JP2993778B2 - 室温硬化性組成物 - Google Patents
室温硬化性組成物Info
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Description
重合体を含む室温硬化性組成物に関する。
硬化しうる珪素官能基含有有機重合体の配合物はシーリ
ング材等の用途に使用されている。
として有効であることは既に知られており、例えば特開
昭61−235420号公報に記載されている。しかし
これまで、加水分解性珪素基含有重合体の硬化触媒とし
て用いられた例は知られていない。
含有重合体を室温で硬化させる触媒としては、スズ、鉛
の有機金属触媒を使用することが一般的である。しかし
これらの触媒はポリウレタン製造に適した触媒であり、
加水分解性珪素基含有重合体の硬化触媒として使用した
場合得られる硬化物の伸びが十分でなく、新たな硬化触
媒の開発が望まれている。
を解決すべくなされたものであり、重合体1分子あたり
少なくとも1つの加水分解性珪素基を含有する加水分解
性珪素基含有重合体(A)、および(A)100重量部
に対しビスマス化合物(B)を0重量部超10重量部以
下含有する室温硬化性組成物を提供する。
とも1つの加水分解性珪素基を含有する加水分解性珪素
基含有重合体(A)、(A)100重量部に対しビスマ
ス化合物(B)を0重量部超10重量部以下、および
(A)100重量部に対し酸性物質または塩基性物質
(C)を0重量部超10重量部以下含有する室温硬化性
組成物を提供する。
重合体(A)の室温における硬化触媒としてビスマス化
合物が非常に有効であることが新たに判明した。ビスマ
ス化合物(B)を硬化触媒として使用した硬化性組成物
は伸びが改良され、また、安全性の問題も少ない。
しては特開昭61−235420号公報に記載されてい
るようなビスマス塩と炭素数2〜20個好ましくは8〜
12個有する有機カルボン酸との反応物が挙げられる。
具体的にはビスマス−トリス(ネオデカノエート)、ビ
スマス−トリス(2−エチルヘキサノエート)等があ
る。
解性珪素基含有重合体(A)100重量部に対し0重量
部超10重量部以下であり、0.01〜5重量部が好ま
しく、特に0.01〜3重量部が好ましい。
用いてもよいが、酸性物質または塩基性物質(C)と併
用することもできる。酸性物質または塩基性物質(C)
との併用は硬化促進効果がある。酸性物質または塩基性
物質(C)を使用する場合、その使用量は加水分解性珪
素基含有重合体(A)100重量部に対し10重量部以
下であり、特に0.001〜5重量部が適当である。最
も好ましくは0.01〜3重量部である。
用できるが特に有機カルボン酸化合物が好ましい。例え
ば酢酸、プロピオン酸、カプロン酸、カプリル酸、ステ
アリン酸、クエン酸、クロル酢酸、アクリル酸、メタク
リル酸、m−ニトロ安息香酸または、p−ニトロ安息香
酸など通常炭素数1〜20の有機カルボン酸が使用でき
る。また、無機酸としてはクレイやケイ酸アルミニウム
等の固体酸が使用できる。
が好ましく、例えばジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ブチルアミ
ン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、デシルアミン、
ラウリルアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリエタノ
ールアミン、ジブチルアミン、ジエタノールアミン、
N,N,N’,N’−テトラメチル−1,3−ブタンジ
アミン、ベンジルアミン、ジメチルエチレンジアミン、
ジメチルアミノエタノール、N,N,N’,N’−テト
ラメチルエチレンジアミン、トリエチルアミン、N,N
−ジメチルアニリン、ジメチルベンジルアニリン等が使
用できる。
(A)としては、1分子中1個以上の加水分解性珪素基
を有し主鎖が本質的にポリエーテルやポリエステルから
なる様々な重合体が使用できる。具体的には下記の文献
に記載されている化合物が挙げられる。
特開平3−47825号公報、特開平3−72527号
公報にはポリオキシアルキレン化合物の末端に下記に述
べるような方法で加水分解性珪素基を導入した加水分解
性珪素基含有重合体が記載されている。
結合基によって結合した加水分解性珪素基を末端に有す
るポリグリコールやポリエステル系の重合体が記載され
ている。
ンオキシド等のモノエポキシドとアリルグリシジルエー
テル等の不飽和基含有モノエポキシドとの共重合体に加
水分解性珪素基を導入したものが記載されている。
レンオキシドなどのアルキレンオキシドを付加して得ら
れる重合体に加水分解性珪素基を導入したものなどの主
鎖が液状ゴムおよび/または水添液状ゴムの残基を有し
かつポリエーテル鎖を有する重合体鎖で分子量300〜
30000の加水分解性珪素基含有重合体(本出願人の
出願にかかわる特願平2−110588号明細書参照)
を使用できる。
は本質的にポリオキシアルキレン鎖からなるか、側鎖に
ポリオキシアルキレン鎖を有するものが好ましい。加水
分解性珪素基含有重合体はこのようなポリオキシアルキ
レン鎖を有しかつ官能基を有する化合物に加水分解性珪
素基を導入して製造される。
ポリオキシアルキレン鎖は、アルカリ金属触媒、複合金
属シアン化物錯体触媒、金属ポルフィリンなどの触媒の
存在下少なくとも1個の水酸基を有するヒドロキシ化合
物などのイニシエータにアルキレンオキシドなどのモノ
エポキシドなどを反応させて製造される。ポリオキシア
ルキレン鎖を有する化合物の官能基数は2以上が好まし
く、特に、2または3が好ましい。
ン鎖を有し、2個または3個の水酸基を有する化合物で
ある。具体的にはポリオキシプロピレンジオール、ポリ
オキシプロピレントリオール、液状ゴムおよび/または
水添液状ゴムのプロピレンオキシド付加体等である。
リル末端ポリオキシプロピレンモノオールなどのオレフ
ィン末端のポリオキシアルキレン化合物も使用できる。
物に導入される加水分解性珪素基としては、一般式
(a)で表されるシリル基がよい。 −SiXa R3-a ・・・(a)
化炭化水素基であり、炭素数8以下、好ましくは6以下
のアルキル基やフルオロアルキル基である。特に好まし
くは、メチル基やエチル基などの低級アルキル基であ
る。
原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、アミド基、アミ
ノ基、アミノオキシ基、ケトキシメート基などがある。
これらのうち炭素原子を有する加水分解性基の炭素数は
6以下が好ましく、特に4以下が好ましい。好ましい加
水分解性基は炭素数4以下の低級アルコキシ基、特にメ
トキシ基やエトキシ基である。
3であることが好ましい。
基中で平均して50%以上、好ましくは70%以上含有
することが好ましい。
キシアルキレン鎖を有する化合物への導入の方法は特に
は限定されないが、例えば以下の方法で導入することが
できる。
合物の末端にオレフィン基を導入したものと、一般式
(b)で表されるヒドロシリル化合物を反応させる方
法。
は、不飽和基および官能基を有する化合物をポリオキシ
アルキレンを有する化合物の末端水酸基に反応させて、
エーテル結合、エステル結合、ウレタン結合、カーボネ
ート結合などにより結合させる方法、またはアルキレン
オキシドを重合する際に、アリルグリシジルエーテルな
どのオレフィン基含有エポキシ化合物を添加して共重合
させることにより側鎖にオレフィン基を導入する方法な
どが挙げられる。
物の末端に一般式(c)で表される化合物を反応させる
方法。
の2価炭化水素基。)
物の末端にトリレンジイソシアネートなどのポリイソシ
アネート化合物を反応させてイソシアネート基末端とし
た後、該イソシアネート基に一般式(d)で表される珪
素化合物のW基を反応させる方法。
ルボキシル基、メルカプト基およびアミノ基(1級また
は2級)から選ばれた活性水素含有基。)
物の末端にオレフィン基を導入し、そのオレフィン基
と、Wがメルカプト基である一般式(d)で表される珪
素化合物のメルカプト基を反応させる方法。
体(A)は水分と接触すると架橋反応により3次元化し
て硬化する。
体(A)の分子量は2000〜50000、特に600
0〜50000が好ましく、16000〜30000が
最も好ましい。
剤等を含むことができる。充填剤としては炭酸カルシウ
ム、カオリン、タルク、酸化チタン、ケイ酸アルミニウ
ムま たはカーボンブラック等一般的なものが挙げられる
が、硬化を速めるためにはカオリン、ケイ酸アルミニウ
ム等の酸性系充填剤が特に好ましい。
の、その使用量は加水分解性珪素基含有重合体(A)1
00重量部に対して0重量部超300重量部以下の範囲
が好ましい。
ート)、BBP(ブチルベンジルフタレート)、塩素化
パラフィン、エポキシ化大豆油その他の通常のものが加
水分解性珪素基含有重合体(A)100重量部に対して
0重量部超200重量部以下の範囲で使用できる。
たは有機ベントナイト等が適当である。老化防止剤は紫
外線吸収剤、ラジカル連鎖禁止剤、または過酸化物分解
剤等に分類される各種のものを単独でまたは併用して用
いることができる。
シーリング材として用いる場合、1成分型または2成分
型どちらの型にも応用できる。1成分型にする場合は、
該組成物を無水状態でニーダー等で調製し、水分を遮断
できる容器に詰めて製造する。また、2成分型の場合に
は、硬化を促進する成分とそれ以外の成分を2つに分離
して製造する。
を挙げて、本発明を説明するが本発明はこれらに限定さ
れるものではない。
レングリコールにプロピレンオキシドを付加させた分子
量17000の線状のポリオキシプロピレンポリオール
の末端に−SiCH3 (OCH3 )2 基を導入した有機
重合体。
ンにプロピレンオキシドを付加させた分子量22000
の線状のポリオキシプロピレンポリオールの末端に−S
iCH3 (OCH3 )2 基を導入した有機重合体。
レングリコールにプロピレンオキシドを付加させた分子
量10000の線状のポリオキシプロピレンポリオール
に−SiCH3 (OCH3 )2 基を導入した有機重合
体。
リイソプレン系ポリオール(出光石油化学製エポール;
分子量2400、平均官能基数2.2)にプロピレンオ
キシドを付加させた分子量10000の変成オキシプロ
ピレン化合物の末端に−SiCH3 (OCH3 )2 基を
導入した有機重合体。
た硬化性組成物の例を示す。なお、例1〜7は実施例、
例8は比較例を示す。
140重量部、DOP30重量部、酸化チタン20重量
部、水添ヒマシ油6重量部、老化防止剤1重量部を実質
的に水分の存在しない系で混練した後、表1に示す硬化
触媒を1重量部添加して均一に混練し硬化性組成物を得
た。
化触媒とともに添加すること以外は例1と同様の操作を
行って硬化性組成物を得た。
5758に則してH型試験片を作製し23℃、60%湿
度雰囲気下で14日間養生すると、いずれの場合も内部
まで完全に硬化したゴム状弾性体が得られた。
で引っ張り試験を行った結果を表1に示す。
縮の状態で24時間セットし、続いてセットを解除して
復元率を測定した結果を併せて表1に示す。
及び塩基性物質は次のとおり。 (硬化触媒) 触媒化合物E:ビスマス−トリス(2−エチルヘキサノ
エート) 触媒化合物F:ビスマス−トリス(ネオデカノエート) 触媒化合物G:2−エチルヘキサン酸スズ
組成物が得られる。特に従来触媒としてスズ化合物を使
用するものに比較して伸びが改良される。
Claims (4)
- 【請求項1】重合体1分子あたり少なくとも1つの加水
分解性珪素基を含有する加水分解性珪素基含有重合体
(A)、および(A)100重量部に対しビスマス化合
物(B)を0重量部超10重量部以下含有する室温硬化
性組成物。 - 【請求項2】重合体1分子あたり少なくとも1つの加水
分解性珪素基を含有する加水分解性珪素基含有重合体
(A)、(A)100重量部に対しビスマス化合物
(B)を0重量部超10重量部以下、および(A)10
0重量部に対し酸性物質または塩基性物質(C)を0重
量部超10重量部以下含有する室温硬化性組成物。 - 【請求項3】加水分解性珪素基が下記一般式で表される
珪素官能基である、請求項1または請求項2に記載の室
温硬化性組成物。 −SiXa R3-a (式中、Rは1価の炭化水素基またはハロゲン化炭化水
素基、Xは加水分解性基、aは1、2または3の整数) - 【請求項4】加水分解性珪素基含有重合体(A)の分子
量が2000〜50000である、請求項1、請求項2
または請求項3に記載の室温硬化性組成物。
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