JP2008163320A - プロピレン系樹脂組成物およびプロピレン系樹脂発泡成形体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリプロピレン単独重合体またはα−オレフィンとの共重合体の少なくとも一方からなり、(A)昇温溶離分別法による溶出温度と量比の関係で溶出温度が110℃以上の溶出成分の総量が溶出成分全体の10〜65%、(B1)溶出温度10〜40℃の溶出成分総量が溶出成分全体の2%以上、(B2)溶出温度40〜70℃の溶出成分総量が溶出成分全体の5%以上、(B3)溶出温度70〜100℃の溶出成分総量が溶出成分全体の8.5%以上、(C)溶出温度80℃以下での単位温度あたりの質量分率(dW/dT)ピークが1.5質量%/℃以下、(D)135℃、テトラリン溶媒中での極限粘度[η]が10dL/g超のプロピレン単独重合体成分または炭素数が2〜8のα−オレフィンとの共重合体成分を全組成物中に5〜20質量%含有する。
【選択図】図1
Description
例えば、自動車では、室内空間に面する天井、ドア、フロア等の内装、あるいはカウルやボディ等の外装には、樹脂発泡体を用いたボードやパネルが利用されている。また、住宅設備においても、住宅用断熱ボードなどの建材として樹脂発泡体が利用されている。これらの内外装材あるいは建材には、それぞれ一定の基準以上の断熱性、吸音性、耐熱性等が要求されている。
このような断熱性、吸音性、耐熱性等の基本性能が良好な材料として、プロピレン系樹脂が利用されている(例えば特許文献1参照)。
このような柔軟性、屈曲性を確保するために、前述した内外装材として軟質ウレタンを用いることがなされている(例えば特許文献2参照)。また、建材分野では、屈曲部分の断熱材としてグラスウールや樹脂ビーズ発泡体も利用されている。
一方、前述したプロピレン系樹脂を用いた発泡体において、その柔軟性を高めるためにポリエチレンをブレンドした樹脂が開発されている(例えば特許文献3参照)。
内外装材として軟質ウレタンを用いた場合、材料のリサイクルにおいて問題が生じる。すなわち、ポリウレタン系樹脂はリサイクル特性には必ずしも優れない材料であるため、建築リサイクル法(建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律)に十分に対応することができない。また、軟質ウレタンは部品コストが高くつくという問題がある。
樹脂ビーズ発泡体は、型成形品であるため、成形コスト、運搬コストが高くつくという問題がある。
以上のような観点から、比較的安価でリサイクル性も高く、かつ断熱性、吸音性、耐熱性等が良好なポリプロピレン系樹脂の利用が期待されている。
一方、特許文献3のように柔軟性を得るためにポリエチレンをブレンドした場合、プロピレン系材料のみを用いた場合に比べて、ポリプロピレン系材料の良好な特性が十分に得られなくなる可能性がある。
(A)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度が110℃以上の溶出成分の総量が、溶出成分全体の10〜65%である。
(B1)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度10〜40℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の2%以上である。
(B2)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度40〜70℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の5%以上である。
(B3)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度70〜100℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の8.5%以上である。
(C)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度80℃以下での単位温度あたりの質量分率(dW/dT)のピークが1.5質量%/℃以下である。
(D)135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が10dL/g超のプロピレン単独重合体成分またはプロピレンと炭素数が2〜8のα−オレフィンとの共重合体成分を、全組成物中に5〜20質量%含有する。
(A)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度が110℃以上の溶出成分の総量が、溶出成分全体の10〜65質量%であり、
(B)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度が110℃未満の溶出成分の総量が、溶出成分全体の90〜35質量%であり、
(B)成分中で
(B1)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度10〜40℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の2〜45質量%、好ましくは2〜20質量%であり、
(B2)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度40〜70℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の5〜45質量%、好ましくは5〜20質量%であり、
(B3)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度70〜100℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の8.5〜83質量%、好ましくは8.5〜30質量%、より好ましくは8.5〜20質量%であり、
(C)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度80℃以下での単位温度あたりの質量分率(dW/dT)のピークが1.5質量%/℃以下であり、
(D)135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が10dL/g超のプロピレン単独重合体成分またはプロピレンと炭素数が2〜8のα−オレフィンとの共重合体成分を、全組成物中に5〜20質量%含有する。
さらに、多くのポリプロピレン系樹脂成分と混合して本発明の組成物を作る場合、それぞれの樹脂が条件(A)を含むことが望ましい。このようにすることで、各樹脂成分に含まれる高結晶性成分(条件(A)に基づく)が相溶することで、互いに分離しにくくなり、十分な発泡状態を保ちながら柔軟性を有する発泡体とすることができる。
すなわち、各結晶性成分のピークが離れて存在すると、それぞれの成分が十分に相溶されずに存在することになり、このため微視的には不均質な特性をもつことになる。このため、気泡形成過程の終盤に気泡と気泡との間の厚みが薄くなったときに、延伸変形し易い部分が選択的に破れることになる。このため、発泡過程での気泡の破壊が発生しやすくなり、高発泡倍率の発泡体を形成することができない。
すなわち、本発明においては、高結晶性成分(条件(A))に対して、条件(B2)〜(B3)に基づく中結晶性成分(溶出温度80℃近傍の領域)が含まれるため、耐熱性等に優れる高結晶性成分(条件(A))と柔軟性を得るための低結晶性成分(条件(B1))との親和性を向上させることができ、発泡成形体とした際の柔軟性として現れるようにすることができる。
加えて、条件(C)により、低結晶性成分〜中結晶性成分の領域におけるピークを抑制することで、各成分がより連続的ないしは各成分の分布が比較的均等に近い状態になる。これにより、高結晶性成分のピークから低結晶性成分に至る連続的な分布が得られ、各領域の成分が互いに分離しにくくなり、発泡成形体とした場合に外力によって柔軟に変形するような柔軟性を発現する状態に至ることになる。
条件(C)の記載の質量分率(dW/dT)のピークは、昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度80℃以下において、1.5質量%/℃以下であり、望ましくは溶出温度10〜80℃において0.1〜1.5質量%/℃である。
このような構成とすることで、溶出温度40℃〜100℃特に60℃〜100℃までの領域(溶出温度80℃近傍の領域、条件(B2)〜(B3)に基づく中結晶性成分)の溶出成分が十分に確保され、高結晶性成分に対して、中結晶性〜低結晶性成分がより近接して互いの親和性を高めることができる。また、溶出温度40℃〜100℃特に60℃〜100℃までの領域の溶出成分比率を高めることで、高結晶性成分から低結晶性成分に至る領域において、各成分が連続的ないしは各成分の分布が比較的均等に近い状態になる。これにより、溶出温度が高い高結晶性成分のピークから溶出温度が低い低結晶性成分に至る連続的な分布により、各領域の成分が互いに分離しにくくなり、発泡成形体とした場合に外力によって柔軟に変形するような柔軟性を発現する状態に至ることになる。
(1)プロピレン単独重合体
135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が10dL/g超のプロピレン単独重合体成分を重合体中に5〜20質量%、135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が0.5〜3.0dL/gのプロピレン単独重合体成分を重合体中に80〜95質量%からなる。
(2)プロピレンとα-オレフィンとの共重合体
共重合体中のエチレン量が10〜80質量%、かつ昇温溶離分別法(TREF)による溶出成分比率が下記である。
s1.低結晶性成分(20℃未満溶出成分) 20〜60質量%
t1.中結晶性成分(20〜100℃溶出成分) 30〜70質量%
u1.高結晶性成分(100℃以上溶出成分) 3〜30質量%
但しs1+t1+u1=100質量%
このような構成とすることで、発泡成形体を製造する際に高発泡倍率および適切な成型性を得ることができる。
このような構成においては、素材となるプロピレン系樹脂組成物において、条件(A)〜条件(C)により柔軟性が得られるとともに、条件(D)により高溶融張力化が実現され、発泡倍率が10倍以上のプロピレン系樹脂発泡成形体であっても確実に形成することができる。そして、発泡成形体を構成する発泡セルの平均直径を500μm以下とすることで、発泡成形体中における気泡壁を多数形成することができ、外部からの輻射熱を効率よく遮断することが可能となる。この結果、柔軟性に加え、断熱性能がより一層優れた発泡成形体を提供することができる。
本実施形態で用いるプロピレン系多段重合体としては、下記成分(P1)及び成分(P2)からなるものが好ましい。
(P1)135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が10dL/g超のプロピレン単独重合体成分またはプロピレンと炭素数が2〜8のα−オレフィンとの共重合体成分を、全重合体中に5〜20質量%含有する。
(P2)135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が0.5〜3.0dL/gのプロピレン単独重合体成分またはプロピレンと炭素数が2〜8のα−オレフィンとの共重合体成分を、全重合体中に80〜95質量%含有する。
このプロピレン系多段重合体は、成分(P1)すなわち超高分子量プロピレン系重合体の付与により高溶融張力化を達成し、分子量分布の調整により粘弾性特性が調整された直鎖状のプロピレン系重合体である。
成分(P1)の極限粘度は、前記したように10dL/g超であることが好ましいが、12〜30dL/gの範囲内であることがより好ましく、13〜18dL/gの範囲内であることが特に好ましい。
また、成分(P1)の質量分率は、8〜18質量%の範囲内であることが好ましく、10〜16質量%の範囲内であることが特に好ましい。
また、成分(P2)の質量分率が80質量%より小さいと、好適な発泡成形の実施が困難となる場合があり、質量分率が95質量%を越えると、溶融張力が低くなり、これも好適な発泡成形体を成形が困難となる場合がある。
成分(P2)の極限粘度は、前記したように0.5〜3.0dL/gの範囲内であることが好ましいが、0.8〜2.0dL/gの範囲内であることが好ましく、1.0〜1.5dL/gの範囲内であることが特に好ましい。
また、成分(P2)の質量分率は、82〜92質量%の範囲内であることが好ましく、84〜90質量%の範囲内であることが特に好ましい。
また、プロピレン系多段重合体は、230℃におけるメルトフローレート(MFR)が100g/10分以下であることが好ましく、20g/10分以下であることが特に好ましい。MFRが100g/10分を越えると、多段重合体の溶融張力及び粘度が低くなり、成形が困難となる場合がある。
プロピレン系多段重合体は、230℃におけるメルトフローレート(MFR)と、230℃における溶融張力(MT)との関係が、下記式(I)を満たすことが好ましい。
log(MT)>−1.33log(MFR)+1.2 ...(I)
なお、プロピレン系多段重合体が前記した式(I)の関係を具備するようにするには、成分(P1)を5〜20質量%含有させるようにすればよい。
(b)有機アルミニウム化合物
(c)環状エステル化合物
前記三塩化チタンのエーテル処理で好ましく用いられるエーテル化合物としては、例えば、ジエチルエーテル、ジ−n−プロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、ジイソアミルエーテル、ジネオペンチルエーテル、ジ−n−ヘキシルエーテル、ジ−n−オクチルエーテル、ジ−2−エチルヘキシルエーテル、メチル−n−ブチルエーテル及びエチル−イソブチルエーテル等の各炭化水素残基が炭素数2〜8の鎖状炭化水素であるエーテル化合物が挙げられ、これらの中でも特に、ジ−n−ブチルエーテルを用いることが好適である。
なお、このような固体触媒成分(a)としては、Solvay型三塩化チタンを好適に用いることができる。
環状エステル化合物(c)としては、例えば、γ−ラクトン、δ−ラクトン、ε−ラクトン等が挙げられるが、ε−ラクトンを使用することが好ましい。
以上の成分(a)〜(c)を混合することにより、本実施形態で用いるプロピレン系多段重合体を製造するためのオレフィン重合用触媒を得ることができる。
なお、この成分(a)〜(c)からなる触媒でプロピレン系樹脂を製造した場合、アイソタクティシティーが比較的高いポリプロピレン系樹脂が得られることが知られている。
ここで、「水素不存在下」とは、実質的に水素不存在下という意味であり、水素が全く存在しない場合だけでなく、水素が極微量存在する場合(例えば、10molppm程度)も含まれる。要は、135℃テトラリン溶媒中で測定した、1段階目のプロピレン系重合体またはプロピレン系共重合体の極限粘度[η]が10dL/g以下とならない程度に水素を含む場合でも、「水素不存在下」の意味には含まれる。
成分(P1)は、水素不存在下で、原料モノマーを重合温度として、好ましくは20〜80℃、より好ましくは40〜70℃、重合圧力として、一般に、常圧〜1.47MPa、好ましくは0.39〜1.18MPaの条件下でスラリー重合して製造することが好ましい。
成分(P2)の製造条件としては、前記したオレフィン重合用触媒を使用すること以外は特に制限はないが、原料モノマーを、重合温度として、好ましくは20〜80℃、より好ましくは60〜70℃、重合圧力として、一般に、常圧〜1.47MPa、好ましくは0.19〜1.18MPa、分子量調整剤としての水素が存在する条件下で重合して製造することが好ましい。
本実施形態で用いるプロピレン系軟質樹脂としては、例えば特開2003−268060、特開H11−130922に記載された軟質TPO(プロピレン/α−オレフィン共重合体)を利用することができる。
このような軟質TPOの一例(プロピレン系ブロック共重合体)の特徴は次の通りである。
(1)昇温溶離分別法(TREF)において、100℃以上130℃未満の溶出成分量(W100−130)1〜25質量%
(2)昇温溶離分別法(TREF)において、90℃以上100℃未満の溶出
成分量(W90−100)/5℃以上100℃未満の溶出成分量(W5−100)の比率が3%以下
(3)メルトフローレートが0.01〜100g/10分
(4)塩素含量が100ppm以下
100℃以上130℃未満の溶出成分量は、例えば、プロピレンを重合又はエチレンとプロピレンとを共重合させて、エチレン含量が0〜5質量%のポリプロピレン成分、又はプロピレン/エチレン共重合体成分を、全重合量の1〜25質量%形成する重合段階で生成するポリマー量と、エチレンとプロピレンとを共重合させて、プロピレン/エチレン共重合体成分を、全重合量の99〜75質量%形成する重合段階で生成するポリマー量の比率を調整することにより、調整できる。
尚、メルトフローレートは、JIS−K7210に準拠し、230℃、2.16kgで測定する。
尚、塩素含量は、例えば、誘導結合高周波プラズマ法(ICP法)により測定できる。
特に、エチレン含量が0〜5質量%のポリプロピレン成分又はプロピレン/エチレン共重合体成分を全重合量の1〜25質量%形成することにより、このようなキシレン可溶成分量を有するブロック共重合体を得ることができる。
即ち、下記成分[A],[B]及び[C]からなるオレフィン重合用触媒の存在下、プロピレンを重合又はエチレンとプロピレンとを共重合させて、エチレン含量が0〜5質量%のポリプロピレン成分又はプロピレン/エチレン共重合体成分を全重合量の1〜25質量%形成し、エチレンとプロピレンとを共重合させて、プロピレン/エチレン共重合体成分を全重合量の99〜75質量%形成し、エチレン含量を、全重合量の10〜80質量%とする。
(a)マグネシウム化合物
(b)四塩化チタン
(c)フタル酸ジアルキル(アルキル基は、炭素数3〜20の直鎖状炭化水素基又は分岐状炭化水素基を表す)
(d)四塩化ケイ素
[B]有機アルミニウム化合物
[C]下記一般式(II)で表される有機ケイ素化合物
(R1)(R2CH2)Si(OR3)(OR4) (II)
[式中、R1は、炭素数3〜12の脂環式炭化水素基、R2は、炭素数3〜20
の分岐状炭化水素基、R3及びR4は、それぞれ独立であって、炭素数1〜20
の炭化水素基を表す]
又は下記化合物(a),(b),(c),(d)を反応させて得られる。
(a)マグネシウム化合物
(b)四塩化チタン
(c)フタル酸ジアルキル(アルキル基は、炭素数3〜20の直鎖状炭化
水素基又は分岐状炭化水素基を表す)
(d)四塩化ケイ素
マグネシウム化合物(a)としては特に制限はないが、下記一般式(III)で表されるものを好ましく用いることができる。
MgR5R6 (III)
上記の一般式(III)において、R5及びR6は、炭化水素基、OR7(R7は炭化水素基)又はハロゲン原子を示す。ここでR5、R6及びR7の炭化水素基としては、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜20のアラルキル基等を、R5及びR6のハロゲン原子としては、塩素、臭素、ヨウ素、フッ素を挙げることができる。また、R5、R6及びR7は同一でも異なってもよい。
これらのマグネシウム化合物(a)の中では、ハロゲン化マグネシウム、アルコキシマグネシウム、アルキルマグネシウムハライドが好適に使用できる。中でも、アルコキシマグネシウムが特に好ましい。
上記のマグネシウム化合物(a)は、金属マグネシウム又はマグネシウムを含有する化合物から調製することができる。
これらの具体例としては、フタル酸ジ−n−ブチル、フタル酸ジイソブチル、
フタル酸ジ−n−ヘプチル等が挙げられる。中でも、フタル酸ジ−n−ブチル、
フタル酸ジイソブチルが特に好ましい。また、これらの化合物はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
四塩化ケイ素(d)を加えることができる。四塩化ケイ素(d)は、マグネシウム化合物(a)に対するモル比が、通常0.01以上、好ましくは0.10以上となる割合で用いられる。このモル比が0.01未満では、触媒活性や立体規則性の向上効果が十分に発揮されない場合や、生成ポリマー中の微粉量が多くなる場合がある。
四塩化チタン(b)の使用量は、マグネシウム化合物(a)のマグネシウム1モルに対して、通常、0.5〜100モル、好ましくは1〜50モルの範囲にするとよい。また、フタル酸ジアルキル(c)の使用量は、マグネシウム化合物(a)のマグネシウム1モルに対して、通常、0.01〜10モル、好ましくは0.05〜0.15モルの範囲にするとよい。さらに、四塩化ケイ素(d)を添加する場合には、その使用量を上記の割合にするとよい。
−20〜200℃、好ましくは20〜150℃の範囲にするとよく、接触時間を、通常、1分〜24時間、好ましくは10分〜6時間の範囲にするとよい。
このとき、化合物(a)〜(d)の接触手順については特に問わない。例えば、各化合物を炭化水素等の不活性溶媒の存在下で接触させてもよいし、予め炭化水素等の不活性溶媒で各化合物を希釈して接触させてもよい。この不活性溶媒としては、例えば、n−ペンタン,イソペンタン,n−ヘキサン,n−ヘプタン,n−オクタン,イソオクタン等の脂肪族炭化水素;ベンゼン,トルエン,キシレン等の芳香族炭化水素又はこれらの混合物を挙げることができる。
また、固体触媒成分[A]の調製では、四塩化チタン(b)の接触を2回以上行い、触媒担体としての役割をするマグネシウム化合物(a)に十分担持させるとよい。
以上の接触により得られる固体触媒成分[A]は、炭化水素等の不活性溶媒で洗浄してもよい。この不活性溶媒としては、上記と同様のものが挙げられる。また、この固体触媒成分[A]は、乾燥状態で保存することもできるし、また炭化水素等の不活性溶媒中でも保存することができる。
(R1)(R2CH2)Si(OR3)(OR4) (IV)
[式中、R1は、炭素数3〜12の脂環式炭化水素基、R2は、炭素数3〜20
の分岐状炭化水素基、R3及びR4は、それぞれ独立であって炭素数1〜20の
炭化水素基を表す]
具体的には、R1としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペン
チル基、シクロヘキシル基、シクロへプチル基、シクロオクチル基、1−ノルボルニル基、2−ノルボルニル基等が挙げられ、特に、シクロペンチル基、シクロヘキシル基が好ましい。R2としては、イソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ネオペンチル基等が挙げられ、特に、イソプロピル基が好ましい。R3及びR4としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ヘキシル基、オクチル基、シクロヘキシル基等のアルキル基、アリル基、プロペニル基、ブテニル基等のアルケニル基、フェニル基、トリル基、キシリル基等のアリール基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基等のアラルキル基等が挙げられる。これらの中では、特に炭素数1〜10のアルキル基が好ましい。
これらの有機ケイ素化合物[C]はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
有機アルミニウム化合物[B]は、アルミニウム/チタン(原子比)が、通常1〜1,000、好ましくは10〜500の範囲になるような量が用いられる。
この原子比が前記範囲を逸脱すると、触媒活性が不十分となることがある。
有機ケイ素化合物[C]は、有機ケイ素化合物[C]/有機金属化合物[B]
(モル比)が、通常0.02〜2.0、好ましくは0.05〜1.0の範囲になるような量が用いられる。このモル比が前記範囲を逸脱すると、十分な触媒活性が得られないことがある。
予備重合では、用いる触媒については特に制限されないが、好ましくは、上述したオレフィン重合用触媒を用いる。この場合、電子供与性成分として、上記有機化合物[C]に加え、さらに、ジシクロペンチルジメトキシシラン、シクロペンチルエチルジメトキシシラン、シクロペンチルイソプロピルジメトキシシラン、シクロペンチルターシャリブチルジメトキシシラン、テキシルシクロペンチルジメトキシシラン、テキシルシクロヘキシルジメトキシシラン、ジイソプロピルジメトキシシラン、ジイソブチルジメトキシシラン、ジターシャリブチルジメトキシシラン等を用いることができる。これらのうち、好ましくはジシクロペンチルジメトキシシランである。
α−オレフィンとしては、特に制限はないが、具体的には、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−デセン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、ビニルシクロヘキサン等が挙げられる。このうち、エチレン及びプロピレンが好ましい。これらのα−オレフィンは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
さらに、予備重合で得られたオレフィン重合体を、予備重合触媒成分として用いることができる。即ち、この予備重合触媒成分をオレフィン重合用触媒成分として用い、本発明で用いるプロピレン系ブロック共重合体を製造することができる。
共重合部の製造に際しては、エチレンを単独で用いてもよいが、必要に応じて、エチレンとプロピレン以外の前記α−オレフィンを組み合わせてもよい。
プロピレン単独重合の条件としては、重合時に、上述した重合量が得られるものであれば特に制限されないが、その重合圧は、通常、大気圧〜8MPa(Gauge)、好ましくは0.2〜5MPa(Gauge)、重合温度は、通常、0〜200℃、好ましくは30〜100℃の範囲で適宜選ばれる。重合時間は、通常、5分〜20時間、好ましくは10分〜10時間程度である。
プロピレン単独重合部及び共重合部における重合体の分子量は、連鎖移動剤の添加、好ましくは水素の添加を行うことで調節することができる。また、窒素等の不活性ガスを存在させてもよい。上記のオレフィン重合用触媒を用いると、従来のマグネシウム、チタン、ハロゲン及び電子供与性化合物からなる触媒系に比べ、少量の水素量で、溶融流動性に優れたオレフィン重合体が得られる。
せるために、少量の水、アルコール等を添加することもできる。また、バルク重合法においては、重合後、重合器から導出されるポリマーから完全にモノマーを分離した後、ペレット化することができる。 この軟質TPOにおいて、好ましくは下記とする。
(1)共重合体におけるエチレン等のα−オレフィン量が10〜80質量%
(2)昇温溶離分別法(TREF)による溶出成分比率が下記
s1.低結晶性成分(20℃未満溶出成分) 20〜60質量%
t1.中結晶性成分(20〜100℃溶出成分) 30〜70質量%
u1.高結晶性成分(100℃以上溶出成分) 3〜30質量%
但しs1+t1+u1=100%
軟質TPOの100℃以上での溶出成分(u1成分)は、高立体規則性およびポリプロピレン樹脂との相溶性を確保するための成分である。すなわち、u1成分の量が3質量%未満である場合には、相溶性が損なわれ、またu1成分の量が30質量%を超える場合には、中結晶性成分量が満足しなくなり、好ましくない。
軟質TPOの次の例の特徴は次の通りである。
(R1)共重合体中のα−オレフィン量が5mol%以下
(R2)昇温溶離分別法(TREF)による溶出成分比率が下記
s.低結晶性成分(20℃溶出成分) 5〜35質量%
t.中結晶性成分(20〜100℃溶出成分) 10〜40質量%
u.高結晶性成分(100℃以上溶出成分) 40〜80質量%
但しs+t+u=100%
軟質TPOは、メルトフローレートが1未満では成形加工性が困難となり、また、20を超える場合は溶融張力が低下し、特に押出成形における成形加工性が低下するため好ましくない。メルトフローレートはゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる重量平均分子量に換算すると概ね20万〜50万の範囲である。
軟質TPOの100℃以上での溶出成分(u成分)は、高立体規則性およびポリプロピレン樹脂との相溶性を確保するための成分であり、さらには優れた耐熱性を得るために必要な成分である。すなわち、u成分の量が40質量%未満である場合には、成形品とした場合の耐熱性が損なわれ、またu成分の量が80質量%を超える場合には、柔軟性が損なわれるために好ましくない。柔軟性および耐熱性を勘案するとu成分の量は、特に、50質量%を越え、70質量%以下であることが好ましい。より優れた耐熱性を得るためにs成分のピークトップ温度が120℃以上であることが好ましく、さらにはu成分が115℃以上の溶出成分を60質量%以上有する高結晶性ポリプロピレン成分であることが好ましい。
軟質TPOにおいて、より良好な柔軟性と耐熱性とのバランスを発現させるためにはt成分の量とs成分の量の質量比(s/t)は0.6以上であることが好ましく、特に0.7以上であることが好ましい。
分子量分布が3未満の場合は成形加工性が低下し、15を超える場合は成形後の樹脂の配向の異方性が大きくなり、成形品のそり、収縮率等のバランスが低下するばかりか、耐衝撃性も低下するために好ましくない。特に好ましい分子量分布の範囲は4以上12以下である。
一方、成形品のベタツキを抑えるためには、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(GPC)により測定した質量平均分子量(Mw)における1万以下の成分の量が3質量%以下であることが好ましい。
軟質TPOは、示差走査熱量測定法(DSC)で測定された融点が、150℃以上で且つ、融解熱が100J/g以下であることが好ましい。該融点が150℃未満の場合は、十分な耐熱性が得られず、また該融解熱が100J/gを超える場合には、柔軟性が損なわれ、好ましくない。
軟質TPOは、JIS K7207に準拠した測定方法により求められる熱変形温度が50℃以上であることが好ましい。
また、先に述べたように、本重合に先立って予備重合を行うようにしてもよく、本重合においては条件の異なる2段階以上の多段重合で行うようにしてもよく、このような多段重合は特定の結晶性分布(成分s,t,uなど)を満足する為に好ましい。
等としてもよいが、良好な透明性を得るためには重合法により製造することが好ましい。
本実施形態においては、前述したプロピレン系多段重合体とプロピレン系軟質樹脂とを適宜ブレンドし、本発明に基づく条件(A)〜(D)の条件に合致したプロピレン系樹脂組成物とする。
ここで、プロピレン系多段重合体とプロピレン系軟質樹脂とのブレンドにあたっての量比は特定されないが、通常プロピレン系多段重合体35〜95質量%、プロピレン系軟質樹脂5〜65質量%の範囲で選定することが好ましく、条件(D)に従って極限粘度[η]が10dL/g超の超高分子量成分(プロピレン系多段重合体の成分(P1)起源)が全組成物中に5〜20質量%含有する状態とすることが必要である。プロピレン系多段重合体35〜95質量%、プロピレン系軟質樹脂5〜65質量%の範囲内とする理由は、プロピレン系軟質樹脂が5質量%未満では組成物の柔軟性が不十分となり、65質量%を超えると条件(D)を満足させることが困難になるからである。
プロピレン系多段重合体とプロピレン系軟質樹脂とのブレンドの方法は特に限定されないが、相溶性や分散性およびコストの点で、押出機による混練法を利用することが望ましい。
プロピレン系樹脂組成物のメルトフローレート(MFR)は、30g/10分以下であることが好ましく、15g/10分以下であることがより好ましく、10g/10分以下であることが特に好ましい。MFRが30g/10分を越えると、発泡成形体の成形不良が生じる場合がある。MFRが1g/10分未満では、本発明の組成物の発泡が困難になる。
これにより、ブレンドする各々の構成成分中の高結晶性成分が相溶し、かつ軟質樹脂中の中結晶性成分および低結晶性成分が順に相溶して全体の組成物を形成することにより、発泡成形体とした際には高発泡状態が得られるとともに柔軟性が得られる。
すなわち、発泡体の柔軟性を保つためには、低結晶性成分を組成物中に含むことが必須であるが、低結晶性成分と高結晶性成分とは互いに分離しやすい傾向にある。このため、全体に対して相溶性のない軟質樹脂を含んで構成される組成物で発泡体を製造した場合、軟質樹脂部分で破裂したり、ガス抜けを生じたりし、高発泡倍率の発泡体は得ることが困難である。
これに対し、本発明に基づく組成物では、中結晶性成分を含むことで低結晶性成分と高結晶性成分とをつなぐことができるため、前述した分離しやすい傾向を改善することができる。これにより、高発泡倍率であって、かつ柔軟性を備えた発泡体を製造することができる。
本実施形態において、プロピレン系樹脂発泡成形体は、前述したプロピレン系樹脂組成物を、例えば押出発泡することにより得ることができる。
製造装置としては、プロピレン系樹脂を溶融状態に加熱し、適度のせん断応力を付与しながら混練し、管状のダイから押出発泡することができる公知の押出発泡成形装置を使用することができる。また、製造装置を構成する押出機も、単軸押出機または二軸押出機のいずれのものも採用することができる。
なお、発泡成形体の成形にあたっては、押出成形のほか、射出成形、中空成形、その他の各種成型法を利用することができる。好ましくは、射出発泡成形、押出発泡成形による発泡成形を行う。
また、成形にあたってプロピレン系樹脂組成物を発泡させる際には、炭酸ガス、ブタン、窒素ガス、重曹などの各種発泡剤を利用することができる。特に、射出発泡成形を行う場合には、発泡剤として超臨界二酸化炭素あるいは超臨界窒素を用いることが望ましい。
本実施形態において、製造されるプロピレン系樹脂発泡成形体は発泡倍率5〜100倍、平均セル径500μm以下とされる。
本実施形態のプロピレン系樹脂発泡成形体は、構成材料であるプロピレン系樹脂がリサイクル性能にも優れ、また耐薬品性や耐熱性も良好であることから、プロピレン系樹脂発泡成形体としても、これらの諸特性(リサイクル性能、耐薬品性、耐熱性)を享受することになる。
更には、低コスト材料であるプロピレン系樹脂を使用することにより、前述した効果を有する発泡成形体を低コストで提供することができる。
そして、本実施形態のプロピレン系樹脂発泡成形体は、十分な柔軟性が得られるように構成されているため、前述した自動車の内外装材や建材として適用された際に要求される、人体に触れた際の感触、屈曲部位への適応性についても、それぞれ十分な特性を得ることができる。
(i)予備重合触媒成分の調製:
内容積5リットルの攪拌機付き三つ口フラスコを十分に乾燥させ、窒素ガスで置換した後、脱水処理したヘプタンを4リットル、ジエチルアルミニウムクロライド140グラムを加え、市販品のSolvay型三塩化チタン触媒(東ソー・ファインケム(株)製)20gを加えた。これを攪拌しながら20℃に保持した状態で、プロピレンを連続的に導入した。80分後、攪拌を停止し、三塩化チタン触媒1gあたり0.8gのプロピレンが重合した予備重合触媒成分を得た。
内容積10リットルの攪拌機付きステンレス製オートクレーブを十分乾燥し窒素ガスで置換した後、脱水処理したヘプタン6リットルを加え、系内の窒素をプロピレンで置換した。その後、攪拌しながらプロピレンを導入して内温50℃、全圧0.78MPaに系内が安定した後、上記予備重合触媒成分を固体触媒換算で0.75グラム含んだヘプタンスラリー200ミリリットルを加えて重合開始とした。プロピレンを1.0時間連続的に供給し、重合を行い、重合体を得た。その一部をサンプリングして分析した結果、極限粘度は15.4dL/gであった。その後、内温を40℃以下にまで降温し攪拌を弱め、脱圧を行った。
再び、内温を65℃として水素を0.10MPa加えて攪拌しながらプロピレンを導入した。全圧0.78MPaでプロピレンを連続的に供給しながら65℃で4時間重合を行った。この時、重合体の一部をサンプリングして分析した結果、極限粘度は3.31dL/gであった。
重合終了後、50ミリリットルのメタノールを添加し降温、脱圧した。内容物を全量フィルター付きろ過槽へ移し、1−ブタノールを100ミリリットル加え、85℃で1時間撹拌した後に固液分離した。さらに、85℃のヘプタン6リットルで固体部を2回洗浄し、真空乾燥してプロピレン重合体3.3kgを得た。
以上の結果、第一段目と第二段目の重合成分の質量比は15.3:84.7であり、第二段目にて生成した重合体の極限粘度は1.13dL/gと求められた。
(1)マグネシウム化合物の調製
ステンレス鋼製の触媒反応槽を窒素ガスで十分に置換した後、これにエタノール25kg、ヨウ素1.6kg及び金属マグネシウム16kgを投入し、攪拌しながら還流条件下で系内から水素ガスの発生がなくなるまで、加熱条件下で反応させ、固体状反応生成物を得た。この固体状反応生成物を含む反応液を、減圧下で乾燥させることにより、マグネシウム化合物(ジエトキシマグネシウム)を得た。
(2)固体触媒成分の調製
窒素ガスで十分に置換した内容積500リットルのステンレス鋼製の触媒反応槽に、上記(1)で得たマグシウム化合物16kg、精製ヘプタン80リットル、四塩化ケイ素2.4リットル及びフタル酸ジ−n−ブチル2.3リットルを仕込んだ。系内を90℃に保ち、攪拌しながら四塩化チタン77リットルを加え、110℃で2時間反応させた後、固体成分を分離して80℃の精製ヘプタンで洗浄した。さらに、四塩化チタン122リットルを加え、110℃で2時間反応させた後、精製ヘプタンで十分洗浄し、固体触媒成分を得た。
窒素ガスで十分に置換した内容積80リットルのステンレス鋼製の重合反応槽に、上記(2)で得られた固体触媒成分4kg、精製ヘプタン40リットル、トリエチルアルミニウム1.6モル、シクロヘキシルメチルジメトキシシラン4.0モルを仕込んだ後、系内を40℃に保ち、攪拌しながら、プロピレンを連続的に2時間供給した。プロピレンの供給を停止した後、温度40℃で30分間保持した。その後、精製ヘプタンで洗浄して予備重合触媒を得た。
(4)本重合
攪拌機を備えた内容積300リットルのステンレス製オートクレーブ反応器を窒素ガスで十分に置換した後、液体プロピレンを200リットル、トリエチルアルミニウムを120ミリモル、シクロヘキシルイソブチルジメトキシシラン0.012モル加え、反応器内の温度を55℃に昇温し、水素を0.16モル%供給した。その後、上記(3)の予備重合で得られたチタン含有ポリプロピレン(予備重合触媒)を担持触媒として0.75g加え、55℃で35分間プロピレンの重合を行った。
次に、得られた共重合体粒子に、酸化防止剤としてイルガノックス1010(チバ・ジャパン(株))1500ppm、イルガフォス168(チバ・ジャパン(株))1000ppm、中和剤としてDHT−4A(協和化学工業(株))1500ppm、および、分解剤として、パーカドックス14(化薬アクゾ(株))を400ppm混合し、同方向かみ合い型二軸押出機TEM35((株)神戸製鋼製)を用い、樹脂温度250℃の条件で混練造粒してペレットを得た。
このペレットのMFRは1.5g/10分であった。また、昇温溶離分別法(TREF)による溶出成分比率は、s1(20℃未満溶出成分)45.2質量%、t1(20〜100℃溶出成分)48.0質量%、u1(100℃以上溶出成分)6.8質量%であった。
(予備重合)
撹拌機を備えた内容積1リットルのガラス製オートクレーブ反応器を窒素ガスで十分に置換した後、ヘプタン400mlを装入した。反応器内温度を20℃に保ち、酢酸ブチル0.18mmol、ヨウ化エチル22.7mmol、ジエチルアルミニウムクロライド18.5mmol、及び三塩化チタン(丸紅ソルベイ化学社製)22.7mmolを加えた後、プロピレンを三塩化チタン1g当たり3gとなるように30分間連続的に反応器に導入した。なお、この間の温度は20℃に保持した。プロピレンの供給を停止した後、反応器内を窒素ガスで十分に置換し、得られたチタン含有ポリプロピレンを精製n−ヘキサンで4回洗浄した。分析の結果、三塩化チタン1g当たり2.9gのプロピレンが重合されていた。
N2置換を施した2リットルのオートクレーブに、液体プロピレンを1リットル、ジエチルアルミニウムクロライド0.70mmol、エチルアルミニウムセスキエトキシド(Et1.5Al(OEt)1.5)0.70mmolを加え、オートクレーブの内温を70℃に昇温した。予備重合で得られたチタン化合物含有ポリプロピレンを三塩化チタンとして0.087mmol加え、70℃で2時間のプロピレンの重合を行った(第1段階)。次に酢酸ブチル0.014mmolを加え、水素を気相中の濃度が1.7mol%となるように挿入し、1時間の重合を行った(第2段階)。
次に酸化防止剤、熱安定剤、塩素補足剤および結晶核剤を添加して混合した後、20mmφ押出機を用い230℃で押出してペレット状とした。
前述した製造例1により極限粘度[η]が15.4dL/gの超高分子量成分を15.3質量%含むプロピレン系多段重合体を製造した。
このプロピレン系多段重合体と前述した製造例2に基づくプロピレン系軟質樹脂とをブレンドし、条件(A)〜(D)の条件を満足する本発明のポリプロピレン系樹脂組成物を調製した。
各々の物性値は表1に記載の通り。
〔比較例1〜4〕
実施例1〜6に対し、条件(A)〜(D)の条件あるいは極限粘度の条件を満足しないポリプロピレン系樹脂組成物を調製した。
各々の物性値は表1に記載の通り。
前述した実施例および比較例の組成物について、発泡成形体を製造した。
発泡成形体は射出成型機から単純に押出発泡させるものとし、得られた成形体からテストピースを切り出すことで実施した。
ここで成型条件は下記の通りである。
成型機:(株)日本製鋼製、J180EL−MuCell
射出時間:5秒
射出樹脂量:100g
シリンダ設定温度:180℃
発泡剤:CO2超臨界流体、6質量%
以下の製造例、実施例における物性値等は下記の方法で測定した。
(1)昇温溶離分別法(TREF)
(a)操作法
試料を温度140℃のオルトジクロロベンゼンに完全に溶解させた試料溶液を、温度135℃に調節したTREFカラムに導入し、次いで降温速度5℃/時間にて徐々に0℃まで降温し、試料を充填剤に吸着させる。
その後、0℃にて30分間保持した後、カラムにオルトジクロロベンゼンを流通させ、0℃のまま10分間保持して充填剤に吸着させない成分を溶出させた。この成分を0℃溶出分とした。
その後、オルトジクロロベンゼンを流通させながら昇温速度40℃/時間にてカラムを135℃まで昇温し、順次ポリマー成分を溶出させ、溶出ポリマーの濃度を測定することにより、縦軸dw/dtおよび横軸T(℃)の溶出曲線を得た。
この溶出曲線から該当温度範囲の面積の積分値を求め、溶出分の量比を求めた。
なおTREFの温度範囲で記載するX〜Y℃(X,Y:温度範囲を示す温度)はX℃以上Y℃未満を意味する。例えば、40〜70℃は、40℃以上70℃未満を意味する。例外的に、0〜10℃は、0℃を超え10℃未満を意味する。
TREFカラム:GLサイエンス社製 シリカゲルカラム(4.6Φ×150mm)
フローセル:GLサイエンス社製 KBrセル 光路長1mm
送液ポンプ:センシュー科学社製 SSC−3100
バルブオーブン:GLサイエンス社製 MODEL554
TREFオーブン:GLサイエンス社製
二系列温調器:理学工業社製 REX−C100
濃度検出器:液体クロマトグラフィー用赤外検出器 FOXBORO社製 MIRAN 1A CVF
10方バルブ:バルコ社製 電動バルブ
ループ:バルコ社製 500マイクロリットルループ
(c)測定条件
溶媒:o−ジクロロベンゼン
試料濃度:7.5g/リットル
注入量:500マイクロリットル
ポンプ流量:2.0ミリリットル/分
検出波数:3.41μm
カラム充填剤:クロモソルブP(30/60メッシュ)
カラム温度分布:±0.2℃以内
重合時に連続的に供給するプロピレンの流量計積算値を用いた物質収支から求めた。
(3)極限粘度[η]:
135℃のテトラリン溶媒中で測定した。
プロピレン系多段重合体の第一段目(P1成分)の極限粘度[η1]とプロピレン重合体全体の極限粘度[ηtotal]は重合過程でサンプリングし評価し、プロピレン系多段重合体の第二段目(P2成分)の極限粘度[η2]は下記(II)式により算出した。
プロピレン系多段重合体とプロピレン系軟質樹脂のブレンド品の超高分子量成分([η1]=15.4dL/g)の量比については、プロピレン系多段重合体とプロピレン系軟質樹脂の配合比から算出した。
[η2]=([ηtotal]×100-[η1]×W1)/W2 ...(II)
[ηtotal] :プロピレン重合体全体の極限粘度(dL/g)
[η1] :P1成分の極限粘度(dL/g)
W1 :P1成分の質量分率(質量%)
W2 :P2成分の質量分率(質量%)
JIS K7210に準拠し、温度を230℃、荷重を2.16kgfとして測定した。
(5)発泡倍率
プロピレン系発泡成形体の質量を、水没法により求めた体積で除することにより密度を求め、発泡倍率として算出した。
(6)平均セル径:
ASTM D3576〜3577に準拠して測定した。
直径15mm×高さ10mmの円柱状の試験片を切り出し、以下の方法で試験を行った。
先ず、一対の剛体表面の間に円柱状の試験片を挟み、これらの剛体表面に試験片の両端面が密接するようにして、試験片がその中心軸方向(高さ方向)に圧縮されるようにセットする。
次に、一方の剛体表面を他方に対して一定の移動速度(10mm/分)で近接させ、試験片を圧縮する。
試験片の圧縮方向の変形量(剛体表面の相対移動距離)が、試験片のもとの高さの25%に達した際に検出される圧縮加重を読み出し、この加重を試験片の変形前の断面積で除した値を25%圧縮応力とする。
なお、これらの処理は常温、常圧(大気圧)のもとで行うものとする。
実施例1〜6および比較例1で製造した発泡体について軟質感を試験した。試験片は押出機からでた状態のままの単純発泡体とした。平均的な押出発泡体の直径は約20mmである。
このような発泡成形体の試験片を手で曲げたときに、容易に破壊されたものを不可とし、それ以外を良とした。
前述した実施例1〜6および比較例1〜4に関する測定結果を表1に示す。また、実施例1〜4の昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係を示すグラフを図1〜図4に示す。さらに、比較例1〜3の同様グラフを図5〜図7に示す。
図1〜図4に示すように、実施例1〜4では何れも110℃以上の領域に明瞭なピークがあり(条件(A))、かつ低結晶化成分(条件(B1))から中結晶化成分(条件(B2)〜(B3))において、各領域に連続して十分な数値が得られている。また、これらの中結晶性成分〜低結晶化成分において、80℃以下の領域でのdT/dWピークが1.5以下に抑えられ(本発明の条件(C))、高結晶化成分(条件(A))以外の顕著なピークがないフラットな状態に維持されている。
比較例1は、4項目の量比(本発明の条件(B1)〜(B3)および条件(A))がそれぞれ基準範囲を外れており、発泡成形体に柔軟性が得られなかった。図5に示すように、比較例1では、柔軟性を得るための条件(B1)〜(B3)の成分がそれぞれ図1〜図4の実施例1〜4に比べて一様に低いことが解る。
比較例4は、極限粘度[η]が15.4dL/g(本発明の条件(D)では10dL/g超)の成分が5質量%を下回っており、発泡成形ができなかった。
以上より、本発明により発泡成形体としての柔軟性が得られていることが確認できた。
Claims (9)
- ポリプロピレン単独重合体またはプロピレンとα−オレフィンとの共重合体の少なくとも一方からなり、
(A)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度が110℃以上の溶出成分の総量が、溶出成分全体の10〜65質量%であり、
(B1)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度10〜40℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の2質量%以上であり、
(B2)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度40〜70℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の5質量%以上であり、
(B3)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度70〜100℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の8.5質量%以上であり、
(C)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度80℃以下での単位温度あたりの質量分率(dW/dT)のピークが1.5質量%/℃以下であり、
(D)135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が10dL/g超のプロピレン単独重合体成分またはプロピレンと炭素数が2〜8のα−オレフィンとの共重合体成分を、全組成物中に5〜20質量%含有する
ことを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。 - ポリプロピレン単独重合体またはプロピレンとα−オレフィンとの共重合体の少なくとも一方からなり、
(A)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度が110℃以上の溶出成分の総量が、溶出成分全体の10〜65質量%であり、
(B)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度が110℃未満の溶出成分の総量が、溶出成分全体の90〜35質量%であり、
(B)成分中で
(B1)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度10〜40℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の2〜45質量%であり、
(B2)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度40〜70℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の5〜45質量%であり、
(B3)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度70〜100℃の溶出成分の総量が、溶出成分全体の8.5〜83質量%であり、
(C)昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度80℃以下での単位温度あたりの質量分率(dW/dT)のピークが1.5質量%/℃以下であり、
(D)135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が10dL/g超のプロピレン単独重合体成分またはプロピレンと炭素数が2〜8のα−オレフィンとの共重合体成分を、全組成物中に5〜20質量%含有する
ことを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。 - 請求項1または請求項2に記載のプロピレン系樹脂組成物において、
昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度が40℃〜100℃までの領域の溶出成分の総量が全体の13.5〜60質量%であることを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。 - 請求項3に記載のプロピレン系樹脂組成物において、
昇温溶離分別法(TREF)による溶出温度と量比の関係において、溶出温度が60℃〜100℃までの領域の溶出成分の総量が全体の20〜60質量%であることを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。 - 請求項1ないし請求項4の何れかに記載のプロピレン系樹脂組成物において、
前記(D)135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が10dL/g超のプロピレン単独重合体成分またはプロピレンと炭素数が2〜8のα−オレフィンとの共重合体成分が、135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が12〜30dL/gのプロピレン単独重合体成分、またはプロピレンと炭素数が2〜8のα−オレフィンとの共重合体成分、であることを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。 - 請求項1ないし請求項5の何れかに記載のプロピレン系樹脂組成物において、
前記(C)記載の質量分率(dW/dT)のピークが0.1〜1.5質量%/℃であることを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。 - 請求項1ないし請求項6の何れかに記載のプロピレン系樹脂組成物において、
下記プロピレン単独重合体を35〜95質量%、及び下記のプロピレンとエチレンとの共重合体5〜65質量%からなるプロピレン系樹脂組成物。
(1)プロピレン単独重合体
135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が10dL/g超のプロピレン単独重合体成分を重合体中に5〜20質量%、135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が0.5〜3.0dL/gのプロピレン単独重合体成分を重合体中に80〜95質量%からなる。
(2)プロピレンとの共重合体
共重合体中のエチレン量が10〜80質量%、かつ昇温溶離分別法(TREF)による溶出成分比率が下記である。
s1.低結晶性成分(20℃未満溶出成分) 20〜60質量%
t1.中結晶性成分(20〜100℃溶出成分) 30〜70質量%
u1.高結晶性成分(100℃以上溶出成分) 3〜30質量%
但しs1+t1+u1=100質量% - 請求項1ないし請求項7の何れかに記載のプロピレン系樹脂組成物において、
メルトフローレート(MFR)が1〜20g/10分であることを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。 - 請求項1ないし請求項8の何れかに記載のプロピレン系樹脂組成物を発泡させて得られるプロピレン系樹脂発泡成形体であって、
発泡倍率5〜100倍、平均セル径500μm以下であることを特徴とするプロピレン系樹脂発泡成形体。
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