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JP2006267559A - 液晶表示装置、その製造方法及び電子機器 - Google Patents

液晶表示装置、その製造方法及び電子機器 Download PDF

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JP2006267559A JP2005085687A JP2005085687A JP2006267559A JP 2006267559 A JP2006267559 A JP 2006267559A JP 2005085687 A JP2005085687 A JP 2005085687A JP 2005085687 A JP2005085687 A JP 2005085687A JP 2006267559 A JP2006267559 A JP 2006267559A
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Abstract

【課題】 封入口を複雑化させずに、簡便な方法でより確実に液晶を封止することができる液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法及びその液晶表示装置を用いた電子機器を提供する。
【解決手段】 注入口の第1の開口断面積を有する位置よりも、液晶を注入するための空間に近い位置に、前記第1の開口断面積より小さい第2の開口断面積を有するように注入口を形成し、液晶を注入するための空間に液晶を注入後、封止剤を注入口に形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液晶表示装置、その製造方法及び電子機器に関する。
液晶表示装置の製造方法は、2枚の基板をシール材を用いて貼り合わせた後、当該シール材の一部に形成されている注入口から液晶を封入し、当該注入口に液状の封止剤を塗付し、硬化させることにより、例えば、特許文献1〜3に開示されているような構造、方法により液晶表示装置を形成する。
図7に、従来の封止剤が形成されている注入口の模式平面図を示す。従来の注入口は、液晶を入れる方向に対して、テーパ形状となっており、特許文献4では、逆テーパ形状を開示している。
特開平2−162235号公報 特開平5−53123号公報 特開平10−186386号公報 特開平11−101983号公報
しかしながら、注入口54では、液状の封止剤57と、シール材53との濡れ性等があまりよくなく、シール材53の一部に当該封止剤57が集まり、シール材53と封止剤57との間に間隙58が生じる可能性が高くなり、液晶56を確実に封止することができなくなることがあった。
本発明の目的は、封入口を複雑化させずに、簡便な方法でより確実に液晶を封止することができる液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法及びその液晶表示装置を用いた電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、基板上に、前記基板の内側に向かって狭まる形状の注入口を備えた枠状のシール材を形成するシール材形成工程と、前記基板と、前記基板に対向する基板とを前記シール材を介して貼り合わせる工程と、前記注入口から液晶を注入する液晶注入工程と、前記液晶を封止するように、前記注入口を封止剤で封止する封止工程と、を有することを要旨とする。
本発明に係る液晶表示装置の製造方法によれば、シール材形成工程により、基板の内側に向かって狭まる形状の注入口を備えた枠状のシール材を形成し、液晶を注入するための空間に液晶を注入後、封止剤を当該注入口に形成する。これにより、シール材と封止剤との濡れ性等があまり良くない場合でも、注入口の第1の開口の幅より小さい幅を有する第2の開口で、シール材と封止剤がより密着するので、封止剤と注入口との間に生じる間隙を低減することができる。したがって、液晶漏れ等による液晶表示装置の製造不良を低減することができる。
さらに、一対の基板の内側の位置に、注入口の第1の開口の幅より小さい幅を有する第2の開口が形成されるように注入口を形成することにより、封止材がより一対の基板の内側に向かって引き込まれやすくなるので、封止剤と注入口との間に生じる間隙を低減することができる。
また、本発明は、上記に記載の液晶表示装置の製造方法であって、前記シール材形成工程では、前記注入口を構成する前記枠状のシール材の一端と他端とが、前記シール材の外周面よりも内側に配置されるように前記シール材を形成することを要旨とする。
本発明に係る液晶表示装置の製造方法によれば、シール材形成工程により、注入口を構成する当該シール材の一端と他端とが、当該枠を形成するシール材の外側の面よりも内側に配置されるようにシール材を形成する。これにより、注入口の第1の開口の幅より小さい幅を有する第2の開口で、シール材と封止剤がより密着するので、封止剤と注入口との間に生じる間隙を低減することができる。
また、本発明は、上記に記載の液晶表示装置の製造方法であって、前記シール材形成工程では、前記注入口の一端を始点とし、他端を終点として、ディスペンサを用いた一筆書きで前記枠状のシール材を形成することを要旨とする。
本発明に係る液晶表示装置の製造方法によれば、シール材形成工程により、注入口の一端を始点とし、他端を終点として、ディスペンサを用いた一筆書きで枠状のシール材を形成し、かつ、始点と終点は枠の内側に配置されるように形成する。これにより、注入口の第1の開口の幅より小さい幅を有する第2の開口で、シール材と封止剤がより密着するので、封止剤と注入口との間に生じる間隙を低減することができる。
また、本発明は、上記に記載の液晶表示装置であって、前記シール材形成工程では、前記注入口を構成する前記シール材の一端と他端の形状が凸曲面となるように前記シール材を形成することを要旨とする。
本発明に係る液晶表示装置の製造方法によれば、シール材形成工程により、注入口を構成するシール材の一端と他端の形状が凸曲面となるようにシール材を形成する。これにより、注入口の第1の開口の幅より小さい幅を有する第2の開口で、シール材と封止剤がより密着するので、封止剤と注入口との間に生じる間隙を低減することができる。
また、本発明は、対向する一対の基板と、液晶を注入するための注入口を備え、前記一対の基板の間に設けられた枠状のシール材と、を有し、前記注入口は、前記一対の基板の内側に向かって狭まる形状であることを要旨とする。
本発明に係る液晶表示装置によれば、液晶を注入するための注入口は、一対の基板の内側に向かって狭まる形状であることにより、注入口の第1の開口の幅より小さい幅を有する第2の開口で、シール材と封止剤がより密着するので、封止剤と注入口との間に生じる間隙を低減することができる。
また、本発明は、上記に記載の液晶表示装置であって、前記注入口を形成する前記シール材の面の少なくとも一部が、前記シール材の外周面と鈍角を形成する形状を有することを要旨とする。
本発明に係る液晶表示装置によれば、注入口を形成するシール材の面の少なくとも一部が、注入口の近傍におけるシール材の外周面と鈍角で交わるような形状を有することにより、注入口の第1の開口の幅より小さい幅を有する第2の開口で、シール材と封止剤がより密着するので、封止剤と注入口との間に生じる間隙を低減することができる。
また、上記に記載の液晶表示装置では、前記注入口を形成する前記シール材の一対の端部のうち一方の端部が、前記シール材の外周面と鈍角を形成する形状を有していても、注入口の第1の開口の幅より小さい幅を有する第2の開口で、シール材と封止剤がより密着するので、封止剤と注入口との間に生じる間隙を低減することができる。
また、本発明は、上記に記載の液晶表示装置であって、前記注入口を形成する前記シール材の端部は、凸曲面の形状を有することを要旨とする。
本発明に係る液晶表示装置によれば、注入口を形成するシール材の端部は、凸曲面の形状を有することにより、注入口の第1の開口の幅より小さい幅を有する第2の開口で、シール材と封止剤がより密着するので、封止剤と注入口との間に生じる間隙を低減することができる。
また、本発明では、電子機器に、上記に記載の液晶表示装置を利用することができる。
(第1実施形態)
本発明に係る液晶表示装置及びその製造方法における第1実施形態を、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、本実施形態で製造される液晶表示装置1の模式斜視図を示す。液晶表示装置1は、一対の基板としての、透光性を有する基板としてのガラス基板11及び液晶を所定の状態にするための液晶用素子としてのTFT(Thin Film Transistor)を有する基板としてのガラス基板12と、方形状の枠として形成されているシール材13と、Xドライバ41及び2つのYドライバ42とを有している。
ガラス基板11およびガラス基板12は、シール材13を介して互いに対向して貼り合わされている。ガラス基板11、ガラス基板12、およびシール材13とにより、液晶16を注入するための空間15を規定している。枠状に形成されているシール材13の一部には、空間15に液晶16を注入するための注入口14が形成されている。空間15には、注入口14から注入された液晶16が封入されている。
ガラス基板11はガラス基板12よりも大きいので、ガラス基板11の一部はガラス基板12と貼り合わされた際にガラス基板12と対向しない部分を有する。ガラス基板11の一部であってガラス基板12と対向しない部位のことを実装基部と称する。実装基部には、Xドライバ41と2つのYドライバ42が実装されており、その平面配置は、Xドライバ41を2つのYドライバ42が挟む形となっている。ガラス基板11およびガラス基板12の対向面には各種電極が配置されている(図示せず)。Xドライバ41およびYドライバ42は、これらの電極に対して、液晶16を駆動するために必要な電圧信号を送信する。
図2は、図1における注入口14を拡大した模式平面図を示す。注入口14は、シール材13の一端としての第1の端部18と、他端としての第2の端部19とが所定の距離だけ離されて形成されている。注入口14には、空間15から液晶16が漏れないようにするための封止剤17が形成されている。
注入口14は、当該注入口14の近傍におけるシール材13の外周面13aと、当該注入口14の入り口から空間15までのシール材13の開口面13bとが、鈍角を形成している。また、注入口14は、当該注入口14の入り口から空間15に向かって狭まる形状を有している。すなわち、注入口14は、逆テーパ形状を有している。したがって、注入口14の入り口に近い位置の注入口14の第1の開口断面積S1よりも、空間15に近い位置の注入口14の第2の開口断面積S2は小さくなっている。
ここで、ガラス基板11とガラス基板12との間にあるシール材13の厚みで決定される注入口14の高さはほぼ一定なので、上記の開口断面積は、当該開口断面積が有する開口の幅に比例する。したがって、第1の開口断面積S1が有する第1の開口の幅L1よりも、第2の開口断面積S2が有する第2の開口の幅L2の方が小さくなっている。
上記の注入口14では、封止剤17を形成する際に注入口14の第1の開口断面積S1よりも面積が小さい第2の開口断面積S2の部分で、シール材13と封止剤17がより密着する。したがって、シール材13と封止剤17との濡れ性等があまり良くない場合でも、封止剤17と注入口14との間に生じる間隙を低減することができる。したがって、液晶16が空間15の外側に漏れる等の不良を低減することができる。
シール材13の外周面13aと、当該注入口14の入り口から空間15までのシール材13の開口面13bとが、鈍角を形成している場合、または、注入口14の開口面積が小さくなるような形状を有している場合には、確実に第1の開口断面積S1よりも面積が小さい第2の開口断面積S2を有する注入口14が得られる。注入口14の高さがほぼ一定の場合には、第1の開口の幅L1よりも、第2の開口の幅L2の方が小さいことにより、上記の効果が得られる。
なお、本実施形態における注入口14は、いわゆる逆テーパ形状となっているが、その形状だけに限らず、上記に記載したように、第1の開口断面積よりも空間15に近い位置の第2の開口断面積が小さければ、上記の効果が得られる。例えば、注入口14の第1の端部18と、他端としての第2の端部19において、端部における2つの面がV字状の鋭角形状を形成するように形成されていても良い。
また、第1の端部18または第2の端部19のどちらか一方のみが、鋭角を有している場合でも、上記の効果が得られる。
次に液晶表示装置1の製造方法について、図3のフローチャートを参照して説明する。図3において、工程P12および工程P13がガラス基板11上に構成要素を積層するための工程であり、工程P21から工程P23がガラス基板12上に構成要素を積層するための工程である。工程P31から工程P35は、ガラス基板11およびガラス基板12を組み合わせて液晶表示装置1を完成させるための工程である。工程P12、P13と工程P21から工程P23とは、それぞれ独立に工程が進められる。
なお、ガラス基板11およびガラス基板12にはそれぞれ、一つの液晶表示装置1に対応する構成要素が複数行かつ複数列にわたってマトリクス状に並べられて形成される。個々の液晶表示装置1は、ガラス基板11およびガラス基板12を貼り合わせて複合基板を形成した後に、行方向に1次ブレイク(切断)して一つの行からなる短冊状の複合基板を取り出し、さらに当該短冊状の複合基板を個々の液晶表示装置1に対応する形状に2次ブレイクすることによって得られる。
工程P12では、液晶を所定の状態にするための液晶用素子としてのTFT(図示せず)が形成される。
工程P13では、フォトスペーサ(図示せず)を形成する。フォトスペーサは、ガラス基板11とガラス基板12とを貼り合わせたときに、一定の間隔を保つようにするために、一定の高さを有する樹脂をフォトリソグラフィー法によって配置して形成される。なお、工程P13に続いて、配向膜(図示せず)の塗付やラビング処理をする。
工程P21では、ガラス基板12にカラーフィルタ(図示せず)をフォトリソグラフィー法を用いて形成する。
工程P22では、オーバーコート(図示せず)に積層してITOからなる走査電極(図示せず)を形成する。走査電極の形成は、例えば、フォトリソグラフィー法によって行われる。なお、工程P22に続いて、配向膜の塗付やラビング処理をする。
工程P23では、ガラス基板12の所定の位置にシール材13を、ディスペンサ法を用いて形成する。シール材形成装置(図示せず)は、シール材13を連続的に吐出するノズルを有している。シール材13をノズルから吐出する方法には、ガス加圧を用いている。シール材形成装置のシール材供給部にガスにより圧力を加えることにより、ノズルからシール材13を吐出させる。なお、加えるガスの圧力を調整することにより、吐出するシール材13の供給量を制御することができる。また、シール材形成装置に、ガラス基板11またはガラス基板12に形成されるシール材13の塗付パターンを設定する機能を有している。
図4は、基板にシール材を形成する方法を示す模式平面図である。ガラス基板12に、注入口14が形成されるようにシール材13を、ノズル(図示せず)を動作させることにより描画する。シール材13の形成は、注入口14を形成するシール材13の一端としての第1の端部18を始点とし、斜め左方向に向けてシール材13を形成し、所定の場所で折り返して方形状の枠を描くように、時計回りに一筆書きに形成する。最後は、注入口14を形成する他端としての第2の端部19を終点として、ノズルからシール材13の供給を止める。このとき、始点としての第1の端部18と終点としての第2の端部19とは、液晶16を注入するための空間15となる方形状の枠の内側に配置されるように形成される。すなわち、始点としての第1の端部18及び終点としての第2の端部19は、枠を形成する注入口14の近傍におけるシール材13の外周面13aよりも内側に配置される。
上記のようにシール材13を形成することにより、注入口14の入り口から空間15に向けて、開口が狭まる形状を有する注入口14を得ることができる。
なお、シール材13の形成は、上記の方法とは逆に、第2の端部19から第1の端部18まで、半時計回りに描画してもよい。また、液晶用素子が形成されているガラス基板12ではなく、透光性を有するガラス基板11にシール材13を描画してもよい。
また、シール材13の形成は、スクリーン印刷法を用いることもできる。図4に示すようなシール材13のパターンが予め形成されているスクリーン版(孔版)を、ガラス基板12等の上に載置し、その上にシール材13を塗付することにより、逆テーパ形状の注入口14を有するシール材13を形成することができる。
また、シール材13の形成は、インクジェット法を用いることもできる。
また、シール材13で形成される枠が、本実施形態のように方形状でなく、例えば円形状等であっても、第1の端部18及び第2の端部19を枠の内部に形成することにより、注入口14の入り口から空間15に向けて、注入口14の開口面積または開口の幅が小さくなるような形状の注入口14を得ることができる。
工程P31では、ガラス基板11とガラス基板12とを貼り合せて複合基板を形成する。ガラス基板11とガラス基板12との間で位置合わせをした後、シール材13を介して接触、圧着して、ガラス基板11とガラス基板12とを貼り合わせる。
工程P32では、工程P31で得られた複合基板に対して1次ブレイクを行う。1次ブレイクは、複合基板の表面にスクライブ溝を行方向に形成し、当該スクライブ溝の位置で切断して行われる。これにより、液晶表示装置1に対応する構成要素が一行に並んだ短冊状の複合基板が得られる。この複合基板の一つの端面には、それぞれの液晶表示装置1に対応する注入口14が露出している。
工程P33では、工程P32で得られた短冊状の複合基板に注入口14から液晶16を注入する。液晶16の注入は、真空下で注入口に液晶16を浸し、空間15に毛細管現象の原理を用いて液晶16を注入する。
工程P34では、注入口14の封止を行う。封止は、注入口14に封止剤としての紫外線硬化樹脂17を塗付する。紫外線硬化樹脂17を注入口14の所望の位置まで引き込むために、複合基板に応力を加える。注入口14は、上記のシール材形成工程により、図2に示すような逆テーパ形状に形成されている。紫外線硬化樹脂17が所望の位置まで引き込まれた後に紫外線を照射し、当該樹脂を硬化させる。封止工程後、基板を洗浄する。
上記の注入口14を有することにより、紫外線硬化樹脂17を注入口14に引き込む際に、第1の開口断面積S1よりも小さい第2の開口断面積S2の部分で、シール材13と封止剤17がより密着するので、シール材13と封止剤17との濡れ性等があまり良くない場合でも、封止剤17と注入口14との間に生じる間隙を低減することができる。
工程P35では、液晶16の注入および封止が完了した短冊状の複合基板に対して2次ブレイクを行う。2次ブレイクは、短冊状の複合基板の表面にスクライブ溝を形成し、当該スクライブ溝の位置で切断して行われる。これにより、個々の液晶表示装置1に対応する形状(パネル状)の複合基板が得られる。得られた複合基板は、それぞれが実装基部を有する。
工程P36では、工程P35で得られたパネル状の複合基板の実装基部にXドライバ41、Yドライバ42を実装する。この工程の後、複合基板の表面に偏光板を貼り付ける。
上記の製造工程を経た後に、液晶16が注入口14を介して漏れる可能性が小さい液晶表示装置1を得ることができる。
(第2実施形態)
本発明に係る液晶表示装置及びその製造方法における第2実施形態を、図5を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態で示した製造工程のうちのP23のシール材形成工程と、当該シール材形成工程で得られる注入口14の形状が、第1実施形態と相違する。その他の製造工程は、第1実施形態と同様であるので、説明を割愛する。
P23のシール材形成工程は、第1実施形態と同様に、ディスペンサ法を用いてシール材13を形成する。シール材13を形成する際に、シール材13の供給量を、始点としての第1の端部18と終点としての第2の端部19とにおいて少なくする。すなわち、シール材供給部に加えるガスの圧力を、第1の端部18及び第2の端部19以外の枠の部分を形成するガスの圧力よりも小さくすることにより、ノズルから吐出されるシール材13の供給量が少なくなる。したがって、第1の端部18及び第2の端部19は先細りし、凸曲面の形状となる。これにより、シール材13の外周面13aと、当該注入口14の入り口から空間15までのシール材13の開口面13bとが、鈍角を形成することができる。また、注入口14の入り口から空間15に向けて、開口が狭まる形状を有する注入口14を得ることができる。
したがって、第1の端部18及び第2の端部19とで形成された注入口14においても、第1実施形態と同様に、注入口14の入り口に近いある場所の開口断面積を第1の開口断面積S1または第1の開口の幅L1よりも、空間15に近い場所の開口断面積を第2の開口断面積S2または第2の開口の幅L2は小さくなっている形状を有している。したがって、第1実施形態と同様に、P34の封止剤形成工程において、紫外線硬化樹脂17を注入口14に引き込む際に、第1の開口断面積S1または第1の開口の幅L1よりも小さい第2の開口断面積S2または第2の開口の幅L2の部分で、シール材13と封止剤17がより密着する。したがって、シール材13と封止剤17との濡れ性等があまり良くない場合でも、封止剤17と注入口14との間に生じる間隙を低減することができる。
なお、シール材13の形成は、スクリーン印刷法を用いることもできる。注入口14となるシール材13の第1の端部18及び第2の端部19との形状を凸曲面になるように、スクリーン版に予めパターン形成しておけばよい。また、シール材13の形成は、インクジェット法を用いることもできる。
(第3実施形態)
本実施形態の液晶表示装置1を搭載した電子機器について説明する。図6は、液晶表示装置1を搭載した電子機器としての携帯電話機100の模式斜視図である。携帯電話機100は、表示部110および操作ボタン120を有している。表示部110は、内部に組み込まれた液晶表示装置1によって、操作ボタン120で入力した内容や着信情報を始めとする様々な情報を表示することができる。表示部110は主に、液晶表示装置1で構成されている。液晶表示装置1は、上記で説明したように、液晶16が漏れる可能性を低減した注入口14を有していることから、故障率の低い携帯電話機100を得ることができる。
第1実施形態に係る液晶表示装置の模式斜視図。 液晶表示装置が有する液晶を注入するための注入口を示す模式平面図。 液晶表示装置の製造方法を示すフローチャート。 シール材形成工程におけるシール材を形成する方法を示す模式平面図。 第2実施形態におけるのシール材の形成方法で形成される注入口を示す模式平面図。 第3実施形態における本発明に係る液晶表示装置を用いた電子機器としての携帯電話機の模式斜視図。 従来の液晶を注入するための注入口を示す模式平面図。
符号の説明
1…液晶表示装置、11、12…ガラス基板、13…シール材、13a…シール材の外周面、13b…シール材の開口面、14…注入口、15…空間、16…液晶、17…封止剤、18…一端としての第1の端部、19…他端としての第2の端部、100…電子機器としての携帯電話機。

Claims (9)

  1. 基板上に、前記基板の内側に向かって狭まる形状の注入口を備えた枠状のシール材を形成するシール材形成工程と、
    前記基板と、前記基板に対向する基板とを前記シール材を介して貼り合わせる工程と、
    前記注入口から液晶を注入する液晶注入工程と、
    前記液晶を封止するように、前記注入口を封止剤で封止する封止工程と、
    を有する液晶表示装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の液晶表示装置の製造方法であって、
    前記シール材形成工程では、前記注入口を構成する前記枠状のシール材の一端と他端とが、前記シール材の外周面よりも内側に配置されるように前記シール材を形成する液晶表示装置の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の液晶表示装置の製造方法であって、
    前記シール材形成工程では、前記注入口の一端を始点とし、他端を終点として、ディスペンサを用いた一筆書きで前記枠状のシール材を形成する液晶表示装置の製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液晶表示装置の製造方法であって、
    前記シール材形成工程では、前記注入口を構成する前記シール材の一端と他端との形状が凸曲面となるように前記シール材を形成する液晶表示装置の製造方法。
  5. 対向する一対の基板と、
    液晶を注入するための注入口を備え、前記一対の基板の間に設けられた枠状のシール材と、を有し、
    前記注入口は、前記一対の基板の内側に向かって狭まる形状である液晶表示装置。
  6. 請求項5に記載の液晶表示装置であって、
    前記注入口を形成する前記シール材の面の少なくとも一部が、前記シール材の外周面と鈍角を形成する形状を有する液晶表示装置。
  7. 請求項6に記載の液晶表示装置であって、
    前記注入口を形成する前記シール材の一対の端部のうち一方の端部が、前記シール材の外周面と鈍角を形成する形状を有する液晶表示装置。
  8. 請求項5乃至7のいずれか一項に記載の液晶表示装置であって、
    前記注入口を形成する前記シール材の端部は、凸曲面の形状を有する液晶表示装置。
  9. 請求項5乃至8のいずれか一項に記載の液晶表示装置を備えた電子機器。
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JP2009169152A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Ips Alpha Technology Ltd 液晶表示装置
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WO2025175814A1 (zh) * 2024-02-19 2025-08-28 比亚迪股份有限公司 调光玻璃组件及其制备方法和车辆

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