JP3164991U

JP3164991U - 電子タバコの給電装置

Info

Publication number: JP3164991U
Application number: JP2010006804U
Authority: JP
Inventors: ヨンハイリ; チョンリジョ
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2010-06-09
Filing date: 2010-10-13
Publication date: 2010-12-24
Anticipated expiration: 2020-10-13
Also published as: US20110304282A1; US8863753B2; CN201830899U

Abstract

【課題】簡単な構造を持つ、かつ電極コネクターによって電子タバコの煙液アトマイザーに給電できる給電装置を提供する。
【解決手段】電池と制御板を含み、電池は電池ケーシングの内部に取り付けられる。煙液アトマイザーに接続するための電極コネクターをさらに含み、電極コネクターは正極コネクターと負極コネクターを含み、負極コネクターは電池ケーシングの一端にフィット式接続方式で取り付けられ、絶縁リングは負極コネクターと正極コネクターとの間に設置される。制御板と電極コネクターはそれぞれ電池の両端に設置され、制御器、ＬＥＤ板とエアスイッチは制御板に集成配置され、電池は制御板に給電し、正極コネクターと負極コネクターとの間に接続する負荷を電池の給電回路に接続することができるかどうか、およびＬＥＤ板に点灯するかどうかはすべて制御器に制御される。
【選択図】図１

Description

本考案は、電子タバコに属する分野に関し、特に電子タバコの煙液アトマイザーに給電してタバコの燃焼現象をシミュレートする給電装置に関する。

タバコは一種の嗜好品として人々に特に紳士に広く愛好される。しかし、タバコ中のタールは喫煙者の健康を害し、その中、数十種類の成分は発癌物質であり、かつ、受動喫煙により非喫煙者にもたらされる危害も非常に大きい。したがって、殆どの公共場所が禁煙である。しかしながら、喫煙者を完全に禁煙させるのは極めて困難なことである。そして、たくさんの模擬喫煙具は市販され、その中、よく見られるのは有害なタールを含まない不燃性電子アトマイジングタバコである。

現在、市販の電子タバコはほとんど一体構造を持ち、電子タバコの前端は主に給電装置であり、電子タバコの基端は主に煙液アトマイザーであり、給電装置は煙液アトマイザーに対して給電すると同時に、給電装置のＬＥＤも点灯させることにより、タバコ燃焼時の状況をシミュレートする。

従来の給電装置は一般にＬＥＤと回路制御板を含む。２００８年７月３０日に公開された特許文献（特許文献１参照）には、電子タバコが開示されている。この電子タバコの給電装置はパワーモジュール、回路制御板、及びＬＥＤ板を含み、ＬＥＤ板は電子タバコの前端に取り付けられ、回路制御板は、リード線により煙液アトマイザーの加熱器に給電しやすいよう、パワーモジュールと煙液アトマイザーの液遮断器との間に取り付けられる。したがって、このような電子タバコの一体構造は、給電装置のＬＥＤ板と回路制御板とを一緒に集成配置できないことを決め、こうして、回路構成の複雑性を増加させることばかりではなく、給電装置の信頼性も低下させることになる。

ＣＮ１０１２２８９６９Ａ

本考案の目的は、上述した従来技術における課題を解決し、簡単な構造を持つ、かつ電極コネクターによって電子タバコの煙液アトマイザーに給電できる給電装置を提供することにある。

技術的解決法として、本考案は、電池と制御板を含み、前記電池は電池ケーシングの内部に取り付けられる電子タバコの給電装置であって、前記給電装置は負荷としての電子タバコの煙液アトマイザーに接続するための電極コネクターをさらに含み、前記電極コネクターは正極コネクターと負極コネクターを含み、前記負極コネクターは電池ケーシングの一端にフィット式接続方式で取り付けられ、前記正極コネクターは前記負極コネクターの内部に取り付けられ、電気的隔離を実現する絶縁リングは前記負極コネクターと前記正極コネクターとの間に設置され、前記制御板は前記電池ケーシングの内部に取り付けられ、前記制御板と前記電極コネクターはそれぞれ前記電池の両端に設置され、制御器、ＬＥＤとエアスイッチは前記制御板に集成配置され、前記電池は前記制御板に給電し、前記制御器は、前記正極コネクターと前記負極コネクターとの間に接続する負荷を前記電池の給電回路に接続し、前記ＬＥＤを点灯することをコントロールすることを特徴とする電子タバコの給電装置である。

好ましくは、１個のシェードは前記電池ケーシングの他端にフィット式接続方式で取り付けられ、前記ＬＥＤは前記シェードと対向し、前記エアスイッチは前記電池と対向する。

好ましくは、前記負極コネクターはめネジまたはおネジを備えるネジ込みスリーブであり、前記正極コネクターは電極環である。

好ましくは、１個のスイッチング素子は前記制御板に集成配置され、前記電池の正極は前記スイッチング素子を経由して前記制御板の正極インターフェースに接続し、前記スイッチング素子は前記制御器に制御され、前記正極コネクターは前記正極インターフェースに電気的に接続し、前記負極コネクターは前記電池の負極に電気的に接続する。

好ましくは、前記制御板の外部は１個のシリカゲルカバーで覆われ、前記シリカゲルカバーは前記電池ケーシングの内壁に緊密に接触する。

本考案の有益な効果は次の通りである。本考案の前記給電装置は電極コネクターによってアトマイザーに電気的に接続し、故に給電装置から煙液アトマイザーの内部にリード線を引き入れる必要がない。ＬＥＤとエアスイッチとはすべて制御板に集成配置されても、簡単に配線することによって回路に接続することを実現できる。したがって、本考案の給電装置は、構造がシンプルかつコンパクトで、製品の品質が安定的で、コストが安いという長所を有する。なお、本考案の前記給電装置はシリカゲルカバーのシール効果によってエアスイッチの感度を高められる。これにより、ユーザーは喫煙に対する実感を得ることができる。

本考案の給電装置に採用可能な構造の一例を示す図面である。本考案の給電装置に採用可能な構造のもう一例を示す図面である。図１に示される給電装置の解体図である。図３に示されるＰＣＢ板である。

以下、図面を参照しつつ、本考案の実施形態の給電装置をさらに説明する。

図１〜３に示されるように、前記給電装置は電池５、制御板と電極コネクターを含み、前記電池５は電池ケーシング８の内部に取り付けられる。前記電極コネクターは正極コネクターと負極コネクターを含み、本実施例において、ネジ込みスリーブ１と電極環２はそれぞれ前記負極コネクターと前記正極コネクターを形成し、ネジ込みスリーブ１は電池ケーシング８の一端にフィット式接続方式で取り付けられ、電極環２はネジ込みスリーブ１の内部に取り付けられ、ネジ込みスリーブ１と電極環２は絶縁リング３によって相互に隔離され、負極を正極と絶縁させるという目的を達成する。給電装置は前記電極コネクターによって電子タバコの煙液アトマイザーの電熱線に給電することを実現する。前記ネジ込みスリーブ１としては、図１に示されるおネジ込みスリーブまたは図２に示されるめネジ込みスリーブを使用することができる。前記給電装置のネジ込みスリーブ１は電子タバコの煙液アトマイザーのネジ込みスリーブにねじ込み式接続方式で相互に接続することができるべきである。

図１〜４に示されるように、前記制御板は同様に電池ケーシング８の内部に取り付けられ、前記制御板と前記電極コネクターはそれぞれ電池５の両端に設置され、制御器、ＬＥＤ板７及びエアスイッチ６は前記制御板４に集成配置され、前記電池５は制御板４に給電し、前記エアスイッチ６は、ネジ込みスリーブ１と電極環２との間に接続している負荷（電子タバコの煙液アトマイザー）を給電回路に接続するためのスイッチング信号を制御器に提供する。前記エアスイッチは一般に静電容量式スイッチであり、エアスイッチは可変キャパシタンスに相当し、喫煙の際に、気流はエアスイッチ内にある金属薄板を移動して静電容量を変化させ、静電容量の変化により前記スイッチング信号を形成する。

本実施形態において、１個のスイッチング素子は制御板４に集成配置され、前記電池５の正極を電極環２に電気的に接続するか否かは前記スイッチング素子を導通するかどうかに制御され、前記スイッチング素子を導通するかどうかは制御器に制御され、例えば、前記スイッチング素子はＮＰＮ型トリオードであり、電池５の正極はトリオードのコレクター電極に電気的に接続し、電極環２はトリオードのエミッタに電気的に接続し、前記トリオードのベースは制御器に制御される。したがって、制御器はトリオードのベースにハイレベル信号を出力する際に、前記トリオードを導通し、さらに負荷を電池の給電回路に接続し、これにより、前記制御板４は正極インターフェースを電極環２に提供することがわかる。前記ネジ込みスリーブ１は直接に電池５の負極に電気的に接続する。電子タバコは吸入気流を感知した後、エアスイッチ６は作動してスイッチング信号を出力し、さらに、前記制御器は給電装置と煙液アトマイザーとの間の給電回路を起動する。煙霧を発生すると同時にＬＥＤ板７によってタバコ燃焼時の状況をシミュレートするために、前記ＬＥＤ板７は前記制御器に制御され、前記制御器はスイッチング信号を受信した後、給電回路を起動すると同時に、ＬＥＤ板７に点灯することを制御する。本実施形態において、前記電池５としては、リチウム電池を使用し、各種の電気的接続をリード線１１によって実現する。勿論、ネジ込みスリーブ１と電極環２との間に接続している負荷を電池の給電回路に接続するための制御回路は上述方式に限らず、使用される制御回路は、制御器がスイッチング信号によって電池が煙液アトマイザーに給電するか否かを制御できるものであれば良い。

図１〜２に示されるように、１個のシェード１０は電池ケーシング８の他端にフィット式接続方式で取り付けられ、前記ＬＥＤ板７は前記シェード１０と対向し、前記エアスイッチ６は前記電池５と対向する。シェード１０はＬＥＤ板７が発光した光を均一に分散させ、かつ、ユーザーが給電装置の内部回路に接触することも防止でき、ユーザーの安全を確保できる。

もし制御板４と電池ケーシング８の内壁との間に隙間があれば、煙液アトマイザーの吸い口を通過して進入した気流の一部分は前記隙間を通過して逸脱する。したがって、エアスイッチ６の感度を低下させる可能性があり、制御板４と電池ケーシング８の内壁との間にある隙間を密封できるために、前記制御板４の外部はシリカゲルカバー９で覆われ、前記シリカゲルカバー９は前記電池ケーシング８の内壁に緊密に接触し、これにより、エアスイッチ６の感度を有効に高めることができる。

インテリジェント制御を実現するために、電源調整用チップを前記制御板４にさらに集成配置することができる。ユーザーが電子タバコを喫煙する際に、もし電源調整用チップはリチウム電池の電圧不足（電圧が３.３Ｖ以下）を検出すれば、制御器はＬＥＤ板を制御してそれを点滅させ、その点滅の回数によってユーザーに指示を出す。例えば、ＬＥＤ板の点滅回数を１０回にすれば、ユーザーが給電装置に充電するべきである。充電器を給電装置の外部に接続する場合は、制御板４の電源調整用チップはリチウム電池の電圧量を比較し、リチウム電池の電圧量は４.０Ｖ以上４.２Ｖ以下であれば、制御器はＬＥＤ板を制御して点灯しないが、充電器はリチウム電池を４.２Ｖの電圧量まで充電する。リチウム電池の電圧量は４.０Ｖ以下であれば、制御器はＬＥＤ板を制御して点灯するが、充電器はリチウム電池を４.２Ｖの電圧量まで充電する。

上述した実施形態は本考案のより好ましい実施形態のみである。本考案はこれらの実施形態に限定されるものではない。換言すれば、添付の請求の範囲およびその等価物によって行われるすべての変更と改良は本考案の技術範疇に属するべきである。

１…ネジ込みスリーブ
２…電極環
３…絶縁リング
４…制御板
５…電池
６…エアスイッチ
７…ＬＥＤ板
８…電池ケーシング
９…シリカゲルカバー
１０…シェード
１１…リード線

Claims

電池と制御板を含み、前記電池は電池ケーシングの内部に取り付けられる電子タバコの給電装置であって、
前記給電装置は負荷としての電子タバコの煙液アトマイザーに接続するための電極コネクターをさらに含み、前記電極コネクターは正極コネクターと負極コネクターを含み、前記負極コネクターは電池ケーシングの一端にフィット式接続方式で取り付けられ、前記正極コネクターは前記負極コネクターの内部に取り付けられ、電気的隔離を実現する絶縁リングは前記負極コネクターと前記正極コネクターとの間に設置され、前記制御板は前記電池ケーシングの内部に取り付けられ、前記制御板と前記電極コネクターはそれぞれ前記電池の両端に設置され、制御器、ＬＥＤ板とエアスイッチは前記制御板に集成配置され、前記電池は前記制御板に給電し、前記制御器は前記正極コネクターと前記負極コネクターとの間に接続する負荷を前記電池に接続する回路を制御しつつ、前記ＬＥＤ板に点灯することを制御することを特徴とする、
電子タバコの給電装置。
１個のシェードは前記電池ケーシングの他端にフィット式接続方式で取り付けられ、前記ＬＥＤ板は前記シェードと対向し、前記エアスイッチは前記電池と対向することを特徴とする、
請求項１に記載の電子タバコの給電装置。
前記負極コネクターはめネジまたはおネジを備えるネジ込みスリーブであり、前記正極コネクターは電極環であることを特徴とする、
請求項１または請求項２に記載の電子タバコの給電装置。
１個のスイッチング素子は前記制御板に集成配置され、前記電池の正極は前記スイッチング素子を経由して前記制御板の正極インターフェースに接続し、前記スイッチング素子は前記制御器に制御され、前記正極コネクターは前記正極インターフェースに電気的に接続し、前記負極コネクターは前記電池の負極に電気的に接続することを特徴とする、
請求項１または請求項２に記載の電子タバコの給電装置。
前記制御板の外部はシリカゲルカバーで覆われ、前記シリカゲルカバーは前記電池ケーシングの内壁に緊密に接触することを特徴とする、
請求項１または請求項２に記載の電子タバコの給電装置。