前記空気通路を他方向から一方に向かって空気が流れる方向を逆流方向と呼ぶ時に、
    前記信号処理回路部は、前記A/D変換器でデジタル変換されたデジタル値を周波数値に直線変換する際の傾きが、前記順流方向に空気が流れる時よりも、前記逆流方向に空気が流れる時のほうが小さく設定されていることを特徴とする空気流量測定装置。
  2. 空気通路に配置され、且つ、通電により発熱する発熱抵抗体を有し、この発熱抵抗体の発熱により生じる温度分布を基に、前記空気通路を流れる空気の流量と流れ方向とに応じたアナログ電圧を出力するセンサ部と、
    このセンサ部より出力されるアナログ電圧を周波数値に変換して出力する信号処理回路部とを有する空気流量測定装置において、
    前記空気通路を一方から他方に向かって空気が流れる方向を順流方向と呼び、前記空気通路を他方向から一方に向かって空気が流れる方向を逆流方向と呼ぶ時に、
    前記信号処理回路部は、前記センサ部より出力されるアナログ電圧を周波数値に直線変換する際の傾きが、前記順流方向に空気が流れる時よりも、前記逆流方向に空気が流れる時のほうが小さく設定されていることを特徴とする空気流量測定装置。
  3. 請求項1または2に記載した空気流量測定装置において、
    前記空気通路は、内燃機関の吸気ポートに接続される吸気通路であり、この吸気通路を前記内燃機関に向かって空気が流れる方向を前記順流方向と呼び、前記吸気通路を前記内燃機関と反対方向へ空気が流れる方向を前記逆流方向と呼ぶことを特徴とする空気流量測定装置。
JP2009035076A 2009-02-18 2009-02-18 空気流量測定装置 Active JP5120289B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009035076A JP5120289B2 (ja) 2009-02-18 2009-02-18 空気流量測定装置
DE102010002023.0A DE102010002023B4 (de) 2009-02-18 2010-02-17 Luftdurchfluss-Messeinrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009035076A JP5120289B2 (ja) 2009-02-18 2009-02-18 空気流量測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010190715A JP2010190715A (ja) 2010-09-02
JP5120289B2 true JP5120289B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=42338918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009035076A Active JP5120289B2 (ja) 2009-02-18 2009-02-18 空気流量測定装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5120289B2 (ja)
DE (1) DE102010002023B4 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5523528B2 (ja) 2012-09-20 2014-06-18 三菱電機株式会社 熱式流量センサおよび熱式流量センサによる流量検出信号生成方法
DE102012219305B3 (de) 2012-10-23 2014-02-13 Continental Automotive Gmbh Luftmassenmesser mit einem Sensorelement
JP6556217B2 (ja) * 2017-12-20 2019-08-07 三菱電機株式会社 流量検出装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435218A (en) * 1987-07-30 1989-02-06 Hitachi Ltd Hot wire type air flowmeter
JPH0915013A (ja) * 1995-06-26 1997-01-17 Hitachi Ltd 熱式空気流量測定方法及び測定装置
JP3711865B2 (ja) * 2000-11-29 2005-11-02 株式会社日立製作所 熱式空気流量計
JP2002181604A (ja) * 2000-12-19 2002-06-26 Hitachi Ltd 内燃機関の空気流量計測装置
JP4309668B2 (ja) * 2003-01-24 2009-08-05 株式会社日立製作所 熱式空気流量測定装置及びその診断方法
JP3718198B2 (ja) * 2003-02-26 2005-11-16 株式会社日立製作所 流量センサ
US7613582B2 (en) * 2004-11-11 2009-11-03 Hitachi, Ltd. Thermal type flow rate measurement apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010190715A (ja) 2010-09-02
DE102010002023A1 (de) 2010-08-19
DE102010002023B4 (de) 2020-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4130877B2 (ja) 流量計及び流量計システム
CN101424556B (zh) 流量测定装置
CN101876563B (zh) 热式空气流量计
JP5558599B1 (ja) 熱式空気流量計
JP4558647B2 (ja) 熱式流体流量計
CN105008870B (zh) 热式流体计测装置
JP4223915B2 (ja) 熱式流量計及び制御システム
JP5542505B2 (ja) 熱式流量センサ
US8844348B2 (en) Gas flow rate measurement device
CN111954793B (zh) 热式流量计
JP5120289B2 (ja) 空気流量測定装置
US7287424B2 (en) Thermal type flow measurement apparatus having asymmetrical passage for flow rate measurement
JP3981907B2 (ja) 流量測定装置
JPH11337382A (ja) 発熱抵抗体式空気流量測定装置
JP5644674B2 (ja) 熱式流量測定装置
US20060096305A1 (en) Fluid flowmeter and engine control system using the same
CN115468615A (zh) 流量传感器及其整定方法、整定设备
JP3752962B2 (ja) 熱式空気流量測定装置及びそれを用いた内燃機関並びに熱式空気流量測定方法
JP2000146651A (ja) 熱式空気流量計
JP2005181096A (ja) 発熱抵抗体式流体流量測定装置
JP2010216906A (ja) 自動車用流量計
WO2014024621A1 (ja) 熱式流量測定装置及びこれを用いた制御装置
JP2003004496A (ja) 流量測定装置
JP2004226289A (ja) 熱式空気流量測定装置及びその診断方法
JP2004093174A (ja) 流量計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121008

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5120289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250