[go: up one dir, main page]

JP2002335998A - Vegfの生物活性を定量するためのvegf応答性細胞をベースとしたアッセイ - Google Patents

Vegfの生物活性を定量するためのvegf応答性細胞をベースとしたアッセイ

Info

Publication number
JP2002335998A
JP2002335998A JP2002032736A JP2002032736A JP2002335998A JP 2002335998 A JP2002335998 A JP 2002335998A JP 2002032736 A JP2002032736 A JP 2002032736A JP 2002032736 A JP2002032736 A JP 2002032736A JP 2002335998 A JP2002335998 A JP 2002335998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vegf
activity
vector
reporter
cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002032736A
Other languages
English (en)
Inventor
Brian Batley
ブライアン・バトリー
Tawny Kay Dahring
トーニ・ケイ・ダーリング
Sotirios K Karathanasis
ソーティリオス・コンスタンティーノウ・カーラサナシス
Robert Lee Panek
ロバート・リー・パーネック
Ye Edward Tian
イェー・エドワード・ティアーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Warner Lambert Co LLC
Original Assignee
Warner Lambert Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Warner Lambert Co LLC filed Critical Warner Lambert Co LLC
Publication of JP2002335998A publication Critical patent/JP2002335998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/74Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving hormones or other non-cytokine intercellular protein regulatory factors such as growth factors, including receptors to hormones and growth factors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6897Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids involving reporter genes operably linked to promoters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2333/00Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
    • G01N2333/435Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from animals; from humans
    • G01N2333/475Assays involving growth factors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2500/00Screening for compounds of potential therapeutic value

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 VEGFの生物活性を定量するためのVEG
F応答性細胞をベースとしたアッセイのための方法の提
供。 【解決手段】 このアッセイはサンプル中のVEGF生
物活性を定量する方法において、確立されたシグナル伝
達経路を利用することからなる。すなわち、VEGF活
性をアッセイするサンプルを、発現可能なレポーターエ
レメントおよびそれに隣接して配置されるDNA結合部
位を有するレポーターベクター、リン酸化可能なタンパ
ク質およびDNA結合部位に特異的に結合するDNA結
合ドメインをコードする遺伝子からなるキメラ的トラン
ス活性化が可能なベクター、ならびにVEGF活性を示
すレポーターエレメントの発現の存在を検出するVEG
F受容体の遺伝子をコードする発現ベクターによってト
ランスフェクトされた細胞からなる安定な細胞系と接触
させる工程、ついでレポーターエレメントの発現がVE
GF活性を示すレポーターエレメントを発現させる工程
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は一般的にサンプル中の血管内皮増
殖因子(VEGF)の検出に関する。特に、本発明はV
EGFの生物活性の測定に使用するためのVEGF応答
性細胞をベースとしたアッセイに関する。
【0002】
【背景技術】VEGFには血管形成の促進を含む多数の
生物学的性質が知られている。他の性質には内皮細胞の
遊走、内皮細胞の増殖、インビトロ毛細血管の形成、内
皮細胞のアポトーシスの阻害、およびインビボにおける
血管透過性の増大による浮腫の産生がある。
【0003】VEGFは多くの重要な生物学的性質を有
するので、VEGFおよびその性質の検出のためのアッ
セイの重要性が増大してきた。
【0004】これまでに開発されたインビトロバイオア
ッセイの一つはVEGFに応答して遊走するヒト臍帯静
脈内皮細胞(HUVEC)の能力に基づくものである。
このバイオアッセイは、まずラット−2(Rat−2)細
胞をウイルスでトランスフェクトし、その結果VEGF
タンパク質を産生する細胞を得、ついで産生されたタン
パク質抽出液についてHUVECの遊走刺激能を試験す
る各工程を包含する。このアッセイは細胞の条件付け培
地においてVEGFタンパク質によって刺激された内皮
細胞の遊走の証明に使用できるものではあるが、このア
ッセイには時間のかかる多くの工程が包含され、これら
の自動化は容易ではない。
【0005】最近、VEGFは高血圧症を有する患者に
おける心血管系疾患のリスクのマーカーになりうること
が提案された。患者のVEGFおよび/またはFLT−
2レベルの測定は高血圧症治療の有効性のインディケー
ターになり得る。
【0006】VEGFの重要性が明らかに増大している
現在では、従来のアッセイほど複雑ではなく、自動化可
能で、またVEGF受容体(VEGF−R)/FLK−
1シグナル伝達経路につながるレポータータンパク質に
直接連結するVEGF応答性アッセイをもつことは有利
であるとともに望ましい。
【0007】
【発明の開示】本発明はサンプル中のVEGF活性を定
量する方法を提供する。本発明はまた、VEGF受容体
を修飾する化合物を同定するために有用な二次スクリー
ニングに関する。
【0008】本発明はまた、VEGF機能のインヒビタ
ーとして化合物をスクリーニングするための一次スクリ
ーニング機構を提供する。
【0009】本発明はまた、VEGF生物活性を定量す
るために有用であり、VEGF機能またはVEGF受容
体機能を修飾する化合物のスクリーニングに有用な安定
な細胞系を提供する。
【0010】以下の詳細な説明を添付の図面と関連させ
て考慮しながら参照すれば、本発明の他の利点は容易に
明らかにされ、よりよく理解されるもの確信する。図面
において:図1(A)は、VEGF応答性アッセイを例示
するグラフであり、様々な血清とのプレインキュベーシ
ョン条件の効果をルシフェラーゼ発現の増加の関数とし
て示す。この場合、細胞はVEGF添加24時間前に接
種し、VEGF添加48時間後に収穫した。図1(B)
は、図1(A)に示したグラフと類似のVEGF応答性ア
ッセイを例示するグラフであり、アッセイに用いたVE
GFの濃度は図1Aにおける25ng/mLに対して50ng
/mLまで上昇させた。図2は、VEGF受容体で安定に
トランスフェクトされたHela-ルシフェラーゼHLR−
ELK−1細胞系におけるルシフェラーゼの発現に対す
る細胞密度およびVEGF121濃度の効果を例示する。
図3は、HLR−ELK−1細胞系におけるルシフェラ
ーゼのVEGF刺激産生を例示するグラフであり、この
場合、VEGF121濃度を変動させ各ウエルに接種する
細胞数は約50,000の一定に維持した。図4は、V
EGF受容体で安定にトランスフェクトされたHLR−
ELK−1細胞系におけるルシフェラーゼのVEGF刺
激産生を例示するグラフであり、この場合、各ウエルに
接種する細胞数は約 50,000 の一定に維持し、VEGF
121の濃度は変動させた。図5は、VEGF受容体細胞
系におけるルシフェラーゼの産生に対するVEGF抗体
の効果を例示する。図6はVEGF-受容体(VEGF
R)細胞系におけるルシフェラーゼの産生を例示するグ
ラフであり、この場合、インキュベーション時間を24
時間および48時間について比較した。図7は、VEG
F受容体細胞系におけるルシフェラーゼの産生の刺激に
至適なVEGF濃度を例示するグラフである。図8は、
VEGF受容体細胞系におけるVEGF誘導ルシフェラ
ーゼ産生に至適な時間を例示するグラフである。図9
は、VEGF受容体細胞系におけるVEGF刺激ルシフ
ェラーゼの産生に対する化合物ZD4190(既知VE
GF受容体チロシンキナーゼの阻害剤)の効果を例示す
るグラフである。図10は、VEGF受容体細胞系をA
dVEGF121でトランスフェクトしたのちにおけるルシ
フェラーゼの産生を例示するグラフである。図11は、
AdVEGF121でトランスフェクトしたラット-2 細胞
からの培地を用いたVEGF刺激を受けたルシフェラー
ゼの産生を例示するグラフである。
【0011】
【発明の詳述】本発明は、VEGFの生物活性を定量す
るための、VEGF応答性細胞をベースとしたアッセイ
およびそれに使用する安定な細胞系を提供する。本発明
のアッセイは、血漿、細胞培養培地、組織からの組織抽
出液もしくはVEGF DNA配列でトランスフェクト
された細胞またはそれらの組み合わせを包含する生物学
的サンプルに由来するVEGFの生物活性の測定を可能
にする。本発明の方法はまた、VEGF受容体特にFL
K−1の新規な小分子修飾物質(インヒビターまたはア
クティベーター)を同定するための高スループットスク
リーニングおよび二次スクリーニングにおける使用に適
合させることができる。
【0012】本発明のアッセイは、発現可能なレポータ
ーエレメントおよびそれに隣接して配置されるDNA結
合エレメントを有するレポーターベクターで安定にトラ
ンスフェクトされたHeLa 細胞からなる安定なVEG
F応答性細胞系を利用する。好ましくは、レポーターベ
クターには、結合エレメント好ましくはGAL4 結合エ
レメントに連結する基本的プロモーターエレメント好ま
しくはTATAボックスの下流に配置される検出可能な
遺伝子産物をコードする遺伝子が包含される。安定な細
胞系はまたCMVプロモーター駆動ELK-1 転写因子
(これはMAPキナーゼ経路に結ばれる)をコードする
ベクターによりトランスフェクトされ、酵母GAL4D
NA結合ドメインならびに酵母GAL4 結合エレメント
駆動ルシフェラーゼレポーター構築体に融合される。マ
ウスFLK−1VEGF受容体を発現できる遺伝子をコ
ードする第三のベクターもこの細胞にトランスフェクト
され、これから発生する安定な細胞系はVEGFの存在
下に検出可能な遺伝子産物(ルシフェラーゼ発現)のア
ップレギュレーションを証明するために使用することが
できる。すなわち確立されたシグナル伝達経路を利用し
てVEGF生物活性がアッセイされ得る。
【0013】一般に、既知のシグナル伝達関連および/
または経路を利用して、VEGFの生物活性をアッセイ
するサンプルを上述のような安定な細胞系を含有する容
器中に配置する。サンプル中にVEGFが存在すれば、
VEGFは、安定な細胞系により発現されるFLK−1
を活性化する。VEGF受容体として知られる活性化さ
れたFLK−1はついでMAPキナーゼを活性化する
(Kroll & Waltenberger,J.Biol.Chem. 1997, 272:3252
1-32527; Doanesら, Biochem. Biophys. Res. Comm. 19
99, 255: 545-548)。活性化MAPキナーゼは、融合ト
ランス活性化タンパク質をリン酸化する(ELK−1融
合GAL4DNA結合ドメイン[dbd])。リン酸化され
た融合タンパク質は、ルシフェラーゼ発現を活性化する
レポーターベクターのGAL4 DNA結合部位に結合す
る。ルシフェラーゼの発現は本技術分野において周知の
技術を用いて検出することができる。ルシフェラーゼの
存在または発現はサンプル中のVEGF活性を指示す
る。
【0014】
【実施例】以下の実施例は本発明をさらに例示する。実
施例は単に本発明の例示を意図するものであり、限定を
意味するものではない。
【0015】方法 細胞系の産生 GAL4ルシフェラーゼレポーターならびにGAL4D
NA結合ドメインおよび転写因子ELK−1のトランス
活性化ドメインから構成される融合タンパク質(GAL
4−ELK−1融合)を発現するベクターで安定にトラ
ンスフェクトされたHeLa細胞は Stratagene Inc. か
ら購入した。これらの細胞は、CMV駆動FLK−1発
現ベクター(Ludwig Institute, Germany承認)および
Invitrogenから入手したHeLa細胞中 Zeocin選択発現
ベクター(pcDNA3.1/zeo(+), #V860−20)
でコトランスフェクトした。適当な抗生物質で選択後、
VEGFに対してルシフェラーゼの発現増大によって応
答する安定なトランスフェクタントを同定した。
【0016】細胞培養およびルシフェラーゼアッセイ 至適にトランスフェクトされたVEGF受容体細胞系
(以下、クローン#5と呼ぶ)を10%ウシ胎児血清
(FBS)、ゲネチシン(250μg/mL)、ハイグロマイ
シンB(100μg/mL)およびゼオシン(100μg/mL)を
含むダルベッコ修飾イーグルメジウム(Life Technolog
ies, Gaithersburg, MD)中に維持した。細胞を24ウ
エル培養プレート中に接種して付着させたのち、VEG
121(298-VS−005, R & D Systems, Minneapolis, M
D)を指示した濃度で添加してルシフェラーゼの産生を
刺激した。ルシフェラーゼ活性は刺激24〜48時間後
Promega Corporation(E151, Madison, WI)から入手
できるルシフェラーゼアッセイシステムの技術説明書に
略述されたようにして測定した。細胞をPBSで洗浄後
200μLの1×レポーター溶解緩衝液中で溶解させた。プ
レート全体を−80℃で凍結し、細胞の溶解を進行させ
た。解凍して細胞抽出液50μLを96ウエルプレート
に移した。ルシフェラーゼアッセイ試薬を自動的に注入
し、生成した光をマイクロプレートルミノメーターで測
定した。
【0017】実施例1 ルシフェラーゼ活性に対する血清プレインキュベーショ
ン条件の影響 VEGFの添加24時間前に細胞をウエルに播種した。V
EGF25ng/mLの添加48時間後に細胞を収穫した。
細胞を様々な条件:(1)10%FBS、(2)0.2%FB
S、(3)血清なし、または(4)ニュートリドーマ、血清
を含まないメジウム補充物とプレインキュベートした。
結果は図1Aに示す。至適血清プレインキュベーション
条件は10%FBS中プレインキュベーションであるこ
とが見出された。添加するVEGF濃度を50ng/mLに
増大させたほかは同一の実験を行った。結果は図1Bに
示す。VEGF濃度の増大はルシフェラーゼの発現を上
昇させることが見出された。
【0018】実施例2 細胞密度およびVEGF121濃度のルシフェラーゼ発現
に及ぼす影響 細胞は上述のように調製した。VEGF121の添加24時
間前に細胞をウエルに接種した。VEGF121をそれぞ
れ25および50ng/mLの濃度で細胞に加えた。ウエル
に接種した細胞を50、100、150および200K
/ウエルの密度で試験した。結果は図2に示す。
【0019】実施例3 親細胞系(HLR−ELK−1)におけるVEGFに対
する用量応答 細胞は上述のように調製した。50K/ウエルを接種
し、実験中を通じて10%FBS中に維持した。VEG
121を添加する24時間前にウエルに細胞を接種し、V
EGF121の添加48時間後に細胞を収穫し、分析した。
結果を図3に示す。結果は親細胞系が対照と同様、VE
GF121刺激に応答を示さないというものであった。
【0020】実施例4 VEGF受容体で安定にトランスフェクトされたHLR
−ELK−1細胞系の用量応答 細胞は上述のように調製した。細胞をFLK−1VEG
F受容体を発現するプラスミドベクターでトランスフェ
クトし、50K/ウエルに接種し、実験中を通じて10
%PBS中に維持した。接種24時間後にVEGF121
添加し、VEGF121の添加48時間後に細胞を収穫し
た。VEGF121の濃度10、25、50、75、10
0および150ng/mLで試験した。ルシフェラーゼ発現
の最大増加はVEGF121濃度100ng/mLにおいて図
4に示すように認められた。
【0021】実施例5 VEGF受容体細胞系の用量応答特異性 VEGF受容体細胞系の用量応答特異性を証明するため
に、細胞を上述のように調製した。トランスフェクトさ
れた細胞をVEGF121とインキュベートし、アデノウイ
ルスNULLベクター(AdCLX)、抗ヒトVEGF
121抗体(AF−293−NA[ポリクローナル]、MAB
293[モノクローナル],R & D Systems)、VEGF
受容体特異的チロシンキナーゼインヒビター(ZD 419
0, Zeneca[Wedge S.R., Ogilvie D.J. Inhibition of
VEGF signal transduction: Identification of ZD 419
0. Adv. Exp. Med. Biol., 2000; 476 (Angiogenesis:
From the Molecular to Integrative Pharmacology): 3
07-310 および Wedge S.R.,Ogilvie D., Dukes M., Ken
drew J., Curwen J.O., Hennequin L.F., Thomas A.P.
ら, ZD4190: An orally active inhibitor of vascular
endothelial growthfactor signaling with broad-spe
ctrum anti-tumor efficacy. Cancer Res. 2000, 60
(4): 970-975)、様々な濃度のADVEGF121でトラン
スフェクトされたラット2細胞からのメジウム、もしく
はVEGF受容体細胞系を直接、VEGF121(AdGV 1
21.10, CI−1023, GenVec, Inc., Rockville, MD)を様
々な濃度で含むアデノウイルスによって感染させた。
【0022】細胞をVEGF/抗VEGFの添加24時間
前に50K/ウエルで接種し、48時間後に収穫した。図
5に抗ヒトVEGF抗体についての結果を示す。ポリク
ローナル抗体はルシフェラーゼの発現に有意な影響を与
えなかった。モノクローナル抗体は1:100および
1:1000の希釈でルシフェラーゼの発現に影響し
た。
【0023】図9には、ルシフェラーゼの発現に対する
既知のVEGF受容体チロシンキナーゼインヒビター
(ZD 4190)の影響を示す。VEGF受容体チロシンキ
ナーゼインヒビターは用量依存的様式でルシフェラーゼ
の発現に影響した。
【0024】図10には、AdVEGF121でトランスフ
ェクトされたラット2細胞からのメジウムの使用により
得られたAdVEGF121の効果を示す。VEGF受容体
細胞系へのAdVEGF121の添加は、AdVEGF121
れ自体およびAdVEGF121でトランスフェクトされた
ラット2細胞の両者と類似の応答様式でルシフェラーゼ
の発現に影響した。
【0025】実施例6 VEGFの添加24および48時間後のVEGF受容体
細胞系におけるルシフェラーゼの産生 細胞は上述のように調製した。VEGF121は細胞(50
K/ウエル)の接種24時間後に加えた。VEGF121
は細胞に25または50ng/mLのいずれかの濃度で添加
した。ルシフェラーゼの発現はVEGF121の添加24
時間後およびVEGF121の添加48時間後に測定し
た。結果は図6に示す。ルシフェラーゼの最大発現は、
50ng/mLのVEGF121で処理した細胞においてVE
GF121の導入24時間後に認められた。
【0026】実施例7 至適VEGF濃度の決定 VEGF受容体細胞を50K/ウエルにおいて接種し、
実験期間中を通じ10%FBS中でインキュベートし
た。接種24時間後に、細胞にVEGF121を加え、1
8時間後に細胞を収穫した。VEGF121は細胞に次の
濃度で適用した。すなわち、1、5、10および200
ng/mLである。結果は図7に示す。至適VEGF121
度は約50ng/mLから約200ng/mLの範囲である。
【0027】実施例8 VEGF誘発ルシフェラーゼ産生のための至適インキュ
ベーション時間 細胞は上述のように調製し、VEGF受容体細胞は50
K/ウエルで接種し、VEGF121を添加する前に24
時間10%FBS中でインキュベートした。細胞はVE
GF121(25ng/mL)の添加後、0.5、1、2、3、
4、5、6、7、8、18および24時間に収穫した。
図8にはこの実験の結果を示す。発現時間約 18 時間が
最大のルシフェラーゼの発現(産生)を生じることが見
出された。
【0028】明細書中に言及したすべての刊行物は、そ
れぞれ独立の刊行物が引用により特別におよび個々に導
入されたのと同様に、引用によって本明細書に導入され
る。
【0029】以上、本発明をその特定の実施態様との関
連で説明してきたが、それはさらに修飾が可能であるこ
とを理解すべきである。本出願は、一般的に本発明の原
理に従うすべての変化、使用および適用をカバーする意
図であり、本発明に関連し、本明細書に前述した本質的
な特徴に適用される技術における既知または慣用的な実
務内のこのような本発明からの逸脱を包含する意図であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】VEGF応答性アッセイを例示するグラフであ
り、(A)は様々な血清とのプレインキュベーション条件
の効果をルシフェラーゼ発現の増加の関数として示し、
(B)は、(A)と類似のVEGF応答アッセイを例示する
グラフである。
【図2】VEGF受容体で安定にトランスフェクトされ
たHela−ルシフェラーゼHLR−ELK−1細胞系に
おけるルシフェラーゼの発現に対する細胞密度およびV
EGF121濃度の効果を例示するグラフである。
【図3】HLR−ELK細胞系におけるルシフェラーゼ
のVEGF刺激産生を例示するグラフである。
【図4】VEGF受容体で安定にトランスフェクトされ
たHLR−ELK−1細胞系におけるルシフェラーゼの
VEGF刺激産生を例示するグラフである。
【図5】VEGF受容体細胞系におけるルシフェラーゼ
の産生に対するVEGF抗体の効果を例示するグラフで
ある。
【図6】VEGF受容体(VEGFR)細胞系における
ルシフェラーゼの産生を例示するグラフである。
【図7】VEGF受容体細胞系におけるルシフェラーゼ
の産生の刺激に至適なVEGF濃度を例示するグラフで
ある。
【図8】VEGF受容体細胞系におけるVEGF誘導ル
シフェラーゼ産生に至適な時間を例示するグラフであ
る。
【図9】VEGF受容体細胞系におけるVEGF刺激ル
シフェラーゼの産生に対する化合物ZD4190(既知
VEGF−受容体チロシンキナーゼの阻害剤)の効果を
例示するグラフである。
【図10】VEGF受容体細胞系をAdVEGF121でト
ランスフェクトしたのちにおけるルシフェラーゼの産生
を例示するグラフである。
【図11】AdVEGF121でトランスフェクトしたラッ
ト−2細胞からのメジウムを用いたVEGF刺激を受け
たルシフェラーゼの産生を例示するグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/50 C12N 5/00 B (72)発明者 ブライアン・バトリー アメリカ合衆国ミシガン州48105.アンア ーバー.プリマスロード2800.ファイザ ー・グローバル・リサーチ・アンド・デヴ ェロップメント.アンアーバー・ラボラト リーズ (72)発明者 トーニ・ケイ・ダーリング アメリカ合衆国ミシガン州48105.アンア ーバー.プリマスロード2800.ファイザ ー・グローバル・リサーチ・アンド・デヴ ェロップメント.アンアーバー・ラボラト リーズ (72)発明者 ソーティリオス・コンスタンティーノウ・ カーラサナシス アメリカ合衆国ミシガン州48105.アンア ーバー.プリマスロード2800.ファイザ ー・グローバル・リサーチ・アンド・デヴ ェロップメント.アンアーバー・ラボラト リーズ (72)発明者 ロバート・リー・パーネック アメリカ合衆国ミシガン州48105.アンア ーバー.プリマスロード2800.ファイザ ー・グローバル・リサーチ・アンド・デヴ ェロップメント.アンアーバー・ラボラト リーズ (72)発明者 イェー・エドワード・ティアーン アメリカ合衆国ミシガン州48105.アンア ーバー.プリマスロード2800.ファイザ ー・グローバル・リサーチ・アンド・デヴ ェロップメント.アンアーバー・ラボラト リーズ Fターム(参考) 2G045 AA40 FB03 4B024 AA11 CA04 DA02 EA04 HA08 4B063 QA01 QA08 QA19 QQ02 4B065 AA01X AA57X AA90X AA90Y AB01 CA24 CA46

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプル中の血管内皮増殖因子(VEG
    F)活性を定量する方法であって、VEGF活性をアッ
    セイするサンプルを、発現可能なレポーターエレメント
    およびそれに隣接して配置されるDNA結合部位を有す
    るレポーターベクター、リン酸化可能なタンパク質およ
    びDNA結合部位に特異的に結合するDNA結合ドメイ
    ンをコードする遺伝子からなるキメラ的トランス活性化
    が可能なベクター、ならびにVEGF活性を示すレポー
    ターエレメントの発現の存在を検出するVEGF受容体
    の遺伝子をコードする発現ベクターによってトランスフ
    ェクトされた細胞からなる安定な細胞系と接触させる工
    程、ついでレポーターエレメントの発現がVEGF活性
    を示すレポーターエレメントを発現させる工程からなる
    上記方法。
  2. 【請求項2】 レポーターベクターはさらにGAL4結
    合エレメントを含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 キメラ的トランス活性化可能なベクター
    によってコードされるリン酸化可能なタンパク質はMA
    PKによりリン酸化できる請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 リン酸化可能なタンパク質はELK−1
    からなる請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 VEGF受容体はFLK−1からなる請
    求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 接触工程はさらに、サンプル中に存在す
    るVEGFを、発現したVEGF受容体と結合させるこ
    とからなる請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 包含接触工程はさらに、発現したVEG
    F受容体によりMAPKを活性化することを含む請求項
    6記載の方法。
  8. 【請求項8】 リン酸化可能なタンパク質およびDNA
    結合ドメインからなるキメラ産物を産生するトランス−
    アクティベーターベクターを発現させる工程をさらに含
    む請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 キメラ産物を活性化MAPKでリン酸化
    する工程をさらに含む請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 さらに、リン酸化キメラ産物をレポー
    ターベクターのDNA結合部位に結合させる工程をさら
    に含み、ここで、発現可能なレポーターエレメントは発
    現が活性化され、サンプル中におけるVEGFの存在を
    示す、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 候補化合物がVEGF活性の調節に有
    用であるか否かを決定する方法であって、 (a) VEGFを発現する細胞を提供し、 (b) その細胞を候補化合物と接触させ、 (c) 請求項1記載の方法によりVEGF活性を測定す
    る工程からなり、ここで、候補化合物と接触させなかっ
    た細胞に比較したVEGF活性の変化は候補化合物がV
    EGF活性を調節したことを示す、上記方法。
  12. 【請求項12】 レポーターベクターは、さらにGAL
    4結合部位を含む請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 候補化合物がVEGF受容体活性の調
    節に有用であるか否かを決定する方法において、 (a) VEGF受容体FLK-1 を発現する細胞を提供
    し、 (b) その細胞を候補化合物と接触させ、 (c) VEGF受容体活性を測定する工程からなり、こ
    こで、候補化合物と接触させなかった細胞に比較して変
    化したVEGF活性は候補化合物がVEGF受容体活性
    を調節したことを示す、上記方法。
  14. 【請求項14】 ルシフェラーゼ遺伝子およびGAL4
    DNA結合部位をコードするレポーターベクター、EL
    K−1/GAL4DNA結合ドメイン融合タンパク質を
    コードするキメラトランスアクティベーターベクター、
    ならびにVEGF受容体FLK−1をコードするベクタ
    ーでトランスフェクトされた安定な細胞系。
JP2002032736A 2001-02-12 2002-02-08 Vegfの生物活性を定量するためのvegf応答性細胞をベースとしたアッセイ Pending JP2002335998A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26820201P 2001-02-12 2001-02-12
US60/268202 2001-02-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002335998A true JP2002335998A (ja) 2002-11-26

Family

ID=23021917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002032736A Pending JP2002335998A (ja) 2001-02-12 2002-02-08 Vegfの生物活性を定量するためのvegf応答性細胞をベースとしたアッセイ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6787323B2 (ja)
EP (1) EP1233074A1 (ja)
JP (1) JP2002335998A (ja)
CA (1) CA2369893A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7595149B1 (en) 2004-11-08 2009-09-29 University Of Kentucky Research Foundation Methods for cancer detection
US9079953B2 (en) 2009-06-17 2015-07-14 Abbvie Biotherapeutics Inc. Anti-VEGF antibodies and their uses
WO2012012708A1 (en) * 2010-07-22 2012-01-26 Regents Of The University Of Minnesota Induced pluripotent stem cells
US20140154255A1 (en) 2012-11-30 2014-06-05 Abbvie Biotherapeutics Inc. Anti-vegf antibodies and their uses

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1701814A (zh) * 1992-11-13 2005-11-30 马克斯普朗克科学促进协会 作为血管内皮生长因子受体的f1k-1
US5981569A (en) * 1992-11-13 1999-11-09 Yissum Research Development Company Of The Hebrew University Of Jerusalem Substituted phenylacrylonitrile compounds and compositions thereof for the treatment of disease

Also Published As

Publication number Publication date
US20020110830A1 (en) 2002-08-15
US6787323B2 (en) 2004-09-07
CA2369893A1 (en) 2002-08-12
EP1233074A1 (en) 2002-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2281898C (en) Promiscuous g-protein compositions and their use
Patik et al. Functional expression of the 11 human Organic Anion Transporting Polypeptides in insect cells reveals that sodium fluorescein is a general OATP substrate
Flanagan et al. Alkaline phosphatase fusion proteins for molecular characterization and cloning of receptors and their ligands
EP2919011B1 (en) Method and kit for measuring component to be assayed in specimen
ES2170220T3 (es) Procedimiento para detectar sustancias biologicamente activas.
JP2025004183A (ja) マイクロキャピラリーアレイを使用したスクリーニングのための方法およびシステム
JP2005501037A (ja) 心血管安全性アッセイ
KR101794403B1 (ko) 쇼그렌증후군 특이적 항체반응 검사를 이용한 쇼그렌증후군 진단방법
US20040175765A1 (en) Cell-screening assay and composition
US20040029187A1 (en) Systems and methods for detection of nuclear receptor function using reporter enzyme mutant complementation
JP2002335998A (ja) Vegfの生物活性を定量するためのvegf応答性細胞をベースとしたアッセイ
US20070105160A1 (en) Detection of intracellular enzyme complex
WO2003006947A2 (en) Cell-screening assay and composition
US7348151B1 (en) Method for the cellular high-throughput-detection of nuclear receptor ligand interactions
Zhukovskaya et al. cAMP-Dependent Protein Kinase Is Required for the Expression of a Gene Specifically Expressed inDictyosteliumPrestalk Cells
JP5284637B2 (ja) 細胞タンパク質の発現を変化させる薬剤を同定するためのハイスループットアッセイ系および方法
JPH09501767A (ja) レセプター機能検定
CA2417556C (en) Simple quantitative fluorescent assay method for determining the activity of transport proteins of interest
Su et al. A cell-based time-resolved fluorescence assay for selection of antibody reagents for G protein-coupled receptor immunohistochemistry
JP5390221B2 (ja) 被検物質を検出するためのポリヌクレオチド、前記ポリヌクレオチドを含むベクターおよびそれらを用いた検出方法
CN109946450B (zh) 一种基于细胞内游离钙离子浓度变化效应的阿片类活性物质的检测方法及其检测试剂盒
Chen et al. Application of large-scale transient transfection to cell-based functional assays for ion channels and GPCRs
US20020015966A1 (en) Effector-specific protein assembly and uses thereof
EP1876446A1 (en) Method for detection of substance bound to nuclear receptor
WO2025100444A1 (ja) Tsh活性測定用のレポーター細胞

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050816

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051116

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060613