JP4009369B2 - 装飾食品の製造装置と製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は装飾食品、詳細には色彩の異なる二種類の流動性食品材料により模様を現わした装飾食品の製造装置と製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、色彩の異なる複数種の流動性食品材料を用いた色付き食品としては、ゼリー、アイスクリーム、キャンディー、カマボコなどが知られている。
【0003】
また、装飾チョコレートとしては、一種類の流動性チョコレートの上に色の異なる他種類の流動性チョコレートを浮かせるように少量落し、これを自然拡散することで表面だけマーブル様の模様を施した装飾チョコレートなどが知られている。
【0004】
さらに、チョコレート表面に転写フィルムやスクリーン印刷により模様を描いたものもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のマーブル模様状のチョコレートは模様が製品の一つ一つにおいて異なり、品質の安定と保持において必ずしも十分なものと云えなかった。
【0006】
また、マーブル模様やスクリーン印刷等では表面だけに装飾模様が平面状に現われる単純なもので、装飾性においても興味が薄く、食感においても単調なものであった。
【0007】
そこで、本発明では、量産される各装飾食品において環状模様が均一に現われるように、色彩の異なる二種類の流動性食品材料を一体とし、安定した品質で装飾性に富んだ特異な装飾食品の製造装置と製造方法を提供せんとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨は、色彩の異なる二種類の流動性食品材料の流体原料をモールドへ充填する充填装置と、充填した流動性食品材料を固化する固化装置と、固化した流動性食品材料 をモールドから取り出す離型装置とからなる装飾食品の製造装置において、一種類の流動性食品材料の流体原料を水平方向に移動・拡散するノズル片を組み立てた上層部と、他種類の流動性食品材料の流体原料を水平方向に移動・拡散する下層部とを確保するノズル組立体が、上記充填装置に含まれ、該ノズル組立体が、上記各流動性食品材料の流体原料を吐出するように上層部と下層部との送出孔を同一鉛直方向に配置して備えた装飾食品の製造装置にある。尚、上記モールドは、装飾食品の販売用包装容器を兼ねたものとすることができる。
【0009】
上記色彩の異なる二種類の流動性食品材料としては、チョコレート、ヨーカン、キャンディー、アイスクリーム、チーズ、ゼリーがあり、なかでも装飾食品を装飾チョコレートとした場合における二種類のチョコレート材料の色違いは、一方が褐色のチョコレート色で他方がホワイトチョコレートのもの(カカオマスの含まれないカカオバターと粉糖・粉乳を主成分としたもの)が、代表的であるが、これに限らず褐色チョコレートのカカオマスの含有量を変えることにより色の濃淡を表わすか、ホワイトチョコレートに各種色の天然又は合成着色料で着色したものの組み合わせか、これらとホワイトチョコレートの組み合わせが考えられる。
【0010】
この冷却により固化する流動性食品材料の他に、同材料としてかまぼこやカステラなど加熱により固化するものも含まれる。
【0011】
モールドは、1個のモールドに1個の大形凹部を設けたものであるが、多数の凹部を設け、一つ一つの凹部に二種類の各流動性食品材料の流体原料を吐出するノズル口が対応するように構成されてもよい。
【0012】
ここで、上記ノズル組立体においては、上層部の送出孔を下層部の送出孔より小径としたり、下層部の送出孔の周縁を下方に向って縮径するテーパ面状としたり、上層部の送出孔から下方に向ってガイド筒体を延設したりすることができるほか、これらを組み合せたものを採用することもできる。
【0013】
本発明の別の要旨は、ノズル組立体のノズル片を組み立てた上層部において一種類の流動性食品材料の流体原料を水平方向に移動・拡散すると共に、ノズル組立体の下層部において他種類の流動性食品材料の流体原料を水平方向に移動・拡散する工程と、ノズル組立体の上層部と下層部における同一鉛直位置に設けた同一送出孔から一種類の流動性原料が他種類の流動性原料に突入し、貫通するように前記各流動性食品材料の流体原料を吐出してモールドに充填する工程と、モールドに充填した流動性食品材料を固化してモールドから取り出す工程と、を含む装飾食品の製造方法にある。
【0014】
上記モールドを販売用包装容器を兼ねたものとし、該容器の凹部中に二種類の流動性食品材料の流体原料を充填装置で充填し、固化装置で固化することで上記離型装置を用いないようにして、モールド兼用販売容器に装飾食品を包装するようにした製造装置とすることも考えられる。
【0015】
色彩の異なる二種類の流動性食品材料は、異なる食材間によって色が異なる場合と、同一食材間で食用天然又は合成着色料などにより色が異なる場合を含む。
【0016】
【発明の実施の形態】
この発明における二種類の流動性食品材料からなる装飾食品の一つである装飾チョコレートは、普通のチョコレート色(褐色)とホワイト色、または各種食品用天然又は人工の食用着色料を入れた2種以上のチョコレート等の2色以上のチョコレートを組み合わせた表面凹凸または表面の平坦な模様からなる。チョコレート流体原料は、通常チョコレート流体原料と略同じ粘度と温度でテンパリングされるが、ノズル孔を通す粘度とある程度の粘度であれば支障ない。
【0017】
モールドは、ポリカーボネートなど熱に強く、軽くて成形性に優れ、強靭な樹脂から選ばれた上部開口部を有する器状のもので、そのモールド内はノズルから投入された流動性食品材料の流体原料の量と位置及び数によって複数種の流動性食品材料の占める大きさ、形が決まり、全体としての装飾模様が形成され、模様際は互いの流動性食品材料同志の結晶により一体化が図れる。
【0018】
モールドは、木製、金属製、ポリカーボネートやスチロール等のプラスチック製プレートなど、一つのモールドに一個の凹部が成形されているもの、または各モールド内に二個以上の凹部を設けたもの、あるいはモールドを二つ割にしたものも考えられる。
【0019】
充填装置は、色の異なる二種以上の流動性食品材料の流体原料を各別に入れておく二つ以上の貯蔵槽と、その下に予め設定した量をシリンダーのストローク量の調整またはシリンダ内径の大きさの違いによって、ノズルから各流体原料がモールド内に所定量吐出できるようにしている。なお、各流体原料は、互いに同量であってもよいし異なる量としてもよい。
【0020】
固化装置は、通常クーリングトンネルと呼ばれるものを使用するが、流動性食品材料をカマボコやカステラなどとする場合には加熱室又は加熱トンネルなどの加熱装置が用意される。
【0021】
離型装置は、固化した装飾食品をモールドより型抜きする装置であり、モールドを上下逆さにするか、モールドを持ち上げて開口部を下にして叩き落とすことで装飾食品をモールドより強制的に取り出すようにしてもよい。
【0022】
なお、この離型装置はモールドが販売容器を兼用する場合には必要ない。
【0023】
量産された各装飾食品は、略同一の装飾模様であり、これら全体をモールドの開口部を除く内面の形状とともに鳥、動物、人物、種々のキャラクター、その他の形態に仕上げる。
【0024】
装飾食品の全体形状は、平面丸形、角形で所定厚さの板状のものに限られず、開口部より底部を縮径にした逆三角錐のモールドを用いた三角錐状のものなど、モールド内で固化した食品がモールド側壁を逆テーパにする場合などにより型抜きできない場合を除き、表面凹凸を鳥や動物などの形態に則した種々のものに仕上げることもできる。
【0025】
また、上記装飾食品の形状はモールド上に設置した1個のノズルに対する1個のモールド内に1個作ることはもちろん、1個のモールド上に複数のノズルを配置して、同時押し出しにより、複数の同一パターンの繰り返し模様を作ることもできる。これらの場合、流動性食品材料の流体原料の粘度等の性質は、いずれのノズルから押し出されるものも同一にすることが同一パターンの繰り返し模様を設けるといった設計上、あるいは充填装置にある流動性食品材料の流体原料の容器部を一つにできるといった設備の単純化と経済性の上でメリットがあるが、各ノズルから押し出される流動性食品材料の流体原料の粘度が異なるものであっても、定量で複数ノズルからモールド内に押し出すものであれば、モールド内の模様全体としては同一のものが成形できる。
【0026】
なお、モールド内の一部又は全部に食用印刷模様をシルク印刷などで直接印刷するか、フィルム製の転写紙として印刷したモールド底の模様を流動性食品材料に転写するなどして、さらに複雑な装飾模様を施すこともできる。
【0027】
装飾食品の製造装置における充填装置は、流動性食品材料の流体原料を収容する容器部(図示せず)と、この容器部から上記流体原料をシリンダ(図示せず)で定量ずつ送り出すノズル取付基板と、その下のノズル片を組み立てたノズル組立体からなる。
【0028】
詳しくは、ノズル組立体はノズル取付基板の下部に設置している上層部と下層部のノズル片を組み立てたところに特徴があり、前記の取付基板はダイカストもしくは切削加工など一体成形で作られたものであって、これに複数の流動性食品材料の流体原料を通す複数の上孔を貫通して設けることにより、上記流体原料を下方のノズル組立体へ送り出すように構成し、上記取付基板から来た上記流体原料を受けて通す各ノズル片の通路を設け、この通路では上記流体原料を水平方向に移動し、拡散して下方のモールドに落下するように構成する。
【0029】
上記ノズル片は平板状の1枚より、2枚以上重ねることで、更に他の通路によりさらに上記流体原料を拡散し、上記下孔より多くの下孔からモールド内に吐出することでさらに複雑な装飾模様食品を現出させることができる。ノズル片の下孔の位置、径の大きさ、形状などにより相対するモールドとの関係で様々な模様を設計することができる。
【0030】
この発明に用いる流動性食品材料としては、チョコレートの他に、ようかん、キャンディー、アイスクリーム、チーズ、ゼリー、カステラ、かまぼこなど初め流動性で、その後固化あるいは半固化状態で容器に収容される食品を含む。
【0031】
なお、本明細書中における「チョコレート」は、準チョコレート、チョコレート菓子、準チョコレート菓子等の製品を含む広義のチョコレートをいう。
【0032】
【実施例】
以下、この発明を、その代表的実施例として装飾チョコレートをもって添付図面に基づいて説明するが、この発明はチョコレートに限定されるものではない。
【0033】
尚、図中に示した各装飾チョコレートは、モールドによって成型されたものを裏返した状態で示しており、その底面を除く表面がその製造に用いたモールドの内周面の一部又は全部に対応し、またその底面がその製造に用いたモールドの内周面部分を除く開口部分に対応する。実施例においてチョコレートを説明するにあたっては、上述したように裏返した状態で示したものを基準に説明する。
【0034】
図1(a)〜(c)に示すノズルNは、充填装置の一部として機能し、モールド14(図1(d))に略同時に注入される少くとも色彩の異なる二種類のチョコレート流体原料A,Bにより図2に示すような装飾チョコレート10を製造するものである。このノズルNは、ノズル取付基板11と、その下方に補助板(図示せず)を介してビスで取付けられる二枚のノズル片12,13とからなる。
【0035】
詳細には、ノズル取付基板11(図1(a))は、図示しないデポジッターから供給されるチョコレート流体原料A(褐色),B(ホワイト)を夫々個別に水平方向に案内するための通路11a,11bを備え、各チョコレート流体原料A,Bを夫々個別に送出する上孔11a1,11b1を該通路11a,11bに穿設している。
【0036】
上記基板11の下方に配置されるノズル片12(図1(b))は、上記基板11の上孔11aから送出される所定量のチョコレート流体原料Aを受けて水平方向に移動・拡散するために槽状に区画された通路12aと、上記基板11の上孔11bから送出される所定量のチョコレート流体原料Bを受けて直接通過させる通孔12bを備え、移動・拡散されたチョコレート流体原料Aを送出する4つ(複数)の下孔12a1〜12a4を該通路12aの等間隔4箇所に穿設している。
【0037】
上記ノズル片12の下方に更に配置されるノズル片13(図1(c))は、上記ノズル片12の通孔12bを通過したチョコレート流体原料Bを受けて水平方向に移動・拡散するためのX溝状に区画された通路13aを備え、移動・拡散されたチョコレート流体原料Bを送出する4つ(複数)の下孔13a1〜13a4を該通路13aの各溝端に穿設している。
【0038】
このように、ノズル片12,13は、その上層部において一種類のチョコレート流体原料Aを水平方向に移動・拡散すると共に、その下層部において他種類のチョコレート流体原料Bを移動・拡散するといったノズル組立体としてみることができる。
【0039】
特に、上述したノズル片12,13においては、ノズル片12の下孔12a1〜12a4 がノズル片13の下孔13a1〜13a4の各鉛直方向上方に位置する配置関係にある。
【0040】
図5は、図1(c)のD−Dの概略断面図を示したものである。ここでは、ノズル片12の下孔12a1〜12a4が、ノズル片13の下孔13a1〜13a4より小径の態様で形成されているほか、ノズル片13の下孔13a1〜13a4の周縁が下方に向って縮径するようにテーパ面状の態様としている。尚、ノズル片12,13における下孔12a1〜12a4及び13a1〜13a4は、上記態様に限定されるものではなく、図6又は図7に示すような態様とすることができる。具体的には、ノズル片12の下孔12a1〜12a4に対して下方に向ってガイド筒体12cを延設することができ、そのガイド筒体12cの延設長としては、ノズル片13の下孔13a1〜13a4の直前まで延設する態様としたり、ノズル片13の下孔13a1〜13a4を貫通するように延設する態様とすることができる。
【0041】
次に、上記装置を用いた装飾チョコレートの製造方法を説明する。まず、充填装置のデポジッターより所定量づつAとBが個別にノズル取付基板11の通路11a,11bに供給され、上孔11a 1 ,11b 1 からノズル片12の通路12a及び通孔12bに送出される。
【0042】
ノズル取付基板11の上孔11a 1 からノズル片12の通路12a上に送出されたチョコレート流体原料Aは、その通路12aを満たすように水平方向に移動・拡散される。他方、ノズル取付基板11の上孔11b 1 からノズル片12の通孔12bを径てノズル片13の通路13a上に送出されたチョコレート流体原料Bはその通路13aを満たすように水平方向に移動・拡散される。
【0043】
ノズル片12,13において水平方向に移動・拡散された上記各チョコレート流体原料A,Bは、下孔12a1〜12a4及び13a1〜13a4からモールド14に送出されることになる。このとき、ノズル片13の通路13aに連通したノズル片12の下孔12a1〜12a4から送出されるチョコレート流体原料Aは、ノズル片13の通路13a内を満たしたチョコレート流体原料Bに突入し、貫通するように、ノズル片13の下孔13a1〜13a4からチョコレート流体原料Bと共に送出されることになる。
【0044】
そして、図1(d)示すように、ノズル片13の下孔13a1〜13a4から送出されたチョコレート流体原料A,Bはモールド14の等間隔4箇所の部分に注入される。尚、チョコレート流体原料A,Bのモールド14への注入は、その注入開始から注入終了に至るまで略同時に行なわれる。
【0045】
ノズル片13の下孔13a1〜13a4からモールド14に注入されたチョコレート流体原料A,Bは、モールド14内において次第に膨張するように拡がり、接触して互いにせめぎあうことになる。これを固化して取り出すことにより、図2に示すような4つの環状模様を表わした装飾チョコレート10が得られた。尚、図1(d)のモールド14において破線で示す各領域は、図1(c)のノズル片13の各下孔13a1〜13a4に対応するものであり、各下孔13a1〜13a4から送出されたチョコレート流体原料A,Bによる装飾チョコレート10の各環状模様がそれらの各領域に概ね現れている。
【0046】
図3は、本発明の他の実施例を示すものである。ここで、上述した実施例と特に異なるところは、図1(c)のノズル片13に相当する図3(c)のノズル片13においてX溝状の通路13aの中心部に下孔13a5を設けた態様としたことにある。従って、他の各部材については同一番号を付し、重複説明を避ける。
【0047】
図3のノズル片12,13においては、ノズル片12の通孔12bがノズル片13の通路13a5に連通し、ノズル片13の下孔13a5の鉛直方向上方に位置する配置関係にある。従って、ノズル片13の下孔13a5からは、チョコレート流体原料Bが単独で送出される。
【0048】
図8は、図3(c)のE−Eの概略断面図を示すものである。ここでは、ノズル片12の通孔12bが、ノズル片13の下孔13a5と略同径の態様で形成されている。尚、ノズル片12,13における通孔12b及び下孔13a5は、上記態様に限定されるものではなく、図9に示すように、ノズル片12の通孔12bに対して下方に向ってガイド筒体12cを延設することもできる。
【0049】
この装置(図3)を用いた装飾チョコレートの製造においては、前述した実施例と同様に、充填装置のデポジッターより所定量づつAとBが個別にノズル取付基板11の通路11a,11bに供給され、チョコレート流体原料Aはノズル片12の通路12aによって水平方向に移動・拡散され、チョコレート流体原料Bはノズル片13の通路13aによって水平方向に移動・拡散される。その後、水平方向に夫々移動・拡散されたチョコレート流体原料A,Bは、ノズル片13の下孔13a1〜13a4からチョコレート流体原料Aがチョコレート流体原料Bと共にモールド14の等間隔4箇所に注入され、ノズル片13の下孔13a5からチョコレート流体原料Bがモールド14の略中央に注入される。
【0050】
こうして装飾チョコレートの製造を実施したところ、図4に示すような装飾チョコレート10'が得られた。尚、図3(d)のモールド14において破線で示す中央部を除く四隅の各領域は、図3(c)のノズル片13の各下孔13a1〜13a4に対応するものであり、各下孔13a1〜13a4から送出されたチョコレート流体原料A,Bによる装飾チョコレート10'の各環状模様がそれらの各領域に概ね現れている。
【0051】
尚、上述した各実施例の装飾チョコレート10,10'において、図中のA+Bの部分は、チョコレート流体原料A,Bが重なりあっている様子を示している。この部分(A+B)は、モールド14内においてチョコレート流体原料A,Bが流動したことによって生じたものと考えられ,チョコレート流体原料A(褐色)からみればその色彩が薄くなったものであり、チョコレート流体原料B(ホワイト)からみればその色彩が濃くなっている。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、量産される各装飾食品において環状模様が均一に表われるように、色彩の異なる二種類の流動性食品材料を一体とし、安定した品質で装飾性に富んだ特異な装飾食品が得られる。また、上記装飾食品が簡易に得られる製造方法及び製造装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(c)は本発明の装飾食品の製造装置のうちの特徴部分である充填装置におけるノズル取付基板の一部とその下に重ねて設置される二枚のノズル片の一例を示す分解斜視図である。図1(d)はモールドの一例を示す斜視図である。図1(e)は図1(d)の平面図である。
【図2】図2は図1の装置によって作られた装飾食品を示す斜視図である。
【図3】図3(a)〜(c)は本発明の装飾食品の製造装置のうちの特徴部分である充填装置におけるノズル取付基板の一部とその下に重ねて設置される二枚のノズル片の他の例を示す分解斜視図である。図3(d)はモールドの一例を示す斜視図である図3(e)は図3(d)の平面図である。
【図4】図4は図3の装置によって作られた装飾食品を示す斜視図である。
【図5】図5は図1(c)及び図3(c)のD−Dの概略断面図の一例である。
【図6】図6は図1(c)及び図3(c)のD−Dの概略断面図の他の例である。
【図7】図7は図1(c)及び図3(c)のD−Dの概略断面図の他の例である。
【図8】図8は図3(c)のE−Eの概略断面図の一例である。
【図9】図9は図3(c)のE−Eの概略断面図の他の例である。
【符号の説明】
10,10' 装飾チョコレート(装飾食品)
11 ノズル取付基板
12,13 ノズル片
14 モールド
A,B チョコレート原料(流体原料)
N ノズル
Claims (2)
- 色彩の異なる二種類の流動性食品材料の流体原料をモールドへ充填する
充填装置と、充填した流動性食品材料を固化する固化装置と、固化した流動性食品材料をモールドから取り出す離型装置とからなる装飾食品の製造装置において、
前記充填装置が、前記流体原料を収容する容器部と、そこから前記流体原料を移動するノズル取付基板からなり、
前記ノズル取付基板は、前記流体原料を通す複数の上孔を貫通して設けることにより、前記流体原料を下方のノズル片へ送り出すように構成し、
かつ前記ノズル片は、前記ノズル取付基板の下部に設置し、かつ一種類の流動性食品材料の流体原料を水平方向に移動・拡散する上層部と、他種類の流動性食品材料の流体原料を水平方向に移動・拡散する下層部とから成り、しかも前記上層部と下層部にそれぞれ下孔を形成して、前記流動性食品材料の流体原料を下方のモールドへ注入するように形成したノズル組立体とからなることを特徴とする装飾食品の製造装置。 - 色の異なる二種類の流動性食品材料の流体原料を収容する容器部と該容器
部から前記流体原料をシリンダで定量づつ送り出すノズル取付基板とからなる充填装置を用い、
前記ノズル取付基板に設けた上孔から前記流体原料をノズル組立体に送り出し、該組立体の上層部のノズル片において一種類の流動性食品材料の流体原料を水平方向に移動・拡散すると共に、ノズル組立体の下層部において他種類の流動性食品材料の流体原料を水平方向に移動・拡散する工程と、
前記ノズル組立体の上層部と下層部における同一鉛直位置に設けた同一送出孔から前記一種類の流動性原料が他種類の流動性原料に突入し、貫通するように前記各流動性食品材料の流体原料を吐出してモールドに充填する工程と、
モールドに充填した流動性食品材料を固化してモールドから取り出す工程と、を含む装飾食品の製造方法。
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