JP2022026355A - 自走式掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】障害物の破損を抑制できる自走式掃除機を提供する。【解決手段】自走式掃除機1は、床面F上を移動する掃除機本体2と、掃除機本体2に設けられ、掃除機本体2を移動させるための駆動輪3と、掃除機本体2に設けられ、掃除機本体2の前方の障害物を検出するための検出装置4と、掃除機本体2に設けられ、障害物を持ち上げる持ち上げ装置6と、掃除機本体2に設けられ、持ち上げ装置6による障害物の持ち上げ状態を検出するための検出装置4と、持ち上げ装置6を制御する制御装置7とを備え、制御装置7は、検出装置4の検出結果に基づいて障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定し、障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、持ち上げ装置6を制御して障害物を床面Fに載置する。【選択図】図2
Description
本発明は、自走式掃除機に関する。
従来、掃除範囲に移動可能な障害物があった場合に、障害物を移動させるための複数の手段を持ち、複数の手段のうちどの手段で障害物を移動させるか決定し、この障害物を移動させる掃除ロボットが発案されている(特許文献1参照)。
このような一般的な自走式掃除機は、掃除を開始し、障害物を見つけると、掃除を中断して障害物を掃除と関係のない領域に移動させた後に掃除を再開するようにプログラミングされている。また、このような一般的な自走式掃除機は、掃除が終了すると、掃除と関係のない領域に移動させた障害物を元の場所に移動させることも可能とされている。
しかしながら、従来の自走式掃除機では、障害物が例えば衣類のように大きく柔軟なものの場合、障害物を持ち上げても障害物の一部が持ち上がらずに障害物の他の一部だけを持ち上げてしまうということは非常に起こりやすいことであるが、これを認識できない。具体的には、例えば、長袖の衣類を持ち上げた場合に、袖の部分が持ち上がっていないことがあるが、これを認識できない。このように障害物の一部が持ち上がっていない状態で、障害物を移動させるために前進を行ってしまうと、障害物の一部(例えば長袖の一部)が駆動輪にまで達して駆動輪に絡みついてしまい、障害物の一部が破損してしまうという問題がある。
本発明は、障害物の破損を抑制できる自走式掃除機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る自走式掃除機は、被掃除面上を移動する本体と、前記本体に設けられ、前記本体を移動させるための駆動輪と、前記本体に設けられ、前記本体の前方の障害物を検出するための障害物検出装置と、前記本体に設けられ、前記障害物を持ち上げる持ち上げ装置と、前記本体に設けられ、前記持ち上げ装置による前記障害物の持ち上げ状態を検出するための持ち上げ状態検出装置と、前記持ち上げ装置を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記持ち上げ状態検出装置の検出結果に基づいて前記障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定し、前記障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、前記持ち上げ装置を制御して前記障害物を前記被掃除面に載置する。
本発明によれば、障害物の破損を抑制できる自走式掃除機を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置および接続形態、ステップおよびステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
また、以下の実施の形態において、方向を示す表現を用いている。例えば、直交する方向とは、完全に直交することを意味するだけでなく、実質的に直交する、すなわち、例えば数%程度の角度の差異を含むことも意味する。他の方向を用いた表現についても同様である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を図1から図10Hに基づいて説明する。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1から図10Hに基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における自走式掃除機1を示す断面図であり、持ち上げ装置6を低下させた状態を示す断面図である。図2は、図1の自走式掃除機1を示す断面図であり、持ち上げ装置6を上昇させた状態を示す断面図である。図3は、図1の自走式掃除機を示す平面図であり、持ち上げ装置6を低下させた状態を示す平面図である。図1から図3を参照して、自走式掃除機1の構成について説明する。
なお、以下の説明では、前後方向、上下方向、および左右方向を次のように規定して説明する。図1に示すように持ち上げ装置6を低下させている状態において、掃除機本体2から見て移載部61側を前方とし、前方とは反対側を後方とする。また、図2に示すように持ち上げ装置6を上昇させている状態において、掃除機本体2から見て移載部61側を上方とし、上方とは反対側を下方とする。上下方向は、前後方向に直交している。また、前後方向に直交しかつ上下方向に直交する方向を左右方向とする。
自走式掃除機1は、図1に示すように、床面Fに沿って走行しつつ床面Fを掃除する掃除ロボットであって、自走するための一対の駆動輪3と、掃除機本体2と、掃除機本体2の周辺の障害物を検出するためのLRF(Laser Range Finder)41を有する検出装置4と、床面F上を掃除する掃除装置5と、障害物を持ち上げる持ち上げ装置6と、駆動輪3、掃除装置5、および持ち上げ装置6等を制御する制御装置7と、を備えている。床面Fは、自走式掃除機1による掃除の対象となる面であり、この実施の形態では、床面Fが被掃除面に相当する。つまり、被掃除面は、自走式掃除機1による掃除の対象となる面である。
掃除機本体2は、駆動輪3が駆動することによって床面F上を移動する本体である。掃除機本体2は、上方から見た場合つまり平面視においてD型形状のボディを有し、掃除機本体2を操作するための本体操作部21と、掃除機本体2の下面に設けられて床面F上の塵およびほこり等を吸い込むための吸込み口22と、自走式掃除機1を駆動させるためのバッテリ23と、を有している。また、掃除機本体2は、円板状の上面201と、これを支える3本の支柱202と、を有している。円板状の上面201の下側にはLRF41が設けられている。また、LRF41の下側には持ち上げ装置6等を制御する制御装置7が収納されている。
一対の駆動輪3は、左右方向に並んで掃除機本体2に設けられ、掃除機本体2を移動させるための駆動輪である。一対の駆動輪3は、掃除機本体2に回転可能に取り付けられている左右一対の車輪を有しており、一対の車輪を各々独立して回転駆動させるモータ(図示せず)によって、各々独立して回転する。また、掃除機本体2の後部には、補助輪24が設けられている。
本体操作部21は、自走式掃除機1を操作するためのユーザによる操作を受け付ける部分であり、掃除機本体2の後部に設けられている。本体操作部21は、電源ON/OFFボタン、掃除モード選択ボタン、停止ボタン、および充電ボタン等によって構成されている。
掃除装置5には、図示しないダクト、送風機、集塵室および排気口が接続されており、掃除装置5によって吸い込んだ塵等を集塵室のフィルタ521で集塵するとともに、吸い込んだ空気を排気口から排気するようになっている。
検出装置4は、掃除機本体2に設けられ、掃除機本体2の前方を含む周囲の障害物を検出するための装置である。また、検出装置4は、持ち上げ装置6による障害物の持ち上げ状態を検出するための装置でもある。検出装置4は、LRF41と、自走式掃除機1の前方の障害物を検出するための赤外線測距センサ42と、掃除機本体2の前側側壁を構成するバンパセンサ43と、を備えている。この実施の形態では、検出装置4が、障害物検出装置および持ち上げ状態検出装置に相当する。
LRF41は、赤外線レーザー等のレーザー光をLRF41の周囲の障害物に照射して、LRF41から障害物までの距離を測定するレーザー距離計である。LRF41は、照射したレーザー光が障害物に当たって反射して戻るまでの時間から、LRF41と障害物との距離を算出する。
赤外線測距センサ42は、掃除機本体2の前方に向かって測距光を発して距離を測定する測距センサである。赤外線測距センサ42は、LRF41よりも下方つまりLRF41よりも低い位置に設けられている。赤外線測距センサ42は、赤外線を掃除機本体2の前方の障害物に照射して、その赤外線が反射して戻ってくるまでの時間から障害物と赤外線測距センサ42との距離を算出する。赤外線測距センサ42は、自走式掃除機1の幅方向(左右方向)における複数の点の各点までの距離が測定できる。このように、自走式掃除機1の幅方向における複数の点の各点まで距離を測定することによって、掃除機本体2の前方の障害物の有無等を検出できる。また、これにより、検出した障害物の幅がおおよそどのくらいであるかを検出でき、障害物がどのくらいの幅で存在しているのかを検出することが可能となる。
バンパセンサ43は、掃除機本体2の前側の側壁部分を構成しかつ一定幅で掃除機本体2の内側(後方)に向かって押し込むことが可能なように支持された側壁部43aと、側壁部43aが一定以上押し込まれたことを検出する接触センサ(図示せず)と、を有している。接触センサは、掃除機本体2に固定されている。
掃除装置5は、掃除機本体2に設けられ、床面Fを掃除する装置である。掃除装置5は、床面F上のゴミ等を弾き上げる回転ブラシ51と、ゴミを回収するゴミ回収ボックス52と、回転ブラシ51で弾き上げたゴミを含んだ風をゴミ回収ボックス52を介して吸引する吸引ファン53と、掃除機本体2の下方の領域の端にあるゴミ等を吸込み口22まで誘導するためのサイドブラシ54と、を有している。
回転ブラシ51は、モータ(図示せず)により回転する。ゴミ回収ボックス52は、掃除機本体2に着脱自在に設けられており、掃除機本体2の蓋203を開放すると外部に取り出せるように構成されている。ゴミ回収ボックス52には、フィルタ521が備えられており、ゴミ回収ボックス52内の空気は、フィルタ521を介して吸引ファン53に流れていく。空気中のゴミおよび塵埃等は、このフィルタ521でこしとられて、きれいな空気が、吸引ファン53に流れていく。吸引ファン53は、掃除機本体2内に固定されており、吸引ファン53からの排気は、掃除機本体2外に排出される。
サイドブラシ54は、床面Fと略垂直な回転軸周りに回転するブラシ部541と、このブラシ部541を回転駆動するサイドブラシ回転モータ542と、を有し、掃除機本体2の進行方向に対して前側の右側に配置されている。サイドブラシ回転モータ542は掃除機本体2内に固定されている。
持ち上げ装置6は、掃除機本体2に設けられ、掃除機本体2の前方の障害物を持ち上げる装置である。持ち上げ装置6は、障害物を載せる移載部61と、移載部61を持ち上げるための持ち上げシャフト62と、持ち上げシャフト62を回転駆動させるシャフトモータ(図示せず)と、を有している。
移載部61は、障害物に作用する部材である。具体的には、移載部61は、障害物が載置される部材であり、障害物を載せるためのベルト601と、ベルト601を時計回りまたは反時計回りに回転させる回転軸602と、回転軸602を回転させるベルト回転モータ(図示せず)と、障害物を支持するための背部603と、ベルト601の前端支持部604と、を有している。図1に示すように持ち上げ装置6が低下している状態において、移載部61は、一対の駆動輪3および掃除装置5の前方に位置している。この実施の形態では、移載部61が作用部に相当する。
ベルト601は、柔軟な素材でできた略筒状のもので、回転軸602によって図1に示す方向から見たときに時計回りに回転する。ベルト601は、図1に示す方向から見たときに回転軸602と前端支持部604とを囲むように一周しており、回転軸602と前端支持部604とに掛け回されて固定されている。
持ち上げシャフト62は、掃除機本体2の左右に2本ずつ配置され、複数の持ち上げシャフト62のそれぞれの一端は、背部603に回転自在に固定され、複数の持ち上げシャフト62のそれぞれの他端は、掃除機本体2の側方の外壁を通して、掃除機本体2内に固定されたシャフトモータ(図示せず)に固定されている。持ち上げシャフト62およびシャフトモータは、移載部61の高さを変更するための部材であり、シャフトモータを駆動させて持ち上げシャフト62を掃除機本体2に対して回転させることによって、移載部61の高さを変更できる。この実施の形態では、持ち上げシャフト62およびシャフトモータが、高さ変更部に相当する。
持ち上げ装置6は、通常、掃除の際には図2に示されるような上昇状態を維持し、障害物を持ち上げる前に図1に示されるような低下状態に制御され、障害物を移載した後に再び図2のような上昇状態に制御される。
以上、自走式掃除機1の構成について説明した。
図4は、図1の自走式掃除機1の概略構成を示す機能ブロック図である。図4を参照して、自走式掃除機1の機能構成について説明する。
図4に示すように、自走式掃除機1は、制御装置7と、検出装置4と、駆動輪3と、掃除装置5と、持ち上げ装置6と、本体操作部21と、を備えている。
掃除機本体2に設けられる制御装置7は、駆動輪3を制御する走行制御部71と、掃除装置5を制御する掃除制御部72と、LRF41および赤外線測距センサ42からの検出信号を処理して周辺の障害物までの距離を演算する演算部73と、持ち上げ装置6を駆動制御する持上制御部74と、LRF41および赤外線測距センサ42からの検出信号に基づいて障害物を持ち上げることができるか否かを判定する持上可否判定部75と、LRF41および赤外線測距センサ42からの検出信号に基づいて床面Fの範囲を示す地図を生成する地図生成部76と、当該地図を記憶する記憶部77と、を備えている。
LRF41は、掃除機本体2の位置を検出するためのセンサでもあり、演算部73は、LRF41の検出結果に基づいて、掃除機本体2の位置を検出する。具体的には、LRF41は、掃除機本体2と壁等の周囲の障害物との距離を測定し、演算部73は、当該距離に基づいて、壁等の周囲の障害物に対する掃除機本体2の位置を特定する。これによって、床面F上のどこに掃除機本体2が位置しているかがわかる。この実施の形態では、LRF41が位置検出センサに相当する。
また、演算部73は、掃除機本体2の位置に基づいて、床面Fにおける既に掃除した領域である掃除済み領域を算出する。上述したように、LRF41によって床面F上のどこに掃除機本体2が位置しているかがわかるので、例えば、演算部73は、床面Fにおける掃除機本体2の下方に位置する領域を掃除済み領域として算出する。
地図生成部76は、上述したように、床面Fの範囲を示す地図を生成する。詳細は後述するが、LRF41および赤外線測距センサ42の検出結果に基づいて、衣服等の持ち上げ対象となる障害物と、壁等の持ち上げ対象とならない障害物とを区別して検出でき、掃除機本体2に対する、持ち上げ対象となる障害物の位置と持ち上げ対象とならない障害物の位置とがわかる。例えば、地図生成部76は、周囲の壁で囲まれた範囲のうち、持ち上げ対象とならない障害物が位置している範囲を除く範囲を、床面Fの範囲として算出し、床面Fの範囲を示す地図を生成する。床面Fの範囲内に持ち上げ対象となる障害物が位置している場合、床面Fの範囲には、持ち上げ対象となる障害物が位置している範囲が含まれる。
記憶部77は、掃除済み領域を当該地図と関連付けて記憶する。例えば、記憶部77は、掃除済み領域に対応する地図上の位置を着色する等して、掃除済み領域を当該地図と関連付けて記憶する。これによって、制御装置7は、掃除済み領域の位置を容易に認識することができる。
例えば、制御装置7は、メモリおよびプロセッサ等によって実現される。
以上、自走式掃除機1の機能構成について説明した。
以下、自走式掃除機1の第1の動作例について説明する。
自走式掃除機1の電源がONされると、制御装置7の走行制御部71は、予め設定された走行プログラムに応じて駆動輪3を駆動制御し、車輪駆動モータ(図示せず)によって車輪を回転させて掃除機本体2を自走させる。掃除機本体2の走行に伴って、掃除制御部72は、掃除装置5を制御し、掃除装置5は、吸引ファン53と回転ブラシ51とを制御して吸込み動作を開始させる。制御装置7は、図2に示すように移載部61を持ち上げた(上昇させた)状態で、自走式掃除機1の第1の動作例を開始させる。
図5は、図1の自走式掃除機1の第1の動作例を示すフローチャートであり、掃除開始から掃除終了までの動作の一例を示すフローチャートである。図6は、図5のステップS2に含まれる動作の一例を示すフローチャートであり、障害物の下の掃除を行う動作の一例を示すフローチャートである。図7Aから図7Dは、図1の自走式掃除機1が動作する部屋の一例を示す平面図であり、掃除対象の部屋全体の平面図を示している。図7Aから図7Dにおいて、実線の矢印は自走式掃除機1が移動してきた移動経路を示し、点線の矢印は、この後、自走式掃除機1が移動する予定の移動経路を示している。図8は、障害物が正常に持ち上げられていない状態を示す断面図である。図5から図8を参照して、自走式掃除機1の第1の動作例について説明する。
図5に示すように、自走式掃除機1の制御装置7は、掃除を開始すると、持ち上げ可能な障害物を検出したか否かを判定する(ステップS1)。持ち上げ可能な障害物とは、持ち上げ装置6によって持ち上げることができる障害物であり、持ち上げ装置6による持ち上げの対象となる障害物である。
ここで、持ち上げの対象となる障害物の認識に関して説明する。
自走式掃除機1は、掃除開始後に、LRF41等により自走式掃除機1の周囲の壁等の障害物の配置を検出し、地図生成部76によって床面Fの範囲を示す地図(部屋のマップ)を作成しながら、移動する。
制御装置7は、LRF41により検出される障害物は、壁等と認識し、持ち上げ装置6による持ち上げの対象となる障害物とは認識しない。赤外線測距センサ42は、LRF41よりも低い位置に設けられており、LRF41が設けられている高さよりも低い高さの障害物を検出できる。制御装置7は、赤外線測距センサ42により検出された障害物のうち、LRF41で検出されなかった障害物であって、その左右方向の幅が移載部61の幅よりも小さい障害物を、持ち上げ装置6による持ち上げの対象となる障害物であると認識する。つまり、自走式掃除機1は、LRF41の高さ以下の高さの障害物であって、移載部61の幅よりも小さい障害物しか持ち上げない。
このように、制御装置7は、LRF41の検出結果をもとに作成したマップに従って自走式掃除機1を走行させ、赤外線測距センサ42によりLRF41で検出できる高さ以下の範囲で検出した障害物のうち、障害物の左右方向の幅が移載部61の幅以下のものを、持ち上げ可能な障害物と認識する。
なお、例えば、カメラ等を用いて障害物を撮影し、撮影した画像を解析して障害物の大きさおよび種別等を判定し、当該障害物が持ち上げ装置6で持ち上げ可能な障害物であるか否か、つまり持ち上げ可能な障害物を検出したか否かを判定してもよい。
制御装置7は、持ち上げ可能な障害物を検出した場合(ステップS1でYES)、当該障害物の下の掃除を実施し(ステップS2)、その後、持ち上げ可能な障害物を検出したか否かを再度判定する(ステップS1)。障害物の下の掃除の実施(ステップS2)の詳細については、後述する。
制御装置7は、持ち上げ可能な障害物を検出していない場合(ステップS1でNO)、床面Fの掃除を終了したか否かを判定する(ステップS3)。例えば、制御装置7は、地図生成部76によって生成された地図を参照し、床面Fの全てを掃除したか否かを判定し、床面Fの全てを掃除している場合には床面Fの掃除を終了したと判定し、床面Fの全てを掃除していない場合には床面Fの掃除を終了していないと判定する。
制御装置7は、床面Fの掃除を終了していない場合(ステップS3でNO)、持ち上げ可能な障害物を検出したか否かを再度判定し(ステップS1)、床面Fの掃除を終了した場合(ステップS3でYES)、動作を終了する。
次に、図6を参照して、持ち上げ可能な障害物を検出した後の動作について説明する。
図6に示すように、制御装置7は、持ち上げることが可能な障害物を発見した際に、まず、当該障害物までの距離を測定する(ステップS11)。例えば、制御装置7は、赤外線測距センサ42によって、当該障害物までの距離を測定する。
制御装置7は、障害物までの距離を測定すると、障害物を移載可能な位置まで掃除機本体2を移動させる(ステップS12)。具体的には、制御装置7は、障害物と掃除機本体2との距離をおおよそ決められた距離に調整する。この距離は、移載部61を障害物と掃除機本体2との間に下ろしてくるために必要な距離である。
例えば、図7Aおよび図7Bに示すように、制御装置7は、持ち上げることが可能な障害物Cを検出した場合、障害物Cを移載可能な位置まで掃除機本体2を移動させる。
その後、制御装置7は、移載部61を所定の位置にセットする(ステップS13)。具体的には、制御装置7は、シャフトモータを駆動して、図1に示すように移載部61を床面F近傍まで低下させてセットする。
制御装置7は、移載部61をセットすると、障害物を移載する(ステップS14)。具体的には、制御装置7は、ベルト回転モータを図1に示す方向から見たときの時計回りに駆動させながら駆動輪3を駆動させて、掃除機本体2を前進させながら障害物を移載部61上に移動させる。
制御装置7は、障害物を移載すると、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げる(ステップS15)。具体的には、制御装置7は、一定時間ベルト回転モータと駆動輪3とを駆動させて障害物を移載部61に載置した後、シャフトモータを駆動させて移載部61を所定の高さまで上昇させて障害物を持ち上げる。
制御装置7は、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げた後、検出装置4の検出結果に基づいて、障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定する(ステップS16)。例えば、障害物が正常に持ち上げられている状態とは、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げたまま掃除機本体2を前進させた場合に当該障害物が駆動輪3および/または掃除装置5まで達しないように、障害物が持ち上げられている状態である。具体的には、例えば、障害物が正常に持ち上げられている状態とは、障害物が床面Fに接しないように持ち上げられている状態である。また、例えば、障害物が正常に持ち上げられていない状態とは、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げたまま掃除機本体2を前進させた場合に当該障害物が駆動輪3および/または掃除装置5まで達してしまうように、障害物が持ち上げられている状態である。例えば、障害物を持ち上げた後に、制御装置7は、赤外線測距センサ42により掃除機本体2の前方を検出し、赤外線測距センサ42の検出結果に基づいて、障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定する。
例えば、障害物の全部が移載部61に載置されて障害物が完全に持ち上げられた場合には、掃除機本体2の前方には当該障害物がない状態であるので、赤外線測距センサ42で当該障害物は検出されない。このように、赤外線測距センサ42で当該障害物が検出されない場合、制御装置7は、当該障害物が正常に持ち上げられていると判定する。例えば、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げた後に、赤外線測距センサ42によって測定された距離が所定の距離以上である場合、制御装置7は、赤外線測距センサ42で当該障害物が検出されていないと判定し、当該障害物が正常に持ち上げられていると判定する。
一方、障害物が複数ある場合で一度に全てを移載部61に載せられなかった場合には、掃除機本体2の前方に当該障害物があるので、赤外線測距センサ42を用いて当該障害物が検出される。また、図8に示すように、障害物Cが衣類等のような柔軟物であり、その一部が移載部61上に載っているにもかかわらず、袖等の障害物Cの他の一部だけが移載部61から零れ落ちて床面Fにまでつながって落ちている状態でも、掃除機本体2の前方に障害物Cがあるので、赤外線測距センサ42を用いて障害物Cが検出される。また、障害物の持ち上げに失敗した場合にも、掃除機本体2の前方に当該障害物があるので、赤外線測距センサ42を用いて当該障害物が検出される。
例えば、図8に示すように、検出装置4によって検出された持ち上げ可能な障害物Cを持ち上げ装置6で持ち上げた後に、赤外線測距センサ42によって測定された距離が所定の距離よりも小さい場合、制御装置7は、赤外線測距センサ42を用いて障害物Cが検出されたと判定し、障害物Cが正常に持ち上げられていないと判定する。
例えば、所定の距離は、移載部61から垂れ下がっている障害物Cと、赤外線測距センサ42との間の前後方向の距離D(図8参照)に基づいて設定される。例えば、移載部61から障害物Cが垂れ下がっている状態における、障害物Cと赤外線測距センサ42との間の前後方向の距離Dがどれくらいになるかを予め調べておき、例えば、距離Dが約1cmである場合には所定の距離を距離Dよりも大きい2cm等に設定しておく。この場合、障害物Cが正常に持ち上げられておらず、移載部61から障害物Cが垂れ下がっていれば、赤外線測距センサ42によって測定される距離が約1cmとなると考えられる。したがって、赤外線測距センサ42によって測定される距離が、所定の距離である2cmよりも小さくなるので、制御装置7は、赤外線測距センサ42で障害物Cが検出されたと判定し、障害物Cが正常に持ち上げられていないと判定する。
なお、例えば、障害物が持ち上げられている状態をカメラ等を用いて撮影し、撮影された画像に基づいて、障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定してもよい。
次に、障害物を持ち上げた後の動作について説明する。
制御装置7は、障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合(ステップS16でNO)、障害物を持ち上げたまま掃除機本体2を後方に移動させる(ステップS17)。具体的には、制御装置7は、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げたまま駆動輪3を進行方向とは逆方向つまり後方に掃除機本体2が進むように駆動させ、掃除機本体2を後方に移動させる。例えば、予め決められた時間、掃除機本体2を後進させた後に、制御装置7は、駆動輪3を停止させて掃除機本体2を停止させる。
例えば、図7Cに示すように、制御装置7は、障害物Cが正常に持ち上げられていない場合、障害物Cを持ち上げたまま掃除機本体2を後方に移動させることによって、障害物Cを後方に移動させる。
制御装置7は、掃除機本体2を後方に移動させた後、持ち上げ装置6を制御して障害物を床面Fに載置する(ステップS18)。例えば、制御装置7は、シャフトモータを駆動させて移載部61を低下させる。その後、制御装置7は、駆動輪3を後退させながら、ベルト回転モータを図1に示す方向から見た場合における反時計回りに回転させる動作を一定時間続けて、移載部61上の障害物を床面Fに載置する(移し替える)。
このように、制御装置7は、障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、当該障害物が駆動輪3および/または掃除装置5に達する位置まで掃除機本体2を前進させることなく、当該障害物を床面Fに載置する。例えば、制御装置7は、障害物が正常に持ち上げられていない場合、当該障害物が元々載置されていた場所まで掃除機本体2を前進させることなく、当該障害物を床面Fに載置する。
制御装置7は、障害物を床面Fに載置すると、載置した障害物を回避する(ステップS19)。具体的には、床面Fへの移し替えが終わると、制御装置7は、シャフトモータを動作させて移載部61を上昇させ、図7Dに示すように移動させた障害物Cを避けた上で、掃除動作に復帰する。このとき、例えば、障害物Cを置く床面Fは、既に、自走式掃除機1が移動とともに掃除してきた経路となるので、ゴミを排除した清潔な床面Fの上に障害物Cを置くことになる。つまり、制御装置7は、ステップS18において、床面Fにおける掃除済み領域に障害物を載置する。
なお、障害物を持ち上げた後に一旦掃除動作を停止し、障害物を部屋のあらかじめ決められた場所(例えば、充電台付近等)まで移動させてその場所に下ろした後、再び掃除動作に復帰してもよい。
制御装置7は、載置した障害物を回避した後、当該障害物が元々あった場所を掃除する(ステップS20)。例えば、図7Dに示すように、制御装置7は、載置した障害物Cを回避して、障害物Cが元々載置されていた場所を通過することによって、障害物Cが元々載置されていた場所を掃除する。
制御装置7は、障害物が元々あった場所を掃除した後、当該障害物を『持ち上げ注意』として記憶し(ステップS21)、動作を終了する。例えば、検出装置4を用いて検出された障害物の形状、および/または位置等と関連付けて、当該障害物が『持ち上げ注意』であることを記憶する。例えば、検出装置4を用いて検出された障害物が、『持ち上げ注意』として記憶された障害物である場合、当該障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定することなく(ステップS16を行うことなく)、障害物を持ち上げたまま掃除機本体2を後方に移動させて当該障害物を後方に移動させてもよい。
制御装置7は、障害物が正常に持ち上げられている場合(ステップS16でYES)、障害物を持ち上げたまま掃除機本体2を前方に移動させ、障害物が元々あった場所を掃除する(ステップS22)。具体的には、制御装置7は、駆動輪3を進行方向に掃除機本体2が進むように駆動させる。例えば、予め決められた時間、掃除機本体2を前進させて、障害物が元々あった場所を掃除する。
制御装置7は、障害物が元々あった場所を掃除した後、掃除機本体2を後方に移動させる(ステップS23)。例えば、ステップS22において掃除機本体2を前方に移動させた時間と同じ時間、掃除機本体2を後方に移動させる。
制御装置7は、掃除機本体2を後方に移動させた後、持ち上げている障害物を床面Fに載置する(ステップS24)。これによって、持ち上げた障害物を元々載置されていた位置と略同じ位置に載置できる。
制御装置7は、障害物を載置した後、当該障害物を『持ち上げ可能』として記憶し(ステップS25)、動作を終了する。例えば、検出装置4によって検出された障害物の形状、および/または位置等と関連付けて、当該障害物が『持ち上げ可能』であることを記憶する。例えば、検出装置4によって検出された障害物が、『持ち上げ可能』として記憶された障害物である場合、当該障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定することなく(ステップS16を行うことなく)、障害物を持ち上げたまま掃除機本体2を前方に移動させて当該障害物が元々あった場所を掃除してもよい。
以上、自走式掃除機1の第1の動作例について説明した。
以下、自走式掃除機1の第2の動作例について説明する。第2の動作例では、制御装置7は、掃除機本体2の前方にある持ち上げ対象の障害物を検出した場合、当該障害物が載置されている位置を記憶しておき、床面Fにおける当該障害物が載置されている位置以外の位置の掃除が終了した後に、当該障害物を持ち上げて当該障害物が載置されていた位置を掃除する点において、第1の動作例とは異なっている。
図9は、図1の自走式掃除機1の第2の動作例を示すフローチャートであり、掃除開始から掃除終了までの動作を示すフローチャートである。図10Aから図10Hは、図1の自走式掃除機1が動作する部屋の一例を示す平面図であり、掃除対象の部屋全体の平面図を示している。図10Aから図10Hにおいて、実線の矢印は、移動してきた移動経路を示し、点線の矢印は、この後、移動する予定の移動経路を示している。
図9に示すように、まず、制御装置7は、持ち上げ可能な障害物を検出したか否かを判定する(ステップS31)。ステップS31については上述したステップS1の説明を参照することによって、ステップS31の詳細な説明を省略する。
制御装置7は、持ち上げ可能な障害物を検出した場合(ステップS31でYES)、当該障害物の位置をリストに記録する(ステップS32)。具体的には、記憶部77は、当該対象物が載置されている位置を示す位置情報を記憶する。
制御装置7は、障害物の場所をリストに記録した後、当該障害物を回避して掃除を継続し(ステップS33)、持ち上げ可能な障害物を検出したか否かを再度判定する(ステップS31)。具体的には、掃除装置5は、障害物を回避して、当該障害物が載置されている位置以外の位置の掃除を継続する。
例えば、図10Aおよび図10Bに示すように、持ち上げ可能な障害物Cが床面Fに載置されている場合、自走式掃除機1は、障害物Cの位置Eをリストに記録するとともに、障害物Cを持ち上げることなく回避して障害物Cが載置されている位置E以外の位置の掃除を継続する。
制御装置7は、持ち上げ可能な障害物を検出していない場合(ステップS31でNO)、リストに記録されていない位置以外の位置の掃除が終了したか否かを判定する(ステップS34)。具体的には、制御装置7は、床面Fにおけるリストに記録されている位置以外の位置の掃除が終了したか否かを判定する。
例えば、図10Bに示すように自走式掃除機1が移動した場合、制御装置7は、掃除機本体2が通過した場所を掃除済み領域として算出し(ストライプ部分参照)、地図上において掃除済み領域を管理する。
制御装置7は、リストに記録されている位置以外の位置の掃除が終了していない場合(ステップS34でNO)、持ち上げ可能な障害物を検出したか否かを再度判定する(ステップS31)。例えば、図10Cに示すように、リストに記録されている位置E以外の位置の掃除が終了していない場合、制御装置7は、持ち上げ可能な障害物を検出したか否かを再度判定する。
一方、制御装置7は、リストに記録されている位置以外の位置の掃除が終了した場合(ステップS34でYES)、リストに記録されている位置があるか否かを判定する(ステップS35)。例えば、図10Dに示すように、床面Fのうちリストに登録されている位置E以外の位置の全てが掃除済み領域になった場合、制御装置7は、リストに記録されている位置E以外の位置の掃除が終了したと判定する。
制御装置7は、リストに記録されている位置がある場合(ステップS35でYES)、記録されている位置に向かって掃除機本体2を移動させる(ステップS36)。具体的には、制御装置7は、記憶部77に記憶している位置情報に基づいて、掃除機本体2の前方に障害物が位置するように掃除機本体2を移動させる。例えば、図10Eに示すように、自走式掃除機1の前方に障害物Cが位置するように、自走式掃除機1を移動させる。
制御装置7は、リストに記録されている位置に向かって掃除機本体2を移動させた後、障害物の下の掃除を実施する(ステップS37)。上述したステップS2の説明を参照することによって、ステップS37の詳細な説明を省略するが、制御装置7は、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げて、障害物の下の掃除を実施する。例えば、図10Eに示すように、障害物Cが正常に持ち上げられていないと判定した場合、制御装置7は、地図を参照して掃除済み領域の位置を取得し、障害物Cを持ち上げたまま駆動輪3を制御して掃除機本体2を後方に移動させて、掃除機本体2の前方に掃除済み領域が位置するように掃除機本体2を移動させた後、図10Fに示すように、持ち上げ装置6を制御して障害物Cを掃除済み領域に載置する。そして、載置した障害物Cを回避し、図10Gに示すように、障害物Cが元々載置されていた位置Eの掃除を実施する。
制御装置7は、障害物の下の掃除を実施した後、当該障害物の位置をリストから削除し(ステップS38)、リストに記録されている位置があるか否かを再度判定する(ステップS35)。例えば、リストに複数の位置が記録されている場合において、1つ目の位置の掃除を実施した場合、2つ目の位置がリストに記録されているので、制御装置7は、リストに記録されている位置があると判定する。
制御装置7は、リストに記録されている位置がない場合(ステップS35でNO)、動作を終了する。例えば、図10Hに示すように、自走式掃除機1を充電台が載置されている位置まで移動させて充電台とドッキングさせ、掃除を終了する。
上述したように、自走式掃除機1は、掃除開始後に、LRF41により周囲の壁等の障害物の配置を検出し、地図生成部76で部屋全体の地図を作成しながら掃除する。持ち上げ対象となる障害物を発見した際には、持ち上げ掃除には移行せず、まずは障害物がある場所を地図上に記憶した後、その障害物を避けて部屋全体の掃除をまず完了させる。その際、部屋の中で掃除した部分を記憶部77に記憶する。地図生成部76で作成した地図が、床面Fのうち障害物のある部分以外の全てが掃除済み領域になったことを示している場合、部屋全体の掃除が完了する。その後、障害物のあった場所に移動するが、制御装置7は、部屋の地図全体の中で障害物を移動させやすい向きから接近する。具体的には、一定程度の直線空間の先に障害物があるような経路で接近する。このような経路で接近できる場合には、上述した第2の動作例で述べたような障害物の持ち上げ掃除を実施する。
ところが、実際には様々な部屋の形があり、障害物が存在する場所によっては、必ずしもそのように接近できない場合もある。例えば、自走式掃除機1が部屋の隅で90度回転した直後に障害物が存在した場合には、後進する余地がないため、上述した第2の動作例のような障害物の移動は行えない。制御装置7は、地図生成部76と記憶部77とによって掃除した部分を判別することができるので、部屋の隅のような場合には、障害物を持ち上げた後、さらに90度回転して進み、掃除済みの床面Fに障害物を置く。また、障害物を持ち上げた後に前方に何も障害物を検出しない場合には、そのまま前進して掃除済み領域に障害物を下ろしてもよい。
以上、第1の実施の形態に係る自走式掃除機1について説明した。
第1の実施の形態に係る自走式掃除機1は、床面F上を移動する掃除機本体2と、掃除機本体2に設けられ、掃除機本体2を移動させるための駆動輪3と、掃除機本体2に設けられ、掃除機本体2の前方の障害物を検出するための検出装置4と、掃除機本体2に設けられ、障害物を持ち上げる持ち上げ装置6と、掃除機本体2に設けられ、持ち上げ装置6による障害物の持ち上げ状態を検出するための検出装置4と、持ち上げ装置6を制御する制御装置7とを備え、制御装置7は、検出装置4の検出結果に基づいて障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定し、障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、持ち上げ装置6を制御して障害物を床面Fに載置する。
これによれば、障害物を持ち上げた後に、検出装置4を用いて障害物の持ち上げ状態を検出することで、障害物が正常に持ち上げられていない状況を認識できる。また、障害物が正常に持ち上げられていない場合、制御装置7は、持ち上げ装置6を制御して障害物を床面Fに載置する。したがって、障害物が一部しか持ち上げられておらず正常に持ち上げられていない状態で、自走式掃除機1が前進して障害物の他の一部が自走式掃除機1の駆動輪3に巻き込まれてしまうことを抑制することができる。これによって、障害物の一部が駆動輪3に巻き込まれて破損することを抑制することができる。
また、第1の実施の形態に係る自走式掃除機1において、制御装置7は、障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げたまま駆動輪3を制御して掃除機本体2を後方に移動させた後、持ち上げ装置6を制御して障害物を床面Fに載置する。
これによれば、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げたまま駆動輪3を制御して自走式掃除機1を後方に移動させることによって、持ち上げている障害物が駆動輪3に絡まることを抑制しつつ障害物を後方に移動させることができる。これによって、障害物が破損することを抑制しつつ、障害物が元々載置されていた場所を掃除し易くなる。
また、第1の実施の形態に係る自走式掃除機1において、掃除機本体2の位置を検出するためのLRF41と、床面Fの範囲を示す地図を生成する地図生成部76と、掃除機本体2の位置に基づいて床面Fにおける既に掃除した領域である掃除済み領域を算出する演算部73と、地図を記憶するとともに、掃除済み領域を地図と関連付けて記憶する記憶部77とをさらに備え、制御装置7は、障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、地図を参照して掃除済み領域の位置を取得し、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げたまま駆動輪3を制御して掃除機本体2の前方に掃除済み領域が位置するように掃除機本体2を移動させた後、持ち上げ装置6を制御して障害物を掃除済み領域に載置する。
これによれば、掃除機本体2の位置を検出するためのLRF41と、床面Fの範囲を示す地図を生成する地図生成部76と、既に掃除した情報を地図と関連付けて記憶する記憶部77とを備え、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げた後に検出装置4を用いて障害物が正常に持ち上げられていないと判定された場合には、制御装置7は、駆動輪3を制御して掃除機本体2の前方に掃除済み領域が位置するように掃除機本体2を移動させた後、障害物を掃除済み領域に下ろす。このように、障害物を掃除済み領域に下ろすことによって、障害物が掃除を妨げることを抑制することができる。また、未掃除領域に障害物を下ろして汚してしまうことも抑制することができる。
また、第1の実施の形態に係る自走式掃除機1において、記憶部77は、検出装置4を用いて検出された障害物が載置されている位置を示す位置情報をさらに記憶し、制御装置7は、検出装置4によって検出された障害物が検出された場合、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げることなく床面Fにおける障害物が載置されている位置以外の位置の掃除を行い、掃除が終了した後、位置情報に基づいて掃除機本体2の前方に障害物が位置するように掃除機本体2を移動させ、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げる。
これによれば、障害物の周囲が掃除済み領域である可能性が高いので、障害物をより確実に掃除済み領域に下ろすことができ、障害物が掃除を妨げることを抑制することができる。また、未掃除領域に障害物を下ろして汚してしまうことを抑制することができる。
また、第1の実施の形態に係る自走式掃除機1において、検出装置4は、掃除機本体2の前方に向かって測距光を発して距離を測定する赤外線測距センサ42を有し、制御装置7は、検出装置4を用いて検出された障害物を持ち上げ装置6で持ち上げた後に、赤外線測距センサ42によって測定された距離が所定の距離よりも小さい場合、障害物が正常に持ち上げられていないと判定する。
これによれば、赤外線測距センサ42によって測定される距離に基づいて、障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定できる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態を図11から図13に基づいて説明する。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態を図11から図13に基づいて説明する。
図11は、本発明の第2の実施の形態における自走式掃除機1aを示す断面図であり、持ち上げ装置6を上昇させた状態を示す断面図である。図12は、図11の自走式掃除機1aの持ち上げ装置6aの近傍を示す断面図である。なお、図12では、図面が煩雑になることを避けるため、物体検出センサ9および負荷検出センサ10の図示を省略している。
図11および図12に示すように、第2の実施の形態に係る自走式掃除機1aは、検出装置4に代えて検出装置4aを備え、持ち上げ装置6に代えて持ち上げ装置6aを備えている点において、自走式掃除機1と主に異なっている。以下、自走式掃除機1aについて詳細に説明する。
検出装置4aは、LRF41と、自走式掃除機1の前方の障害物を検出するための物体認識カメラ44と、掃除機本体2の前側側壁を構成するバンパセンサ43と、を有する。
物体認識カメラ44は、掃除機本体2の前方の様子を撮影し、予め複数の障害物の写真から学習した判断基準に基づき、撮影された障害物の種類や範囲を特定する機能を有している。具体的には、例えば、予め1000枚以上の画像を用いてディープラーニングを行っておくことによって、撮影された画像に写る障害物の形状等から障害物の種類および大きさ等を特定できる。これにより、制御装置7は、自走式掃除機1aの前方にどの程度の高さや幅の障害物があるかを知ることができ、またその障害物が撮影された写真のうちのどの範囲に映っているかの結果より、その障害物とのおおよその距離も知ることができる。例えば、撮影された写真における障害物の上下方向の寸法によって、自走式掃除機1aから障害物までのおおよその距離を算出できる。
自走式掃除機1aは、持ち上げ装置6aの姿勢を変える姿勢変更装置8をさらに備えている。姿勢変更装置8は、複数の持ち上げシャフト62とシャフトモータ(図示せず)と、を有している。図11および図12に示すように、第1の実施の形態とは異なり、移載部61の前部が後部よりも上方に位置している。姿勢変更装置8は、複数の持ち上げシャフト62の長さおよび配置を調整して、移載部61を持ち上げる際に移載部61の前方が後方よりも上方に位置する姿勢になるように、移載部61の姿勢を変更できるように構成されている。
持ち上げ装置6aは、移載部61上に障害物が載置されているか否かを検出するための物体検出センサ9と、移載部61の前端部に加わる力を検出する負荷検出センサ10とを有している。この実施の形態では、物体検出センサ9が第1検出センサに相当し、負荷検出センサ10が第2検出センサに相当する。
物体検出センサ9は、物体検出板901と、物体検出板901をベルト601側に付勢するためのバネ902と、物体検出板901がバネ902側に押されたことを検出するセンサ903と、を有している。移載部61上に障害物が載置されていない状態では、物体検出板901は、バネ902によってベルト601側に付勢されてセンサ903を押圧しないので、移載部61上に障害物が載置されていないことがわかる。一方、移載部61上に障害物が載置されている状態では、物体検出板901は、障害物によってセンサ903側に押されてセンサ903を押圧し、センサ903は押圧力を検出する。これによって、移載部61上に障害物が載置されていることがわかる。
負荷検出センサ10は、下方向に可動に支持された前端支持部604と、前端支持部604と連動して回転して動くレバー605と、レバー605の回転軸606と、回転軸606回りにレバー605を介して前端支持部604を上方向に付勢する前端回転軸付勢バネ(図示せず)と、前端支持部604が下方向に移動するのに連動してレバー605が回転移動したことを検出する検出スイッチ607とからなる。移載部61の前端部に障害物が載っている状態では、レバー605は、障害物によって検出スイッチ607側に押されて検出スイッチ607を押圧し、検出スイッチ607は押圧力を検出する。これによって、移載部61の前端部に加わる力(押圧力)が検出される。
制御装置7は、物体検出センサ9の検出結果に基づいて、持ち上げ装置6を制御する。例えば、制御装置7は、持ち上げ装置6で障害物を持ち上げる際に、移載部61を所定の高さまで上昇させた状態であるにも拘わらず、物体検出センサ9が障害物を検出していない場合、移載部61上に障害物が載っていないと判定し、移載部61を低下させて障害物の持ち上げを再度試みる。
また、制御装置7は、負荷検出センサ10の検出結果に基づいて、持ち上げ装置6を制御する。ここで、障害物の持ち上げ掃除について説明する。衣類を移載部61に載せる場合、基本的には制御装置7は、モータ(図示せず)を介して回転軸602を回転させ、引いてはベルト601を回転させることで、障害物のうちベルト601に接触した部分からベルト601上に載せ、さらには背部603に近づくように移動させて移載部61に載せる。しかし、衣類が大きくて移載部61上に収まらない場合や、袖等の一部が滑って衣類の全体が移載部61上に載らない場合も存在する。このような場合に、移載部61を上方へと持ち上げると、袖等の衣類の一部が移載部61の前方から垂れてしまう。このような場合、衣類の重みで前端支持部604は下方向に付勢される。その結果、検出スイッチ607が押されて、制御装置7は、負荷検出センサ10が動作したことから障害物の一部が移載部61上に載り切っていない状態と判断することが可能となる。例えば、制御装置7は、移載部61上に障害物を載置した後、負荷検出センサ10が負荷を検出しなくなるまで、移載部61の前部が後部よりも上方に位置するように移載部61の姿勢を変更する。つまり、制御装置7は、移載部61の姿勢を変更することによって、移載部61上の障害物を背部603側に移動させる。
図13は、図10の自走式掃除機1aの動作の一例を示すフローチャートである。なお、図13では、図6に示す自走式掃除機1の第1の動作例との相違点を中心に示している。
図6および図13に示すように、制御装置7は、移載部61を所定の高さまで上昇させて障害物を持ち上げた後(ステップS15)、障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定する(ステップS16)。
制御装置7は、障害物が正常に持ち上げられている場合(ステップS16でYES)、障害物を持ち上げたまま前方に移動し、障害物が元々あった場所を掃除する(ステップS22)。
制御装置7は、障害物が正常に持ち上げられていない場合(ステップS16でNO)、移載部61の姿勢を変更可能か否かを判定する(ステップS41)。例えば、制御装置7は、図2に示すように移載部61の姿勢を変更していない場合、移載部61の姿勢を変更可能であると判定する。一方、制御装置7は、図11および図12に示すように移載部61の姿勢を既に変更している場合、移載部61の姿勢を変更可能でないと判定する。
制御装置7は、移載部61の姿勢を変更可能でない場合(ステップS41でNO)、障害物を持ち上げたまま掃除機本体2を後方に移動させる(ステップS17)。
制御装置7は、移載部61の姿勢を変更可能である場合(ステップS41でYES)、移載部61の姿勢を変更する(ステップS42)。具体的には、制御装置7は、姿勢変更装置8を駆動させて移載部61の前部が後部よりも上方に位置するように、移載部61の姿勢を変更し、障害物をさらに持ち上げる。
このように、制御装置7は、移載部61を所定の高さまで上昇させた後、検出装置4の検出結果に基づいて障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定し、障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、姿勢変更装置8を動作させて移載部61の姿勢を変更する。
以上、第2の実施の形態に係る自走式掃除機1aについて説明した。
第2の実施の形態に係る自走式掃除機1aは、持ち上げ装置6aの姿勢を変える姿勢変更装置8を備え、持ち上げ装置6aは、障害物に作用する移載部61と、移載部61の高さを変更するための持ち上げシャフト62およびシャフトモータとを有し、制御装置7は、移載部61を所定の高さまで上昇させた後、検出装置4の検出結果に基づいて障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定し、障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、姿勢変更装置8を動作させて移載部61の姿勢を変更する。
これによれば、移載部61の姿勢を変更することによって障害物をさらに持ち上げることができ、より確実に障害物を持ち上げることができる。したがって、障害物が一部しか持ち上げられておらず正常に持ち上げられていない状態で自走式掃除機1aが前進して障害物の一部が自走式掃除機1aの掃除装置5や駆動輪3等に巻き込まれてしまうことを抑制することができる。これによって、障害物の一部が掃除装置5や駆動輪3に巻き込まれて破損することを抑制することができるとともに、自走式掃除機1aの動作が停止してしまうことを抑制することができる。
また、第2の実施の形態に係る自走式掃除機1aにおいて、移載部61は、障害物が載置される部材であり、持ち上げ装置6aは、移載部61上に障害物が載置されているか否かを検出するための物体検出センサ9をさらに有し、制御装置7は、物体検出センサ9の検出結果に基づいて、持ち上げ装置6aを制御する。
これによれば、障害物が移載部61上に存在するかどうかを検出することができ、制御装置7は、物体検出センサ9の検出結果に基づいて、持ち上げ装置6aを制御するので、より確実に障害物を持ち上げることができる。したがって、障害物が一部しか持ち上げられていない状態で自走式掃除機1aが前進して障害物の一部が自走式掃除機1aの掃除装置5や駆動輪3等に巻き込まれてしまうことを抑制することができる。これによって、障害物の一部が掃除装置5や駆動輪3に巻き込まれて破損することを抑制することができるとともに、自走式掃除機1aの動作が停止してしまうことを抑制することができる。
また、第2の実施の形態に係る自走式掃除機1aにおいて、移載部61は、障害物が載置される部材であり、持ち上げ装置6aは、移載部61の前端部に加わる力を検出する負荷検出センサ10をさらに有し、制御装置7は、負荷検出センサ10の検出結果に基づいて、持ち上げ装置6aを制御する。
これによれば、障害物の一部が持ち上げ装置6aによって持ち上げられ、障害物の他の部分が持ち上げ装置6aにない状態つまり障害物が正常に持ち上げられていない場合に、障害物は持ち上げ装置6aの先端部に力を加えるので、障害物の一部だけを持ち上げていることを検出することが可能となる。これにより、より確実に障害物を持ち上げることができるので、障害物が一部しか持ち上げられていない状態で自走式掃除機1aが前進して、障害物の一部が自走式掃除機1aの掃除装置5や駆動輪3等に巻き込まれてしまうことを抑制することができる。これによって、障害物の一部が掃除装置や駆動輪3に巻き込まれて破損することを抑制することができるとともに、自走式掃除機1aの動作が停止してしまうことを抑制することができる。
(他の実施の形態等)
以上、本発明の1つまたは複数の態様に係る自走式掃除機について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の1つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
以上、本発明の1つまたは複数の態様に係る自走式掃除機について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の1つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
例えば、赤外線測距センサ42は、掃除機本体2の前方のみならず斜め上方まで検出できるように構成されていてもよい。この場合、LRF41で認識できなかった掃除機本体2より上方の障害物を認識できるので、制御装置7は、上方の障害物がある場所では、移載部61を持ち上げる高さを、掃除機本体2と同等の高さまでに制限することで、移載部61と障害物とが接触して破損したり、障害物が落下したりすることを避けることができる。
また、障害物が完全に持ち上げられなかった場合に、障害物の画像と持ち上げできなかった情報とを結び付けて記憶することで、持ち上げが困難な障害物を何度も持ち上げることを避けて、消費電力を抑えることができる。
また、持ち上げ装置6は、複数の指からなる一般的なグリッパーを有する、複数関節からなるロボットアームで構成されてもよい。また、姿勢変更装置8は、回転自在に構成されたグリッパー部とその回転手段とで構成され、制御装置7は、障害物をグリッパーによって挟み込んで持ち上げた後にグリッパー部を回転することで、衣類等を巻き上げるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、障害物を持ち上げたまま掃除機本体2を後方に移動させた後、障害物を床面Fに載置する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、掃除機本体2を移動させることなく、障害物を床面Fに載置してもよい。また、例えば、障害物が正常に持ち上げられていない場合、掃除機本体2をその場で回転(旋回)させた後に、障害物を床面Fに載置してもよい。
また、上述した実施の形態では、検出装置4が、障害物検出装置および持ち上げ状態検出装置に相当する場合、つまり障害物検出装置および持ち上げ状態検出装置が、同一の装置によって実現される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、障害物検出装置および持ち上げ状態検出装置は、異なる装置によって実現されてもよい。
また、上述した実施の形態では、移載部61が、障害物に作用する作用部に相当する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、障害物を掴む爪部、または障害物を吸着する吸着部等が、障害物に作用する作用部として用いられてもよい。爪部が作用部である場合、爪部で障害物を掴んだ状態で爪部を上昇させることによって、障害物を持ち上げることができる。また、吸着部が作用部である場合、吸着部で障害物を吸着した状態で吸着部を上昇させることによって、障害物を持ち上げることができる。
本発明は、自律走行可能な自走式掃除機に好適に利用できる。
1,1a 自走式掃除機
2 掃除機本体
3 駆動輪
4,4a 検出装置
5 掃除装置
6,6a 持ち上げ装置
7 制御装置
8 姿勢変更装置
9 物体検出センサ
10 負荷検出センサ
41 LRF
42 赤外線測距センサ
61 移載部
62 持ち上げシャフト
75 持上可否判定部
76 地図生成部
77 記憶部
2 掃除機本体
3 駆動輪
4,4a 検出装置
5 掃除装置
6,6a 持ち上げ装置
7 制御装置
8 姿勢変更装置
9 物体検出センサ
10 負荷検出センサ
41 LRF
42 赤外線測距センサ
61 移載部
62 持ち上げシャフト
75 持上可否判定部
76 地図生成部
77 記憶部
Claims (8)
- 被掃除面上を移動する本体と、
前記本体に設けられ、前記本体を移動させるための駆動輪と、
前記本体に設けられ、前記本体の前方の障害物を検出するための障害物検出装置と、
前記本体に設けられ、前記障害物を持ち上げる持ち上げ装置と、
前記本体に設けられ、前記持ち上げ装置による前記障害物の持ち上げ状態を検出するための持ち上げ状態検出装置と、
前記持ち上げ装置を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記持ち上げ状態検出装置の検出結果に基づいて前記障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定し、前記障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、前記持ち上げ装置を制御して前記障害物を前記被掃除面に載置する、
自走式掃除機。 - 前記制御装置は、前記障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、前記持ち上げ装置で前記障害物を持ち上げたまま前記駆動輪を制御して前記本体を後方に移動させた後、前記持ち上げ装置を制御して前記障害物を前記被掃除面に載置する、
請求項1に記載の自走式掃除機。 - 前記本体の位置を検出するための位置検出センサと、
前記被掃除面の範囲を示す地図を生成する地図生成部と、
前記本体の位置に基づいて前記被掃除面における既に掃除した領域である掃除済み領域を算出する演算部と、
前記地図を記憶するとともに、前記掃除済み領域を前記地図と関連付けて記憶する記憶部とをさらに備え、
前記制御装置は、前記障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、前記地図を参照して前記掃除済み領域の位置を取得し、前記持ち上げ装置で前記障害物を持ち上げたまま前記駆動輪を制御して前記本体の前方に前記掃除済み領域が位置するように前記本体を移動させた後、前記持ち上げ装置を制御して前記障害物を前記掃除済み領域に載置する、
請求項1または2に記載の自走式掃除機。 - 前記記憶部は、前記障害物検出装置によって検出された前記障害物が載置されている位置を示す位置情報をさらに記憶し、
前記制御装置は、前記障害物検出装置によって前記障害物が検出された場合、前記持ち上げ装置で前記障害物を持ち上げることなく前記被掃除面における前記障害物が載置されている位置以外の位置の掃除を行い、前記掃除が終了した後、前記位置情報に基づいて前記本体の前方に前記障害物が位置するように前記本体を移動させ、前記持ち上げ装置で前記障害物を持ち上げる、
請求項3に記載の自走式掃除機。 - 前記持ち上げ状態検出装置は、前記本体の前方に向かって測距光を発して距離を測定する測距センサを有し、
前記制御装置は、前記障害物検出装置によって検出された前記障害物を前記持ち上げ装置で持ち上げた後に、前記測距センサによって測定された距離が所定の距離よりも小さい場合、前記障害物が正常に持ち上げられていないと判定する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の自走式掃除機。 - 前記持ち上げ装置の姿勢を変える姿勢変更装置をさらに備え、
前記持ち上げ装置は、前記障害物に作用する作用部と、前記作用部の高さを変更するための高さ変更部とを有し、
前記制御装置は、前記作用部を所定の高さまで上昇させた後、前記持ち上げ状態検出装置の検出結果に基づいて前記障害物が正常に持ち上げられているか否かを判定し、前記障害物が正常に持ち上げられていないと判定した場合、前記姿勢変更装置を動作させて前記作用部の姿勢を変更する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の自走式掃除機。 - 前記作用部は、前記障害物が載置される部材であり、
前記持ち上げ装置は、前記作用部上に前記障害物が載置されているか否かを検出するための第1検出センサをさらに有し、
前記制御装置は、前記第1検出センサの検出結果に基づいて、前記持ち上げ装置を制御する、
請求項6に記載の自走式掃除機。 - 前記作用部は、前記障害物が載置される部材であり、
前記持ち上げ装置は、前記作用部の前端部に加わる力を検出する第2検出センサをさらに有し、
前記制御装置は、前記第2検出センサの検出結果に基づいて、前記持ち上げ装置を制御する、
請求項6に記載の自走式掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2020129770A JP2022026355A (ja) | 2020-07-30 | 2020-07-30 | 自走式掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2020129770A JP2022026355A (ja) | 2020-07-30 | 2020-07-30 | 自走式掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022026355A true JP2022026355A (ja) | 2022-02-10 |
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ID=80263517
Family Applications (1)
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| JP2020129770A Pending JP2022026355A (ja) | 2020-07-30 | 2020-07-30 | 自走式掃除機 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP2022026355A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023243857A1 (ko) * | 2022-06-15 | 2023-12-21 | 삼성전자주식회사 | 로봇 청소기 및 그 제어 방법 |
| EP4464219A4 (en) * | 2022-06-15 | 2025-08-27 | Samsung Electronics Co Ltd | ROBOT CLEANER AND ITS CONTROL METHOD |
-
2020
- 2020-07-30 JP JP2020129770A patent/JP2022026355A/ja active Pending
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