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JP6864660B2 - 整髪剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪を整える整髪剤に用いられる整髪剤組成物に関する。
毛髪を整えるために用いられる整髪剤組成物の発揮し得る整髪特性には様々なものがあり、例えば、毛髪同士をまとめて毛束を作る特性、毛髪をくせ付けて毛髪の流れを作り髪型を作る特性(アレンジ力)、毛髪を固める特性、毛髪を立ち上げる特性、髪型を長時間保持する特性、毛髪につや(艶)を付与する特性、毛髪同士の滑りを良くしてさらさら感を付与する特性などが挙げられる。整髪剤は、目的とするヘアスタイルや、対象とする髪質などに応じて、上記の特性のうちの一つ又は複数を発揮するように設計されている。また、整髪剤組成物の性状や剤型としても、液状、ワックス状、ジェル状、グリース状などの種々のものがあり、それぞれ、異なる使用性、使用感や整髪特性を有している。
具体的な整髪剤組成物としては、例えば、毛髪セット成分としてロウを用いたワックス状の整髪剤組成物(いわゆるヘアワックス)が知られている。このようなヘアワックスは、毛髪をくせ付けて毛髪の流れを作り髪型を作る特性(アレンジ力)に優れる。整髪後の毛髪は、ハードに固まり過ぎず、再整髪も容易である(例えば、特許文献1など)。しかし、油分を多く含むため、整髪後の毛髪はしっとりと湿ったような仕上がりとなる。
また、例えば、毛髪セット成分として皮膜形成ポリマーを用い、カルボキシビニルポリマーなどの増粘剤(ゲル化剤)を配合したジェル状の整髪剤組成物(いわゆるヘアジェル)が知られている(例えば、特許文献2など)。一般にヘアジェルは、配合されている皮膜形成ポリマーの作用により、毛髪の表面に皮膜を形成するため、毛髪を固める特性や髪型を長時間保持する特性にも優れる。整髪後は乾いた仕上がりとなる。その反面、毛髪をくせ付けるなどのアレンジ力に劣る。
特開2009−107975号公報 特開平10−87448号公報
上記したヘアワックス、ヘアジェルのそれぞれの特徴を兼ね備える整髪剤組成物が求められている。すなわち、ヘアワックスのように、アレンジ力に優れながらも、乾燥後はヘアジェルのように毛髪に硬さを付与し、整髪後は乾いた仕上がりとなる整髪剤組成物が求められている。
従って、本発明の目的は、アレンジ力に優れながらも、毛髪に硬さを付与し、整髪後は乾いた仕上がりとなる整髪剤組成物を提供することである。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、成分(A)として水、成分(B)として、数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び/又は、数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビット、成分(C)として、皮膜形成ポリマー、並びに成分(D)として、平均付加モル数が20以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有し、上記成分(B)の含有量と、上記成分(C)の含有量と、上記成分(C)の含有量に対する、上記成分(D)の含有量の質量割合[(D)/(C)]とがそれぞれ特定の範囲内である整髪剤組成物とすることにより、アレンジ力に優れながらも、毛髪に硬さを付与し、整髪後は乾いた仕上がりとなる整髪剤組成物が得られることを見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成させたものである。
すなわち、本発明は、下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、及び下記成分(D)を含有し、上記成分(B)の含有量が5.0〜25.0質量%、上記成分(C)の含有量が0.5〜8.0質量%であり、上記成分(C)の含有量に対する、上記成分(D)の含有量の質量割合[(D)/(C)]が、0.08〜1.0である、整髪剤組成物を提供する。
成分(A):水
成分(B):数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び/又は、数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビット
成分(C):皮膜形成ポリマー
成分(D):平均付加モル数が20以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテル
本発明の整髪剤組成物は、さらに下記成分(E)を含有することが好ましい。
成分(E):トリメチルグリシン
本発明の整髪剤組成物は、さらに下記成分(F)を含有することが好ましい。
成分(F):平均付加モル数が30以上、100以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
本発明の整髪剤組成物は、さらに下記成分(G)を含有することが好ましい。
成分(G):水溶性増粘剤
本発明の整髪剤組成物は、炭化水素油、エステル油、シリコーン油、ロウ、油脂、植物油からなる群より選ばれた油剤の含有量が1.0質量%以下であることが好ましい。
本発明の整髪剤組成物の性状はジェル状であることが好ましい。
本発明の整髪剤組成物は、アレンジ力に優れ、毛束の形成や毛髪のくせ付けのしやすさが良好である。このため、本発明の整髪剤組成物を毛髪に塗布後、乾燥するまでの間、ヘアワックスのように、ヘアアレンジをすることができる。また乾燥後は、毛髪に硬さを付与し、整髪後は乾いた仕上がりとなる。このため、ヘアジェルのような質感のスタイリングが可能となる。
本発明の整髪剤組成物は、水;数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び/又は、数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビット;皮膜形成ポリマー;並びに平均付加モル数が20以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルを少なくとも含む。なお本明細書において、水を「成分(A)」、数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び/又は、数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットを「成分(B)」、皮膜形成ポリマーを「成分(C)」、平均付加モル数が20以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルを「成分(D)」とそれぞれ称する場合がある。
さらに「成分(B)」において、上記数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体を「成分(B1)」と称する場合があり、上記数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットを「成分(B2)」と称する場合がある。
本発明の整髪剤組成物はさらに、トリメチルグリシンを含有することが好ましい。また本発明の整髪剤組成物はさらに、平均付加モル数が30以上、100以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有することが好ましい。また、本発明の整髪剤組成物はさらに、水溶性増粘剤を含有することが好ましい。なお本明細書において、トリメチルグリシンを「成分(E)」、平均付加モル数が30以上、100以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を「成分(F)」、水溶性増粘剤を「成分(G)」とそれぞれ称する場合がある。
すなわち、本発明の整髪剤組成物は、成分(A)、成分(B)、成分(C)、及び成分(D)を少なくとも含有する。本発明の整髪剤組成物は、さらに成分(E)、成分(F)、及び成分(G)からなる群より選ばれた成分を含んでいてもよい。また。本発明の整髪剤組成物は、上記成分(A)〜(G)以外の成分を含んでいてもよい。また、本発明の整髪剤組成物に含まれる各成分、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)、成分(G)、及び他の成分などの各成分は、それぞれ、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
[成分(A)]
成分(A)は水であり、特に限定されないが、精製水が好ましい。上記成分(A)は、水系の組成物である本発明の整髪剤組成物の基剤である。これにより、さっぱりした感触となる。本発明の整髪剤組成物中の上記成分(A)の含有量は、特に限定されないが、本発明の整髪剤組成物100質量%に対して、30.0〜90.0質量%が好ましく、より好ましくは40.0〜80.0質量%である。
[成分(B)]
上記成分(B)は、上記成分(B1)である数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び/又は、上記成分(B2)である数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットである。上記成分(B)は、主として、毛束同士をまとめて、毛髪全体に硬さを付与し、整髪後の髪型を保持する作用を有する。さらに、アレンジ力をより一層向上させる作用も有する。上記成分(B)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。なお、上記成分(B1)、上記成分(B2)も、それぞれ、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
上記成分(B)としては、上記成分(B1)及び上記成分(B2)のうちのいずれか一方のみを用いてもよく、上記成分(B1)と上記成分(B2)とを併用してもよい。
上記成分(B1)は、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体である。すなわち、上記成分(B1)は、複数のオキシエチレン単位(酸化エチレン単位)と、複数のオキシプロピレン単位(酸化プロピレン単位)のランダム共重合体である。ブロック共重合体の場合には、毛髪に硬さを付与する効果が得られない。
上記成分(B1)における、オキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、好ましくは100以上、より好ましくは200以上である。また、上記オキシエチレンの平均付加モル数は、好ましくは400以下、より好ましくは350以下である。上記成分(B1)における、オキシプロピレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、好ましくは30以上、より好ましくは40以上である。上記オキシプロピレンの平均付加モル数は、好ましくは150以下、より好ましくは100以下である。
上記成分(B1)の数平均分子量は、10000以上、20000以下である。上記成分(B1)の数平均分子量が上記範囲内であると、毛髪に硬さを付与することができる。上記成分(B1)の数平均分子量の下限は、好ましくは12000以上、より好ましくは14000以上である。上記成分(B1)の数平均分子量の上限は、好ましくは18000以下、より好ましくは16000以下である。
上記成分(B2)は、ポリオキシプロピレンソルビットである。上記成分(B2)における、オキシプロピレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、好ましくは4以上、より好ましくは8以上、好ましくは15以下、より好ましくは12以下である。
上記成分(B2)の数平均分子量は、300以上、1000以下である。上記成分(B2)の数平均分子量が上記範囲内であると、毛髪に硬さを付与することができる。上記成分(B2)の数平均分子量の下限は、好ましくは400以上、より好ましくは500以上である。上記成分(B2)の数平均分子量の上限は、好ましくは800以下、より好ましく700以下である。
上記成分(B1)は市販品を用いることができる。上記成分(B1)の市販品としては、例えば、商品名「ニューポール 75H−90000」(数平均分子量;14,000)(三洋化成工業株式会社製)などが挙げられる。
上記成分(B2)は市販品を用いることができる。上記成分(B2)の市販品としては、例えば、商品名「ニューポール SP−750」及び商品名「サンニックス SP−750」(数平均分子量:690)(三洋化成工業株式会社製)などが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(B)の含有量は、5.0〜25.0質量%であり、好ましくは6.0〜20.0質量%、より好ましくは7.0〜18.0質量%である。上記成分(B)の含有量が5.0質量%以上であると、毛髪に硬さを良好に付与できる。上記成分(B)の含有量が25.0質量%を越えると、べたつきが生じ、乾いた仕上がりが得られなくなる。さらに、べたつきにより、整髪剤組成物の塗布性が低下することによりアレンジ力も低下する。上記成分(B)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(B)の含有量の合計量である。
[成分(C)]
成分(C)は皮膜形成ポリマーである。上記成分(C)は、例えば、毛髪に塗布した後に、頭髪に皮膜を形成することができるポリマーである。上記成分(C)は、上記成分(B)とともに、毛髪に硬さを付与する作用を有する。上記成分(B)が毛髪同士をまとめ、成分(C)がそのまとめられた毛髪を固めることにより、毛髪全体に硬さを付与していると推定される。上記成分(C)としては、特に限定されないが、例えば、アニオン性皮膜形成ポリマー、カチオン性皮膜形成ポリマー、両性皮膜形成ポリマー、ノニオン性皮膜形成ポリマーなどが挙げられる。なお、本明細書において、上記成分(C)には、上記成分(D)に相当するポリマーは含まれないものとする。上記成分(C)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
上記アニオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、アクリル樹脂アルカノールアミン、メチルビニルエーテル/マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/マレイン酸モノブチルエステル/イソボルニルアクリレート共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体、ポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体、(スチレン/アクリル酸アルキル)共重合体、(スチレン/アクリル酸アミド)共重合体、アクリル酸アルキルエステル/メタクリル酸アルキルエステル/ジアセトンアクリルアミド/メタクリル酸共重合体、ウレタン−アクリル系共重合体、ポリスチレンスルホン酸ナトリウムなどが挙げられる。
上記カチオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩、塩化О−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体、塩化メチルビニルイミダゾリウム・ビニルピロリドン共重合体、(ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルアミノプロピルメタクリルアミド)共重合体などが挙げられる。
上記両性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体[(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー]、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体、ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物、(イソブチレン/ジエチルアミノプロピルマレイミド/マレイン酸)共重合体などが挙げられる。
上記ノニオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体[(ビニルピロリドン/VA)コポリマー]、ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルカプロラクタム、ジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル共重合体[(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー]などが挙げられる。
上記の中でも、両性皮膜形成ポリマーとノニオン性皮膜形成ポリマーが好ましく、両性皮膜形成ポリマーとノニオン性皮膜形成ポリマーを併用することがより好ましい。中でも、(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー、ポリビニルピロリドン、(ビニルピロリドン/VA)コポリマーがより好ましい。
本発明の整髪剤組成物100質量%中の上記成分(C)の含有量は、0.5〜8.0質量%であり、好ましくは2.0〜7.5質量%であり、より好ましくは3.0〜7.0質量%である。上記含有量が0.5質量%以上であると、毛髪に硬さを付与する特性により優れる。また、8.0質量%以下であると、整髪後の乾燥速度が適度となり、アレンジ力の一層の向上に寄与する。上記成分(C)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(C)の合計の含有量である。
[成分(D)]
成分(D)は平均付加モル数が20以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルである。上記成分(D)は、上記成分(C)を可塑化する作用を有し、整髪後の剤の乾燥速度を効果的に遅延させる。これにより、毛髪にくせ付けがしやすくなり、アレンジ力を向上させる。上記成分(D)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
上記成分(D)は、ポリオキシエチレンセチルエーテル、及び/又は、ポリオキシエチレンステアリルエーテルであり、すなわち、ポリオキシエチレンセチルエーテル、及びポリオキシエチレンステアリルエーテルのうちのいずれか一方又は両方である。
上記成分(D)のポリオキシエチレン基の平均付加モル数(すなわち、オキシエチレンの平均付加モル数)は20以上、50以下である。上記成分(D)のポリオキシエチレン基の平均付加モル数が上記範囲内であると、剤の乾燥速度を効果的に遅延させる効果に一層優れる。また、毛髪同士を付着させる効果により優れるため、毛髪にくせ付けしやすくなり、アレンジ力をより向上させる。上記成分(D)のポリオキシエチレン基の平均付加モル数の下限は、好ましくは30以上、上限は好ましくは40以下である。
本発明の整髪剤組成物中の、上記成分(C)の含有量に対する、上記成分(D)の含有量の質量割合[(D)/(C)]は、0.08〜1.0であり、好ましくは0.1〜0.8、より好ましくは0.2〜0.6である。上記質量割合[(D)/(C)]が0.08以上であることにより、剤の乾燥速度がある程度遅くなり、アレンジ力が向上する。また、上記質量割合[(D)/(C)]が1.0を超えると、整髪後に乾いた仕上がりとならなくなる。
[成分(E)]
本発明の整髪剤組成物は、さらに、成分(E)として、トリメチルグリシンを含有していてもよい。上記成分(E)は、整髪後の毛髪にボリュームを与える作用を有する。さらに、整髪後のべたつきをより一層抑制する。上記成分(E)は、グリシンベタイン又は単にベタインとも称される場合がある。
上記成分(E)の市販品としては、例えば、商品名「アミノコート」(旭化成ケミカルズ株式会社製)などが挙げられる。また、本発明の整髪剤組成物においては、トリメチルグリシンを含む混合原料を用いてもよく、上記混合原料の市販品としては、例えば、商品名「プロデュウ400」(味の素株式会社製)などが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物が上記成分(E)を含有する場合、本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(E)の含有量は、特に限定されないが、0.5〜5.0質量%が好ましく、より好ましくは1.0〜3.0質量%である。上記含有量が1.0質量%以上であると、毛髪のボリュームアップ効果に一層優れるため好ましい。上記含有量が3.0質量%以下であると、整髪保持力がより一層高くなるため好ましい。
[成分(F)]
本発明の整髪剤組成物は、さらに、成分(F)として、平均付加モル数が30以上、100以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有していてもよい。上記成分(F)は、本発明の整髪剤組成物の、アレンジ力を一層向上させる効果を有する。上記成分(F)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上用いてもよい。
上記成分(F)におけるポリオキシエチレン基の平均付加モル数は、毛髪のくせ付け力に優れる観点から、30以上、100以下であり、好ましくは40以上、60以下である。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の性状は、ポリオキシエチレン基の平均付加モル数が30程度は液状であり、100程度で固体となる。このため、上記成分(F)におけるポリオキシエチレン基の平均付加モル数は上記範囲内であると、本発明の整髪剤組成物に適度な硬さを付与し、アレンジ力を一層向上させる特性に優れる。
上記成分(F)の市販品としては、例えば、商品名「ブラウノン RCW−50」、商品名「ブラウノン RCW−60」、商品名「ブラウノン RCW−80」、商品名「ブラウノン RCW−100」(以上、青木油脂工業株式会社製)、商品名「EMALEX HC−50」、商品名「EMALEX HC−60」、商品名「EMALEX HC−80」、商品名「EMALEX HC−100」、商品名「EMALEX RWIS−150」、商品名「EMALEX RWIS−350」、商品名「EMALEX RWIS−360」、商品名「EMALEX HC−30」、商品名「EMALEX HC−40」、商品名「EMALEX RWIS−130」、商品名「EMALEX RWIS−140」、商品名「EMALEX RWIS−330」、商品名「EMALEX RWIS−340」(以上、日本エマルジョン株式会社製)などが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物が上記成分(F)を含有する場合、本発明の整髪剤組成物中の上記成分(F)の含有量は、特に限定されないが、本発明の整髪剤組成物100質量%に対して、0.05〜8.0質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜5.0質量%、より好ましくは0.4〜3.0質量%である。上記含有量が上記範囲内であると、毛髪のくせ付け力を一層向上させる効果に優れる。上記成分(F)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(F)の合計の含有量である。
[成分(G)]
本発明の整髪剤組成物は、さらに、成分(G)として、水溶性増粘剤を含有していてもよい。上記水溶性増粘剤には、天然系、半合成系、又は合成系など、種々の増粘剤が利用できる。上記成分(G)を含む場合、本発明の整髪剤組成物を増粘させ、ジェル状の性状とする効果を有する。なお、本明細書において、上記成分(G)には、上記成分(C)に該当するポリマー、上記成分(D)に該当するポリマーは含まれないものとする。上記成分(G)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
上記成分(G)としては、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、アクリル酸アルキルコポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー及び(アクリレーツ/ネオデカン酸ビニル)クロスポリマーなどのアクリル系増粘剤;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースなどのセルロース系増粘剤;キサンタンガム、ゼラチン、グアガム、カラギーナン、ペクチン及びローカストビーンガムなどの天然ガム系増粘剤などが挙げられる。
上記カルボキシビニルポリマーは、主としてアクリル酸の重合体である。上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーは、主としてアクリル酸とメタクリル酸アルキル(例えば炭素数10〜30のメタクリル酸アルキル)との共重合体である。
本発明の整髪剤組成物が上記成分(G)を含有する場合、本発明の整髪剤組成物中の上記成分(G)の含有量は、特に限定されないが、本発明の整髪剤組成物100質量%に対して、0.1〜1.0質量%が好ましく、より好ましくは0.2〜0.7質量%、より好ましくは0.3〜0.5質量%である。上記含有量が0.3質量%以上であると、剤をジェル状へと増粘させる効果に一層優れる。上記含有量が0.5質量%以下であると、塗布時の手のべたつき、乾燥後の毛髪のべたつきが一層抑えられる。上記成分(G)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(G)の含有量の合計である。
[その他の成分]
本発明の整髪剤組成物は、本発明の効果を損なわない範囲内で、上記成分(A)〜(G)以外の成分(その他の成分)を含んでいてもよい。上記その他の成分としては、特に限定されず、例えば、化粧品や医薬部外品に通常用いられる成分などが挙げられる。具体的には、例えば、成分(D)以外の界面活性剤(成分(D)以外のノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤);エタノールなどの低級アルコール;多価アルコール、高級アルコール;香料;紫外線吸収剤;酸化防止剤;金属イオン封鎖剤;粉体;色素;顔料;染料;ビタミン類;アミノ酸類;収斂剤;美白剤;動植物抽出物;pH調整剤;防腐剤;溶剤;酸;アルカリなどが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物は、炭化水素油、エステル油、シリコーン油、ロウ、油脂、植物油からなる群より選ばれた油剤を実質的に含有しないことが好ましい。すなわち、本発明の整髪剤組成物100質量%に対する、上記油剤の含有量が1.0質量%以下であることが好ましく、より好ましくは0.5質量%以下、さらに好ましくは0.1質量%以下であり、無配合であることが特に好ましい。上記油剤を実質的に含まない場合、乾燥後のべたつきが一層抑制されることにより、タック感(粘着感)を有さない乾いた仕上がりに優れる。
本発明の整髪剤組成物は、べたつきを低減したり、洗髪性を向上したり、さっぱりとした自然な仕上がりにしたりする観点から、油剤と水を、乳化剤を用いて乳化させていない非乳化系の整髪剤組成物であることが好ましく、非乳化系のジェル状整髪剤組成物であることがより好ましい。
本発明の整髪剤組成物は、手に取って毛髪に塗布する場合に手からの垂れ落ちが生じにくく取扱い性に優れる観点から、粘度(25℃)が5000mPa・s以上であることが好ましく、12000mPa・s以上がより好ましい。上記「粘度(25℃)」は、例えば、ブルックフィールド型回転粘度計を用いて25℃で測定することができる。
また、本発明の整髪剤組成物の稠度(25℃)は、容器から指ですくい取る場合に容易にすくい取れ取扱い性に優れる観点から、50gf以下が好ましく、より好ましくは30gf以下である。上記「稠度(25℃)」は、例えば、17φ平型アダプターを備えた稠度計を用いて、25℃、スピード60mm/分、及びストローク20mmの条件で測定することができる。上記稠度計としては、株式会社サン科学製の「RHEO METER」などが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物の剤型としては、特に限定されないが、例えば、液状、ジェル状、ミスト状、スプレー状、泡状などの様々な剤型に調製することができる。中でも、手に取って毛髪に塗布する場合に手からの垂れ落ちが生じにくく取扱い性に優れる観点から、ジェル状が好ましい。すなわち、本発明の整髪剤組成物は、ジェル状整髪剤組成物であることが好ましい。
本発明の整髪剤組成物は、特に限定されず、公知乃至慣用の方法により製造することができる。例えば、上記各成分をディスパーミキサー、パドルミキサーなどで攪拌し均一化する方法などにより製造することができる。
本発明の整髪剤組成物は、特に限定されないが、例えば、容器に充填された形態で用いることができる。上記容器としては、ボトル容器、ジャー容器、チューブ容器などが挙げられる。特に限定されないが、取扱い性の観点から、本発明の整髪剤組成物がジェル状である場合にはボトル容器、チューブ容器、又はジャー容器が好ましい。
本発明の整髪剤組成物は、成分(A)を含む水性の整髪剤組成物である。主な整髪成分は、成分(B)、成分(C)、及び成分(D)である。
成分(B)と成分(C)は、共に毛髪に硬さを付与する成分である。上記成分(B)が毛髪同士をまとめ、成分(C)がそのまとめられた毛髪を固めることにより、毛髪全体に硬さを付与していると推定される。一般的なヘアジェルにおいては、成分(C)は皮膜を形成することによりそれのみで毛髪に硬さを与えることができる。しかし、本発明の整髪剤組成物では、成分(D)の配合により成分(C)は可塑化され、成分(C)単独では毛髪に硬さを与えることができない。ここで、本願発明では、成分(B)と併用することにより、従来知られていた毛髪に硬さを与えるメカニズムとは異なるメカニズムで毛髪に硬さを付与できることを見出した。
一方、成分(D)は、成分(C)を可塑化することで、整髪後の剤の乾燥する速度を効果的に遅らせるとともに、毛髪に適度な粘着性を付与する。これにより剤が乾燥するまでの時間、毛髪を自在にアレンジすることができる。従来のヘアジェルは、成分(D)を欠く構成のため、整髪後、乾燥までの時間が極めて短い。このため、一旦ヘアジェルを毛髪に塗布すると、毛髪を立ち上げたり、くせ付けしたりするなどのアレンジをする時間的余裕がないまま、乾いてしまい、毛髪を固める程度のスタイリングに留まっていた。本発明者らは、成分(D)が、成分(C)を可塑化することにより、整髪後の剤の乾燥する速度を効果的に遅らせることを新たに見出し、かつ成分(C)と成分(D)を特定の質量割合[(D)/(C)]で配合することによって、毛髪のくせ付けのしやすさ(アレンジ力)が特に優れることを発見した。
以上のとおり、成分(B)、成分(C)、及び成分(D)を特定量配合することで、ヘアワックスのように、アレンジ力に優れながらも、乾燥後はヘアジェルのように毛髪に硬さを付与し、整髪後は乾いた仕上がりとなる整髪剤組成物が得られることを見出したのである。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。なお、表に記載の配合量は、各成分の配合量(すなわち、各原料中の有効成分の配合量)であり、特記しない限り「質量%」で表す。また、表中の配合量における「−」は、その成分を配合していないことを示す。
実施例1〜24、比較例1〜21
表に記した各成分を用い、実施例及び比較例の各試料を常法に準じて整髪剤組成物を調製し、下記評価を行った。結果をそれぞれ表に示した。
(評価)
実施例及び比較例で得られた各整髪剤組成物について以下のとおり評価した。
[試験例1:アレンジのしやすさ(毛髪をくせ付ける力)の評価]
各実施例及び各比較例で得られた整髪剤組成物約1gを掌に取り、掌上でのばした後、ウィッグ(株式会社ビューラックス製、商品名「スタッフス カットウィッグ」)の半頭(頭部の左右いずれか片側)の毛髪上に均一に塗布し、毛髪をねじりながら曲げるように整髪した。整髪後の毛髪のくせ付けの度合(すなわち、毛髪が所望の形に変形するか否か)を観察し、「アレンジのしやすさ」を下記評価基準に従い評価した。評価結果を表に記載した。
<アレンジのしやすさの評価基準>
◎(良好):明確なくせ付けができた。
〇(実用可能):くせ付けの度合は少し弱いものの、くせ付けができた。
×(不良):くせ付けができなかった。
[試験例2:塗布時の手のべたつきのなさの評価]
上記試験例1の整髪時に、上記ウィッグへ各実施例及び各比較例で得られた整髪剤組成物について、「塗布時の手のべたつきのなさ」を下記評価基準に従い評価した。評価結果を表に記載した。
<塗布時の手のべたつきのなさの評価基準>
◎(良好):べたつきを感じない。
〇(実用可能):べたつきをやや感じるが整髪剤組成物として十分良好な使用感である。
×(不良):明らかにべたつきを感じ、使用感が悪い。
[試験例3:毛髪の硬さの評価]
上記試験例1の15分後の毛髪を、手で握るようにして触り、「毛髪の硬さ」を下記評価基準に従い評価した。評価結果を表に記載した。
<毛髪の硬さの評価基準>
◎(良好):毛髪が硬く、固化した皮膜が感じられた。
〇(実用可能):毛髪に硬さが感じられたものの、固化した皮膜感は感じられなかった。
×(不良):毛髪に硬さが全く感じられなかった。
なお、◎及び○の場合、整髪した形状が保持されていた。一方、×の場合、整髪した形状が崩れて保持されていなかった。
[試験例4:髪の乾いた仕上がりの評価]
上記試験例1の整髪から15分後のウィッグを手で触り、「乾いた仕上がり」の感触を下記評価基準に従い評価した。評価結果を表に記載した。
<髪の乾いた仕上がりの評価基準>
◎(良好):しっとりとした感触がなく、乾いた仕上がりである。
〇(実用可能):わずかにしっとりとした仕上がりであるが、べたつきがなく、実用上支障はない。
×(不良):しっとりとした仕上がりで、べたつきがある。
Figure 0006864660
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本発明の整髪剤組成物(実施例)は、アレンジのしやすさ、毛髪の硬さ、塗布時の手のべたつきのなさ、髪の乾いた仕上がりのいずれも実用可能〜良好であり、かつ全ての実施例は、4つの評価項目のうち2つ以上が良好であった。また成分(B)の量が増えるに従い、毛髪の硬さが向上する傾向が認められた(実施例1〜4参照)。さらに、成分(E)及び成分(F)を配合した実施例24については、特に髪のボリューム感が感じられ、アレンジ力にも一層優れていた。
これに対し、成分(B)を欠く、又は規定量を下回る比較例1、2は、毛髪に硬さが付与されなかった。また、成分(B)が規定量を上回る比較例3では、毛髪に硬さは付与されるものの、べたつきが生じるうえ乾燥しないため、その他の評価項目が全て不良となった。比較例4は、成分(B)に代えて、低分子量のPPG-9グリセリルを用いた例、比較例5、6は、成分(B)に代えて、それぞれブロック共重合体のPEG/PPG−300/55コポリマー及びPEG/PPG/ポリブチレングリコール−8/5/3グリセリンを用いた例であるが、いずれも毛髪の硬さが不十分であった。このことから、成分(D)を配合した系において、特定量の成分(C)と成分(B)を併用することで、毛髪全体に硬さが付与されることが示された。
また成分(B)のみ配合し、成分(C)を欠く比較例7は、皮膜形成ポリマー無配合のため、毛髪の硬さ、髪の乾いた仕上がりのいずれも不良となった。成分(C)が規定量を上回る比較例8は、一般的なヘアジェルの構成であり、皮膜形成ポリマーの量が多くドライに固まるものの、乾きが早くアレンジのしやすさに劣った。
比較例9〜21は、成分(C)の含有量に対する、成分(D)の含有量の質量割合[(D)/(C)]が、規定値から外れる例である。これらの例では、剤の乾燥速度の制御とアレンジ力、髪の乾いた仕上がりのバランスが崩れる結果となった。特に、比較例12、18、及び19は剤が白濁し、各成分が均一に溶解しなかった。また比較例21は、塗布時のべたつきが強く、アレンジしにくいうえ、フレーキングの発生を認めた。
表に記載の各成分の詳細は、以下のとおりである。
<成分(B)>
ポリオキシプロピレンソルビット:商品名「サンニックス SP−750」、三洋化成工業株式会社製、PPG−10ソルビトール、数平均分子量690
ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体:商品名「ニューポール 75H−90000」、三洋化成工業株式会社製、PPG−75−PEG−300ヘキシレングリコール、数平均分子量14,000
<成分(C)>
ポリビニルピロリドン:商品名「クリージャスK−90」、第一工業製薬株式会社製
(ビニルピロリドン/VA)コポリマー:商品名「PVA−6450」、大阪有機化学工業株式会社製
(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー:商品名「ユカフォーマー301」、三菱ケミカル株式会社製
<成分(D)>
セテス−40(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数40、ポリオキシエチレンセチルエーテル):商品名「ブラウノンCH−340」、青木油脂工業株式会社製
セテス−30(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数30、ポリオキシエチレンセチルエーテル):商品名「ブラウノンCH−330L」、青木油脂工業株式会社製
セテス−20(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数20、ポリオキシエチレンセチルエーテル):商品名「ブラウノンCH−320L」、青木油脂工業株式会社製
ステアレス−50(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数50、ポリオキシエチレンステアリルエーテル):商品名「ブラウノンSR−750F」、青木油脂工業株式会社製
ステアレス−30(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数30、ポリオキシエチレンステアリルエーテル):商品名「EMALEX 630」、日本エマルジョン株式会社製
ステアレス−20(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数20、ポリオキシエチレンステアリルエーテル):商品名「EMALEX 620」、日本エマルジョン株式会社製
<成分(E)>
トリメチルグリシン:商品名「アミノコート」、旭化成ケミカルズ株式会社
<成分(F)>
ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油:商品名「ブラウノンRCW−50」、青木油脂工業株式会社製、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(PEG−50水添ヒマシ油)、オキシエチレンの平均付加モル数:50
ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油:商品名「ブラウノンRCW−60」、青木油脂工業株式会社製、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(PEG−60水添ヒマシ油)、オキシエチレンの平均付加モル数:60
<成分(G)>
キサンタンガム:商品名「エコーガムT」、DSP五協フード&ケミカル株式会社製
カルボキシビニルポリマー(カルボマー):商品名「CARBOPOL 980 POLYMER」、LUBRIZOL社製
<その他成分>
セテス−10(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数10、ポリオキシエチレンセチルエーテル):商品名「NIKKOL BC−10TX」、日本サーファクタント工業株式会社製
ステアレス−2(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数2、ポリオキシエチレンステアリルエーテル):商品名「NIKKOL BC−2」、日本サーファクタント工業株式会社製
イソステアレス−25(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数25、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル):商品名「EMALEX 1825」、日本エマルジョン株式会社製
イソステアレス−10(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数10、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル):商品名「EMALEX 1810」、日本エマルジョン株式会社製
ラウレス−50(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数50、ポリオキシエチレンラウリルエーテル):商品名「EMALEX 750」、日本エマルジョン株式会社製
ラウレス−30(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数30、ポリオキシエチレンラウリルエーテル):商品名「EMALEX 730」、日本エマルジョン株式会社製
ラウレス−5(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数5、ポリオキシエチレンラウリルエーテル):商品名「EMALEX 705」、日本エマルジョン株式会社製
ベヘネス−30(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数30、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル):商品名「EMALEX BHA−30」、日本エマルジョン株式会社製
ベヘネス−10(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数20、ポリオキシエチレンセチルエーテル):商品名「EMALEX BHA−10」、日本エマルジョン株式会社製
PPG−9グリセリル:商品名「ニューポール GMP−600」、三洋化成工業株式会社製
PEG/PPG/ポリブチレングリコール−8/5/3グリセリン:商品名「ウィルブライド S−753」、日油株式会社製
PEG/PPG−300/55コポリマー:商品名「アデカプルロニックF−108」、株式会社ADEKA製
さらに、以下に本発明の整髪剤組成物の処方例を示す。配合量の単位は質量%である。
(処方例1:ヘアジェル)
ポリオキシプロピレンソルビット 15.0
ポリビニルピロリドン 5.0
セテス‐40 3.0
トリメチルグリシン 1.5
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.4
カルボキシビニルポリマー 0.4
TEA 0.4
エタノール 15.0
エデト酸二ナトリウム 0.01
フェノキシエタノール 0.4
香料 適量
精製水 残部
合計 100
(処方例2:ヘアジェル)
ポリオキシプロピレンソルビット 6.0
ポリビニルピロリドン 2.5
(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/
メタクリル酸アルキル)コポリマー 2.5
セテス‐40 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.3
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.4
TEA 0.4
エタノール 15.0
エデト酸二ナトリウム 0.01
フェノキシエタノール 0.4
香料 適量
精製水 残部
合計 100
(処方例3:ヘアジェル)
ポリオキシプロピレンソルビット 18.0
ポリビニルピロリドン 2.5
(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/
メタクリル酸アルキル)コポリマー 2.5
セテス‐40 1.5
カルボキシビニルポリマー 0.3
キサンタンガム 0.2
TEA 0.3
ジグリセリン 2.0
エタノール 18.0
(スチレン/アクリレーツ)コポリマー 1.0
エデト酸二ナトリウム 0.01
フェノキシエタノール 0.4
香料 適量
精製水 残部
合計 100
(処方例4:ヘアミスト)
ポリオキシプロピレンソルビット 7.0
(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/
メタクリル酸アルキル)コポリマー 3.0
セテス‐40 3.0
エタノール 20.0
(スチレン/アクリレーツ)コポリマー 0.1
DPG 3.0
エデト酸二ナトリウム 0.01
フェノキシエタノール 0.4
香料 適量
精製水 残部
合計 100

Claims (6)

  1. 下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、及び下記成分(D)を含有し、前記成分(B)の含有量が5.0〜25.0質量%、前記成分(C)の含有量が0.5〜8.0質量%であり、前記成分(C)の含有量に対する、前記成分(D)の含有量の質量割合[(D)/(C)]が、0.08〜1.0である、整髪剤組成物。
    成分(A):水
    成分(B):数平均分子量が10000以上、20000以下であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体、及び/又は、数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビット
    成分(C):皮膜形成ポリマー
    成分(D):平均付加モル数が20以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテル
  2. さらに、下記成分(E)を含有する請求項1に記載の整髪剤組成物。
    成分(E):トリメチルグリシン
  3. さらに、下記成分(F)を含有する請求項1又は2に記載の整髪剤組成物。
    成分(F):平均付加モル数が30以上、100以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
  4. さらに、下記成分(G)を含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。
    成分(G):水溶性増粘剤
  5. 炭化水素油、エステル油、シリコーン油、ロウ、油脂、植物油からなる群より選ばれた油剤の含有量が1.0質量%以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。
  6. 性状がジェル状である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。

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