JP2008038179A - ホットチャンバーダイカストマシンとその鋳造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ホットチャンバーダイカストマシンに関し、アルミニウム系溶湯をホットチャンバーダイカストマシンによって、効率的に鋳造できるようにすることが課題である。
【解決手段】アルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシン1において、少なくとも前記アルミニウム系溶湯2を射出する射出機構8を構成する部品を、主成分はコバルトが重量比で50%〜60%、クロムが重量比で18〜28%、モリブデンが重量比で4〜17%、ニッケルが重量比で2〜5%、鉄が0〜5%、残りをその他の金属とするアルミニウム系耐食合金金属で形成してなるホットチャンバーダイカストマシン1とする。
【選択図】図1
【解決手段】アルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシン1において、少なくとも前記アルミニウム系溶湯2を射出する射出機構8を構成する部品を、主成分はコバルトが重量比で50%〜60%、クロムが重量比で18〜28%、モリブデンが重量比で4〜17%、ニッケルが重量比で2〜5%、鉄が0〜5%、残りをその他の金属とするアルミニウム系耐食合金金属で形成してなるホットチャンバーダイカストマシン1とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、アルミニウムおよびアルミニウム合金等を鋳造するホットチャンバーダイカストマシンと鋳造方法とに係り、更に詳しくはアルミニウム系溶湯をプランジャーによって金型に圧入して射出注湯することを可能にした射出機構に関するものである。
従来、亜鉛,鉛,スズ等の合金を鋳造する場合には、ホットチャンバーダイカストマシンが使用される。このホットチャンバーダイカストマシン1aには、図3に示すように、前記合金の溶湯2を貯留する溶湯槽3と、該溶湯槽3を加熱して溶湯2を一定温度以上に保つための加熱ヒータ5と、これらを備える炉体構造体4と、前記溶湯槽3の内部空間まで射出ヤグラ20等の支持体によって吊持されるグースネック9と、このグースネック9のシリンダー部10aに充填された溶湯2を圧入して押し出すプランジャー12と、該プランジャー12を往復直線運動させる油圧シリンダーなどの駆動装置23と、前記プランジャー12で押し出された溶湯2を導出して金型に注入するノズル11と、該ノズル11の注入先端部に設けられるノズルヒータ24と、図1に示す固定金型25と移動金型26とで形成されている。
前記固定金型25と移動金型26とで鋳型空間27および、前記ノズル11と鋳型空間27に連通するランナー部28とが形成される。かかるホットチャンバーダイカストマシンにおいては、溶融点の低い亜鉛等の鋳造に適したものであるが、これを、アルミニウム系合金に適用しようとすると、当該アルミニウム系溶湯が殆どの金属と反応して侵食するので、このアルミニウム系溶湯を射出する射出機構には金属を採用することができない。そこで、コールドチャンバ方式ダイカストマシン(特許文献1参照)にするか、若しくは、ホットチャンバーダイカストマシンで鋳造するにはアルミニウム系溶湯に侵食を受けないセラミック材料で射出機構を形成することが知られている(特許文献2参照)。
特開2003−53502号公報
特開平10−296420号公報
しかし、従来のホットチャンバーダイカストマシンにおいて、セラミック材料でアルミニウム系溶湯の射出機構を形成したのでは、コストが嵩むと共に、製品寿命が短いという課題がある。また、コールドチャンバダイカストマシンでは、作業能率が悪いという課題がある。本発明に係るホットチャンバーダイカストマシンは、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係るホットチャンバーダイカストマシンの上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、アルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシンにおいて、少なくとも前記アルミニウム系溶湯を射出する射出機構を構成する部品を、主成分はコバルトが重量比で50%〜60%、クロムが重量比で18〜28%、モリブデンが重量比で4〜17%、ニッケルが重量比で2〜5%、鉄が0〜5%、残りをその他の金属とするアルミニウム系耐食合金金属で形成してなることである。
また、アルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシンにおいて、少なくとも前記アルミニウム系溶湯を射出する射出機構を構成する部品を、主成分はニッケルが重量比で50%〜60%、モリブデンが重量比で3〜20%、クロムが重量比で14〜18%、鉄が重量比で0〜5%、残りをその他の金属とするアルミニウム系耐食合金金属で形成してなることである。
前記射出機構を構成する部品において、当該部品の表面の内で少なくともアルミニウム系溶湯が接する表面に、酸化物塗料を付着させたこと、;
前記射出機構を構成する部品において、当該部品の表面の内で少なくともアルミニウム系溶湯が接する表面に、熱処理による酸化反応で生じる酸化被膜が形成されていること、;
前記射出機構におけるグースネックのプランジャー用の筒状空間部におけるプランジャーの上部で、該プランジャーに連結されたプランジャーロッドとの間の空間部には、空気よりも比重の大きい不活性ガスが充填されて不活性ガス層が形成されていること、;
前記射出機構におけるスリーブの内部空間に、当該内部空間を形成する壁面に空気が接触しないように密閉する蓋部材が嵌装されていること、;
を含むものである。
前記射出機構を構成する部品において、当該部品の表面の内で少なくともアルミニウム系溶湯が接する表面に、熱処理による酸化反応で生じる酸化被膜が形成されていること、;
前記射出機構におけるグースネックのプランジャー用の筒状空間部におけるプランジャーの上部で、該プランジャーに連結されたプランジャーロッドとの間の空間部には、空気よりも比重の大きい不活性ガスが充填されて不活性ガス層が形成されていること、;
前記射出機構におけるスリーブの内部空間に、当該内部空間を形成する壁面に空気が接触しないように密閉する蓋部材が嵌装されていること、;
を含むものである。
本発明に係るホットチャンバーダイカストマシンによる鋳造方法の要旨は、前記本発明のホットチャンバーダイカストマシンによってアルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシンの鋳造時において、前記アルミニウム系溶湯を貯留する坩堝の溶湯面よりも低い位置に、射出機構を構成するプランジャーと該プランジャーが摺接するスリーブ内壁面とが存在するようにして、前記プランジャーが前記溶湯面よりも上に出ないように往復直線運動させて前記アルミニウム系溶湯を金型に射出させるようにしたことである。
本発明のホットチャンバーダイカストマシンによれば、少なくとも前記アルミニウム系溶湯を射出する射出機構を構成する部品を、主成分はコバルトが重量比で50%〜60%、クロムが重量比で18〜28%、モリブデンが重量比で4〜17%、ニッケルが重量比で2〜5%、鉄が0〜5%、残りをその他の金属とするアルミニウム系耐食合金金属で形成したので、アルミニウム系溶湯の侵食を防止して、従来は不可能であったアルミニウム系溶湯をホットチャンバーダイカストマシンで鋳造できるようになったものである。これにより、アルミニウム系合金の鋳造の作業能率が向上し、製造コストも低減できるものである。
また、少なくとも前記アルミニウム系溶湯を射出する射出機構を構成する部品を、主成分はニッケルが重量比で50%〜60%、モリブデンが重量比で3〜20%、クロムが重量比で14〜18%、鉄が重量比で0〜5%、残りをその他の金属とするアルミニウム系耐食合金金属で形成したので、上述と同様に、アルミニウム系溶湯の侵食を防止して、従来は不可能であったアルミニウム系溶湯をホットチャンバーダイカストマシンで鋳造できるようになったものである。
前記射出機構を構成する部品において、当該部品の表面の内で少なくともアルミニウム系溶湯が接する表面に、酸化物塗料を付着させたことにより、若しくは、前記射出機構を構成する部品において、当該部品の表面の内で少なくともアルミニウム系溶湯が接する表面に、熱処理による酸化反応で生じる酸化被膜が形成されていることによって、アルミニウム系溶湯による射出機構への侵食を防止し、剥離性及び濡れ性が向上することで、ホットチャンバーダイカストマシンの耐久性を更に向上させることができる。
前記射出機構におけるグースネックのプランジャー用スリーブの筒状空間部におけるプランジャーの上部でプランジャーロッドとの間の空間部には、空気よりも比重の大きい不活性ガスが充填されて不活性ガス層が形成されているようにすることで、アルミニウム系溶湯が空気中の酸素と化合して生成される酸化アルミニウムによる侵食から前記プランジャーを保護することができる。
また、射出機構におけるスリーブの内部空間に、当該内部空間を形成する壁面に空気が接触しないように密閉する蓋部材が嵌装されていることで、スリーブの内部空間を形成する前記壁面を保護し、酸化アルミニウムの侵食を防止することとなって、耐久性を向上させることができる。
また、射出機構におけるスリーブの内部空間に、当該内部空間を形成する壁面に空気が接触しないように密閉する蓋部材が嵌装されていることで、スリーブの内部空間を形成する前記壁面を保護し、酸化アルミニウムの侵食を防止することとなって、耐久性を向上させることができる。
本発明に係るホットチャンバーダイカストマシンによる鋳造方法は、前記本発明に係るホットチャンバーダイカストマシンによってアルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシンの鋳造時において、前記アルミニウム系溶湯を貯留する坩堝の溶湯面よりも低い位置に、射出機構を構成するプランジャーと該プランジャーが摺接するスリーブ内壁面とが存在するようにして、前記プランジャーが前記溶湯面よりも上に出ないように往復直線運動させて前記アルミニウム系溶湯を金型に射出させるようにしたので、前記プランジャーが酸化アルミニウムに触れることがなく、確実に保護されるようになり、前記プランジャーのスリーブ内における往復直線運動がスムーズに維持される。
本発明に係るホットチャンバーダイカストマシン1は、図1にその概略構成を示すように、アルミニウム系溶湯2を貯留する坩堝(るつぼ)3と、該坩堝3を収納して支持する炉体4と、前記坩堝3を加熱して前記アルミニウム系溶湯2を所定の温度に保つヒータ等の加熱装置5と、前記坩堝3の蓋部材6と、該蓋部材6とアルミニウム系溶湯2の上面2aとの間の空間及びグースネックの内部の上部空間をアルゴンガス若しくは窒素ガス等の不活性ガスで充填させた不活性ガス層7と、前記蓋部材6で支持される射出機構8とで構成されている。
前記射出機構8は、グースネック9と、アルミニウム系溶湯2の中に配設するスリーブ10と、成形金型にアルミニウム系溶湯2を注入するノズル11と、前記スリーブ10の内部空間に充填されるアルミニウム系溶湯2を圧入して押し出すプランジャー12と、該プランジャーを駆動させるプランジャーロッド12aと、から構成されている。
なお、前記プランジャーロッド12aを上下方向に往復直線移動させる駆動装置23は、油圧シリンダーと連結ロッド、連結用のカップリング23a等で構成されている。その他、図2に示すように、溶湯温度センサー16、溶解槽17、アルゴンガス封入孔18、グースネック温度センサー19等が設けられている。
このように構成される、アルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシン1において、第1実施例として、少なくとも前記アルミニウム系溶湯を射出する射出機構8を構成する部品を、コバルト(Co)が重量比で50%〜60%で主成分とし、クロム(cr)が重量比で18〜28%、モリブデン(Mo)が重量比で4〜17%、鉄(Fe)が0〜5%、残りをその他の金属とするアルミニウム系耐食合金金属で形成してなるものである。
また、第2実施例として、少なくとも前記アルミニウム系溶湯2を射出する前記射出機構8を構成する部品を、ニッケル(Ni)が重量比で50%〜60%で主成分とし、モリブデン(Mo)が重量比で3〜20%、クロム(Cr)が重量比で14〜18%、鉄(Fe)が0〜5%、残りをその他の金属とするアルミニウム系耐食合金金属で形成してなるものである。前記その他の金属は、例えば、タングステン(W),リン(P),ニオブ(Nb)などである。
前記アルミニウム系耐食合金金属は、本件出願人が初めて造り出した合金であって、アルミニウム系溶湯2に対して耐食性が良く、侵食されることが非常に少ないものである。このアルミニウム系耐食合金金属で、前記射出機構8を構成する、グースネック9と、スリーブ10と、ノズル11と、プランジャー12と、プランジャーロッド12aと、を形成するものである。また、他の実施例として、これらを前記アルミニウム系耐食合金金属だけで形成する場合の他に、アルミニウム系溶湯2が接触する部分だけを前記アルミニウム系耐食合金金属で形成して、その外側を他の低コストの合金属で形成して、当該2種類の合金属を組み合わせて一体にし、グースネック9と、スリーブ10と、ノズル11と、プランジャー12と、プランジャーロッド12aと、を各々形成するようにしてもよい。
前記アルミニウム系耐食合金金属の第1実施例による場合の硬度は、ロックウエル値が約44〜48(HRc)であり、第2実施例の場合の硬度は、ロックウエル値が33(HRc)である。
本発明の他の実施例として、第3実施例は、前記射出機構8を構成する部品において、当該部品の表面の内で少なくともアルミニウム系溶湯2が接する表面に、例えば、K−1等の酸化物塗料を付着させるものである。これにより、例えば、グースネック9における壁面が前記酸化物塗料で保護され、この空間部に貯留されるアルミニウム系溶湯2によって侵食されることがない。また、前記射出機構8を構成する部品からのアルミニウム系溶湯2の剥離性及び濡れ性が向上する。
本発明の第4実施例は、前記射出機構8を構成する部品において、当該部品の表面の内で少なくともアルミニウム系溶湯が接する表面に、熱処理による酸化反応で生じる酸化被膜が形成されていることである。前記第3実施例と同様に、アルミニウム系耐食合金金属で形成した部品の表面を酸化させて、接触するアルミニウム系溶湯2による侵食を防止するものである。また、前記射出機構8を構成する部品からのアルミニウム系溶湯2の剥離性及び濡れ性が向上する。
本発明の第5実施例は、図1に示すように、射出機構8におけるグースネック9のプランジャー用の筒状空間部におけるプランジャー12の上部でプランジャーロッド12aとの間の空間部9aには、空気よりも比重の大きいアルゴン(Ar)ガスや窒素ガス等の不活性ガスが充填されて不活性ガス層7が形成されていることである。
前記スリーブ10の空間部10aには、溶融したアルミニウム系溶湯2が入り込んでいるが、これが、空気中の酸素と反応して酸化アルミニウム(Al2O3)が生成される。そして、この酸化アルミニウムがアルミニウム系耐食合金金属で形成されたプランジャー12と反応して金属間化合物ができてしまい、当該金属間化合物がプランジャー12のスムーズな摺動を妨害する。よって、そのような酸化アルミニウムの生成を防止するものである。なお、坩堝3のアルミニウム系溶湯2の上部空間にも不活性ガス層7が形成され、前記アルミニウム系耐食合金金属に有害な酸化アルミニウムが生成されないようにしている。
前記不活性ガス層7を形成する実施例の他に、例えば、図1に示すように、この炉体4の上部全体を、カバー体14で覆い、必要な部材だけをカバー体14の外に突出させノズル11側の孔を密閉して、内部空間7aを真空ポンプ(図示せず)で真空にすることも提案できる。これにより、アルミニウム系溶湯2が空気に触れることが無く、酸化アルミニウムが生成されることもない。
本発明の第6実施例は、図2に示すように、ホットチャンバーダイカストマシン1において、射出用のスリーブ10の内部空間10aを蓋部材を嵌装させて空気が入り込まないように密閉することである。このスリーブ10の内部空間10aの空気を外部に追い出すことで、溶融したアルミニウム系溶湯2と当該スリーブ10内の空気中の酸素とが化学反応を起こさないようにするものである。前記蓋部材として芯棒のような内径保護蓋13を用意する。この内径保護蓋13は、炭素,カーボン,黒鉛,ボロン,等の材料で形成し、若しくは溶射・コーティングなどして熱処理した部材で形成されており、スリーブ10の筒状内部空間10aにぴったり収納される筒状の蓋部材である。
前記内径保護蓋13でもって、スリーブ10の内部空間10aに嵌装させることで、当該内部空間の空気を追い出す。そして、アルミニウム系溶湯2で鋳造する直前まで、前記内径保護蓋13をスリーブ10に嵌装させておくものである。この内径保護蓋13の中心部の上下方向には、貫通孔13aが形成されていて、坩堝3にアルミニウム系溶湯2が満たされると、このアルミニウム系溶湯2が前記貫通孔13aの上から下へと流れて湯道15を通ってノズルの上部口付近まで至り、湯道15の空気を外部に押し出す。
前記内径保護蓋13は、アルミニウム系溶湯2を鋳造するときに、上方に抜いて撤去される。すると、アルミニウム系溶湯2が横孔9bから入り込んで下側からスリーブ10の内部空間10aに満たされる。
その後、プランジャー12とプランジャーロッド12aがスリーブ10にセットされる。こうして、スリーブ10の内周壁面10bは、鋳造直前まで前記内径保護蓋13で保護され、アルミニウム系溶湯2が空気に触れることなく内部空間10aに充填されるので酸化しない。よって、アルミニウム系溶湯2が酸化することで生成される酸化アルミニウムによる侵食も無いので、スリーブ10の耐久性が向上するものである。
本発明の第7実施例は、前記ホットチャンバーダイカストマシン1によってアルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシンの鋳造方法に係るもので、アルミニウム系溶湯の鋳造時において、図1に示すように、前記アルミニウム系溶湯2を貯留する坩堝3の溶湯面2aよりも低い位置に、射出機構8を構成するプランジャー12と該プランジャー12が摺接するスリーブ内周壁面10bとが存在するようにする。そして、前記プランジャー12が前記溶湯面2aよりも上に出ないように往復直線運動させて、スリーブ10の内部空間10aにおける前記アルミニウム系溶湯2を湯道15へと高圧で押し出し、金型(図1参照)にアルミニウム系溶湯2を射出させる。
この鋳造方法によれば、前記プランジャー12とスリーブ10の内周壁面10bとが、空気中に出ることなく常にアルミニウム系溶湯2の中に埋没していることになり、酸化アルミニウムに侵食されるおそれが確実に排除され、射出機構8の重要部分が保護されるので、ホットチャンバーダイカストマシン1の耐久性が向上するものである。
1,1a ホットチャンバーダイカストマシン、
2 アルミニウム系溶湯、
3 坩堝、
4 炉体、
5 ヒータ、
6 蓋部材、
7 不活性ガス層、 7a 内部空間、
8 射出機構、
9 グースネック、 9a 空間部、
9b 横孔
10 スリーブ、 10a 内部空間、
10b 内周壁面、 10c 孔、
11 ノズル、
12 プランジャー、 12a プランジャーロッド、
13 内径保護蓋、 13a 貫通孔、
14 カバー体、
15 湯道。
2 アルミニウム系溶湯、
3 坩堝、
4 炉体、
5 ヒータ、
6 蓋部材、
7 不活性ガス層、 7a 内部空間、
8 射出機構、
9 グースネック、 9a 空間部、
9b 横孔
10 スリーブ、 10a 内部空間、
10b 内周壁面、 10c 孔、
11 ノズル、
12 プランジャー、 12a プランジャーロッド、
13 内径保護蓋、 13a 貫通孔、
14 カバー体、
15 湯道。
Claims (7)
- アルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシンにおいて、少なくとも前記アルミニウム系溶湯を射出する射出機構を構成する部品を、主成分はコバルトが重量比で50%〜60%、クロムが重量比で18〜28%、モリブデンが重量比で4〜17%、ニッケルが重量比で2〜5%、鉄が0〜5%、残りをその他の金属とするアルミニウム系耐食合金金属で形成してなること、
を特徴とするホットチャンバーダイカストマシン。 - アルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシンにおいて、少なくとも前記アルミニウム系溶湯を射出する射出機構を構成する部品を、主成分はニッケルが重量比で50%〜60%、モリブデンが重量比で3〜20%、クロムが重量比で14〜18%、鉄が重量比で0〜5%、残りをその他の金属とするアルミニウム系耐食合金金属で形成してなること、
を特徴とするホットチャンバーダイカストマシン。 - 射出機構を構成する部品において、当該部品の表面の内で少なくともアルミニウム系溶湯が接する表面に、酸化物塗料を付着させたこと、
を特徴とする請求項1または請求項2に記載のホットチャンバーダイカストマシン。 - 射出機構を構成する部品において、当該部品の表面の内で少なくともアルミニウム系溶湯が接する表面に、熱処理による酸化反応で生じる酸化被膜が形成されていること、
を特徴とする請求項1または請求項2に記載のホットチャンバーダイカストマシン。 - 射出機構におけるグースネックのプランジャー用スリーブの筒状空間部におけるプランジャーの上部で、該プランジャーに連結されたプランジャーロッドとの間の空間部には、空気よりも比重の大きい不活性ガスが充填されて不活性ガス層が形成されていること、
を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のホットチャンバーダイカストマシン。 - 射出機構におけるスリーブの内部空間に、当該内部空間を形成する壁面に空気が接触しないように密閉する蓋部材が嵌装されていること、
を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のホットチャンバーダイカストマシン。 - 請求項1乃至請求項6に記載のホットチャンバーダイカストマシンによってアルミニウム系溶湯を鋳造するホットチャンバーダイカストマシンの鋳造時において、前記アルミニウム系溶湯を貯留する坩堝の溶湯面よりも低い位置に、射出機構を構成するプランジャーと該プランジャーが摺接するスリーブ内壁面とが存在するようにして、前記プランジャーが前記溶湯面よりも上に出ないように往復直線運動させて前記アルミニウム系溶湯を金型に射出させるようにしたこと、
を特徴とするホットチャンバーダイカストマシンによる鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006211821A JP2008038179A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | ホットチャンバーダイカストマシンとその鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006211821A JP2008038179A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | ホットチャンバーダイカストマシンとその鋳造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008038179A true JP2008038179A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39173555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006211821A Pending JP2008038179A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | ホットチャンバーダイカストマシンとその鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008038179A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010041830A3 (ko) * | 2008-10-10 | 2010-06-24 | 주식회사 엔티티 | 금속의 진공 용해와 주조를 위한 진공 시스템 및 그것을 이용한 진공 용해와 주조 방법 |
| WO2013035351A1 (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-14 | 国立大学法人東北大学 | アルミニウムダイキャスト金型用合金組成物およびその製造方法 |
-
2006
- 2006-08-03 JP JP2006211821A patent/JP2008038179A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2010041830A3 (ko) * | 2008-10-10 | 2010-06-24 | 주식회사 엔티티 | 금속의 진공 용해와 주조를 위한 진공 시스템 및 그것을 이용한 진공 용해와 주조 방법 |
| WO2013035351A1 (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-14 | 国立大学法人東北大学 | アルミニウムダイキャスト金型用合金組成物およびその製造方法 |
| JPWO2013035351A1 (ja) * | 2011-09-08 | 2015-03-23 | 国立大学法人東北大学 | アルミニウムダイキャスト金型用合金組成物およびその製造方法 |
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