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JP2007052111A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2007052111A JP2005235837A JP2005235837A JP2007052111A JP 2007052111 A JP2007052111 A JP 2007052111A JP 2005235837 A JP2005235837 A JP 2005235837A JP 2005235837 A JP2005235837 A JP 2005235837A JP 2007052111 A JP2007052111 A JP 2007052111A
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Shingo Kitamura
慎吾 北村
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Abstract

【課題】転写ベルト駆動の駆動系、転写ベルトの厚みバラツキを含んだ転写ベルトの回転ムラを補正して、従来の転写ベルトの速度バラツキによるカラー画像の色ずれやピッチムラの低減を目的としている。
【解決手段】トナー画像を像担持ベルト上又は像担持ベルト上に保持された用紙上に転写することで画像を形成する画像形成装置で、前記像担持ベルトに駆動力を伝達するローラが、転写ベルトに2つ以上取り付けられたベルト駆動手段、前記像担持ベルトに配置された、駆動ローラとは別のローラの回転速度を検知する速度検知手段、像担持ベルトの基準位置を検知するための基準位置検知手段を有し、前記基準位置検知手段で基準位置が検知された後、前記速度検知手段により少なくとも像担持ベルト1回転分の速度変動から、駆動ローラの駆動手段の回転補正を行うことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、感光体や転写ベルト等の回転体を有する画像形成装置に関する。
カラー画像を生成するためには、一定速度で回転する感光ドラム上に一定間隔でレーザ光を走査して潜像を形成し、トナーにより現像しトナー像を形成する。このトナー像を転写ベルトに転写する。転写ベルト上の同位置にマゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のトナー像を重ねることにより転写ベルト上にカラーのトナー画像が形成される。このトナー画像を転写ベルトから用紙上に転写し、さらに用紙上のトナー画像を定着器にて定着することでトナー画像が永久画像となる。このカラー画像形成装置で前記感光ドラムや転写ベルトは一定回転させるために従来DCブラシレスモータが用いられている。さらに減速ギヤの駆動伝達系により転写ベルトを回転駆動している。転写ベルトが一定速度で回転していないと、4色の画像が転写ベルトの同位置に重ねることができず、色ズレの発生や、駆動系の回転ムラ周波数で画像の濃度ムラが発生してしまうからである。
DCブラシレスモータはモータ軸の速度、位相を検出して一定の速度、位相になるようにフィードバック制御を行っているために、モータ軸上での回転ムラは小さい。しかし駆動伝達系後の転写ベルトの回転は転写ベルトの厚みが一定でないと、厚みに応じた回転ムラが発生する。そこで従来は、転写ベルトの1回転分の厚みデータを予め記憶しておいて画像形成のタイミングを補正して色ずれを低減する手法が特許文献1で提案されている。
さらには、調整モードで転写ベルト上に所定のパターンを形成し読み込み、1回転分の厚みのバラツキによるベルト表面の速度変動成分を補正する手法も各種提案されている(例えば、特許文献参照)。
特開2000−356875号公報 特開2001−228777号公報
しかしながら、従来の構成の場合、転写ベルト駆動軸に取り付ける慣性体は大きな物となってしまい、機器の小型化や低コスト化の障害となっていた。また、ベルトの厚みを検知するための手法として、厚みセンサにより微小なベルトの厚みバラツキを検知するためには高価なセンサを用いなければならず製品化は難しい。さらにベルト厚みバラツキを検知する手法として、転写ベルト上に所定パターンのトナー画像を形成し、このパターンのバラツキにより転写ベルトの厚みバラツキを検知する方法もあるが、画像形成シーケンスとは別のベルト厚さ検知シーケンスにて行う必要があり、機器の生産性低下ということが生じていた。
本発明は、このような背景のもとになされたもので、電子写真与等のカラー画像形成装置において、転写ベルト駆動の駆動系、転写ベルトの厚みバラツキを含んだ転写ベルトの回転ムラを補正して、従来の転写ベルトの速度バラツキによるカラー画像の色ずれやピッチムラの低減を目的としている。
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)トナー画像を像担持ベルト上又は像担持ベルト上に保持された用紙上に転写することで画像を形成する画像形成装置で、
前記像担持ベルトに駆動力を伝達するローラが、転写ベルトに2つ以上取り付けられたベルト駆動手段、
前記像担持ベルトに配置された、駆動ローラとは別のローラの回転速度を検知する速度検知手段、
像担持ベルトの基準位置を検知するための基準位置検知手段を有し、
前記基準位置検知手段で基準位置が検知された後、前記速度検知手段により少なくとも像担持ベルト1回転分の速度変動から、駆動ローラの駆動手段の回転補正を行うことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、電子写真等の中間転写ベルトを用いた電子写真等の画像形成装置において、転写ベルトの厚み量のちがいによる転写ベルトの速度誤差を補正することが可能となる。そして、転写ベルトの速度を厚みによらず一定で回転させることが可能で、カラー画像の色ズレや濃度ムラを低減する。さらには、画像形成中に特別な補正シーケンスにより画像形成を中断させることなく、生産性を最大限に引き出すことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一例であるフルカラープリンタの構成図である。
100は複写装置本体、142は原稿の自動給紙を行う循環式自動原稿送り装置(以下RDFと記す)であり、複数枚の原稿は上向き重ねておいた場合、原稿は1番下にあるものから順番に読み込まれるようになっている。
以下に本実施例の画像形成装置の動作について説明する。
図1において、101は原稿載置台としての原稿台ガラスで、102は原稿照明ランプで走査ミラー103とともにスキャナを構成している。不図示のモータによりスキャナが所定方向に往復走査されて原稿の反射光を走査ミラー103〜105を介してレンズ107を透過してCCDセンサ108に結像する。
117はレーザで、イメージセンサ部106で電気信号に変換され画像制御部139で所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光を感光体ドラム1に照射する。
像担持体としての感光体ドラム(以下、単に「感光体」という)1は図示しないモータで矢印Aの方向に回転できるように設けられている。感光体1の周囲には、一次帯電器7、露光装置117、色現像ユニット13、黒現像ユニット14、転写帯電器10、クリーナ装置12が配置されている。
前記色現像ユニット13はカラー現像のための3台の現像装置13Y,13M,13Cからなる。現像装置13Y,13M,13Cは、感光体1上の潜像をそれぞれY、M、Cのトナーで現像する。各色のトナーを現像する際には、図示しないモータによって現像ユニット13を矢印R方向に回転させ、当該色の現像装置が感光体1に当接するように位置合わせされる。
またフルカラー及び黒単色画像に使用される黒トナーの現像は黒現像装置14にて潜像を黒トナーで現像する。
感光体1上に現像された各色のトナー像は、転写装置10によって中間転写体としてのベルト2に順次転写されて、4色のトナー像が重ね合わされる。ベルト2はローラ17,18,19、170、180に張架されている。これらのうち、ローラ17は図示しない駆動源に結合されてベルト2を駆動する駆動ローラとして機能し、ローラ18はベルト2の張力を調節するテンションローラとして機能し、ローラ19は2次転写装置としての転写ローラ21のバックアップローラとして機能する。
ベルト2を挟んでローラ17と対向する位置にはベルトクリーナ22が設けられていて、ベルト2上の残留トナーがブレードで掻き落とされる。
記録紙カセット122からピックアップローラ123で搬送路に引き出された記録紙はローラ対138、126によってニップ部、つまり2次転写装置21とベルト2との当接部に給送される。ベルト2上に形成されたトナー像はこのニップ部で記録紙上に転写され、定着装置150で熱定着されて装置外へ排出される。
定着器150は上下2つのローラと外部加熱ローラの3ローラで構成され、上側のローラ内部には上ヒータ132、下側のローラ内部には下ヒータ133の2つのヒータが挿入されており、外部加熱ローラ140には外部ヒータ141が挿入されている。また、上ローラ表面に押し当てられて配置されている上サーミスタ134の出力および下ローラ表面に押し当てられて配置されている下サーミスタ135、外部ローラ表面には外部サーミスタ142の出力により図示しないヒータ制御部により上ヒータ132、下ヒータ133、外部ヒータ141のオン・オフを制御しローラ表面の温度を一定に保っている。定着器150で加圧、加熱により定着され、排出ローラ131により本体の外に排出される。
上記構成によるカラープリンタでは、次のようにして画像が形成される。まず、帯電装置7に電圧を印加して感光体1の表面を予定の帯電部電位で一様にマイナス帯電させる。続いて、帯電された感光体1上の画像部分が予定の露光部電位になるようにレーザースキャナからなる露光装置117で露光を行い潜像が形成される。露光装置117は画像信号に基づいてオン・オフすることにより、画像に対応した潜像を形成する。
現像装置13Y等の現像ローラには各色毎に予め設定された現像バイアスが印加されており、前記潜像は該現像ローラの位置を通過時にトナーで現像され、トナー像として可視化される。トナー像は転写装置10でベルト2に転写され、さらに2次転写装置21で記録紙に転写された後、定着装置5に送給される。フルカラープリント時はベルト上で4色のトナーが重ね合わされた後、記録紙に転写される。感光体1上に残留したトナーは予備清掃装置でトナーの帯電を、クリーニングしやすい状態にし、クリーナ装置12で除去・回収され、最後に、感光体1は除電装置(不図示)で一様に0ボルト付近まで除電されて、次の画像形成サイクルに備える。
上記カラープリンタの画像形成タイミングは、ベルト2上の所定位置を基準として制御されている。ベルト2は駆動ローラ17、テンションローラ18、バックアップローラ19からなるローラ類に掛け渡されていて、テンションローラ18によって所定の張力が与えられている。
駆動ローラ17およびローラ19の間には、基準位置を検知する反射型センサ160及び161が配置されている。反射型センサ160及び161はベルト2の外周面端部に設けられた反射テープ等のマーキングを検知してイメージ・トップ信号(以下ITOP信号とする)を出力する。
前記感光体1の外周の長さとベルト2の周長は、1:n(nは整数)で表される整数比になっている。このように設定しておくと、ベルト2が1周する間に、感光体1が整数回転し、ベルト1周前とまったく同じ状態に戻るため、中間転写ベルト2上に4色を重ね合わせる際に(ベルトは4周回る)、感光体1の回転ムラによる色ズレを回避することが可能である。
次に、前記色現像ユニット13(回転現像器)の回転制御を低振動で行うための構成について図を参照しながら説明する。
図2は、ドラム/中間転写体を用いた画像形成装置の概略図である。210は感光ドラムである。中間転写体202は、ベルト駆動ローラ206を駆動するステッピングモータ212で回転駆動される。213は基準信号を生成するためのセンサであり、中間転写体202に取り付けられたマークを検出して、検出信号を画像形成装置の制御部211に送る。
図示しないレーザ走査部において、感光ドラム210上に画像信号に応じた潜像画像を形成する。現像器は回転現像器207に入っており、現像色に応じて回転現像器は回転駆動され、所定の現像色の現像器を感光ドラムに当節する構成となっている。そして、潜像画像を現像色のトナーで現像することで感光ドラム上には可視化されたトナー画像が形成される。感光ドラム上に形成されたトナー画像、例えばマゼンダのトナー画像が形成され、中間転写体の基準信号に応じた中間転写体上の位置に一次転写ローラ部204で中間転写体202にトナー画像が転写される。この一連の画像形成制御は、センサ212で生成される中間転写体上の位置を表す基準信号を元に制御することで、中間転写体の所定位置にトナー画像を形成することができる。
さらに、回転現像器207を回転させて現像色を変えることでシアン、イエロー、ブラックのトナー画像を感光ドラムで現像し、前記基準信号に応じて、感光ドラム201でトナー画像を現像し、このトナー画像を中間転写体に転写する。前記基準信号をもとに中間転写体上にトナー画像を形成するために、中間転写体202上にはマゼンダ・シアン・イエロー・ブラックの4色のトナー画像が同じ位置に形成されカラー画像が形成される。
203はテンションローラであり、このローラに取り付けられたエンコーダ214によりベルト駆動の速度誤差を検出する。速度誤差信号は制御回路211へ送られて、前記の基準信号発生から転写ベルト1回転分の転写ベルトの速度誤差を取り込む。この速度誤差データから駆動モータ212の駆動速度を補正することで、転写ベルト202の速度ムラの補正を行い、4色のトナー像がまったく同位置にかさなるように補正を行う。
この中間転写体202上に可視化されたトナー画像を用紙上に転写するためには、2次転写ローラ部205においてトナー画像の先端と用紙上の画像先端部の位相をあわせるように用紙をレジローラ部208から用紙を搬送して、用紙上にトナー画像の転写を行う。この位相を合わせる制御も前記基準信号をもとにレジローラ駆動開始タイミングを制御回路211で生成し用紙を搬送することで可能となる。
さらに、用紙上のトナー画像を永久画像とするためには、トナー画像にたいして、熱さらには圧力を与え用紙にトナーを定着させることが必要となる。そこで、2次転写ローラ部205にて用紙に転写されたトナー画像は、定着前の用紙搬送部209により定着器210に搬送される。そして定着器210を通し永久画像とする。この定着器210は、トナーを永久画像とさせ、主に所定の熱量を与える構成となっている。
図3にベルト厚み差による転写ベルトの速度差の概念図を示す。図中901は転写ベルトであり、転写ベルトの速度基準としては、図中の転写ベルトの厚み中心903で表す。この転写ベルト外側902と転写ベルト内側904の厚さh906で、駆動ローラおよびテンションローラの半径をr、駆動ローラの角速度ω907とし、転写ベルトの速度Vaは次式(1)で表すことができる。
Va=(r+h/2)×ω ‥‥‥(1)
よって、駆動ローラの角速度が一定であるとすると、ベルト厚みhに変動があると転写ベルトの速度Vaも変動する。一方テンションローラ909は転写ベルトの回転により回転駆動されるために、Va905の速度変動に応じて、回転角速度も変動する。そこで、テンションローラ909の角速度の変化を読み取ることで、転写ベルトの厚さの変動を把握することが可能である。さらには、駆動ローラの半径の変動や、駆動ギヤが主原因となる駆動ローラの回転変動も同時に読み取れる利点もある。
図4に本発明の制御の模式図を示す。図中501は転写ベルトの厚みの外側、502は転写ベルトの厚みの中心部、503は転写ベルトの厚みの内側である。505はテンションローラに取り付けられたエンコーダであり、転写ベルト内側の速度に応じた速度信号を出力する。504は駆動ローラを駆動するステッピングモータである。518は転写ベルト内側の基準マークを検出するためのセンサである。517は転写ベルトの基準マークである。この転写ベルトはベルト厚みの中心に対して内径、外径がベルト1回転分で同一であるために基準マークを検出してからの1回転分の速度は、外形、中心、内径で速度誤差は無い。TOP信号519の立ち上がりエッジ検出後の速度は一定で、速度520の様になる。
転写ベルトの厚みに誤差がある場合については、速度誤差が生じる。506は転写ベルトの厚みの外側、507は転写ベルトの厚みの中心部、508は転写ベルトの厚みの内側である。510はテンションローラに取り付けられたエンコーダであり、転写ベルト内側の速度に応じた速度信号を出力する。509は駆動ローラを駆動するステッピングモータである。512は転写ベルト内側の基準マークを検出するためのセンサである。
511は転写ベルトの基準マークである。ベルトの中心での速度を基準値速度とすると、ベルトの厚みが大きいとベルト表面の速度は早くなり、ベルトの厚みが小さいとベルト表面の速度は遅くなる。よって、ベルトの厚みが大きいときは駆動ローラの速度を遅くするように、ベルトの厚みが小さい場合は駆動ローラの速度を早くするように制御することでベルト表面での速度を一定にすることが可能となる。
転写ベルトの駆動ローラを駆動するモータ509は、Va514に示す様に一定速度で回転される。この時のTOP信号513が検出されてからのテンションローラの速度誤差データをVb515に示す。TOP信号検出直後では、駆動ローラ側のベルト厚みが厚いために、駆動ローラと180度位相が異なる位置に取り付けられたテンションローラでの速度は早くなる。そして1回転分の速度誤差は図の515のようになる。
516はエンコーダ510で検出した速度誤差にたいして、駆動モータに加える回転速度補正のプロファイルである。522は前記の転写ベルトの厚み誤差で生じた1回転分の回転誤差である。ここで、駆動モータに対して転写ベルトの基準位置信号発生から、転写ベルト1回転の回転誤差をキャンセルするように逆位相の速度プロファイル521で駆動する。よって、駆動ローラを駆動するモータの速度をTOP信号513の検出から521に示すようなモータ駆動速度に補正することで、ベルトの厚みによる速度誤差が補正できることとなる。
図5は、本発明の制御回路211のベルト駆動の駆動モータの制御フローである。
まず、ベルト駆動モータを所定のベルト回転速度に応じた速度で駆動する(ステップ1001)その後、ベルトの回転速度が一定回転になった後に、TOP信号の立ち上がりエッジが検出されたかどうかが判断される(ステップ1002)。TOP信号のエッジが検出されない場合は、モータを回転させつづける。TOP信号のエッジが検出された場合は、テンションローラの速度誤差を転写ベルト1回転分サンプリングする(ステップ1003)そして、1回転分サンプリングが終了すると、駆動ローラの速度補正値に演算して、転写ベルト1回転分の速度補正値をメモリに保存する(ステップ1004)。次に転写ベルト1回転分の補正データがあるかが判別される、補正データがない場合は、所定の速度でステッピングモータを回転させる。補正データがある場合は、TOP検出後の転写ベルト1回転分の駆動モータの回転制御を、メモリに保存された速度補正値に応じて駆動する(ステップ1006)。
図6に本発明の制御の模式図を示す。図中701は転写ベルト、702は転写ベルト内のテンションローラに取り付けられたエンコーダでありテンションローラの回転速度に応じた速度信号を出力する。703は転写ベルト内の駆動ローラに取り付けられたステッピングモータであり、画像形成に使用される転写ベルトの回転速度で回転駆動する。704は転写ベルトに取り付けられた基準マークを検出して、基準信号を生成するためのセンサである。705は転写ベルト内部に取り付けられた基準マークである。この基準信号は転写ベルト701が1回転するごとに発生する。706は演算部でありエンコーダ702の信号に対してローパスフィルタをかけて転写ベルト1周期分の速度誤差データを保存する。この転写ベルト1周分のデータに対して高速フーリエ変換を行う。高速フーリエ変換されたデータのうち速度変動の大きな周波数だけを低減し、その他の周波数は制御しないように周波数帯域を決定する。また、前記1回転分の速度誤差データをもとに、転写ベルトの速度誤差を打ち消すように、転写ベルト1周期分のモータ駆動プロファイルを生成する。707はモータ駆動パルス発生部であり、演算部からのモータ駆動プロファイルに応じて、ステッピングモータの相信号を生成する。708はモータドライバ部であり、モータ駆動パルス発生部707で生成されたステッピングモータの相信号に応じて、ステッピングモータ703を回転駆動する。
図7は、転写ベルト1回転分の変動量のFFTグラフである。
縦軸は、各周波数成分の位置変動量Δd(μm)1101を示している。横軸は、周波数f(Hz)1102を示している。この例では、転写ベルト1回転分の時間を1sec、周波数では1Hzとし、駆動ローラの1回転時間を1/6sec、6Hzとしている。この例であると、転写ベルト1回転周期の周波数成分は30μm以上の位置変動成分を有していることがわかる。また駆動ローラの回転周期の周波数成分では、30μm以下の位置変動成分である。そこで、転写ベルト1回転周期の位置変動量をなくすことで、転写ベルトの位置ずれが30μm以下にすることができるのである。この30μmとは、一般的に、電子写真画像の色間のずれやピッチズレが人間の目で見て分かるズレ量は30μm以上といわれている。よって、変動量を30μm以下に抑えることで、画像の品質を大幅に向上可能なのである。
図8は、転写ベルト1回転の周波数成分に対しての回転補正後のFFTグラフである。
縦軸は、各周波数成分の位置変動量Δd(μm)1201を示している。横軸は、周波数f(Hz)1202を示している。また、1205は、転写ベルト1回転周期の周波数成分を主に抜き出すためのローパスフィルタの特性を示す。この例では、ローパスフィルタにより転写ベルト1回転周期の周波数成分を用いて、転写ベルト駆動モータの回転を補正することで、補正前は30μm以上であった変動量が10μmいかに補正されていることは分かる。
図9は本発明の実施例2の制御フローで制御回路211で処理される。転写ベルトの駆動が開始されると、ローパスフィルタに初期の定数が設定される(ステップ801)。そして、初期のフィルター定数を通した速度変動信号をベルト1周分サンプルする。このサンプルされたデータに対して基準速度との誤差をベルト1周分演算しメモリに保存する(ステップ802)。ベルト1周分の前記速度誤差データに対して高速フーリエ変換を行い、速度変動量と周波数の関係を導き出す(ステップ803)。高速フーリエ変換された速度変動量を周波数から、色ずれに支配的は周波数を選択する。例えば転写ベルト上に画像を重ね合わせるときに30μm以下にしたい場合は、30μm以下にするための速度変動量に支配的な周波数を選択し、この周波数の最大周波数以下の速度変動信号を確実に通すようなフィルター定数を演算する(ステップ804)。演算されたフィルター定数を前記ローパスフィルタに設定する(ステップ805)。さらに新たなフィルター定数でベルト1周分の速度誤差データをサンプルする(ステップ806)。その後、ベルト1周分の速度誤差を打ち消すようにモータ駆動補正プロファイルを演算する。
これは、テンションローラに接続されたエンコーダで読み取られた速度誤差データから、転写ベルト内の駆動ローラとテンションローラの取り付け位相を考慮して、駆動ローラの転写ベルト1周分の速度誤差を算出する。そして、この駆動ローラ部での速度誤差を打ち消すよな駆動モータの転写ベルト1周分の駆動パルスレートのプロファイルを作成する(ステップ807)。そして、基準信号から作成されたプロファイルでモータを駆動する(ステップ808)。補正プロファイルで転写ベルトを駆動した結果、色ずれがなくなる速度変動値になっているか確認され、色ずれの無い速度変動値になっている場合は、補正が終了され、色ずれの無い速度変動値になっていない場合は、再度補正シーケンスを行う(ステップ809)。
尚、上述の実施例では、中間転写ベルトで説明したが、紙を搬送する搬送ベルト、又は感光ベルトでも構わない。
本発明に係る画像形成装置の一例であるフルカラープリンタの構成図 ドラム/中間転写体を用いた画像形成装置の概略図 ベルト厚み差による転写ベルトの速度差の概念図 本発明の制御の模式図 本発明の制御回路のベルト駆動の駆動モータの制御フロー 本発明の制御の模式図 転写ベルト1回転分の変動量のFFTグラフ 転写ベルト1回転の周波数成分に対しての回転補正後のFFTグラフ 本発明の制御フロー
符号の説明
510 エンコーダ
509 ステッピングモータ
517 転写ベルトの基準マーク
518 センサ

Claims (3)

  1. トナー画像を像担持ベルト上又は像担持ベルト上に保持された用紙上に転写することで画像を形成する画像形成装置で、
    前記像担持ベルトに駆動力を伝達するローラが、転写ベルトに2つ以上取り付けられたベルト駆動手段、
    前記像担持ベルトに配置された、駆動ローラとは別のローラの回転速度を検知する速度検知手段、
    像担持ベルトの基準位置を検知するための基準位置検知手段を有し、
    前記基準位置検知手段で基準位置が検知された後、前記速度検知手段により少なくとも像担持ベルト1回転分の速度変動から、駆動ローラの駆動手段の回転補正を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置で、ローラの回転速度を検知する検知手段にステッピングモータを用いたことを特徴とする画像形成装置。
  3. トナー画像を像担持ベルト上又は像担持ベルト上に保持された用紙上に転写することで画像を形成する画像形成装置で、
    前記像担持ベルトに駆動力を伝達する駆動ローラと、駆動ローラを回転駆動するための駆動手段と、
    前記像担持ベルトに配置され、前記駆動ローラに対して所定の位相に配置されたローラの回転速度を検知して第一の速度信号を生成する速度検知手段、
    前記速度検知手段から出力された速度信号に対して、所定の周波数以下の成分の第二の速度信号を生成するためのフィルター手段、
    前記フィルター手段からの出力信号に対してフーリエ変換処理するフーリエ変換手段と、
    前記フーリエ変換手段から得られた回転速度の周波数成分の中から、周波数および振幅値から補正が必要な周波数帯域を選択する選択手段を有し、
    前記選択手段で選択された周波数帯域の速度信号を生成するために、前記フィルター手段のフィルター定数を変更し、変更されたフィルター手段で生成された第二の速度信号に応じて駆動手段の回転を補正することを特徴する画像形成装置。
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