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JP2008260652A - Iii族窒化物結晶の製造方法 - Google Patents

Iii族窒化物結晶の製造方法 Download PDF

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JP2008260652A
JP2008260652A JP2007104074A JP2007104074A JP2008260652A JP 2008260652 A JP2008260652 A JP 2008260652A JP 2007104074 A JP2007104074 A JP 2007104074A JP 2007104074 A JP2007104074 A JP 2007104074A JP 2008260652 A JP2008260652 A JP 2008260652A
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Koji Uematsu
康二 上松
Tomomasa Miyanaga
倫正 宮永
Hideaki Nakahata
英章 中幡
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】結晶を厚く成長させても、転位を特定部分に集めて閉じ込めることにより、転位密度が低いIII族窒化物結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】下地基板10の主面10mの一部に複数のマスク14を形成する工程と、主面10m上においてマスク14の端面14eに繋がる位相境界26を含むIII族窒化物結晶20を成長させる工程を含み、各マスク14は、ケイ素化合物マスクとケイ素化合物マスクの端面の少なくとも一部に接触する融点が1000℃以上の遷移金属マスクを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、III族窒化物結晶の製造方法に関し、詳しくは位相境界を有するIII族窒化物結晶の製造方法に関する。
発光デバイス、電子デバイス、半導体センサなどの半導体デバイスに好適に用いられるIII族窒化物結晶は、自然界には存在しないため、このIII族窒化物結晶を成長させるための下地基板には、そのIII族窒化物結晶と化学組成が異なる異種基板が必要になる。
しかし、異種基板上にIII族窒化物結晶を成長させると、異種基板とIII族窒化物結晶との界面で転位と呼ばれる結晶欠陥が大量に発生し、そのIII族窒化物結晶を用いて製造された半導体デバイスの特性が低下する。
そこで、異種基板(たとえばサファイア基板)とIII族窒化物結晶(たとえば窒化ガリウム)との界面における転位を低減するための横方向選択成長(ELO)マスクと結晶成長中に結晶中の転位をある特定部分(具体的には閉鎖欠陥集合領域)に集めるための欠陥種マスクを併用する窒化ガリウムを成長させる方法が提案されている(たとえば、特開2003−324069号公報(特許文献1)を参照)。この欠陥種マスクのパターンはELOマスクのパターンに比べて大きな周期を有する。また、ELOマスクの材料としては、SiO2、Si34またはSiONなどが用いられる。また、欠陥種マスクの材料としては、Pt、Ni、Tiなどが用いられている。
かかる特許文献1の成長方法によれば、ELOマスクにより異種基板とIII族窒化物結晶との界面における転位を低減するとともに、結晶中の転位を窒化ガリウムの成長とともに特定部分に集めることにより、その特定部分以外の部分の転位密度をさらに低減することができる。
特開2003−324069号公報
しかし、特許文献1の成長方法では、窒化ガリウムの成長とともに特定領域に集められた転位は、窒化ガリウムの更なる成長によりその特定部分から拡散するという問題を有する。
本発明者らは、基板の欠陥種マスク上に成長しているIII族窒化物結晶は、その結晶における[0001]方向におけるIII族元素原子と窒素原子の配置の位相が、基板の欠陥種マスク以外の部分上すなわちELOマスクおよびその窓部上に成長しているIII族窒化物結晶に対して反転していることを見出した。
ここで、III族窒化物結晶を成長させると、通常の場合、基板上に窒素原子面とIII族元素原子面とがこの順に交互に配置され、成長後のIII族窒化物結晶の表面はIII族元素原子表面となる。かかる原子配置の位相を有する部分を、本願においては通常位相部と定義する。また、基板上にIII族元素原子面と窒素原子面とがこの順に交互に配置され、成長後のIII族窒化物結晶の表面は窒素原子表面となる。かかる原子配置の位相を有する部分を、本願においては逆位相部と定義する。また、本願において、通常位相部と逆位相部との間の境界面を位相境界と定義する。
また、III族窒化物結晶は六方晶系であり、その結晶の面方位は、(hklm)(ここで、h、k、lおよびmは整数)で表わされる。幾何学的には、(0001)面と(000−1)面とは等価であり、III族元素原子面および窒素原子面のいずれを(0001)面としいずれを(000−1)面とするかは特に制限はない。しかし、一般的には、III族元素原子面が出現する面を(0001)面とし、窒素原子面が出現する面を(000−1)面と定義する。したがって、通常位相部の表面には(0001)表面が現われ、逆位相部の表面には(000−1)表面が現われる。
上記逆位相部の起点となるのは、欠陥種マスク端面上において繋がる位相境界であり、かかる位相境界から伸びてきた逆位相部が欠陥種マスクを埋め込むことで、この逆位相部内に結晶中の転位を集めることができる。
ところで、一般に、逆位相部の成長速度は通常位相部に比べて遅いため、III族窒化物結晶の成長とともに逆位相部は通常位相部に埋め込まれて消滅してしまう。この逆位相部が消滅してしまうと、逆位相部に集められた点が結晶中の通常位相部に拡散してしまう。結晶成長の際に逆位相部の消滅を防止するためには、欠陥種マスクの幅を十分に大きくしておく必要がある。
しかし、その欠陥種マスクの幅が大きすぎると、たとえば、Pt、Ni、Tiなどの材料で形成されている欠陥種マスクの幅を50μm以上にすると、欠陥種マスクの端面上の位相境界から伸びてきた逆位相部が欠陥種マスクを埋め込む前に、欠陥種マスク上に付着する微小な多結晶のIII族窒化物が多くなり、逆位相部に、1以上の多結晶部が成長し、新たに誘発される転位が多くなる。
本発明は、結晶を厚く成長させても、転位を特定部分に集めて閉じ込めることにより、転位密度が低いIII族窒化物結晶の製造方法を提供することを目的とする。ここで、III族窒化物結晶を厚く成長させても、結晶中の転位を特定部分に集めて閉じ込めて、転位密度が低いIII族窒化物結晶を成長させるためには、下地基板の主面上に、逆位相部に新たに誘発される転位が少ない幅の大きいマスクを形成することが必要と考えられる。
本発明は、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成する工程と、主面上においてマスクの端面に繋がる位相境界を含むIII族窒化物結晶を成長させる工程を含み、各マスクはケイ素化合物マスクとケイ素化合物マスクの端面の少なくとも一部に接触する融点が1000℃以上の遷移金属マスクを含むIII族窒化物結晶の製造方法である。
本発明にかかるIII族窒化物結晶の製造方法において、遷移金属マスクは、イットリウム、チタン、タンタル、ニッケルおよび白金からなる群から選ばれる少なくとも1種類の遷移金属を含むことができる。この遷移金属マスクの幅は5μm以上50μm以下とすることができる。また、ケイ素化合物マスクは、酸化ケイ素、窒化ケイ素および窒酸化ケイ素からなる群から選ばれる少なくとも1種類のケイ素化合物を含むことができる。また、下地基板は、シリコン、サファイア、ヒ素化ガリウム、炭化ケイ素およびIII族窒化物からなる群から選ばれる少なくとも1種類の材料を含むことができる。
本発明によれば、新たに誘発される転位が少ない幅の大きいマスクが形成された下地基板上にIII族窒化物結晶を成長させることにより、結晶を厚く成長させても転位を特定部分(逆位相部)に集めて閉じ込め、転位密度が低いIII族窒化物結晶の製造方法を提供することができる。
本発明にかかるIII族窒化物結晶の製造方法の一実施形態は、図1および図2を参照して、下地基板10の主面10mの一部に複数のマスク14を形成する工程(マスク形成工程)と、この主面10m上にマスク14の端面14eに繋がる位相境界26を含むIII族窒化物結晶20を成長させる工程(III族窒化物結晶成長工程)を含む。
図1(a)を参照して、マスク形成工程により、主面10m上にはマスク14が形成されていない部分とマスクが形成されている部分が現れる。また、図1(b)を参照して、III族窒化物結晶成長工程により、主面10mのマスク14が形成されていない部分上には通常位相を有するIII族窒化物結晶(すなわち、通常位相部22)が成長し、主面10mのマスク14上には逆位相を有するIII族窒化物結晶(すなわち、逆位相部24)が成長する。したがって、複数のマスク14が一部に形成されている主面10mに成長するIII族窒化物結晶20には、通常位相部22と逆位相部24との境界面にマスク14の端面14eに繋がる位相境界26が現れる。
このように、III族窒化物結晶20の成長の際に、位相境界26が現われることにより、通常位相部22内の転位が位相境界26を介在して逆位相部24に集められる。ここで、逆位相部24を消滅させないことにより、集められた転位を逆位相部24に閉じ込めることができ、III族窒化物結晶20の通常位相部22の転位密度を低減することができる。
図1(b)および図5を参照して、マスク14上に成長する逆位相部14には、マスク14の一方の端面14eから成長する逆位相部24aと、マスク14の他方の端面14eから成長する逆位相部24bと、マスク14に付着した微小な多結晶のIII族窒化物から成長する多結晶部24pとが含まれる。
ここで、III族窒化物結晶を成長させる方法は、特に制限はないが、結晶性を高めるためエピタキシャル成長を行なう観点から、HVPE(ハイドライド気相成長)法、MOCVD(有機金属化学気相堆積)法、MBE(分子線エピタキシャル)法などが好ましく用いられる。さらに、結晶成長速度が高い観点から、HVPE法がより好ましく用いられる。
図1〜図4、特に図3および図4を参照して、マスク14は、ケイ素化合物マスク14sとケイ素化合物マスク14sの端面14tの少なくとも一部に接触する融点が1000℃以上の遷移金属マスク14mを含む。図1(b)および図5を参照して、融点が1000℃以上の遷移金属マスク14は、その端面14e上において逆位相部24の成長が速やかに始まり、そのマスク幅を大きくすると多結晶のIII族窒化物が付着しやすく逆位相部24に新たな転位を誘発し多結晶部14pが成長しやすい。一方、ケイ素化合物マスク14sは、そのマスク幅を大きくしても多結晶のIII族窒化物は付着しにくいが、その端面上における逆位相部24の成長の始まりが遅く、逆位相部24が通常位相部22に埋め込まれやすい。
したがって、ケイ素化合物マスク14sの端面14tの少なくとも一部に接触する遷移金属マスク14mを含むマスク14を用いることにより、マスク14の端部に位置する遷移金属マスク14mによりマスク14の端面14e上において逆位相部24が速やかに成長し、マスク14のケイ素化合物マスク14sにより逆位相部24における新たな転位の誘発が抑制される。このため、マスク14上に、転位の誘発が少なく多結晶部24pが少ない逆位相部24を通常位相部22による埋め込みを少なくして成長させることにより、通常位相部22と逆位相部24が存在する状態、すなわち位相境界26が存在する状態でIII族窒化物結晶20を厚く成長させることができ、通常位相部22の転位密度が低減した厚いIII族窒化物結晶20が得られる。
ここで、マスク14の形状は、特に制限はなく、図2〜図4に示すようなストライプ状であってよく、円状、楕円状または多角形状(図示せず)であってもよい。このマスク14において、遷移金属マスク14mはケイ素化合物マスク14sの端面14tの少なくとも一部に接触していればよく、接触の仕方には特に制限はない。たとえば、マスク14の形状がストライプ状のとき、図3に示すように遷移金属マスク14mはケイ素化合物マスク14sの両側の端面14tに接触していてもよく、図4に示すように遷移金属マスク14mはケイ素化合物マスク14sの片側の端面14tに接触していてもよい。図4に示すマスク14において、ケイ素化合物マスク14sの両側の端面の14tのうち遷移金属マスク14mと接触していない端面14tは、マスク14の端面14eに該当する。また、マスク14の形状が円状、楕円状または多角形状のとき、遷移金属マスクはケイ素化合物マスクの外周端面の一部または全部に接触していてもよい。
ここで、遷移金属マスク14mは、成長させるIII族窒化物結晶への混入を防止する観点から、III族窒化物結晶のIII族元素原子と反応しにくい高融点の遷移金属を含み、その融点は1000℃以上である。また、遷移金属マスク14mは、融点が1000℃以上の遷移金属マスクであれば特に制限はないが、成長させるIII族窒化物結晶20の通常位相部22の転位密度の低減を大きくできる観点から、イットリウム(Y)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、ニッケル(Ni)および白金(Pt)からなる群から選ばれる少なくとも1種類の遷移金属を含むことが好ましい。
また、遷移金属マスク14mの幅は、5μm以上50μm以下であることが好ましい。遷移金属マスク14mの幅Wmが5μmよりも小さいと、成長する逆位相の幅が小さくなり通常位相部に埋め込まれやすくなる。かかる観点から、遷移金属マスク14mの幅Wmは、10μm以上がより好ましい。遷移金属マスク14mの幅Wmが50μmよりも大きいと、逆位相部24に多結晶部24pが成長しやすく新たな転位が誘発されやすくなる。かかる観点から、遷移金属マスク14mの幅Wmは、30μm以下がより好ましい。
ここで、ケイ素化合物マスク14sは、その上に多結晶のIII族窒化物が付着しにくい材質のものであれば特に制限はないが、III族窒化物との選択性が特に優れている観点から、酸化ケイ素(たとえば、SiO2)、窒化ケイ素(たとえば、Si34)および窒酸化ケイ素(たとえば、SiON)からなる群から選ばれる少なくとも1種類のケイ素化合物を含むことが好ましい。
また、ケイ素化合物マスク14sの幅Wsは、10μm以上2mm以下であることが好ましい。ケイ素化合物マスク14sの幅Wsが10μmよりも小さいと、逆位相部の成長速度は通常位相部に比べて遅いため、III族窒化物結晶の成長とともに逆位相部は通常位相部に埋め込まれて消滅してしまい転位密度が低減しない。かかる観点から、ケイ素化合物マスクの幅Wsは、20μm以上がより好ましく、30μm以上がさらに好ましい。ケイ素化合物マスクの幅が2mmよりも大きいと、マスク上にIII族窒化物結晶の核が発生し、新たな欠陥を誘発する原因となる。かかる観点から、遷移金属マスクの幅Wmは、1mm以下がより好ましく、0.5mm以下がさらに好ましい。
ここで、下地基板10は、主面10m上のマスク14上に逆位相部24を成長させ、主面10m上のマスク14が形成されていない部分上に通常位相部22を成長させることができるものであれば、特に制限はない。特に、下地基板10は、III族窒化物結晶20の成長における逆位相部24の幅W24の減少割合が小さく逆位相部24が通常位相部22に埋め込まれにくい観点から、シリコン(Si)、サファイア、ヒ素化ガリウム(GaAs)、炭化ケイ素(SiC)およびIII族窒化物(たとえば、AlxGa1-xN(0≦x≦1)、AlxGayIn1-x-yN(0≦x、0≦y、x+y≦1)など)からなる群から選ばれる少なくとも1種類の材料を含むことが好ましい。
また、III族窒化物結晶20を成長させる工程において、III族窒化物結晶20の結晶性を高める観点から、マスク14が形成された下地基板10上に、III族窒化物バッファ層(図示せず)を成長させた後、III族窒化物結晶20を成長させることが好ましい。
(実施例1)
1.マスクの形成
図1(a)、図2および図3を参照して、下地基板10として直径2インチ(5.08cm)で厚さ0.8mmのGaAs(111)A面基板(結晶を成長させる主面10mが(111)A面すなわち(111)Ga面であるGaAs基板をいう、以下同じ)を準備した。次に、下地基板10の主面10m上に、スパッタ法により、マスク層として厚さ100nmのSiO2層を形成し、フォトリソグラフィおよびエッチングによりマスク層から幅Wsが50μmでピッチが500μmのストライプパターンを構成する複数のSiOマスク(ケイ素化合物マスク14s)を形成した。次に、フォトリソグラフィとEB(電子線)蒸着により、各ケイ素化合物マスク14sの両側の端面14tに接触する幅Wmが10μmのイットリウム(Y)マスク(遷移金属マスク14m)を形成した。このようにして、幅W14が70μmのストライプ状のマスク14(幅Wsが50μmのケイ素化合物マスク14sの両側に幅Wmが10μm遷移金属マスク14mが配置)が500μmのピッチP14で形成された。
2.III族窒化物結晶の成長
図1(b)を参照して、HVPE法により、主面10m上の一部に複数のマスク14を形成した下地基板10のその主面10m上にGaN結晶(III族窒化物結晶20)を成長させた。具体的には、主面10m上に、500℃で厚さ80nmのGaN低温層(III族窒化物バッファ層)を成長させ、次いで、950℃で厚さ60μmのGaN中間層を成長させた後、1050℃で最大厚さTHが3mmのGaN結晶を成長させた。
このGaN結晶(III族窒化物結晶20)の成長後の表面は凹凸を有しており、種々のファセットが現れた。III族窒化物結晶20の通常位相部22の凹凸表面はファセット21fであり、このファセット21fは、X線回折法により測定したところ、{11−22}表面であった。また、III族窒化物結晶20の逆位相部22の凹凸表面はファセット22fであり、このファセット22fは、X線回折法により測定したところ、(000−1)面とのなす立体角が約30°の表面であった。
図1(c)を参照して、この成長後のGaN結晶(III族窒化物結晶20)を、マスク14の主面を含む平面20n、およびこの平面20nから結晶成長厚さTが2mmの平面20mでGaN結晶(III族窒化物結晶20)を切り出し、その主面を研磨により鏡面加工して、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24(μm)、1枚の下地基板10の主面10m上に成長したIII族窒化物結晶20の逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数(個/20cm2)、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度(cm-2)を測定した。ここで、逆位相部24の幅W24の測定は光学顕微鏡により行ない、逆位相部24中の多結晶部24pの数は光学顕微鏡により行ない、通常位相部22の転位密度の測定はカソードルミネッセンス法による暗点数観察により行なった。
本実施例のGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は55μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は80個/20cm2と少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表1にまとめた。
(実施例2)
遷移金属マスク14mとしてチタン(Ti)マスクを形成したこと以外は、実施例1と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は50μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は20個/20cm2と極めて少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表1にまとめた。
(実施例3)
遷移金属マスク14mとしてタンタル(Ta)マスクを形成したこと以外は、実施例1と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は50μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は90個/20cm2と少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表1にまとめた。
(実施例4)
遷移金属マスク14mとしてモリブデン(Mo)マスクを形成したこと以外は、実施例1と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は60μmと大きく、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は100個/20cm2以上であったが、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は3.0×106cm-2と低い結晶が得られた。結果を表1にまとめた。
(実施例5)
遷移金属マスク14mとしてマンガン(Mn)マスクを形成したこと以外は、実施例1と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は60μmと大きく、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は100個/20cm2以上であったが、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は4.0×106cm-2と低い結晶が得られた。結果を表1にまとめた。
(実施例6)
遷移金属マスク14mとして鉄(Fe)マスクを形成したこと以外は、実施例1と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は60μmと大きく、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は100個/20cm2以上であったが、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は3.0×106cm-2と低い結晶が得られた。結果を表1にまとめた。
(実施例7)
遷移金属マスク14mとしてコバルト(Co)マスクを形成したこと以外は、実施例1と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は60μmと大きく、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は100個/20cm2以上であったが、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は8.0×106cm-2と低い結晶が得られた。結果を表1にまとめた。
(実施例8)
遷移金属マスク14mとしてニッケル(Ni)マスクを形成したこと以外は、実施例1と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は50μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は30個/20cm2と極めて少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表1にまとめた。
(実施例9)
遷移金属マスク14mとして金(Au)マスクを形成したこと以外は、実施例1と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は60μmと大きく、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は100個/20cm2以上であったが、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は8.0×106cm-2と低い結晶が得られた。結果を表1にまとめた。
(実施例10)
遷移金属マスク14mとして白金(Pt)マスクを形成したこと以外は、実施例1と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は55μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は60個/20cm2と少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表1にまとめた。
(実施例11)
ケイ素化合物マスク14sとして、スパッタ法により、Si34マスクを形成したこと以外は、実施例2と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は55μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は15個/20cm2と極めて少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
(実施例12)
ケイ素化合物マスク14sとして、スパッタ法により、SiONマスクを形成したこと以外は、実施例2と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は50μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は10個/20cm2と極めて少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
(実施例13)
下地基板10として、Si(111)基板(主面が(111)表面であるSi基板をいう、以下同じ)を用いたこと以外は、実施例2と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、逆位相部24の成長は見られたが、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は0μmとなり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は100個/20cm2以上であったが、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は7.0×106cm-2と低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
(実施例14)
下地基板10として、6H−SiC(0001)基板(主面が(0001)表面であり、<0001>方向の積層配列がABCACBと6層周期で繰り返される構造を有するSiC基板をいう、以下同じ)を用いたこと以外は、実施例2と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は20μmと小さいが、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は90個/20cm2と少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1.0×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
(実施例15)
下地基板10として、サファイア(0001)基板(主面が(0001)表面であるサファイア基板をいう、以下同じ)を用いたこと以外は、実施例2と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は50μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は20個/20cm2と極めて少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1.0×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
(実施例16)
下地基板10の主面10m上にGaN結晶(III族窒化物結晶20)を成長させる際に、主面10m上に、500℃で厚さ80nmのGaN低温層(III族窒化物バッファ層)を成長させることなく、950℃で厚さ60μmのGaN中間層を成長させた後、1050℃で最大厚さTHが3mmのGaN結晶を成長させたこと以外は、実施例15と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は50μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は80個/20cm2と少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1.0×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
(実施例17)
下地基板10として、窒化ガリウム(0001)基板(主面が(0001)表面である窒化ガリウム基板をいう、以下同じ)を用いたこと以外は、実施例16と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は50μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は30個/20cm2と少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1.0×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
(実施例18)
下地基板10として、窒化アルミニウム(0001)基板(主面が(0001)表面である窒化アルミニウム基板をいう、以下同じ)を用いたこと以外は、実施例16と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は50μmであり、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は50個/20cm2と少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1.0×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
(実施例19)
遷移金属マスク10mの幅Wmを5μmとしたこと以外は、実施例2と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は20μmと小さいが、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は10個/20cm2と少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1.0×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
(実施例20)
遷移金属マスク10mの幅Wmを100μmとしたこと以外は、実施例2と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は240μmと大きく、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は100個/20cm2以上であったが、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は5.0×106cm-2と低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
(実施例21)
図2および図4を参照して、各ケイ素化合物マスク14sの片面の端面14tのみに接触する幅Wmが10μmの遷移金属マスク14mを形成したこと以外は、実施例2と同様にして、下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成し、その主面上にIII族窒化物結晶としてGaN結晶を成長させた。得られたGaN結晶について、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける逆位相部24の幅W24は20μmと小さいが、1枚の下地基板の主面上に成長した逆位相部24中に存在する多結晶部24pの数は20個/20cm2と極めて少なく、結晶成長厚さTが2mmの平面20mにおける通常位相部22の転位密度は1.0×106cm-2未満と極めて低い結晶が得られた。結果を表2にまとめた。
Figure 2008260652
Figure 2008260652
表1の実施例1〜実施例10から明らかなように、モリブデン(Mo)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)および金(Au)のいずれかの材料を含む遷移金属マスクを用いると、結晶成長厚さ2mmの平面における逆位相部の幅W24は、マスクの幅W14に対する減少量が小さくなり、逆位相部を消滅させることなくIII族窒化物結晶を厚く成長させることができる。しかし、逆位相部中に形成される多結晶部の数が多くなる。また、イットリウム(Y)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、ニッケル(Ni)および白金(Pt)のいずれかの材料を含む遷移金属マスクを用いると、逆位相部に形成される多結晶部の数を少なくすることができ、通常位相部の転位密度を極めて低くすることができる。
表1の実施例2、表2の実施例11および実施例12から明らかなように、酸化ケイ素、窒化ケイ素および窒酸化ケイ素を含むケイ素化合物マスクを用いることにより、逆位相部中に形成される多結晶部の数を少なくすることができ、通常位相部の転位密度を極めて低くすることができる。
表1の実施例2、表2の実施例13〜実施例18から明らかなように、シリコン、サファイア、ヒ素化ガリウム、炭化ケイ素およびIII族窒化物からなる群から選ばれる少なくとも1種類の材料を含む下地基板を用いることにより、逆位相部を消滅させることなくIII族窒化物結晶を厚く成長させることができる。
表2の実施例15および実施例16から明らかなように、下地基板上にIII族窒化物結晶を成長させる際、GaN低温層(III族窒化物バッファ層)の成長の有無に拘らず、逆位相部を成長させることができ、通常位相部の転位密度を極めて低くすることができる。
表1の実施例2、表2の実施例19および実施例20から明らかなように、遷移金属マスクの幅Wmを小さくするとマスクの幅W14に対する結晶成長厚さ2mmの平面における逆位相部の幅W24の減少量が大きくなり、遷移金属マスクの幅Wmを大きくすると逆位相部中に形成される多結晶部の数が多くなる。
また、表1の実施例2および表2の実施例21から明らかなように、ケイ素化合物マスクの片側に接触するように遷移金属マスクが配置されているマスクを用いても、ケイ素化合物マスクの両側に接触するように遷移金属マスクが配置されているマスクを用いる場合に比べて、結晶成長厚さ2mmの平面における逆位相部の幅W24の減少量が大きくなるが、通常位相部の転位密度を同程度に低くすることができる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明でなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内のすべての変更が含まれることが意図される。
本発明にかかる製造方法により製造されるIII族窒化物結晶は、発光素子(発光ダイオード、レーザダイオードなど)、電子デバイス(整流器、バイポーラトランジスタ、電界効果トランジスタまたはHEMT(High Electron Mobility Transistor;高電子移動度トランジスタ)など)、半導体センサ(温度センサ、圧力センサ、放射センサまたは可視−紫外光検出器など)、SAWデバイス(Surface Acoustic Wave Device;表面弾性波素子)、加速度センサ、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)部品、圧電振動子、共振器または圧電アクチュエータなどに利用される。
本発明にかかるIII族窒化物の製造方法の一実施形態を示す概略断面図である。ここで、(a)はマスク形成工程を示し、(b)はIII族窒化物結晶成長工程を示し、(c)は切り出されたIII族窒化物結晶を示す。 主面の一部にマスクが形成された下地基板の例を示す概略平面図である。 下地基板の主面に形成されたマスクの例を示す概略平面図である。 下地基板の主面に形成されたマスクの他の例を示す概略平面図である。 成長したIII族窒化物結晶の例を示す概略平面図である。
符号の説明
10 下地基板、10m 主面、14 マスク、14e,14t 端面、14m 遷移金属マスク、14s ケイ素化合物マスク、20 III族窒化物結晶、20m,20n 平面、22 通常位相部、22f,24f ファセット、24,24a,24b 逆位相部、24p 多結晶部、26 位相境界。

Claims (5)

  1. 下地基板の主面の一部に複数のマスクを形成する工程と、前記主面上において前記マスクの端面に繋がる位相境界を含むIII族窒化物結晶を成長させる工程を含み、
    各前記マスクは、ケイ素化合物マスクと前記ケイ素化合物マスクの端面の少なくとも一部に接触する融点が1000℃以上の遷移金属マスクを含むIII族窒化物結晶の製造方法。
  2. 前記遷移金属マスクは、イットリウム、チタン、タンタル、ニッケルおよび白金からなる群から選ばれる少なくとも1種類の遷移金属を含む請求項1に記載のIII族窒化物結晶の製造方法。
  3. 前記遷移金属マスクの幅は5μm以上50μm以下である請求項1に記載のIII族窒化物結晶の製造方法。
  4. 前記ケイ素化合物マスクは、酸化ケイ素、窒化ケイ素および窒酸化ケイ素からなる群から選ばれる少なくとも1種類のケイ素化合物を含む請求項1に記載のIII族窒化物結晶の製造方法。
  5. 前記下地基板は、シリコン、サファイア、ヒ素化ガリウム、炭化ケイ素およびIII族窒化物からなる群から選ばれる少なくとも1種類の材料を含む請求項1に記載のIII族窒化物結晶の製造方法。
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