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JP2006505265A - ガムベース組成物 - Google Patents

ガムベース組成物 Download PDF

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JP2006505265A JP2004549494A JP2004549494A JP2006505265A JP 2006505265 A JP2006505265 A JP 2006505265A JP 2004549494 A JP2004549494 A JP 2004549494A JP 2004549494 A JP2004549494 A JP 2004549494A JP 2006505265 A JP2006505265 A JP 2006505265A
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Abstract

チューインガムを製造するためのガムベース組成物を開示する。ガムベース組成物は、ガム材料、シリケート誘導体及びポリオールを含有し、微細かつ均質な粉末の形であるため、直接圧縮可能である。そのような粉末の製造法も開示する。

Description

技術分野
本発明はチューインガム工業に関する。より詳細には、本発明は、有利にチューインガムの製造のための出発生成物として使用される直接圧縮可能な粉末の形の、改善されたガムベース組成物に関する。
背景技術
チューインガムの製造法は刊行物に広範囲に記載されている。ガムベース組成物はチューインガムの製造のための必須の出発成分を構成する。先行技術において「ガムベース原材料」をも指す「ガムベース組成物」により意味されるものとは、通常、種々の成分、例えば殊に天然又は合成ゴム、ロウ、乳化剤及び可塑剤の混合物から製造された硬質の弾性材料である。そのようなガムベース組成物の製造法は、刊行物、特に特許又は特許出願に広範囲に記載されている。一般に、そのようなガムベース組成物の製造のために使用される成分は、高温で、溶剤、可塑剤及び/又は滑剤と混合され、更に押出又は積層される。そのようにして得られる生成物は硬質材料であり、物理的に弾性ではあるが、そのままで取り扱うことはできない。
従って、チューインガムの典型的な製造法において、ここで上記したようなガムベース材料を、まず約60℃〜約120℃の範囲の温度で、ベースを溶融させかつ粘性にさせるのに十分な期間に亘って溶融する。その後、チューインガムの製造のために有用な付加的な成分、即ち可塑剤、軟化剤、甘味料及び/又は充填剤、湿潤剤、着色剤及び着香剤を添加し、ブレンドを可塑化させるのみならず、ベースの硬度、粘弾性及び形状をも変化させる。均質な混合物が得られるまで混合を継続する。その後、混合物を冷却、圧縮及び切断し、所望のチューインガムの形状に成形することができる。
このタイプの方法には高温での処理が含まれるが、この処理は、活性剤及びフレーバーを含む組成物中に存在する感熱性成分の分解の原因であるという欠点を有する。更に、前記方法はその実施のために特別かつ高価な装置を必要とする。
チューインガムを製造するための、及びより詳細には、ガムベース原材料を処理又は取り扱うための代替的な方法は、先行技術、特にUS5,866,179又は更にはUS5,711,961に提案されている。上記特許には、第一工程としてガムベース原材料を冷却し、引き続きこれを粉砕し、その後他の成分を配合することを含むチューインガムの製造法が開示されている。例えば、US5,711,961には、ガムベース原材料を−20℃〜−25℃の温度に凍結させ、その後、前記の凍結ガムを粉砕し、他のチューインガム成分との混合に適当であるようにする工程を含むタブレットの製造法が記載されている。そのような方法において、原材料を更に加工することのできる適当な形に変換するために必須である冷却工程は、費用がかさみかつ時間のかかる処理である。
更に、先行技術において開示された全ての方法において、ガムベース原材料は加熱又は冷却処理の後であっても、まだチューインガムの製造には不適当な形である。言い換えれば、そのように処理されたガムベース原材料はまだ圧縮可能な形ではない。従って、チューインガム製造の間に添加物を添加し、配合物が圧縮可能となるようにしなければならない。
従って、従来利用可能である方法により示される欠点に関して、改善、殊に、ガムベース原材料の加熱又は冷却処理を回避するための方法及び/又は直接圧縮可能である材料を提供するための方法が、工業にとって高い重要性を有するであろう。
更に最近では、WO02/069729に、「粒子ブレンドガムベース」の製造法が記載されている。前記方法とは、エラストマー、可塑剤、樹脂、脂肪及び油、ロウ、軟化剤及び無機充填剤を含むガムベース成分を粉砕、押出及び粉砕及び/又は噴霧凝結させ、その後、これをブレンドして粒子ガムベースを形成させることにより、前記ガムベース成分のドライブレンドを製造することである。ガムベース成分の粉末形を製造するために実施される方法の選択は、処理すべき成分の軟化点に依存する。例えば、ミクストルーダー処理(mixtruding)は典型的にエラストマー可塑剤及び硬質エラストマーを用いて実施される。このように、前記方法は、ガムベース原材料を構成する成分を処理し、すぐに使用及びタブレット化ができる粉末化されたガムベース材料を製造することから成る。しかしながら、前記刊行物に開示された処理法には多数の装置が必要である。実際に、恐らく種々の方法を実施しなければならず、その際、個々の方法の選択はガムベース成分の特質に依存する。従って、いかなる種類の成分にも適当なガムベース成分の粉末形の単純な製造法を得ることが役立つであろう。
さて、我々は、いかなるガムベース成分の特質(殊に軟化点)にも適当であり、かつ有利に直接圧縮可能なガムベース組成物を製造することができる、極めて単純な方法を提供することができた。前記の方法は迅速かつ廉価であり、いかなる特別な外部加熱又は冷却工程をも回避する。
発明の開示
従って、本発明の第一の対象は、圧縮不可能なガムベース原材料を、質量%で、合成及び/又は天然の圧縮不可能なガムベース原材料85%以下、シリケート誘導体1〜16%及びポリオール4〜30%を含有する圧縮可能な粉末化されたガムベース組成物へと変換するための方法である。本発明の方法は、合成及び/又は天然の圧縮不可能なガムベース原材料と粉末化されたシリケート誘導体とポリオールとを15〜30℃の温度で混合し;温かい凝集体を室温に冷却し、硬質凝集混合物を取得し;最終的に硬質凝集混合物を粉砕し、圧縮可能な粉末を取得する工程を含む。特別な実施態様において、得られた粉末を更に篩分けにかける。
本発明において用いられている「ガムベース組成物」という用語は、先行技術において大抵そうであるような、硬質でかつ取扱いが容易でない材料として上記されているガムベース原材料を指すと解釈されるべきではない。反対に、「ガムベース組成物」という用語は、処理の最後に得られた最終生成物、即ち、すぐに圧縮可能な粉末化された組成物を示すために用いられる。
ここで「ガムベース原材料」又は「合成及び/又は天然のガム材料」と呼称される、本発明の方法において使用される出発材料は、通常市販されている硬質の圧縮不可能な材料である。ここに記載されている方法とは、後者の原材料を本発明の圧縮可能なガムベース組成物へと変換することである。従って、WO02/069729に開示されているものとは反対に、本発明の方法では、出発生成物として、エラストマー、充填剤、可塑剤等の混合物から成るが取扱いには適当でない形の前記の市販のガムベース原材料を使用する。従って、前記方法は、ガムベース原材料を構成する成分を処理することではなく、圧縮不可能なガムベース原材料を、チューインガムにおいてすぐにタブレット化することができる圧縮可能なガムベース組成物へと直接変換することから成る。
本発明による方法により製造されたガムベース組成物は、まず第一に直接圧縮可能であるという利点を示す。チューインガムのための配合物を開発する標準的な過程及びタブレットのルーチン製造において加工の問題が生じることは、この分野において常識である。キャッピング、積層、ピッキング及び粘着、不十分な圧縮性及び流動性は、最も一般的な加工の問題である。通常、配合物の圧縮を改善するために、圧縮を促進するために使用される成分が、他の配合成分と一緒に、チューインガムの製造の種々の段階で添加される。
反対に、本発明により製造される生成物は直接圧縮可能であり、即ち、生成物は微粉末の形で製造されるため、最終製品配合物において必要とされる、粉末形の他の成分、例えば香味料、甘味料又は製薬学的活性成分とドライブレンドすることができる。そこで得られるブレンドを、費用がかかるか又は複雑であるいかなる方法及び装置をも必要とすることなく、単純かつ容易に圧縮してチューインガムタブレットを製造することができる。従って、本発明の直接圧縮可能な粉末により、例えば加熱のような、配合物中に存在する成分の分解の原因となり得るいかなる工程をも回避しながらチューインガムタブレットを製造することが可能となる。
本発明の更なる対象、観点及び利点は、以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本発明の方法のために出発生成物として使用される合成及び/又は天然のガム材料又はガムベース原材料は、通常、典型的にはポリマー、ポリマー溶剤、脂肪及び油、ロウ、軟化剤及び無機充填剤を含有する市販の圧縮不可能な原材料である。この種の生成物において使用されるポリマーの例には、例えばブチルエラストマー、ポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレンコポリマー及びスチレンブタジエンゴムエラストマーが含まれる。ポリマー溶剤には、テルペン樹脂、エステルゴム又は更に樹脂エステルが含まれる。ロウ、例えばパラフィン、微晶質及び天然のロウ、例えば蜜ロウ、カンデリラロウ、カルナウバロウ及びポリエチレンロウを使用することができる。そのような原材料の調製物の基礎構成内で適当である脂肪及び油には、例えば獣脂油、大豆油又は綿実油、硬化又は部分硬化植物油が含まれる。使用可能な軟化剤には、モノステアリン酸グリセリン、レシチン、又は、脂肪酸のモノ−、ジ−及びトリグリセリンエステルが含まれる。最後に、ガムベース原材料中に存在する無機充填剤には、例えばタルク、リン酸二カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム及び当業者に十分に公知である他のものが含まれる。
本発明の基礎構成内で使用することができる多くの合成及び/又は天然のガム材料は、特にSierra(R)、Nevada(R)、Apolo(R)-T、Balear(R)-T、Fantasy(R) T、Marfil(R)及びMallorca(R)(起源:Cafosa、スペイン在)の商品名で市販されている製品である。
多くのタイプのガムベース原材料が本発明の目的に適合する。個々の材料の選択は、種々のファクター、例えば所望のベースのタイプ(チューインガム又はバブルガム)、所望のガムの粘稠性、及び、最終チューインガム製品を製造するための組成物中で使用される他の成分に応じて大いに変動する。
ガムベース原材料は、組成物の全質量に対して、85質量%以下の量で、有利に40〜70質量%の量で本発明のガムベース組成物内に存在する。組成物中でのガムベース原材料の高い負荷の存在は、本発明の、予期しない、かつ有利な特徴である。実際に、従来公知である大抵のガムベース組成物には、より少ないガムベース原材料が含まれている。さて、消費の間に、即ち生成物が噛まれる際に、チューインガム配合物中に存在する大抵の成分は迅速に溶解し、そのようにして生成物から放出され、消費者によって飲み込まれ、最終的には、ガムベース原材料が、消費者の口内に残る唯一の成分である。従って、理想的には、生成物が消費の間に弾性、咀嚼テクスチャー及び粘着性を維持することができるように、噛むことのできる部分は材料の比較的重要な量を成すべきである。更に、この要求は、合理的なサイズの製品を製造するための要求とバランスがとられなければならない。実際に、ガムベース組成物中に存在するガムベース原材料が少ない程、チューインガムの製造のために必要なガムベース組成物の量は多くなり、従って、他の全ての配合物が溶解した後に噛むための材料の量に関する消費者の要求を満たすためには、最終製品は大きくなる。従って、ガムベース原材料の高い負荷を含有するガムベース組成物により、同時に上記の要求を満たしながら、合理的なサイズの最終製品を製造することができることが容易に理解できる。言い換えれば、高い割合のガムベース原材料(上記では天然及び/又は合成のガム材料として示された)を含有するガムベース組成物により、配合物の他の成分が溶解した後であっても、消費者に噛むための十分な材料を提供しながら、合理的なサイズのチューインガムを製造することができる。
ガムベース原材料とは別に、本発明による粉末化されたガムベース組成物は、更に、組成物の全質量に対して、シリケート誘導体1〜16質量%及びポリオール4〜30質量%を含有する。
特別な実施態様において、シリケート誘導体は、組成物の全質量に対して、2〜14質量%の量で組成物中に存在する。本発明の目的のために適当なシリケート誘導体の限定しない例には、二酸化ケイ素、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム及びケイ酸ナトリウムが含まれる。特別の実施態様の1つにおいて、W.R. Grace and Company, Davison Chemical DivisionによりSyloid(R)の商品名で市販されている二酸化ケイ素が使用される。
他の実施態様において、本発明の粉末化された組成物は、組成物の全質量に対して、ポリオール6〜25質量%を含有する。適当なポリオールには、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール及びその混合物が含まれるが、これらに限定されない。
本発明を実施するための特別な方法において、ソルビトールが使用される。
上記の3種の必須成分とは別に、本発明のガムベース組成物は、付加的に任意成分、例えば着色剤、顔料又は更には甘味料を含有してよい。
本発明の主題は、圧縮不可能なガムベース原材料を、上記で定義されたような圧縮可能な粉末化されたガムベース組成物へと変換するための新規の方法により提供される。本発明の方法は、合成及び/又は天然の圧縮不可能なガム材料と、粉末化されたシリケート誘導体と、固体ポリオールとを周囲温度で混合し、温かい凝集ペーストを製造する工程;温かい凝集体を室温に冷却し、硬質凝集混合物を取得する工程;及び硬質凝集混合物を粉砕し、圧縮可能な粉末を取得する工程を含む。
粉末化されたシリケート誘導体は、典型的に50μm以下の平均粒径により特徴付けられる。
本発明による方法は極めて単純かつ廉価であり、直接圧縮可能であるという利点を示す微粉末の形の生成物を製造することを可能にする。先行技術において開示された方法とは反対に、本発明の方法では、合成及び/又は天然の硬質の出発ガム材料の加熱又は冷却処理による外部エネルギーを使用しない。他方では、本発明の方法では、WO02/069729に記載されているようなエラストマー、充填剤及び可塑剤を最初に特別な形にする際に必要である装置を必要としない。出発材料は、本発明による場合、所望の適用の機能として選択された組成物の合成又は天然の圧縮可能なガム材料であり、これは、共に粉末形であるシリケート誘導体及びポリオールと一緒に、ミキサー、例えば二枚羽根ミキサー中に単純に導入される。混合は周囲温度、即ち典型的には15〜30℃の温度で実施される。加熱又は冷却を行わないが、混合に帰因する剪断力により、典型的に50℃近傍で変動する温度まで混合物が加熱される。前記の方法の第1の工程により得られる生成物は温かい凝集ペーストの形であり、これは、ガムベース原材料に典型的な弾性の物理的特性を失っており、今や可塑性の物理的状態にある。得られた温かい凝集ペーストを、方法の第2の工程において、単純に周囲空気に放置し、室温に冷却させる。それとは別に、凝集ペーストを任意の他の手段により、例えば冷凍装置を用いて冷却することができる。微粉末を製造するためには、冷却させた後、硬質の凝集体を単純に粉砕すべきであるに過ぎない。当業者に公知の任意の種類の装置を用いて粉砕工程を実施することができる。粉砕工程に引き続き、粉末を、例えばミルを用いた均質化工程にかける。得られた生成物は、均質であり、かつ通常50〜500μmである粒径を有する圧縮可能な粉末の形であるという利点を示す。
上記の方法から得られる均質な粉末化されたガムベース組成物を、有利にチューインガムの製造のために使用することができる。
本発明の他の対象は、本発明によるガムベース組成物約15〜80質量%及びチューインガムのための添加物の組成物約20〜約85質量%を含有するチューインガムである。ここで「チューインガムのための添加物の組成物」が意味するものとは、典型的に、最終製品の官能特性を改善、向上又は変性させるために使用される甘味料及び着香成分及び他の任意成分、例えば充填剤、着色剤等を含有する組成物である。甘味料を、水溶性薬剤、水溶性人工甘味料及びジペプチドベースの甘味料及びその混合物を含む広範囲の材料から選択することができる。着香成分に関しては、草木、葉、花、果実等及びそれらの組合せから誘導された合成及び天然の着香剤が有効である。そのような着香成分の特別な例は、流布している刊行物、例えばPerfume and Flavour Chemicals, S. Arctander著, Montclair N.J. (USA) ; Fenaroli's Handbook of Flavour Ingredients, CRC Press又はSynthetic Food Adjuncts, M.B. Jacobs著, van Nostrand Co. Inc.に見ることができる。そのような成分は、消費製品の着香及び/又は芳香付け、即ち消費製品への香り又は風味の付与の当業者に十分に公知である。
本発明の殊に有利な実施態様において、本発明によるチューインガムの製造において使用される着香成分は、固体又はマイクロカプセル化された形である。実際に、出発ガムベース組成物として、粉末形で、容易に他の粉末とブレンドし、その後圧縮してチューインガムタブレットを製造することができる。従って、チューインガムに風味を付与するのに使用される着香成分又は組成物を、噴霧乾燥された固体の形か、又は他の粉末形で、即ちカプセル化された形で、本発明の基礎構成内で使用することができる。カプセル化された形の着香成分は、有利に、劣化プロセス、例えば酸化から保護されている。更に、カプセル化された形の着香成分は、チューインガムのような製品における重要な論点である、カプセル化された活性成分の制御された放出を提供するという利点を示す。
ここに上記したガムベース組成物から出発したチューインガムの製造法も、本発明の対象の1つである。そのような方法は、殊に、本発明による粉末化されたガムベース組成物を他の粉末化された成分、例えば着香成分又は組成物、又は甘味料とドライブレンドし、得られた混合物を圧縮する工程を含む。圧縮工程は、工業において典型的に使用される任意の圧縮装置を用いて実施することができ、更に詳細な説明はここでは必要なく、当業者は適切な装置を選択し、かつ装置を自身が必要とする機能に適合させることができる。そのような方法により得られたチューインガムは有利に均質な組成物を有し、これは、活性成分、例えばフレーバーの放出に関して有利であることが判明した。
上記の通り、本発明の粉末化されたガムベース組成物は殊にチューインガムの製造に適当であり、その際、フレーバーは、(噴霧乾燥、押出又は他のカプセル化法により製造された)粉末の形であり、これを出発ガム組成物と単にドライブレンドし、その後圧縮することができる。ドライブレンドされた粉末から出発してチューインガムを製造するという事実は、混合プロセスにおいて使用される装置の、液体フレーバーを使用した場合に生じるようないかなる汚染をも回避するという利点を示す。更に、本発明によるチューインガムの製造のための方法において使用される粉末化された成分、例えば着香成分又は組成物又は更には甘味料を、有利に、例えば加熱のような、分解の原因となり得るか又はカプセル化された成分の早期の放出の原因となり得るいかなる加工にもかけない。
本発明を以下の実施例においてより詳細に記載し、その際、温度は摂氏温度であり、省略形は当業者において慣用の意味を有する。
本発明の実施態様
実施例1
ガムベース原材料負荷40%での粉末化されたガムベース組成物の製造
ガムベース組成物を以下の配合物から製造した:
Figure 2006505265
ソルビトール、Syloid(R) 244及び粉砂糖をチューブラブレンダー中で予備混合した。Balear(R)-T gumを、30℃に設定されたWinkworth社製シグマブレードミキサー内に装入した。温度が50〜55℃に達するまでガムを剪断した。予備混合した粉末を添加し、約5分後に、粘性ペーストの形の均質な系が得られるまでガムベース原材料と混合した。凝集混合物をシグマブレードミキサーから取り除き、室温に冷却した。平衡に達した後すぐに、粗粒子をハンマーミル内で粉砕し、得られた粉末を1mmの篩いを通して篩分けした。
実施例2
ガムベース原材料負荷80%での粉末化されたガムベース組成物の製造
ガムベース組成物を以下の配合物から製造した:
Figure 2006505265
粉末化されたガムベース組成物を実施例1に記載されたのと同様に製造した。
実施例3
本発明の粉末化されたガムベース組成物を用いて製造されたチューインガム
チューインガムを以下の配合物から製造した:
Figure 2006505265
粉末ガムベース組成物を他の粉末成分とドライブレンドした。このようにして得られたブレンドを、手動プレス機(Specac(R) machine)を用いて1〜4トンの圧縮力下で圧縮した。直径20mmのタブレットが得られた。
実施例4
本発明の粉末化されたガムベース組成物を用いて製造されたチューインガム
チューインガムを以下の配合物から製造した:
Figure 2006505265
粉末ガムベース組成物を他の粉末成分とドライブレンドした。このようにして得られたブレンドを、手動プレス機(Specac(R) machine)を用いて1〜4トンの圧縮力下で圧縮した。直径20mmのタブレットが得られた。
実施例5
本発明の粉末化されたガムベース組成物を用いて製造されたチューインガム
チューインガムを以下の配合物から製造した:
Figure 2006505265
粉末ガムベース組成物を他の粉末成分とドライブレンドした。このようにして得られたブレンドを、手動プレス機(Specac(R) machine)を用いて1〜4トンの圧縮力下で圧縮した。直径20mmのタブレットが得られた。
実施例6
本発明の粉末化されたガムベース組成物を用いて製造されたチューインガム
チューインガムを以下の配合物から製造した:
Figure 2006505265
粉末ガムベース組成物を他の粉末成分とドライブレンドした。このようにして得られたブレンドを、手動プレス機(Specac(R) machine)を用いて1〜4トンの圧縮力下で圧縮した。直径20mmのタブレットが得られた。
実施例7
本発明の粉末化されたガムベース組成物を用いて製造されたチューインガム
チューインガムを以下の配合物から製造した:
Figure 2006505265
粉末ガムベース組成物を他の粉末成分とドライブレンドした。このようにして得られたブレンドを、手動プレス機(Specac(R) machine)を用いて1〜4トンの圧縮力下で圧縮した。直径20mmのタブレットが得られた。
実施例8
本発明の粉末化されたガムベース組成物を用いて製造されたチューインガム
チューインガムを以下の配合物から製造した:
Figure 2006505265
粉末ガムベース組成物を他の粉末成分とドライブレンドした。このようにして得られたブレンドを、手動プレス機(Specac(R) machine)を用いて1〜4トンの圧縮力下で圧縮した。直径20mmのタブレットが得られた。
実施例9
本発明の粉末化されたガムベース組成物を用いて製造されたチューインガム
チューインガムを以下の配合物から製造した:
Figure 2006505265
粉末ガムベース組成物を他の粉末成分とドライブレンドした。このようにして得られたブレンドを、手動プレス機(Specac(R) machine)を用いて1〜4トンの圧縮力下で圧縮した。直径20mmのタブレットが得られた。
実施例10
本発明の粉末化されたガムベース組成物を用いて製造されたチューインガム
チューインガムを以下の配合物から製造した:
Figure 2006505265
粉末ガムベース組成物を他の粉末成分とドライブレンドした。このようにして得られたブレンドを、手動プレス機(Specac(R) machine)を用いて1〜4トンの圧縮力下で圧縮した。直径20mmのタブレットが得られた。

Claims (13)

  1. 圧縮不可能なガムベース原材料を圧縮可能な粉末化されたガムベース組成物へと変換するための方法において、以下の工程:
    a)合成及び/又は天然の圧縮不可能なガム材料1〜85質量%と、粉末化されたシリケート誘導体1〜16質量%と、固体ポリオール4〜30質量%とを、15〜30℃の温度で混合し、温かい凝集ペーストを製造する工程、但し、全ての百分率は混合物の全質量に対する質量により表されたものである、
    b)温かい凝集体を室温に冷却し、硬質凝集混合物を取得する工程、及び
    c)硬質凝集混合物を粉砕し、圧縮可能な粉末を取得する工程
    を含むことを特徴とする、圧縮不可能なガムベース原材料を圧縮可能な粉末化されたガムベース組成物へと変換するための方法。
  2. 工程c)で得られる粉末を更に篩分けにかける、請求項1記載の方法。
  3. 工程a)を二枚羽根ミキサー中で実施する、請求項1記載の方法。
  4. 請求項1記載の方法により得ることができる、圧縮可能な粉末化されたガムベース組成物。
  5. 合成及び/又は天然のガム材料40〜70質量%を含有する、請求項4記載のガムベース組成物。
  6. シリケート誘導体2〜14質量%及びポリオール6〜25質量%を含有する、請求項4記載のガムベース組成物。
  7. シリケート誘導体が、二酸化ケイ素、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム及びケイ酸ナトリウムから成る群から選択されている、請求項4記載のガムベース組成物。
  8. シリケート誘導体が二酸化ケイ素から成る、請求項7記載のガムベース組成物。
  9. ポリオールが、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール及びその混合物から成る群から選択されている、請求項4記載のガムベース組成物。
  10. ポリオールがソルビトールから成る、請求項9記載のガムベース組成物。
  11. チューインガムの製造のための、請求項4記載のガムベース組成物の使用。
  12. 請求項4記載のガムベース組成物15〜80質量%を含有するチューインガム。
  13. チューインガム製品の製造法において、以下の工程:
    a)請求項4で定義された粉末化されたガム組成物を、着香料と甘味料とを含有する粉末化された組成物とドライブレンドする工程、及び
    b)a)で得られたドライブレンドを圧縮する工程
    を含むことを特徴とする、チューインガム製品の製造法。
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