JP3162735B2 - 表示制御方法及びその装置 - Google Patents
表示制御方法及びその装置Info
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- JP3162735B2 JP3162735B2 JP08804291A JP8804291A JP3162735B2 JP 3162735 B2 JP3162735 B2 JP 3162735B2 JP 08804291 A JP08804291 A JP 08804291A JP 8804291 A JP8804291 A JP 8804291A JP 3162735 B2 JP3162735 B2 JP 3162735B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウインドウ表示機能を
有する表示制御装置及びその装置に関するものである。
有する表示制御装置及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ウインドウ表示機能を有する表示
装置で、既に情報が表示されている画面の上に、ウイン
ドウがオープンされウインドウ画面を表示した際には、
既に表示されている画面上にウインドウ画面が重なった
形となって、そのウインドウ内に情報が表示され、利用
者は、重なった最上部のウインドウに対してのみ操作可
能であった。
装置で、既に情報が表示されている画面の上に、ウイン
ドウがオープンされウインドウ画面を表示した際には、
既に表示されている画面上にウインドウ画面が重なった
形となって、そのウインドウ内に情報が表示され、利用
者は、重なった最上部のウインドウに対してのみ操作可
能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、ウインドウの重なり合いにより、ウインドウ下
側に表示されている情報が覆われる為、その情報を上側
のウインドウ画面に表示された情報と同時に見ることが
できないという欠点があった。さらに、上側のウインド
ウ表示した状態でその下側に表示されている情報に基づ
く処理ができないという欠点もあった。
例では、ウインドウの重なり合いにより、ウインドウ下
側に表示されている情報が覆われる為、その情報を上側
のウインドウ画面に表示された情報と同時に見ることが
できないという欠点があった。さらに、上側のウインド
ウ表示した状態でその下側に表示されている情報に基づ
く処理ができないという欠点もあった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、ウインドウに覆われた部分の情報を表示し、その情
報に対する操作が可能な表示制御方法とその装置を提供
することを目的としている。
で、ウインドウに覆われた部分の情報を表示し、その情
報に対する操作が可能な表示制御方法とその装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の表示制御方法は以下の様な工程からなる。即
ち、表示画面上に第1のウインドウをオープンする工程
と、前記第1のウインドウに情報を入力する工程と、前
記情報を前記第1のウインドウに表示する工程と、前記
情報への操作を指示する工程と、前記指示に基づいて、
前記第1のウインドウと重なるように第2のウインドウ
をオープンする工程と、前記操作に関する作業の情報を
前記第2のウインドウ内の第1の領域に表示し、前記第
2のウインドウによって覆われる前記第1のウインドウ
の情報のうち前記指示により引用する情報を前記第2の
ウインドウ内の第2の領域に表示する工程と、前記第2
のウインドウ内の第2の領域に表示された情報に対する
作業を受け付ける工程と、前記第2のウインドウのクロ
ーズを指示する工程と、該工程の指示により前記第2の
ウインドウがクローズされた場合に、前記クローズされ
た第2のウインドウに表示されていた情報に対する作業
を、前記第2のウインドウのオープンによって覆われて
いた前記第1のウインドウの情報に反映させる工程とを
有することを特徴とする表示制御方法を備える。
に本発明の表示制御方法は以下の様な工程からなる。即
ち、表示画面上に第1のウインドウをオープンする工程
と、前記第1のウインドウに情報を入力する工程と、前
記情報を前記第1のウインドウに表示する工程と、前記
情報への操作を指示する工程と、前記指示に基づいて、
前記第1のウインドウと重なるように第2のウインドウ
をオープンする工程と、前記操作に関する作業の情報を
前記第2のウインドウ内の第1の領域に表示し、前記第
2のウインドウによって覆われる前記第1のウインドウ
の情報のうち前記指示により引用する情報を前記第2の
ウインドウ内の第2の領域に表示する工程と、前記第2
のウインドウ内の第2の領域に表示された情報に対する
作業を受け付ける工程と、前記第2のウインドウのクロ
ーズを指示する工程と、該工程の指示により前記第2の
ウインドウがクローズされた場合に、前記クローズされ
た第2のウインドウに表示されていた情報に対する作業
を、前記第2のウインドウのオープンによって覆われて
いた前記第1のウインドウの情報に反映させる工程とを
有することを特徴とする表示制御方法を備える。
【0006】また他の発明によれば、表示画面上に第1
のウインドウをオープンする第1ウインドウ開設手段
と、前記第1のウインドウに情報を入力する入力手段
と、前記情報を前記第1のウインドウに表示する表示手
段と、前記情報への操作を指示する指示手段と、前記指
示手段による指示に基づいて、前記第1のウインドウと
重なるように第2のウインドウをオープンする第2ウイ
ンドウ開設手段と、前記操作に関する作業の情報を前記
第2のウインドウ内の第1の領域に表示し、前記第2の
ウインドウによって覆われる前記第1のウインドウの情
報のうち前記指示により引用する情報を、前記第2のウ
インドウ内の第2の領域に表示する表示制御手段と、前
記第2のウインドウ内の第2の領域に表示された情報に
対する作業を受け付ける受付手段と、前記第2のウイン
ドウのクローズを指示するクローズ指示手段と、前記ク
ローズ指示手段による指示により前記第2のウインドウ
がクローズされた場合に、前記クローズされた第2のウ
インドウに表示されていた情報に対する作業を、前記第
2のウインドウのオープンによって覆われていた前記第
1のウインドウの情報に反映させる反映手段とを有する
ことを特徴とする表示装置を備える。
のウインドウをオープンする第1ウインドウ開設手段
と、前記第1のウインドウに情報を入力する入力手段
と、前記情報を前記第1のウインドウに表示する表示手
段と、前記情報への操作を指示する指示手段と、前記指
示手段による指示に基づいて、前記第1のウインドウと
重なるように第2のウインドウをオープンする第2ウイ
ンドウ開設手段と、前記操作に関する作業の情報を前記
第2のウインドウ内の第1の領域に表示し、前記第2の
ウインドウによって覆われる前記第1のウインドウの情
報のうち前記指示により引用する情報を、前記第2のウ
インドウ内の第2の領域に表示する表示制御手段と、前
記第2のウインドウ内の第2の領域に表示された情報に
対する作業を受け付ける受付手段と、前記第2のウイン
ドウのクローズを指示するクローズ指示手段と、前記ク
ローズ指示手段による指示により前記第2のウインドウ
がクローズされた場合に、前記クローズされた第2のウ
インドウに表示されていた情報に対する作業を、前記第
2のウインドウのオープンによって覆われていた前記第
1のウインドウの情報に反映させる反映手段とを有する
ことを特徴とする表示装置を備える。
【0007】
【作用】以上の構成により本発明は、表示画面上に第1
のウインドウをオープンし、第1のウインドウに情報を
入力して、その情報を第1のウインドウに表示している
際、その情報への操作を指示すると、その指示に基づい
て、第1のウインドウと重なるように第2のウインドウ
をオープンし、その操作に関する作業の情報を第2のウ
インドウ内の第1の領域に表示するとともに、第2のウ
インドウによって覆われる第1のウインドウの情報のう
ち前記指示により引用する情報を第2のウインドウ内の
第2の領域に表示して、第2のウインドウ内の第2の領
域に表示された情報に対する作業を受け付けるように動
作する。その後、第2のウインドウのクローズを指示
し、その指示により第2のウインドウがクローズされる
と、そのクローズされた第2のウインドウに表示されて
いた情報に対する作業を、第2のウインドウのオープン
によって覆われていた第1のウインドウの情報に反映さ
せるよう動作する。
のウインドウをオープンし、第1のウインドウに情報を
入力して、その情報を第1のウインドウに表示している
際、その情報への操作を指示すると、その指示に基づい
て、第1のウインドウと重なるように第2のウインドウ
をオープンし、その操作に関する作業の情報を第2のウ
インドウ内の第1の領域に表示するとともに、第2のウ
インドウによって覆われる第1のウインドウの情報のう
ち前記指示により引用する情報を第2のウインドウ内の
第2の領域に表示して、第2のウインドウ内の第2の領
域に表示された情報に対する作業を受け付けるように動
作する。その後、第2のウインドウのクローズを指示
し、その指示により第2のウインドウがクローズされる
と、そのクローズされた第2のウインドウに表示されて
いた情報に対する作業を、第2のウインドウのオープン
によって覆われていた第1のウインドウの情報に反映さ
せるよう動作する。
【0008】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の代表的な実施例であるウイ
ンドウ表示機能を有する表示装置の構成を示すブロック
図である。
ンドウ表示機能を有する表示装置の構成を示すブロック
図である。
【0010】図1において、1はキーボードであり、各
種の入力を行うためのキーが後述する図3に示すように
レイアウト配置されている。また、2はウインドウをオ
ープンして情報表示が可能な表示部で、例えば、LC
D、或は、プラズマディスプレイ、或は、CRT等で構
成される。3は表示メモリであり、表示部2に表示する
情報を記憶する。表示部2は表示メモリ3に格納された
情報に応じて、表示部画面への情報表示、ウインドウ画
面の表示、カーソルの表示等の各種情報を表示する。4
は、CPUでありROM/RAM部5に記憶された制御
プログラム、データ等に基づいて、装置全体の動作を制
御したり、各装置構成要素、各種メモリとの情報の授受
等を行ったり、RAMに確保される作業領域を用いて種
々の情報処理を実行する。
種の入力を行うためのキーが後述する図3に示すように
レイアウト配置されている。また、2はウインドウをオ
ープンして情報表示が可能な表示部で、例えば、LC
D、或は、プラズマディスプレイ、或は、CRT等で構
成される。3は表示メモリであり、表示部2に表示する
情報を記憶する。表示部2は表示メモリ3に格納された
情報に応じて、表示部画面への情報表示、ウインドウ画
面の表示、カーソルの表示等の各種情報を表示する。4
は、CPUでありROM/RAM部5に記憶された制御
プログラム、データ等に基づいて、装置全体の動作を制
御したり、各装置構成要素、各種メモリとの情報の授受
等を行ったり、RAMに確保される作業領域を用いて種
々の情報処理を実行する。
【0011】6は、テキスト用メモリで、キーボード1
等から入力されたテキスト情報を記憶する。7は、表示
部2のウインドウ画面以外の場所(以下、これをウイン
ドウ画面と区別してメイン画面という)に表示する情報
を一時的に記憶するメモリである(以下、これをメイン
画面メモリという)。8〜9は、それぞれウインドウA
メモリ、ウインドウBメモリであり、ウインドウ表示す
る情報を分割して一時的に記憶する。10は、カーソル
位置メモリでありメイン画面メモリ上のカーソル位置を
記憶する。11〜12は、それぞれメイン画面メモリ7
上の情報をウインドウAメモリ8及びウインドウBメモ
リ9に転送する際の転送開始位置及び転送終了位置を記
憶するメモリである。以下、11を転送開始位置メモ
リ、12を転送終了位置メモリと呼ぶ。
等から入力されたテキスト情報を記憶する。7は、表示
部2のウインドウ画面以外の場所(以下、これをウイン
ドウ画面と区別してメイン画面という)に表示する情報
を一時的に記憶するメモリである(以下、これをメイン
画面メモリという)。8〜9は、それぞれウインドウA
メモリ、ウインドウBメモリであり、ウインドウ表示す
る情報を分割して一時的に記憶する。10は、カーソル
位置メモリでありメイン画面メモリ上のカーソル位置を
記憶する。11〜12は、それぞれメイン画面メモリ7
上の情報をウインドウAメモリ8及びウインドウBメモ
リ9に転送する際の転送開始位置及び転送終了位置を記
憶するメモリである。以下、11を転送開始位置メモ
リ、12を転送終了位置メモリと呼ぶ。
【0012】以上の構成、特にウインドウ用のメモリの
構成から明らかなように、本実施例の表示装置はメイン
画面への情報表示の他に、2つのウインドウ(ウインド
ウAとB)をオープンして情報の表示を行うことができ
る。
構成から明らかなように、本実施例の表示装置はメイン
画面への情報表示の他に、2つのウインドウ(ウインド
ウAとB)をオープンして情報の表示を行うことができ
る。
【0013】図2は、図1に示した表示装置の外観を示
す斜視図であり、図1と同一の装置構成要素には同じ装
置参照番号を付してある。
す斜視図であり、図1と同一の装置構成要素には同じ装
置参照番号を付してある。
【0014】図3は、図1に示したキーボード1の外観
を示す平面図である。図3において、13は文字を入力
するための文字/数字キー、14は文字/数字キーの周
辺及びキートップに配列されている機能キー、15は表
示部2のカーソルを左右上下に移動させて所望位置に移
動する際に使用するカーソル制御キー、16は各画面に
表示される選択項目を指示する際、押下する項目選択指
示キー、17は指定した各種処理の実行を指示する選択
キー、18は文字変換指示キー、そして、19は処理終
了指示キーである。
を示す平面図である。図3において、13は文字を入力
するための文字/数字キー、14は文字/数字キーの周
辺及びキートップに配列されている機能キー、15は表
示部2のカーソルを左右上下に移動させて所望位置に移
動する際に使用するカーソル制御キー、16は各画面に
表示される選択項目を指示する際、押下する項目選択指
示キー、17は指定した各種処理の実行を指示する選択
キー、18は文字変換指示キー、そして、19は処理終
了指示キーである。
【0015】図4〜図12は、本実施例の表示装置にお
ける表示部2の表示状態の推移を示す図である。これら
の図において、K1、K2はカーソルを、WD1、WD
2はウインドウを示す。さらに、ウインドウWD1中の
“□”は、選択項目の指示がされていない状態であるこ
とを示し、ウインドウWD1中の“■”は、選択項目の
指示されている状態であることを示す。
ける表示部2の表示状態の推移を示す図である。これら
の図において、K1、K2はカーソルを、WD1、WD
2はウインドウを示す。さらに、ウインドウWD1中の
“□”は、選択項目の指示がされていない状態であるこ
とを示し、ウインドウWD1中の“■”は、選択項目の
指示されている状態であることを示す。
【0016】このように構成された表示装置において、
キーボード1上のキーより、特定操作を指示すると、図
8〜図11に示すように、CPU4は表示部2に対して
ウインドウをオープンしてメイン画面の内容を一部取り
込んだ形のウインドウ画面を表示するよう指示する。こ
うして表示されたウインドウ画面上の情報は、さらにカ
ーソル制御キー15等の各種キーの指示により加工され
る。特に、本実施例では文字変換指示キー18が押下さ
れたとき、ウインドウがオープンされ文字変換機能の選
択ができるものとする。
キーボード1上のキーより、特定操作を指示すると、図
8〜図11に示すように、CPU4は表示部2に対して
ウインドウをオープンしてメイン画面の内容を一部取り
込んだ形のウインドウ画面を表示するよう指示する。こ
うして表示されたウインドウ画面上の情報は、さらにカ
ーソル制御キー15等の各種キーの指示により加工され
る。特に、本実施例では文字変換指示キー18が押下さ
れたとき、ウインドウがオープンされ文字変換機能の選
択ができるものとする。
【0017】以下に、図4〜図12の表示状態の推移を
示す図と、図13に示すフローチャートを参照しなが
ら、上記構成の表示装置が実行するウインドウ表示処理
及び、ウインドウ内情報の加工処理について説明する。
示す図と、図13に示すフローチャートを参照しなが
ら、上記構成の表示装置が実行するウインドウ表示処理
及び、ウインドウ内情報の加工処理について説明する。
【0018】まずステップS1では表示装置の電源がオ
ンされ、装置が動作可能状態となって、表示部2に図4
に示す[作業選択]画面が表示される。続いて、ステッ
プS2では、項目選択指示キー16を用いて、図5に示
すように項目選択カーソルを“テキストの入力”の項目
に移動させる。ここで、選択キー17を押下すると、画
面は図6に示すように、テキスト入力画面に切り替わ
る。ステップS3では、文字をキーボード1より入力し
て、例えば、図7に示すようなテキストを作成する。こ
こで、入力された文字は、実際にはテキスト用メモリ6
に記憶された後、CPU4の指示により、表示メモリ3
に表示可能な形に加工された状態で記憶され、表示部2
に表示されるように処理される。
ンされ、装置が動作可能状態となって、表示部2に図4
に示す[作業選択]画面が表示される。続いて、ステッ
プS2では、項目選択指示キー16を用いて、図5に示
すように項目選択カーソルを“テキストの入力”の項目
に移動させる。ここで、選択キー17を押下すると、画
面は図6に示すように、テキスト入力画面に切り替わ
る。ステップS3では、文字をキーボード1より入力し
て、例えば、図7に示すようなテキストを作成する。こ
こで、入力された文字は、実際にはテキスト用メモリ6
に記憶された後、CPU4の指示により、表示メモリ3
に表示可能な形に加工された状態で記憶され、表示部2
に表示されるように処理される。
【0019】ここで、ウインドウを利用した作業の1つ
として、テキストの修飾の1つである文字変換機能を選
択する場合について考える。なお、本実施例では特定処
理としての文字変換機能で、全角変換、横倍変換、縦倍
変換、4倍変換、そして、アウトライン変換のいづれか
を選択できるものとする。
として、テキストの修飾の1つである文字変換機能を選
択する場合について考える。なお、本実施例では特定処
理としての文字変換機能で、全角変換、横倍変換、縦倍
変換、4倍変換、そして、アウトライン変換のいづれか
を選択できるものとする。
【0020】文字変換キー18が押下されると、ステッ
プS4では文字変換キー18が押下されたことの確認が
行われる。ここで、もし、他の処理を指示するキーが押
下されたなら、そのキーの指示に応じた処理が行われる
が、本発明の実施例の説明と直接に関係がないので、こ
こでは、ステップS11で他の処理として説明するにと
どめる。
プS4では文字変換キー18が押下されたことの確認が
行われる。ここで、もし、他の処理を指示するキーが押
下されたなら、そのキーの指示に応じた処理が行われる
が、本発明の実施例の説明と直接に関係がないので、こ
こでは、ステップS11で他の処理として説明するにと
どめる。
【0021】さて、処理はステップS5において、CP
U4はウインドウオープンを指令して、各種文字変換の
選択メニューをウインドウ内に表示する為の情報をRO
M/RAM部5から、ウインドウAメモリ8に送出す
る。次に、CPU4は、カーソル位置メモリ10に格納
されているカーソルK1の座標値に基づいて、ウインド
ウをオープンする場所を求め、そのウインドウオープン
によって覆われることになるメイン画面上に表示されて
いるテキストの範囲を求める。さらに、CPU4は、そ
のウインドウによって覆われる対応するテキストが格納
されているテキスト用メモリ6内の始点終点アドレスを
転送開始位置と転送終了位置として求め、それぞれの値
を転送開始位置メモリ11と転送終了位置メモリ12に
記憶する。ここでは、ウインドウは矩形であり、テキス
ト用メモリ6は始点終点の行アドレスと列アドレスを範
囲指定することによってその範囲のテキストが読み出さ
れる2次元アドレス指定型のメモリであるとしている。
さらに続いて、転送開始位置メモリ11の情報が示す位
置から転送終了位置メモリ12の情報が示す位置までに
対応するテキスト用メモリ6の情報をウインドウBメモ
リに転送する。その後、CPU4は表示メモリ3の一
部、即ち、ウインドウがオープンされる位置に対応する
アドレスに、ウインドウAメモリ8及びウインドウBメ
モリ9の情報を送出する。この結果、表示部2には、図
8に示すウインドウ画面が表示される。図8において、
WD1にはウインドウAメモリ8に格納された情報が、
WD2にはウインドウBメモリ9に格納された情報が表
示される。このようにして、ウインドウが表示されたと
き、WD1に表示された情報から文字変換機能の選択を
行いたい場合は、項目選択指示キー16を用いて所望の
機能を選択し、選択キー17を用いて選択された機能を
実行させることができる。
U4はウインドウオープンを指令して、各種文字変換の
選択メニューをウインドウ内に表示する為の情報をRO
M/RAM部5から、ウインドウAメモリ8に送出す
る。次に、CPU4は、カーソル位置メモリ10に格納
されているカーソルK1の座標値に基づいて、ウインド
ウをオープンする場所を求め、そのウインドウオープン
によって覆われることになるメイン画面上に表示されて
いるテキストの範囲を求める。さらに、CPU4は、そ
のウインドウによって覆われる対応するテキストが格納
されているテキスト用メモリ6内の始点終点アドレスを
転送開始位置と転送終了位置として求め、それぞれの値
を転送開始位置メモリ11と転送終了位置メモリ12に
記憶する。ここでは、ウインドウは矩形であり、テキス
ト用メモリ6は始点終点の行アドレスと列アドレスを範
囲指定することによってその範囲のテキストが読み出さ
れる2次元アドレス指定型のメモリであるとしている。
さらに続いて、転送開始位置メモリ11の情報が示す位
置から転送終了位置メモリ12の情報が示す位置までに
対応するテキスト用メモリ6の情報をウインドウBメモ
リに転送する。その後、CPU4は表示メモリ3の一
部、即ち、ウインドウがオープンされる位置に対応する
アドレスに、ウインドウAメモリ8及びウインドウBメ
モリ9の情報を送出する。この結果、表示部2には、図
8に示すウインドウ画面が表示される。図8において、
WD1にはウインドウAメモリ8に格納された情報が、
WD2にはウインドウBメモリ9に格納された情報が表
示される。このようにして、ウインドウが表示されたと
き、WD1に表示された情報から文字変換機能の選択を
行いたい場合は、項目選択指示キー16を用いて所望の
機能を選択し、選択キー17を用いて選択された機能を
実行させることができる。
【0022】また、ウインドウが表示された後、入力さ
れた文字を選択して文字変換を行いたい場合、処理はス
テップS6に進む。
れた文字を選択して文字変換を行いたい場合、処理はス
テップS6に進む。
【0023】ステップS6において、図9に示すよう
に、カーソル制御キー15を操作してカーソルK2を、
表示テキストの文字変換を望む文字のところまで移動さ
せる。そしてステップS7では、項目選択指示キー16
を用いて、例えば、図10に示すように項目選択カーソ
ルを“4倍変換”の項目へ移動させる。次に、ステップ
S8で選択キー17を押下すると、図11に示すよう
に、CPU4はカーソルK2によって指定された文字を
選択された項目に基づいて文字変換を実行する。
に、カーソル制御キー15を操作してカーソルK2を、
表示テキストの文字変換を望む文字のところまで移動さ
せる。そしてステップS7では、項目選択指示キー16
を用いて、例えば、図10に示すように項目選択カーソ
ルを“4倍変換”の項目へ移動させる。次に、ステップ
S8で選択キー17を押下すると、図11に示すよう
に、CPU4はカーソルK2によって指定された文字を
選択された項目に基づいて文字変換を実行する。
【0024】ステップS9では、さらに文字変換を続け
るかどうかを判断する。この判断は処理終了指示キー1
9の押下によりなされる。ここで、処理終了指示キー1
9が押下されなかった場合は、処理はステップS6に戻
り、カーソル移動待ちとなって文字変換が続けられる。
これに対して、処理終了指示キー19が押下されると文
字変換終了と判断して、ウインドウをクローズするとと
もに。WD2の表示内容、即ち、ウインドウBメモリ9
の情報をメイン画面に反映させ、処理はステップS4に
戻り、図12に示すようにメイン画面のみの表示に戻
る。
るかどうかを判断する。この判断は処理終了指示キー1
9の押下によりなされる。ここで、処理終了指示キー1
9が押下されなかった場合は、処理はステップS6に戻
り、カーソル移動待ちとなって文字変換が続けられる。
これに対して、処理終了指示キー19が押下されると文
字変換終了と判断して、ウインドウをクローズするとと
もに。WD2の表示内容、即ち、ウインドウBメモリ9
の情報をメイン画面に反映させ、処理はステップS4に
戻り、図12に示すようにメイン画面のみの表示に戻
る。
【0025】従って本実施例に従えば、ウインドウのオ
ープンによって覆われることになる情報が、そのウイン
ドウの一部に表示されるので、その情報を常に目視確認
しながら情報の操作を行うことができる。
ープンによって覆われることになる情報が、そのウイン
ドウの一部に表示されるので、その情報を常に目視確認
しながら情報の操作を行うことができる。
【0026】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置に適
用しても良いし、システム或は装置にプログラムを供給
することによって達成される場合にも適用できることは
言うまでもない。
テムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置に適
用しても良いし、システム或は装置にプログラムを供給
することによって達成される場合にも適用できることは
言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示画面上に第1のウインドウをオープンし、第1のウイ
ンドウに情報を入力して、その情報を第1のウインドウ
に表示している際、その情報への操作を指示すると、そ
の指示に基づいて、第1のウインドウと重なるように第
2のウインドウをオープンし、その操作に関する作業の
情報を第2のウインドウ内の第1の領域に表示するとと
もに、第2のウインドウによって覆われる第1のウイン
ドウの情報のうち前記指示により引用する情報を第2の
ウインドウ内の第2の領域に表示して、第2のウインド
ウ内の第2の領域に表示された情報に対する作業を受け
付けるので、第2のウインドウだけを眺めながら必要と
なる操作を行なうことができ、ウインドウの操作性が向
上するという効果がある。さらに、その後、第2のウイ
ンドウのクローズを指示し、その指示により第2のウイ
ンドウがクローズされると、そのクローズされた第2の
ウインドウに表示されていた情報に対する作業を、第2
のウインドウのオープンによって覆われていた第1のウ
インドウの情報に反映させるので、第2のウインドウの
クローズ後もスムーズに第1のウインドウへの情報入力
に戻ることができる。
示画面上に第1のウインドウをオープンし、第1のウイ
ンドウに情報を入力して、その情報を第1のウインドウ
に表示している際、その情報への操作を指示すると、そ
の指示に基づいて、第1のウインドウと重なるように第
2のウインドウをオープンし、その操作に関する作業の
情報を第2のウインドウ内の第1の領域に表示するとと
もに、第2のウインドウによって覆われる第1のウイン
ドウの情報のうち前記指示により引用する情報を第2の
ウインドウ内の第2の領域に表示して、第2のウインド
ウ内の第2の領域に表示された情報に対する作業を受け
付けるので、第2のウインドウだけを眺めながら必要と
なる操作を行なうことができ、ウインドウの操作性が向
上するという効果がある。さらに、その後、第2のウイ
ンドウのクローズを指示し、その指示により第2のウイ
ンドウがクローズされると、そのクローズされた第2の
ウインドウに表示されていた情報に対する作業を、第2
のウインドウのオープンによって覆われていた第1のウ
インドウの情報に反映させるので、第2のウインドウの
クローズ後もスムーズに第1のウインドウへの情報入力
に戻ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるウインドウ表示
機能を有する表示装置の構成を示すブロック図である。
機能を有する表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した表示装置全体の外観を示す斜視図
である。
である。
【図3】図1に示したキーボードの外観を示す平面図で
ある。
ある。
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】表示部画面の表示状態の推移を示す図であ
る。
る。
【図13】ウインドウ表示処理及び、ウインドウ内情報
の加工処理を示すフローチャートである。
の加工処理を示すフローチャートである。
1 キーボード 2 表示部 3 表示メモリ 4 CPU 5 ROM/RAM部 6 テキスト用メモリ 7 メイン画面メモリ 8 ウインドウAメモリ 9 ウインドウBメモリ 10 カーソル位置メモリ 11 転送開始位置メモリ 12 転送終了位置メモリ
Claims (4)
- 【請求項1】 表示画面上に第1のウインドウをオープ
ンする工程と、 前記第1のウインドウに情報を入力する工程と、 前記情報を前記第1のウインドウに表示する工程と、 前記情報への操作を指示する工程と、 前記指示に基づいて、前記第1のウインドウと重なるよ
うに第2のウインドウをオープンする工程と、 前記操作に関する作業の情報を前記第2のウインドウ内
の第1の領域に表示し、前記第2のウインドウによって
覆われる前記第1のウインドウの情報のうち前記指示に
より引用する情報を前記第2のウインドウ内の第2の領
域に表示する工程と、 前記第2のウインドウ内の第2の領域に表示された情報
に対する作業を受け付ける工程と、 前記第2のウインドウのクローズを指示する工程と、 該工程の指示により前記第2のウインドウがクローズさ
れた場合に、前記クローズされた第2のウインドウに表
示されていた情報に対する作業を、前記第2のウインド
ウのオープンによって覆われていた前記第1のウインド
ウの情報に反映させる工程とを有することを特徴とする
表示制御方法。 - 【請求項2】 前記第1のウインドウと前記第2のウイ
ンドウ内の第2の領域に夫々、カーソルを表示する工程
と、 カーソル移動指示に基づき、前記第1のウインドウのカ
ーソルを移動せずに前記第2のウインドウ内の第2の領
域のカーソルを移動する工程とをさらに有することを特
徴とする請求項1に記載の表示制御方法。 - 【請求項3】 表示画面上に第1のウインドウをオープ
ンする第1ウインドウ開設手段と、 前記第1のウインドウに情報を入力する入力手段と、 前記情報を前記第1のウインドウに表示する表示手段
と、 前記情報への操作を指示する指示手段と、 前記指示手段による指示に基づいて、前記第1のウイン
ドウと重なるように第2のウインドウをオープンする第
2ウインドウ開設手段と、 前記操作に関する作業の情報を前記第2のウインドウ内
の第1の領域に表示し、前記第2のウインドウによって
覆われる前記第1のウインドウの情報のうち前記指示に
より引用する情報を、前記第2のウインドウ内の第2の
領域に表示する表示制御手段と、 前記第2のウインドウ内の第2の領域に表示された情報
に対する作業を受け付ける受付手段と、 前記第2のウインドウのクローズを指示するクローズ指
示手段と、 前記クローズ指示手段による指示により前記第2のウイ
ンドウがクローズされた場合に、前記クローズされた第
2のウインドウに表示されていた情報に対する作業を、
前記第2のウインドウのオープンによって覆われていた
前記第1のウインドウの情報に反映させる反映手段とを
有することを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】 前記第1のウインドウと前記第2のウイ
ンドウ内の第2の領域に夫々、カーソルを表示するカー
ソル表示手段と、 カーソル移動指示に基づき、前記第1のウインドウのカ
ーソルを移動せずに前記第2のウインドウ内の第2の領
域のカーソルを移動する移動手段とをさらに有すること
を特徴とする請求項3に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08804291A JP3162735B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 表示制御方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08804291A JP3162735B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 表示制御方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04319997A JPH04319997A (ja) | 1992-11-10 |
| JP3162735B2 true JP3162735B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=13931773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08804291A Expired - Fee Related JP3162735B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 表示制御方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3162735B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1304677A4 (en) * | 2000-06-19 | 2008-08-06 | Shima Seiki Mfg | METHOD FOR DISPLAYING PREVIEW IMAGE, AND DISPLAY DEVICE FOR PRE-DISPLAY IMAGE |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP08804291A patent/JP3162735B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04319997A (ja) | 1992-11-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991213 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010119 |
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