JP2018150523A - 硬質表面用液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献2には、少なくとも界面活性剤、キレート剤、高分子化合物、溶剤及び香料を含有することを特徴とする浴室用洗浄剤組成物が開示されている。
より詳細には、本発明は、石鹸カスと皮脂の複合した頑固な汚れに対する洗浄力が高く、組成物の安定性にも優れた硬質表面用液体洗浄剤組成物を提供する。
更に、本発明は、上記本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物で硬質表面を洗浄すること、洗浄後の硬質表面を水ですすぐこと、を行う、硬質表面上の脂肪酸カルシウム塩の除去方法に関する。
より詳細には、本発明によれば、石鹸カスと皮脂の複合した頑固な汚れに対する洗浄力が高く、組成物の安定性にも優れた硬質表面用液体洗浄剤組成物が提供される。本発明による組成物の優れた安定性は、低温から高温まで幅広い範囲で得られる。
<(a)成分>
(a)成分は、ホスホン酸系キレート剤である。
ホスホン酸系キレート剤としては、エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸、エタンヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸等のホスホン酸及びその塩が挙げられる。塩は、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩又はモノエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン塩が挙げられる。好ましくは、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸等のヒドロキシホスホン酸及びその塩である。
(b)成分は、(a)成分以外のキレート剤である。
(b)成分として、カルボン酸系キレート剤(以下、(b−1)成分ともいう)が好ましく挙げられる。カルボン酸系キレート剤としては、ヒドロキシカルボン酸及びその塩並びにアミノカルボン酸及びその塩から選ばれるキレート剤が挙げられる。
また、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、(b−1)成分を、洗浄力の観点から、好ましくは0質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、更に好ましくは3質量%以上、そして、経済性の観点から、10質量%以下、より好ましくは8質量%以下、更に好ましくは7質量%以下、より更に好ましくは6質量%以下含有する。
(a)成分と(b−1)成分とを含有する場合、(a)成分/(b−1)成分の質量比は、洗浄力の観点から、好ましくは0.02以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.1以上、より更に好ましくは0.15以上、そして、高温安定性及び経済性の観点から、好ましくは10以下、より好ましくは8以下、更に好ましくは5以下、より更に好ましくは3以下、より更に好ましくは1以下、より更に好ましくは0.5以下、より更に好ましくは0.5未満、より更に好ましくは0.4以下、より更に好ましくは0.3以下である。この質量比は、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物中の(a)成分の含有量と(b−1)成分の含有量に基づく質量比である。
(c)成分のグリコール系溶剤は、洗浄力を高める観点から用いられる。グリコール系とは、水酸基を2つ有する化合物及びその水酸基の一方又は両方の水素原子が他の基で置換されたエーテル化合物の何れかに属することを意味する。エーテル化合物は、脂肪族のエーテル化合物が好ましい。また、グリコール化合物が有する水酸基の一方の水素原子が他の基で置換されたエーテル化合物が好ましい。
また、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物中、(c)成分/(a)成分の質量比は、洗浄力の観点から、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.2以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは5以下である。この質量比は、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物中の(a)成分の含有量と(c)成分の含有量に基づく質量比である。
(d)成分の両性界面活性剤としては、アミンオキサイド、スルホベタイン及びカルボベタインから選ばれる1種以上の両性界面活性剤が挙げられる。(d)成分は、カルボベタインが好ましい。本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、(d)成分としてカルボベタインを含有することが好ましい。
一般式(d2)中、R5d及びR6dは、それぞれ独立に、好ましくはメチル基である。
本発明は、(a)成分0.2質量%以上10質量%以下、(b)成分0質量%以上10質量%以下、(c)成分1質量%以上、(d)成分、及び水を含有し、任意にアニオン性界面活性剤を含有し、アニオン性界面活性剤の含有量/[(a)成分の含有量と(b)成分の含有量の合計]の質量比が0.30以下であり、25℃におけるpHが5.8以上7.5以下である、硬質表面用液体洗浄剤組成物に関する。
本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、(d)成分以外の界面活性剤を含有することができる。例えば、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤等の界面活性剤を、本発明の効果を損なわない範囲で用いることができる。
本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、任意にアニオン性界面活性剤を含有する。但し、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物では、アニオン性界面活性剤/[(a)ホスホン酸系キレート剤と(b)(a)以外のキレート剤との合計]の質量比は、洗浄力の観点から、0.30以下、好ましくは0.28以下、より好ましくは0.25以下、更に好ましくは0.2以下、より更に好ましくは0.15以下、より更に好ましくは0.1以下、より更に好ましくは0.05以下、より更に好ましくは0.01以下、そして、0以上であり、より好ましくは0である。この質量比は、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物中の(a)成分の含有量、(b)成分の含有量、及びアニオン性界面活性剤の含有量に基づく質量比である。
好ましくはアニオン性界面活性剤/[(a)ホスホン酸系キレート剤と(b−1)カルボン酸系キレート剤との合計]の質量比は、洗浄力の観点から、好ましくは0.30以下、より好ましくは0.28以下、更に好ましくは0.25以下、より更に好ましくは0.2以下、より更に好ましくは0.15以下、より更に好ましくは0.1以下、より更に好ましくは0.05以下、より更に好ましくは0.01以下、そして、好ましくは0以上であり、より好ましくは0である。この質量比は、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物中の(a)成分の含有量、(b−1)成分の含有量、及びアニオン性界面活性剤の含有量に基づく質量比である。
すなわち、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、アニオン性界面活性剤を含有しなくてもよい。アニオン性界面活性剤の含有量をこのように制限することで、(a)成分及び(b)成分が石鹸カスに作用した後に生成する石鹸を溶解する(c)成分と(d)成分との効果を最大限発揮させることが可能となる。
本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、(d)成分/[(d)成分とアニオン性界面活性剤との合計]の質量比が、好ましくは0.60以上、より好ましくは0.65以上、更に好ましくは0.70以上、より更に好ましくは0.75以上、より更に好ましくは0.80以上、より更に好ましくは0.85以上、より更に好ましくは0.90以上、より更に好ましくは0.95以上、そして、好ましくは1以下であり、1であってもよい。この質量比は、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物中の(d)成分の含有量とアニオン性界面活性剤の含有量に基づく質量比である。
具体的には、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニル)エーテルカルボン酸塩、ポリオキシエチレンアミドアルキル(又はアルケニル)エーテルカルボン酸塩、脂肪酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩等であり、塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、マグネシウム塩等の無機塩、モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム等の有機塩が挙げられる。
組成物中、アニオン性界面活性剤の含有量は、洗浄力の観点から、好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下、そして、好ましくは0質量%以上であり、又は、0質量%であってもよい。
なお、本発明では、アニオン性界面活性剤の量は、酸型換算値を用いる。
(e)成分のLogPは、洗浄力の観点から、0.80以上、好ましくは0.90以上であり、そして、1.80以下、好ましくは1.50以下、より好ましくは1.30以下である。本発明において、(c)成分及び(e)成分のLogPは、Chem& BioDraw Ultra ver.11.0のChemPropを用いて算出した計算値(CLogP)を用いる。
(e)成分は、芳香族アルコールが好ましい。
(e)成分は、ベンジルアルコール(CLogP=1.08)、2−フェノキシエタノール(CLogP=1.16)、及び2−ベンジルオキシエタノール(CLogP=1.2)から選ばれる1種以上が好ましい。
本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、(e)成分を、洗浄力の観点から、好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1質量%以上、そして、高温安定性の観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下、より更に好ましくは2質量%以下、さらに好ましくは1.5質量%以下含有する。
本発明により、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物で硬質表面を洗浄すること、洗浄後の硬質表面を水ですすぐこと、を行う、硬質表面の洗浄方法が提供される。
さらに、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物で硬質表面を洗浄すること、洗浄後の硬質表面を水ですすぐこと、を行う、硬質表面上の脂肪酸カルシウム塩の除去方法が提供される。すなわち、硬質表面用液体洗浄剤組成物で脂肪酸カルシウム塩を含む汚れが付着した硬質表面を洗浄すること、洗浄後の硬質表面を水ですすぐこと、を行う、硬質表面上の脂肪酸カルシウム塩の除去方法である。本発明は、石鹸カスや石鹸カスと皮脂との複合汚れのような脂肪酸カルシウム塩を含む汚れの除去に有効である。
本発明では、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物を硬質表面に噴霧した後、該硬質表面を洗浄することができる。また、本発明では、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物を基体に担持させた清掃用物品により硬質表面を洗浄することができる。
以下に、本発明の態様を例示する。これらの態様には、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物、洗浄方法及び除去方法で述べた事項を適宜適用することができる。
<1>
(a)ホスホン酸系キレート剤〔以下、(a)成分という〕0.2質量%以上10質量%以下、(b)(a)以外のキレート剤〔以下、(b)成分という〕0質量%以上10質量%以下、(c)グリコール系溶剤〔以下、(c)成分という〕1質量%以上、(d)両性界面活性剤〔以下、(d)成分という〕、及び水を含有し、アニオン性界面活性剤/[(a)ホスホン酸系キレート剤と(b)(a)以外のキレート剤との合計]の質量比が0.30以下であり、25℃におけるpHが5.8以上7.5以下である、硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(a)成分が、エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸、エタンヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸、及びこれらの塩から選ばれるホスホン酸又はその塩である、前記<1>記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(a)成分を、0.2質量%以上、好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは0.8質量%以上、より更に好ましくは1質量%以上、そして、10質量%以下、より好ましくは8質量%以下、更に好ましくは6質量%以下、より更に好ましくは4質量%以下、より更に好ましくは3質量%以下含有する、前記<1>又は<2>記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(b)成分が、(b−1)カルボン酸系キレート剤〔以下、(b−1)成分という〕を含む、前記<1>〜<3>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(b−1)成分が、ヒドロキシカルボン酸及びその塩並びにアミノカルボン酸及びその塩から選ばれるキレート剤である、前記<4>記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
ヒドロキシカルボン酸及びその塩が、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、リンゴ酸、グルコン酸、ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、カルボキシメチル酒石酸、及びその塩から選ばれる化合物である、前記<5>記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(a)成分/(b−1)成分の質量比が、0.02以上10以下である、前記<4>〜<6>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(b−1)成分を、0質量%以上、好ましくは0.2質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、更に好ましくは3質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは8質量%以下、更に好ましくは7質量%以下、より更に好ましくは6質量%以下含有する、前記<4>〜<7>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(b)成分中、(b−1)成分の割合が、好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは80質量%以上、より更に好ましくは90質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下、実質100質量%、更に100質量%である、前記<4>〜<8>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(a)成分/(b−1)成分の質量比が、好ましくは0.02以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.1以上、より更に好ましくは0.15以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは8以下、更に好ましくは5以下、より更に好ましくは3以下、より更に好ましくは1以下、より更に好ましくは0.5以下、より更に好ましくは0.5未満、より更に好ましくは0.4以下、より更に好ましくは0.3以下である、前記<4>〜<9>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(b)成分を、0質量%以上、好ましくは0.2質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、更に好ましくは3質量%以上、そして、10質量%以下、より好ましくは8質量%以下、更に好ましくは7質量%以下、より更に好ましくは6質量%以下含有する、前記<1>〜<10>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(a)成分/(b)成分の質量比が、好ましくは0.02以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.1以上、より更に好ましくは0.15以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは8以下、更に好ましくは5以下、より更に好ましくは3以下、より更に好ましくは1以下、より更に好ましくは0.5以下、より更に好ましくは0.5未満、より更に好ましくは0.4以下、より更に好ましくは0.3以下である、前記<1>〜<11>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(c)成分が、炭素数2以上12以下のグリコール系水溶性溶剤である、前記<1>〜<12>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(c)成分のオクタノール/水分配係数(LogP)が、好ましくは3.5以下、より好ましくは0.79以下である、そして、好ましくは−5以上、より好ましくは−3以上である、前記<1>〜<13>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(c)成分が、プロピレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、及びジプロピレングリコールモノブチルエーテルからなる群から選ばれる1以上のグリコール系溶剤である、前記<1>〜<14>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(c)成分を、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、更に好ましくは3質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは8質量%以下、更に好ましくは6質量%以下、より更に好ましくは5質量%以下含有する、前記<1>〜<15>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(d)成分が、アミンオキサイド、スルホベタイン及びカルボベタインから選ばれる1種以上の両性界面活性剤である、前記<1>〜<16>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(d)成分を、好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは0.7質量%以上、そして、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下含有する、前記<1>〜<17>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
アニオン性界面活性剤/[(a)成分と(b)成分との合計]の質量比が、0.30以下、好ましくは0.28以下、より好ましくは0.25以下、更に好ましくは0.2以下、より更に好ましくは0.15以下、より更に好ましくは0.1以下、より更に好ましくは0.05以下、より更に好ましくは0.01以下、そして、0以上であり、より好ましくは0である、前記<1>〜<18>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
アニオン性界面活性剤/[(a)成分と(b−1)成分との合計]の質量比が、好ましくは0.30以下、より好ましくは0.28以下、更に好ましくは0.25以下、より更に好ましくは0.2以下、より更に好ましくは0.15以下、より更に好ましくは0.1以下、より更に好ましくは0.05以下、より更に好ましくは0.01以下、そして、好ましくは0以上であり、より好ましくは0である、前記<1>〜<19>のうち前記<4>を引用する何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
アニオン性界面活性剤の含有量が、好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下、そして、好ましくは0質量%以上である、又は、0質量%である、前記<1>〜<20>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
さらに、(e)LogPが0.80以上1.80以下の有機溶剤〔以下、(e)成分という〕を含有する、前記<1>〜<21>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(e)成分のLogPが、0.80以上、好ましくは0.90以上であり、そして、1.80以下、好ましくは1.50以下、より好ましくは1.30以下である、前記<22>記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(e)成分が、芳香族アルコールである、更に、ベンジルアルコール(CLogP=1.08)、2−フェノキシエタノール(CLogP=1.16)、及び2−ベンジルオキシエタノール(CLogP=1.2)から選ばれる1種以上の芳香族アルコールである、前記<22>又は〜<23>記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(e)成分を、好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下、より更に好ましくは2質量%以下、さらに好ましくは1.5質量%以下含有する、前記<22>〜<24>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
前記pHが5.8以上、好ましくは6を超える、より好ましくは6.1以上、更に好ましくは6.3以上、より更に好ましくは6.5以上、そして、7.5以下、好ましくは7.3以下、より好ましくは7.0以下、更に好ましくは6.8以下である、前記<1>〜<25>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
浴室用である、前記<1>〜<26>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(d)成分/[(d)成分と(d)成分以外の界面活性剤との合計]の質量比が、好ましくは0.50以上、より好ましくは0.55以上、更に好ましくは0.60以上、より更に好ましくは0.65以上、より更に好ましくは0.70以上、より更に好ましくは0.75以上、より更に好ましくは0.80以上、より更に好ましくは0.85以上、より更に好ましくは0.90以上、より更に好ましくは0.95以上、そして、好ましくは1以下である、又は1である、前記<1>〜<27>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
(d)成分/[(d)成分とアニオン性界面活性剤との合計]の質量比が、好ましくは0.60以上、より好ましくは0.65以上、更に好ましくは0.70以上、より更に好ましくは0.75以上、より更に好ましくは0.80以上、より更に好ましくは0.85以上、より更に好ましくは0.90以上、より更に好ましくは0.95以上、そして、好ましくは1以下である、又は1である、前記<1>〜<28>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
前記<1>〜<29>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物で硬質表面を洗浄すること、洗浄後の硬質表面を水ですすぐこと、を行う、硬質表面の洗浄方法。
前記<1>〜<29>の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物で硬質表面を洗浄すること、洗浄後の硬質表面を水ですすぐこと、を行う、硬質表面上の脂肪酸カルシウム塩の除去方法。
(a)ホスホン酸系キレート剤0.2質量%以上10質量%以下、(b)(a)以外のキレート剤0質量%以上10質量%以下、(c)グリコール系溶剤1質量%以上、(d)両性界面活性剤、及び水を含有し、アニオン性界面活性剤/[(a)ホスホン酸系キレート剤と(b)(a)以外のキレート剤との合計]の質量比が0.30以下であり、25℃におけるpHが5.8以上7.5以下である組成物の、硬質表面用液体洗浄剤としての使用。
この使用に係る組成物には、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物で述べた事項を適宜適用することができる。
石鹸カスと皮脂が複合したモデル浴室汚れに対する洗浄力を評価した。モデル汚れの作成方法を以下に示す。固形石鹸(花王ホワイト)を90質量%、モデル皮脂汚れを10質量%、50〜60℃にて混合、保温した溶液をA溶液とする。なお、モデル皮脂汚れの組成は、リノール酸40質量%、オレイン酸20質量%、パルミチン酸20質量%、コレステロール10質量%及び流動パラフィン10質量%である。塩化カルシウム6質量%水溶液を20〜30℃で保温した溶液をB溶液とする。ポリプロピレンプレート(50mm×100mm×2mm)にA溶液を出来るだけ均一に塗布し、20〜30℃で5分間自然乾燥させてからB溶液を出来るだけ均一に塗布し、20〜30℃で5分間自然乾燥させる。このA溶液塗布→自然乾燥→B溶液塗布→自然乾燥の操作を10回繰り返した後、1ヶ月室温で乾燥させ、モデル浴室汚れを作製した。
高温及び低温での組成物の外観を下記の基準で評価した。
表1、2に示す硬質表面用液体洗浄剤組成物30gをPS−No.6規格ガラス瓶に入れ、−5℃又は50℃で静置して20日間、各組成物の外観変化に関する経過観察を行い、目視で評価を行った。評価基準は以下の通りである。
○:外観に変化なし。
△:半透明又は一部に濁りが生じる。
×:分離が生じる。
(a)成分
ホスホン酸系キレート剤(1):イタルマッチジャパン株式会社、ディクエスト2010CS、1−ヒドロキシエチリデン−1、1−ジホスホン酸の60%水溶液
カルボン酸系キレート剤(1):和光純薬工業株式会社、クエン酸、和光特級、(b−1)成分
カルボン酸系キレート剤(2):アクゾノーベル株式会社、Dissolvine GL−PD−S、L−グルタミン酸二酢酸四ナトリウム(GLDA)、(b−1)成分、表中には酸型換算の質量%を示し、カッコ内に見かけの配合量に基づく質量%を示した。
ジエチレングリコールモノブチルエーテル:グリコール系溶剤、日本乳化剤株式会社、BDG(ブチルジグリコール)、LogP=0.6
両性界面活性剤(1):ラウリン酸アミドプロピルベタイン、一般式(d2)中、R4dが炭素数11のアルキル基、R5d及びR6dがメチル基の化合物
両性界面活性剤(2):ラウリルジメチルアミンオキシド、一般式(d1)中、R1dが炭素数12のアルキル基、R2d及びR3dがメチル基、m=0、p=0の化合物
アニオン性界面活性剤(1):直鎖アルキル(炭素数12)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、表中には酸型換算の質量%を示し、カッコ内に見かけの配合量に基づく質量%を示した。
ノニオン性界面活性剤(1):ポリオキシエチレンアルキルエーテル(アルキル基の炭素数12、エチレンオキシド平均付加モル数8)
ベンジルアルコール:和光純薬工業株式会社、ベンジルアルコール、和光特級、LogP=1.08
2−フェノキシエタノール:和光純薬工業株式会社、2−フェノキシエタノール、LogP=1.16
また、表中、実施例14と比較例8の結果から、(a)成分のホスホン酸系キレート剤は、25℃でのpHが5.8以上である硬質表面用液体洗浄剤組成物において、洗浄力がより高くなることがわかる。
また、表中、実施例1、12、13、14の結果から、(a)成分と(b)成分とを併用しても、高い洗浄力が維持できることがわかる。
また、表中、実施例1と比較例3、4、7の対比から、(a)成分によるより高い洗浄力を維持しつつ、優れた安定性を得るには、界面活性剤として(d)成分を用いる、あるいは、アニオン性界面活性剤/[(a)ホスホン酸系キレート剤と(b)(a)以外のキレート剤との合計]の質量比が0.30以下とする必要があることがわかる。
表3に、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物の配合例を示す。配合例の組成物の粘度は、何れも6mPa・s未満であった。
ホスホン酸系キレート剤(2):エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、イタルマリッチジャパン株式会社、型番 ディクエスト2040
プロピレングリコール:グリコール系溶剤、旭硝子株式会社、LogP=−0.47
エチレングリコールモノブチルエーテル:グリコール系溶剤、東京化成工業株式会社、LogP=0.83
Claims (8)
- (a)ホスホン酸系キレート剤0.2質量%以上10質量%以下、(b)(a)以外のキレート剤0質量%以上10質量%以下、(c)グリコール系溶剤1質量%以上、(d)両性界面活性剤、及び水を含有し、アニオン性界面活性剤/[(a)ホスホン酸系キレート剤と(b)(a)以外のキレート剤との合計]の質量比が0.30以下であり、25℃におけるpHが5.8以上7.5以下である、硬質表面用液体洗浄剤組成物。
- 前記pHが6を超える、請求項1に記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
- さらに、(e)LogPが0.80以上1.80以下の有機溶剤を含む、請求項1又は2に記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
- (b)(a)以外のキレート剤が、(b−1)カルボン酸系キレート剤を含む、請求項1〜3の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
- (a)ホスホン酸系キレート剤/(b−1)カルボン酸系キレート剤の質量比が、0.02以上10以下である、請求項4に記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
- 浴室用である、請求項1〜5の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
- 請求項1〜6の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物で硬質表面を洗浄すること、洗浄後の硬質表面を水ですすぐこと、を行う、硬質表面の洗浄方法。
- 請求項1〜6の何れか1項記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物で硬質表面を洗浄すること、洗浄後の硬質表面を水ですすぐこと、を行う、硬質表面上の脂肪酸カルシウム塩の除去方法。
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