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JP2016069307A - 整髪剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】髪に塗布し易く、使用後のゴワツキ感およびベタツキ感が無く、セット性および整髪後の手触り感に優れた整髪剤組成物の提供。
【解決手段】(A)50万〜150万の平均分子量を有するヒドロキシエチルセルロースから選ばれる一種以上のセルロース系高分子(B)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸モノエステルおよびグリセリン脂肪酸モノエステルから選ばれる一種以上のノニオン界面活性剤(C)アクリル樹脂アルカノールアミンおよびジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーから選ばれる1種以上のアクリル系高分子。
【選択図】なし

Description

本発明は、優れた整髪力と優れた使用性およびベタツキ感がなくバウンシーな感触がある、手触りに優れた良好な使用感を有する整髪剤組成物に関する。より詳細には、(A)特定の分子量を有するヒドロキシエチルセルロース、(B)ポリオキシエチレンソルビタン系エステル若しくはグリセリンモノ脂肪酸エステル、および(C)特定のアクリル系高分子を含有する、髪に塗布し易く、使用後のゴワツキ感およびベタツキ感が無く、バウンシーな感触を有するにも拘わらず、整髪性および整髪力に優れた整髪剤組成物に関する。
整髪剤組成物は、高分子化合物で毛髪同士を接着・固定することにより、セットした髪型を維持させている。このような毛髪を接着・固定させる高分子化合物は、固定した髪を手で触った時にゴワツキ感を与えることが多いため、例えば油成分などを配合することで感触改善がなされている。しかし、これらの添加剤は、ベタツキ感を与えるものが多く、ゴワツキ感とベタツキ感を共に感じさせない整髪剤組成物の開発が望まれている。加えて、バウンシーな感触を有すると、髪型を維持しているが柔らかい感触を与えることができるためより好ましい。
この課題に対して、手触り感を向上させた両性ウレタン樹脂(特許文献1)や、アクリル酸・メタアクリル酸アルキルコポリマー等の高分子化合物にポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルを配合する技術(特許文献2)、ポリアルキレングリコールにイセチオン酸又はその塩を配合する技術(特許文献3)、整髪剤組成物の毛髪への付着量を制御し、ベタツキ感やゴワツキ感を防止するヘアスプレイ容器(特許文献4)などの種々の提案がなされているが、手触りと整髪力を共に満足するだけの効果を有する解決策は見出されていない。
特開2002−020451号公報 特開2004−161628号公報 特開2008−013490号公報 特開平11−246362号公報
本発明は、髪に塗布し易く、使用後のゴワツキ感およびベタツキ感が無く、セット性および整髪後の手触り感に優れた整髪剤組成物を提供することを課題とする。
本発明者らは、かかる事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、(A)特定の分子量を有するヒドロキシエチルセルロース、(B)ポリオキシエチレンソルビタン系エステル若しくはグリセリンモノ脂肪酸エステル、および(C)特定のアクリル系高分子を含有した場合、髪に塗布し易く、使用後のゴワツキ感およびベタツキ感が無く、セット性および整髪後にバウンシーな感触を有するという手触り感に優れた整髪剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、特に以下の項1〜5の整髪剤組成物を提供するものである。
項1.下記の(A)、(B)および(C)を含有することを特徴とする整髪剤組成物。
(A)50万〜150万の平均分子量を有するヒドロキシエチルセルロースから選ばれる一種以上のセルロース系高分子
(B)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸モノエステルおよびグリセリン脂肪酸モノエステルから選ばれる一種以上のノニオン界面活性剤
(C)アクリル樹脂アルカノールアミンおよびジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーから選ばれる1種以上のアクリル系高分子
項2.セルロース系高分子が、100万〜150万の平均分子量を有するヒドロキシエチルセルロースであることを特徴とする項1に記載の整髪剤組成物。
項3.ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸モノエステルおよびグリセリン脂肪酸モノエステルを含有することを特徴とする項1または2の何れか1項に記載の整髪剤組成物。
項4.アクリル樹脂アルカノールアミンが(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMPであることを特徴とする項1〜3の何れか1項に記載の整髪剤組成物。
項5.アクリル樹脂アルカノールアミンおよび(ジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーを含有することを特徴とする項1〜3の何れか1項に記載の整髪剤組成物。
本発明の整髪剤組成物は、塗布したとき、髪表面への組成物のなじみがよく、かつ組成物が薄く延びやすいため、本発明整髪剤組成物は髪へ均一に薄く塗布することができる。加えて、十分な整髪強度を有するにもかかわらずスタイリング時の手指のベタツキ感がなく、さらにはスタイリング後の髪もベタツキ感やゴワツキ感がなく、バウンシーな手触りを有する優れた使用感を得ることができる。
本発明で用いるヒドロキシエチルセルロースは、平均分子量が約50万から約150万の範囲の水溶性高分子である。平均分子量の測定は常法に基づき、HPLCを用いた水系SEC法にて行う。得られた測定結果から「重量平均分子量」値を算出し、本願でいう平均分子量の値とする。水系SECに関しては、常法を用いることができる。例えばOHpak SB-806シリーズ(昭和電工(株)社製)やTSKgelSuperMultipore PWシリーズ((株)東ソー社製)などの水系SEC用カラムを用い、分子量標準としては例えばプルランを用いることができる。平均分子量が約155万を超えると髪への塗布性が悪くなり、再スタイリング性や髪のベタツキ感が強くなることから好ましくなく、平均分子量が約25万以下の場合、再スタイリング性や髪のベタツキ感が強くなることから好ましくない。平均分子量が約50万から約150万のヒドロキシエチルセルロースであれば好ましく使用できるが、中でも平均分子量が約100万から約150万の場合はベタツキ感を更に抑制できることからより好ましく使用することができる。ヒドロキシエチルセルロースは、平均分子量が約50万から約150万のものであれば、複数の原料を組み合わせて使用することもできる。また、ヒドロキシエチルセルロースの好ましい配合量は、整髪剤組成物全量に対して0.05〜0.5質量%であり、0.1〜0.5質量%がより好ましい。
本発明で用いるノニオン界面活性剤は、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸モノエステルおよびグリセリン脂肪酸モノエステルである。具体的には、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸モノエステルとしては、モノラウリン酸ポリオキシエチレン(6)ソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(6)ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(6)ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタンなどが挙げられる。このうちモノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタンが好ましい。また、グリセリン脂肪酸モノエステルとしては、モノカプリン酸グリセリル、モノミリスチン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノイソステアリン酸グリセリルが挙げられる。このうちモノステアリン酸グリセリルが好ましい。これらは1種または2種以上を使用することができる。特に、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸モノエステルおよびグリセリン脂肪酸モノエステルを組み合わせて使用すると優れた本願効果を得ることができるので、望ましい。また、ノニオン界面活性剤の好ましい配合量は、整髪剤組成物全量に対して0.5〜15質量%であり、5〜13質量%がより好ましい。
本発明で用いるアクリル系高分子は、アクリル樹脂アルカノールアミンおよびジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーである。アクリル樹脂アルカノールアミンとは、アクリル樹脂を2−アミノ−2メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、トリエタノールアミンまたはトリイソプロパノールアミンで中和したものを意味し、より具体的にはアクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1−C18)/アルキル(C1−C8)アクリルアミド)コポリマーAMP(AMPは「2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール」の略称。)、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP、アクリル酸アルキルコポリマーAMPなどが挙げられる。これらアクリル系高分子は、1種または2種以上を配合することができる。特に、アクリル樹脂アルカノールアミンおよびジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーを組み合わせて使用すると優れた本願効果を得ることができるので、望ましい。アクリル系高分子の配合量は整髪剤組成物全量に対して0.2〜10質量%が好ましく、0.8〜8質量%がより好ましい。
本発明の整髪剤組成物には更にワックス・ロウ成分を配合すると髪がまとまりやすく整髪しやすくなるため好ましい。好ましいワックス・ロウ成分としては、具体的に、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、モンタンロウ、ミツロウ、マイクロスタリンワックス、ワセリン、コメヌカロウ、ラノリンロウが挙げられる。ワックス・ロウ成分の配合量は整髪剤組成物全量に対して2〜20質量%が好ましく、10〜20質量%がより好ましい。
本発明の整髪剤組成物には更にカルボキシビニルポリマーを配合すると髪への塗布性が向上するため好ましい。カルボキシビニルポリマ−の配合量は整髪剤組成物全量に対して0.05〜0.4質量%が好ましく、0.1〜0.2質量%がより好ましい。
本発明の整髪剤組成物は、本発明の効果を損なわない範囲であれば、通常、整髪剤組成物に配合し得る成分をさらに配合してもよい。例えば、界面活性剤、湿潤剤、エステルオイル、シリコーン、特定のヒドロキシエチルセルロースおよび特定のアクリル樹脂以外の高分子化合物、炭化水素類、高級アルコール、蛋白質および蛋白質誘導体、動植物抽出物、防腐剤、pH調整剤、キレート剤、酸またはアルカリ剤、色素、香料、噴射剤等が挙げられる。
界面活性剤としては、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸モノエステルおよびグリセリン脂肪酸モノエステル以外のノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤または両性界面活性剤を配合することができる。
ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール等のポリオキシエチレンアルキルエーテル;ラウリルジメチルアミンオキシド、ミリスチルジメチルアミンオキサイド、ウンデシレン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンのアルキルアミンオキサイド等のアミンオキシド、その他、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ショ糖脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドなどが挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸系界面活性剤;N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム等のアシルグルタミン酸塩、ラウロイルザルコシンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム等のアシルアミノ酸塩;ラウロイルメチルタウリンナトリウム等のアシルタウリン塩;ポリオキシエチレンココイルスルホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルアミドスルホコハク酸トリエタノールアミン等のスルホコハク酸系界面活性剤;ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム等のアルキルエーテルリン酸塩、ラウリン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム等の脂肪酸塩等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモウニム等の第4級アルキルアンモニウム塩が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の酢酸ベタイン類;N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム等のイミダゾリン系界面活性剤などが挙げられる。
これら界面活性剤は単独又は2種以上を組合せて配合することができる。その配合量は、整髪剤組成物全量に対して、0.01〜30質量%である。
湿潤剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ソルビトールなどが挙げられる。これら湿潤剤は単独又は2種以上を組合せて配合することができる。その配合量は、整髪剤組成物全量に対して、1〜30質量%である。
エステルオイルとしては、例えば、ラウリン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソセチル(2−ヘキシルデシル)、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル(2−エチルヘキシル)、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸オクチル(2−エチルヘキシル)、ステアリン酸イソセチル(2−ヘキシルデシル)、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ステアリル、ステアリン酸オクチル、オレイン酸エチル、オレイン酸デシル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、コハク酸ジエチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、エイコセン酸カプリリル、エルカ酸オレイル、エルカ酸オクチルドデシルなどが挙げられる。これらエステルオイルは単独又は2種以上を組合せて配合することができる。その配合量は、整髪剤組成物全量に対して、0.1〜10質量%である。
シリコーンとしては、例えば、ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン等が例示される。中でも、ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーンなどが挙げられる。これらシリコーンは単独又は2種以上を組合せて配合することができる。その配合量は、整髪剤組成物全量に対して、0.01〜5質量%である。
以下、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の例に限定されるものではない。なお、以下特に断りのない限り「%」は「質量%」を示す。
整髪力(整髪強度)の評価

全長約10cm、質量約1.7gの毛束を洗浄後、台上で直線状に整形した状態で約1時間、75℃で乾燥させ、その後、室温にて約30分放置した。放置後、被検体0.1gを毛束表面に均一に塗布したのち、再び台上で毛束を直線状に整形した状態で、さらに室温で約15分間放置し被検体を毛髪になじませた。その後、台上で直線状に整形した状態で約1時間、55℃で乾燥させ、その後、室温にて約30分放置した。放置後の毛束を、レオメーター(FUDOHレオメーターRTC−3002D)を用いて、「歯形押棒A」アダプター、荷重200g、アダプター速度2cm/分の条件で、毛束が折れ曲がるまでの最大応力(測定値はg単位に換算)を測定した。各被検体ごとに3本の毛束を処理し、得られた3つの測定値の平均値を算出し、各被検体の測定値とした。
150g〜200gの測定値を示す場合、スタイリング後の乾燥状態において必要最低限な整髪強度を有することから、この測定値を示す被検体をピックアップした。特に、150g〜170gにおいてゴワツキ感を感じ難いことから好ましいことがわかった。ピックアップした整髪剤組成物を表1に示し、さらにスタイリング時の性能評価を実施した。
髪のまとまり易さ、塗布性、ベタツキ感、保形性(セット性)の評価

表1および表2に示す処方に従って整髪剤組成物(実施例及び比較例)を調製し、髪のまとまり易さ、塗布性、ベタツキ感、保形性(セット性)の評価を行った。評価は、全長約10cm、質量約1.4gの毛髪束の根本付近に被検体0.1gを付着させたのち指で毛束を挟んで毛先方向に動かす処理を被検体が毛束表面に均一に塗布するまで繰り返した。塗布後、毛束を直線状に整形した。この塗布時における毛髪表面への組成物ののばし易さおよび塗布後の指のベタツキ感を評価した。次いで、直線状に整形した毛束を、毛束の結束部を下にして毛束を直立させたときの保形性(セット性)について評価した。評価は専門パネル3名でおこない、下記の基準に基づいて行った。評価結果は各評価点数を合計して平均値を算出し、総合評価として、下記に示す基準にて3段階に分類した。結果を表1および表2に示す。

髪のまとまり易さ
毛束を簡単に直線状に整形できる 3点
毛束を直線状に整形できる 2点
毛束表面のまとまり性に欠けるが直線状に整形できる 1点
毛束を直線状に整形できない 0点

塗布性
1ないし2回の処理で均一塗布できる 3点
3回以上の処理で均一塗布できる 2点
被検体が毛束表面全体に塗布されるが均一性に欠ける 1点
被検体が毛束全体に塗布できない 0点

ベタツキ感
ベタツキを感じずバウンシーな触感がある 3点
ベタツキを感じない 2点
問題ない程度のベタツキ感が残存する 1点
明らかなベタツキを感じる 0点

保形性(セット性)
簡単に直立できる 3点
直立できるが少し傾倒する 2点
直立できないが傾倒した状態で保持される 1点
直立できない 0点

総合評価
◎ 評価平均点が2.5点以上
○ 評価平均点が2.0点以上かつ2.5点未満
× 評価平均点が2.0点未満
Figure 2016069307
Figure 2016069307
表1に示したとおり、(A)50万〜150万の平均分子量を有するヒドロキシエチルセルロース、(B)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタンおよびモノステアリン酸グリセリン、および(C)アクリル樹脂アルカノールアミンおよびジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーから選ばれる1種以上のアクリル系高分子を含有する組成物は、優れたセット性を有し、ごわつき感やベタツキ感がない優れた感触を有する整髪組成物として活用できることが判った。
以下、本発明に係る整髪剤組成物の実施例の処方を挙げるが、本発明は下記の処方に限定されるものではない。なお、特に指定の無いかぎり配合量は質量%を示す。
処方例1 ヘアワックス

原料 配合量(%)
ヒロドキシエチルセルロース(平均分子量150万) 0.5
自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 8
モノイソステアリン酸グリセリル 1
モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 1
(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)
コポリマーAMP 3.5
カルボキシビニルポリマー 0.2
カルナバロウ 7
マイクロクリスタリンワックス 3
流動パラフィン 3
パラフィン 2
セタノール 2
メチルパラベン 0.3
2−アミノ−1−メチル−2−プロパノール 0.14
メチルポリシロキサン 0.1
ジプロピレングリコール 5
エタノール 3.6
精製水 残 部
合計 100
処方例2 ヘアクリーム

原料 配合量(%)
ヒドロキシエチルセルロース(平均分子量100万) 0.2
自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 4
親油型ステアリン酸グリセリル 1
モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 0.7
ジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル
/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー 3.5
カルボキシビニルポリマー 0.2
マイクロクリスタリンワックス 5
エチルヘキサン酸セチル 4
ベヘニルアルコール 2
フェノキシエタノール 0.3
水酸化カリウム 0.10
1,3−ブチレングリコール 5
エタノール 1.5
精製水 残 部
合計 100
処方例3 ヘアミスト

原料 配合量(%)
ヒドロキシエチルセルロース(平均分子量50万) 0.2
自己乳化方モノステアリン酸グリセリル 1.5
モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 0.5
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1−C18)/
アルキル(C1−C8)アクリルアミド)コポリマーAMP 3
シア脂 2.5
ステアリン酸オクチル 1.5
ショ糖脂肪酸エステル 0.5
フェノキシエタノール 0.1
エタノール 10
グリセリン 3
精製水 残 部
合計 100
処方例4 ヘアムース

原料 配合量(%)
ヒドロキシエチルセルロース(平均分子量50万) 0.1
自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 0.3
モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 0.2
(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)
コポリマーAMP 5
ポリオキシエチレンラウリルエーテル 2
ホホバアルコール 0.25
エタノール 10
グリセリン 10
LPG(0.4MPa) 8
精製水 残 部
合計 100

Claims (5)

  1. 下記の(A)、(B)および(C)を含有することを特徴とする整髪剤組成物。
    (A)50万〜150万の平均分子量を有するヒドロキシエチルセルロースから選ばれる一種以上のセルロース系高分子
    (B)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸モノエステルおよびグリセリン脂肪酸モノエステルから選ばれる一種以上のノニオン界面活性剤
    (C)アクリル樹脂アルカノールアミンおよびジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーから選ばれる1種以上のアクリル系高分子。
  2. セルロース系高分子が、100万〜150万の平均分子量を有するヒドロキシエチルセルロースであることを特徴とする請求項1に記載の整髪剤組成物。
  3. ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸モノエステルおよびグリセリン脂肪酸モノエステルを含有することを特徴とする請求項1または2の何れか1項に記載の整髪剤組成物。
  4. アクリル樹脂アルカノールアミンが(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMPであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の整髪剤組成物。
  5. アクリル樹脂アルカノールアミンおよびジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーを含有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の整髪剤組成物。
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