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JP2003048844A - ウレアーゼ活性阻害剤 - Google Patents

ウレアーゼ活性阻害剤

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Publication number
JP2003048844A
JP2003048844A JP2001235894A JP2001235894A JP2003048844A JP 2003048844 A JP2003048844 A JP 2003048844A JP 2001235894 A JP2001235894 A JP 2001235894A JP 2001235894 A JP2001235894 A JP 2001235894A JP 2003048844 A JP2003048844 A JP 2003048844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
urease
activity inhibitor
urease activity
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001235894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Shibata
英之 柴田
Masato Nagaoka
正人 長岡
Hiroshi Hatano
博 籏野
Masako Nakazawa
真子 中沢
Sachiko Matsumoto
幸子 松本
Yoshitaka Tominaga
恵隆 富永
Ritsuo Aiyama
律男 相山
Teruo Yokokura
輝男 横倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yakult Honsha Co Ltd
Original Assignee
Yakult Honsha Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yakult Honsha Co Ltd filed Critical Yakult Honsha Co Ltd
Priority to JP2001235894A priority Critical patent/JP2003048844A/ja
Publication of JP2003048844A publication Critical patent/JP2003048844A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の化学療法剤に代わってウレアーゼの活
性を阻害する安全な薬剤を提供すること。 【解決手段】 クレンピ(苦楝皮)抽出物、コウボク
(厚朴)抽出物、コウブシ(香附子)抽出物、サンヘン
ズ(山扁豆)抽出物、ヒカイ(卑解)抽出物、チョウト
ウコウ(釣藤鈎)抽出物、カヤノミ抽出物、シテイ(柿
蔕)抽出物、ゴカヒ(五加皮)抽出物、カシュウ(何首
烏)抽出物、サッパン(Sappan)抽出物、台湾鈎藤抽出
物、海風藤抽出物、ジュレーマ プレタ(Jurema-Pret
a)抽出物、紅藤抽出物、ナンキョウ抽出物、クルミ抽
出物およびチャノキ抽出物から選ばれる植物抽出物の1
種または2種以上を有効成分として含有することを特徴
とするウレアーゼ活性阻害剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植物抽出物を有効成
分として含有するウレアーゼ活性阻害剤に関し、更に詳
細には、医薬品や食品添加用剤として主に微生物の産生
するウレアーゼを阻害し、ウレアーゼに起因する疾病
や、ウレアーゼを産生する微生物自身を除菌することの
できるウレアーゼ阻害剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ウレアーゼは尿素の加水分解を触媒する
酵素であり、これにより尿素は二酸化炭素とアンモニア
となる。このウレアーゼは細菌、糸状菌等の微生物、ナ
タ豆等の高等植物、下等動物、人等のほ乳類の口腔内、
胃粘膜、赤血球等から見出されている。
【0003】ところで、微生物で見出されているウレア
ーゼが、当該微生物由来のウレアーゼであることはいう
までもないが、例えば、動物等で見出されているウレア
ーゼも、動物等に寄生している微生物由来のものである
ことが多い。そしてウレアーゼを産生する微生物の中に
は、宿主である動物等の疾病の原因の一つとなるものも
ある。
【0004】例えば、ヘリコバクター・ピロリ菌(以
下、「ピロリ菌」という)は胃炎または胃潰瘍患者の胃
生検材料中に高率で検出されると報告されており(Wall
en et.al., Lancet, 1273-1275, 1993)、胃炎や胃もし
くは十二指腸潰瘍の発症への関与が次第と明らかにされ
てきているが、この微生物もウレアーゼを産生すること
が知られている。
【0005】このピロリ菌が胃粘膜細胞を傷害するメカ
ニズムについては、従来より種々研究がなされており、
ほぼ次の通りとされている。即ち、ピロリ菌は他の大腸
菌と同様に口から入って胃に到達し、その有する鞭毛を
使って粘液層を泳いで胃粘膜層に至り、胃粘膜細胞に接
着する。そして、ここで自らの産生するウレアーゼによ
り尿素を分解し、この結果生じるアンモニアで胃酸を中
和し、好ましい生活環境を整備して増殖を開始する。こ
のピロリ菌の胃の粘膜上皮細胞への接着(感染)によれ
ば、第1に、胃の粘膜細胞から、好中球の走化性因子で
あるIL−8が放出され、感染部位に好中球が集まる。
第2に、ピロリ菌が好中球の活性化因子を産生放出し、
これによって活性化された上記好中球は、血管の内皮細
胞に粘着しやすくなり、これが粘膜の微小循環障害の原
因となるとともに、更に同微小循環障害の起因物質とし
て知られているプロテアーゼ、フリーラジカル(活性酸
素)、ロイコトリエン等を産生する。第3に、ピロリ菌
の産生するウレアーゼの作用により生成されたアンモニ
アが、上記フリーラジカルと反応して胃粘膜細胞等を傷
害する事物であるモノクロラミンを生成する。かくし
て、炎症が惹起され、進展するのである。
【0006】また、ピロリ菌による胃粘膜傷害は、上記
した炎症反応のほかにも、例えばウレアーゼの作用によ
り産生されるアンモニア自体の胃粘膜への攻撃、ピロリ
菌自体が産生するサイトトキシン(空胞化毒素)による
粘膜細胞の空胞化変性等をもその要因とすると考えられ
る。
【0007】このように、ピロリ菌の有するウレアーゼ
は、消化管関係の疾患の他、いくつかの疾病の原因とな
るものであるため、そのウレアーゼの抑制が求められて
いる。
【0008】一方、ウレアーゼを産生する微生物とし
て、変形プロテウス菌が知られているが、この微生物
は、尿路感染により尿中の尿素をアンモニアに分解し、
リン酸結石症や腎盂腎炎を誘発させると考えられている
(特開昭52−151158号)。
【0009】また、腸管内微生物にもウレアーゼを産生
するものが存在し、消化管内容物や粘液成分中の尿素を
分解してアンモニアを生成する。生成したアンモニアは
腸管から吸収されて血液中にはいるが、肝機能障害等が
ある場合にはこれらのアンモニアが代謝されず高アンモ
ニア血症等を誘発することがある。従って、ウレアーゼ
はこうした病態に間接的に寄与しているとも考えられ
る。
【0010】更に、糞尿中の微生物由来のウレアーゼ
が、糞尿からアンモニアと炭酸ガスを発生させ、強い不
快臭を生じさせる要因となることが知られており(特開
2000−125779)、またこのウレアーゼの働き
によって生じたアンモニアが皮膚pHを上昇させた結
果、プロテアーゼやリパーゼの活性が高まり、乳幼児の
おむつかぶれを誘発する要因となることも知られてい
る。
【0011】このようなウレアーゼを産生する微生物の
増殖を抑制するために、従来は抗菌剤が主に用いられて
いた。この抗菌剤としては、主に抗生物質の利用が試み
られており、例えばピロリ菌の場合、先頃、抗菌剤とし
てアモキシシリン、クラリスロマイシンを用い、これに
プロトンポンプ阻害剤(PPI)を加えた三種の化学療
法剤を組み合わせた3剤併用除菌療法が保険適用となっ
た。しかしながら、上記除菌療法は比較的多量の薬剤の
投与が必要となるため、その副作用、特に耐性菌の出現
は無視できない問題となる。
【0012】この一方では、微生物を殺菌するのでな
く、微生物の産生するウレアーゼの活性を阻害すること
も検討されている。このために使用される薬剤として
は、ヒドロキシ尿素や、ヒドロキサム酸誘導体、ランプ
ラゾールおよびその誘導体等が知られているが(特開平
7−118153号)、重篤な副作用を有するものもあ
り、より安全性の高い薬剤が求められていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実状の
元に行われたものであり、微生物の産生するウレアーゼ
の活性を十分に阻害することができ、しかも安全性の高
いウレアーゼ阻害剤の提供をその課題とするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ウレアー
ゼ阻害活性を有する天然物質について鋭意検索を行って
いたところ、いくつかの植物抽出物は高いウレアーゼ活
性阻害作用を有する事を発見した。
【0015】そして、上記植物抽出物のウレアーゼ活性
阻害作用は、ピロリ菌等のウレアーゼを産生する微生物
の増殖の抑制を可能とする程度に高く、当該微生物が関
係する疾病に対しても有効な予防薬・治療薬となり得る
ことを見出した。また、上記植物抽出物を食品形態とし
ても、そのウレアーゼ阻害活性作用は損なわれず、それ
を摂取することで疾病の予防剤・治療剤となり得ること
を見出し、本発明を完成した。
【0016】すなわち、本発明は、クレンピ(苦楝皮)
抽出物、コウボク(厚朴)抽出物、コウブシ(香附子)
抽出物、サンヘンズ(山扁豆)抽出物、ヒカイ(卑解)
抽出物、チョウトウコウ(釣藤鈎)抽出物、カヤノミ抽
出物、シテイ(柿蔕)抽出物、ゴカヒ(五加皮)抽出
物、カシュウ(何首烏)抽出物、サッパン(Sappan)抽
出物、台湾鈎藤抽出物、海風藤抽出物、ジュレーマ プ
レタ(Jurema-Preta)抽出物、紅藤抽出物、ナンキョウ
抽出物、クルミ抽出物およびチャノキ抽出物から選ばれ
る植物抽出物の1種または2種以上を有効成分として含
有することを特徴とするウレアーゼ活性阻害剤を提供す
るものである。
【0017】また、本発明は上記ウレアーゼ活性阻害剤
を含有することを特徴とする医薬品を提供するものであ
る。
【0018】更に、本発明は上記ウレアーゼ活性阻害剤
を含有することを特徴とする飲食品を提供するものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本明細書において、前記植物抽出
物の原料となる植物の名称は、1992年食品と科学社
発行の「天然物便覧」
【第12版】、保育社発行の「和漢薬百科図鑑」(I)
及び(II)、保育社発行の「原色日本薬用植物図鑑」
又は上海科学技術出版社発行の「中薬大辞典」の記載ま
たはこれらに準じたものである。
【0020】本発明のウレアーゼ活性阻害剤において、
有効成分として利用される、クレンピ(苦楝皮)抽出
物、コウボク(厚朴)抽出物、コウブシ(香附子)抽出
物、サンヘンズ(山扁豆)抽出物、ヒカイ(卑解)抽出
物、チョウトウコウ(釣藤鈎)抽出物、カヤノミ抽出
物、シテイ(柿蔕)抽出物、ゴカヒ(五加皮)抽出物、
カシュウ(何首烏)抽出物、サッパン(Sappan)抽出
物、台湾鈎藤抽出物、海風藤抽出物、ジュレーマ プレ
タ(Jurema-Preta)抽出物、紅藤抽出物、ナンキョウ抽
出物、クルミ抽出物およびチャノキ抽出物は、それら自
体漢方薬及び食品添加物として全知のものであり、本発
明のウレアーゼ阻害剤としての使用に当たって、その産
地、製法、形態、成分組成等には特に限定はなく、従来
より漢方薬及び食品添加物として市販されているものを
そのまま本発明に有効成分として利用することができ
る。しかしながら、これらの各植物抽出物がウレアーゼ
に対する阻害作用を示すことは未だ知られていなかっ
た。
【0021】本発明で用いられる植物抽出物は、上記の
ように既に知られているものであるが、その抽出方法の
例を示せば以下の通りである。
【0022】クレンピ抽出物は、センダン科トウセンダ
ン(Melia toosendan)又はセンダン(Melia azedarach)の
根皮又は樹皮、あるいは果実(センレンシ(川楝子)と
もいう)を水、エタノール等の親水性溶媒又はその他の
有機溶媒で抽出することにより得られる。得られたクレ
ンピ抽出物はトリテルペン類等を成分として含むもので
ある。
【0023】コウボク(厚朴)抽出物は、モクレン科ホ
ウノキ(和厚木、Magnolia obovata)、カラホオ(湖北
厚木、Magnolia officinalis)、または温州厚木(Magn
oliaofficinalis var. biloba)の幹および枝の樹皮又
は花(花厚木)を水、エタノール等の親水性溶媒又はそ
の他の有機溶媒で抽出することにより得られる。得られ
たコウボク抽出物は、β-オエデスモール等のセスキテ
ルペン、マグノロール、ホーノキオール等のフェニルプ
ロパノール及びその配糖体等を成分として含むものであ
る。
【0024】コウブシ(香附子)抽出物は、カヤツリグ
サ科ハマスゲ(Cyperus rotundus)又は同属のC. frabe
lliformis、C. difformis、C. glomeratus、C. iria、
C. michelianus、C. rotundus等の根茎を水、エタノー
ル等の親水性溶媒又はその他の有機溶媒で抽出すること
により得られる。得られたコウブシ抽出物はシペレン等
のセスキテルペン類等を成分として含むものである。
【0025】サンヘンズ(山扁豆)抽出物は、マメ科カ
ワラケツメイ(Cassia nomame)又は同属植物であるCas
sia nictitansの種子を水、エタノール等の親水性溶媒
又はその他の有機溶媒で抽出することにより得られる。
得られたサンヘンズ抽出物は、アントラキノン類等を成
分として含むものである。
【0026】ヒカイ(卑解)抽出物は、ヤマイモ科粉背
薯蕷(Dioscrea hypoglauca)又は同属植物である叉蕊
薯蕷(D. collettii)、福州薯蕷(D. fatschauensi
s)、オニドコロ(D. tokoro)、タチドコロ(D. graci
llima)、の根又は根茎を水、エタノール等の親水性溶
媒又はその他の有機溶媒で抽出することにより得られ
る。得られたヒカイ(卑解)抽出物は、ジオスゲニン等
のトリテルペン類及びジオスシン等のトリテルペン配糖
体等を成分として含むものである。
【0027】チョウトウコウ(釣藤鈎)抽出物は、アカ
ネ科トウカギカズラ(Uncaria sinensis)、大葉鉤藤
(U. macrophylla)又は同属植物であるカギカズラ(U.
rhynchophylla)の鈎棘を水、エタノール等の親水性溶
媒又はその他の有機溶媒で抽出することにより得られ
る。得られたチョウトウコウ抽出物は、リンコフィリン
等のインドールアルカロイド等を成分として含むもので
ある。
【0028】カヤノミ抽出物は、イチイ科カヤ(Torrey
a nucifera)又は同属植物であるT.grandisの種子を
水、エタノール等の親水性溶媒又はその他の有機溶媒で
抽出することにより得られる。得られたカヤノミ抽出物
は、ヌシフェロール等の精油及び脂肪油等を成分として
含むものである。
【0029】シテイ(柿蔕)抽出物は、カキ科カキ(Di
ospyros kaki)又は同属植物であるタイワンマメガキ
(D. morrisiana)、ヤワラケガキ(D. eriantha)の宿
存花萼を水、エタノール等の親水性溶媒又はその他の有
機溶媒で抽出することにより得られる。得られたシテイ
抽出物は、ウルソール酸等のトリテルペン等を成分とし
て含むものである。
【0030】ゴカヒ(五加皮)抽出物は、ウコギ科五加
(Acanthopanax gracilistylus)、ウコギ(A. siebold
ianus)又は同属植物であるエゾウコギ(A. senticosu
s)、マンシュウウコギ(A. sessiliflorus)、ヤマウ
コギ(A. spinosus)、葉五加(A. henryi)、輪傘五加
(A.verticillatus)、喬木五加(A. evodiaefoliu
m)、蜀五加(A. setchuenensis)、藤五加(A. leucor
rhyzus)の根皮または葉を水、エタノール等の親水性溶
媒又はその他の有機溶媒で抽出することにより得られ
る。得られたゴカヒ抽出物は、リグナン類、サポニン等
を成分として含むものである。
【0031】カシュウ(何首烏)抽出物は、タデ科ツル
ドクダミ(Polygonum multiflorum)の塊根を水、エタ
ノール等の親水性溶媒又はその他の有機溶媒で抽出する
ことにより得られる。得られたカシュウ抽出物は、クリ
ソファノール等のアントラキノン類等を成分として含む
ものである。
【0032】サッパン(Sappan)抽出物は、マメ科スホ
ウ(Caesalpinia sappan)の心材を水、エタノール等の
親水性溶媒又はその他の有機溶媒で抽出することにより
得られる。
【0033】台湾鈎藤抽出物は、タイワンカギカズラ
(Uncaria kawakamii)の鈎棘を水、エタノール等の親
水性溶媒又はその他の有機溶媒で抽出することにより得
られる。得られた台湾鈎藤抽出物は、リンコフィリン等
のインドールアルカロイド等を成分として含むものであ
る。
【0034】海風藤は、コショウ科フウトウカズラ(Pi
per kadsura)のつる性の茎を水、エタノール等の親水
性溶媒又はその他の有機溶媒で抽出することにより得ら
れる。得られた海風藤抽出物はフトキシド等を成分とし
て含むものである。
【0035】ジュレーマ プレタ(Jurema-Preta)抽出
物は、マメ科Acacia juremaの樹皮を水、エタノール等
の親水性溶媒又はその他の有機溶媒で抽出することによ
り得られる。
【0036】紅藤抽出物は、アケビ科大血藤(Sargento
doxa cuneata)の茎を水、エタノール等の親水性溶媒又
はその他の有機溶媒で抽出することにより得られる。得
られた紅藤抽出物は、タンニン等を成分として含むもの
である。
【0037】ナンキョウ抽出物は、ショウガ科ナンキョ
ウソウ(Alpinia galanga)の根を水、エタノール等の
親水性溶媒又はその他の有機溶媒で抽出することにより
得られる。
【0038】クルミ抽出物は、クルミ科クルミ(Juglan
s mandshurica var.sachalinensis)の果実を水、エタ
ノール等の親水性溶媒又はその他の有機溶媒で抽出する
ことにより得られる。
【0039】チャノキ抽出物は、ツバキ科チャノキ(Th
ea sinensis)の茎を水、エタノール等の親水性溶媒又
はその他の有機溶媒で抽出することにより得られる。得
られたチャノキ抽出物は、カテキン類を成分として含む
ものである。
【0040】本発明のウレアーゼ活性阻害剤は、上記各
植物抽出物を有効成分とし、これを適当な製剤担体と組
み合わせることにより調製される。本発明のウレアーゼ
活性阻害剤を医薬品とする場合には、通常、上記植物抽
出物と共に薬学的に許容される製剤担体を用い、一般的
な医薬製剤の形態とすれば良い。
【0041】当該医薬品へのウレアーゼ活性阻害剤の配
合割合は、ウレアーゼ活性阻害剤に用いられる植物抽出
物の種類および当該植物の有する薬理作用等に応じて当
業者にとり適宜決定されるが、例えば、ナンキョウ抽出
物ならば、50〜300mg程度である。
【0042】本発明における上記医薬品の投与単位形態
としては、各種の形態が治療目的に応じて選択でき、そ
の代表的なものとしては錠剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁
剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、坐剤、注射剤(液剤、
懸濁剤等)、軟膏剤等が挙げられる。
【0043】また、当該医薬品に用いられる薬学的に許
容される製剤担体としては、上記の製剤形態に応じ、通
常使用される充填剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤
剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤あるいは賦形剤を使
用することができる。
【0044】なお、製剤の形態が錠剤の場合は、必要に
応じ通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣鍵、ゼラチン
被包碇、腸溶被錠とすることもできる。また、本発明薬
剤が液剤、乳剤、懸濁剤等の注射剤として調製される場
合、これらは殺菌され且つ血液と等張であるのが好まし
く、等張性の溶液を調整するに充分な量の食塩、ブドウ
糖あるいはグリセリンを本発明薬剤中に含有させてもよ
く、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加
してもよい。更に、本発明薬剤中には、必要に応じて着
色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等や他の医薬品を
含有させることもできる。
【0045】上記医薬品の投与方法は特に制限がなく、
各種製剤形態、患者の年齢、性別その他の条件、疾患の
程度等に応じて決定される。例えば錠剤、丸剤、液剤、
懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤は経口投与され、
注射剤は単独で又はブドウ糖、アミノ酸等の通常の補液
と混合して静脈内投与され、更に必要に応じ単独で筋肉
内、皮内、皮下もしくは腹腔内投与され、坐剤は直腸内
投与される。
【0046】上記医薬品の投与量は、その用法、患者の
年齢、性別その他の条件、疾患の軽度等により適宜選択
されるが、体重1kg当り通常有効成分である各植物抽
出物の乾燥重量として約0.5〜20mg/日程度とす
るのがよく、該製剤は1日に1〜4回に分けて投与する
ことができる。
【0047】また、本発明のウレアーゼ活性阻害剤は、
これをパン類、菓子類、ドリンク類等に添加する、食品
添加用剤の形態とすることもできる。この食品添加用剤
は、常法に従って、一般的によく知られている他の食品
素材(原料成分)に加えることにより、ウレアーゼ活性
阻害作用を有する飲食品を得ることができる。
【0048】上記飲食品に調製される場合に用いられる
他の食品原料成分としては、特に限定はなく食品分野で
慣用されるものの何れでもよく、これには例えば小麦
粉、澱粉、糖、油脂類等の各種蛋白質、脂質、糖質原料
やその他ビタミン、ミネラル等を例示できる。
【0049】更に、本発明のウレアーゼ活性阻害剤は、
通常慣用される配合量範囲内の、炭酸水素ナトリウム及
び(または)炭酸ナトリウム等の発泡剤およびクエン
酸、酒石酸、フマル酸、アスコルビン酸等の有機酸(中
和剤)の組合わせに配合し、常法に従い例えば直接粉末
圧縮法、乾式または湿式顆粒圧縮法により、発泡剤形態
の飲食品に調製することもできる。
【0050】
【作用】本発明のウレアーゼ活性阻害剤は、ウレアーゼ
を産生する微生物、例えば、ピロリ菌、変形プロテウス
菌等が産生するウレアーゼの活性を阻害し、これらに起
因する疾患や病変を予防することができるものである。
【0051】また、それに留まらず、例えば胃中のピロ
リ菌の除菌剤としても作用する。すなわち、ピロリ菌は
ウレアーゼ活性により尿素をアンモニアに代え、これに
より胃酸中の塩酸の作用を抑えて胃中で生存している
が、このウレアーゼ活性を阻害するため、ピロリ菌がア
ンモニアにより塩酸を中和することができなくなり、結
果的に死滅するのである。
【0052】このような作用により、本発明のウレアー
ゼ活性阻害剤は、特にウレアーゼを産生する微生物が原
因の一つとなっている疾病の予防剤や治療剤、例えば、
ピロリ菌や変形プロテウス菌が原因の一つとなっている
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍等の疾病の予防剤や治療剤
となり得るのである。
【0053】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例に何ら制約されるも
のではない。
【0054】製 造 例 1 植物抽出物およびその調製:植物抽出物として、クレン
ピ(苦楝皮)抽出物、センレンシ(川楝子)抽出物、コ
ウボク(厚朴)抽出物、コウブシ(香附子)抽出物、サ
ンヘンズ(山扁豆)抽出物、ヒカイ(卑解)抽出物、チ
ョウトウコウ(釣藤鈎)抽出物、カヤノミ抽出物、シテ
イ(柿蔕)抽出物、ゴカヒ(五加皮)抽出物、カシュウ
(何首烏)抽出物、サッパン(Sappan)抽出物、台湾鈎
藤抽出物、海風藤抽出物、ジュレーマプレタ(Jurema-P
reta)抽出物、紅藤抽出物、ナンキョウ抽出物、クルミ
抽出物およびチャノキ抽出物を使用した。これら植物抽
出物の調製は、1992年食品と科学社発行の「天然物
便覧(第12版)」に記載ないしはそれに準じた下記の
方法により行った。
【0055】(1)冷メタノール抽出物の調製 乾燥した生薬をそのまま、または粉砕し、メタノールを
加えて約一週間室温で冷振して冷メタノール抽出液を得
た。次いでこの抽出液の固形分をろ過して除き、減圧下
濃縮、乾固して冷メタノール抽出物を得た。抽出に使用
した各生薬の重量、溶媒量および抽出物量を表1に示し
た。なお、各生薬は特に記載されていない場合には市場
品である。
【0056】
【表1】
【0057】(2)冷アセトン抽出物の調製 乾燥した生薬をそのまま、または粉砕し、アセトンを加
えて約一週間室温で冷振して冷アセトン抽出液を得た。
次いでこの抽出液の固形分をろ過して除き、減圧下濃
縮、乾固して冷アセトン抽出物を得た。抽出に使用した
各生薬の重量、溶媒量および抽出物量を表2に示した。
なお、各生薬は市場品である。
【0058】
【表2】
【0059】(3)熱水抽出物の調製 乾燥した生薬をそのまままたは粉砕し、水を加えて約3
時間還流した。固形分をろ過して除き、減圧下濃縮した
後凍結乾燥して抽出物を得た。抽出に使用した各生薬の
重量、溶媒量および抽出物量を表3に示した。なお、各
生薬は市場品である。
【0060】
【表3】
【0061】実 施 例 1 ナタマメ由来ウレアーゼ活性阻害試験:製造例1で得ら
れた各植物抽出物うち、表4に記載した植物抽出物のウ
レアーゼ活性阻害作用を、ナタマメ由来ウレアーゼを用
いて試験した。なお、カヤノミ抽出物としてはカヤノミ
の冷メタノール抽出物を使用した。まずエッペンチュー
ブに、100mMのPBS(pH7.4)20μl、製
造例1で調製した各試料溶液30μl、ジャックビーン
ウレアーゼ(シグマ製)溶液(2U/ml)50μlを
添加し、37℃で10分間静置反応させた。この反応液
に、25mMの尿素溶液を50μl添加し、37℃で反
応させた。正確に30分後、この反応液に4%のトリク
ロロ酢酸(TCA)溶液を600μl添加し、10,0
00rpmで5分間遠心した。上清20μlを96穴マ
イクロプレートに移し、ウレアーゼテストキット(和光
純薬工業製)の発色試薬A、BおよびCをそれぞれ20
μl、10μlおよび20μl添加して反応生成物のア
ンモニアを発色させた。標準液には、濃アンモニア溶液
の2000倍希釈液(70μg/ml)を用い、これを
段階希釈して上清の代わりに添加した。反応後、630
nmにおける吸光値を測定した。また、対照としての試
料非添加コントロールについても同様の測定をした。な
お、阻害活性(%)は、以下の式にて算出した。また、
IC50となる各試料溶液の濃度をウレアーゼ阻害活性
として下記評価基準で評価した。その結果を表4に示し
た。
【0062】
【式1】阻害活性(%)=(吸光度対照群−吸光度
被険群)/吸光度対照群X100
【0063】 <評 価> < 内 容 > +++ : IC50<0.16mg/ml ++ : IC50<0.8mg/ml + : IC50<2mg/ml
【0064】
【表4】
【0065】表4より、本発明の植物抽出物が、優れた
ウレアーゼ活性阻害効果を奏することが分かった。
【0066】実 施 例 2 ピロリ菌由来ウレアーゼ活性阻害試験: (1)ピロリ菌由来ウレアーゼの調製 製造例1で得られた各植物抽出物のウレアーゼ活性阻害
作用を、ピロリ菌由来ウレアーゼを用いて試験した。ま
ず、ヘリコバクター・ピロリ標準株(ATCC4350
4)を微好気条件下、10%ウシ胎児血清を含むブルセ
ラ・ブロス(Brucella Broth;BECT
ON DICKINSON製)中で24時間培養した
後、3,000rpmで10分間遠心して菌を回収し、
冷PBSで1回洗浄した。ここに脱イオン水を加え、1
分間(5秒間x6、5秒インターバル)超音波にて処理
した。菌破砕液にプロテアーゼインヒビターカクテル1
錠(ベーリンガー製)を添加し、溶解後15,000r
pmにて30分間遠心し、上清を0.22μmフィルタ
ーでろ過した。処理液を脱塩カラム(PD−10、ファ
ルマシア製)にて処理し、溶媒をPBSに置換し、MW
10,000のモルカットにて濃縮した。この濃縮液に
終濃度50%となるようグリセロールを添加し、4℃に
て保存した。
【0067】(2)ウレアーゼ阻害活性測定法 エッペンチューブに、100mMのPBS(pH7.
4)を20μl、製造例1で調製した試料のうちコウボ
ク、カシュウ、サッパン、海風藤、ジュレーマプレタ、
ナンキョウ、クルミ、チャノキの各試料溶液30μl、
ピロリ菌由来ウレアーゼ溶液(ウレアーゼ活性2U/m
l相当)50μlを添加し、37℃で10分間静置し
た。反応液に、25mM尿素溶液を50μl添加し、3
7℃で反応した。正確に30分後、反応液に600μl
の4%TCA溶液を添加し、10,000rpmで5分
間遠心した。上清20μlを96穴マイクロプレートに
移し、ウレアーゼテストキット(和光純薬工業製)の発
色試薬A、BおよびCをそれぞれ20μl、10μl、
20μl添加して反応生成物のアンモニアを発色させ
た。標準液には、濃アンモニア溶液の2000倍希釈液
(70μg/ml)を用い、これを段階希釈して上清の
代わりに添加した。反応後、630nmにおける吸光値
を測定した。阻害活性(%)を実施例1と同様に算出
し、同様の評価基準により評価した、その結果を表5に
示す。
【0068】
【表5】
【0069】表5より、コウボク抽出物、カシュウ抽出
物、サッパン抽出物、海風藤 抽出物、ジュレーマ プ
レタ抽出物、ナンキョウ抽出物、クルミ抽出物およびチ
ャノキ抽出物が優れたピロリ菌ウレアーゼ阻害活性を奏
することが分かった。
【0070】実 施 例 3 パンの製造:植物抽出物として、製造例1で調製した試
料のうち、クレンピ、コウボク、カシュウ、カヤノミ、
サッパン、海風藤の抽出物を用いた。常法に従い以下に
示す配合で、パンを製造した。
【0071】 < 配合 > < 重量部 > 小麦粉 52 上白糖 3 練乳 4 無塩バター 3 卵 3 精製塩 1 生イースト 1.5 水 31.5 植物抽出物 1
【0072】これらのパンは何れも特徴的なハーブ風味
があり、味も良好であり、通常のパンと比べても遜色の
ないものであった。
【0073】実 施 例 4 茶様飲料の製造:植物抽出物として、製造例1で調製し
た試料のうち、クレンピ、コウボク、コウブシ、カシュ
ウ、カヤノミ、サッパン、海風藤の抽出物を用いた。常
法に従い烏龍茶葉70gを90℃のイオン交換水1kg
に添加し、5分間攪拌抽出を行った。得られた烏龍茶を
150メッシュステンレスフィルターを用いて濾過後、
抽出液を30℃以下に冷却し、3,000rpmで10
分間処理して清澄液を得た。これを水で8倍希釈後、ア
スコルビン酸ナトリウム0.03%を添加し、重曹を加
えてpHを約6.5に調整した。調整後、各植物抽出物
を全量の0.05%添加し、茶様飲料とした。
【0074】得られた茶様飲料は、いずれも特徴的なハ
ーブ風味があり、味も良好であり、茶飲料として好まし
い風味を有するものであった。
【0075】実 施 例 5 製剤の製造:植物抽出物として、製造例1で調製した試
料のうちはクレンピ、コウボク、カシュウ、カヤノミ、
サッパン、海風藤を用いた。植物抽出物の必要量を取
り、腑形剤、崩壊剤および滑沢剤として、アビセル(旭
化成(株)製)、繊維素グリコール酸カルシウム(EC
G)、サナルミン(協和化学工業(株)製)、ステアリ
ン酸マグネシウム、軟質無水ケイ酸を常法に従い、以下
に示す配合で混合し、直打錠剤とした。
【0076】 < 配合 > < 重量(g) > 植物抽出物 1350 ステアリン酸マグネシウム 45 ECG 120 アビセル 375 軽質無水ケイ酸 60 サナルミン 300
【0077】
【発明の効果】本発明のウレアーゼ阻害剤で用いる植物
抽出物、すなわち、クレンピ(苦楝皮)抽出物、コウボ
ク(厚朴)抽出物、コウブシ(香附子)抽出物、サンヘ
ンズ(山扁豆)抽出物、ヒカイ(卑解)抽出物、チョウ
トウコウ(釣藤鈎)抽出物、カヤノミ抽出物、シテイ
(柿蔕)抽出物、ゴカヒ(五加皮)抽出物、カシュウ
(何首烏)抽出物、サッパン(Sappan)抽出物、台湾鈎
藤抽出物、海風藤抽出物、ジュレーマ プレタ(Jurema-
Preta)抽出物、紅藤抽出物、ナンキョウ抽出物、クル
ミ抽出物およびチャノキ抽出物から選ばれる植物抽出物
は、有効成分となるこれら植物抽出物自体が生薬・食品
成分であるため、多量の服用(投与)によっても安全で
あり且つ副作用等も非常に少ないものである。
【0078】また、本発明のウレアーゼ阻害剤は微生物
由来のウレアーゼの活性を阻害可能なため、ウレアーゼ
の活性が阻害されると生存が出来ないような微生物の除
菌も可能である。
【0079】従って、このウレアーゼ阻害剤を有効成分
とする医薬品や飲食品は、微生物が産生するウレアーゼ
が原因の一つとなっている疾病の予防及び治療や、ウレ
アーゼを産生する微生物自体の除菌を目的として好適に
用いることができるものである。 以 上
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 1/30 A23L 1/30 B 2/38 2/38 C 2/52 A61P 1/04 A61P 1/04 31/04 31/04 43/00 111 43/00 111 A23L 2/00 F (72)発明者 籏野 博 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 (72)発明者 中沢 真子 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 (72)発明者 松本 幸子 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 (72)発明者 富永 恵隆 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 (72)発明者 相山 律男 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 (72)発明者 横倉 輝男 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 Fターム(参考) 4B017 LC03 LG15 4B018 MD61 ME11 4C088 AB03 AB12 AB14 AB16 AB24 AB36 AB42 AB43 AB45 AB59 AB65 AB79 AB81 AB84 AC03 AC04 AC05 AC06 AC11 AC13 BA08 BA09 BA10 CA06 CA07 NA14 ZA68 ZB35 ZC20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレンピ(苦楝皮)抽出物、コウボク
    (厚朴)抽出物、コウブシ(香附子)抽出物、サンヘン
    ズ(山扁豆)抽出物、ヒカイ(卑解)抽出物、チョウト
    ウコウ(釣藤鈎)抽出物、カヤノミ抽出物、シテイ(柿
    蔕)抽出物、ゴカヒ(五加皮)抽出物、カシュウ(何首
    烏)抽出物、サッパン(Sappan)抽出物、台湾鈎藤抽出
    物、海風藤抽出物、ジュレーマ プレタ(Jurema-Pret
    a)抽出物、紅藤抽出物、ナンキョウ抽出物、クルミ抽
    出物およびチャノキ抽出物から選ばれる植物抽出物の1
    種または2種以上を有効成分として含有することを特徴
    とするウレアーゼ活性阻害剤。
  2. 【請求項2】 阻害するウレアーゼが微生物由来のもの
    である請求項第1項記載のウレアーゼ活性阻害剤。
  3. 【請求項3】 阻害するウレアーゼがヘリコバクター・
    ピロリ菌由来のものである請求項第1項記載のウレアー
    ゼ活性阻害剤。
  4. 【請求項4】 請求項第1項記載のウレアーゼ活性阻害
    剤を含有することを特徴とする医薬品。
  5. 【請求項5】 抗菌剤である請求項第4項記載の医薬
    品。
  6. 【請求項6】 胃炎の予防剤または治療剤である請求項
    第4項記載の医薬品。
  7. 【請求項7】 胃潰瘍または十二指腸潰瘍の予防剤また
    は治療剤である請求項第4項記載の医薬品。
  8. 【請求項8】 請求項第1項記載のウレアーゼ活性阻害
    剤を含有することを特徴とする飲食品。
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