JP2004064557A - フリップフロップ回路およびシフトレジスタ - Google Patents
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Abstract
【課題】フリップフロップ回路のMOSトランジスタ数を削減することで、レイアウト面積を低減し且つクロック信号の遷移時の消費電力を低減する。
【解決手段】マスターラッチに含まれるトライステートインバータ1とスレーブラッチに含まれるトライステートインバータ5とで、内部正転クロックノードckおよび内部反転クロックノードckbにそれぞれ接続されるPチャネルMOSトランジスタ11およびNチャネルMOSトランジスタ12を共用する。
【選択図】 図1
【解決手段】マスターラッチに含まれるトライステートインバータ1とスレーブラッチに含まれるトライステートインバータ5とで、内部正転クロックノードckおよび内部反転クロックノードckbにそれぞれ接続されるPチャネルMOSトランジスタ11およびNチャネルMOSトランジスタ12を共用する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CMOSスタティック型マスタースレーブ方式のフリップフロップ回路、およびかかるフリップフロップ回路が縦続接続されたシフトレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路のロジック回路において、面積、消費電力、クリティカルパス遅延に対してフリップフロップ回路が関与する割合は大きく、フリップフロップ回路の小面積化、低消費電力化、高速化が望まれている。
【0003】
従来、その動作安定性と、比較的低消費電力であることからCMOSスタティック型マスタースレーブ方式のフリップフロップ回路がよく利用されている。図4は、従来のCMOSスタティック型マスタースレーブ方式のフリップフロップ回路の構成例を示す回路図である。
【0004】
図4において、Dはデータ信号が入力される入力ノード、CLKはクロック信号が入力されるクロックノード、Qは出力信号が出力される出力ノード、ckは内部正転クロックノード、ckbは内部反転クロックノードである。51、52はトライステートインバータ、53はインバータ、54、55はトライステートインバータ、56、57、58はインバータである。
【0005】
CMOSスティック型マスタースレーブフリップフロップは、トライステートインバータ51、インバータ53、およびトライステートインバータ52を含むマスターラッチと、トライステートインバータ54、インバータ56、およびトライステートインバータ55を含むスレーブラッチと、インバータ57、58を含むクロックバッファとで構成される。
【0006】
クロックノードCLKに入力されるクロック信号が論理ローレベルの時、トライステートインバータ51は、入力ノードDの信号を反転してインバータ53の入力端子に印加し、インバータ53はその信号を反転してスレーブラッチの入力端子に印加する。このとき、トライステートインバータ52の出力状態はハイインピーダンスとなる。また、トライステートインバータ54の出力状態もハイインピーダンスとなり、インバータ56とトライステートインバータ55により出力ノードQに出力すべき信号が保持される。
【0007】
クロックノードCLKに入力されるクロック信号が論理ハイレベルの時、トライステートインバータ51の出力状態はハイインピーダンスとなり、インバータ53とトライステートインバータ52により出力ノードQに出力すべき信号が保持される。トライステートインバータ54は、マスターラッチの出力ノードを反転してインバータ56の入力端子に印加し、インバータ56はその信号を反転して出力ノードQに出力する。このとき、トライステートインバータ55の出力状態はハイインピーダンスとなる。
【0008】
これにより、クロックノードCLKに入力されるクロック信号の論理がローレベルからハイレベルに変化する時、出力ノードQに出力される信号は入力ノードDに入力された信号に対して遅延時間を伴って変化する。
【0009】
また、上記のようなフリップフロップ回路を用いて、前段のフリップフロップ回路の出力ノードQを次段のフリップフロップ回路の入力ノードDに接続したものを複数段縦続接続することで、シフトレジスタが構成される。図5は、一般的なシフトレジスタの構成を示す回路図である。
【0010】
図5において、CLKはクロック信号が入力されるクロックノード、DATAはシフトレジスタへのデータが入力されるデータ入力ノード、59、60、61はフリップフロップ回路である。クロックノードCLKに入力されるクロック信号の論理ローレベルから論理ハイレベルへの変化に伴って、データ入力ノードDATAのデータ信号が出力ノードQ1に出力され、出力ノードQ1の信号が出力ノードQ2に出力され、という様に、前段のフリップフロップ回路の出力信号が後段のフリップフロップ回路へと次々に伝播されていく。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフリップフロップ回路では、回路を構成するMOSトランジスタの数が多く、レイアウト面積が大きくなるという問題があった。また、フリップフロップ回路を用いて構成されるシフトレジスタのレイアウト面積が大きくなるという問題があった。
【0012】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、MOSトランジスタの数を削減することで、レイアウト面積を低減するとともに、クロック信号の遷移による消費電力を低減したフリップフロップ回路、およびかかるフリップフロップ回路を用いたシフトレジスタを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明に係るフリップフロップ回路は、クロック信号の遷移に従って入力されたデータ信号を記憶し、出力信号を変化させるフリップフロップ回路であって、少なくとも1つのトライステートインバータを含んで構成されるマスターラッチと、少なくとも1つのトライステートインバータを含んで構成され、マスターラッチから出力されるデータ信号を受けるスレーブラッチとを備え、マスターラッチに含まれるトライステートインバータとスレーブラッチに含まれるトライステートインバータとの構成要素の一部を共用して成ることを特徴とする。
【0014】
この構成によれば、回路を構成する素子であるMOSトランジスタの数を削減することで、レイアウト面積を低減することができる。
【0015】
前記の目的を達成するため、本発明に係るシフトレジスタは、本発明に係るフリップフロップ回路を少なくとも2段縦続接続して構成されるシフトレジスタであって、前段のフリップフロップ回路のスレーブラッチに含まれるトライステートインバータと前段のフリップフロップ回路に接続される次段のフリップフロップ回路のマスターラッチに含まれるトライステートインバータとの構成要素の一部を共用して成ることを特徴とする。
【0016】
この構成によれば、シフトレジスタの段数が多くなるほど、削減可能なMOSトランジスタの数が多くなり、レイアウト面積および消費電力の低減効果が大きくなる。
【0017】
また、本発明に係るフリップフロップ回路およびシフトレジスタにおいて、トライステートインバータの共用される構成要素は、ゲート端子にクロック信号またはクロック信号の反転信号が印加されるMOSトランジスタ回路であることを特徴とする。
【0018】
この構成によれば、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタの数を削減することで、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができ、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して説明する。
【0020】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るフリップフロップ回路の構成例を示す回路図である。図1において、CLKはクロック信号が入力されるクロックノード、Dはデータ信号が入力される入力ノード、Qは出力信号が出力される出力ノード、ckbは内部反転クロックノード、ckは内部正転クロックノードである。1、2はトライステートインバータ、3はインバータ、4、5はトライステートインバータ、6、7、8はインバータである。n1、n2、n3、n4、n5はノードを表す。
【0021】
トライステートインバータ1、トライステートインバータ2、およびインバータ3でマスターラッチが構成され、トライステートインバータ4、トライステートインバータ5、およびインバータ6でスレーブラッチが構成される。インバータ7、8でクロックバッファが構成される。
【0022】
マスターラッチに含まれるトライステートインバータ1とスレーブラッチに含まれるトライステートインバータ5において、内部正転クロックノードckと内部反転クロックノードckbがそれぞれゲートに接続されるPチャネルMOSトランジスタ11とNチャネルMOSトランジスタ12を共用することにより、従来例に比べてMOSトランジスタの数を2個削減している。
【0023】
この構成により、正常なフリップフロップ動作が保証されることを以下に説明する。
【0024】
まず、クロックノードCLKに入力されるクロック信号が論理ローレベルである時、トライステートインバータ1とトライステートインバータ5における、内部正転クロックノードckと内部反転クロックノードckbがそれぞれゲートに接続されたPチャネルMOSトランジスタ11とNチャネルMOSトランジスタ12は共にオン状態になっている。このとき、トライステートインバータ1とトライステートインバータ5は入力されたデータ信号を反転してそれぞれノードn1とノードn3に出力する。
【0025】
次に、クロック信号が論理ハイレベルである時は、トライステートインバータ2とインバータ3によりノードn1のデータ信号が保持されている。このとき懸念されるのは、トライステートインバータ4を構成するMOSトランジスタのうち、それぞれのドレインがノードn3に接続されたPチャネルMOSトランジスタ41およびNチャネルMOSトランジスタ42から、それぞれノードn4およびノードn5を通り、トライステートインバータ1を構成するMOSトランジスタのうち、それぞれのドレインがノードn1に接続されたPチャネルMOSトランジスタ13およびNチャネルMOSトランジスタを通って、ノードn3からノードn1に電流が流れ、これによりノードn1に保持されたデータが変化してしまう可能性についてである。
【0026】
これについて検証すると、ノードn1の状態が論理ローレベルである場合、この論理ローレベルがインバータ3により反転されて、ノードn2の状態は論理ハイレベルとなり、トライステートインバータ4はノードn2の論理ハイレベルを反転した論理ローレベルをノードn3に出力し、ノードn3の状態はローレベルとなる。このとき、ノードn1とノードn3の論理レベルは同じローレベルであるので、ノードn3からノードn1に電流は流れず、ノードn1の論理レベルが変化することはない。これは、ノードn1の状態が論理ハイレベルである場合も同様である。
【0027】
なお、トライステートインバータ2とトライステートインバータ4とでMOSトランジスタを共用することも考えられる。しかし、この場合は、クロック信号が論理ローレベルである時に、入力ノードDと出力ノードQとで保持されているデータの論理レベルが異なる場合に、ノードn1からノードn3に電流の流れる経路が形成されることになり、貫通電流が流れたり、最悪の場合ノードn3に保持されている論理レベルが変化してしまうため、実用的ではない。
【0028】
以上のように、本実施形態によれば、フリップフロップ回路を構成するMOSトランジスタの数を従来例に比べて2個削減することができ、レイアウト面積を低減することができる。また、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタの数を削減できることから、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができ、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。
【0029】
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係るフリップフロップ回路の構成例を示す回路図である。上記第1の実施形態では、トライステートインバータ1とトライステートインバータ5とで、PチャネルMOSトランジスタ11およびNチャネルMOSトランジスタ12を共用し、トライステートインバータ4を構成するPチャネルMOSトランジスタ41とNチャネルMOSトランジスタ42のそれぞれのゲートは、インバータ3の出力ノードであるノードn2に接続され、インバータ6の出力端子が出力ノードQに接続されていた。
【0030】
これに対して、図2に示す本実施形態では、トライステートインバータ2とトライステートインバータ4とで、PチャネルMOSトランジスタ43およびNチャネルMOSトランジスタ44を共用し、トライステートインバータ4を構成するPチャネルMOSトランジスタ41とNチャネルMOSトランジスタ42のそれぞれのゲートが、トライステートインバータ1の出力ノードであるノードn1に接続され、インバータ6の入力端子が出力ノードQに接続されている。
【0031】
図2において、CLKはクロック信号が入力されるクロックノード、Dはデータ信号が入力される入力ノード、Qは出力信号が出力される出力ノード、ckbは内部反転クロックノード、ckは内部正転クロックノードである。1、2はトライステートインバータ、3はインバータ、4、5はトライステートインバータ、6、7、8はインバータである。n1、n2、n3、n4、n5はノードを表す。
【0032】
トライステートインバータ1、トライステートインバータ2、およびインバータ3でマスターラッチが構成され、トライステートインバータ4、トライステートインバータ5、およびインバータ6でスレーブラッチが構成される。
【0033】
マスターラッチに含まれるトライステートインバータ2とスレーブラッチに含まれるトライステートインバータ4において、内部反転クロックノードckbと内部正転クロックノードckがそれぞれゲートに接続されたPチャネルMOSトランジスタ43とNチャネルMOSトランジスタ44を共用することにより、従来例に比べてMOSトランジスタの数を2個削減している。
【0034】
この構成により、正常なフリップフロップ動作が保証されることを以下に説明する。
【0035】
まず、クロックノードCLKに入力されるクロック信号が論理ハイレベルである時、トライステートインバータ2とトライステートインバータ4における、内部反転クロックノードckbと内部正転クロックノードckがそれぞれゲートに接続されたPチャネルMOSトランジスタ43とNチャネルMOSトランジスタ44はオン状態になっている。このとき、トライステートインバータ2とトライステートインバータ4は入力されたデータ信号を反転してそれぞれノードn1と出力ノードQに出力する。
【0036】
次に、クロック信号が論理ローレベルである時は、トライステートインバータ5とインバータ6により出力ノードQのデータ信号が保持されている。このとき懸念されるのは、トライステートインバータ2を構成するMOSトランジスタのうち、それぞれのドレインがノードn1に接続されたPチャネルMOSトランジスタ21およびNチャネルMOSトランジスタ22から、それぞれノードn4およびノードn5を通り、トライステートインバータ4を構成するMOSトランジスタのうち、それぞれのドレインが出力ノードQに接続されたPチャネルMOSトランジスタ41およびNチャネルMOSトランジスタ42を通って、ノードn1から出力ノードQに電流が流れて、出力ノードQに保持されたデータが変化してしまう可能性についてである。
【0037】
これについて検証すると、ノードn1の状態が論理ローレベルである場合、この論理ローレベルがインバータ3により反転されて、ノードn2の状態は論理ハイレベルとなる。このとき、トライステートインバータ2において、PチャネルMOSトランジスタ21はオフ状態、NチャネルMOSトランジスタ22はオン状態となるが、トライステートインバータ4において、PチャネルMOSトランジスタ41はオン状態、NチャネルMOSトランジスタ42はオフ状態となる。よって、ノードn1から出力ノードQに至る経路中には、必ずオフ状態にあるMOSトランジスタ(この場合、PチャネルMOSトランジスタ21とNチャネルMOSトランジスタ42)が存在するので、ノードn1から出力ノードQに電流は流れず、出力ノードQに保持された信号レベルが変化することはない。これは、ノードn1の状態が論理ハイレベルである場合も同様である。
【0038】
なお、トライステートインバータ1とトライステートインバータ5とでMOSトランジスタを共用することも考えられる。しかし、この場合は、クロック信号が論理ハイレベルである時に、入力ノードDと出力ノードQとで保持されているデータの論理レベルが異なる場合に、ノードn1から出力ノードQに電流の流れる経路が形成されることになり、貫通電流が流れたり、最悪の場合出力ノードQに保持されている論理レベルが変化してしまうため、実用的ではない。
【0039】
以上のように、本実施形態によれば、フリップフロップ回路を構成するMOSトランジスタの数を従来例に比べて2個削減することができ、レイアウト面積を低減することができる。また、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタの数を削減できることから、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができ、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。
【0040】
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係るシフトレジスタの構成例を示す回路図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態によるフリップフロップ回路を複数段(図3では3段)縦続接続してシフトレジスタが構成される。
【0041】
図3において、9、10、11はフリップフロップ回路、12、13、14、15はトライステートインバータ、CLKはクロック信号が入力されるクロックノード、DATAはデータ信号が入力されるデータ入力ノード、Q1、Q2、Q3は正転出力信号が出力されるデータ正転出力ノード、NQ1、NQ2、NQ3は反転出力信号が出力されるデータ反転出力ノード、ckbは内部反転クロックノード、ckは内部正転クロックノードである。
【0042】
フリップフロップ回路9のスレーブラッチを構成するトライステートインバータ12と、次段のフリップフロップ回路10のマスターラッチを構成するトライステートインバータ13とでMOSトランジスタが共用されている。また、フリップフロップ回路10のスレーブラッチを構成するトライステートインバータ14と、次段のフリップフロップ回路11のマスターラッチを構成するトライステートインバータ15とでMOSトランジスタが共用されている。
【0043】
このようにして、前段のフリップフロップ回路のスレーブラッチを構成するトライステートインバータと、前段のフリップフロップ回路に接続される次段のフリップフロップ回路のマスターラッチを構成するトライステートインバータとでMOSトランジスタが共用されて、シフトレジスタが構成される。
【0044】
以上のように、本実施形態によれば、例えば3段構成のシフトレジスタの場合、シフトレジスタを構成するフリップフロップ回路のMOSトランジスタを従来例に比べ最大4個削減することができ、レイアウト面積を低減することができる。また、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタの数を削減できることから、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができ、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。
【0045】
なお、シフトレジスタの段数が多くなるほど、削減可能なMOSトランジスタの数が多くなるので、レイアウト面積および消費電力の低減効果が大きくなる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、フリップフロップ回路を構成するマスターラッチに含まれるトライステートインバータとスレーブラッチに含まれるトライステートインバータとで、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタを共有することで、MOSトランジスタの数を削減することができ、レイアウト面積を低減することができるとともに、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができるので、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。
【0047】
また、かかるフリップフロップ回路を複数段縦続接続して、シフトレジスタを構成し、前段のフリップフロップ回路のスレーブラッチに含まれるトライステートインバータと、次段のフリップフロップ回路のマスターラッチに含まれるトライステートインバータとで、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタを共有することで、MOSトランジスタの数を削減することができ、レイアウト面積を低減することができるとともに、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができるので、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。また、シフトレジスタの段数が多くなるほど、削減可能なMOSトランジスタの数が多くなるので、レイアウト面積および消費電力の低減効果が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るフリップフロップ回路の構成例を示す回路図
【図2】本発明の第2の実施形態に係るフリップフロップ回路の構成例を示す回路図
【図3】本発明の第3の実施形態に係るシフトレジスタの構成例を示す回路図
【図4】従来のCMOSスタティック型マスタースレーブ方式のフリップフロップ回路の構成例を示す回路図
【図5】一般的なシフトレジスタの構成を示す回路図
【符号の説明】
1 トライステートインバータ
2 トライステートインバータ
3 インバータ
4 トライステートインバータ
5 トライステートインバータ
6、7、8 インバータ
9、10、11 フリップフロップ回路
12、13、14、15 トライステートインバータ
51 トライステートインバータ
52 トライステートインバータ
53 インバータ
54 トライステートインバータ
55 トライステートインバータ
56 インバータ
57 インバータ
58 インバータ
59、60、61 フリップフロップ回路
CLK クロックノード
D 入力ノード
Q 出力ノード
ck 内部正転クロックノード
ckb 内部反転クロックノード
DATA データ入力ノード
Q1、Q2、Q3 データ(正転)出力ノード
NQ1、NQ2、NQ3 データ反転出力ノード
n1、n2、n3、n4、n5 ノード
【発明の属する技術分野】
本発明は、CMOSスタティック型マスタースレーブ方式のフリップフロップ回路、およびかかるフリップフロップ回路が縦続接続されたシフトレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路のロジック回路において、面積、消費電力、クリティカルパス遅延に対してフリップフロップ回路が関与する割合は大きく、フリップフロップ回路の小面積化、低消費電力化、高速化が望まれている。
【0003】
従来、その動作安定性と、比較的低消費電力であることからCMOSスタティック型マスタースレーブ方式のフリップフロップ回路がよく利用されている。図4は、従来のCMOSスタティック型マスタースレーブ方式のフリップフロップ回路の構成例を示す回路図である。
【0004】
図4において、Dはデータ信号が入力される入力ノード、CLKはクロック信号が入力されるクロックノード、Qは出力信号が出力される出力ノード、ckは内部正転クロックノード、ckbは内部反転クロックノードである。51、52はトライステートインバータ、53はインバータ、54、55はトライステートインバータ、56、57、58はインバータである。
【0005】
CMOSスティック型マスタースレーブフリップフロップは、トライステートインバータ51、インバータ53、およびトライステートインバータ52を含むマスターラッチと、トライステートインバータ54、インバータ56、およびトライステートインバータ55を含むスレーブラッチと、インバータ57、58を含むクロックバッファとで構成される。
【0006】
クロックノードCLKに入力されるクロック信号が論理ローレベルの時、トライステートインバータ51は、入力ノードDの信号を反転してインバータ53の入力端子に印加し、インバータ53はその信号を反転してスレーブラッチの入力端子に印加する。このとき、トライステートインバータ52の出力状態はハイインピーダンスとなる。また、トライステートインバータ54の出力状態もハイインピーダンスとなり、インバータ56とトライステートインバータ55により出力ノードQに出力すべき信号が保持される。
【0007】
クロックノードCLKに入力されるクロック信号が論理ハイレベルの時、トライステートインバータ51の出力状態はハイインピーダンスとなり、インバータ53とトライステートインバータ52により出力ノードQに出力すべき信号が保持される。トライステートインバータ54は、マスターラッチの出力ノードを反転してインバータ56の入力端子に印加し、インバータ56はその信号を反転して出力ノードQに出力する。このとき、トライステートインバータ55の出力状態はハイインピーダンスとなる。
【0008】
これにより、クロックノードCLKに入力されるクロック信号の論理がローレベルからハイレベルに変化する時、出力ノードQに出力される信号は入力ノードDに入力された信号に対して遅延時間を伴って変化する。
【0009】
また、上記のようなフリップフロップ回路を用いて、前段のフリップフロップ回路の出力ノードQを次段のフリップフロップ回路の入力ノードDに接続したものを複数段縦続接続することで、シフトレジスタが構成される。図5は、一般的なシフトレジスタの構成を示す回路図である。
【0010】
図5において、CLKはクロック信号が入力されるクロックノード、DATAはシフトレジスタへのデータが入力されるデータ入力ノード、59、60、61はフリップフロップ回路である。クロックノードCLKに入力されるクロック信号の論理ローレベルから論理ハイレベルへの変化に伴って、データ入力ノードDATAのデータ信号が出力ノードQ1に出力され、出力ノードQ1の信号が出力ノードQ2に出力され、という様に、前段のフリップフロップ回路の出力信号が後段のフリップフロップ回路へと次々に伝播されていく。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフリップフロップ回路では、回路を構成するMOSトランジスタの数が多く、レイアウト面積が大きくなるという問題があった。また、フリップフロップ回路を用いて構成されるシフトレジスタのレイアウト面積が大きくなるという問題があった。
【0012】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、MOSトランジスタの数を削減することで、レイアウト面積を低減するとともに、クロック信号の遷移による消費電力を低減したフリップフロップ回路、およびかかるフリップフロップ回路を用いたシフトレジスタを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明に係るフリップフロップ回路は、クロック信号の遷移に従って入力されたデータ信号を記憶し、出力信号を変化させるフリップフロップ回路であって、少なくとも1つのトライステートインバータを含んで構成されるマスターラッチと、少なくとも1つのトライステートインバータを含んで構成され、マスターラッチから出力されるデータ信号を受けるスレーブラッチとを備え、マスターラッチに含まれるトライステートインバータとスレーブラッチに含まれるトライステートインバータとの構成要素の一部を共用して成ることを特徴とする。
【0014】
この構成によれば、回路を構成する素子であるMOSトランジスタの数を削減することで、レイアウト面積を低減することができる。
【0015】
前記の目的を達成するため、本発明に係るシフトレジスタは、本発明に係るフリップフロップ回路を少なくとも2段縦続接続して構成されるシフトレジスタであって、前段のフリップフロップ回路のスレーブラッチに含まれるトライステートインバータと前段のフリップフロップ回路に接続される次段のフリップフロップ回路のマスターラッチに含まれるトライステートインバータとの構成要素の一部を共用して成ることを特徴とする。
【0016】
この構成によれば、シフトレジスタの段数が多くなるほど、削減可能なMOSトランジスタの数が多くなり、レイアウト面積および消費電力の低減効果が大きくなる。
【0017】
また、本発明に係るフリップフロップ回路およびシフトレジスタにおいて、トライステートインバータの共用される構成要素は、ゲート端子にクロック信号またはクロック信号の反転信号が印加されるMOSトランジスタ回路であることを特徴とする。
【0018】
この構成によれば、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタの数を削減することで、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができ、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して説明する。
【0020】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るフリップフロップ回路の構成例を示す回路図である。図1において、CLKはクロック信号が入力されるクロックノード、Dはデータ信号が入力される入力ノード、Qは出力信号が出力される出力ノード、ckbは内部反転クロックノード、ckは内部正転クロックノードである。1、2はトライステートインバータ、3はインバータ、4、5はトライステートインバータ、6、7、8はインバータである。n1、n2、n3、n4、n5はノードを表す。
【0021】
トライステートインバータ1、トライステートインバータ2、およびインバータ3でマスターラッチが構成され、トライステートインバータ4、トライステートインバータ5、およびインバータ6でスレーブラッチが構成される。インバータ7、8でクロックバッファが構成される。
【0022】
マスターラッチに含まれるトライステートインバータ1とスレーブラッチに含まれるトライステートインバータ5において、内部正転クロックノードckと内部反転クロックノードckbがそれぞれゲートに接続されるPチャネルMOSトランジスタ11とNチャネルMOSトランジスタ12を共用することにより、従来例に比べてMOSトランジスタの数を2個削減している。
【0023】
この構成により、正常なフリップフロップ動作が保証されることを以下に説明する。
【0024】
まず、クロックノードCLKに入力されるクロック信号が論理ローレベルである時、トライステートインバータ1とトライステートインバータ5における、内部正転クロックノードckと内部反転クロックノードckbがそれぞれゲートに接続されたPチャネルMOSトランジスタ11とNチャネルMOSトランジスタ12は共にオン状態になっている。このとき、トライステートインバータ1とトライステートインバータ5は入力されたデータ信号を反転してそれぞれノードn1とノードn3に出力する。
【0025】
次に、クロック信号が論理ハイレベルである時は、トライステートインバータ2とインバータ3によりノードn1のデータ信号が保持されている。このとき懸念されるのは、トライステートインバータ4を構成するMOSトランジスタのうち、それぞれのドレインがノードn3に接続されたPチャネルMOSトランジスタ41およびNチャネルMOSトランジスタ42から、それぞれノードn4およびノードn5を通り、トライステートインバータ1を構成するMOSトランジスタのうち、それぞれのドレインがノードn1に接続されたPチャネルMOSトランジスタ13およびNチャネルMOSトランジスタを通って、ノードn3からノードn1に電流が流れ、これによりノードn1に保持されたデータが変化してしまう可能性についてである。
【0026】
これについて検証すると、ノードn1の状態が論理ローレベルである場合、この論理ローレベルがインバータ3により反転されて、ノードn2の状態は論理ハイレベルとなり、トライステートインバータ4はノードn2の論理ハイレベルを反転した論理ローレベルをノードn3に出力し、ノードn3の状態はローレベルとなる。このとき、ノードn1とノードn3の論理レベルは同じローレベルであるので、ノードn3からノードn1に電流は流れず、ノードn1の論理レベルが変化することはない。これは、ノードn1の状態が論理ハイレベルである場合も同様である。
【0027】
なお、トライステートインバータ2とトライステートインバータ4とでMOSトランジスタを共用することも考えられる。しかし、この場合は、クロック信号が論理ローレベルである時に、入力ノードDと出力ノードQとで保持されているデータの論理レベルが異なる場合に、ノードn1からノードn3に電流の流れる経路が形成されることになり、貫通電流が流れたり、最悪の場合ノードn3に保持されている論理レベルが変化してしまうため、実用的ではない。
【0028】
以上のように、本実施形態によれば、フリップフロップ回路を構成するMOSトランジスタの数を従来例に比べて2個削減することができ、レイアウト面積を低減することができる。また、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタの数を削減できることから、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができ、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。
【0029】
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係るフリップフロップ回路の構成例を示す回路図である。上記第1の実施形態では、トライステートインバータ1とトライステートインバータ5とで、PチャネルMOSトランジスタ11およびNチャネルMOSトランジスタ12を共用し、トライステートインバータ4を構成するPチャネルMOSトランジスタ41とNチャネルMOSトランジスタ42のそれぞれのゲートは、インバータ3の出力ノードであるノードn2に接続され、インバータ6の出力端子が出力ノードQに接続されていた。
【0030】
これに対して、図2に示す本実施形態では、トライステートインバータ2とトライステートインバータ4とで、PチャネルMOSトランジスタ43およびNチャネルMOSトランジスタ44を共用し、トライステートインバータ4を構成するPチャネルMOSトランジスタ41とNチャネルMOSトランジスタ42のそれぞれのゲートが、トライステートインバータ1の出力ノードであるノードn1に接続され、インバータ6の入力端子が出力ノードQに接続されている。
【0031】
図2において、CLKはクロック信号が入力されるクロックノード、Dはデータ信号が入力される入力ノード、Qは出力信号が出力される出力ノード、ckbは内部反転クロックノード、ckは内部正転クロックノードである。1、2はトライステートインバータ、3はインバータ、4、5はトライステートインバータ、6、7、8はインバータである。n1、n2、n3、n4、n5はノードを表す。
【0032】
トライステートインバータ1、トライステートインバータ2、およびインバータ3でマスターラッチが構成され、トライステートインバータ4、トライステートインバータ5、およびインバータ6でスレーブラッチが構成される。
【0033】
マスターラッチに含まれるトライステートインバータ2とスレーブラッチに含まれるトライステートインバータ4において、内部反転クロックノードckbと内部正転クロックノードckがそれぞれゲートに接続されたPチャネルMOSトランジスタ43とNチャネルMOSトランジスタ44を共用することにより、従来例に比べてMOSトランジスタの数を2個削減している。
【0034】
この構成により、正常なフリップフロップ動作が保証されることを以下に説明する。
【0035】
まず、クロックノードCLKに入力されるクロック信号が論理ハイレベルである時、トライステートインバータ2とトライステートインバータ4における、内部反転クロックノードckbと内部正転クロックノードckがそれぞれゲートに接続されたPチャネルMOSトランジスタ43とNチャネルMOSトランジスタ44はオン状態になっている。このとき、トライステートインバータ2とトライステートインバータ4は入力されたデータ信号を反転してそれぞれノードn1と出力ノードQに出力する。
【0036】
次に、クロック信号が論理ローレベルである時は、トライステートインバータ5とインバータ6により出力ノードQのデータ信号が保持されている。このとき懸念されるのは、トライステートインバータ2を構成するMOSトランジスタのうち、それぞれのドレインがノードn1に接続されたPチャネルMOSトランジスタ21およびNチャネルMOSトランジスタ22から、それぞれノードn4およびノードn5を通り、トライステートインバータ4を構成するMOSトランジスタのうち、それぞれのドレインが出力ノードQに接続されたPチャネルMOSトランジスタ41およびNチャネルMOSトランジスタ42を通って、ノードn1から出力ノードQに電流が流れて、出力ノードQに保持されたデータが変化してしまう可能性についてである。
【0037】
これについて検証すると、ノードn1の状態が論理ローレベルである場合、この論理ローレベルがインバータ3により反転されて、ノードn2の状態は論理ハイレベルとなる。このとき、トライステートインバータ2において、PチャネルMOSトランジスタ21はオフ状態、NチャネルMOSトランジスタ22はオン状態となるが、トライステートインバータ4において、PチャネルMOSトランジスタ41はオン状態、NチャネルMOSトランジスタ42はオフ状態となる。よって、ノードn1から出力ノードQに至る経路中には、必ずオフ状態にあるMOSトランジスタ(この場合、PチャネルMOSトランジスタ21とNチャネルMOSトランジスタ42)が存在するので、ノードn1から出力ノードQに電流は流れず、出力ノードQに保持された信号レベルが変化することはない。これは、ノードn1の状態が論理ハイレベルである場合も同様である。
【0038】
なお、トライステートインバータ1とトライステートインバータ5とでMOSトランジスタを共用することも考えられる。しかし、この場合は、クロック信号が論理ハイレベルである時に、入力ノードDと出力ノードQとで保持されているデータの論理レベルが異なる場合に、ノードn1から出力ノードQに電流の流れる経路が形成されることになり、貫通電流が流れたり、最悪の場合出力ノードQに保持されている論理レベルが変化してしまうため、実用的ではない。
【0039】
以上のように、本実施形態によれば、フリップフロップ回路を構成するMOSトランジスタの数を従来例に比べて2個削減することができ、レイアウト面積を低減することができる。また、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタの数を削減できることから、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができ、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。
【0040】
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係るシフトレジスタの構成例を示す回路図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態によるフリップフロップ回路を複数段(図3では3段)縦続接続してシフトレジスタが構成される。
【0041】
図3において、9、10、11はフリップフロップ回路、12、13、14、15はトライステートインバータ、CLKはクロック信号が入力されるクロックノード、DATAはデータ信号が入力されるデータ入力ノード、Q1、Q2、Q3は正転出力信号が出力されるデータ正転出力ノード、NQ1、NQ2、NQ3は反転出力信号が出力されるデータ反転出力ノード、ckbは内部反転クロックノード、ckは内部正転クロックノードである。
【0042】
フリップフロップ回路9のスレーブラッチを構成するトライステートインバータ12と、次段のフリップフロップ回路10のマスターラッチを構成するトライステートインバータ13とでMOSトランジスタが共用されている。また、フリップフロップ回路10のスレーブラッチを構成するトライステートインバータ14と、次段のフリップフロップ回路11のマスターラッチを構成するトライステートインバータ15とでMOSトランジスタが共用されている。
【0043】
このようにして、前段のフリップフロップ回路のスレーブラッチを構成するトライステートインバータと、前段のフリップフロップ回路に接続される次段のフリップフロップ回路のマスターラッチを構成するトライステートインバータとでMOSトランジスタが共用されて、シフトレジスタが構成される。
【0044】
以上のように、本実施形態によれば、例えば3段構成のシフトレジスタの場合、シフトレジスタを構成するフリップフロップ回路のMOSトランジスタを従来例に比べ最大4個削減することができ、レイアウト面積を低減することができる。また、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタの数を削減できることから、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができ、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。
【0045】
なお、シフトレジスタの段数が多くなるほど、削減可能なMOSトランジスタの数が多くなるので、レイアウト面積および消費電力の低減効果が大きくなる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、フリップフロップ回路を構成するマスターラッチに含まれるトライステートインバータとスレーブラッチに含まれるトライステートインバータとで、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタを共有することで、MOSトランジスタの数を削減することができ、レイアウト面積を低減することができるとともに、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができるので、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。
【0047】
また、かかるフリップフロップ回路を複数段縦続接続して、シフトレジスタを構成し、前段のフリップフロップ回路のスレーブラッチに含まれるトライステートインバータと、次段のフリップフロップ回路のマスターラッチに含まれるトライステートインバータとで、内部クロックノードに接続されるMOSトランジスタを共有することで、MOSトランジスタの数を削減することができ、レイアウト面積を低減することができるとともに、内部クロックノードに接続される負荷容量を小さくすることができるので、クロック信号の遷移による消費電力を低減することができる。また、シフトレジスタの段数が多くなるほど、削減可能なMOSトランジスタの数が多くなるので、レイアウト面積および消費電力の低減効果が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るフリップフロップ回路の構成例を示す回路図
【図2】本発明の第2の実施形態に係るフリップフロップ回路の構成例を示す回路図
【図3】本発明の第3の実施形態に係るシフトレジスタの構成例を示す回路図
【図4】従来のCMOSスタティック型マスタースレーブ方式のフリップフロップ回路の構成例を示す回路図
【図5】一般的なシフトレジスタの構成を示す回路図
【符号の説明】
1 トライステートインバータ
2 トライステートインバータ
3 インバータ
4 トライステートインバータ
5 トライステートインバータ
6、7、8 インバータ
9、10、11 フリップフロップ回路
12、13、14、15 トライステートインバータ
51 トライステートインバータ
52 トライステートインバータ
53 インバータ
54 トライステートインバータ
55 トライステートインバータ
56 インバータ
57 インバータ
58 インバータ
59、60、61 フリップフロップ回路
CLK クロックノード
D 入力ノード
Q 出力ノード
ck 内部正転クロックノード
ckb 内部反転クロックノード
DATA データ入力ノード
Q1、Q2、Q3 データ(正転)出力ノード
NQ1、NQ2、NQ3 データ反転出力ノード
n1、n2、n3、n4、n5 ノード
Claims (4)
- クロック信号の遷移に従って入力されたデータ信号を記憶し、出力信号を変化させるフリップフロップ回路であって、
少なくとも1つのトライステートインバータを含んで構成されるマスターラッチと、
少なくとも1つのトライステートインバータを含んで構成され、前記マスターラッチから出力されるデータ信号を受けるスレーブラッチとを備え、
前記マスターラッチに含まれるトライステートインバータと前記スレーブラッチに含まれるトライステートインバータとの構成要素の一部を共用して成ることを特徴とするフリップフロップ回路。 - 請求項1記載のフリップフロップ回路を少なくとも2段縦続接続して構成されるシフトレジスタであって、前段のフリップフロップ回路の前記スレーブラッチに含まれるトライステートインバータと前記前段のフリップフロップ回路に接続される次段のフリップフロップ回路の前記マスターラッチに含まれるトライステートインバータとの構成要素の一部を共用して成ることを特徴とするシフトレジスタ。
- 前記トライステートインバータの共用される構成要素は、ゲート端子にクロック信号または前記クロック信号の反転信号が印加されるMOSトランジスタ回路であることを特徴とする請求項1記載のフリップフロップ回路。
- 前記トライステートインバータの共用される構成要素は、ゲート端子にクロック信号または前記クロック信号の反転信号が印加されるMOSトランジスタ回路であることを特徴とする請求項2記載のシフトレジスタ。
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