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JP2003001044A - 湿式ガス処理方法とその装置 - Google Patents

湿式ガス処理方法とその装置

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Publication number
JP2003001044A
JP2003001044A JP2002136863A JP2002136863A JP2003001044A JP 2003001044 A JP2003001044 A JP 2003001044A JP 2002136863 A JP2002136863 A JP 2002136863A JP 2002136863 A JP2002136863 A JP 2002136863A JP 2003001044 A JP2003001044 A JP 2003001044A
Authority
JP
Japan
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gas
liquid
exhaust gas
absorbing liquid
absorption tower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002136863A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Takashina
徹 高品
Naoyuki Kamiyama
直行 神山
Takeo Shinoda
岳男 篠田
Hirotsugu Nagayasu
弘貢 長安
Susumu Okino
沖野  進
Masakazu Onizuka
雅和 鬼塚
Koichiro Iwashita
浩一郎 岩下
Soji Nakamura
聡司 中村
Kenji Inoue
井上  健治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002136863A priority Critical patent/JP2003001044A/ja
Publication of JP2003001044A publication Critical patent/JP2003001044A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
    • B01D53/80Semi-solid phase processes, i.e. by using slurries
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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    • B01D53/1412Controlling the absorption process
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    • B01D53/501Sulfur oxides by treating the gases with a solution or a suspension of an alkali or earth-alkali or ammonium compound
    • B01D53/504Sulfur oxides by treating the gases with a solution or a suspension of an alkali or earth-alkali or ammonium compound characterised by a specific device
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    • F23JREMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES 
    • F23J2215/00Preventing emissions
    • F23J2215/20Sulfur; Compounds thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液溜め部のサイズやポンプ容量を無用に大き
くすることなく、前記排気ガスの流速が低下した場合に
生じる課題を有効に解決し得る湿式排ガス処理に関する
発明の提供。 【解決手段】 吸収液貯溜部に貯溜した吸収液を吸収塔
内のノズル部より所定方向(上向き方向のみならず横向
き、下向きも含む)に噴流させ、該噴流を前記吸収塔内
を通気する排ガスと気液接触させ、排ガス中の目的成分
を吸収/除去する湿式ガス処理方法において、前記吸収
塔内を通気する排ガス流路を、前記排ガス量に応じて幅
域制御を行ない、前記排ガス流路のガス流入域の調整を
行ない、前記ガス流入が阻止された区域のノズル部より
の吸収液の噴流を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ガスから有害成
分その他の目的成分を除去する湿式ガス処理方法とその
装置に関し、特に吸収液と石炭や重油等の燃焼排ガスと
の気液接触を効果的に行なう湿式ガス処理方法とその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば石炭焚きボイラ等の排
煙から亜硫酸ガス等の有害物質を除去する湿式排煙脱硫
装置として各種形態の気液接触装置が使用されており、
このような気液接触装置の一形態として、例えば本出願
人の提案に係わる実開昭59−53828号のようない
わゆる液柱式と呼ばれる装置が知られている。この装置
は、吸収塔内に配設した複数のノズルから上方に向けて
石灰スラリのような吸収液を噴出させて、液柱の如き形
態を現出させ、この噴出流の中を排煙を通気させること
で、排煙に含まれる亜硫酸ガスを吸収するとともにフラ
イアッシュ等の粉塵を効果的に除去するものである。
【0003】そして、その基本的な構成は、図24
(A)に示す模式図に見るように、吸収塔2の上方に排
煙導出部8を設け下部に排ガス1の入り口となる排煙導
入部3を設けるとともに、吸収塔2内の下部にヘッダパ
イプ190を複数列状に配設し、該パイプ190に例え
ば同図(B)に示す複数の上向きノズル4をマトリック
ス状に配設している。また、吸収塔2内の下部を漏斗状
の液溜め部56に構成して石灰スラリ等の吸収液5を貯
留し、回収ポンプ21aを介して吸収液貯留槽57へ還
流させている。還流された吸収液5は、再び噴出ポンプ
21b、流量開閉弁60及びヘッダパイプ190を介し
て、上向きノズル4へと連通導入させている。
【0004】そして前記マトリックス状に配設した複数
の上向きノズル4よりなるノズル群は、吸収液5を上方
に向け液柱状噴流5aを形成させるとともに、それと同
時に前記排煙導入部3から導入して塔上部へ通気する排
ガス1が、その流速により前記噴流状の吸収液5を同伴
しながら上昇し且つその頂部での傘状に散開する噴流5
a中を通過させることにより気液接触を図っている。
【0005】その後、前記噴流頂点付近の吸収塔2の上
部に設けたミストエリミネータ6により排ガス1に同伴
した吸収液5を分離し、吸収液貯留槽57へ回収するよ
うにしている。また、液溜め部56に直接落下する吸収
液5は、回収ポンプ21aによって吸収液貯溜槽57へ
送られる。このような構成による気液接触装置では、ポ
ンプ21bを作動させて、流量開閉弁60及びヘッダパ
イプ190を介して、上向きノズル4から吸収液5を上
方に向けて噴射し、排煙導入部3の側から導入した排ガ
ス1を噴流5a中を通過させることで気液接触を図り、
亜硫酸ガス等が除去された処理済みの排ガス(浄化ガ
ス)7を上方側の排煙導出部8から導出する。
【0006】そして、このように吸収液5を上方に向け
て噴出される技術では、吸収液5が往復(上昇、下降)
する長い時間、気液接触が図られるのみならず、頂点に
達して傘状に開いて流下するときは、吸収液5が液滴状
になるため、気液接触効果が増し、また、排ガス中に含
まれる亜硫酸ガス等が少ない時は、液柱の高さを変えれ
ば、経済的な運転が可能であり、さらに例えば格子状の
グリッドを充填した塔内に吸収液が流下して、ガスに接
触させるいわゆる充填方式等に比べて、流体通路の詰ま
りが生じにくい等の数々の利点を有している。
【0007】さらに、上記技術の場合は噴射用ポンプ2
1bを作動させて液溜め部56や吸収液貯溜槽57に貯
溜させた吸収液5をヘッダパイプ190側に循環させる
とともに、該吸収液5をノズル4より所定高さに噴出出
来るような噴出圧を設定している。
【0008】そして本図では、噴射用ポンプ21bは説
明を簡略にするために単一部材で表現しているが、実際
は複数使用しているため、装置のコンパクト化、および
設備費用、運転費用削減等の観点から問題がある。ま
た、排ガスと吸収液との間の気液接触の効率を上げるた
めには、排ガスに接触する吸収液を微粒子化するノズル
を多数設ける必要があり、そのためには図24(B)に
示すようにマトリックス状に配設した複数の吸収液噴出
用ノズル群を必要とする等の設備負担の増大等の課題も
存在していた。
【0009】この為、例えば、ドイツ特許DE−A−1
769945あるいは特表平9−507792号におい
て、前記ノズルへ供給循環させるスラリを貯溜するタン
クを設け、該タンクの液面レベルをノズル噴出位置より
高く設定し、ノズルより噴出した吸収液をガスに同伴さ
せ、吸収塔の上部で吸収液とガスを分離し、分離した吸
収液をタンクに保持し該タンク液面よりの重力差を利用
してノズルよりスラリ液を噴出させ、噴射ポンプを用い
ずに重力差を利用してスラリ液のノズルよりの噴出及び
循環を可能にしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来技術においては、吸収液を貯留するタンクの液面が
吸収塔内のノズル噴出位置よりも高い位置にあることを
条件とするが、通常吸収塔が相当の高さがあり、それよ
りも高い位置に液面を設定することは、タンクの高さが
必然的に高くなる欠点がある。更に、排煙脱硫装置のよ
うなガス洗浄装置ではボイラ等のガス発生源が負荷変動
することが一般的であり、この為前記いずれの装置にお
いても、ガス流量が低下した場合にガスの流速低下によ
って吸収液が同伴しないため、吸収液とガス流との気液
接触が円滑に出来ず、排煙に含まれる亜硫酸ガスや粉塵
を効果的に除去出来ないのみならず、吸収塔上部で吸収
液が回収出来ず、言換えればタンクへの吸収液の循環が
困難になり、この結果タンク液面が徐々に低下し、最終
的には自重で吸収液を循環することが困難となる場合が
あった。
【0011】更に前記いずれの装置も、吸収液の吹上げ
速度、言い換えれば吹上げ高さは、排ガスの流速に比例
して増減するものであるために、図13に示すように、
吸収塔の立ち上がり時T1 ないしシャットダウン時T2
のように、燃焼機側の燃焼容量が小さいと、排気ガス流
速は低下し、ノズルより噴出する吸収液の吹上げ高さを
基準レベル以上に持ち上げることが不可能となり、結果
として、前記噴流の略全量が塔頂部に設けたミストエリ
ミネータに到達することなく腰倒れ状態で液溜め部に落
下し、前記液溜め部に溜まる吸収液が無用に多くなる。
【0012】このため、従来装置においては、吸収液の
連続循環を可能とするために、液溜め部56のサイズを
大きくするか又は、還流用の回収ポンプ21aを、吸収
塔2の立ち上がり及びシャットダウン時のみに対応し
て、大容量のものを用意しているが、これは設備コスト
の不要な増大につながる。
【0013】更に前記いずれの装置も排ガスに同伴する
亜硫酸ガス等の目的成分を吸収したミスト(液滴)は、
吸収塔上部のミストエリミネータの折れ板に衝突し吸収
塔内に落下させて吸収液の連続循環を可能としている
が、前記のような従来の装置では、塔内のガス流速が通
常の4〜5m/s程度であればミストエリミネータの捕
足が可能であるが、近年処理能力の向上と省スペース化
のため、塔内のガス流速を例えば5.5m/s以上に上
げるという高速化の要求がなされている。
【0014】このようにガス速度を5.5m/s以上に
すると、ミストエリミネータではその部分に至った液滴
を十分には取り切れずに、同伴するガスと共に吸収液滴
が塔外に排出されることになり、大気中に放出する場合
は勿論、後段の処理設備に送る場合でも好ましくない。
【0015】又、5.5m/s以上のガス流速では、ガ
スに同伴されてミストエリミネータに達する吸収液の液
量が大幅に増加するために、ミストエリミネータから落
下すべき液が落下しきらずに、ミストエリミネータの入
口部では液滴が渦巻き状をなして滞留する現象(飛散吸
収液溜りゾーン)が起きることになり、ミスト除去性能
は著しく低下する。このミスト除去性能の低下は、飛散
吸収液溜りゾーンから排ガスに同伴されてミスト(液
滴)が再度飛散することによって生ずるものであり、排
気用煙道からのミストの逃げが増加することになる。
【0016】本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、従
来の上向きノズルを使用することなく、また大きな動力
を必要としない省エネ方式で、且つノズルの設備負担の
増大等を解消して低コスト化を達成しつつ、更には効率
的な気液接触を可能とする湿式ガス処理に関する発明を
提供することを目的とする。
【0017】本発明の他の目的は液溜め部のサイズやポ
ンプ容量を無用に大きくすることなく、前記排気ガスの
流速が低下した場合に生じる課題を有効に解決し得る湿
式排ガス処理に関する発明を提供することを目的とす
る。本発明の他の目的は、吸収塔の立ち上げ時ないしシ
ャットダウン時における低容量燃焼による導入排ガスの
流速低下時においても吸収液の液柱高さを基準レベル以
上に維持出来る排ガス処理に関する発明を提供すること
を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明は、請求項1に記載のように、吸収液貯溜
部に貯溜した吸収液を吸収塔内のノズル部より所定方向
(上向き方向のみならず横向き、下向きも含む)に噴流
させ、該噴流を前記吸収塔内を通気する排ガスと気液接
触させ、排ガス中の目的成分を吸収/除去する湿式ガス
処理方法において、前記吸収塔内を通気する排ガス流路
を、前記排ガス量に応じて幅域制御を行ない、前記排ガ
ス流路のガス流入域の調整を行なうことを特徴としてい
る。
【0019】従ってかかる発明によれば、ボイラなどの
燃焼装置の負荷変動などによって、吸収塔内のガス流量
が低下し、これに比例して排ガス流路を流れる流速が低
下した場合に、前記流量の低下に対応させて、ガス流速
が一定になるようにガス流入域のガス通過面積を制御す
ることにより、ノズルよりの吸収液の噴出高さをほぼ一
定に維持することが出来、この結果吸収液がガス流速に
同伴して、吸収液とガス流との気液接触が円滑に出来、
排煙に含まれる亜硫酸ガスや粉塵を効果的に除去出来る
のみならず、吸収塔上部で吸収液が円滑に回収出来、言
換えればタンクへの吸収液の循環が円滑化する。
【0020】この場合請求項2に記載のように、前記ガ
ス流入が阻止された区域のノズル部よりの吸収液の噴流
を停止させることにより無駄なポンプ駆動動力等が節減
できると共に、無駄な吸収液の循環を阻止することが出
来る。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明を円滑に実施するための湿式ガス処理装置に関する発
明で、前記吸収塔内を通気する排ガス流路を、排ガス流
れ方向に沿ってノズル噴流域まで延設する分割板で複数
ガス流域に分割し、前記排ガス量に応じて前記分割され
たガス流域へのガス流入の流量制御若しくは開閉制御を
行なう流路制御手段を設けたことを特徴とする。
【0022】かかる発明によれば、吸収塔内のガス流量
が低下し、これに比例して排ガス流路を流れる流速が低
下した場合に、前記分割板に仕切られる複数ガス流域の
一方を閉塞するか若しくはそのガス通過面積を狭小化す
ることにより、前記流量の低下に対応させて、ガス流速
が一定になるようにガス通過面積を制御することができ
る。
【0023】請求項4記載の発明は、請求項3記載の装
置を、吸収塔下部に吸収液貯溜部を配し、その上方の吸
収塔内にノズル部を位置させ、該ノズル部より上方に吸
収液を噴流させてなる湿式ガス処理装置に特定した場合
の効果的な特徴を示し、排ガス流れ方向に沿ってノズル
噴流域まで垂直に延設する少なくとも1の分割板の下端
を吸収液貯溜部付近まで延在させ、該貯溜部内の吸収液
の液位レベルの調整により、分割板の下端を選択的に吸
収液内に没水させ、該分割板で分割されるガス流域の流
路を選択的に開閉可能に構成したことにある。
【0024】即ち、より具体的には分割板下端の高さ位
置を異ならせて吸収液の液位レベルの調整により、対応
する分割板の下端を選択的に吸収液内に没水させるよう
に構成される。
【0025】又前記の構成を採らずに、請求項5記載の
ように、排ガス流れ方向に沿ってノズル噴流域まで垂直
に延設する少なくとも1の分割板の下端側を吸収液貯溜
部側に昇降自在に構成し、該分割板の下端を選択的に下
降させて吸収液内に没水させ、該分割板で分割されるガ
ス流域の流路を選択的に開閉可能に構成してもよい。
【0026】これらの構成によれば、吸収液の液位レベ
ルの調整により若しくは分割板の下端を選択的に下降さ
せて吸収液内に没水させることにより、簡単にガス流域
の流路を選択的に開閉させることが出来る。
【0027】更に他の制御手段として、請求項6記載の
ように、排ガス流れ方向に沿ってノズル噴流域まで延設
する少なくとも1の分割板の下端側を揺動可能に構成
し、該下端側の揺動変向により、分割板で分割されるガ
ス流域へのガス流入の流量制御若しくは開閉制御可能に
構成してもよい。
【0028】すなわち前記分割板の下端側を揺動させて
隣接する流路入口開口を閉塞若しくは狭小化するように
してもよく、又分割板の下端側を下向きに倒して吸収液
内に没水させるようにしてもよい。かかる構成において
も、分割板の下端側の揺動変向により、簡単にガス流域
へのガス流入の流量制御若しくは開閉制御することが出
来る。
【0029】請求項7記載の発明は、前記分割板の下端
が吸収塔内に導入される排ガス導入部側に向け変向可能
に構成され、前記導入部より吸収塔内に導入さた排ガス
が、前記変向部に沿って整流されながらノズル噴流方向
に導かれることを特徴とする。かかる発明によれば、前
記分割板が排ガス整流板としても機能し、一層円滑な気
液接触が可能となる。
【0030】更に請求項8記載の発明は、前記分割板を
排ガス流れ方向に対し略直交する方向に可動可能に構成
し、該分割板の移動により分割されたガス流域の流路断
面積を調整可能に構成したことを特徴とする。かかる発
明によれば排ガス流量の変動に対応させて分割板を移動
させることにより、ガス流域の流路断面積を自在に調整
出来る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載
されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置
などは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲
をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎ
ない。
【0032】図1は本発明の第1の関連発明に係る湿式
ガス処理装置を示す概略図である。図1において、ボイ
ラなどの燃焼装置からの排ガス1は吸収塔2の下部に設
置された排煙導入部3に導入される。導入された排ガス
1は吸収塔2内下部に設置された吸収液供給ノズル4か
ら供給される吸収液5と接触し、ガス中の目的成分がガ
スから吸収液5へ移動する。この時、ガス中の目的成分
と吸収液の組み合わせは、目的成分が吸収液に可溶なも
の及び粉塵等を指す。例えば本実施形態では吸収液に可
溶な目的成分は二酸化硫黄(SO2 )であり、吸収液は
吸収剤である石灰石を含むスラリーを使用した。
【0033】そして前記ノズルは本実施形態においては
上向きノズル4であり、該上向きノズル4から吸収液5
を上方に向けて噴射することにより、前記排煙導入部3
から導入した排ガス1が前記ノズル4から噴出された吸
収液噴流5aを同伴しながら、吸収液5の噴流中を通過
させることで気液接触を図る。
【0034】そして前記噴流頂点付近の吸収塔2上部に
はミストエリミネータ6が配設され、該ミストエリミネ
ー夕6でガス1に同伴した吸収液5が除去される。吸収
塔2内で目的成分が吸収液5に除去され、ミストエリミ
ネータ6で同伴した吸収液5が除かれた浄化ガス7は、
最終的に排煙導出部8より大気あるいは必要な不図示の
後流機器へ送られる。
【0035】一方、ミストエリミネー夕6下方の吸収塔
2側壁内周には上側が開口された回収器9が配設され、
前記ミストエリミネー夕6で捕捉された吸収液5は回収
器9で回収され、連通管10を介して、加圧タンク11
へ落下する。
【0036】従って前記吸収液供給ノズル4から噴出す
る吸収液5の高さは、排ガス1の流速により押し上げら
れ、前記回収器9よりも高い位置まで上がるように加圧
タンク11の加圧力を設定する。連通管10はその上端
が回収器9底面に開口し、該連通管10の下端は加圧タ
ンク11上面より該タンク11内の吸収液5中に常時没
水する位置で開口し、該連通管10により加圧タンク1
1のガスシールを行なっている。
【0037】すなわち、回収器9で回収された吸収液5
は連通管10から加圧タンク11へと流れるが、このと
き加圧タンク11内部の上部閉鎖空間11aには圧縮空
気からなる気体圧がかかっており、このため加圧タンク
11内の吸収液5は逆流し、加圧タンク11内部の圧力
と釣り合った位置に連通管10内の液面が上昇すること
になる。そして前記連通管10内の液面は回収器9の位
置より低くなるように連通管10の高低差、回収器9位
置及びタンク11内圧を設定することにより、回収器9
より加圧タンク11内へ吸収液5の循環を可能にしつつ
連通管10内の吸収液5により加圧タンク11のガス圧
シールを可能にする。
【0038】加圧タンク11内底部には空気圧縮機12
と連結した気体吹込み管13が設置され、貯溜液に加圧
された空気、言い換えれば酸素含有気体が吹き込まれて
いる。この加圧気体の役割は二つある。第1は加圧タン
ク11内上部閉鎖空間11aの圧力維持であり、第2は
前記気液接触によりSO2 を吸収した石灰石を含むスラ
リー吸収液5が、前記酸素含有気体との接触によりSO
2 を酸化して硫酸カルシウム二水和物(石膏)を生成さ
せることである。
【0039】加圧タンク11内に貯留された吸収液5は
加圧タンク11内上部閉鎖空間11aの圧力で吸収液供
給管14及び吸収液5の供給流量を制御する流量制御弁
15を介して吸収塔2内の吸収液供給ノズル4へ循環さ
れる。
【0040】次に前記加圧タンク11の構成について説
明する。加圧タンク11頂部には大気開放管17および
該タンク11内の圧力を制御する圧力制御弁16が、又
タンク側壁には中和剤などの原料を供給する原料供給管
18が、更にドレン回収ポンプ21により吸収塔2の底
部に設けた液溜め部56より吸収液5を回収するための
ドレン回収パイプ20が、夫々取り付けられている。
【0041】一方タンク11底部には前記SO2 の酸化
により生成された石膏等を抜き出す抜き出し管19が取
り付けられている。加圧タンク11を前記のように構成
した理由は下記の通りである。本関連発明によれば、吸
収塔2内で吸収液5を上向きに噴流させて吸収塔2上部
に設けた回収器9にて吸収液5を回収しても、吸収液5
の一部はどうしてもガスと共に抜け出たり、一部は吸収
塔2底部へ落下するため、前記回収器9だけでは100
%回収できない。そこで吸収塔2底部に溜まった液のレ
ベルが所定量以上になるとポンプ21で加圧タンク11
へと戻されるように構成している。
【0042】又、加圧タンク11には中和剤等が原料供
給管18から供給されるとともに、抜き出し管19によ
り一部抜き出され石膏回収工程へと回される。従って本
実施形態においては原料供給管18による吸収液供給と
不図示の石膏回収工程へ抜き出される液量とガスと共に
抜け出た液量等をバランスさせて加圧タンク11の液レ
ベルを維持している。
【0043】空気圧縮機12から加圧タンク11内に供
給される空気量は排ガス1に含まれるSO2 の量に応じ
て吹き込まれる。したがって、加圧タンク11内の空気
圧は、吸収液供給管14及び抜き出し管19による吸収
液排出量と、連通管10、原料供給管18、ドレン回収
パイプ20による吸収液供給量、及び空気圧縮機12に
よる気体吹き込み量とがバランスして所定圧になるよう
に制御される。尚、前記バランスが崩れてタンク内圧力
が所定圧より高くなるような場合には、圧力制御弁16
が自動的に開き、所定圧に戻るまで中の圧力を抜き、タ
ンク内圧力を所定圧力に維持する。
【0044】次に前記関連発明に示した装置による効果
を下記の実験により確認した。図2には本関連発明のガ
ス処理装置において、吸収液を炭酸カルシウムを含むス
ラリーとし、吸収液の循環流量を一定としてガス流速と
SO2 の除去率の関係を取得した一例を示すグラフであ
る。
【0045】この実験により、一般に二酸化硫黄の除去
率として求められる90%以上の性能が広いガス流速の
範囲で得られていることがわかる。
【0046】従ってボイラ等のガス発生源が負荷変動し
ガス流量が低下した場合においても90%以上の効率で
二酸化硫黄を除去できる。また、この実験において、吸
収液は図1に示した上向き開口の回収器9でほぼ全量回
収でき、順調に運転できた。また、ガス流の通気速度を
低下した条件においても、加圧タンク11の圧力を上昇
させることで、吸収液5の上部への到達を促進させ、こ
の場合でも、吸収液5はほぼ全量を回収器9より回収で
きた。
【0047】従って、かかる関連発明によれば噴射ポン
プを用いることなく、又吸収液を同伴するガス流速が低
下した場合でも円滑に吸収液の回収を可能とすることが
出来る。
【0048】特に本関連発明によれば、加圧タンク内を
圧縮空気等の加圧気体で加圧することにより、加圧タン
クの液面が吸収液供給ノズルより上部に位置する必要が
無く、加圧タンクを低くすることが可能な上、自由な配
置ができる。さらに、前述のように、負荷変動などによ
って、吸収塔2内のガス流速が低下し、吸収液5が同伴
できない場合にも、加圧タンク内の圧力を増加させ、吸
収液をミストエリミネータ近傍付近まで上昇させ、吸収
液を回収することができる。
【0049】図3は第2の関連発明で、前記関連発明の
ように上向きノズルを用いない吸収液重力供給方式の湿
式ガス処理装置の概略の構成を示す。図に見るように、
ボイラなどの燃焼装置からの排ガス1は吸収塔2の下部
に設けた排煙導入部3より導入され塔内の上方に延設す
る排ガス流路2Aを通気し、上昇排ガス流を形成してミ
ストエリミネータ6を介して吸収塔頂部の排煙導出部8
より排出されるように構成してある。
【0050】また、吸収塔2の下部には液溜め部56が
設けられ、塔2上部より落下した石灰スラリ等の吸収液
5を貯留し回収ポンプ21を介して吸収液貯留槽27へ
還流するようにしてある。
【0051】一方、排煙導入部3真上の排ガス流路2A
入口部には、略水平状に多数の上部開放型の樋状吸収液
管31を平行に複数本横断するごとく並設させて水平配
管列構成とするとともに、該樋状吸収液管31に吸収液
5を供給する貯留槽27の液面が前記樋状吸収液管31
液面より僅かに高くなるように設定し、適宜落差を持た
せた重力の作用により吸収液導入パイプ29及びバルブ
60を介して吸収液5を塔内のヘッダパイプ190(図
5参照)に導入した後、該ヘッダパイプ190を介して
樋状吸収液管31に導入された吸収液5は樋状吸収液管
31側壁上面より薄膜状に、隣接する樋状吸収液管31
同士に挟まれる空隙部30に向けて溢流するように構成
してある。(図4、図5参照)
【0052】尚、吸収液貯溜槽27の液面27aを前記
樋状吸収液管31液面より僅かに高くなるように設定す
るために、吸収液供給バルブ60よりの吸収液量に対応
して回収ポンプ21及び回収パイプ24aよりの回収量
と新規な吸収液5の供給量を調整している。
【0053】図4には、前記樋状吸収液管31の配設形
態を示してあるが、図4(A)には、前記排ガス流路2
A入口部をほぼ横断する一の水平面内に沿って平行に配
列した一段状に列設させ、該列設する管群の隣接する管
同士の空隙部30を排ガス流32が通気可能に構成する
と共に、塔2の内壁を垂れ落ちる石灰スラリ等の吸収液
5を回収するために、その左右両壁の塔内壁に90°弧
状管24を設けている。
【0054】かかる構成によれば、前記排ガス流路2A
入口部を所定の空隙部30を介して多数本の列設した樋
状吸収液管31が配設されているために、結果として前
記空隙部30で排ガス流32の通過面積が減少してその
速度が増速して高速化する。そして、前記排ガス流32
が高速化した前記空隙部30に吸収液5を溢流39させ
て、その高速上昇排ガス流32に交叉状に接触させるよ
うにしてあるため、吸収液5は排ガス流32のもたらす
高速速度エネルギにより擾乱化され微粒化することが出
来る。又90°弧状管24で回収した吸収液5は再度ガ
スにより上昇するため、回収ポンプ21の動力を削減で
きる。
【0055】図4(B)には前記排ガス流路2A入口部
をほぼ横断する2段の水平面内に上下に千鳥状に前記樋
状吸収液管31A、31Bを列設させ、該列設する管群
の隣接する管31A、31B同士の空隙部30A、30
Bを前記排ガス流32が通気可能に構成したもので、こ
の場合は一段側の樋状吸収液管31A同士の空隙部30
Aで排ガス流32の通過面積が減少してその速度が増速
して高速化する。そして、前記排ガス流32が高速化し
た前記空隙部30Aに吸収液5を流出させて、その高速
上昇排ガス流32に交叉状に接触させるまでは図4
(A)と同様であるが、前記一段側の樋状吸収液管31
Aと二段側の樋状吸収液管31Bとの間の開放位置で、
前記高速化したガス流32の低速化と膨張により、排ガ
ス1の高速流体は負圧を形成して、一段側の樋状吸収液
管31Aの開放面で吸収液5の微粒子状霧化も惹起さ
れ、そして再度二段側の樋状吸収液管31B同士の空隙
部30Bで排ガス流32の通過面積が減少してその速度
が増速して高速化して前記と同様な作用を営み、一層高
効率の気液接触を可能にする。もちろん、この段数が3
段以上であってもよい。
【0056】図5には、前記図4(A)の樋状吸収液管
31の吸収液5の流れ状態を開示している。同図におい
て、吸収液導入パイプ29に連設されているヘッダパイ
プ190は塔内の例えば奥側内壁に沿って配設されてお
り、該ヘッダパイプ190の側面開口190aに、パイ
プ軸線と直交する方向に沿って平行に並設された樋状吸
収液管31の一端が開口連設されている。
【0057】そして該樋状吸収液管31は図5(A)に
示すように、その両側壁上面を水平に設定し、樋状吸収
液管31の側壁上面全長に亙って吸収液5が空隙部30
側に溢流流出するように構成されている。
【0058】樋状吸収液管31の側壁上面を水平に設定
するのは中々困難であるために、図5(B)に示すよう
に、樋状吸収液管31の左右両側壁上縁に軸方向に複数
の切り欠き31aを所定間隔毎に設け、該切り欠き31
aを介して空隙部30側に断続的に溢流39を形成さ
せ、高速排ガス流32と交叉接触するように構成しても
よい。
【0059】かかる関連発明によれば、上記横方向の薄
膜状溢流に対し吸収塔2内へ導入された前記排ガス1
は、多数本列設された樋状吸収液管31間の空隙部30
を通過することにより高速上昇気流(排ガスの塔速は略
10m/s)を形成して前記の様に吸収液5と交叉接触
した後、該接触により交叉接触された吸収液5は、排ガ
ス1の接触エネルギにより微小液滴化され、且つ樋状吸
収液管31の上部に乱流状に膨張する前記上昇気流中に
分散するとともに、樋状吸収液管31の開放面からも負
圧により樋上面の吸収液5も霧化され、分散混入し、効
率的気液接触をして気液分散ガスを形成する。
【0060】上記気液分散ガスはその上方の気液接触空
域2Aを形成しながら吸収塔上方のミストエリミネータ
6に達するが、その間、排ガス中の目的成分は排ガス1
から吸収液5へ吸収される。なお、ガス中の目的成分と
吸収液5の組合せは、実施形態では吸収液5に可溶な目
的成分は二酸化硫黄(SO2 )であり、吸収液5は吸収
剤である石灰石を含むスラリーを使用している。
【0061】一方、前記気液接触空域2Aを経た排ガス
1は、ミストエリミネータ6により同伴し分散した吸収
液5が回収され、また回収パイプ24aを経由して吸収
液貯溜槽27へ環流される。回収された吸収液5は塔内
壁に設けた回収用の半截状弧状管24より回収パイプ2
4bを経由して吸収液貯留槽27へ還流するようにして
ある。
【0062】吸収塔2内で目的成分が吸収液5に吸収さ
れ、ミストエリミネータ6で同伴した吸収液5が分離さ
れ、浄化ガスとなった排ガス1は最終的に排煙導出部8
より大気あるいは不図示の下流機器へ送られる。
【0063】図6には、前記関連発明に示す樋状吸収液
管と異なる別の例を示し、前記吸収液管31を上部閉塞
型の管状部材で構成するともに、該吸収液管31の前記
排ガス流32が通気する空隙部30と対面する周面上
に、管軸線方向に沿ってスリット状開口若しくは多数の
小孔列を設けている。この場合、図に示すように流体の
抵抗を抑えるために吸収液管31の下面側は断面が曲線
状(例えば円状、流線形、紡滴型等)若しくは楔状又は
三角形状に形成するのがよく、例えば図6(A)では、
吸収液管31の下面が断面円形の半円管状部材31cの
上面を平板状の蓋体31dで閉塞させ、その両側側壁の
空隙部30と対面する側に軸線方向に沿って多数の小孔
36、ないしスリット開口37(図6(D)、(E)参
照)を断続的に穿設している構成が示してある。
【0064】また図6(B)に示す例は、断面が中空円
状の管状部材34を使用し、軸芯を含む水平断面の左右
母線上に軸線方向に沿って多数の小孔36、ないしスリ
ット開口37(図6(D)、(E)参照)を断続的に穿
設している構成が示してある。
【0065】また図6(C)に示す例は、断面楕円形の
管状部材35を使用し、軸芯を含む水平断面の左右母線
上に軸線方向に沿って多数の小孔36、ないしスリット
開口37(図6(D)、(E)参照)を断続的に穿設し
ている構成が示してある。尚、小孔36、又はスリット
開口37は、必ずしも軸心を含む水平断面状の左右母線
上設けなくてもその上方又は下方に設けてもよい。
【0066】従って本関連発明によれば、従来の上向き
ノズルと異なり、前記吸収液5は、前記隣接する管同士
の空隙部側に向けてほぼ水平方向に溢流若しくは流出さ
せればよいために、設備費の低減とエネルギーの低減効
果が得られる。
【0067】又本関連発明は、前記吸収液管への吸収液
供給が、重力を利用した前記吸収液供給源で構成するの
が好ましいが、本発明は吸収液供給ポンプを用いた構成
を採ってもよく、この場合は前記供給ポンプは小型のも
のでよく、この場合も設備費の低減効果が得られる。
【0068】又本関連発明は、前記排ガス流路2A入口
部において所定の空隙部30を介して、複数本の列設し
た吸収液管が配設されているために、結果として前記空
隙部30で排ガス流32と吸収液5との効率的気液接触
と吸収液5の供給とを同時に可能とし、従来の液柱式に
見られた液柱が頂部で散開するまで排ガスが同伴して吹
き抜けて初めて完了する気液接触に比べて、より効率的
に短い時間で大幅な気液接触が行なわれるので前記排ガ
ス中の目的成分の吸収/除去の高効率化を可能にすると
ともに、より短時間での吸収液5の微粒化と分散を可能
にしている為に、設備費の低減につながる。
【0069】図7は本発明の実施形態に係る湿式ガス処
理装置を示す概略図である。図7において、ボイラなど
の燃焼装置からの排ガス1は吸収塔2の下部に設置され
た排煙導入部3に導入される。導入された排ガス1は吸
収塔2内下部に設置された吸収液供給ノズル群4A〜4
Cから供給される吸収液5と接触し、排ガス1中の目的
成分がガス1から吸収液5へ移動する。
【0070】この時、排ガス1中の目的成分と吸収液5
の組み合わせは、本関連発明では吸収液5に可溶な目的
成分は二酸化硫黄(SO2 )であり、吸収液5は吸収剤
である石灰石を含むスラリーを使用した。また、吸収塔
2内の下部には液溜め部56が形成され、石灰スラリ等
の吸収液5を貯留し、回収用ポンプ21及び再生用のバ
ッファタンク22、ノズルポンプ23及び流量開閉弁4
3A〜43Cを介して、この液溜め部56と前記各ノズ
ル4A〜4Cの導入管49と連通させている。
【0071】そして前記ノズル群は上向きノズル群4A
〜4Cであり、該上向きノズル群4A〜4Cから吸収液
5を上方に向けて噴射することにより、前記排煙導入部
3から導入した排ガス1が前記ノズル群4A〜4Cから
噴出された吸収液5を同伴しながら、吸収液5の噴流5
a中を通過させることで気液接触を図る。
【0072】そして前記噴流頂点付近の吸収塔2上部に
はミストエリミネータ6が配設され、該ミストエリミネ
ー夕6でガス1に同伴した吸収液5が除去回収される。
吸収塔2内で目的成分が吸収液5に除去され、ミストエ
リミネータ6で同伴した吸収液5が除かれた浄化ガス7
は、最終的に排煙導出部8より大気あるいは必要な不図
示の後流機器へ送られる。
【0073】一方、ミストエリミネー夕6下方の吸収塔
2側壁内周には上側が開口された回収器9が配設され、
前記ミストエリミネー夕6で捕捉された吸収液5は回収
器9で回収され、バッファタンク22等を介して必要に
応じて循環再使用される。
【0074】従って前記上向きノズル群4A〜4Cから
噴出する吸収液5の高さは、排ガス1の流速により押し
上げられ、前記回収器9よりも高い位置まで上がるよう
に排ガス1の流速を設定するのがよいが、ボイラ等のガ
ス発生源が負荷変動することが一般的であり、ガス流量
が低下した場合にガスの流速低下によって吸収液5が同
伴しないことは前記した通りである。
【0075】そこで本実施形態においては、前記上向き
ノズル群4A〜4Cを図上左、中央、右の三群構成と
し、各ノズル群4A〜4C毎の吸収液導入管49上に開
閉弁43A〜43Cを設け、夫々独立したノズル群4A
〜4C毎に吸収液5の噴出/停止ができるようにしてい
る。尚、ノズル群4A〜4Cとしたのは図中ではノズル
が1つのようにみえるが、実際は前後方向に複数のノズ
ルが列状に連設されているためである。そして前記左ノ
ズル群4Aと中央ノズル群4Bとの間、及び中央ノズル
群4Bと右のノズル群4Cとの間には垂直方向に延在す
る分割板40A、40Bが垂設されている。
【0076】そして前記分割板40A、40Bはその上
端は、前記回収器9よりも高いミストエリミネータ6取
付位置付近まで延設されているが、その下端の高さ位置
は異ならせており、一の分割板40Aについては吸収液
5の液溜め部56のAの液位レベル位置まで垂下させて
おり、他の分割板40Bについては前記Aの液位レベル
より高いBの液位レベル位置まで垂下させ、前記分割板
40A、40Bに仕切られる3つのガス流域41A、4
1B、41Cを形成する。
【0077】かかる実施例によれば、ポンプ駆動制御に
より前記液溜め部56内の吸収液5の液位レベルを上昇
させて、前記液位レベルをAの液位レベル位置まで引上
げることにより先ず、一の分割板40Aの下端が吸収液
5内に没水させることにより、左側のガス流域41Aの
ガス導入開口が閉塞されて、この結果排煙導入部3より
導入される排ガス1の流域は、中央41Bと右側41C
のみとなる。そしてこの状態で左側ノズル群4Aの開閉
弁43Aを閉めることにより、ガス流通過面積が中央と
右側排ガス流域41B、41Cのみの2/3の面積とな
る。
【0078】この結果、排ガス1の導入流量が2/3に
低下してもガス流速は一定に維持することが出来るため
に、吸収液5がガス流速に同伴してノズル群4B、4C
よりの吸収液5の噴出高さを維持出来、吸収液5とガス
流32との気液接触が円滑に行なえる。
【0079】更に前記液位レベルをBの液位レベル位置
まで引上げることにより、2つの分割板40A、40B
のいずれの下端もが吸収液5内に没水させることによ
り、左側及び中央のガス流域41A、41Bのガス導入
開口が閉塞されて、この結果排煙導入部3より導入され
る排ガス1の流域は右側41Cのみとなる。そしてこの
状態で左側と中央部のノズル群4A、4Bの開閉弁43
A、43Bを閉めることにより、ガス流通過面積が右側
排ガス流域41Cのみの1/3の面積となる。この結
果、排ガス1の導入流量が1/3に低下してガス流速は
一定に維持することが出来る。
【0080】従って本実施例によれば、吸収塔2内のガ
ス流量が低下し、これに比例して排ガス流路を流れる流
速が低下した場合に、前記分割板40A、40Bに仕切
られる複数ガス流域41A〜41Cの一方を閉塞するこ
とにより、前記流量の低下に対応させて、ガス流速が一
定になるようにガス通過面積を制御することができる。
【0081】図8は図7の実施形態の変形例で、前記分
割板40A、40Bの下端が吸収塔2内に導入される排
煙導入部3側に向け「J」字状に湾曲45されて構成さ
れている。
【0082】かかる実施形態によれば、前記排煙導入部
3より吸収塔2内に下向き傾斜方向に導入された排ガス
1が、前記「J」字状湾曲部45に沿って垂直上向きに
ノズル群4A〜4C噴流方向に整流されながら導かれ、
この結果、前記分割板40A、40Bが排ガス整流板と
しても機能し、一層円滑な気液接触が可能となる。
【0083】図9は本発明の他の実施形態で、前記上向
きノズル群4A、4Bを図上左、右の二群構成とし、各
ノズル群4A、4B毎の導入管49上に開閉弁43A、
43Bを設け、夫々独立したノズル群4A、4B毎に吸
収液5の噴出/停止ができるようにしている。
【0084】そして前記左ノズル群4Aと右ノズル群4
Bとの間には垂直方向に延在する一の分割板40Aが垂
設されている。そして前記分割板40Aはノズル群4
A、4B取付位置より下方に支点48を設け、該支点4
8を中心に排煙導入部3側に向け回動する回動板46が
取り付けられている。
【0085】かかる実施例によれば、前記回動板46を
排煙導入部3側に向け水平位置より僅かに下向きの位置
まで回動させて位置保持させることにより、左側と右側
のいずれのガス流域41A、41Bのガス導入開口も開
放されて、通常の気液接触が可能となる。
【0086】次に前記回動板46を排煙導入部3側より
液溜め部56に向け垂直下方に回動させ、回動板46の
下端を吸収液5内に没水させることにより、左側のガス
流域41Aのガス導入開口が閉塞されて、この結果排煙
導入部3より導入される排ガス流域は右側41Bのみと
なる。そしてこの状態で左側ノズル群4Aの開閉弁43
Aを閉めることにより、ガス流通過面積が右側のみの1
/2の面積となる。
【0087】図10は図7の他の変形例で、図9の変形
例との違いを説明するに、前記分割板40Aはノズル群
4A、4B取付位置より下方に、垂直方向に昇降自在な
昇降板47を設けている。かかる実施例によれば、前記
昇降板47を液溜め部56より上方に上昇させることに
より、左側と右側のいずれのガス流域41A、41Bの
ガス導入開口も開放されて、通常の気液接触が可能とな
る。
【0088】次に前記昇降板47を垂直下方に降動させ
て、昇降板47の下端を吸収液5内に没水させることに
より、左側のガス流域41Aのガス導入開口が閉塞され
て、この結果排煙導入部3より導入される排ガス流域は
右側41Bのみとなる。そしてこの状態で左側ノズル群
4Aの開閉弁43Aを閉めることにより、ガス流通過面
積が右側のみの1/2の面積となる。又前記分割板40
Aは、排ガス流れ方向と直交する水平方向に可動可能に
構成してもよい。
【0089】図11は分割板40Aを可動にした他の変
形例で、前記分割板40Aを排ガス流れ方向に対し略直
交する方向に、吸収塔2左側壁面より中央位置まで可動
可能に構成し、中央位置への移動により前記左ノズル群
4Aと右ノズル群4Bとの間に垂直方向に延在する一の
分割板40Aが垂設されることとなる。又前記分割板4
0Aの下端は、液溜め部56の吸収液5内に没入されて
いる。
【0090】この結果前記分割板40Aの右側排ガス流
域41Bのみがガス導入開口と開放されており、該右側
排ガス流域41Bは分割板40Aを吸収塔2左側壁面よ
り中央位置へ移動させるに従って、排ガス1が導入され
る右側ガス流域41Bの流路断面積を狭小化することが
できる。
【0091】かかる実施形態によれば排ガス流量の低下
に従って分割板40Aを中央側に移動させることによ
り、ガス流域41A、41Bの流路断面積を自在に狭小
化出来る。
【0092】従って、かかる実施形態によれば、ボイラ
などの燃焼装置の負荷変動などによって、吸収塔内のガ
ス流量が低下し、これに比例して排ガス流路を流れる流
速が低下した場合においても、ガス流速が一定になるよ
うにガス流入域のガス通過面積を制御することにより、
ノズル群よりの吸収液の噴出高さをほぼ一定に維持する
ことが出来、この結果、吸収液とガス流との気液接触が
円滑に出来るのみならず、吸収塔上部で吸収液が円滑に
回収出来る。
【0093】また本実施形態によれば、無駄なポンプ駆
動動力等が節減できると共に、無駄な吸収液の循環を阻
止することが出来る。
【0094】更に、前記分割板に仕切られる複数ガス流
域の一方を閉塞するか若しくはそのガス通過面積を狭小
化することにより、前記流量の低下に対応させて、ガス
流速が一定になるようにガス通過面積を制御することが
できる。
【0095】更に又、吸収液の液位レベルの調整により
若しくは分割板の下端を選択的に下降させて吸収液内に
没水させることにより、簡単にガス流域の流路を選択的
に開閉させることが出来る。
【0096】更に、本実施形態によれば、分割板の下端
側の揺動変向により、簡単にガス流域へのガス流入の流
量制御若しくは開閉制御することが出来る。
【0097】更に、図8の装置によれば、前記分割板が
排ガス整流板としても機能し、一層円滑な気液接触が可
能となる。
【0098】更に図9〜図11の装置によれば、排ガス
流量の変動に対応させて分割板を移動させることによ
り、ガス流域の流路断面積を自在に調整出来る。
【0099】図12は本発明の第3の関連発明に係る湿
式排ガス処理装置の概略構成を示し、前記実施形態で説
明した装置構成の重複する部分の説明は省略する。図1
2に示すように、吸収塔2の下部の吸収塔タンクである
液溜め部56の下部には既設の保守用ブローピット60
及びブローピットポンプ60aが設けられている。
【0100】又、液溜め部56からブローピット60へ
の経路68中には電磁開閉弁67が設けられており、排
煙導入部3に設けた排ガス流速検知センサ65よりの排
ガス流速(塔速)を制御回路66で検知し、吸収塔2の
立ち上げ時及びシャットダウン時において、排ガス1の
流速がローディング流速に達するまで電磁開閉弁67が
開放され、液溜め部56→ブローピット60→ブローピ
ットポンプ60a→加圧タンク11に還流する迂回還流
経路が形成される。
【0101】又、吸収塔2の外部に設けられている加圧
タンク11の貯留液面上部の空間は加圧用コンプレッサ
17a及び圧力調整器16を介して制御回路69により
制御される任意の圧力に加圧可能に構成してある。
【0102】制御回路69は吸収液供給管14入口側の
圧力を圧力センサ62により検知し、ノズル4への吸収
液供給圧力が一定になる方向に圧力調整器16により加
圧タンク11の液面上方空間11aの加圧力を制御す
る。
【0103】これによりタンク11の貯留液面が上下に
変動しても、該吸収液5の重力の変動に対応させて、そ
の液面上方空間11aに付勢された圧力を圧力調整器1
6により制御することにより該タンク11の液面の上下
に係わりなく、吸収液5の一定供給を可能とすることが
出来る。
【0104】また、吸収塔2の上部に設けたミストエリ
ミネータ6により分離した吸収液5の回収パイプ61は
加圧タンク11の液面下に挿入する構造にしてある。
【0105】この結果、加圧タンク11→吸収液供給管
14→ノズル4→排ガス1と気液接触して目的成分を吸
収する同伴過程→ミストエリミネータ6で分離→回収パ
イプ61→加圧タンク11に還流する循環系(以下主循
環系という)が構成される。
【0106】かかる装置において、排ガス流速が8m/
s以上のローディング速度である時は、ノズル4より噴
出した吸収液5の噴流5aは排ガス1によりミストエリ
ミネータ6まで持ち上げられるため、吸収液5は前記主
循環系により循環する。
【0107】即ち、圧力調整器16により加圧タンク1
1の液面上方空間11aの加圧力を制御して得られる該
加圧タンク11の付勢圧力により吸収液供給管14を経
てノズル4により噴出した吸収液5の噴流5aはその噴
流速度が所定値になる方向に制御しながら、吸収塔2上
部まで持ち上げられ上昇排ガスと同伴気液接触し、接触
の過程で排ガス1の目的成分を吸収してミストエリミネ
ータ6に到達する。到達した同伴吸収液はミストエリミ
ネータ6により分離され回収パイプ61を介して加圧タ
ンク11に還流する。
【0108】次に、吸収塔2の立ち上げ時ないしシャッ
トダウン時は、図13で示すように、排ガス流速が前記
ローディング速度以下になるため、ノズル4より噴出し
た吸収液5の噴流5aは排ガス1により吸収塔上部まで
は持ち上げられず、噴出した吸収液5の全量は殆ど下方
の液溜め部56へ落下する(符号5bで示す)。
【0109】これと並行して排煙導入部3に設けた排ガ
ス流速検知センサ65よりの排ガス流速(塔速)を制御
回路66で検知し、排ガスの流速が前記ローディング流
速に達するまで電磁開閉弁67が開放され、液溜め部5
6→ブローピット60→ブローピットポンプ60a→加
圧タンク11の迂回還流経路により、液溜め部56に溜
まった吸収液5がタンク11に還流する。
【0110】即ち、液溜め部56に落下した吸収液5b
は下部の既設のブローピット60に導入され、液溜め部
56を特別のスケールアップすることなくブローピット
60に収容でき、ついで収容した吸収液5はブローピッ
トポンプ60aにより逐次加圧タンク11に還流させる
ことができる。
【0111】なお、前記迂回循環によりタンク11の貯
留液面が上下に変動しても、制御回路69は吸収液供給
管14入口側の圧力を圧力センサ62により検知し、ノ
ズル4への吸収液供給圧力が一定になる方向に圧力調整
器16により制御することにより該タンク11の液面の
上下に係わりなく吸収液5の一定供給を可能とすること
が出来る。
【0112】従って本関連発明は、加圧タンク11の液
面上部空間11aをコンプレッサ17aにより所定圧の
もとに加圧可能にしてあるため、ノズル4より吸収液5
を噴出させる循環ポンプを設ける必要がない。但し回収
パイプ61の先端は加圧タンク11の液面下に挿入し、
エアのリークを防止する必要がある。
【0113】従って本関連発明によれば、燃焼機側の負
荷変動による排ガス速度の低下時でも、前記吸収塔底部
液溜槽と第2の液溜槽を介して加圧タンクとに連結され
た吸収液環流経路を利用して、好ましくは保守用循環系
を有効に利用して吸収液の連続循環ができ、しかも、上
記保守用循環系は既設のブローピット及びブローピット
ポンプを使用することが出来るために、関連機器に対す
る特別のスケールアップや駆動力の増加を必要とせず低
コスト低設備負担で対応できる。
【0114】また、本関連発明によれば、吸収液噴流圧
の制御は加圧タンクの加圧により得られた付勢圧力によ
り任意に制御できるために、噴出ポンプが不要となるの
みならず、加圧タンクの液面の上下に係わりなく吸収液
の一定供給を可能とすることが出来る。
【0115】尚、吸収塔2の立ち上げ時ないしシャット
ダウン時は、図13で示すように、排ガス流速が前記ロ
ーディング速度以下になるため、ノズル4より噴出した
吸収液5の噴流5aは排ガス1により吸収塔上部までは
持ち上げられず、噴出した吸収液5の全量は殆ど下方の
液溜め部56へ落下する(符号5bで示す)。かかる欠
点を解消するために、従来は吸収塔の立ち上がり及びシ
ャットダウン時においては、燃焼機やボイラ等から排出
された排ガスを前記吸収塔に通すことなく該吸収塔を迂
回したバイパス経路を通して煙突側に排出した後、排ガ
ス流速が吸収液を基準レベル以上持ち上げるローディン
グ流速以上になった後に、初めて排ガスを前記吸収塔に
通すようにしており、そのための排ガス迂回システムが
存在する。
【0116】そして、かかる排ガス迂回システムは、図
17に示すように、ボイラや燃焼機等の排ガス排出源
と、煙突等の排ガスの大気放出部とを結ぶ主経路74
に、ボイラ等よりの排ガス1を昇圧させて増速を図る昇
圧ファン71と前記した湿式吸収塔2を介在させると共
に、昇圧ファン71入口側と吸収塔2の出口側を接続
し、煙突につながるダンパ73を備えたバイパス経路7
2を設け、吸収塔2の立ち上がり及びシャットダウン時
においては、前記昇圧ファン71の停止ととともに、ダ
ンパ73を開放してダンパ77、78を閉じて、燃焼機
やボイラ等より排出された排ガス1を前記吸収塔2に通
すことなく該吸収塔2を迂回したバイパス経路72を通
して煙突側に排出した後、排ガス流速が吸収液5を基準
レベル以上に持ち上げるローディング流速以上になった
際に、前記昇圧ファン71の駆動とともに、ダンパ73
を閉塞、ダンパ77、78を開放して前記バイパス経路
72を閉鎖させ、排ガス1はボイラ側より矢印に示すよ
うに主経路74を通過し、昇圧ファン71を経由して、
吸収塔2で所用の脱硫処理をなし煙突側に排出するよう
にしている。
【0117】しかしながらかかる従来技術においては、
吸収塔の立ち上がり及びシャットダウン時においては排
ガスが吸収塔を通らないために、排ガス処理が行なわれ
ず排ガス中に含まれる亜硫酸ガスや粉塵の除去も不可能
になる問題がある。また、それを避けるためにSO2
煤塵の排出の少ない軽油を焚くと、燃料代が大きくなる
などの問題がある。
【0118】図14はかかる従来のバイパス経路72を
効果的に利用して、前記第3の関連発明と同様の効果を
上げるようにした第4の関連発明に係るもので、ボイラ
や燃焼機等の排ガス排出源と、煙突等の排ガスの大気放
出部とを結ぶ主経路74に、排ガスの流速を利用して吸
収液5を同伴させながら両者の気液接触により排ガス中
の目的成分を吸収液5に吸収させる湿式吸収塔2を介在
させてなる排ガス処理システムを示し、(A)は吸収塔
立ち上げ前における各ダンパの開閉状態及び排ガスの流
れ、(B)はボイラよりの吸収塔への導入排ガスの塔内
流速がローディング流速以上の場合のダンパの開閉状況
及び排ガスの流れを示す図である。
【0119】図14に示すように、ボイラや燃焼機等の
排ガス排出源と、煙突等の排ガスの大気放出部とを結ぶ
主経路74に、ボイラ等よりの排ガス1を昇圧させて増
速を図る昇圧ファン71と前記した湿式吸収塔2を介在
させると共に、昇圧ファン71入口側と吸収塔2出口側
を接続し、煙突につながりダンパ73を備えたバイパス
経路72を設けている。
【0120】かかる装置において、吸収塔2への排ガス
導入前の立ち上げ時においては、図14(A)に示すよ
うにダンパ73を開として、バイパス経路72と主経路
74で昇圧循環路を形成させ、ボイラよりの排ガス1を
排出経路76に排出させることなく、循環路内のガスの
流速を昇圧ファン71により増速させながら吸収塔2の
塔内流速がローディング流速以上になるまでこれを継続
する。
【0121】そして塔内流速がローディング流速以上に
維持したところで、図14(B)に示すように、バイパ
ス経路72のダンパ73を閉鎖して、排ガス1の吸収処
理を行なう。
【0122】上記昇圧循環路の使用状況を図13に示す
ボイラの運転時間に対する吐出排ガス量の変化図により
下記に説明する。即ち、図13に見るように、運転開始
後の立ち上げ時T1 と運転終了前のシャットダウン時T
2 は排ガス量は低下し、排ガス1を処理する吸収塔2の
塔内流速は液落下速度(ローディング流速)V1 以下に
なっているために塔内流速がローディング流速以上にな
るまで図14(A)のようにダンパ73の開閉制御を行
ない、塔内流速がローディング流速以上になった際に、
図14(B)のようにダンパ73の開閉制御を行なって
吸収塔2の動作を完全に機能させるようにする。
【0123】図15は、吸収塔2内に排ガス流路幅を規
制する分割板を設けた本館連発明の第2例で、気液接触
空域41に垂直方向に延設する分割板40を設け、該分
割板40を気液接触空域41における排ガス通過面積を
可変可能に水平方向に移動可能に構成する。
【0124】図16は吸収塔2内に排ガス流路幅を規制
する分割板を設けた図7の本発明に対応する第3実施例
で、気液接触空域41に垂直方向に下端の高さ位置の異
なる分割板40を階段状に複数板延設し、下部液面レベ
ルを制御することにより排ガス通過面積を可変可能に構
成する。
【0125】そして前記吸収塔2に導入される排ガス1
の塔内流速がローディング流速以下の場合に、前記分割
板40により吸収塔2内の排ガス通過面積を縮小させ、
ダンパ73によりバイパス経路72を開放して処理済排
ガスを昇圧ファン71を介して吸収塔2入口側に戻すこ
とにより、前記吸収塔2内に導入される排ガス1の塔内
流速を速やかに増速させることが出来る。
【0126】従って本実施形態によれば、塔内流速をロ
ーディング流速以上に常に維持できるため、プラントの
立ち上げ及びシャットダウン時も吸収塔の性能を完全に
維持できるとともに、吸収塔下部の液溜め部及び回収ポ
ンプの容量を大きくする必要がない。
【0127】図18及び図19は本発明の第5の関連発
明に係る湿式排ガス処理装置の概要を示す正面図と側面
図で、同図において前記実施形態と同一構成の説明は省
略する。吸収塔2の高さ方向の中間部には、複数の上向
きノズル4を有する任意数のヘッダパイプ190が配さ
れている。このヘッダパイプ190と前記液溜め部56
との間には、途中に循環用回収ポンプ21を介入させた
吸収液供給管14が連通接続してあり、これらをもって
吸収塔2内に吸収液5を散布し、亜硫酸ガスや粉塵等の
目的成分を吸収除去することは、前記したところであ
る。
【0128】吸収塔2内の上部であって排煙導出部8の
下方の位置にはミストエリミネータ6を設ける。ここに
取り付けるミストエリミネータ6の好ましい例として
は、図20に明示するものが挙げられる。このミストエ
リミネータ6は、横断面が山形(偏平V字状)をなす複
数の板材6aを間隔を隔てて重なり合うようにして列設
しそれを固定バー92で固定して成り、更にその全体は
前記一列状の板材列6aが、その下端位置で他の板材列
6bと収束するように、右方向と左方向に交互に傾斜さ
せて、吸収塔2に取り付けられている。但し、ミストエ
リミネータ6の形状及び配列形式は図20の例に限らな
いが、後記するようにエリミネータ6から流下する吸収
液5を受けとめる収容器80Aの数を少なくするため
に、隣接する一対の板材列6a、6bがその下端位置で
収束するように交互傾斜させてもよく、又板材列6a、
6bを横断する方向に収容器80Aを配設してもよい
が、いずれにしても排ガス1に同伴する吸収液5のミス
トを有効にミストエリミネータ6で捕獲するために、同
伴流が通気可能な間隙は必要である。
【0129】次に、この関連発明の要部構成について述
べる。前記ミストエリミネータ6の下部には、そのミス
トエリミネータ6から流下する吸収液5を受けとめるこ
とができる捕集樋(図20参照)のような収容器80A
を任意数設ける。本例では収容器80Aの数は3個であ
るが、ミストエリミネータ6の配列状態や設置台数等に
より適宜定めることができる
【0130】そして、各収容器80Aは返送液配管81
Aの上端に連設されており、該返送液配管81Aは下方
に向け所要長さ延出させた垂直管路部90を有し、該垂
直管路部90により返送吸収液5cに位置エネルギー
(重力エネルギー)をもたせると共に、図5の飛散吸収
液溜りゾーンの下方位置まで延出させ、その下端にノズ
ル状開口82Aを設けている。
【0131】尚、前記返送液配管81Aの垂直管路部9
0の長さは、上向きノズル4上の噴出液柱高さによって
も変動するが、例えばミストエリミネータ6の高さと同
等程度若しくはそれ以上に設定するのがよい。
【0132】前記収容器80A及び返送液配管81Aの
具体的構成を、図19に基づいて詳細に説明する。一対
の板材列6a、6bの下端収束位置に設けた収容器80
Aは、その多数のエリミネータ下端収束位置を横断して
塔2内を水平に延設させると共に、該収容器80Aの底
面を僅かに下方に傾斜させて返送液5cが一方向に流れ
るように設定する。
【0133】そして前記収容器80Aの傾斜下流端位置
の吸収塔2側壁に返送液配管81Aの上端部を連設し、
収容器80Aの傾斜下流端と連通させる。そして該返送
液配管81Aは「コ」の字状をなし、垂直管路部90を
塔外側壁に沿ってミストエリミネータ6の高さと同等程
度下方に垂下した後、再度塔内に水平に貫入させ、更に
塔内に水平に貫入させた水平管路部91の下面側に、軸
方向に所定距離隔てて複数のノズル状開口82Aを設
け、より具体的には上向きノズル4の上方位置で、液柱
のほぼ直上付近で且つミストエリミネータ6直下の飛散
吸収液溜りゾーンの下方に開口する位置に夫々ノズル状
開口82Aを設け、該ノズル状開口82Aより返送液5
cが、垂直管路部90を流下する位置エネルギーを利用
(重力の作用)して噴霧しつつ噴出液柱と衝突して微滴
化し、より効率的な気液接触を可能に構成している。
【0134】本例では、上向きノズル4から噴射される
吸収液5の液柱頂部の上方位置で且つ飛散吸収液溜りゾ
ーンが発生しやすいミストエリミネータ6の直下部(入
口部)を避けてそれより下方に位置するように配管81
Aの下向き長さを設定してある。
【0135】又、返送液配管81Aは、図19に示すよ
うにその一部が吸収塔2の外を通るようにしてもよい
し、垂直管路部90を含めた全部を吸収塔2内を通るよ
うに設けてもよい。
【0136】次に、図21に示す本関連発明の他の例に
ついて説明する。この例では前記図19に示す実施例と
異なる構成についてのみ説明する。図21において、図
18〜図20と同一の符号で指し示す部材又は部位は相
互に等効の部材又は部位を表しているので、ここでは重
複を避けそれらの説明は省略する。
【0137】本例においては、図18と同様に、一対の
ミストエリミネータ6の下端収束位置に夫々収容器80
Bを設けているが、該夫々の収容器80B同士は集合管
80にて1つに集合させた後、該集合管80を下方に垂
下する返送液配管81Bの上端部に連通させる。
【0138】そして該返送液配管81Bは塔2内を下方
に垂下し、その下端開口82Bは液溜め部56内に位置
するように設定してあり、該開口82Bは前記実施例と
異なりノズル状とせずに単なる開口としてある。
【0139】従って本例においては図18及び図19の
装置と異なり、収容器80Bで集めた返送液を液柱状の
噴射流の上方位置に噴霧するのではなく、液溜め部56
に返送する構成を取っている。次に前記図18から図2
1の夫々の例の作用をまとめて述べると、次の通りであ
る。
【0140】夫々の例の装置で吸収塔2内を上向きに通
過する排ガス1の流速を5.5m/s以上の高速にする
と、排ガス1に同伴する液滴がミストエリミネータ6に
付着し、その下方部分には多量の吸収液5が流下してく
る。その吸収液5はミストエリミネータ6より直接塔内
に落下することなく、そのまま収容器80A、80Bに
より捕集され、該収容器80A、80Bに捕集された返
送液5cは重力により返送液配管81A、81B内を流
下し、図18及び図19の実施形態においては、更にミ
ストエリミネータ6直下ではなく、該返送液配管81A
の垂直方向の長さ分だけ下方の位置でノズル状開口82
Aから重力エネルギーを利用して吸収塔2内の上向きノ
ズル4の噴出液柱(吸収液)上に噴出され、そして該ノ
ズル状開口82Aより噴出した返送液5cが噴出液柱と
衝突して微滴化し、より効率的な気液接触を可能に構成
している。
【0141】一方、図21においては収容器80Bで集
めた返送液5cを液溜め部56に返送し、再度ヘッダパ
イプ190及び噴出ノズル4を介して上方に噴出させ
る。
【0142】従って前記いずれの例においても、飛散吸
収液溜りゾーンを形成しがちなミストエリミネータ6直
下付近に液滴を増量させることがなく、その部分におけ
る排ガス1の同伴による吸収液5の再飛散が阻止され
る。
【0143】図22は、試験によって確認された塔内ガ
ス流速とミストエリミネータ出口のミスト濃度の関係を
示す対数グラフで、吸収液抜き出しありのもの(本発明
装置)と吸収液抜き出しなしのもの(従来装置)とを対
比している。
【0144】例えば液柱高さが1.7mの従来装置○で
は、塔内ガス流速が5.5mを超えるとミスト出口濃度
が急激に上がるが、液柱高さが1.8mの発明装置●で
は、5.8mを超えてもミスト出口濃度が上がらなかっ
た。又、例えば液柱高さが3.4mの従来装置△と、液
柱高さが3.3mの発明装置▲では、本関連発明の装置
の方が5.8m時点でのミスト出口濃度は従来装置に比
較して約1/50以下と大幅に低下している事が理解で
きる。
【0145】従って本図より、この関連発明の装置が従
来の装置より塔外へのミストの放出についての阻止力が
ガス流速が約5.5m/s以上の領域で極めて優れてい
ることが判明した。
【0146】この試験における本関連発明の装置として
は図21の実施例のものを使用した。その他の条件は次
の通りである。(なお、図中の液柱高さとは吸収液の柱
状をなす噴射流の高さのことである。)使用したミスト
エリミネータ:折れ板型のものを45度傾斜させて使用
ミストエリミネータと上向きノズルとの間の距離:8m
【0147】図23は、試験によって確認された塔内ガ
ス流速とミストエリミネータ入口のミスト飛散率の関係
を示すグラフで、本関連発明の装置のエリミネータ入口
部のミスト飛散率(ミストの重量/噴射吸収液の全重量
×100)は液柱高さが2.4mの従来装置○と、液柱
高さが1.9mの発明装置●では、大きな変化が見られ
ず、いずれも低率であるが、液柱高さが2.8mの従来
装置△と、液柱高さが3.3mの発明装置▲では、本発
明のミスト飛散率が低率であるのに対し、従来装置は大
幅に増加している事が理解できる。この結果液柱高さを
3.3m程度に上げた場合においてもガス流速が5.5
m/s程度の高速領域であってもミスト飛散率は十分低
率であることが判明した。
【0148】この試験における使用装置も図21の装置
例のものである。その他の条件は次の通りである。(な
お、図中の液柱高さとは吸収液の柱状をなす噴射流の高
さのことである。)使用したミストエリミネータ:折れ
板型のものを45度傾斜させて使用ミストエリミネータ
と上向きノズルとの間の距離:8m
【0149】従って本例によれば、吸収塔内の排ガスの
流動速度が高速化されても、洗浄処理後の排ガスに同伴
されて吸収塔から排出される吸収液のミストは極めて少
量に留められるので、塔内を通過する排ガスの高速化に
より排ガス処理の操業効率の向上を図ることができ、極
めて有利である。
【0150】また、図18及び図19の装置によれば、
噴射流の直上付近の吸収部に返送液配管から戻された吸
収液が上向きノズルから噴射される吸収液の噴射流と共
にそこで再び排ガスに対して吸収作用を奏するので、前
記の効果に加えて、排ガスの処理性能を高水準に保ち得
る。又図21の装置例によれば、ミストエリミネータに
達する吸収液の液量が大幅に増加した場合でも、これを
円滑に液溜めに返送し再利用が可能となる。
【0151】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、液溜
め部のサイズやポンプ容量を無用に大きくすることな
く、前記排気ガスの流速が低下した場合に生じる課題を
有効に解決し得る。特に発明によれば、ボイラなどの燃
焼装置の負荷変動などによって、吸収塔内のガス流量が
低下し、これに比例して排ガス流路を流れる流速が低下
した場合に、前記流量の低下に対応させて、ガス流速が
一定になるようにガス流入域のガス通過面積を制御する
ことにより、ノズルよりの吸収液の噴出高さをほぼ一定
に維持することが出来、この結果吸収液がガス流速に同
伴して、吸収液とガス流との気液接触が円滑に出来、排
煙に含まれる亜硫酸ガスや粉塵を効果的に除去出来るの
みならず、吸収塔上部で吸収液が円滑に回収出来、言換
えればタンクへの吸収液の循環が円滑化する。
【0152】この場合請求項2に記載のように、前記ガ
ス流入が阻止された区域のノズル部よりの吸収液の噴流
を停止させることにより無駄なポンプ駆動動力等が節減
できると共に、無駄な吸収液の循環を阻止することが出
来る。
【0153】請求項3記載の発明によれば、吸収塔内の
ガス流量が低下し、これに比例して排ガス流路を流れる
流速が低下した場合に、前記分割板に仕切られる複数ガ
ス流域の一方を閉塞するか若しくはそのガス通過面積を
狭小化することにより、前記流量の低下に対応させて、
ガス流速が一定になるようにガス通過面積を制御するこ
とができる。
【0154】請求項4および5記載の発明によれば、吸
収液の液位レベルの調整により若しくは分割板の下端を
選択的に下降させて吸収液内に没水させることにより、
簡単にガス流域の流路を選択的に開閉させることが出来
る。
【0155】更に請求項7記載の発明によれば、前記分
割板が排ガス整流板としても機能し、一層円滑な気液接
触が可能となる。更に請求項8記載の発明によれば排ガ
ス流量の変動に対応させて分割板を移動させることによ
り、ガス流域の流路断面積を自在に調整出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の関連発明に係る湿式ガス処理
装置を示す概略図である。
【図2】 図1のガス処理装置においてガス流速とSO
2 の除去率の関係を取得した一例を示すグラフ図であ
る。
【図3】 本発明の第2の関連発明に係る吸収液重力供
給方式の湿式ガス処理装置の概略構成図である。
【図4】 図3の樋状吸収液管の配設例を示し、(A)
は一段水平配列の場合の流線を示し、(B)は二段千鳥
状配設の場合の流線を示す図である。
【図5】 図4(A)の樋状吸収液管の配設状態と吸収
液の流通状態を示す部分斜視図で、(A)は樋状吸収液
管側壁上面に切欠きを設けないもの、(B)は樋状吸収
液管側壁上面に切欠きを設けたものを示す。
【図6】 図5に示す樋状吸収液管と異なり、前記吸収
液管を上部閉塞型の管状部材で構成した例を示し、
(A)は吸収液管の下面が断面円形の半円管状部材、
(B)は断面中空円状の管状部材1使用したもの、
(C)は断面楕円形の管状部材を使用したもの、(D)
はその両側側壁の空隙部と対面する側に軸線方向に沿っ
て多数の小孔を穿設したもの、(E)はその両側側壁の
空隙部と対面する側に軸線方向に沿って、断続的にスリ
ット開口を穿設している構成が示してある。
【図7】 本発明の実施形態に係る湿式ガス処理装置を
示す概略図である。
【図8】 図7の分割板の第1の変形例にかかる湿式ガ
ス処理装置を示す要部概略図である。
【図9】 図7の分割板の第2の変形例にかかる湿式ガ
ス処理装置を示す要部概略図である。
【図10】 図7の分割板の第3の変形例にかかる湿式
ガス処理装置を示す要部概略図である。
【図11】 図7の分割板の第4の変形例にかかる湿式
ガス処理装置を示す要部概略図である。
【図12】 本発明の第3の関連発明に係る湿式排ガス
処理装置の構成を示す概略図である。
【図13】 ボイラの運転時間に対する排ガス塔速の変
化を示すグラフ図である。
【図14】 排ガス排出源と大気放出部とを結ぶ主経路
に湿式吸収塔を介在させてなる本発明の第4の関連発明
に係る排ガス処理システムを示し、(A)は吸収塔立ち
上げ前におけるダンパの開閉状態及び排ガスの流れ、
(B)はボイラよりの吸収塔への導入排ガスの塔内流速
がローディング流速以上の場合のダンパの開閉状況及び
排ガスの流れを示す図である。
【図15】 吸収塔内に排ガス流路幅を規制する分割板
を設けた図14の関連発明の変形例に係る排ガス処理シ
ステムを示す概略図である。
【図16】 吸収塔内に排ガス流路幅を規制する分割板
を設けた図14の発明の他の変形例であるが本発明の実
施例を組み込んだ排ガス処理システムを示す概略図であ
る。
【図17】 排ガス排出源と大気放出部とを結ぶ主経路
に湿式吸収塔を介在させてなる従来の排ガス吸収システ
ムの概略構成図である。
【図18】 本発明の第5の関連発明に係る湿式排ガス
処理装置の概要を示す正面図である。
【図19】 図18の側面図である。
【図20】 図18の装置に装着されたミストエリミネ
ータの拡大部分斜視図である。
【図21】 図18の関連発明の変形例に係る湿式排ガ
ス処理装置の概要を示す正面図である。
【図22】 図18の関連発明を説明するために、塔内
ガス流速とミストエリミネータ出口のミスト濃度の関係
についての試験結果を示す対数グラフである。
【図23】 図18の関連発明を説明するために、塔内
ガス流速とミストエリミネータ入口のミスト飛散率の関
係についての試験結果を示すグラフ図である。
【図24】 (A)は従来の湿式ガス吸収塔の概略の構
成を示す図で、(B)は(A)に使用されている上向き
ノズル群とその配管状況を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 排ガス 2 吸収塔 4A〜4C吸収液供給ノズル群 5 吸収液 6 ミストエリミネータ 8 排煙導出部 9 回収器 21 回収用ポンプ 22 再生用のバッファタンク 23 ノズルポンプ 40A、40B 分割板 41A、41B、41C ガス流域 43A〜43C 開閉弁 45 「J」字状湾曲部 46 回動板 47 昇降板 49 吸収液導入管 56 液溜め部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 10/232061 (32)優先日 平成10年8月18日(1998.8.18) (33)優先権主張国 日本国(JP) (31)優先権主張番号 10/232062 (32)優先日 平成10年8月18日(1998.8.18) (33)優先権主張国 日本国(JP) (31)優先権主張番号 10/264332 (32)優先日 平成10年9月18日(1998.9.18) (33)優先権主張国 日本国(JP) (31)優先権主張番号 特願平9−325202 (32)優先日 平成9年11月11日(1997.11.11) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平10−48655 (32)優先日 平成10年2月13日(1998.2.13) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平10−232060 (32)優先日 平成10年8月18日(1998.8.18) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平10−232061 (32)優先日 平成10年8月18日(1998.8.18) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平10−232062 (32)優先日 平成10年8月18日(1998.8.18) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平10−264332 (32)優先日 平成10年9月18日(1998.9.18) (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 篠田 岳男 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社本社内 (72)発明者 長安 弘貢 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社本社内 (72)発明者 沖野 進 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 鬼塚 雅和 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 岩下 浩一郎 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社本社内 (72)発明者 中村 聡司 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社本社内 (72)発明者 井上 健治 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 Fターム(参考) 4D002 AA02 AC01 BA02 BA16 CA01 DA05 DA12 DA16 HA06 4D020 AA06 BA02 BA08 BA09 BB05 CB27 CC18 CD01 DB05 DB12 DB15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収液貯溜部に貯溜した吸収液を吸収塔
    内のノズル部より所定方向に噴流させ、該噴流を前記吸
    収塔内を通気する排ガスと気液接触させ、排ガス中の目
    的成分を吸収/除去する湿式ガス処理方法において、 前記吸収塔内を通気する排ガス流路を、前記排ガス量に
    応じて幅域制御を行ない、前記排ガス流路のガス流入域
    の調整を行なうことを特徴とする湿式ガス処理方法。
  2. 【請求項2】 前記ガス流入が阻止された区域のノズル
    部よりの吸収液の噴流を停止させることを特徴とする請
    求請求項1記載の湿式ガス処理方法。
  3. 【請求項3】 吸収液貯溜部に貯溜した吸収液を吸収塔
    内のノズル部より所定方向に噴流させ、該噴流を前記吸
    収塔内を通気する排ガスと気液接触させ、排ガス中の目
    的成分を吸収/除去する湿式ガス処理装置において、 前記吸収塔内を通気する排ガス流路を、排ガス流れ方向
    に沿ってノズル噴流域まで延設する分割板で複数ガス流
    域に分割し、前記排ガス量に応じて前記分割されたガス
    流域へのガス流入の流量制御若しくは開閉制御を行なう
    流路制御手段を設けたことを特徴とする湿式ガス処理装
    置。
  4. 【請求項4】 吸収塔下部に吸収液貯溜部を配し、その
    上方の吸収塔内にノズル部を位置させ、該ノズル部より
    上方に吸収液を噴流させてなる請求項3記載の湿式ガス
    処理装置において、 排ガス流れ方向に沿ってノズル噴流域まで垂直に延設す
    る少なくとも1の分割板の下端を吸収液貯溜部付近まで
    延在させ、該貯溜部内の吸収液の液位レベルの調整によ
    り、分割板の下端を選択的に吸収液内に没水させ、該分
    割板で分割されるガス流域の流路を選択的に開閉可能に
    構成したことを特徴とする湿式ガス処理装置。
  5. 【請求項5】 吸収塔下部に吸収液貯溜部を配し、その
    上方の吸収塔内にノズル部を位置させ、該ノズル部より
    上方に吸収液を噴流させてなる請求項3記載の湿式ガス
    処理装置において、 排ガス流れ方向に沿ってノズル噴流域まで垂直に延設す
    る少なくとも1の分割板の下端側を吸収液貯溜部側に昇
    降自在に構成し、該分割板の下端を選択的に下降させて
    吸収液内に没水させ、該分割板で分割されるガス流域の
    流路を選択的に開閉可能に構成したことを特徴とする湿
    式ガス処理装置。
  6. 【請求項6】 排ガス流れ方向に沿ってノズル噴流域ま
    で延設する少なくとも1の分割板の下端側を揺動可能に
    構成し、該下端側の揺動変向により、分割板で分割され
    るガス流域へのガス流入の流量制御若しくは開閉制御可
    能に構成したことを特徴とする請求項3記載の湿式ガス
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記分割板の下端が吸収塔内に導入され
    る排ガス導入部側に向け変向可能に構成され、前記導入
    部より吸収塔内に導入さた排ガスが、前記変向部に沿っ
    て整流されながらノズル噴流方向に導かれることを特徴
    とする請求項3記載の湿式ガス処理装置。
  8. 【請求項8】 前記分割板を排ガス流れ方向に対し略直
    交する方向に可動可能に構成し、該分割板の移動により
    分割されたガス流域の流路断面積を調整可能に構成した
    ことを特徴とする請求項3記載の湿式ガス処理装置。
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