JP2001264072A - 角速度センサ - Google Patents
角速度センサInfo
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- JP2001264072A JP2001264072A JP2000077093A JP2000077093A JP2001264072A JP 2001264072 A JP2001264072 A JP 2001264072A JP 2000077093 A JP2000077093 A JP 2000077093A JP 2000077093 A JP2000077093 A JP 2000077093A JP 2001264072 A JP2001264072 A JP 2001264072A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C19/00—Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
- G01C19/56—Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
- G01C19/5719—Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using planar vibrating masses driven in a translation vibration along an axis
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 角速度感度を簡易に測定してその感度調整を
行うことができる角速度センサを提供する。 【解決手段】 駆動枠11及び検出枠12はシリコン基
板10に対して浮動支持されている。駆動枠11及び検
出枠12がx方向に振動駆動されている状態においてz
軸廻りの角速度が加えられると、角速度に基づくコリオ
リの力に応じて検出枠12はy方向に振動する。この検
出枠12のy方向の振動は、変位信号として検出され、
同変位信号に基づき加えられた角速度が検出される。こ
の角速度センサは、検出枠12との間の静電引力が変動
するように駆動信号が入力されて同検出枠12をy方向
に振動駆動する測定電極16a,16bを備えている。
測定電極16a,16bに入力される駆動信号及び変位
信号に基づき検出枠12のy方向の共振周波数及びQ値
が測定される。
行うことができる角速度センサを提供する。 【解決手段】 駆動枠11及び検出枠12はシリコン基
板10に対して浮動支持されている。駆動枠11及び検
出枠12がx方向に振動駆動されている状態においてz
軸廻りの角速度が加えられると、角速度に基づくコリオ
リの力に応じて検出枠12はy方向に振動する。この検
出枠12のy方向の振動は、変位信号として検出され、
同変位信号に基づき加えられた角速度が検出される。こ
の角速度センサは、検出枠12との間の静電引力が変動
するように駆動信号が入力されて同検出枠12をy方向
に振動駆動する測定電極16a,16bを備えている。
測定電極16a,16bに入力される駆動信号及び変位
信号に基づき検出枠12のy方向の共振周波数及びQ値
が測定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に対して浮動
支持された振動子を備え、該振動子の振動状態に基づき
角速度を検出する角速度センサに関するものである。
支持された振動子を備え、該振動子の振動状態に基づき
角速度を検出する角速度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、角速度センサとしては、例えば特
開平11−83494号公報に記載されたものが知られ
ている。こうした角速度センサにおいては、振動子がx
方向に振動駆動されている状態においてz軸廻りの角速
度が加えられると、同角速度に基づくコリオリの力に応
じて同振動子がy方向に振動する。角速度センサは、こ
の振動子のy方向の振動状態に基づき加えられた角速度
を検出する。
開平11−83494号公報に記載されたものが知られ
ている。こうした角速度センサにおいては、振動子がx
方向に振動駆動されている状態においてz軸廻りの角速
度が加えられると、同角速度に基づくコリオリの力に応
じて同振動子がy方向に振動する。角速度センサは、こ
の振動子のy方向の振動状態に基づき加えられた角速度
を検出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の角
速度センサにおいては、振動子の製造ばらつきによりそ
の感度(角速度感度)がばらつくことがある。このよう
な角速度感度のばらつきによりセンサの検出精度の低減
を余儀なくされるため、同センサの検出回路のゲインを
調整等することによって同感度を予め調整する必要があ
る。
速度センサにおいては、振動子の製造ばらつきによりそ
の感度(角速度感度)がばらつくことがある。このよう
な角速度感度のばらつきによりセンサの検出精度の低減
を余儀なくされるため、同センサの検出回路のゲインを
調整等することによって同感度を予め調整する必要があ
る。
【0004】しかし、このような角速度感度のばらつき
を検出する手段がないため、同感度の調整においては、
振動子をx方向に振動駆動した状態で実際に角速度を加
えながら同センサの検出回路のゲイン調整等により同感
度の調整を行っていた。従って、このような角速度を加
えながらの感度調整の工程に多大な時間が必要とされ、
結果として製造コストが増大することとなっていた。
を検出する手段がないため、同感度の調整においては、
振動子をx方向に振動駆動した状態で実際に角速度を加
えながら同センサの検出回路のゲイン調整等により同感
度の調整を行っていた。従って、このような角速度を加
えながらの感度調整の工程に多大な時間が必要とされ、
結果として製造コストが増大することとなっていた。
【0005】本発明の目的は、角速度感度を簡易に測定
してその感度調整を行うことができる角速度センサを提
供することにある。
してその感度調整を行うことができる角速度センサを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、基板に対して浮動支持
され、x方向に振動駆動されている状態においてz軸廻
りの角速度が加えられることにより該角速度に基づくコ
リオリの力に応じてy方向に振動する振動子と、該振動
子のy方向の変位信号を検出する変位検出手段とを備
え、該検出された振動子のy方向の変位信号に基づき角
速度を検出する角速度センサにおいて、前記振動子との
間の静電引力が変動するように駆動信号が入力されて該
振動子をy方向に振動駆動する測定電極を備え、前記測
定電極に入力される駆動信号及び前記変位検出手段によ
り検出される変位信号に基づき、該振動子のy方向の共
振周波数及びQ値を測定することを要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明は、基板に対して浮動支持
され、x方向に振動駆動されている状態においてz軸廻
りの角速度が加えられることにより該角速度に基づくコ
リオリの力に応じてy方向に振動する振動子と、該振動
子のy方向の変位信号を検出する変位検出手段とを備
え、該検出された振動子のy方向の変位信号に基づき角
速度を検出する角速度センサにおいて、前記振動子との
間の静電引力が変動するように駆動信号が入力されて該
振動子をy方向に振動駆動する測定電極を備え、前記測
定電極に入力される駆動信号及び前記変位検出手段によ
り検出される変位信号に基づき、該振動子のy方向の共
振周波数及びQ値を測定することを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の角速度センサにおいて、前記測定電極は、前記振動子
のy方向一側に配置される第1測定電極と、該振動子の
y方向他側に配置される第2測定電極であることを要旨
とする。
の角速度センサにおいて、前記測定電極は、前記振動子
のy方向一側に配置される第1測定電極と、該振動子の
y方向他側に配置される第2測定電極であることを要旨
とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の角速度センサにおいて、前記測定電極は、前記振動子
のy方向一側においてx方向に並設される第1測定電極
及び第2測定電極であることを要旨とする。
の角速度センサにおいて、前記測定電極は、前記振動子
のy方向一側においてx方向に並設される第1測定電極
及び第2測定電極であることを要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の角速度センサにおいて、前記測定電極は、前記振動子
のy方向一側においてx方向に交互に並設される複数の
第1測定電極及び第2測定電極であることを要旨とす
る。
の角速度センサにおいて、前記測定電極は、前記振動子
のy方向一側においてx方向に交互に並設される複数の
第1測定電極及び第2測定電極であることを要旨とす
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載の角速度センサにおいて、前記変位検出
手段は、前記振動子との間の静電容量の変動を変位信号
として検出する角速度検出電極を備え、前記振動子の静
止状態において前記測定電極と該振動子との間のy方向
の距離は、前記角速度検出電極と該振動子との間のy方
向の距離よりも短く設定されていることを要旨とする。
いずれかに記載の角速度センサにおいて、前記変位検出
手段は、前記振動子との間の静電容量の変動を変位信号
として検出する角速度検出電極を備え、前記振動子の静
止状態において前記測定電極と該振動子との間のy方向
の距離は、前記角速度検出電極と該振動子との間のy方
向の距離よりも短く設定されていることを要旨とする。
【0011】(作用)振動子がx方向に振動駆動されて
いる状態においてz軸廻りの角速度が加えられると、同
角速度に基づくコリオリ力に応じて同振動子はy方向に
振動する。コリオリ力に対する振動子のy方向の変位Δ
yは、 Δy=As・Fc/ks…(1) と表されることが出願人らによって確認されている。こ
こで、Asは検出側振幅拡大率、ksは振動子のy方向
(検出側)のばね定数、Fcはコリオリ力をそれぞれ示
す。これらは、それぞれ下記数式(2)〜(4)にて表
される。
いる状態においてz軸廻りの角速度が加えられると、同
角速度に基づくコリオリ力に応じて同振動子はy方向に
振動する。コリオリ力に対する振動子のy方向の変位Δ
yは、 Δy=As・Fc/ks…(1) と表されることが出願人らによって確認されている。こ
こで、Asは検出側振幅拡大率、ksは振動子のy方向
(検出側)のばね定数、Fcはコリオリ力をそれぞれ示
す。これらは、それぞれ下記数式(2)〜(4)にて表
される。
【0012】
【数1】 ここで、fdは振動子のx方向(駆動側)の共振周波
数、fs及びQは振動子のy方向(検出側)の共振周波
数とそのQ値、msは振動子の質量、vdは振動子のx
方向(駆動側)の振動速度(駆動振動速度)、Ωは角速
度をそれぞれ示す。なお、上記検出側振幅拡大率As
は、振動子が検出側共振周波数fsにて振動していると
きのQ値がQとなる振動レベルに対応して駆動側共振周
波数fdにおける振動レベルに換算する値である。上記
数式(2)〜(4)を数式(1)に代入することによ
り、変位Δyは下記数式(5)にて表される。
数、fs及びQは振動子のy方向(検出側)の共振周波
数とそのQ値、msは振動子の質量、vdは振動子のx
方向(駆動側)の振動速度(駆動振動速度)、Ωは角速
度をそれぞれ示す。なお、上記検出側振幅拡大率As
は、振動子が検出側共振周波数fsにて振動していると
きのQ値がQとなる振動レベルに対応して駆動側共振周
波数fdにおける振動レベルに換算する値である。上記
数式(2)〜(4)を数式(1)に代入することによ
り、変位Δyは下記数式(5)にて表される。
【0013】
【数2】 上記数式(5)において、駆動側共振周波数fd及び駆
動振動速度vdは振動子のx方向への駆動に伴って測定
可能な特性値であるため、少なくとも検出側共振周波数
fs及びそのときのQ値が検出されれば、角速度Ωに対
する振動子のy方向の変位Δyの勾配、すなわち角速度
センサの感度が予め確認される。
動振動速度vdは振動子のx方向への駆動に伴って測定
可能な特性値であるため、少なくとも検出側共振周波数
fs及びそのときのQ値が検出されれば、角速度Ωに対
する振動子のy方向の変位Δyの勾配、すなわち角速度
センサの感度が予め確認される。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、振動子と
の間の静電引力が変動するように給電されて同振動子を
y方向に振動駆動する測定電極を備えている。そして、
この測定電極に入力される駆動信号及び変位検出手段に
より検出される変位信号に基づき、振動子のy方向の共
振周波数(検出側共振周波数)及びそのときのQ値が測
定される。これにより、角速度に対する振動子のy方向
の変位Δyの勾配、すなわち角速度センサの感度が簡易
に確認される。従って、角速度を加えることなく、この
確認された角速度感度に基づきセンサの検出回路のゲイ
ン調整等による感度調整が簡易に行いうる。そして、角
速度感度調整の工程に必要とされる時間が低減されて製
造コストも削減される。
の間の静電引力が変動するように給電されて同振動子を
y方向に振動駆動する測定電極を備えている。そして、
この測定電極に入力される駆動信号及び変位検出手段に
より検出される変位信号に基づき、振動子のy方向の共
振周波数(検出側共振周波数)及びそのときのQ値が測
定される。これにより、角速度に対する振動子のy方向
の変位Δyの勾配、すなわち角速度センサの感度が簡易
に確認される。従って、角速度を加えることなく、この
確認された角速度感度に基づきセンサの検出回路のゲイ
ン調整等による感度調整が簡易に行いうる。そして、角
速度感度調整の工程に必要とされる時間が低減されて製
造コストも削減される。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、上記測定
電極は、振動子のy方向一側に配置される第1測定電極
と、同振動子のy方向他側に配置される第2測定電極か
らなる。従って、これら第1及び第2測定電極に対し
て、例えば同一の直流バイアス及び位相が互いに反転し
た駆動信号(交流)を入力して同振動子をy方向に駆動
した場合、上記変位検出手段の変位信号に重畳される同
駆動信号のノイズは低減しうるようになり、同振動子の
y方向の共振周波数(検出側共振周波数)及びそのとき
のQ値、すなわち角速度センサの感度がより高精度に測
定される。
電極は、振動子のy方向一側に配置される第1測定電極
と、同振動子のy方向他側に配置される第2測定電極か
らなる。従って、これら第1及び第2測定電極に対し
て、例えば同一の直流バイアス及び位相が互いに反転し
た駆動信号(交流)を入力して同振動子をy方向に駆動
した場合、上記変位検出手段の変位信号に重畳される同
駆動信号のノイズは低減しうるようになり、同振動子の
y方向の共振周波数(検出側共振周波数)及びそのとき
のQ値、すなわち角速度センサの感度がより高精度に測
定される。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、上記測定
電極は、振動子のy方向一側においてx方向に並設され
る第1測定電極及び第2測定電極からなる。従って、こ
れら第1及び第2測定電極に対して、例えば互いに逆向
きの直流バイアス及び位相が互いに反転した駆動信号を
入力して同振動子をy方向に駆動した場合、上記変位検
出手段の変位信号に重畳される同駆動信号のノイズは低
減しうるようになり、同振動子のy方向の共振周波数
(検出側共振周波数)及びそのときのQ値、すなわち角
速度センサの感度がより高精度に測定される。
電極は、振動子のy方向一側においてx方向に並設され
る第1測定電極及び第2測定電極からなる。従って、こ
れら第1及び第2測定電極に対して、例えば互いに逆向
きの直流バイアス及び位相が互いに反転した駆動信号を
入力して同振動子をy方向に駆動した場合、上記変位検
出手段の変位信号に重畳される同駆動信号のノイズは低
減しうるようになり、同振動子のy方向の共振周波数
(検出側共振周波数)及びそのときのQ値、すなわち角
速度センサの感度がより高精度に測定される。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、上記測定
電極は、振動子のy方向一側においてx方向に交互に並
設される複数の第1測定電極及び第2測定電極からな
る。従って、これら複数の第1及び第2測定電極に対し
て、例えば互いに逆向きの直流バイアス及び位相が互い
に反転した駆動信号を入力して同振動子をy方向に駆動
した場合、上記変位検出手段の変位信号に重畳される同
駆動信号及びその他の外部信号のノイズは低減しうるよ
うになり、同振動子のy方向の共振周波数(検出側共振
周波数)及びそのときのQ値、すなわち角速度センサの
感度がより高精度に測定される。
電極は、振動子のy方向一側においてx方向に交互に並
設される複数の第1測定電極及び第2測定電極からな
る。従って、これら複数の第1及び第2測定電極に対し
て、例えば互いに逆向きの直流バイアス及び位相が互い
に反転した駆動信号を入力して同振動子をy方向に駆動
した場合、上記変位検出手段の変位信号に重畳される同
駆動信号及びその他の外部信号のノイズは低減しうるよ
うになり、同振動子のy方向の共振周波数(検出側共振
周波数)及びそのときのQ値、すなわち角速度センサの
感度がより高精度に測定される。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、振動子の
静止状態において上記測定電極と振動子との間のy方向
の距離は、上記角速度検出電極と振動子との間のy方向
の距離よりも短く設定されている。従って、角速度の検
出時において、これら振動子及び測定電極を等電位に維
持することで、例えば同振動子が外部からの衝撃等によ
りy方向に過大に振動した場合には、同振動子が角速度
検出電極と接触する前に測定電極と接触する。このよう
に振動子の過大な振動を規制することで、上記振動子及
び角速度検出電極間の短絡、並びに振動子そのものの破
壊が防止される。
静止状態において上記測定電極と振動子との間のy方向
の距離は、上記角速度検出電極と振動子との間のy方向
の距離よりも短く設定されている。従って、角速度の検
出時において、これら振動子及び測定電極を等電位に維
持することで、例えば同振動子が外部からの衝撃等によ
りy方向に過大に振動した場合には、同振動子が角速度
検出電極と接触する前に測定電極と接触する。このよう
に振動子の過大な振動を規制することで、上記振動子及
び角速度検出電極間の短絡、並びに振動子そのものの破
壊が防止される。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した角速度センサの第1実施形態を図1〜図10
に従って説明する。
具体化した角速度センサの第1実施形態を図1〜図10
に従って説明する。
【0020】図1に示されるように、絶縁層を形成する
基板としてのシリコン基板10には、例えば導電性とす
るために不純物の添加されたポリシリコン(以下、「導
電性ポリシリコン」という)にて形成された駆動枠1
1、振動子としての検出枠12、駆動電極13a,13
b、駆動検出電極14a,14b、角速度検出電極15
a,15b、第1、第2測定電極16a,16b及び浮
動体アンカーa11,a12,a13,a14が設けら
れている。なお、上記駆動電極13a,13b、駆動検
出電極14a,14b、角速度検出電極15a,15
b、第1、第2測定電極16a,16b及び浮動体アン
カーa11〜a14はシリコン基板10に接合されてい
る。
基板としてのシリコン基板10には、例えば導電性とす
るために不純物の添加されたポリシリコン(以下、「導
電性ポリシリコン」という)にて形成された駆動枠1
1、振動子としての検出枠12、駆動電極13a,13
b、駆動検出電極14a,14b、角速度検出電極15
a,15b、第1、第2測定電極16a,16b及び浮
動体アンカーa11,a12,a13,a14が設けら
れている。なお、上記駆動電極13a,13b、駆動検
出電極14a,14b、角速度検出電極15a,15
b、第1、第2測定電極16a,16b及び浮動体アン
カーa11〜a14はシリコン基板10に接合されてい
る。
【0021】上記駆動枠11は略四角枠状に形成されて
おり、その一側及び他側(図1の右側及び左側)には、
y方向に所定間隔をおいてx方向外側に延びる略櫛歯状
の駆動側可動電極26、同x方向内側に延びる略櫛歯状
の駆動検出側可動電極27がそれぞれ形成されている。
上記駆動側可動電極26は、前記駆動電極13a,13
bに供給される駆動信号により同駆動電極13a,13
bとの間での静電引力が周期的に変動され、上記駆動枠
11にx方向の振動を発生させる。また、上記駆動検出
側可動電極27は、上記駆動枠11の振動による前記駆
動検出電極14a,14bとの間での静電容量の変動に
基づき発生した振動を検出する。
おり、その一側及び他側(図1の右側及び左側)には、
y方向に所定間隔をおいてx方向外側に延びる略櫛歯状
の駆動側可動電極26、同x方向内側に延びる略櫛歯状
の駆動検出側可動電極27がそれぞれ形成されている。
上記駆動側可動電極26は、前記駆動電極13a,13
bに供給される駆動信号により同駆動電極13a,13
bとの間での静電引力が周期的に変動され、上記駆動枠
11にx方向の振動を発生させる。また、上記駆動検出
側可動電極27は、上記駆動枠11の振動による前記駆
動検出電極14a,14bとの間での静電容量の変動に
基づき発生した振動を検出する。
【0022】この駆動枠11の四隅はx方向に撓み性が
高くなるようにy方向外側に延びる導電性ポリシリコン
のばね梁31,32,33,34を介して上記浮動体ア
ンカーa11〜a14にぞれぞれ連続している。これら
駆動枠11及びばね梁31〜34は、例えばリソグラフ
による半導体プロセス加工にて、上記シリコン基板10
から浮くように形成されており、同ばね梁31〜34
は、互いに同等の幅及び長さを有している。
高くなるようにy方向外側に延びる導電性ポリシリコン
のばね梁31,32,33,34を介して上記浮動体ア
ンカーa11〜a14にぞれぞれ連続している。これら
駆動枠11及びばね梁31〜34は、例えばリソグラフ
による半導体プロセス加工にて、上記シリコン基板10
から浮くように形成されており、同ばね梁31〜34
は、互いに同等の幅及び長さを有している。
【0023】上記検出枠12は上記駆動枠11よりも小
さい幅及び長さを有して略四角枠状に形成されており、
その内側はx方向に延びる渡し梁にてy方向に複数(例
えば、6つ)に均等に区画されている。そして、この検
出枠12の四隅はy方向に撓み性が高くなるようにx方
向外側に延びる導電性ポリシリコンのばね梁35,3
6,37,38を介して上記駆動枠11の内側に連続し
ている。これら検出枠12及びばね梁35〜38も、例
えばリソグラフによる半導体プロセス加工にて、上記シ
リコン基板10から浮くように形成されており、同ばね
梁35〜38は、互いに同等の幅及び長さを有するよう
に形成されている。
さい幅及び長さを有して略四角枠状に形成されており、
その内側はx方向に延びる渡し梁にてy方向に複数(例
えば、6つ)に均等に区画されている。そして、この検
出枠12の四隅はy方向に撓み性が高くなるようにx方
向外側に延びる導電性ポリシリコンのばね梁35,3
6,37,38を介して上記駆動枠11の内側に連続し
ている。これら検出枠12及びばね梁35〜38も、例
えばリソグラフによる半導体プロセス加工にて、上記シ
リコン基板10から浮くように形成されており、同ばね
梁35〜38は、互いに同等の幅及び長さを有するよう
に形成されている。
【0024】上記駆動電極13a,13bは、上記駆動
枠11の外側においてy方向に略沿って形成されてお
り、それぞれ上記駆動側可動電極26に対して互い違い
に突出する略櫛歯状の駆動側固定電極が形成されてい
る。これら駆動電極13a,13bは、駆動信号(電
圧)が印加されることで、上記駆動側可動電極26との
間での静電引力を周期的に変動し、同駆動枠11をx方
向に振動させる。ちなみに、上記検出枠12は、x方向
に延びるばね梁35〜38を介して駆動枠11に連結さ
れているため、同駆動枠11がx方向に振動することで
ともにx方向に振動する。これら駆動枠11及び検出枠
12は、上記駆動電圧が加えられることでその共振周波
数(駆動側共振周波数)にてx方向に励振されるように
なっている。そして、この検出枠12が駆動枠11とと
もにx方向に振動している状態においてz軸廻りの角速
度が加わると、同検出枠12はこの角速度に基づくコリ
オリ力によりy方向の振動成分を有する楕円振動を行
う。
枠11の外側においてy方向に略沿って形成されてお
り、それぞれ上記駆動側可動電極26に対して互い違い
に突出する略櫛歯状の駆動側固定電極が形成されてい
る。これら駆動電極13a,13bは、駆動信号(電
圧)が印加されることで、上記駆動側可動電極26との
間での静電引力を周期的に変動し、同駆動枠11をx方
向に振動させる。ちなみに、上記検出枠12は、x方向
に延びるばね梁35〜38を介して駆動枠11に連結さ
れているため、同駆動枠11がx方向に振動することで
ともにx方向に振動する。これら駆動枠11及び検出枠
12は、上記駆動電圧が加えられることでその共振周波
数(駆動側共振周波数)にてx方向に励振されるように
なっている。そして、この検出枠12が駆動枠11とと
もにx方向に振動している状態においてz軸廻りの角速
度が加わると、同検出枠12はこの角速度に基づくコリ
オリ力によりy方向の振動成分を有する楕円振動を行
う。
【0025】上記駆動検出電極14a,14bは、上記
駆動枠11の内側においてy方向に略沿って形成されて
おり、それぞれ上記駆動検出側可動電極27に対して互
い違いに突出する略櫛歯状の駆動検出側固定電極が形成
されている。これら駆動検出電極14a,14bは、上
記駆動枠11のx方向の振動に基づく同駆動枠11(駆
動検出側可動電極27)との間の静電容量の振動によ
り、同駆動枠11のx方向の振動状態を検出する。すな
わち、駆動枠11が一側(図1の右側)に移動するとき
には、駆動検出電極14aと駆動検出側可動電極27と
の間の静電容量が減少するとともに、駆動検出電極14
bと駆動検出側可動電極27との間の静電容量が増加す
る。また、駆動枠11が他側(図1の左側)に移動する
ときには、これらの関係は逆となる。従って、上記駆動
検出電極14a,14bの静電容量振動は、互いに逆相
となっている。
駆動枠11の内側においてy方向に略沿って形成されて
おり、それぞれ上記駆動検出側可動電極27に対して互
い違いに突出する略櫛歯状の駆動検出側固定電極が形成
されている。これら駆動検出電極14a,14bは、上
記駆動枠11のx方向の振動に基づく同駆動枠11(駆
動検出側可動電極27)との間の静電容量の振動によ
り、同駆動枠11のx方向の振動状態を検出する。すな
わち、駆動枠11が一側(図1の右側)に移動するとき
には、駆動検出電極14aと駆動検出側可動電極27と
の間の静電容量が減少するとともに、駆動検出電極14
bと駆動検出側可動電極27との間の静電容量が増加す
る。また、駆動枠11が他側(図1の左側)に移動する
ときには、これらの関係は逆となる。従って、上記駆動
検出電極14a,14bの静電容量振動は、互いに逆相
となっている。
【0026】上記角速度検出電極15a,15bは、上
記検出枠12内に渡し梁にて区画された各空間内の一側
及び他側(図1の上側及び下側)において対向する渡し
梁に対して所定距離d(図2参照)だけ離隔されてそれ
ぞれ形成されている(ただし、静止状態において)。こ
れら角速度検出電極15a,15bは、上記検出枠12
のy方向の振動に基づく同検出枠12との間の静電容量
の振動により、同検出枠12のy方向の振動状態を検出
する。すなわち、検出枠12が一側(図1の上側)に移
動するときには、同検出枠12と角速度検出電極15a
との間の静電容量が減少するとともに、検出枠12と角
速度検出電極15bとの間の静電容量が増加する。ま
た、検出枠12が他側(図1の下側)に移動するときに
は、これらの関係は逆となる。すなわち、上記角速度検
出電極15a,15bの静電容量の振動は、互いに逆相
となっている。
記検出枠12内に渡し梁にて区画された各空間内の一側
及び他側(図1の上側及び下側)において対向する渡し
梁に対して所定距離d(図2参照)だけ離隔されてそれ
ぞれ形成されている(ただし、静止状態において)。こ
れら角速度検出電極15a,15bは、上記検出枠12
のy方向の振動に基づく同検出枠12との間の静電容量
の振動により、同検出枠12のy方向の振動状態を検出
する。すなわち、検出枠12が一側(図1の上側)に移
動するときには、同検出枠12と角速度検出電極15a
との間の静電容量が減少するとともに、検出枠12と角
速度検出電極15bとの間の静電容量が増加する。ま
た、検出枠12が他側(図1の下側)に移動するときに
は、これらの関係は逆となる。すなわち、上記角速度検
出電極15a,15bの静電容量の振動は、互いに逆相
となっている。
【0027】検出枠12が駆動枠11とともにx方向に
振動している状態における同検出枠12のy方向の振動
状態により、加えられたz軸廻りの角速度が検出される
ようになっている。
振動している状態における同検出枠12のy方向の振動
状態により、加えられたz軸廻りの角速度が検出される
ようになっている。
【0028】上記第1、第2測定電極16a,16b
は、検出枠12の一側及び他側(図1の上側及び下側)
の外側に同検出枠12を挟みこむようにして、それぞれ
x方向に延びる態様で形成されている。そして、第1、
第2測定電極16a,16bは、検出枠12の静止状態
において、上記距離dよりも小さい距離Lにて同検出枠
12からy方向に離隔されている。従って、上記検出枠
12が外部からの衝撃等によりy方向に過大に振動した
場合には、同検出枠12と角速度検出電極15a,15
bとが接触する前に、検出枠12と第1若しくは第2測
定電極16a,16bとが接触するようになっている。
これら第1、第2測定電極16a,16bは、後述する
態様で検出枠12をy方向に励振し、同検出枠12のy
方向の共振周波数(検出側共振周波数)及びQ値を求め
るためのものである。
は、検出枠12の一側及び他側(図1の上側及び下側)
の外側に同検出枠12を挟みこむようにして、それぞれ
x方向に延びる態様で形成されている。そして、第1、
第2測定電極16a,16bは、検出枠12の静止状態
において、上記距離dよりも小さい距離Lにて同検出枠
12からy方向に離隔されている。従って、上記検出枠
12が外部からの衝撃等によりy方向に過大に振動した
場合には、同検出枠12と角速度検出電極15a,15
bとが接触する前に、検出枠12と第1若しくは第2測
定電極16a,16bとが接触するようになっている。
これら第1、第2測定電極16a,16bは、後述する
態様で検出枠12をy方向に励振し、同検出枠12のy
方向の共振周波数(検出側共振周波数)及びQ値を求め
るためのものである。
【0029】次に、この角速度センサの角速度検出に係
る電気的構成について説明する。図1に示されるよう
に、角速度センサは大きくは駆動回路部41と、検出回
路部42とを有している。
る電気的構成について説明する。図1に示されるよう
に、角速度センサは大きくは駆動回路部41と、検出回
路部42とを有している。
【0030】上記駆動回路部41は、電荷−電圧変換回
路43,44、差動増幅器45、移相器46、増幅器4
7及び反転回路48を備えており、上記駆動枠11(及
び検出枠12)を共振周波数(駆動側共振周波数)にて
x方向に振動駆動する。
路43,44、差動増幅器45、移相器46、増幅器4
7及び反転回路48を備えており、上記駆動枠11(及
び検出枠12)を共振周波数(駆動側共振周波数)にて
x方向に振動駆動する。
【0031】上記電荷−電圧変換回路43,44はそれ
ぞれ前記駆動検出電極14a,14bに接続されてお
り、同駆動検出電極14a,14bと対向する駆動検出
側可動電極27との間での静電容量の振動に相当する電
気信号(電圧)を発生する。この電気信号(電圧)は、
駆動枠11(及び検出枠12)のx方向の振動に同期し
たレベル変化を示す交流信号となっている。なお、上記
駆動検出電極14a,14bの静電容量の振動は、互い
に逆相となっているため、これら電荷−電圧変換回路4
3,44においてそれぞれ発生する電気信号(電圧)
も、互いに逆相となっている。
ぞれ前記駆動検出電極14a,14bに接続されてお
り、同駆動検出電極14a,14bと対向する駆動検出
側可動電極27との間での静電容量の振動に相当する電
気信号(電圧)を発生する。この電気信号(電圧)は、
駆動枠11(及び検出枠12)のx方向の振動に同期し
たレベル変化を示す交流信号となっている。なお、上記
駆動検出電極14a,14bの静電容量の振動は、互い
に逆相となっているため、これら電荷−電圧変換回路4
3,44においてそれぞれ発生する電気信号(電圧)
も、互いに逆相となっている。
【0032】上記差動増幅器45は電荷−電圧変換回路
43,44に接続されており、各電荷−電圧変換回路4
3,44において互いに逆相に発生した電気信号(電
圧)を差動増幅し、同相ノイズの相殺された差動増幅信
号を発生する。
43,44に接続されており、各電荷−電圧変換回路4
3,44において互いに逆相に発生した電気信号(電
圧)を差動増幅し、同相ノイズの相殺された差動増幅信
号を発生する。
【0033】上記移相器46は差動増幅器45に接続さ
れており、前記駆動枠11(及び検出枠12)のx方向
の振動を共振点とするために、上記差動増幅器45にお
いて発生した差動増幅信号を略π/2移相する。そし
て、前記駆動電極13a,13b、駆動検出電極14
a,14b及び上記駆動回路部41等によって形成され
るループの位相が2nπ(nは整数)となるようにす
る。
れており、前記駆動枠11(及び検出枠12)のx方向
の振動を共振点とするために、上記差動増幅器45にお
いて発生した差動増幅信号を略π/2移相する。そし
て、前記駆動電極13a,13b、駆動検出電極14
a,14b及び上記駆動回路部41等によって形成され
るループの位相が2nπ(nは整数)となるようにす
る。
【0034】上記増幅器47は、移相器46に接続され
ており、前記駆動電極13a,13b、駆動検出電極1
4a,14b及び駆動回路部41等によって形成される
ループゲインが1よりも大きくなるように上記移相され
た差動増幅信号を増幅する。
ており、前記駆動電極13a,13b、駆動検出電極1
4a,14b及び駆動回路部41等によって形成される
ループゲインが1よりも大きくなるように上記移相され
た差動増幅信号を増幅する。
【0035】上記駆動電極13aにはこの増幅器47に
おいて増幅された信号(電圧)がそのままに印加され、
駆動電極13bには同信号(電圧)が上記反転回路48
を介して逆相とされて印加される。
おいて増幅された信号(電圧)がそのままに印加され、
駆動電極13bには同信号(電圧)が上記反転回路48
を介して逆相とされて印加される。
【0036】このような構成を有する駆動回路部41に
より、上記駆動枠11(及び検出枠12)は駆動側共振
周波数fd[Hz]にてx方向に振動駆動される(自励
発振する)。なお、このときの駆動枠11(及び検出枠
12)のx方向の振幅及び駆動振動速度vdはそれぞれ
設定値となるように調整される。
より、上記駆動枠11(及び検出枠12)は駆動側共振
周波数fd[Hz]にてx方向に振動駆動される(自励
発振する)。なお、このときの駆動枠11(及び検出枠
12)のx方向の振幅及び駆動振動速度vdはそれぞれ
設定値となるように調整される。
【0037】上記検出回路部42は、電荷−電圧変換回
路51,52及び差動増幅器53を備えており、加えら
れたz軸廻りの角速度を検出する。上記電荷−電圧変換
回路51,52はそれぞれ前記角速度検出電極15a,
15bに接続されており、同角速度検出電極15a,1
5bとGNDレベルにある検出枠12全体との間での静
電容量の振動に相当する電気信号(電圧)を発生する。
この電気信号(電圧)は、検出枠12のy方向の振動に
同期したレベル変化を示す交流信号となっている。な
お、上記角速度検出電極15a,15bの静電容量の振
動は、互いに逆相となっているため、これら電荷−電圧
変換回路51,52においてそれぞれ発生する電気信号
(電圧)も、互いに逆相となっている。
路51,52及び差動増幅器53を備えており、加えら
れたz軸廻りの角速度を検出する。上記電荷−電圧変換
回路51,52はそれぞれ前記角速度検出電極15a,
15bに接続されており、同角速度検出電極15a,1
5bとGNDレベルにある検出枠12全体との間での静
電容量の振動に相当する電気信号(電圧)を発生する。
この電気信号(電圧)は、検出枠12のy方向の振動に
同期したレベル変化を示す交流信号となっている。な
お、上記角速度検出電極15a,15bの静電容量の振
動は、互いに逆相となっているため、これら電荷−電圧
変換回路51,52においてそれぞれ発生する電気信号
(電圧)も、互いに逆相となっている。
【0038】上記差動増幅器53は電荷−電圧変換回路
51,52に接続されており、各電荷−電圧変換回路5
1,52において互いに逆相に発生した電気信号(電
圧)を差動増幅し、ノイズの相殺された角速度信号を発
生する。
51,52に接続されており、各電荷−電圧変換回路5
1,52において互いに逆相に発生した電気信号(電
圧)を差動増幅し、ノイズの相殺された角速度信号を発
生する。
【0039】ここで、検出枠12が駆動枠11とともに
x方向に振動している状態において、z軸廻りの角速度
が加わると、同検出枠12はy方向に振動することは既
述のとおりである。このときの検出枠12のy方向の振
動に基づく角速度信号は、加えられた角速度との間に所
定の関係を有している。従って、この角速度信号により
加えられた角速度が検出される。
x方向に振動している状態において、z軸廻りの角速度
が加わると、同検出枠12はy方向に振動することは既
述のとおりである。このときの検出枠12のy方向の振
動に基づく角速度信号は、加えられた角速度との間に所
定の関係を有している。従って、この角速度信号により
加えられた角速度が検出される。
【0040】なお、前記第1、第2測定電極16a,1
6bは、上記駆動枠11及び検出枠12とともにGND
に接続されて同検出枠12と等電位にされている。次
に、本実施形態の角速度センサの感度を測定する装置の
電気的構成について説明する。
6bは、上記駆動枠11及び検出枠12とともにGND
に接続されて同検出枠12と等電位にされている。次
に、本実施形態の角速度センサの感度を測定する装置の
電気的構成について説明する。
【0041】図3に示されるように、この測定装置は大
きくは駆動回路部61と、検出回路部62とを有してい
る。上記駆動回路部61は、ファンクションジェネレー
タ63及び反転回路64を備えており、上記検出枠12
のy方向の共振周波数(検出側共振周波数)fs[H
z]を検出するために、駆動信号(電圧)の周波数(検
出共振周波数f)を推移させて前記第1、第2測定電極
16a,16bに印加する。
きくは駆動回路部61と、検出回路部62とを有してい
る。上記駆動回路部61は、ファンクションジェネレー
タ63及び反転回路64を備えており、上記検出枠12
のy方向の共振周波数(検出側共振周波数)fs[H
z]を検出するために、駆動信号(電圧)の周波数(検
出共振周波数f)を推移させて前記第1、第2測定電極
16a,16bに印加する。
【0042】すなわち、上記ファンクションジェネレー
タ63は、上記検出共振周波数fを推移しながらその駆
動信号(電圧)をそのまま上記第2測定電極16bに印
加し、また、同信号(電圧)を上記反転回路64を介し
て逆相として第1測定電極16aに印加する。そして、
図4に示されるように、第1測定電極16aに直流電圧
と交流電圧からなる Vdc+Vacsin(2π・f・t+π)[V] を印加し、第2測定電極16bに同様に直流電圧と交流
電圧からなる Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] を印加する。ここで、Vdcは直流電圧を、Vacは振幅
(定数)を、fは検出共振周波数をそれぞれ示す。
タ63は、上記検出共振周波数fを推移しながらその駆
動信号(電圧)をそのまま上記第2測定電極16bに印
加し、また、同信号(電圧)を上記反転回路64を介し
て逆相として第1測定電極16aに印加する。そして、
図4に示されるように、第1測定電極16aに直流電圧
と交流電圧からなる Vdc+Vacsin(2π・f・t+π)[V] を印加し、第2測定電極16bに同様に直流電圧と交流
電圧からなる Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] を印加する。ここで、Vdcは直流電圧を、Vacは振幅
(定数)を、fは検出共振周波数をそれぞれ示す。
【0043】このような構成を有する駆動回路部61に
より、上記検出枠12は周波数fにてy方向に振動駆動
される。なお、上記ファンクションジェネレータ63の
駆動信号(電圧)は、信号端子Aにおいてモニタしうる
ようになっている。
より、上記検出枠12は周波数fにてy方向に振動駆動
される。なお、上記ファンクションジェネレータ63の
駆動信号(電圧)は、信号端子Aにおいてモニタしうる
ようになっている。
【0044】上記検出回路部62は、電荷−電圧変換回
路65,66及び差動増幅器67を備えており、上記検
出枠12のy方向の振動状態を検出する。上記電荷−電
圧変換回路65,66はそれぞれ前記角速度検出電極1
5a,15bに接続されており、同角速度検出電極15
a,15bとGNDレベルにある検出枠12全体との間
での静電容量の振動に相当する電気信号(電圧)を発生
する。この電気信号(電圧)は、検出枠12のy方向の
振動を示す交流信号となっている。なお、上記角速度検
出電極15a,15bの静電容量の振動は、互いに逆相
となっているため、これら電荷−電圧変換回路65,6
6においてそれぞれ発生する電気信号(電圧)も、互い
に逆相となっている。
路65,66及び差動増幅器67を備えており、上記検
出枠12のy方向の振動状態を検出する。上記電荷−電
圧変換回路65,66はそれぞれ前記角速度検出電極1
5a,15bに接続されており、同角速度検出電極15
a,15bとGNDレベルにある検出枠12全体との間
での静電容量の振動に相当する電気信号(電圧)を発生
する。この電気信号(電圧)は、検出枠12のy方向の
振動を示す交流信号となっている。なお、上記角速度検
出電極15a,15bの静電容量の振動は、互いに逆相
となっているため、これら電荷−電圧変換回路65,6
6においてそれぞれ発生する電気信号(電圧)も、互い
に逆相となっている。
【0045】上記差動増幅器67は電荷−電圧変換回路
65,66に接続されており、各電荷−電圧変換回路6
5,66において互いに逆相に発生した電気信号(電
圧)を差動増幅する。そして、差動増幅器67は、例え
ば上記第1、第2測定電極16a,16bに印加された
駆動信号(電圧)により上記角速度検出電極15a,1
5bに重畳された同相ノイズの相殺された差動増幅信号
(電圧)を発生する。この差動増幅信号(電圧)は、信
号端子Bにおいてモニタしうるようになっている。
65,66に接続されており、各電荷−電圧変換回路6
5,66において互いに逆相に発生した電気信号(電
圧)を差動増幅する。そして、差動増幅器67は、例え
ば上記第1、第2測定電極16a,16bに印加された
駆動信号(電圧)により上記角速度検出電極15a,1
5bに重畳された同相ノイズの相殺された差動増幅信号
(電圧)を発生する。この差動増幅信号(電圧)は、信
号端子Bにおいてモニタしうるようになっている。
【0046】ここで、上記信号端子A,Bの各出力信号
間の位相差がπ/2となるときの周波数及び上記信号端
子A,Bの電圧を測定することにより、精度よく検出側
共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値を知ること
ができる。
間の位相差がπ/2となるときの周波数及び上記信号端
子A,Bの電圧を測定することにより、精度よく検出側
共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値を知ること
ができる。
【0047】また、図3に示されるように、同様の測定
装置(駆動回路部61、検出回路部62)を用いて上記
駆動電極13a,13b及び駆動検出電極14a,14
bと接続し、同様にして信号端子C,Dの各出力信号間
の位相差がπ/2となるときの周波数等を測定すること
により、駆動枠11及び検出枠12の駆動側共振周波数
fd[Hz]及び振幅(駆動振動速度vd)を知ること
ができる。
装置(駆動回路部61、検出回路部62)を用いて上記
駆動電極13a,13b及び駆動検出電極14a,14
bと接続し、同様にして信号端子C,Dの各出力信号間
の位相差がπ/2となるときの周波数等を測定すること
により、駆動枠11及び検出枠12の駆動側共振周波数
fd[Hz]及び振幅(駆動振動速度vd)を知ること
ができる。
【0048】次に、上記検出された検出側共振周波数f
s[Hz]及びそのときのQ値等に基づく角速度センサ
の感度の算出態様について以下に説明する。駆動枠11
及び検出枠12がx方向に振動駆動されている状態にお
いてz軸廻りの角速度Ωが加えられると、同角速度Ωに
基づくコリオリ力Fcに応じて同検出枠12はy方向に
振動する。コリオリ力Fcに対する検出枠12のy方向
の変位Δyは、 Δy=As・Fc/ks…(1) と表される。ここで、Asは検出側振幅拡大率、ks
[N/m]は検出枠12のy方向のばね定数をそれぞれ
示す。これらはそれぞれ下記数式(2)〜(4)にて表
される。
s[Hz]及びそのときのQ値等に基づく角速度センサ
の感度の算出態様について以下に説明する。駆動枠11
及び検出枠12がx方向に振動駆動されている状態にお
いてz軸廻りの角速度Ωが加えられると、同角速度Ωに
基づくコリオリ力Fcに応じて同検出枠12はy方向に
振動する。コリオリ力Fcに対する検出枠12のy方向
の変位Δyは、 Δy=As・Fc/ks…(1) と表される。ここで、Asは検出側振幅拡大率、ks
[N/m]は検出枠12のy方向のばね定数をそれぞれ
示す。これらはそれぞれ下記数式(2)〜(4)にて表
される。
【0049】
【数3】 ここで、Qは検出枠12が検出側共振周波数fs[H
z]にてy方向に振動しているときのQ値、ms[k
g]は同検出枠12の質量、vd[m/s]は駆動枠1
1及び検出枠12のx方向の振動速度(駆動振動速度)
をそれぞれ示す。なお、上記検出側振幅拡大率Asは、
検出枠12が検出側共振周波数fs[Hz]にて振動し
ているときのQ値がQとなる振動レベルに対応して駆動
側共振周波数fd[Hz]における振動レベルに換算す
る値である。上記数式(2)〜(4)を数式(1)に代
入することにより、変位Δyは下記数式(5)にて表さ
れる。
z]にてy方向に振動しているときのQ値、ms[k
g]は同検出枠12の質量、vd[m/s]は駆動枠1
1及び検出枠12のx方向の振動速度(駆動振動速度)
をそれぞれ示す。なお、上記検出側振幅拡大率Asは、
検出枠12が検出側共振周波数fs[Hz]にて振動し
ているときのQ値がQとなる振動レベルに対応して駆動
側共振周波数fd[Hz]における振動レベルに換算す
る値である。上記数式(2)〜(4)を数式(1)に代
入することにより、変位Δyは下記数式(5)にて表さ
れる。
【0050】
【数4】 従って、上記数式(5)において、検出された駆動側共
振周波数fd[Hz]、駆動振動速度vd[m/s]、
検出側共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値を代
入することで、角速度Ωに対する検出枠12のy方向の
変位Δyの勾配、すなわち角速度センサの感度が予め確
認される。
振周波数fd[Hz]、駆動振動速度vd[m/s]、
検出側共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値を代
入することで、角速度Ωに対する検出枠12のy方向の
変位Δyの勾配、すなわち角速度センサの感度が予め確
認される。
【0051】なお、駆動枠11及び検出枠12が設定値
どおりにx方向に振動すると仮定した場合には、上記駆
動側共振周波数fd[Hz]及び駆動振動速度vd[m
/s]を検出することなく、その設定値をそのまま代入
して角速度感度を求めるようにしてもよい。
どおりにx方向に振動すると仮定した場合には、上記駆
動側共振周波数fd[Hz]及び駆動振動速度vd[m
/s]を検出することなく、その設定値をそのまま代入
して角速度感度を求めるようにしてもよい。
【0052】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)本実施形態では、検出枠12の検出側共振周波数
fs[Hz]及びそのときのQ値を検出するための第
1、第2測定電極16a,16bを設けた。これら検出
側共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値に基づ
き、角速度Ωに対する検出枠12のy方向の変位Δyの
勾配、すなわち角速度センサの感度が簡易に確認され
る。従って、角速度を加えることなく、この確認された
角速度感度に基づきセンサの検出回路のゲイン調整等に
よる感度調整を簡易に行うことができる。そして、角速
度を加える必要がないため、製造ラインの自動化が容易
となり、角速度感度調整の工程に必要とされる時間を低
減して製造コストも削減することができる。
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)本実施形態では、検出枠12の検出側共振周波数
fs[Hz]及びそのときのQ値を検出するための第
1、第2測定電極16a,16bを設けた。これら検出
側共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値に基づ
き、角速度Ωに対する検出枠12のy方向の変位Δyの
勾配、すなわち角速度センサの感度が簡易に確認され
る。従って、角速度を加えることなく、この確認された
角速度感度に基づきセンサの検出回路のゲイン調整等に
よる感度調整を簡易に行うことができる。そして、角速
度を加える必要がないため、製造ラインの自動化が容易
となり、角速度感度調整の工程に必要とされる時間を低
減して製造コストも削減することができる。
【0053】(2)本実施形態では、検出枠12の一側
及び他側(図1の上側及び下側)の外側に同検出枠12
を挟みこむようにして第1、第2測定電極16a,16
bを設けた。そして、これら第1、第2測定電極16
a,16bに対して、同一の直流バイアス及び位相が互
いに反転した駆動信号を入力して検出枠12をy方向に
振動駆動するようにした。従って、上記第1、第2測定
電極16a,16bに印加された駆動信号(電圧)によ
り上記角速度検出電極15a,15bに重畳されたノイ
ズは、差動増幅器67により相殺される。このため、上
記検出枠12の検出側共振周波数fs[Hz]及びその
ときのQ値、すなわち角速度センサの感度をより高精度
に測定することができる。
及び他側(図1の上側及び下側)の外側に同検出枠12
を挟みこむようにして第1、第2測定電極16a,16
bを設けた。そして、これら第1、第2測定電極16
a,16bに対して、同一の直流バイアス及び位相が互
いに反転した駆動信号を入力して検出枠12をy方向に
振動駆動するようにした。従って、上記第1、第2測定
電極16a,16bに印加された駆動信号(電圧)によ
り上記角速度検出電極15a,15bに重畳されたノイ
ズは、差動増幅器67により相殺される。このため、上
記検出枠12の検出側共振周波数fs[Hz]及びその
ときのQ値、すなわち角速度センサの感度をより高精度
に測定することができる。
【0054】(3)本実施形態では、検出枠12の静止
状態において、第1、第2測定電極16a,16bと検
出枠12との間のy方向の距離Lを、角速度検出電極1
5a,15bと検出枠12との間のy方向の距離dより
も短く設定した。従って、角速度の検出時において、こ
れら検出枠12及び第1、第2測定電極16a,16b
を等電位に維持することで、例えば同検出枠12が外部
からの衝撃等によりy方向に過大に振動した場合、同検
出枠12は角速度検出電極15a,15bと接触する前
に第1若しくは第2測定電極16a,16bと接触す
る。このように検出枠12の過大な振動を規制すること
で、同検出枠12及び角速度検出電極15a,15b間
の短絡、並びに検出枠12そのものの破壊を防止するこ
とができる。
状態において、第1、第2測定電極16a,16bと検
出枠12との間のy方向の距離Lを、角速度検出電極1
5a,15bと検出枠12との間のy方向の距離dより
も短く設定した。従って、角速度の検出時において、こ
れら検出枠12及び第1、第2測定電極16a,16b
を等電位に維持することで、例えば同検出枠12が外部
からの衝撃等によりy方向に過大に振動した場合、同検
出枠12は角速度検出電極15a,15bと接触する前
に第1若しくは第2測定電極16a,16bと接触す
る。このように検出枠12の過大な振動を規制すること
で、同検出枠12及び角速度検出電極15a,15b間
の短絡、並びに検出枠12そのものの破壊を防止するこ
とができる。
【0055】なお、図5に示されるように、上記駆動回
路部61により上記第1測定電極16aに印加される信
号を直流電圧からなる Vdc[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と交流電圧からなる Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] としてもよい。この場合においても、差動増幅器67
は、例えば上記第1、第2測定電極16a,16bに印
加された駆動信号(電圧)により上記角速度検出電極1
5a,15bに重畳されたノイズをほぼ消去する。そし
て、同様に上記信号端子A,Bの各出力信号間の位相差
がπ/2となるときの周波数を測定することにより、検
出側共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が測定
される。
路部61により上記第1測定電極16aに印加される信
号を直流電圧からなる Vdc[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と交流電圧からなる Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] としてもよい。この場合においても、差動増幅器67
は、例えば上記第1、第2測定電極16a,16bに印
加された駆動信号(電圧)により上記角速度検出電極1
5a,15bに重畳されたノイズをほぼ消去する。そし
て、同様に上記信号端子A,Bの各出力信号間の位相差
がπ/2となるときの周波数を測定することにより、検
出側共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が測定
される。
【0056】また、図6に示されるように、上記駆動回
路部61により上記第1測定電極16aに印加される信
号を直流電圧と交流電圧からなる Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と交流電圧からなる −Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] としてもよい。この場合においても、差動増幅器67
は、例えば上記第1、第2測定電極16a,16bに印
加された駆動信号(電圧)により上記角速度検出電極1
5a,15bに重畳されたノイズをほぼ消去する。そし
て、同様に上記信号端子A,Bの各出力信号間の位相差
がπ/2となるときの周波数を測定することにより、検
出側共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が測定
される。
路部61により上記第1測定電極16aに印加される信
号を直流電圧と交流電圧からなる Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と交流電圧からなる −Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] としてもよい。この場合においても、差動増幅器67
は、例えば上記第1、第2測定電極16a,16bに印
加された駆動信号(電圧)により上記角速度検出電極1
5a,15bに重畳されたノイズをほぼ消去する。そし
て、同様に上記信号端子A,Bの各出力信号間の位相差
がπ/2となるときの周波数を測定することにより、検
出側共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が測定
される。
【0057】さらに、図7に示されるように、上記駆動
回路部61により上記第1測定電極16aに印加される
信号を直流電圧からなる Vdc[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と高周波の交流電圧を共振点付近の周波数でAM変調し
た交流電圧からなる Vdc+Vaccos(2π・f・t+θ1+π)sin
(2π・fh・t+θ2)[V] としてもよい。ここで、fは変調周波数を、fhは搬送
波(高周波)の周波数を、θ1,θ2は任意の定数をそ
れぞれ示す。この場合、上記角速度検出電極15a,1
5bに重畳された高周波ノイズをローパスフィルタで取
り除くことにより、検出側共振周波数fs[Hz]及び
そのときのQ値が精度よく測定される。
回路部61により上記第1測定電極16aに印加される
信号を直流電圧からなる Vdc[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と高周波の交流電圧を共振点付近の周波数でAM変調し
た交流電圧からなる Vdc+Vaccos(2π・f・t+θ1+π)sin
(2π・fh・t+θ2)[V] としてもよい。ここで、fは変調周波数を、fhは搬送
波(高周波)の周波数を、θ1,θ2は任意の定数をそ
れぞれ示す。この場合、上記角速度検出電極15a,1
5bに重畳された高周波ノイズをローパスフィルタで取
り除くことにより、検出側共振周波数fs[Hz]及び
そのときのQ値が精度よく測定される。
【0058】さらにまた、図8に示されるように、上記
駆動回路部61により上記第1測定電極16aに印加さ
れる信号を直流電圧と高周波の交流電圧を共振点付近の
周波数でAM変調した交流電圧からなる Vdc+Vaccos(2π・f・t+θ1)sin(2π
・fh・t+θ2)[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と高周波の交流電圧を共振点付近の周波数でAM変調し
た交流電圧からなる Vdc+Vaccos(2π・f・t+θ1+π)sin
(2π・fh・t+θ3)[V] としてもよい。ここで、fは変調周波数を、fhは搬送
波(高周波)の周波数を、θ1,θ2,θ3は任意の定
数をそれぞれ示す。この場合も、上記角速度検出電極1
5a,15bに重畳された高周波ノイズをローパスフィ
ルタで取り除くことにより、検出側共振周波数fs[H
z]及びそのときのQ値が精度よく測定される。
駆動回路部61により上記第1測定電極16aに印加さ
れる信号を直流電圧と高周波の交流電圧を共振点付近の
周波数でAM変調した交流電圧からなる Vdc+Vaccos(2π・f・t+θ1)sin(2π
・fh・t+θ2)[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と高周波の交流電圧を共振点付近の周波数でAM変調し
た交流電圧からなる Vdc+Vaccos(2π・f・t+θ1+π)sin
(2π・fh・t+θ3)[V] としてもよい。ここで、fは変調周波数を、fhは搬送
波(高周波)の周波数を、θ1,θ2,θ3は任意の定
数をそれぞれ示す。この場合も、上記角速度検出電極1
5a,15bに重畳された高周波ノイズをローパスフィ
ルタで取り除くことにより、検出側共振周波数fs[H
z]及びそのときのQ値が精度よく測定される。
【0059】また、図9に示されるように、上記駆動回
路部61により上記第1測定電極16aに印加される信
号を直流電圧からなる Vb[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と予測される検出共振周波数の1/2の周波数の交流電
圧からなる Vb+Vacsin(2π・(1/2)f・t)[V] としてもよい。ここで、Vbは検出枠12と等電位(G
ND)となるような直流電圧を、fは予測される検出共
振周波数をそれぞれ示す。この場合、上記角速度検出電
極15a,15bに重畳された共振周波数の1/2の周
波数をハイパスフィルタで取り除くことにより、検出側
共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が精度よく
測定される。
路部61により上記第1測定電極16aに印加される信
号を直流電圧からなる Vb[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と予測される検出共振周波数の1/2の周波数の交流電
圧からなる Vb+Vacsin(2π・(1/2)f・t)[V] としてもよい。ここで、Vbは検出枠12と等電位(G
ND)となるような直流電圧を、fは予測される検出共
振周波数をそれぞれ示す。この場合、上記角速度検出電
極15a,15bに重畳された共振周波数の1/2の周
波数をハイパスフィルタで取り除くことにより、検出側
共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が精度よく
測定される。
【0060】さらに、図10に示されるように、上記駆
動回路部61により上記第1測定電極16aに印加され
る信号を直流電圧と予測される検出共振周波数の1/2
の周波数の交流電圧からなる Vb+Vacsin(2π・(1/2)f・t)[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と予測される検出共振周波数の1/2の周波数の交流電
圧からなる Vb+Vacsin(2π・(1/2)f・t+π/2)
[V] としてもよい。この場合も、上記角速度検出電極15
a,15bに重畳された共振周波数の1/2の周波数を
ハイパスフィルタで取り除くことにより、検出側共振周
波数fs[Hz]及びそのときのQ値が精度よく測定さ
れる。 (第2実施形態)以下、本発明を角速度センサに具体化
した第2実施形態を図11〜図15に従って説明する。
なお、第1実施形態においては、検出枠12の一側及び
他側(図11の上側及び下側)の外側に同検出枠12を
挟みこむように配設される第1、第2測定電極16a,
16bを採用した。第2実施形態の角速度センサは、検
出枠12の一側(図11の上側)の外側において、x方
向に2分割されて同x方向に延びる第1、第2測定電極
70a,70bを採用したことが第1実施形態と異な
る。そして、その他の構成及び角速度検出に係る電気的
構成は第1実施形態と同様であるためその詳細な説明は
省略する。
動回路部61により上記第1測定電極16aに印加され
る信号を直流電圧と予測される検出共振周波数の1/2
の周波数の交流電圧からなる Vb+Vacsin(2π・(1/2)f・t)[V] とし、第2測定電極16bに印加される信号を直流電圧
と予測される検出共振周波数の1/2の周波数の交流電
圧からなる Vb+Vacsin(2π・(1/2)f・t+π/2)
[V] としてもよい。この場合も、上記角速度検出電極15
a,15bに重畳された共振周波数の1/2の周波数を
ハイパスフィルタで取り除くことにより、検出側共振周
波数fs[Hz]及びそのときのQ値が精度よく測定さ
れる。 (第2実施形態)以下、本発明を角速度センサに具体化
した第2実施形態を図11〜図15に従って説明する。
なお、第1実施形態においては、検出枠12の一側及び
他側(図11の上側及び下側)の外側に同検出枠12を
挟みこむように配設される第1、第2測定電極16a,
16bを採用した。第2実施形態の角速度センサは、検
出枠12の一側(図11の上側)の外側において、x方
向に2分割されて同x方向に延びる第1、第2測定電極
70a,70bを採用したことが第1実施形態と異な
る。そして、その他の構成及び角速度検出に係る電気的
構成は第1実施形態と同様であるためその詳細な説明は
省略する。
【0061】本実施形態の角速度センサの感度を測定す
る際の電気的構成について図11に基づき更に説明す
る。図11に示されるように、この測定装置は大きくは
駆動回路部71と、前記検出回路部62とを有してい
る。
る際の電気的構成について図11に基づき更に説明す
る。図11に示されるように、この測定装置は大きくは
駆動回路部71と、前記検出回路部62とを有してい
る。
【0062】上記駆動回路部71は、ファンクションジ
ェネレータ73を備えており、上記検出枠12の共振周
波数fs[Hz]を検出するために、駆動信号(電圧)
の周波数(検出共振周波数f)を推移させて前記第1、
第2測定電極70a,70bに印加する。
ェネレータ73を備えており、上記検出枠12の共振周
波数fs[Hz]を検出するために、駆動信号(電圧)
の周波数(検出共振周波数f)を推移させて前記第1、
第2測定電極70a,70bに印加する。
【0063】すなわち、上記ファンクションジェネレー
タ73は、上記検出共振周波数fを推移しながらその発
生信号(電圧)をそのまま上記第1、第2測定電極70
a,70bにそれぞれ印加する。そして、図12に示さ
れるように、第1、第2測定電極70a,70bに直流
電圧と交流電圧からなる Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] を印加する。ここで、Vdcは直流電圧を、Vacは振幅
(定数)を、fは検出共振周波数をそれぞれ示す。
タ73は、上記検出共振周波数fを推移しながらその発
生信号(電圧)をそのまま上記第1、第2測定電極70
a,70bにそれぞれ印加する。そして、図12に示さ
れるように、第1、第2測定電極70a,70bに直流
電圧と交流電圧からなる Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] を印加する。ここで、Vdcは直流電圧を、Vacは振幅
(定数)を、fは検出共振周波数をそれぞれ示す。
【0064】このような構成を有する駆動回路部71に
より、上記検出枠12は検出共振周波数fにてy方向に
振動駆動される。なお、上記ファンクションジェネレー
タ73の発生信号(電圧)は、信号端子Aにおいてモニ
タしうるようになっている。
より、上記検出枠12は検出共振周波数fにてy方向に
振動駆動される。なお、上記ファンクションジェネレー
タ73の発生信号(電圧)は、信号端子Aにおいてモニ
タしうるようになっている。
【0065】また、第1実施形態と同様に検出回路部6
2の差動増幅器67は、例えば上記第1、第2測定電極
70a,70bに印加された駆動信号(電圧)により上
記角速度検出電極15a,15bに重畳されたノイズを
ほぼ消去した差動増幅信号(電圧)を発生する。この差
動増幅信号(電圧)は、信号端子Bにおいてモニタしう
るようになっている。そして、同様に上記信号端子A,
Bの各出力信号間の位相差がπ/2となるときの周波数
を測定することにより、検出側共振周波数fs[Hz]
及びそのときのQ値が測定される。
2の差動増幅器67は、例えば上記第1、第2測定電極
70a,70bに印加された駆動信号(電圧)により上
記角速度検出電極15a,15bに重畳されたノイズを
ほぼ消去した差動増幅信号(電圧)を発生する。この差
動増幅信号(電圧)は、信号端子Bにおいてモニタしう
るようになっている。そして、同様に上記信号端子A,
Bの各出力信号間の位相差がπ/2となるときの周波数
を測定することにより、検出側共振周波数fs[Hz]
及びそのときのQ値が測定される。
【0066】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、前記第1実施形態における(1)〜(3)の効果と
同様の効果が得られるようになる。なお、図13に示さ
れるように、上記駆動回路部71により上記第1測定電
極70aに印加される信号を直流電圧と交流電圧からな
る Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] とし、第2測定電極70bに印加される信号を直流電圧
と交流電圧からなる −Vdc+Vacsin(2π・f・t+π)[V] としてもよい。この場合、検出回路部62の差動増幅器
67は、例えば上記第1、第2測定電極70a,70b
に印加された駆動信号(電圧)により上記角速度検出電
極15a,15bに重畳されたノイズの相殺された差動
増幅信号(電圧)を発生する。そして、同様に上記信号
端子A,Bの各出力信号間の位相差がπ/2となるとき
の周波数を測定することにより、精度よく検出側共振周
波数fs[Hz]及びそのときのQ値が測定される。
ば、前記第1実施形態における(1)〜(3)の効果と
同様の効果が得られるようになる。なお、図13に示さ
れるように、上記駆動回路部71により上記第1測定電
極70aに印加される信号を直流電圧と交流電圧からな
る Vdc+Vacsin(2π・f・t)[V] とし、第2測定電極70bに印加される信号を直流電圧
と交流電圧からなる −Vdc+Vacsin(2π・f・t+π)[V] としてもよい。この場合、検出回路部62の差動増幅器
67は、例えば上記第1、第2測定電極70a,70b
に印加された駆動信号(電圧)により上記角速度検出電
極15a,15bに重畳されたノイズの相殺された差動
増幅信号(電圧)を発生する。そして、同様に上記信号
端子A,Bの各出力信号間の位相差がπ/2となるとき
の周波数を測定することにより、精度よく検出側共振周
波数fs[Hz]及びそのときのQ値が測定される。
【0067】また、図14に示されるように、上記駆動
回路部71により上記第1測定電極70aに印加される
信号を直流電圧と高周波の交流電圧を共振点付近の周波
数でAM変調した交流電圧からなる Vdc+Vaccos(2π・f・t+θ1)・sin(2
π・fh・t+θ2)[V] とし、第2測定電極70bに印加される信号を直流電圧
と高周波の交流電圧を共振点付近の周波数でAM変調し
た交流電圧からなる Vdc+Vaccos(2π・f・t+θ1)・sin(2
π・fh・t+θ3)[V] としてもよい。ここで、fは変調周波数を、fhは搬送
波(高周波)の周波数を、θ1,θ2,θ3は任意の定
数をそれぞれ示す。この場合も、上記角速度検出電極1
5a,15bに重畳された高周波ノイズをローパスフィ
ルタで取り除くことにより、検出側共振周波数fs[H
z]及びそのときのQ値が精度よく測定される。
回路部71により上記第1測定電極70aに印加される
信号を直流電圧と高周波の交流電圧を共振点付近の周波
数でAM変調した交流電圧からなる Vdc+Vaccos(2π・f・t+θ1)・sin(2
π・fh・t+θ2)[V] とし、第2測定電極70bに印加される信号を直流電圧
と高周波の交流電圧を共振点付近の周波数でAM変調し
た交流電圧からなる Vdc+Vaccos(2π・f・t+θ1)・sin(2
π・fh・t+θ3)[V] としてもよい。ここで、fは変調周波数を、fhは搬送
波(高周波)の周波数を、θ1,θ2,θ3は任意の定
数をそれぞれ示す。この場合も、上記角速度検出電極1
5a,15bに重畳された高周波ノイズをローパスフィ
ルタで取り除くことにより、検出側共振周波数fs[H
z]及びそのときのQ値が精度よく測定される。
【0068】さらに、図15に示されるように、上記駆
動回路部71により第1、第2測定電極70a,70b
に印加される信号を直流電圧と予測される検出共振周波
数の1/2の周波数の交流電圧からなる Vb+Vacsin(2π・(1/2)f・t)[V] としてもよい。ここで、Vbは検出枠12と等電位(G
ND)となるような直流電圧を、fは予測される検出共
振周波数をそれぞれ示す。この場合、上記角速度検出電
極15a,15bに重畳された共振周波数の1/2の周
波数をハイパスフィルタで取り除くことにより、検出側
共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が精度よく
測定される。
動回路部71により第1、第2測定電極70a,70b
に印加される信号を直流電圧と予測される検出共振周波
数の1/2の周波数の交流電圧からなる Vb+Vacsin(2π・(1/2)f・t)[V] としてもよい。ここで、Vbは検出枠12と等電位(G
ND)となるような直流電圧を、fは予測される検出共
振周波数をそれぞれ示す。この場合、上記角速度検出電
極15a,15bに重畳された共振周波数の1/2の周
波数をハイパスフィルタで取り除くことにより、検出側
共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が精度よく
測定される。
【0069】なお、本発明の実施の形態は上記実施形態
に限定されるものではなく、次のように変更してもよ
い。 ・前記第1実施形態において採用された測定装置に代え
て、図16に示される測定装置を採用してもよい。すな
わち、この測定装置は前記検出回路部62と駆動回路部
75とを備えており、同駆動回路部75は、移相器7
6、増幅器77及び反転回路78を有している。そし
て、上記移相器76は前記差動増幅器67に接続されて
おり、前記検出枠12のy方向の振動を共振点とするた
めに、上記差動増幅器67において発生した差動増幅信
号を略π/2移相する。そして、前記第1、第2測定電
極16a,16b、角速度検出電極15a,15b、検
出回路部62及び駆動回路部75等によって形成される
ループの位相が2nπ(nは整数)となるようにする。
に限定されるものではなく、次のように変更してもよ
い。 ・前記第1実施形態において採用された測定装置に代え
て、図16に示される測定装置を採用してもよい。すな
わち、この測定装置は前記検出回路部62と駆動回路部
75とを備えており、同駆動回路部75は、移相器7
6、増幅器77及び反転回路78を有している。そし
て、上記移相器76は前記差動増幅器67に接続されて
おり、前記検出枠12のy方向の振動を共振点とするた
めに、上記差動増幅器67において発生した差動増幅信
号を略π/2移相する。そして、前記第1、第2測定電
極16a,16b、角速度検出電極15a,15b、検
出回路部62及び駆動回路部75等によって形成される
ループの位相が2nπ(nは整数)となるようにする。
【0070】上記増幅器77は、移相器76に接続され
ており、前記第1、第2測定電極16a,16b、角速
度検出電極15a,15b、検出回路部62及び駆動回
路部75等によって形成されるループゲインが1よりも
大きくなるように上記移相された差動増幅信号を増幅す
る。
ており、前記第1、第2測定電極16a,16b、角速
度検出電極15a,15b、検出回路部62及び駆動回
路部75等によって形成されるループゲインが1よりも
大きくなるように上記移相された差動増幅信号を増幅す
る。
【0071】上記第2測定電極16bにはこの増幅器7
7において増幅された信号(電圧)がそのままに印加さ
れ、第1測定電極16aには同信号(電圧)が上記反転
回路78を介して逆相とされて印加される。すなわち、
上記駆動回路部75により第1、第2測定電極16a,
16bに図4と同様の駆動信号(電圧)を印加する。
7において増幅された信号(電圧)がそのままに印加さ
れ、第1測定電極16aには同信号(電圧)が上記反転
回路78を介して逆相とされて印加される。すなわち、
上記駆動回路部75により第1、第2測定電極16a,
16bに図4と同様の駆動信号(電圧)を印加する。
【0072】このような構成を有する駆動回路部75に
より、上記検出枠12は共振周波数fs[Hz]にてy
方向に振動駆動される(自励発振する)。そして、この
ときの差動増幅器67からの出力信号に基づき検出側共
振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が測定され
る。
より、上記検出枠12は共振周波数fs[Hz]にてy
方向に振動駆動される(自励発振する)。そして、この
ときの差動増幅器67からの出力信号に基づき検出側共
振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が測定され
る。
【0073】なお、上記駆動回路部75により、第1、
第2測定電極16a,16bに図5若しくは図6と同様
の駆動信号(電圧)を印加するようにしてもよい。 ・前記第1実施形態においては、x方向に撓みやすいば
ね梁31〜34を介して支持される駆動枠11と、同駆
動枠11に対してy方向に撓みやすいばね梁35〜38
を介して支持される検出枠12とを備えた角速度センサ
とした。これに対して、図17に示されるように、x方
向及びy方向に撓みやすいばね梁81,82,83,8
4を介して支持される検出枠85のみを備えた角速度セ
ンサとしてもよい。この場合、例えば検出枠85の一側
(図17の右側)に駆動電極86を配置し、同他側(図
17の左側)に駆動検出電極87を配置する。そして、
前記第1実施形態に準じて、これら駆動電極86及び駆
動検出電極87の間を電荷−電圧変換回路88、増幅器
89、移相器90及び増幅器91を介して接続する。こ
のような構成においても、上記検出枠85は駆動側共振
周波数fd[Hz]にてx方向に振動駆動される(自励
発振する)。このような構成を採用することで、特にそ
の構造を簡素化することができる。
第2測定電極16a,16bに図5若しくは図6と同様
の駆動信号(電圧)を印加するようにしてもよい。 ・前記第1実施形態においては、x方向に撓みやすいば
ね梁31〜34を介して支持される駆動枠11と、同駆
動枠11に対してy方向に撓みやすいばね梁35〜38
を介して支持される検出枠12とを備えた角速度センサ
とした。これに対して、図17に示されるように、x方
向及びy方向に撓みやすいばね梁81,82,83,8
4を介して支持される検出枠85のみを備えた角速度セ
ンサとしてもよい。この場合、例えば検出枠85の一側
(図17の右側)に駆動電極86を配置し、同他側(図
17の左側)に駆動検出電極87を配置する。そして、
前記第1実施形態に準じて、これら駆動電極86及び駆
動検出電極87の間を電荷−電圧変換回路88、増幅器
89、移相器90及び増幅器91を介して接続する。こ
のような構成においても、上記検出枠85は駆動側共振
周波数fd[Hz]にてx方向に振動駆動される(自励
発振する)。このような構成を採用することで、特にそ
の構造を簡素化することができる。
【0074】・前記第1実施形態においては、検出枠1
2の一側及び他側(図1の上側及び下側)の外側にそれ
ぞれ1本ずつ配設される第1、第2測定電極16a,1
6bを採用した。これに対して、図18に示されるよう
に、x方向に複数個(同図においては4つ)に分割され
てx方向に交互に配置される第1、第2測定電極96,
97としてもよい。この場合、特に上記第1、第2測定
電極96,97を検出枠12の一側及び他側(図18の
上側及び下側)に互い違いに配置して前記駆動回路部4
1からの駆動信号(電圧)を印加する。これにより、例
えば上記第1、第2測定電極96,97に印加された駆
動信号(電圧)及びその他の外部ノイズも均等に上記角
速度検出電極15a,15bに重畳される。従って、検
出回路部62の差動増幅器67(図3参照)は、上記角
速度検出電極15a,15bに重畳された均等なノイズ
を相殺し、更に精度よく検出側共振周波数fs[Hz]
及びそのときのQ値が測定される。
2の一側及び他側(図1の上側及び下側)の外側にそれ
ぞれ1本ずつ配設される第1、第2測定電極16a,1
6bを採用した。これに対して、図18に示されるよう
に、x方向に複数個(同図においては4つ)に分割され
てx方向に交互に配置される第1、第2測定電極96,
97としてもよい。この場合、特に上記第1、第2測定
電極96,97を検出枠12の一側及び他側(図18の
上側及び下側)に互い違いに配置して前記駆動回路部4
1からの駆動信号(電圧)を印加する。これにより、例
えば上記第1、第2測定電極96,97に印加された駆
動信号(電圧)及びその他の外部ノイズも均等に上記角
速度検出電極15a,15bに重畳される。従って、検
出回路部62の差動増幅器67(図3参照)は、上記角
速度検出電極15a,15bに重畳された均等なノイズ
を相殺し、更に精度よく検出側共振周波数fs[Hz]
及びそのときのQ値が測定される。
【0075】また、このようにそれぞれ複数個の第1、
第2測定電極96,97を備える場合、上記角速度検出
電極15a,15bに混入されるノイズが全体として低
減されるように各測定電極96,97に印加される駆動
信号の、例えば振幅を電極ごとに個別に設定してもよ
い。
第2測定電極96,97を備える場合、上記角速度検出
電極15a,15bに混入されるノイズが全体として低
減されるように各測定電極96,97に印加される駆動
信号の、例えば振幅を電極ごとに個別に設定してもよ
い。
【0076】・前記第2実施形態において採用された測
定装置に代えて、図19に示される測定装置を採用して
もよい。すなわち、この測定装置は前記検出回路部62
と駆動回路部100とを備えており、同駆動回路部10
0は、移相器101、増幅器102、反転回路103及
びバイアス設定回路104,105を有している。そし
て、上記移相器101は前記差動増幅器67に接続され
ており、前記検出枠12のy方向の振動を共振点とする
ために、上記差動増幅器67において発生した差動増幅
信号を略π/2移相する。そして、前記第1、第2測定
電極70a,70b、角速度検出電極15a,15b、
検出回路部62及び駆動回路部100等によって形成さ
れるループの位相が2nπ(nは整数)となるようにす
る。
定装置に代えて、図19に示される測定装置を採用して
もよい。すなわち、この測定装置は前記検出回路部62
と駆動回路部100とを備えており、同駆動回路部10
0は、移相器101、増幅器102、反転回路103及
びバイアス設定回路104,105を有している。そし
て、上記移相器101は前記差動増幅器67に接続され
ており、前記検出枠12のy方向の振動を共振点とする
ために、上記差動増幅器67において発生した差動増幅
信号を略π/2移相する。そして、前記第1、第2測定
電極70a,70b、角速度検出電極15a,15b、
検出回路部62及び駆動回路部100等によって形成さ
れるループの位相が2nπ(nは整数)となるようにす
る。
【0077】上記増幅器102は、移相器101に接続
されており、前記第1、第2測定電極70a,70b、
角速度検出電極15a,15b、検出回路部62及び駆
動回路部100等によって形成されるループゲインが1
よりも大きくなるように上記移相された差動増幅信号を
増幅する。
されており、前記第1、第2測定電極70a,70b、
角速度検出電極15a,15b、検出回路部62及び駆
動回路部100等によって形成されるループゲインが1
よりも大きくなるように上記移相された差動増幅信号を
増幅する。
【0078】上記第1測定電極70aにはこの増幅器1
02において増幅された信号(電圧)が上記バイアス設
定回路104を介して直流電圧Vdcが加えられて印加さ
れ、第2測定電極70bには同信号(電圧)が上記反転
回路103、バイアス設定回路105を介して直流電圧
−Vdcが加えられて逆相とされて印加される。すなわ
ち、上記駆動回路部100により第1、第2測定電極7
0a,70bに図13と同様の駆動信号(電圧)を印加
する。
02において増幅された信号(電圧)が上記バイアス設
定回路104を介して直流電圧Vdcが加えられて印加さ
れ、第2測定電極70bには同信号(電圧)が上記反転
回路103、バイアス設定回路105を介して直流電圧
−Vdcが加えられて逆相とされて印加される。すなわ
ち、上記駆動回路部100により第1、第2測定電極7
0a,70bに図13と同様の駆動信号(電圧)を印加
する。
【0079】このような構成を有する駆動回路部100
により、上記検出枠12は検出側共振周波数fs[H
z]にてy方向に振動駆動される(自励発振する)。そ
して、このときの差動増幅器67からの出力信号に基づ
き検出側共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が
測定される。
により、上記検出枠12は検出側共振周波数fs[H
z]にてy方向に振動駆動される(自励発振する)。そ
して、このときの差動増幅器67からの出力信号に基づ
き検出側共振周波数fs[Hz]及びそのときのQ値が
測定される。
【0080】なお、上記駆動回路部100により、第
1、第2測定電極70a,70bに図12と同様の駆動
信号(電圧)を印加するようにしてもよい。 ・前記第2実施形態においては、x方向に撓みやすいば
ね梁31〜34を介して支持される駆動枠11と、同駆
動枠11に対してy方向に撓みやすいばね梁35〜38
を介して支持される検出枠12とを備えた角速度センサ
とした。これに対して、図20に示されるように、x方
向及びy方向に撓みやすいばね梁106,107,10
8,109を介して支持される検出枠110のみを備え
た角速度センサとしてもよい。この場合、例えば検出枠
110の一側(図20の右側)に駆動電極111を配置
し、同他側(図20の左側)に駆動検出電極112を配
置する。このような構成においても、上記検出枠110
は共振周波数fd[Hz]にてx方向に振動駆動される
(自励発振する)。このような構成を採用することで、
特にその構造を簡素化することができる。
1、第2測定電極70a,70bに図12と同様の駆動
信号(電圧)を印加するようにしてもよい。 ・前記第2実施形態においては、x方向に撓みやすいば
ね梁31〜34を介して支持される駆動枠11と、同駆
動枠11に対してy方向に撓みやすいばね梁35〜38
を介して支持される検出枠12とを備えた角速度センサ
とした。これに対して、図20に示されるように、x方
向及びy方向に撓みやすいばね梁106,107,10
8,109を介して支持される検出枠110のみを備え
た角速度センサとしてもよい。この場合、例えば検出枠
110の一側(図20の右側)に駆動電極111を配置
し、同他側(図20の左側)に駆動検出電極112を配
置する。このような構成においても、上記検出枠110
は共振周波数fd[Hz]にてx方向に振動駆動される
(自励発振する)。このような構成を採用することで、
特にその構造を簡素化することができる。
【0081】・前記第2実施形態においては、検出枠1
2の一側(図11の上側)の外側にそれぞれ1本ずつ配
設される第1、第2測定電極70a,70bを採用し
た。これに対して、図21に示されるように、x方向に
複数個(同図においては4つ)に分割されて配設される
第1、第2測定電極115,116としてもよい。この
場合、特に上記第1、第2測定電極115,116を1
つおきに配置して前記駆動回路部71からの駆動信号
(電圧)を印加する。この駆動信号(電圧)としては、
例えば図12若しくは図13に示される信号であってよ
い。これにより、例えば上記第1、第2測定電極11
5,116に印加された駆動信号(電圧)及びその他の
外部ノイズも均等に上記角速度検出電極15a,15b
に重畳される。そして、検出回路部62の差動増幅器6
7は、上記角速度検出電極15a,15bに重畳された
均等なノイズを相殺し、更に精度よく検出側共振周波数
fs[Hz]及びそのときのQ値が測定される。
2の一側(図11の上側)の外側にそれぞれ1本ずつ配
設される第1、第2測定電極70a,70bを採用し
た。これに対して、図21に示されるように、x方向に
複数個(同図においては4つ)に分割されて配設される
第1、第2測定電極115,116としてもよい。この
場合、特に上記第1、第2測定電極115,116を1
つおきに配置して前記駆動回路部71からの駆動信号
(電圧)を印加する。この駆動信号(電圧)としては、
例えば図12若しくは図13に示される信号であってよ
い。これにより、例えば上記第1、第2測定電極11
5,116に印加された駆動信号(電圧)及びその他の
外部ノイズも均等に上記角速度検出電極15a,15b
に重畳される。そして、検出回路部62の差動増幅器6
7は、上記角速度検出電極15a,15bに重畳された
均等なノイズを相殺し、更に精度よく検出側共振周波数
fs[Hz]及びそのときのQ値が測定される。
【0082】また、このようにそれぞれ複数個の第1、
第2測定電極115,116を備える場合、上記角速度
検出電極15a,15bに混入されるノイズが全体とし
て低減されるように各測定電極115,116に印加さ
れる駆動信号の、例えば振幅を電極ごとに個別に設定し
てもよい。
第2測定電極115,116を備える場合、上記角速度
検出電極15a,15bに混入されるノイズが全体とし
て低減されるように各測定電極115,116に印加さ
れる駆動信号の、例えば振幅を電極ごとに個別に設定し
てもよい。
【0083】・前記各実施形態においては、複数個の測
定電極16a,16b,70a,70b,96,97,
115,116を設けたが、検出枠12をy方向に振動
駆動しうるのであれば、1個だけであってもよい。
定電極16a,16b,70a,70b,96,97,
115,116を設けたが、検出枠12をy方向に振動
駆動しうるのであれば、1個だけであってもよい。
【0084】・前記各実施形態においては、第1、第2
測定電極16a,16b,70a,70b,96,9
7,115,116をx方向に延びる板状に形成した
が、例えばこれら測定電極を検出枠12,85,110
に対して突出する櫛歯状とし、対向する検出枠12,8
3,110も互い違いとなるように突出する櫛歯状とし
てもよい。
測定電極16a,16b,70a,70b,96,9
7,115,116をx方向に延びる板状に形成した
が、例えばこれら測定電極を検出枠12,85,110
に対して突出する櫛歯状とし、対向する検出枠12,8
3,110も互い違いとなるように突出する櫛歯状とし
てもよい。
【0085】・第1、第2測定電極16a,16b,7
0a,70b,96,97,115,116に対して互
いに逆相となる駆動信号を入力する場合、1出力のファ
ンクションジェネレータを使用する場合には、その出力
を2つに分岐してその一方に反転回路を介装すればよい
し、2出力のファンクションジェネレータを使用する場
合には、互いに逆相となる駆動信号をそれぞれ生成しす
ればよい。
0a,70b,96,97,115,116に対して互
いに逆相となる駆動信号を入力する場合、1出力のファ
ンクションジェネレータを使用する場合には、その出力
を2つに分岐してその一方に反転回路を介装すればよい
し、2出力のファンクションジェネレータを使用する場
合には、互いに逆相となる駆動信号をそれぞれ生成しす
ればよい。
【0086】・前記各実施形態において採用された測定
装置の回路構成は一例であって、その他の回路構成を採
用してもよい。 ・前記各実施形態においては、駆動側共振周波数fd
[Hz]及び駆動振動速度vd[m/s]を別途、駆動
回路部61及び検出回路部62により測定するようにし
た。これに対して、これら駆動側共振周波数fd[H
z]及び駆動振動速度vd[m/s]を駆動枠11及び
検出枠12の駆動に係る設定値として定数としてもよ
い。
装置の回路構成は一例であって、その他の回路構成を採
用してもよい。 ・前記各実施形態においては、駆動側共振周波数fd
[Hz]及び駆動振動速度vd[m/s]を別途、駆動
回路部61及び検出回路部62により測定するようにし
た。これに対して、これら駆動側共振周波数fd[H
z]及び駆動振動速度vd[m/s]を駆動枠11及び
検出枠12の駆動に係る設定値として定数としてもよ
い。
【0087】・前記各実施形態において採用された駆動
枠11及び検出枠85,110のx方向の駆動構造(駆
動回路部)は一例であってその他の構造を採用してもよ
い。 ・前記各実施形態におけるシリコン基板10に代えて、
例えば多結晶、単結晶、又は非晶質のSi,Ge,Si
C,SixGe1-x ,SixGeyC1-x-y にて形成さ
れた基板としてもよい。
枠11及び検出枠85,110のx方向の駆動構造(駆
動回路部)は一例であってその他の構造を採用してもよ
い。 ・前記各実施形態におけるシリコン基板10に代えて、
例えば多結晶、単結晶、又は非晶質のSi,Ge,Si
C,SixGe1-x ,SixGeyC1-x-y にて形成さ
れた基板としてもよい。
【0088】・前記各実施形態において採用された角速
度センサの構造は一例であって、y方向の振動に基づき
角速度を検出する構造であればその構造は任意である。
次に、以上の実施形態から把握することができる請求項
以外の技術的思想を、その効果とともに以下に記載す
る。
度センサの構造は一例であって、y方向の振動に基づき
角速度を検出する構造であればその構造は任意である。
次に、以上の実施形態から把握することができる請求項
以外の技術的思想を、その効果とともに以下に記載す
る。
【0089】(イ)請求項2に記載の角速度センサにお
いて、前記変位検出手段は、前記振動子との間の静電容
量の変動を変位信号として検出する第1及び第2角速度
検出電極と、各検出された変位信号を差動増幅する差動
増幅器とを備えたことを特徴とする角速度センサ。同構
成によれば、これら第1及び第2測定電極に対して、例
えば同一の直流バイアス及び位相が互いに反転した駆動
信号を入力して同振動子をy方向に駆動した場合、上記
第1及び第2角速度検出電極により検出される変位信号
に重畳される同駆動信号のノイズは差動増幅器により相
殺され、同振動子のy方向の共振周波数(検出側共振周
波数)及びそのときのQ値、すなわち角速度センサの感
度がより高精度に測定される。
いて、前記変位検出手段は、前記振動子との間の静電容
量の変動を変位信号として検出する第1及び第2角速度
検出電極と、各検出された変位信号を差動増幅する差動
増幅器とを備えたことを特徴とする角速度センサ。同構
成によれば、これら第1及び第2測定電極に対して、例
えば同一の直流バイアス及び位相が互いに反転した駆動
信号を入力して同振動子をy方向に駆動した場合、上記
第1及び第2角速度検出電極により検出される変位信号
に重畳される同駆動信号のノイズは差動増幅器により相
殺され、同振動子のy方向の共振周波数(検出側共振周
波数)及びそのときのQ値、すなわち角速度センサの感
度がより高精度に測定される。
【0090】(ロ)請求項3又は4に記載の角速度セン
サにおいて、前記変位検出手段は、前記振動子との間の
静電容量の変動を変位信号として検出する第1及び第2
角速度検出電極と、各検出された変位信号を差動増幅す
る差動増幅器とを備えたことを特徴とする角速度セン
サ。同構成によれば、これら第1及び第2測定電極に対
して、例えば互いに逆向きの直流バイアス及び位相が互
いに反転した駆動信号を入力して同振動子をy方向に駆
動した場合、上記第1及び第2角速度検出電極により検
出される変位信号に重畳される同駆動信号のノイズは差
動増幅器により相殺され、同振動子のy方向の共振周波
数(検出側共振周波数)及びそのときのQ値、すなわち
角速度センサの感度がより高精度に測定される。
サにおいて、前記変位検出手段は、前記振動子との間の
静電容量の変動を変位信号として検出する第1及び第2
角速度検出電極と、各検出された変位信号を差動増幅す
る差動増幅器とを備えたことを特徴とする角速度セン
サ。同構成によれば、これら第1及び第2測定電極に対
して、例えば互いに逆向きの直流バイアス及び位相が互
いに反転した駆動信号を入力して同振動子をy方向に駆
動した場合、上記第1及び第2角速度検出電極により検
出される変位信号に重畳される同駆動信号のノイズは差
動増幅器により相殺され、同振動子のy方向の共振周波
数(検出側共振周波数)及びそのときのQ値、すなわち
角速度センサの感度がより高精度に測定される。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜4に記
載の発明によれば、角速度感度を簡易に測定してその感
度調整を行うことができる。
載の発明によれば、角速度感度を簡易に測定してその感
度調整を行うことができる。
【0092】請求項5に記載の発明によれば、振動子の
過大な振動を規制することで、同振動子及び角速度検出
電極間の短絡、並びに振動子そのものの破壊を防止する
ことができる。
過大な振動を規制することで、同振動子及び角速度検出
電極間の短絡、並びに振動子そのものの破壊を防止する
ことができる。
【図1】本発明に係る角速度センサの第1実施形態を示
す概略図。
す概略図。
【図2】同実施形態を拡大して示す拡大図。
【図3】同実施形態の検出側共振周波数及びそのQ値の
測定態様を示す概略図。
測定態様を示す概略図。
【図4】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号を
示すタイムチャート。
示すタイムチャート。
【図5】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号の
別例を示すタイムチャート。
別例を示すタイムチャート。
【図6】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号の
別例を示すタイムチャート。
別例を示すタイムチャート。
【図7】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号の
別例を示すタイムチャート。
別例を示すタイムチャート。
【図8】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号の
別例を示すタイムチャート。
別例を示すタイムチャート。
【図9】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号の
別例を示すタイムチャート。
別例を示すタイムチャート。
【図10】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号
の別例を示すタイムチャート。
の別例を示すタイムチャート。
【図11】本発明に係る角速度センサの第2実施形態及
びその検出側共振周波数及びQ値の測定態様を示す概略
図。
びその検出側共振周波数及びQ値の測定態様を示す概略
図。
【図12】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号
を示すタイムチャート。
を示すタイムチャート。
【図13】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号
の別例を示すタイムチャート。
の別例を示すタイムチャート。
【図14】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号
の別例を示すタイムチャート。
の別例を示すタイムチャート。
【図15】同実施形態の測定電極に印加される駆動信号
の別例を示すタイムチャート。
の別例を示すタイムチャート。
【図16】第1実施形態の検出側共振周波数及びそのQ
値の測定態様の別例を示す概略図。
値の測定態様の別例を示す概略図。
【図17】第1実施形態の角速度センサの別例を示す概
略図。
略図。
【図18】第1実施形態の角速度センサの別例を示す概
略図。
略図。
【図19】第2実施形態の検出側共振周波数及びそのQ
値の測定態様の別例を示す概略図。
値の測定態様の別例を示す概略図。
【図20】第2実施形態の角速度センサの別例を示す概
略図。
略図。
【図21】第2実施形態の角速度センサの別例を示す概
略図。
略図。
10 基板としてのシリコン基板 12,85,110 振動子としての検出枠 15a,15b 角速度検出電極 16a,70a,96,115 第1測定電極 16b,70b,97,116 第2測定電極
Claims (5)
- 【請求項1】 基板に対して浮動支持され、x方向に
振動駆動されている状態においてz軸廻りの角速度が加
えられることにより該角速度に基づくコリオリの力に応
じてy方向に振動する振動子と、該振動子のy方向の変
位信号を検出する変位検出手段とを備え、該検出された
振動子のy方向の変位信号に基づき角速度を検出する角
速度センサにおいて、 前記振動子との間の静電引力が変動するように駆動信号
が入力されて該振動子をy方向に振動駆動する測定電極
を備え、 前記測定電極に入力される駆動信号及び前記変位検出手
段により検出される変位信号に基づき、該振動子のy方
向の共振周波数及びQ値を測定することを特徴とする角
速度センサ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の角速度センサにおい
て、 前記測定電極は、前記振動子のy方向一側に配置される
第1測定電極と、該振動子のy方向他側に配置される第
2測定電極であることを特徴とする角速度センサ。 - 【請求項3】 請求項1に記載の角速度センサにおい
て、 前記測定電極は、前記振動子のy方向一側においてx方
向に並設される第1測定電極及び第2測定電極であるこ
とを特徴とする角速度センサ。 - 【請求項4】 請求項1に記載の角速度センサにおい
て、 前記測定電極は、前記振動子のy方向一側においてx方
向に交互に並設される複数の第1測定電極及び第2測定
電極であることを特徴とする角速度センサ。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の角速
度センサにおいて、 前記変位検出手段は、前記振動子との間の静電容量の変
動を変位信号として検出する角速度検出電極を備え、 前記振動子の静止状態において前記測定電極と該振動子
との間のy方向の距離は、前記角速度検出電極と該振動
子との間のy方向の距離よりも短く設定されていること
を特徴とする角速度センサ。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP2000077093A JP2001264072A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 角速度センサ |
| US09/810,229 US6526826B2 (en) | 2000-03-17 | 2001-03-19 | Angular speed sensor device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000077093A JP2001264072A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 角速度センサ |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2001264072A true JP2001264072A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18594719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000077093A Pending JP2001264072A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 角速度センサ |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2001264072A (ja) |
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- 2001-03-19 US US09/810,229 patent/US6526826B2/en not_active Expired - Fee Related
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