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JP2003226708A - 異形高分子微粒子の製造方法及び異形微粒子状高分子 - Google Patents

異形高分子微粒子の製造方法及び異形微粒子状高分子

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JP2003226708A
JP2003226708A JP2002030354A JP2002030354A JP2003226708A JP 2003226708 A JP2003226708 A JP 2003226708A JP 2002030354 A JP2002030354 A JP 2002030354A JP 2002030354 A JP2002030354 A JP 2002030354A JP 2003226708 A JP2003226708 A JP 2003226708A
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polymer
seed
weight
medium
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Masayoshi Okubo
政芳 大久保
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New Industry Research Organization NIRO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球形又は略球形以外の異形高分子微粒子を効
率よく製造できる方法、及び均一な異形微粒子状高分子
を提供する。 【解決手段】 媒体中にシードポリマー粒子を分散させ
た分散液に、表面モノマー、補助溶媒、開始剤及び分散
剤を添加して、シード分散重合法により表面モノマーを
重合させた後、補助溶媒を除去する方法であり、補助溶
媒は、シードポリマーの貧溶媒又は非溶媒で、表面ポリ
マーの良溶媒で、媒体に部分溶解する有機溶媒であり、
媒体は、i)補助溶媒の貧溶媒(PS)、ii) PS80重量%
以上と補助溶媒の非溶媒(NS)20重量%以下との混合
液、又はiii)補助溶媒の良溶媒(GS)20〜60重量%
とNS 80〜40重量%との混合液であり、補助溶媒を
シードポリマーの50〜500重量%添加する異形高分
子微粒子の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異形高分子微粒子
の製造方法、特に円盤状の高分子微粒子の製造方法及び
異形微粒子状高分子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乳化重合法や懸濁重合法等によ
り高分子微粒子を製造する場合には、その表面エネルギ
ーを最小にしようとする働きから真球状又は略真球状の
微粒子が得られる。それ以外の異形高分子微粒子を製造
することは困難である。
【0003】このような状況の下で本発明者は、異形高
分子微粒子の製造方法として、表面に多数の凹部を有す
る高分子微粒子を製造する方法としてシード乳化重合法
を提案している(特開平6−287244号、特開平6
−287245号)。
【0004】この方法は、水溶性有機溶媒と水との混合
溶媒中又は水中で、シードポリマー粒子としてのポリス
チレン粒子にモノマーとしてのアクリル酸アルキルエス
テルおよび/またはメタクリル酸アルキルエステルを吸
収させた後、該モノマーを乳化重合させることを特徴と
する方法であって、ゴルフボール状高分子複合体微粒子
を製造することができる。
【0005】より詳しくは、図1を参照して説明する
と、この従来法では、まず、重合媒体として、水に少量
のアルコールを添加した混合溶媒(例えば、エタノール
/水(10/90;重量比)の混合物)又は水を用い、
このような媒体中にシードポリマー粒子1としてのポリ
スチレン粒子を分散させた分散液中に、表面モノマー
(例えば、アクリル酸ブチル)を添加する。この系を5
℃程度の低温で撹拌して、表面モノマーをシードポリマ
ー粒子に吸収させる。こうすると、図1のaに示すよう
に、シードポリマー粒子1は、表面モノマーで均一に膨
潤される。
【0006】次いで、重合開始剤を添加し、上記シード
ポリスチレンのガラス転移温度よりも低い温度でシード
乳化重合を行うと、表面モノマー(BA)で膨潤したシード
ポリマー粒子1に、媒体中で生成した開始剤ラジカルが
侵入して重合が開始され、表面モノマー(例えば、アク
リル酸ブチルモノマー(BA))由来の表面ポリマー(例え
ば、ポリアクリル酸ブチル(PBA))が粒子表面に生成す
ると同時に相分離して集まり、粒子表面にドメイン2が
形成される(図1のb)。シードポリマー粒子中に存在
している表面モノマー(BA)はドメイン2に吸収される
(図1のc)。このときシードポリスチレン部分は膨潤
していた表面モノマー(BA)が急激に減少するため粘度が
上昇し、上記ドメインが固定され、シードポリマー粒子
であるポリスチレン粒子1の表面に多数のモノマー吸収
ドメイン3が散点状に形成される。
【0007】この各ドメイン3に吸収された表面モノマ
ー(アクリル酸ブチル(BA))が重合するにつれ、該モノ
マーから得られる表面ポリマー(ポリアクリル酸ブチル
(PBA))の密度が表面モノマー(BA)に比して高いので、
ドメイン3で生成した表面ポリマー(PBA)が収縮する。
その結果、図1のdに示すようにシードポリマー粒子1
表面に多数の凹部4ができ、ゴルフボール状の高分子複
合体粒子が得られる。
【0008】一般に上記凹部4が深くまた開口部が大き
いと、比表面積が大きくなり、有用物質の担持材料とし
ての効率向上、光散乱能の向上等があり、有用性が向上
する。
【0009】上記特開平6−287244号及び特開平
6−287245号に記載の従来法は、ポリマー粒子表
面に多数の凹部を有するゴルフボール状高分子微粒子を
形成するという点で画期的なものであった。
【0010】しかしながら、上記従来法では、凹部を形
成するためには、重合反応を行う前に表面モノマーをシ
ードポリマー粒子に吸収させる必要があり、このため、
操作がやや煩雑である。
【0011】さらに、上記従来法では、凹部が比較的小
さくなるために基本的には球体表面に凹部が形成された
微粒子が得られるのみであり、微粒子の基本的な外形を
変化させることはできなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、基本的な外
形が球形又は略球形以外の異形高分子微粒子を効率よく
製造できる方法、及び、均一な異形微粒子状高分子を提
供することを主目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく鋭意研究を重ねた結果、以下の知見を見出し
た。 予め表面モノマーをシードポリマー粒子中に吸収さ
せるのではなく、表面モノマーを媒体中に存在させた状
態で特定の補助溶媒の存在下にシード分散重合を行うこ
とにより、シードポリマー粒子表面に、表面モノマーが
重合して得られる表面ポリマーと補助溶媒とを含む領域
が形成される。次いで、この補助溶媒を除去することに
より、シードポリマー粒子表面に凹部が形成されるとと
もに、該凹部表面に表面ポリマーの膜が形成される。 の効果を得るためには、補助溶媒として、シード
ポリマーの貧溶媒又は非溶媒であるが、表面ポリマーの
良溶媒であり、かつ、媒体に部分溶解する有機溶媒を使
用することが必要である。また、媒体として、表面モノ
マーを溶解するとともに補助溶媒を部分溶解するものを
用いることが必要である。このような媒体として、i)補
助溶媒の貧溶媒(PS)であるか、ii)補助溶媒の貧溶媒
(PS)と補助溶媒の非溶媒(NS)との混合液であるか、又は
iii)補助溶媒の良溶媒(GS)と補助溶媒の非溶媒(NS)との
混合液を使用できる。 前記のii)の場合には、媒体中のPSの比率を80重
量%以上とするとともに、補助溶媒をシードポリマーの
50重量%以上使用することにより、凹部が大きくなっ
て、その結果球形又は略球形以外の外形を有する異形高
分子微粒子が得られる。また、前記のiii)の場合には、
媒体中のNSの比率を40重量%以上とするとともに、補
助溶媒をシードポリマーの50重量%以上使用すること
により異形高分子微粒子が得られる。 特に、前記のii)の場合に媒体中のPSの比率を90
重量%以上とするとともに、補助溶媒をシードポリマー
の100重量%以上使用することにより、円盤状の異形
高分子微粒子が得られる。また、前記のiii)の場合に媒
体中のGSの比率を30〜50重量%程度とするととも
に、補助溶媒をシードポリマーの100重量%以上使用
することにより、円盤状の異形高分子微粒子が得られ
る。 得られる異形微粒子状高分子は、各微粒子の粒子径
及び外形が極めて均一なものである。
【0014】本発明は、前記知見に基づきさらに研究を
重ねて完成されたものであり、以下の各項の異形高分子
微粒子の製造方法及び異形微粒子状高分子を提供する。
【0015】項1. 媒体中にシードポリマー粒子を分
散させた分散液に、表面モノマー、補助溶媒、開始剤及
び分散剤を添加して、シード分散重合法により表面モノ
マーを重合又は共重合させるシード分散重合工程と、補
助溶媒を除去する工程とを含み、表面モノマーは、媒体
に溶解し、かつ、重合又は共重合によりシードポリマー
と相溶性が低いとともにシードポリマーに比べて媒体と
の親和性が低いか又は同等である表面ポリマーを与える
ものであり、補助溶媒は、シードポリマーの貧溶媒又は
非溶媒であるが、表面ポリマーの良溶媒であり、かつ、
媒体に部分溶解する有機溶媒であり、媒体は、表面モノ
マーを溶解するとともに補助溶媒を部分溶解するもので
あり、かつ、i)補助溶媒の貧溶媒(PS)、ii)補助溶媒
の貧溶媒(PS)80重量%以上と補助溶媒の非溶媒(NS)
20重量%以下との混合液、又はiii)補助溶媒の良溶媒
(GS)20〜60重量%と補助溶媒の非溶媒(NS) 80
〜40重量%との混合液であり、補助溶媒をシードポリ
マーの50〜500重量%添加する異形高分子微粒子の
製造方法。
【0016】項2. 媒体が、表面モノマーを溶解する
とともに補助溶媒を部分溶解するものであり、かつ、i)
補助溶媒の貧溶媒(PS)、ii)補助溶媒の貧溶媒(PS)9
0重量%以上と補助溶媒の非溶媒(NS)10重量%以下
との混合液、又はiii)補助溶媒の良溶媒(GS)30〜5
0重量%と補助溶媒の非溶媒(NS) 70〜50重量%と
の混合液である項1に記載の方法。
【0017】項3. 補助溶媒をシードポリマーの10
0〜300重量%添加する項1又は2に記載の方法。
【0018】項4. シード分散重合工程において、シ
ードポリマー粒子を単分散状態とする項1、2又は3に
記載の方法。
【0019】項5. シードポリマーが、アクリル酸の
C1−C8アルキルエステル、メタクリル酸のC1−C
8アルキルエステル及び芳香族ビニルから選ばれる少な
くとも1種のラジカル重合性モノマーから得られるポリ
マー又はコポリマーであり、媒体を構成する補助溶媒の
良溶媒成分(GS)がアセトン、エタノール、1−プロパノ
ール及び2−プロパノールから選ばれる少なくとも1種
の水溶性有機溶媒であり、媒体を構成する補助溶媒の貧
溶媒成分(PS)がメタノールであり、媒体を構成する補助
溶媒の非溶媒成分(NS)が水であり、表面モノマーが、ア
クリル酸のC1−C8アルキルエステル、メタクリル酸
のC1−C8アルキルエステル、芳香族ビニル、シアン
化ビニル、エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不
飽和カルボン酸エステル、ハロゲン化ビニル、共役ジエ
ン、カルボン酸ビニルエステル及びエチレン性不飽和カ
ルボン酸アミドからなる群から選ばれる少なくとも1種
のモノマーである項1から4のいずれかに記載の方法。
【0020】項6. 異形微粒子状高分子であって、各
微粒子の基本的な外形が球形又は略球形以外の形である
異形微粒子状高分子。
【0021】項7. 各微粒子が円盤状である項6に記
載の異形微粒子状高分子。
【0022】項8. 数平均粒子径(Dn)が0.05
〜100μmである項6又は7に記載の異形微粒子状高
分子。
【0023】項9. 粒子径分布の広がりを示す変動係
数(Cv)が2〜10%である項6、7又は8に記載の
異形微粒子状高分子。
【0024】項10. 粒子径分布((重量平均粒子径
(Dw)/数平均粒子径(Dn))が1〜1.1である
項6〜9のいずれかに記載の異形微粒子状高分子。
【0025】項11. さらに、少なくとも一部の表面
に異種ポリマー層を備えた項6から10のいずれかに記
載の異形微粒子状高分子。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。本発明の異形高分子微粒子の製造方法の概要 本発明の異形高分子微粒子の製造方法は、分散剤を用い
て媒体中にシードポリマー粒子を分散させた分散液に、
表面モノマー、補助溶媒及び開始剤を添加して、シード
分散重合法により表面モノマーを重合又は共重合させる
シード分散重合工程と、補助溶媒を除去する工程とを含
む方法である。
【0027】本発明方法において、前記表面モノマー
は、媒体に溶解し、かつ、重合又は共重合によりシード
ポリマーとは相溶性が低いとともにシードポリマーに比
べて媒体との親和性が低いか又は同等である表面ポリマ
ーを与えるものである。
【0028】また、補助溶媒は、シードポリマーの貧溶
媒又は非溶媒であるが、表面ポリマーの良溶媒であり、
かつ、媒体に部分溶解する有機溶媒である。
【0029】また、媒体は、表面モノマーを溶解すると
ともに補助溶媒を部分溶解するものであり、かつ、i)補
助溶媒の貧溶媒(PS)、ii)補助溶媒の貧溶媒(PS)80
重量%以上と補助溶媒の非溶媒(NS)20重量%以下と
の混合液、又はiii)補助溶媒の良溶媒(GS)20〜60
重量%と補助溶媒の非溶媒(NS) 80〜40重量%との
混合液である。
【0030】また、補助溶媒をシードポリマーの50〜
500重量%添加する。シードポリマー粒子 シードポリマー粒子としては、従来公知の方法、特に、
乳化重合、分散重合等により粒子化されたビニルポリマ
ーがいずれも使用できる。より具体的には、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アク
リル酸ブチル等のアクリル酸のC1−C8アルキルエス
テル(特にC1−C4アルキルエステル)、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸のC1−C8
アルキルエステル(特にC1−C4アルキルエステ
ル)、スチレン、α-メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、ジメチルスチレン等の芳香族ビニルから選ばれる少
なくとも1種のラジカル重合性モノマーから得られるポ
リマー又はコポリマーを例示できる。
【0031】シードポリマー粒子の数平均粒子径(D
n)としては、特に限定されず、0.05〜100μm
程度の数平均粒子径のものを使用できる。特に、0.5
〜20μm程度の数平均粒子径のものを用いるのが好ま
しい。また、シードポリマー粒子は、粒子径が揃った単
分散状態であるのが好ましいが、単分散状態でなくても
よい。
【0032】本明細書において、シードポリマー粒子の
数平均粒子径は実施例の項目に記載の方法により測定し
たものである。
【0033】シードポリマーの微粒子は、それを構成す
るモノマーから、従来公知の慣用されている乳化重合方
法、分散重合方法等により、容易に製造することができ
る。また、単分散状態のシードポリマーの微粒子も従来
公知の方法、例えば、コロイド・アンド・ポリマー・サ
イエンス(Colloid & Polymer Science), 267, 193 (198
9)及び同誌,269,222(1991)に記載の方法に従い、製造す
ることができる。シードポリマー粒子の粒子径の調整方
法もこれらの文献に記載されている。
【0034】シードポリマーの分子量範囲は、特に限定
されず、広い範囲から適宜選択すればよく、一般には、
重量平均分子量で10000〜1000000程度、特
に20000〜500000程度であることが好ましい
が、この範囲に限定されるものではない。媒体 本発明で使用する媒体としては、まず、シードポリマー
の微粒子を実質上溶解することなく分散させることがで
きる媒体であることが要求される。
【0035】更に、媒体は、シードポリマーに対してよ
りも、表面モノマーの重合により得られる表面ポリマー
に対する親和性が低いか又は同等であることが要求され
る。
【0036】ここで、表面ポリマーがシードポリマーに
比べて、媒体との親和性が低いか又は同等であるという
条件が満たされているかどうかの判定は、例えば、シー
ドポリマーの0.01重量%トルエン溶液と媒体との界
面張力をγAとし、表面ポリマーの0.01重量%トル
エン溶液と媒体(M)との界面張力をγBとした場合に、γ
A<γBであるか又はγA=γBである関係を充足するかど
うかを確認することにより行うことができる。
【0037】本明細書において、界面張力は、ASTM−97
1−50において規定されるデュヌイの白金リング法に準
拠して、溶媒としてトルエンを用い、ポリマー濃度を
0.01重量%として測定した値である。
【0038】更に、媒体は、補助溶媒を部分溶解するも
のであることが要求される。 このような媒体は、i)補
助溶媒の貧溶媒(PS)、ii)補助溶媒の貧溶媒(PS)80
重量%以上と補助溶媒の非溶媒(NS)20重量%以下と
の混合液、又はiii)補助溶媒の良溶媒(GS)20〜60
重量%と補助溶媒の非溶媒(NS) 80〜40重量%との
混合液である。
【0039】ii)の場合には、PSの比率が余りに少ない
とシードポリマー粒子表面に形成される凹部が小さくな
ってシードポリマー粒子の基本的外形を球形以外の形に
することができないが、本発明の範囲内であればこのよ
うな問題は生じない。本発明の範囲内で、媒体中に含ま
れるPSの比率を高くすると、シードポリマー粒子表面に
形成される凹部が大きくなり、これに伴いシードポリマ
ー粒子表面の凹部の数が少なくなる。特に、媒体中に含
まれるPSを90重量%以上、NSを10重量%以下とする
ことにより、円盤状の微粒子が得られる。
【0040】iii)の場合には、GSの比率が余りに少ない
とシードポリマー粒子表面に形成される凹部が小さくな
ってシードポリマー粒子の基本的外形を球形以外の形に
することができない。また、GSが余りに多いと、GSに補
助溶媒が溶けてしまい異形微粒子が得られなくなる。本
発明の範囲内であればこのような問題は生じない。本発
明の範囲内で、媒体中に含まれるGSの比率を高くする
と、シードポリマー粒子表面に形成される凹部が大きく
なり、これに伴いシードポリマー粒子表面の凹部の数が
少なくなる。特に、媒体中に含まれるGSを30〜50重
量%程度、NSを70〜50重量%程度とすることによ
り、円盤状の微粒子が得られる。
【0041】典型的には、良溶媒とは対象成分(他の溶
媒、上記の場合には補助溶媒)を完全に又は略完全に溶
解させる溶媒であり、貧溶媒とは、対象成分を部分的に
溶解させる溶媒であり、非溶媒とは対象成分を全く又は
実質的に全く溶解しない溶媒をいう。
【0042】具体的には、ある溶媒が補助溶媒のGS、PS
又はNSであるか否かは、容量既知の補助溶媒を容器に入
れておき、この補助溶媒に容量既知の判定対象溶媒を混
合した後に静置し、相分離した2層の容量を目視観察す
ることにより行える。この場合に補助溶媒層が消失し、
均一透明溶液が観察されればGSと判定し、補助溶媒層
の容量が減少するものの層として観察されればPSと判
定し、補助溶媒層の容量がほとんど変化なくて2層が観
察されればNSと判定する。
【0043】例えばGSとしてはアセトン又はエタノー
ル、1−プロパノール、2−プロパノールのような炭素
数2又は3の飽和脂肪族アルコール等を単独で又は2種
以上混合して使用できる。特に、エタノールが好まし
い。また、PSについては、i)の場合には単独で補助溶媒
を部分溶解させる溶媒をPSとして使用でき、溶媒の種類
を選択することにより得られる微粒子の形状を調整でき
る。また、ii)の場合にはNSとの混合液にして初めて補
助溶媒を部分分解させるような溶媒を使用できる。例え
ばメタノールはi)及びii)の双方の場合に使用できる溶
媒である。また、NSとしては水等を使用できる。
【0044】媒体の使用量は、特に限定されず、広い範
囲から適宜選択できるが、一般には、シードポリマー微
粒子100重量部に対して、通常100〜5000重量
部、特に1000〜2000重量部であるのが好まし
い。
【0045】シードポリマー粒子を媒体に分散させるに
は、分散剤をシードポリマー粒子に対して5重量%程度
の量で使用して、常法に従って分散させればよい。分散
剤としては、この分野で慣用されているものであれば特
に限定なく使用できるが、例えば、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポ
リエチレンオキシド、ポリ(ハイドロオキシステアリン
酸−g−メタクリル酸メチルーco−メタクリル酸)共重
合体等の高分子分散安定剤;ノニオン系界面活性剤;ア
ニオン系界面活性剤;両性界面活性剤などが挙げられ
る。特にポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリ
ビニルアルコール等を使用し得る。特にポリアクリル酸
が好ましい。
【0046】上記分散剤は、分散重合の際に使用する分
散剤と同じであるのが好ましいが、異なっていてもよ
い。表面モノマー 前述したように、本発明で使用する表面モノマーは、次
の(i)〜(iii)の条件を充足するようなモノマーである: (i) 媒体に溶解する。
【0047】(ii)表面モノマーを重合又は共重合して得
られる表面ポリマーが、シードポリマーに比べて、媒体
との親和性が低いか又は同等である。
【0048】(iii) 表面モノマーを重合又は共重合して
得られる表面ポリマーが、シードポリマーとは相溶性が
低いポリマーである。
【0049】特に、表面モノマーは、シードポリマーに
比し、構成モノマーの種類及び/又は組成において異な
るポリマーを与えるものが好ましく使用できる。
【0050】ここで、表面ポリマーがシードポリマーに
比べて媒体との親和性が低いか又は同等であるという条
件が満たされているかどうかの判定は、前記「媒体」の
項で説明したようにして行うことができる。
【0051】表面モノマーはこれを重合又は共重合して
得られる表面ポリマーが、シードポリマーよりも媒体に
対する親和性が高すぎると、シード分散重合により、シ
ードポリマーをコアとし表面ポリマーをシェルとするコ
ア/シェル型の球状微粒子になってしまう。また、表面
ポリマーとシードポリマーとの相溶性が高すぎても、単
に球状又は略球状の微粒子になってしまう。従って、異
形高分子微粒子を得るためには、表面ポリマーとシード
ポリマーとの相溶性が余り高くなく、かつ、媒体への親
和性が表面ポリマーよりシードポリマーの方が高いこと
が必要である。
【0052】シードポリマーと表面ポリマーとの間の相
溶性は、例えば両ポリマーを共通の良溶媒に溶解させて
5重量%程度の均一溶液を得た後、各ポリマー溶液をガ
ラス板上に流延して溶媒を蒸発させることによりポリマ
ーフィルムを得る。このとき、フィルムが白濁していれ
ば両ポリマーの相溶性は悪い(低い)と判定する。ま
た、フィルムが透明であれば両ポリマーの相溶性は良い
と判定する。
【0053】より具体的には、表面モノマーとしては、
アクリル酸のC1−C8アルキルエステル、メタクリル
酸のC1−C8アルキルエステル、スチレン等に代表さ
れる芳香族ビニル、シアン化ビニル、エチレン性不飽和
カルボン酸、エチレン性不飽和カルボン酸エステル、ハ
ロゲン化ビニル、共役ジエン、カルボン酸ビニルエステ
ル及びエチレン性不飽和カルボン酸アミド等から選ばれ
るラジカル重合性モノマーを例示できる。これらは単独
で又は2種以上を混合して使用できる。
【0054】上記例示した表面モノマーのうちでも、特
に、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル,アクリル酸
プロピル,アクリル酸ブチル等のアクリル酸のC1−C
8アルキルエステル(特にC1−C4アルキルエステ
ル)、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル,メタ
クリル酸プロピル,メタクリル酸ブチル等のメタクリル
酸のC1−C8アルキルエステル(特にC1−C4アル
キルエステル)、スチレン、α-メチルスチレン,ビニ
ルトルエン,ジメチルスチレン等の芳香族ビニルが好ま
しい。
【0055】表面モノマーの使用量は、特に限定され
ず、広い範囲から適宜選択できるが、一般には、シード
ポリマー粒子100重量部に対して、10〜200重量
部程度、特に30〜70重量部程度であるのが好まし
い。補助溶媒 本発明で使用する補助溶媒は、シードポリマーの貧溶媒
又は非溶媒であるが、表面ポリマーの良溶媒であること
がまず必要である。換言すると、補助溶媒は、シードポ
リマーには吸収されにくいが、表面ポリマーには吸収さ
れるような溶媒である。
【0056】シードポリマーと表面ポリマーとの特定の
組み合わせに対して、いかなる溶媒が、本発明の補助溶
媒として使用できるか否かの判定は、補助溶媒に、別途
調製したシードポリマーと表面ポリマーとを別々に添加
し、どちらか一方のみを溶解するかどうかを観察するこ
とにより行うことができる。典型的には、ポリマーに対
する貧溶媒とは、ポリマーを完全には溶解しないが若干
は膨潤する溶媒であり、ポリマーに対する非溶媒とはポ
リマーを全く又は実質上全く溶解しない溶媒である。ま
た、ポリマーに対する良溶媒とは、ポリマーを完全に溶
解する溶媒である。
【0057】また、補助溶媒は、媒体に部分溶解する有
機溶媒であることが必要である。補助溶媒が媒体に完全
溶解してしまうと表面ポリマーに吸収されるより媒体中
に存在している方が多くなり、一般的には、シードポリ
マー粒子表面に大きな深い凹部が出来なくなってしまう
傾向がある。
【0058】なお、補助溶媒も、表面モノマーを溶解す
るものであるのが好ましい。
【0059】上記条件を充足する補助溶媒としては、シ
ードポリマーと表面モノマーとの組み合わせにより、広
い範囲から選択した有機溶媒を使用できる。特に、シー
ドポリマーが(メタ)アクリル酸C1−C8アルキルエ
ステルのポリマーであり、表面モノマーがスチレン等の
前記芳香族ビニルである場合、補助溶媒としては、シク
ロヘキサン、シクロペンタン等の炭素数5〜8程度の単
環式の環状アルカン又はデカリン、テレピン等の炭素数
8〜12程度の二環式の環状アルカン等が好ましく使用
できる。特に前者ではシクロヘキサン、後者ではデカリ
ンが好ましい。
【0060】また、シードポリマーがスチレン等の前記
芳香族ビニルのポリマーであり、表面モノマーが(メ
タ)アクリル酸C1−C8アルキルエステルである場
合、補助溶媒としては、オクタン、デカン、ドデカン、
テトラデカン等の炭素数8〜12程度の脂肪族炭化水素
やオクタノール、ノニルアルコール、デシルアルコー
ル、ドデシルアルコール等の炭素数7〜12程度の飽和
脂肪族高級アルコール等が好ましく使用できる。特に前
者としてはデカン、ドデカン、後者としてはデシルアル
コール、ドデシルアルコールが好ましい。
【0061】補助溶媒の使用量は、シードポリマー微粒
子100重量部に対して、50〜500重量部程度使用
する。補助溶媒の使用量が余りに少ないと、シードポリ
マー粒子表面に形成される凹部が小さくなってシードポ
リマー粒子の基本的外形を球形以外の形にすることがで
きない。また、補助溶媒が多すぎると、シードポリマー
粒子が凝集するなど不安定化する傾向があり、微粒子の
製造上好ましくない。本発明の範囲内であればこのよう
な問題は生じない。特に、補助溶媒をシードポリマー微
粒子100重量部に対して、100〜300重量部程度
使用することにより、円盤状の高分子微粒子が得られ
る。開始剤 本発明で使用する開始剤としては、上記媒体に溶解し、
ラジカル重合性のモノマーの重合を開始させる開始剤で
あれば、特に限定されることなく使用できる。
【0062】開始剤としては、アゾイソブチロニトリル
等のアゾ化合物、過硫酸カリウム等の過硫酸塩、tert-
ブチルパーオキサイド等の過酸化物、レドックス系の開
始剤等が使用できる。
【0063】重合開始剤の使用量は、表面モノマーの重
合に有効な量であれば特に限定されず、広い範囲から適
宜選択できるが、一般には、表面モノマー100重量部
に対して、0.1〜10重量部、特に0.5〜2重量部
であるのが好ましい。分散剤 本発明で使用する分散剤は、シードポリマー粒子の分散
状態を安定化する目的で使用する。分散剤としては、従
来から分散重合を行うに当たって慣用されている分散剤
がいずれも使用できる。例えば、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポ
リエチレンオキシド、ポリ(ハイドロオキシステアリン
酸−g−メタクリル酸メチル−co−メタクリル酸)共重
合体等の高分子分散安定剤;ノニオン系界面活性剤;ア
ニオン系界面活性剤;両性界面活性剤等を使用できる。
【0064】また、上記分散剤としては、シードポリマ
ー粒子を製造する際に使用した分散剤をそのまま使用す
ることができ、或いは、シードポリマー粒子製造後に追
加的に添加してもよい。
【0065】分散剤の使用量は、広い範囲から適宜選択
できるが、一般には、シード粒子100重量部に対して
1〜30重量部、特に3〜15重量部とするのが好まし
い。シード分散重合 本発明では、前記従来法とは異なり、表面モノマーをシ
ードポリマーに吸収させる工程を行うことなく、シード
分散重合を行う。即ち、上記シードポリマーの微粒子を
分散させた媒体に、表面モノマー、補助溶媒、重合開始
剤及び分散剤を添加し、得られた系をシード分散重合法
に供することより表面モノマーを重合させる。
【0066】重合は、上記系を撹拌下加熱することによ
り行われる。撹拌条件は特に限定されないが、例えば、
50〜200rpm程度の回転速度を有する撹拌装置を
用いて行うのが好ましい。重合温度としては、使用する
表面モノマーの種類等に応じて広い範囲から選択できる
が、一般には、30〜90℃程度、特に40〜70℃程
度とするのが好ましい。重合時間は、重合条件により変
わり得るが、一般には、3〜24時間程度である。重合
は、不活性ガス、例えば窒素ガス、アルゴンガス等の雰
囲気中で行うのが好ましい。
【0067】この重合反応により、例えば図2のaに側
面図で示すように、シードポリマー微粒子10の表面
に、表面ポリマー及び補助溶媒を含有する複数のドメイ
ン11が形成された異形複合高分子微粒子が生成する。
さらに、補助溶媒の使用量を多くし、かつ、媒体中に含
まれるGSの比率を高くすることにより、例えば図2のb
に断面図で示すように、円盤状のシードポリマー微粒子
10の両表面に二つのドメイン11が形成された円盤状
複合高分子微粒子が生成する。
【0068】シード分散重合反応終了後、得られた複合
高分子微粒子を重合反応混合物から単離する。単離方法
としては、従来から慣用されている方法、例えば、濾
過、遠心分離等が使用できる。補助溶媒の除去 単離後、得られた複合高分子微粒子から、補助溶媒を除
去する処理を行う。除去処理としては、単離された複合
高分子微粒子から補助溶媒が除去できる限り、どのよう
な方法でもよい。例えば、乾燥処理、溶媒を用いた洗浄
又は抽出処理等を採用できる。
【0069】乾燥処理としては、表面ポリマーと補助溶
媒とを含むドメインから補助溶媒が蒸発すると共に補助
ポリマーの層がこのドメインの底部に付着してくぼみが
形成される方法であればどのような条件でもよく、例え
ば、温度0〜90℃程度、圧力1〜1×105 Pa程度の
減圧又は常圧で、所望の深さの凹部が形成されるまで、
乾燥する方法を例示できる。
【0070】また、上記溶媒を用いた洗浄又は抽出処理
は、所望の厚さの補助ポリマー層が形成されるまで、上
記複合高分子微粒子を、補助溶媒とのなじみのよい有機
溶媒に、浸漬等の方法で接触させればよい。
【0071】補助溶媒を除去すると、図2のドメイン1
1から補助溶媒が除去されると共に表面ポリマーの層が
ドメイン11の底部に付着する。これにより、例えば図
3のaに側面図で示すように、くぼみ13を有するシー
ドポリマー微粒子10の、くぼみ13表面に表面ポリマ
ー層12が形成された異形高分子微粒子が得られる。或
いは、例えば図3のbに断面図で示すように、円盤状の
シードポリマー微粒子10の表面に表面ポリマー層12
が形成された円盤状高分子微粒子が得られる。このよう
に、本発明によると、異形高分子微粒子を容易に製造す
ることができる。異形微粒子状高分子 このようにして得られる本発明の異形微粒子状高分子
は、各微粒子の基本的な外形が球形でもなく、楕円のよ
うな略球形でもない。本発明の異形微粒子状高分子を構
成する各微粒子は、1微粒子当たり1〜20個程度のく
ぼみを有する。各微粒子は、くぼみを除いた部分の表面
積がくぼみがないとした場合の微粒子の表面積の50%
以下である。1微粒子に存在するくぼみの形及び位置は
規則的でもよく、または不規則でもよい。くぼみの形態
は、平面又は粒子の中心に向かって椀状にへこんだ曲面
の形態である。本発明の異形微粒子状高分子を構成する
各微粒子は、特に、円盤状であることが好ましい。
【0072】本発明方法により得られる異形微粒子状高
分子の数平均粒子径は、原料として用いたシードポリマ
ー粒子の平均粒子径とほぼ同様であるか若干大きいのが
通常である。本発明の異形微粒子状高分子は、数平均粒
子径(Dn)が通常0.05〜100μm程度、特に
0.5〜20μm程度であることが好ましい。数平均粒
子径は、実施例の項目に記載の方法で測定した値であ
る。
【0073】特に、本発明における異形微粒子状高分子
を構成する各微粒子が円盤状である場合には、その数平
均粒子径は、1〜200μm程度であることが好まし
い。円盤状微粒子の場合の粒子径は円形面の直径に相当
する。また、円盤の厚み(補助ポリマー層を除いた部分
の厚み)は通常0.05〜10μm程度、特に0.1〜
5μm程度であることが好ましい。円盤状微粒子の厚み
も実施例に記載の方法により求めた値である。円盤状微
粒子の厚みは、本発明方法において、シードポリマーに
対して補助溶媒を50〜500重量%程度使用すること
により前記範囲にすることができる。
【0074】また、本発明方法により得られる異形微粒
子状高分子は、微粒子の粒子径及び外形が非常に均一で
ある。変動係数(Cv)が2〜10%程度、特に2〜5
%程度であることが好ましい。Cvは実施例に記載の方
法により測定した値である。
【0075】また、本発明の異形微粒子状高分子は、粒
子径分布、すなわち「重量平均粒子径(Dw)/数平均
粒子径(Dn)」が1〜1.1程度、特に1〜1.05
程度であることが好ましい。重量平均粒子径(Dw)も
実施例に記載の方法で測定した値である。
【0076】本発明の異形微粒子状高分子は、通常少な
くとも一部の表面に異種ポリマー層を備える。異種ポリ
マー層は微粒子の全面を覆っていてもよく或いは一部に
覆われていない部分があってもよい。異種ポリマーは表
面モノマーが重合又は共重合して得られる表面ポリマー
である。異種ポリマー層の厚さは、使用する表面モノマ
ーの量及び補助溶媒の除去の程度によって異なるが、通
常20〜1000nm程度である。表面ポリマーからなる
異種ポリマー層は、適当な溶媒を用いて洗浄除去するこ
とができる。溶媒としては、例えば当該微粒子の製造に
用いた補助溶媒を使用できる。用途 本発明の異形微粒子状高分子は、真球状微粒子とは異な
る流動性、充填性を示す。従って、樹脂等の充填剤、電
子写真用トナーとして用いれば、特異な特性が得られ
る。また、本発明の異形高分子微粒子は真球状微粒子よ
り高い光散乱能を有する。従って、白色度や隠蔽力の高
い有機顔料として有用であり、塗料、インク、化粧品な
どの分野で有利に利用できる。
【0077】また特に円盤微粒子状高分子は、光、熱に
対して異方性を示すことから、光・熱センサー等におい
て有利に使用できる。また、円盤微粒子状高分子は潤滑
剤として有利に使用できる。
【0078】また、特に円盤状微粒子が表面に比較的柔
らかいポリマー層を有するときには、混合した材料と接
着し易く、樹脂の充填剤として用いる場合に樹脂の補強
効果が増強される。一方、円盤状微粒子がその表面に比
較的硬いポリマー層を有するときには潤滑剤として好適
に使用できる。
【0079】この他、本発明の異形微粒子状高分子は、
マイクロエレクロニクス分野や生医学分野でも応用の可
能性がある。
【0080】
【発明の効果】本発明によると、基本的外形が球形又は
略球形以外の異形高分子微粒子を効率よく製造できる方
法、及び、均一な異形微粒子状高分子が提供される。
【0081】詳述すれば、本発明方法によれば、特定の
シードポリマー、表面モノマー、媒体及び補助溶媒を用
いてシード分散重合を行うことにより、簡単に異形高分
子微粒子が得られる。また、補助溶媒の成分及び使用量
を調節することにより、微粒子の形状を種々変化させる
ことができ、特に円盤状の高分子微粒子が簡単に得られ
る。
【0082】このような異形微粒子状高分子、特に円盤
微粒子状高分子は、懸濁重合、乳化重合、塊状重合等の
従来公知の方法では得られなかったものである。また、
本発明の異形微粒子状高分子の各微粒子は少なくとも一
部の表面に異種ポリマー層を備える場合もあるが、この
ような表面コートされた異形微粒子状高分子も未だ存在
しなかったものである。
【0083】得られた異形微粒子状高分子は、各微粒子
の形態及び大きさが極めて均一である。不均一な微粒子
群を分級することにより均一化する場合には、目的とす
る大きさの微粒子以外の微粒子が無駄になるが、本発明
方法によれば、このような無駄がでない。
【0084】
【実施例】以下に実施例を揚げて本発明をより一層詳し
く説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。<数平均粒子径、重量平均粒子径の測定方法> 本発明に
おけるシード高分子微粒子の数平均粒子径(Dn)及び
重量平均粒子径(Dw)は、微粒子群の透過型電子顕微
鏡写真(微粒子数200個以上)を画像解析法(Mac Sc
ope、三谷商事社製)に供することにより求めた最大径
から算出した値である。また、本発明により得られた異
形高分子微粒子及び円盤状微粒子のDn及びDwは、微
粒子群の走査型電子顕微鏡写真(微粒子数50個以上)
から手作業で最大径を測定し、平均した値である。<円盤状微粒子の厚さの測定方法> 本発明における円盤
状微粒子の厚さは、走査型電子顕微鏡写真(粒子数30
個以上)から手作業で厚さを測定し、平均した値であ
る。<変動係数(Cv)の測定方法> Cvとは、微粒子の粒
子径の標準偏差値をその粒子の数平均粒子径で除した値
を%表示したものである。
【0085】Cv(%)=(微粒子粒子径の標準偏差値
/数平均粒子径)×100 具体的には計測したいシード微粒子をコロジオン膜又は
ガラスプレート等の基板上に載せ、必要に応じて微粒子
を乾燥又は基板に固定する。次いで、基板上のシード微
粒子の透過型電子顕微鏡写真(粒子数200個以上)を
画像解析法(MacScope、三谷商事社製)に供することに
より求めた値である。また、本発明により得られた異形
高分子微粒子及び円盤状微粒子については、アルミブロ
ック上で室温乾燥した微粒子の走査型電子顕微鏡写真
(粒子数50個以上)から手作業で最大径を測定し、上
記の関係式より算出した。参考例(シードポリマー粒子の製造) 水200重量部及びエタノール685重量部に対して分
散安定剤としてポリアクリル酸(分子量2×105)1
2重量部を溶解した溶液に、モノマーとしてスチレン1
00重量部及び開始剤として2,2'-アゾビス-イソブチロ
ニトリル1.68重量部を添加し、窒素雰囲気下で、ホ
モジナイザーを用いて速度60rpmで撹拌しながら7
0℃で加熱しつつ、24時間かけて分散重合させた。
【0086】これにより、図4に示すように、数平均粒
子径(Dn)1.57μm、重量平均粒子径(Dw)/数
平均粒子径(Dn)1.002、変動係数Cv2.61
%の真球状又は略真球状のポリスチレン微粒子が得られ
た。実施例1 シードポリマーとして、参考例により得られたポリスチ
レン微粒子0.5gを、媒体としてのメタノール8.0
g/水2.0gの混合媒体に分散させた。分散剤として
はポリビニルピロリドンを0.05g使用した。得られ
た分散液に、表面モノマーとしてラウリルメタクリル酸
0.25g、補助溶媒としてドデカン1.0g及び開始
剤として2,2'−アゾビスイソブチロニトリル2.9gを
溶解させた。次いで、窒素ガス雰囲気中60℃で24時
間、3cm幅で60回/分の速度で撹拌して、シード分
散重合させた。
【0087】得られた重合反応混合物から、生成した高
分子微粒子を、遠心分離機を用いて単離し、圧力1×1
5Pa、温度25℃にて減圧乾燥することにより、本発
明の高分子微粒子を得た。得られた微粒子はDn1.8
0μm、Cv4.5%であった。実施例2〜7 実施例1において、媒体に含まれるメタノールと水との
比率を変更した以外は、実施例1と同様にして高分子微
粒子を得た。
【0088】各実施例で使用した各成分の種類及び使用
量を以下の表1にまとめて示す。
【0089】
【表1】
【0090】実施例1〜6により得られた各異形高分子
微粒子の走査型電子顕微鏡写真をそれぞれ図5のa〜f
に示す。また、実施例7により得られた異形高分子微粒
子の走査型電子顕微鏡写真を図6に示す。図5から、媒
体中のメタノールの比率を高くするほど得られる微粒子
のくぼみは大きくかつ少なくなり、メタノールが88重
量%で略円盤状の微粒子が得られ、メタノールが90重
量%で完全に円盤状の微粒子が得られたことが分かる。
また、実施例7では、媒体としてメタノールを単独で用
いた場合にも円盤状の微粒子が得られた。
【0091】また、実施例1〜7により得られた各微粒
子は、大きさの揃った微粒子であった。
【0092】また、実施例6において、得られた分散液
中に多量のエタノールを加えることによりドデカンを微
粒子から放出させる前及び放出させた後の、微粒子を光
学顕微鏡で観察した写真を図7に示す。図7のaはドデ
カン放出前の写真であり、図7のbはドデカン放出後の
写真である。この写真から、円盤状のポリスチレン微粒
子の両面に当初付着していたドメインからドデカンが除
去されることにより円盤状の微粒子が得られたことが分
かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のシード乳化重合法によるゴルフボール状
微粒子の生成機構を示す模式図である。
【図2】本発明方法において、表面モノマーの重合に伴
い表面ポリマーが析出してシードポリマー粒子に付着し
た状態の1例を示す模式図である。
【図3】本発明方法において、補助溶媒を除去すること
により得られる異形高分子微粒子の1例を示す模式図で
ある。
【図4】本発明の実施例において使用したシードポリマ
ー粒子の1例を示す図面代用写真である。
【図5】媒体中のメタノールと水との比率と、得られる
異形高分子微粒子の外形との関係を示す図面代用写真、
すなわち実施例1〜6で得られた各異形高分子微粒子を
示す図面代用写真である。
【図6】媒体としてメタノールを単独で用いた実施例7
で得られた円盤状高分子微粒子を示す図面代用写真であ
る。
【図7】実施例6により得られた円盤状高分子微粒子を
示す図面代用写真である。aはドデカン放出前であり、
bはドデカン放出後である。
【符号の説明】
1 シードポリマー粒子 2 ドメイン 3 モノマー吸収ドメイン 4 くぼみ 10 シードポリマー粒子 11 ドメイン 12 表面ポリマー層 13 くぼみ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体中にシードポリマー粒子を分散させ
    た分散液に、表面モノマー、補助溶媒、開始剤及び分散
    剤を添加して、シード分散重合法により表面モノマーを
    重合又は共重合させるシード分散重合工程と、補助溶媒
    を除去する工程とを含み、 表面モノマーは、媒体に溶解し、かつ、重合又は共重合
    によりシードポリマーと相溶性が低いとともにシードポ
    リマーに比べて媒体との親和性が低いか又は同等である
    表面ポリマーを与えるものであり、 補助溶媒は、シードポリマーの貧溶媒又は非溶媒である
    が、表面ポリマーの良溶媒であり、かつ、媒体に部分溶
    解する有機溶媒であり、 媒体は、表面モノマーを溶解するとともに補助溶媒を部
    分溶解するものであり、かつ、i)補助溶媒の貧溶媒(P
    S)、ii)補助溶媒の貧溶媒(PS)80重量%以上と補助溶
    媒の非溶媒(NS)20重量%以下との混合液、又はiii)
    補助溶媒の良溶媒(GS)20〜60重量%と補助溶媒の
    非溶媒(NS) 80〜40重量%との混合液であり、 補助溶媒をシードポリマーの50〜500重量%添加す
    ることを特徴とする異形高分子微粒子の製造方法。
  2. 【請求項2】 媒体が、表面モノマーを溶解するととも
    に補助溶媒を部分溶解するものであり、かつ、i)補助溶
    媒の貧溶媒(PS)、ii)補助溶媒の貧溶媒(PS)90重量
    %以上と補助溶媒の非溶媒(NS)10重量%以下との混
    合液、又はiii)補助溶媒の良溶媒(GS)30〜50重量
    %と補助溶媒の非溶媒(NS) 70〜50重量%との混合
    液である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 補助溶媒をシードポリマーの100〜3
    00重量%添加する請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 シード分散重合工程において、シードポ
    リマー粒子を単分散状態とする請求項1、2又は3に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 シードポリマーが、アクリル酸のC1−
    C8アルキルエステル、メタクリル酸のC1−C8アル
    キルエステル及び芳香族ビニルから選ばれる少なくとも
    1種のラジカル重合性モノマーから得られるポリマー又
    はコポリマーであり、 媒体を構成する補助溶媒の良溶媒成分(GS)がアセトン、
    エタノール、1−プロパノール及び2−プロパノールか
    ら選ばれる少なくとも1種の水溶性有機溶媒であり、媒
    体を構成する補助溶媒の貧溶媒成分(PS)がメタノールで
    あり、媒体を構成する補助溶媒の非溶媒成分(NS)が水で
    あり、 表面モノマーが、アクリル酸のC1−C8アルキルエス
    テル、メタクリル酸のC1−C8アルキルエステル、芳
    香族ビニル、シアン化ビニル、エチレン性不飽和カルボ
    ン酸、エチレン性不飽和カルボン酸エステル、ハロゲン
    化ビニル、共役ジエン、カルボン酸ビニルエステル及び
    エチレン性不飽和カルボン酸アミドからなる群から選ば
    れる少なくとも1種のモノマーである請求項1から4の
    いずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 異形微粒子状高分子であって、各微粒子
    の基本的な外形が球形又は略球形以外の形である異形微
    粒子状高分子。
  7. 【請求項7】 各微粒子が円盤状である請求項6に記載
    の異形微粒子状高分子。
  8. 【請求項8】 数平均粒子径(Dn)が0.05〜10
    0μmである請求項6又は7に記載の異形微粒子状高分
    子。
  9. 【請求項9】 粒子径分布の広がりを示す変動係数(C
    v)が2〜10%である請求項6、7又は8に記載の異
    形微粒子状高分子。
  10. 【請求項10】 粒子径分布((重量平均粒子径(D
    w)/数平均粒子径(Dn))が1〜1.1である請求
    項6〜9のいずれかに記載の異形微粒子状高分子。
  11. 【請求項11】 さらに、少なくとも一部の表面に異種
    ポリマー層を備えた請求項6から10のいずれかに記載
    の異形微粒子状高分子。
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