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JP2007034247A - 表示装置 - Google Patents

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JP2007034247A
JP2007034247A JP2005255860A JP2005255860A JP2007034247A JP 2007034247 A JP2007034247 A JP 2007034247A JP 2005255860 A JP2005255860 A JP 2005255860A JP 2005255860 A JP2005255860 A JP 2005255860A JP 2007034247 A JP2007034247 A JP 2007034247A
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JP2005255860A
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English (en)
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Mitsuhiro Kamoto
光宏 嘉本
Hiroyuki Fujimoto
博之 藤本
Yoshiyuki Hashimoto
義之 橋本
Migaku Yokawa
琢 余川
Yoshikazu Ueda
芳和 植田
Toru Yamane
亨 山根
Takanori Fujiwara
孝紀 藤原
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Priority to PCT/JP2005/020223 priority patent/WO2006049217A1/ja
Priority to US11/665,970 priority patent/US20070291172A1/en
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Abstract

【課題】 マルチビュー表示装置の観察者が一方向にのみ存在しているとき、或いは、一方向の映像のみ必要とされる場合には、マルチビュー表示装置の有する画素数の解像度で視認することが可能なマルチビュー表示装置を提供する。
【解決手段】 複数のソース信号から編集された映像信号に基づいて、複数の視方向に異なる映像を同時に表示可能なマルチビュー表示装置340であって、各視方向に表示される映像のソース信号が同一であるときに、隣接する視方向の中間視方向から視認される映像品位を向上させるように、前記ソース信号から前記映像信号を生成する映像信号生成手段350を備える。
【選択図】 図10

Description

本発明は、複数のソース信号から編集された映像信号に基づいて、複数の視方向に対する個別の映像を同一画面上に表示可能な表示装置に関する。
これまでの主なディスプレイの開発は、観察者がディスプレイをどの方向から観察しても同じ良好な画質で見ることができるように、或いは、複数の観察者が同時に同じ情報を得ることができるように最適化されてきた。しかし、個々の観察者が同じディスプレイからの異なる情報を見ることができることが望ましい用途が数多くある。例えば、自動車の中で、ドライバーは衛星ナビゲーションデータを見ることを望み、隣席の同乗者は車載DVDやテレビチューナの映像を見ることを望むという場合がある。このような例において2つのディスプレイが用いられる場合には、余分な場所をとりコストを増大させるという問題がある。
そこで近年、下記特許文献1及び特許文献2に示すように、一台の液晶ディスプレイで二画面を同時に表示することができ、例えば、運転席と助手席とから夫々異なる画面を見ることができる表示装置が開示されている。また、下記特許文献3及び4に示すように、二種類の映像を、同時に同一画面に表示することができる二画面表示装置が開示されている。
特開平6-186526号公報 特開2000-137443号公報 特開平11-331876号公報 特開平09-46622号公報 特開2004−206089号公報
上述のマルチビュー表示装置は、視方向に応じて異なる映像を一画面に同時に表示する構成上、視方向の数に対応したソース信号を表示するだけの画素数を備える必要があるが、装置を大型化することなく限られた表示領域で画素数を増やすためには高精細な画素を形成する必要があり、非常に高価なものとなってしまう。そこで、装置の画素数を増やすことなく、ソース信号に含まれる画素データを夫々共通の律則で(例えば二視方向に表示するものでは、夫々のソース信号に含まれる画素データから所定方向に沿って奇数番目の画素データを間引く等)間引き処理することにより対応しているのであるが(低解像度化)、観察者が一視方向のみに存在する場合であっても低解像度化された映像しか表示されないことは、観察者にとって非常に不都合なことであった。また、各視方向に対する映像のソース信号が同一であるときに、隣接する視方向の中間視方向から眺める観察者にとって、各視方向に対する同一の映像が重複して観察されるので、非常に見辛い映像になるという問題があった。
本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、一視方向に対する映像のみ必要とされるときや、各視方向に表示される映像のソース信号が共通するときに隣接する視方向の中間視方向に位置する観察者にとって高精細な映像が視認できる表示装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による表示装置の第一の特徴構成は、複数のソース信号から編集された映像信号に基づいて、複数の視方向に対する個別の映像を同一画面上に表示可能な表示部と、各視方向に表示される映像のソース信号が同一のとき、ソース信号と同一の映像信号を生成する映像信号生成手段を備えてなる点にある。
上述の構成とすることにより、各視方向に表示される映像のソース信号が同一であるときには、各視方向に表示される映像を重ねた場合に前記ソース信号と等しい映像となるため、各視方向の映像が多重して視認される互いに隣接する視方向の中間視方向では、前記ソース信号の有する高解像度映像を提供することが可能となり、かつ、各視方向から認識される映像も従来と同等の映像品位を確保することが可能となるのである。
同第二の特徴構成は、複数のソース信号から編集された映像信号に基づいて、複数の視方向に対する個別の映像を同一画面上に表示可能な表示部と、各視方向に表示される映像のソース信号が同一のとき、ソース信号を映像信号として出力する映像信号生成手段を備えてなる点にある。
同様に、ソース信号が同一であるときには、前記ソース信号をそのまま出力するため、各視方向の映像が多重して視認される互いに隣接する視方向の中間視方向では、前記ソース信号の有する高解像度映像を提供することが可能となり、かつ、各視方向から認識される映像も従来と同等の映像品位を確保することが可能となるのである。
同第三の特徴構成は、上述の第一または第二特徴構成に記載の表示装置であって、前記映像信号によって駆動される複数の表示素子と、前記表示素子からの出力光を特定の視方向に通過させる視差バリアを備え、各視方向に表示される映像のソース信号が同一であるときに、隣接する視方向の中間視方向から視認されるように表示面方向を切り替える視方向切替手段を備えてなる点にある。
上述の構成とすることにより、何れかの視方向の視聴者にとって、視方向切替手段によって表示装置の方向が制御されることにより、高解像度映像で視認できるようにすることが可能となるのである。
同第四の特徴構成は、上述した第三の特徴構成に加えて、前記視方向切替手段は、前記表示素子及び前記視差バリアを一体的に回動させる姿勢切替手段で構成される点にある。
上述の構成とすることにより、何れかの視方向の視聴者にとって、表示装置を高解像度で視認できる方向に切替制御することが容易に実現できるようになるのである。
同第五の特徴構成は、上述の第一または第二特徴構成に記載の表示装置であって、前記映像信号によって駆動される複数の表示素子と、前記表示素子からの出力光を特定の視方向に通過させる視差バリアを備え、各視方向に表示される映像のソース信号が同一であるときに、隣接する視方向の中間視方向から視認されるように視方向を切り替える視方向切替手段を備えてある点にある。
上述の構成とすることにより、何れかの視方向の視聴者にとって、表示装置を高解像度映像で視認できるようにその表示状態を制御することが可能となるのである。
同第六の特徴構成は、上述した第五の特徴構成に加えて、前記視方向切替手段は、前記視差バリアの位置を切り替える視差バリア切替手段で構成される点にある。
何れかの視方向の視聴者にとって、表示装置を高解像度で視認できる方向に切替制御することが容易に実現できるようになるのである。
同第七の特徴構成は、上述した第三から第六の何れかの特徴構成に加えて、各視方向における視聴者の有無を検知する視聴者検知手段を備え、前記視方向切替手段は、前記視聴者検知手段による検知結果に基づいて作動するように構成されている点にある。
上述の構成とすることにより、複数の視方向のうち一の視方向にのみ視聴者が確認されたときに、前記視方向切替手段が自動的に作動することで、当該視聴者にとって好ましい映像を提供することができるようになるのである。
以上説明した通り、本発明によれば、表示装置の観察者が一方向にのみ存在しているとき、或いは、一方向の映像のみ必要とされる場合には、表示装置の有する画素数の解像度で視認することが可能な表示装置を提供することができるようになった。
以下、本発明を具現化する表示装置の基本的な実施の形態を図面に従って説明する。但し、本発明の技術的範囲は以下に記載する実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図1は、本発明に係わるマルチビュー表示装置(以下、単に「表示装置」と記す。)の概念図である。図中、1は第1の映像ソース、2は第2の映像ソース、3は第1の映像ソースからの第1の画像データ、4は第2の映像ソースからの第2の画像データ、5は表示制御手段、6は表示データ、7は表示部(例えば液晶パネル等)、8は第1の映像ソース1に基づく第1の表示画像、9は第2の映像ソース2に基づく第2の表示画像、10は表示部7に対して左側に位置する観察者(利用者)、11は表示部7に対して右側に位置する観察者(利用者)である。
図1の概念図は、表示部7に対する観察者10、11の相対的位置に応じて、換言すれば表示部7に対する視野角に応じて、観察者10は第1の表示画像8を、観察者11は第2の表示画像9を実質的に同時に見ることができ、しかも各々の表示画像8、9は表示部7の表示面全体に渡ってみることができることを概念的に示すものである。図1において、第1の映像ソース1は例えばDVDプレーヤの映画画像やテレビ受信機の受信画像等、第2の映像ソース2は例えばカーナビゲーション装置の地図やルート案内画像等であり、それぞれの第1の映像データ3及び第2の映像データ4は表示制御手段5に供給され、それらが表示部7で実質的に同時に表示できるように処理される。
表示制御手段5から表示データ6が供給される表示部7は、後述する視差バリアを備えた液晶パネル等で構成される。表示部7の横方向の総画素の半数が第1の映像ソース1に基づく第1の表示画像8の表示に、残りの半数の画素が第2の映像ソース2に基づく第2の表示画像9の表示に使用される。表示部7に対して左側に位置する観察者10には、第1の表示画像8に対応する画素のみが見え、第2の表示画像9は表示部7の表面に形成されている視差バリアによって遮られて実質的に見えない。一方、表示部7に対して右側に位置する観察者11には、第2の表示画像9に対応する画素のみが見え、第1の表示画像8は視差バリアにより遮られて実質的に見えない。尚、視差バリアについては、例えば、特開平10−123461号公報、特開平11−84131号公報に開示された構成を応用できる。
このような構成により、単一の画面で左右の利用者に異なる情報やコンテンツを提供することができる。もちろん、第1、第2の映像ソースが同じであれば、従来通り左右の利用者が同じ画像を見ることもできる。
図2は、本発明に係る表示装置の車両への搭載例を示す斜視図である。図中、12は助手席、13は運転席、14はウインドシールド、15は操作部、16はスピーカである。
図1の表示装置の表示部7は、例えば図2に示すように、運転席13と助手席12とのほぼ中央のダッシュボード部分に配置される。表示装置に対する各種操作は、表示部7の表面に一体的に形成したタッチパネル(図示せず)や操作部15又は、赤外線又は無線リモートコントローラ(図示せず)の操作によって行われる。車両の各ドアにはスピーカ16が配置され、表示画像に連動した音声や警告音等が出力される。
運転席13に図1の観察者11が、助手席12には観察者10が座る。表示部7に対する第1視方向(運転席側)から見ることができる画像は例えばカーナビゲーション装置の地図等の画像であり、実質的に同時に第2視方向(助手席側)から見ることができる画像は例えばテレビ受信画像やDVDムービー画像である。従って、運転席13の運転者がカーナビゲーションによる運転支援を受けるのと同時に助手席12の同乗者はテレビやDVDを楽しむことができる。しかもそれぞれの画像は例えば7インチの画面全体を使用して表示されるため、従来のマルチウインドウ表示のように画面サイズが小さくなることもない。つまり、運転者、同乗者にとっては、あたかも各々に独立した専用のディスプレイがあるかの如く、それぞれに最適な情報やコンテンツが提供されるのである。
図3は、表示部7の断面構造の概略図である。図中、100は液晶パネル、101はバックライト、102は液晶パネルのバックライト側に設置された偏光板、103は液晶パネルの発光方向側の前面に配置された偏光板、104はTFT(Thin Film Transistor)基板、105は液晶層、106はカラーフィルタ基板、107はガラス基板、108は視差バリアである。液晶パネル100は、TFT基板104とそれに対向して配置されるカラーフィルタ基板106の間に液晶層105を挟持した一対の基板と、その発光方向側の前面に配置された視差バリア108とガラス基板107とを、2枚の偏光板102・103の間に挟んだ構成となっており、バックライト101からやや離隔して配設される。また、液晶パネル100は、RGB色(三原色)で構成される画素を有する。
液晶パネル100の各画素は、左側(助手席側)表示用と、右側(運転席側)表示用に分けられて表示制御される。そして、左側(助手席側)表示用画素は、視差バリア108により右側(運転席側)への表示は遮断され、左側(助手席側)からは見えるようになっている。また、右側(運転席側)表示用画素は、視差バリア108により左側(助手席側)への表示が遮断され、右側(運転席側)からは見えるようになっている。これによって、運転者と同乗者に異なった表示を提供することが可能となる。つまり、運転者にはナビゲーションの地図情報を与え、同時に同乗者にはDVDの映画等を見せることが可能となる。なお、視差バリア108、前記液晶パネルの各画素の構成を変更すれば、3方向等、複数方向に異なった画像を表示する構成も可能である。また、視差バリア自体を電気的に駆動可能な液晶シャッタ等で構成して視野角を可変するようにしてもよい。
図4は、表示パネルを正面から見た構造の概略図であり、図3は図4中のA−A′断面である。図中、109は左側(助手席側)表示用の画素、110は右側(運転席側)表示用の画素である。図3及び図4は、例えば横方向に800画素、縦方向に480画素並べられた液晶パネル100の一部を表す。左側(助手席側)表示用の画素109と右側(運転席側)表示用の画素110は縦方向にグループ化され、交互に並んでいる。視差バリア108は、横方向にある間隔で配置され、縦方向には一様である。これによって、左側から表示パネルを見ると、視差バリア108が右側用画素110を覆い隠して、左側用画素109が見える。また同様に右側から見ると、視差バリア108が左側用画素109を覆い隠して、右側用画素110が見える。さらに正面付近では、左側用画素109と右側用画素110の両方が見えるため、左側表示画像と右側表示画像とが実質的に重なって見える。ここで、図4中の交互に並んだ左側用画素109及び右側用画素110は、図3のようにRGB色を有しているが、各グループ縦方向内は、R列、G列、B列のように単色で構成されていてもよいし、RGBが複数混じった列として構成されていてもよい。
このようにして表示部に表示された映像を右側(運転席側)と左側(助手席側)の中間位置から眺めたときには、図4に示す視差バリア108の間から左側用画素109の映像と右側用画素110の映像の双方が観察され、非常に見辛い映像になる。また、右側(運転席側)から眺めたときに、例えば、図1に示す運転者の観察位置によっては、図4に示す視差バリア108により覆い隠されるべき左側用画素109の映像が視差バリア108から僅かに洩れる場合があり、同様に左側(助手席側)から眺めたときに、同乗者の観察位置によっては、視差バリア108により覆い隠されるべき右側用画素110の映像が視差バリア108から僅かに洩れる場合がある。そのような場合に備えて、隣接する視方向の中間視方向から視認される映像の映像品位が向上するように、前記ソース信号から前記映像信号を生成する後述の映像信号生成手段を備えている。
図5はTFT基板104の概略を示す回路図である。111は表示パネル駆動部、112は走査線駆動回路、113はデータ線駆動回路、114はTFT素子、115〜118はデータ線、119〜121は走査線、122は画素電極、123はサブピクセルである。
図5に示すように、サブピクセル123は各データ線115〜118及び各走査線119〜121によって囲まれた領域を一単位とし、複数形成される。各サブピクセルには、液晶層105に電圧を印加する画素電極122とそれをスイッチング制御するTFT素子114が形成されている。表示パネル駆動部111は走査線駆動回路112及びデータ線駆動回路113の駆動タイミングを制御する。走査線駆動回路112はTFT素子114の選択走査を行い、またデータ線駆動回路113は画素電極122への印加電圧を制御する。
前記複数のサブピクセルは、第1の画像データと第2の画像データの合成データもしくは、第1と第2の個々の画像データに基づいて、例えばデータ線115と117に第1の画素データ(左側画像表示用)を、またデータ線116と118に第2の画素データ(右側画像表示用)を送信することよって、第1の画像を表示する第1の画像データ群と第2の画像を表示する第2の画像データ群が形成される。
図6は、本発明に係わる表示装置の概要を示すブロック図であり、いわゆるAudio Visual Navigation 複合機への適用例である。図中、124はタッチパネル、200は制御手段、201はCD/MD再生部、202はラジオ受信部、203はTV受信部、204はDVD再生、205はHD(Hard Disk)再生部、206はナビゲーション部、207は分配回路、208は第1の画像調整回路、209は第2の画像調整回路、210は音声調整回路、211は画像出力部、212はVICS情報受信部、213はGPS情報受信部、214はセレクタ、215は操作部、216はリモコン送受信部、217はリモコン、218はメモリ、219は外部音声/映像入力部、220はカメラ、221は明るさ検知手段、222は乗員検知手段、223はリア表示部、224はETC車載器、225は通信ユニットである。
表示部7は、タッチパネル124、液晶パネル100及びバックライト101から構成される。表示部7の液晶パネル100は、これまでに述べてきたように、第1視方向として運転席側から見られる画像と、第2視方向として助手席側から見られる画像とを、実質的に同時に表示することが可能となっている。尚、表示部7には、液晶パネル以外のフラットパネルディスレイ、例えば有機ELディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル、冷陰極フラットパネルディスプレイ等を用いることもできる。
制御手段200は、各種ソース(CD/MD再生部201、ラジオ受信部202、TV受信部203、DVD再生部204、HD再生部205及びナビゲーション部206)からの画像や音声は、制御手段200からの指示に基づき左用に指定された映像ソースを208に、右用に指定されたソースを209に分配させる分配回路207を介して、画像であれば第1の画像調整回路208及び第2の画像調整回路209に、音声であれば音声調整回路210にそれぞれ分配される。そして、第1及び第2の画像調整回路208、209では、輝度や色調、コントラストなどが調整され、調整された各画像を画像出力部211にて、表示部7に表示させる。また音声調整回路210では各スピーカへの分配や音量、音声が調整され、調整された音声が、スピーカ16から出力される。
図7は画像出力部211の概略を示すブロック図である。図中、226は第一の書込回路、227は第二の書込回路、228はVRAM(Video RAM)である。
画像出力部211は、例えば図7に示すように、第1の書込回路226と第2の書込回路227とVRAM(Video RAM)228と表示パネル駆動部111とを備えている。例えば、第1の書込回路226は、調整された画像データのうち208から出力される画像の奇数列に対応する画像データ(即ち、図1の第1の表示画像8用の画像データ)を、第2の書込回路227は209から出力される偶数列に対応する画像データ(即ち、図1の第2の表示画像9用の画像データ)をもとにし、それぞれVRAM228における該当する領域に書き込む。また表示パネル駆動部111は液晶パネル100を駆動する回路であり、VRAM228に保持されている画像データ(第1の画像データと第2の画像データの合成データ)に基づいて、液晶表示パネル100の対応する画素を駆動する。尚、VRAM228には第1の画像データと第2の画像データの合成されたマルチビュー表示用の画像に対応するように画像データの書き込みが行われているので、駆動回路は1つでよく、その動作も通常の液晶表示装置の駆動回路の動作と同じである。また別の構成として、第1の画像データと第2の画像データを合成せずに、それぞれの画像データに基づいて、液晶表示パネルの対応する画素を駆動する第1の表示パネル駆動回路及び第2の表示パネル駆動回路を用いることも考えられる。
ここで、図6で示した各種ソースの一例について説明をすると、HD再生部205を選択した場合、ハードディスク(HD)に記憶されたMP3ファイル等の音楽データやJPEGファイル等の画像データ、ナビゲーション用の地図データ等が読み出され、音楽データを選択するためのメニュー表示や画像データを表示部7に表示させることができる。
ナビゲーション部206は、ナビゲーションの為に利用される地図情報を記憶した地図情報記憶部を備え、VICS情報受信部212、GPS情報受信部213から情報を入手し、ナビゲーション動作の為の画像を作成し、表示させることができる。またTV受信部203は、アンテナからセレクタ214を介して、アナログTV放送波及びデジタルTV放送波を受信する。
図8は制御手段200の概略を示すブロック図である。図中、229はインターフェース、230はCPU、231は記憶部、232はデータ記憶部である。
尚、制御手段200は分配回路207並びに各種ソースを制御し、選択された2つのソースもしくは1つのソースについて表示を行わせる。また制御手段200は、これら各種ソースをコントロールするための操作メニュー表示を表示部7に表示させることも行っている。ここで、図8で示すように、制御手段200はマイクロプロセッサなどで構成され、インターフェース229を介して、表示装置内の各部や各回路を統括的に制御しているCPU230を備えている。このCPU230には、表示装置の動作に必要な各種のプログラムを保持するROMからなるプログラム記憶部231と、各種のデータを保持するRAMからなるデータ記憶部232とが設けられている。なお、ROMやRAM等は、CPUに内蔵されたものでも、外部に設けたものでも使用することが可能である。又、ROMはフラッシュメモリの様に電気的に書き換え可能な不揮発性メモリでもよい。
ユーザは、上記各種ソースのコントロールを、表示部7の表面に取り付けられているタッチパネル124や表示部7の周囲に設けられたスイッチ、もしくは音声認識等の入力操作や選択操作を操作部215によって行うことができる。またリモコン送受信部216を介して、リモコン217により入力もしくは選択操作をしてもよい。制御手段200は、このタッチパネル124や操作部215の操作に従って、各種ソースを含めた制御を行っている。また、制御手段200は、図2のように車両内に複数備え付けられたスピーカ16の各音量等を、音声調整回路210を用いて制御することができるように構成されている。また制御手段200は、メモリ218に画質設定情報やプログラム、車両情報等の各種設定情報を記憶させることも行っている。
図9はメモリ218の概略を示すブロック図である。図中、233は第1の画面RAM、234は第2の画面RAM234、235は画質設定情報記憶手段、236は対環境調整値保持手段である。
メモリ218は、例えば図9に示すように、使用者が設定した第1の画像および第2の画像の画質の調整値がそれぞれ書き込み可能な第1の画面RAM233および第2の画面RAM234を有する。また、第1の画像及び第2の画像の画質を調整する場合に、読み出すことができるプリセット値として各画質調整用に予め複数段階の画質調整値が記憶されている画質設定情報記憶手段235も有する。さらに車外の明るさ変化等の周囲環境変化に応じた画質を調整するために、周囲環境に対する第1の映像及び第2の映像の画質の調整値を保持する対環境調整値保持手段236を有している。ここで画質設定情報記憶手段235及び対環境調整値保持手段236は、フラッシュメモリなどの電気的書き換え可能不揮発性メモリ又はバッテリバックアップされた揮発性メモリにより構成される。
外部音声/画像入力部219に接続された、例えば後方監視用のカメラ220からの画像を表示部7に表示するようにしてもよい。なお、後方監視用カメラ220以外に、ビデオカメラ及びゲーム機等を外部音声/画像入力部219に接続してもよい。
制御手段200は、明るさ検知手段221(例えば、車両のライトスイッチや光センサ)や乗員検知手段222(例えば、運転席や助手席に設けられる感圧センサ)により検知された情報を元に、音声の定位位置等の設定を変更させることが可能である。
223は車両の後席用に設けられたリア表示部であり、画像出力部211を介して、表示部7に表示される画像と同じもの、もしくは運転席用の画像か助手席用の画像の一方が表示可能である。
制御手段200は、ETC車載器250からの料金表示等を表示させることを行っている。また制御手段200は、携帯電話などと無線接続するための通信ユニット225を制御し、これに関する表示がされるようにしてもよい。
以下に、隣接する視方向の中間視方向から視認される映像の映像品位が向上するように、前記ソース信号から前記映像信号を生成する映像信号生成手段について詳述する。図10に示すように、車両を目的地に誘導するナビゲーション装置Nと、地上波デジタル放送を受信する電波受信装置302と、前記ナビゲーション装置N及び前記電波受信装置302による表示画像を同時に表示可能なマルチビュー表示装置340と、セキュリティ用の撮像素子330等が車両に搭載されている。
前記ナビゲーション装置Nは、道路地図データを記憶した地図データ記憶手段305と、自車の位置情報を認識するGPS受信手段306と、GPSアンテナ306aと、自車の走行状態を管理する自律航法手段307と、地図データに基づいて指定された目的地までの経路を探索する経路探索手段308と、地図上に自車の走行位置を表示する走行状態表示処理手段309と、各種の動作モードや動作条件を設定する操作部326等を備えて構成され、単一または複数のCPUとその動作プログラムが格納されたROM及びワーキングエリアに使用されるRAMを備えて各ブロックが制御されるように構成され、指定された地点に自車を誘導するナビゲーション機能を有している。
前記電波受信装置2は、受信アンテナ320と、前記受信アンテナ320を介して受信された伝送チャンネル(周波数帯域)を選局するチューナ321と、選局された受信信号からデジタル信号を取り出して誤り訂正処理を行ないTS(トランスポートストリーム)パケットを出力するOFDM復調部322と、TSパケットのうち映像・音声パケットから音声信号を復号してスピーカ324に出力するとともに、映像信号を復号して表示部325に出力するデコーダ323を備えたデジタルテレビ受信機で構成されている。
前記撮像素子330は車両に複数配置され、車両外に配置された撮像素子330b、330cは、バックモニターや車間距離計測用に用いることが可能となっている。また、車両室内に設置される撮像素子330aは、防犯等のセキュリティ用で、運転者席、助手席、さらには後部席を観察できる位置に配置され視聴者検出センサとしても機能する。
前記マルチビュー表示装置340は、運転者席側と助手席側に異なる映像を表示することが可能なマルチビュー表示部325と、前記マルチビュー表示部325を表示制御する表示制御部343と、前記マルチビュー表示部325と一体的に構成され前記マルチビュー表示部325の視方向を切替える視方向切替機構360とを備えて構成されている。
前記マルチビュー表示部325は、図11に示すように、TFTアレイ916を形成したTFT基板912とそれに対向して配置される対向基板914の間に液晶層913を挟持した一対の基板を2枚の偏光板911の間に配置した液晶パネル930と、マイクロレンズと遮光スリットを形成した視差バリア層915を形成した視差バリア基板917とを一体形成して構成されている。
前記TFTアレイ916は、図12に示すように、データ線925と走査線924によって囲まれた領域を一単位とする複数の画素が形成され、各画素には液晶層913に電圧を印加する画素電極923と、それをスイッチング制御するTFT素子922が形成されている。走査線駆動回路921はTFT素子922の選択走査を行い、またデータ線駆動回路920は、画素電極923への印加電圧を制御する。表示パネル駆動部926は走査線駆動回路921及びデータ線駆動回路920の駆動タイミングを制御する。
前記複数の画素は、一列置き(一データ線置き)に配列(奇数列と偶数列に分類)された第一の画素群と第二の画素群の二つの画素群で形成され、それぞれはソースの異なる映像信号に基づいて各別に駆動される。前記二つの画素群を通過した光は、それぞれ視差バリア層915によって異なる方向へ導かれ、或いは、特定方向の光は遮光されるため、空間上の表示面918近傍に限って、異なる方向へ異なる映像を表示することが可能となっている。尚、二つの画素群は一列置きに配列するものに限られるのではなく、画面内において分散配置されていればよい。
前記マルチビュー表示部325は、運転者席と助手席の中央部のフロントパネルに設置され、運転席側から観察される映像と助手席側から観察される映像が異なるように表示することが可能な構成となっている。例えば、助手席側では前記電波受信装置302からの映像情報が観察される一方で、運転者席側では前記ナビゲーション装置Nのディスプレイとして地図情報が観察されるように表示することが可能である。
また、前記マルチビュー表示部325は、その正面から視認した場合には、運転者席側の映像と助手席側の映像が完全には分離されず、夫々の映像が重なって視認される多重映像表示となるように構成されている。
前記表示制御部343は、図10に示すように、前記撮像素子330aによる助手席或いは運転者席付近を含む撮影データが記録されるデータ記録部341と、視聴者の有無等を解析する画像解析部342と、前記マルチビュー表示部325の各画素群を駆動する映像信号を複数のソース信号から変換生成する映像信号生成手段350と、前記視方向切替機構360を制御する視方向切替手段346と、前記複数のソース信号や、後述する各種表示モードの切替え操作を外部から選択操作する操作部348とを備えて構成されている。
前記画像解析部342は、データ記録部341に記録された助手席或いは運転者席付近の撮影データから、前記マルチビュー装置340の視聴者の有無を解析し、判断する視聴者検出手段として構成されている。
前記操作部348は、運転者或いは同乗者が、前記マルチビュー表示部325に表示できる二つの映像の夫々について、ナビゲーション装置Nからの案内表示、前記電波受信装置302で受信されたテレビ映像の表示、或いは、バックモニター用の撮像素子からの画像表示等、表示させたいコンテンツを選択する操作パネルであり、前記映像信号生成手段350はその選択内容に基づいて、映像信号を選択して前記マルチビュー表示部325に出力する。
前記視方向切替手段346は、前記マルチビュー表示部325の表示面方向を変えるための視方向切替機構360を制御するように構成されている。例えば、図13に示すように、前記マルチビュー表示部325の一部に取り付けられた回転機構により前記視方向切替機構360を構成し、前記マルチビュー表示部325を回転させることによりその向きを変え、前記マルチビュー表示部325の映像を最適な状態で視認可能なものとするのである。尚、前記回転機構は回転制御モーター等といった公知の技術を用いることができる。
前記映像信号生成手段350は、複数のソース信号から、前記操作部348によって外部から選択された各視方向へ表示するソース信号を選択し出力するソース信号選択出力手段351と、前記選択されたソース信号を各視方向に対応して間引き処理するソース信号圧縮手段352と、前記圧縮処理された各ソース信号を各視方向に対応して合成編集して映像信号を生成する編集処理手段353と、後述する各種表示モードを切替えるモード切替手段354とを備えて構成されている。
前記ソース信号選択出力手段351は、前記操作部348或いは前記モード切替手段354によって選択されたモードに対応したソース信号を前記ソース信号圧縮手段352に出力する。
前記ソース信号圧縮手段352は、前記ソース信号選択出力手段351により出力された複数のソース信号を各視方向、つまり前記各画素群に対応した位相で間引き処理することにより、前記マルチビュー表示部325に形成されている画素数に一致する映像データに圧縮処理する。
例えば、前記マルチビュー表示部325において、運転者席側と助手席側の2方向に異なる映像を表示させるためには、夫々の映像に対応するソース信号である第1の映像ソースと第2の映像ソースを構成する800×480の画素を400×480の画素に圧縮し、それらを交互の列に編集合成することで、前記マルチディスプレイ表示部325の画素数である800×480に対応した映像信号にする構成としている。またこのとき、図19に示すように、運転者席側のソース信号については本来映像を表示すべきソース信号のうち奇数列のソース信号を間引き、また、助手席側のソース信号については偶数列のソース信号を間引く構成としている。ただし、間引き方はこれに限定するものではなく、異なる映像を表示する互いの映像と位相を異にして適宜間引けばよく、1画素を構成するR,G,Bの各要素単位に奇数列、偶数列で間引き処理してもよい。
前記編集処理手段353は、前記圧縮後の複数のソース信号を前記各画素群に対応するように編集出力することにより、前記マルチビュー表示部325に異なる方向に異なる映像を表示することが可能となっている。
前記モード切替手段354は、前記操作部348の操作によって直接的に前記視方向切替手段346を介して前記マルチビュー表示部325の表示面方向を制御するとともに、前記操作部348を介して選択された前記ソース信号選択出力手段351の出力信号を、運転席側と助手席側からそれぞれ異なる映像が視認されるように表示する通常のマルチビューモード(第一の表示モード)と、運転席側または助手席側の何れかから高解像度の映像が視認されるシングルビューモード(第二の表示モード、第三の表示モード)との切替制御を行なう構成となっている。
第二の表示モードは、運転者が高解像度の映像を視認することが可能なように、自動で助手席に同乗者の有無を判断し、同乗者がいない場合には、前記映像信号生成手段350が運転者席側に表示する映像と実質的に同一な映像を助手席側に表示し、かつ、前記マルチビュー表示部325の表示面方向が運転者席側に向くように前記視方向切替手段346を制御する運転者席側重視モードである。
第三の表示モードは、同乗者が高解像度の映像を視認することが可能なように、運転者が運転中(走行中)であるか否かを自動で判断し、運転中の場合には、前記映像信号生成手段350が助手席側に表示する映像と実質的に同一な映像を運転者席側に表示し、かつ、前記マルチビュー表示部325の表示面方向が助手席側に向くように前記視方向切替手段346を制御する助手席側重視モードである。尚、前記視方向切替手段346は、第一の表示モードでは運転席側と助手席側で異なる映像が視認可能なように前記マルチビュー表示部325の表示面方向が両席を臨む角度の中心方向に向くように制御する。
実質的に同一な映像とは、図20に示すように、前記ソース信号選択出力手段351に運転者席側に表示すべき映像のソース信号と、助手席側に表示すべき映像のソース信号に同一のソース信号を用い、前述した各視方向に対応した位相で間引き処理することにより得られる圧縮ソース信号からなる映像のことである。即ち、本実施例では、同一のソース信号を用い、第1、第2の映像ソース圧縮において同位相で間引くのではなく、各視方向に対応した奇・偶数列の位相で間引いて合成することで、ソース信号と実質的に同一な合成後の映像信号を生成できる。
前記実質的に同一な映像を出力する2つの圧縮ソース信号は、前記編集処理手段353によって編集出力されることにより、前記マルチビュー表示部325に表示された正面映像がソース信号による原映像と同等の解像度を有する映像を得ることができるように構成されている。ここで、正面映像とは運転者席側の視方向と助手席側の視方向との中間の視方向から視認される映像のことである。
また、前記第二の表示モード及び第三の表示モードにおいて、前述した実質的に同一の映像を表示するため、前記ソース信号選択出力手段351は、ソース信号を圧縮処理することなく、直接的にソース信号を前記マルチビュー表示部325に出力する構成としてもよい。つまり、この場合においても、前記マルチビュー表示部325に表示された正面からの映像は、この映像のソース信号と同等の解像度を有する映像を得ることができるように構成される。
以下に、前述の第二の表示モードの動作について、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、本フローチャートはマルチビュー表示装置40が立ち上がることで開始され、電源がオフされるまで繰り返されるものである。
前記撮像素子330aによる撮像を取り込み(SA1)、前記データ記録部341に保存された室内の助手席付近の画像データに基づいて前記画像解析部342により画像解析が行なわれる(SA2)。前記ソース信号選択出力手段351は、前記画像解析部342によって助手席に同乗者がいると判断されると(SA3)、前記操作部348で選択されている運転者席側に表示するコンテンツのソース信号と、同じく前記操作部348で選択されている助手席側に表示するコンテンツのソース信号とを選択出力する(SA4、SA5)。前記2つのソース信号は、前記ソース信号圧縮手段352により圧縮処理され(SA6、SA7)、前記編集処理手段353により編集された後(SA8)、前記マルチビュー表示部325に出力されることで、運転者席側と助手席側に異なる映像が表示されるマルチビューモードとなる(SA10)。また、前記視方向切替手段346は、前記マルチビュー表示部325が運転者席側の映像と、助手席側の映像が、夫々運転者席と助手席とから視認しやすい角度に向くように視方向切替機構360(回転機構)を回転制御する(SA11)。
一方、助手席に同乗者がいないと判断されると(SA3)、前記操作部348で選択されている運転者席側に表示するコンテンツのソース信号のみを選択し(SA9)、直接的に圧縮せず前記マルチビュー表示部325に出力することにより、運転者席側と助手席側に実質的に同一な映像が表示されるシングルビューモードとなる(SA10)。また、前記視方向切替手段346は、前記マルチビュー表示部325の正面が運転者席側に向くように視方向切替機構160(回転機構)を回転制御する(SA11)。つまり、運転者が高解像度の映像を視認できるように回転制御が行われる。
尚、同乗者として助手席側の乗車者がいるかいないかを判断しているが、助手席に乗車者が存在し、運転者席に乗車者(運転者)がいなければ、助手席側のソース信号のみを選択出力することは言うまでも無く、乗車者の状態に応じて出力を制御すればよい。
ここで、助手席に同乗者がいない場合には、図15に示すフローチャートのような構成としてもよい。つまり、前記操作部348で選択されている運転者席側に表示するコンテンツのソース信号のみを選択出力する(SA9)。前記ソース信号圧縮手段352は、前記ソース信号を運転者席側に表示する圧縮ソース信号と助手席側に表示する圧縮ソース信号との間で異なる位相となるようにソース信号の間引き処理を行なう(SA101、SA102)。前記2つの圧縮ソース信号を前記編集処理手段353により編集した後(SA103)、前記マルチビュー表示部325に出力することで運転者席側と助手席側に実質的に同一な映像を表示するのである(SA10)。また、前記視方向切替手段346は、前記マルチビュー表示部325の正面が運転者席側に向くように視方向切替機構360(回転機構)を回転制御する(SA11)。つまり、運転者が高解像度の映像を視認できるように回転制御が行われる。
以下に、前述の第三の表示モードの動作について、図16に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、本フローチャートはマルチビュー表示装置40が立ち上がることで開始され、電源がオフされるまで繰り返されるものである。
前記撮像素子330aによる撮像を取り込み(SB1)、前記データ記録部341に保存された室内の運転者席付近の画像データに基づいて前記画像解析部342により画像解析が行なわれる(SB2)。前記ソース信号選択出力手段351は、前記画像解析部342によって運転者が運転中でないと判断されると(SB3)、前記操作部348で選択されている運転者席側に表示するコンテンツのソース信号と、同じく前記操作部48で選択されている助手席側に表示するコンテンツのソース信号とを選択出力する(SB4、SB5)。前記2つのソース信号は、前記ソース信号圧縮手段52により圧縮処理され(SB6、SB7)、前記編集処理手段53により編集された後(SB8)、前記マルチビュー表示部25に出力されることで、運転者席側と助手席側に異なる映像が表示されるマルチビューモードとなる(SB10)。また、前記視方向切替手段346は、前記マルチビュー表示部325が運転者席側の映像と、助手席側の映像が、夫々運転者席と助手席とから視認しやすい角度に向くように視方向切替機構360(回転機構)を回転制御する(SB11)。
一方、運転者が運転中であると判断されると(SB3)、前記操作部348で選択されている助手席側に表示するコンテンツのソース信号のみを選択し(SB9)、直接的に前記マルチビュー表示部25に出力することにより、運転者席側と助手席側に実質的に同一な映像が表示されるシングルビューモードとなる(SB10)。また、前記視方向切替手段46は、前記マルチビュー表示部25の正面が助手席側に向くように視方向切替機構360(回転機構)を回転制御する(SB11)。つまり、同乗者が高解像度の映像を視認できるように回転制御が行われる。
ここで、運転者が運転中であると判断した場合には、図17に示すフローチャートのような構成としてもよい。つまり、前記操作部348で選択されている助手席側に表示するコンテンツのソース信号のみを選択出力する(SB9)。前記ソース信号圧縮手段352は、前記ソース信号を運転者席側に表示する圧縮ソース信号と助手席側に表示する圧縮ソース信号との間で異なる位相となるようにソース信号の間引き処理を行なう(SB101、SB102)。前記2つの圧縮ソース信号を前記編集処理手段353により編集した後(SB103)、前記マルチビュー表示部325に出力することで運転者席側と助手席側に実質的に同一な映像を表示するのである(SB10)。前記視方向切替手段346は、前記マルチビュー表示部325の正面が助手席側に向くように視方向切替機構360(回転機構)を回転制御する(SB11)。つまり、同乗者が高解像度の映像を視認できるように回転制御が行われる。
尚、上述の運転者席、助手席、または後部座席における視聴者の有無を判断する視聴者検出手段の構成は、上述した撮像素子330aと画像解析手段42による画像解析に限られるものではなく、座席に設置される圧力センサや人体を検出する赤外線センサ、それぞれの座席に設けた重量センサ、シートベルトの着脱検知スイッチなど公知の技術を使用して構成することが可能である。
以下に別の実施形態を説明する。前述した第一の実施形態では、前記視方向切替手段46は、前記マルチビュー表示部25の一部に取り付けられた前記視方向切替機構60(回転機構)を制御することにより、前記マルチビュー表示部25を一体的に回転させることで、その方向を各表示状態に適した方向に制御したが、これに変え、前記視差バリア基板917と前記液晶パネル930とを視差バリアの配列方向に沿ってスライドさせるスライド機構を制御する第二の実施形態について説明する。
前記視方向切替機構360は、前記回転機構に変え、前記視差バリア基板917と前記液晶パネル930とを相対的に一定量だけスライドさせるスライド機構を備えている。前記視方向切替手段346は、前記スライド機構を図18に示すように、前記遮光スリットの開口部931の中心位置と前記画素の開口部932の中心位置との関係を前記マルチビュー表示部25面内で均一に変化させることにより、前記マルチビュー表示部325の法線方向を中心としてその視方向が対称であり、正面方向から視認した場合に多重映像表示となる通常マルチビュー表示状態と(図18(a))、前記マルチビュー表示部25の法線方向を中心としてその視方向が非対称であり、正面方向以外から視認した場合に多重映像表示となる異角マルチビュー表示状態(図18(b))との間の制御を行う。
前記スライド機構としては、前記マルチビュー表示部325の四方にマイクロ制御モーターを取り付ける等といった公知の技術を用いることができる。また、前記視差バリア基板917と前記液晶パネル930との間には空気層が形成されないことが好ましく、前記各基板と同程度の屈折率(1.5程度)を有する粘液性の物質、例えばシリコン樹脂等により接着されていることが好ましい。
本第二の実施形態では、前記第一の実施形態でのステップSA11及びステップSB11、つまり、前記回転制御に変え、前記スライド制御を行うものである。前記視方向切替手段346は、前記マルチビュー表示部325が運転者席側の映像と、助手席側の映像を夫々運転者席側と助手席側とから視認可能とする場合には、前記通常マルチビュー表示状態となるように前記スライド機構を制御する。また、運転者席側或いは助手席側の一方に高解像度映像を表示する場合には、前記異角マルチビュー表示状態となるように前記スライド機構を制御する。
上述の第二の実施形態においては、前記スライド機構を備えることにより、前記通常マルチビュー表示状態と前記異角マルチビュー表示状態とを切替えることが可能な構成としたが、前記視差バリア基板を液晶パネルで形成し、前記マルチビュー表示部325の表示状態の切替えを行なう構成としてもよい。
つまり、前記遮光スリットを前記視差バリア基板の代わりとなる液晶パネルの表示により形成し、遮光スリットの表示、非表示の切替えにより、上述した通常マルチビュー表示状態と、マルチビュー表示状態とはならないスタンダード表示状態との切り替えを行なう構成としてもよい。前記マルチビュー表示部25が運転者席側の映像と、助手席側の映像を夫々運転者席側と助手席側とから視認可能とする場合には、前記通常マルチビュー表示状態とし、運転者席側及び助手席側に高解像度映像を表示する場合には、前記スタンダード表示状態となるように遮光スリットの表示、非表示の制御を行う構成とするのである。
上述した実施形態では、前記モード切替手段54が、視聴者検出手段の検出結果に基づいて、運転席側と助手席側からそれぞれ異なる映像が視認されるマルチビューモードと、運転席側または助手席側の何れかから高解像度の映像が視認されるシングルビューモードに表示モードを自動的に切替えるものを説明したが、操作者の意図に基づいて手動切替可能に構成するものであってもよい。例えば、図21(a)に示すように、前記マルチビュー表示部25のタッチパネル式の表示画面に、自動切替モードと手動切替モードの何れかの表示モードを選択操作可能な表示モード選択手段としての表示モード選択スイッチ54a、54bを表示させるように前記モード切替手段54を構成してもよい。尚、表示モード選択スイッチは前記マルチビュー表示部25の近傍に設けたハードウェアスイッチで構成することも可能である。
図21(a)で自動切替モードが選択されると、前記モード切替手段54は、視聴者検出手段の検出結果に基づいて、上述の実施形態で説明した第一から第三の何れかの表示モードを自動的に選択するように作動し、図21(a)で手動切替モードが選択されると、さらに図21(b)に示すように、マルチビューモードと運転席側から高解像度映像が視認可能なシングルビューモードと助手席側から高解像度映像が視認可能なシングルビューモードの何れかを選択可能な選択スイッチ354c、354d、354eを表示して、選択された表示モードで表示切替するように作動するのである。
さらに、上述した何れの実施形態においても、前記モード切替手段540により表示切替されるシングルビューモードは、前記視方向切替手段546により前記マルチビュー表示部525の表示面が運転席側または助手席側に向くように回転させ、或いは、前記視差バリア基板917と前記液晶パネル930とを相対的に一定量だけスライドさせることにより高解像度な映像が視認されるものを説明したが、前記モード切替手段54により表示切替されるシングルビューモードとしては、シングルビューモードであってもこれらの回転制御やスライド制御を行なうことなく運転席側と助手席側で異なる映像が視認可能なマルチビューモードの状態のままに維持し、映像ソースが異なるマルチビューモードと、何れかの映像ソースを選択して運転者席側と助手席側に実質的に同一な映像が表示されるシングルビューモードとの間で切替可能に構成するものであってもよい。
この場合に自動切替モードが選択されると、視聴者検出手段による運転席側の乗員の有無、助手席側の乗員の有無の判断に加えて、後部座席側の乗員の有無を判断し、後部座席側に乗員が確認されるときにはシングルビューモードに自動切替するように構成することで、後部座席側の乗員にとって高解像度映像が視認できるようになる。例えば、運転席側にのみ乗員が確認されるとシングルビューモードに切替えられ、運転席側と助手席側にのみ乗員が確認されるとマルチビューモードに切替えられ、後部座席側に乗員が確認されると助手席側の乗員の有無にかかわらずシングルビューモードに切替えられるように構成することができる。
上述した実施形態では、マルチビュー表示装置として二方向に異なる映像を同時に表示するものを説明したが、二方向より多くの方向に夫々異なる映像を同時に表示するものであっても同様である。また、マルチビュー表示装置として特開2004−206089号公報に記載されたような液晶パネルを用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、特開2003−15535号公報に記載されたような構成を採用するもの等の他、有機ELやプラズマディスプレイ、CRT、SED等を用いて構成されたマルチビュー表示装置一般に対しても同様に適用することができる。
尚、本発明に規定する映像との用語は静止画像及び動画像の何れをも含むものである。
上述した実施形態では、車両に搭載されたマルチビュー表示装置について説明したが、これに限定されるものではなく、家庭用の表示装置に適用することもできる。
本発明に係る表示装置の概念図 表示装置の搭載例を示す斜視図 表示部の断面構造の概略図 表示パネルを正面から見た構造の概略図 TFT基板の概略を示す回路図 本発明に係る表示装置の概略を示すブロック図 画像出力部211の概略を示すブロック図 制御手段200の概略を示すブロック図 メモリ218の概略を示すブロック図 本発明のマルチビュー表示装置を車両に搭載したカーナビゲーションに用いた場合のブロック構成図 マルチビュー表示部の説明図 液晶パネルの説明図 視方向切替機構の説明図 第二のモードのフローチャート 第二のモードの別の例によるフローチャート 第三のモードのフローチャート 第三のモードの別の例によるフローチャート スライド機構による表示状態切替えの説明図であり(a)はマルチビュー表示状態(b)はスタンダード表示状態 異なる映像ソースに対する編集処理手段による合成編集処理の説明図 等しい映像ソースに対する編集処理手段による合成編集処理の説明図 別実施形態を示す表示モード選択手段としての表示モード選択スイッチの説明図
符号の説明
1:第1の映像ソース、2:第2の映像ソース、3:第1の画像データ、4:第2の画像データ、5:表示制御部、6:表示データ、7:表示部、8:第1の表示画像、9:第2の表示画像、10:観察者、11:観察者、12:助手席、13:運転席、14:ウインドシールド、15:操作部、16:スピーカ、
100:液晶パネル、101:バックライト、102:偏光板、103:偏光板、104:TFT基板、105:液晶層、106:カラーフィルタ基板、107:ガラス基板、108:視差バリア、109:左側(助手席側)表示用の画素、110:右側(運転席側)表示用の画素、111:表示パネル駆動部、
112:走査線駆動回路、113:データ線駆動回路、114:TFT素子、115〜118:データ線、119〜121:走査線、122:画素電極、123:サブピクセル、124:タッチパネル、200:制御部、201:CD/MD再生部、202:ラジオ受信部、203:TV受信部、204:DVD再生部、205:HD(Hard Disk)再生部、206:ナビゲーション部、207:分配回路、208:第1の画像調整回路、209:第2の画像調整回路、210:音声調整回路、211:画像出力部、212:VICS情報受信部、213:GPS情報受信部、214:セレクタ、215:操作部、216:リモコン送受信部、217:リモコン、218:メモリ、219:外部音声/映像入力部、220:カメラ、221:明るさ検知手段、222:乗員検知手段、223:リア表示部、224:ETC車載器、225:通信ユニット、226:第1の書込回路、
227:第2の書込回路、228:VRAM(Video RAM)、229:インターフェース、230:CPU、231:記憶部、232:データ記憶部、233:第1の画面RAM、234:第2の画面RAM234、235:画質設定情報記憶手段、236:対環境調整値保持手段、325:マルチビュー表示部、330:撮像素子、340:マルチビュー表示装置、341:データ記録部、342:画像解析部、343:表示制御部、346:視方向切替手段、348:操作部、3350:映像信号生成手段、351:ソース信号選択出力手段、352:ソース信号圧縮手段、353:編集処理手段、360:視方向切替機構

Claims (7)

  1. 複数のソース信号から編集された映像信号に基づいて、複数の視方向に対する個別の映像を同一画面上に表示可能な表示部と、各視方向に表示される映像のソース信号が同一のとき、ソース信号と同一の映像信号を生成する映像信号生成手段を備えてなる表示装置。
  2. 複数のソース信号から編集された映像信号に基づいて、複数の視方向に対する個別の映像を同一画面上に表示可能な表示部と、各視方向に表示される映像のソース信号が同一のとき、ソース信号を映像信号として出力する映像信号生成手段を備えてなる表示装置。
  3. 請求項1または2記載の表示装置であって、前記映像信号によって駆動される複数の表示素子と、前記表示素子からの出力光を特定の視方向に通過させる視差バリアを備え、各視方向に表示される映像のソース信号が同一であるときに、隣接する視方向の中間視方向から視認されるように表示面方向を切り替える視方向切替手段を備えてある表示装置。
  4. 前記視方向切替手段は、前記表示素子及び前記視差バリアを一体的に回動させる姿勢切替手段で構成される請求項3に記載の表示装置。
  5. 請求項1または2記載の表示装置であって、前記映像信号によって駆動される複数の表示素子と、前記表示素子からの出力光を特定の視方向に通過させる視差バリアを備え、各視方向に表示される映像のソース信号が同一であるときに、隣接する視方向の中間視方向から視認されるように視方向を切り替える視方向切替手段を備えてある表示装置。
  6. 前記視方向切替手段は、前記視差バリアの位置を切り替える視差バリア切替手段で構成される請求項5に記載の表示装置。
  7. 各視方向における視聴者の有無を検知する視聴者検知手段を備え、前記視方向切替手段は、前記視聴者検知手段による検知結果に基づいて作動するように構成されている請求項3から6の何れかに記載の表示装置。
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