JP4503654B2 - 歯顎顔面のx線ct画像の表示方法、x線ct断層撮影装置、およびx線画像表示装置 - Google Patents
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Description
そのような問題の解決を意図した従来技術の例として、次の特許文献1には、再構成した被撮影領域の3次元データから、複数方向のCT画像を予め切り出して準備しておき、互いにスライス面が直交した複数のCT画像を配列表示し、表示しているCT画像上でカーソルを移動させると、そのカーソルに対応したスライス面のCT画像を逐次入れ替えて表示する方法が開示されている。
また、特許文献2には、1画面上に歯列弓のパノラマ画像と、アキシャル断層面(Z面に平行)とを同時に表示し、アキシャル断層面に対してオブリークラインを選択すると、そのオブリークラインに対応したオブリーク断層面が表示される画像診断装置が開示されている。
本発明は、そのような問題の解決を課題としており、歯科医師が通常見慣れているパノラマ画像と類似したCT画像を表示する方法、装置等を提供する。
ここでいう歯列弓正視情報は、解剖学における歯列弓の全体または一部の形状を数学的に表現した歯列弓モデルや、関心領域rの歯列弓の全体または一部における位置情報に対して、正視方向vを予め登録したデータテーブル(ルックアップテーブル)等がある。このような歯列弓正視情報は、予め準備しておいても、撮影した歯列弓の画像データを画像処理して生成しても、歯列弓の形状を実測して生成してもよい。
また、X線CT画像表示装置は、可搬型記憶媒体に格納された撮影データ等を受け入れて、同様の表示方法を実行する構成としてもよい。
また、正視X線CT画像としてX線CT断層面画像を表示する場合には、その画像に複数の歯牙の断層面が表示されるので、更に理解しやすくなる。そして、正視X線CT画像として3次元CTボリューム画像を表示する場合には、関心領域が正面を向いた状態で表示されるので、その位置を探す必要がない。
また、X線CT画像表示装置が、可搬型記憶媒体に格納された撮影データ等を受け入れる構成とした場合には、遠隔地に設置されたX線CT撮影装置と組み合わせることも可能になり、X線CT画像表示装置を柔軟に運用できるという利点がある。
図1は、X線CT撮影装置Mの基本構成を説明するブロック図である。X線CT撮影装置Mは、X線CT撮影装置本体M1と、X線CT画像表示装置M2を備え、通信ケーブルによってデータを送受信する構成になっている。
例えば表示手段88´に、X線CT撮影装置本体M1の操作に必要な文字や画像等の情報を表示するようにしてもよいし、後述するX線CT画像表示装置M2と接続して、X線CT画像表示装置M2の表示手段88に表示される表示内容が表示手段88´にも表示されるようにしてもよく、表示手段88に表示される文字や画像の上でマウス等によるポインタ操作などを通してX線CT撮影装置本体M1に各種の指令ができるようにしてもよい。
なお、X線発生部10、X線検出部20、支持手段30、被写体保持手段40、駆動部60は、X線発生器11、X線検出器21を被写体oに対して相対的に移動させる移動手段65として機能する。
このX線CT撮影装置本体M1は、図2(a)、図2(b)に示したX線CT撮影装置本体M1と同様、旋回用モータ60rを内蔵した旋回アームとして構成され、かつその両端にX線発生部10とX線検出部20とを対向させて支持した支持手段30を備えている。
基台91´に立設した支柱90´に対し、支持手段30を垂下した、上部フレーム91aと下部フレーム91bを前方に突出した略コの字形状の昇降フレーム91が図示しない昇降機構で昇降可能に設けられ、昇降フレーム91には図2(a)、図2(b)に示したX線CT撮影装置本体M1と同様、支持手段30の回転軸を水平移動させる図示しないXYテーブル62が内蔵されている。
下部フレーム91bは、被写体oである人間の頭部を左右から固定するイヤロッド、顎を固定するチンレストなどからなる被写体保持手段40を備える。
図2Aに示したX線CT撮影装置本体M1は、防X線室100内に収容され、防X線室100の壁の外側には、図2(a)、図2(b)に示したX線CT撮影装置本体M1と同様、小型液晶パネルを設けた操作パネル74が取り付けられている。
また、図2Aに示したX線CT撮影装置本体Mは、図2(a)に示したX線CT撮影装置本体Mと同様、X線CT画像表示装置M2を備え、通信ケーブルによってデータを送受信する構成になっている。
図1で示したX線撮影装置Mの移動手段65については、上記の構成例を含め、次のように様々な構成例が考えられる。
構成例1…支持手段30の旋回軸30cを水平移動させるX軸モータ60x、Y軸モータ60y、支持手段30を回転させる旋回用モータ60r、支持手段30を昇降させるZ軸モータ60zのみ設け、被写体保持手段40を移動させる駆動部は設けない。
構成例2…支持手段30の旋回軸30cを水平移動させるX軸モータ60x、Y軸モータ60y、支持手段30を回転させる旋回用モータ60r、被写体保持手段40を昇降させるZ軸モータ60zのみ設ける。
構成例3…支持手段30を回転させる旋回用モータ60r、被写体保持手段40を水平移動させるX軸モータ60x、Y軸モータ60y、被写体保持手段40を昇降させるZ軸モータ60zのみ設ける。
構成例4…支持手段30を回転させる旋回用モータ60r、支持手段30を昇降させるZ軸モータ60z、被写体保持手段40を水平移動させるX軸モータ60x、Y軸モータ60yのみ設ける。
構成例5…支持手段30を回転させる旋回用モータ60r、支持手段30を昇降させるZ軸モータ60zを設け、X軸モータ60x、Y軸モータ60yのうちの一方を、支持手段30に設け、他方を被写体保持手段に設けて被写体oに対してX線発生器11、X線検出器21を水平移動させる。
構成例6…支持手段30を回転させる旋回用モータ60r、被写体保持手段40を昇降させるZ軸モータ60zを設け、X軸モータ60x、Y軸モータ60yのうちの一方を、支持手段30に設け、他方を被写体保持手段に設けて被写体oに対してX線発生器11、X線検出器21を水平移動させる。
以上の他にも様々な構成例が考えられる。すなわち、X線発生器11、X線検出器21を被写体oに対して相対的に移動させる方向が同じであるなら、支持手段30側を駆動する要素と被写体保持手段40側を駆動する要素が重複しても構わないし、一方を省略しても構わない。重複する場合は双方の移動量を総合できるので、相対的移動の量を大きくしたり、移動パターンの多様化をすることが可能という利点があり、一方を省略する場合はコスト面、制御負担の軽減の利点がある。
広域CT撮影、局所CT撮影いずれにおいても、CT撮影中、旋回軸30cを関心領域rの中心に固定しない方式も可能である。
例えば、上述のX−Yテーブル62を利用して、CT撮影中、旋回軸30cは移動するが、X線発生器11とX線検出器21の旋回中心が旋回軸30cとは別の箇所に生じるように制御して、その旋回中心が関心領域rの中心に来るように設定してもよい。
さらにX線コーンビームの広がりの対称軸上のX線が撮影対象領域の中心を外れた位置を通過するようにオフセットさせ、撮影対象領域の一部のみを撮影しつつ、撮影対象領域全体のX線撮影データを少なくとも180°以上得る周知のオフセットスキャンの方式を採用してもよい。
すなわち、CT撮影中、旋回するX線コーンビームの照射野の旋回中心が関心領域rの中心に来るように撮影できればよい。
操作手段86は関心領域rを指定する手段として機能する。表示手段88の画面上に表示された画像に対して操作手段86の操作を加えることで関心領域rを指定する構成の場合は、操作手段86と表示手段88が関心領域指定手段として機能する。このように、なんらかの形で関心領域の指定に用いられる手段が関心領域指定手段である。表示装置本体80は、各種プログラムを実行するCPU81と、ハードディスク等で構成され、各種撮影データや画像等を記憶する記憶手段82と、座標計算を行う座標処理手段83と、画像生成手段84とを備えている。ここに、記憶手段82、座標処理手段83、画像生成手段84は画像処理手段85を形成する。記憶手段82には、後述する歯列弓正視情報等も記憶される。
記憶手段82には、パノラマ撮影から得たパノラマ撮影データ、CT撮影から得たCT撮影データ、スカウト画像として表示できるイラストを生成するイラストイメージデータ、後述のように、X線広域ビームを2方向から照射して得た投影画像、歯列弓正視情報、生成した正視X線CT画像などを記憶することもできる。
なお、X線CT画像表示装置M2は、同様の構成とした複数のX線CT撮影装置本体M1と多対一に接続してもよい。また、ケーブルで接続されていない他のX線CT撮影装置本体M1で撮影した撮影データ等を、CDロム等の可搬型記憶媒体を通じて受け入れて、同様の表示方法を実行するように構成してもよい。
て正視する正視方向vは、後述するように、歯列弓DAの3次元形状の歯列弓モデルdmより求めること、あるいは、関心領域rの部位毎に予め正視方向vを登録したデータテーブル(ルックアップテーブル)を参照することによって求めることが可能である。
後述するが、歯列弓モデルdmは歯列弓DAの全体または一部の形状を数学的に表現した関数として規定できる。
歯列弓モデルdmは、標準的な歯列弓の形状を想定して規定してもよいし、または撮影した歯列弓の画像データを画像処理して得た形状のデータより個別に規定してもよい。または歯列弓の形状を実測して得たデータより個別に規定してもよい。
本発明では、そのような歯列弓モデルdm、歯列弓モデルdmを基にした座標データやデータテーブル、正視方向vを導くのに必要な情報、正視方向vそのもの等、正視に関する情報を歯列弓正視情報と総称する。
歯列弓DAは湾曲しているために、対象部位ごとに正視方向vが異なる。歯列弓正視情報は、所望の対象部位を正視するための情報である。
歯列弓正視情報は、対象部位を正視するための情報であるので、必ずしも具体的な正視方向vを定める必要はなく、対象部位を正視できるスライス位置の情報であってもよい。
無論、個体によって特殊な形状の歯列弓DAが存在することもあり、その場合にはその特殊な形状の歯列弓DAをもとに歯列弓モデルdmを形成しても構わない。
上述の記載から解るとおり、本願においては顎関節jjの部分についても適用できる。
顎関節は重要な診断部位であり、特に注目して診断対象とする場合もありうる。
具体的には、正視方向vの接線TGに対してなす角度の許容範囲として、図23に図示の状態の正視方向vに対しプラスマイナス30°の範囲内、好ましくはプラスマイナス10°の範囲内、より厳密にはプラスマイナス5°の範囲内に設定される。つまり、接線TGに対する正視方向vの角度が90°とすれば、60°〜120°の範囲、好ましくは80°〜100°の範囲、より厳密には85°〜95°の範囲である。
ここで、そのような正視方向vが算出または設定されれば、つまり正視方向vが決定されれば、CT撮影データを再構成して、正視方向vから見たX線画像として、正視方向vから見た所望のスライス位置slが断層面となった断層面画像を生成したり、正視方向vから見た3次元CTボリューム画像を生成したりすることでを生成することが可能である。なお、本願でいう3次元CTボリューム画像はボリュームレンダリング像である。
なお、正視X線CT画像を断層面画像で生成する場合、各スライス位置におけるスライス面つまり断層面を、例えば歯列弓DAの湾曲に沿った曲面等の任意の曲面に設定しても、平面に設定してもよい。
なお、頬側から舌側に向けて正視の意味であるが、歯列弓を裏側から観察したい場合も
考えうるので、この場合を排斥するものではない。
この場合は頬側から舌側にマイナス方向に向かう方向、つまり舌側から頬側に向かう方向ということになる。
すなわち、頬側から舌側に向けて正視する方向のベクトルとして、マイナスのベクトルも
含まれてよい。
図23Eの例は、その方法の1つであって、歯列弓モデルdmを、複数の歯牙thが比較的直線状にならんだ区間に注目し、一点鎖線と矢印で示す区間ar1〜9に分けて、区間ごとに正視方向v1〜9またはスライス位置sl1〜9を予め設定しておいてもよい。
歯列弓モデルdmを上記のような面でとらえる場合、正視方向vは、歯列弓モデルdm上のある1点において、周囲の歯列弓モデルdmの面に対して直交する方向として設定することができる。
図15(c)の例で説明する。正視方向vは、3次元空間におけるある地点paとある地点pbとを結ぶ線pvに沿うものであると考える。線pvは、歯列弓モデルdm#2に対してある1点ptで交差する。
1点ptは関心領域rの中心またはほぼ中心にある地点である。歯列弓モデルdm#2の面上で、1点ptに対する頭頂と足を結ぶ体軸方向に沿う方向vdと、体軸方向と直交する方向hdが考えられる。線pvは、歯列弓モデルdm#2の面上、方向vdに対しても方向hdに対しても直交する。正視方向vは、このような線pvに沿う方向として設定される。ただし、前述したように、正視方向vは、関心領域rを正視している感覚が得られるように設定されればよいので、必ずしも厳密に直交する方向を設定しなくとも、ほぼ直交する方向であればよい。
正視方向vは歯列弓DAの湾曲に対して法線またはほぼ法線の方向でもある。
図15(b)についても図15(c)と同様に正視方向vが考えられる。
ただし、厳密には図15(b)の歯列弓モデルdm#1は曲面なので、歯列弓モデルdm#1と正視方向v(線pv)が交差する1点ptにおいて、歯列弓モデルdm#1の面と接する接線を想定して、その接線に対して直交する方向を正視方向vとして設定すればよい。
従来より、パノラマ撮影においては、細隙X線ビームを歯列弓にできるだけ直交するように入射させているが、その入射方向を正視方向vとして設定してもよい。
この基本手順は、関心領域rを指定するステップ(1090)、指定された関心領域rに対応した歯列弓正視情報から関心領域rの正視方向vを決定するステップ(1140)、CT撮影データから、関心領域rを正視した正視X線CT画像である断層面画像や3次元CTボリューム画像を生成するステップ(1150)、生成した正視X線CT画像を表示するステップ(1160または1170)からなる。ここに、関心領域rは、正視した状態で表示させたい範囲、つまり正視表示対象領域であり、顎顔面の一部、具体的には歯列弓DAの一部に関心領域rを指定する。
パノラマ画像p#1の生成は、図6のフロー図におけるステップ1010に示している。また、イラストp#2の生成は、ステップ1020に示している。透視画像p#3の生成は、ステップ1025に示している。3次元CTボリューム画像p#5の生成は、ステップ1040に示している。パノラマ画像p#1の生成は、ステップ1060に示している。
いずれも、スカウト画像を表示するのはステップ1030で、スカウト画像を用いた関心領域rの指定はステップ1090でなされる。
なお、スカウト画像の上で関心領域rが指定操作されたときに、その関心領域rの範囲を、スカウト画像の上に枠として表示するようにすれば、その範囲を直感的に把握できて利便性が高くなる。
X線CT撮影においては、支持手段30の旋回の微小角度ごとに被写体oの透視画像p#3を取得してCT撮影データとするので、正面、側面において、それぞれの透視画像p#3を得ることができる。
X線CT断層面画像p#4は、CT撮影データを画像処理して得られた被写体oの3次元領域の3次元CTデータを再構成し、その3次元領域について、相互に直交する断層面のX線CT断層面画像p#4として、Z断層面の画像を表示するX線CT断層面画像(Z断層面画像)p#41、Y断層面の画像を表示するX線CT断層面画像(Y断層面画像)p#42、X断層面の画像を表示するX線CT断層面画像(X断層面画像)p#43が組み合わされて表示されている。3つのX線CT断層面画像p#4には、オペレータの移動操作に応じて移動するXカーソルxc、Yカーソルyc、Zカーソルzcが重ねて表示されている。カーソルxc〜zcは、X線CT断層面画像p#4上では、それぞれX断層面、Y断層面、Z断層面の投影線になっている。なお、初期設定では、X線CT断層面画像p#41において前歯が図示の真下を向くように表示される。
ここを図6のフロー図における各ステップと関連して説明すると、次の通りである。
Z断層面画像p#41の生成は、図6のフロー図におけるステップ1070に示している。また、Z断層面画像p#41をスカウト画像として表示することはステップ1030に、スカウト画像を用いた関心領域rの指定はステップ1090に示している。
成分P1、P2、P3のような、パノラマ画像p#1の成分を抽出して合成し、パノラマ画像p#1を生成することは、図6のフロー図におけるステップ1050、1060に示している。また、パノラマ画像p#1をスカウト画像として表示することはステップ1030に、スカウト画像を用いた関心領域rの指定はステップ1090に示している。
これを、図6のフロー図におけるステップと関連して説明すると、次の通りである。
コード「11」〜「18」、「31」〜「38」、「21」〜「28」、「41」〜「48」、各ボタンbtは位置指定ツールであり、この位置指定ツールによる位置指定は、図6のフロー図におけるステップ1080でなされる。位置指定による関心領域rの指定はステップ1090でなされる。
この場合、イラストp#2を、装置の任意の場所に表示して、オペレータが必要に応じて参照できるようにしてもよい。
イラストp#2やボタンbtは、操作パネル74に配してもよいが、別体の操作ボックス75を操作パネル74とは別にX線CT撮影装置Mに設け、または接続して、その操作ボックス75上に配するようにしてもよい。
歯牙thに割り当てたコードは、位置指定ツールであり、この位置指定ツールによる位置指定は、図6のフロー図におけるステップ1080でなされる。また、位置指定による関心領域rの指定はステップ1090でなされる。
そのための座標処理は予め規定しておくことができる。例えばスカウト画像がパノラマ画像p#1である場合、パノラマ撮影においては、画像として生成されるパノラマ断層が3次元空間中に設定されている。このパノラマ断層を歯列弓モデルdmとすることができる。
前述のように、パノラマ画像p#1の代わりに、パノラマ画像p#1をイラスト化した、図示しない歯列のイラストp#2を用いる場合には、イラストp#2は、前述のように標準的な形状の歯列弓モデルdmを平面に引き伸ばしたものとして、イラストp#2における特定の位置(座標)を指定することにより、対応する歯列弓モデルdmにおける特定の座標が指定されるように設定できる。
またスカウト画像が歯列弓DAの平面図を模したイラストp#2であれば、その形状は、歯列弓モデルdmの標準曲面を上方から見たときの形状に対応しており、イラストp#2で示される歯列弓DAのほぼ中央の、パノラマ断層に相当する部分に歯列弓モデルdmが重なるように設定されている。イラストp#2における特定の位置(座標)を指定することにより、対応する歯列弓モデルdmにおける特定の座標が指定されるように設定できる。
以上で説明したように、関心領域rの指定はいろいろ方法があるが、いずれの場合でも、指定された関心領域rに対応した歯列弓正視情報から関心領域rの正視方向vまたはスライス位置slを決定することは、図6のフロー図におけるステップ1140に示している。
正視X線CT画像の表示に関しては、上述のように広域的なものでも局所的なものでもよいので、図19のような画像を表示してもよいし、後述の図22のような画像を表示してもよい。
これを図6のフロー図におけるステップと関連して説明すると、次の通りである。
関心領域rを正視した正視X線CT画像を生成することは、図6のフロー図に示している。
また、断層面画像p#4を正視X線CT画像を表示することは、ステップ1160に示しており、正視3次元CTボリューム画像を正視X線CT画像dpとして表示することは、ステップ1170に示している。
パノラマ画像p#1の代わりに、パノラマ画像p#1をイラスト化した、図示しないイラストp#2を用いてもよい。
その後、被写体oの周囲でX線発生器11とX線検出器21を旋回させ、局所CT撮影を実行する。指定された関心領域rの位置に基づいて、関心領域rが被撮影領域(撮影対象領域)rrに含まれるように局所CT撮影を実行することで、CT撮影データを得ることができる。
旋回中心の設定は、具体的には前述のXYテーブル62による支持手段30の移動調整、または前述のXYテーブル64による被写体保持手段40の移動調整、またはXYテーブル62による支持手段30の移動調整と前述のXYテーブル64による被写体保持手段40の移動調整を共に行うことにより、被写体oの歯列弓DAに対する撮影対象領域の位置を相対的に移動調整させることで行う。
パノラマ画像p#1の生成は、図20のフロー図におけるステップ2010に示しており、このパノラマ画像p#1をスカウト画像として表示するのはステップ2015に示している。
後述するように、歯列弓モデルdmとしては、基本的には広域CT撮影において述べた歯列弓モデルdmと同様なものを用いればよいので、2方向の透視画像p#3をスカウト画像として用いる構成の場合、例えば図17(a)、(b)に示したような、被写体保持手段40の空間的位置に対し、歯列弓モデルdmを設定するようにしてもよい。
これを図20のフロー図における各ステップと関連して説明すると、次の通りである。
2方向の透視画像p#3の生成は、図20のフロー図におけるステップ2020に示している。
そして、この2方向の透視画像p#3をスカウト画像として表示することはステップ2015に示している。なお、関心領域rの指定はステップ2040に示しており、局所CT撮影の実行はステップ2050に示している。
Z位置ガイド光、Y位置ガイド光、X位置ガイド光の共通の交点は、位置指定データより被撮影領域(撮影対象領域)rrの位置を示すように設定されている。オペレータは、関心領域rがその被撮影領域(撮影対象領域)rrに含まれるよう、被写体oの位置付け調整をする。
これを、図20のフロー図に関連して説明すると、次の通りである。
Z位置ガイド光、Y位置ガイド光、X位置ガイド光は位置指定のツールであり、被写体oの位置付けは、図20のフロー図におけるステップ2030に示している。この位置付けにより、関心領域rが被撮影領域(撮影対象領域)rrに含まれることになり、局所CT撮影が行われるので、位置指定は関心領域rの指定でもあり、ステップ2040に相当する。局所CT撮影の実行は、ステップ2050に示している。
図2に示す操作パネル74の表示手段88´に、図2(c)に示すように、歯列弓DAを模式図のイラストp#21で示した位置付け用のイラストp#2を表示する。このイラストp#21には、撮影対象領域を示す円のイラストp#22が重ねて表示されている。撮影対象領域のイラストp#22には、例えば矢印のような、正視方向vを示す方向表示v´を重ねて表示してもよい。
前述の入力手段74´の操作により、歯列弓模式図のイラストp#21に対する撮影対象領域のイラストp#22の位置を移動操作できるようにして、移動操作に連動して前述のXYテーブル62による支持手段30の移動調整、または前述のXYテーブル64による被写体保持手段40の移動調整ができるように構成してもよい。
歯列弓模式図のイラストp#21は、歯列弓モデルdmに対応しているので、関心領域rとして撮影対象領域を指定すると、関心領域rの歯列弓モデルdmに対する位置関係が特定できる。
歯列弓模式図のイラストp#21、撮影対象領域のイラストp#22、入力手段74´は位置指定のツールであり、被写体oの位置付けはすなわち位置指定であるので、その位置指定は、図20のフロー図におけるステップ2030でなされる。この位置付けにより、関心領域rが被撮影領域(撮影対象領域)rrに含まれ、その後、局所CT撮影が行われるので、位置指定は関心領域rの指定でもあり、ステップ2040に相当する。
なお、局所CT撮影の実行は、ステップ2050でなされる。
これを図20のフロー図の各ステップと関連して説明すると、次の通りである。
イラストp#2や、操作パネル75のボタンbt、操作手段86、歯牙thに割り当てたコードは位置指定のツールであり、被写体oの位置付けはすなわち位置指定である。従って、20のフロー図におけるステップ2030に相当する。この位置付けにより、関心領域rが被撮影領域(撮影対象領域)rrに含まれ、局所CT撮影が行われるので、位置指定は関心領域rの指定でもあり、ステップ2040に相当する。なお、局所CT撮影の実行は、ステップ2050でなされる。
イラストp#2における特定の位置(座標)を指定することにより、対応する歯列弓モデルdmにおける特定の座標が指定されるように設定できる。
また、正視すべき歯牙thのコードと、関心領域rの指定との連携をとるようにしてもよい。すなわち、広域CT撮影において図14で説明したと同様、ボタンbtの操作やコードの入力で歯牙thを選択すると、その歯牙thを含んだ関心領域rを自動的に指定し、その関心領域の位置情報によってルックアップテーブルを参照する構成、あるいは、関心領域rを指定すると、その関心領域rの中央部にある歯牙thを自動的に選択し、その歯牙thの選択情報によってルックアップテーブルを参照するような構成も可能である。なお、このようなルックアップテーブルは、歯列弓モデルdmと同様に、歯列弓DAの画像データを画像処理や、歯列弓DAの形状を実測することにより得ることもできる。
例えば、図21に示しているように、関心領域rの局所CT撮影が完了し、再構成した3次元CTデータから、複数のスライス画像データを得たとする。スライス画像データの中には、図示したZH3のスライス面の画像のように、舌側の顎骨LIと頬側の顎骨LOが鮮明に現れているものもある。このように、舌側の顎骨LIと頬側の顎骨LOが鮮明に現れている画像を画像ソフトウェアのパターン認識により検出し、検出した画像の中で、顎骨LIと頬側の顎骨LOの線を認識して、その概ね中央の線CLを算出する。ここで、線CLが湾曲していたとしても、関心領域rの中央またはほぼ中央P1における線CLへの接線TGが算定できる。正視方向vは接線TGに直交する方向となる。
図22(a)は、その例として、関心領域rを含んだ被撮影領域(撮影対象領域)rrを局所CT撮影したCT撮影データから生成された、互いに直交したZ断層面、Y断層面、X断層面のX線CT断層面画像dp#11〜dp#13を示している。その内のX線CT断層面画像dp#12が、正視X線CT画像で、関心領域r内の歯列弓DAの長手方向がYカーソルycに概ね沿うような角度で表示されている。また、カーソルxc、yc、zcのいずれかが移動操作されたときには、操作されたカーソルxc、yc、zcに対応した位置の断層面の画像が表示されるよう、X線CT断層面画像dp#11〜dp#13を操作にしたがって変更表示する。なお、各歯牙thに付記されているコード「T26」、「T27」、「T28」は、図14で各歯牙thに割り当てられているコード「26」、「27」、「28」と同様なコードである。
これを図20のフロー図における各ステップと関連して説明すると、次の通りである。
正視X線CT画像dpを生成することは、ステップ2100に示している。また、正視X線CT画像として断層面画像dp#12を表示することは、ステップ2110に示しており、正視X線CT画像として、3次元CTボリューム画像dp#2を表示することは、ステップ2120に示している。
21 X線検出器
40 被写体保持手段
65 移動手段
85 画像処理手段
86 操作手段(関心領域指定手段)
88 表示手段
DA 歯列弓
M X線CT撮影装置
M2 X線CT画像表示装置
o 被写体
r 関心領域
v 正視方向
Claims (19)
- X線CT撮影装置またはX線CT画像表示装置において、X線CT撮影した被写体の顎顔面のX線CT画像を表示するX線CT画像の表示方法であって、
前記顎顔面の歯列弓上の任意の位置について関心領域を指定するステップ、
前記関心領域の指定を受け付けると、頬側から舌側に向かって歯列弓を正視する方向を特定するために予め準備された歯列弓正視情報に基づいて、前記指定された関心領域を正視したX線CT画像と、前記関心領域を正視したX線CT画像に直交する他のX線CT画像とを画像処理手段により自動生成するステップ、
前記生成された関心領域を正視したX線CT画像、及び前記関心領域を正視したX線CT画像に直交する他のX線CT画像を、表示手段に配列して表示するステップ、からなることを特徴とするX線CT画像の表示方法。 - 請求項1において、
前記関心領域を指定するステップが、全顎を対象としたX線CT撮影における正視表示対象領域を指定するステップであることを特徴とするX線CT画像の表示方法。 - 請求項2において、
前記X線CT撮影により得られた前記被写体の3次元領域の3次元CTデータを再構成し、前記3次元領域について、相互に直交するX断層面、Y断層面、Z断層面の断層面画像を表示手段に表示するステップを更に有し、
前記関心領域を指定するステップが、前記X断層面、Y断層面、Z断層面の少なくともいずれかにおいて関心領域を指定するステップであることを特徴とするX線CT画像の表示方法。 - 請求項2において、
前記X線CT撮影により得られた前記被写体に対する異なる角度からの複数のX線透視画像を表示手段に表示するステップを更に有し、
前記関心領域を指定するステップが、前記複数のX線透視画像において関心領域を指定するステップであることを特徴とするX線CT画像の表示方法。 - 請求項1において、
前記関心領域を指定するステップが、前記顎顔面の一部を対象とした局所X線CT撮影における撮影対象領域を関心領域として指定するステップであることを特徴とするX線CT画像の表示方法。 - 請求項1から3のいずれかにおいて、
前記被写体に対し、前記X線CT撮影とは別にX線パノラマ撮影を行ってパノラマ画像を生成するステップと、
生成した前記パノラマ画像を表示手段に表示するステップを更に有し、
前記関心領域を指定するステップが、前記パノラマ画像において関心領域を指定するステップであることを特徴とするX線CT画像の表示方法。 - 請求項1から3のいずれかにおいて、
前記X線CT撮影により得られた前記被写体に対する異なる角度からの複数のX線透視画像のうち、被写体の歯列弓のパノラマ断層を形成する画像データを合成してパノラマ画像を生成するステップと、
生成した前記パノラマ画像を表示手段に表示するステップを更に有し、
前記関心領域を指定するステップが、前記パノラマ画像において関心領域を指定するステップであることを特徴とするX線CT画像の表示方法。 - 請求項1から3のいずれかにおいて、
前記関心領域を指定するステップが、前記歯列弓の形状を示すイラストにおいて関心領域を指定するステップであることを特徴とするX線CT画像の表示方法。 - 請求項1から8のいずれかにおいて、
前記関心領域を正視した3次元CTボリューム画像を生成し、前記生成した3次元ボリューム画像を、前記関心領域を正視したX線CT画像、及び前記関心領域を正視したX線CT画像に直交する他のX線CT画像に組み合わせて表示するステップを更に有することを特徴とするX線CT画像の表示方法。 - X線発生器と、X線検出器と、前記X線発生器と前記X線検出器とを被写体の顎顔面に対して相対的に移動させる移動手段と、被写体保持手段と、前記被写体のX線CT画像を表示するX線CT撮影装置において、
前記顎顔面関心領域を指定する関心領域指定手段と、
前記関心領域の指定を受け付けると、頬側から舌側に向かって歯列弓を正視する方向を特定するために予め準備された歯列弓正視情報に基づいて、前記指定された関心領域を正視したX線CT画像と、前記関心領域を正視したX線CT画像に直交する他のX線CT画像とを自動生成する画像処理手段と、
前記関心領域を正視したX線CT画像、及び前記関心領域を正視したX線CT画像に直交する他のX線CT画像を配列して表示する表示手段とを備えたことを特徴とするX線CT撮影装置。 - 請求項10において、
前記移動手段を駆動し、前記被写体の全顎領域を対象としたX線CT撮影を行うX線CT撮影装置であって、前記関心領域指定手段により正視表示対象領域を関心領域として指定することを特徴とするX線CT撮影装置。 - 請求項11において、
前記画像処理手段により、前記X線CT撮影により得られた前記被写体の3次元領域の3次元CTデータを再構成し、前記3次元領域について、相互に直交するX断層面、Y断層面、Z断層面の断層面画像を表示手段に表示し、
前記関心領域指定手段により、前記X断層面、Y断層面、Z断層面の少なくともいずれかにおいて関心領域を指定することを特徴とするX線CT撮影装置。 - 請求項11において、
前記X線CT撮影により得られた前記被写体に対する異なる角度からの複数のX線透視画像を表示手段に表示し、
前記複数のX線透視画像において前記関心領域を指定することを特徴とするX線CT撮影装置。 - 請求項10において、
前記移動手段を駆動し、前記顎顔面の一部を対象とした局所X線CT撮影を行うX線CT撮影装置であって、前記関心領域指定手段により撮影対象領域である局所を関心領域として指定することを特徴とするX線CT撮影装置。 - 請求項10から12のいずれかにおいて、
前記移動手段を駆動し、前記被写体に対し、前記X線CT撮影とは別にX線パノラマ撮影を行って前記画像処理手段によりパノラマ画像を生成し、
生成した前記パノラマ画像を表示手段に表示し、
前記パノラマ画像において前記関心領域を指定することを特徴とするX線CT撮影装置。 - 請求項10から12のいずれかにおいて、
前記画像処理手段により、前記X線CT撮影により得られた前記被写体に対する異なる角度からの複数のX線透視画像のうち、被写体の歯列弓のパノラマ断層を形成する画像データを合成してパノラマ画像を生成し、
生成した前記パノラマ画像を表示手段に表示し、
前記パノラマ画像において前記関心領域を指定することを特徴とするX線CT撮影装置。 - 請求項10から12のいずれかにおいて、
前記歯列弓の形状を示すイラストを表示するイラスト表示部を備え、
前記イラストにおいて関心領域を指定することを特徴とするX線CT撮影装置。 - 請求項10から17のいずれかにおいて、
前記関心領域を正視した3次元CTボリューム画像を更に生成し、前記生成した3次元ボリューム画像を、前記関心領域を正視したX線CT画像、及び前記関心領域を正視したX線CT画像に直交する他のX線CT画像に組み合わせて表示手段に表示することを特徴とするX線CT撮影装置。 - X線CT撮影した被写体の顎顔面のX線CT画像を表示するX線CT画像表示装置において、
前記顎顔面関心領域を指定する関心領域指定手段と、
前記関心領域の指定を受け付けると、頬側から舌側に向かって歯列弓を正視する方向を特定するために予め準備された歯列弓正視情報に基づいて、前記指定された関心領域を正視したX線CT画像と、前記関心領域を正視したX線CT画像に直交する他のX線CT画像とを自動生成する画像処理手段と、
前記関心領域を正視したX線CT画像、及び前記関心領域を正視したX線CT画像に直交する他のX線CT画像を配列して表示する表示手段とを備えたことを特徴とするX線CT画像表示装置。
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