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JP2004358137A - 低反発ウォッシャブル枕 - Google Patents

低反発ウォッシャブル枕 Download PDF

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JP2004358137A
JP2004358137A JP2003164632A JP2003164632A JP2004358137A JP 2004358137 A JP2004358137 A JP 2004358137A JP 2003164632 A JP2003164632 A JP 2003164632A JP 2003164632 A JP2003164632 A JP 2003164632A JP 2004358137 A JP2004358137 A JP 2004358137A
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pillow
less
foam
repulsion
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JP2003164632A
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Takashi Aizawa
孝 相澤
Koji Kibe
光二 木部
Takahiro Ashizawa
孝宏 芦澤
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Achilles Corp
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Achilles Corp
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Abstract

【課題】洗濯機による洗濯時に破損することなく、天日干しの場合でも数時間で乾燥する水洗いが可能な低反発ウォッシャブル枕を提供する。
【解決手段】通気性を有する表皮材12により包まれた中材11の素材として、反発弾性1〜20%、通気度1〜4.6dm/sの低反発弾性フォームを採用し、この中材11の寸法を縦40cm以下、横60cm以下、最大高さ10cm以下、高低差4cm以内とし、さらに各貫通孔11aの直径を10〜15mmとするとともに、各貫通孔11aを枕当たり20〜60個だけ形成したので、通気性がほとんどない低反発弾性フォームを中材11としたウォッシャブル枕10でありながら、洗濯機による洗濯しても破損せず、天日干ししても一日の日照時間内で乾燥してしまう水洗い可能な低反発ウォッシャブル枕が得られる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウォッシャブル枕に係り、詳しくは水洗いが可能な低反発ウォッシャブル枕に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、発泡ポリウレタンからなる通気性、吸湿性および吸水性に優れた枕が開発され、市場に出回っている(特許文献1)。
従来の枕は、隣接する気泡間の隔壁が燃焼爆発法により取り除かれてスケルトン部分のみが残った発泡ポリウレタンからなる高通気性樹脂発泡層(中材)と、この高通気性樹脂発泡層の下に配された吸湿・吸水シート層とからなるものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−287804号公報(第1頁、図1)
【0004】
しかしながら、従来の枕は、このように枕の本体部分として、高通気性を有する発泡ポリウレタン製の中材を採用したので、従前の枕と比較すれば通気性、吸湿性および吸水性に優れているが、汚れが目立ったとき、そのまま水洗いしても乾かなかった。そのため、仮に従来の枕を洗濯機で水洗いしたなら、洗濯時における洗濯槽内の攪拌羽根による攪拌力や、脱水時における高速回転する脱水槽内で発生する遠心力により、中材の一部分に亀裂が発生したり、千切れたりする恐れがある。
また、天日干しで乾かすためには、完全に乾くまでに数十時間を要している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、洗濯機による洗濯時に破損することなく、天日干しの場合でも数時間で乾燥する水洗いが可能な低反発ウォッシャブル枕を提供することを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、表裏両面を貫通する貫通孔が多数形成された中材と、該中材を包む通気性を有する表皮材とを備えた水洗い可能なウォッシャブル枕であって、上記中材は、その素材が、反発弾性率1〜20%、通気度1〜4.6dm/sの低反発弾性フォームで、その寸法が、縦40cm以下、横60cm以下、最大高さ10cm以下、最大高さと最低高さの差が4cm以内で、各貫通孔の直径は10〜15mmで、各貫通孔が枕当たり20〜60個形成されている低反発ウォッシャブル枕である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明において、水洗いが可能な枕とは、家庭用の洗濯機で水洗いしても中材が破損せず、天日干しによる乾燥時に7時間以内で乾燥する枕をいう。
中材は、枕の本体部分である。
低反発弾性フォームとは、反発弾性率が1〜20%の発泡性樹脂であれば限定されない。例えば、ポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォームなどである。
また、健康、医療、指圧効果、体圧分散効果、冷却効果を有する所定の材料を補助材料として複合したものでもよい。反発弾性率が1%未満ではポリウレタンフォームにべたつきが生じやすく、製品とならない場合が多くなる恐れがある。一方、反発弾性率が20%を超えると、低反発弾性フォームの特性が得られない。
中材の通気度は、1〜4.6dm /sであれば限定されない。1dm/s未満ではフォーム全体への通気性が欠如し、水洗い後の乾燥時間が長くなる。一方、4.6dm /sを超えるとフ、ォームを圧縮させた後のフォームの戻りが速くなり、低反発弾性ポリウレタンフォームの特性を確保することが困難になる恐れがある。
【0008】
中材の好ましい寸法は、縦28〜35cm、横45〜55cm、最大高さ7〜10cm、最大高さと最低高さの差が0〜4cmである。中材の寸法は、縦40cm以下、横60cm以下、最大高さ10cm以下、最大高さと最低高さの差が4cm以下である。その差が4cmを超えると、乾燥時間が長くなり、1日中天日干ししても枕が乾燥しない。
貫通孔の好ましい直径は、10〜15mmである。直径が10mm未満では、洗濯後に貫通孔部分に水が残りやすいため乾きにくいという不都合が生じる。一方、15mmを超えると、洗濯時に亀裂が生じたり、枕の使用時の感触が悪かったりするという不都合が生じる。
貫通孔の枕当たりの形成個数は、好ましくは20〜60個である。20個未満では、洗濯後に枕が乾きにくいという不都合が生じる。一方60個を超えると、洗濯時に亀裂が入りやすいという不都合が生じる。
表皮材の素材としては、例えば綿80%以下の綿入り織布を採用することができる。具体的には、綿80%、ポリエステル20%の綿混パイルなどを採用することができるが、これに限定されるものではなく、綿、綿/ポリエステル混などから構成される、織布、編物、不織布などの布帛であればいかなるものでもよい。
好ましくは、綿の割合が少ない生地(織布)の方が乾きやすく好ましい。
【0009】
また、上記低反発弾性フォームとしては、機能性添加物の少なくとも1種を添加してなり、JIS K 6400(1997)のA法に準拠する方法にて測定した反発弾性率が1〜20%であり、かつJIS K 6400(1997)のB法に準拠する方法で測定した通気度が1〜4.6dm/sである機能性を有する高通気性・低反発弾性ポリウレタンフォームが好ましい。
このような低反発弾性のポリウレタンフォームは、例えば、高分子量ポリオールと低分子量多価アルコールからなる混合ポリオールをポリオール成分とし、該ポリオール成分とポリイソシアネート化合物を反応させて得られるものであり、特に低分子量多価アルコールとして、低分子量2価アルコールおよび低分子量3価アルコールの混合物を使用することによっても得ることができる。
【0010】
ポリウレタンフォームを形成する高分子量ポリオールとしては、これまでの低反発弾性ポリウレタンフォームを構成する樹脂成分であるポリオール成分として使用されているものを挙げることができ、例えば、ポリオキシアルキレンポリオール、ビニル重合体含有ポリオキシアルキレンポリオール、ポリエステルポリオール、ポリオキシアルキレンポリエステルブロック共重合体ポリオールなどを挙げることができる。
【0011】
ポリオキシアルキレンポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、ソルビトール、ショ糖などの多価アルコールを開始剤としたアルキレンオキシド付加物;ビスフェノールAのような多価フェノール類のアルキレンオキシド付加物;リン酸、ポリリン酸(例えば、トリポリリン酸およびテトラポリリン酸)などの多価ヒドロキシ化合物、フェノール−アニリン−ホルムアルデヒド縮合生成物、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン、メチレンビスオルソクロロアニリン、4,4’−および2,4’−ジフェニルメタンジアミン、2,4−トリレンジアミン、2,6−トリレンジアミンなどのポリアミン類、トリエタノールアミン、ジエタノールアミンなどのアルカノールアミン類にエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフラン、スチレンオキシドなどの1種または2種以上を付加させて得られるポリエーテルポリオール類;またはポリテトラメチレンエーテルグリコールなどを例示することができる。
【0012】
また、ポリエステルポリオールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,3−および1,4−ブタンジオール、テトラメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリット、ソルビットなどの少なくとも2個以上のヒドロキシル基を有する化合物の1種または2種以上とマロン酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸、セバシン酸、シュウ酸、フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸などの少なくとも2個以上のカルボキシル基を有する化合物の1種または2種以上から得られたポリエステルポリオールを挙げることができる。また、ポリカプロラクトンなどの環状エステルの開環重合体類なども使用することができる。
【0013】
ビニル共重合体含有ポリオキシアルキレンポリオールとしては、上記に例示したポリオキシアルキレンポリオール中で、ラジカルの存在下にアクリロニトリル、スチレンなどのビニルポリマーを重合して安定分散させたものが挙げられる。なお、ポリオキシアルキレンポリオール中のビニル重合体の含有量は、通常、15〜45重量%程度である。
【0014】
一方、これらの高分子量ポリオールと共に使用する低分子量多価アルコールとしての低分子量2価アルコールおよび低分子量3価アルコールは、本発明においては、分子量が200以下のものである。そのような低分子量2価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオールなどを挙げることができる。
また、低分子量3価アルコールとしては、グリセリン、トリメチロールプロパンなどを挙げることができる。
【0015】
一方、ポリイソシアネート化合物としては、特に限定されず、ポリウレタンフォームの製造に通常使用される公知のポリイソシアネート化合物を用いることができる。具体的には、芳香族系、脂環族系、脂肪族系のポリイソシアネート、およびそれらを変性して得られる変性ポリイソシアネートの1種または2種以上が、適宜選択されて使用される。
【0016】
芳香族系ポリイソシアネートとしては、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネートと2,6−トリレンジイソシアネートの混合物、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルジイソシアネートなどが挙げられる。
脂環族系ポリイソシアネートとしては、シクロヘキシルメタンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネートなどが挙げられる。また、脂肪族系ポリイソシアネートとしてはヘキサメチレンジイソシアネート、シクロヘキサンメタンジイソシアネートなどが挙げられる。
これらのポリイソシアネート化合物のなかでも、本発明にあっては、特に芳香族系のポリイソシアネートである2,4−トリレンジイソシアネートあるいは2,6−トリレンジイソシアネート、およびこれらの混合物(TDI−80、TDI−65)が好結果を与える。
【0017】
機能性添加物としては、例えばトルマリン粉末、脱臭剤、消臭剤、芳香剤などを採用することができる。
トルマリン粉末は、いわゆる電気石と称される鉱石であって、マイナスイオンを発生させる性質を有するものとして、近年各種の製品に添加されている。低反発弾性のポリウレタンフォームは、例えば、枕、マットレス、自動車の座席などのクッションに使用されることから、トルマリン粉末の有するマイナスイオン発生効果を有効に確保するため、かかるトルマリン粉末を機能性添加物として添加させることがよい。この場合のトルマリン粉末の粒径は特に限定されないが、10〜100μm程度のものであればよい。
【0018】
脱臭剤としては、木炭や竹炭、備長炭、白炭、黒炭、活性炭などのカーボンブラック(炭素粉)や、シリカ、アルミナ、ゼオライトなどが使用できる。これらの炭素粉末は、脱臭剤としてだけではなく、調湿剤や吸湿剤、遠赤外線放射剤としても作用する。
消臭剤としては、例えば、ツバキ科植物、シソ科植物、クスノキ科植物、フトモモ科植物、キキョウ科植物、アオイ科植物などの各種植物から抽出その他の手段により分離される消臭成分が好適に用いられる。特に、茶、山茶花、椿、サカキ、モッコクなどを減圧下乾留し、減圧分留されるものが好ましい。また、このような天然物からの消臭成分に相当する成分(ポリフェノールやフラボノイド、フラバノール、カテキンなど)を合成法により製造したものも使用することができる。さらに、上記の消臭剤をシリカ、アルミナ、ゼオライト、パーライト、セラミックスなどの担時体に担持させたものも使用できる。
【0019】
芳香剤としては、特に制限されるものではないが、天然芳香剤としては、ジャコウ、シベット(レイビョウ香)、カストル(カイリ香)、アンバーグリスなどの動物性芳香剤;ラベンダー油、ハッカ油、レモン油、オレンジ油、ローズ油、ショウノウ油、ビャクダン油、ヒノキ油などの植物性芳香剤が挙げられる。
また、人工芳香剤としては、アセトオイゲノール、アセトイソオイゲノール、オリバノール、フェランドリン、脂肪族アルデヒド、チモール、カルバクロール、ボルニールメトキシシクロヘキサノール、オイゲノール、シンナミックアルデヒド、ベンズアルデヒド、カリオフイレン、クマリン、大環状ムスク、エチルワニリン、エベリン酸、ケイヒ酸、ワニリン、グアヨール、フルフラール、アセトフェノン、γ−ウンデカラクトン、γ−デカラクトンなどの合成芳香剤;精油から主として分留によって成分を分けた単離芳香剤;天然芳香剤および/または人工芳香剤を混合して調製した調合芳香剤などが挙げられる。
【0020】
人工芳香剤の具体的な商品としては、花王社製:ALDEHYDE C−10、ALDEHYDE C−11、UNDECYL、ALDEHYDE C−111LEN、ALDEHYDE C−12 LAURYL、ALDEHYDE C−12 MNA、ALDEHYDE C−6、ALDEHYDE C−8、ALDEHYDE C−9、AMBER CORE、AMYL CINNAMICALDEHYDE、FRUITATE、GAMMA DECALACTION、GAMMA NONALACTONE、GAMMA UNDECALACTONE、HEXYL CINNAMIC ALDEHYDE、IONONE 100%、MAGNOL、o−t−BCHA、p−t−BCHA、PEARLIDEB.B.、PEARLIDE DEP、PEARLIDE IPM、PEARLIDE PURE、POIRENATE、POLLENAL 2、SAGETONEV、SANDALMYSORE COREなどが挙げられる。
【0021】
また、本発明のポリウレタンフォームにあっては、上記した機能性添加物以外に、各種の添加剤、例えば、抗菌剤、難燃剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、顔料、可塑剤などを使用することができる。
抗菌剤としては、銀や亜鉛、銅などの金属粉やこれらの金属粉や、アルコール系抗菌剤、フェノール系抗菌剤などの有機系抗菌剤、天然抽出物や天然鉱石などの天然系抗菌剤、第4級アンモニウム、これらをゼオライトやシリカ、アルミナなどの担時体に担時させた無機粒子抗菌剤などが使用できる。これらの抗菌剤は、単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
そのような無機充填剤としては、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、酸化ケイ素、炭酸カルシウム、酸化チタン、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、タルク、ハイドロタルサイト、酸化マグネシウム、酸化ベリリウム、酸化亜鉛、窒化ホウ素、窒化ケイ素、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、銅、銀、鉄、アルミニウム、ニッケルなどが挙げられる。
【0022】
上記したポリオール成分とポリイソシアネート化合物との反応によりポリウレタンフォームを製造する場合に使用する触媒としては、例えば、アミン系触媒や有機金属触媒などのウレタンフォームの発泡において公知のものを使用することができ、特に限定されない。そのような触媒としては、例えば、アミン系触媒としては、トリエチレンジアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリイソプロパノールアミン、トリブチルアミン、トリオクチルアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリンなどが挙げられる。
【0023】
また、金属触媒としては、オクチル酸錫、ラウリル酸錫、ジブチル錫ジラウレートなどを挙げることができる。
ポリウレタンフォームを製造する場合の発泡剤としては、水、トリクロロモノフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、メチレンクロライド、トリクロロフルオロエタン、トリクロロエタンなど1種以上の混合物が挙げられる。
また、整泡剤としては、従来から知られているオルガノシリコーン系界面活性剤が使用される。そのようなオルガノシリコーン系界面活性剤としては、例えば、日本ユニカー社製のL−520、L−532、L−540、L−544、L−3550、L−5740S、L−5740M、L−6202など;トーレシリコーン社製のSH−190、SH−192、SH−193、SH−194、SRX−294、SRX−298など;信越シリコーン社製のF−114、F−121、F−122、F−230、F−258、F−260B、F−317、F−341、F−601、F−606などを挙げることができる。
【0024】
以上のようなポリオール成分、ポリイソシアネート化合物、機能性添加物、可塑剤、触媒および発泡剤などが含有される本発明のポリウレタンフォーム組成物において、各成分が配合される割合は、当該ウレタンフォームの組成物の発泡により、高通気性・低反発弾性ポリウレタンフォームが得られるような割合であれば特に制限されるものではない。
例えば、ポリオール成分100重量部に対して、触媒が0.01〜5重量部、好ましくは0.2〜3重量部、水が0.5〜5重量部、好ましくは0.8〜3.5重量部、整泡剤が配合される場合には、0.1〜4重量部、好ましくは0.4〜2.0重量部、顔料が配合される場合には、0.001〜2.0重量部、好ましくは0.01〜1.5重量部程度である。
【0025】
またポリイソシアネート化合物が配合される割合は、イソシアネートインデックスが、例えば、70〜120、好ましくは80〜110程度となる量である。
【0026】
ポリウレタンフォームの製造方法は、従来の連続気泡性のポリウレタンフォームの製造方法に基づいて行うことができ、例えば、プレポリマー法、ワンショット法、部分プレポリマー法などを適用して行うことができる。
【0027】
このようにして製造されたポリウレタンフォームは、低反発弾性でありながら、優れたフォームの通気性を有するポリウレタンフォームであり、このような高通気性・低反発弾性ポリウレタンフォームの特性としては、JIS K 6400(1997)のA法に準拠する方法にて測定した反発弾性率が1〜20%であり、かつJIS K 6400(1997)のB法に準拠する方法で測定した通気度が1〜4.6dm/sである。
反発弾性率が1%未満ではポリウレタンフォームにべたつきが生じやすく、製品とならない場合が多くなる恐れがある。
【0028】
したがって、このような高通気性・低反発弾性ポリウレタンフォームにあっては、高通気性を有することから、フォーム中に均一に分散された機能性添加物を有する効果が継続的に発揮される。従来の低反発弾性フォームでは、通気性が乏しいもの、或いはほとんど通気性がないため、機能性添加物の効果はフォーム表面付近の添加物の効果だけであった。この点と比較すれば、高通気性・低反発弾性ポリウレタンフォームの効果は、より有効なものであるといえる。
【0029】
さらに、本発明においては、上記低反発弾性フォームが、ポリオール成分100重量部に対して機能性添加物の少なくとも1種を10重量部以下を含有した機能性を有する高通気性・低反発弾性ポリウレタンフォームであることが好ましい。
添加する機能性添加物が10重量部を超える場合には、機能性添加物をポリオールに混ぜた段階で、ポリオールの粘度が高くなり、ポリオール中で機能性添加物の分離沈降が起こり易くなり生産性が落ちる。また、機能性添加物の添加量が10重量部を超えて添加してもその効果にあまり差異がなく、かえってコスト高になる。要は、目的とする低反発弾性ポリウレタンフォームの使用目的に応じ、添加する機能性添加物の機能が有効に発揮し得るのに十分な量を添加すればよい。
【0030】
本発明によれば、通気性を有する表皮材により包まれた中材が、素材として反発弾性率1〜20%、通気度1〜4.6dm/sの低反発弾性フォームを採用し、その寸法として縦40cm以下、横60cm以下、最大高さ10cm以下、最大高さと最低高さの差が4cm以内のものを採用し、さらに中材に直径10〜15mmの貫通孔を、枕当たり20〜60個形成したので、通気性がほとんどない低反発弾性フォーム製の中材を本体とした枕でありながら、洗濯機による洗濯しても破損せず、天日干ししても一日の日照時間内で乾燥してしまう水洗い可能な低反発ウォッシャブル枕が得られる。洗濯機による洗濯時に破損が発生しない大きな原因として、多数個の貫通孔が形成されていることが挙げられる。貫通孔の存在により中材の通水性が高まり、洗濯後の脱水が効率よく行なわれる。
【0031】
【実施例】
ここで、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る低反発ウォッシャブル枕の断面図である。
図1において、10は本発明の一実施例に係る低反発ウォッシャブル枕で、このウォッシャブル枕10は、表裏両面を貫通する貫通孔11aが多数形成された中材11と、中材11を包む通気性を有する表皮材12とを備えている。以下、これらの構成部材を詳細に説明する。
なお、反発弾性率、通気度は、それぞれ、本文に記載の方法で測定した。
【0032】
実施例1
中材として、分子量3000のポリエーテルポリオール95重量部、ジプロピレングリコール5重量部、グリセリン1重量部、イソシアネート38重量部、および可塑剤5重量部を原料として、ワンショット法にて製造した、低反発ウレタンフォームを使用した。
このウレタンフォームは、反発弾性率1%、通気度1.1dm/s、セル数50、密度50kg/mであった。
このウレタンフォームの引っ張り強さは、乾燥状態で130kPa、8℃の水中で53kPa、28℃の水中で32kPaであった。伸び率は、乾燥状態で280%、8℃の水中で270%、28℃の水中で220%であった。
中材の寸法は、縦31cm、横50cm、最大高さ8cm、最大高さと最低高さの差2cmとした。中材11の縦方向の断面は、高さが異なる2つのコブが一体的に連結された形状を有している。高い方のコブの高さ(最大高さ)aは8cm、低い方のコブの高さbは7cm、両方のコブを連結した部分の高さ(最小高さ)cは6cmである。直径10mmの貫通孔11aが、中材の表面から裏面に向かって37個設けられている。
中材は、ポリエステル繊維からなる枕カバーに収納される。
上記の枕カバーに収納した枕を洗濯機に投入し、強水流(参考:手洗い程度が弱水流)で洗濯した。その後、9分間脱水を行い、午前9時30分から午後3時30分までの6時間天日干しを行った。
【0033】
実施例2
中材として、反発弾性率1%、通気度2.6dm/s、セル数45、密度50kg/mの低反発ウレタンフォーム〔商品名:アキレスエアロンRZD(アキレス社製)〕を使用した。このウレタンフォームの引っ張り強さは、乾燥状態で204kPa、8℃の水中で96kPa、28℃の水中で71kPaであった。伸び率は、乾燥状態で210%、8℃の水中で240%、28℃の水中で220%であった。
中材の寸法および形状は、実施例1と同じとした。
実施例1と同様にしてカバーに収納したまま、洗濯および天日干しを行った。
【0034】
実施例3
中材として、実施例1と同じウレタンフォームを使用した。
中材の寸法は、縦35cm、横60cm、最大高さ7cm、最大高さと最低高さの差0cmとした。中材11の縦方向の断面は、略長方形の形状を有している。また、直径10mmの貫通孔11aが、中材の表面から裏面に向かって54個設けられている。
実施例1と同様にしてカバーに収納したまま、洗濯および天日干しを行った。
【0035】
実施例4
中材として、反発弾性率2%、通気度4.6dm/s、セル数45、密度50kg/mの低反発ウレタンフォーム〔商品名:エアロンムマックTB−RGS(アキレス社製)〕を使用した。このウレタンフォームの引っ張り強さは、乾燥状態で210kPa、8℃の水中で113kPa、28℃の水中で102kPaであった。伸び率は、乾燥状態で200%、8℃の水中で220%、28℃の水中で215%であった。
中材の寸法および形状は、実施例1と同じとした。
実施例1と同様にして、カバーに収納したまま、洗濯および天日干しを行った。
比較例1
中材として、反発弾性率1%、通気度0.1dm/s、セル数50、密度50kg/mの低反発ウレタンフォーム〔商品名:アキレスエアロンRZA(アキレス社製)〕を使用した。このウレタンフォームの引っ張り強さは、乾燥状態で87kPa、8℃の水中で33kPa、28℃の水中で18kPaであった。伸び率は、乾燥状態で260%、8℃の水中で200%、28℃の水中で150%であった。
中材の寸法および形状は、実施例1と同じとした。
実施例1と同様にしてカバーに収納したまま、洗濯および天日干しを行った。
【0036】
比較例2
中材として、反発弾性率27%、通気度4.6dm/s、セル数18、密度25kg/mの無膜化したウレタンフォーム〔商品名:エアロンムマックTB−SKL(アキレス社製)〕を使用した。このウレタンフォームの引っ張り強さは、乾燥状態で115kPa、8℃の水中で110kPa、28℃の水中で100kPaであった。伸び率は、乾燥状態で290%、8℃の水中で280%、28℃の水中で250%であった。
中材の寸法および形状は、実施例1と同じとした。
実施例1と同様にしてカバーに収納したまま、洗濯および天日干しを行った。
【0037】
比較例3
中材として、実施例1と同じウレタンフォームを使用した。
中材の寸法は、縦31cm、横50cm、最大高さ10cm、最大高さと最低高さの差5cmとした。中材11の縦方向の断面は、高さが異なる2つのコブが一体的に連結された形状を有している、高い方のコブの高さ(最大高さ)aは10cm、低い方のコブの高さbは7cm、両方のコブを連結した部分の高さ(最小高さ)は5cmである。直径10mmの貫通孔11aが、中材の表面から裏面に向かって37個設けられている。
実施例1と同様にしてカバーに収納したまま、洗濯および天日干しを行った。
【0038】
それぞれについて、脱水後の中材の状態を目視により観察し、乾燥に要した時間を記録した。また、乾燥の条件は、含水率が2重量%以下であることとした。
【0039】
【表1】
Figure 2004358137
【0040】
Figure 2004358137
【0041】
【発明の効果】
本発明は、通気性を有する表皮材により包まれた中材の素材として、反発弾性率1〜20%、通気度1〜4.6dm/sの低反発弾性フォームを採用し、この中材の寸法を縦40cm以下、横60cm以下、最大高さ10cm以下、高低差4cm以内とし、さらに各貫通孔の直径を10〜15mmとするとともに、各貫通孔を枕当たり20〜60個だけ形成したので、通気性がほとんどない低反発弾性フォームを中材とした枕でありながら、洗濯機による洗濯しても破損せず、天日干ししても一日の日照時間内で乾燥してしまう水洗い可能な低反発ウォッシャブル枕が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る低反発ウォッシャブル枕の断面構成図である。
【符号の説明】
10 低反発ウォッシャブル枕
11 中材
11a 貫通孔
12 表皮材

Claims (1)

  1. 表裏両面を貫通する貫通孔が多数形成された中材と、該中材を包む通気性を有する表皮材とを備えた水洗い可能なウォッシャブル枕であって、
    上記中材は、
    その素材が、反発弾性率1〜20%、通気度1〜4.6dm/sの低反発弾性フォームで、
    その寸法が、縦40cm以下、横60cm以下、最大高さ10cm以下、最大高さと最低高さの差が4cm以内で、
    各貫通孔の直径は10〜15mmで、各貫通孔が枕当たり20〜60個形成されている低反発ウォッシャブル枕。
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