JP2018030369A - 加飾フィルムおよびそれを用いた加飾成形体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[1] 樹脂成形体上に熱成形によって貼着するための加飾フィルムであって、該加飾フィルムは、ポリプロピレン系樹脂(A)からなるシール層(I)、アクリル系樹脂(B)からなる層(II)、及びシール層(I)と層(II)との間に接着性樹脂(C)からなる接着層(III)を含み、
前記ポリプロピレン系樹脂(A)は、下記要件(a1)〜(a4)を満たすことを特徴とする加飾フィルム。
(a1)メタロセン触媒系プロピレン系重合体である
(a2)メルトフローレート(230℃、2.16kg荷重)(MFR(A))は、100g/10分以下である
(a3)融解ピーク温度(Tm(A))は、150℃未満である
(a4)GPC測定により得られる分子量分布(Mw/Mn(A))は、1.5〜3.5である
[2] 前記ポリプロピレン系樹脂(A)は、プロピレン・α−オレフィン共重合体であることを特徴とする[1]に記載の加飾フィルム。
[3] Tm(A)は、140℃以下であることを特徴とする[1]または[2]に記載の加飾フィルム。
[4] 前記接着性樹脂(C)は、少なくとも1種のヘテロ原子を含む極性官能基を有するポリオレフィン樹脂であって、そのMFR(230℃、2.16kg荷重)が100g/10分以下であるポリオレフィン樹脂であることを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の加飾フィルム。
[5] [1]〜[4]のいずれかに記載の加飾フィルムを準備するステップ、樹脂成形体を準備するステップ、減圧可能なチャンバーボックス中に、前記樹脂成形体及び前記加飾フィルムをセットするステップ、前記チャンバーボックス内を減圧するステップ、前記加飾フィルムを加熱軟化させるステップ、前記樹脂成形体に前記加飾フィルムを押し当てるステップ、前記減圧したチャンバーボックス内を大気圧に戻す又は加圧するステップを含むことを特徴とする加飾成形体の製造方法。
[6] 前記樹脂成形体は、プロピレン系樹脂組成物からなることを特徴とする[5]に記載の加飾成形体の製造方法。
本発明の加飾フィルムは、ポリプロピレン系樹脂(A)からなるシール層(I)を含むものである。シール層(I)は、三次元加飾熱成形の際に、樹脂成形体(基体)と接する層である。ポリプロピレン系樹脂(A)は、溶融・緩和しやすい樹脂であることが好ましい。ポリプロピレン系樹脂(A)からなるシール層(I)を設けることにより、三次元加飾熱成形において、アクリル系樹脂からなる層(II)が破断したり暴れたりするといった外観不良を起こさない程度の短時間での加熱時間でも良好な樹脂成形体との貼着強度を示すため、成形外観と貼着強度が良好な加飾成形体を得ることができる。
なお、Mn、Mwは、「高分子化学の基礎」(高分子学会編、東京化学同人、1978)等に記載されており、GPCによる分子量分布曲線から計算される値である。
α−オレフィンとしては、エチレン及び炭素数が3〜8のα−オレフィンから選ばれる一種または二種以上の組み合わせ等を用いることが出来る。
本発明の加飾フィルムは、アクリル系樹脂(B)からなる層(II)を含むものである。アクリル系樹脂(B)からなる層(II)を含むことで、アクリル樹脂の、透明性、耐傷付き性、耐候性、印刷のしやすさといった優れた特性を活かした、優れた意匠性を有する加飾成形体を得ることが出来る。
前記したアクリル系樹脂は、市販品として、三菱レイヨン社製 商品名「アクリペット」、住友化学社製 商品名「スミペックス」などを好適に用いることが出来る。
本発明の加飾フィルムは、接着性樹脂からなる接着層(III)を含むものである。接着性樹脂(C)からなる接着層を設けることにより、アクリル系樹脂からなる層(II)と、ポリプロピレン系樹脂からなるシール層(I)とを有機溶剤を用いずに接着することが出来る。
接着性樹脂(C)は、前記ポリプロピレン系樹脂(A)及び前記アクリル系樹脂(B)の両方に接着性を示す樹脂であれば、特に制限はないが、ヘテロ原子を含む極性官能基を有するポリオレフィン樹脂であることが好ましい。
本発明における加飾フィルムは、ポリプロピレン系樹脂(A)からなるシール層(I)、アクリル系樹脂(B)からなる層(II)及び接着性樹脂からなる接着層(III)を、シール層(I)/接着層(III)/層(II)の順に含む。加飾フィルムは、シール層(I)、接着層(III)、層(II)の他に様々な構成を取ることが可能である。すなわち、加飾フィルムは、シール層(I)、接着層(III)および層(II)からなる三層フィルムであっても、シール層(I)、接着層(III)および層(II)と他の層からなる四層以上の多層フィルムであってもよい。なお、シール層(I)は、樹脂成形体(基体)に沿って貼着する。また、加飾フィルムは、その表面にシボ、エンボス、印刷、サンドプラスト、スクラッチ等が施されていてもよい。
本発明の加飾フィルムは、公知の様々な成形方法により製造することが出来る。
例えば、ポリプロピレン系樹脂(A)からなるシール層(I)、接着性樹脂(C)からなる接着層(III)とアクリル系樹脂(B)からなる層(II)を(さらに他の層と)共押出成形する方法、シール層(I)および接着層(III)とさらに他の層とを共押出成形し、あらかじめ押出成形したアクリル系樹脂(B)からなる層(II)の面の上に、層(II)と接着層(III)とが接するように熱及び圧力をかけて貼り合せる熱ラミネーション法、あらかじめ押出成形したアクリル系樹脂(B)からなる層(II)と、あらかじめ押出成形したポリプロピレン系樹脂(A)からなるシール層(I)とを、接着層(III)を介して貼り合せるドライラミネーション法及びウェットラミネーション法、あらかじめ押出成形したアクリル系樹脂(B)からなる層(II)の面の上に、接着層(III)とポリプロピレン系樹脂(A)からなるシール層(I)とを溶融押出しする押出ラミネーション法やあらかじめ押出成形したアクリル系樹脂(B)からなる層(II)と、あらかじめ押出成形したポリプロピレン系樹脂(A)からなるシール層(I)とを、溶融押出された接着層(III)で接着させるサンドラミネーション法などが挙げられる。加飾フィルムを形成するための装置としては、公知の共押出Tダイ成形機や、公知のラミネート成形機を用いることができる。
本発明において加飾される成形体(加飾対象)として、好ましくはポリプロピレン系樹脂またはポリプロピレン系樹脂組成物からなる各種成形体(以下、「基体」と言うことがある。)を用いることが出来る。成形体の成形方法は、特に制限されるものでなく、例えば射出成形、ブロー成形、プレス成形、押出成形等を挙げることができる。
より具体的に代表的な成形方法を以下に例示する。
チャンバーボックス11,12内の減圧は、空気だまりが発生しない程度であれば良く、チャンバー内の圧力が10KPa以下、好ましくは3KPa、より好ましくは1KPa以下である。
(i)MFR
ISO 1133:1997 Conditions Mに準拠して、230℃、2.16kg荷重で測定した。単位はg/10分である。
示差走査熱量計(DSC)を用い、一旦200℃まで温度を上げて10分間保持した後、10℃/分の降温速度で40℃まで温度を降下させ、再び昇温速度10℃/分にて測定した際の、吸熱ピークトップの温度を融点とした。単位は℃である。
以下の装置と条件でGPC測定をおこないMw/Mnの算出をおこなった。
・装置:Waters社製GPC(ALC/GPC 150C)
・検出器:FOXBORO社製MIRAN 1A IR検出器(測定波長:3.42μm)
・カラム:昭和電工社製AD806M/S(3本)
・移動相溶媒:オルトジクロロベンゼン(ODCB)
・測定温度:140℃
・流速:1.0ml/min
・注入量:0.2ml
・試料の調製:試料は、ODCB(0.5mg/mLのBHTを含む)を用いて1mg/mLの溶液を調製し、140℃で約1時間を要して溶解させる。
F380、F288、F128、F80、F40、F20、F10、F4、F1、A5000、A2500、A1000
各々が0.5mg/mLとなるようにODCB(0.5mg/mLのBHTを含む)に溶解した溶液を0.2mL注入して、較正曲線を作成する。較正曲線は、最小二乗法で近似して得られる三次式を用いる。
なお、分子量への換算に使用する粘度式[η]=K×Mαは、以下の数値を用いる。
PS:K=1.38×10−4、α=0.7
PP:K=1.03×10−4、α=0.78
(1)ポリプロピレン系樹脂
以下のポリプロピレン系樹脂を用いた。
(A−1):メタロセン触媒系プロピレン−α−オレフィン共重合体(MFR=7g/10分、Tm=125℃、Mw/Mn=2.5)、日本ポリプロ(株)製、商品名「ウィンテック(登録商標)WFX4M」
(A−2):メタロセン触媒系プロピレン−α−オレフィン共重合体(MFR=25g/10分、Tm=125℃、Mw/Mn=2.4)、日本ポリプロ(株)製、商品名「ウィンテック(登録商標)WSX03」
(A−3):メタロセン触媒系プロピレン−α−オレフィン共重合体(MFR=7g/10分、Tm=135℃、Mw/Mn=2.3)、日本ポリプロ(株)製、商品名「ウィンテック(登録商標)WFW4M」
(A−4):メタロセン触媒系プロピレン−α−オレフィン共重合体(MFR=30g/10分、Tm=145℃、Mw/Mn=2.4)、日本ポリプロ(株)製、商品名「ウィンテック(登録商標)WMG03」
(A−5):チーグラー・ナッタ触媒系プロピレン−α−オレフィン共重合体(MFR=7g/10分、Tm=145℃、Mw/Mn=4.0)、日本ポリプロ(株)製、商品名「ノバテック(登録商標)FW3GT」
(2)アクリル系樹脂(B)からなる層(II)
(B−1):ポリメチルメタクリレート樹脂フィルム、三菱レイヨン(株)製、商品名「アクリプレン(登録商標)HBS010P、膜厚さ75μm」
(3)接着性樹脂(C)
(C−1):無水マレイン酸変性ポリオレフィン(MFR=7g/10分)、三菱化学(株)製、商品名「モディックAP(登録商標)F534A」
(C−2):無水マレイン酸変性ポリオレフィン(MFR=1.6g/10分)、三菱化学(株)製、商品名「モディックAP(登録商標)F532」
(4)樹脂成形体に用いたポリプロピレン系樹脂(X)
(X−1):プロピレン単独重合体(MFR=40g/10分、Tm=165℃)、日本ポリプロ(株)製、商品名「ノバテック(登録商標)MA04H」
(X−2):プロピレンエチレンブロック共重合体(MFR=30g/10分、Tm=164℃)、日本ポリプロ(株)製、商品名「ノバテック(登録商標)NBC03HR」
(X−3):ポリプロピレン系樹脂(X−2)60重量%に、MFR=1.0のEBR(三井化学(株)製 タフマー(登録商標)A0550S)を20重量%、無機フィラー(日本タルク(株)製 タルクP−6、平均粒径4.0μm)20重量%ブレンドしたポリプロピレン系樹脂組成物
ポリプロピレン系樹脂(X−1)〜(X−3)を用い、以下の方法で射出成形体を得た。
射出成形機:東芝機械株式会社製「IS100GN」、型締め圧100トン
シリンダー温度:200℃
金型温度:40℃
射出金型:幅×高さ×厚さ=120mm×120mm×3mmの平板
状態調整:温度23℃、湿度50%RHの恒温恒湿室にて5日間保持
・加飾フィルムの製造
口径30mm(直径)のシール層用押出機−1及び口径40mm(直径)の接着層用押出機−2が接続された、リップ開度0.8mm、ダイス幅400mmの2種2層Tダイを用いた。シール層用押出機−1にポリプロピレン系樹脂(A−1)を、接着層用押出機−2にポリプロピレン系樹脂(C−1)をそれぞれ投入し、樹脂温度240℃、シール層用押出機−1の吐出量を4kg/h、接着層用押出機−2の吐出量を8kg/hの条件で溶融押出を行った。溶融押出されたフィルムを、80℃の3m/minで回転する第1ロールにエアナイフでシール層が接するように押付けながら冷却固化させ、厚さ50μmのシール層と、厚さ100μmの接着層が積層された2層の未延伸フィルムを得た。
得られた未延伸フィルムと、アクリル系樹脂(B)からなるフィルム(B−1)とを、長手方向がフィルムのMD方向となるように、それぞれ幅250mm×長さ1000mmで切り出した。切り出したアクリルフィルムと、切出した未延伸フィルムの接着層とが接する様に重ね、熱ラミネート機を用いて以下の条件にて一体化して加飾フィルムを得た。熱ラミネート条件を下記する。
熱ラミネート機:テスター産業(株)社製「小型卓上ラミネーター」
加熱条件:アクリルフィルム接触面、130℃
シール層接触面、23℃
加圧条件:1.5kgf/m
ライン速度:0.5m/min
樹脂成形体(基体)5として、上記により得られたポリプロピレン系樹脂(X−1)からなる射出成形体を用いた。
三次元加飾熱成形装置として、布施真空株式会社製「NGF−0406−SW」を用いた。図2〜7に示すように、加飾フィルム1を、シール層が基体に対向するように、開口部のサイズが210mm×300mmのフィルム固定用治具13にセットした。樹脂成形体(基体)5は、フィルム固定用治具13よりも下方に位置するテーブル14上に設置された、高さ20mmのサンプル設置台の上に、ニチバン株式会社製「ナイスタック NW−K15」を介して貼り付けた。フィルム固定治具13とテーブル14をチャンバーボックス11,12内に設置し、チャンバーボックスを閉じてチャンバーボックス11,12内を密閉状態とした。チャンバーボックスは、加飾フィルム1を介して上下に分割されている。上下ボックスを真空吸引し、大気圧(101.3kPa)から1.0kPaまで減圧した状態で、上チャンバーボックス11上に設置された遠赤外線ヒータ15を出力80%で始動させて加飾フィルム1を加熱した。加熱中も真空吸引を継続し、最終的に0.1kPaまで減圧した。加飾フィルム1、が加熱され一時的にたるみ、その後、張り戻るスプリングバック現象が終了してから30秒後に、下チャンバーボックス12内に設置されたテーブル14を上方に移動させて、樹脂成形体(基体)5を加飾フィルム1に押し付け、直後に上チャンバーボックス11内の圧力が270kPaとなるように圧縮空気を送り込んで樹脂成形体(基体)5と加飾フィルム1を密着させた。このようにして、樹脂成形体(基体)5の上面及び側面に加飾フィルム1が貼着された三次元加飾熱成形品6を得た。
(1)熱成形性の評価
三次元加飾熱成形時の加飾フィルムのドローダウン状態、ならびに基体に加飾フィルムを貼着した加飾成形体の加飾フィルムの貼着状態を目視にて観察し、以下に示した基準で評価した。
○:三次元加飾熱成形時に、加飾フィルムがドローダウンせずに基体と加飾フィルムとの接触が接触面全面にて同時に行われたため、接触ムラが発生せず、均一に貼着されている。
×:三次元加飾熱成形時に、加飾フィルムが大きくドローダウンしたため、基体全面に接触ムラが発生。
株式会社ニトムズ社製「クラフト粘着テープ No.712N」を幅75mm、長さ120mmに切り出し、樹脂成形体(基体)の端部より75mm×120mmの範囲で樹脂成形体(基体)に貼り付けてマスキング処理を施した(基体表面露出部は幅45mm、長さ120mm)。樹脂成形体(基体)のマスキング面が加飾フィルムと接触するように三次元加飾熱成形装置NGF−0406−SWに設置し、三次元加飾熱成形を行った。
加飾フィルムが貼着された加飾成形体の中央付近の光沢(グロス)を日本電色工業(株)社製GLOSS計Gloss Meter VG2000を用いて、入射角60°で測定した。測定方法はJIS K7105−1981に準拠した。
実施例1の加飾フィルムの製造において、接着層に用いた接着性樹脂を(C−2)に変更した以外は、実施例1と同様に評価を行った。評価結果を表1に示す。
実施例1の加飾フィルムの製造において、シール層に用いたポリプロピレン系樹脂を(A−2)に変更した以外は、実施例1と同様に評価を行った。評価結果を表1に示す。
実施例1の加飾フィルムの製造において、シール層に用いたポリプロピレン系樹脂を(A−3)に変更した以外は、実施例1と同様に評価を行った。評価結果を表1に示す。
実施例1の加飾フィルムの製造において、シール層に用いたポリプロピレン系樹脂を(A−4)に変更した以外は、実施例1と同様に評価を行った。評価結果を表1に示す。
実施例1の加飾フィルムの製造において、シール層に用いたポリプロピレン系樹脂を(A−5)に変更した以外は、実施例1と同様に評価を行った。評価結果を表1に示す。
ポリプロピレン樹脂組成物(A−5)はMw/Mnが4.0と高いため、十分に樹脂が融解・緩和しないため、接着力に劣るものであった。
比較例1の三次元加飾熱成形において、スプリングバック後の加熱時間を30秒から60秒に変更した以外は、実施例1と同様に評価を行った。評価結果を表1に示す。
加熱時間が長いため、加飾フィルムが自重により垂れ下がった状態で基体と接触したため、加飾成形体全体に接触ムラが発生し、外観に劣るものであった。
実施例1の加飾フィルムの製造において、アクリルフィルム(B−1)のみとした以外は、実施例1と同様に評価を行った。評価結果を表1に示す。
加飾フィルムに貼着層が積層されていないため、基体と接着しなかった。
実施例1の三次元加飾熱成形において、基体を樹脂(X−2)を用いた射出成形体に変更した以外は、実施例1と同様に評価を行った。評価結果を表2に示す。
実施例1の三次元加飾熱成形において、基体を樹脂(X−3)を用いた射出成形体に変更した以外は、実施例1と同様に評価を行った。評価結果を表2に示す。
2 層(II)
3 シール層(I)
4 印刷層(IV)
5 樹脂成形体(加飾対象、基体)
6 加飾成形体
7 接着層(III)
11 上チャンバーボックス
12 下チャンバーボックス
13 治具
14 テーブル
15 ヒータ
Claims (6)
- 樹脂成形体上に熱成形によって貼着するための加飾フィルムであって、該加飾フィルムは、ポリプロピレン系樹脂(A)からなるシール層(I)、アクリル系樹脂(B)からなる層(II)、及びシール層(I)と層(II)との間に接着性樹脂(C)からなる接着層(III)を含み、
前記ポリプロピレン系樹脂(A)は、下記要件(a1)〜(a4)を満たすことを特徴とする加飾フィルム。
(a1)メタロセン触媒系プロピレン系重合体である
(a2)メルトフローレート(230℃、2.16kg荷重)(MFR(A))は、100g/10分以下である
(a3)融解ピーク温度(Tm(A))は、150℃未満である
(a4)GPC測定により得られる分子量分布(Mw/Mn(A))は、1.5〜3.5である - 前記ポリプロピレン系樹脂(A)は、プロピレン・α−オレフィン共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の加飾フィルム。
- Tm(A)は、140℃以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の加飾フィルム。
- 前記接着性樹脂(C)は、少なくとも1種のヘテロ原子を含む極性官能基を有するポリオレフィン樹脂であって、そのMFR(230℃、2.16kg荷重)が100g/10分以下であるポリオレフィン樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加飾フィルム。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の加飾フィルムを準備するステップ、樹脂成形体を準備するステップ、減圧可能なチャンバーボックス中に、前記樹脂成形体及び前記加飾フィルムをセットするステップ、前記チャンバーボックス内を減圧するステップ、前記加飾フィルムを加熱軟化させるステップ、前記樹脂成形体に前記加飾フィルムを押し当てるステップ、前記減圧したチャンバーボックス内を大気圧に戻す又は加圧するステップを含むことを特徴とする加飾成形体の製造方法。
- 前記樹脂成形体は、プロピレン系樹脂組成物からなることを特徴とする請求項5に記載の加飾成形体の製造方法。
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