JP2003061964A - 超音波診断装置 - Google Patents
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Abstract
像の平滑化を行い、微小構造物を抽出することで、肝硬
変の進行度をはじめ、均質な組織構造の中にある微小な
異常病変を観察することが可能な解析アルゴリズムを具
備した超音波診断装置を提供する。 【解決手段】 被検体に超音波パルスを照射することに
より断層像を得る超音波診断装置において、前記被検体
部位Pから発生するエコー信号の強度あるいは振幅情報
の統計的性質を用いて特定の信号を抽出する解析演算手
段(23、24、26)と、該解析演算手段より抽出し
た結果を表示する表示手段(14)とを備えたことを特
徴とする。
Description
超音波に依るエコー信号に基づき、被検体内の超音波画
像を得る超音波診断装置に関し、特に、そのエコー信号
の強度分布から被検体内の生体臓器中の微小な構造物を
抽出する機能を備えた超音波診断装置に関する。
にわたっており、超音波診断装置もその1つである。
ス反射法を用いて生体の軟部組織の断層像を得るタイプ
である。この撮像法は無侵襲で組織の断層像を得ること
ができ、X線診断装置、X線CTスキャナ、MRI装
置、および核医学診断装置など、他の医用モダリティに
比べて、リアルタイム表示が可能、装置が小形で比較的
安価、X線などによる被曝が無い、超音波ドプラ法に拠
り血流イメージングができるなど、多くの利点を有して
いる。このため、循環器(心臓)、腹部(肝臓、腎臓な
ど)、乳腺、甲状腺、泌尿器、および産婦人科などの診
断において広く利用されている。特に、超音波プローブ
を体表に当てるだけの簡単な操作によって心臓の拍動や
胎児の動きをリアルタイムに観察できること、X線被曝
の心配も無いことから何度も繰り返して検査できるこ
と、さらには、超音波診断装置をベッドサイドに移動さ
せて容易に検査を行うことができる等の利点が好まれて
いる。
は通常、種々の計測機能を有している。ここで言う「計
測」とは、被検体内の物理的事象を定量化することであ
り、計測結果は数値自体、及び/又は、数値に相当する
色や輝度などの量に変換されて提示される。
測機能の主なものを以下に列挙する。 1、形状計測:この形状計測機能により、例えば肝臓腫
瘍の大きさ、心筋の壁厚、胎児の大きさなどが計測され
る。 2、速度計測:この速度計測機能には、例えば、ドプラ
法を用いた動脈の血流速度、カラードプラ法を用いた肝
臓内血管の血流速度マッピングがある。 3、体積、流量などの計測:この計測機能により、例え
ば、心腔内のいくつかの長さを元にした心腔の容積推
定、造影剤の信号強度の経時変化からの血流量の計測が
行われる。
は、当然のことながら、疾病の重症度を評価する上で有
用な情報になるものが多い。例えば、腫瘍サイズや血管
内の逆流の程度などの情報はすぐさま、治療の必要性の
度合いを示している。
のではなくても、被検体の健康状態の診断に間接的に役
立つ計測情報も数多く存在している。むしろ、日常の身
近な計測としては、この方が一般的である。例えば、被
検体の身長、体重、血圧、或いは血液検査によって得ら
れる様々な数値などが、この範疇に入る。
線を画す事項として、医師の経験的な判断に拠る、定量
化に近い診断がある。この貴重な診断は、医療現場にお
いて随所にみることができる。例えば、このような診断
の一つに、肝臓の硬変度の診断がある。
されることにより肝臓内に繊維化組織が増え、次第に肝
細胞数が減り、肝臓が硬く縮小した状態になることを言
う。肝硬変の初期の段階では、患者の自覚症状もない上
に、超音波診断画像においても、その微小な繊維化構造
を視認することは難しい。しかしながら肝硬変度が高く
なるに連れ、肝臓実質のスペックルパタンの不均一さが
視認できるようになるため、医療現場ではこの不均一さ
を目視観察することで、肝硬変の度合いを判断する基準
としている。
タンとは、無数の散乱体が超音波の解像度以下の細かさ
で分布しているときに、散乱波の無数の重畳によってエ
コー信号強度に高い部分と低い部分とが生じる現象であ
る。これは、いわゆる干渉縞に近い物理現象であり、そ
のパタン自体は臓器の構造を直接に反映するものではな
いことは良く知られている。上記の肝硬変の観察も、ス
ペックルパタンが繊維化組織の構造の様子を直接は反映
していない。しかしながら、肝硬変の重症度が増すにつ
れて、このスペックルパタンが特徴的な視覚的パタンを
呈するため、これが診断に利用されているのである。
肝硬変の観察の際に参考とされる肝臓の断層像を模式的
に示す。同図(a)は、肝臓に異常の無い正常者の断層
像であり、肝臓のスペックルパタンと呼ばれる模様が比
較的一様に見えている。これに対し、同図(b)は、疾
病を持つ異常な肝臓の断層像を模式的に示しており、そ
のスペックルパタンが、上記同図(A)の画像に比べて
不均一になっていることが確認できる。
たときに、そのスペックルパタンの「均一さ」を目視観
察し、その不均一な様相が強い場合には、肝硬変の異常
肝の疑いがあると診断されるわけである。
「スペックルパタンの不均一さ」、すなわち「異常度」
が数値化されたケースはなく、あくまで診断は医師の経
験的な判断に拠っていた。
うな医師の経験的な判断による診断が人間のどのような
認識パタンの元で行われているのか、という疑問を客観
的に且つ科学的に解明しようという研究がなされるよう
になった。例えば: 1、 Yamaguchi T,Hachiya H,
“Modeling of the Cirrhoti
c Liver Considering the L
iver Lobule Structure”,Jp
n,J.App;.Phys.Vol.38(199
9)pp.3382−3392; 2、 大塚、山口、蜂屋:”病変肝の超音波Bモード画
像のシミュレーションによる検討”,信学技報,US9
6−16(1996−06),pp.15−22: 3、 菊池恒夫、中澤敏弘 他、”超音波診断装置のエ
コー波形スペクトル形状による間疾患定量診断技術の開
発”,日超医基礎技術研究会,BT−2000−31,
pp.9−15(2001);などの論文がある。
のスペックルパタンが肝硬変の進行に伴い変化していく
(図15(a)、(b)参照)理由は、肝硬変の進行に
伴い発生する結節と繊維化組織が、その進行と共に大き
さを増していく過程で超音波パルスに対して構造物とし
て認知されるに至ると、そのスペックルパタンにも構造
物としての情報が徐々に現れ、増加していくため、これ
に伴いその様相も徐々に変化していくものと考察されて
いる。
においても、この肝硬変の進行度を定量化しようという
試みがいくつかなされている。例えば、特願2000−
054201において、『超音波診断装置及び超音波に
よる組織正常の定量解析手法』なる発明がある。
明は、以下に示すようなスペックルパタンの統計的性質
に基づくものである。
ら反射されるエコー信号の輝度値の確率密度分布を示
す。確率・統計的な観点から言えば、散乱体がランダム
に分布しているならば、それらの散乱体から反射される
エコー信号の強度である振幅値の確率密度分布P(x)
は、P(x)=(x/σ2)exp(−x2/2σ2)
で表されるレイリー分布に従うことになる。ここでσ2
は分散を表し、平均0と規格化される。
散乱体(血管などの自明な構造物は除く)がランダムに
存在していると仮定できるので、肝臓を表すエコー信号
強度(振幅)の確率密度関数は図16(A)で示す曲線
51のようにレイリー分布を呈する。しかし肝臓に上述
のような繊維化構造が増加していくと、そのスペックル
パタンは構造物を反映するようになり、ランダムとは言
えなくなる。その結果、輝度の確率密度関数は、同図
(B)の曲線52に示すごとく、レイリー分布から逸脱
することになる。
あるかの判断は、エコー信号強度の確率密度分布曲線が
呈する概形を観察することにより可能となる。すなわ
ち、実測により得られた確率密度分布と理論値としての
レイリー分布との誤差がその評価の判断基準とされてい
る。
は、送信周波数、送信波数、送信口径などによって決定
されており、上述のような肝硬変における初期の繊維化
構造、あるいは組織の中に存在する微小な病変(一般的
な診断時の分解能の限界に近いかそれ以下の病変)は、
スペックルパタンに埋もれて見えないか、あるいはスペ
ックルパタンと識別が難しい状態で映像化されている現
状がある。肝硬変の診断としては、患者の自覚症状があ
まり出てこない初期段階で画像を元に診断できるのが理
想であるのだが、超音波診断には前述のような特性があ
るために、スペックルの中に微小構造物を見つけ、さら
に定量化することは非常に困難なことであった。
みてなされたものであり、その目的とするところは、ス
ペックルパタンの統計的性質を利用してスペックル部の
画像の平滑化を行うと共に微小構造物を抽出すること
で、肝硬変の進行度をはじめ、均質な組織構造の中にあ
る微小な異常病変を観察することが可能な解析アルゴリ
ズムを具備した超音波診断装置を提供することにある。
に、請求項1記載の発明は、被検体に超音波パルスを照
射することにより断層像を得る超音波診断装置におい
て、前記被検体部位から発生するエコー信号の強度ある
いは振幅情報の統計的性質を用いて特定の信号を抽出す
る解析演算手段と、該解析演算手段より抽出した結果を
表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
載の発明は、被検体に超音波パルスを照射することによ
り断層像を得る超音波診断装置において、前記パルスの
エコー信号のあるサンプル領域から第1の統計量を演算
する手段と、前記演算するサンプルの近傍に存在する別
のエコー信号から、前記エコー信号の振幅値がレイリー
分布に従う統計量を有する領域を探索する手段と、前記
探索した領域から、第2の統計量を演算する手段と、前
記第1、第2の統計量を利用して、前記サンプル領域の
前記エコー信号がレイリー分布に従うという仮説を検定
する検定処理を行う手段と、前記検定によって得られた
結果を用いて、前記サンプル領域の組織性状の重症度を
判定する手段と、前記判定した結果を表示部に画像ある
いは数値表示する機能とを具備したことを特徴とする。
載の発明は、被検体に超音波パルスを照射することによ
り断層像を得る超音波診断装置において、前記パルスの
エコー信号のあるサンプル領域から第1の統計量を演算
する手段と、前記演算するサンプルの近傍に存在する別
のエコー信号から、前記エコー信号の振幅値がレイリー
分布に従う統計量を有する領域を探索する手段と、前記
探索した領域から第2の統計量を演算する手段と、前記
第2の統計量を利用して、前記サンプル領域にCFAR
処理を施す演算手段と、前記CFAR処理の結果を表示
する表示手段とを具備したことを特徴とする。
基づき説明する。図1は、本実施形態における超音波診
断装置の制御構成を示すブロック図である。
能であるが、本実施例は超音波診断装置の場合について
説明する。また、診断部位は、正常時には比較的均質な
組織構造を持つ、肝臓、膵臓、心筋などに応用が可能で
あるが、本例では肝臓の肝硬変重症度を診断する場合に
ついて説明を行う。
形態における超音波診断装置は、被験者との間で超音波
信号の送受信を担う超音波プローブ12と、この超音波
プローブ12を駆動し且つ超音波プローブ12の受信信
号を処理する装置本体11と、この装置本体11に接続
され且つオペレータからの指示情報を装置本体11に入
力可能な入力装置13と、モニタ14を具備する。入力
装置13には、診断装置の制御や様々な画質条件設定を
行うことが可能な、ボタン、キーボード、トラックボー
ルなどが含まれる。
1,超音波受診ユニット22、Bモード処理ユニット2
3,ドプラ処理ユニット24、画像生成回路25,(本
発明で主要な)信号解析ユニット26、制御プロセッサ
(CPU)27、記憶媒体28,その他のインターフェ
ース29、を具備する。これらは集積回路などのハード
ウェアで構成されることもあるが、ソフトウェア的にモ
ジュール化されたソフトウェアプログラムである場合も
ある。
遅延回路及びパルサ回路といった送信回路から構成され
ており、また超音波受診ユニット22はA/D変換器、
加算器といった受信回路からなり、パルス状の超音波を
生成してプローブ12の振動素子に送り、被検体内の組
織で散乱したエコー信号を再びプローブ12で受信する
ことで受信信号を得る。
モード処理ユニット23に送られる。ここでエコー信号
対数増幅、包絡線検波処理などが施され、信号強度が輝
度の明るさで表現されるデータとなる。ドプラ処理ユニ
ット24は、エコー信号から速度情報を周波数解析し、
解析結果を画像生成回路25に送る。
走査線信号列から、テレビなどに代表される一般的なビ
デオフォーマットの走査線信号列に変換される、また種
々の設定パラメータの文字情報や目盛などと共に合成さ
れ、ビデオ信号としてモニター14に出力する。かくし
て被検体組織形状を表す断層像がモニタ14に表示され
る。また画像生成回路25には、画像データを格納する
記憶メモリを搭載し、例えば診断の後に操作者が呼び出
すことが可能となっている。
算機)としての機能を持ち、本超音波診断装置本体の動
作を制御する制御手段である。また本発明の信号解析に
おいても、必要なプログラムやデータを記憶媒体28か
ら信号解析ユニット26へ転送する旨の指令を送る。
う他、前述の種々の解析ソフトウェアプログラムを保管
している(詳細は後述する)。
ット22直後の出力信号(radio frequen
cy(RF)信号と呼ばれる)、もしくはBモード処理
部23通過後の画像輝度信号を読み込み、後述する本発
明の解析処理を行い、その結果を画像処理ユニット25
を経由して表示部に表示する、或いは記憶媒体28に保
存する、若しくはネットワークインターフェース29を
経由して外部のPC、プリンタなどに転送する。
ト26における解析手法について図2を基に説明する。
操作者によって選択される。この信号はRF信号を使用
する場合であっても、肝臓実質から得られたエコー信号
であることが望ましいので、図2のように画像内に領域
41(以下、ROI41と称す。)を指定することで、
空間的に対応するエコーデータが、信号解析ユニット2
6に取り込まれるようになっている。尚、本例ではRO
I41の形状は方形であるが、円形(楕円)、或いは自
由閉曲線などの指定も可能である。また、複数のROI
41を指定することも可能である。
処理が行われる。ここで、ROI41内のRF信号若し
くは画像輝度信号は、診断画像に空間的に対応した2次
元配列で番号付けされているものとする。例えば図3に
示すように、ROI41内にはx方向にNx個、y方向
にNy個、計Nx×Ny個のデータがあるものとする。
また、ROI41内にある点Pの座標を(x,y)とす
る(ただし1≦x≦Nx,1≦y≦Ny)。
して、以下に説明する演算処理が施される。
近傍領域が確保される。この近傍領域は点Pを中心とし
た円形である方がより理想的な形となるが、ここでは簡
単のため、図4に示すようにx方向に±a,y方向に±
bとなるような方形の領域で考えることにする。(注
意:図4の近傍領域は、図3のROI41内に含まれる
ものであり、一般的には図3に示すROI41より十分
小さい。)ここで、この近傍領域内にある点をQ(i,
j)、点P,Qにおける信号強度の値をそれぞれIp,
Iqとする。
る観点から平滑処理を施す。以下、この平滑処理につい
て一般的説明を行った後、本発明に係る平滑処理の具体
的説明を行うことにする。
る点の値に、近傍の点の情報(値)が幾分重み付けされ
ることで、いわゆる「ぼかし」の効果を得る処理のこと
である。従来の一般的な平滑化処理は、2点間の距離に
相関した重み付けがなされる場合が多い(すなわち近い
点の重み係数は大きく、遠い点の重み系数は小さい)。
>これに対して、本発明の手法による重み係数は2点間
の距離に無関係で、2点が統計的に似ているか否かとい
う「類似度」なる観点から決定される。上記点Pに対し
て、近傍の点Qの類似度が高い場合には、例えば1に近
い係数によって点Qの値が点Pに重み付けされ、類似度
が低い場合には、例えば0に近い係数によって点Qの値
が点Pに重み付けされる。このように、類似度によって
平滑化される処理を「コヒーレントフィルタ」処理と呼
ぶ。
を説明する。
る: W=D−|Iq−Ip|/σ …(1) ここで、σはROI41内のエコー信号強度の確率密度
分布から得られる標準偏差であり、Dは別途設定される
しきい値である(図5参照)。仮にW<0の場合(すな
わち、右辺第2項がしきい値Dより大きい場合)には、
点Qは点Pと「似ていない」と判断され、重み付けの対
象から除外される(これは統計学の検定という手法で、
棄却域をDと選んだ場合に相当する)。仮にW>0の場
合は点Qの振幅値IqはIpに重み付けされることにな
る。但し、その際の重み付け係数Cw(i,j)は、以
下のような強度の差の関数となる: Cw(i,j)=[1−{(Iq−Ip)/σD}2]
2。
て求め、点Pに加算したものが、演算後の点Pの値Ip
´となる: Ip´=Ip+{Σ(Cw(i,j)×Iq(i,
j))}/Ctot ただしCtotはCwの総加算量である。
更が可能であるが、言うまでもなく最適な条件が超音波
診断装置内に予め保管されるものとする。先に説明した
ように、エコー信号の振幅はレイリー分布に従うといっ
た統計的性質があるため、この棄却域Dは、レイリー分
布の確率密度関数から決定される。
示す。但し、(A)は原画像であり、対象は正常な肝臓
であるが、肝臓上部には境界が、また肝臓内にも比較的
大きな血管の断面といった構造物が確認されている例で
ある。そして、(B)が演算後の画像である。ここで標
準偏差σには、本データにおける肝臓実質内の比較的均
質な部分の統計量を元に計算した値を使用した。
「エッジぼけ」が発生し、画像の空間分解能が損なわ
れ、画像全体がぼやけてしまう。しかしながら、本手法
により得られた結果(B)を見ると、実質部の輝度はレ
イリー分布に従うスペックルパタンのため、互いの類似
性が認められ、結果として非常に大きな平滑化処理が施
されている。一方、肝臓境界壁や血管壁の構造物は、肝
臓実質部の統計的分布に従わないため、平滑処理の対象
にはならず、そのままの構造物として描出されている。
このように、本手法で得られる画像処理結果は、通常の
平滑処理に比べて、構造物の境界が非常に急峻であるこ
とが特徴である。
説明する。
ャンし、解析対象となる断面を選定する(S71)。次
に、解析するROIを指定する(S72)。次に、評価
関数に必要な標準偏差σを得る。この時、操作者によっ
て、標準偏差σを求めるためのROIを別途指定する方
法(S73)と、その時の画像全体のエコー信号から又
解析対象のROI内のデータから予め標準偏差σを演算
し、この値が呼び出される方法(S74)を選択するこ
とが可能である。次に、実際の解析が行われ(S7
5)、この解析結果が表示部に表示される(S76)。
この時、しきい値Dは任意の値をとるが、このしきい値
Dを変えることで、スペックルパタンとは類似しない、
すなわち構造物としての認識の度合いが変化することに
なるため、前記解析結果に応じてしきい値Dの値を変化
させ、再計算を行う(S77)。繰り返して行った演算
の結果、所望の画像が得られた時点で解析は終了する
(S78)。
1>次に、本解析演算の精度を向上させるための第一手
法について説明する。
をシステムに入力することで、本発明の超音波診断装置
は、専用の送受信条件に変化する。これは、以下のよう
な目的を達成するためである: [1]取得データのサンプル数増大による解析精度向上
…解析は統計的性質を利用するため、エコーデータのサ
ンプル数は多い方がよい。しかし単に送受信回数を増や
すのみでは、同じ情報を持つエコー信号を取るばかり
で、実質的な情報量の増大にはならない。本目的を達成
するために、送受信の走査線密度は、通常の診断時のそ
れより多くなる、例えば2倍、4倍となる。もしくは、
同一走査線に対して、周波数の異なる送信条件にて複数
回の超音波送受信を行う。
リアルタイム観察能力の低下につながるため、解析直前
までは、通常の走査線条件でシステムは稼働し、解析開
始のタイミング(操作者が指示するなど)で、本送受信
条件に変化するようになっている。
波の基本性質上、高周波帯域で送受信を行う方が解像度
は高く、空間的な情報量は多いと言える。その一方、高
周波数では音波の減衰が大きく、深部領域まで受信信号
が取得できないという問題が生じる。これを解決するた
めに、同一走査線での同一の送受信数が増大し、RF信
号レベルで加算平均処理が行われる。例えば2回の同一
受信RFデータの加算平均処理を施すと、ランダムノイ
ズは低減し定常なエコー信号振幅レベルは約6dB増加
する。この手法も前記[1]と同様に、走査線密度の増
大はフレームレート低下によるリアルタイム観察能力の
低下につながるため、解析直前までは、通常の走査線条
件でシステムは稼働し、解析開始のタイミング(操作者
が指示するなど)で、本送受信条件に変化するようにな
っている。
もつ媒体などが存在すると、受信信号は飽和してしまう
場合がある。また操作者が装置上のゲイン設定などを誤
ると、同様に受信信号飽和が起こる。信号が飽和する
と、信号の統計量が変わり誤った解析結果を提示してし
まう危険性が生じる。本システムにおいては、受信信号
の取り得る最大値の情報を基に、図1に示す信号解析ユ
ニット26は、超音波受信ユニット22の信号レベルを
監視し、最大値に至る信号が発生した場合(或いは、そ
れに近い値が発生した場合)、解析を中止し、操作者に
再計測を促すメッセージを表示する。
析ユニット26には複数フレーム分のRFデータを保管
するメモリが具備され、図8に示すように、近傍(x,
y)に加えて複数フレームz方向の情報を加味し、3次
元的な近傍に対して前述の解析処理(コヒーレントフィ
ルタ処理)を施すことも可能である。この場合、z方向
の信号の情報量を増やすためには、プローブを動かすこ
とで生体内のスキャン面を経時的に変化させることが望
ましいが、我々の検討では、例えプローブを意図的に動
かさなくとも、操作者の微小な動きあるいは被験者の心
拍、呼吸といった動きによって、エコー信号の情報が経
時的に変化することが確認され、上記複数フレームによ
る解析により、本手法の解析精度が向上する。
ペックルパタンから構造物という特徴量が抽出され、新
たな情報として診断に利用されることを目的とするが、
それでもなお解析前のエコー像を再確認したいという状
況も発生する。解析前の診断画像の情報は、図1の信号
解析ユニット26が記憶するか、あるいは一旦、記憶媒
体28に記録されることで保持され、解析後であっても
入力装置を使った操作者の呼び出し指令で、モニタ14
に表示することが可能となる。その際の表示形態として
は、並列表示、重畳表示、あるいはボタン入力などで交
互に入れ替わるような表示が可能となっている。
断装置では、解析領域として指定されたROIの部分
を、解析前、解析時、あるいは解析後に拡大して表示す
ることが可能となっている。一般的に、画像生成回路で
処理される診断画像の情報は、表示部にテレビフォーマ
ットとして表示される画素数よりも多い。よって、この
場合の拡大表示とは、単に写真などを拡大するのとは異
なり、ROI内の表示される情報量自体が増える結果と
なる。さらに、前述のように本発明による送受信制御法
(アイデア[1])では、走査線密度も従来法に比べて
密となっているため、この拡大表示は、診断画像の精査
を行う場合などに有利となる。
2>次に、本解析演算の精度を向上させるための第二手
法について説明する。
る場合、画像の局所領域を「標本(サンプル)」として
解析するのが一般的である。なぜならば、診断画像には
組織の領域の他に、血管、臓器境界、胆嚢などが含まれ
ており、これらを含んだまま解析するのは誤差を大きく
する結果を生んでしまうからである。
から母集団を推定する手法として、「検定」という統計
的手法がよく知られる。これは、母集団の性質について
1つの仮説を立て、標本の性質を調べることによって、
この仮説を棄却するか否かを判定するという手法であ
る。
る。
を立てる。正常な肝臓から得られるエコー信号の振幅の
集合は、前述したようにレイリー分布に従うことが知ら
れている。従って、取り出した標本がこの仮説が当ては
まるか否かを判定するのが検定という手法である。
検定など様々な方法があるが、その手法自体は既に広く
知られているため、その詳細についてはここでは省略す
る。
の検定を利用しようとした場合、以下の問題が生じるこ
とになる。
集団に相当する「正常な組織」の統計量が直接的に得ら
れないということである。この統計量は、「肝硬変の患
者が正常な肝臓だった場合の平均値、或いは分散値」を
意味しており、この値を肝硬変の患者(肝硬変の疑いの
ある患者)から取得することは不可能である。また、こ
の値は、正常な肝臓を持つ別の被検体(人体)のエコー
信号から求めた平均値、分散値では意味をなさない。な
ぜなら、これらの統計量は超音波の照射音圧やゲイン設
定によって変化するからである。この問題は、たとえ診
断装置の設定を同一にしたとしても、前記値が被検体の
生体減衰の違いなどで変わるために、問題の解決にはな
らない。
被検体から、「正常組織」の統計量として相応しい局所
領域を抽出して、これを母集団の統計量(分散値σ2、
標準偏差σ)として利用する手法をとる。
信号を基に、診断画像と同様な空間配置(図8参照)を
行ったものから算出した分散値σ2を示す前記肝臓の解
析結果である。以下に図中A,Bの曲線の解析手法を説
明する。
を取るための一定サイズの小領域R01を設定し、その
位置を少しずつずらしながらその平均値μ、分散σ1 2
を計算し、この分散値σ1 2を表示したものが、図9に
示す曲線Aである。B:次に、上記の平均値μを、以下
の式に代入して分散σ2 2を求めたのが、曲線Bであ
る。 σ2 2=(4/π―1)μ …(1) 上記式(1)は、サンプルの確率密度分布が「レイリー
分布に従う」という仮定が成り立つときのみ有効であ
る。従って、仮にサンプルが非レイリー分布の場合に
は、この式(1)は成立しない。
間(1)の範囲では、両者の値はほぼ一致している。こ
のことから、区間(1)においては式(1)を用いて計
算した分散値σ2 2と実際に求めた分散値σ1 2がほぼ
一致するものであろうと予測することができる。従っ
て、この区間(1)においては、サンプルの確率密度分
布はレイリー分布にほぼ従うものと判断することができ
る。
値は大きく異なっている。これは、式(1)が成り立っ
ていないことを示している。従って、この区間(2)に
おいては、サンプルの確率密度分布が非レイリー分布で
ある可能性が強いと判断することができる。
囲が局所的にでも見つかるという事実である。このよう
に、肝硬変と診断される組織領域内であっても、サンプ
ルの位置を変えながら探索することで、レイリー分布に
従う小領域を見つけることが可能となる。
布と似た分散値を持つサンプルを探索し(図11参
照)、この分散値を母集団の分散σ0 2をとし、且つそ
の近傍の解析領域内の分散値をσ1 2とした上で、両者
の値から検定を行う。このように、「擬似的な母集団の
分散」を探索によって得ることが本発明の特徴である。
つかの種類があり、既に広く行われる手法であるため、
ここではその記載を省略することにする。また、ここで
の「検定」とは、広く解釈すれば、「サンプルがレイリ
ー分布を示すか否か」を判断する判断方法であり、特に
厳密な検定方法を用いなくとも良い。例えば、上記σ 1
2とσ2 2との比が2倍以上であれば棄却するといった
方法であってもよい。
却されれば、その領域は「非レイリー」であるとして判
断されることになる。
は、所謂、Constant False Alarm
Rate処理(CFAR処理)に応用することも可能
である。このCFARとは、超音波診断装置と原理が類
似しているレーダーの技術でよく知られている手法であ
る。
に示している(このようにビデオ輝度信号に対して行う
CFAR処理はLOG/CFAR処理と呼ばれるが、こ
こでは単にCFAR処理と称す。)。本例においては、
雲に代表される散乱物の中に飛行機に代表される信号が
3個含まれている。
が、輝度情報として表示された場合、上記散乱物の影響
でこの抽出物が見にくくなる場合がある。そこで、この
散乱物を除くために、あるしきい値以下を表示させな
い、所謂ゲイン調節が行われることになる。
図に示すT1をしきい値とすれば、点Cは抽出されない
ことになる。また、同図に示すT2をしきい値とする
と、点Cは表示されるが、代わりに点A付近の散乱物が
視認されることになる。そこで、このような場合には、
さらにCFAR処理が行われることになる。
て、その点自身を除いた近傍の信号の平均値をこの点X
から減算し、その後改めて表示のしきい値を設定する処
理のことを言う。
このCFAR処理を施すと、図13のような結果とな
る。同図から明らかなように、このCFAR処理を施す
ことにより散乱物の全体の傾きは除去され、点A〜Cを
抽出するためのしきい値T3を容易に設定することが可
能になる。
である。
位が比較的良好に抽出できたという論文報告もあるが、
CFARは、抽出すべき点が疎らに存在する場合に良好
に行えるものであり、抽出すべき点が密に存在する場
合、すなわち進行した肝硬変などを想定した場合には、
理論的にうまくいかないことが解っている。なぜなら、
上記「近傍の平均値」には散乱物のみでなく隣接した抽
出点も含まれるので、もはや非レイリー性を示すことに
なる(図14参照)。従って、このような場合、減算結
果は過小評価となる。
いて近傍のレイリー分布を呈する領域を探索し、そこか
ら求めた平均値を用いることで、前述の抽出物が疎な場
合と同程度の精度を保つことができる。
って棄却された部分は正常組織でない可能性が高い。そ
こで、本例では、この部分の断層像を表示し、棄却され
なかった部分は、例えば輝度値を0として黒く表示する
ことにする。このような手法により、疾患部位の可能性
がある部分を強調して表示することができる。
輝度画像において、上記棄却された領域を赤色などに彩
色表示するという強調表示方法も考えられる。
得られた後も、元のBモード断層像を観察できれば、解
析結果の確認やオリジナルの組織性状を確認するのに便
利である。
表示画像と元のBモード断層像は、操作者の指示(例え
ばボタン操作)によって切り替え表示が可能に構成する
ものとする。また、並列して1画面に同時に表示するこ
とも可能とする。
の手法で得られた母集団の分散値σ0 2、或いは関心領
域の分散値σ1 2、若しくはその平方根(標準偏差)、
さらにはその平均値μは表示部に表示することが可能に
構成するものとする。
の解析により得られた平均値、分散値等、各領域のサン
プルデータは、言うまでもなく図16に示したような確
率密度分布で表示されるものとする。さらに、本発明で
は、解析後に操作者が指定した画像上の1点あるいは局
所領域についての確率密度曲線を別画面にて表示するこ
とも可能である。
波診断装置及びその解析手法によれば、超音波診断の際
に、目視ではスペックルパタンとの分別が難しい、超音
波パルスの分解能の限界に近い構造物の存在を、統計的
な性質を用いて抽出し、視認が容易な画像を生成するこ
とで、肝硬変の重症度の診断をより容易に行うことが可
能となる。
ブロック図である。
析領域の指定を行う場合の説明図である。
析領域のデータの並びを示す概念図である。
析領域中の1点に対して平滑処理のために使用される領
域を示す図である。
るための概念図である。
によって得られる画像例である。
フロー図である。
ームを用いて平滑処理を行う際の概念図である。
図8に示す診断画像と同様な空間配置を行ったものから
算出した分散値σ2を示す前記肝臓の解析結果である。
方法を説明するための説明図である。
分散値を持つサンプルを探索する過程を示す概念図であ
る。
である。
結果を示す図である。
進行した肝硬変などを想定した場合の従来手法の平均値
とレイリー部探索後の平均値の違いを示す図である。
いを表す模式図である。
布の違いを表す模式図である。
確率密度分布 52…繊維化構造が増加した肝臓から反射されるエコー
信号の輝度値の確率密度分布 P…被検体 T1…しきい値 T2…しきい値 T3…点A〜Cを抽出するためのしきい値
Claims (17)
- 【請求項1】 被検体に超音波パルスを照射することに
より断層像を得る超音波診断装置において、前記被検体
部位から発生するエコー信号の強度あるいは振幅情報の
統計的性質を用いて特定の信号を抽出する解析演算手段
と、該解析演算手段より抽出した結果を表示する表示手
段とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項2】 前記解析演算手段は、前記解析対象とな
るエコー信号の中の第1信号振幅値と第2信号振幅値の
類似度を検定によって判定する判定手段を備えたことを
特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。 - 【請求項3】 前記解析演算手段は、前記第1信号振幅
値と第2信号振幅値の類似度によって決まる重みを数値
化する数値化手段と、この数値化された重みを使って、
前記第1信号振幅値と第2信号振幅値とを重み付け平均
する平均化手段とをさらに備えたことを特徴とする請求
項2記載の超音波診断装置。 - 【請求項4】 前記平均化手段は、加重平均によって前
記第1信号振幅値に関する新たな数値を得ることを特徴
とする請求項3記載の超音波診断装置。 - 【請求項5】 前記平均化手段は、前記第1信号振幅値
と第2信号振幅値の類似度が高い場合には前記第2信号
振幅に大きな重み係数を乗算し、前記第1信号振幅値と
第2信号振幅値の類似度が低い場合には前記第2信号振
幅に小さな重み係数を乗算し、重み付けされた該第1及
び第2の信号振幅を加重平均することを特徴とする請求
項4記載の超音波診断装置。 - 【請求項6】 前記解析演算手段は、前記エコー信号が
画像データに変換される前のデータを取り込んで、当該
データを前記解析演算に用いるデータ取込み手段を備え
たことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一
項に記載の超音波診断装置。 - 【請求項7】 前記加重平均の結果を、被検体の断層面
と空間的に対応するように再構築し、表示する表示手段
をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6
のいずれか一項に記載の超音波診断装置。 - 【請求項8】 前記表示手段は、被検体の断層面と空間
的に対応するように再構築された前記加重平均の結果
を、解析前の診断画像と並列表示、あるいは重畳表示す
る手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の超音波
診断装置。 - 【請求項9】 前記類似度の検定は、信号振幅の確率密
度分布がレイリー分布に従う理論値からなる確率密度分
布に従う仮説から、検定を行うことを特徴とする請求項
1乃至請求項8のいずれか一項に記載の超音波診断装
置。 - 【請求項10】 前記検定のための棄却域を操作者によ
って設定可能な手段をさらに備えたことを特徴とする請
求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の超音波診断
装置。 - 【請求項11】 前記超音波診断装置は、前記解析手段
で解析を行う領域に対して超音波を送受波する送受信手
段を含み、前記送受信手段は、前記解析を行う領域と他
の領域で異なる送受信条件で送受信を行うように構成さ
れたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項1
0のいずれか一項に記載の超音波診断装置。 - 【請求項12】 前記エコー信号の強度演算時に信号強
度の飽和状態を監視する監視手段と、この飽和状態が生
じたときに再計測を指令する再指令手段とを備えたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に
記載の超音波診断装置。 - 【請求項13】 被検体に超音波パルスを照射すること
により断層像を得る超音波診断装置において、前記パル
スのエコー信号のあるサンプル領域から第1の統計量を
演算する手段と、前記演算するサンプルの近傍に存在す
る別のエコー信号から、前記エコー信号の振幅値がレイ
リー分布に従う統計量を有する領域を探索する手段と、
前記探索した領域から、第2の統計量を演算する手段
と、前記第1、第2の統計量を利用して、前記サンプル
領域の前記エコー信号がレイリー分布に従うという仮説
を検定する検定処理を行う手段と、前記検定によって得
られた結果を用いて、前記サンプル領域の組織性状の重
症度を判定する手段と、前記判定した結果を表示部に画
像あるいは数値表示する機能とを具備したことを特徴と
する超音波診断装置。 - 【請求項14】 被検体に超音波パルスを照射すること
により断層像を得る超音波診断装置において、前記パル
スのエコー信号のあるサンプル領域から第1の統計量を
演算する手段と、前記演算するサンプルの近傍に存在す
る別のエコー信号から、前記エコー信号の振幅値がレイ
リー分布に従う統計量を有する領域を探索する手段と、
前記探索した領域から第2の統計量を演算する手段と、
前記第2の統計量を利用して、前記サンプル領域にCF
AR処理を施す演算手段と、前記CFAR処理の結果を
表示する表示手段とを具備したことを特徴とする超音波
診断装置。 - 【請求項15】 前記演算するサンプルの近傍に存在す
る別のエコー信号から前記エコー信号の振幅値がレイリ
ー分布に従う統計量を有する領域を探索する手段は、前
記近傍のエコー信号サンプルから得られた平均値μを、
レイリー分布を仮定して算出された分散値σ2 2と、前
記サンプルから直接計算した分散値σ2 2を比較し、両
者の比が1に近いサンプルを探す手段であることを特徴
とする請求項14記載の超音波診断装置。 - 【請求項16】 前記σ1 2,σ2 2を各々の値を表示
部に表示する表示手段をさらに具備したことを特徴とす
る請求項15に記載の超音波診断装置。 - 【請求項17】 被検体に超音波パルスを照射すること
により断層像を得る超音波診断装置において、表示診断
画像に解析領域をユーザによって指定することが可能な
機能と、前記解析領域の統計量を演算する演算機能と、
前記解析領域に対応する前記σ1,σ2を各々の値を表
示部に表示する機能とを具備したことを特徴とする請求
項15に記載の超音波診断装置。
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